人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1595)一夜の悪夢 〜廃村〜 : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、守護者が1人、霊能者が1人、狂人が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、書生 ハーヴェイ、雑貨屋 レベッカ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、双子 ウェンディ、踊り子 キャロル、学生 ラッセル、文学少女 セシリア、ちんぴら ノーマン、のんだくれ ケネス、旅芸人 ボブ、の13名。
学生 ラッセル
[セシリアからコインを受け取ってじっくりと見るが当然種も仕掛けも見つからない]

うん、何も仕掛けがないな。どうやったんだろ?

[そういいながらコインを覗き込むウェンディにコインを手渡した]
(0)2006/06/27 00:26:22
ちんぴら ノーマン
[黄昏の時は終わった。夜の闇は廃墟を覆い尽くされ、
教会の鐘の音が響き渡る。その音は荘厳で神秘的であったが、
場所が場所だけに言い知れぬ恐怖感があった。]

・・・誰の悪戯だ、肝試しの余興か?

[その音を聞くやいなや、
近くにいた自警団の男は恐怖にとり憑かれたように叫ぶ]

「あぁ、なんてことだ・・・!
本当だったんだ!あの言い伝えは本当だったんだ!!」

[異様に取り乱した男に戸惑いながらも言葉をかける]

言い伝えだと?落ち着け、お前の言ってる事は一体・・・

[こちらの言葉が終わるのを待たずに、
悲鳴とも言えるような村中に響き渡る大きな声で叫んだ]
(1)2006/06/27 00:26:30
ちんぴら ノーマン
「死ぬぞ、早く逃げなければ死んでしまうぞ!
今ならまだ間に合うかもしれない!!
『奴ら』は誰も彼も皆殺しにしてやってくる!
俺達人間には『対抗できる力』はあっても
その『力』を失ったら終わりだ!
この場所にその力を持った奴がいるかは俺の知った事ではない。
だが、その力を持った人間と『奴』がココにいるからこそ
あの鐘がなったんだ!!!
俺達は為す術もなく心の闇に巣食われて、
最後には・・・あぁ・・・あああああ!!!
そうだ、そうだとも・・・逃げるなら今の内だ!!

来るぞ・・・夜が・・・恐怖が来る・・・!」

[アーヴァインは掴んでいる腕を振り解き、
叫び声を上げ闇の中へ走り去っていった。
その後を追いかけようとしたが、突然のあまり動けずにいる。
ふと教会の鐘撞き塔を見上げるが、月明かりでは人影すら確かめる事はできなかった。]
(2)2006/06/27 00:27:03
学生 ラッセル
妙な気配が・・・でもセシリア。
君だけは守って見せるよ。
僕の命に代えても
2006/06/27 00:28:54
双子 ウェンディ
あいたっ

いたい…耳がいたいよ。
なに?鐘の…音?
(*0)2006/06/27 00:30:43
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/06/27 00:30:44
のんだくれ ケネス
[シャーロットの悲しげな呟きは、彼の耳には届かなかった。その代わり、その耳を劈いたのは]

……!?
なんだぁ!?
これは―――鐘、か?
教会に、誰か居やがるの、か?

[酒とクスリで緩みきった脳髄を、鈍く澱んだ鐘の音が内側から叩く]
(3)2006/06/27 00:31:47
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/27 00:32:14
双子 ウェンディ
今の声…?
だれ?外に、大人の声。
(4)2006/06/27 00:32:17
ちんぴら ノーマンはメモを貼った。
2006/06/27 00:32:29
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/06/27 00:32:58
酒場の看板娘 ローズマリー
[―――ドクン。]

[妙な感覚に射抜かれたように、女は目を開けた]

[現実ではない、何処かで。]

[視界に移るのは、一人の少女]

……ウェン、ディ?
(*1)2006/06/27 00:33:09
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 00:33:29
学生 ラッセル
[鐘の音を聞きはっと窓の外に顔を向ける]

まだ誰かいてその人が鐘を鳴らしたのか?
一体何のために?
(5)2006/06/27 00:33:59
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/27 00:34:18
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/06/27 00:34:30
双子 リックはメモを貼った。
2006/06/27 00:35:20
ちんぴら ノーマン
『奴ら』『対抗できる力』なんの事を言ってやがるんだ。

[陽は暮れて静寂の闇が廃墟を包む]

こりゃぁ一晩ココで過ごした方が良さそうだな。
やれやれ。
(6)2006/06/27 00:35:54
旅芸人 ボブはメモを貼った。
2006/06/27 00:36:33
雑貨屋 レベッカ
[鐘の音に反応して、立ち上がる]

…誰も住んでいるように思えない場所だと思ったのに。
誰だろう?
(7)2006/06/27 00:36:51
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/06/27 00:37:23
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/06/27 00:37:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットに凭れて眠りに堕ちようとした、その瞬間の出来事だった。響き渡る鐘の音。――遠くから、がなりたてるような、聞き覚えのない男の声。女は呆然と、その声を、聞いた]

……え?
何、ねぇ今の声なに?なに、何?

――《皆殺し》――

[その言葉だけが脳を支配したかのように、女は乱暴に鞄を背負って集会場の外へ駆け出した]

ソフィー!!
(8)2006/06/27 00:38:03
ちんぴら ノーマンはメモを貼った。
2006/06/27 00:38:32
旅芸人 ボブ
[笑顔を崩さずに、鐘の音に反応]

あれ…まだ誰かいるのかな?
(9)2006/06/27 00:39:00
酒場の看板娘 ローズマリー
あ、れ?
ねぇ、何で私の手、こんなに血まみれなんだろう?
ねぇなんで?なんで?なんで?

――嗚呼、これはソフィーの血だ――
(*2)2006/06/27 00:39:25
双子 リック
――…何?
鐘の音?

[びくりと身体を震わせる]

…やだ。
怖いよ。

ね、トビーはどこ?
どこに行ったの…?
(10)2006/06/27 00:39:27
書生 ハーヴェイ
[突然と鐘の音が響き渡る。とても大きな音。まるで何かを伝えるかのように。何かの叫びのように]

…何だ、今度は…。

[この村が唯の無人の廃墟であるとは既に全く考えていないが。広間の人間の悪ふざけだろうか。
男は忌々しげに広間へと向かった。]
(11)2006/06/27 00:40:49
双子 ウェンディ
ひょっとして、トビーが見つかったのかな?

ひょっとして!

(玄関を駆け抜けて、闇の中に走っていった。)
(12)2006/06/27 00:41:08
雑貨屋 レベッカ
おばあちゃんとおじいちゃんが言っていたわ…。

私の名前は、占い師の血を引く領主様…。
ランカスター家の血縁者から頂いたものなんだって。

私が何故、占いの力を使えるようになったのかは分からない。
この力を持っている事を…おじいちゃんに告げた時、こんな事を言っていたわ。

私は、その人の生まれ変わりかもしれないって。
2006/06/27 00:41:25
書生 ハーヴェイは、高く足音を鳴らし、広間に踏み込んだ。
2006/06/27 00:42:27
雑貨屋 レベッカ
[外へと駆け出していった、ローズマリーを追いかけていった]

ローズマリー!!
外は危ないわよ。もうこんなに暗くなっているんだから…。

[ローズマリーの後を追って、駆け出していった]
(13)2006/06/27 00:43:19
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/06/27 00:44:35
のんだくれ ケネス
[駆け出していく少年と少女の姿が目に入り]

おい、ちょっと待てやガキども!
てめぇらだけでほっつき歩いて、死ぬ気か!?
ったく、危ねぇだろうがよ!

[ヨタヨタと立ち上がり、右足を引きずりながら追いかけようと玄関を出て行く]
(14)2006/06/27 00:44:37
書生 ハーヴェイ
…煩いぞ。何事だ。

[走り抜ける者には目もくれず、広間中の人間を睨み付けるかのように発言した]
(15)2006/06/27 00:44:48
ちんぴら ノーマン
[鐘の音を聞いて外へ出てくる人影が見える]

ローズマリー、か?
何をあんなに慌ててやがんだ。

[レベッカに次いでローズマリーの後ろを追った]
(16)2006/06/27 00:45:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[どれ程駆けただろう。闇に支配された廃村、なのに、導くように女の眼前に“光”が見えた。月の明かりが、キラキラと輝く金髪を照らしていた]

ソ、フィ、よか、った、無事だ、っ……た――

[ぐちゃり。地面に伏せた金髪の女の傍に座り込んだ時、生温い液体が下半身に纏わりついた。理解出来ない。暗い、宵の中、ソフィーに手を伸ばす――ぐ、ちゃ]

ソフィー?

[触れたのは人間であらば体外に露出しない、臓器。体温は?ソフィーの声は?ソフィーの笑顔は?――“ソフィーだったモノ”は、何も語らなかった]

……ウソ。

                    ソフィー。

 嘘。

   嘘よ。

ウソ、うそ、嘘―― 、っぁ、いやぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
(17)2006/06/27 00:47:23
学生 ラッセル
[...双子やローズマリーが出て行くのをみて追いかけようとしたが傍らにいる菫色の髪の少女がいるのを思い出し堪える]

それにしても・・・嫌な音だな・・・

[...はそう一人ごちた。]
(18)2006/06/27 00:47:33
村長の娘 シャーロット
[突然掛けていくローズマリーに、反射的に着いて行こうとする]

ローズマリーさん…!
待って…!

[床の骨に何度も転ぶが、それでも追い縋ろうとする]
(19)2006/06/27 00:47:52
踊り子 キャロル
[鐘の音が響き、その後何か男の怒鳴る声。また新たな誰かがやって来たのか? しかしその考えは、ローズの叫び声に遮られる。まずローズが、それを追ってレベッカが、宵闇の外へ飛び出して行くのを見た]

ローズ! レベッカ! 外は危ないよ!
…シャーロットはここに居るんだよ。

[それだけ言い捨てて、自らも外へと飛び出した]
(20)2006/06/27 00:48:04
双子 ウェンディ
星空が地面を照らして、土や草地があおく輝いてた。
あたりを嗅ぐと、覚えのある子供の匂い。

緑の坊主頭から汗がただよってくる。
ほんとにほんとに、心配したのに、この少年は満面の笑みを浮かべてボクを出迎えた。

噛み裂いた血管から血が噴き出して、ちぎれた筋肉組織が跳ね回る。声にならない絶叫が漏れて、まだ声の変わらないボーイソプラノがあたりに響く。
ふるえる喉笛はぷちぷちと音を立てて瑞々しく、掌にくすぐったい震えが伝わった。
(*3)2006/06/27 00:48:20
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 00:48:42
学生 ラッセル
[...はハーヴェイの言葉に]

大きな鐘が鳴ったから何人か様子を見にいっただけですよ。
なんで鐘が鳴ったか貴方は知ってていますか?

[。。。はハーヴェイからセシリアを隠すように立ちながらそう答えた。]
(21)2006/06/27 00:49:27
書生 ハーヴェイは、出て行く人間の多さに舌打ちした。
2006/06/27 00:49:57
旅芸人 ボブ
[子供たち2人が外に出て行くのを、反射的には止められず、
そもそも何が起きているのかすら把握せぬままに立っている]
(22)2006/06/27 00:50:59
双子 ウェンディ

トビー、とびー!どこ!?
ボクたちはここにいるよ!ねえ、トビー!

(トビーの悲痛な絶叫が、あたり一面に響き渡る。
疎かな足下がなにかに蹴躓いて、べちゃりと転ける。
ひどく湿った地面に探検服が汚れて、つめたい湿り気が染み込んだ。)
(23)2006/06/27 00:51:33
書生 ハーヴェイ
[自分をあからさまに警戒している少年の姿に唇を歪め]

ふん。私が聞きたいのだがな。
生憎だが私はこの件には感知していない。

…様子を見に行ったにしては様子が尋常で無かったが。
悪ふざけではないのか…?

[男は思案するかのようにぶつぶつと呟いた]
(24)2006/06/27 00:54:05
雑貨屋 レベッカ
[外へ出ると、既に夜になっていて星空が地面を照らしていた]

ローズマリー、何処へ行ったのかしら?
…あ、居たわ?

[ローズマリーを見つけ、ほっとして駆け寄っていったが…彼女の発した天をも貫くような叫びに不安を覚えた]
(25)2006/06/27 00:54:15
酒場の看板娘 ローズマリー
「ローズ。そろそろ帰ろっかぁ」

暢気な声を上げたソフィーに私は笑みを返す。

「うん、そうね、先に還っててね。冥府へと」

ソフィーの腹部を切り裂いて

唯、何が起こったかもわからない侭、目を見開くソフィーを
今度はその目を抉った。
見ないで。見ないで。私を見ないで。

ソフィーは瀕死にも関わらず何か言おうとするから
その唇もズタズタに切り裂いた。
聞こえない。聞こえない。何も聞きたくない。
(*4)2006/06/27 00:54:26
のんだくれ ケネス
[玄関から出ようとしたところで、突然倒れてしまう]


―――畜生、こんな所でかっ……!

[足元には、ボロボロになった靴と……その中に納まったままの義足の足首が。
右足のズボンの裾は、空虚なまま砂埃に汚されている]

おい、ボブ!ボサっとしてねぇでガキどもの面倒見に行って来い!何があるかわかったもんじゃねぇ!
俺はこの嬢ちゃんの世話をするからよ!

[そう怒鳴って、這うようにして義足を拾い、シャーロットの方に歩み寄る]
(26)2006/06/27 00:54:44
文学少女 セシリア
[響き渡るどこか不気味な鐘の音にびくりと体を竦ませ]

……何だろう……
何か起こったの?
皆外へ……

[出ていく人たちを呆然と見ながら、ラッセルの服の端を握った]
(27)2006/06/27 00:55:19
双子 ウェンディ
(立ち上がろうと掴んだ、暖かい頭部はごろりところがって。目が、合った。)

いたた…。なに?このぬかるみ。

あれ、コレなんだろ?



!!
とび、とび…とびー。
(28)2006/06/27 00:55:21
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 00:55:26
ちんぴら ノーマン
[女の悲痛な叫び声、そして幼い少年のような叫び声が響き渡る]

『誰も彼も皆殺しにするんだ!!』

[アーヴァインの言葉に一抹の不安が生まれる]

まさか・・・。

[全力でローズマリーの元へ走った]
(29)2006/06/27 00:55:33
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/27 00:55:56
のんだくれ ケネス
……っ痛ぇ……ボチボチクスリが切れる頃か……
ああ畜生、寒気がしやがる……無ぇ足が痛みやがる……!
畜生!畜生!畜生!畜生!畜生!畜生!
2006/06/27 00:56:01
双子 リック
や、やだぁ。お姉ちゃん!
おいていかないで。
待って。待ってよ。

…って、あっ!だいじょ……っっ!!!

[転げるウェンディに声をかけようとするも思わず息を飲む…――]
(30)2006/06/27 00:57:40
双子 ウェンディ
(どこか遠くから、絶叫するアーヴァインとノーマンが争う、荒々しい音が聞こえる。掌のそばでころがっている首は、見開き涙の浮いた瞳を虚空に向けていた。)

ァ…え。トビー…な、の?
(31)2006/06/27 00:58:15
文学少女 セシリア
何があったのかな。
皆慌てて。

こんなにも、ここちいい、かねのおと。
2006/06/27 00:59:24
のんだくれ ケネス
[何とか義足を填め直し、倒れているシャーロットを抱き起こす]

おい、嬢ちゃん、さっきのネェちゃんが言った通りだ。
病人組はここで大人しくしてようぜ。
なぁに、ぶっ倒れる人間増やしてもロクなことがありゃしねぇ。
それに……あの澄ましたツラした坊ちゃんに比べりゃ、気持ちだけでも皆受け取ってるだろうさ。

[シャーロットを椅子に戻し、ハーヴェイの仏頂面を一瞥する。]

そういうこった。悪ふざけかどうかは帰ってきた連中に聞いてくれ。
(32)2006/06/27 00:59:27
学生 ラッセル
[...は服の橋を握って不安そうにしているセシリアに]

この鐘の音が何かに関係してるんだろうか?
迂闊に動くと危ないかもしれないし少し様子を見よう。

[...はそういってセシリアに大丈夫、と微笑んで見せた]
(33)2006/06/27 00:59:50
雑貨屋 レベッカ
やけに今日は月の光が辺りを照らしているわね。

ローズマリー、どうしたの…!?
……ッ!!!

な、何なの…。
人が…死んでる。

[血液の匂いが辺りに漂っている中、ローズマリーの側で倒れている金髪の女性を見つけた]
(34)2006/06/27 00:59:51
書生 ハーヴェイ
[…叫ぶ酔っ払いの声を聞きながら]

…御呼びだぞ、芸人。

[やれやれと言った風に肩を竦めた]
(35)2006/06/27 01:00:00
酒場の看板娘 ローズマリー
あ、ぁ、……あっぁぁッ……

[掠れた声を漏らして、女は唯、生い茂った草叢に座り込んでいた。否、正確には草叢に広がった、血の海に。親友の亡骸が、亡骸だと認識出来なくて、何度も繰り返す]

嘘、ウソ、嘘、うそ、ウソ、――嘘よこんなの。
(36)2006/06/27 01:01:42
文学少女 セシリア
ひとだまひとつ ふたしてふたつ
みつめてみっつ よつゆによっつ
いつまでいつつ むっつりむっつ
ななしのななつ やつれてやっつ
ここにここのつ とおくにとお

なむじゅういちげんかんぜおん
じゅうにしょごんげん

……数えるには1人分足らないや。
どうしよう?どうしよう?

――消えちゃえばいいんじゃないかな、1人。
2006/06/27 01:01:44
書生 ハーヴェイは、のんだくれ ケネスに取り合わず、壁に寄り掛かって顛末を見守っている。
2006/06/27 01:02:02
ちんぴら ノーマン
[血に染まる死体、そこにいるローズマリーを見て]

皆殺しに・・・。言い伝え・・・。

[死体を挟んだ対面に誰かの気配を感じ、ゆっくりと近づく。
そこには恐らく死体を見て腰を抜かしてしまった、
尻餅をついたアーヴァインがいた]
(37)2006/06/27 01:02:25
旅芸人 ボブ
[状況が把握できず、立ち尽くしているだけの
彼に、不快な酔っ払いが双子の様子を見るように急かした]

ん…あ…あぁ…。

[返事をしたもののどうしていいのかはわからない。
とりあえず外に出て双子を探そうとする]
(38)2006/06/27 01:02:48
酒場の看板娘 ローズマリー
[そして女は紅い世界で立ち尽くす。視界には、赤、紅、朱――そして綺麗な金髪の一人の少女]

私、何やってるんだろう……?
ねぇ、ウェンディ、なんで此処にいるの?
もしかしてウェンディも殺しちゃった?
うん、私もね、ソフィーを殺しちゃったみたい。

ここ、どこだろうね?

[子供のような口調で言って、嗤った]
(*5)2006/06/27 01:03:01
双子 ウェンディは、牧童 トビーの頭をつかんで、血の海に座り込んでいた。
2006/06/27 01:03:04
踊り子 キャロル
[外へ飛び出す。2人の姿はすでに遠い]

ローズ! レベッカ! 戻っておいで!

[叫びながら追いかける。だがいつしか、暗闇の中に、追いかけるべき姿を見失っていた]

ローズ! レベッカ! どこにいるのさ!

[速度を緩めながら、周囲を見回す。ふと、傍らの廃屋が気になった。もはや屋根も残って居ないような、小さくて粗末な、朽ちた建物。そんなところにローズが居るはずはないのだけれど――]
(39)2006/06/27 01:03:06
双子 ウェンディ
なーに?おねえちゃん。
わたし、トビーのこところしてなんかないよ?

トビーはね、悪い子だからベッドの下の怪物が連れて行っちゃったんだよ。
だってだって、たくさん心配したんだよ?なのにトビーってば、ずっと表で遊んでて、ボク。

…ほしが、きれいだね。とっても綺麗で、明るい空。
(*6)2006/06/27 01:05:24
のんだくれ ケネスは、幻肢痛に顔をしかめている。
2006/06/27 01:05:34
ちんぴら ノーマン
これは一体どういう事だい?アーヴァイン殿。
[先程の高圧的な態度から一変、ちんぴらとしての顔で接している]

さっき言ってたな、「皆殺しにする」とか
「奴ら」とか「力」とか。

もっかい説明してくれよ。
なんで、人が死んでんだ?
(40)2006/06/27 01:05:45
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーの姿を認め、近寄っていく]

ローズマリー…。
その女性は?

落ち着いて、お願いだから…。
ねぇ!?
(41)2006/06/27 01:05:56
文学少女 セシリア
[かすかに聞こえてくる叫び声や、怒声におろおろと辺りを見回し]

う、うん……
リック君とウェンディちゃんも行っちゃったけど……
探しにいかなくていいかな……
(42)2006/06/27 01:06:10
村長の娘 シャーロット
[周りに音が錯綜していて状況が分からない、それでも、ローズマリーの元へ行こうとする]

ローズマリー…さん……何処…!?

[その時、突然ケネスに抱き起こされ、椅子へと戻される]

病人…でも、ローズマリーさんが…!
叫び声も、血の匂いも…!
[鼻に微かに訴えかける匂いに、錯乱気味にケネスに泣き付く]
(43)2006/06/27 01:07:41
双子 リックは、トビーの頭を見て、思わず目を見開いた…――
2006/06/27 01:08:28
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカを見上げ、強張った表情の侭、もう一度呟く。「うそ」―]

死んでる?死んで、る、の?
ソフィーが?
……。

[そしてノーマンの姿が見えた。何故ノーマンが此処に?そんな疑問など浮かばぬ程、脳裏は唯、ソフィーのことだけ。――ノーマンの視線の先に居る男に、つられて目を向ける、微かに何か喋っているように聞こえた。“皆殺し”――あぁ、あの聲だ。あの男の声だ。]

……あなたが、やったの?
だって皆、みんな集会場で一緒だったもの。
あぁ、そうなんだ、この男がやったんだ――!!

[アーヴァインを指差し、戦慄に後退りながらも――]
(44)2006/06/27 01:08:30
双子 リック
――…うそ だ。
それはトビーじゃないよ。
だって、トビーの髪の色は
そんな赤じゃなくて
もっと緑で…

違う。
そんな…。
やだ。
嫌だよ。

トビー…とびぃっっ……!

[服の胸元をくしゃりと掴む。
 首を左右に振る――]
(45)2006/06/27 01:09:12
学生 ラッセル
[...はセシリアを安心させるように]

ボブさんやキャロルさん達も追いかけていったから恐らく大丈夫だと思う。
大丈夫、すぐ皆戻ってくるよ。

[...自身気にはなっているがセシリアを置いていくことに躊躇いを覚え彼女の傍に付いている]
(46)2006/06/27 01:09:55
旅芸人 ボブ
[うろたえつつ、双子の姿を探す]

おーい!坊や、お嬢ちゃん!どこ行ったんだい!?
危ないから戻ってこい!

[しかし、双子の姿を発見することはできない]
(47)2006/06/27 01:10:16
酒場の看板娘 ローズマリー
そっか。
トビーって子、きっと悪いことしたのね。
きっときっと、ソフィーも悪いことしたのよ。
だから殺されちゃったのよ。

あはは、あははは!!

そう、殺さなきゃいけないのよね、
生きているだけで罪なのかしら。
だから、それは悪いことだから、殺さなきゃいけないのかしら。
(*7)2006/06/27 01:10:26
ちんぴら ノーマン
[アーヴァインはぶつぶつと何かを呟くが聞き取れず、再び問うた。]

すまん、旦那。よく聞き取れねぇや。
もうちょい大きい声で・・・

[刹那、アーヴァインは恐怖に駆られた形相で叫び出す]

「遅かった!遅かったんだ!!
なんて事だ!!もう「奴ら」はココにいる!!
逃げられない、皆殺しにされるんだ!!

立ち向かうしかないのか、この恐怖に。
イヤだ、そんなのできっこない。
「対抗できる力」があったとしても勝てるわけがないんだ!!」
(48)2006/06/27 01:10:29
双子 リック

何が起こっているの?

トビーは
さっきまで一緒にいたのに

今まで
ずっと
遊んできたのに…

嘘よ。嘘よ…――
2006/06/27 01:10:30
酒場の看板娘 ローズマリー
――本当。星、綺麗ね。

ポーラースター、見える?

ほら、今夜は一段と輝いてる。

[女はゆっくりと夜空を指差す、そして微笑んだ]

ポーラースター。死を司る星。
(*8)2006/06/27 01:11:34
学生 ラッセルは、文学少女 セシリアの傍にいて辺りを*警戒している*
2006/06/27 01:12:46
のんだくれ ケネス
[痛みに顔をしかめながらも、錯乱しているシャーロットに怒鳴りつける]

馬鹿野郎!病人と死人の仲間入りしてぇのか!
俺は血の匂いなんざわからねぇが、ヤベぇ状況だってことぐれぇはわかるさ。
アンタもすぐに行きてぇんだろうがよ、ネエちゃんがたの心配の種増やすんじゃねぇ!

……コレはしゃあねぇんだ。
そこ負い目に感じてもしゃあねぇんだ。
とりあえず、帰ってきた連中に話聞け。
安心して戻ってこれるように待ってろ。
いいな?

[諭すように、欺瞞に満ちた慰めをつらつらと紡ぐ。が……]

―――っ痛ぇ……!
クスリが切れやがったか……
[その場に思わずうずくまる]
(49)2006/06/27 01:13:22
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/27 01:13:22
雑貨屋 レベッカ
ソフィー…ソフィーって、貴女が探していた親友の子…?

落ち着いて、ローズマリー…。
ここは危ないわ、それに…。
ソフィーさん、このままにはしておけないわ。

[ローズマリーの近くにいる男の姿を2人見つけて、言葉が聞こえた]
皆殺し…?
あの男、夕方彷徨っていたのを見かけたけど…。
一体何を!?
(50)2006/06/27 01:13:33
文学少女 セシリア
う、うん……

[ラッセルの声に、少し安堵の溜息。
けれど、場に残されているのが怖い男2人だと思うと安心、というわけにもいかず。
ただラッセルから離れないように、彼の後ろで事の成り行きを*見守ることにした*]
(51)2006/06/27 01:14:19
ちんぴら ノーマン
ちょ、ちょっと待ちなよ、ローズ。
俺はさっきまで旦那と一緒にいたんだ。

旦那がそこのやっこさんを殺せるはずない。
[あまりの凄惨に少し目を逸らす]

とにかくよ、あれだよ、
アーヴァインが何か知ってるようだから
この廃墟にいる奴らにこの事含めて伝えた方が良いんじゃないか?
(52)2006/06/27 01:14:31
双子 ウェンディ
そうだよ、トビーが、こんなにちっちゃくなっちゃうわけないよ。
こんなに、冷たくなっちゃうわけないよ。

そんなわけない。おかしいよね?

(掴んでいたトビーの首をころんとはなして、リックをぎゅっと抱きしめる。)
(53)2006/06/27 01:15:29
雑貨屋 レベッカは、ちんぴら ノーマンが近づいてきたのを見て一瞥した。
2006/06/27 01:15:43
ちんぴら ノーマンは、雑貨屋 レベッカを見たが状況が状況だけに会釈だけで済ました。
2006/06/27 01:17:27
旅芸人 ボブ
くっ…どこに行ったんだよ…。

[双子の姿を必死に探すけれども、出るのが遅すぎたか
見つけられずに見当違いの方向を*彷徨っている*]
(54)2006/06/27 01:19:00
酒場の看板娘 ローズマリー
あ、ぁ……レベッカ……やだ、助けて……
うあぁぁっ!!

[宥めるような優しい声に、ぐちゃり、ソフィーだったモノの中から溢れた血液を引き摺りながら、嗚咽を漏らしてレベッカに縋る。ノーマンの声にも首を横に振るだけだった]

信じられない――
アーヴァインって言うの?
こんな、武装した男、ほら、身体にも血がついてる。

[それが自身も浴びている、ソフィーの血液だという考えには微塵も至らない。]

うん、戻る、集会場に戻ろう、この男と一緒に居たら殺されちゃう。
(55)2006/06/27 01:19:18
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 01:20:18
踊り子 キャロル
[廃屋のドアは、先程自分が蹴飛ばしたものとは違い、朽ちて半開きになっている。其処から中を覗いて見ると、「何か」が見えた]

え…え?? 何さ…え……!?

[床に転がっているのは、恐らく自分が探していた、あの旅人。
恐らく、としか言えないのは、うつ伏せて倒れているようだから。
彼の全身を覆う緑のマントも、今は血に染まり赤く、場違いにもクリスマスのリースを連想した。]
(56)2006/06/27 01:21:34
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/27 01:21:36
双子 リック
[ウェンディに抱き締められると、じわりと服に赤い液体が染み込んで来る]

そうだよ。トビーは…いつもみたいに
わたしたちをおどろかせようと…

そうだよ。そうに決まってる。
じゃなきゃ、あれは何。
なに。何…――

[ウェンディを抱き締め返す事も出来ず、立ち尽くす]
(57)2006/06/27 01:23:26
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーをしっかりと受け止め、落ち着くまで彼女の背中を撫でていた。
付着したソフィーの血液など気にせずに…]

うん…うん……。
怖かったよね、こんなの夢でも見たくなかったよね…。

ええ、一緒に戻りましょう。
ソフィーさんも…一緒にね。
野晒しにはしておけないよね?

[既に冷たくなったソフィーの身体を抱き上げ、立ち上がった]

ローズマリー、貴女が運びたい?
(58)2006/06/27 01:24:13
ちんぴら ノーマン
[ローズの言うように確かに血がついている。
黙ってアーヴァインを見つめたが何も言わずに震えているだけだった]

ま、とにかく、ココから離れよう。
やっこさんもちゃんと手厚く葬ってやんねぇとなぁ。

あぁ、それと旦那は武装してっけど、
この廃墟周辺を警備してんだよ。な?
[鋭い眼光をアーヴァインだけに見せると、
アーヴァインはコクリと頷いた]

まだ殺人鬼がいるかもしれねぇし、
俺も集会場って所についてって良いかい?
(59)2006/06/27 01:24:58
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/06/27 01:24:59
双子 リックはメモを貼った。
2006/06/27 01:25:15
書生 ハーヴェイ
[薬が切れた様子の男にうんざりした様子で]

煩いな。
何時もの様に薬でも使えば良いだろう。

[そしてシャーロットへ向き直った]

この男の言う事にも一理ある。
先刻芸人が様子を見に行ったからな。
二度手間は不要だ。
(60)2006/06/27 01:26:01
村長の娘 シャーロット
[ケネスに怒鳴られ身体を竦める]

……!
すみませ…ん…。
私、また迷惑を…。
…待ち…ます。

[その時、ケネスが苦しそうにするのが解る]

だ、大丈夫ですか…!!
ねぇ…!
(61)2006/06/27 01:27:21
酒場の看板娘 ローズマリー
私ね、なんで殺さなきゃいけないか
よくわからないの。
よくわからないけど、私、殺したから
バケモノなのかしら?

でもねぇ、皆はね、バケモノ殺さなきゃって
それからね、そのバケモノをどうやって見つけるかって
色々、道具を持ってるの。
占いとか出来ちゃうのよ。
人間って怖いわね?
うん、なんで私、こんなこと知ってるんだろう。
でもどうでもいいわね。

あはは!!嘘吐いてあげようね?
みんな、みんな、混乱しちゃえばいいの。
占い師とか居るなら、ウソついて占い師って言えばいいし。
――ね?

かんたん、とても簡単なこと。
みんなを騙しちゃえば、いいのよ。
(*9)2006/06/27 01:27:26
のんだくれ ケネス
[痛みに顔をしかめてうずくまるが、やがて呆然とした表情で立ち上がり]

クスリ……畜生、クスリが……
痛ぇ、この野郎……クスリを……
畜生、痛ぇ……

[幽鬼のような表情を浮かべ、一番最初に寝ていた奥の部屋へと*フラフラと消えていく*]
(62)2006/06/27 01:28:24
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/06/27 01:29:13
雑貨屋 レベッカは、酒場の看板娘 ローズマリーと一緒に並んで*歩いていった。*
2006/06/27 01:29:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[唯受け止めてくれるレベッカに、こく、こく、と頷くだけだった。そっと彼女の体温から離れ、力の入らない足で、何とか立ち上がる]

ソ、フィ……

[微かに名を呼んだ、それがもう過去の人の名であることを認めたくなかったけれど、心の何処かでは既に認め、逆に――ソフィーを殺した犯人への恐怖と憎しみが募る。アーヴァイン。この男だ。この男が!]

……レ、ベッカ、一緒に、行くわ。
ありがと……

[声を絞り出して告げ、ソフィーの亡骸についての問いには、首を横に振った。――見たくなかった]
(63)2006/06/27 01:31:01
書生 ハーヴェイは、のんだくれ ケネスが去っていくのを見て、不機嫌そうに鼻を鳴らした。
2006/06/27 01:31:17
のんだくれ ケネス
―集会所・別室―
[フラフラと入り込んだ部屋には、誰もいなかった時に肩を組んで飲んでいた白骨が待っていた。
そして、散乱する酒瓶と、白い粉の包み。
そのうちの一包を広げると、震える爪の先で丁寧に掬い取り]

……ふぅっ……
はぁっ、はぁっ、はぁっ……
[鼻孔からその粉末を吸い込み、口から荒い息を吐く。
やがて、寝入り端にも似た脱力感が全身に回り、無いはずの右足を襲う痛みもその中に溶けていく。
陶然とした表情を浮かべながら、*襤褸雑巾のようにその場に蹲った*]
(64)2006/06/27 01:33:25
双子 ウェンディ
(しばらく、ぽつんと抱き合い、冷たい風に震えていたろうか。…ぽつり、ぽつりと呟きはじめた。)

りっく…。

トビー、帰っちゃったね。これだけさがしても、ちっとも見つからないし、きっともう、麓に降りちゃったんだよ。

ね、トビー。帰っちゃったね。
(65)2006/06/27 01:33:26
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/06/27 01:33:51
双子 ウェンディ
ばけ…もの?
ボク、ボクころされちゃうのかな。

空が明るくて、みんなの香りがおいしそうで、だから、だからころされちゃうのかな。

やだな。でもさ。きっとほんとは、ボクたちじゃない誰かがこわい、あれなんだとおもうよ。

きっと、ボクならそれが解るもん。
(*10)2006/06/27 01:35:55
ちんぴら ノーマン
[集会場跡に足を運ぶ途中、アーヴァインの首に腕を回した。
そしてローズとブロンドの女性に聞こえないよう低い声で]

てめぇは一体何を隠している。あぁ?
世迷言を俺は聞きたいんじゃねぇんだ。
あの死体、貴様がやったのか?
とにかく説明をしろ、ココにいる奴らの前でな。

だが、次またわけのわからん事を口走った時は


コロスゾ。

[最後にアーヴァインの尻に一発蹴りを入れてから集会場へ入っていった]
(66)2006/06/27 01:36:29
村長の娘 シャーロット
[ケネスが歩いて行くのを耳で追うが、身体は動こうとしない]

私…なにも出来てない…!
なにも……。

[顔を俯かせ、両の手で覆った]
(67)2006/06/27 01:39:01
踊り子 キャロル
は…あんた、ここにいたのか……何してるのさ……。

[倒れた旅人に歩み寄り、身体を仰向かせる。月明かりに見えた顔には…何も、なかった。目も鼻も口も、耳まで何かでぐちゃぐちゃに潰されて、見る影もない]

あ…あああ!! 何さ、何なのさこれは……!!!

[人間の死体を見たのはこれが初めてではない。否、子供のときには沢山見た、毎日と言っていいほど見た。戦火の中で敵に蹂躙された死体も見たし、あまつさえそれを――
しかし、故郷から遠く離れた平和なはずの国で、こんなものを見るとは思わなかった]

何さ……何が、どうなってるって言うのかね。なんで……あんたが死んでるのさ。あんたがあたしをここに連れてきたのは……このおかしな場所を、転がってる死体を、見せびらかすとか大方そんなところじゃないのかね? そのあんたが死んでるのはおかしいじゃないか、冗談にしても笑えない、ほんと悪趣味さね、はは、あはは…!
(68)2006/06/27 01:40:28
双子 リック
[暫くして、漸く手を伸ばして黙ってウェンディにぎゅっと抱きつく]

ずっと探してた。
見つからなかった。

帰っ……じゃぁ、あれは?
さっきのは…何?この服の染みは何?

わかんないよ。
わからないよ…――
(69)2006/06/27 01:40:40
酒場の看板娘 ローズマリー
うん、皆、怖いわね。
私たち、悪いことしてないのに。
きっと皆が悪いことしてるの。
なのに、私たちの方が、悪いことしてるって皆は言うの。
酷いわね、みんな、ひどぉい……。

ウェンディ、わかるの?
“私たちじゃない誰かがこわい”?
みんな、他に何か怖いのかしら?

[きょとんとして、緋色の瞳でウェンディを見つめている]
(*11)2006/06/27 01:40:57
双子 ウェンディ
みんなわるいんだよ。わるいわるい大人たち。
だから、ほら。ソフィーおねえさん?もトビーも、しんじゃった♪
あはははは。

ひどいなあ。おとなってひどいよね。

みんな、しんじゃえばいいんだ。
(*12)2006/06/27 01:42:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカと共に集会場へ戻ってくる。ノーマンは少し後をついてきたようだ。アーヴァインという男だけは此処に入れたくない、そんな眼差しで扉を一視した後、下半身は血塗れの格好の侭、先程まで感じていた体温を探した]

シャーロット、ただいま、……ただいま。
あぁ、世界って、……。

[綺麗。という言葉は今は出てこず、強張った笑みで、シャーロットに手を伸ばした]
(70)2006/06/27 01:43:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[ウェンディの言葉に、くすくすと笑う]

大人が悪いのぉ?それじゃあ、私も悪い人じゃない。
それに、トビーって子は、子供じゃないの?

悪いのは生きてる人間、ぜーんぶよ。
ねぇ、ウェンディ、ごめんね、本当にごめんね、
もしかしたらね、リックも殺さなきゃいけないかも。
……いいかしら?
(*13)2006/06/27 01:45:28
踊り子 キャロル
[故郷を出るときは、人の死体など二度と見たくないと思っていた。はずなのに、今、知己の死体を前にして、自分は笑いさえもらしている…それが彼女を打ちのめした]

…あたしはそういう人間でしかないのか。逃げられないのかね。

[ぽつりと呟く。しばらくその場にへたり込んでいたけれど、ふと思いついて死体をきちんと寝かせ、両手を組ませてやる]
(71)2006/06/27 01:46:25
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/06/27 01:46:48
双子 ウェンディ
(ぼんやり立ち上がって、スカートにこびりついた汚れをはらう。リックのシャツにべっとりついた汚れにも気付いて、袖でごしごしこすったら拡がってしまった。あたりを駆け回り叫ぶアーヴァインの声が耳に痛いくらい響き渡った。)

あーあ…ひどくころんじゃったね。かえったら、トビーのこととっちめてやらなくちゃ。

あのおじさん。なに叫んでるんだろう?
(72)2006/06/27 01:47:19
酒場の看板娘 ローズマリー
あー、そうそう、キャロルぅ……。
昔働いてた好なのに、ごめんねぇ?
あの旅人みたいな人、キャロルの知り合いだったんだ。
なんかね、無防備にほっつき歩いてる男がいたから
その人も殺しちゃったわよ。

だって、ねぇ。
――すっごく、殺したくなっちゃったんだもの。

[えへへ、と笑う。既に血に塗れた手で、癖のように頬を掻く仕草をすれば、紅い筋が頬に。]
(*14)2006/06/27 01:49:59
双子 ウェンディ
んーん?リックはボクだよ?
ボクはリックで、ウェンディがボクで。

ほら、リックはウェンディと…
こんなにそっくりでしょう?
(*15)2006/06/27 01:50:01
酒場の看板娘 ローズマリー
ふぇ……?
リックとウェンディって、そっくりだと思ったら
ウェンディがリックで、ウェンディがウェンディなんだ。
そっかぁ。

[不思議そうにしつつも納得して。けれど、きょとんと瞬いて、す、と帽子を被った少年を指差す]

えっと、じゃ、あの子はだぁれ?
(*16)2006/06/27 01:51:51
双子 ウェンディは、双子 リックの手を引いて、旅芸人 ボブのほうに*てを振った*
2006/06/27 01:51:56
村長の娘 シャーロット
[ローズマリーに呼ばれた様な気がして、顔を上げる。少女の頬は、涙ですっかり濡れていた]

ローズ…マリー…さん……。
無事だったんですね…。

でも、人が…人が……!

[言葉に出来ず、涙が頬を伝った]
(73)2006/06/27 01:54:59
双子 リック
とびー……。

ぁ、そうだね。とっちめなきゃね。
2人でかかれば負けないね。

[足の方を気にして]
怪我ない?大丈夫?
痛みが少し伝わった気がしたから。

[心配そうにウェンディを見るも]

え?おじさん?あ、あの人かな。

[周囲を見回し、叫ぶ声の主を確認する。]

とりあえず、
建物の中に戻ろう。ね。もどろ。

[ぎゅっと、ウェンディの手を*握った*]
(74)2006/06/27 01:55:07
踊り子 キャロル
本当はちゃんと弔ってやるのが礼儀かもしれないけどさ。あたし一人じゃ運べないさね。皆に話して、とりあえず朝を待って何とかしてあげるさ。

[死体に向かって話しかける。と、再び男の叫び声が聞こえた]

……そうだ、ローズ。ローズにレベッカはどうしたかね?
とりあえず、さっきの建物に戻るかね。入れ違いになって、戻ってきてくれてたら良いんだけどね。

[ふらりと立ち上がる。赤いドレスに赤い血が染みていたが、意に介さず、そのまま灯りの方へ戻りはじめた]
(75)2006/06/27 01:57:57
双子 ウェンディ
ん…。
いーの。だって、ボクはここに居るんだもん。

いいんだもん、みんなみんな、しんじゃえばいいもん!
けど…。でも…。
ううん。ボクはリック。だから、平気だもん。

(指差している先を見ないように顔を背けて、言いはなった。)
(*17)2006/06/27 01:58:18
書生 ハーヴェイ
[戻ってきたローズマリーとレベッカに声を掛けようとして、彼女らの尋常でない様子に躊躇した。
そうして彼女の後ろから見慣れない――未だこの廃村で見た覚えのない男が付いて来ていることに気が付き、訝しげな顔をする]

……。

[そしてシャーロットの言葉に眉を顰めた]

人が…?
…人が、なんだ。
(76)2006/06/27 01:59:26
ちんぴら ノーマン
[集会場の中には数名誰かがいた。
アーヴァインに向けた表情とは違い、間抜けとも言える程の顔となり]

はぁ、なんてこった。こんな場所でも人が死ぬなんてよ。
どっかの映画じゃねぇんだから・・・。
安らかに眠ってくれよ、ナンマイダナンマイダ。

[死体があった方角に祈りを捧げる]

なぁ、アーヴァインの旦那。
事情を説明してくれよ、アンタなら犯人わかるんじゃないのか?
(77)2006/06/27 01:59:44
酒場の看板娘 ローズマリー
シャーロット。

[ぽつりとその名を呼んで、縋るように抱きついた後、少女の頬を伝う涙の温度に気づく。指先でぬぐって、不思議そうに問い返した]

人が、……なぁに?

[――シャーロットのように匂いに敏感でなくても、気付けるほどに、女の下半身からは、咽るのような血の香が発されている]
(78)2006/06/27 01:59:58
ちんぴら ノーマンは、時折叫び声をあげるアーヴァインを睨んで黙らせた。
2006/06/27 02:00:38
酒場の看板娘 ローズマリー
ふぅん……えっと?
あは、ごめんね、私難しいこと、よくわからないの。
まぁいっか。

[軽い調子で、その話題を終わらせた。それよりも、とウェンディの肩に手を掛け、後ろから少女の顔を覗き込みながら]

あのね、きっと占い師っていう人が出てくると思うの。
そしたら、私、嘘吐いてもいい?
「私が本当の占い師」って。

――でもね、もしもシャーロットとかレベッカが占い師だって言ったら、私、嘘吐きたくないの。シャーロットもレベッカも、きっと、私のこと信じてるもの。ね、だから、敵にしたくないの。

あ……そうだ。

[ふと月を見上げて思い出したように口を開く]

狂った人もいるんだって。
人が死ねばいいって、そう思ってる普通の人間もいるんだって。
多分ね、その人は私たちの味方だからね。
その人も嘘、吐くかしら?
(*18)2006/06/27 02:04:01
酒場の看板娘 ローズマリーは、自警団長 アーヴァインを不信の目で見た。
2006/06/27 02:05:53
書生 ハーヴェイは、入ってきた者の発する尋常ではない血の匂いに顔を顰めた。
2006/06/27 02:05:59
ちんぴら ノーマン
[アーヴァインの目の焦点は定まらず、ただ何かに怯えている。]

旦那ぁ・・・、喋らなきゃ何もわかんねぇっすよ。

[肩をポンと手を叩くとそのまま力を込める。
怯えきったアーヴァインは寄声にも近い叫びをあげた]

「う、あぁぁあぁぁああああぁぁぁ!!」


[響き渡り叫びの後に続く言葉は、先程教会前で口走った
『奴ら』と『力』そして『狂った人間』の事]
(79)2006/06/27 02:08:13
酒場の看板娘 ローズマリー
――お母さん。

私は一体、何をやってるの?

お母さん。

私って、何者なの?

お母さんなら知ってるんじゃないの?

ねぇ、いつか、昔、昔――
2006/06/27 02:08:30
ちんぴら ノーマンは、「こりゃ、もうダメだ・・・」と内心呟いた。
2006/06/27 02:08:57
踊り子 キャロル
[建物に辿り付くのに、行きの何倍もの時間がかかったような気がした。中に入れば、先程とは何か空気が違うのに気づく。新たな来訪者が居るのも気になったが、それよりなにより――]

ローズ…あんたどうしたのさ……。怪我、したのかね?
(80)2006/06/27 02:12:52
酒場の看板娘 ローズマリー
……へーぇ。
あのアーヴァインって男、色々知ってるのね。
狂った人間のことまで知ってるんだ。
狂人って略すと早いかしら。

でも相手にして貰えてないわね、あはは。
それでいいんじゃない?
胡散臭い男だって奇異の目で見られればいいんじゃない?

でも色々知ってるのは面倒だからさっさと殺してあげたいわねぇ。
(*19)2006/06/27 02:12:54
村長の娘 シャーロット
[抱き着いてくるローズマリーを抱き返し]

人が…死にました…。
一人じゃない…!
っ…っ…!

[声にならない音で、泣きじゃくる。ローズマリーの親友のソフィーも…と思う度、涙が溢れる]
(81)2006/06/27 02:14:49
ちんぴら ノーマンはメモを貼った。
2006/06/27 02:15:16
酒場の看板娘 ローズマリー
ぁ……キャロル……?
キャロルも何処か、行ってた、の?

うん?私、何も怪我なんてしてないわ……

[どこかふわふわした口調で紡ぐ。その焦点がキャロルに合っているかどうかさえ、不明確だ。けれど回らぬ頭で、キャロルの言葉の意味を察して]

あ、これ?
……別の人の血。死んじゃったソフィーの血。
それより、キャロルもなんだか、汚れて、なぁい?
(82)2006/06/27 02:15:40
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットが涙声で告げる言葉に、こくり頷く。死――死、死。目の前で見た死、ほんの数分前のこと、なのに、それを現実と認めないように、やけに抑揚のない声で返した]

……うん、知ってるわ。
ソフィーは今、レベッカが、集会場の隅に――

え?……他にも?
(83)2006/06/27 02:18:10
書生 ハーヴェイ
[…突如大声を上げる男に舌打ちし、下っ端らしい男に言い放つ]

…話にならんな。
おい貴様。事実だけを言え。
誰が死んだ?

[そしてシャーロットに訝しげに]

…君はずっと此処に居たのではなかったのかね?
何故人数まで分かる?
(84)2006/06/27 02:18:16
ちんぴら ノーマン
[ローズに抱きついている女に一瞬怪訝な表情を浮かべたが
その言葉の意味を聞かずにはいられなかった]

ちょいと待ってくれ、そこの青い髪のお嬢さん。
死んだ人が一人じゃないのか?
他にもいるのか?

んなアホな。
(85)2006/06/27 02:20:38
書生 ハーヴェイ
死…。死か…。
ふふふふふふ…

いや、落ち着け。
まだ茶番である可能性もある…。
2006/06/27 02:21:47
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、うーん……
ウソツキは誰がいいのかしらね。

[困ったように小首を傾げた。ウェンディの姿がいつの間にか視界から消えていて]

私でもいいけど……ウェンディでもいいし……
狂人に任せちゃっても、いいのよねぇ。

[嘘吐いてくれるかわかんないけど。そう呟くように付け加えて]
(*20)2006/06/27 02:23:49
踊り子 キャロル
……何てこった。ソフィーも…死んでいたのかね。
ローズ……。

[親しき友を失ったローズの心中を思うと、胸が痛んだ]

ああ…あたしもね、死体を見つけたさ……。
あたしにこの場所のことを教えた旅人が、死んでたよ。
朝になったら…運んでソフィーと一緒に…。

[弔ってほしい、という言葉はあえて飲み込む。
そしてシャーロットに詰め寄る男達に向かい]

そういうことさ。死んだ人間は、2人いるってことになるさね。
(86)2006/06/27 02:25:29
村長の娘 シャーロット
[ハーヴェイの声、少女は言葉が途切れ途切れになりながらも話そうとする]

ぅっ…血の…匂いが…色んな、所からぁ…!
嫌ぁぁぁ!!

[説明としては全く粗末な物だったが、それが少女に分かる全てだった。再び錯乱気味になり、ローズマリーの服を掴む力を強める]
(87)2006/06/27 02:26:21
ちんぴら ノーマン
貴様じゃぁないぜ、俺の名前はノーマンさ。
若旦那の頼みなら断れねぇな。

[栗毛色の青年に死体があった事を告げる、そして]

この怯えきってる自警団長様が言うにはよ、
「奴ら」の仕業っぽい言い方をしてだ。
その「奴ら」ってのも俺にはサッパリだ。
それに「対抗できる力」もあるらしいぞ?

ま、俺が今いった最後の部分はキチガイが言う事だな。
うん。
(88)2006/06/27 02:26:59
ちんぴら ノーマンは、書生 ハーヴェイに「キチガイの戯言より、人が死んだ事が大問題だ」
2006/06/27 02:28:16
酒場の看板娘 ローズマリー
[キャロルの言葉に、一寸言葉を失った後、レベッカが集会場の隅で古びたシーツを掛けてくれた亡骸を目の端に留め、きゅっと唇を噛む]

その男……アーヴァインよ……
ほら、見ればわかるじゃない!!この男狂ってる!!
こんな狂った男なら人間なんて何人も殺してて不自然じゃないもの――そうよ、きっとそうよ……

殺す?死?

――おかしいわね、世界は綺麗なのに、綺麗なのに……

[不思議そうな呟きを零し、どさりと椅子に座り込んだ。血に塗れた鞄を一寸見遣った後、目を閉じて繰り返す。

                *世界は綺麗なのに――*]
(89)2006/06/27 02:32:08
ちんぴら ノーマンは、誰にも見えぬようにアーヴァインをド突いている。
2006/06/27 02:32:31
酒場の看板娘 ローズマリー




          世界は綺麗なのに。


 
2006/06/27 02:32:53
酒場の看板娘 ローズマリー
お母さん、ねぇお母さん、私は何をしているの?
ソフィーが死んじゃった。
キャロルの知り合いも死んじゃった。

……私が殺した。

なんで殺してるの?
なんで殺したの?

こんなに綺麗な世界なのに。
こんなに綺麗な世界なのに。
2006/06/27 02:36:04
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、私は幻想を見ていたのかしら。

人間って本当はとても醜いのかしら。
憎み合い、蔑み合い、殺し合い
とても醜い存在だったのかしら。
私今頃気付いたのかしら、ね?

―――人間が死んだ方が世界は綺麗になるんだって。
2006/06/27 02:36:15
書生 ハーヴェイ
[シャーロットの言葉に眉を顰め]

…血の臭いの方向、だと…?
………。

[ぶつぶつと何か独り言を呟き、露出の高い女性―キャロルに言葉を返す]

………少なくとも其処のローズマリーの友人であるソフィーと言う女性、そして、旅人の男が一人死んでいた、と言う事だな。
…成る程。
(90)2006/06/27 02:36:47
ちんぴら ノーマン
[一向に正気に戻らないアーヴァインに嫌気がさした]

どうにもならんね、
一番しっかりしなきゃいけない旦那がこんなんじゃ。
ねぇ?

[周りにいる人間に問いかけた]

人が死んでるってのが問題だ。
他に誰かがこの廃墟をさ迷ってるかもしれないから、
俺はちょいと辺りを見てくるよ。
*ついでに事の顛末も伝えないとね。*
(91)2006/06/27 02:40:49
書生 ハーヴェイ
[そして下っ端風の男―ノーマンにも落ち着いた様子で言葉を返した。意味の通っていない言葉には…触れない。]

……。奴ら、ね。つまりその男…アーヴァインと言ったか。彼は殺しの現場や犯人を目撃した。
そして気が触れた、そう言う事かね?

…其処のローズマリーはその男が犯人だと言っているが?
(92)2006/06/27 02:40:49
ちんぴら ノーマン
若旦那の言う通りだが、
その点についちゃ俺にもわからねぇんだな、これが。

俺はアーヴァインの旦那とローズより遅れて現場に来てっから。

ま、アーヴァインの旦那の血を見る限りじゃ、
旦那が犯人かもしれないし、
ココで皆で旦那を監視しとくのが良いと思う。

[*そう告げると夜の闇へ消えていった*]
(93)2006/06/27 02:44:17
書生 ハーヴェイ
…広場の隅に安置された遺体。
つまり、人死には、事実――。

…ふ、ふふ、ふ…。
こんなにも近くで死を見る機会が訪れるとは…
2006/06/27 02:48:47
踊り子 キャロル
大丈夫、大丈夫さシャーロット。少し休みなね。

[ローズが言葉を荒げたのを聞いて]

その、奇声上げてた男が、ソフィーを…殺めた、っていうのかね。
(2006/06/27 02:49:16、踊り子 キャロルにより削除)
踊り子 キャロル
大丈夫、大丈夫さシャーロット。少し休みなね。

[ローズが言葉を荒げたのを聞いて、怯えるアーヴァインを睨む]

そこの、奇声上げてた男が、ソフィーを…殺めた、っていうのかね。
(94)2006/06/27 02:50:08
酒場の看板娘 ローズマリー
アーヴァインが殺した。
アーヴァインが殺した。

――……。

占い師って嘘吐くモノが言う言葉じゃなかったかもね。
私が占い師って嘘を吐いたら、少し拙い……。

あのアーヴァインって男が言っている言葉は合ってる。
狂人も私達に協力するために嘘を吐く。
唯、実際に嘘を吐くかどうかは、わからない。

……。

ぅーん、一気に全員殺しちゃえば楽なんだけどねぇ。

[あはは。と軽く笑って空を仰いだ。手には乾いた血、凝血が張り付いていて。それをペリ、と剥がしながら呟きを残す]

誰が嘘を吐くべきか、ウェンディの考えも聞かせてね。
(*21)2006/06/27 02:52:46
書生 ハーヴェイ
[闇夜に消えていくノーマンを見送った男は、へたり込むローズマリーやシャーロット、そしてアーヴァインの姿を見て、溜息を吐く。
監視しておくべき…と言い残したと言う事は…自分に頼んだと言う事だろう…]

やれやれ…。厄介な話だな…。
キャロル。君は女性陣を頼む。
私はこの男を見ておく。
考えるのは少し落ち着いてからにした方がいいようだ。

[そうして、懐から取り出した銃を手元に転がしながら、*壁に凭れ掛った*]
(95)2006/06/27 02:59:23
踊り子 キャロル
[出て行った男をただ見送るしかできない、呟くだけだ]

…怖くないのかね。こんな真っ暗なのに外に出て。死人が2人も見つかってるっていうのにさ。

[話しかけてきた青年(ハーヴェイ)のほうを見て]

そう、ソフィーと、あたしが見た旅人。2人、死んでるわけだね。ソフィーは其処の、アーヴァインが殺したってローズが言うし、あたしが見た旅人も、少なくともあれは獣なんかの仕業じゃないだろうさ。
ローズの言うとおり、その男が殺したのか。あんたの言うみたいに、その男は何かをみて気が触れたのか…。
(96)2006/06/27 03:01:05
酒場の看板娘 ローズマリー
“能力を持っている者”――か。

……その話の場に居たのに名乗り出なかったのが、先ず、私はマイナスよね。

[あちゃ。と困ったような笑みを浮かべてから、少し考え込み]

もしも私が占い師を名乗るならば、全員の様子見をした後、というタイミングが好ましい。
だって、ほら、狂ってない普通の人間でも嘘を吐く可能性とか、色々あるじゃない?私が後の方で名乗った場合の理由は「様子を見たかったから」……ってことになるわね。
んー、色々、状況的に私はウソツキっぽくなっちゃう。

はぁ、人間って狡賢くてやーね。

[どうしようかな。と頬に指を当てつつ*考え込んでいる*]
(*22)2006/06/27 03:03:09
村長の娘 シャーロット
[キャロルに宥められ、少しだけ落ち着いた風になる]

キャロルさん…有り難う…ございます…っ。
私…ローズマリーさんの傍に居ます…。

何が出来るか、分からないけど……。

[閉じた目から流れる涙を拭い、少女は今起こっている事態を*理解しようとし始めた*]
(97)2006/06/27 03:05:30
酒場の看板娘 ローズマリー
……。

[ふと、キャロルの声で何か思ったように、口元に笑みを浮かべた]

人間って狡賢いけど……単純で、利用するには持って来いの生き物でもあるのよね。

あは、……あはは!!

ごめんね、キャロル。
別にキャロルもシャーロットもレベッカも嫌いじゃないわ。
でも嘘吐きは私よ、殺したのはアーヴァインなんかじゃないもの。
――私がコロシタ。

うふふ、あはははは!!

[女の笑い声は*紅い世界に響く*]
(*23)2006/06/27 03:07:24
踊り子 キャロル
確かに、考えるのは後でも遅くないだろうね。
とにかく今はここから動かないのがいいだろうさ。

ま、あんたがそう言うなら、その男のことは任せるさ。
ローズとシャーロットのことは任せておいてよ。

[取り出された銃に、一瞬眉をひそめるも何も言わず。
ローズとシャーロットの隣に*座った*]
(98)2006/06/27 03:08:15
酒場の看板娘 ローズマリー
――……思い、出した。

お母さんは昔、お祖母ちゃんと一緒に何処かへ行ったって話してた。ッ、断片的にしか思い出せないけど、想いが何とか、とか……?
それから、お母さんが私に託してくれたこの銃も、元々はお祖母ちゃんのものだったって言ってた。

もしかして、知っているのはお母さんじゃなくて
――お祖母ちゃんなの?

お祖母ちゃん……思い出せない……
思い出せないわよぅ……一体、どんな人だった……?
2006/06/27 03:15:06
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーの親友、そのままにしておくにはあまりにも無残と言っても良い状態であったソフィーの遺体を隠すようにシーツを被せた後、祈りを捧げた]

私も、動けるから…。少しは手伝えることがあったら手伝うわ。

[ハーヴェイの言葉に頷いて]
そうね、考えるのは少し落ち着いてからにしましょう。

[親友を喪った痛みは計り知れないものだと思う…。
ローズマリーの傍にいても良いのかと考えながら、レベッカは3人の隣に*腰掛けた*]
(99)2006/06/27 05:19:46
雑貨屋 レベッカ
こんなに死を身近に感じたのは砂漠を渡っていた時以来だろうか…。

生を全く感じることが出来ない、渇いた空間。
ここは…渇いてなんかいない。
あまりにも血生臭い死を感じ取れる場所…。

力尽きて大地に還る死ではなく…。
あらゆる絶望を一身に受け、もがき苦しみながら…死んでいく感覚。
2006/06/27 05:23:11
雑貨屋 レベッカ
私がこの感覚を深く理解できるのは。
きっと、占いの力のせいなのね…。

私は…人間を視る事によってその人の真相を見抜く事が出来る。
幼少の頃、おじいちゃんの前で力を行使したら、この力はあまり見せてはいけないと言われたわ。

この力は、異能と呼ばれる能力で…。
人間からも畏怖され、時には命を失う事に繋がるかもしれない…と。
2006/06/27 05:29:40
雑貨屋 レベッカ
私の故郷である、アーシェライトと呼ばれている都市の領主であるランカスター侯も貴族の系譜…。
異能を持って国家の繁栄に尽くしている功績を持って代々領主として地を治めていると言われている噂。

…現在の領主は暗君としか思えないけど。
先々代領主、ハインツの死後…。
先々代は子孫に恵まれなかった為、先々代領主の妹のロベリアが領主となった時代、私が生まれた。
先代領主が敬っていた、領主の系譜に連なる女性。

その女性の名前を私は、頂いたのだ。
2006/06/27 05:38:57
雑貨屋 レベッカ
私はこういった遺体を見るのは初めてではない。
子供の頃から、見ていたから…。

先代領主が老衰で亡くなった5年前、今の領主が後を継いだ。
今の領主は、戦争と反乱分子の粛清を生きがいにしているような男で…。
日常茶飯事のようにスパイの公開処刑や、テロが発生している。

商業と交易で繁栄してきた故郷に暗雲が立ち込めはじめた…。
そんな頃、私の両親が高齢ながら2人目の子供を出産した。
男の子だった…。

私が雑貨屋の後を継ぐ権利を失った瞬間だった。
2006/06/27 05:48:00
雑貨屋 レベッカ
そして、私は旅に出た。
両親は弟に構いっきりだったし。

私も成人していたから…決断するには丁度良かった。

別に弟が産まれてきた事を恨んでなんかいない。
こういう運命だったと今では思っているし。
成人するまでの間、全く不自由せずに生きてこれたのは両親のおかげだから…。
2006/06/27 05:52:11
双子 ウェンディ
きれいな死兆星…
さっきまでよりずっと高く、強く輝いてるね。

きっと…

あの星が西の空に沈むころには、いのちを吸い取って
――きっと、すごく綺麗だよ?


荒野を抜けてききたあのこえ、聞こえたよね?
シャーロットおねえさん、私たちを追い立てる怖い人なのかなあ。それとも、命の燃え尽きるのが見えるだけのおとなしい、…人間なのかな
(*24)2006/06/27 08:45:14
双子 ウェンディ
あはは…
叫んでるおじさん、疑われてるね。
人間どうしで疑いあって、どんどんだめになっていくのを眺めていようよ?

あは、あはは。
(*25)2006/06/27 08:51:57
双子 ウェンディ
でも、もしもう一人だれかが、不思議なことを言い出したら。
そのときは、わたしたちも嘘をつかないと、ね。

そういうことが起こるにちがいないなら、先手をとってもいいと思うよ。
(*26)2006/06/27 09:00:56
酒場の看板娘 ローズマリー
[――ストン。死と言う冥府に送った人々の亡骸に目を細めながら、降り立つ。ウェンディの聲が残っている。その声に返す。薄笑みを湛えて]

シャーロットは……
確かに、何か力を持っているかもしれない。
それは死を聞く力か、或いは生を見抜く力か。

叫んでるおじさんって、あの武装した気狂い?
アーヴァインのことね。
あは、私たちが手を下さなくても殺されそうよねぇ。
―――でも人々は未だ、誰かに殺意を向ける程に
追い詰められては、いない。

どうせうざったい存在なんだし……
とりあえず殺しちゃいましょうよ。ねぇ?

[言って、女はくすくすと、笑う]
(*27)2006/06/27 10:16:03
酒場の看板娘 ローズマリー
うん、先手を打つっていうのは、考えたの。
ウェンディの言う通り、人間たちは私たちの敵であり、必ずと断言できる程に、占いという力で真実を見抜ける人物が名乗り出る筈――。

ねぇ、私迷ってるの。
私が嘘を吐こうと思ってた。でも、ちょっとタイミング逃しちゃったのよね。あの時、アーヴァインが妙な力について口走っていた時、本物なら反応して然るべきだった。

だからね、私が占い師だという嘘を吐くとしたら「様子見をしていた」という理由がどうしても必要になる。

先手を打つならば――あの場に居なかったウェンディ、貴女に任せることになる。もしそれで構わないならば、名乗り出るか否かは貴女に任せるわ。

貴女が何の能力も持たぬ人間の振りをしたいならば、私は人々の様子を見、名乗り出がある程度終わったタイミングでないと疑われてしまう……。
そういうことで、良いかしら?
(*28)2006/06/27 10:22:18
酒場の看板娘 ローズマリー
……あぁ、それともう一つ。
「死を視る者」についてだけど。
んーと、確か霊能者とか言われてたんだっけ。
――本当、何で私こんなこと知ってるのかしら。
まぁどうでもいいけど。
大して役に立ちそうにない力よねぇ。

でも、それも人間が持つ数少ない武器なんでしょうね。
私はね、霊能者なんてどうでもいいって思ってるの。
だからね、別に、霊能者だって嘘を吐く必要はないんじゃないかなって。霊能者一人居たところで別に私は怖くないから。だから私は、霊能者って嘘を吐く気はないわ。
ウェンディの考えも聞きたいけどね。
それと、lunatic――狂人がどう動くかも知らないけどね。
(*29)2006/06/27 10:27:31
酒場の看板娘 ローズマリー
さぁ、人々を絶望に陥れる狂宴の始まりよ。

衝動のという名の忌避すべき悪夢。
最早逃げられない檻の中に咲き枯れ行く人々。
せいぜい、私たちの掌の上で踊りなさい。

――死ねばいい――死ねばいい――

――《世界は綺麗なのだから》――
(*30)2006/06/27 10:36:51
酒場の看板娘 ローズマリー
世界は綺麗だから――更なる死を、齎す。

其処に何かおかしい点なんてあるかしら。
私の中には何の矛盾も存在しない。

―――なのにわからない。

何故私は死を望んでいるのだろう。
何故私は死を愉しんでいるのだろう。
何故私は死を齎す存在なのだろう――。
2006/06/27 10:38:48
酒場の看板娘 ローズマリー
ソフィーが死んだのにね。
おかしいな、全然悲しくないの。
あはははは、だって私が殺したのに。
悲しいわけないじゃない。あはは、きゃははは!!

なんでころしたんだろう。
なんでかなしくないんだろう。

               ――わからない。
2006/06/27 10:40:47
見習いメイド ネリー
[突如響く鐘の音。
供覧した男の声が聞こえる。

皆殺しだ。
皆殺しだ。
皆殺しだ。

血塗れの男が叫ぶ、皆殺しだ。]

な、何なの……!?

[空気が凍りついたようで体が上手く動かない。
リックが、ウェンディが。
ローズマリーが―――外へ。

無意識に、エーデルシュタイン家の家紋が刻まれたメダルを握り締めて]

―――旦那様……

[震える声で、呟く。]
(100)2006/06/27 14:44:35
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/06/27 15:04:28
のんだくれ ケネス
[アヘンのもたらす陶酔感が徐々に引いていき、目に澱んだ光が戻ってくる]

……ふぅ、これだけ痛みやがるのは……いつ以来だぁ……?
しかし、この調子じゃぁな。今晩を越すまでにヤクが切れちまうぜ、ったくよぉ……。

[重い腰を上げて立ち上がり、尻についた埃をパンパンと払う。視線の先には、骨。]

―――まさか、な。

[口の中でもごもごと呟きながら、事の顛末を確認するために広間へと戻った。]
(101)2006/06/27 21:26:33
のんだくれ ケネス
あの時の、ヤツが……いや、そんな筈はネェ。
だが、だがよ?こんだけ痛ぇのは……いや、やめておこう。またエレェもんを見ちまう……
2006/06/27 21:27:22
学生 ラッセル
[...はセシリアと一緒に広間で皆が帰ってくるのを待っていた。
程なく皆戻ってきたがどうも様子がおかしい感じがする]

おかえりなさい、外はどうでしたか?

[...はそのおかしさの正体が分からなかったがとにかく様子を聞いてみることにした]
(102)2006/06/27 21:32:17
のんだくれ ケネス
[広間に辿り着くと、中にいたのは血まみれの服を纏った、涙も乾ききらない虚ろな眼の人々。
それは、酒とクスリで半ば正気を失っている自分以上に不健康なものに見えた。]

―――なんだぁ?
なんだって揃いも揃ってこんなんなってんだ?
おい、坊主!嬢ちゃんがた!なんだこいつぁ!?
何が起こったんだ!?

[酒瓶を振り回すように周囲に問いかけると、先程までは居なかった男の姿が]

お、おい!?
ノ、ノーマンの旦那じゃねぇか!?
なんだってアンタこんなとこにいる!?
ちょ、ちょ……アンタ何か知ってんのか?
どういうこった、こりゃぁよぉ!?
(103)2006/06/27 21:34:23
学生 ラッセル
[そのときちらりと女性達の服に付いたものが見えた。
セシリアも気付いたのか後ろで緊張しているのが分かる]

血・・・そんな・・・・

[驚いて見直すが怪我をした風でもなく自然に歩いてくる様子から怪我をしたわけではないことに気付く。
しかしそのさっきと違う雰囲気に上手く声を掛けられないでいる]
(104)2006/06/27 21:38:31
見習いメイド ネリー
[鐘の音がまだ頭に響くようで
耳鳴りがする。
闇が一層濃くなって、
ゆらゆらとランプの明かりに揺れていた。

じわりと足元から染み上がって来そうな、それは。]

……ッ……

[振り払うように首を振ると、耳を澄ます。]
(105)2006/06/27 21:40:26
書生 ハーヴェイは、壊れた玩具の様な男から目線を離した。
2006/06/27 21:41:18
のんだくれ ケネス
[混乱した面持ちのまま、同じく呆然としているラッセルに視線も合わせずに話しかける]

おい、赤毛の兄ちゃんよぉ……アンタこの近辺に住んでるみてぇな話してたよなぁ?
アンタなんか知ってるか?
なんだい、こりゃぁ……。
いや、兄ちゃんじゃなくても構わネェ、こりゃ一体どういうこった……?
(106)2006/06/27 21:42:02
のんだくれ ケネスは、酒瓶をぶら下げたまま、呆然と立ち尽くしている。
2006/06/27 21:43:14
酒場の看板娘 ローズマリー
[その瞳で捉えるのは。
綺麗な、綺麗な
とても綺麗な世界?

――そんなもの見えない。

現実。
白骨化した遠い過去の死ではない。
ほんのつい先程の、死]

……ソフィー。

[男達の疑問の声に応えるように、無感情に、無造作に、集会場の広間の隅で襤褸いシーツが被せられている亡骸を、指差した]
(107)2006/06/27 21:43:36
見習いメイド ネリー
―――わ、わからない。
わからないの。

急に外に走っていって、
そしたら……ち、まみれ、で。

[ケネスの言葉に震える声で答える。
と、新しい人影が増えていることに気がつく。
ノーマン、と。]
(108)2006/06/27 21:43:38
学生 ラッセル
[そのあと入ってきた男の姿を見てどこか見覚えがあるような気がして記憶を辿る]

あれは・・・そうだ。確か何かの荷を運ぶ時に親方と一緒にいた人だ。
親方が妙に気を使っていたから印象的だった。

[そこまで考えたところでケネスが現れノーマンの名を呼ぶのを聞いて]

ノーマンさんというのか。何度か仕事を貰ってたみたいだから挨拶をしておくべきなのかな。
(109)2006/06/27 21:45:22
書生 ハーヴェイ
[男は心底煩わしそうに首を振り、酔っ払いに言い放った]

…煩いな…取り乱すな。
廃村に死体が増えた。其れだけの話だ。
詳しい話は…その男が知ってるらしいが、な。

[何かに酷く脅えた様子で、がたがた震えている男―アーヴァインを顎で差し示し]

…これ以上の情報が取れるかは難しいが。
(110)2006/06/27 21:47:01
学生 ラッセル
どういうことかと聞かれても・・・皆戻ってきたらあんな感じだったんですよ。
外で一体何があったのか僕たちも全く分からないんです。
見たところ怪我をした様子ではないみたいですが・・・

[...はそういって心配げに辺りを見回している]
(111)2006/06/27 21:47:39
双子 ウェンディ
あははは、あは。
夜はこんなにも明るくて、静寂(しじま)はこんなにもざわめきに満ちていて、そして

血は

こんなにも甘いんだね。

(ちゅ。舐め取ったトビーの血潮は、毒々しくも鮮やかな紅化粧となって)

あのおじさん──アーヴァイン。
合間合間に、こんなことも叫んでたよね。守護者が1人、霊能者が1人、狂人が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれてるようだ。って。

…どこまで知ってるのかな。こわいなあ。こわいお口だね。
引き裂いちゃおうよ。くす。

(握った掌に血の泡が、ぷくりと浮かんでは、消えた。)
(*31)2006/06/27 21:48:43
双子 ウェンディ
人間を騙すのは、人間でいいじゃない。
ボクね、アーヴァインは嘘ついてないと思うよ?

だから、新月の見えない光にあてられちゃった人間が、きっといるんじゃないかなぁ。
(*32)2006/06/27 21:51:31
のんだくれ ケネス
[ローズマリーの指差す方向には、シーツに包まれた「何か」が。あの気丈な女がこれだけ取り乱すということから、それの予想はついたが……]

……ちょっと失礼するぜ……

[シーツの端を捲り上げる。そこには]

―――!?

[血に染まってごわごわになった長い髪からようやく女性とわかる程度の、ヒトガタの枠に流し込まれたミンチのような、モノ]

うっ……ぐぅっ……げぇぇぇ……
……はぁっ、はぁっ、はぁっ……
[吐き気を必死に抑えながら胸の前で不恰好に十字を切ると、急いでシーツを元に戻した]
(112)2006/06/27 21:53:38
見習いメイド ネリー
[おろおろと辺りを見回すと]

した、い?
死体?人が死んだの……!?

[ハーヴェイを見上げて――
それから、アーヴァインを見遣った。]

知ってる、知ってるのかな。
このさっきから分からないことばかり言ってるよ。
対抗する力、とか。
奴等とか―――
夜が来る、
闇が―――


[言いかけて、何かを思い出したように口を噤んだ。
己の主人も、ラッセル・L・エーデルシュタインもまた同じ事を言っていたのではないのか、と。]
(113)2006/06/27 21:55:45
書生 ハーヴェイは、ソフィーの死体を垣間見…息を呑んだ。
2006/06/27 21:55:50
雑貨屋 レベッカ
[動かずに様子を眺めていた、先程見たあまり時間の経過していない死を見た衝撃は、すぐに思い出せるほど深く脳裏にこびりついていた]

……そこの男が、全てを話してくれるのかしら?
それとも――、私達を恐怖へと落としいれようとしているのかしら?
(114)2006/06/27 21:57:37
学生 ラッセルは、ソフィーの死体を見て驚いている。
2006/06/27 21:57:51
のんだくれ ケネス
[口元を押さえながら、ハァハァと肩で息をして呼吸を徐々に整える。
目の前にあるのは、紛れも無い「死」。
それも人間の力を超えた、理不尽な「死」の気配。]

ってぇことは、まさか……坊主達も、こんなのを見たってのか……?
俺らの他に来た連中、いなくなったとか騒がれてた連中……みんな「こう」なのか?
冗談じゃねぇ!女子供をとっとと帰すしかねぇだろ!?

[ふと、ハーヴェイの辛らつな言葉が耳に入り]

あぁん?うるせぇだぁ?
死体が一つ増えた「だけ」だぁ?
てめぇ、これの一体どこが「それだけ」なんだぁ?!

[そう激昂して叫ぶと胸倉を掴み]

これがなんでもねぇことだってのなら、テメェが率先してアイツらの仲間入りするか?ん!?
(115)2006/06/27 21:58:41
見習いメイド ネリー
[シーツから垣間見える赤に、眼を見開き]

ひッ……?!


[息を呑む。
心臓の鼓動が跳ね上がる。]
(116)2006/06/27 21:59:37
酒場の看板娘 ローズマリー
――うん。
きらきらしてるわね。
いっぱい光ってるから明るいんじゃないかしら。
感情が放つ光と、死を予告する光。

[すい、と眩しそうに目を細め、少女へ視線を移す]

ふふ、可愛いわよ。大人顔負けだわ。

[血液という朱を差した唇を見つめ、微笑んだ。鮮やかな紅が、色白の少女を際立たせているように見えた。其れが血液だから、尚更に。]

……うん、ちょっと言葉おかしいけど、真実に近いこと、言ってるみたいね。私も感じるもの。私達に対を為す武器を持った者の存在、或いは私達に共鳴しようとしている存在。

そうね、本当に怖いお口。
もう何も喋れないように、舌を引っこ抜いちゃうとか、肺を潰しちゃうとか、あぁ、心臓止めちゃえば早いのかしらねぇ……

[半狂乱の男を視界に入れては、ふんわりと笑む。――近い未来、あの男を手に掛けるのは既に同意の上なのだから、時間の問題だ、とばかりに]
(*33)2006/06/27 22:01:05
書生 ハーヴェイ
[その姿も束の間、直ぐに気を取り直したかのように。
目を見開いたネリーに声を掛ける]

死体は少なくとも二人確認されているようだ。
其処の女と…外にもう一人。
その男から聞けたのは犯人が複数犯と言う事だけだ。
…対抗する力、だとかは狂人の戯言にしか聞こえん。

[そして激昂した酔っ払いに荒々しく胸倉を掴まれ―]

煩いと言っている。―触るな屑が。

[思い切り足を払った]
(117)2006/06/27 22:03:50
学生 ラッセル
[..はケネスがハーヴェイに掴みかかるのを見て慌てて止めに入った]

落ち着いてください。ここで騒いでも何にもなりませんよ!
皆が不安になるだけですよ。
(118)2006/06/27 22:05:00
書生 ハーヴェイは、苛々した様子を隠そうともせず、大きく息を吐いた。
2006/06/27 22:05:45
双子 リック
[ふらりとウェンディに手を引かれて、集会場跡の扉を潜る
 2人の服には、べったりと汚れがついていた]

知らないおじさん、さけんでた。
何かに怯えているようだったね…。

[ぎゅっと、隣に居るウェンディの手を握った]
(119)2006/06/27 22:06:15
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、あなたはそう思ってるのね。
そう、私たちとおんなじこと考えてる、でも、力は持ってない、“協力者”。……任せちゃおうか。

木の葉を隠すには森の中っていうお話と同じ?
私たちは、何の力も持ってない人の中に居た方が、見つかりにくいかもしれないわね。

――問題はルーナの使いが、私たちの意図を汲んでくれるか、なのだけどね。もう少し、様子、見ようか。

[此処の何処かに月に狂うた人間が。――自分達の方が“力”がある筈なのに、どこかその人間が羨ましかった。何故だろう。――それから、その人間って、誰だろう、と、人々を眺める]
(*34)2006/06/27 22:06:48
雑貨屋 レベッカ
[先程まで支配していた恐怖に、慣れたというべきなのだろうか…少しは落ち着いてアーヴァインと言う男からハーヴェイが聞いた話と言うのを理解しようとしている…]

犯人は複数いて…それに対抗できる力がある?
あんな殺し方、人間には到底出来ないわよ…。
それに対抗する力…!?
(120)2006/06/27 22:08:08
見習いメイド ネリー
[体の震えを抑えながら、
辛うじて首を動かしてハーヴェイのほうを見る]

ふた、り……。
……そんな……
これ、どうなってるの……

[まだ上手く目の前の現実を認識できない。
呆然と呟く。
と、突如響く音に]

ひぅ……!?
ぁ、ちょっ……なに、して――!
(121)2006/06/27 22:09:05
村長の娘 シャーロット
力って…奴等って何なの…。
私達、そんなに得体の知れない物に命を狙われているの…?

[アーヴァインの話に余計頭が絡まっていると、ローズマリーが親友の名を告げると共に場の皆が騒ぐのが分かる]

そんなに、酷い事を…。

[顔を俯かせ、膝に置いた手をくっと握った]
(122)2006/06/27 22:09:21
酒場の看板娘 ローズマリー
ルナに狂わされた人って、どんな、なのかしら。
ねぇ。ねぇ、狂人、さん。
どんな気持ち?

だって、羨ましい。
狂人さんはルナの瘴気に当てられてるんでしょ?ね?
それだけの“人間”でしょ?

……私は私が何者かもわからないもの。
2006/06/27 22:09:58
学生 ラッセル
[...はケネスが足を払われて地面に倒れたのを助け起こそうとしてリック達が戻ってきたことに気付く]

リック、ウェンディ。お帰・・・・

[お帰り、と言う言葉を言い切る前に二人の服に血がべったり付いているのを見つけ絶句してしまう]
(123)2006/06/27 22:10:33
書生 ハーヴェイ
[男は蟲でも見るかのように酔っ払いを見下ろし]

貴様。
仲間入り、と言う事は私をも殺すと言う事かね?

[全く笑わせてくれる、とでも言う様に眉を顰めた]
(124)2006/06/27 22:11:02
のんだくれ ケネス
[胸倉を掴み、今にも殴りかかろうとした所で、足を思い切り払われる。
彼が蹴った場所はまさに、]

!?……てめぇ、この野郎!?

[義足の、接合部分。
先ほど付け直したばかりの義足が繋ぎ目から折れ、
不恰好に転がってしまう。
手に持っていた酒瓶は割れ、辺りにはウィスキーの匂いが漂う……]
(125)2006/06/27 22:12:10
見習いメイド ネリーは、双子 リックとウェンディの格好に――呆然と。「――ぇ……?」
2006/06/27 22:12:23
踊り子 キャロル
[酔っ払いの男と青年のいがみ合いに思わず立ち上がる]

いい加減にしないか! ここであんた達がいがみ合って何になるのさ!
酔っ払い、そこの…(青年の名前を知らずに少し口ごもるが)お兄さんに突っかかったって何にもならないだろうさ。
…そこのお兄さんが犯人じゃない限りは、ね。
お兄さんも落ち着くことさ、そもそもあんたがそう言ったんじゃないかね。
(126)2006/06/27 22:12:47
酒場の看板娘 ローズマリー
――人が集まってきたみたいね。

ねぇねぇ。占い師の話、してみようか?
私は、ほら、ソフィー見てから少し狂ってる振りしてるから。
占い師の存在認めちゃったら、その人とか、狂人さん、出て来るかしら?
(*35)2006/06/27 22:12:54
双子 リック
あ、ラッセルお兄ちゃん…。

[ゆらりと見上げる。そこで目が入ったのは、赤い髪。まるで、さっき見たのと同じような…――]
(127)2006/06/27 22:13:56
村長の娘 シャーロットは、のんだくれ ケネスが転倒する音にビクッと方を震わせた。
2006/06/27 22:14:12
雑貨屋 レベッカは、双子 ウェンディとリックの戻ってきた姿に驚きを隠せなかった。
2006/06/27 22:14:35
見習いメイド ネリー
きゃ……!!

[派手な音を立てて転がる男、
それを見下ろす青年。

鼻を突く安いアルコールの匂いは血の香と混ざって漂った。]

や、やめて、やめてください!
喧嘩してどうするの……!!

[半分泣きそうになりながら訴える。]
(128)2006/06/27 22:14:49
酒場の看板娘 ローズマリー
[ソフィーの死体で人々が動揺する。その現実にまた逃げたくなる。頭を抱える。厭だ、聞きたくない、嘘だ、こんなの夢……そう、子供の夢なんだ。子供の――双子の声が聞こえて、ゆっくりとそちらを見遣っては、息を呑む]

……、血?
(129)2006/06/27 22:15:30
旅芸人 ボブ
[一通り双子を探してみるも、発見できなかった。
 希望的観測を込めて、集会場に戻ってくると、
 そこに双子の姿を認める。思わず駆け寄る]

坊やたち、怪我はないかい!?

[r音を巻く特徴的な喋り方で話しかける。
 奥に転がっている酔っ払いに一瞬冷たい視線を向けつつ]
(130)2006/06/27 22:15:55
学生 ラッセル
[...はケネスに手を貸しながら]

リック、その血は一体どうしたんだ?
怪我とかしてないよな?
(131)2006/06/27 22:15:55
双子 リック

――お酒臭い…。
2006/06/27 22:15:56
旅芸人 ボブは、双子の服に付いた血を心配しているようだ。
2006/06/27 22:16:15
書生 ハーヴェイ
[血塗れの様子の子供達に目を向けながら、レベッカに言い捨て]

君はその狂人の戯言を全て信じているのか?
対抗する力だの…。
人間に出来なければ何がやったと言うんだ。
化け物か?

…ハッ…。

[馬鹿にしたかのように鼻を鳴らした]
(132)2006/06/27 22:17:29
文学少女 セシリア
[ラッセルの肩越しにリックとウェンディの姿が目に入り]

……な、何それ……
血……?

[夥しい量の血に、ぎょっとして後退さった]
(133)2006/06/27 22:17:34
雑貨屋 レベッカ
ウェンディちゃん…!?リック君?
大丈夫、怪我は無い?

――外で、一体何が起きているの?
(134)2006/06/27 22:17:43
のんだくれ ケネス
[血走った眼のまま、義足を付け直そうとするものの……]

……畜生、ぶっ壊れやがったか!
ははっ、ひゃはははははっ!!!アレだ、これで逃げも隠れも出来なくなったってことか!?
あんなのに襲われて逃げ切れるかどうかはわからんけどよぉ、これで確実に殺られるってわけだ!?

ははっ、こいつぁ傑作だ!

[壊れた義足を掴んでひとしきり高笑いすると、座り込んだままハーヴェイを睨みつけて]

―――てめぇ、坊主。
随分な落ち着きようじゃねぇか。
アレか、殺ったのはテメェなんじゃねぇだろうな!?
外のもテメェの指図で―――

[そこまで言いかけたときに、リックとウェンディの姿が眼に入る]

―――坊主、おめぇも、見ちまったの、か?

[気勢を削がれたように、絶句する]
(135)2006/06/27 22:18:42
双子 リック
[ボブとラッセルから同時に声をかけられて少し驚きながら]

怪我…僕は平気。
でも、ウェンディが転んじゃった。
それだけだよ。
なぁに?
どうしたの?

……ぇ?
――血?

[明るくなった場所で、自分の服とウェンディの服の汚れが、鮮明な赤い色をしていると気付いた]

なに…これ…。
(136)2006/06/27 22:19:01
雑貨屋 レベッカ
――化け物でしょうね?
人間の姿をしてるけど、人を平然と殺せる化け物…。
普通の人間や獣があんな殺し方して証拠を残さずに居られるなんて、考えられないわよ。

あんな男の事なんて信じちゃ居ないわ…。
だって、私がここに来るまで人影は全く見ていないし…。

でも…怖いよ。
(137)2006/06/27 22:21:50
雑貨屋 レベッカは、書生 ハーヴェイに言い捨てた。
2006/06/27 22:22:23
踊り子 キャロル
[…それにしても。
シーツの下から垣間見えたソフィーの死体は、自分がみた旅人より尚酷かった。
親友のこんな姿を見てしまったローズを思うと――

と、戻ってきた双子、その血塗れの姿を見た]

え…? まさか…あんた達も……。
怪我は、ない、かい?
(138)2006/06/27 22:23:32
双子 リック
外…そとで、ウェンディが
なにかにつまずいたんだ。
それは、とってもトビーに似ていたけど
……そんなわけないよ。
トビーは、先に帰っちゃったから。
あれはトビーじゃないよ…。


[酒の臭いと共にケネスの方を見て]

…見た?何を?
(139)2006/06/27 22:24:10
雑貨屋 レベッカ
そこの男が狂って無いならば…。
犯人は既に近くに居るって事じゃないかしら?

でも…信じられないわ。
[アーヴァインの服装を見て、首を横に振った]
(140)2006/06/27 22:24:26
書生 ハーヴェイ
が…獣という線は捨てられんか…。
其れにしては直ぐ傍で目撃した、と思われるアーヴァインが生きている理由が解らんが…。

[何かを考えるかのように口元を押さえぶつぶつと呟く。そして転がる酔っ払いを見下ろし]

ふん…私ならばもっとスマートにやるがね。
其れに…そもそもメリットが無いな。
(141)2006/06/27 22:25:22
酒場の看板娘 ローズマリー
ぁ、あ……怖い、怖い……
ウソツキは誰……
ウソツキは……
ウソツキは私なのに……

違う、私だから怖い……
私、なんで、あぁ、笑ってるんだろ、あはは――?



自分の感情が、全然、理解出来ない……。
2006/06/27 22:26:08
双子 リックは、踊り子 キャロルに、怪我…してないよ。大丈夫だよ…。と言った。
2006/06/27 22:26:18
学生 ラッセル
[...はレベッカの言葉を聞いて]

え・・・妙に具体的だな。なんでそこまでいいきれるんだろう?
2006/06/27 22:26:34
見習いメイド ネリー
え、義肢……?

[びっくりしたようにケネスを見た後、
リックの声を耳にして]

トビー、くん……?
躓いたって……
そんな、
それって―――

[何か、言いそうになって。
血の色を見て。
その先は声にならなかった。]
(142)2006/06/27 22:29:30
のんだくれ ケネス
[「アレはトビーじゃない」というリックの呆然とした呟きに、何も言い返すことは出来ない。
その様子から、むしろ彼の希望する結果とは真逆な出来事が起こってしまったのだと予想がついてしまったから]

……そうか、怪我はないんだな?
嬢ちゃんも、怪我はないんだな?

[手の内で壊れた義足を弄びながら、それっきり黙ってしまう]
(143)2006/06/27 22:29:49
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、お揃いね、私たち……。

[血塗れの双子の格好と、自らの血塗れのスカートを見ては、ぽつりと漏らした後、広間の隅で誰の話に耳を貸すでもなく、半狂乱に何事かを呟いているアーヴァインに目を向ける]

全部、全部、全部、この男の自作自演に決まってる。
ねぇこの男がきっと、きっと
だって狂ってるし、狂言ばっかり……

[言い掛けてふと、言葉が途切れる。男が漏らしていた狂言になど殆ど耳を傾けて居なかった、けれど、何かが引っかかった、そんな気がして]
(144)2006/06/27 22:30:16
旅芸人 ボブ
[双子の心配をしつつ、ふと「犯人」とか
 きな臭い単語が聞こえてきた]

犯人・・・?おい坊や、その血は誰かにやられたのか!?
犯人が存在するのかそれには!

[まったく状況を判断しておらず、「犯人」とは、
 双子の服の血に関しての発言だと勘違いしている]
(145)2006/06/27 22:31:43
文学少女 セシリア
[集会場の隅、自分の記憶にはなかったはずの何かが被せられているらしいシーツ。
その端から、何か染み出してるのが見え――]

……っ!!
な、何……
ねぇ、何なの……
皆血だらけだし……
何が起こってるの……?

[そのシーツの下のものを確かめる勇気はとてもなかった]
(146)2006/06/27 22:32:20
旅芸人 ボブは、なかなか状況を理解することができない。
2006/06/27 22:32:49
双子 リック
ネリーお姉ちゃん、なぁに?
トビーは帰ったんだよ。
だから、後でとっちめてやるんだ。うふふ。

[虚ろな瞳で見つめる。
 ケネスの義足に気付き、少し驚き傍に寄る]

僕たちは、平気。怪我ないよ。
で、でも…ケネスさんの方が…
足…大丈夫??
(147)2006/06/27 22:34:23
学生 ラッセル
[...は絶句していたがふと我に返り]

とにかく服を着替えたほうがいい。
汚れた服を着ているのはきもちわるいだろ?

[...は少しでも皆の視線から紅を遠ざようとそう二人に言った。]
(148)2006/06/27 22:35:37
雑貨屋 レベッカ
対抗する力?
今起きてる出来事に対抗しないと私達全員……?

[目の前の男が言っている言葉を素直に信じる事は出来ない。きっと狂っていると思っていたから。
ソフィーを此処まで運んだ時に付着した血塗れの両腕を見下ろす。
それでも…。彼の必死な言葉は確実に訴えかけてきていた]
(149)2006/06/27 22:36:49
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子に対する人々の反応の大きさに、発そうとする声、口篭る。
2006/06/27 22:37:08
のんだくれ ケネス
[駆け寄ってきたリックに、口ごもりながらも答える]

いや、これはもう何年も前からだ……もう慣れちまったよ。
とりあえず……アレだ、着替えがあるなら着替えてこい……

[まともに目を見て話す気になれない]
(150)2006/06/27 22:37:58
書生 ハーヴェイ
[双子、と思しき少年の言葉に溜息を吐き、舌打ちした]

………。
…。
死人二人と面識のある人間なら或いはと思ったんだがな…。

[胡散臭そうにキャロルの方を見やり、レベッカに言葉を返す。]

少なくとも化け物染みている事は間違いなさそうだな…。
此処が、だが。

[とんとん、と自らの頭を突付いた]
(151)2006/06/27 22:38:02
見習いメイド ネリー
[セシリアの視線がシーツに向けられているのを見て首を振り]

せ、セシリアさ……
だめ、それは、みちゃ、駄目……

[ただ力なく呟くだけ。
どこか空ろなリックの声が耳を打ち]

―――そんな。
ああ、
そうね。
帰ったの、かも。

そうだよ、ね……。

[祈りに似た、願いを口にして]
(152)2006/06/27 22:38:32
双子 リック
ラッセルお兄ちゃん…
僕、着替えなんて、ないよ。

[ボブの言葉に不思議そうに振り向き]

…犯人?
これは、転んだ時についた汚れだよ…。
そう、ただのよごれ…

血?
血なの?
血じゃないよ…
血だとしたら…
――誰の……?
(153)2006/06/27 22:38:55
双子 リックは、双子 ウェンディの手を思わず握る。強く、握った。
2006/06/27 22:39:54
書生 ハーヴェイは、雑貨屋 レベッカの言葉に顔を上げた。
2006/06/27 22:40:26
文学少女 セシリア
[ネリーの声に彼女を振り返り]

みちゃ駄目って……

[あれは何、と問おうとするも。
何となく想像がついてしまって。
両手で口元を覆うとシーツからは目を逸らした]

……し、知らない人だよね……?

[何が、とは言えなかった]
(154)2006/06/27 22:42:07
旅芸人 ボブ
[双子の男の子の不思議そうな様子に、
 さらに頭が絡まるような感じを受けている。
 そして、集会場を包む刺すような真剣な雰囲気]

お・・・おい・・・私がここを出た後、何かあったのかい?

[まずは状況理解が先決と、思い切って尋ねてみた]
(155)2006/06/27 22:42:50
踊り子 キャロル
ローズ……。
何故そこまで、あのアーヴァインとかいう男に拘るのさ?
まさかあんたこそが真犯人で、目を逸らすためにあの男を、

…はん。何考えてるのさあたしは。
そんなわけがないね。そう、そんなわけがないさ…。
2006/06/27 22:43:05
書生 ハーヴェイ
聞き捨てならんな。
犯人が私達を皆殺しにするつもりなら話が変わってくる。

だが…そもそもその男の言う対抗する力、とは何だ…?
(156)2006/06/27 22:43:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[レベッカがアーヴァインに問い返す声。「対抗する力」――其れを耳にして、騒動の中、口を挟むのが憚られるように躊躇するも、おずおずと、告げた]

その男、きっと、全部自作自演なのよ……
でも、でも、その――

[狂言、其れは即ち狂った言葉、である筈なのに、アーヴァインの言葉の断片に一つだけ、心当たりがあった]

……「占い師」って、何処かで聞いたことがあるの。
何処で聞いたかはわからない――多分、私が小さい頃に、誰かが……占いの力、って……
でも、本当にそんな力、……
アーヴァインも何処かで拾った昔話、勝手に使って口走ってるだけなのかもしれないけれど……
(157)2006/06/27 22:44:51
学生 ラッセル
[..はリックの言葉に]

そうか、着替えがないのか。僕のシャツでは大きすぎるだろうしな。

[それにウェンディはどうする?と場違いなことを考えていると少しだけ気持ちに余裕が出来た気がした]
(158)2006/06/27 22:49:17
学生 ラッセル
それにしてもレベッカさんとハーヴェイさんはなにを話しているんだ?
殺人者?対抗するもの?一体なんなんだ?
2006/06/27 22:50:05
文学少女 セシリア
み、なごろし……?

[ハーヴェイの言葉に、ぴくりと顔を向け]

なに、それ……
おかしいよ、皆血塗れだし……

わ、私夢でも見てるのかな……

[あはは、と乾いた笑いが漏れた]
(159)2006/06/27 22:50:47
双子 ウェンディは、ひどく汚れて、消えそうに揺れる灯火に照らされていた。
2006/06/27 22:50:51
村長の娘 シャーロット
[行き交う言葉、その流れを追っていて少女は疲れを覚える。一度に起こる事が多過ぎて、頭の中で処理し切れなくなっていた]

常軌を逸しっているわ…こんなの。
只の人に出来る事だとは思えない…。

このままだと、私達も「奴等」に…?

[その考えに途轍もない不安感が生まれ、隣に居る筈のローズマリーの手を捜すと、そこから「占い師」と言う言葉が聞こえるのが分かった]

占い…師…?
何でしょう、その「占いの力」って…。
私達の、希望に…なるのでしょうか…。
(160)2006/06/27 22:51:10
雑貨屋 レベッカ
[アーヴァインの目を見て、正気な男の目とは思えず尻餅をついた]

分からない…。
でも、この男はそんな事を言っていたのよね?
まともじゃないよ、狂ってるよ…。

[ローズマリーの言葉が聞こえ…呟く]
……占い師。
それは人の本質を見抜き、真実を伝える力。
力を行使する事によって1人の真実を見抜くことが出来る異能…。

知ってるわ、だって…。
私、生まれつき占いの力を持っているもの。
両親は…遠い先祖の力が突然宿ったのかしらと言っていたけど…。

対抗する力になりえるかは分からない…。
でも、真実を知られる事を恐れるならば……きっと対抗する力になりえるのね。
(161)2006/06/27 22:51:12
文学少女 セシリア
13人以外にも、人がいたんだね。
でも、しんじゃったから数えなくていいや。




――しんじゃえ。
みんなしんじゃえ。
夜の静寂に飲まれて。
2006/06/27 22:51:29
双子 リック
ラッセルお兄ちゃん、ありがとう。

…ねぇ、何か…あったの?

[周囲の様子の変化に少し不安そうに
 聞こえてくる、犯人や化け物という言葉を気にするように]
(162)2006/06/27 22:51:41
双子 リックは、双子 ウェンディの顔を心配そうに覗き込んだ。「大丈夫?」
2006/06/27 22:53:24
雑貨屋 レベッカは、袋から銀の小さな刃を取り出し…。祈祷を捧げた。
2006/06/27 22:53:28
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーの言葉に眉を顰める]

占い…占いだと?
占星術の類かタロットの類か?
…それで犯人を当てるとでも?

[そしてレベッカの発言に頭を掻いた]
(163)2006/06/27 22:54:47
のんだくれ ケネス
[座り込んだまま、呆然と周りの会話を聞き流す。
口元に酒を運ぶことも忘れるくらいに。]

バケモノ……?占い……?力……?
なんだぁ?てめぇら揃いも揃ってクスリでもやってんのかぁ?

[半ば正気を保つためだけに憎まれ口を叩くものの、思い当たるフシがあり過ぎてどうしていいかわからなくなる]
(164)2006/06/27 22:55:11
見習いメイド ネリー
[セシリアの言葉にうつむいて]

あたし、あたしは、……わかんない。
でも、ローズマリーさんの、知ってる人だって……

[ぼそぼそと呟く。
と、「占い師」という声を聞いて]

―――ぇ……?
占い師、どういう、ことなの……?
真実を、見抜くって、
アーヴァインって言う人がいってる、
「対抗する力」……?
(165)2006/06/27 22:55:24
雑貨屋 レベッカ
[ハーヴェイの言葉に頷いて]

そうね…それは神秘の類ね。
だから、異能。
人に理解され難い力。けどその力は実在する。

――もしこの中に本当に犯人が居るとするならば。
その犯人を視る事さえ出来れば犯人を見抜くことが出来るわね。
(166)2006/06/27 22:57:49
双子 ウェンディ
さっき、変なおじちゃんが駆け回って、なにやら叫んでたよね。

なんか…占い師、とか。
ボク、ころんで泥だらけになっちゃった。タオルー。タオルー。

(真っ赤に染まったブラウスのまま、リュックに歩いていく。)
(167)2006/06/27 22:58:29
双子 ウェンディは、双子 リックに頷いた。転んだくらい平気だよ?リックも泥だらけ…。あーあ
2006/06/27 22:59:25
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットの言葉には困惑した様子で首を振り]

希望なの?でもそんなの居なくたって。
そもそも諸悪の根源はアーヴァインでしょ、あの男さえ――

[何かを続けようとした所で、レベッカの声に、「え?」と彼女を見つめる]

占いの力……?レベッカが?
本当に存在するの?

[驚いたように問うも、こんな所で冗談等言う筈もないと思い直したように、じっとレベッカを見つめたまま]

凄い。本当に占い師って居たのね。

その力が、その、役に立つかどうかは、知らない、けど……
(168)2006/06/27 22:59:40
文学少女 セシリア
[レベッカの言葉に吃驚したような表情を向けて]

……待って。
私もそれを知ってる……

その人の本質を見抜く力……

対抗する力……

[軽く瞼を伏せ]

……人の心の奥底を覗く力。

私も、占い師、だから。
(169)2006/06/27 23:01:24
双子 リック
うん。言ってた。
占い師、とか。
僕…聞いた事、あるよ…。

怖い人を、探す事ができるんだよね。
レベッカさんが、占い師…なの?
(170)2006/06/27 23:01:37
旅芸人 ボブ
[何やら変な話になっていて、赤髪の子にそっと
 耳打ちするように、情報を得ようとする]

なぁ・・・一体何なんだい、この状況は?
(171)2006/06/27 23:02:15
文学少女 セシリア
くすくす。

すきなように、させたら、みなごろし、できないもんね?

ごめんね?おねえさん。

セシリアはみなごろしのためにうそをつく。
2006/06/27 23:02:43
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 23:03:27
双子 リック
え?

[菫色の髪の女性の方も見る]

占い師が…2人?
何で…?
(172)2006/06/27 23:03:45
雑貨屋 レベッカ
[ローズマリーの問いかけに対し、頷いた]

……もしあの男が諸悪の根源だとしても、嘘を言っているようには思えなかったの。
だから…もし、犯人が居るのなら。

居るかもしれないのなら……、試しに視てみたい。
私、死ねなくなっちゃったから。
ローズマリーと約束したから…。酒場に寄るってね。
(173)2006/06/27 23:04:08
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/06/27 23:04:17
学生 ラッセル
[乾いた笑いをあげるセシリアの様子をみようと近づきかけた時ローズマリーとレベッカの声が耳に入る]

うら・・ないし?よく分からないんですが・・・
人の本質を視る?

[...はレベッカに慈姑s区聞こうと思ったが余りに非現実的な言葉に何から聞いたものか思案している]
(174)2006/06/27 23:04:19
見習いメイド ネリー
わ、わかんないけど……
そんな力……
でも、ばけもの、を。
見つけられたなら……

[と、セシリアの言葉を聴きとめ]

―――ぇ?
占い師……?
いっぱい、いるの?
(175)2006/06/27 23:05:16
双子 ウェンディ
レベッカおねーさん、占ってなにか…解るんだ?
そっか。じゃあもう、なーんにもこわくないね。
(176)2006/06/27 23:07:29
のんだくれ ケネス
[呆然としている間に、菫色の髪の少女と、雑貨屋の女性が何やら名乗り始める]

おいおい、勘弁してくれや……
そんな都合のいいのが、2人も3人もいるもんなのかよ?

[割れた酒瓶を片手に呆然と呟く]
(177)2006/06/27 23:07:34
酒場の看板娘 ローズマリー
……え?え?

[セシリアの声に、驚いた様子でレベッカとセシリアを交互に見つめた。]

占い師の存在はね、信じる――私が子供の頃に聞いたことがあるくらいだから、火のない所に煙は立たないって言うし。で、でも、二人も居るの?
(178)2006/06/27 23:07:44
見習いメイド ネリー
なに、それ。
わけわかんないよ。

占いなんて、当てになるの……?

[困ったようにセシリアとレベッカを見て]
(179)2006/06/27 23:07:54
雑貨屋 レベッカ
[セシリアの言葉に目を細め…アーヴァインに問いかける]

嘘…そんな筈は。
占い師は2人居るの?ねぇ!?

それとも…。
気の狂った人間か、真犯人?
(180)2006/06/27 23:08:01
学生 ラッセル
[...はボブに]

何がなんだか・・・でもみんな外に行ってから少しおかしくなってしまったと言うか。
人が死んでそれがバケモノのせいという話になって・・・それが分かる占い師という話になってしまっていますから。

[そういったところでセシリアが占い師と名乗るのを聞いて]

え?セシリアも占い師だというのか・・・

[...はめまぐるしく変わる展開についていけていない]
(181)2006/06/27 23:08:02
踊り子 キャロル
[双子の言葉から、彼らが何を見てしまったかは薄々察せられた。目を閉じ大きく息を吐く。と、ローズとレベッカの遣り取りを耳に留め]

……占い師。聞いたことはある、いや、会ったことがあるね。随分前に、そう名乗る奴が、ひとりいたさ。確か名前は、ランカスターとか言ったかね。
そいつは、唯のタロットや水晶占いとは違う、人の本質を見抜く術だなんて嘯いてたけど…。此処にも…

[言いかけ、少女の言葉を聞き]

…2人?
(182)2006/06/27 23:08:06
ちんぴら ノーマン
戻ってみれば今度はなんだい、レディス&ジェントルマン。
聞きなれない言葉をそこの姉ちゃんから聞いたが
それが「対抗できる力」だとでも?
キチガイになっちゃった旦那の戯言をみんな信じてんのかね。
(183)2006/06/27 23:08:53
書生 ハーヴェイ
異能…。そんな力が存在し得るのか…?
…人間の想像し得る出来事は全て…いや、然し…神秘だと…?

[ぶつぶつと考え込むようにしていると、眼鏡の少女―セシリアと言うらしい―が名乗りを挙げる]

何だ…大盤振る舞いだな?
これほどに有り触れた物なのか…。
(184)2006/06/27 23:09:27
酒場の看板娘 ローズマリー
あは……あははは……?
ルナに狂わされた人、ちゃぁんとやってくれたのかしら?
レベッカなの?それともセシリア?
ねぇ、私たちの協力者は、どっち?

[嬉々として言うも、不意に過ぎった危惧に、その表情を曇らせ]

……待って、人間は狡賢い。
人間が、嘘を吐く可能性も……あるのよね。
(*36)2006/06/27 23:10:13
双子 ウェンディ
あ、こっちのおねえちゃんもそうなんだ?
すっごい!
魔法使いがいっぱいいいるよ!

じゃあじゃあ、あっというまに恐いのなんて、いなくなっちゃうよね!
そうだよ、そしたら、トビーもっ…

…あれ、なんだっけ。
わかんなくなっちゃった。あーあ。トビーは麓でお夕飯食べてるんだろうなあ。ずるいなぁ。
(185)2006/06/27 23:10:30
文学少女 セシリア
[ネリーの言葉に緩く首を振り]

……私と同じ力持った人が2人なんて、信じられない。

嘘を、ついてるのかもしれない。
(186)2006/06/27 23:10:43
ちんぴら ノーマンは、アーヴァインの呟きに耳を澄ませて聞いている。
2006/06/27 23:12:21
書生 ハーヴェイ
[漸く戻ってきたノーマンに首を振り、からかうように哂う]

いやなに、戯れ言なら戯れ言で構わないと思うがな?
くく…。

[そしてレベッカの言葉に首を傾げる]

おいおい…気の狂った人間か真犯人?
…どういう事だ。
知ってる事は全部吐け。
(187)2006/06/27 23:12:32
学生 ラッセル
[...はセシリアに]

セシリアがそういう力を持っているというのは初め・・・

[そこまで言いかけてセシリアが今まであっていた環境について思い当たる。
確かに他人にはいえなかっただろう。もしかしたらそれに関することで何かされたことがそもそもの発端だったのかもしれない。]
(188)2006/06/27 23:13:18
旅芸人 ボブ
[赤髪の子が、状況を説明してくれている。
 が、耳慣れぬ単語ばかり聞こえてきて、絵空事の域を出ない]

うら・・・なんだい、そりゃ?
そんな絵空事か何かみたいなののためにみんな、
こんなピリピリしちゃってんのか?
私は、こういう廃墟のような場所は何度も経験しているが・・・。
まぁ、人が殺されたり野生動物に襲われたりするのは
経験からするとよくあることだぞ?
そんなピリピリするような問題じゃねぇだろ。

[場の様子は悲劇、だがボブにとってはそれは喜劇]
(189)2006/06/27 23:13:35
双子 ウェンディ
ほーら。人間は人間に騙されて。
そして、なんにも見えてないの。

人間は狡賢いよね。でも、きっと、言い出したことをひっこめる人間なんて、居ないと思うよ?

あはは。
(*37)2006/06/27 23:13:46
双子 リック
魔法使いさんはボブさんだけじゃなかったんだね。
すごいね、ウェンディ。

でも、占い師って、2人も…いたっけ…。
でも、2人いたら、早く怖い人を見つける事できるよね。

トビー?
トビーは、帰ったんだよ。
そうだよ、トビーは食いしん坊だから、きっと今頃ご飯食べてるね。
(190)2006/06/27 23:14:29
酒場の看板娘 ローズマリー
ランカスター……?

[キャロルの言葉、その姓名、何処か、何処か遠くで、聞いたことがあるような、そんな気がした。]

な、んで、これ――
ッ……何で、何で私の記憶の奥底にあるはずの……
でも探し出せない言葉が、出てくるの……
2006/06/27 23:15:44
見習いメイド ネリー
ランカスター……?

[銀のメダルをみて呟く。
聞き覚えがあるような――いや、気のせいか?]

セシリアさん、
そんな、「嘘」かもしれないだなんて……
どうして嘘をつく必要があるの。

まさか、
まさか
この中に、―――……

[ばけものが。
殺人鬼が。
居るのか―――と]
(191)2006/06/27 23:16:05
雑貨屋 レベッカ
[首を傾げたハーヴェイを一瞥し、話を続ける]

そこの男が言ってなかったっけ?
奴とか…対抗出来る力とか?
多分、奴って言っているのが犯人…。
それに……今の状況でまともな精神保っていられなくなっている人間が出て気の狂ったことを言い出してもおかしくないんじゃない?

彼の言っている事を信じるならね。
(192)2006/06/27 23:17:07
ちんぴら ノーマン
旦那の話じゃ眼鏡の子と綺麗な姉ちゃんが言ってる
その力ってのは「たったの一人」しかいないそうだぜ?

仮に旦那の話がマジだったら、どっちか偽者だなぁ。
つーことは、ローズの連れを殺ったのはどっちか、
かもしれねぇな。

どっちにしろよ、「死体は複数」あったんだろ?
殺人鬼は複数いるのは容易に想像できる。
この点が面白い事に旦那の戯言と一致すらぁな。
[失笑気味に笑うと最後に溜息をついた]
(193)2006/06/27 23:18:01
文学少女 セシリア
言ったこと、ないから。
知らなくて当然だよ……

[ラッセルの言葉に溜息をつくと、軽く前髪を挙げた。
扉にあたって腫れたせいで、強調するようになっている額に斜めに走る醜い傷跡。
一瞬だけ、垣間見せるとすぐに前髪を下ろした]

……昔、一度だけ「見た」ことがあって……
そのときに、これやられたから……

あれから他人には一回も、そんなこと言ってない……
(194)2006/06/27 23:18:38
酒場の看板娘 ローズマリー
そーぅ?
レベッカとか、あんな刃なんかで占いとか出来るように見える?
私が心配性なだけならいいんだけど……。

どちらかが、そう、狡賢い“私たちの味方である人間”だと良いのだけど……。

[相手の様子とは相反して、些か不安げに様子を見守っている。――杞憂なら良いけど。と付け加えて]
(*38)2006/06/27 23:19:06
村長の娘 シャーロット
[占い―その言葉に何かを思い出しそうになるが、何かが邪魔をして記憶に霞が掛かる]

…何だろう。
何か…忘れている様な…。

[考えが至る前にレベッカとセシリアが「占い師」だと名乗り出るのが聞こえる]

…?
ねぇ…真実を見抜くって、一体どんな事をするの?
それに、その「占い師」って人が大勢居たらいけない事なの?

それに、私達の中にこんな酷い事をした人が…居るの?

[少女は状況がどうなっているのかが理解し切れず、つい疑問を投げかける]
(195)2006/06/27 23:19:15
ちんぴら ノーマンは、「ランカスター」の名前を聞くと一瞬鋭い視線をキャロルに向けた
2006/06/27 23:19:20
酒場の看板娘 ローズマリーは、踊り子 キャロルをじっと見つめた。
2006/06/27 23:20:08
双子 ウェンディ
ぷは。…うそ?嘘なんて、どうしてつくの?
ほら、リックも顔と服、拭いて。泥だらけじゃないか…。

(ごしごし、こすったタオルが真っ赤に染まる。)
(196)2006/06/27 23:20:49
文学少女 セシリア
気の狂った人がいるって……
気が狂った人なら、自分がそういう力持ってるって思い込んでても可笑しくないよね……
本人は嘘吐いてるって自覚なくても……

それに、もし、犯人がいるなら。
自分のこと、知られたくないから。
嘘ついて、誤魔化そうとするんじゃない、かな……

[ネリーの顔を見て、困ったように呟いた]
(197)2006/06/27 23:20:53
のんだくれ ケネス
[あまりにも急激な展開に、何が何やらわけがわからず、とりあえず現実逃避をするように新たな酒瓶から酒を呷り始める]

―――んだぁ?でもよ、そこの……アーヴァインとかいったか?
おめぇさんの話だと、その……対抗できるとかいうのはそんなにゴロゴロしてやがるのか?
訳わかんねぇぜ、畜生。
(198)2006/06/27 23:21:27
双子 ウェンディ
いいじゃない、そうなったらなったで。
アーヴァインを引き裂いて、

喧嘩の強いひとを打ち砕いて、

それから、たったひとりの占い師の、口を…。ね。
(*39)2006/06/27 23:22:46
雑貨屋 レベッカ
滅多な事で力を晒す事なんてしないわ。
以前、祖父が語りかけてくれたの…。

その力は異能故、人々の前で軽々しく晒してはならぬ…と。

使ったほうがよいと判断した非常時に何度か、力を行使して人々を視たわ。

それをまともな目で見る人はあまりいなかったわね。
(199)2006/06/27 23:23:51
踊り子 キャロル
あたしは信じるさ、「占い」の力。
どのみち、外は真っ暗さ、朝になるまでこの場所から出られはしないだろうね。
それならそれまでの間、不思議な力に縋っても良いじゃないかね。

しかし「占い」の力はとても珍しいものだって聞いたけどね。
そこの狂った男…アーヴァイン、のいうことが本当なら、その力を持つものはここに1人しか居ない筈さ。どっちかは偽者ってことになるさね。

[ノーマンの言葉に頷く]

ソフィーと、あたしが見た旅人…ちょっと様子が違うのさ。ソフィーと旅人、それぞれを殺めたのは別々の存在かもしれないね。
(200)2006/06/27 23:24:08
双子 リック
わぷ。あ、ありがと。えへへ。

…なんで、嘘を?
そういえば、何でかな。
もしかして、怖い人が、本当の占い師を怖がって
嘘をついてるのかもね。
そうしたら、どっちが本当の占い師かわからないから…とか。考えすぎかな。

[タオルの色を見て]

わ…まっか……。
(201)2006/06/27 23:24:52
学生 ラッセル
[...はセシリアの言葉に自分の軽率さを悔やみながら]

うん、確かにそんなことは人には言えないな。
人にいっても信じてくれないだろうしね。

[そこまでいってでは今占い師というものを信じている人たちは一体どうなっているのか、と思ってしまう]
(202)2006/06/27 23:25:05
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