学生 ラッセル 僕の力もここまでか・・・ セシリア・・・・ | |
2006/07/02 01:02:35 |
雑貨屋 レベッカ …愚かな男が堕ちたか。 獣の咆哮が響き渡るか…。 それとも、否。 最早終末が近い舞台。クライマックスの演出でも必死で考えているのか…。 | |
2006/07/02 01:04:11 |
学生 ラッセル [...はレベッカの言葉に] 自分が愚かというのは最初から分かっていたさ。 僕はセシリアを連れて変えると約束したんだ。 彼女が何者であれ・・・ね | |
2006/07/02 01:06:40 |
雑貨屋 レベッカ ――たがが1人の女を護る為に全員の命を生贄に差し出したか。 人間らしい。あまりにも人間らしい。 もし、セシリアが人間で彼女の望みが叶うとしたら、 それが獣に全てを喰われ終わる宿命だとしても…。 [若い少年を見て、微笑む] | |
2006/07/02 01:09:23 |
学生 ラッセル もしじゃないさ・・・セシリアは人間さ。 [。。。はそこで言葉を切り] それをセシリアが望むなら。 そう望まざるを得ないように彼女が追い詰められてしまったとしたら。 それを防げなかった僕に彼女の望みを妨げる権利は無い。 | |
2006/07/02 01:13:43 |
書生 ハーヴェイ [鐘が鳴る。鐘が鳴る。死を呼ぶ鐘が鳴る。大きな音で。天を衝かんが如く、地に響かんが如く] くく…我慢が足りないな。 あぁ全く持って。くく…ははははは!! 獣は存外せっかちらしい…。 仲間がやられでもしたかな。 ふふふふふ…。 | |
2006/07/02 01:18:52 |
村長の娘 シャーロット [祈りの姿勢のまま、少女が薄っすらと現れる] …ここ、どこ…ですか…? 誰か…居ませんか…? [体の痛みは無く、少しだけ体が軽い。 とても、不思議な感覚だった] | |
2006/07/02 01:20:29 |
のんだくれ ケネス [恍惚とした笑みを浮かべて、その瞬間を待つが、耳に届いたのは……占い師の少女の悲鳴。 そして、自分以外の血の匂い。] ―――なんだぁ!!!??? なんだってんだ!? この野郎、なんで俺が生きてるんだぁ!? 死に場所探してきたヤツがむざむざ生き延びて、坊主どもがこのザマかぁ!?? [片方しかない目を動かせば、自分に笑顔を見せた少年が、盲目の少女を刺し殺す場面で] お、おい!リック!!!何してんだテメェ!!! そんなことしたら、もう戻れねぇだろうが!! あ、ああ。あああ……嬢ちゃんが……ガキが、嬢ちゃんを殺してらぁ……ははは、なんだこれ、なんだこれ?なんだこれ?意味わかんねぇ、悪い冗談か?なんだこれ?なんだこれ? ……はははははは……!!! [嗤う以外に、何をしろと言うのだ。もはや歩けも出来ないというのに] | |
(13)2006/07/02 01:28:06 |
雑貨屋 レベッカ あと1人、来たみたいね。 ああ…シャーロット。 貴女が堕ちた。 | |
2006/07/02 01:37:32 |
村長の娘 シャーロット [とても近くからレベッカの声がする。 少女はとても悲しそうな顔をし、呟いた] 私…死んじゃったん…ですね…。 もう、ローズマリーさんと一緒に…居られない…。 [膝を抱えて座り込み、顔を俯けた] また…一人になっちゃったんだ…私…。 | |
2006/07/02 01:41:48 |
雑貨屋 レベッカ 全ては獣の咆哮によってかき消される…か。 セシリアが望んだ結末…。 そして、獣たちの望んだ結末…。 シャーロット…貴女じゃなかったのね。 | |
2006/07/02 01:46:28 |
村長の娘 シャーロット 私…皆が闇に墜ちないように頑張った…。 ローズマリーさんが居たから、頑張れた…。 でも、駄目だった…。 私を信じてくれたのは…ローズマリーさんだけだった…。 …御免…なさい…私、あんまり頭良くないから…皆を説得出来なかったみたいです…。 | |
2006/07/02 01:50:52 |
雑貨屋 レベッカ 双子の両方が獣。 もしくは双子の片割れとローズマリーが獣。 其れが現実。 シャーロット…この状況でも貴女は、ローズマリーと想いを共に出来た事を幸福に思ってる? 人が獣、リヴァイアサンへと立ち向かう終幕。 どちらが勝利を収めるかしら? | |
2006/07/02 01:53:07 |
のんだくれ ケネス [ネリーに胸元を掴まれる。 その温もりが、今の自分には恐怖と安心感を同時に与えて] 人間?人間がどうしたぁ?!! ハハハ、知るかよそんなことはよぉ? ほら、そうやって掴んできたってことはよぉ、俺を殺るってことなんだろう?? ほら、慣れてねぇのかもしれねぇけどよぉ、人殺しってさっさとやらなきゃダメなもんでよぉ? それともアレか、姉ちゃん俺に気があんのか?ん? 気があるってことは、このまま抱っこしてくれんのか?オッパイの一つも揉ましてくれんのか? ってことは、俺を殺すんだな?安心させておいて殺すんだな?霊能者なんだろぉ?俺を見てよぉ、見たいからよぉ、殺すんだろぉ? こうやってよお、こうやってよお!! [そう言って、ネリーの手を掴むと、その手の中の鋏を、右足首が無くなった所の末端に何度も何度も突き刺した。 そして、痛みを紛らわすように、アヘンを鼻から吸う。手が震えて、粉がその辺りに撒き散らされてしまった。] | |
(31)2006/07/02 01:54:45 |
村長の娘 シャーロット 私は幸せでした…いえ…幸せです…。 もう一緒に居る事が出来なくても…ローズマリーさんが生きてるから、私の中の光は消えません…。 この光は、誰にも消せません…。 あの子達もきっと…悪い悪魔に乗っ取られてるだけなんです…。 あの子達自身には、本当は罪は無い筈なんです。 でも…悪魔は…皆を操るのが、とても上手…。 | |
2006/07/02 02:01:11 |
のんだくれ ケネス [ずちゅり、ずちゅりと肉を抉る感触が、自分の手にも伝わる。 遠目に見た、金髪の双子が入れ替わる様が魔法のようで凄く綺麗で。 そんなことをぼんやり考えながら、何度も、何度も、何度も、何度も] ははは……ほら、大分慣れてきたかぁ? こうやって、こうやってやるんだぜぇ? ははぁ……おっ、きいてきたきいてきたぁ……へへぇ……痛くねぇ…これで痛くねぇ……これさえありゃぁ、何とかなるぜぇ…… ははは、これさえありゃ、これさえありゃぁよぉ……もう、足もいらねぇかなぁ?目も、一個だけってのも中途半端かなぁ?どうするよ嬢ちゃん、ははは、どうする?いっそざくーーーっとやってみっか?はははははは…… [そう言いながら抱きつき、胸に顔を摺り寄せる。 その間も、鋏で肉を抉るのは、やめない] | |
(36)2006/07/02 02:05:24 |
雑貨屋 レベッカ ローズマリー。私に何を重ねていたのかしら。 だが、彼女が選んだのは生きていたシャーロット。 [呟きを止め、語りはじめる] 人間が信じる事に溺れすぎ、そして…。 無理だと思うが為にスルーした結末。 それが、この結果。 獣がどう出るかは分からない。 でも、セシリアがどう動くか、その点には興味あるわ。 | |
2006/07/02 02:10:56 |
雑貨屋 レベッカ [ウェンディの言葉に失笑し] ネリーを生かした理由!? そんなの、獣の咆哮を知らせる鐘の音…の代用品に過ぎないでしょ? この地で何が起こったのか。 ノーマンと言う男は其れを探りに来ていた。 男の予想を大きく上回る狂気に満ち溢れていたセカイへ…。 | |
2006/07/02 02:15:19 |
学生 ラッセル セシリア、きみがどうしようと僕は構わない。 どんな運命を望んでいたとしても。 愛するものが選んだのなら、僕はそれを笑って受け入れよう。 | |
2006/07/02 02:16:39 |
のんだくれ ケネス [ネリーの懇願が耳に入り、少しずつ目に光が戻ってくる。 クスリの効果が落ち着いてきたこともあるが。] ……そうだよ、殺されるんだよ、皆殺されちまうんだよ! 俺も、きっとあのガキどもに殺られるんだよぉ……畜生、あのメガネを信じるならよぉ、あの二人が揃ってバケモンってことじゃねぇか!! アンタが生きてるのだってよ、きっと殺しきれなかっただけなんだろう?それで怖気づいてるんだろう? ……わけわかんねぇ……これでアイツらのどっちかを殺ってもダメだったら、そんときゃ嬢ちゃんが嘘つきか!! ……もうわけわかんねぇよ…… [目の前の少女の胸に顔を埋めて、子供のように泣きじゃくる。 もう、逃げ出してしまいたい。何も自分には残されていないのに。でも、殺さなければならない。出所のわからない義務感が、自分を苛む。] | |
(53)2006/07/02 02:27:42 |
酒場の看板娘 ローズマリー ……黙れ、だまれ、だまれ!!!! [双子の少女と少年に向けて――リックと呼ばれていた子供、ウェンディと呼ばれていた子供に向けて怒鳴りつける] 何が違うよ、絶対なんて言葉使って、バッカみたい!全ての元凶はあなたたちだったんだ、あぁ、もうどっちがどっちかわかんない、どっちでもいいわ、同じ存在なの、あぁそっか、リヴァイアサンは二つの身体で一つだったのかしら、あぁ、もうそんなのどうでもいい。 ――シャーロットは人間だった。 リック、ウェンディ……この二人を殺せば終わるんじゃない? ねぇそうなんでしょ? [セシリア?と、薄く笑んで、問うた。彼女がラッセルに縋る姿など見えていないように、そう問いかけた] | |
(54)2006/07/02 02:28:49 |
雑貨屋 レベッカ ローズマリー。 貴女が私に向けていた想いが好意や愛情、否、憎しみだったとしても。 双子に襲われて命を落とすよりは、貴女の手によって齎される死を望む。 真相は…闇の中。 私の…いえ、ここにいる皆の命を奪った獣。 | |
2006/07/02 02:44:00 |
雑貨屋 レベッカ さっさと鐘を鳴らしてしまえばよいものを。 ギリギリまで恐怖を植えつけたい? もう、どうでもいい。 地上の結末など…。 私が知りたいのは、ローズマリーが私から何を感じていたのか。 そして…彼女は何者なのか。 それだけ。 [近い終末の時を待つため、女は*目を閉じた*] | |
2006/07/02 02:47:35 |
のんだくれ ケネス [ウェンディの発言>>66に、唾を吐いて怒鳴り散らす] ケッ!!俺ぁよ、あのメガネがそうとしか取れねぇことをほざいたからそう思っただけじゃねぇか!! ったく、そこは言葉尻取る所じゃねぇだろうがよ?ん? 正体を隠したままだぁ?さっきまで意味も無く入れ替わって正体隠してたガキどもに言われたかぁねぇなぁ? 黙って聞いてりゃよ、人間だってのに処刑された連中、揃っててめぇらが扇動してたも同然じゃネェか!ガキだからって疑いにくいと思ってよぉ? それともアレか、こうやって他人にカマかけてよ、上手い事持っていこうって気か?俺ぁ死んでも構わねぇと思ったけどよ、年端もいかねぇガキの掌で転がされっぱなしは性にあわねぇんだよ!! | |
(67)2006/07/02 02:56:59 |
村長の娘 シャーロット [セシリアの叫びに、哀しそうな顔をする] そう…ですか。 でも…私には、ローズマリーさんを疑う事なんて…出来ません…。 私にはもう、祈る事しか出来ないけれど…。 それでも、まだ光を諦めていない人達の為に…祈らせて、下さい…。 [そう言い、少女は祈りを捧げる。 背後には、うっすらと白い光の様な物が見えた] | |
2006/07/02 02:57:30 |
のんだくれ ケネス [ウェンディの哄笑を、鼻で笑って流す] はぁん?アーヴァインのチキン野郎が言ってたじゃねぇか、バケモンの手伝いするキチガイ野郎が居るってよ? あのメガネじゃなかったよ、そいつぁ一体どこにいるってんだ? あー、こりゃ憶測さ。あのメガネが言ってる通りの憶測さ。だがよぉ、テメェも十分過ぎるくらい憶測垂れ流してよ、シャーロットの嬢ちゃんやら何やらをぶっ殺してきたじゃねぇか? てめぇこそ、この期に及んで何を慎重派ぶってんだ、オイ? この期に及んで片っ端から噛み付くたぁよ、尻尾でも出したか?バケモンだけによ?ヒャッハッハッハッハ!! [一頻り嗤うと、目をすっと細めて少女の格好をした少年を睨みつける] ……俺ァよ、こいつを殺すぜ。 このガキと、もう一人はリック……の格好した嬢ちゃんかローズかはわからんけどよ、俺ァコイツを殺す。 もうこの際、俺以外だったら誰でも変わりゃしねぇけどよ、俺ァコイツを殺す…… [呪詛に近い言葉を、何度も、何度も、繰り返し、*繰り返す。*] | |
(73)2006/07/02 03:11:04 |
双子 ウェンディ それでごまかしてるつもり? セシリアにしてみれば、アーヴァインの言い残したリヴァイアサンの従者なら、言葉通りのつもりでいるんだろうね。 セシリアがリヴァイアサンで、もしもリックがリヴァイアサンだったなら、今こそ、嘘でしたって言うところなんだよ。そうすれば、僕たちはだれを疑っていいか困り果てるんだ。 自分でも、セシリアが嘘を白状したときにすぐさま言ってたじゃない。考えていたことが御破算だって。けれどリヴァイアサンはグルになるんだって。 …そう考えもしたけれど、もうセシリアに人間って言われていたケネスがこんなことを言うなら。 やっぱりセシリアはケネスに従う者で、それがぽろりと口にでちゃったんだろうね。 やったと思ってとびだしちゃったんでしょ?お・じ・さ・ん! | |
(74)2006/07/02 03:21:42 |
書生 ハーヴェイ [男は冷めた目付きで舞台を見詰める] …詰まらんな。否…詰んだ、か。 …ふん。 興が冷めた。 あの男の目はやはり酒と薬で濁っていた… 唯其れだけの事。 [男…陽炎のようにゆらめき、薄くなった男は目を閉じる] | |
2006/07/02 03:58:35 |
書生 ハーヴェイ …悪趣味な喜劇は終末を呼び込み、獣が呑み込む…。 くく…。 人の身が抗し得たのはあの瞬間までか…。 [目を閉じ、ゆらめきながらもぶつぶつと呟く男。其処には自嘲すら見当たらず、唯…確認だけが其処にある] | |
2006/07/02 04:07:10 |
書生 ハーヴェイ [男は目を開き、唇を歪めた生前と変わらぬ姿で一方的に告げる] 私は己の触れ得ぬ真理に興味は無い。 肉を離れたこの朧身の果て…精神の彼方を観に行く。 [ふん、と不敵に哂う男の陽炎は、 ―恐らく未だ先がある― と言わんがばかりに言い捨て、最期に滅びを嘆くメイド服の少女に目を向け…*影を振り切るようにゆらめいて消え去った*] | |
2006/07/02 04:20:54 |
ちんぴら ノーマン 獣・・・、獣。 俺が今置かれた状況から考えりゃ 信じる気持ちも少しはあるが・・・。 わかる事といったら人が人を殺してる、 そうとしか取る事ができないな・・・。 ローズのように壊れてしまったのなら、 俺も信じてしまうのだろうか。 | |
2006/07/02 05:47:25 |
ちんぴら ノーマン [アーヴァインが言った言葉を思い返す] 『力を持った人間と『奴』が ココにいるからこそあの鐘がなったんだ!!!』 いるからこそ、か・・・。 俺達がココを訪れたのは偶然、だったのか? それとも必然? 偶然にしちゃ出来すぎてらぁな。 [自身の言葉に首を振る] | |
2006/07/02 05:51:46 |
ちんぴら ノーマン 推理を重ねても見えてこない、 夜の闇が全てを包み隠してるように思えてくるよ。 誰がローズの言う「リヴァイアサン」なのか。 政府は何故俺をココに来させたのか。 ローズの言葉を信じきったわけじゃないが、 今まで集めた情報の多くが偽りだとわかった今・・・。 [途方もない虚無感に襲われる、ただ落胆の溜息が出るばかり] | |
2006/07/02 05:57:32 |
ちんぴら ノーマン いや、これで良いのか。 謎は謎であるからこそ興味深い。 新たな謎に俺は出会えたわけだ。 肉体は失ったものの、 永久の時の中で探求し続ける事ができるのだから。 | |
2006/07/02 06:01:33 |
ちんぴら ノーマン [狂える民に目を、ココにいる「同族」を見回す] 俺達はもう生きて大地を踏む事はできない。 終焉の時が来るまで、恐らくココに留まるしかないのだろう。 先の事など俺にゃわからん。 知ってる奴がいたら教えてくれ。 惨劇の舞台の幕が下りる時・・・、 願わくば、スタンディングオベーションで 役者に拍手を送りたいもんだな。 言ってみりゃ俺達は貴重な体験に遭遇したんだから。 | |
2006/07/02 06:07:40 |
ちんぴら ノーマン [*金縁の眼鏡を上げ、終わりが始まる終焉を見守った*] | |
2006/07/02 06:10:31 |
村長の娘 シャーロット [祈りを終えると、少女はゆるりと疑問を口にする] 一度だけ…悪魔が人を殺さない時が有りました…よね。 あれは…何故なのでしょう。 悪魔が襲おうとした人間を、それより前に人が危めてしまったの、でしょうか…。 | |
2006/07/02 21:38:13 |
酒場の看板娘 ローズマリー 「憎悪には憎悪を」 「殺意には殺意を」 「私たちの力の前では無力な存在」 ―――たてつく者など全て、全て殺して賜いましょう。 | |
2006/07/02 21:58:51 |
のんだくれ ケネス [時折むせながらも、酒を飲み続ける。 クスリはそろそろ切れ始める頃。だが……もう、残りなど無い。] 畜生……畜生……ったくよぉ、俺以外は全部女子供じゃねぇかよぉ……そいつらの半分がバケモンだってのかよぉ……。 ……あー、もうしゃあねぇのか。 殺すしかねぇんだもんなぁ? どうせ俺ぁ長くねぇんだ、テメェの命を他人じゃなくて自分で始末するにゃ、殺るしかねぇんだもんなぁ? ハハハ……なんだこりゃ、なんつー台本だ。 [乾いた笑いしか口元に浮かばない。もう、怒る気力も失せてきた。憎憎しげな言葉を吐くガキはいるものの、どんなに反論してもお互いに折れることが出来る状況でもあるまい。] | |
(81)2006/07/02 22:49:48 |
酒場の看板娘 ローズマリー [蒼い糸を、少女の亡骸から千切れた其れを握った侭、淡々と零す。目は虚ろでも、脳と唇だけは動かして] 考え、られるのは、……一つ目……。 セシリアとケネスが共にリヴァイアサンである可能性。 最初にケネスに白出しした、おそらくレベッカはラッセルしか眼中にないことを承知で。そしてレベッカの口を封じることで、ケネスの真贋を暈す。 その後の占い結果で白を増やすことで、真占い師として信頼を得ようという心算だったのか……。 但し、二人がリヴァイアサンであると考えると、リスクの高い賭けをしたことになる。 二つ目……セシリアが狂人。 私はやはり、この可能性を……高く見る。 この場合、リヴァイアサンが誰なのか。 セシリアが狂人で、ケネスの真贋を暈し、尚且つケネスが獣ならば……獣にとっては最良の動きをした狂人。――…有り得ないとは言えない、言えない。 そして仲間は双子の何れか。 | |
(84)2006/07/02 23:24:43 |
酒場の看板娘 ローズマリー 三つ目――やはりセシリアは狂人で、双子が、リヴァイアサン。 子供が故の忘却、皆の疑心が向かないことを利用した……悪魔、そのもの。 四つ目は、セシリアと双子のどちらかがリヴァイアサンである可能性。でもこれは、可能性として低く感じられる。セシリアが獣で、仲間を守る動きをするならば、双子に対して占いを使い白を出さなかった、常に灰に位置させること、メリットが少ない。 セシリアが狂人かリヴァイアサンか、其処も重要な論点になる。 占い師を騙り、白を出し続けた所作。確定霊能が居る以上、偽の黒判定で黒出しされた者を吊り、ネリーが真実を述べた時、セシリア偽が確定する。それを避けたかったが故の、殺されたくがない故の、リヴァイアサンの、所作……? でも、これには非常に大きな疑問点が残る。本物の狂人は誰か ――この場合、潜伏狂人と見て間違いはないでしょう。リヴァイアサンは狂人が誰かがわからない。もうこの数少ない人数の中で、潜伏狂人が生きていると確信出来るはずもない、なのにセシリアは自らの正体を告げた。……これが、決定的なまでの、セシリアの狂人要素。 | |
(85)2006/07/02 23:26:37 |
酒場の看板娘 ローズマリー [づ、と酷い頭痛に額を押さえながらも、考える、考える] 最初の結論。リヴァイアサンはケネス・リック・ウェンディの三人の内、二人だと思う。 問題は誰なのか、一人でも外すと終わる、終わる…… ケネスはウェンディの指摘が気に掛かった。>>66 そう、あの時点で絶対にセシリアが狂人と言い切ることは出来なかったはず。 でもケネスの反論も道理だと思った。>>67 潜伏狂の生死もわからぬリヴァイアサンがあんな風にCOするとは思えない、私だってそうだったもの、セシリアが狂人だと一瞬思い込んだ後で、獣である僅かな可能性に気付いたのだから。 リックは。気になる点は、セシリアがさっき「占う」と告げたことで、「占われる者」として、生き長らえた点。これはセシリアが狂人で、狂人の視点でリックが獣と取れる合図を何処かでしたのか……或いは単なるセシリアの勘か。……要素としては弱い。 | |
(86)2006/07/02 23:27:21 |
雑貨屋 レベッカ [ノーマンの言葉を聞いて、毒づいた] ――スタンディングオベーションねぇ。 無理だわ。有り得ない。 拍手なんか貰うに値する役者が地上に残ってる? 獣…リヴァイアサンを賞賛しても、人間を賞賛できはしない。 寧ろ、其の魂は今までの行った行為を糾弾されるべきよ。 | |
2006/07/02 23:35:43 |
雑貨屋 レベッカ …私も糾弾される側なのは間違いないでしょうが。 占い師でありながら、自らの保身を図れなかったという点。 愚痴になってしまってるわね。ごめんなさい。 [女は、毒を仕舞って地上の様子から目を離し呟く] 唯一つ打開策があるとしたら…。 殺意は、決して嘘をつくことを赦さない。 殺意を辿る事…ね。 | |
2006/07/02 23:41:28 |
酒場の看板娘 ローズマリー お 母 さん おば ぁ ちゃ、ん ソフィ、……レベッカ―― シャーロ ット あ、ぁ―― [ノイズのように“ローズマリー・ライト”の過去が脳裏に過ぎる。幸福という幻想を見ていたあの頃の記憶の断片。] ――原罪だわ。 [は、と息を零して振り払う。振り払う] | |
2006/07/02 23:55:00 |
酒場の看板娘 ローズマリー 何が人間…… 笑い合う、和やかな談笑、暖かい暖炉。 全ては幻に過ぎない。 私は何も知らなかった。誰も何も教えてくれなかった。 勝手に思い込んでた。 ――世界って綺麗―― 初めて私に真実を教えてくれたのが リヴァイアサンだった。 ――本当に綺麗な世界は無を持って創られる―― | |
2006/07/02 23:55:15 |
のんだくれ ケネス [周りの推理をぼんやりと聞き流す] ……ま、俺からみても半々なんだよなぁ……バケモンかどうかってのはよぉ。 一番うさんくせぇのはガキどもだぁなぁ…… [俯き加減で、眉間に皺を寄せる] ある意味じゃ一番疑いたくない所だからよぉ……余計になぁ……。 一番無難に疑われてないリック……ウェンディか、と、ガキにしちゃあ随分と言いたい放題でおっかねぇウェンディ……いや、こっちがリックか、ややこしいなぁ? どっちも、胡散臭いよなぁ?おっかねぇヤツってのは、大抵やたら攻撃的なヤツかやたら親切なツラしてるってのが定番だからよ。 まぁ、ウェンディ改めリックとローズがいがみ合ってる振りして……ってのもありそうにゃ見えるけどよ、まだまだ判別出来ねぇんだよなぁ……。 ま、差し当たっては……ガキどもになるんだろうなぁ…… | |
(90)2006/07/03 00:23:13 |
踊り子 キャロル [呟く女にちいさく笑いかけた] レベッカ、あんたはこの狂った舞台から 真っ先に退場させられちまったから、 さぞかし歯痒かっただろうね。 あたしは昨日言ったね、 「残っている人間のほうが辛いだろう」ってさ。 神様なんて居ない。 それでも一縷の希望に賭けて、 生きようと、獣とやらを倒そうと足掻く人間が、 まだあの場所に3人いるのさ。 それは賞賛に値すると、あたしは思うね。 | |
2006/07/03 00:40:25 |
村長の娘 シャーロット [少女は、生への望みを捨てぬ人々へ祈る] どうかあの人達に、希望の光が射します様に…。 [そう告げると、少女は再び祈りを捧げる] | |
2006/07/03 00:53:58 |
踊り子 キャロル [新たに現れた二つの気配に漸く気づき、意識を向けた] ラッセル。……シャーロット。 シャーロット、あんたは悪くなんかないさ。何も。 あたしが不意討たれることなければ、 もう少しだけは、あんたとローズを守れただろうに。 やれやれ、われながら下手打ったものさ。 済まなかったね。 [唯、笑ってみせた] | |
2006/07/03 00:54:31 |
見習いメイド ネリー しぬ? しんでしまう? ごめん しんじゃう ごめん ごめんね―――たすけて、たすけて――― | |
2006/07/03 00:57:17 |
踊り子 キャロル [シャーロットの祈るさまを見て微笑む] そうさね。希望の光が差せばいいね……。 絶望の淵に立っても諦めない者に、希望が。 [自分には祈る対象は居ない。だから呟くだけだ] | |
2006/07/03 00:57:18 |
のんだくれ ケネス ……どっちでも、クズが地獄に堕ちるって結果は変わらないんだろうがよ? ―――愛してるぜ、My family. さぁ、幕は落ちるのか? | |
2006/07/03 00:57:52 |
雑貨屋 レベッカ ――今日、リヴァイアサンが討たれる事があれば、分からないだろうでしょうが。 地上の頑張りを褒め称えよ…か。 | |
2006/07/03 00:59:13 |