人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1813)上海娼館 死者看了的紅夢 : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
踊り子 キャロルが参加しました。
踊り子 キャロル
■役職言い換え有り、【R18指定】の勝敗有りの重RP村。
■【勝敗の為にRPする村】【そのRPで物語を作って行く村】です。
■参加者は【http://964.jp/Z3Z0】を熟読の上入村して下さい。
■見内村ではありません。
■役職希望はランダム以外でお願いします。
(0)2006/08/28 09:41:38
踊り子 キャロル
──心沈める夜来香の香りただよう、夕刻。
ようこそ、上海娼館へ

[手元で遊ばせていた扇をパチリと音を立てて閉じて。
紅いチャイナドレスを纏った女が頬笑んだ。]
(1)2006/08/28 09:43:14
踊り子 キャロル
──回想・舞台開始前夜──

[華やかな楽の音と、男女の笑い声がさざめくメインホールを抜け出して、女はひそやかに中庭に向かう。]

…ねぇ、そこで影の様に独り佇んでいらっしゃる貴方はどなた?

今夜はなじみの常連様ばかり。だから、貴方が入口からいらした常のお客様のでは無い事は、分かっているの。

けれど、貴方は盗賊では無い。
裸足に何も持っていらっしゃらないもの。
夕刻前から佇む者は、亡霊では無い。

もしかして、貴方は。今、ちまたを騒がせている屍鬼──。
すでに死したる亡者なのかしら?
(2)2006/08/28 10:09:11
踊り子 キャロルは、一歩、夜来香の白い花が咲き誇る中庭へ足を進めて。
2006/08/28 10:10:49
踊り子 キャロル
ああ、貴方はお坊様ですのね。
アーヴァイン、アマイン……阿瑪韵とおっしゃられるの。

…武進路の西本願寺のお坊様ではなく。
死したる者の影を追って、此処へ辿り着いたと。
それは、この娼館の主の死と関係があるのかしら。

ええ、そう。
先代はほんの6日ばかり前に……。
私の肌には、線香の香りがまだ残っているかもしれないわ。
黄泉路より、あの方に戻っていただければ等と…ええ、決して。
決して、そのような事を望んだりはしないはずなのだけど。

[微かに睫毛を震わせ、目を伏せて]
(3)2006/08/28 10:18:09
踊り子 キャロル
阿瑪韵さま。
…お坊様。

何故、水鏡を見つめていらっしゃるの?
水面に何かが見えるとでも──。

ああ、死したる者が此処に現れる。
お坊様は、そうおっしゃるのですね。

ならば、この様な場所で立ち話ではなく──私の部屋にいらしてくださいな。この娼館の主となった私の部屋へ。
詳しく…、此処に現れると言う死者のお話を聞かせてくださいませ。

[剃髪ではなく乱れた縮れ毛髪、裸足の僧侶と共に、女は階段を登って行く。]

──回想終了──
(4)2006/08/28 10:27:58
踊り子 キャロル
…そう。こちらにいらしたお客様には、一度紙をお渡しさせていただきます。簡単な記録をいただきたいのです。
…難しい事は何もありませんわ。

■名前
■プロフィール
■希望する人間関係(あれば)
■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。
(5)2006/08/28 10:30:59
踊り子 キャロル
…まずは、私が書いてみましょうか。


■名前
中国名:王裴妹(ワン フェイメイ)
英名:Carrol

名前がふたつあるのは、奇妙な事ね。
父親がイギリス人だったと、育ての母には聞かされているわ。フェイメイは、その母が付けてくれた名前なの。

■プロフィール
先代(日本人)が一週間前に急死したため、娼館の若き女主人となったばかり。娼館へ来た経緯はいずれ親しい方にお話しする事があるかもしれないわね。ただ、先代のご主人様にはとてもお世話になりました…とだけ。

■希望する人間関係
…お客様がいらしてから、追々ね。
(6)2006/08/28 10:51:12
踊り子 キャロル
■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。
私が死んだ時は、そうね…。
顔だけは綺麗に残していただきたいけども。

それ以外は、どうなっても構わない。
四肢が切断されていようと…、身体を穢されようと…。
もっと幼い頃に随分と酷い遺体を見たこともあるわ。
大抵の事は大丈夫と思っていただいて結構。

http://964.jp/Z3Z0をご覧になってのお客様だから、此処かどのような舞台かはわかっていらっしゃると思うわ。でも、どうしても許容出来ない事がある方は遠慮なくおっしゃってくださいね。
その方が無くなられた時は、死者の意志を尊重したいと考えていますから。
(7)2006/08/28 10:51:33
踊り子 キャロル
[見回りに出て行くと言う僧侶を見送って、女は頬笑む。
重厚な光を放つ木製の扉、煉瓦作りのモダンで優美な建物を抜けて、裸足の僧侶が何処かへ歩いて行く。]

…お気をつけて、お坊様。
では、私はお客様をお迎えに参りましょう。
(8)2006/08/28 10:51:47
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/08/28 10:53:49
踊り子 キャロルは、華やかな金髪を優雅な仕草でかきあげ、*エントランスへ*
2006/08/28 10:54:12
墓守 ユージーンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓守 ユージーンは村を出ました)
(2006/08/28 23:10:00)
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
――――

上海の夏は蒸し、殊更に暑く感じられる。
僕はこの地にやってきて何度目の夏を迎えたのだろう。石煉瓦の建物やガラス窓を反射する光が目を眩ませ、熱気の中で思考は鈍る。

そうだ、おそらく、三度目だ。
確認するように、微かに頷く。
僕は上海の共同租界、虹口三度目の夏を迎えていた。
(10)2006/08/29 02:44:41
学生 ラッセル
陽光が石畳の道を灼き、立ち上る陽炎に行く先はゆらゆらと揺らめいている。人力車を引く車夫のよく日に焼けた首筋を滝のような汗が伝う。
人力車の幌の落とす影は明瞭に、僕と彼との間を区切るかのように落ちていた。

夏の時間に永劫性を感じるのは僕だけだろうか。
夏の陽光の中にいると、「夏」という異世界の中に閉じこめられたままその時間をくりかえし続けるのではないかと思う。
だから――。
(11)2006/08/29 02:46:00
学生 ラッセル
「ねえ――」

耳元で聞こえた甘ったるい囁きに、僕はやっと意識を隣の婦人に向けた。
彼女はかつての主人の経営していたサロンの太い客で―金払いのいい上客をそう言う―日本人の中年女性だ。
僕はこの日、虹口公園近くまで使いに出され、その途上彼女に偶然出くわしたのだった。彼女が上客であることを思えば、突然の誘いも無碍に断るわけにも行かない。
夕刻まで、との約束で車上の人となった。
(12)2006/08/29 02:46:21
学生 ラッセル
「今日はいつものようにモオニングを着てないわね。普段は洋装じゃないの?」

僕は長衫-チョンサン-に袴子-クーズ-という自分自身の衣類を確かめるように眺めた。

「暑かったし、気分を変えてみたくてね。――変かな。」

「だって――」

彼女はクスクスと笑いながら言った。
(13)2006/08/29 02:46:43
学生 ラッセル


「――そんな服着てたら、支那人みたいよ。」
(14)2006/08/29 02:47:08
学生 ラッセル
四川北路から海寧路に入り、北海寧路に接した場所にあるウヰルス劇場-Willers Theatre-でチャップリンの『モダン・タイムス』を観た後、婦人とは虹口公園脇の甜愛路で別れた。

日は西に傾き、空は茜色に染まっていた。
(15)2006/08/29 02:47:42
学生 ラッセル
僕は、本来の役目を果たすべく、入り組んだ路地奥にある煙館へと足を踏み入れた。
阿片のパイプを銜え、陶然とした表情の人々の中に、その男はいた。
日本人の将校だ。

娼館の主人がその将校と懇意にしていた理由を尋ねたことはない。だが、僕はたびたびその男の元へ使いに出された。手紙を、そして時にはなにか貴重とおぼしき品をやりとりするために。
主人の遺品の中に、その男に宛てた真新しい手紙を見つけた。僕がそれを運ぶことにしたのは、習慣付いた律儀さの故もあったのだろうが――多分に好奇心もあったためなのだろう。
(16)2006/08/29 02:48:17
学生 ラッセル
「だいたいの話は、人づてだが聞いてるよ」

男は「だから手紙の中身も大方察しがつく」とでも言うように手紙を受け取ると無造作に軍服のポケットにねじ込んだ。

「あの女が新しい主人になったんだろう?」

僕は静かに頷いた。「主人は変わりましたが、これからも変わらぬご愛顧を」

「どんな店になるか、楽しみにしてるよ」

男は含み笑いを漏らしながら、そう呟いた。
不意に何かを思い出したような表情になり、懐から小さな紙箱を取り出す。中には蝉の抜け殻が入っていた。
(17)2006/08/29 02:49:01
学生 ラッセル
「これを、新しい主人に。前の主人からの預かり物だってな」

小さく軽い、蝉の抜け殻になんらかの価値があるとはとても思えなかった。
僕はそれでも受け取ると、丁寧に絹のハンカチーフに包んだ。

別れを告げた時には、男は既に興味を失ったように酩酊の中に沈んでいた――――。
(18)2006/08/29 02:49:39
学生 ラッセル
■名前

朱 苑 -シュ・ユァン-
日本人名:倉橋孝司(源氏名)


■プロフィール

中国人。16歳。仕事をする上で不都合がある時には適当に18歳と年齢を偽っている。
華北出身(河北省とか満州近く)
郷紳(地方の有力者)に世話になっていた文人の息子。度重なる動乱で一家は離散。変遷の後、満州で日本人に拾われる。その人物に連れられ、上海へとやってきた。

上海で、かつての動乱で行方知れずになっていた知己(世話になっていた郷紳の娘か、妹か姉か従姉妹)が娼館で働かされていることを知る。
かつての知己の様子を見守りたいと願い、日本人経営者の経営するサロンでホストとして時折働く代償として、娼館にボーイとして受け入れてもらう約束をする。

日本人に育てられたため流暢に日本語が話せ、ホストとして働く時には日本人名を名乗っている。
娼館でボーイとして働いている時は、元の中国人名。
(19)2006/08/29 02:50:57
学生 ラッセル
■希望する人間関係

上のように、娼婦として働かされることになった知己の女性を希望します。


■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。

死んでしまった後のことは、客観的におもしろがれますので無制限です。
(20)2006/08/29 02:51:20
学生 ラッセル
[僕は裏口から娼館の中に入ると使用人部屋に戻り、カッタウエイ姿に着替える。黒の上着にウィング・カラーのシャツ、ブルーのアスコット・タイをあわせる。

着替えを済ませると、多倫路の市で買った花材を抱え、ホールへと向かった]
(21)2006/08/29 03:00:13
学生 ラッセル
夜になると薫る花……か。

[薫りに誘われ向かった視線の先には、暮れゆき心細くなっていく光の下でも、白く鮮やかに浮かび上がっている夜来香の花があった]
(22)2006/08/29 03:07:31
学生 ラッセル
いつもこの場所にこの花を……。

[中庭に咲き誇る夜来香の花と鮮やかな対比をなすように、ホールの飾り窓に紅い牡丹を活ける。それは、亡くなった主人に手向けられたもののようだった]
(23)2006/08/29 03:12:35
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/08/29 03:19:58
学生 ラッセルは、亡き主への感情を振り払うかのように日々の作業に*戻っていった*
2006/08/29 03:21:10
踊り子 キャロル
[エントランスに向かう途中。ホールで鮮やかな紅い花を活けた後で、奥の方へ去って行く黒い上着の背中を見つける。]

お帰りなさい、ユァン。
ちょうど、お花が必要だと思っていた所だから、助かったわ。いつも、細かいところまでありがとう。

…そう、おつかいに行ってくれていたのよね。
ああ、女中が今夜の食材について色々と聞くものだから、ユァンと話損ねてしまったわ。

[フェイメイは、ユァンがかつての知己を見守ると言う目的の為に、2つの顔で持って仕事をしている事を、知っている。]

『 …幸せになって欲しいと思っているわ。私はね。』

[去って行くユァンの背中を見て、頬笑んだ。]
(24)2006/08/29 11:11:49
踊り子 キャロル
…そう。
登場人物について簡単なガイドを言ってみるわね。


ここは娼館だから、私以外にも中で働いている娼婦が居るわ。洗濯や掃除、給仕など女中さん、NPCにはコックも居ます。ユァンはボーイね。
女ばかりでは不用心だから、当然、用心棒も居るわよ。

私が、西洋人の血を引いているのは少し特殊かもしれない。基本的にここは日本人街なので、働いている者は、日本人かそれほど貧しくない中国人が多いかしら。

館を訪れる者には、お客様の他に…、花売り、食材を届けてくれる人、毎日屋台を引いて娼館の前を通るものだから、顔なじみになってしまったお兄さん、等がいるしら。この辺りは、皆、中国人ね。

中国人にはスパイや、反日活動をする者もいるかもしれないわ。
(25)2006/08/29 11:15:07
踊り子 キャロル
お客様は、場所が場所だけに日本人がやっぱり多いの。軍事関係者、商人、新聞記者、銀行員、旅行者……。上海という新天地で働く男性だけど、基本的には、当時の日本と変わらないわね。

中国人のお客様は、日本人と血縁関係にある方か、お金持ちが日本人を接待する時にいらっしゃる方達たち。

諸外国人(イギリス、フランス、アメリカ)は、やはり日本人と取引のある方がいらっしゃいます。日本人よりは数が少ないけど、目立つと言えば目立つわね。ああ、比率で言うとロシア人は武器関係のお仕事をされてる方が多いから、英仏米の方よりは少し多いかしらね。それと、私達が着る衣装を売っているのも、ロシア系のお店がほとんどなの。
(26)2006/08/29 11:17:24
踊り子 キャロル
簡単に言うと、こんな感じで舞台に人が登場してくだされば嬉しい。バランスを見て欲しいのは、お客様ばかりでも、従業員や近隣の中国人労働者ばかりでも困ってしまうから。

舞台である上海について、全員が全員それほど詳しい必要はないわね。

娼婦、商人、記者、軍人のキャラロールが基本にあって。
でも、物語は屍鬼の騒ぎなのですもの。

ここは、RPだけをする村ではなくて、能力COがあって勝敗があるRP&推理の村。推理の表し方は少々特殊だけども、一日目以降話し合われるのは主に、屍鬼騒ぎの事。
そう思って気軽に参加していただけると嬉しいわ。
(27)2006/08/29 11:19:29
墓守 ユージーンが参加しました。
墓守 ユージーン

[我輩は猫である]
(28)2006/08/29 12:43:25
墓守 ユージーン
[我輩は猫である。黒い毛の猫で、何処で生まれたのかも定かではない。気づけばご主人様の腕の中でニィアと鳴いていた。ご主人様はそんな我輩に、お気に入りの名前だと「猫目漱石」という名前を付けられた。
 後に何の意味である事を知るのであるが、当時は分からずに温めたミルクをペロチロと舐めていた。]

そんなに足元に纏わりつくんじゃない。
それに邪魔をしてはならないぞ。

[ニィアと己は鳴くと、ご主人様の腕の中に潜り込んだ。汗臭い匂いがツンと鼻腔に飛び込んだが、この温さはそのままでいたかった。程なくして、ご主人様は薬堂の二階から下界を見下ろすのにも飽きて中国新聞を読み始めた。
 己からは忌々しげに爪楊枝を噛んでいるように見えるのだが、ご主人様の旧知の仲に言わせるとどうやら違うらしい。]
(29)2006/08/29 12:46:02
墓守 ユージーン
とうとう日本も敗色が濃くなったか。
これは善くないねぇ。覇道を求めるばかりで、人民の心を掴まぬ事ばかりをしているしっぺ返しだ。
さて、猫目漱石。
内山書店にでも行こうじゃあないか。

[ご主人様はそう言うと、リベラルな品揃えをしている内山書店へといそいそと出かけるのであった。当時の内山書店では、左翼右翼の本が売られており上海の院に在席されていたご主人様の愛好の本屋であった。]
(30)2006/08/29 12:47:52
墓守 ユージーン
[ご主人様は懐に己を入れたまま、共同租界を横切ると近郊の内山書店へと入り込む。その間、己は日本人と中国人と彫りの深い男達の群れから隠れるように頭を潜めるのだ。
 色盲の己は、人民服を着ている男を見たとしても濃い灰色にしか見えない。虹口マーケツトを通る頃にはよい匂いが流れてきて、己はニィアニィアと鳴いた。]

よしよし、後で買ってやるから待っていろ。
今は本が読みたいのだ。
あの店主と情勢についても話がしたいからな。

[内山書店につくと、ご主人様は早速店の奥へと入ってしまった。己は床に降り立つと、学生や大人の男達に踏まれないように注意深く歩くのであった。]

おいおい。
鳴くのなら小さい声で鳴け。

[ご主人様がひょっこり顔を出した。辺りの男達に気を配りながら、己を注意するとまた引っ込んでしまう。仕方なく己は戸口へと向かった。]
(31)2006/08/29 12:49:09
墓守 ユージーン
[蒼色の目を持っていたらしいが今は碧という色らしい。成る程。硝子に水溜りに映り込む己の目は昔と違うような気もする。
 暫くするとご主人様は店主にお礼を謂って己を抱えあげると、騒々しい通りへと出るのであった。己の目には、路面電車と自転車と黄包車を引いた汗臭い男達が飛び込んできた。
 ご主人様は混雑する虹口マーケツトで鮨と鶏肉を買い、近くの屋台で早い昼食をとられると道行く人間達の波を物ともせずに帰宅するのであった。]

鶏蛋酒でも引っかけて下宿先に戻らば、夜はお偉い方々に付き添うのだ。
猫目も行くか。ははは、そうか。
(32)2006/08/29 12:53:55
墓守 ユージーン
■名前
悠迅(中国読み:ョウシュン 日本読み:ユウジン)

■プロフィール
私は日本は四国の生まれでして。
一人の人間と成るために上海へと来ました。
今は一介の翻訳者として生計を立てています。
本日は、軍の方のお誘いを受けまして夜来香の館へと招かれました。
上海に溶け込んでいるからか、学生時代の勉学が効いたのか、いやそれとも仕事柄なのか中国人に間違われる事がよくあります。
間違われる事は嬉しい事ですが、三番目はあまり歓迎出来た事ではありませんね、先日も口論になりまして。

こちらは猫目漱石。幼い時分に腹を空かせて鳴いていたのを拾いましてな。
洒落でつけた名前です。

背景に考えている事はありますが、それは舞台の上にて話しましょうぞ。
(33)2006/08/29 13:07:05
墓守 ユージーン
■希望する人間関係
この館に来るのは初めてですので、キャロルとは初対面かと。
朱苑とは、何処かですれ違っておってもいいのですが、住居を娼館としているなら接点がないかもしれません。キャロルも同様に。

私より希望するのは、昔好きだった女性に面影(雰囲気であれ性格であれ)が似ている人をどなたかと設定させて頂きたい事。
これは双方向である事を求めていませんので、私より一方的に似ていると感じさせて頂くだけでいいです。
いない場合は、NPCなり勝手に思い煩う事にしましょう。

日本人、中国人の方とは関係や知己を結びやすいと思います。
私の仕事は日本軍と関係がないと言い切れませんので、軍事関係の方は関係を作り易いかもしれません。
中国人との知己と謂いますのは、上海に移って以後、勉学にて中国人と、住む事によって地元民と交流があると思われますので。
(34)2006/08/29 13:11:40
墓守 ユージーン
そうそう、私の思想としては王道や大同思想、つまりエィシアの人々と手を取り合い発展していく事こそが好いと思っておりまして、今の一方的な日本軍の政策には否定的です。
日本には届かない情報も上海では届きますし、生身の声などにも直接触れているため、大同の思想の影響を強く受けているために、そう考えています。
軍に所属されている方は、そのような私に激昂なりをされてもかまいません。意を同じくする方は、私の方より親しく思っているやもしれません。
(35)2006/08/29 13:18:23
墓守 ユージーン
■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。

私より願うは二つ。

一つ目は首を切断して欲しくない事。
血を流す事は厭いはしません。

二つ目は猫目には手を出して欲しくない事。

それが守られば、腸が飛び出ようが腕が捥がれようが好きにして好い。(出来れば、往生の格好は仰向けであちら側へ首を思い切り逸らし、足を軽く曲げた格好で布団の上で往生したゐものですが、それはあまりに趣味が過ぎるというもの。屍鬼というものが出る以上、死の際には何らかの恐慌なり狂乱なりが訪れ、綺麗な死を望みにくいでしょう。無残な死体になる事は厭いませんので、自由にして好いです。)

私からの希望は以上です。
(36)2006/08/29 13:21:01
墓守 ユージーン
■中の人より
・1935〜1944年だと書かれていましたので、敗色が濃いという発言は相応しくないかもしれません。その場合、華麗にスルーして下さい。
・NPC(猫)持ちの参加です。見て貰えば分かりますが、猫目がト書きを請け負っているので、猫がいないとト書きをしません(笑)
 NPC扱いなので、私がいない間は自由に登場させてOKです。
・翻訳者という設定ですが、実は中の人は中国語の読みなどは全く駄目です。

不束者ですが、宜しくお願いします。
楽しい村になるといいですね。
(37)2006/08/29 13:37:40
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/08/29 13:41:01
墓守 ユージーン
は、頂戴致します。

[己は酒を飲むご主人様を横目に、夜来香の花をちょいちょいと前肢で掻く。先端が紅く染まった白い花は、鼻にツンときてクシュンクシュンと*嚔(くしゃみ)が出た。*]
(38)2006/08/29 13:49:44
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/08/29 17:50:24
学生 ラッセル
[視線を感じ振り返ると、活けたばかりの紅い牡丹の隣に、目にも鮮やかな真紅のチャイナドレスを身に纏ったフェイメイの姿があった。]

フェイメイさん、お疲れさまです。
遅くなってすいません。

[英国人の血を引くという彼女は目鼻立ちがくっきりと整い、色鮮やかな黄金の髪とあいまって華やかな容貌だった。真紅のドレスは彼女の艶やかさに華美にうつることなく調和し、その魅力を更に際だたせている。
華麗な立ち姿はホールの中の正装した人々の中でも一際目を惹いた。]
(39)2006/08/29 18:19:22
学生 ラッセル
[紅い牡丹の隣に立つ彼女を見た時、そこには別の花を飾るべき時がきているのだと、僕は改めてその事実を実感として受けとめた。
彼女に女中が話しかける。店を開けたばかりのこの時間は慌ただしい。]

フェイメイさん、また。

[日本人将校に託された奇妙なもののことはわずかに記憶に引っかかっていたが、仕事中の慌ただしい最中にそんなものを出したところで怪訝な表情を向けられるばかりに思われた。

僕は彼女に会釈して別れ、勤務表のチェックを終えると客の案内の仕事に戻った。]
(40)2006/08/29 18:19:37
学生 ラッセル
いらっしゃいませ。どうぞ、こちらへ。

[日本人将校と長髪の男を席に案内する。長髪の男は、どこか見覚えのある人物だった。しかし、男には当館に通い慣れた様子はない。

それがどこだったか、ただちには思い出せないまま、僕は次の客を案内するためその場を離れた。]
(41)2006/08/29 18:19:55
学生 ラッセル
[ホールを横切ると、中庭では夜来香の花に黒猫が戯れていた。くしゃみをする様子に、自然笑みが零れる。]

お〜い、おまえ。どこから来たんだ?

[どこからか、迷い込んだ猫だろうか。それとも、主がそばにいるのだろうか。誰かが連れてきた猫なら、その主はおそらく会食中なのだろう。]

君だけ、なにも食べられないのは可哀想だな。

[僕は厨房に戻ると、小皿にわずかにミルクを注ぎ、中庭の隅にそっと置いた]
(42)2006/08/29 18:20:18
学生 ラッセル
/中/

質問です。

wikiページでは、娼館全体が“この世とあの世の狭間”に落ち、一定の場所をぐるぐるとまわって娼館から出られない、とあります。
また、NPCの女中などの姿はこちらから見えているのに、あちらからは見えない、とあります。

これは、NPCの女中たちは元の世界にある娼館にいて、出入り可能ということなんでしょうか。それとも、NPCの女中たちも娼館に閉じこめられ、外に出られないんでしょうか。
また、前者の場合は、NPCの女中たちは、PCたちが行方知れずになっている状態でも、娼館を日常と変わらず通常営業させることになるのでしょうか。

私たちの姿は、NPCには見えないということなので、死体や血液などもNPCには見えないのだろうと推測するのですが、私たちがなにかものを動かしたり、NPCに干渉した場合、それはNPCにはどのように見えるのでしょうか。
(43)2006/08/29 18:20:51
学生 ラッセル
また、wikiページの「RP」の項ですが、「キャラは自分が居ない場所の情報を知る事ができない」というのを厳密に守りすぎると、キャラクター視点でとはいえ推理をする上で少し難しい部分があると思うのですが(たとえば、全員の名前を知るまでだって結構大変)、RP村でちょくちょく見る、ノートのように情報を記録するような手段は一部使用されたりしますか?
(44)2006/08/29 18:21:20
踊り子 キャロル
/中/
>>37 悠迅

1937年:日中戦争勃発
1939年:国民党軍と共産党軍が交戦
1939年:第二次世界大戦勃発

よく考えて見れば、37年以降は、反日が強くなりすぎるだけでなく、中国内部の争いが複雑になってくるのね。さらに第二次世界大戦に入ってしまうと、日本は日独伊三国同盟を結んで、英仏米とは対立位置に来てしまう。

人種ロールが複雑になりすぎるので、34〜37年、日中戦争勃発以前の年代にさせていただいても良いかしら。
※wikiも修正しておきます。
(45)2006/08/29 18:34:36
学生 ラッセル
悠迅さんは、この娼館を訪ねるのが今日初めてということなので、日頃は接点がないかもしれません。

ただ、僕はもう一つの顔として日本人や日本人社会と積極的に関わろうとしています。
内山書店や東亜同文書院あたりで何度かすれ違っていることでしょう。

僕は政治思想には特になにかに傾倒しているわけでなく、無色です。本来同胞である支那人に対してですら、どこか引いた眼差しを持っています。
内山書店や東亜同文書院に足を踏み入れたことがあるのは、知人に会うか知り合いを作るためで、政治運動を熱心にやっているわけではありません。
(46)2006/08/29 18:35:03
学生 メイが参加しました。
学生 メイ
[雨の、夢]

……さむい。

[夢の中で彼女は路傍に蹲り、がたがたと震えていた]

死ぬのかなぁ。
……死にたくないなぁ……。

──おなかすいた──。

[意識は徐々に遠くなり、やがて闇に沈んだ]
(47)2006/08/29 18:37:31
学生 ラッセル
/中/

>>45
なるほど、了解です。
(48)2006/08/29 18:37:36
学生 メイ
──ん……。

[眠りから覚めると桃の芳香]
[窓辺を見遣ると既に香炉の火は落ちており、──やばい!と跳ね起きた]

わ、わ、わ。もうこんな時間!?
いけない、お店、──大姐に怒られる!

[慌しく身形を整えると、部屋を飛び出し奥向きへ降りる階段を駆け下り、裏手からこっそりとホールを覗く]

大姐は、……いない?だいじょうぶかな。
(49)2006/08/29 18:38:23
学生 メイ
■名前
通称:媚児(メイアル)
本名:呉玉児(ウー ユイル)

■プロフィール
山東省出身。内戦で家を失い、流れた末に上海に住み着いた。
元街道孩子(ストリートチルドレン)で、飢えで死にかけたところを先代老板(主人)に拾われて館に入る。
まだまだ子供っぽい性格が抜けない。

■希望する人間関係(あれば)
特にないかもしれません。

■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。
原型をとどめないくらいに食べ散らかしてください。
(50)2006/08/29 18:39:30
学生 メイはメモを貼った。
2006/08/29 18:41:10
学生 メイは、ホールの様子を伺っている。
2006/08/29 18:41:42
学生 メイ
/中/
大姐と呼んでいるのはキャロルのことです。
/中/
(51)2006/08/29 18:47:17
学生 ラッセルは、メイアルの後ろから足音を立てずにそっと近づくと、肩を掴んだ。
2006/08/29 18:50:23
学生 ラッセル
わっ!
(52)2006/08/29 18:50:54
学生 ラッセル
メイアル、もうお店開いてるよ。また、寝坊?

[僕は驚くメイアルの様子にクスクス笑いながら、言葉をかけた]
(53)2006/08/29 18:54:18
学生 メイ
ひっ、きゃああッ!?

[背後からの突然の声に驚き、短い悲鳴と共に振り返った]
(54)2006/08/29 18:56:40
学生 メイ
[と、そこで苑の表情に気づき]
ゆーあーんーーー。ちょっともう、吃驚させないでよ……。

[きろりと苑を睨みつけ、視線をホールへと戻した]

……あ。ねえ、大姐は?
(55)2006/08/29 18:59:35
踊り子 キャロル
>>43 ユァン

“この世とあの世の狭間”は、その時が来たら説明しようと思っていたのだけども。私達は完全に異次元に行ってしまうの。

私達は、透明な結界があってその中に閉じ込められる感じね。
ホラー物でよくある「幾ら歩いても出口に辿り着けず、同じ所をぐるぐると回る状態。」になるわ。結界の向こう側にいるNPCが見えるけど、話し掛けたり近付く事は出来ないの。

逆にNPC側から見ると、娼館に居たはずの私達が神隠しにあったように、こつ然と姿を消えてしまった状態になるの。探しまわっても、さっきまで飲みかけのカップが湯気を立てているのに、何処にも居ない様な状態なのね。

両者は別の空間に居るので、例えば私がそのカップの中身を飲んでも、NPC側とは別空間だから、向こう側の世界では変化は起きないわ。

さっきまで居たのと、同じ別の世界に閉じ込められる。
っていうとわかりやすいかしら。
(56)2006/08/29 19:00:56
学生 ラッセル
あはは。ごめんごめん。

フェイメイさんは今日は忙しくしているようだよ。
(57)2006/08/29 19:02:20
学生 ラッセル
そこにいる長髪の男の人はもしかしたら体調がすぐれないのかもしれないから、気をつけておいて。食の進み方をみて、場合によっては給仕に薬膳に変えるように言った方がいいかもしれない。

[僕は、悠迅の方を目線で示し、メイアルに今日の客の様子を伝えた]
(58)2006/08/29 19:02:48
学生 ラッセル
/中/

>>56

平行世界が二重になって同じ場所に存在しているような状態でしょうか。
NPCたちは営業をとめて、租界警察を呼んだりといった事態にはならないのですか?
日が経つとどういう進行になるのか、ちょっと気になってしまったものですから。
(59)2006/08/29 19:07:32
踊り子 キャロル
>>44

ノートは無いけれど、処刑死者と襲撃死者の名前だけは、とある方法でメインホールに掲示する予定にしているわ。
死体発見RPには、いちいち時間を消費しない予定よ。

名前に関しては、■アンケートを自由に読める方向で。
(60)2006/08/29 19:08:27
学生 メイ
良かった、怒られずには済みそうかな。
(大姐に怒られるの、結構きついんだよね)

んと、長髪の?……ああ、あの人ね。わかった。
ありがと、苑。
(61)2006/08/29 19:08:42
踊り子 キャロル
>>59

警察を呼ぶかもしれないわね。
けれど、こちらとあちらでは時間の流れも違うから、あちらの出来事はあちらの出来事。こちらの出来事はこちらの出来事…だわね。

NPCの動きについては、移動の発生した初日以降ゲームの進行に関係ないので描写は省いていただけると都合が良いのだけど。
もしくは、この世とあの世の距離が離れすぎて、向こう側の世界は見えなくなる…方が良いかしら。
(62)2006/08/29 19:11:36
学生 メイ
/中/
>>62
ややこしくなるから、見えなくなる方がいいかもしれない。
あちら側から見たら、わたしたちが神隠し。
こちら側から見たら、NPCたちが神隠し。(+出られない)
(63)2006/08/29 19:14:07
学生 ラッセル
どういたしまして。

[僕はメイアルに微笑みかける。妓女が接客をする前に、客の様子を観察したり、当日の客層について留意すべきことがあれば伝えるのも僕の仕事だ。]
(64)2006/08/29 19:17:26
学生 ラッセル
あ、そうだ。これ、よければ。

[僕は、小箱をメイアルに差し出した。]

日本の将校と会った時に、もらったんだ。日本の味をいつもお裾分けしてくれるんだけど。

[そこには、「森永キャラメル」と書かれてあった。]

甘い物は短い時間の栄養補給にいいって言うし。
(65)2006/08/29 19:17:39
踊り子 キャロル
/中/
>>63
そうね。[柔らかな微笑]
移動した瞬間だけ見えて、後はお互いにまったく見えない事にしましょうか。
(66)2006/08/29 19:18:08
学生 ラッセル
/中/

>>62,>>63

なるほど。だいたいの雰囲気はわかりました。
僕の個人的な好みでは、娼館のNPCがこちらからだけ見えるっていうのはおもしろいと思いますね。
ただ、その場合、「神隠し」に遭った僕たちを、外の人たちがどういう風に扱うかが気になってました。

最初は外の人たちがいても、日が経つと店も閉じられて静かに……という感じがリアルでしょうか。
楽団の音楽のように、賑わいの部分が消えてしまうのは寂しい部分ですけれども。
(67)2006/08/29 19:24:08
学生 メイ
え。あ、これキャラメル?
ありがとう。後で頂くね。

[差し出された箱を受け取り礼を言うと]

さて、いい加減出ないとほんとに大姐に怒られちゃう。
じゃあね、苑。

[そう言ってホールへと出て行った]
(68)2006/08/29 19:29:09
学生 ラッセル
それじゃあね。

また、後で。
(69)2006/08/29 19:30:26
学生 ラッセルは、メイアルに別れを告げ、次の客を出迎えに*行った*。
2006/08/29 19:30:38
学生 メイ
(なんか、子ども扱いな気分だけど。……まあ良いか)

[手の中のキャラメルをちらと見やり、それを隠しに収めると]

さて、がんばりますか。

[*心の中で気を引き締めた*]
(70)2006/08/29 19:45:11
墓守 ユージーン
/中/

>>45 キャロルさん
成る程。では、上海事変後、日中間の緊張が高まっており、上海では変わらず熱狂的混沌的時代であると捉えておきます。

>>46 朱苑さん
私の方は、内山書店によく顔を出しますが、東亜同文書院には然程顔を出さないと思います。しかし、一部の院生とは交流があるやもしれません。

>>59,>>67
 朱苑さんが話されているように、こちら側から一方的にNPCを見る事が出来るだけの方が、より狭間なる世界、妖しげな世界に落ち込んだように思われるので、面白いかもしれませんな。
(71)2006/08/29 22:51:30
墓守 ユージーン
「お〜い、おまえ。どこから来たんだ?」

[己が夜来香で遊んでいると、先程ご主人様を案内した若い男が近づいてきた。凝っと瞬きもせずに見つめていると、若い男はミルクを湛えた小皿を己の前に置く。ニィアと鳴くと、この若い男は満足したように帰っていった。
 夜来香の傍ではミルクの匂いはかき消されている。どうせなら、肉や魚を持ってきてくれたらばと思ったが、あの若い男にも事情があるのだと思い、夜来香に混ざっていい匂いがプンプンと漂ってきているのを我慢して、ペロペロと舌をつけた。]

やぁやぁ、将校殿は話が長い。
少し抜け出して来た。

[己が暫く遊んでいると、ご主人様の声が真上から降ってきた。ごしごしと頭が撫でられて、布に包まれた肉が差し出された。己がそれをがっついていると、ご主人様は伸びをしたようだった。]
(72)2006/08/29 23:32:32
踊り子 キャロル
/中/

>>66>>67>>71

では、総合して徐々に孤立して行くと言う事でどうでしょう。
女中達の悲鳴が聞こえ、私達を探す音が聞こえ、日常通りに娼館を運営しようと楽の音を奏で、それもやがて消え、警察がおとずれたらしきあたりで、途切れてしまうとか。
(73)2006/08/29 23:42:58
墓守 ユージーン
猫目よ、昼間も肉を食べたというのに食欲が旺盛だな。

ふぅ……噎せるように甘い匂いだ。
おや、あそこに見えるは案内のボーイ。
不思議にどこかですれ違った覚えがあるな。

あちらに見えるのは…

[己はその時知る由もなかったのだが、ご主人様は高級娼館の女主人の美しさに感嘆の溜息をついて見とれていたのだった。]
(74)2006/08/29 23:47:31
踊り子 キャロル
[新しい客が来たと言うので、慌ただしい中、悠迅の居るテーブルへ挨拶へ向かう。その途中で、メイアルとすれ違う。]

…あら、メイアル。
なんだか甘い匂いがするのだけど、なにかしら?

[髪の短い少女に首を傾けて、悪戯っぽい笑みを浮かべる。
フェイメイ…店の表に出る時は客はキャロルと呼ぶ、悠迅のテーブルへ]
(75)2006/08/29 23:47:49
踊り子 キャロル
[悠迅は丁度テーブルを抜けて、猫の所へと席をはずしたところで。
キャロルは、視線を感じて悠迅を振り返る。
華やかに頬笑み。]
(76)2006/08/29 23:50:33
墓守 ユージーン
/中/

ああ、私は猫目と中庭に居るのですが。

>>73
一種異様なる世界。NPCは食事を運んだり楽曲を奏でたりするものの、私達が神隠しにあっていないと、私達から見た正常なる世界でされているのも面白いかもしれません。(本当の正常なる世界では神隠しで慌てられているという意味です)
 これは私の思いつきですので、キャロルさんが話されたようにします。
(77)2006/08/29 23:52:37
墓守 ユージーンは、踊り子 キャロル笑みに笑み返した。
2006/08/29 23:55:20
未亡人 オードリーが参加しました。
未亡人 オードリー
—娼館2F 個室—
[オードリーはけだるげに目を醒ました。
薄暗い部屋の中、カーテンの隙間からうっすらと光が差し込んでいる。]

ちょっと早く目が覚めてしまったわね………。

[客を見送った後、夕方まで一眠りする予定だった。]

まあ、お日様に当たらない生活も不健康ではあるわ。

[オードリーはゆっくりと起きあがると、フランス貴族風のドレスを手早く身につけた。]

流行のチャイナも欲しいけれど………。
このほくろがだめなのかしら?似合わないのよねえ。

確か午後から服飾商人が訪問予定だったわね。何点か見繕って貰おうかしら?

[鏡に向かって化粧をし、部屋の外へ出て行った。]

(78)2006/08/29 23:59:01
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/08/30 00:03:44
未亡人 オードリー
■オードリー ユーリナ ブリューソワ
■ロシア人将校の娘。革命に巻き込まれ、父親に連れられて上海に逃げてきた。
母親はロシアで死亡。
両親共に特別な人間という気位の高さがあり、オードリー自身もそう躾られてきた。元は裕福だったが上海での生活で下級扱いとなり、父親は商船の用心棒雇われるも下級扱いに耐えきれずに自殺。
働き方のわからなかったオードリーは父親の雇い主であった商人の愛人として残され、飽きられた後娼館に引き渡された。
何度も人生に絶望したが、もって生まれた気の強さで乗り越えてきている。
■プライドが高いため、それを理解している人がいてくれるのを希望。
■誇りを踏みにじる描写はなしでお願いします。(罵倒するなど。)敬意を持って扱うならバラバラでも構いません。
(79)2006/08/30 00:07:10
踊り子 キャロル
/中/ >>77

中庭は、占い用の水盆を置いている関係で(誰でも見れて誰でもCOしたり、判定を出した時に目撃しやすい様に)、エントランス以外の全ての場所から見える位置にあります。wikiの説明、分かりにくいですね…すみません。
(80)2006/08/30 00:09:22
踊り子 キャロル
[悠迅の第一印象は、猫を連れた変わった客というごく平凡なもの。先に猫が彼の連れであることを教えてくれたのは、目端の利くユァンだ。
馴染みの日本人将校の話を先に聞いて、なるほどと頷く。
他のテーブルに軽い挨拶をしつつ、中庭に居る悠迅の方へと歩いて行く。]

はじめまして、悠迅。
夜来香の館へようこそ。
私が女主人になったばかりのキャロルと申します。

文士の方でいらっしゃるとお聞きしたのだけど、何時もこうやって小さなご友人を連れてらっしゃるの?
…料理は、猫さんのお口に合うかしら。
(81)2006/08/30 00:19:32
踊り子 キャロル
/中/

>>77
ある種、狂気の世界ですね。
面白いかも知れませんね。
楽の音は時々聞きたいですものねえ…。

>>79
ロシア系と言う事は、案外若いのね。
妖艶な女性がいらして下さって嬉しいわ。
(82)2006/08/30 00:22:14
墓守 ユージーン
/中/

>>79
オードリーさん、敬意と言いますのはどういった具合でしょうか?もし私がオードリーさんを殺す事になったらば、罵倒などはしませんが、敬意を持って殺す描写は出来ないかもしれないと思ったので、少し聞きたいと思います。

>>80
中庭を中心に各場所がある訳ですな。
(83)2006/08/30 00:23:04
未亡人 オードリー
−2F廊下 → 階段1 →サロン−
[中庭の光が差し込んでいる。
通りかかったメイドに服とシーツを渡し、サロンにいる商人と会話する。]

「うーん………貴女にはチャイナはあまり似合いませんな」

[でっぷりと太った商人が唸りながら何点か出してきて、しまい込んだ。]

「しょうがないわねえ。じゃあこのモスグリーンとブルーでいいわ。あとこれに似合うペンダントと靴もお願い。」

[時間をかけて商品を購入し、メイドに服を直すよう指示した後、帰っていく商人を見送った。]

あら……もうこんな時間?

[周りが騒がしくなる。どうやら客が到着したらしい。ふと外を見ると中庭に男の姿が見えた。]


(84)2006/08/30 00:23:12
学生 メイ
[ホールを歩くと、その途中で裴妹とすれ違い様に声を掛けられ、悪戯っぽい笑みで返した]
[そのまま接客に向かう裴妹を見遣って]

大姐、すごいな。
老板が死んですぐなのにもう仕事のカオになってる。

[感心したように呟いた後、テーブルに着いた]
(85)2006/08/30 00:25:51
未亡人 オードリー
/中/
>>82
私も楽の音は聞きたいですわ。

今主人の呼び方を考えているところです。
ロシア系は名前の後に父親の名前を続けて呼ぶのが敬称のようなのですが、中国名だと並びが違うので。
ミス キャロル の方がいいのかしら?
(86)2006/08/30 00:33:47
学生 ラッセル
/中/

僕も>>77の悠迅さんのような表現が、幻想的で楽しいと思いますね。
NPCが、こちらからみると亡者の幻影のように、こちらとは無関係の日常を繰り返している、というように。

>>73のキャロルさんのような形だとより現実的で、これはまた違った楽しさがあると思いますけれども。
(87)2006/08/30 00:34:04
学生 ラッセル
[キャラメルを受け取った時のメイアルはやや微妙な笑顔で、僕は彼女が甘い物が苦手だっただろうかと首を傾げた。

サロンから出てくるメイドが抱えるドレスが目に入る。サロンをのぞき込むと、オードリーの姿があった。]

オードリーさん、新しい衣装ですか?
涼しげな色のドレスは、オードリーさんによく似合うことでしょうね。
(88)2006/08/30 00:34:35
墓守 ユージーン
やれ、美しや。
上海美人とは、キャロルさんの事を言うのだろう。
季節の花に違わぬ衣。

初にお目にかかります。

いえ、文士と言われるのなど恐れ多い。
私の仕事は翻訳の仕事ですので。
何、猫目…ああ、こちらは猫目と言いましてね。猫目は何でも食いますので心配無用です。でなくとも、味の方は人間の私が確かめておきました。
(89)2006/08/30 00:35:48
学生 ラッセル
/中/

時に、前代の娼館の主人は男性か女性か、どちらでしょうね。
僕はどちらにもとれるように書いてきたんですが、設定的にそれくらいは確定している方がいいような気がしてきました。
僕は女性だとキャロルさんとの代替わりの印象が強くなるかな、と女性支持で。
(90)2006/08/30 00:37:26
踊り子 キャロル
/中/
>>90
ああ、そう言えば。
私は男性のつもりで居たわ。
引き継いだ事自体が特殊な出来事で、それも屍鬼を呼ぶきかっけになった…という様な。
(91)2006/08/30 00:51:33
学生 ラッセル
/中/

>>91
では、男性のつもりで。
メイアルの「老板」も、たぶん男性を意識したものかなと思いますし。
(92)2006/08/30 00:56:00
墓守 ユージーン
/中/

娼館に属していない外野の意見ですが、先代は女性で代替わりしたキャロルとオードリーの確執が見れるものだと想像してましt

>>82>>86>>87
私はキャロルの案でもどちらでも好いですので。
(93)2006/08/30 00:57:43
未亡人 オードリー
−1F サロン前−
[中庭で男がキャロルと話しているのが見える。]

あとでご挨拶しなきゃねえ。

[声をかけられたことに気がついてそちらを向く。]

あら?ユァン。 ごきげんよう。
もうお客様がおられるのねえ。
もう少し時間があると思ったのだけれど。

[妖艶なほほえみを浮かべながら声をかける。娼館に来てから身に付いた営業用スマイル。
何も考えずに笑っていたのはいつの頃だったか………
すでにこれが普通の笑顔にもなっていた。]

ドレスはねえ………流行のチャイナが欲しかったのだけれど。

[軽くため息をつく]

この顔じゃ仕方がないみたいねえ。
(94)2006/08/30 00:59:23
学生 ラッセル
オードリーさんは、チャイナドレスも似合うと思いますよ。
背が高くて立ち姿が綺麗ですから、スッキリしたラインのチャイナがよく映えます。

[清朝の旗袍はゆったりとした服だったが、西洋のドレスの影響を受けた最近のチャイナドレスは背が高く足の長い彼女にもよく似合うハズだった。]

もちろん、いつもの仏蘭西のドレスも素晴らしいですけど。
(95)2006/08/30 01:10:05
学生 ラッセル
そういえば、以前からとはいえ、殊に最近は物騒ですね。

ほら、四馬路と山西南路の交差点近くに妓館があるでしょう。昨晩、あそこで発砲事件があったみたいですよ。

[僕は、オードリーの顔を見て、今日聞いたばかりの事件を思い出した。その事件に巻き込まれたのが、白人妓女だったからだ。]

オードリーさんも剣呑な雰囲気のあるお客さんには気をつけてくださいね。
(96)2006/08/30 01:11:06
学生 ラッセルは、/中/ >>93 その確執は見てみたいかも(笑)
2006/08/30 01:12:16
学生 メイ
[いかに妓楼とて、春を買わずに帰る客も居る]
[酒を飲み楽しげに帰っていく客を見送ると、ほう、と一息]

……はふ、喉渇いた。

[水でも飲もうと厨房へ]
(97)2006/08/30 01:17:23
踊り子 キャロル
…翻訳。
言葉をまた別の枠組みに当てはめて、同じ意味にすると作業は、難解なパズルの組み立てのよう。誰にでも出来る事じゃあないと思うわ。

[味の方は確かめておきました、という悠迅の言葉にまた笑って、]

猫目さんの為の味見をあなたがなさるのね。
…面白いわ。
あちらでウィスキーは如何?
将校さんもお待ちでいらっしゃるし、もうすぐ、舞台が始まりますから。

[そうキャロルが口にした途端、楽の音が調子を変え、華やかに転調する。メインホールに設えられた舞台の方から拍手の音。

キャロルは、座って仕事をしているメイアルや、立ち話を続けているオードリーに、チラリと視線を流し。]

(何時もと変わらない光景だわ。
阿瑪韵…お坊様のおっしゃられた様な、凶兆なんて何処にも見当たらない。)
(98)2006/08/30 01:18:07
学生 ラッセル
[ここ上海では、一日に何度も発砲事件が起きる。それは珍しいことでもなんでもなく、この地へやってきて既に慣れてしまったことだった。だが――]

それに……変な噂も聞きますからね。

[煙館で耳にした、怪異としか思えないその噂のことがわずかに心に影を落としていた]
(99)2006/08/30 01:19:50
墓守 ユージーン
はは、ありがとうございます。
キャロルさんのような方に褒められるのも、善い学校で学んだお陰でしょう。

[ご主人様は己を抱きかかえると娼館の女主人に近づいた。香水の甘い匂いが漂って、己はまたクシュンクシュンと嚔(くしゃみ)が出てしまった。]

ウヰスキーよりは、中国の酒に慣れております。
や、舞台ですか?

[己の耳には拍手が渦のように聞こえてきて、頭が痛くなった。人間はよくこんな所で正気でいられるものだ。]
(100)2006/08/30 01:33:47
学生 ラッセル
[主人の突然の死。日本人将校の意味ありげな言葉。巷間の怪異としか思えない噂。]

そういえば……縮れ毛髪の僧と、フェイメイさんはなにを話していたんだろう。

[身の回りの出来事が、なにかの予兆のように感じられてならなかった。振り返ると、ホールにはフェイメイの姿があった。]
(101)2006/08/30 01:35:44
学生 ラッセル
フェイメイさん……。

[昨晩わずかに目に留まった――この場に似つかわしくない僧侶と新しい女主人との対話のその理由を尋ねたくなり、二三歩歩み出したところで――

曲が華やかに転調し、拍手が零れた。]
(102)2006/08/30 01:36:42
学生 メイ
[厨房で水を飲み、一息ついたところで正庁から割れんばかりの拍手]

あ、舞台。

[綺麗な舞を見逃すのは勿体無い、と小走りに正庁に戻る]
(103)2006/08/30 01:39:15
墓守 ユージーンは、何人かの人々に当たりながらキャロルに先導される。
2006/08/30 01:41:39
踊り子 キャロルは、墓守 ユージーンの腕の中に居る猫目に手を伸ばし、喉をくすぐった。「あら、嚔」
2006/08/30 01:44:47
学生 ラッセル
――舞台の時間ですね。

[いつもと変わらない賑わいの中で、不安の影は遠のく。

小走りにホールへ駆け込もうとするメイアルの姿が目に入り、自然笑みが零れた]

メイアル、珍しいな。いつもこの時間は見逃さないように早めにここに居るのに。

[彼女の溌剌とした無邪気な様子に、僕の気持ちも浮き立った。]
(104)2006/08/30 01:47:40
学生 ラッセルは、舞台に時折視線を送りながら、客の*接待をしている*。
2006/08/30 01:50:49
学生 メイ
[正庁に入ると、そこには先ほど中庭に居た黒髪の客人と裴妹、そして苑の姿]
[営業用の笑みを浮かべて黒髪の客人に挨拶をし、その腕の中の猫に口元を綻ばせたところで、声を掛けられた]

あ、苑。
うん、ちょっとうっかりしてた。

[と、そこで少し表情を変え]

(どうかしたのかな?なんか苑、表情硬い)
(105)2006/08/30 01:53:52
学生 メイは、学生 ラッセルの様子を首をかしげながらも、*舞台に見入っている*。
2006/08/30 01:59:04
学生 メイはメモを貼った。
2006/08/30 02:02:39
未亡人 オードリー
発砲事件ねえ。
治安が悪すぎるわ。もう少し警官を増やせないものかしらね。

[しばしユァンと会話をする。忙しくなる前の気楽な時間。
そうしているうちに客が増えだし、音楽が流れ始めた。]

あら………そろそろ時間ね。

[なじみの客の顔が見える。そちらに微笑みかけながら]

今度私に似合うドレスを見繕ってくれないかしら?
ユァンは目が確かだから安心できるわ。
この間のダークブルーのドレスは好評だった事だし。

[メイドが呼びに来る。着飾った男が遠くから手を振っている。]

あらあら、今日も忙しくなりそうねえ。

オードリーはひらひらと手を振ると、*男の方へゆっくりと歩いていった。*
(106)2006/08/30 02:04:57
墓守 ユージーン
[何とも図々しい事に、この女主人は己の喉を擽ってきた。匂いが好かないので己はまた嚔(くしゃみ)が出た。]

こらこら、猫目。大人しくしていろ。
こんな美人に擽られるなんて滅多にない事だぞ?

キャロルさん、あちらの少女は?

[ご主人様の声が潜められているように聞こえたのは、己がずっと付き添っていたからであって、このご主人様の声の機微を聞き分ける事においては誰よりもうまいと自負している。少女に微笑んだり潜めたり、何とも落ち着きのないご主人様だ。]
(107)2006/08/30 02:09:33
踊り子 キャロル
[あら、猫の風邪では無いのかしらと首を傾けながら、]

メイアルの事かしら?
あの娘は、時折、お客様を放り出して舞台に魅入ってしまったり、まだ幼い所があるものだから。
…何か、彼女が失礼を?
(108)2006/08/30 02:57:27
墓守 ユージーン
媚児
いえ、活発な少女と思いまして。

猫目の奴は、甘い匂いが好かないのですよ。
(109)2006/08/30 10:33:06
墓守 ユージーンは、猫目の耳の根元を擽り、舞台を*楽しんでいる。*
2006/08/30 10:34:52
学生 メイは、目を輝かせて煌びやかな舞台に見入っている。
2006/08/30 20:26:56
村長の娘 シャーロットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長の娘 シャーロットは村を出ました)
(2006/08/30 21:20:00)
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
あら。
もうこんな時間……。

[聞こえてくる音楽に溜め息をついて、ゆっくり立ち上がる。
肩にもの憂く長衫を滑らせた。
ごく薄い透き通るような絹のひんやりした感触が、素肌をなでる。
大きな羽扇を手に取って幕に近づくと、音楽がさっと変わった。

やるせなく眼を閉じ、開いた時にはもう表情は別人のようだ。
朱を挿した目尻に力を込め、挑発的な無表情を作って、舞台へ歩み出していく。]
(111)2006/08/30 21:25:01
村長の娘 シャーロット
■名前
和名:沙耶子(さやこ)
本名:肖琅(しゃおらん)

■プロフィール
華北の豊かな家に生まれるが、動乱で両親は死亡。その際、知り合いの日本人に預けられて、日本風に育てられる。
ある事情でその家を逃げ出したが、世間知らずの若い娘が当然辿るような経緯を経て、この娼館に売られてきた。

■希望する人間関係
他に希望者がいなければ、朱苑の知り合いにしていただけると嬉しいです。

■自キャラ死亡時の希望。もしくは、許容出来る死体の損傷度。
特にありません。許容できない損傷についても同じく。
(112)2006/08/30 21:30:10
学生 メイ
……わぁっ。

[歩み出た舞姫の姿に、一層目を輝かせ──嘆声]

やっぱ肖琅姐姐、綺麗だなぁ。……肌、しろーい。

[毎夜観ているのに、飽きること無く陶然と見詰める]
(113)2006/08/30 21:33:46
未亡人 オードリー
………あらあら、そんな事がございましたの?

[なじみの客の話に相づちを打つ。はじめは全くわからなかった言葉も、少しずつ聞き取れるように、不自由のない程度に話せるようにはなっている。特になじみの客の言葉ならなおさらだ。
異国で違う言語に囲まれていると不安になる。そこに自分の国の言葉で話しかけられるだけで安心感が増す。
そうやってなじみの客を増やしていくのが自分の幸せに繋がる。]

それは、将校様がお悪いのですわ。相手の方にも都合というものがあるのではございませんこと?

[舞台では舞姫が舞っている。時折眺める相手にあわせてゆっくりと会話をし、酒を注ぐ]




(114)2006/08/30 21:48:28
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/30 22:00:20
学生 メイ
[正庁の端。煌びやかな舞台にぼうっと見蕩れていると、傍らから小さく呼びかける声]

え?あ、藤宮の小父さん!来てくれたんだ。
──「また舞台にお熱かい?相変わらずだね、媚児」

[藤宮と呼ばれたその客人は、揶揄する声音で彼女に言葉をかけ、狎れた仕草でその躯を引き寄せた]
[彼女は引き寄せられるままに客人に体重を預け]

うん、だってとても綺麗だから。
見ていて楽しくない?
──「私としては君を見ている方が楽しいよ」

[見ていて飽きないからね、と話す声に軽く相手を睨みつけ]

やだ、丑角(ピエロ)みたいじゃない、私。

[そろりと手を伸ばしてその口元に触れ、戯れる]
(115)2006/08/30 22:44:29
学生 ラッセル
僕は秀でた審美眼なんて持ってないですけど、僕でよければいつでもお役立てください。

[オードリーの衣装を見立てる約束をし、僕は彼女が接客の仕事に戻るのを見守った。

舞台前後の時間帯はホールの客の数は増え、僕も慌ただしく注文に応じている。
イギリス人の銀行家と日本人の商人の席に、青島ビールを運ぶ。]
(116)2006/08/30 22:48:14
学生 ラッセル
僕の顔になにかついてる?

[メイアルが一瞬気遣わしげな表情を見せ、僕はひそかに感じていたわずかな不安を気取られないように微笑んだ。

メイアルは、鋭いところがある。僕の様子にいつもと違う何かを感じ取ったのかもしれない。]
(117)2006/08/30 22:48:48
学生 ラッセル
「わぁっ」

[人々の声が湧く。

長い黒髪に抜けるような白い肌。透き通った衣装を纏った美少女が風の精霊のように舞台に現れ、涼を運んできた。]

『肖琅小姐……』

[艶やかなその姿態を一時も見逃すことのないよう、僕の眼差しは舞台の上に釘付けになる。その一瞬だけは客ならぬ身の僕ですら、彼女の美を享受できる貴重な時間だった。]
(118)2006/08/30 22:49:28
学生 ラッセル
「ちょっと! ちょっとちょっと!」
「ボーイさん、泡! 泡!!」

[僕の心は体を置き去りにし、ジョッキにビールを注いでいる最中だったことを忘れていたようだ。

浪波と注がれたビールは、今まさにジョッキから溢れ出ようとしている]
(119)2006/08/30 22:50:49
学生 ラッセル
わわっ! とっとと……

[慌てて瓶をかえすが、慌てた時はたいていよりひどいことになるものだ。勢いあまって、ビール瓶の口から雫が飛び、客のシャツにかかった]
(120)2006/08/30 22:54:07
学生 ラッセル
…申し訳ありません。

[僕は何度も頭を下げ、ポケットからハンカチを取り出しかけ…そこに包まれているものの存在を思い出す。給仕からタオルを受け取ると、紳士のシャツを拭った]
(121)2006/08/30 22:57:09
学生 メイ
[正庁の一角で起こった小さなざわめきに視線を遣ると、苑がビールをこぼしたのが見えた]

……ぷっ、くくく……。

[普段は見られない、その慌てた様子に堪えきれずくすくすと笑う]
(122)2006/08/30 22:59:08
村長の娘 シャーロット
[客席から、ゆったりした音楽にそぐわない喧しい声が上がった。
思わずそこに意識を向けると、客に頭を下げる朱苑の後姿があった。]

……。

[微かな狼狽を隠すように、眼が合った客に微笑を投げる。
ことさら大きく扇を翻した。]
(123)2006/08/30 23:03:14
墓守 ユージーン
少し失礼。

[ご主人様は、将校殿と女主人に断りを入れると席を立ち、厠へと向かわれた。己はと謂うと、五月蝿い音の渦から逃げられるのでほっとしたものだった。]
(124)2006/08/30 23:07:12
学生 ラッセル
な、なんだよう。メイアル、笑わなくったっていいだろう?

[僕は無様な失態に顔を染めながら渋面を作った。]

あ……。

[舞台でシャオランが気づいた様子がある。邪魔をしてしまった、と僕は内心忸怩たる思いを抱きながら、謝罪の意を視線で送った]
(125)2006/08/30 23:09:06
学生 ラッセル
/中/

シャオランさん、参加ありがとうございます。
私の関係希望に応じて下さって感激です! よろしくお願いします。

シャオランさんと僕とは、どちらが年上なんでしょうね。


僕は、裏の仕事(ホスト-男娼)をしていることはたぶん妓館の人たちには秘密にしていると思われます。
ただ、夜に週に何度か娼館から姿を消すことは訝しく思われていても不思議ではないですし、キャロルさんのように事情に通じた人は僕がなぜここにいるかを知っていてもおかしくないでしょう。

僕は、シャオランさんの様子を影ながら見守るためにこの場所にいますが、過去の経緯も他の人にはなるべく知られないように気を配っているものと思われます。
僕は、いつの日か、シャオランを娼館の外へ出したいと願っているためです。
(126)2006/08/30 23:09:47
学生 ラッセルは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/08/30 23:09:58
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/08/30 23:13:53
墓守 ユージーン
ああ、案内は要りませんよ。
一人で大丈夫です。
(127)2006/08/30 23:15:41
学生 メイ
だって、苑が慌ててる姿なんてそう見られないから。
ふっ、くくくくく……。

[なおも笑っていると、彼女を抱き寄せていた客人が僅かに不機嫌になった気配]
[また客人を放ってしまう所だった、と内心で肩を竦めると客人の手を取り]

──それじゃ、お席にご案内しますね。

[席へと通し、苑とすれ違い様に]

ま、これでも食べて頑張ってね?

[と、キャラメルを一粒、寄越した本人に握らせた]
(128)2006/08/30 23:15:43
学生 メイは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/08/30 23:15:48
墓守 ユージーンは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/08/30 23:15:56
村長の娘 シャーロット
/中/

私でよろしいですか? ありがとうございます。

関係については了解です。

年齢はどうでしょう。
朱苑さんが確か、16歳でしたよね。
どっちがいいかしら?
(129)2006/08/30 23:17:05
学生 ラッセル
そ、そうかな。
僕は結構粗忽者だよ。

[メイアルの言葉に頭を掻く。彼女の差し出すキャラメルを苦笑しながら受け取る。]

ありがとう。

[甘いものでも食べて気持ちを落ち着けろということなのだろう。僕は客の目を盗んで口の中に放り込んだ。溶けるような甘さが口の中に広がった]
(130)2006/08/30 23:22:39
学生 ラッセルは、メイアル、ユウジン、喉が潤ったよ。ありがとう。
2006/08/30 23:23:11
踊り子 キャロル
金奨白蘭地など如何かしら?

[ウヰスキーのかわりに、数種類の中国酒を悠迅のテーブルに運ばせた。舞台の上には、数人の舞姫が居る中で一際あでやかな肖琅の姿が目立つ。美しさの中に潜む仄かな憂い。光の中に陰影があってはじめて、実となるのであろう。遠い北の異国からこの館に辿り着いたオードリーもまた。

悠迅が席を立った事で、キャロル自身もまたホール全体に目を走らせる。
舞台に注目しながら多くの客達は、アルコオルと、厨房から運ばれた色とりどりの点心を楽しんでいる。華やかな夕刻のざわめき。

──中庭の水盆はただ静かに鏡の様な表面を揺らす事はなく、香水と酒と料理と、そして花の香りが入り交じるばかり。]

…失礼。

[キャロルもドレスの裾を翻し、悠迅とはまた別の方向へ。
メインホールを一時的に抜け出す。]
(131)2006/08/30 23:25:37
学生 ラッセル
/中/

願ったりかなったりですよ。ぜひぜひ。

僕は上海に三年前にやってきた割にはかなり若めの年齢設定にしましたが、お任せします。シャオランさんが年上でも年下でもどちらでも。
あまり極端に年齢差がない方が接しやすいですけれど。

迷ったら同じ年とかでも(笑)
(132)2006/08/30 23:27:59
村長の娘 シャーロット
/中/

そうですね。
では17にしておきましょう。
少しだけ年上ということで。
(133)2006/08/30 23:32:03
踊り子 キャロル
/中/
ホステスなので、喉を温存しつつ発言しています。
反応があまり良く無くてごめんなさいね。
特に昨日から会話がすれ違っている、悠迅。

>>126 苑
私はおおまかな事情を知っていて、裏稼業(男娼)については薄々気が付いているけど、黙認状態と言ったところね。
私と元主人の関係も追々出して行きたいのだけど、出して行けるかなあ。

そろそろ、大人の男性のお客様も増えて下さると嬉しいわね。近所で別の娼館を営んでいるとか、カジノオーナーだとか、同業者でも良いのだけど。
(134)2006/08/30 23:35:09
学生 ラッセル
/中/

わかりました。よろしくお願いします。

シャオランさんに特にやってみたいこと、つけ加えたい設定があればぜひ。
また、物語が進行する中で折々で出して戴いても、先に出された設定優先の法則に従ってどんどんあわせていきますから。

>>134
進行、大変でしょうけれどもよろしくお願いします。
元主人とのいきさつ、楽しみにしてます。
(135)2006/08/30 23:39:30
墓守 ユージーンは、/中/ 肖琅へ。メモを見て頂いても好いですか?
2006/08/30 23:42:31
村長の娘 シャーロット
/中/

>>135
私、事前にきちんと設定してやっていくのが苦手なので、進行に合わせて作っていってもらえるととても助かります。

悠迅さん。
こちらからはもちろん、異議ありません。
よろしくお願いします。
(136)2006/08/30 23:46:36
墓守 ユージーン
/中/

>>134
お気になさらずに、キャロルさん。

>>136
ありがとうございます。
どこまで勝手にして善いものやら迷いまして。
あまり善いRPとは言えませんが、宜しくお願いします。
(137)2006/08/30 23:51:42
学生 ラッセル
[舞踊の一幕が終わり、幕間に楽団が爵士楽-ジャズ-を奏でる。視界の端で、長髪の男が席を中座するのが目に入った。]

彼は……

[先程、中庭で黒猫に肉を与える姿に、記憶が繋がる。どこで彼に会ったのか思い出していた。流暢な中国語を話すが、日本語のイントネーションからは彼が西国の出身であることが察せられた。

僕は、彼に興味が出てきた。日本人の知り合いは増やしておくに越したことはない。

――だが、気をつけなければ。]
(138)2006/08/30 23:58:20
学生 ラッセルは、濡れタオルと檸檬水を取りに、ホールをそっと抜け出した。
2006/08/30 23:58:31
墓守 ユージーン
『抜けるような白い肌にあの眸。 …何て未練がましい。』

[ご主人様はおかしな事に喧騒を離れるにつれ、頭を振るわれた。個室に入る前に己は放り出されてしまい、中の様子を見る事は出来ない。]
(139)2006/08/31 00:03:37
学生 ラッセル
[ホールを出たところで、黄金の光の揺らめきを目にする。]

『フェイメイさんだ。……どこへ?』
(140)2006/08/31 00:05:00
墓守 ユージーンは、指先程の紙片を取り出すと、僅かに広げて確認し元に戻した。
2006/08/31 00:05:01
墓守 ユージーン
『小雪…。』
(141)2006/08/31 00:10:50
墓守 ユージーンは、忘れていた焦がれが胸に去来し、大きく息をついた。
2006/08/31 00:11:54
学生 メイ
[舞姫が一礼し、暗く抑えられていた照明が幾分か明るくなる]
[食い入るように舞台を見詰めていた彼女は、ほう、と一息ついた]

──「ところでね、媚児」

[喉を潤そうと甘い果実酒に手を伸ばしたところで客人の声]

なに?
──「日本の妓楼に、古くはこんな風習があったんだ」
──「初めて登楼るのを初会、二度目を裏、三度目を三会と言ってね」
──「三会で、ようやく客は馴染みとなって娼妓と閨を共にすることが出来たんだ」

……へえ。

──「ねえ、媚児」
──「私も今宵で三度目だ。媚児、この意味はわかるね?」

…………。

[彼の言葉に内心で嘆息]
(142)2006/08/31 00:14:08
学生 メイ
(……仕方ないんだけどさあ)

[慣れたとは言え、まだ多少の屈託は否めない]

(……ま、悪い人じゃ、ないし)

[営業用の笑顔を作り、見上げる]

ええ、喜んで──。
でも、舞台が全部終わったあと、ね?

[微量の媚態を含めて返すと、彼は満足そうな笑みを浮かべ]

(ほんとに、悪い人じゃないんだけどなぁ──)

[僅かばかりの屈託を押し流すように、果実酒を一息にあおった]
(143)2006/08/31 00:16:01
学生 ラッセル
[わずかに見えたその横顔の厳しさはどこか人を拒絶したようだった。新しい女主人となった彼女には、人知れぬ重圧があるのだろう。

僕はフェイメイの後ろ姿を見送り、店の裏手へと戻る。檸檬水とよく冷えた濡れタオルを手にとると、舞台裏へと向かった]
(144)2006/08/31 00:26:26
学生 ラッセル
シャオラン、おつかれさま。

[僕は、幕間に間に合うように舞台裏へ向かうと、舞台から降りたばかりの彼女に濡れタオルと檸檬水を手渡した。]
(145)2006/08/31 00:31:25
村長の娘 シャーロット
[朱苑に、少しぎこちなく微笑んだ。]

謝謝。

[身体は、舞台の余韻にまだ高揚している。
まだ着替えて客の前に出て行きたくなかった。
檸檬水の冷たさが、心地よかった。]
(146)2006/08/31 00:35:56
墓守 ユージーン
[己を抱き上げたご主人様は、先程の席に着こうとはせずに中庭を見る事が出来る場所で立ち止まり、手すりに手をついた。明るい照明に己は眼を糸のように細めた。]

[己は黙ったままのご主人様を見上げて、ニィアと鳴く。]
(147)2006/08/31 00:37:09
学生 ラッセル
[シャオランの白い肌は上気し、わずかに色づいていた。透き通った衣装を僕はいつも間近では直視できない。
わずかに目線をそらしながら、言葉を紡ぐ]

今日の舞はいつにも増してお客さんに好評だったよ。
一週間前から取り入れたアレンジもしっくりさまになってたし。
(148)2006/08/31 00:42:25
学生 ラッセル
[主人が代替わりして、いくつか変わったこともあった。シャオランはその変化をよく消化して、確実に日々美しく成長していくように僕には思われた。

僕は、彼女がこの場所に留まることを願ってはいないハズなのに……。

それでも、言葉に出た讃辞は心からのものだった]
(149)2006/08/31 00:48:17
学生 ラッセル
肖琅小姐-お嬢様-、話したいことがあるんです。
都合のいいときでかまいませんから、時間をつくってもらえませんか?

[僕は周囲を見渡し、他の人の視線が外れた機会を見計らって小声で囁いた]
(150)2006/08/31 00:55:41
村長の娘 シャーロット
好評……ね。
嬉しい、って思わなきゃ変なんでしょうね。きっと。

[一息に言って、ふと笑った。]

御免なさい。
貴方に言っても仕方の無い事よね。

ねえ。
今、海部さんが来てたの?
私も、あの人あんまり好きじゃないわ。
気にしなければいいのよ。日本人の言う事なんて。
(151)2006/08/31 00:56:21
村長の娘 シャーロット
如何したの?
いきなり改まって。

[怪訝そうに、朱苑に問いかけた。]
(152)2006/08/31 00:59:41
墓守 ユージーンは、癖で白酒を頼んだ。
2006/08/31 01:02:41
学生 ラッセル
うん……。ありがとう。
でも、失敗したのは僕のせいだから。

[僕は彼女の言葉にはにかんだ。気遣いの言葉が嬉しかった。]

日本人……か。

[彼女は僕が日本人になりすまして仕事をしていることを知ると、僕を卑しむだろうか、とふと思った]
(153)2006/08/31 01:03:07
学生 ラッセル
主人も替わり、色々と変化があります。
これを機会に、とちょっと以前から考えていたことがあるんです。

[給仕が肖琅のそばで油を売っている僕の姿に気づく。]

行かなくちゃ。考えておいてください。
(154)2006/08/31 01:08:07
学生 メイ
[ふ、と視線を廻らせると正庁(ホール)の端に猫を抱いた男の姿]
[ニィア、と猫の声が聞こえた気がした]

──。

[傍らの客人も彼女の視線に気づき、その先の男の姿を認め]

──「ふん、こんなところに猫を連れてくるとはな。なんと非常識な。これだから中国人は──」

[独り言、と言うには些かその声は高く]

(私も中国人なんだけどなぁ)

[彼の声を流し聞きながらぼうっと視線を泳がせた]
(155)2006/08/31 01:19:55
村長の娘 シャーロット
え? ええ。

[朱苑が出て行ってしばらく。
タイトな旗袍に着替えて、廊下に出る。
正庁は、相変わらず賑やかだった。

その反対側に見える中庭の造作を、見るとはなしに見つめている。]
(156)2006/08/31 01:20:28
学生 ラッセル
[当惑した様子ながら返事をくれた、肖琅にわずかな別れを告げ、僕はホールを横切る。

階段近くに、男に肩を抱かれいざなわれるメイアルの姿があった。

娼館の妓女が男に連れられるその光景は一日に何度も繰り返し見るものだ。それでも、僕はいつもその時に胸を灼くなにかの想いと無縁ではいられない]
(157)2006/08/31 01:31:10
学生 ラッセルは、学生 メイに気づかれぬようそっと視線を外し、次の客を出迎えに*行った*
2006/08/31 01:31:27
墓守 ユージーン
[ご主人様は、その男の声が聞こえない筈がなかったので振り向かれると、白酒が入った杯を軽く掲げた]

ほんに非常識な事ですな。
はは、ですが非常識なのは私であって国に関係はありませんよ。
これでも日本人でして。
今宵は機嫌がよいようですな。
(158)2006/08/31 01:32:30
墓守 ユージーンは、媚児に詫びるように視線を向けた。
2006/08/31 01:33:26
学生 メイ
[非難の対象が返す言葉に、客人は僅かに怯んだようだった]

──「ふ、ふん。日本人ならばその格好はなんだ。国の誇りを忘れるとはけしからん」

[言い捨て、手にした酒杯を呷る]

(──悪い人じゃ、ないと思うんだけど)

[内心で肩を竦め──今宵何度目か──、向けられた視線に曖昧な笑みでもって返した]
(159)2006/08/31 01:44:38
学生 メイ
/中/
>悠迅
間違われやすい=文人ぽい袍等を着用と認識して投げましたがだいじょうぶでしょうか?
間違ってたらごめんなさい。
(160)2006/08/31 01:48:13
墓守 ユージーン
/中/

>媚児
違ってましたが、それには触れずにいきます。
(161)2006/08/31 01:51:07
未亡人 オードリー
[ダンスが終わると、客が帰るそぶりを見せ始めた。]

あら?もっとゆっくりなされば良いのに。

「治安の悪化で駆り出される事になったのだよ。本当はゆっくりしていたいんだが……」

[本当に行きたくないんだが———と抱き寄せて唇を吸うと、立ち上がる]

お仕事ですもの。仕方がないわ。
———今度はゆっくりと……。

[近くにいるメイドを呼び、客が帰ることを告げて入り口まで見送る。]

「また来るよ。」

[客は夜の闇の中へ消えていった]
(162)2006/08/31 01:53:16
墓守 ユージーン
暫し酒の酔いを醒ました方がよろしいですな。

[ご主人様は、この少女が手荒に扱われる事を懼れて、男に手短に返した。]
(163)2006/08/31 01:53:55
学生 ラッセルは、/中/ あ!肖琅は、「肖」が姓ですか? 「肖琅」で名ですか?
2006/08/31 02:00:55
村長の娘 シャーロットは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/08/31 02:02:49
村長の娘 シャーロット
/中/
肖琅で名です。姓はまだ決めていません。
朱苑との関係が決まっていなかったので。
設定してくださるなら、それを使いますね。
(164)2006/08/31 02:02:57
学生 メイ
[男の厳しいと言えば厳しい言葉に、彼女は表情を強張らせる]
[客人は憎憎しげに男を睨み]

──「若造が偉そうな口を」

[が、周囲の視線に気づき、それ以上の暴言を飲み込むと彼女に視線を転じ]

──「ええい、気分が悪い!」

[卓に叩きつけるように酒杯を置くと、エントランスへと向かう]

あ、えと、小父さん!

[彼女は慌ててその後を追った]
(165)2006/08/31 02:03:28
学生 ラッセルは、/中/ わかりました。ありがとう。姓が決まったら教えて下さい
2006/08/31 02:04:58
学生 ラッセルは、村長の娘 シャーロットに喉が潤いました。ありがとうございます♪
2006/08/31 02:05:48
学生 メイ
[彼女を一瞥することなく妓楼を出る客人を黙って見送り]

……はふ。

[詰めていた息を吐き出した]
(166)2006/08/31 02:07:19
未亡人 オードリー
ふぅ……上客を逃がしちゃったわねえ。

[隣に控えるメイドに小さくつぶやく。メイドが「仕方ないですわ」と声をかけるのを聞きつつ]

今日は他に空いている方はおられないのかしら?
城戸様はみえてないし、紅丸様もおられなかったわね。
やっぱりこの間から続いている「辻斬り」とかいう事件のせいかしら?

[このところ、深夜の内にどこかしらに死体が転がっていたという噂が絶えない。「辻斬り」とは言っても実際に刀で切られたという事ではないが、何件かは死体に切り傷や腕が無いといったものが混じっていたらしい。日本人の客達が「辻斬り」などと苦笑混じりに話してくれた事が頭に残っていた]

昔の日本では刀の切れ味を試すためにやったそうよ。
身分の低い者なんて高い者から見れば人として扱われなかったのね。
(167)2006/08/31 02:10:36
墓守 ユージーンは、肩を竦めた。
2006/08/31 02:10:46
墓守 ユージーン
キャロルさんに名前を聞いたんだが、媚児さんと謂いましたか。
お客を怒らせてしまって、すみません。
(168)2006/08/31 02:16:18
学生 メイ
[少し呆、とした表情のまま正庁に戻ると、男の言葉に萎縮したような表情を浮かべ]

あのこちらこそ、ご迷惑をおかけしてしまって、すいませんでしたっ。

[音が鳴るほどの勢いでぺこりと頭を下げた]
(169)2006/08/31 02:18:39
未亡人 オードリー
[ため息混じりにつぶやく。自分もこの国では低い立場だ。
一時期、フェイメイと自分のどちらかが娼館の主になると噂されたことがあるが、自分は主になれる立場ではないと一笑に付したことがある。]

【———ロシア人とイギリスに縁がある者、どちらが主になった方が良いか考えたらフェイメイが相応しいじゃない】

[娼館がより高級になり栄えた方が自分も得をする。ロシア人である自分が主になれば評価が下がる可能性の方が高い。
主という立場には魅力はあるが、先を冷静に考える事が重要だ。それにフェイメイにはそれだけの実力がある。彼女の下でなら納得できる。]

「オードリーさん?」

[少し考え込んでしまったらしい。メイドが心配そうに声をかけてくる]

ああ、気にしないで。ちょっと色々思い出しただけよ。
さあ、お客様のところに戻りましょう。夜はまだ始まったばかりよ。

[メイドに声をかけ、サロンへと戻った]
(170)2006/08/31 02:19:12
墓守 ユージーン
迷惑だなんて
つい、気が昂ってしまって。本来、師と仰ぐべき国の民を侮蔑する態度を見ておれませんでした。

次に来る時に、媚児さんに何事もなければ好いのですが。
(171)2006/08/31 02:27:16
墓守 ユージーンは、媚児に頭を下げた。
2006/08/31 02:28:20
未亡人 オードリー
ごきげんよう。
[横をものすごい勢いで出て行く客に声をかける。が、男は振り向かずに出て行った]

……あの方、メイアルのお客さんよね?
あの子何か怒らせたのかしら?

[前を見ると、メイアルと別の客が話しているのがみえた。]

あらあら?他のお客さんに取られて嫉妬しちゃったのかしら?

[くすくすと笑いながらメイアルの側に近づき、耳元で囁く]

メイアル、お客さんに嫉妬させることができるようになったのね。一人前の証だわ。

[ユウジンの方を向き]

初めてのお客様ですわね。私はオードリーと申します。
メイアルは良い子ですわよ。これからもご贔屓におねがいしますわ。

[営業用の笑みを浮かべ、お辞儀をすると二人の邪魔をしないように*そっと離れていった*]
(172)2006/08/31 02:29:05
学生 ラッセル
お客様。おー客ーさーまー 帽子をお忘れですよ!

[僕はその客が預けていった帽子を帽子かけから取ると、急ぎ追いつく。とはいえ、引き留めるつもりも毛頭ない。食事の割引券を渡し粗相を詫びるとその姿を見送った。]
(173)2006/08/31 02:32:26
学生 メイ
うーん、たぶん大丈夫ですよ。
あのお客さんもね、普段はあんな怖くはないんです。
私にも優しくしてくれるんですよ。
だから大丈夫です。

[心配そうに見る男に笑顔を返し、腕の中の猫に視線を転じた]

猫、好きなんですか?
(174)2006/08/31 02:32:46
学生 ラッセルは、男を見送ると、メイアルと話す長髪の男に挨拶をする。
2006/08/31 02:33:08
学生 ラッセル
お客様。不快な思いはされてませんか?

[メイアルに気配りの見られたそのやりとりに、僕は彼に対して好感を抱いた。
彼の言葉の中の一言が耳に残る。]

「師と仰ぐべき国」……ですか?
(175)2006/08/31 02:34:07
学生 メイ
[オードリーが耳元で囁いた言葉に、驚いてぽうと頬を染めた]

やだ、姐姐そんなんじゃないって!

[言うが、オードリーは男に挨拶をするとその場を後にしてしまい]

……なんだかなぁ。
(176)2006/08/31 02:37:23
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/31 02:39:00
村長の娘 シャーロットは、/中/適当に姓を決めてみました。
2006/08/31 02:39:45
学生 ラッセル
そうだよ、メイアルはそんな凝ったことできないもんな。

[僕はメイアルに視線を送り、笑った。いざこざが言葉だけのものに留まったことに安堵しながら。]
(177)2006/08/31 02:41:43
未亡人 オードリーは、学生 メイ&ユージーン /中/絡みたかったのですが時間切れです(苦笑)
2006/08/31 02:42:06
学生 ラッセルは、/中/ ありがとう〜 メモメモ。綺麗な名前です。>肖琅
2006/08/31 02:43:03
学生 メイ
……う。
い、今に私だって大姐とか姐姐みたいに綺麗になって人気者になるんだから!

[笑われたことで更に染まった頬をぷう、と膨らませて苑に答える]

(……たぶん、だけど)
(178)2006/08/31 02:45:31
墓守 ユージーン
[己には、露西亜人女性が囁いた言葉はばっちり聞こえたのだが、この間抜けなご主人様は聞こえなかったようで、礼をされたのみだった。]

私は悠迅と謂います。
はは、ありがとうございます。

抱きますか?
こいつとは、腐れ縁みたいなものでしてね。

[己の抗議は虚しく、中国少女の腕の中に渡されてしまった。]
(179)2006/08/31 02:46:27
学生 メイは、未亡人 オードリー/中/無問題ですよー!次には是非とも!
2006/08/31 02:47:29
学生 メイ
え、あ。

[突然に猫を渡され驚くが、すぐに表情を緩め]

わ、暖かいー。

[楽しそうにうりうりと猫の喉を擽った]
(180)2006/08/31 02:50:55
学生 ラッセル
どうかな〜
メイアルはいつになっても、やっぱりメイアルらしいままだと思うけどな。

[僕は少し意地の悪い口調で言う]

『でも、それでいいじゃないか』

[そう、出かけた言葉は口には出さなかった]
(181)2006/08/31 02:51:12
学生 メイは、学生 ラッセルの言葉に恨みがましい視線を投げるが、すぐにふいと顔を背けた。
2006/08/31 02:55:36
学生 ラッセルは、学生 メイの様子に「機嫌を損ねたかな」と頬を掻いた。長居は無粋だろう
2006/08/31 02:58:49
学生 ラッセル
「辻斬り」……か。

[オードリーの言葉に、僕たちのいるこの上海という町の物騒な一面を思い出さずにはいられなかった。つい昨晩起きた出来事を彼女に話したばかりだ。
その妓館での出来事が、いつ先程のような場面で、この妓楼でも現実のものとなるとも知れないのだ]
(182)2006/08/31 02:59:29
学生 メイ
ねえ。お前、名前はなんて言うの?
(183)2006/08/31 03:01:16
学生 メイは、学生 ラッセルの様子に気づかないふりで、猫の喉を*擽っている*。
2006/08/31 03:01:24
学生 ラッセル
じゃあね。

次の客の機嫌は損ねないように。
なるべくだけど。

[僕はメイアルにそう言うと、長髪の男の邪魔をしないように、その場を後にした]
(184)2006/08/31 03:02:24
墓守 ユージーン
不快な思いなどはしませんでしたよ。

そうです。この国を日本は長年手本にして来ました。優秀な文化、言葉、私達が読み書きする日本語は元を正せば中国の漢字から作り出されました。
今、日本人は侮蔑の目で見ている人々が居ますがそれではいけないと考えています。

[ご主人様が小難しい事を話しているのを尻目に、己はゴロゴロと喉を鳴らした。]
(185)2006/08/31 03:02:34
墓守 ユージーン
猫目、猫目漱石と謂います。
日本の文豪の名前から洒落でつけましてね。

最近はとんと世間が騒がしい。
何やら巷では、屍鬼という流言も聞こえますしな。
ところで、どこかでお会いした事はありませんでしたか?
(186)2006/08/31 03:11:27
墓守 ユージーンは、学生 ラッセルを呼び止めるように尋ねた。
2006/08/31 03:12:10
学生 ラッセル
でも……この国はだらしがないですよ。

外国勢力が次々とこの国を侵食しているというのに、一致団結して国難にあたるどころか、内乱で自国の民を殺してばかりだ。

[僕は、いつになく、客の言葉に異論を唱えてしまっている自分自身に気づく]

あ、いえ。すいません。
出過ぎたことを。

女性の前でも無粋な話でしたね。

[僕は一瞬さらけ出してしまった自分自身の本音を恥じ、逃げるようにその問答をうち切った]
(187)2006/08/31 03:12:15
学生 ラッセル
猫目漱石君ですか。道理で聡明な顔をしている。

[黒猫の姿に、表情を綻ばせる]

屍鬼…ですか。巷間の他愛もない、噂だと思いますよ。
つい先日は、魚人が現れ人を黄浦江に引きずり込むという怪異が話題になっていました。大方、その類の話でしょう。

[その話を煙館で耳にした時に感じた不安を表情にあらわすことなく、僕は笑い飛ばした]
(188)2006/08/31 03:18:07
墓守 ユージーン
そんな事はありません。
変えようとしている人はおられます。
(189)2006/08/31 03:21:07
墓守 ユージーンは、凝っと見つめ、話題を切り替えた。
2006/08/31 03:21:25
学生 ラッセル
お名前は存じ上げてないのですが、虹口マアケットや内山書店で何度かお姿を。
文士様だとか。

僕も勉強中の身ですから、よければいつか、ご教授下さい。
(190)2006/08/31 03:24:28
学生 ラッセル
『変えようとしている人…か。だが――僕はこの国は――』

[男の眼差しは僕の心を見透かしているように思えてならなかった]

『日本人には、わかるまい。日本人には――』
(191)2006/08/31 03:27:54
学生 ラッセルは、幾つか世間話を交わし、悠迅と名乗るその男と別れた。
2006/08/31 03:29:50
学生 ラッセル
『あの男は日本人だというのに、なぜ支那の肩を持つのだろう。』

[それが本意なのか、形ばかりのものなのかはわからなかった。当惑を感じながら、仕事に戻る]

『シャオラン小姐の接待している客がおかしな人でなければいいけど』

[僕の眼差しは肖琅の姿を求めて周囲を*彷徨った*]
(192)2006/08/31 03:33:26
墓守 ユージーン
ははは、食っちゃ寝をしているだけですよ。
なぁ、猫目。

[己の頬っぺたを伸ばすのは止めて欲しいと願った。この若い男に好意を持ったのか、ご主人様は*楽しそうだった。*]

魚人ですか。
いわんや、魔都は濁流の如しですからな。
案外本当やもしれませんね。

ああ、私は悠迅と。

文士様だなんて、とんでもない。
私は一介の翻訳者に過ぎません。ですが、力になれる事があれば何時でも来て下さい。虹口の何某に住んでおります。
(193)2006/08/31 03:33:37
学生 ラッセルは、/中/ 悠迅さんお相手多謝です。酸欠で切り上げてすいませんorz
2006/08/31 03:36:00
墓守 ユージーンは、/中/朱苑さん、こちらこそ。オードリーさん、次には是非に。
2006/08/31 03:44:58
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:00:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:00:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
見習いメイド ネリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習いメイド ネリーは村を出ました)
(2006/08/31 06:10:00)
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