人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 エピローグ 
(1813)上海娼館 死者看了的紅夢 : 4日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、学生 ラッセルに投票した
鍛冶屋 ゴードン は、美術商 ヒューバートに投票した
見習い看護婦 ニーナ は、美術商 ヒューバートに投票した
踊り子 キャロル は、村長の娘 シャーロットに投票した
未亡人 オードリー は、美術商 ヒューバートに投票した
学生 ラッセル は、村長の娘 シャーロットに投票した
学生 メイ は、学生 ラッセルに投票した
美術商 ヒューバート は、学生 メイに投票した(ランダム投票)
墓守 ユージーン は、未亡人 オードリーに投票した
ごくつぶし ミッキー は、村長の娘 シャーロットに投票した

美術商 ヒューバート は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、踊り子 キャロルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、鍛冶屋 ゴードン、見習い看護婦 ニーナ、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、学生 メイ、墓守 ユージーン、ごくつぶし ミッキー、の8名。
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/05 23:08:46
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:10:32
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:11:23
墓守 ユージーン
では、媚児さん水盆の方へ行きましょうか。

[ご主人様は、媚児と呼ばれた少女へ一瞥を向けると、
 水盆の方へと向かって歩き始めた。]
(0)2006/09/05 23:13:09
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 23:13:17
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:13:52
学生 メイ
そう──だね。

[悠迅に促され、白磁の碗を傍らに置くと水盆へと歩き出した]
(1)2006/09/05 23:14:46
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:15:24
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:16:35
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:16:55
墓守 ユージーン
『媚児を見れたら───と思うのだが。
 それは叶わぬ願いだろうか。
 影見と偽られ、心休まらない。』

[二人は水盆の前まで来て、そして覗き込んだようだった。]
(2)2006/09/05 23:18:29
学生 ラッセル
[悠迅の部屋を出ると、黒の上衣を翻し階下へ降りていく。ホールとサロンの間を抜ける際に、蝶を題材に取り入れた簡文帝の回文詩が目に入る。]

蝶か…

[一瞬、闇の中を白い蝶が横切った気がした。その行方を追った先には、肖琅の姿があった]
(3)2006/09/05 23:20:26
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:21:40
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:22:04
学生 メイ
──大姐。

[ゆっくりと水盆を覗き込む]

[水鏡に浮かぶ、煌びやかな裴妹の姿]
[裴妹はいつもと同じく、優しく凛とした表情を浮かべていて]

……よかった。

[──風も無いのに水面がさざめき、映る裴妹の姿が揺らめいた]
(4)2006/09/05 23:22:43
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:23:25
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:23:28
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:25:37
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:25:52
墓守 ユージーン
『艶やかに頬笑むキャロル…裴妹さんの顔だ。』

キャロルさんは────…   !?
(5)2006/09/05 23:28:08
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/05 23:28:38
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:28:59
墓守 ユージーン
なっ

『艶やかに笑う顔が、ゆらめき───中央に向かって、まるで珈琲に垂らしたミルクのように姿が渦を巻く。
 艶やかな笑顔が────…』
(6)2006/09/05 23:30:06
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:34:14
墓守 ユージーン
『消えて消えて消えて───…薄まって薄まって。
 ただの水となりぬる。』

一体。一体これは。
何の…────まさか、屍鬼の。
(7)2006/09/05 23:34:33
村長の娘 シャーロット
[サロンの薄暗がりに佇む朱苑の姿。
近付こうとすると、目前を蝶が飛び去った。
雪の結晶片の様に白く、儚い蝶が。]

塩飛乱蝶舞 花落飄粉匳

だったかしら。
死者の魂魄が、あんな綺麗な物だったら、素敵でしょうね。
(8)2006/09/05 23:35:29
学生 ラッセル
―回想―

昔者、荘周夢為胡蝶。
栩栩然胡蝶也。
自喩適志与。
不知周也。
俄然覚、則遽遽然周也。
不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。

昔、荘周は夢で蝶になった。
ひらひらとして胡蝶そのものであった。
自然と楽しくなり、気持ちがのびのびしたことだった。
自分が荘周であることはわからなくなっていた。
にわかに目覚めると、なんと自分は荘周であった。
荘周の夢で蝶になったのか、蝶の夢で荘周になったのかはわからない。

[朗読する声が静かに薄靄の中へと消えていく。冷涼な水面の上を、その小舟は静かに漂っていた。船頭はゆったりと櫓を漕いでいる。
小舟はフキや睡蓮の間を巡り、身を横たえ静かに寝息を立てる少女の上を影が流れていった]
(9)2006/09/05 23:35:34
学生 ラッセル
あ…

[少年は頬の脇をかすめた白い影に気をとられ、朗読の声を止める。書物から視線を上げると、少女の胸元に白い蝶が止まっていた。]

蝶だ…

[少年は、その蝶に触れようとそっと手を伸ばす。蝶は指先をかすめ、ふわりと舞い上がる。触れると壊してしまいそうなその儚い姿を、少年は見送った]
(10)2006/09/05 23:36:17
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:37:32
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 23:38:26
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:39:04
学生 ラッセル
[遠い記憶の少女が、目の前に佇んでいる]

そうだね…
僕たちは魂魄となって…古い僕たちの夢の中を彷徨っているのかもしれない。

[静かな声で応えた]
(11)2006/09/05 23:39:43
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:39:46
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:40:42
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:40:45
村長の娘 シャーロット
――回想――

[少女は、少年の声が途絶えた気配に、ふと微睡みから醒める。]

何ぁに……?

[少年の指先が、少女に向かって延ばされている。
驚きに、杏型の眼を軽く瞠いて。]
(12)2006/09/05 23:41:57
学生 メイ
[水面のさざめきに裴妹の姿が揺れる]

────?

[其れは徐々に大きくなっていき]
[やがて]

……大、姐?

[儚く掻き消える]
[水面は昏い色を湛えて揺れ]

[後には何も──映らない]
(13)2006/09/05 23:42:53
村長の娘 シャーロット
古い夢の中を……。
あんな安らかな夢の中だったら、屹度蝶も幸福でしょうね。
(14)2006/09/05 23:43:35
村長の娘 シャーロット
[苦い微笑を浮かべて、中庭の方を振り返った。]

皆何処へ行って了ったのかしら。
先刻迄、私たちを殺そうと相談していたというのに……。

……静かね。
(15)2006/09/05 23:44:41
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:45:33
学生 ラッセル
肖琅…
ずっと貴女と共に…

[僕は、彼女の白く細い首筋に手をかけた]

貴女を送ります。
僕もすぐに――
(16)2006/09/05 23:47:05
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:47:53
村長の娘 シャーロット
[朱苑の指が首筋を伝う。
そっと眼を瞑った。

その指先が静脈をなぞる感触に、恐怖では無い震えが躯を走った。]

……ええ。
(17)2006/09/05 23:51:55
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:51:57
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:53:14
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/05 23:53:26
学生 ラッセル
「何ぁに……?」

[その言葉に、少年は頬を赤らめパタパタと手を振った]

いや、蝶が――
(18)2006/09/05 23:54:20
学生 ラッセル
[その様子を、船頭が険しい目で見ていたことを、少年は知らなかった。

その日、小舟から降り少女の姿を見送った後――その影が見えなくなった途端、力強い手が襟首を突如締め上げた。]

「おい、小僧。手前、餓鬼のくせに小姐に――」
「親が親なら手前も―― 血は争えないな!」

[怒号が周囲を圧する。少年は少女との隔たりを改めて知る。決して触れることが敵わぬ――人なのだと――]
(19)2006/09/05 23:54:35
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/05 23:55:25
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/05 23:55:35
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/05 23:55:52
学生 ラッセル
お嬢様――
肖琅…

[その彼女が、今、腕の中にいる。儚く消えそうな美を自分自身の手で壊す。僕の両手は狂喜と昂奮と畏れにブルブルと震えていた]
(20)2006/09/05 23:57:05
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/05 23:57:14
未亡人 オードリー
[影見の二人が水盆へと歩いていく。]

見る方が……決まったのでしょうか?

[オードリーがつぶやきながら、周りを見回す]

裴妹さん、まだお茶を持っていったままですのね。
全員聞いた方が良い……ですわよねえ?
呼びに行った方がよいのかしら?
(21)2006/09/05 23:59:54
墓守 ユージーン
キャロル…──いや、裴妹さんの、影が。

[水盆の傍で、呻くような声がしていた。]
(22)2006/09/06 00:03:51
学生 ラッセル
[透き通る程に白かった顔が、次第に赤みを帯びていく。半開きになった唇からは吐息が漏れた]

……っ!
駄目だ! …出来ない……

[それ以上は僕には耐えられなかった。力が抜け、ガクリと膝が落ちる。]
(23)2006/09/06 00:04:04
見習い看護婦 ニーナ
[王裴妹もまた思い悩んでいる。小百合はそれを知り、彼女が自分と同じであることに安堵した。彼女が人間なのか、屍鬼なのか、それを知る方法は影見しかない。今日の影見で人と出るか屍鬼と出るか。もし二人ともが人と判ずれば彼女への疑いは消えてなくなる。小百合は王裴妹の言葉に強く頷いた。]

「それにしても…」

「貴女、その格好では部屋から出られないわね」

[王裴妹は、小百合の姿を見返して微笑んだ。いくらきつく紐を結わえても、ローブの生地が柔らか過ぎて裾や襟に大きな隙間が開いてしまう。]
(24)2006/09/06 00:07:50
見習い看護婦 ニーナ
「服、持ってきてあげるわ」

[そう言って、王裴妹は小百合の部屋を出、衣裳部屋で小柄な娘に似合いそうなドレスを三着程見繕い、さっと丸めて小百合の部屋に戻る。王裴妹は、服の包みを小百合に手渡して、ただ、頑張りましょうね、と言った。]

[王裴妹は小百合の部屋を出ると、自分の部屋に向かって*歩き始めた*。]
(25)2006/09/06 00:08:07
学生 メイ
大姐の姿が揺れて……消え、た──?
どう、いう──、、、

[震える声で呟き、水面を見詰めたまま*動かない*]
(26)2006/09/06 00:08:40
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 00:10:01
学生 ラッセル
はぁ…ハァ…ハァ……

僕には…僕には無理だ…

[大きく息をつき、彼女の体をかき抱いた]
(27)2006/09/06 00:10:02
村長の娘 シャーロット
[首筋を蔽っていた掌の熱さが、ふいに解ける。]

ぁ……。

[床に崩れ落ちてから見上げると、朱苑の顔はまるで苦痛に襲われた様に歪んで居た。]

……如何したの?

[酷くあどけない声で、少女に帰ったような声で、そう問うた。]
(28)2006/09/06 00:10:10
墓守 ユージーン
失礼。
裴妹さんのところへ行ってきます。

[露西亜女性へご主人様はそう謂い残すと、
 身を強張らせた少女を後に走り始めた。]
(29)2006/09/06 00:12:02
未亡人 オードリー
『私が行こう』

[考え事をしていた胡がオードリーの言葉に反応する]

『今は君たちはあまり一人で動かない方が良いだろう。血気盛んな帝国軍人も居ることだからな。』

[小さく吐き捨てる。末端の者とはいえ身内を殺されている。人間と決まったからといえ———]

【報復はせねばな】

[冷たい目で平松の方を見ながら]

『君たちは范の側から離れないようにしておけ。』

[そういい残し、階段の方へ向かって歩いていった]
(30)2006/09/06 00:13:10
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 00:15:12
学生 ラッセル
肖琅――

[僕は彼女の腹部に顔を埋め、子供のように、ボロボロと泪を零していた。熱い泪が静かに染みこんでいく]

僕はやっぱり貴女を…
貴女を喪いたくないんだ!

貴女と共に…生きたかった――
(31)2006/09/06 00:17:52
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 00:18:14
墓守 ユージーン
『先程会ったのは、小百合さんの部屋───。
 まだおられれば好いが。』

小百合さん!
まだ、裴妹さんはおられま───…  !!!

『あの悲鳴は─── 裴妹さん!!!』
(32)2006/09/06 00:21:26
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 00:23:18
村長の娘 シャーロット
『泣いてる……。
あの意地っ張りの、苑が……』

駄目よ……。
私たち、此処では如何したって敵同士なのよ。
貴方を放って置けば、この館に残った人を皆殺して了うのでしょう……?

やっと解ったわ……。
そうでなければ……、貴方と往って了いたかったのに。
(33)2006/09/06 00:24:07
墓守 ユージーン
[己の眼には、水盆の傍で立ち竦んでいた少女が誰かの悲鳴を聞いて、ハっと顔を上げ、そろそろと次第に早く走って動き出すのが見えた。]

『まさか───…厭な汗が背中をつぅと流れる。
 屍鬼…そうだ。私達は異様なる空間にゐるのだ。』

[二階からのご主人様の足音と、少女が駆ける先。
 その交差した場所で何かがあったのか、騒ぐ声が聞こえてきた。]
(34)2006/09/06 00:26:55
未亡人 オードリー
[オードリーは胡の言葉に静かに頷き、その場に立ち止まった。
影見達は水盤を覗き込んでいる]

あの方々は……どんな光景が見えているのでしょうね……。

[壁の方を見る。名前が並んでいる
眺めていると、裴妹という言葉が聞こえた
水盤の方を振り返る]

裴妹さんでしたのね……。

[先ほど疑った裴妹——— どちらなのだろうか
媚児のほっとした表情が見える。悠迅も穏やかに見える。]

大丈夫……なのね。
(35)2006/09/06 00:27:27
未亡人 オードリー
[安心しかけた瞬間、二人が強ばったような顔に変わった]

どう……したの?

『———屍鬼』という悠迅の言葉が聞こえる。

[とっさに壁の方を見る。
先ほどまでは無かった「屍鬼殺害」の文字が裴妹の名の横に小さく浮かび上がっていた]
(36)2006/09/06 00:31:15
学生 ラッセル
「敵同士」

[その言葉は、残酷だった。それでも、僕は彼女の存在を実感していたかった]
(37)2006/09/06 00:34:39
学生 ラッセルは、僅かな時、僕は彼女の側に*寄り添っていた。*
2006/09/06 00:34:50
鍛冶屋 ゴードン
[悲鳴が聞こえた。これは恐らく女主人のもの。]

何事か!?

[平松は、その方向へ駆け出した。
すると、階段のところで女主人が死んでいた。
その傍らには胡の姿。やるしかないと思った。
丁度胡を厄介に思っていたところだ。
この状況で、彼が女主人を死に追い遣ったと思って
仕方あるまい。平松は迷わず軍刀を抜き、
胡の首の辺りを斜めに斬りつけた。
胡の首は、彼の肉体と分かれていった。]
(38)2006/09/06 00:35:03
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/06 00:36:23
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 00:37:41
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/06 00:38:49
鍛冶屋 ゴードン
[胡の残された肉体から血飛沫が起こる。
頚動脈を切断したのだから、天に目掛けて噴出す。
勿論、平松もその血の雨をまともに浴びることになる。]

………ふう。

[一人殺すも二人殺すも最早同じだ。
平松には、黄を斬り殺したときの冷や汗はすでに無かった。
ただ、転がり落ち、中庭から見える場所に位置していく
胡の生首を冷徹な眼差しで*見つめるだけだった*]
(39)2006/09/06 00:39:12
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 00:40:30
墓守 ユージーン
『そして私が階段を降りながら
 その場で見たのは────斯様なものだった。』

平松…さん!!!
胡大人を───── !? っ

『ああ、何と謂う事だ。壁一面に血がびしゃりと飛び散っている。
 裴妹の血の気が失せた綺麗な顔にもかかっている。
 血が…点々と顔を彩るように。』
(40)2006/09/06 00:41:25
墓守 ユージーンは、平松を蒼白な顔色で見つめる。
2006/09/06 00:42:15
墓守 ユージーン
平松さん、これは一体どう謂う事なのですか!

『………。』
(41)2006/09/06 00:44:18
墓守 ユージーンは、平松の襟首を掴み、*問うた。*
2006/09/06 00:44:50
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 00:46:52
未亡人 オードリー
[影見達の顔が強ばったのと、悲鳴が響いたのはほんの少しの差だった。壁の文字が増えている]

———裴妹さん———

[胡に言われたことを忘れ、駆け出そうとする。
階段へ——— 上へ ———
ドレスが邪魔で思うように走れない。
階段へ辿り着き、上を見上げたとき、何かがはねるように転がってくるのが見えた]

ひ……っ!

[赤黒い染みを付けながら転がってきた黒い物が
階段から中庭側の壁にぶつかり、転がって止まる。
———それは恐ろしい形相の胡の顔———]

胡……様……?

[気を失うことすら忘れ、その場に固まったように立ちつくした]


(42)2006/09/06 00:50:48
未亡人 オードリーは、ふらふらと後ずさるように中庭へでる扉の方へ移動し*気を失った*
2006/09/06 00:53:38
墓守 ユージーン
[己は、中庭の温い空気を感じていたが、
 ごとり…ごとごとごとごと…重い何かが階段に倒れ、
 滑り落ちてくる音が聞こえた。]

『体が…──血が…───。骨が見える。』
(43)2006/09/06 00:56:39
墓守 ユージーンは、惨状に喉がへばりつく思いだった。声が掠れる。
2006/09/06 00:58:07
村長の娘 シャーロット
[重い、生温かい風が、中庭から這入って来た。
湿り気を帯びた風が。
其の風に混ざって、何かが聞こえる様な気がした。]

あ……あの人たち。
誰かを、殺して了ったの……?

[朱苑から身体を引き剥がすと、二階への階段を小走りに駆け上がる。
途中に転がる屍体には、殆ど眼も遣らなかった。
浴室の扉を押し開くと、最前まで誰かが遣っていたのだろう、タイル貼りの床には水滴がまぶされて居た。]
(44)2006/09/06 01:10:34
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 01:20:13
村長の娘 シャーロット
[眼に忿りに似た物を湛えて、階段へ戻る。
強い声で言った。]

如何して貴方たちは、この人を殺して了ったの?
そうやって疑う儘に殺して行けば、屍鬼の思い通りだと言う事が、解らないの?

……私と朱苑、媚児と悠迅先生のどちらかならば、二人に一人は屍鬼かその味方だったのに。
一体、私たちを何時まで残して置く積りだったの。
こんな事をして居たら、館の中は直ぐ死者しか居なくてなって了うわ。
(45)2006/09/06 01:21:04
村長の娘 シャーロット
貴方たちは……、貴方たちは私とは違って、生き延びる意味を持って居る筈なのではなくて!?

媚児を……、いいえ、皆にとっては影見を生き延びさせる事が、その方途だったのではなくて?
(46)2006/09/06 01:24:50
村長の娘 シャーロット
[そこまで一息に言ったが、其の先は言葉に成らなかった。
裴妹の遺骸の傍らで、掌で顔を蔽う。]

……嗚呼。
大姐……。
(47)2006/09/06 01:30:43
墓守 ユージーンは、村長の娘 シャーロットに、裴妹さんを部屋に*連れて行きましょう。*
2006/09/06 01:50:08
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/06 03:25:05
学生 ラッセル
男のくせにあんなに泣いて、みっともないな…

[僕は顔を洗いに井戸端へと向かった。いつも人がいる中庭は、不気味なくらい静まりかえっている。
僕は顔を洗い、水を呑み、気持ちを落ち着ける。
先程大きな物音や悲鳴の聞こえた二階の様子が僅かに気にかかっていた]

胡さん!?
一体――

[井戸端に手をつき立ち上がろうとしたその時、白い影が目に入った]
(48)2006/09/06 03:27:12
学生 ラッセル
まさか、今度は胡さんが…
でも、どうして!?

[僕は、てっきり肖琅か僕が血祭りに上げられるものだと思っていたのだ]

またか!
また――人を!!

[拳で井戸の葺き石を叩く。悔しさに歯を食いしばりながら、立ち上がった]
(49)2006/09/06 03:27:53
学生 ラッセル
ひどい…有様だ

[二階へ上がろうとした僕が見た、階段の光景は凄惨なものだった。血がしたたり落ち、血飛沫が散っている]
(50)2006/09/06 03:31:46
学生 ラッセル
[皆から話を聞いてまわり、僕は影見が裴妹に定まりそして屍鬼の餌食となったことを知った。壁面を見ると、おどろおどろしい血文字で「屍鬼殺害」とある]

意外と裴妹さんを見たいっていう人もいたんだな。
それまでそんな素振りがなかった人も、こういう事態になると不安になるものなんだろうか…。
(51)2006/09/06 04:54:56
学生 ラッセル
僕は、肖琅の正体を見定めさせてくれるなら、という条件で范さんの意見に賛成した。それは、媚児の正体を知ることにもなった。

『そして…愛している者の真実を知っておきたかった』

范さんは、どうしてそこまで僕のことを疑うのかやっぱりよくわからない。最初の刻に僕が何かの力を―そしてそれを范さんは霊視だと目星をつけたんだろうけど―持ってるのではないかとあたりをつけて疑ってきたんじゃないかって思えてしまった。

それに、時々僕の理解できない領域の理まで使って疑ってくるからね。
でも、その「理」を急にねじ曲げたりはしてないと思った。

少しだけ信じる気持ちになったよ。
(52)2006/09/06 04:55:48
学生 ラッセル
僕は屍鬼と告発されたから、言うことをなにひとつ信じてもらえないのかもしれないけどさ。
僕が人かもって思った人も、疑った人も、やっぱり屍鬼だって言う人のこと、少しも変だと思わない?

胡さんが急浮上したのって、媚児が「胡大人、さっきからほとんど何も」って疑いの口火を切ってからに思えるけどな。
(53)2006/09/06 04:56:10
学生 ラッセル
胡さんは最初気になったけど、後はあまり気にならなくなってた。僕は胡さんと小百合さんにあまり触れなかったけど、それは、二人は自由な雰囲気があって、屍鬼としての算段を巡らして動いてる感じがあまりしなかったからなんだ。
同じような感じだった黄さんもやっぱり人だったしね。
(54)2006/09/06 04:57:51
学生 ラッセル
みんな、頼むよ。

悠迅さんはまだ一人も屍鬼を見つけてない。
人ばかり殺されてて、僕には媚児と肖琅のどっちが屍鬼かまだはっきりわからない。

とにかく、媚児か肖琅のどっちが屍鬼かをはっきりさせないと。館の滅びの刻が迫ってる気がする。
みんな、僕が信じられなくても、せめて二人をどう思うか言葉をくれないか。

それで、できれば今日こそは、どちらかを。
(55)2006/09/06 04:59:13
学生 ラッセルは、間抜けにも悠迅の部屋に「遺書」を投函してしまったことに気づく
2006/09/06 05:01:39
学生 ラッセルは、「うわぁ… 恥ずかしい」回収できないものかと*思っている*
2006/09/06 05:03:28
ごくつぶし ミッキー
[ハンは、呆然としながら湯飲みを取り落とす。]

あ、姐さん……姐さんが死んじまったら…店はどうなるんですか……?
俺は……俺はこれからどうすれば……
姐さん…………

[ハンは膝を落とし、キャロルの亡骸の傍らで声を殺して涙した。]
(56)2006/09/06 08:55:03
ごくつぶし ミッキー
[しばらくの間、地面に伏し、体を震わせていたハンは静かに立ち上がる。]

先代、そして姐さん……見ていてください。
屍鬼の野郎は、必ず始末をつけます……。
(57)2006/09/06 09:12:29
ごくつぶし ミッキー
お見苦しいとこをお見せしました……

胡さんが亡くなり、そして人なのですか……
このまま、今日人が2人死んだら明日は6名、その時に屍鬼が2名と狂える者が残っているなら、半数は敵……そうなると絶望的だ……。
今日は確実に屍鬼側の始末をつけるしかないと言う事ですな。

メイを信じるならユァンが屍鬼、悠迅さんを信じるならおそらくメイか肖琅のどちらかが屍鬼。

そして俺から見たら小百合さんかオードリーさんのどちらかが屍鬼濃厚ってことになります。
だが今はこの2人から手をつける気はございません。
今日は、能力者の中から屍鬼を見出し…そして始末する……。

……姐さん……

[それだけ言うとハンは館へと*入って行った。*]
(58)2006/09/06 09:34:00
見習い看護婦 ニーナ
― 回想・王裴妹襲撃前 ―

[小百合は、王裴妹に借り受けた空色のドレスを身に付けた。和装に慣れているとは言え、舞踏会には洋装で出向くこともある。着付け自体は然程難しいものでもなかったのだが… ドレスの胸ぐりは思いの他大きく開いて居り、首元から覗けば臍まで見えそうな有様であった。]

色はとても綺麗ですけれど…

[流石は娼館と納得しつつ、小百合は溜息をついた。バスローブに比べれば随分とましであろうが、何れにせよとても両親に見せられた格好ではない。小百合は胸元を押さえてもう一度溜息をつき、鏡に映る自分の顔をまじまじと見つめた。]
(59)2006/09/06 12:23:04
ごくつぶし ミッキー
[しばらくして、黒服に身を包んだハンが現れる。]

今から先代の位牌の前で詫びて参ります……
影見は変わらずにオードリーさんを希望しておきます。

もう俺から見て、影見してもらいたい方は小百合さんかオードリーさんしか残ってませんし、明日影見2人の判定が出るなら、それを参考にして最後の決断をするつもりです。
そして今日は……今日は間違えられねえ……。

[ハンの手にはキャロルの傍らに転がっていた銃が握られている。
わずかに震える腕。
ハンは昂ぶる感情を押し殺すようにギッと歯を食いしばった。]

……失礼しました……

[ハンは軽く一礼すると再び館の中へと*入って行った。*]
(60)2006/09/06 14:26:37
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/09/06 14:29:14
見習い看護婦 ニーナ
[突如、部屋の外から鋭い叫び声が小百合の耳を打った。]

… まさか ! !

[小百合はバスルームを飛び出し、部屋の扉を勢い良く開く。部屋から出た刹那、強烈な血の臭いが鼻をつく。そして部屋の傍の階段には… つい先程まで王裴妹であったモノが散らばっていた。]

…裴妹さん… …そんな… …嘘…

[小百合は数歩後じさった。目前の前の階段は王裴妹の体から流れ出た血液で血の海となり、その紅の海の中に… 王裴妹の美しくも青白い顔だけが浮かび上がっている。

階段の下の踊り場に、人影が現れた。胡宝童… 黒社会に顔の効くというその強面が、小百合をじっと睨めつけていた。]
(61)2006/09/06 14:50:32
墓守 ユージーンは、部屋に裴妹を寝かせてくると、ぽつりと話し始めた。
2006/09/06 17:11:26
墓守 ユージーン
私の…私の所為です。
私がキャロルさん…裴妹さんを望まなければ。
話を聞いて決めなければ、こんな事には。

影見先がばらけてはならない。
疑い辛い人、故に疑う人をと思ったのが、屍鬼に狙われる事となってしまったようだ。媚児さんが、頷いた事にもっと気をかけて居れば。何かに急いて居たばかりに。

[ご主人様は顔色悪く、両手で顔を覆った。]

貴方がたにとって心の支えであったと謂うのに。
私は………もっと話が出来れば、或いは信じる事も出来たろうに。

裴妹さんが死ぬ間際に話された事で、
私が思いついた事を順に追って話したいと思います。
(62)2006/09/06 17:28:24
墓守 ユージーンは、ふっと顔をあげ。
2006/09/06 17:30:31
見習い看護婦 ニーナ
[その後の事を、彼女は良く覚えていない。胡宝童の首が平松の斬撃で切り落とされた事、その後王裴妹の頭を抱き締めて泣いた事… 霧に隠されたかの様な曖昧な記憶だけが、彼女に残されていた。

気が付いた時、小百合は部屋の隅に居て、只ぼんやりと虚空を見つめていた。血で汚れた腕や胸元は黒く乾き、頬の涙も白く乾いている。小百合はゆるゆると立ち上がると、覚つかぬ足取りでバスルームに向かった。]

裴妹さん…

[脱いだドレスを抱き締めて、小百合は呟いた。]

屍鬼… 許さないわ。絶対に許さない。

[小百合は叩き付けるようにドレスを置くと、湯船に入ってシャワーを浴びた。弾ける水がバスルーム中に飛び散るのも気にせず、顔を洗い、腕を洗う。]

許さない。

許さないわ。

[小百合の怨嗟が、湯と混じりつつ壁を*叩いた*。]
(63)2006/09/06 17:30:37
鍛冶屋 ゴードン
―回想・胡殺害直後―

[悠迅に襟首を掴まれた。彼の顔色は蒼白。
そして、この状況について問われた。]

どう謂う…って、疑わしきを罰したまで。

[冷徹な眼差しでそう答えた。]

俺の腕は、小を捨てても大を守るために振るわれるんだ。
もうすでに2人殺した。さらに殺さなければならないなら、
俺は迷わず斬るよ。朱苑君を。

[悠迅に言ったのか、独りごちたのかは不明だ。]
(64)2006/09/06 17:31:02
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 17:31:42
墓守 ユージーン
朱苑さんは、霊視で胡大人を人と知ったようですが、
肖琅さんは……?
(65)2006/09/06 17:32:00
墓守 ユージーン
─ 回想 ─

お言葉ですが、朱苑さんは人間です。
狂ふたものである事は考えられると謂え。

それに私は───胡さんをそこまで疑っておりませんでした。平松さん、…本当に、本当に疑わしいと謂うのが理由なのですか?
(66)2006/09/06 17:35:04
未亡人 オードリー
[中庭からひんやりとした風が吹いてくる。髪を揺らし、頬にかかる。
その感触は、屋敷にいたころ−庭で遊び疲れて母のひざ枕で眠った時の感触と同じ−
涙がすっと頬を伝う。その感触で目を覚ました]

あ……。

[黄色い光が辺りを照らしている
ゆっくりと立ち上がり周りを見渡す。首が転がっているのがみえる]
……

[息が詰まる
じりじりと後ろに下がり、*中庭にでた*]
(67)2006/09/06 17:37:19
鍛冶屋 ゴードン
[悠迅の問いに、答えを出すまで少し間があった。]

……あぁ、そうだ。あの状況なら彼が殺したと
思って仕方ないと思う。

[もはや平松の胸を蝕む黒い塊は消えていた。
間があるものの、すらすらと答えが出てくる。]

俺はね、もう疑わしきは罰する方針で行かねばならぬと思う。
朱苑君を斬るという判断が、君を疑ることを意味しようと、
俺は屍鬼の告発を受けたという一点で、彼を斬る。
(68)2006/09/06 17:42:56
墓守 ユージーン
では──…仮にも半数が屍鬼と狂ふたものになっても善いと?
朱苑さんが霊視でなく狂ふたものなら、理では好いでしょう。
私は彼がどちらかなのかは分からない。
(69)2006/09/06 18:05:08
村長の娘 シャーロット
[悠迅の問いに、頷いた。]

私、瞭然と言わなかったのね。

ええ。
湖大人は人だったわ……。
(70)2006/09/06 18:05:55
墓守 ユージーン
朱苑さんが真なる霊視なのだとしたら、
私は范さんを怪しく思います。

そして、肖琅さんが連動し屍鬼ではないのかと疑いを消しきれないのです。
肖琅さんが曖昧に力があると話された上での霊視の促しゆえ、疑わしく思える。 確か范さんは朱苑さんを情の上では殺したゐ。

それを最初から謂われておられた筈です。
何か違う視野から、ものが見えているのではないかと。
(71)2006/09/06 18:06:26
村長の娘 シャーロット
仮にも?

悠迅先生。
では誰ならば、確実に屍鬼だと仰れるの?

媚児?
貴方からすれば、あの娘は屍鬼か狂人ですものね……。
(72)2006/09/06 18:08:56
墓守 ユージーン
そうですか。
肖琅さん、ありがとうございます。

……私は、情けない事にこうやって人が人を殺し、
屍鬼が今先程裴妹さんを殺したのを見ても、
尚、誰が屍鬼なのか強く謂い切れません。迷って居ます。

確かオードリーさんは、私から見て
朱苑さんは、霊視なるものか狂ふたもの。
媚児さんは、屍鬼もしくは狂ふたもの。

その二つしか謂われませんでしたが、
肖琅さんも、霊視、もしくは───屍鬼か狂ふたものです。

私が懼れてゐるのは、影見と霊視に屍鬼が二人潜んでいる事。
私が見た朱苑さんが狂ふたものなのではと謂う事なのです。

すれば、肖琅さんが若し死なれたらば、
屍鬼であると謂う事も出来、媚児さんが屍鬼ならば庇う事が出来る。
(73)2006/09/06 18:12:22
鍛冶屋 ゴードン
……悠迅君、これは賭けなのだよ。
俺たちは勝つために、機銃の雨の中を歩まねばならぬし、
野砲の狙う平原を進まねばならぬのだ。
上海陸戦隊は、海軍だがやることは陸軍寄りだからね。

[思わず自分の職に関する話をしてしまう。]

悠迅君か媚児、俺はどちらかに賭けねばならぬ。
媚児に賭けるということは、朱苑を斬るということだ。
……悠迅君、すまんね。

[静かに言い放つと、*あてがわれた部屋へ足を向けた*]
(74)2006/09/06 18:13:08
村長の娘 シャーロット
[悠迅の言葉に、くすり、と笑う。]

其れを其うまで惧れて居られるなら、媚児を殺して呉れと仰るべきですわ。
其れを仰れないのは、媚児をという提案は詰り、貴方か媚児をという選択を迫る物だからではないの?

誰にも等分に疑いを掛けて居たら、この館はすぐに死者ばかりに成って了うというのに。
(75)2006/09/06 18:22:24
墓守 ユージーン
肖琅さんは、屍鬼だと朱苑さんの事を謂っておられましたが、私から見れば違います。
即ち、媚児さんを感情から信じているからそう謂われたのか、別のものを知っているのか。私には判断がつきかねない。

肖琅さんから見られば、私を信じても善い筈ではないか。
───悩むのです。
だから、悩んだり迷ったりされてない様が、私を尚惑わせる。
(76)2006/09/06 18:22:24
墓守 ユージーン
仮にも、影見であると名乗り上げている媚児さんを殺せと。
───肖琅さん、
それを提案して受け入れられると心から考えておられますか?
(77)2006/09/06 18:27:34
村長の娘 シャーロット
そうね……。

貴方には、そう云う風に説明しなくては、納得して頂けないのかしら?
朱苑が狂人であったなら、如何してあの時、媚児が朱苑を観る事が避けられなくなる迄、自分が霊視だと気づかない振りをしたのでしょうね?
もっと疑われない時が有ったのではなくて?
何しろ私は、「曖昧に力があると話した上での霊視」ですもの。
(78)2006/09/06 18:29:36
村長の娘 シャーロット
だから言って居るでしょう。
貴方か媚児、私か朱苑、そのどちらかは必ず屍鬼か其の味方。
其れ以外の方にならば三人に一人……。

影見が観れば又話も変わって来ましょうけれど。
(79)2006/09/06 18:32:30
墓守 ユージーンは、溜息をついた。
2006/09/06 18:33:35
村長の娘 シャーロット
其れに、私が真の霊視であれば、先生にとっては媚児は屍鬼。
必ず何時かは殺させなくてはならないのよ?
(80)2006/09/06 18:34:00
墓守 ユージーン
この手で殺せと謂う事ですか。
(81)2006/09/06 18:35:28
村長の娘 シャーロット
勿論、貴方が死にたいのならば、其うしなくとも構わないでしょうね……。
(82)2006/09/06 18:37:10
墓守 ユージーンは、眼を瞑り、
2006/09/06 18:38:05
村長の娘 シャーロットは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/09/06 18:40:04
墓守 ユージーン
あまり謂いたくはありませんが、
肖琅さんは矢張りよく分からない。

それに、私はどうも生かされている心地がして仕方ありません。
屍鬼の手の平で踊らされている気分だ。
(83)2006/09/06 18:41:21
学生 ラッセル
[血だまりの中、赤く染まった玉蝉を見つけ、拾い上げる。それを見て、やっと僕は彼女の死を実感した]

裴妹さん…

[館の主の彼女に、近寄りがたい雰囲気を感じた時もあった。それでも、憧憬の思いを感じていたのだ。
ただ、哀しかった。彼女が生きている間に信じてもらうことも、信じることもできなかったことが]
(84)2006/09/06 18:41:31
学生 ラッセル
[范の呟きが聞こえ、その後ろ姿に声をかける]

范さん。大変なことになりました。
胡さんが――また人が殺されたんです。

…范さん?
僕が本物だとも考えてるって言ってましたよね?
肖琅と僕を送るのもそのためだと――

ええ、確かに今日は状況が変わりました。
でも、僕はこんなこと望んでなかったですよ。

なのに状況が変わったことを口実に、僕に言ったことを翻したりはしないですよね?

もしそうだとしたら…貴方を人として信じることはできないですよ。

[それなら、むしろ彼が屍鬼であればと思った]
(85)2006/09/06 18:42:05
学生 ラッセルは、悠迅の姿を探し、彼と平松、そして肖琅の姿を認めた。
2006/09/06 18:42:10
学生 ラッセル
平松さん。

悠迅さんは日本人ですよ。彼を国に帰すのが軍人の務めじゃないんですか?
なのに、媚児だけを信じ抜くと言うんですか?

なぜ胡さんが今日死んだんですか?
この状況は貴方が作ったんでしょう。
「あの状況なら彼が殺した」って、僕のことですか!?

僕はこんなこと、望んでなかった。

貴方はまた間違えようとしてます。
そして、僕に咎を負わせて斬ろうだなんて…
帝国軍人の矜持はどこへ行ったんですか。

お願いします。しっかりしてください。
(86)2006/09/06 18:43:20
学生 メイ
[悲鳴が中庭に響く]

また誰かが?
真逆、大姐……!?

[動揺し視線を上げた先に血文字の壁]

──。

[先ず裴妹の名に紅線が重なる。続いて胡の名にも]

大姐に、大人まで──?

[慌てて建物に走り込む]
(87)2006/09/06 18:47:30
村長の娘 シャーロット
悠迅先生。
貴方が若し真物の影見で、私を信じ難いと思い、貴方は敢えて生かされて居て、誰も今日影見を手に掛ける事には賛成しないと思われるなら。

もっと瞭然と私を屍鬼だろうと仰るべきではないかしら。
いいえ。むしろ昨日から。
(88)2006/09/06 18:49:59
墓守 ユージーンは、再度、溜息をつく。
2006/09/06 18:50:51
学生 ラッセルは、「悠迅さんは僕が狂人かもしれないと思うでしょう。」
2006/09/06 18:51:04
学生 ラッセルは、「でも、僕は貴方が真の影見とわかっています。」
2006/09/06 18:51:16
学生 ラッセルは、「貴方の言葉が今、皆にとってなにより重要なんです。」
2006/09/06 18:51:32
学生 メイ
[夥しい血、そして胡の姿]

大人──。

[胡の正体は──苑と肖琅の様子に、聞かずとも理解できた]

大姐も……死んだのね。

[裴妹の姿は見えなかったが、血文字の壁に示されたということは即ち]

──これじゃみんな、みんな死んじゃうよ。
そんなのって──。

[ぼろぼろと涙を流し、声を詰らせる]
(89)2006/09/06 18:54:42
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 18:55:22
学生 ラッセルは、数多の哀しみに、今日は思いが言葉にならない。皆に話す力がない
2006/09/06 18:55:29
学生 メイは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/06 18:55:44
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 18:57:48
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/06 18:58:43
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/06 18:59:03
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 19:00:44
学生 ラッセルは、に哀しげな瞳で「媚児、本当にありがとう。敵対したくなかった」
2006/09/06 19:03:31
墓守 ユージーン
私には、どちらも怪しく見えるのです。
影を見た事から、真なる霊視が、
朱苑さんの方を信じたい気持ちに寄っていますが、肖琅さんを疑いきる事も出来はしない。
私が肖琅さんの事を疑ってゐるのは、「曖昧に力があると話した上での霊視」です。幾人かの話を突き合わせて考えれば、媚児さんが影見と名乗りあげ私が名乗りあげた。その上での霊視。

どなたかも話していたように思いますが、其処を怪しんでいるのです。

ですが、私は。
媚児さんか肖琅さん、どちらかが屍鬼であると……肖琅さんを疑いたくなゐのでしょう。

この想いが逆に余計に疑わせている。皮肉な事に。
(90)2006/09/06 19:10:08
学生 メイ
……どうすれば良いんだろう。

[哀しげな目で見る苑を見ることもせず、呟いた]
(91)2006/09/06 19:48:02
学生 ラッセル
僕は肖琅が影見かもしれないと―いや、そう思いたかったのかもしれない。
彼女が霊視を名乗った時もその現実とちゃんと向かい合える機会を欲した。

皆の疑いの元となったその感情が――僕の罪だ。

これまで、わかってもらえなかったことを申し訳ないって思う。

ただ、媚児と肖琅の同じような事柄があってもあまり気にかけないのはなぜだろう。
それは、僕にはよくわからないんだ。

悠迅さんもちゃんとした人物だよ。

最初から道筋を決めてかかっている人がいたら、もう一度、考えて欲しい。
(92)2006/09/06 20:25:38
学生 ラッセルは、回廊の揺椅に腰掛けた。静かな表情で中庭を*眺めている*。
2006/09/06 20:30:36
未亡人 オードリー
-1F 中庭-

[血の匂いが漂う室内から外に出て、息をつく
椅子に腰掛ける気力もなく、中ほどの床にぺたりと座り込む。誰からも、どこからも見える場所に。
遠くから、近くから、声が聞こえる]

どうしてこんな事に……?
(93)2006/09/06 20:34:27
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/06 20:35:19
鍛冶屋 ゴードン
[自室に篭り、返り血のついた軍服を脱ぐ。
動脈血を浴びたとはいえ、すでに黒に近づきつつある。
黄土色の軍服が黒衣へと変容していた。]

……帝国軍人の矜持…か。

[さらしを取り出す。頭に巻きつけ、鉢巻とす。]

大を生かすためには、小を犠牲にせねばならぬこともある。
今はその時。犠牲が日本人で、生かすのが中国人であっても。

[部屋の中央で正座し、独りごちる。]
(94)2006/09/06 20:44:40
鍛冶屋 ゴードン
肖琅と朱苑君……思えば、肖琅が自らの正体を
曖昧にしていたという嫌疑はあるだろう。
だが、どうしても拭えん。俺には拭えん。
あの時、朱苑君が霊視できる者だと表明したこと。
媚児から屍鬼の告発を受けることを前提か、
もしくは媚児の影見を避けたいが為の名乗りに思える。
真にそうであれば、最善の機はそこではあるまいに。

[部屋には、平松一人だが敢えて声に出して
考えを吐き出してみる。言葉にした方が整理が付くと思って。]

……矢張り覆せんな。日本国籍の者を斬らねばなるまいか。

[軍刀を脇に携える。]

思うしかない。これだけ嫌疑が濃くば、逆賊であると。
逆賊であれば、屍鬼であれば斬ること躊躇いなしと。
(95)2006/09/06 20:53:37
鍛冶屋 ゴードンはメモを貼った。
2006/09/06 20:57:44
未亡人 オードリー
[水盤のほうを眺める]

私はどうしても……苑の態度が気にかかる……。
直前まではあまり疑ってなかった。いえ、疑いたくなかったのかもしれない。

どちらも気にかかることがあるけれど……
直前だったのがどうしても引っかかる。

他は……

[壁の文字をじっと見る]

范は一番苑とやり合っていた。
あれだと目立ちすぎる気がするわ。
やはり……御堂様の方が気にかかる。
(96)2006/09/06 22:20:47
村長の娘 シャーロット
[階段を下りて行く。
中庭は奇妙にシンと静まり返っていた。]

音楽が……、聞こえない。
正庁の騒ぎも……。

[ふと見上げると、ネオンの灯にボウッと紅く霞んだ夜空に、薄らいだ満月が架かっていた。]
(97)2006/09/06 22:34:54
学生 ラッセル
[一度部屋に戻り、熱いシャワーを浴びる。カッタウェイを脱ぎ、純白の長衫と袴子に着替えた。]

日本人になろうとしてなれなかった僕だ…

支那人として最期を迎えるのも悪くない。

[部屋の片隅に立てかけてあった二胡を手にとると、階下へ向かった]
(98)2006/09/06 22:35:42
墓守 ユージーン
猫目、私はまだ生きれるだろうか。
出来れば私は、苑さんの影を見たいと思う。

媚児さんは───何処に?
(99)2006/09/06 22:38:03
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 22:40:50
学生 メイ
(……誰を、視るべきか)

[階段を降り、中庭に向かう]
(100)2006/09/06 22:40:51
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、緋色のドレスに身を包むと、静かに自分の部屋を出た。そこに王裴妹の屍体はなく、先程の狂乱が嘘の様に静まり返っている。

小百合は無言で階段を踏みしめると、中庭へと*向かった*。]
(101)2006/09/06 22:41:42
墓守 ユージーン
いや、矢張りオードリーさんの影を。

影見は同じ人物を見た方が好いだろうか。
媚児さんが見あたらないのは───。
(102)2006/09/06 22:41:44
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 22:42:10
学生 ラッセル
[中庭の井戸端に腰を降ろす。ここなら、血の汚れもすぐに洗い流すことができるだろう。そして、懐かしい人たちと最も近い場所だった。

僕は、手習いで覚えた二胡を弾き始める。
音楽が静かに月影さやかな夜の闇の中へと吸い込まれていく。

僕がそこにいると、皆にわかるように。
僕が確かにここにいたのだと、覚えてもらえるように。
僕は、音楽を奏でていた。]
(103)2006/09/06 22:42:58
学生 メイ
[ぶつぶつと呟いている]

二姐か、オードリー姐姐か、范大兄か。
范大兄は屍鬼だと思うし、だとしたら二姐かオードリー姐姐か……。

……どっちかを視たら答えが出るような気がするのは、楽観的過ぎるのかなぁ。

[考えるうちに中庭に出た]
(104)2006/09/06 22:43:41
墓守 ユージーン
視野を遠くから見る理を使うならば、
私からは、媚児さんが狂ふたものか屍鬼である。

そして媚児さんは一人既に、朱苑さんと謂う屍鬼を見つけている。
媚児さんを───殺さば。

狂ふた人間なら、狂ふていても胸が痛い。
屍鬼なら、それで好い。
黄泉へと返す事が出来る。

あの火が移り変わり、屍鬼が二人残っても、
まだ私達の方が多く。屍鬼を殺す事も出来る。
(105)2006/09/06 22:45:38
墓守 ユージーン
『私に……殺せるのだろうか。人の姿をしたものを。』
(106)2006/09/06 22:46:09
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 22:46:55
村長の娘 シャーロット
[静かな中庭に、細い音色で西洋の物ではない旋律が流れた。

ふと胸を突かれて、音のする方へ踏み出した。]

……懐かしい。
(107)2006/09/06 22:48:58
墓守 ユージーン
媚児さんは、苑さんを屍鬼だと──?

『急に……何故。』
(108)2006/09/06 22:49:17
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 22:49:22
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/06 22:50:39
墓守 ユージーン
そう思われるのなら、范さんを見ますか?
(109)2006/09/06 22:51:03
学生 ラッセルは、学生 メイの姿に微笑みかけた。「媚児。もうすぐお別れだね。」
2006/09/06 22:51:16
学生 ラッセルは、「媚児。僕は君と話すのがいつも愉しかったよ。ありがとう」
2006/09/06 22:52:24
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 22:52:38
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/09/06 22:52:55
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は中庭に出、呪わしい血文字の壁を眺めた。王裴妹の名の傍には屍鬼殺害の文字。彼女は無言で水盆に寄り、じっと水面を見つめた。水面はゆらめき… そこには、己れの顔以外、何も映ることはなかった。]
(110)2006/09/06 22:53:16
学生 ラッセルは、一瞬、二胡を弾く手が止まる。中庭に、肖琅の姿があった。
2006/09/06 22:53:29
学生 メイ
ううん。あたしは二姐かオードリー姐姐のどちらかを視たいと思う。

どちらかといえば、二姐をこそ視たいんだけれど。
同じ人物を視たほうがいいんだよね。

文士さんは誰を?
(111)2006/09/06 22:54:07
鍛冶屋 ゴードン
[すっくと立ち上がる。決心したようだ。朱苑を斬ると。]

影見は、あの范という男を願えれば幸いだが…
俺の意が…まぁいいだろう。

[大声で歌い始める。士気を鼓舞しているようだ。]

海行かば 水漬く屍
山行かば 草生す屍
大君の 辺にこそ死なめ
かへりみはせじ

[その声は、どこまで響くだろうか。]
(112)2006/09/06 22:54:46
村長の娘 シャーロットは、学生 ラッセルに微笑んだ。眼尻から涙が零れた。
2006/09/06 22:55:31
学生 ラッセル
肖琅。できれば貴女と一緒にと…思っていた。
でも、貴女が屍鬼でなければ――僕のことは忘れてください。

貴女を愛しながら、逆の立場に身を置く他なかった男のことなど――
(113)2006/09/06 22:56:22
墓守 ユージーン
苑さんを私は怪しんでいる…。
…ならば、媚児さんも疑われているオードリーさんを見ますか?
 
(114)2006/09/06 22:56:29
村長の娘 シャーロットは、朱苑に囁いた。「忘れる? そんな事は有り得ないわ……」
2006/09/06 22:57:43
見習い看護婦 ニーナ
[小百合は、一人で何事かを呟いている。]

…玉児ちゃんは朱苑さんを屍鬼だと言い、悠迅さんは人だと言う。平松さんは何れも人だと。朱苑さんと肖琅さんは、黄力さんと胡宝童さんを人だと…

[小百合は懸命に思案している。王裴妹のために屍鬼を見出だすべく。]
(115)2006/09/06 22:57:52
学生 メイ
……そうね。
じゃあ、オードリー姐姐を視ることにする。
(116)2006/09/06 22:57:53
学生 ラッセルは、「肖琅。ずっと貴女と一緒にいたかった。」
2006/09/06 22:58:05
墓守 ユージーンは、媚児さんの肩へ手を伸ばした。
2006/09/06 22:59:05
学生 ラッセルは、別れ際に肖琅に近づくと、そっと口づけをした。
2006/09/06 22:59:21
未亡人 オードリー
-1F 中庭-

[音楽が流れ始める。
水盆から目を離し、そちらの方を見る]

苑……

[楽の音を静かに耳を傾ける]
(117)2006/09/06 22:59:50
学生 ラッセル
愛していました。

いつまでもお元気で――
(118)2006/09/06 22:59:52
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