書生 ハーヴェイ ち…やはり死んだか…。 | |
2006/06/29 01:01:32 |
書生 ハーヴェイ [男…既に人の形を保っていない其の男は、ゆらゆらと漂い、呟いた。忌々しげに、そう、忌々しげに辺りを見回し…嘆息した] | |
2006/06/29 01:03:31 |
雑貨屋 レベッカ ……あ。 [灼熱が身を焦がした後、急激に体温が失われていく。終わったんだ…私は] | |
2006/06/29 01:03:35 |
文学少女 セシリア あらー?わたしったらー? あたり引いたのかなー?(微笑 くすくすくす。 ケネスさんは、ひとごろしー? | |
2006/06/29 01:05:11 |
雑貨屋 レベッカ [既に抜け殻となった肉体は動かない。 喪われてゆく彼女の精神が唯一つ後悔している事。 ――それは、旅を初めてから最初にした約束。 彼女の酒場に寄ると言う約束を果たせなかった事] | |
2006/06/29 01:07:16 |
雑貨屋 レベッカ [私は、冒険者として危険を察知する能力に欠けていたらしい。*無言で殺意満ち溢れる地上を見下ろしていた*] | |
2006/06/29 01:11:48 |
酒場の看板娘 ローズマリー [それはほんの刹那の出来事だったのだろう。そう、レベッカはすぐ傍に立っている、立っている、けれど心臓をもがれた彼女は、すぐに力というものを失って、ドサリ、床に崩れ、落ちた] ――……な、んで? なんで、なんで、なんでレベッカ…… 嘘よ、嘘、こんなの悪夢に決まってる。 ねぇレベッカ、起きる時は一緒に起きてね。 レベッカ、今は眠ってるんでしょう。 すごくすごく悪い夢を見て、魘されているんでしょう。 うん、私も同じ。そう、凄く酷い悪夢よ。 でももうすぐ朝が来る、そしたら―― [淡々と告げながら、崩れ落ちたレベッカの傍に座り込み、その頬に触れた。あぁ、見ている、見ている、何も見えないその瞳で、レベッカが自分を見ている] | |
(10)2006/06/29 01:15:39 |
書生 ハーヴェイ [ゆらゆら…ゆらゆら… 興味深そうに辺りを見回し、自らを眺め、そして、既に肉の塊と化した己の遺骸を見詰めた] ふ、ふふ、ふ…。 此れが…此れが…死か…。 [こえ、を出す。いや―意識が漏れ出すかのような、そんな音―を出す。如何やら現世とは見えない壁があるらしい…。然も偏向性か…? あちらの音は聞こえるのに、此方の音は向こうに届かないようだ…] | |
2006/06/29 01:15:45 |
のんだくれ ケネス おいおい、オッパイ揉ませろどころか、オッパイが無くなっちまったぜぇ、ハハハ…… ―――笑って済むなら、笑って済ましてぇぜ、全くよぉ…… | |
2006/06/29 01:21:05 |
酒場の看板娘 ローズマリー [目覚めのキスをしても目を覚まさない、レベッカは、もう、永遠に目を覚ますことなどないのだから。ころり、落ちている心臓に手を伸ばす、もう音の鳴らない、その心臓を――ぎゅ、と、握った] 何で……なんでレベッカなのよぅ!! レベッカは死んじゃだめなんだから!! オーウェルズの酒場で一緒にお酒飲むんだから。 それから、それから、私、まだレベッカに聞いてないことが沢山あったの。レベッカ、どうして貴女は存在してるだけで私の心を奪っていくのって、そう、聞きたかった、云いたかった、いつの間にか好きになって、あぁこれ運命なのかもしれないって、そう思ってた、レベッカのこと大好きなの、ねぇレベッカ―― 厭だ、厭、いやぁああああっ!!!!!!!! | |
(21)2006/06/29 01:28:58 |
旅芸人 ボブ [関節をキめられる中、ボブは見てしまう。 さっきまで普通に話していたレベッカが、 もはや物も言わぬ肉塊になってしまった] No mames! [芸人の彼に、関節を自ら外すことくらいはワケがない。 そうやってチンピラの呪縛から抜け出して、 双子のもとへ*駆け寄る*] | |
(2006/06/29 01:37:50、旅芸人 ボブにより削除) |
酒場の看板娘 ローズマリー [涙で視界が曇り、自らに何かを差し出す人物が誰なのか暫し認識出来なかった。掛けられた言葉さえ、今まで聞いたことの無い、どこか優しいものだったから。指先で涙を拭うと、無精髭の男が見えた。「有り難う」、そう告げて笑もうとしても、笑顔など作れなくて。酒が注がれたグラスを受け取り] そうね、うん、レベッカとは一緒に飲む約束してたもの。此処は酒場じゃないけど、ね。……有り難う。 [グラスを傾け、レベッカの口元へ運ぶ。けれど彼女は口を開いてはくれなかった。だから自らの口に酒を含んで、口移しで飲ませた。彼女は嚥下もしてくれなかったけれど。] ……世界は、――世界は。 ……。 こんなに、こんなに色の無い世界だなんて、気付かなかった。 大切な人を失った世界にはどんな花が咲くんだろうって思ってた、でもその世界にはもう、 ――花は咲かないことが、わかった。 [零すように告げて、グラスに残った酒を一気に飲み干す。アルコールで感情など麻痺させてしまいたいのに。悲しみに支配された心は、たかがアルコールだけでは誤魔化せなかった。女はかろうじて音だけを消して、涙を流し続ける] | |
(31)2006/06/29 01:48:19 |
踊り子 キャロル [相手は拳銃、此方は唯の硝子の破片。差は歴然だった。だがそれでも、目の前の男をただ見つめて、言葉を紡ぐ] そうかい。それならあたしが教えてやるさ。 そう、身を―― [身をもって。言いかけたところで鐘が鳴る、あの忌まわしい鐘の音が。相手の注意が一瞬逸れたのを見て、男に向かって駆け出した] 「愚かなものだ!」 [しかし、逸れたのは一瞬。男は再度銃を構え、此方に向けて撃つ。照準がややずれていたものの、銃弾は自分の左腕を貫いていた] …っ! [思わず、声にならない悲鳴を上げる。それでも、そのまま男に向かって突っ込んだ。] あたしの足をなめるんじゃないさ! [縺れ合って床に転がる。転がって止まったところで、上になっていたのは――男。再び銃を構えようとした彼の脛を、空いていた右足で思い切り蹴飛ばした。相手が怯んだところで、硝子の欠片を喉元めがけて突き出した。彼も二発目を撃とうと拳銃を構え―] | |
(35)2006/06/29 01:56:47 |
書生 ハーヴェイ [ゆらゆら…ゆらゆら… 漂う。無意味に。不規則に。 怠惰に。唯漂う。 漂い、哂っていた男は…静止画のようにぴたりと哂うのを止めた] ・・・。 ・・・・・・・・・。 [膠着した視線の先には自らの亡骸を抱く少女の姿。真緑の髪の色をした、メイド服の―未だ、幼い少女の姿。 泣いて―いる?] | |
2006/06/29 02:35:17 |
書生 ハーヴェイ [不規則に揺らめいていた筈の躯…は、膠着する男の心を反映したのか。ぴくりとも動かない。―いや、動けない。] ・・・。 ……………。 [泣いて―泣く。泣くって何だ。何故泣いている。誰が?あの少女が。何故。誰の為に?何の為に。あれは慟哭?其れは何?何故泣く。鳴く啼く泣くなくナク…!?] ……ああ……? が、ぁ…Aa…ah?? [男は、軋みをあげた―] | |
2006/06/29 02:46:14 |
書生 ハーヴェイ ああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアAHhアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアあぁああぁアアアアアアアアアああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああアアあああああアあアアアアアああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああアああああアアアアアアアアアアアアアアぁアア唖唖アァアアアアあああああアアアアアアアアアあああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!!!!!!!!!! | |
2006/06/29 02:51:29 |
書生 ハーヴェイ 何故!!! 何故だ!何故泣く!?何故お前が私を抱いて泣く!咽ぶんだ!?誰、私の為か!?何故私の為に!!!!何故お前が!?死んだから!?死んだからか!?悲しいからか、泣く程に嬉しいのか!?いや哀しいんだ、だから何故!? 糞ッ!畜生ォが!!何故なんだ!!! 解らない、判らない分からない解らない!!! 何故理解出来ない! 何故だ!!私は――ッ!! あああああああああああーーーーーー―――ッッ!!! | |
2006/06/29 02:58:37 |
書生 ハーヴェイ [男は激情に合わせてか激しく揺らめく己の躯を掻き抱き、歯軋り、呻き、……やがて線が切れたかのようにぴたり、と止まった。] …。 ………。 [揺らめく其の男は、唯静かに。唯静かに涙を流していた。 *唯、静かに―――*] | |
2006/06/29 03:04:42 |
文学少女 セシリア ひとだまひとつ ふたしてふたつ みつめてみっつ よつゆによっつ いつまでいつつ むっつりむっつ ななしのななつ やつれてやっつ ここにここのつ とおくにとお なむじゅういちげんかんぜおん ……くすくす。 ちょっと、へりすぎた? ま、いっか? おおいよりはいいもんね? みんなきえちゃえきえちゃえ。 つぎは、だれが、しぬ? | |
2006/06/29 10:21:34 |
村長の娘 シャーロット [暫時、少女は考える。何故か自分の記憶に残る色の思い出を] 「夢」……私に色の記憶が有るのは…それが有るから…。 ローズマリーさんにも…私の世界…分けてあげます。 だから、絶望…しないで…。 [ゆっくりと立ち上がると、怯えを消し去った声で歌い始める。 大切な人に、向けて] ――Ho so gna to che sta via gi noc chi―― 《我が前に見えし君》 ――Co meun san to che pre gail Si gnor,―― 《主の恵み祈りて》 ――Mi guar da vi nel fon do de gl'oc chi,―― 《優しくも我を見し》 ――Sfa vil la vail tuo sguar do d'a mor.―― 《君が目は澄みたり》 | |
(45)2006/06/29 15:24:05 |
酒場の看板娘 ローズマリー 記憶の水底 沈みながら流れる世界は虚ろな月明かり 幾ら水底を照らしても喪失の手に囚われるだけ 沈んでしまったものは 狭間で揺れる骸 存在の闇がどれほど苦しくても あの少年を受け入れないで 此処に留まっていてはいけない 行き先は選べずとも 淀んでしまう前に 忘レモノを探しに | |
2006/06/29 22:01:00 |
酒場の看板娘 ローズマリー 流れて行きなさい 忘れないで 流れて行きなさい 唯、流れに身を任せ 流れて行きなさい―― | |
2006/06/29 22:01:07 |
酒場の看板娘 ローズマリー [俯いた女の耳へ、涼やかな歌声が流れてくる。鈴のように、透き通った少女の声が鳴る。赤く、充血した瞳、少女の姿を捉えた――世界の色はどんな色だったのだろう。唯、目に映るのは悲しい程に穏やかな蒼穹] シャー、ロット…… [ぽつりと彼女の名を呼んで、自らを探すように、傍らに座り込んだ少女に、弱く、笑んだ] 淀んでしまっても。 奪われ続けながらも。 死への誘いに振り向かないで。 貴女が澄んだ蒼穹の空ならば 私は白鴉になって、飛び立つことが、出来るのだろうか。 ――小さき者と嘲笑う残酷な闇の使途、 翼を広げて、迎え、打つ。 [訥々と告げては、一寸、朽ちた天井を仰ぎ、静かに息を吐く] 復讐の焔を消さない為、大切な人を守る為、 決して劒を手放さないで。 | |
(58)2006/06/29 22:14:18 |
双子 リック うわわ……。 | |
2006/06/29 22:14:21 |
双子 リック だって、そうしないと ボブさんだって… また、危ない目にあっちゃうよ。 ぼく、そんなの見たくない。 見たくないよ…みたくないん…。 | |
(2006/06/29 22:44:57、双子 リックにより削除) |
酒場の看板娘 ローズマリー 正常……正常ね…… [ボブの言葉。復唱して俯いた後、僅かに肩を震わせる。やがて堪え切れないように――笑った] 異常なのは貴方よ。 殺さないと殺される、リックの言葉の通りじゃない。 何を今更。 殺したくない?甘えたこと言ってるんじゃないわよ。 ネリーが視たんでしょ、ハーヴェイは人間だった。霊能者はネリーだものね、じゃあネリーの言葉を信じるわよ、ネリーが殺人鬼の死を見届けない限り終わらない、終焉は来ない。殺人鬼はまだ居るんでしょう、それもアーヴァインの言葉の通りなら複数、何人も!そう、レベッカを殺した殺人鬼が此処に居るのに!! ――男の癖に。武器も取らずに甘えないでよ。それともなぁに、殺意なんか仕舞って、貴方なりの「正常」を演じて、人を殺してるのかしら?レベッカを殺したのかしら? [溢れる言葉、其の侭に男に放った後、口の端を歪ませる] ……ねぇ、ボブ? | |
(65)2006/06/29 22:46:56 |
酒場の看板娘 ローズマリー [リックに、無表情の侭、ゆるゆると首を振る] 傍に居たから。殺せる余裕なんてなかったから。 そんなもの理由になんてならないのよ……。 思い出してよ、ソフィーが死んだ時、此処から随分離れた場所でソフィーを殺せたのはアーヴァインかノーマンくらいのものだった、でもアーヴァインだって、一瞬の間に殺された。レベッカもよ、そう、目撃なんて出来ないくらい、刹那の殺人――此処に居る“敵”は、そういう妙な力があるんじゃないの? ……ともすれば、女だから、子供だから、そんなものさえ理由にはならないんじゃない? [ねぇ。と誰にともなく同意を求めるように言いつつ、リックと、ウェンディを一視した] | |
(76)2006/06/29 23:01:05 |
村長の娘 シャーロット [誰かが言っていただろうか―「気狂いの人間」―それが気に掛かり、占い師を名乗り出たレベッカが襲われた事を考える] レベッカさん…。 やっぱり、人殺しが自分達を見付けられる事を恐れて、本物だと思った方を…。 でも、セシリアさんが言った「気狂いの人間」が居るのだとして、その人が嘘を吐いていたのなら…まだ、希望は有るんですよね…。 だって、気狂いの人って、人殺しさんが誰だか…分かってるんでしょうか…? 誰だか分からなくて嘘を吐いてるんだとしたら…人殺しさん達にも、どっちが本物か判らない…ですよね。 だったら、運良く人殺しさんが占い師さんを襲ってないって事も…有りますよね…。 人殺しさんが、間違えてその気狂いさんを襲っていた場合…ですけど…。 それに…運悪く本当の占い師さんが襲われてたって事も…。 [やはり自信が無い考えは必然的に声が小さくなり、下を向いてしまう] | |
(85)2006/06/29 23:11:08 |
踊り子 キャロル あたしの考えは…甘いのかね。 いろいろと、さ。 | |
2006/06/29 23:11:17 |
学生 ラッセル 考えろラッセル。 一番誰かにいわれそうな可能性。それは僕がキチガイでセシリアが殺人鬼と言われることだ。 だが殺人鬼もキチガイもお互いは分からないはずなんだ。 それに僕を希望したのは「レベッカ」であってセシリアじゃない。 セシリアが自分の味方になるように僕を見たいといったわけじゃない。 | |
2006/06/29 23:13:49 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ノーマンの冷静な問いに、一寸黙って考える] ……レベッカが殺された今、セシリアは確かに状況的に怪しいわね。でも、殺人鬼が自ら、そんな怪しい状況に立ち入るかしらって、そんな風にも思える。 じゃあ、……占い師と名乗った何れかが、人間なのに嘘を吐いている者、なら。 何故人間がそんなことをするのかはわからないけれど可能性としてなくはない。唯、その場合、殺人鬼から見て――レベッカとセシリア、どっちが本物なのか、判断する基準はあったのかしら? ……あったとしたら。 [ぽつり。呟いて、レベッカが視る筈だった男を――ケネスを見遣る。しかしすぐに視線を逸らして思索を続ける] でも可能性として、それがそこまで高いかどうかはわからない。 | |
(91)2006/06/29 23:18:28 |
旅芸人 ボブ [震える手で酔っ払いを指差す] ほら・・・あああ・・・あの姉ちゃんが、 勘がいいとかいうヤツだって確信持って殺されちまったのなら、 あの酔っ払いは相当怪しいじゃねぇか! もし仮に、そういうのがいたとして、 セシリアがその・・・嘘ついたとしようかい!? その状況なら、確信持って姉ちゃん殺せるのは ・・・・・・ほら、あの酔っ払いに関して嘘でもついたってことだろ? [チンピラも指差して] あの酔っ払いとアンタ・・・・・・仲良かったよな? そう考えると、アンタも相当怪しいぞ! そうだよな・・・私みたいな偏見持たれやすい黒人に! 濡れ衣着せて生き残ろうって腹か? この野郎、とんだタヌキだな! | |
(92)2006/06/29 23:18:42 |
雑貨屋 レベッカ [此れが死…と言うものか。 此方からの言葉は全く通じず、唯…先ほどまで存在していた生きている者の集う空間…私だった抜け殻が存在する世界の出来事だけは鮮明に見えている] ……。 [女は白銀の刃を無から引き抜き…酔っ払いの男が無実の人間である事を知った] | |
2006/06/29 23:21:04 |
踊り子 キャロル シャーロット……。 [シャーロットの言葉に考え込んだ] 殺人鬼に味方する人間……そんな奴がいるものかね。 もしいるとしたら、そいつは気が違ってるとしか思えないけどさ。 そして、そんな奴があたしたちの中にいるってなら、それはレベッカとセシリアのどっちかなのかもしれないさね。 だけど殺人鬼からみたら、まっとうな占い師と気が違った奴は区別がつかないんじゃないかね? 仮にレベッカが気が違っていたとしても、殺人鬼がそれを理解してたとは思えないさ。 セシリアとレベッカの両方が殺人鬼じゃなかったとして、とりあえずどちらか襲っておいて、残ったほうに疑いを向ける気だったのかもしれないさね…。 | |
(101)2006/06/29 23:26:05 |
雑貨屋 レベッカ 霊を見れるなんて言える子が出てきてしまったのだもの。 私が殺されたのは必然としか思えないわ。 それに、セシリアと言う女…。 ウソツキの人間だとしても、あれだけ派手にやらかしてくれれば…私を殺すように仕向ける事など。 容易としか思えないわね…。 | |
2006/06/29 23:27:30 |
雑貨屋 レベッカ ――私は、殺人鬼どもに媚を売って気狂いのフリをするのを嫌った。 霊を視れるなんて言い出すような人間が複数出るようならひょっとしたら生き残れるかもしれない。 それに、あの嘘つきの女が殺人鬼なら…。 どんなに装っても逃げ場所なんか無いのだから…。 | |
2006/06/29 23:34:16 |
旅芸人 ボブ ぐっ・・・・・・。 [一瞬言い返せない。チンピラの気迫に押される。 だが、頭にセシリアの顔が浮かぶ。 勘がいい・・・そんなもんボブには信じる気になれない。 だが、周りの皆は信じているようだ。 頭の中で仮定に仮定を重ねたフィクションを上演する。 ここで言い負かされれば・・・セシリアは・・・] へっ・・・・・・そんな威勢のいいセリフ吐けるヤツが、 藁にも縋る思いでオカルトなんか信じたヤツが、 仲間庇う理由が、情、ってなぁ・・・笑かすなよ。 私だって、信じてないものに妥協に妥協を重ねて、 仮定だらけのフィクションの土俵で話してるんだぜ? もっと状況を見てみたらどうだい? | |
(110)2006/06/29 23:37:13 |
のんだくれ ケネス [ボブとノーマンの言い争いに、大げさに溜め息をついて割って入る] あーーーーあ、っと! ったくなんでぇなんでぇ! 黙って聞いてりゃくっだらねぇことガーガーわめきやがってよぉ? 酒がまずくなってしょうがねぇや、畜生! 第一よぉ、俺ぁ占いがどーだとか本性がどーだとか、そういうこたぁよくわかんねぇさ。 だから、あのメガネの嬢ちゃんが俺のことを「人間です♪」だなんて言ってもよ、見たまんま言ってるだけじゃねぇかとしか思えんよ。 だからよぉ、俺にしてみりゃ嬢ちゃんとネェちゃん天秤にかける意味がねぇんだよ? くっだらねぇ!何が悲しくてテメェの女房に似たイイ女殺して喜ばなきゃねぇんだよ!! [激昂して、テーブルをぶっ叩く] | |
(113)2006/06/29 23:38:42 |
雑貨屋 レベッカ もし…あの状況で恨むとするならば。 ネリーと言う女が、霊が視れるなんて言い出した事。 それさえなければ少しは生き残れる可能性もあったと思うのに…。 | |
2006/06/29 23:41:29 |
酒場の看板娘 ローズマリー [キャロルやシャーロットの言葉、人々の言葉を聞きながら考え込む。この何処かに欺瞞が混じっている可能性は?――考え込む] 占い師という嘘を吐いているのが、殺人鬼でない場合。 セシリアがケネスを選び、人間だと言った。 殺人鬼であるケネスは、レベッカに視られるのを恐れ レベッカを殺した――? [言葉にしてから、首を横に振る] ……考え難い。 セシリアが殺人鬼というのも考え難い。自らそんな怪しい立ち位置に行くように思えないし……。 それよりも、ケネスとセシリアに疑いを掛けた、その方がずっと考えやすいんじゃないかって……。 じゃあ、殺すべきなのは、このお話とは関係ない所で、喃々としている人物――? | |
(119)2006/06/29 23:44:53 |
のんだくれ ケネス [ボブを挑発した勢いで、そのまままくしたてる] あーーー畜生、ケッタクソ悪ぃな! ったくよぉ、ネェちゃんがぶっ殺された時点で誰かこんなことほざきやがるとは思ったんだよ! 嬢ちゃんとネェちゃんのどっちかがただのキチガイだったとしてもよぉ、俺の潔白が証明された所でどっちがバケモンかなんざわかりゃしねぇじゃねぇか! アタリメェだ、どっちも殺っちゃいねぇんだからよ! それともアレか?俺をぶっ殺した後に「これじゃわかんないから念のためメガネのお嬢ちゃんを殺そう! これで間違いだったとしても、魔法使いのボクを許してね♪」とか、お得意の営業スマイルでほざくつもりじゃねぇだろうなぁ? 「惚れた女ほどいじめたい」……テメェで情けねぇ性癖晒して満足か、魔法使いさんよ? さっきまで誰も殺したくねぇとか言ってたヤツが、随分と嬉しそうじゃねぇか、んん? [嘲る様に、嗤う] | |
(121)2006/06/29 23:46:58 |
のんだくれ ケネス [ボブの剣幕に不快感を露にして] あぁん!?さっきから聞いてりゃ飄々とほざいてるのはテメェだろうがこの野郎! 二言目には「誰も殺したくない」とかほざきながらよ、やってるこたぁ責任逃れじゃねぇか!! 自分は殺されたくない、けれど手も汚したくない、気に食わないヤツはさっさと死んで欲しい…… そういう態度がてめぇの大事な女を殺す物言いと変わりゃしねぇってのと何が違うんだコラ!! 何が悲しくて、目の前で女が死ぬ目に何度も会わなきゃいけねぇんだ、テメェみてぇにスポットライトの真下で笑ってりゃ銭の入る人間にゃ、そんなこともわかりゃしねぇのか!!! [声を枯らして怒鳴る。唇の端からは、血が滲んでいる] | |
(133)2006/06/29 23:58:33 |
ちんぴら ノーマン 情で疑って何が悪い、か。 我ながら笑えるぜ。 道具としか思っちゃいねぇってのによ。 この際、クロンボでもケネスでも、 どっちを殺っても良いんだけどな。 | |
2006/06/30 00:01:53 |
雑貨屋 レベッカ それとも、この名前を恨んでいると言う理由で命を落としたのかもしれないわね。 ローズマリー。 貴女は運命なんてもの。今でも信じてるの? 此処からでは伝えようとしてくれた想いに応えられない…。 私と彼女の住む世界は…違うのだから。 [女が地上を見る目は冷たい] | |
2006/06/30 00:06:31 |
のんだくれ ケネス [激昂して立ち上がりかけるが、ボブの反論を聞いて心底疲れきったように、座りなおす] ―――ああ、こりゃぁ感情論さ。 誰が嘘ついてるかもわからねぇんだ、俺みてぇに学のねぇヤツにゃ、そこの赤毛のボーヤはどうやら無実っぽいってことくらいしかピンとこねぇ。 あとは「かもしれない」「かもしれない」ばかりさ。 だがよぉ、テメェの言ってることも、単なる確率論じゃねぇか? ……ならよ、俺ぁ自分の感情で動くぜ、そりゃぁ。 そこを土足で踏み荒らされちゃよ、そりゃぁムカつくさなぁ? 何、どうせ此処にゃ死に場所探しに来たようなもんだ。 バケモンと刺し違えて死ぬのも悪かネェなぁ? ま、悪し様に言われてぶっ殺されるのが気にくわねぇってだけだがよぉ。 ―――好きに言えばいいさ。 [イスの背もたれに、ダラリと寄りかかる] | |
(148)2006/06/30 00:12:42 |
雑貨屋 レベッカ [だが…ローズマリーにだけには、初めて会った時の眼差しを送った] 貴女にはたった一つだけ、嘘をついたかも知れない。 多分、私…。 幼かった頃に貴女と出逢った事があるかもしれない。 でも…それは似ている子だったかもしれないし、 もし逢っていたとしても…20年近い年月が過ぎ去っているから。 確信が持てず…逢った事があるかもなんて言い出せなかった。 別人だったの言うのなら…構わないのよ。 私の記憶がおかしいということなのだから。 | |
2006/06/30 00:13:19 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ボブの叫びに失笑した。ケネスとノーマンをちらりと見遣り] 貴方たちが、この男がウザったくて仕方ない理由、漸くわかったわ。否、私も前々から気に食わなかったけどね。 黒人だから迫害される、それこそ自意識過剰じゃない。 オーウェルズの酒場では黒人も白人も皆一緒に楽しくお酒飲んでるわよ、差別なんか存在しないわよ、皆、皆、笑顔だった。 そうやって白人を憎む貴方こそが醜い。 被害者の顔して、殺してるんでしょ、あぁ、もしかして皆が白人だから憎くて殺してるのかしら、レベッカもソフィーも綺麗な白い肌だもの――ねぇ。 ――差別なんて。差別なんて。 [繰り返した後、ふっと目の色を変え、嗤う] ……黒人なんて死ねばいい。 | |
(153)2006/06/30 00:15:38 |
旅芸人 ボブ [酔っ払いに、真剣な眼差しを向けて] そうか・・・まあ、アンタの気持ちもわからんでもないな。 そう、私の言うことはただの確率論で・・・ だがな、別にデタラメに言ってたわけじゃないんだ。 情とか、そういうのヌキにして・・・ 今だけは真剣に私の言うことに答えてくれないかい? アイツと・・・アイツ・・・ [チンピラと、緑色の髪の女を指差す] アンタの相棒と・・・うまく言えねえが懇意の女。 確かに情が入るのは認めるが・・・今だけは、 「そんなはずねぇ!」で私の質問に答えてくれ。 私にはね・・・彼らが人に疑いかけてまわるような 動きをしているように思えるんだ・・・どう思うね? [悪意の眼差しではない、真剣に男と男の語らい― そういう目つきで酔っ払いを見つめる] | |
(155)2006/06/30 00:18:02 |
書生 ハーヴェイ [刹那、停まっていた男の姿がブレる。 ゆらゆら…ゆらゆら… ゆっくりと面を上げる其の姿は、生前と同じ歪んだ笑みが張り付けていた] ……くく……。 [自嘲するように哂い、言い争う道化師達を心底楽しそうに見詰める。 既に、ほほを濡らしていた涙はカケラも見当たらない―] | |
2006/06/30 00:20:06 |
のんだくれ ケネス [ダラリと背もたれによしかかったまま、力なく呟く] そうさなぁ……アンタらの言う所の「論理的」な物言いをするならよ。 俺は自分の潔白なんざ誰よりよく解ってる。 だが、レベッカのネェちゃんとセシリアの嬢ちゃん、どっちかがキチガイだかバケモンだかなんざわかりゃしねぇ……そんなトコにしかならねぇな。 そこのメイド服の奇矯な嬢ちゃんが死体がどうこうってのが解るとか言ってる以上よぉ、俺がナニモノかってとこに嘘ついた所でどうなるもんかねぇ?って気はするけどな。 ……ま、そんときゃ女房のとこに行くだけだ。 チンピラの小競り合いに巻き込まれた死んだ女房子供がいる俺が、バケモンと人間様の小競り合いに巻き込まれて死ぬってのも中々面白ぇ脚本じゃネェか? ―――ハハッ…… [そう、力なく笑った] | |
(165)2006/06/30 00:28:13 |
酒場の看板娘 ローズマリー [キャロルの問いに、ゆるり彼女を見て] 確率論――私だってそっちで考えてるのよ。偶然殺人鬼のケネスを、狂った人間が人間だと言った。だからレベッカを殺して暈した?……有り得ないとは言わない、でも確率として低いように思えるの。 レベッカが殺されたからその考えに行き着くんでしょう。でも殺人鬼は単に、占い師が邪魔なだけなんじゃない? ……あぁ、それと、セシリア。 貴女が本物かどうかなんて知らない。第一レベッカが嘘吐きなんて思いたくない――でも一応。 占えるんなら、私は……そうね、リックを占って欲しい。子供の姿で騙してる可能性、それもまともな子供――ウェンディよりも。まぁ誰を占うかを決めるのはセシリアに任せるけどね。 | |
(167)2006/06/30 00:32:19 |
雑貨屋 レベッカ ……。 [未だに夜の明ける気配は無い。此処に次の死者が来るのを待っている。そんな感じがした] | |
2006/06/30 00:32:26 |
学生 ラッセル ボブさんはケネスさんとノーマンさんがにいがみあっている。 僕達の中に2人の殺人鬼がいるという話を信じるなら互いに殺しあおうとしたボブさんとノーマンさんのどちらもが殺人鬼とは考えにくい。キャロルさんはハーヴェイさんを殺した。だけどもし失敗していたら? | |
2006/06/30 00:33:31 |
書生 ハーヴェイ [反響するかのように聞こえてくる黒人の言葉に唇を吊り上げる。 ―男にとっては既に舞台の上の茶番にしか見えなかったから] くく…。喜劇でなければ何なのか…。 悲劇…?まさか。 ふふ、ふふふふふ…。 殺人鬼出演…脚本演出舞台監督のショー…? [男は自分の思い付きに哂い、嘆くようなポーズを取る] ……ふふ、ふ…… 次に引き摺り下ろされるのは…誰なのか… 中々愉しい遊びだな…? | |
2006/06/30 00:40:56 |
踊り子 キャロル [ローズに向かい頷いた] そう、たぶんレベッカが殺されたから、そんな風に思うんだろうね。 ケネスが無実で、レベッカとセシリア、両方が「殺人鬼ではない人間」だったら、どっちが本物かは殺人鬼にもわからないだろうさ。 そして殺人鬼にしたって、どうせ殺すなら気の違った味方より、本物の占い師を狙いたい…だろうと思うからね。 単に邪魔だったから、とりあえず片方を殺して残りに濡れ衣を着せる、そうかもしれないさね。 セシリアの占い…ね…。 [と、セシリアの言葉が耳に入る] そうだね。あたしも結局人殺しだよ…。殺したことには違いないさ。 どうしてもあたしが気になるなら、あたしを占ってみても構わないけどね。 あたしが見てもらいたいのは…そこの男かな。疑惑を振りまいてるとは思わないけど、どうも敵の多そうな性格だからね。 [ノーマンを見やった] | |
(185)2006/06/30 00:51:00 |
書生 ハーヴェイ そう…此れは観客参加型の壮大な芝居… 最大限に愉しむ方法は…参加する…? くく…ジャンルはサスペンスか?ミステリーか? ………ホラー? ははははははははははは。 [生前と同じようにぶつぶつと音を出し、愉快げに唇を歪める― 彼は、死する事で何を失ったのか…それとも―?] ふふ…… 私が参加していたのは殺人鬼探し、と言うゲームだったな…ふふ、ふ… 未だゲームは終わっていない、な…。 | |
2006/06/30 00:51:22 |
雑貨屋 レベッカ 今度は誰が…此処に来るの? [鐘が鳴る時間に法則があるのならもうそろそろ次の鐘が鳴ってもおかしくは無い時間帯、女は地上を見下ろし、呟く。] | |
2006/06/30 00:52:17 |
書生 ハーヴェイ [納得したかのようにゆらゆらと頷いて見せた彼は、再び出演者の顔を眺める。 ひとり、ふたり、さんにん――――じゅう、じゅういち――] ………? [訝しげに彼の視線が停まる。出演者は既に退場したモノを除いて十三名だった筈だが―] ……。 ……あぁ……。 [自分は既に舞台を降りたのだった。簡単な事。其れでは後一人は……――] ブルーベリー…彼女もか……。 | |
2006/06/30 00:54:51 |
旅芸人 ボブ ・・・なんてな。私は、ジャグラーだぜ? 右手と左手が別々に動くのさ・・・ヘヘヘ。 [こっそりとナイフを緑髪の女性に向ける] | |
2006/06/30 00:59:14 |
書生 ハーヴェイ [無惨とも言える彼女の死骸を見詰め、漸く気が付いたかのように音を出す] アレは…流石に無理だな。 …化け物でもない限り。 くく…。 いや、襲われたと言う事は違うのか? 彼女は…逝ったのかね? …ヤハウェの御許に。 はははははは! [可笑しそうに哂い、辺りを見回した―] | |
2006/06/30 00:59:31 |