冒険家 ナサニエル [首についた鬱血の痕を指でなぞりながら静かに笑みを浮かべ] イイ声するじゃない。 …仕置? [ハーヴェイから退いて再びソファーに座りなおすと、落ちていた煙草を拾って火をつけ] 悪いけど、俺は別にあいつの嫉妬癖をどうこうしようとか善意的な事は全く思ってないんだよね。 だから仕置をする理由も思い当たらないんだけど。 嫉妬したきゃ勝手にすりゃいいし。 その嫉妬される理由がなかったからムカついただけで。 される理由は、今作ったし? [相手の首元を目で指しながらクスリと笑みを浮かべ] 気が向いたら参加するかもね?だけど今は興味がない。 あてつけねぇ…可愛らしいことで。 相手も同じ状況に陥らせてみれば?少しは学習するかもね。 | |
(304)2006/08/22 02:44:46 |
冒険家 ナサニエル [髪を掻き揚げながら肺に沁み込ませるように深呼吸して] 面倒事は仕事以外では御免。 心の通わぬセックスも仕事以外では御免。 至極同意だよ。だから誘いに乗らないっつってんの。 可愛いとは思うが、俺はその小生意気な悪魔ちゃんが今は好きじゃない。 だから俺は「遊び」ででも楽しむことができない…。 何かあって気が向いたら参加するかもしれませんがね。 …俺の言ってる事、理解していただけたらいいんですけどね。 心云々の問題で行くとあんたの方が好み。 「遊び」と呼ばれるのは些か心外だね。 悪い趣味を持っているみたいじゃない。 [さほど気にしていない様子でカラカラと笑うと] ただ、遊びでもやるからには全力で遊ぶよ? | |
(310)2006/08/22 03:10:29 |
書生 ハーヴェイ [ふと思い出すのは、先ほどまで密に感じていた愛しい者の温もりと、蜜のように甘いくちづけの味。もつれるようにベッドに倒れ込むと、ハーヴェイの唇からポツポツと旋律が落ちる。] My girl,my girl... Don't lie to me... Tell me, where did you sleep last night...? In the pines,in the pines, Where the sun don't ever shine, I will shiver the whole night through.... My girl,my girl... Where will you go...? I'm going where the cold winds blow.... In the pines,in the pines, Where the sun don't ever shine, I will shiver the whole night through.... | |
(318)2006/08/22 04:03:49 |
村長の娘 シャーロット ―二階 自室― 【ある精神科医達の会話記録】 「……で、あの娘の話を聞いているとですね。 どうもこの病棟を何処かの白い神殿で、自分はそこに閉じ込められている巫女のような者だと。」 「夢見る少女らしいじゃないですか。可愛らしい。」 「少なくとも"おとなしい彼女"の方はですけどねえ… 別の人格の方に変わると厄介ですよ。規則性はあるみたいですけどね。」 「貞操帯をつけて大人しくはさせてますが…… "おとなしい方"は別人格を悪魔と称して自分は呪われていると思っているようです。 …まあ、サディスティック側な彼女も魅力ですが。」 [冗談めいて笑う。以下――他愛もない会話が続く] | |
(321)2006/08/22 10:35:58 |
書生 ハーヴェイ [ベッドに座るシャーロットから距離を取るように、ハーヴェイは立ち上がった。] コーヒーの礼?何の話だ。あれはラスが淹れたものであり、私が礼を受けるべきものではない。 [ベッドにコロリと寝転がりこちらを見つめるシャーロットに対し、あからさまに嫌悪するような表情を見せた。] ……何をしている貴様。 生憎私は、お前のような小娘と遊ぶほどの高尚な趣味は持ち合わせておらぬ。ましてや、人の都合や気分なぞお構いなしに部屋に入り込む不躾な輩に割く時間など無いわ。 ……用が無いのなら、私の部屋からとっとと立ち去れ。 [「何よっ…」と抵抗するシャーロットの腕を掴み、部屋の外へと追い出す。] ………それではまた「広間で」な。 [シャーロットの目の前で、バタンと音を立てて*扉を閉めた*] | |
(326)2006/08/22 13:18:59 |
冒険家 ナサニエル [ハーヴェイの部屋の前でシャーロットが転がっていたがさほど気にする様子も無く素通りして1階へと降り、目覚めの悪い表情のままソファーへどっかりと沈むと苛々と煙草を咥え] …珍し…。まだ苛ついてんの…? 相手の名前呼ばれたくらいで興削がれるなんて、らしくないんじゃないの? ああ、それとも提案に萎えた?もっと、らしくないね。 [小馬鹿にする口ぶりで呟くとくすくすと笑いを零し、次の瞬間には面白くなさそうにソファーへと仰向けに転がり天井を見つめながら] …さて、どうしようかな。 どの「コース」が一番楽めるとと思う…? [自分自身に問いかけて薄く笑い、マッチを探ろうとそのままの体勢から手を伸ばして辺りを探るが見つけることはできず。それすらも腹ただしいのか一つ舌打ちを残すとゆるりと襲ってくる眠気に*身を任せた。*] | |
(332)2006/08/22 14:37:31 |
村長の娘 シャーロット ……バーカ、死ね。 [追い出されたハーヴェイの扉の前で悪態一つ。] ふーん……女には興味なし、か。 レズだけでなくホモもいるのね。面白いじゃない。 それじゃ今度は誰にちょっかいだそうかな。 体持て余しまくりだし、うざったらしいドクターもいないし。 [ケラケラと小さく笑いながら広間へ降りてナサニエルの方へ目が行く] ……ああアイツに似てるね確かに。顔が。…腹立つ。 [怪訝な顔を向けてそっぽを向くとナサニエルから距離を取るように椅子に座り、白い服の小さなポケットからガムを取り出すと何度も膨らませては遊んでいた。昨日の清楚さが嘘のように消えたように恥じらいもせず頬杖ついて。*足を組んで*] | |
(335)2006/08/22 15:04:28 |
踊り子 キャロル [昨夜、たまたま廊下で鉢合わせをした少年。常に一人の青年に寄り添い微笑んでいた彼が、珍しく目に涙を浮かべていた。 声を掛けたのはほんのちょっとの出来心。ただ一人寝の夜を共にしたいという感情ではなく。ただ少しでも語る相手へ名乗り出ただけ。 整った唇に乗るは、愛する故に嫉妬に魅せられた美しい戯言。その戯言さえ、時間も経たない内に睡魔に打ち消されてしまって居たけれど。] 愛に絶望を感じないから苦しいのね…。 でも、間違えてはいけないわ。嫉妬に狂って心にも無い人の気を惹くことは…、新たな絶望を呼んでしまうわ。 ――嘗てのわたしのように…ね [透き通るようなソプラノを口許にだけ漂わせる。 ラッセルを見つめる目は、酷くやさしい色を漂わせて…唄うように独り言を呟くと、ラッセルの額に軽く口付けをし、...は自室を後にした。] | |
(370)2006/08/22 20:27:28 |