人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1758)色情狂たちの協奏曲 : 2日目 (2)
書生 ハーヴェイ
……良からぬこと、か。
[遠くから聞こえる怒声に耳を傾ける]

……何なんだ?
今、妙な音が聞こえたが……?

[ギルバートがキャロルから話を聞こうとするのを見て、便乗しようとその側に座った。]
(198)2006/08/24 00:03:41
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/24 00:03:53
踊り子 キャロル
[キャロルは、震えを押さえつけようと、少しずつココアを嚥下していたが、いつの間にかやってきたギルバートの声に、恐る恐る振り返り…]

こんばんは…。えっと今の現状?――わたしもマンジローさんから聞いた話だからよく…解からないけど…。

地下室でアーヴァインさんの変死体が見つかったそうよ。ネリーさんが…第一発見者みたいだけれども…。
今は、警察が一人ずつ事情聴取をしている所…。マンジローさんとネリーさんが呼ばれていったわ…。
(199)2006/08/24 00:05:59
双子 リック
…取調べだって。人が、死んだから…。
えーと…アー………誰、だっけかな。

[ココアのカップを抱えたまま微かに首を捻る。
ギルバートの姿を見つければそちらを見やりながら、ココアを一口]
(200)2006/08/24 00:06:18
学生 ラッセル
[微かに聞こえる怒声、そして怯えたような少女の声に、眉を顰めながら…]

一体何が起こったっていうのだろう…。
ただ事ではないということは…、雰囲気から察しえることが出来るけども…。

[ラッセルもギルバートとキャロルのやり取りに耳を傾けた。]
(201)2006/08/24 00:09:53
書生 ハーヴェイ
[キャロルの話を聞き、眉をしかめる。]

……アーヴァインの、変死体……地下室……?
まさか、あの男が殺されたというのか?……一体、誰に?いつ発見されたというのだ?

殺人事件が、まさか起こるとは………
(202)2006/08/24 00:10:39
冒険家 ナサニエル
地下室なんかあったんだ、ここ…。
アーヴァインがね…。

[キャロルとリックの説明に漸く納得したのか小さく頷いて。]

誰の仕業かわかんないけど実際に起こっちゃったわけだ…。

[ポツリと呟いて、遠くから見える青い髪に目を細めた。]
(203)2006/08/24 00:13:56
村長の娘 シャーロット
変死体……警察…
……死ん……だ……?

[キャロルやリックから出てくる言葉に、恐怖で震えだす。傍から見れば単にその言葉に怯えているように見えているかもしれない。だが]

(……エルシア…貴女がまさか…
……それとも……あの人…あの人が……)
[ナサニエルを見る。カップを持ち、飲む仕草を見て]

……なんで、どうして…
[より一層怯えた足取りで、近くの椅子にようやく腰を落ち着かせる]
(204)2006/08/24 00:14:13
流れ者 ギルバート
説明をありがとう、キャロル。
階段からちらっと見えたあの立ち入り禁止テープと警官は、そう言う事か。で、順番に1人ずつ呼び出されて「おまえが殺人淫楽症の殺人犯じゃないのか」詰問されてる…と。

この様子じゃ、呼び出しを食らうまでアーヴァインの死体とは対面はナシだろうな。犯人だけが知る情報ってヤツを引出したいだろうし。

なんだが、このまま軟禁生活が続きそうな予感がヒシヒシと…。

[軽い調子で話しては居るが、ギルバートの顔が明るいわけでは決して無く。]
(205)2006/08/24 00:20:03
冒険家 ナサニエル
[自分を見れば怯えた素振りを見せるシャーロットに少々苛立ちの表情を見せながら、ギルバートへ苦笑を漏らし]

…死体とご対面したいの?
俺は呼び出し食らった後も対面は御免だけど。

軟禁生活は避けられないだろうな。
それだけで済みゃいいんだけど。
(206)2006/08/24 00:24:24
書生 ハーヴェイ
残念ながら……捜査が終わるまでは、軟禁生活は避けられぬだろうな。

死体を見たネリーが不憫だ……。死体発見の衝撃が、後々まで残らねば良いのだが。

[煙草を巻きながら、ポツリと呟く。]

一体、誰が犯人なのだ。我々の中に居るのではないかと、警察は言い出すのだろうか。

[淡々と言いながら、煙草を手の甲でトントンと叩く。]
(207)2006/08/24 00:26:49
踊り子 キャロル
[礼を言うギルバートに軽く会釈をして]

アーヴァインさんの遺体を見たのは、ネリーさんとニーナさん、そしてマンジローさんだけだと思うわ。
勿論、手を施した犯人を抜きにして…ね。

[と、そこまで言うと一人の警官が、つかつかとやってきてキャロルの前に立つ。抵抗する様子も見せずに、苦笑を一つ漏らすと、カップをサイドボードに置き、ナサニエルを見つめながら]

美味しかったわ、ココア。味音痴だなんて嘘ね

と、弱々しく微笑みながら。彼女は広間を*後にした*]
(208)2006/08/24 00:26:56
書生 ハーヴェイは、踊り子 キャロルに「教えてくれてありがとう」と言い、彼女の後姿を見送った。
2006/08/24 00:29:34
村長の娘 シャーロット
[ギルバートらの話にただ静かに聞いている中]

軟禁ですか……

別に私は…慣れていますから。
……皮肉ですね。結局、私は籠から出られないのですね。
[自嘲気味に呟く]
(209)2006/08/24 00:32:22
学生 ラッセル
[アーヴァインの死体。殺人事件。軟禁。子の中に居るであろう犯人。

口々に紡がれる不協和音に耳を塞ぎたくなる衝動に駆られながらも、ラッセルは彼らの話を黙って聞いていたが、ふと]

(あぁ、こんな時にもハーヴェさえ生き残ってくれればと願う俺は…野蛮だろうか…)

[独り言を漏らし、愛しき相手の燻らせる紫煙を、壁に寄りかかりながら、ただぼんやりと見つめていた。]
(210)2006/08/24 00:34:13
書生 ハーヴェイ
……籠?……慣れて、いる?
こんな軟禁生活にか?

[煙草に火をつけながら、シャーロットの呟きに耳を傾ける。]
(211)2006/08/24 00:35:26
流れ者 ギルバート
[警官に抵抗する様子はなく連行されていくキャロル──珍しく髪をおろしていてまたそれが似合っている──に、軽く手を振って見送って。]

…確かに、あの内気そうなネリーが死体を見たと言うのは気の毒だ。あまり、そう言うのは好きじゃない。
(でも、そういうコに限って、そういう目に遭ったりするんだよなあ…皮肉な事に。)

ナサニエル。
覗き見趣味がある訳じゃあないが。
自分なら、どうせ軟禁されるなら現状は知っておきたいかな。アーヴァインは一応知り合いだし。
(212)2006/08/24 00:37:16
書生 ハーヴェイは、テーブルの上のクッキーを手に取り、口に運んでいる。
2006/08/24 00:37:48
村長の娘 シャーロット
[自分の呟きがハーヴェイに聞こえたのだろうか。
そっと。物寂しく笑みを出すと]

ええ…私はずっと白い籠の中。
閉じ込められて、不自由ではなかったけど…
辛かった……だから耐えられなくて。
逃げ出した…

[ふわりと上を見上げ、遠くはない記憶を思い出した]
(213)2006/08/24 00:39:03
流れ者 ギルバートは、村長の娘 シャーロットを振り返る。「そうは見えなかったけど何処かで飼われてたの?」
2006/08/24 00:39:25
双子 リック
[空になったカップをキッチンへと戻してきてから]

…起きちゃった事は、しょうがないんじゃないの。
嘆いても、取調べしても、死んだ人が帰ってくるわけないもの。

[淡々とした口調、感情を感じさせない表情のまますい、とギルバートのほうへと足を向けて]
(214)2006/08/24 00:40:05
書生 ハーヴェイ
白い籠?……何かの比喩か?
閉じ込められて不自由は無く、しかし逃げ出したかった……と。

随分と詩的な話だな、シャーロット。
中世ならば、さしずめ「囚われの姫君」とでも言えるのだろうな。
(215)2006/08/24 00:42:38
村長の娘 シャーロット
飼われてた……?
[ギルバートの言葉がよくわからず首を傾げたが]

……飼われてた。そうなのかも…
"あの人達"はいつも私の様子を遠くから見て、面白そうに話していた。
お話しても私によくわからない質問ばかりして。
おかしくなりそうでした。
……だからあんな所、もう居たくなかったんです。
(216)2006/08/24 00:46:07
冒険家 ナサニエル
…たまたま、だよ。

[キャロルへ苦笑を返し]

ネリーって子が見つけちゃったのは可哀想だね…。
アーヴァインが殺されたってだけで現状は十分かな、俺は…。
お得意さんだが死んだ姿に泣きつくほどの仲でもない。

[煙草を咥えるとソファーへ座ってシャーロットの話に耳を傾けている。]
(217)2006/08/24 00:48:29
学生 ラッセルは、壁に寄りかかりながらみんなの話を黙って*聞いている*
2006/08/24 00:49:12
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/08/24 00:52:27
書生 ハーヴェイ
ふうん……
[シャーロットの話を聞きながら、ハーヴェイはいつしかメモを取り始める。]

……白い籠。遠くから聞こえる人の声。
質問の内容はよくわからない。
あんな所には居たくない。

……なるほど。
(218)2006/08/24 00:53:44
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/08/24 00:53:58
書生 ハーヴェイは、次から次へとクッキーを口に運んでいる。
2006/08/24 00:54:31
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルが煙草を咥え、ソファーへ座る姿を見て]

……あ…

[また体が震えだす]

………して。
ナサニエルさん……どうして…
[震える声で]
どうして同じなんですか…あの人と……
(219)2006/08/24 00:56:07
流れ者 ギルバート
…病院?

[シャーロットに向かって、質問するでもなく、思い付いた言葉を発してみる。気が付けば、リックが傍に。]

いや、俺だってアーヴァインと良い仲だった訳でもないが、依頼を受けてた仕事とか色々…ね。でもそれを言うなら、死体よりもアーヴァイン氏の奥さんと連絡が取れる方が有り難いけど。

[リックを見つめて、
嗚呼、この無表情に…なぜ惹かれるんだろうな、と内心で呻きながら。]

殺人淫楽症患者と一緒に、いつ自分が殺されるか分からないのに、軟禁される可能性ってのは、怖くは無い…か?
(220)2006/08/24 00:57:38
冒険家 ナサニエル
[また自分を見て震え出す少女に明らかに不快そうな目で、それでも微笑を作りながら]

…どうして、…って?
あの人って、誰?
(221)2006/08/24 00:59:20
村長の娘 シャーロット
顔も……仕草も…声も……全部…全部。
何でそんなに同じなんですか…

[顔を俯かせ、搾り出すように声を出す]

やっぱり…あの人なんですか……
"あの子"が貴方を苛めたから…
……許して。もう"あの子"が苛めないように言いますから…
だから…私を苛めないで……殺さないで……!!

[ポタポタと目から溢れた涙が白い服に落ちては沈んでいった]
(222)2006/08/24 01:02:19
書生 ハーヴェイ
あの人……?
シャーロット。あの人とは、どういう関係だい?

[ペンを走らせながら質問をする。]
(223)2006/08/24 01:03:38
双子 リック
[きゅ、と僅かにギルバートの指先を握って]

…仕事?

[小さく首を傾げて淡々と尋ねる]

…別に。だって、人はいつか死ぬでしょう?
それが、いつどんな風に死ぬかが変わるだけだもの。

[微かにギルバートの指先を掴んだ手に力がこもり、瞳が伏せがちになれば頬に影が落ちて]
(224)2006/08/24 01:04:36
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは、顔色を変えずにティッシュペーパーの箱をシャーロットの前に置いた。]

……これを使いなさい、シャーロット。
話は落ち着いた後で構わないよ。
ゆっくり呼吸して。いいね?
(225)2006/08/24 01:05:50
冒険家 ナサニエル
[冷えた目でシャーロットを見ていたが、こめかみを指で揉み解しながら疲れた表情で小さく溜息をついた。声が似ている、とのことなので言葉を発するのは今は控えている。ギルバートやハーヴェイを見て、その場は任せた…とでも言いたそうな視線を送る。]
(226)2006/08/24 01:06:58
村長の娘 シャーロット
[...の背後にいつの間にか警官が立っていた。
「来い」と一言だけ告げると、涙を流したままの彼女に有無を言わさず腕を掴んでテープが張られた場所へと連れて行く。
...はそのまま然程抵抗する姿もなく、警官と共に闇の中へ消えていった。

去る間際、ナサニエルの方を見た顔はどこか*懇願するようだった*]
(227)2006/08/24 01:09:37
流れ者 ギルバート
[リックに指を握られる。伏せられた睫毛が落とす長い影が掛かった白い頬に、反対側の手を反射的にのばしながら、]

仕事はアレだ…。
オモチャと一緒に扱っているクスリ関係。
その手の仕事で警察と関わりがあるってのは、まあ…リックなら分かるだろ。

…死体は見慣れてる…か?
(228)2006/08/24 01:11:35
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/24 01:13:06
流れ者 ギルバートは、村長の娘 シャーロットが連行されていく様子とナサニエルの両方を眺めて視線を送り。
2006/08/24 01:13:10
村長の娘 シャーロットは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/08/24 01:13:29
書生 ハーヴェイ
………………。
警察にも困ったものだ。
あの娘は……まずい雰囲気がする。あのまま取り調べをしても、マトモな会話にはならぬだろう……。

[いつの間にか走り書きしていたメモをテーブルに置いて、溜息をつく。そこにはシャーロットの発話記録が書かれている。]
(229)2006/08/24 01:14:48
双子 リック
……そう。

[ぽつりと答える。
仕事の内容は何となくわかるし、義父のところに出入りする人間にはそういう人間もいた。
頬に温かいものが触れるのを感じながら]

…ううん。馴れるほどは見てないけど…少しなら。
(230)2006/08/24 01:16:12
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/24 01:17:05
書生 ハーヴェイ
そういえば……腹が減った。
パンでも適当に焼くか……

[ハーヴェイは、キッチンに向かった。]
(231)2006/08/24 01:18:50
冒険家 ナサニエル
……それなら俺が先に行けばよかったかもね。

[ハーヴェイが置いたメモを忌々しそうに一瞥すると煙草を投げ出してソファーに身を沈めた。何をするでもなく虚ろに天井を見つめている。]
(232)2006/08/24 01:21:41
流れ者 ギルバート
[リックの言葉からは、やはり感情は読み取りにくく。ギルバートは、リック伏せられた瞼の上に軽く口唇を落とした。
指を握るからには不安なのかもしれないと思った…のか、単に欲望の延長線にある行為なのかはギルバート自身もよくわからないまま。]
(233)2006/08/24 01:34:11
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは、後からやってきたラッセルにキッチンを追い出された。]

……何だ、ラス。パンを焼くことくらい、私にもできる。それはまあ、この間は失敗したが……

……ん?普通の人はトーストを失敗しない?本当にそうなのか?……そうか。

……ああ。さっきクッキーを5〜6枚食べたから、軽くつまむ程度で……っ……て、分かった。分かったから。栄養偏るのは良くないんだろう?

…………。
じゃあ、適当にサンドイッチでも。

[ハーヴェイは、ブツブツ文句を言いながら広間に戻ってきた。]
(234)2006/08/24 01:34:19
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルに向かい合って座り、水を飲みながらメモに目を通す。
2006/08/24 01:37:16
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/24 01:37:24
双子 リック
[瞼の上に口付けが落ちてくれば、少しだけ驚いたようにギルバートを見上げる。
それから、するりと指から手を放して]

…もう、寝る。ベッド、連れてって。

[甘えるように両の手を伸ばしてギルに少ししがみつく。
もしもギルが抱き上げて連れていってくれたのならきっと部屋へとつく前に*寝息をたてていて*]
(235)2006/08/24 01:39:33
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/24 01:39:34
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/24 01:40:16
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/24 01:41:59
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/08/24 01:42:52
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/24 01:43:26
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/08/24 01:45:06
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/24 01:48:05
書生 ハーヴェイ
[リックの様子に、違和感やどこか気色の悪さを覚えながら、横目でそのしどけない姿を見やっていた。ほどなくして、ラッセルからサンドイッチが手渡される。「ありがとう」と短い礼を述べると、サンドイッチをくわえながらメモに目を通す。]

……「あの人」……か。
ナサニエル。一応聞いておくが……
過去にシャーロットと面識は……あるか?
(236)2006/08/24 01:49:47
流れ者 ギルバート
[シャーロットが連行された後あたりから、地下室の入口付近が騒がしくなり、厳重にメタリックグレーの布で包まれ密閉されたアーヴァインの死体を担架に乗せて警察は運び出して行った。遺体確認関係の部隊がまとまって引き上げて行く。

別室での詰問はまだ続けられているようだったが…。]
(237)2006/08/24 01:52:36
冒険家 ナサニエル
[取調べとやらに呼ばれるまでは部屋に帰るに帰れず。誰も視界に入れたくないのか天井を見上げたまま、近づいてきた人の気配にも小さく舌打ちし。]

………知らない。
面識があったらそれなりの対応はする。

[短く告げて、自嘲の笑みを浮かべ]

…疲れたな。こう立て続けで意味もなく恨まれると。
(238)2006/08/24 01:55:24
書生 ハーヴェイ
……やはりか。

[サンドイッチをほおばりながら、ナサニエルの言葉に頷いた。ハーヴェイはメモを走らせる。]

……やはり彼女には、どこか不穏な空気があるな。まるで神話か、おとぎ話の姫君みたいな口振りだ。今が中世ならば彼女の話をマトモに受け止められたが、あいにく我々は、20世紀の夜明けをとうの昔に迎えているからな。

……発言内容は、妄想的で被害的。質問を投げ掛けると涙を流して回答を拒絶する節がある……か。

そういえば彼女の家族は?今まで家族と一緒に暮らしていたのか?病歴は?精神科の通院歴は?「遠くから聞こえる声」は、一体誰のものなのか?家族の中の誰かか、或いは他者か……と。

[ハーヴェイは細かくメモを取っている。]
(239)2006/08/24 02:03:40
流れ者 ギルバート
[アーヴァインの死体と入れ替わりに、広間に武装した見張り役の警官が数人。そして、警察関係のマークの付いたつなぎを着た土木作業員達が入って来る。

ギルバート達があっけに取られている間に、窓や扉、通気口と行った出入りに使用出来そうな箇所を点検し、網を張ったり、金属を溶接したりと、短時間で破壊や脱出が非常に困難な、閉鎖環境を作り上げて行く。]
(240)2006/08/24 02:07:41
冒険家 ナサニエル
…今だけでいいからあの子の話をするのは止めてよ。

[顔を起こして喋り続けるハーヴェイを睨みつけると、入ってきた作業員達を不思議そうに眺め]

…次は何がはじまるんだ…?
(241)2006/08/24 02:09:40
書生 ハーヴェイ
どこぞの病院の精神科の患者だった場合、まずいな。あの口振りと言動からして、おそらくは閉鎖病棟に隔離されている患者だろう……。

……自殺のきざしは今のところ見られない。ならば、一体何の………?
(242)2006/08/24 02:10:01
書生 ハーヴェイ
[メモを取る手を止め、ナサニエルの不機嫌そうな顔を見つめる。]

……いや、すまなかったな。ナサニエル。お前はあの娘のせいで、だいぶ不快な思いをしたというのに。半分、職業柄の癖とはいえ、不躾な真似をしてしまったな。

[ナサニエルに頭を下げ、顔を上げると――周囲は徐々に警察によって閉鎖空間へと変えられてゆく。]

………なんなんだ、一体………?
(243)2006/08/24 02:14:55
流れ者 ギルバート
[リックの仕草に魅入られた様に、目を細めて腰に手を回す。]

…リック、今はまだ戻れないみたいだ。
暫くの間、ソファで我慢して。

[リックをソファに誘導する。ギルバート自身のリックの隣に座り、その背をあやすように撫でる。ハーヴェイが不審そうな視線を送った事には気付かないのか、気に留めていないのか。このままリックを犯したいな…と思いながら、やはり昨夜の行動が自分でも信じられず。全ての状況に内心の溜め息。]
(244)2006/08/24 02:19:11
流れ者 ギルバート
[普段のギルバートは、仕事柄、どちらかと言うと誰かを動かし誘導する側で、自分自身が衝動のままに動く事は滅多にあり得なかった。
性衝動に関しても、慣れと訓練で…自制心には自信があったはずだ。例えば具体的に言えば、相手を嬲る為に自分自身は一晩中射精を我慢する…等も珍しい事でもなく。]

(ありえない…。)

[首を振って、現実に戻る。]

…本格的に監禁されるみたいっすね?

[ギルバート達の呟きに、工事の指揮を取っていたらしき、警察が不気味にサディスティックな笑いをにじませながら、近づいて来る。]
(245)2006/08/24 02:21:50
流れ者 ギルバート
「全員の取り調べが終った訳じゃないが、ここに殺人淫楽症患者は確実に居るんだ。お前達は全員、ここから出る事は出来ない。

アーヴァインさんから、ケーキと一緒にメッセージは貰ってただろう?
あの人がやられちまうとは皮肉な結果だが、アーヴァインさんの事だ。案外楽しんだかもしれん。…ククク。

ここから出たければ、殺人淫楽症患者を見つけて自分達の手で殺す事。まあ、出られても────かもしれんがね。死にたく無ければ自らの手で確実に殺す事だ。もしくはいつも通り、変態行為を楽しんでれば良いかもしれんね。」

[工事の過程で、監視カメラの接続や、今までもあったらしきカメラ、盗聴録音機の調整をしている様子が見て取れた。屋敷内には、電話すら無いと言うのに、丁寧な話だった。]
(246)2006/08/24 02:22:11
冒険家 ナサニエル
[ハーヴェイを一瞥すると視線を逸らして]

…俺のいないところであればいくらでもどうぞ?


ああ、軟禁から監禁に変更ってところ…?
犯人はこの中にいるって決め打ちたいみたいだね。


…一度帰らせてもらえませんかね。
家宅捜索されたら一度や二度殺されるくらいじゃ
足りないようなやばいネタがいっぱいありますもので…。

[小さく呟きながら煙草の火をつけた。]
(247)2006/08/24 02:23:27
書生 ハーヴェイ
………つまり。
警察が直接手を下さぬということか。
我々自身の手で、殺人淫楽症患者を見つけて……殺せと。

……殺人淫楽症自体がマユツバものだというのに、姿の見えぬ影を恐れて我々に殺し合いを「依頼」するとはな……。

……何だか奇妙な話だ。いつから警察はそんなに怠惰になったのやら……。

[コップの水を飲み干すと、溜息をついた。]
(248)2006/08/24 02:27:51
学生 ラッセルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/24 02:28:02
学生 ラッセルは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/08/24 02:29:13
流れ者 ギルバート
「ああ、そうだ。良い事を教えてやろう。
殺人淫楽症患者は1人じゃないぞ。
我々の調査によれば、お前達の中におそらく2人だ…。

まあ、何にせよ患者と一緒に精々楽しんで、ついでに我々も楽しませてくれたまえ。

死体だけは回収してやる。
メイドも今まで通り通わせる。
ただし、メイドを人質に脱出等は考えない様に。お前達だけじゃなく、哀れな少女の死体が増えるだけだからな。」



[詰問官等を残し、主な警察関係者は既に引き上げた後。
耳障りな哄笑と共に入口は固く閉ざされ────殺人淫楽者と閉鎖環境での異様な生活が幕を開けた────。]
(249)2006/08/24 02:30:30
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/24 02:33:20
流れ者 ギルバート
[ナサニエルの言葉が無視されるのを見て、]

…おお、こちら自由意志は完全に配慮対象外ですか。
嗚呼、良い国に生まれたモンだ。
監視カメラって事は、ビデオでも売る気かよ…。
(250)2006/08/24 02:37:53
冒険家 ナサニエル
…「ついでに我々も楽しませてくれたまえ。」…?
……最悪に趣味悪いね…。

[呆れた口調で呟くと、告げられたことを頭の中で整理して]

…僕らは執行役にはなれない弱虫ですって告白されちゃった…。
一人一人取り調べておけよ…。

[面白くなさそうに呟いた。]
(251)2006/08/24 02:41:11
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/24 02:46:39
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは、溜息をついた。]

殺人淫楽症の正体を知り、その治療方法を探ろうともせず、容疑者同士を互いに疑わせ、殺し合いをさせようとは……。なんたる怠惰だ。

もし仮に我々が探し出すことに失敗し、皆殺しになった場合、警察は犯人達をどうするつもりなのだろうな?そのまま警察も巻き込まれて、仲良く天国に召されるつもりなのか?

あのロボトミー(*注)だって、今では使われなくなったというのに。まずは「問題箇所は、取り除きさえすれば良い」というわけか。……ひどく短絡的で、前時代的な話だな。

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(*注)ロボトミー:
前頭葉に外科的侵襲を加えることによって精神症状の改善を図る治療法。戦後に精神分裂病患者に対する治療法として試みられ、全世界に普及した。しかし自発性の低下などの人格変化、てんかん症状などが見られる場合があるため、現在は使われていない。
(252)2006/08/24 02:47:10
冒険家 ナサニエル
こういうのって弱い奴から殺されてくと思うんだけど。
無実な奴も殺してOKって警察の方が神経いかれてるね。
…ガス撒いちゃえば皆一発で終わるのに訳わかんないね。

[煙を吐きながらくすくすと笑うと面白くなさそうに灰皿に煙草を押し付けて]

………寝よ。

[誰にも挨拶せず2階へと広間を出て行った。]
(253)2006/08/24 02:52:28
流れ者 ギルバート
気の利いたパーティーのつもりなんでしょうかね?
…はあ。まあ、アレか。危なくなったら、生存者全員を毒ガスで闇へ…ってトコだろうな。退屈な生活を送る上流階級の皆さんには、飛ぶ様に売れるビデオが取れそうだけど。
…まあ、当事者としては、やりきれんね。

[既に詰問を受けていたギルバートは、ソファで寝入ってしまったリックを抱えて自室に戻る為に、立ち上がった。無防備なリックの寝顔は、先刻まではギルバートの良心をとがめ罪悪感を感じさせたが、今の状況ではは寧ろ、加虐心をそそるものに見えた。]
(254)2006/08/24 02:57:50
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルを目線で追いつつ、「おやすみ」と呟いた。
2006/08/24 02:58:27
流れ者 ギルバートは、双子 リックを抱え二階にあがろうして、ハーヴェイの目の前で立ち止まる。
2006/08/24 02:59:36
書生 ハーヴェイ
……どうした?ギルバート。

リックを2階に…安全な場所に、送ってやってくれ。リックは随分とお前に懐いている様子だしな。
(255)2006/08/24 03:04:04
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイに向かって、何時ものように微笑みを見せるが、やりきれない苛立ちの所為で、どこか残酷さを含んだ笑み。]

先生は真面目で、上品だな。
…助かると思ってる?

[ラッセルがすぐ傍に居るにも関わらず、ギルバートは笑いながら首を傾け、ハーヴェイに深く口付けた。目は閉じずにハーヴェイの目をじっと見つめたまま。]
(256)2006/08/24 03:08:47
冒険家 ナサニエル
―2階 自室―
[当然のように設置された監視カメラに諦めにも似た挑戦的な笑みを向けると]

…なんならマスターベーションでも見せて差し上げましょうかね。

[小さな苛立ちは積もりに積もって一つの純粋な怒りに変わり。誰でもいいから適当に部屋に忍び込んで犯っちまおうか…等という暴力的な思考になりそうになり、舌打ちをすると頭を冷やすために*シャワーへと向かった。*]
(257)2006/08/24 03:10:05
書生 ハーヴェイ
……さてな。
ただ騒ぎ立てても、悲観しても、ロクなことにはならない。それだけだ。

助かる方法を探る努力は怠ることなかれ、それだけだよ、ギルバート。

………………?

[ギルバートに深くくちづけされ、表情が変わる。]

………何をする!?
(258)2006/08/24 03:15:03
流れ者 ギルバートは、書生 ハーヴェイの問いには答えず、抵抗する舌を絡めとり口内で弄ぶ様に。
2006/08/24 03:18:00
書生 ハーヴェイ
[突き飛ばそうとして手を伸ばすが、ギルバートの腕の中には、眠っているリックの姿がある。]

くそっ……

[突き飛ばせない悔しさからか悪態をつきながら、ギルバートの舌を唇の向こう側に入れまいと、顔を逸らそうとしている。]
(259)2006/08/24 03:24:29
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/08/24 03:34:18
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイのやけに純粋な反応をしばらく楽しんでから、今度は冷たさの消えた笑みを浮かべて、ハーヴェイから離れる。距離を取ってから濡れた口元を指で拭った。]

…助かる方法を。
或いは、患者を探し出す気がある…わけだ。
あんたの事は割と信用して良いかもしれないな。

[ラッセルを眺めて、]

仲直り出来てよかったな。
彼が患者じゃないことを、あんたの為に祈ろう。
(260)2006/08/24 03:36:43
書生 ハーヴェイ
[口の周りを手で拭う。]

最小限のダメージで問題を抽出し、排除する。私は人間として、その意志は消さぬ。……信用するか否かは、好きにすればいい。

[「仲直りできて良かったな」という言葉には、冷静な表情を保とうとしながらも、ふと微かに頬を赤らめる。]
(261)2006/08/24 03:48:11
流れ者 ギルバート
(…頬が赤い。ラッセルを疑うって発想は浮かばないのか?
見るからに恋愛中だな…ハーヴェイさん。)

…嗚呼、そうだ。

殺人淫楽症患者は警察のヤツが言った様に、居るとは思うぜ。患者の居ないゲームと、居るゲームを比較したら居る方が、盛り上がる。…ヤツらが考えそうな事を予想するとね。

[腕の中のリックに視線を落とす。
残酷な衝動は先刻よりも落ち着いたものの、リックに対する感情もまた…ギルバートを常とは違う様にしているもので。
複雑な感情は表に出す事はなく、リックの金髪を撫で。
ギルバートは2人に手を振り、二階へと*上がって行った*。]
(262)2006/08/24 03:51:10
流れ者 ギルバート
──二階・リックの部屋──

[リックの服装が気になって居たので、自室では無くリックの部屋に向かう事にした。扉を開けた室内は、黒一色で統一されており、深い深い闇の中に入り込んだ様な錯覚をおぼえた。ギルバートは、息を呑む。]

(…この部屋は一体。)

[ベットに降ろされたリックがうっすらと、琥珀色の瞳を瞬かせている。ギルバートはリックを見下ろし、息を付く。]

…リック。
さっき、薄目を開けてた…違うか?

[答えを待たずに少年の顎を掴み、華奢な身体に覆い被さる。行為の動機には、未来や暗闇に対する*恐怖も手伝っていたかもしれない*。]
(263)2006/08/24 04:08:27
見習い看護婦 ニーナ
ー二階自室ー

[取調べが終わり部屋に戻り、汚れた白衣を着替えシャワーを浴びる。その間脳裏によぎるのは地下室の入り口から見えたちぎれた肉片と病院でもかいだことの無い濃密な血の匂い。
そして取調べの時の警官たちの罵声。]

・・・・っ

[シャワーを浴びながら床に座り込み自らの体を両腕で抱きしめる。]
(264)2006/08/24 07:02:14
学生 ラッセル
――一階 ホール――

[自分の作ったサンドイッチを美味しそうに頬張るハーヴェイに、微笑みを浮かべ、ギルバートとのやりとりをも余裕で見つめていたラッセルだったが。

ふいに交わされたギルバートとハーヴェイのキスに、息を飲みながらただ為す統べもなく見て居たが、ギルバートが居なくなったのを確認して]

ハーヴェ…、汚されちゃったね…。待ってて…今…消毒…してあげるからから…

[込み上げてくる感情を押さえるように、ハーヴェイの膝を割って入り、跪くと。ゆっくり彼の唇を貪っていった。
彼らのやりとりを軽蔑しながらも、面白そうに見て居る、警察の目など*気にせずに*]
(265)2006/08/24 07:46:56
村長の娘 シャーロット
―地下室―

「……で、そりゃあ酷かったらしいぜ。」
「…由緒正しきEcliss家の令嬢が男に暴行されそうになって逆に男をボコボコに…か。局部を何度も踏みつけて笑ってたなんて正気の沙汰じゃないというか。とんでもないスクープだな。」
「その後、お嬢様は精神病棟行き。両親の口止め料は半端じゃなかったらしいな。そんな事世間に知れたらあっという間に……」

[時々、遠目にいる...を一瞥して哀れんだ目を見せてはボソボソと話す警官二人]
(266)2006/08/24 08:21:41
村長の娘 シャーロット
うるさい。

[耳障りだったのか、警官を睨みつけるように吐き捨てる。その目は穏やかな時の少女の目ではなかった]

そろいも揃って役立たずの警官だね。
あはは……そいつも誰か犯そうとして返りうちにでもあったんじゃない?

[...の態度に警官の一人が身を乗り出そうとしてもう一人に制止される。先程から尋問中、怯えたりブツブツと呟いたり、急に今のようになったりと彼女の行動の不気味さに吐き捨てると、
「もういい」と...の腕をまた掴んでは広間へと追いやった]
(267)2006/08/24 08:28:29
書生 ハーヴェイ
―2階・ハーヴェイの部屋―

[窓際には、優しい朝の光。ハーヴェイはまどろみの中でラッセルの温もりを感じている……]

[夜の闇の中――仲直りをしたような、ギルバートのキスをすんなり受け入れてしまった(あくまで表面上だが…)のが混ざり合い、ラッセルは複雑な顔をしていた。ハーヴェイはそんな彼を優しくたしなめ、闇の中で当たり前のように抱きしめ、キスをした。]

むにゃ……ラス………。

[朝の柔らかい光の中、素肌から伝わる温もりを慈しむかのように……或いは、いつぞや取られた抱き枕の代わりのように、ラッセルを抱き締めて、微笑む。]

――たとえお前が何者でも、私はお前の味方だよ。
――そうだ……私の命は、全てお前に預けよう。
――お前の命の在処と、私の命の在処を、同じ地平線の上に置かねばならぬ。
――私は、お前と共に、在らねばならぬのだから……

[2人の欲望が絡み合う寸前…ラッセルに囁いた言葉をハーヴェイは頭の中で何度も繰り返す。
 そして、眠りと覚醒の狭間――自らの「想い」のみが優しく支配する場所へと、ハーヴェイは緩やかに意識の歩みを踏み入れていった……*]
(268)2006/08/24 08:35:20
村長の娘 シャーロット
―地下室→1階広間―
[広間に戻ってすぐに目に入ったのはハーヴェイとラッセル]

恋人達は呑気だね……
[ハッっと笑いを吐き捨てると、キッチンへ]

……私はもう愛情も何もいらない。
愛情なんて所詮性交する理由を作る建前。
ハハッ……自由だよ。私が欲しいのは自由…
こんな貞操帯もいらない。籠にもいたくない。
犯られて…殺されてたまるか…アイツのような奴らに。

……何。アンタまだ愛情なんて欲しがってんの?
愛情欲しがって裏切られたのは誰だよ。シャーロット…
それとも何…アンタまさか…あいつに未練残ってるんじゃないだろうね。…そんな事許さないよ。

[ナサニエルの顔を思い浮かべ――キッチンから小さな折りたたみナイフを取り出すと、それを*ポケットにしまった*]
(269)2006/08/24 08:40:41
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/24 08:42:59
双子 リック
[ぱちりと、目を覚ます。
全身が酷く重たく、目元も何だか腫れている気がするし、きっと声はあまり上手く出ないだろう。
朝の明るい光も社交カーテンのおかげで殆ど入ってくる事はなかったから、部屋の中はいつでも明かりをつけないかぎりは夜のようだった。
ほんのりと感じるギルの腕の温かさに目を細めれば、僅かに、頬を彼の胸元にすり寄せて少しだけ安堵した様子で*また眠りに落ちていった*]
(270)2006/08/24 08:47:12
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/24 08:55:55
踊り子 キャロル
[疲れはてながらようやく解放された、簡易の取り調べ室から出ると、耳を掠める恐ろしい計画]

淫楽殺人者が居なくなるまで、殺し合えだなんて…
なんて恐ろしい事…

[口元を押さえて込み上げる嘔吐感を何とか飲み込み、キャロルは自室へと*戻っていった*]
(271)2006/08/24 09:02:47
踊り子 キャロル
――二階 自室――

[部屋に入るなり、ベッドに横たわり溜め息を吐く]

ねぇ、お兄さま。遂に淫楽殺人者の被害者がでてしまったわ…。
きっとゆくゆくはわたしも…。
お兄さま、死ぬ事は恐い?誰かに命を奪われる刹那、あなたはどんな事を思った?
わたしは…。死ぬ事は恐くはない。けれど…誰かの死ぬ姿は見たくはないわ。
ねぇ、お兄さま。わたしに一度だけで良い…。力を与えて?悲しい犠牲者を出さないために、誰かを救える強い力を…。

[キャロルはそっと自分の太股を撫でると、何かを決意したかのように唇を噛み締め。静まり返る廊下へと*出ていった*]
(272)2006/08/24 09:16:32
書生 ハーヴェイ
―再び、2階・自室―

[目を覚ましたハーヴェイは、傍らで寝息を立てるラッセルを見て微笑んだ。ふと周囲を見回すと……]

ん……?カメラ……悪趣味な。我々の生活を24時間体制で監視……いや、観賞するつもりか?

[起き上がりベッドの上で煙草を巻きながら、不機嫌そうな表情を見せる。]

プライベート・セックスまで覗き見されるのは気分が悪い……。どんな表情をしてラスを抱いていたかと思うと……さすがに恥ずかしいな。

[煙草を吸いながら呟く。]

愛情と幸福感を覚えながら誰かを抱くのは何年ぶりだろう……?いや、元々何かの捌け口のように身体を弄ばれていた私に、そんな相手ができるとは……悪い気はしないが、些か奇妙だな。

……不躾な覗き見の目や、殺人事件や処刑などさえ無ければ、悪くないのだがな。

いや…処刑に殺人、か…。冗談にもなりはしない……

[ハーヴェイはラッセルに手を伸ばし、*そっと髪を撫でた*]
(273)2006/08/24 14:13:19
冒険家 ナサニエル
―2階 自室―
[長い時間冷たい水を浴び、体も冷えたが頭も冷え切ったようで。落ち着いた表情で戻ってくると昨夜とは違った余裕のある笑みをカメラへと向けて]

…せめて手を振り返してくれる明るい人に見ててもらいたいね。
根暗な人にニタニタ笑って眺められるのは気持ち悪いから。

[冷たい敷布の中に滑り込み、その感触に身を埋めながら]

……淫楽殺人者がこの中に…か……。
……――ィー。
あんたが殺された時みたいに、また誰かが死ぬのかもね…。
…違う…か。もう誰かが死ぬことは決定してるんだ。
淫楽殺人者も何ももう関係なく…今日からは殺し合いのはじまり…。
俺らは全員人殺しの共犯。
…やっぱり最後は全員処分する気なんじゃない…。

[くすくすと笑いながらカメラを一瞥すると、温もりを感じる前に*眠りに落ちていった。*]
(274)2006/08/24 14:17:30
異国人 マンジロー
……殺し合い、ね。よりによってここにいる10人全部で。

[寝返りを一つ打って天井を見つめながら呟く。監視カメラにはタオルを被せ、
集音マイクのまん前には、母国語の習得の足しになるかと以前買っておいた
RAKUGOとやらのCDをエンドレスで流しているポータブルプレイヤー。]

朝になったら、またこってり絞られるだろうなぁ。……でも。

[自分の横を見やる。ネリーはようやく寝息を*立て始めたところだ。*]
(275)2006/08/24 18:55:18
見習い看護婦 ニーナ
[シャワーを浴びながら警官に言われたことを思い出す]

『ニーナ・アーセナル、君がアーヴァイン隊長を殺したんじゃないかね?ドクターオズワルドの時のように』

[嘲笑うように警官はそう告げた。根拠などまるでない、否昔のことを持ち出して彼女を傷つけるためだけにそういったのかもしれない。
警官の目は真実を追求するそれではなく獲物をいたぶるような目だったからだ]

違う、私は・・・

『殺す気はなかった、だろ?そんな台詞は聞き飽きたんだよ犯罪者。さっさといけ』

[警官はそのまま彼女を追い出しバタンとドアを閉めた]
(276)2006/08/24 18:55:33
見習い看護婦 ニーナ
─一年前─
[ニーナはある病院で働いていた。中くらいの病院で明るい彼女は皆の人気者だった。
ある日、看護婦の間で嫌われていたオズワルドに呼び出された彼女は彼に強姦されかけた時に弾みで彼を殺してしまっていた。

看護婦の間で同性愛が普通にあり、また男性との経験もあった。
故に冷静であればまた違う結果だったかもしれない。だが薬で体の自由を奪われ全身を嬲られた彼女は薬の効果が薄れた時にヴィンセントを撥ね退け打ち所の悪かったオズワルドを死亡させている。
正当防衛が認められ、病院が事件を表沙汰になることをよしとしなかったため自主退職という形で病院を追われた彼女は今の病院に落ち着くのだが・・・・]

─自室─
またあの男が・・・
いつまで付きまとうの・・・

[半ば諦めのまじった口調でそう呟いた
(277)2006/08/24 18:55:52
異国人 マンジローはメモを貼った。
2006/08/24 18:56:15
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/24 19:00:02
書生 ハーヴェイ
―引き続き、2階・自室―

[ハーヴェイは、鞄から小さな袋を出した。中から銀色が4つ、零れて落ちる。]

……まあ、願掛けみたいなものだけれどな……

[4つの銀色――4連のパズルリング――を、左の人差し指にそっとはめた。]
(278)2006/08/24 19:12:54
見習い看護婦 ニーナ
[ため息をつきながら鞄を手繰り寄せ、中を確認する。]

傷薬、痛み止め、栄養剤・・
役に立つよね?誰かが怪我しても助けられるよね。

[そう呟いて鞄を閉じる。幾つかの薬はすぐ出せるようにポケットにいれる]
(279)2006/08/24 19:21:03
見習い看護婦 ニーナ
─一階広間─

[ニーナは部屋を出てホールにやってきた。
一人きりの自室より誰かがいるかもしれないホールの方が安全に思えたし、体が食事を求めてもいた]

誰もいないのですね。
簡単でもいいから食事作りましょうか。

[そういって厨房に入って料理を始めた]
(280)2006/08/24 19:29:32
見習い看護婦 ニーナ
[シチュー、ポテトサラダ、白身魚のフライといった料理を作りながらあることに気付きため息を付く]

材料に毒なんか入れられてない・・・ですよね?
警察の話からすればもっと直接的に襲って来るみたいですし・・・
おかしな感じもしなかったですから。

[そういいながらも自分がまず毒味をしよう、そう心に決めて料理をしている]
(281)2006/08/24 19:44:02
異国人 マンジロー
……まぁ、俺の取調べの時も相当えげつないことを言ってやがったからな。
しかも、それなりに痛いところを突いてくるときた。──あれから13年も経つんだな。あいつらに言われなかったら気付きもしなかった。

[自分のいるこの家で起こった殺人。血まみれになって震えていたニーナとネリー。
どうしても思い出したくない様々な過去を思い出さざるを得ない。]
(282)2006/08/24 19:51:48
見習い看護婦 ニーナ
[料理を九人分皿に取り分けてテーブルに置き、自分はソファーに座る。
けふ、と小さくげっぷして]

ど、毒見のつもりがついつい食べ過ぎちゃいましたね。
お腹いっぱいです。

[そういってゆっくりと紅茶を*飲んでいる*]
(283)2006/08/24 20:07:00
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは、4連のパズルリングのうち、1つを外し、ラッセルの掌にそっと収めた。]

ラス…お前に一時、これを預けるよ。これはパズルリングと言って…4つのピースが揃って始めて、ひとつの形を成すんだ。

まあ貰い物だし、こうやって1本だけ渡すのは本来の使い方とは少々違うのだがな。……願掛けとして、お前に1本だけ渡すよ。好きな指にはめておいてくれ。

この事件が終わったら、ちゃんと返してくれよな?代わりのものを、用意するから。

[照れ笑いを浮かべるハーヴェイの左の人差し指に、3本だけの不完全なパズルリングが再びはめられる。そして服を着込み、ハーヴェイは一人先に広間へと向かった。]
(284)2006/08/24 20:16:38
学生 ラッセル
――二階 ハーヴェイの部屋――

[幸福な気怠さに、うっすらと目を覚ます。視線の先には、愛しい彼の姿。

ラッセルは微睡みながら、ハーヴェイの所作を見つめていた]
(285)2006/08/24 20:17:43
書生 ハーヴェイは、広間を見渡す。ニーナが用意した食事に気付き、食べはじめる。
2006/08/24 20:18:42
異国人 マンジロー
──「どうしてレイジローを止めなかったの?それともあなたがやって、レイジローがあなたをかばったの?
答えなさい、マンジロー!何で答えられないの」

……ああ、母さんが泣いてる。泣きながら僕を揺さぶってる……

「やめなさい、マンジローは何も覚えてないと言ってるじゃないか!」
「離してよ。あなたレイジローが死んで悲しくないの?」

……父さんと母さんがつかみ合ってる。何で僕しかここにいないんだろう。……兄さん?……
──
(286)2006/08/24 20:23:37
学生 ラッセル
[まだ覚醒仕切っていない意識の中、ハーヴェイからふいに握らされた一つのパズルリング。
そのひんやりとした感触に、ふわりと微笑み、ラッセルはハーヴェイの後ろ姿を見送った]
(287)2006/08/24 20:25:43
見習い看護婦 ニーナは、書生 ハーヴェイに気付いて挨拶をしてから紅茶をいれた。
2006/08/24 20:29:24
見習い看護婦 ニーナは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/08/24 20:29:46
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはニーナに微笑んだ。]

ああ、ニーナ。ありがとう。
紅茶、いただくよ。

[紅茶を飲みながら、3本だけのパズルリングを見て、静かに微笑みを浮かべる。]
(288)2006/08/24 20:31:55
見習い看護婦 ニーナ
[自分の分の紅茶をいれながら]

簡単なものですけど食べてくださいね。
自分ではまぁ上手くできたと思います。
(289)2006/08/24 20:32:33
書生 ハーヴェイ
いや……美味しいよ、ニーナ。ありがとう。
いつもすまないな、気をつかってもらって。
(290)2006/08/24 20:34:10
見習い看護婦 ニーナ
[パズルリングに気付き]

それはなんですか?指輪みたいですけど・・・

[物珍しそうにリングを見つめている]
(291)2006/08/24 20:34:33
見習い看護婦 ニーナは、書生 ハーヴェイに微笑んだ。
2006/08/24 20:36:31
異国人 マンジロー
[ネリーが何か声を出したような気がして我に返る。
また魘されたかと覗き込むが、
気のせいだったらしく、さっきと変わらず、寝息をたてている。]

この次目が覚めた時には、もう少し落ち着いてくれてるといいがなぁ。

[手を伸ばしてネリーの髪を撫ではじめた]
(292)2006/08/24 20:38:29
書生 ハーヴェイ
ああ。これはな、パズルリングというんだ。
元々これは、1本ずつのリングなのだが、全てのピースを集めるとこうして複雑な形のリングになるんだ。

[ニーナに、左の人差し指を見せる。]

元々は、戦争に向かう兵士が恋人に贈るったのが由来でな。知恵の輪みたいに組むのが難しいこのリングを恋人に贈ることで、戦争から帰ってきた時に恋人が浮気しているかどうかがわかる……とかいう代物らしい。

……どういうわけか、私はこれを父親から貰ったわけなのだがな……

[ハーヴェイは小さく苦笑した。]
(293)2006/08/24 20:41:21
見習い看護婦 ニーナは、書生 ハーヴェイの話を興味深そうに聞いて、これは三本だけなんですか?
2006/08/24 20:47:30
流れ者 ギルバート
──二階・リックの部屋──

[…暗闇の中で、目を醒ます。
随分時間が経過した様な感覚が有るにも関わらず、周囲は闇で。ここがリックの部屋である事に気付くのに、しばらくの時間を必要とした。

腕の中には、昨夜、自分が蹂躙する様に抱いた華奢な少年の身体。闇に慣れて来た目で顔を覗き込めば、随分と泣かせた所為か目元が赤くなっていた。首筋や胸元にも、赤い痕が、昨夜よりも増えている。]

(……酷い。虐待された子どもみたいだ。
否、俺のやっている事は……虐待と同じか。)

[それでも、リックの滑らかな頬はギルバートの胸に寄り添っており。ギルバートは首を振り、涙の跡をゆっくりと舌で拭う。]
(294)2006/08/24 20:48:24
流れ者 ギルバート
(……暖かい。人形の様な貌をしているが、ちゃんと血の通った身体だ。心臓の音もする。

昨夜の俺を……。死への恐怖に駆られた俺を。
リック……お前は何故受け入れたんだろう。

そういう風に育ったんだろうか?
父親に……そういう風に躾けられた…のだろうか。)
(295)2006/08/24 20:49:42
流れ者 ギルバートは、まあ、俺もイク直前に首を絞められる事を望む様な男だが。
2006/08/24 20:50:37
書生 ハーヴェイ
……いや。
4本、6本、8本……いろんな種類がある。

これは元々、4本あったものだ。つまりこの状態では、不完全なパズルリングというわけだ。

……おかげで指の付け根が妙に不安定でムズムズするよ。
(296)2006/08/24 20:50:49
異国人 マンジローは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/24 20:51:01
流れ者 ギルバート
[ギルバートは嗚呼と溜め息をついた。
ベットの向こう側をよく見れば、カーテンに隙間があり、そこから微かな光が差し込んでいる。どうやら、暗闇を作りだしているのは遮光カーテンらしい。]

(簡単な事だ。
…死ぬのが怖い。)
(297)2006/08/24 20:51:49
冒険家 ナサニエル
[長い間天井を只見つめていたような気がする。
あの悲鳴を聞いてから目を閉じればあの時の情景を思い出すことになりそうで。
―――眠れない。
今になって昔の事を思い出すのはこんな事件に巻き込まれたからだろうか…。]

……ソフィー…。

[虚ろに天井を見つめ、小さく掠れる声で呟いた。]
(298)2006/08/24 20:54:55
見習い看護婦 ニーナ
[ふぅんと頷き]

じゃあハーヴェイさんは誰かに一本渡したんですか?

[ちょっと興味ありそうに尋ねる]
(299)2006/08/24 20:57:05
流れ者 ギルバート
[リックを起こさない様に、上半身と右腕だけを器用に動かしながら、脱ぎ捨てたズボンを引き寄せ、尻ポケットに入っている1枚の紙片を取り出して眺める。

紙片の下端には今は既に居ないアーヴァインの署名。
…それを眺めて、ギルバートは再び溜め息。再び、ポケットに紙片を仕舞う。]
(300)2006/08/24 20:58:19
書生 ハーヴェイ
……どうだろうな?

なんて、誤魔化しても仕方ないか。

……そうだな。1本は、誰かの手の中にある。
(301)2006/08/24 20:58:59
異国人 マンジロー
[髪を撫でていた手が頬にあたる。自分の口元が緩んだのを覚えた。]

……あったかいな、当たり前だけど。

[そのまま、彼女に寄り添ってしばらく目をつぶった]
(302)2006/08/24 20:59:23
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