人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1595)一夜の悪夢 〜廃村〜 : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
[――廃村。一人の女が足を踏み入れた。否、正確には二人だった]



此処ってどこなのよぉ……。

[女の掠れた声。静寂に包まれた、人の気配すらない村では、聲の残響すら掻き消える。女の整った容姿や、それなりに清潔感のある服装と、廃頽した村の雰囲気とは、余りにも相反したものだった。ブーツで荒れた土を踏み、鈍足な歩みを進めて行く]

……どうして、こんなことになるのよぅ。

[その表情は今にも泣きそうだった。時折、誰かを探すように辺りを見回すも、人の気配は全く、無い。困ったようにくしゃりと前髪を梳きながら、きゅっと唇を噛んだ]

ソフィー、何処に行っちゃったの……?

[この村に足を踏み入れた時には確かに、二人だった筈だ。]


[女は少し離れた町で酒場の接客業をしている。健全で賑やかな酒場だ。
 其処で数年前に出逢ったのは、ソフィーという名の若手の新聞記者。彼女は様々なスクープを日夜模索し、口を開けば面白い話がないか、或いはこんな面白い話がある、そんなことばかり。けれど女も、好奇心旺盛なソフィーが好きだった。最初は客と従業員、けれど酒場で会話を重ね、そして二人はいつしか親友になっていた。
 そんなソフィーがある日切り出したのだ。
 「ねぇ、ローズ!例の廃村に行ってみない?」
 町から近いという理由もあり、廃村の噂は、少しくらいは聞いたことがあったけれど、女は別段心霊スポット云々に興味を抱かなかった。けれどソフィーは嬉々として話すのだ。
 「きっとあの村には何かあるの!記者の勘がギュンギュン電波を受信しちゃうわけ!」
 女は苦笑を浮かべつつも、ソフィーの話に頷いた。ソフィーの記者の勘なんてたかが知れていて、いつもそれはガセばかりだから。だから了承した。
 ソフィーと一緒に、とうの昔に廃村になったあの地へ行って、人気の無いホラースポット的な雰囲気に恐怖しながらも結局は何にも遭遇せずに帰路に着く、そんなつもりで。
 そうしてソフィーと共に、この廃村へ訪れた――その、筈、なのに]

[……「ねぇ、ろそろ帰らない?何もないみたいだし、――ソフィー?」
 ふっと女が振り向く先、其処には金髪を後ろに一つに結いた女が居る筈だったのに。

 空気が凪いだ。

 ソフィーが居ない。
 たった今まで隣に居た筈のソフィーが、忽然と姿を消した。

 磁石を持っていたのもソフィーだったから。
 女は狼狽の中に突き落とされる。
 ソフィーを探して彷徨い歩く。――見つからない。
 村の出口に居るかもしれない。出口を探す。――見つからない。]


どうしてこんなことになるの、ねぇソフィー、どこなのよぉ……。

[半ば涙声で呟いていた女。曇った視界は暫し周りの景色すら見ていなかった]

――……え?何、此処?

[足を止めた、女の眼前には、――古びた集会場があった。]
(0)2006/06/25 00:12:46
酒場の看板娘 ローズマリー
[その建物が“集会場”と呼ばれるものなのかすらも認識出来なかったけれど、不思議と導かれるかのように、女は扉に手を掛ける。――ギシ、と軋む音が、聞こえた。そして開いてしまった、その、世界――]
(1)2006/06/25 00:22:19
酒場の看板娘 ローズマリー
[一つ。神が知る、その女の素性について]

■名前:ローズマリー・ライト(Rosemary=Wright)
■年齢:26歳
■備考:
廃村から程近い、それなりに栄えた町の酒場で働く女。

出生。父は知らないけれど、同じグリーンの髪を持つ母は、女を心から慈しんでくれた。遠い過去には祖母も居た。よくは知らないけれど、優しい人だった。とても幸福な家庭だった。

二十の時に実家を出て、今は一人暮らしの身。家族も恋人も居ないけれど、友達は多い。多くの友達に囲まれ、遣り甲斐のある仕事をし、そう、女はとてもとても、“今”が“幸福”だと感じていた。

唯、自身が気づかぬ欠点も当然に存在する。「自律」が出来ていない。精神年齢が、低い。人に甘え、人に依存し、人を信じる。闇なんて――知らない。

友人の記者であるソフィーの誘いで、遊び感覚で廃村に訪れる。

[斯くして神は緞帳を引き、幕が開かれる]
(2)2006/06/25 00:24:15
酒場の看板娘 ローズマリー
[……どさり。集会場の光景を目にした瞬間、女は一寸の力を無くしたように、肩から掛けていた鞄を落とす。嗚呼、其処に在るのは。想像もしなかった、恐ろしい、光景だった。――老朽化した建物の中に、幾つもの、白骨死体が転がって、いる]

……あ、ぁぁ…、や、だ、何よ、これ――

[震える声。とん、と一歩後退ると、今開けた筈の扉に、背がぶつかる。現実感の無い、その光景に、暫し女は、呆然とするだけだった]
(3)2006/06/25 00:35:07
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/25 00:36:12
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
[辺りは夕闇に包まれようとしている森の中、ひとりの少女が歩いている]

…何方……?

[森のざわめきに言葉を返す少女の容姿は、白く滑らかなローブを纏い、清廉なイメージを漂わせる。しかし、それがかえってこの森に居る事の違和感を生み出す。]

そっちに…何か有るの…?

[少女が会話する先には誰も居らず、しかし独り言の様でも無い。不思議なのは少女の目は頑なに閉じたまま、何も映してはいない筈だと言う事だった。だが少女は、何かに導かれる様に森を進んで行く――その先に有ったのは、他の世界から隔絶された様に存在する――廃村だった――]
(4)2006/06/25 00:44:47
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/25 00:49:21
村長の娘 シャーロット

[訪れた少女の今までは、神ですら知り得ない]

■名前:シャーロット・ヴィル・ヘルミーネ(Charlotte=Wil=helmine)
■年齢:16歳
■備考:
森に迷い込んだ少女。
その目には光が無く、なにも映りはしない。
以前街の酒場で唄を歌っていた事が有り、そこで知り合った人達には人気だったらしい。
本人には生まれてから暫くの記憶が無く、自分が捨てられてからの記憶しか持って居ない。

何者かに導かれる様に、村へと迷い込んだ。
(5)2006/06/25 01:18:14
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/06/25 01:20:40
村長の娘 シャーロット
えっと…初めて女性キャラに挑戦してみました、エメラダです。

今までにそんなRPした事無いので…ドキドキです。
2006/06/25 01:26:29
村長の娘 シャーロット
血の匂い…嫌…。
でも、早く泊まれる所を探さなきゃ…。

[手探りをしながら、かつて道だった場所を歩いて行く。やがて道は、一つの建物へと辿り着く]

ここ…泊まれる、かしら…。


[小さい音をたてて扉を開く…その直後、暖かい肉感にぶつかった]

キャッ…!

[何者かが居たのかと驚いた様な素振りを見せ、後ろに後ずさった]
(6)2006/06/25 01:38:42
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
[夕昏。――逢魔が刻。
一人の陰気な青年が鬱蒼とした森を抜けて、顔を出した。]

……。漸く抜けたか。
夜が来る前に辿り着けて良かった。

[篭もったバリトン。ぼそぼそと呟くように独り言を囀り、男は一つ息を吐いた。森を抜けた先、眼下には暗い廃村が見渡せた]

……。

[高級そうなハンカチで汗を拭く。強行軍だった為か旅慣れしていない為か…聊か疲れが酷いようだ。汗を拭く佇まいは作法を知る其れであった。多少薄汚れてはいるが、外套も高級品であろう事は知れた。]

…何処か、休めるところを探さなくては、な。

[男は醜く唇を歪め、くく、と喉を鳴らし。そうして、廃村への道を歩き始めた―――]
(7)2006/06/25 01:39:32
見習いメイド ネリーが参加しました。
見習いメイド ネリー
―――ッ……!!!

[ざわり。
冷たい風が木々を薙いだ。
碧色の豊かな髪がふわりと揺れる。
大きく広がる黒いエプロンドレスを片手で押さえた。
もう片方には、黒い皮のトランク。

肩を竦めたまま、不安げに大きな眼で辺りを見まわす。]

……ど、どうしよう……

[おろおろと首を巡らせている少女は10代半ばか、それよりもう少し幼いか。]

だ、誰か居ませんかー……!?

[涙目で恐る恐る誰かを呼ぶ。

夜色は深く迫り、
呑み込まれるようで。
逃げ出したいのを堪えて小さな手を握り締める。]

旦那様……
旦那様が探してたもの、ここに……
しっかり。
しっかりしなきゃ。

[握り締めた手には
エーデルシュタイン家の家紋を描いた、小さなメダルが。


こくり。
少女は小さく頷くと、
枯れ草を踏みしめて
廃村へ
闇色の夜へ
足を踏み入れた。]
(8)2006/06/25 01:46:34
酒場の看板娘 ローズマリー
[不意に背後に感じた衝撃に似た感触に我に返る。慌てて振り返った、視線の先には青い髪をした少女の姿。女は、どこか安堵の表情を浮かべた]

……こ、んな所で、人に会えるなんて。

[でもどこか強張った声。少女を見ている間は良い、けれど振り返れば、其処には――]
(9)2006/06/25 01:59:24
見習いメイド ネリー
[碧の瞳に映るのは何者か。]

■名前:ネリー=スマラクト(Nellie=Smaragd)
■年齢:15歳
■備考:
捨て子同然で養子に出されたところを
エーデルシュタイン家に拾われた。
非常に恩義を感じており、
不審な死を遂げたラッセルの探していたものを見つけようと暇をもらい廃村にやってきた。

ちょっとおろおろしたところのある少女。
童顔。
服を余り持っていなくてメイド服のまま来てしまったらしい。

「これが一番気に入ってるから」
(10)2006/06/25 02:03:31
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/06/25 02:04:48
村長の娘 シャーロット
[ぶつかった女性の語調から読み取り、この異常性を悟る]

…!死の匂い…。
この場所で、お亡くなりになられた方が…。

[顔を少しだけ俯かせ、死者への冥福を祈った]
(11)2006/06/25 02:09:46
酒場の看板娘 ローズマリー
……匂、い?

[未だ、震える声で少女の言葉を反芻した。死。死。――死。唯、女にとって幸いなのは、其れがとてもとても、遠い過去の出来事であるが故、現実感がそこまで湧かなかったこと、だろうか。静かに集会場の中へ視線を移し、白骨化した死体に、こくん、息を呑む。困惑しながらも、何かに導かれるように埃塗れの床を歩み――女は一体の死体に、近づいた]
(12)2006/06/25 02:12:39
雑貨屋 レベッカが参加しました。
雑貨屋 レベッカ
[女は砂漠を渡り、荒野を抜けこの地へとたどり着いた。
新たな地を開拓して自分の店を持つ事。其れが旅をする目的]

此処は…!?

[森を抜けて、眼前にある光景を疑った]
(13)2006/06/25 02:14:19
村長の娘 シャーロット
「ど根性商魂女レベッカ」

φ(.. )メモメモ
2006/06/25 02:16:51
見習いメイド ネリー
[樹に手を添えて、辺りを見る。
ぱきり。

足の下で乾いた音がした。]

……ひっ!?

[慌てて飛びのくと、白い欠片。
風雨に晒されていたけれど、確かに分かる。

それは]

ほ、骨……!?
や、
うそ、

―――な。

[口をぱくぱくとさせて数歩下がる。]
(14)2006/06/25 02:20:33
のんだくれ ケネスが参加しました。
のんだくれ ケネス
此処に人が住まなくなってから、何年が経つのだろう。

粗末な丸太と申し訳程度の煉瓦を組み合わせた家々には、既に生活の気配など無く、ただ埃と虫と、何かの骨が散らばっているだけだ。

元は実りに彩られる畑だったであろう荒れ地には、何処から転がってきたかも解らない岩が突き刺さっている。

井戸の底には恐らく水が貯まってはいるのだろうが、それを汲む為の釣瓶にすら、鼠や鳥の屍骸が詰まっている。



―――何も無い街。


生命の気配は、この街を取り囲む暗い森を過ぎれば、驚くほどに絶えてしまっていた。

別に、一切の生物が無いわけではない。

だが、この光景が連想させるものは……「死」でしかない。


そして、そんな村に残る廃屋の中に、一人の男が襤褸雑巾の様に横たわっている。

傍らにはスコッチの瓶が散乱し、何やら白い粉のような物の包みも置かれている。
その瞳に生気は無く、無精髭の下の頬は赤黒くくすんでいた。
まるでこの村の風景に溶け込んでしまったかのように、荒れ果てた人間が其処に居た。
(15)2006/06/25 02:24:31
村長の娘 シャーロット
[中は開けているらしい、ゆっくりと足を踏み入れると、頼りになる物は無いかと空中に手を漂わせる]

もし…一体、これは…どうなっているのでしょうか…。
…何故…人が…。

[頼る場所に着けず、辺りをゆっくりと歩き始めた]
(16)2006/06/25 02:26:32
見習いメイド ネリー
こ、
ここで。

――――なにが、

なにがあったというのですか
旦那様……。


[十字を素早く切ると
足早に廃屋が連なる村の中心部へと]

誰か、
誰か、いないの……?

[鴉が一声、ぎゃあと啼いた。]
(17)2006/06/25 02:31:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[青い髪の少女にチラリと目を向けた後、一体の死体の前に佇み黙した。その死体だけは、そう、骨だけになっても、古びた椅子に綺麗に座っている。そっと手を伸ばす、微かな衝撃でカツンと――死体の手から落ちた、錆びた金属。其れは、十字架のネックレス。拾い上げ、そっと握ってから、ぽつりと零した]

……此処で、一体何が、あったの……?
ソフィーが言ってたのって……本当だったの……?

――ッ、人が本当に死んだ場所なんて!

[ふと我に返るように声を大きくし、青い髪の少女に向き直る]

ねぇ、この村の出口の方向はどこか知らない?
こんなお化け屋敷みたいなところ、もう厭よ、帰りたい……

[大人である女、けれどその表情は、子供のよう。恐怖に怯え曇った表情]
(18)2006/06/25 02:32:07
のんだくれ ケネス
[過去も現在も、彼には何の価値も持たないのだが]

■名前:ケネス・ロバート・マクレガー(Kenneth Robert=McGregor)
■年齢:35歳
■備考:若い頃に舞台俳優を目指して田舎から出てきたが役者として芽が出ず、
その頃知り合った仲間とつるむうちに麻薬や博打を覚えて自堕落な生活を送る。
一度は妻子を持ってある程度更正したものの、
ある事件をきっかけに妻子を失い、再び酒と薬に溺れて若い頃以上に荒んだ生活を送るようになってしまう。

この村にやってきたのは、半分死に場所を探すように放浪している途中にたまたま屋根のある場所を見つけただけのこと。
極度のアル中で、アヘン中毒。
(19)2006/06/25 02:33:57
書生 ハーヴェイ
[神は己が内に。我が生は己が為。
―――男の生き様は訥々と紙片に刻まれる]

■姓名:ハーヴェイ=カーネイジ(Herwei=Carneige)
■年齢:21歳
■備考:

・デュライア子爵の三男。
何においても無感動で中途半端な自分に哂い、自分を震わせるものを探して家を出た。

・姓は、自分で付けた。行きずりの者にハーヴェイと呼ばれることを嫌う。
何れハーヴェイと言う名すら捨てる…つもりらしい。

・思索の過程、経過を紙に残す癖がある。

・立場上作法の一通りは取得しているものの、彼は身体に染み付いたこれを嫌っている。

・「一夜にして滅んだ村がある」との噂を聞きつけ、廃村へやってきた。
(20)2006/06/25 02:34:20
のんだくれ ケネス
[安いスコッチを瓶から直接呷る。
明らかに残りは僅かしかない。]

ちっ、あと残り何本だぁ?
……けっ、三本ぽっちか。
ったく、これじゃあとせいぜいもって二晩ってとこか、オイ?
クスリは……こっちも、ボチボチか。

[座り込んだまま、酒瓶を蹴り飛ばして周囲を見渡す]

ったく、辛気臭い村じゃねえか。
いや、辛気臭ぇも何も人っ子一人いやしねえがよ!
あーー、なんだこりゃ。
ケッ、どいつもこいつも呑気に死んでやがるしよ。
ったく、どんな馬鹿面して天国でのうのうとしてやがんだぁ?

―――ま、俺にゃこういうボロクソな場所がお似合いってか?

ハハハ……
[乾いた笑いを響かせながら、白骨化した死体と肩を組んで屋根を見上げた。]
(21)2006/06/25 02:41:15
村長の娘 シャーロット
[さ迷う様に歩いていると、後方から声が掛けられる]

村の…出口…ですか。
私は多分、道なりに来たから…その道を辿れば、その…出られるとは思いますが…。
もう暗くなって来ちゃいましたし…今から出るのは…危険、なのでは…。

[立ち止まり、不安に顔を曇らせる。それは何も無い不安と、この異常な状況の両方から来るものだった]
(22)2006/06/25 02:41:40
雑貨屋 レベッカ
[女は、鞄を降ろし廃村の光景を眺めている。この地へ導いたのは神か、それとも…]

■名前:レベッカ・ブルーベリー(Rebecca=Blueberry)
■年齢:24歳
■備考:
物資の流通が盛んな都市の雑貨屋の娘として、幼少時代から成人するまで不自由なく育った。

2年前、自分の店を持つために独立。
祖父の話に興味を持ち、この地へとやってきた。
その話とは、祖父が酒場の見習いとして働いていた時代。素性を隠した領主の血縁者の女と酒場で同僚として働いていた時に、この地方の話と忘れられない恋をしたと言う話を女から聞いたらしい。
未開拓の地に興味を持ったレベッカは足を運んでみようと思い、旅へと出た。

ちなみに祖父はその女の名前を頂いたと自慢していた。
(23)2006/06/25 02:44:22
見習いメイド ネリー
[村の中心部は酷い荒れようで。
恐る恐る地面を踏みしめる。]

鴉とか、しか、いない、の?
だ、誰か……

ひぁ!?

[突然、近くの廃屋から音がした。
聞けば低い男の声か。]

――わ、わらって、る?

[ごくり、と唾を呑み込んで。
声のほうへと歩みを進めた。]
(24)2006/06/25 02:44:48
書生 ハーヴェイ
………。

[男は村に足を踏み入れようとする一歩を、躊躇った。ねっとりとした、深く、厚みのある空気が目の前にある―――そんな気がしたのだ。]

…くく…。

[男は自分を嘲うかのように喉を鳴らし、一歩を踏み出した。何を恐れることがあろうか。

――自らの求めるものはきっとこの先にある――

直感。そう、直感が頭を過ぎった。]


…ならば…何一つ恐れる事はない。

[男は頭の中にそう独り言を返し、村へと一歩を踏み出した――]
(25)2006/06/25 02:46:47
のんだくれ ケネス
[屋根の梁には鼠の死体と思しき骨がちらちらと覗き、破れた天井の隙間から、鴉がこちらを覗いている。
背中を預けている壁はギシギシと音を立てており、今にも崩れそうに思えた。]

……はぁ、俺は此処で死ぬのかなぁ……
ったく、独りで死んだ方がせいせいするとは思ったんだがよ、そうでもないみてぇだなぁ……

[傍らの骨と顔を合わせて]
ま、お前さんらも此処で死んだんだから、俺がぶーぶー文句言うのも失礼ってやつか?ん?

―――はぁ、死ぬまでによ……大劇場で喝采浴びたいとは言わねぇけどよ、
……もう一度でいいから綺麗なお姉ちゃんの一人も抱いて死にたいもんだなぁ。
なぁ、兄ちゃんもそう思うだろ?やっぱチャンネーのパイオツの一つも揉みてぇよな?ギャッハッハッハッハ……
[高笑いするものの、目には淋しそうな光が浮かんでいる]
(26)2006/06/25 02:48:50
酒場の看板娘 ローズマリー
[道なりに、という言葉に一瞬表情を明るくするも、続く言葉を聞けば、既に硝子が砕け散って其の侭に外に通じる窓を見て、嘆息を零す]

そうよね……今から此処を出て、夜になって道に迷ったりなんかしたら私耐えられない……。で、でも此処で夜を、過ごす……?

[白骨死体を見ては、ぞく、と身体を震わせ、青い髪の少女だけを視界に入れるように意識した]

私ね、ローズマリーって言うの。ローズマリー・ライト。
ねぇ、夜が明けるまで一緒に居てくれない?

[潤んだ瞳で青い髪の少女に訴える。そしてぽつり、零す独白]

ソフィーもその内、此処に辿り着いてくれると、良いんだけど……。
(27)2006/06/25 02:49:19
雑貨屋 レベッカ
ここ…人が住んでいた場所なのよね?
気味が悪いわ、雨露凌げそうな場所ががありそうか探して見ましょう。

[村へと足を踏み入れ、丘の方へと登ると門だけが残っていて朽ち果てた家があった]

…骨!?
嘘、でしょ?

[2つの人骨が寄り添った形となって、門の裏に放置されていた]
(28)2006/06/25 02:51:01
酒場の看板娘 ローズマリー
[――ドクン。

手に握った、十字架のネックレス。

何かが流れ込んでくるような気がした。

――何?――

最早原型を留めていない、白骨化した死体。
けれど、椅子に座った、その骨は
いつかの昔に生きていたその存在は
――識っている、気がした。]
2006/06/25 02:53:54
のんだくれ ケネス
(中の人)
はい、初ケネスです。
ただのアル中のおっさんです。
一応役者志望だったってことにしてますが、過去は何にも考えてません。っていうか然程ドラマティックな出来事があったとも思えません。

んで、奥さんや子供についても何にも考えてません。
「ある事件」もこれから決めます。
ええ、今までに無いくらい見切り発車です。
っていうかオードリー使う気でいたし。

ま、今回は徹底的にダメ人間でいこうかと。
チャンネーって。パイオツって。
そのうちギロッポンでシースーを食うとか言い出さないか心配でなりません。
(/中の人)
2006/06/25 02:55:07
村長の娘 シャーロット
[手を下で絡めながら、不安そうに佇んでいる]

ローズマリー…さん、ですか…。
私、シャーロットって言います…。
その…名前はもっと有るんですけど…長くて…。

[最後の方になると、小さ過ぎて聞き取り難くなるような声になっていた]

お友達、会えると良いですね…。
それまで…私で良ければ、ご一緒しますよ。

…恐いですし。
(29)2006/06/25 02:59:10
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/06/25 03:00:01
書生 ハーヴェイ
[ねっとりとした空気が身を包み、饐えた臭いが沁み込む。男は自然吊り上がる口元をハンカチで押さえ、隠した。――何かに耐えるかのように。

村は廃村との名の通り、真紅、そう、真紅の夕闇から廃村が暗い影を落としている。]

(…これほどの紅を見たのは…)

[男は眉を顰め、舌打ちをして辺りを見回した。

―何かが頭を過ぎったらしい。

せめて屋根のある場所を探さなければ。辺りを見回す。廃墟の村には屋根の朽ちていない建物の方が少ないようだった。]
(30)2006/06/25 03:00:50
雑貨屋 レベッカ
[首を横に振って、村の中央へと歩を進める]

はぁ…このまま野宿するのは嫌だわ。
あんなもの見るなんて…。

[寄り添いあった白骨の記憶を何とか忘れようとし、レベッカは古びた集会所と思われる家を見つけ、扉を開けた]
(31)2006/06/25 03:01:22
のんだくれ ケネス
[外から何やらがさがさと足音が聞こえる]

……ん?誰か来たか?
……なわきゃないよな。

まあ、せいぜい野犬か兎か……そんな所だろ。
ワニやライオンなら面白いんだけどな!
こんなトコに来たって俺しか食いモンもねぇしな?
俺の肉食ったって、酔っ払うかラリるかどっちかだろ?
ある意味お得っちゃお得だなぁ?ヒャハハハハ!


―――はぁ……いっそそっちのが楽かもしんねぇなぁ?
[苦笑いを浮かべながら、酒瓶を片手に呆然と呟く。
そして、いつの間にか*うつらうつらし始めた*]
(32)2006/06/25 03:05:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットと名乗る少女、彼女を前に僅かに相好を崩す。つい先程――数時間前までは、親友と行動を共にしていたけれど、たった数時間の間で、孤独の底に突き落とされた気すらしていたから。]

有り難う……シャーロットって呼んでいい?

[名前。彼女が小声で続ける言葉に不思議そうに瞬くも、何処かで思う――どうせ一夜を共にするだけの関係なのだから――。]

……怖い、わよね、そうよね?
本当に幽霊でも出そ――……きゃぁ!?

[告げていた所で、扉が開く音に驚いたように悲鳴を上げて一歩後退る。けれど其処に居たのは幽霊でも何でもない、泣き黒子を持った、一人の女性だった]
(33)2006/06/25 03:06:46
見習いメイド ネリー
[扉だったと思われる場所からこっそりと廃屋を覗き込む。]

あ、あの……
わっ!

[今度ははっきりと聞こえる。
男の笑い声だ。]

……あ、あのう……

[がたり、と扉だったものの破片が崩れ落ちる。

奥に、男が眠っている。
酒瓶を片手に。
骨を友に。
何処か寂しげに―――見えた。]
(34)2006/06/25 03:09:55
見習いメイド ネリー
おとこのひと……?
此処に住んでる……そんなわけないよね……?

[見回せば生活観など皆無で。
ただ滅びの気配のみが。]

なんだろ、この白い粉。
お酒くさい……。


―――寝ちゃってるのかな。

[そおっと足音を立てないように近づいて
しゃがみこむと*男の顔を覗き込んだ*]
(35)2006/06/25 03:11:51
雑貨屋 レベッカ
[扉を開け、最初に感じたのは漂う埃とカビ。
そして、紅の光が照らす廊下]

ここも誰も居ないわね。
……誰!?

[奥から聞こえた驚く声に反応し、部屋の中を覗き込んだ]
(36)2006/06/25 03:11:51
のんだくれ ケネス
(中:今日はこれで寝落ちします。
描写不足でしたが、ケネスは集会所のどっか隅っこで寝てることにしておいてくれると助かります。
もし不都合があったら、集会所内であれば二階だろうと倉庫だろうと好きにしてください。)
(37)2006/06/25 03:12:03
のんだくれ ケネス
(中の人)
その粉の匂いは嗅いじゃダメだよー。
ヽ(°▽、°)ノ ←鼻から吸ってもこうなるよー。
(/中の人)
2006/06/25 03:14:38
見習いメイド ネリー
(中のひと)
本日私もこれで失礼します。
ケネスの傍で顔を覗き込もうとしているらしいです。
危ないですね。
集会場に辿り着いたということにしていただければと思いますー。
それでは、また明日。
(/中のひと)
(38)2006/06/25 03:15:06
書生 ハーヴェイ
…今日の処は…仮宿を探すか…。

[逸る…彼を衝き動かす何か、を抑え付けながら廃屋を見て回る。と、そのとき、遠くで動くものを見付けた。]

……人間、か……?
…この村は無人だと思っていたのだが、な…。

[こんな場所で人を見付けた物珍しさか。彼は普段滅多に取らない行動を取った。]

…追ってみる、か…。
(39)2006/06/25 03:15:15
村長の娘 シャーロット
[何者かが近付いてくる音、直ぐに扉は開かれたが、それと同時に先程の女性が驚きの声を上げ、つられて驚いてしまう]

キャッ…!
何が来たんですか…!

[身体を強張らせ、必死に神へ祈った]
(40)2006/06/25 03:15:52
酒場の看板娘 ローズマリー
あ、……。

[自分とそう変わらないか、或いは少し年下だろうか、そのくらいの年齢に見える女性の声、或いはその姿に、一寸言葉を失う。何故?――何処かで、見たことがあるような気がした。]

……誰、って、ま、迷子よ……
ローズマリー……それが私の名前……。
貴女こそ……誰……?

[何処かで会ったことがあるような気がしてならない。確かめるように、自らの名を知っているか、そして相手が何者かを知りたくて、問い返す]
(41)2006/06/25 03:16:19
酒場の看板娘 ローズマリー
――何、これ?
ねぇ何なの。なんなのよぉ……。

[自問するように問う。握り締めた十字架のネックレスから伝わる何か。そして、女性を目にした瞬間の、妙な感覚。何故、何故、何故――ソフィーと遊びで来た廃村で、何故、こんな怖い目に遭うと同時に――どこか懐かしい感情を、抱くのだろうか、と]
2006/06/25 03:18:25
雑貨屋 レベッカ
[部屋の中には2人の女性が居た、ウェーブのかかった緑髪の女性が私を見て、問いかけてきた。
人が居ると言う事に安堵の表情を浮かべたのは初めてだろうと思う]

ごめんなさい、貴女たちが先客だったのね?
……私?
私の名前はレベッカ。雑貨屋育ちの旅人よ。
(42)2006/06/25 03:21:30
書生 ハーヴェイ
[人影を早足で追う。が、宵闇に紛れたか、廃屋に紛れたか。村の真中辺りで人影を見失ってしまった。]

…我ながら間抜けだな。

[余計に疲れが増した、と溜息を吐き、辺りを見回す。闇が徐々に深くなってきているようだ。

―余り時間を掛けすぎるものでもないだろう。

運良く近くに作りのしっかりした…集会場跡だろうか…を見つける事が出来た。
男は荷を背負い直し、集会場へと歩を進めた――]
(43)2006/06/25 03:26:20
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/06/25 03:28:35
酒場の看板娘 ローズマリー
[先客、という言葉には複雑そうな表情を浮かべた――好きで此処に居るわけではないのだから。けれど続く言葉を聞くと、不思議そうな表情の侭に、そう。と一つ相槌を打つ]

レベッカ……旅人……
そっか、初めましてよね……そうよね。

[初めて聞く名だ。旅人というからには会ったことなどないだろう。自らに言い聞かせるように紡ぐ。そんな自分が挙動不審であろうと自覚したか、弱く笑んで、レベッカと名乗った女性に言葉を続けた]

ごめんなさい、妙な既視感《デジャヴュ》を感じて――
ともあれ、人が多い方が気は紛れるわ。明日……朝になったら、ソフィー探して、こんな所出て行くけどね。

[ふっと親友のことを想い、嘆息を零す。無意識に、先程の死体が握っていた十字架のネックレスを、握り締めていた]
(44)2006/06/25 03:28:37
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーの言葉に首を傾げ、話を聞いていた]

多分、初めましてだと思うわね。
旅へ出る前は…都会の雑貨屋で働いていたから。
会っていても、きっと気がつかなかったと思うし…。
だから、初めましてかしら。

そうね、ここに長居したくないわ。
人が住んで“いた”場所としか表現できない荒れ果てた場所…だものね。
ソフィーさん…?お連れの方ですか?

一人で居たら気が滅入ってしまいそう。
(45)2006/06/25 03:35:22
村長の娘 シャーロット
[今までの疲れと疲れと不安が波の様に押し寄せ、足をふらつかせる]

レベッカさん…。
良かった…普通の人だった…。

[頼り手も無く、その場にへたり込んだ]
(46)2006/06/25 03:38:29
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/06/25 03:43:16
雑貨屋 レベッカ
[青い髪の少女に微笑みかけた]

あはは…。
確かに私は普通の人よ。
貴女、大丈夫?

結構疲れているんじゃないかしら?
(47)2006/06/25 03:45:58
書生 ハーヴェイ
…何だ?

[集会場跡前で、足を止める。中から物音がするのだ。そして、人の話し声…。
…先程の人影の連れ、だろうか。
静かなこの廃村には、響く。]

………。

[注意深く耳を済ませる。どうやら少人数…のようだが…。
迷い込んだ人間なら兎も角、盗賊やならず者だと厄介だ…、と、此処で考えを止め、男はまた哂った。]

(――盗賊やならず者に殺されるのは嫌なのか?………哂わせるな。)

[男は気を取り直すかのように唇を歪め、集会場跡に足を踏み入れた。―足音を高く鳴らして。]
(48)2006/06/25 03:47:50
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカの言葉を聞けば尚更、彼女とは初対面だと確信する。――けれど既視感だけは消えなくて、不思議そうに、一つだけ瞬いた。すぐに、彼女が告げる現状、過去形であるその言葉に、表情を曇らせ]

そう、早く帰りたい……
あ、ソフィーは私の親友で、ね。
ソフィーと一緒に、……心霊スポットとでも言うの?あの子、そういうのに目がないから、遊びに来た、だけだった。

なのにはぐれて、更にはこの状況……
泣きたくなるわよぅ……

[そう言いながらも、へらりと笑った。現実から逃げるような笑みだった。崩れ落ちたシャーロットに、曇った表情の侭、歩み寄り、視線を合わせるように傍に座り込む。握っていた錆びたネックレスをポケットに仕舞ってから、シャーロットの肩を撫ぜた]

怖いわよね、早く朝になればいいのに……
(49)2006/06/25 03:50:03
村長の娘 シャーロット
[再び、だが今度は前よりもはっきりと聞こえる足音]

また、誰か来る…!
今度は何なの…!
もう襲われるのは…嫌…!

[逃げたかった。だが、何が有るかすら分からない彼女は無力過ぎた。−ただ、恐怖に怯えるだけ]
(50)2006/06/25 03:55:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、村長の娘 シャーロットの声に顔を上げる。怯えの表情を浮かべ、足音に耳を澄ませた。
2006/06/25 03:58:26
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーがポケットに仕舞ったネックレス。
その十字架の中央に刻まれた紋章は錆びても、見慣れていた形をしていた]

そう、親友…だったのね。
この村ではぐれたのならいずれ合流できると良いわね。此処にはあまり長く居てはいけない。
そんな気がするわ。

心霊スポット……心霊スポットと言うのにはリアルすぎて怖いよ…。

…私も側に居ていいかしら?
ごめん、本音を言うと私もこの場所にたどり着くまで外を見回していて怖くなっちゃっているの。

[2人の女性に問いかけた後、床が軋む音を聞き取った]
(51)2006/06/25 03:59:46
雑貨屋 レベッカは、身体を震わせ、袋の中に手を伸ばした。
2006/06/25 04:00:20
書生 ハーヴェイ
[部屋に入る、と言うよりも踏み込む、と言う表現が近いだろうか。男は部屋に入り、中を見回した。…中には三人の…女性。そう、女性だ。
男は気を抜かれたかのように肩を竦め…]

………。

[訝しげに目を細めた。その先には――白い骨が転がっている――。]
(52)2006/06/25 04:03:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカの言葉に微苦笑を浮かべて返す。否、彼女が納得した意味で過去形を使ったのは理解していても、思わず否定せずには居られなかっただけだ]

“だった”じゃないわ、今でも親友よ。
――……こんな所に連れてくる、バカな、ソフィー。

[ぽつり、その名を呼んで、レベッカの言葉に頷く。早くソフィーと合流して、早く、一刻も早く此処を出よう。そう決意して。]

勿論歓迎よ。
此処、確かにリアル過ぎるけど……ね。
一晩を明かしてさっさと出ちゃおう?ね?

[そうレベッカに笑みかけつつも、先程から聞こえる足音を気にしていた。――男の、姿。先程のレベッカの件もあり、驚くことはなかった。唯、何故、こんな閑散とした場所に、偶然にしては出来すぎている程、人が集まるのだろうと――不思議そうに、黙って男の姿を見上げていた]
(53)2006/06/25 04:06:37
酒場の看板娘 ローズマリー
(中:ネリー・ケネスが居るのは集会場の別の場所、と認識しています。入り口が幾つかあるのだろうと。レベッカには、“一方的な既視感”という自身でも理解出来ない感覚ながらも、縁故を結ばせて頂きますね)
(54)2006/06/25 04:08:44
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/25 04:09:53
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーが否定する姿を見て、二人の絆は強固なものであると認識し、謝罪した]

……ごめんなさい。
ソフィーさん、迷わずに此処に来れれば良いのですが…。

[ローズマリーの隣に腰を下ろし男の姿に目を細め、様子を伺っている]
(55)2006/06/25 04:13:06
書生 ハーヴェイ
……。
…此処で何をしている?


[硬質な声…そして唐突な声。
男は、三人の女性の緊張に構わず、一方的に問い掛けた。]
(56)2006/06/25 04:17:55
村長の娘 シャーロット
[どうやら部屋に入って来た様だ、足音の粗さは、それが男だと物語る]

どちら様…でしょうか。
貴方は…危なく、無いですよね…?

[恐る恐る辺りを見回し、足音の方へと声を飛ばした]
(57)2006/06/25 04:19:12
書生 ハーヴェイ
……。
質問しているのは私だ。

[青い髪の女性…と言うよりも少女だろう。男は彼女の質問を跳ね除けるかのようにぴしゃりと言い、少し悩むかの素振りを見せ、続けた。]

いや、不躾に失礼した。
私は…そう、旅人だ。
危険かどうかは…君が判断しろ。
(58)2006/06/25 04:23:36
酒場の看板娘 ローズマリー
そうね、ソフィー……

[レベッカの言葉に頷いた後、男を見上げる。何処かぶっきらぼうな声に、緊張は張り詰める。不意に何かを思い出したように、入り口で落とした侭だった鞄を取りに、立ち上がった。――中には一つの武器が、在る]

……何って、……迷っただけよぅ……。

[弱い口調で男に返し、鞄をぎゅっと抱きしめて、シャーロットとレベッカの傍に戻った]
(59)2006/06/25 04:24:08
酒場の看板娘 ローズマリー
[――共鳴――]

[ポケットに仕舞った錆びた十字架のネックレス。そして女が、母から受け継いだ武器、一つの銃]

[まだ気づかない。二つの其れに刻まれた紋章]

[――同じであることを。]
2006/06/25 04:26:41
書生 ハーヴェイ
[弱々しい素振りを見せる緑色の髪の女性…自分よりも年上…いや、年下?―素振りは厭に幼く見える―女性の言葉に切り返す。]

迷った…迷っただと?
三人ともか?
(60)2006/06/25 04:27:24
書生 ハーヴェイは、「いや…三人が連れ合いと言う可能性もあるな」等と呟いた。
2006/06/25 04:28:05
雑貨屋 レベッカ
[男の問いに、表情を変えずに答えた]

この場所の中で休める所を探していたら、此処にたどり着いたのよ。
旅人…、そう。
私もただの旅人よ。
(61)2006/06/25 04:28:43
書生 ハーヴェイ
休めるところ、か…。
こんな場所で女性が休む場所を探す…。

旅人ならテントの一つも携帯していて良さそうな物だが。
…何かしら裏がありそうだな。
2006/06/25 04:33:26
村長の娘 シャーロット
私は…行く宛も無くて…。
それで、街道を歩いていたら、誰かに呼ばれたんです。
結局森に迷う事になってしまって…。
気付いたら、この村に着いていたんです。

[男の声に返し、膝を抱く]

どうやって帰れば良いかも分からなくて…。
外も暗くなって来たので、ここに一晩泊めて頂けないかと思っていたら…こうなってました。
(62)2006/06/25 04:35:12
村長の娘 シャーロット
朝ですよぉ…。

眠いですよぉ…(泣)
2006/06/25 04:36:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[男の言葉、或いは呟きに、困惑がちに返す]

少なくとも私は、そう……
シャーロットも、レベッカ、も、よね……?

あ、私はローズマリー……
えっと、……遊びに来ただけなのよぅ。

[本当に。と泣きそうな声で訴えて、鞄を強く抱く。こんな筈じゃなかった――女は恐怖というものに対して、余りに、無知な存在]
(63)2006/06/25 04:37:34
雑貨屋 レベッカ
そうね…此処の地理に詳しくは無いから。
恥ずかしながら迷い込んだという表現が正しいのかしら。

二人とも大丈夫だから…。怖がらないで。
[側で怯えている二人を少しでも落ち着かせるように、優しく語りかけた]
(64)2006/06/25 04:43:52
書生 ハーヴェイ
………。つまり。
この場にいる4人ともが連れ合いではない…と言う事か…?

[男は呟き、三人の女性其々の返答に、目を閉じる。…そして少し考える素振りを見せ。]

…そうだな。名乗りが遅れた。
私はハーヴェイ=カーネイジだ。
今晩…私も宿を求めて此処へやってきた。
君達の邪魔をするつもりはない。
(65)2006/06/25 04:44:11
書生 ハーヴェイ
[男は一旦口を閉ざし、また少し考えた後に口を開いた。…余り話す事が得意ではないようだ。]

…そして…危害を加えるつもりもない…。
君達には悪いが、此処の一部屋を借り受けようと思うが…構わないな?

[借り受ける事は既に確定しているかのような口調で彼は続け、三人を交互に見つめた。]
(66)2006/06/25 04:48:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカの言葉に、繕ったような、弱い弱い笑みを返す。既にその瞳は潤んでいても、頬に零すことだけはしないのは、単なる意地なのかもしれない]

有り難う、レベッカ……
……ふぇ。

[それでも情けない声を漏らして、縋るように軽くレベッカの服の裾を握った。ゆっくりとハーヴェイと名乗る男を見上げては、先程とは一寸違う、頼るような視線を向けた]

宿……。男の子、居た方が心強いから……
ハーヴェイ、一晩だけど、あの、その……宜しく……
(67)2006/06/25 04:49:04
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイが続けた問いに、勝手もよく知らない女は、曖昧に頷く。
2006/06/25 04:49:46
書生 ハーヴェイ
[男は緑色の髪の…ローズマリーの言葉に顔を顰め、硬い声で続けた。]

………。
あぁ…私の事は…カーネイジ、だ。
(68)2006/06/25 04:56:07
雑貨屋 レベッカ
[立ち上がろうとしたがローズマリーに服の裾を握られているのに気がついて、再びローズマリーの隣に腰を下ろした]

ハーヴェイ=カーネイジ…。
ハーヴェイと呼んだ方が良いかしら?
私はレベッカ・ブルーベリー。

宜しくね。

私も勝手に入り込んでいる身だから…。
後で一部屋借りる事にするわね。

……でも今は、此処にいるわ。
歩き疲れたから一休みさせてもらうわね。
(69)2006/06/25 04:58:18
酒場の看板娘 ローズマリー
ぇ、あ……

[ハーヴェイの硬い声に僅かに身を強張らせ、こくこくと頷く]

ご、ごめんなさい……
カーネイジさん、って、呼ぶわ……

[そう弱く返してから、一寸レベッカとシャーロットにも目を向けた後、怯えるように鞄をぎゅっと抱き、埃塗れの床に座った侭、*黙り込んだ*]
(70)2006/06/25 05:01:19
雑貨屋 レベッカ
カーネイジね。分かったわ。
次からはそう呼ぶことにするわ。

[ハーヴェイの言葉に、慌てて呼び方を訂正し、
側にローズマリーとシャーロットが居る事がこの家の外で見てきた光景を少しでも忘れさせてくれる。
レベッカはローズマリーの隣で*身体を休めている*]
(71)2006/06/25 05:05:21
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/06/25 05:06:45
書生 ハーヴェイ
あぁ…宜しく…ブルーベリー。
ローズマリーも、分かれば、いい。

では、な。

[宜しく、の言葉に虚を突かれたかのようにレベッカを見る…が、直ぐに目を逸らした。
そして、青い髪の少女…恐らく彼女がシャーロットだろう…には、確認も取らず部屋を*後にした*]
(72)2006/06/25 05:06:59
書生 ハーヴェイ
…。

遊びに来た、と言うローズマリー。
旅の途中で身体を休めに来たブルーベリー。
誰かに呼ばれてやってきたと言うシャーロット、か…。

誰か…とはあの人影か…?
これで五人…。偶然にしては…出来すぎだな…。
2006/06/25 05:08:45
酒場の看板娘 ローズマリー
……レベ、ッカ?

[女はゆるりと、傍に居る女性に目を向けた。彼女には聞こえない声で、呟く]

何かしら、ね……この、既視感……
それも、唯、見たことがある気がする、じゃなくて――
何処かで、会ったような、気がする。
思い出せない。
遠い、遠い、昔の、こと……?
誰かに、似ている……?

……すごく、あたたかい。そんな気がする。

[呟いては静かに笑んで、レベッカの傍で目を伏せた]
2006/06/25 05:12:19
文学少女 セシリアが参加しました。
文学少女 セシリア
ひとだまひとつ
ふたしてふたつ
みつめてみっつ
よつゆによっつ
いつまでいつつ
むっつりむっつ
ななしのななつ
やつれてやっつ
ここにここのつ
とおくにとお

なむじゅういちげんかんぜおん
じゅうにしょごんげん

[場違いな唄が廃村に響く。さくり、と村の土を踏めば首を傾げ。]

……おかしいな。
この辺に村があるって聞いたのに……
まるで廃村じゃん……

[手にした地図は、もう何十年も前のもの。
簡単な荷物を纏めたリュックサックを小さく揺すって背負い直す。]

……帰ったほうが、いいかなぁ。
(73)2006/06/25 07:30:32
文学少女 セシリア
[神は少女にどこまで残酷な試練を与え給うか]

■名前:セシリア・ワーズワース(Cecilia=Wordsworth)
■年齢:17歳
■備考:
廃村から歩いていける程度の距離にある町に住む少女。
ごく普通の両親と、家庭に生まれる。一人っ子。

小さい頃から本が好きで内向的な性格のため、虐めに会う。
虐めにより額に傷跡が残りそれを気にして前髪を伸ばしているが、それによって見た目が根暗になり、余計虐めがエスカレートしていることに、本人は気付いていない。

耐え切れなくなってここのところ学校を休みがちであり、そのことで両親と揉める。
自殺、までは考えていないが、現実逃避に家にあった古い地図を持ち出し、
家出してこの村を訪れた。
(74)2006/06/25 07:56:19
旅芸人 ボブが参加しました。
旅芸人 ボブ
[似たようなロケーションを持つ場所に足を踏み入れたのは
 何度目だろうか。もう彼自身も覚えていない]

・・・無駄だってわかっているんだけどな。

[彼の呟きは何に対してであろうか。
 自分の”思考”に否定的でありながら、村に足を
 踏み入れるのをやめることはできない]
(75)2006/06/25 08:03:58
旅芸人 ボブ
[神が与えるのは、今までと同じものか、或いは―]

■ロベルト・ゲレーロ(Roberto=Guerrero)
■年齢:32歳
■備考:
愛称はボブ(Bob)。
南部出身の旅芸人。一時期は「彼の行くところ娯楽あり」
と形容されるほどの、大変人気の高い芸人だった。
しかし、とある絵画の中の少女に心を奪われ、
彼の芸はまさに「心ここにあらず」というものになってしまった。
今は、人気芸人時代の蓄えを散財しながら、
絵で少女が佇む場所を求め、「廃村」と呼ぶに
相応しい場所を彷徨っている。
ここに立ち寄ったのも、その一環である。
(76)2006/06/25 08:17:44
旅芸人 ボブはメモを貼った。
2006/06/25 08:18:16
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/25 08:20:27
旅芸人 ボブ
[眼前に広がるそれを見据え、顔を顰める]

無駄なんだよな・・・俺のやっていることは無駄・・・。

[r音に特徴のある喋り方で再び呟く。
 否定的な考えのせいで、進むことも戻ることもせずに*佇んでいる*]
(77)2006/06/25 08:21:28
文学少女 セシリア
[さくさくと、土を踏みながら村の中を歩く。
鴉が時折啼いて……身を竦める。]

……どうしようかなぁ。
誰か、いないのかな……

[自分のしでかしたことを半ば後悔した表情で。
*村の中を歩き回っている。*]
(78)2006/06/25 08:27:09
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
[森の中を赤毛の少年が歩いている]

確かこっちの方角って聞いてたけど・・・
こっちって確か廃墟があったよな。子供のころの探検で見かけただけだけど。
まさかそこにいってしまったとか?

全くそういうことなら相談してくれたら良かったのに・・・畜生!

[...は苛立ちを隠そうとしないまま目の前の枝を鉈で払った]
(79)2006/06/25 12:48:50
学生 ラッセル
■1、ラッセル・ハイブレス(Russel=highbless)
■2、年齢18歳
■3、備考
セシリアと同じ町に住む少年。
家が近くで子供のころから彼女とよく遊んだりしていた。同じ学校であったが家の事情により中退し働いていた。
セシリアの家出の話を彼女の両親から聞き彼女を探しに来た。
町の人の目撃情報からこちらの方と当たりをつけて廃村へと向かう。

セシリアがいじめにあっていたことは知っていて在学中は庇ったりもしていたのだが働きに出てからはラッセルが居なくなったことで更にエスカレートしていたことなどを彼女の両親から聞くまで知らなかった。
(80)2006/06/25 13:02:42
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/25 13:14:44
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/25 13:52:13
双子 ウェンディが参加しました。
双子 ウェンディ
かつん。ころころ。
けとばした小石が瓦礫にぶつかって止まる。建物の残骸が残る、静かな、寂れた廃村。
ちいさな子供には不釣り合いなごついブーツで地面を踏みしめ、一歩一歩、踏みしめるように歩く。
ひゅうと吹き抜けた風に浚われないように、しっかりと掌に握った首飾りは華やかな薄紅色の模様を咲かせて。
帽子を押さえる道連れに顔を向けると、不安げな瞳。道は、合っているだろうか?

「うわっ…。リック、トビー、平気だった?
 だいたいこのへんだと思うんだけれど…。じゃあ、地図見てみようよ。」

握り込んでいた薄紅色のビードロと、リックの空色のビードロの天辺を揃えて、双眼鏡みたいに覗き込む。
視界いっぱいに万華鏡の幻想が拡がって、すこし指を動かして調整すると…

「うん、そこの大きなもみの木から、丘を越えたところ…。もう、すぐみたいだけれど。」

地図を確認して顔をあげ、見渡した丘の上には、道標に棒が立て掛けられて、長いながい影を行く手に落としていた。止まり木にきめこんだ鴉がカアと鳴いて静寂を破る、その声の大きさが寂しさを誘う。
持っていた棒きれで草をはらって遊んでいたトビーに、出発を呼びかける。揺れる草陰から、バッタが一匹ぴょんと逃げ出して消えていった。



「はあ、はあ…。けっこう、坂、きっつい。」

先行したトビーが見えなくなって、後を追うように辿り着いた丘の上。鴉が飛び立ち、のこされた道標はまっしろくつきたって、力を失った指先が舘を指している。
足下には、なかば崩れた髑髏の眼窩が、じっと旅人達を見張っていた。すべて見透かすような虚ろな目線。
すぐ背後からはリックの悲鳴が聞こえて、ベッドの下の怪物が見せる悪夢なんかじゃないとはっきりわかる。

竦んだ足を止めていると、冷え込んできた北風が丘の上を吹き抜けて、服をはためかせた。

「……。行こう、よ。リック。そこの建物に泊めて貰おう?
 こんなに寒くちゃ風邪引いちゃうし…、トビーもそこまでは聞いていたから。」



掌をつないでくだる坂道はごつごつして、何度か転びそうになりながらも建物にたどり着いた。
震えるリックのちいさな掌を自分の頼りない掌でぎゅっと握りかえして、勇気を分かち合う。

先行したトビーは、もうこの建物にお世話になっているのかも。すこし年少の、鼻のたれた笑顔を思い浮かべてから、そんな期待を胸に。
空いた手をめいっぱいに伸ばして、ノッカーをがんがん叩いた。
(81)2006/06/25 16:46:06
双子 リックが参加しました。
双子 リック
ねぇ、トビー、ウェンディ…
本当に、こんな所に宝物なんてあるのかなぁ。

[空色のビードロをぎゅっと握り締め、きょろきょろと周囲を見渡す
 薄暗い廃村の中に風が吹けば、ふわりと飛びそうになる帽子を慌てて手で押さえる]

わっ…と。あ、あぶな…。

[横を歩くウェンディの方を不安そうにちらりと見る
 ウェンディは少し自分よりも大人びたような表情で安心させるように微笑む]

ね、ねぇ…お姉ちゃん…。
僕たち、ちゃんと地図の通りに歩いてきてるよね…?

[地図を頼りに暫く歩いてから、ウェンディに向かって尋ねる
 ウェンディは双眼鏡のように二つのビードロを覗き込む]

ここ、ちょっと怖いね…。

[ウェンディの服の袖をぎゅっと握り締め
 もみの木の先の丘の上にある道標を見つける。
 道標の上には漆黒の鴉の姿があった。
 ――ギャァ…
 と鴉が鳴く声が聞こえると、思わずびくりと身体を震わせる。
 その間に、前にいた2人が走り出す]

あー!トビー!ウェンディ!待ってよ〜!

[胸に手を当てて荒くなる息を整えながら、丘の上へたどり着く
 その標の指す方を見ると、そこには館が見える]

あそこ…に宝物が?

[かつんと足に何かが当たる音がした。
 すっと目線を落とすと、そこにあった骸骨と目が合う]

――きゃ……。

[思わず、声を上げる。
 吹き抜ける風に、再び帽子を押さえながら]

そうだね…あそこの建物に行ってみよう。
トビーも…いるよね。

[不安を和らげるように手を繋ぎ、ごつごつとした坂道を下り建物へとたどり着く
 ウェンディのノッカーを叩く音が耳に響いた]
(82)2006/06/25 16:47:18
双子 ウェンディ
[神が幼子に課すのは、厳しい試練か、包み込む愛情か]
■1、ウェンディ・アーウェンルクス(Wendy=Irvenrunx)
■2、年齢9歳
■3、備考
父が交易の土産に貰ったびーどろで、トビーとリックと遊んでいるうち、トビーがふたつ組み合わせて地図になることを見つけ出した。
悪友クインジーの馬車で近くまで送って貰い、宝探しに3人で出撃したけれど、トビーとははぐれてしまう。クインジーはおねーさんを連れて行ってしまい、馬車には明朝回収される約束。
クインジーとおねーさんにどんな予定があるのかは知らない。
(83)2006/06/25 17:06:10
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/25 17:06:39
双子 リック
■名前:リック・アーウェルンクス(Rick=Irvenrunx)
■年齢:9歳
■備考:
父の交易のお土産でもらったビードロを持っている。
いつも帽子を大事そうに被っている。
まだ幼く双子姉ウェンディと一緒に行動する事が多く
人懐っこく甘えん坊な一面を持つ。
ある時、ウェンディとトビーと一緒に遊んでいると2人が持つビードロが宝の地図になる事を見つける。
クインジーに馬車で近くまで連れて行ってもらい、3人で宝探し目的で廃村へと迷い込んだ。
(84)2006/06/25 17:11:39
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/25 17:12:14
双子 リックはメモを貼った。
2006/06/25 17:12:19
双子 ウェンディ
樫の木を打ちつける音が響き渡る。…だれも居ないのか、扉は開かず。吹きつける冷たい風が、晒した手や鼻を赤くする。

「うわっ…さむ。留守…なのかなー。」
(85)2006/06/25 17:28:07
双子 リック
…誰も出てこないね。
うぅー、寒いなぁー。

はぁ〜。

[息を掌に吹きかける]
(86)2006/06/25 17:35:26
双子 ウェンディは、双子 リックに寄り添って、ふたりの息で掌を温めている。…さむさむ。
2006/06/25 17:47:21
双子 リックは、双子 ウェンディと肩を合わせながら、はぁ〜と息を吐いて2人の手を温めている
2006/06/25 18:05:25
双子 リック
寒いなぁ。
トビーはもう中にいるのかしら…。
2006/06/25 19:01:08
学生 ラッセル
[森を進むと突然に視界が開けた。そして向こうに廃村となった集落が見える]

ここか・・・居てくれたらいいんだが追い越した可能性もあるし、そもそも来なかった可能性もある。
でも隣町から来た人も見てないといっていたしな。
とにかくいってみるか。

[...はそう呟くと廃村の中に入っていった]
(87)2006/06/25 19:11:13
双子 リック
ウェンディ…もう一度、誰かいないか確かめてみよ。
もしかしたら、気付かれなかっただけかもしれない。

[立ち上がり、背伸びをしながら手を伸ばして、ノッカーを叩く]

誰かいませんかぁー?
(88)2006/06/25 19:46:59
村長の娘 シャーロット
[ハーヴェイと言った男性の足音が遠ざかって行くのが分かり、膝を抱いていた手を緩める]

人…他にも…居るみたいです…。
笑い声と、違う足音がした。
それに…誰か…呼んでる様な…。

[ぽつり呟くと、ゆっくりと立ち上がり、まるで見えているかの様に集会場のドアまで歩き、扉を開けた]
(89)2006/06/25 19:55:16
双子 リック
やっぱりいないのかなぁ。

[ひゅぅ、と冷たい風が冷えた身体の温度を更に奪う]

うぅ…寒いね。
(90)2006/06/25 19:55:52
双子 ウェンディ
(がちゃり。扉が開くとシャーロットの姿。温め合っていた掌を離して、訴えかける。)

あ、こんばんわ。ボク、ウェンディっていいます。こっちはリック。

道が寒くて…。ここに、泊めていただけませんか?
(91)2006/06/25 20:03:31
村長の娘 シャーロット
[扉を開けると、目の前から子供の声が聞こえ、それまで聞こえていた何かが消える]

…あら…子…供?
どうしたの…こんな恐い所になんか…?
寒いなら、中で暖まると良いわ。

[何処に居るのかが分からず、取り敢えず声のした方向へと話し掛ける]
(92)2006/06/25 20:09:11
文学少女 セシリア
[――また一つ、鴉が鳴いた。
驚き身を竦め、空を見上げる。
ばさばさと黒い大きな影が少女の視界を横切っていった。]

……やだなぁ、さっきから鴉ばっかり……
何か不気味だし、人の姿もないし……

[地図の発行年月日を見て、溜息を一つ]

地図が古かったのかな……
でもここで何があったんだろう……
建物とか、そのまま残ってるのに、人がいないなんて。

[視界を横切った鴉が、大きな建物の屋根に止まるのを見る。]

もうすぐ日が暮れちゃうし……
あのおっきい建物で一晩だけ過ごさせてもらおうかな……
(93)2006/06/25 20:09:31
見習いメイド ネリー
[じいっと見ていたけれど、無精髭の男は目を覚まさない。
1つ息を吐いて]

―――あれ?

[風に乗って、声が聞こえた。]

人が、居る……?

[そろっと立ち上がり、
声のした方へと歩いていく。

思ったよりもこの建物は広いようだ。
丁度、集会場のような。
柱からそっと顔を出すと、幾人かの人影]
(94)2006/06/25 20:12:06
双子 ウェンディ
あ、下。下です!
入れてくれるんですね。ありがとう!

(開いた扉から暖かみが伝わって、思わず笑顔が溢れた。)
 
(95)2006/06/25 20:12:52
双子 リック
[扉が開き、蒼い髪の女性の姿が見えると、ほっと胸を撫で下ろし]

ほ、本当ですか?
よかった…ウェンディ、中に入れるね。
トビーも中にいるかな。
(96)2006/06/25 20:13:12
双子 ウェンディは、いつのまにか暮れていた夜空に慣れた目を眇めて、建物にはいった
2006/06/25 20:13:55
見習いメイド ネリーは、少女たちの様子を見て小首を傾げている。
2006/06/25 20:14:10
双子 リックは、双子 ウェンディの後を追うように、てててと扉の中へ入っていった
2006/06/25 20:17:02
見習いメイド ネリー
[見慣れぬ人影。
逡巡していたが、意を決して1つ息を吸う]

あ、あの……
こん、ばんは?

[恐る恐る。]
(97)2006/06/25 20:23:00
村長の娘 シャーロット
[似た声が二つ、どうやら双子の様だ。中へ入れる様に道を空けると、今度は違う声が聞こえてくる]

…何方…?

[その方向へと顔を遣り、何者なのかを確かめようとした]
(98)2006/06/25 20:27:17
見習いメイド ネリー
あ、えっと、あ、怪しいものじゃないの。

[十分怪しいのは分かっていたけれど、
おろおろと弁解する。]

この村に来て、
人が居なくて、
この建物見つけて、
髭のおとこのひとがいて、
えっと……

[身振り手振りで言葉を続ける]
(99)2006/06/25 20:32:12
双子 リック
[中に入ると今度は違う方向から声が聞こえてくる]

…え?
ぁ…えと、こんばん…わ?
(100)2006/06/25 20:32:13
双子 リックは、見習いメイド ネリーの様子を、きょとんとしながら見ている
2006/06/25 20:33:41
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/06/25 20:34:19
双子 リックはメモを貼った。
2006/06/25 20:37:01
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/25 20:37:02
見習いメイド ネリー
[幼い声。
青い髪の女性から視線を外して声のほうを見れば、
よく似た2人の子供が]

あ、うん、えと、こんばんはっ。

[ぺこり、とお辞儀をした]
(101)2006/06/25 20:37:07
村長の娘 シャーロット
[おろおろとした語調に、微笑みを作って答える]

大丈夫です…ここに居る人達は、皆旅の方の様ですから…。
広間にも人が居るので、心細かったらそこに集まると良いでしょう。
…ちょっと、恐いみたいですけど…。

[骨が転がっていると聞き、背筋に少し冷たい物が奔った]
(102)2006/06/25 20:40:32
双子 ウェンディ
あ、こんばんわ。お世話になっていますー。

こちらのメイドさんですよね。ええと…。男の子、見てません?緑色の髪を短く刈り込んだ、うん、ちょうどあなたみたいな色の。

で、棒をおもちゃにしてるやんちゃ坊主、なんですけど。
(103)2006/06/25 20:40:59
双子 リック
[緑色の髪をした女性のに向かって
 ぺこっとお辞儀を返すと]

ん?あれれ?…お姉ちゃんは
この家のお手伝いさんじゃ…ないの?
(104)2006/06/25 20:42:14
文学少女 セシリア
[薄闇の中、建物に辿りつく。
そっと扉を押してみる――鍵はかかっていない。
ギィ、と錆びた蝶番が抗議の声をあげた。
中に顔を突っ込んで様子を伺うが、暗くてよくわからない。]

ここ、何だろう……集会場?

[人の気配がないので、恐る恐る足を踏み入れる。その途端。

――からん。

少女の足が、何かを、蹴った]

え……何……?

[かがんで、確かめたそれは――髑髏]

ひっ…………!!

[思わず息を呑んで、後退った。]
(105)2006/06/25 20:42:31
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/06/25 20:45:49
双子 ウェンディ
ね、リック。
ここ…不気味だね。
なんか変な音が聞こえるし…

(木の床を骨が転がる硬質な音が、奥の暗がりから聞こえてくる。なにかの反響だろうと一顧だにしないが、…恐いものは恐い。)
(106)2006/06/25 20:45:52
見習いメイド ネリー
[青い髪の少女に頷いて]

……そっか。
皆、たまたま此処に来たのかな。

――たまたま。

[無意識に銀のメダルを握り締め。
それから、双子の少女の問いに首を傾げると]

ええと。
お友達?私みたいな髪の色の?

ううん……、
ごめんね。見てないよ。
お髭の男の人は居たけど。

[少し屈んで視線を合わせながら申し訳なさそうに]
(107)2006/06/25 20:49:10
双子 リック
……ウェンディ。
確かに…なんだか怖いよね。
でも、トビー…ここに、いるかもしれないし…
(108)2006/06/25 20:51:17
見習いメイド ネリー
[屈んだまま、少年の方に顔を向けて首を振る]

ううん。
あたしは此処のお手伝いじゃないよ。
こんなかっこうしてるけど。

別のお屋敷で働いてるんだけどね。

―――あ。

あたしはネリー。
ネリー・スマラクトっていうの。

[と、その場に居た人に言うと。]

――!?

[何か、音が。
過剰にびくっと反応する。]
(109)2006/06/25 20:52:07
双子 ウェンディ
そっか…、トビー。どこいっちゃったんだろ。
ありがとう。おねえちゃん。

リック、荷物…下ろそう?星が見えてくるまでは、結局待つんだし、さ。
(110)2006/06/25 20:53:35
双子 ウェンディは、双子 リックを連れて、奥の扉のそばの、空いたところに近づいていった。
2006/06/25 20:54:16
文学少女 セシリア
何でこんなところに……模型なの?

[見慣れない、人骨。どうしても本物だとは思えなかった。
悪趣味、と小さく呟いて、手探りでもう一歩、中に進む。
どうやら、裏口だったらしく、すぐ傍にキッチンがあるのが見えた。]

……凄い埃……
全然使ってないのかな……
どうしよ……

[勝手に入っておいて文句の言える立場ではないが、こんな不衛生で不気味なところで一晩を過ごすのは躊躇われた。
さらにもう一歩、足を踏み出す。
床板がぎしぎしと、少女の重みを受け止めて鳴る。]
(111)2006/06/25 20:55:14
双子 リック
別のお屋敷に人…なんだ。
えと、ネリーさん、だね。
わ…ぼ、僕はリック。リック・アーウェルンクス。

ぁ、お姉ちゃん、トビー…見てないんだ。
そっか…。

[少しだけ、不安そうな顔をして、ウェンディの方を見る]

そうだね。夜になったら、トビーもきっとここに来てくれるよね。
(112)2006/06/25 20:57:17
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/25 21:01:59
村長の娘 シャーロット
[子供達の動きを見ていた時、再び何かが聞こえて来る]

…この村、本当に誰も住んでいないのでしょうか…。

[呟くと、扉を潜り集会場の外へと歩を進めた。既に幾つか出て来ている星が、少女の真っ白なローブを照らしていた]

でも、これ以上進んだら…。
また…戻れなくなってしまいそう…。

[途中で歩を止めたが、既に集会場からは離れてしまった後で、何処に道が有るのかすら分からなくなってしまった]
(113)2006/06/25 21:03:48
村長の娘 シャーロット
何かに呼ばれたからって、すぐ付いていく私って…馬鹿なのかしら。

結局、迷っちゃったなぁ…。

確かに、紅い服を着た女の子が呼んでいた気がするんですけど…。
2006/06/25 21:11:02
文学少女 セシリア
[ゆっくりと、廊下に沿って歩いていく。
数歩進んだところで、ふと、人の話声がするのに気付いた。]

……誰か、いるのかな……
人が住んでるとは思えないんだけど……

……。
悪い人たちが根城にしてたりするのかな……

[けれど、聞こえた声は聞き間違いでなければ高めの、女子供の声で。
その可能性も低いかな、と呟く。
日が落ちてしまっているせいで、奥の方までは見えない。
様子を伺うように、一歩一歩、進んでいく。]
(114)2006/06/25 21:14:00
双子 ウェンディ
「ちいさなリュックを隅に寄せていると、ぎしっ…ぎしっ…と。重い生き物の蠢く音。
ぎゅっと首飾りのビードロを握りしめて、閉じた扉を見つめる。」

リック。…リック。今の音。…聞こえた?
(115)2006/06/25 21:14:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[いつしか集会場の隅で座り込んだ侭、微睡んでいたのだろうか。ぼんやりした意識の中で聞こえて来たのは、幾つかの知らない声と、幾つかの知らない名前。そっと目を開け、隣に居るレベッカを確認するも、――シャーロットは?声は先程まで聞こえていたのに。軽く目をこすってから、鞄を床に置いて立ち上がり、おずおずと人の声がする方へ歩んだ。幼い子供が二人、自分と同じ緑色の髪色の少女が一人]

……こ、こんばんは?
(116)2006/06/25 21:15:01
双子 リック
ウェンディ…
ぼ、僕も聞こえた…

こ、こわいよぉ…。

[ぎゅっと、ウェンディの服の袖を握る]
(117)2006/06/25 21:17:38
双子 ウェンディ
ひゃっ!

…こ、こんばんわ。
だれ?
(118)2006/06/25 21:17:49
双子 ウェンディは、双子 リックとぎゅっと抱きあって、闇の奥から来た大人を見上げた。
2006/06/25 21:18:46
双子 リック
――…っ!!

だ、だれ??
(119)2006/06/25 21:19:06
見習いメイド ネリー
リック。
リックくんだね。
よろしく。

[微笑んで]

……お友達も、きっと此処に来たりするんじゃないかな。
きっと、すぐ逢えるよ。

[と、青い髪の少女が居ないことに気がつき]

あ、あれ?
何処行っちゃったの?
(120)2006/06/25 21:19:49
見習いメイド ネリー
[びくっとして声のほうを見つめる。
どうやら先ほどの女性とは違うようだ。

波打つ翠の髪。
自分とは少し違う色合いだったけれど]

こ、こんにちは……。
(121)2006/06/25 21:21:14
文学少女 セシリア
[廊下を進んでいく。突き当たり、そこにあったのは扉のようなものだった。
手を伸ばしてノブを手探りで探すが、ない。]

あれ……ひょっとして壊れてる……?
それとも別の場所……?

[扉を見てみるが、暗くてよくわからない。
軽く押してみると、ガタ、と少し動いたが、開きはしなかった。]

……あれ、どうしよう……
(122)2006/06/25 21:23:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[子供達が怯える様子に慌てた様子で、「ぁ」「ぅ」「ぇっと」と少し口ごもった後、ぶんぶんと首を横に振って]

け、決して怪しい者じゃないのっ!
私は唯、その、友達のソフィーと此処に来て、迷い込んだだけであって……

あ、名前はローズマリー、よ。

[普通の人よね?とアピールするようにわたわたとしているのが余計に挙動不審だったりもするが。そして其処にも、青い髪の少女が居ないことに表情を曇らせ]

シャーロット、何処行っちゃったの……?
(123)2006/06/25 21:25:09
双子 リックは、双子 ウェンディと抱き合ったまま、ローズマリーと名乗った女性の方を見た…
2006/06/25 21:26:23
双子 リック
ウェンディ…
怪しくないって…言っている…
けど…本当かな。
怖いよぉ。
(124)2006/06/25 21:27:54
酒場の看板娘 ローズマリーは、何処かからガタゴトと聞こえる物音に、又挙動不審でおろおろ。
2006/06/25 21:31:54
双子 ウェンディ
だ、だいじょうぶよきっと。
きっと、危なくない…と…思うけど。

ボク、ウェンディ・アーウェンルクス。
いま、みんな旅の人だって聞いたけれど、あなたも?

(会話をしていると、ローズマリーの背後にあるドアがガタガタ音を立てた。
 ──見間違い、だろうか。)
(125)2006/06/25 21:32:51
文学少女 セシリア
[扉の向こうからは、間違いなく複数の、女と……子供だろうか。
そんな声がする。
あるいは自分と一緒で間違えてここに迷いこんだ人だろうか。
一人でいるよりは幾分マシだろう、そう考える。

――が、ドアが開かない。]

ノブ……ノブ……どこなんだろ……

[ぺたぺたとドアのあちこちに触れて、探す。
建付けの悪いドアは触れる度にガタガタと、今にも壊れそうだった。]
(126)2006/06/25 21:32:52
双子 ウェンディは、酒場の看板娘 ローズマリーの背後を指差した。うしろ、うしろっ…
2006/06/25 21:33:46
雑貨屋 レベッカは、周りの物音に反応し、身体を起こした。
2006/06/25 21:35:38
双子 リック
[ガタガタという音に、びくびくとしながら]

ほんと?ほんとに怖くない…かな。
危なくない…かなぁ?

[ちらりと、常緑のウェーブのかかった女性の方を見る]

…ぼ、僕は、リック。
リック・アーウェンルクスです…。
こ、こんばんわ。

[まだ、ウェンディにしがみ付いたまま軽く会釈をする]
(127)2006/06/25 21:37:36
双子 ウェンディ
りっく!、いま、
あ、また!

なにかいる、いるよっ…

(ガタガタ。…がたがた。
ふるびたドアが、壊れんばかりに暴れ出す。)
(128)2006/06/25 21:37:45
双子 リック
え?ええ?
な、なに??

なにか…いるの!?
こ、こわいよぉ…。
(129)2006/06/25 21:38:36
酒場の看板娘 ローズマリー
[少年の疑心に慌てつつも、少女の言葉に耳を傾け]

そ、そう、危なくも怪しくもないの!
ウェンディ、と、リックね?えと、宜しく……

旅……?私は、旅、というか、遊びというか……
此処からそんなに遠くない町、知ってる?オーウェルズ。あそこから来たの。
余所者なのは同――きゃわ!?

[後ろ、と指差されて慌てて振り向く。ガタガタと音がするのは確かに、自身が背を向けていた扉、だった。どうしよう、と助けを求めるような視線を三人に向けたが、閉ざした扉の向こうから聞こえるのは――少女の、声?此方側からはドアノブもあった。そっと手を掛け、ガタ、と音を立てて扉を引いた]
(130)2006/06/25 21:39:27
雑貨屋 レベッカ
[ガタガタと音の鳴る後ろから少し動き、2人の子供に気がつく]

あ…。
ここの家に住んでいる子?
(131)2006/06/25 21:41:43
双子 リックは、双子 ウェンディの方を見て、「オーウェルズ?」と首をかしげた。
2006/06/25 21:41:53
文学少女 セシリア
[ドアのノブはどこにもない。どうしよう、と手を離す。]

……開きそう、ではあるんだけど……
少し押したら、開くかな……

[蝶番がない方のドアの端に手を添えて少し、力を込めようとする。
その刹那――

ガタ、と音を立ててドアが開いた]

っきゃぁっ!!

[支えを失って、少女の身体は倒れこむように扉の向こうへと投げ出された]
(132)2006/06/25 21:43:21
双子 ウェンディ
やっぱり、なにかいるんだよ。
どうしよう。武器、武器…。

ローズさん、あぶないよ!
(133)2006/06/25 21:43:28
双子 ウェンディは、双子 リックを見て、首を振った。あれかな、クインジーさんの行ったところ
2006/06/25 21:44:02
村長の娘 シャーロット
[先程まで分かっていた筈の道が無くなり、為す術無く立ち尽くす]

どうしよう…音まで分からなくなってしまったわ…。
さっきまでちゃんと聞こえていたのに…。

[不安そうに辺りに何か無いか耳を済ませるが、何も聞こえては来ない]

…紅い、女の子。
どこに行っちゃったのかしら…。

[目は見えない筈だった。だが、その主が紅い服を着ている事だけは分かった様な気がしていた]
(134)2006/06/25 21:44:30
双子 リック
――!?

[後からの声に驚き、そちらへ視線を向ける]

え?今度は…誰?
わ、えと、僕は違うよ。
ここの家には住んでないよ。
(135)2006/06/25 21:46:12
酒場の看板娘 ローズマリー
え、え?危ない?……――ふゎ!?

[ウェンディの声に狼狽しながらも、開いた扉から突然出てきた菫色の髪の少女を、そのまま受け止めていた。――幽霊?と一瞬怯えるも、否、受け止めた少女の体温もあれば、足もちゃんとある。……人間。そう判断して警戒心が薄れたか、受け止めて軽く抱いた状態の侭に、少女を気遣うように声を掛けた]

だ、大丈夫?
(136)2006/06/25 21:46:36
双子 リック
なにかいるのかな。
いるのかな…。
武器?
武器って何?
え?ええー?
ないよー。そんなのないよぉ。

[首に下げている空色のビードロを握り締める]
(137)2006/06/25 21:47:14
双子 ウェンディ
(ローズマリーの行動に驚いて止めようと手を延ばすと、勢いよくセシリアが飛び出してきた。
押しつぶされて倒れた床は、冷たかった。)

うわぁ、出たっ…むぎゅ。
(138)2006/06/25 21:48:23
双子 リックは、扉が倒れて姿を現した女性に驚き、ウェンディに抱きついた。
2006/06/25 21:48:29
雑貨屋 レベッカ
[男の子のここの家の子ではないと言う言葉に、そうよね…と思いつつ、双子を見ていたら…突然扉が開き、視線は扉の外から出てきた少女とローズマリーに釘付けになった]

ぇ…。
だ、大丈夫かしら?
(139)2006/06/25 21:49:23
双子 ウェンディは、雑貨屋 レベッカに助け起こしてもらって微笑んだ。
2006/06/25 21:51:24
双子 ウェンディ
(踏み越えられた背後に目をやると、ローズマリーに縋るセシリア。
それぞれの、あわせて4本の脚が見えた)

…おばけ、じゃないんだ。
なんだ…ぃたた。
(140)2006/06/25 21:51:38
文学少女 セシリア
[地面にぶつかる、と覚悟して目を閉じたが、何か柔らかいものに抱きとめられ。
恐る恐る目を開いてみると、そこには確かに人、のようなもの。]

――っ!!

[吃驚して息を呑むが、どうやら普通の人間の女性だと知ると少し息を吐き]

は、はい、大丈夫です……

[震える声で何とかそれだけ告げると、女から体を離そうとした]
(141)2006/06/25 21:52:14
双子 ウェンディ
あ…ありがとうございます。
てっきりおばけかと思って。

いっぱい、人が居るんですね。ここはもう滅びた村だって聞いていたのに…。
みんな宝探しなのかな?
(142)2006/06/25 21:54:58
双子 リック
ウェンディ、大丈夫?

って、だ、だめだよ!
それは内緒じゃないの!?

[宝探しと聞いて慌てて、シーッと口に人差し指をやり]
(143)2006/06/25 21:56:44
双子 ウェンディ
あっ…

(しまった。としかめて、リックと顔を見合わせた。)
(144)2006/06/25 21:57:54
雑貨屋 レベッカ
おばけ…ねぇ。
ごめんなさい、長い旅で少し疲れていたから入ってきていたのにも気がつかなかったわ。

[ウェンディを助け起こした後、安堵して様子を見ている]
(145)2006/06/25 21:58:07
酒場の看板娘 ローズマリー
あー……ビックリしたぁ!

[妙に暢気に聞こえる声で言いながら、受け止めた少女を離し、ぷぁ。と息を吐く。その後不思議そうに少女を見つめ]

……えと、此処の人、……て感じじゃないわね。
余所の人かしら……

私はローズマリー・ライト。
余所の人。

[皆そうみたいだけど。とちらりと他の面々を見る。いつの間にか目を覚ましているレベッカを見止めれば、一つ笑んで]
(146)2006/06/25 21:58:25
のんだくれ ケネス
[外から女子供の声が聞こえ、目が覚める]

……ちっ、なんだよせっかく人がいい気分で寝てたのによぉ?
しっかし、こんなゴミ溜めみてぇな場所に女子供の声だぁ?

アレか、ついにお迎えが来ちまったか?
綺麗なチャンネーに迎えてもらえるなら天国も悪かぁねぇな、オイ。

[そう歌うように呟きながら、酒瓶を片手に声のするほうへふらふらと歩き出す]
(147)2006/06/25 21:59:15
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 ウェンディの宝探し、という言葉に、きょとんとしている。
2006/06/25 21:59:28
双子 リック
もぅ…。ウェンディったら。

でも、本当にみんな宝探しだったりしてね。
そうじゃなきゃ、こんな怖い場所に、人が集まるなんて変だよね…。
(148)2006/06/25 22:01:29
双子 ウェンディ
おねえさん、旅をしていたんですか?
すっごいなー。

ここって、宿だったのかなぁ。
すごく広いし、暖かい…。
(149)2006/06/25 22:01:56
文学少女 セシリア
[女から少し距離をとり、改めて回りにいる人たちを見回す。
双子らしい、子供と、もう一人女性。
流石にこの取り合わせで何か怪しいことはないだろう、と思う。
安堵すると、初めて見る人ばかりからか緊張し始め]

あ、はい……近くの町から、来たんですけど……
私は、セシリア・ワーズワース、です……

[ずりずりと、少しずつ無意識に後ろに下がりながら、そう呟いた]
(150)2006/06/25 22:02:44
雑貨屋 レベッカ
宝探し…!?
この村にお宝が眠っているの?

初耳だわ…。
私、この地方に住んでいないからお宝があると言う噂は聞いたこと無いわね。
(151)2006/06/25 22:03:03
双子 ウェンディ
だよねだよね?
おねえさんも旅をしてきたっていうし、やっぱりあるんだよ、宝!
(152)2006/06/25 22:03:16
雑貨屋 レベッカ
[ウェンディの声に、頷いて答える。
ローズマリーに微笑みかけられ、レベッカも優しく笑みを返した]

ええ、この地からかなり遠くに住んでいたわ。
馬車だけではたどり着けないわね。途中に砂漠もあったから…。
アーシェライトと呼ばれている商業都市に…。
(153)2006/06/25 22:06:22
双子 ウェンディ
初耳なんだ…
そっかあ。

えと…いいよね?リック。
このあたりを指してる、ふるい地図があったの。きっと宝物の隠し場所だと思うんだ?
(154)2006/06/25 22:07:17
双子 リック
あ、お姉さん
ウェンディ助けてくれてありがとう。

[アーシェライトと聞いて]

あ、お父さんがお仕事で良く行く都市だ。
名前、聞いたことあるよー。
そんなところからきたんだ。
すごいなぁー。
(155)2006/06/25 22:09:02
酒場の看板娘 ローズマリー
セシリアね、セシリア……んーんー。
近くの町って……オーウェルズじゃないわよね?

[もしかしたら同じ町の住人の可能性もあるだろうか、それなりに栄えた町では住人同士が知り合い同士でないこともよくあることだ。そんなことを考えていた時、ふと、シャーロットのことを思い出し、尚且つ、集会場の何処かから妙な、男の歌声、が聞こえ……]

……は、ゎ。
ほ、本当にお化け見るのは厭なんだからね!!

[妙に言い訳っぽく言いつつ、シャーロットを探しに集会場の外へ向かった]
(156)2006/06/25 22:09:33
見習いメイド ネリー
[人が増えたのを見ておろおろと見回し]

な、なんだ。
こんなに人いっぱい居たんだ。

[ほっとしながら]

セシリアさんに、
レベッカさん。
ローズマリーさん……ウェンディちゃん。

あ、ええっと。
あたし、ネリーです。

[慌てて皆にお辞儀をして]
(157)2006/06/25 22:10:15
のんだくれ ケネス
[集会所「だった」建物の中を彷徨い歩くうちに、皆の話し声がする場所に辿り着く。]

ぁんだぁ?こんな所にガキと姉ちゃん方がお揃いたぁ、どういうこった?
ちっ、酒が切れたか?ピンクの象やら何やらは見たことあるけどよ、こんなんは初めてだぜ。

[皆の輪の中にふらふらと雪崩れ込む]
おいおい、なんだお前ら?
こんなクソみてぇなとこになんだってアンタらみてぇのがうじゃうじゃ集まってんだ? ヒック
うぃ〜……ったくなんだってだよぉ?

特にそこのガキども、てめぇらは帰って飯食ってクソして寝る時間だろぉがよぉ?
[酒をグビグビと呷りながら、ウダウダとがなりつづける]
(158)2006/06/25 22:10:22
双子 リックは、のんだくれ ケネスの酒の臭いに、思わず鼻をつまんだ。「ぅー、くしゃい…」
2006/06/25 22:12:05
のんだくれ ケネス
(中の人)
あ、独り言では中の人発言禁止だって忘れてました(汗)
まあ、プロローグだからということで大目に見ていただければ嬉しく思います(;´Д`)

そんなわけで、以後はRPに専念しますー。

(/中の人)
2006/06/25 22:12:05
双子 リック
もう。ウェンディがそこまで言っちゃったら
内緒には出来ないよ。

そう。地図を見つけたんだ。

[空色のビードロをちらりと見ながら]
(159)2006/06/25 22:13:29
文学少女 セシリア
あ、はい、その町、ですけど……
ローズマリーさんも、その町の……

[人ですか、そう聞き返そうとしたとき。
男のがなりつける声に竦みあがり]

――……っ!!

[壁を背にしてぺたりと座り込むと、怯えた目で男を注視した]
(160)2006/06/25 22:13:30
見習いメイド ネリー
[男の声にびくりと振り返って]

あっ。
さっき、寝てた人……。

[思わず指差して酒の匂いに]

あぅ。
(161)2006/06/25 22:14:08
酒場の看板娘 ローズマリーは、野暮ったい男の姿を見るより先に集会場の外に逃亡している。
2006/06/25 22:14:21
双子 ウェンディ
アーシェライトって、ビードロのおみやげを買ってきてくれたところ…だったよね。

じゃあ、おとうさんみたいに貿易を…

(話していると、背後から野太い大声。)
(162)2006/06/25 22:14:28
見習いメイド ネリーは、酒場の看板娘 ローズマリーの姿が無いことに2度びっくり。
2006/06/25 22:15:10
双子 ウェンディは、のんだくれ ケネスに顔をしかめて、双子 リックを庇うように前に出た。
2006/06/25 22:15:43
双子 リック
あ、そっか。
この…ビードロの。

このお姉さんも貿易してるのかな。
お父さん知ってたりしてね。
(163)2006/06/25 22:15:58
雑貨屋 レベッカ
[新しい客が2人、緑の髪をした女性と酒に酔っている男性が見えた。
女の問いに対して、首を傾げて問い返す]

こんにちわ…。
どこかで会っていたでしょうか?
(164)2006/06/25 22:16:21
雑貨屋 レベッカは、のんだくれ ケネスの酒臭さに…顔を顰め双子の側に寄った。
2006/06/25 22:17:36
書生 ハーヴェイ
[集会場跡に篭もる声に男は目を覚ました。点けていた筈のランプの明かりは消えている。
…今は真夜中なのだろうか…それとも夜明け…?廃屋の中は真暗で、時間を判断することが出来ない。
男は顔を顰め、首を振る。]

………。

[…おかしい…。疲れが取れていない。それに、寝汗を沢山かいている…。この村の瘴気にでもあてられたのだろうか。
…もしかしたら思った程に時間が経っていないのかも知れない…
男がゆっくり身を起すと、やけに耳障りな野太い声が聞こえてきた。]
(165)2006/06/25 22:18:35
双子 リックは、双子 ウェンディの後に、そっと隠れるように。
2006/06/25 22:19:24
村長の娘 シャーロット
[此処が何処なのかは分からない、風が少女の服を揺らしては、淡い光を放っている様だった]

肌寒い…のかな。
私…なんでこんな事になっているんだろう…。
…わかんないや…。

[考えるのを止めて、手を胸の前で組む。その手には、暖かい雫が数滴落ちていた]
(166)2006/06/25 22:20:25
双子 ウェンディ
なに、あんた?
どうりで臭うと思ったら、おじちゃんの家じゃごはん食べてもお風呂に入らないんだ?

っふーん。

(目尻をきりりとあげて、眉根を寄せてケネスを見上げて睨み合う。)
(167)2006/06/25 22:21:40
のんだくれ ケネス
[怪訝な顔をする皆の様子に顔をしかめ]

あぁ?酒臭ぇだぁ?乳臭ぇガキに言われる筋合いはねぇんだよ!

ったく、それに散々胡散臭ぇように見てくれてるけどよぉ、そりゃこっちのセリフだってんだよコンチクショウ! ヒック

てめぇらみてぇなまともな連中が、何だってこんなとこにいるんだぁ、オイ? グビッ

俺みてぇなロクデナシならどうでもいいさ、だけどよぉ……死ぬぜ、こんなとこにいたら。

[さっきまでの茶化すような口調が、ふと冷たいものに変わる]
(168)2006/06/25 22:21:47
のんだくれ ケネスは、目をすっと細めて周囲を見渡した。
2006/06/25 22:22:18
酒場の看板娘 ローズマリー
[集会場を出てからそう遠くない場所に、シャーロットの姿はあった。何故この近い距離で――不思議そうに思いつつも]

シャーロット!もう、さっきより日が暮れて怖くなってるんだから、外出たら危ないわよぅ。

[そう言いながらシャーロットの傍に駆け寄った]
(169)2006/06/25 22:23:46
見習いメイド ネリー
[女性にちょっと慌てたように]

あ、いえ、さっき誰かがお名前呼んでたように
思ったから……

[見渡せば、まるで統一感の無い面々。
闇がいっそう濃くなっていく。]

―――あ、ランプ。
荷物にあったんだっけ。

[ごそごそとトランクを開けた。]
(170)2006/06/25 22:24:19
双子 リック
…し…ぬ?

――やだ。
こわいよ。
ウェンディ…。

[酒の臭いの漂う男の言葉にウェンディの後に隠れながら、小さく震えた]
(171)2006/06/25 22:24:34
文学少女 セシリア
[さらに姿を見せた、緑色の髪の女性にも、びくりと身を縮める。
同世代の人間には、いい思い出がない。
知らぬ顔ではあるけれど無意識に警戒してしまう。

男のがなる声が聞こえる度に、泣きそうになるのを堪えていた。
やっぱり、こんなところに入らずに帰ればよかった、と後悔しながら。]
(172)2006/06/25 22:26:10
雑貨屋 レベッカ
私…?
偶然此処に寄っただけよ。

一夜を明かしたら、此処を出て旅を続けるだけ。

[この地に踏み入れてから、死と言うものを身近に感じるのを自覚している]

この家の倉庫と思われる場所に酒樽があったわね。
貴方、ここで暮らしてたの?

[立ち上がり、扉へと向かっていった]
(173)2006/06/25 22:26:55
見習いメイド ネリー
[ランプを取り出しながら野太い声にびくっとして]

ご、ごめんなさいっ!
見ず知らずの人に変なことを言っちゃって……

で、でも。
どうでもいいとか、そんなこと。

……え……?

[死ぬ。
酷く冷たく響く声に無精髭の男をじっと見て]

それって、どういう……
(174)2006/06/25 22:26:58
双子 ウェンディ
ふんだ。あんたみたいのをなんていうか知ってる?
のんだくれって言うんだよ、の・ん・だ・く・れ!

だいたいその髭…
…死、ぬ?

丘の、髑髏みたいに…。

(あれだけ激高した空気が、急激に冷える。別人のような変わりように驚き、言い募ることもできなかった。
道中の光景を思い出して、ぽつり、呟きが漏れる。)
(175)2006/06/25 22:27:09
村長の娘 シャーロット
[神へ祈っていると、誰かの声が自分を呼び止め、我に返る]

…あれ…ローズマリー…さん…?
どうして、ここに…?

[ローズマリーが傍に寄った瞬間、聞こえなかった音が聞こえ、分からなかった匂いが戻る]

ここって…集会場の…近くなんですか…?
(176)2006/06/25 22:31:01
のんだくれ ケネス
[冷え切った空気の中、淡々と話し始める]

……てめぇら、んなこともわかんねぇでこんなとこほっつき歩いてるのか?

井戸は使えるのかどうかもわかんねぇ、食いもんなんざありゃしねぇ、それにどこもかしこもボロボロで使えるものもあるかわかりゃしねぇ。

……解ったらさっさと帰れ。
(177)2006/06/25 22:33:02
酒場の看板娘 ローズマリー
どうしてって……、シャーロットが突然居なくなるから心配になったに決まってるでしょう!すぐ見つかったから良かったけど……。

[はぁ、と安堵混じりの吐息を零し、シャーロットの手を握った]

うん、集会場からすぐ近く。
……って、なんで――

[そのことに気づかないの?続く声は夕暮れの冷たい風に掻き消されるように。シャーロットの動きが何処か不自然なことは、以前から感じ取っていた、けれど]
(178)2006/06/25 22:35:38
文学少女 セシリア
[相変わらず、怯えた目で男を見つめる。
食料――僅かなら、おやつにビスケットやチョコを持ってきていたが。
そんなこと言ったら男に取られるのではないかと警戒して、背中のリュックを庇う。]

……帰れって言われても……
帰りたくないからきたのに……
(179)2006/06/25 22:35:41
見習いメイド ネリー
[男の言葉に困ったように]

で、でも。
あたし、此処で調べなきゃいけないことが……。

それを言うんだったら、
あなただって帰らなきゃいけないと思うよ。
危ないよ、
あんなところで寝てたら。

[髭の男を見つめて]
(180)2006/06/25 22:36:14
雑貨屋 レベッカ
[ケネスの言葉に不快感を示しながら、立ち去った]

……言われなくても、夜を明かしたら旅を続けさせてもらうわよ。

貴方こそ、帰る場所に戻った方が良いんじゃない?

[扉から集会所の外へ*出て行った*]
(181)2006/06/25 22:38:10
双子 リック
髑髏…

[夕方に見た髑髏を思い出し、身体が小さく震えた]

怖い…
でも、トビーの姿ないし…。
お迎えは…明日だし…。

ウェンディ…どうしよう…。
(182)2006/06/25 22:38:46
村長の娘 シャーロット
ご…御免なさい…。
私、目が見えないんです…。
だから、いつも音や匂いで周りを「見て」いたんですけど…。
紅い女の子を…追いかけていたら、突然何も聞こえなくなっちゃって…匂いもしなくなっちゃって…。

[ローズマリーの手は暖かく、それが尚寂しさを揺り起こす]

本当に…御免なさい…!

[そう言うと、ローズマリーに抱き着いた]
(183)2006/06/25 22:42:41
のんだくれ ケネス
[各々好き勝手に話しているのを見ながら、座り込む]

なら、勝手にすりゃいいさ。
だがよ、どうにもこういうのは良くねぇなぁ。
どっからどう見ても胡散臭ぇし危ねぇ場所じゃねえか。
女子供がキャーキャー言いながら遊びに来るような場所じゃねぇだろうが。

[レベッカの問いが耳に入り、一瞬遠い目をして]
帰る場所?

―――あったら、こんなトコに来るか?
(184)2006/06/25 22:42:54
双子 ウェンディ
トビー…。もう、暗くなっちゃったのに。

今夜はここにいよう?
それに、北斗七星が出てこないと…。
(185)2006/06/25 22:43:17
双子 リック
ねぇ、トビー…どこに行っちゃたのかな。
ネリーお姉ちゃんも見てないって言ってた。

…うん。
他に…行く場所…ないもんね。
ここにいたら、トビーにも会えるかもしれない。

北斗七星…。
そういえば、星は…見えるのかな?
(186)2006/06/25 22:45:26
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットの言葉と、予想とが合致し、納得したようにシャーロットを見つめた。謝罪を繰り返し、自らに抱きつくシャーロットに、微笑んでそっと抱き返す]

ううん、謝らなくていいの。
でも、でもね、目が見えないんだったら尚更。
気をつけてね、唯でさえ女の子一人は危険なのに……
だから、その、明日の朝までは集会場でじっとしてましょ。ね?

[言い聞かせるように紡いで、ぎゅっと抱く力を強くする。ほんのひと時の関係かもしれないけれど、この少女は危なっかしくて仕方が無い、傍に居なければ、と――]
(187)2006/06/25 22:47:25
見習いメイド ネリー
[俯くと、右手に握り締めた銀のメダルを見つめた]

――――……旦那様。


[はっと気づいてランプをわたわた用意し始める。
ふわっと柔らかな光が辺りを照らし]

……まだこれでましかな?
(188)2006/06/25 22:48:21
文学少女 セシリア
[泣きそうになりながら地図を取り出し]

……だって……地図には、普通に村があるって……
書いてあったから……

1日か2日、ここで過ごして戻るつもりでいたし……
まさか廃村になってるなんて知らなかった……
(189)2006/06/25 22:49:41
見習いメイド ネリー
[セシリアが泣きそうになっているのを見ておろおろして]

だ、大丈夫……?
帰れるんだったら帰ったほうがいいよ。
皆心配してるんじゃないかな……?

[心配そうにセシリアを覗き込んだ。]
(190)2006/06/25 22:53:05
のんだくれ ケネス
[泣きそうになっているセシリアと双子を横目に見ながら、酒を呷る]

それじゃあ、夜が明けたらさっさと帰るんだな。
こんなとこにいても何にもなりゃしねぇ。

[多少はきまずそうにしながら]
(191)2006/06/25 22:54:46
村長の娘 シャーロット
[今までの心細さが満たされ、少し落ち着いた風になる]

有り難う…御座います…。
あの…出来れば、集会場まで…連れて行ってくれませんか…。
何処歩いたのか、分からなくなっちゃって…。

[ローズマリーに向き直って、手をきゅっと握った]
(192)2006/06/25 22:56:01
双子 リック
[酒の臭いに顔を顰めながら]

じゃぁ、おじさんは
何でこんなとこにいるのさ…!

[と、ウェンディの後からぽつりと呟く]
(193)2006/06/25 22:56:47
文学少女 セシリア
[ネリーに顔を覗き込まれると、体を竦め。
無意識に手で額を押さえると]

……か、帰りたくないから。
誰も、心配なんかしてないし……
私が居なくなっても皆何とも思わないからいい……

[逃げるように視線を逸らした]
(194)2006/06/25 22:57:17
双子 ウェンディ
夜が…明けたら…。
うん。そしたら、馬車が迎えに来てくれるし。

けど…トビー…。

(現れないトビーが心配で、上の空のまま。ケネスの優しい声色に相づちを打った。)
(195)2006/06/25 22:57:35
雑貨屋 レベッカ
[集会所の外の門の前でレベッカは袋から地図を取り出し、それを見ている]

はぁ…この辺に町は無いのよね。
野宿するか、ここで一夜を明かすか。

どちらかしか選択肢は無いのね。

ローズマリーさんとシャーロットさん…。
出て行ったけど、大丈夫かしら?

ここ、活気が無く荒廃した雰囲気しかしない。
砂漠だって此処まで酷くは無かったのに…。
(196)2006/06/25 22:59:24
双子 リック
そうだよね。
馬車が…クインジーさんが迎えにきてくれるよね。

ぁぅ…トビー…探した方がいいのかなぁ。
(197)2006/06/25 23:00:16
踊り子 キャロルが参加しました。
踊り子 キャロル
[森から不意に現れたのは、木々の緑と対を成す、鮮やかな赤いドレスを纏った背の高い女。きょろきょろと周囲を見渡している]

…何、ここは?
ただの廃村じゃないか…。こんな場所に、何があるって言うのさ。

もうすぐ日が沈むじゃない。参ったね、今夜はここで野宿かね。

[少し訛りのある喋り方。呟きながら、とりあえず村の中へ歩を進める]
(198)2006/06/25 23:00:35
のんだくれ ケネス
[リックの問いに、ふと遠い目をして]

……他に行く所があるといいんだがな。
少なくとも、宝探しなんかじゃねぇことは確かだな、坊主。

こんな所に宝なんかありゃしねぇ。
あってもきっとロクなもんじゃねぇ。
わかったら嬢ちゃんと一緒にさっさと帰るんだな。

[髪の毛をわしゃわしゃとぶっきらぼうに撫でる]
(199)2006/06/25 23:00:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[落ち着いた様子のシャーロットに微笑んだ。あぁ、けれどこの笑みも彼女には見えていないのか――どこか寂しくも感じるけれど。代わりに、彼女の手を握り返し]

ええ、行きましょう。
なるべく、私、シャーロットの目になるからね。

―――世界は綺麗だから。

[ぽつり、零して、シャーロットの手を取って集会場の方へ歩んでいく。途中、レベッカの背が見えたけれど、声を掛けられる距離ではなく、遠かった。後で戻ってくるだろうかと危惧しつつ、集会場の扉の前に立ち]

えと、感じる?
此処が集会場の扉。

[シャーロットに告げて、握った手を取り、彼女の手を老朽化した木の扉に触れさせた]
(200)2006/06/25 23:01:08
見習いメイド ネリー
[視線をそらされて困ったように]

え、あ、ご、ごめん……


でも、でもでも、
そんなこと無い、と……思う。
あの、夜が明けたら、帰ろう、ね?
暗いから……今出たら、危ないと思うし。

[出来るだけ安心させようとゆっくりと言葉を紡ぎ。
ぎゃあ。
鴉が啼いた。]
(201)2006/06/25 23:01:45
双子 リック
うわわ…。

[髪を撫でられれば、慌てて帽子を押さえる]

おじさん、行く場所ないの?
宝は、探してみないとわかんないじゃない。

地図はここだって言ってたし。
(202)2006/06/25 23:05:19
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Tool
Statistical Summary
発言数
46
32
44
43
59
60
50
29
24
48
1
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16