人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1595)一夜の悪夢 〜廃村〜 : 6日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、双子 リックに投票した
見習いメイド ネリー は、村長の娘 シャーロットに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、双子 リックに投票した
双子 リック は、村長の娘 シャーロットに投票した
双子 ウェンディ は、村長の娘 シャーロットに投票した
学生 ラッセル は、村長の娘 シャーロットに投票した
文学少女 セシリア は、双子 ウェンディに投票した
のんだくれ ケネス は、双子 ウェンディに投票した

村長の娘 シャーロット は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、学生 ラッセルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、双子 ウェンディ、文学少女 セシリア、のんだくれ ケネス、の6名。
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 01:02:37
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/02 01:03:12
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/07/02 01:03:13
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/02 01:03:50
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/02 01:04:00
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/02 01:04:54
酒場の看板娘 ローズマリー
[鐘の音が。――忌まわしい鐘の音が]

シャーロットだけは奪わせない!!

[鐘の音に抗うように叫ぶ。――けれど。]

[シャーロットを奪うのは、リヴァイアサンではない]

[……人間だった。]
(0)2006/07/02 01:06:26
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 01:07:59
見習いメイド ネリー
[鐘の音がなる。

ああ、また。
まただ。
また―――]

ぃ、やあぁあああぁああぁあぁ!!!!

[半ば半狂乱で、鋏を振り回す。
鋏を、鋏を鋏を――――――]
(1)2006/07/02 01:08:28
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/02 01:08:39
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/02 01:10:55
見習いメイド ネリー
[片手で耳を塞いで。
眼を閉じて、
むちゃくちゃに。
むちゃくちゃに。

もう聞きたくない、聞きたくない聞きたくない
ざくりざくりいろんな所にあたったけれど
もうそんなこと構っている余裕なんてなくて
余裕なんてない、
余裕なんてなかった]
(2)2006/07/02 01:11:11
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 01:11:23
双子 リック
――ふふ。
ウェンディを殺そうとした
お姉ちゃんなんて死ねばいい。
殺さなきゃ
殺されてた。
殺さなきゃ。
ははははは。

[瓶を片手にゆらりとシャーロットに近づく]

目がみえないなんてウソダヨね。
あははははは。

――― ガシャン 。

[そのまま瓶を頭部から振り下ろした
 ばしゃ、っと中の水が周囲に散らばる]


しんじゃえ。
(3)2006/07/02 01:12:56
文学少女 セシリア
[鐘の音。がらん、ごろんと。
耳を塞ぎたくなるような、轟音。
不安になって、ラッセルの手を握ろうと手を伸ばし――



びしゃっ、と。



生暖かいものが、頭から、降りかかった。]
(4)2006/07/02 01:13:06
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/02 01:13:58
のんだくれ ケネス
[半ば自棄気味にがなりたてていると、]

―――きやがったか!!

[次は、俺か?……うっすらと笑みすら浮かべて、その瞬間を待つ。
もう、この空間に居ずに済むのなら、生きていなくたっていい。]
(5)2006/07/02 01:14:21
酒場の看板娘 ローズマリー
厭、シャーロッ――う、ぁッ!?

[庇うように立ち上がる刹那、ザッ、と鈍い音を立ててネリーが振り回す鋏の先端が、女の腕に傷をつける。激痛に悶え、力を無くしてその場にへたり込む――嗚呼、止め、止めに……痛みに支配されて、動けない]

ぁ、ぁあああ、ッ――!!
(6)2006/07/02 01:15:41
双子 ウェンディ
やっちゃえ、やっちゃえ!
あははは。

こわい大人なんて殺しちゃえばいいんだよ!

(ネリーとリックの凶行を、笑みさえ浮かべながら応援する。
まるで、運動会でも見ているかのように。)
(7)2006/07/02 01:16:25
双子 ウェンディは、いやないやな、鐘の音にびくりとのけぞった。
2006/07/02 01:17:03
双子 リック
おねえちゃんが怖い人なんでしょ?
だから、ぼくたちを殺そうとしてたんでしょ?

[割れたガラスの瓶を片手に持ちながらも
 ひたすら殴り、鋭利になった部分でその身体を刺そうと力を込める]

ぼくたちはかえるんだ。
かえるんだ。
あの基地にかえるんだ。
トビーとリックとウェンディで…
3人でかえるんだ…。

だから、ころすよ。
お姉ちゃん…ころさなきゃ。

――ばしゃ。 ジャリ。

[水の音。ガラスを踏む音。]

あははっ。
(8)2006/07/02 01:19:45
見習いメイド ネリー
やだあああああああ!!!
   もう、いや、いやぁ、あ……

もういや、いや、やだ、

       いやなのもう見せないで
   いやなのこっち来ないで


こっち来ないで……っ!
やめて死が来る、
死が来る
死が来る死が来るよ!!

[鋏は、ローズマリーの肌を掠めて
己の腕さえ切り裂いて
誰のものか血飛沫に―――
叫ぶ、
叫ぶ、
さけぶ]
(9)2006/07/02 01:21:20
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/02 01:22:08
文学少女 セシリア
[――ぼとり。

初めは首が落ちる。

――ごとん。

次は、腕。

――びちゃびちゃと粘質な水音と一緒に。
ずるりと胴体が下に落ちて。



あとは、まるでスロー再生のように。
細切れになった体が下へと落ちていく。

最後に冗談のように残った二本の彼の足が、血溜まりに、ぱしゃん――と。
倒れた。]
(10)2006/07/02 01:24:31
見習いメイド ネリー
[金色を帯びた両目が映す。
ラッセルの―――その髪と同じ緋色
仕えた主人によく似た
あの部屋は 
       あの日真っ赤で]

ぇ、
ぁ、
ゃ、

なんで―――なんでなんでなんで
いや、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやあああああああああ!!!!

[ざくり。]

やめてええぇえぇ!!
やだ、やだやだやだやだやだやだやだあああああああああ!!

[自分の足を、
刺した、刺した、刺した、刺した]
(11)2006/07/02 01:25:10
双子 ウェンディ
ネリーおねえさん、だめ!
だめだよ、自分のこと、切ってるよ!?

ねえ、やめて!…やめてよ。わからないの?
(12)2006/07/02 01:26:53
のんだくれ ケネス
[恍惚とした笑みを浮かべて、その瞬間を待つが、耳に届いたのは……占い師の少女の悲鳴。
そして、自分以外の血の匂い。]

―――なんだぁ!!!???
なんだってんだ!?
この野郎、なんで俺が生きてるんだぁ!?
死に場所探してきたヤツがむざむざ生き延びて、坊主どもがこのザマかぁ!??

[片方しかない目を動かせば、自分に笑顔を見せた少年が、盲目の少女を刺し殺す場面で]

お、おい!リック!!!何してんだテメェ!!!
そんなことしたら、もう戻れねぇだろうが!!
あ、ああ。あああ……嬢ちゃんが……ガキが、嬢ちゃんを殺してらぁ……ははは、なんだこれ、なんだこれ?なんだこれ?意味わかんねぇ、悪い冗談か?なんだこれ?なんだこれ?

……はははははは……!!!

[嗤う以外に、何をしろと言うのだ。もはや歩けも出来ないというのに]
(13)2006/07/02 01:28:06
双子 リック
――ざく。 ざくっ。

ふふふ。あはははは。

しねばいいんだ。
おねえちゃんを、ころそうとした報いだ。
しんじゃえ。しんじゃえ。

[ガラスの瓶で何度も刺して刺して
 顔に赤い血がついても気付かない
 飛び散った破片を拾い、それも刺した]

いたい?
ねぇ、いたい?

なんとかいったら?

あはははは。
(14)2006/07/02 01:28:07
見習いメイド ネリー
[縫いとめるように、
自分をこの場に縫い止めるように

そぶり、と手の甲を鋏で刺して]

いたい、いたいいたいいたいいたいいあああ
ぅあぁあああな、いぁ、ああぅ、ぁあぁあ……
い、ぁあぁあぁ……
あう、ああ、ぁあ、あぁあぁあ……!

[瞳は完全に金色に染まって、
映りこんだ赤がやけに映えて見えた。]

みせないで、
みせないでみせないで
死が来る、死が来るよ死が来るよ旦那様……!

やめてそっちにいきたくない
たすけて、助けて助けてたすけてたすけてたすけてぇええぇええ……!!
(15)2006/07/02 01:29:33
見習いメイド ネリーは、己の血に塗れながら、咽ぶ―――助けて、たすけて。
2006/07/02 01:30:38
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーに捕まろうとして、振り飛ばされた。
2006/07/02 01:30:59
双子 リック
[顔が、服が、髪が赤に染まる]


――ばいばい。シャーロットお姉ちゃん。
(16)2006/07/02 01:32:03
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/02 01:33:16
文学少女 セシリア
[ラッセルの身体から噴き出した血で、紅く染まる、全身。]

――……や……

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

なにこれなんの冗談なのねぇラッセル君おきてようそでしょねぇ!!!!!
(17)2006/07/02 01:34:13
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/02 01:36:00
のんだくれ ケネス
[乾いた笑いをあげていると、メイド服の少女がフラフラとこっちに寄ってくる。
それを見もせずに、ただただ笑っていると、突然こちらに突っ込んできた]

ハハハハ……なんだぁ、嬢ちゃん?
こんだぁアンタが俺を殺りにきたのかぁ?
ヒャハハッハ!!!!アンタなかなかイイ身体してんじゃねぇか!!
アンタみてぇのに抱っこされて殺られんなら、天国イキじゃねぇか!!!

はははははははははははははは!!!!!!!!!!
ほら、早くしろよ!
早くヤレよ!!!ほら!!ほら!!

[肩を掴んで、ガクガクと揺さぶる]
(18)2006/07/02 01:36:30
文学少女 セシリア
[広がっていく血の池に、膝をつき。
まるでスライスされたようなラッセルの身体を出鱈目に揺する]

起きてよねぇ起きてようちへ帰ろうよ!!
私もう二度と家出なんてしないから!!
学校にもちゃんと行く!!
お父さんとお母さんの言うこともちゃんと聞くよ!!
ねぇラッセル君!!ラッセル君!!
ねぇってばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
聞いてよお願いだからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
(19)2006/07/02 01:37:25
酒場の看板娘 ローズマリー
ッ、――

[血が溢れる腕を押さえて、身を起こす。嗚呼、その目に映ったのは。青い、蒼い、蒼穹の空が――あかねに染まって、いた]

あぁ、ああああ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

シャーロ、ット、シャーロット、シャーロット!!

[駆け寄る。

びちゃり。

自らの血、シャーロットの血と混ざり合う。]
(20)2006/07/02 01:37:43
見習いメイド ネリー
ぁ……

[痛みか恐怖かそれ以外か
涙を零して、血色に零して―――]

ぁ、ぁあぁあぁ……


[瞳は、冥府を見通す金色に染め上げられた]


うぁ、
ああああ……

なんてこと―――なんてこと……
(21)2006/07/02 01:37:53
酒場の看板娘 ローズマリー
[非力な少年の力で。
否、正確には水を多分に貯えた瓶の重力で
へこんだ、蒼い、紅い、頭部。

身体は無残なまでの切り傷。
どくどくと、シャーロットの白い衣装が
朱色に染められていく。
切り裂かれた衣装から覗く肌色すら

――――紅い。]
(22)2006/07/02 01:38:51
酒場の看板娘 ローズマリー
シャーロット、シャーロット、しゃーろっと、しゃーろっと、しゃろっとぉ……

[紅く染まった少女の亡骸を、抱きかかえて、何度も何度も名を呼んだ。またその唇が歌を紡いでくれるのを待つ。――待つ。待つ。待つ、待つ、けれど、もう其の唇は、動かない]

一緒って言ったじゃない……
ずっと一緒って、言ったじゃない……
シャーロットが居るから、私は幸せだった……
世界は綺麗、だった。

だった?

[壊れたように、無垢な笑みを浮かべて]

――うぅん、世界は綺麗よ。
(23)2006/07/02 01:41:51
見習いメイド ネリー
あ、あ、ぅ、ああぁ……

[ケネスにがくがくと揺さぶられながらも、
遠くを、遠くを見るような眼で
左手に鋏。
右手に痕。]

どうしよう……

[涙を零しながら。不意にケネスに縋りつくように胸元を掴んで]

どうしよう、
どうしようどうしようどうしよう……!!
シャーロットさん人間だった!!
人間だったよ!!

やだぁぁあ……
もう、やだよぉ……!

[力の入らない腕で足で、掠れた声で、訴えた]
(24)2006/07/02 01:44:14
酒場の看板娘 ローズマリー
シャーロットの代わりにね、私も歌ってあげる。
うん、一つだけ、聞かせたかった歌がある。
前にも少しだけ言ったわよね……

[ふわり、笑んで、唇を震わせる]

――流れて行きなさい――
(25)2006/07/02 01:46:58
酒場の看板娘 ローズマリー
沈みながら流れる世界は 虚ろな月明かり
幾ら水底を照らしても 喪失の手に囚われるだけ
沈んでしまったものは 狭間で揺れる骸
存在の闇がどれほど苦しくても あの少年を受け入れないで

奪い続けながらも 流れて行きなさい
忘れ続けながらも 流れて行きなさい
失い続けながらも 流れて行きなさい
幻想に騙され続けながらも 流れて行きなさい
此処に留まっていてはいけない 流れて行きなさい
行き先は選べずとも 流れて行きなさい
淀んでしまう前に 流れて行きなさい
忘レモノを探しに 流れて行きなさい

流れて行きなさい
(26)2006/07/02 01:47:40
双子 リック
――ぱさ。

[肩が小さく上下する
 帽子が落ちた

 はらりと長い金髪が落ちてくる
 けれどそんな事、気にもならない
 ただ、目の前で起きた事を
 自分のした事見つめている]

あはは。
ころしちゃったんだね。
わたし…あはは。

[かくりと膝をついた]
(27)2006/07/02 01:47:52
酒場の看板娘 ローズマリー
忘れないで
貴女の歌にも意味があることを

流れて行きなさい

唯、流れに身を任せ

――流れて行きなさい――

[静に告げた後、散らばった硝子の破片を、手に取った]
(28)2006/07/02 01:48:08
酒場の看板娘 ローズマリー
流れて行きなさい……

でも水が少し足りないわよね。
もっといっぱい、いっぱい、水があればいいのよね。

――ナガレテイキナサイ。

[囁いて、硝子の破片でリストカット。どくん、血液が暴れ、じわり、肌に滲み、ぽつぽつと落ちる]

足りない。タリナイ。もっと沢山。

[抉る。同じ場所を何度も掻っ切る。ざく、ざく]

唯、流れに身を任せて

[ざく、ざく。
どく、どく。
びちゃ、びちゃ。]

流れて行きなさい……。
(29)2006/07/02 01:51:36
文学少女 セシリア
ぅぁ……ぁぁぁぁぁ……っ!!!

[転がって。緋に染まったラッセルの頭を、拾い上げる。
夕日のような髪が、より一層赤みを増して。]

ラッセル君……ラッセ、ル……
お、きて……?おねがいだから……

ど、して、息してないの?
こゆ、とき、どすれば、いいの?

[ごとり。ラッセルの頭を床に置く。
額を押さえ、顎を押し、口を開かせる。
緩やかに開いたラッセルの口を覆うように唇を重ね。
息を吹き込んだ。

――こぷっ。

気管から、血が溢れて。
ひゅう、と己の吐いた息がそこから漏れた]
(30)2006/07/02 01:52:25
のんだくれ ケネス
[ネリーに胸元を掴まれる。
その温もりが、今の自分には恐怖と安心感を同時に与えて]

人間?人間がどうしたぁ?!!
ハハハ、知るかよそんなことはよぉ?
ほら、そうやって掴んできたってことはよぉ、俺を殺るってことなんだろう??
ほら、慣れてねぇのかもしれねぇけどよぉ、人殺しってさっさとやらなきゃダメなもんでよぉ?

それともアレか、姉ちゃん俺に気があんのか?ん?
気があるってことは、このまま抱っこしてくれんのか?オッパイの一つも揉ましてくれんのか?
ってことは、俺を殺すんだな?安心させておいて殺すんだな?霊能者なんだろぉ?俺を見てよぉ、見たいからよぉ、殺すんだろぉ?
こうやってよお、こうやってよお!!

[そう言って、ネリーの手を掴むと、その手の中の鋏を、右足首が無くなった所の末端に何度も何度も突き刺した。
そして、痛みを紛らわすように、アヘンを鼻から吸う。手が震えて、粉がその辺りに撒き散らされてしまった。]
(31)2006/07/02 01:54:45
見習いメイド ネリー
やぁっ……!!
違う、違う違う!違うもん!!
あたし、あたし……殺す、なんて……

[と、突然の腕を掴まれて―――]

ひぁぁ!!

[肉を抉る感触に、悲鳴。]

やだ、やだやだやだやだやだ、
やめて、やめて、やめてえぇえぇえぇえ!!!
痛いよ、だめだよそんなの痛いよ!!
あ、ふっ……!

[粉が、撒き散らされて。
こほりとひとつ咳をした。]
(32)2006/07/02 01:58:47
文学少女 セシリア
ねぇ……何故……?
何故なの……?

どうしてラッセル君は。
息してくれないの……?

どうしたら、起きてくれるの……?
ねぇ……?

おしえて?誰かおしえて……?



――あぁ。私が息するの、やめればいいんだ。
なんだ、簡単じゃない。

[かちかちかちかち。
拾いあげたカッターナイフの刃が長くなっていく]
(33)2006/07/02 01:58:56
双子 ウェンディは、双子 リックを背中から、そっと抱きしめた。
2006/07/02 02:02:10
双子 ウェンディ
ウェン…
ボクたちのために、やったんだよね。ありがとう。

けど、いまネリーおねえさんが言ってた。
ちがうんだって。

セシリアおねえさんやっぱり…でたらめ言ってたんだよ。
(34)2006/07/02 02:04:29
酒場の看板娘 ローズマリー
流れて、流れて――

[其処は一面の血溜り。シャーロットの血液が、沢山。自らの血液が、少し]

シャーロットは――
その瞳は何も捉えていなかったかもしれない。

でも見てた。
私のことちゃんと見てくれた。
私のこと想ってくれた。私のこと信じてくれた。
私を、見てくれた。
(35)2006/07/02 02:04:52
のんだくれ ケネス
[ずちゅり、ずちゅりと肉を抉る感触が、自分の手にも伝わる。
遠目に見た、金髪の双子が入れ替わる様が魔法のようで凄く綺麗で。
そんなことをぼんやり考えながら、何度も、何度も、何度も、何度も]

ははは……ほら、大分慣れてきたかぁ?
こうやって、こうやってやるんだぜぇ?
ははぁ……おっ、きいてきたきいてきたぁ……へへぇ……痛くねぇ…これで痛くねぇ……これさえありゃぁ、何とかなるぜぇ……

ははは、これさえありゃ、これさえありゃぁよぉ……もう、足もいらねぇかなぁ?目も、一個だけってのも中途半端かなぁ?どうするよ嬢ちゃん、ははは、どうする?いっそざくーーーっとやってみっか?はははははは……

[そう言いながら抱きつき、胸に顔を摺り寄せる。
その間も、鋏で肉を抉るのは、やめない]
(36)2006/07/02 02:05:24
酒場の看板娘 ローズマリー
「運命よ、例えお前が瞳から光を奪い去ろうとも
 この唇からは歌を奪えない」

[何処かで聞いた聲を。何処かで聞いた言葉を、呟く]

……。

[けれど運命は、少女の歌すら――奪ったのだと]
(37)2006/07/02 02:06:19
酒場の看板娘 ローズマリー
……大切な人に、辿りつく詩を。
……大切な者へと。
……辿りつく場所へと。
……白鴉が目指す地平。
……あの空の向こうへ。

……シャーロットは空になって
……私は白鴉になって飛び立って
……綺麗な世界を見ながら
……綺麗な詩を謳いながら
……幸せを感じながら
……ずっと手を取って
……ずっと傍にいて
……ずっとずっと
……
(38)2006/07/02 02:08:19
双子 リック
りっく。
ああ、りっくだね。
ころしちゃった。
だって、ウェンを殺そうとしてたんだもん。
そんなの、わたしたえられなかった。

…そっか。
ネリーお姉ちゃんがそんな事。

きっと、セシリアお姉ちゃんは、嘘つきだったんだね。
うそつきうそつき。あはは。
(39)2006/07/02 02:09:28
見習いメイド ネリー
ひぅ……ッ!!

[恐ろしい感覚に、手足が震えて。]

痛くなくても、
今痛くなくても必ず痛いんだから!!
痛いのよ、痛いの―――死の香りが、するんだよ……!!

やめてよ、
やめてよぅ……!
やめてったらあああ……!

[金色の瞳からぼろぼろと涙を零し、身を捩る。]
(40)2006/07/02 02:10:08
のんだくれ ケネス
[胸に顔を埋めながら、考えるのは自分の愛した人のこと。
目の前の少女と、娼婦上がりだった妻が重なる。
何処も似てなんかいないのに。]

へへぇ……死ぬまでに女抱いて、女に抱かれてってのがかなったじゃねぇか、パメラよぉ……
あの嬢ちゃんも嬢ちゃんで、坊主も嬢ちゃんで、へへへ……なんだここぁ、パラダイスってやつかぁ?

ははは……パメラぁ、あったけぇなあ、やわらけぇなぁ……よくてめぇとヤリ終わった後に泣きついたっけなぁ?ガキ出来てもよぉ……へへぇ……

殺せ!!!!!さっさと殺せぇ!!!!

[突然、何かに怯えるように叫び、血相を変えて震えだす]
(41)2006/07/02 02:10:42
酒場の看板娘 ローズマリー
綺麗な世界。
私と一緒に見るはずだったのにね。
一緒に綺麗な世界を、綺麗な――

[呟きが途切れる。嗚呼、全てが叶わない泡沫の夢なのだと。全ての希望が、光を消してしまったのだと。――残るのは、全てを奪った者への、憎しみの焔]

――赦さない。

赦さない、絶対に赦さない!!

罪深きものは全て無に還ればいい!!

嗚呼、そうすれば世界は、世界は綺麗になる――
(42)2006/07/02 02:10:57
双子 ウェンディ
だから、きっと…
ケネスおじちゃんか、ローズマリーおねえちゃんか、それとも…

ううん。このふたり。どっちかだと、思う。
そろそろ、ネリーさんが狙われると思ったのに…
(43)2006/07/02 02:11:16
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 02:12:57
双子 ウェンディは、双子 リックの頬を汚す返り血を、指でぬぐい取った。
2006/07/02 02:15:03
双子 リック
どっちか?
りょうほうじゃなくて?
セシリアお姉ちゃんも怖い人ってこと?

だって
りっくはちがうから…
ちがうから…
(44)2006/07/02 02:15:39
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/02 02:16:24
見習いメイド ネリー
[男が何か謂っている。

何か、謂っている。
酷く悲しそうに何か言っている。
何か―――]

けねす、さ……?

[突然、怒号。]

ひっ……!!

[身を縮こまらせて、震えた。]
(45)2006/07/02 02:17:27
見習いメイド ネリー
――ひと、なら。

ひとなら、
駄目。
そんなこといっちゃ駄目……!
謂っちゃ駄目だよ!
お願い、殺せなんて言わないでよ……!

ねえ、
闇が濃いんだよ。
皆殺されちゃう。
殺されちゃうよ……!!

[鋏を持った手は血塗れで、ぬるりと滑った。]
(46)2006/07/02 02:20:09
双子 リックは、双子 ウェンディの手に付いた血を見て、返り血を浴びている事に気付いた
2006/07/02 02:20:17
双子 ウェンディ
ううん?セシリアおねえちゃんはきっと、リバイアサンなんてものじゃないと思う…

リックは違うよね。…うん。違うよね。
なら、両方とも、わるい大人なんだよ。
(47)2006/07/02 02:21:36
文学少女 セシリア
[ざくり。ざくり。

少しずつ。少しずつ。
白い肌に紅い線が走って。
ラッセルの血に混ざっていく。

カッターナイフを置き、ラッセルの首を大切に抱えると]

ねぇ……ラッセル君……
私ね……ラッセル君に言いたいこと、あったんだ。

いつも助けてくれてありがとって。
いつも守ってくれてありがとって。

ねぇ……
いつか、言おうと思ってたんだよ。
ずっと好きだったって。

ねぇ?聞いてる……?
ラッセル君……
(48)2006/07/02 02:23:19
見習いメイド ネリーは、がくりと力なく項垂れて、*小さく嗚咽を漏らした*
2006/07/02 02:23:42
双子 ウェンディ
セシリアおねえちゃん、やっぱり嘘つきなんでしょ…
そうなんでしょ?

だからリバイアサンを人間だなんて言って、そうして、もう役目が終わったと思って、死んじゃおうと思ってるんでしょ!

(にらみつけたセシリアは、延びきったカッターを手に佇んで)
(49)2006/07/02 02:24:41
双子 リック
わたしはちがう。
これだけは、ほんとう。
ぜったいに、ほんとう。

そう。
それじゃ、ローズお姉ちゃんとケネスさんが悪い人。
怖い人なんだね。
(50)2006/07/02 02:24:55
文学少女 セシリア
[物言わぬ、ラッセルの首を抱いたまま、俯く]

……もう、ラッセル君、いないんだね。
あぁ、もう。

……こんな世界、いらない。

みんな、消えちゃえばいいのに。
(51)2006/07/02 02:25:58
双子 ウェンディ
うん。僕たちは違う…。違うもんね。

けど、ごめん。ローズお姉ちゃんとケネスおじさん、どっちでもいいとか…どうしても思えないんだ。

(リックから視線をそらして、ぽつり。呟いた)
(52)2006/07/02 02:27:24
のんだくれ ケネス
[ネリーの懇願が耳に入り、少しずつ目に光が戻ってくる。
クスリの効果が落ち着いてきたこともあるが。]

……そうだよ、殺されるんだよ、皆殺されちまうんだよ!

俺も、きっとあのガキどもに殺られるんだよぉ……畜生、あのメガネを信じるならよぉ、あの二人が揃ってバケモンってことじゃねぇか!!
アンタが生きてるのだってよ、きっと殺しきれなかっただけなんだろう?それで怖気づいてるんだろう?
……わけわかんねぇ……これでアイツらのどっちかを殺ってもダメだったら、そんときゃ嬢ちゃんが嘘つきか!!

……もうわけわかんねぇよ……
[目の前の少女の胸に顔を埋めて、子供のように泣きじゃくる。
もう、逃げ出してしまいたい。何も自分には残されていないのに。でも、殺さなければならない。出所のわからない義務感が、自分を苛む。]
(53)2006/07/02 02:27:42
酒場の看板娘 ローズマリー
……黙れ、だまれ、だまれ!!!!

[双子の少女と少年に向けて――リックと呼ばれていた子供、ウェンディと呼ばれていた子供に向けて怒鳴りつける]

何が違うよ、絶対なんて言葉使って、バッカみたい!全ての元凶はあなたたちだったんだ、あぁ、もうどっちがどっちかわかんない、どっちでもいいわ、同じ存在なの、あぁそっか、リヴァイアサンは二つの身体で一つだったのかしら、あぁ、もうそんなのどうでもいい。

――シャーロットは人間だった。

リック、ウェンディ……この二人を殺せば終わるんじゃない?
ねぇそうなんでしょ?

[セシリア?と、薄く笑んで、問うた。彼女がラッセルに縋る姿など見えていないように、そう問いかけた]
(54)2006/07/02 02:28:49
文学少女 セシリア
あはははははははははははははははははははは!!!!!

死んじゃえ!!!!!
皆死んじゃえ!!!!!

消えてなくなればいいんだ!!!!!




さぁリヴァイアサンとやら。




私は今日、霊能者を、殺すよ?

この意味が分かるでしょう?

あっははははははははははははははははははは!!!!!
(55)2006/07/02 02:30:57
双子 リック
みんな…へんだよ。
もしも、ぼくたちがその怖い人だとすると
なんでこんなあからさまなことするかな。
これが、怖い人の狙いだったんだね。
ひどいな。
ぼくたちを罠に嵌めようとしてるんだね。


――……?
どういう…こと?

[視線を逸らすウェンディを不思議そうに見る]
(56)2006/07/02 02:31:31
双子 ウェンディ
黙らないもん!
銃なんて持ってないけど、僕は…僕たちには言葉がある!

ひとの命に涙を流す、やさしいネリーおねえちゃんだって味方だもん!

リヴァイアサンなんていって、自分のことを告白しただけなんでしょ?だからそうやってセシリアと組んで。
ずっとまえから、心の中ではにやにや笑ってるんだ!
(57)2006/07/02 02:33:09
酒場の看板娘 ローズマリー
……え?

[セシリアの高い声、嗤う聲、目を見開く。自らの問いに答えるでもない、占いの結果を告げるでもない――少女は笑っていた]

嘘。

……セシリア、それって
セシリアが狂人――。

嘘、ウソ、うそ……
じゃあ……何?
リヴァイアサンはまだ一匹も死んでない。
セシリアはリヴァイアサンの仲間?

――……人間、三人しか、残って、ない。
(58)2006/07/02 02:33:52
のんだくれ ケネス
[ネリーの胸で泣きじゃくっていると、
セシリアの叫びが、耳を打つ。
急速に、その意味する所を理解した。]

……てんめぇ!!!!
そうか、てめぇがキチガイか!!!
嬢ちゃんよ、てめぇがか!!!!!!!
そうか、そうか、そうきやがったか!!
そして、これでご破算だ、計算がパーだ!!
もう誰が誰かもわからない、てめぇらは誰を殺るかわかりきってやがる、そういうことか!!!

[目が赤いのは、泣いていたからだけではない。]
(59)2006/07/02 02:35:37
酒場の看板娘 ローズマリー
待って、セシリアがリヴァイアサンの可能性は――

[あらゆる可能性を考えても、考えても――明確な敵がセシリアという少女であることしか、判らなかった]

……。

あぁ、そう……そういうこと……
あはは、私たち、崖っぷちなんじゃない……

厭……死にたくない、死にたくない――

[いつの間に。――それは鬼気迫る状況だと理解して。殺さなければ。殺さなければ。唯。銃を握り締める]
(60)2006/07/02 02:37:47
のんだくれ ケネス
[ネリーをかばうように体勢を入れ替え、セシリアに激昂した調子で叫ぶ]

そうか、これでアレか、人間にとっちゃ、自分以外全員敵か!!
それで、てめぇらがグルになりゃぁよ、一人一殺で全部ご破算ってことか!!

ってぇこたぁよぉ、こっちはこっちでバケモン一人を全員で一度に殺しにいかなきゃとても太刀打ちできないってことか!!ハハハハ……畜生、畜生!!!

[憤りは、一体誰に向けられたものか。]
(61)2006/07/02 02:39:54
文学少女 セシリア
ああ、なんて面白いんだろう。

[ケネスににやり、と笑うと]

そうだよ、その通り。
さぁ、正確に、リヴァイアサンを狙わないと。

皆殺しだよ?

もちろん、リヴァイアサンは名乗りはしないだろうね?
最後まで人間のフリ。

あぁ。愉しいなぁ……!!
(62)2006/07/02 02:41:44
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/07/02 02:46:19
双子 リック
セシリアおねえちゃんが…
気がおかしくなっちゃった人…そういう事…なの?
そんなひと…ほんとうに、いるの…?
けど、そうなんだね。

ネリーおねえちゃんのいう事を信じるなら、この中で占われてない人は、もうウェンディとぼくだけだから。でも、ぼくはこわいひとじゃないから。
だから、うそつき。セシリアおねえちゃんは嘘つきさん…。
(63)2006/07/02 02:46:25
のんだくれ ケネス
[セシリアの嗤いに、つられたように嗤う]

ははは……!!!!
そりゃ楽しいだろうなあ!!!
俺も、他の人間も、下手すりゃリヴァイアサンとやらの連中まで全部てめぇの掌の上で転がしてたようなもんだ!!そりゃあ楽しいだろうよ!!!

あー、そうさ。この瞬間にも俺まで疑われてるんだろうなぁ?
俺だって誰を疑っていいかすらわかんねぇもんなぁ?
そして、てめぇを殺したところでその隙狙われて全滅ってオチか?
そりゃ楽しいだろうなぁ、オイ!!

畜生、畜生!!このbitchめ!!

[血が、止まらない。]
(64)2006/07/02 02:46:52
双子 リック
わからない。
もう、おねえちゃんいがい
だれも信じられない。

どうしたら…ぼく…どうしたら…。
(65)2006/07/02 02:49:04
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/02 02:49:22
双子 ウェンディ
そっか。
そうなんだ。ケネスだね?
ローズマリーおねえちゃんは解らないけれど、ケネスははっきりとこう言ったよね。気違いって──人間だって。

ローズマリーはとぼけてるだけなのと見分けがつかないけれど、ケネスははっきりと決めつけたよ。

そうやって、正体を隠したままでそれでもセシリアと作戦を交わしているんだね。
僕たちが迷って、まとまらないのをにやにや眺めてるんだ!
(66)2006/07/02 02:50:24
のんだくれ ケネス
[ウェンディの発言>>66に、唾を吐いて怒鳴り散らす]

ケッ!!俺ぁよ、あのメガネがそうとしか取れねぇことをほざいたからそう思っただけじゃねぇか!!
ったく、そこは言葉尻取る所じゃねぇだろうがよ?ん?
正体を隠したままだぁ?さっきまで意味も無く入れ替わって正体隠してたガキどもに言われたかぁねぇなぁ?
黙って聞いてりゃよ、人間だってのに処刑された連中、揃っててめぇらが扇動してたも同然じゃネェか!ガキだからって疑いにくいと思ってよぉ?

それともアレか、こうやって他人にカマかけてよ、上手い事持っていこうって気か?俺ぁ死んでも構わねぇと思ったけどよ、年端もいかねぇガキの掌で転がされっぱなしは性にあわねぇんだよ!!
(67)2006/07/02 02:56:59
文学少女 セシリア
かわいそうなウェンディのためにはっきり言おうかな?

私は狂人だよ?

リヴァイアサンじゃないわ?

私を殺してもリヴァイアサンは死なない。



あ、でもこれも嘘かもね?

あははははははははははははははははははは!!!!!
(68)2006/07/02 02:59:46
酒場の看板娘 ローズマリー
嗚呼……誰が、誰が……
リック、ウェンディ、ケネス……
誰も、誰も、信じられなくなっちゃった……

ねぇ、レベッカ……シャーロット……
私、誰を信じればいい……?誰を殺せばいい……?

……あ、ぁ、ネリー……
ネリーだけは信じていいのよね?

……少し時間を頂戴。
鐘が鳴るまでには時間があるでしょ?だから――

リヴァイアサンが誰に宿っているのか、
考えさせて……。

[呟くように告げて、シャーロットの軽くなった身体を抱きしめ、*目を伏せた*]
(69)2006/07/02 03:00:11
双子 ウェンディ
そうとしかとれない?
語るに落ちちゃったね。

偽物のセシリアが、そうなんだよって明かしただけじゃない。
どうしてそれで、セシリアがおかしくなった人間だってはっきり言えるのかな?
リヴァイアサンじゃないなんて、どうしていえるのかな?
(70)2006/07/02 03:00:42
双子 リック
あ。レベッカさんが怖い人に殺された日は、本当はケネスさんを占うつもりだった。
レベッカさんは、本物の占い師だ。占ったら、結果は出る。それをおそれて、レベッカさんが…?

[ぎゅっと胸元の空色のビードロを*握り締めた*]
(71)2006/07/02 03:04:12
文学少女 セシリア
あぁ、はやく、かねがならないかな。

あのかねのおとが、とてもまちどおしい――

[ラッセルの首を抱いたまま、恍惚とした表情で。*そう呟いた*]
(72)2006/07/02 03:07:10
のんだくれ ケネス
[ウェンディの哄笑を、鼻で笑って流す]

はぁん?アーヴァインのチキン野郎が言ってたじゃねぇか、バケモンの手伝いするキチガイ野郎が居るってよ?
あのメガネじゃなかったよ、そいつぁ一体どこにいるってんだ?
あー、こりゃ憶測さ。あのメガネが言ってる通りの憶測さ。だがよぉ、テメェも十分過ぎるくらい憶測垂れ流してよ、シャーロットの嬢ちゃんやら何やらをぶっ殺してきたじゃねぇか?
てめぇこそ、この期に及んで何を慎重派ぶってんだ、オイ?
この期に及んで片っ端から噛み付くたぁよ、尻尾でも出したか?バケモンだけによ?ヒャッハッハッハッハ!!

[一頻り嗤うと、目をすっと細めて少女の格好をした少年を睨みつける]

……俺ァよ、こいつを殺すぜ。
このガキと、もう一人はリック……の格好した嬢ちゃんかローズかはわからんけどよ、俺ァコイツを殺す。
もうこの際、俺以外だったら誰でも変わりゃしねぇけどよ、俺ァコイツを殺す……

[呪詛に近い言葉を、何度も、何度も、繰り返し、*繰り返す。*]
(73)2006/07/02 03:11:04
双子 ウェンディ
それでごまかしてるつもり?

セシリアにしてみれば、アーヴァインの言い残したリヴァイアサンの従者なら、言葉通りのつもりでいるんだろうね。

セシリアがリヴァイアサンで、もしもリックがリヴァイアサンだったなら、今こそ、嘘でしたって言うところなんだよ。そうすれば、僕たちはだれを疑っていいか困り果てるんだ。
自分でも、セシリアが嘘を白状したときにすぐさま言ってたじゃない。考えていたことが御破算だって。けれどリヴァイアサンはグルになるんだって。

…そう考えもしたけれど、もうセシリアに人間って言われていたケネスがこんなことを言うなら。
やっぱりセシリアはケネスに従う者で、それがぽろりと口にでちゃったんだろうね。

やったと思ってとびだしちゃったんでしょ?お・じ・さ・ん!
(74)2006/07/02 03:21:42
双子 ウェンディ
だから…結局はケネスの言うとおり。
僕たちはネリーにすべて委ねて、決めて貰うよりほかにないんだ。

その鋏を、だれに振り下ろすのか。
(75)2006/07/02 03:23:51
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーを信頼の目で見た。
2006/07/02 03:28:07
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 11:02:04
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/02 21:33:00
見習いメイド ネリー
[余りのことに時が止まったように感じる。
ケネスの背中を見ながら。

何。
何―――きぐるい?
セシリア?
何を言っているの?

崖っぷち?]

―――ぁ……ああぁあぁあぁ……

そんな!
そんな、そんなそんな……!!
(76)2006/07/02 21:36:06
見習いメイド ネリー
あたし、
あたし―――あたし、なんてことを。

……あ、ぁあ、ぁ……

[自分の体をぎゅっと抱きしめるように掴んで。]

あたし、
あたしが振り下ろすの―――鋏を。
駄目、
誰を殺すの、
殺すの、殺すの殺すの殺すの殺すの―――
(77)2006/07/02 21:42:42
文学少女 セシリア
[かちかちと、カッターの刃が出る音。]

躊躇うと、貴方の命が、ないよ?

[ケネスの後ろの姿を見つめる。]

さぁ、誰を殺すのかしら。
殺さなきゃ、貴方が死ぬ番。

ふふっ……くくく……あーっはははははははは!!!!!
(78)2006/07/02 22:38:40
見習いメイド ネリーは、鋏を手にする。血がこびり付いた鋏を。
2006/07/02 22:40:45
のんだくれ ケネス
[座り込んだまま、自嘲気味に呟く]
なるほどなぁ……俺たちの命は掌の上ってことか。
そして、選ぶのはそこのメイドの嬢ちゃんか……くくっ……こいつぁ傑作だ……てめぇの命もてめぇで決められネェってわけか、いい年したオッサンがよぉ?

ま、他のヤツに選ばせるよりゃずっと安心ってやつか?ハハハ……どうしろってんだ、畜生?

[ネリーに背を向けたまま、ボソボソと呟く]

―――これが、因果ってヤツなのかぁ?

[それは、誰に向けた言葉でも無い、けれど。]
(79)2006/07/02 22:43:19
のんだくれ ケネスは、ちびりちびりと愛しむ様に、酒を舐める。
2006/07/02 22:43:50
双子 リック
[セシリアの笑いが痛いくらい耳に付く]

セシリアおねえちゃん…
気がおかしくなった人なんだね…。
ぼく、そんな人がいるかどうかはわからない。
けど、本人が言ってるんだから、そうなんだろうね。

ウェンディお姉ちゃん…
ぼく、ネリーおねえちゃんが、死んだ人の魂の色を見れる人かどうかは信じられないけど
ウェンディおねえちゃんが信じるなら
信じてもいいと思うんだ。
ぼくが、信じられるのは、お姉ちゃんだけだから。
だから、ぼく、少しでもネリーお姉ちゃんとウェンディおねえちゃんの力になれるようにがんばらなきゃ…。がんばるね。
(80)2006/07/02 22:47:08
のんだくれ ケネス
[時折むせながらも、酒を飲み続ける。
クスリはそろそろ切れ始める頃。だが……もう、残りなど無い。]

畜生……畜生……ったくよぉ、俺以外は全部女子供じゃねぇかよぉ……そいつらの半分がバケモンだってのかよぉ……。

……あー、もうしゃあねぇのか。
殺すしかねぇんだもんなぁ?
どうせ俺ぁ長くねぇんだ、テメェの命を他人じゃなくて自分で始末するにゃ、殺るしかねぇんだもんなぁ?

ハハハ……なんだこりゃ、なんつー台本だ。
[乾いた笑いしか口元に浮かばない。もう、怒る気力も失せてきた。憎憎しげな言葉を吐くガキはいるものの、どんなに反論してもお互いに折れることが出来る状況でもあるまい。]
(81)2006/07/02 22:49:48
のんだくれ ケネス
……アレか、このガキどもが二人してつるんでやがるのかなぁ……。
どっちかがバケモンでどっちかがまともとかだったらよ、こんなに悲しいことぁねぇなぁ?


―――ハハハ、年端もいかねぇガキ殺してまでよ、俺ぁ満足な死に方してぇのかぁ?
でもよぉ、バケモンがもし乗っ取ってやがるってならよぉ、こりゃぁ良くねぇよなぁ……。
そりゃ、ガキにしちゃ頭が切れたりもするよなぁ?
ガキならよ、人の悪意の標的にもなりにくいもんなぁ?


あー、反吐が出る……
[冷たい目で、周囲を眺める。]
(82)2006/07/02 22:53:45
見習いメイド ネリー
[ケネスの呟きが酷く寂しげに聞こえた気がして。
皆が、皆が―――]

……あたしが、
みんなの―――命を。

駄目、
駄目よ考えなくちゃ。
考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ考えなくちゃ……

[ぶつぶつと呟く]
(83)2006/07/02 22:55:20
酒場の看板娘 ローズマリー
[蒼い糸を、少女の亡骸から千切れた其れを握った侭、淡々と零す。目は虚ろでも、脳と唇だけは動かして]

考え、られるのは、……一つ目……。
セシリアとケネスが共にリヴァイアサンである可能性。
最初にケネスに白出しした、おそらくレベッカはラッセルしか眼中にないことを承知で。そしてレベッカの口を封じることで、ケネスの真贋を暈す。
その後の占い結果で白を増やすことで、真占い師として信頼を得ようという心算だったのか……。
但し、二人がリヴァイアサンであると考えると、リスクの高い賭けをしたことになる。

二つ目……セシリアが狂人。
私はやはり、この可能性を……高く見る。
この場合、リヴァイアサンが誰なのか。
セシリアが狂人で、ケネスの真贋を暈し、尚且つケネスが獣ならば……獣にとっては最良の動きをした狂人。――…有り得ないとは言えない、言えない。
そして仲間は双子の何れか。
(84)2006/07/02 23:24:43
酒場の看板娘 ローズマリー
三つ目――やはりセシリアは狂人で、双子が、リヴァイアサン。
子供が故の忘却、皆の疑心が向かないことを利用した……悪魔、そのもの。

四つ目は、セシリアと双子のどちらかがリヴァイアサンである可能性。でもこれは、可能性として低く感じられる。セシリアが獣で、仲間を守る動きをするならば、双子に対して占いを使い白を出さなかった、常に灰に位置させること、メリットが少ない。

セシリアが狂人かリヴァイアサンか、其処も重要な論点になる。
占い師を騙り、白を出し続けた所作。確定霊能が居る以上、偽の黒判定で黒出しされた者を吊り、ネリーが真実を述べた時、セシリア偽が確定する。それを避けたかったが故の、殺されたくがない故の、リヴァイアサンの、所作……?
でも、これには非常に大きな疑問点が残る。本物の狂人は誰か
――この場合、潜伏狂人と見て間違いはないでしょう。リヴァイアサンは狂人が誰かがわからない。もうこの数少ない人数の中で、潜伏狂人が生きていると確信出来るはずもない、なのにセシリアは自らの正体を告げた。……これが、決定的なまでの、セシリアの狂人要素。
(85)2006/07/02 23:26:37
酒場の看板娘 ローズマリー
[づ、と酷い頭痛に額を押さえながらも、考える、考える]

最初の結論。リヴァイアサンはケネス・リック・ウェンディの三人の内、二人だと思う。
問題は誰なのか、一人でも外すと終わる、終わる……

ケネスはウェンディの指摘が気に掛かった。>>66
そう、あの時点で絶対にセシリアが狂人と言い切ることは出来なかったはず。
でもケネスの反論も道理だと思った。>>67
潜伏狂の生死もわからぬリヴァイアサンがあんな風にCOするとは思えない、私だってそうだったもの、セシリアが狂人だと一瞬思い込んだ後で、獣である僅かな可能性に気付いたのだから。
リックは。気になる点は、セシリアがさっき「占う」と告げたことで、「占われる者」として、生き長らえた点。これはセシリアが狂人で、狂人の視点でリックが獣と取れる合図を何処かでしたのか……或いは単なるセシリアの勘か。……要素としては弱い。
(86)2006/07/02 23:27:21
酒場の看板娘 ローズマリーは、ゆるりと顔を伏せ、時折血が溢れる手首を、ぎゅっと握る。
2006/07/02 23:37:12
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/02 23:37:29
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/07/02 23:46:47
見習いメイド ネリー
だんなさま、
だんなさま、
だんなさまはこれをみたのですか?
だんなさまが記した手記はこういうことだったのですか?

[祈るように呟くと、金色の瞳を上げる]

……ひとつ。
あたしは、ローズマリーさんは違うと思う。
レベッカさんを襲うのか、と。
あたしは疑問に思うから。

せめて其処は信じさせてほしい。

シャーロットさんのことも信じてた、
そのことも信じさせてほしい。
それが裏切られたなら、
あたしはただの愚か者だけれども。
(87)2006/07/02 23:55:05
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習いメイド ネリーに弱い笑みを向ける。「……うん。ありがと――」
2006/07/02 23:57:54
見習いメイド ネリーは、酒場の看板娘 ローズマリーに微かに微笑んで。
2006/07/02 23:58:44
見習いメイド ネリー
こんな状況だから信じさせて。
……ごめんね。

[1つ息を吐いて、続ける。
足の痛みは最早麻痺していて]

……ならば、
リヴァイアサンという存在の……居る場所は、
リックくん、ウェンディちゃん、ケネスさん、セシリアさん……

二分の一、だと思う。

闇が濃いの。
もうよく見えないくらい、闇が。
きっと今日殺せなければ
あたしたち皆死んでしまう。
死んでしまうよ。
旦那様みたいに。
(88)2006/07/03 00:07:53
見習いメイド ネリー
……

セシリアさん、
くるった、ひとだと……あたし思う。
くるって、
情報を掻き混ぜるの。

そう、リヴァイアサンのために。
そうやって、
ラッセルさんも―――殺された。

きっと、そう。

ならば、
ケネスさんか、
リックくんか、
ウェンディちゃんか―――
(89)2006/07/03 00:22:26
のんだくれ ケネス
[周りの推理をぼんやりと聞き流す]

……ま、俺からみても半々なんだよなぁ……バケモンかどうかってのはよぉ。

一番うさんくせぇのはガキどもだぁなぁ……
[俯き加減で、眉間に皺を寄せる]

ある意味じゃ一番疑いたくない所だからよぉ……余計になぁ……。
一番無難に疑われてないリック……ウェンディか、と、ガキにしちゃあ随分と言いたい放題でおっかねぇウェンディ……いや、こっちがリックか、ややこしいなぁ?
どっちも、胡散臭いよなぁ?おっかねぇヤツってのは、大抵やたら攻撃的なヤツかやたら親切なツラしてるってのが定番だからよ。

まぁ、ウェンディ改めリックとローズがいがみ合ってる振りして……ってのもありそうにゃ見えるけどよ、まだまだ判別出来ねぇんだよなぁ……。

ま、差し当たっては……ガキどもになるんだろうなぁ……
(90)2006/07/03 00:23:13
双子 ウェンディ
ローズマリーはちがうのかな。
…ちがうの、かな。

でも…

(俯いて、顔を隠した)
(91)2006/07/03 00:24:31
双子 リック
セシリアおねえちゃんが言っている事を信じると仮定するなら、こわい人は、ローズお姉ちゃんとケネスさん……おねえちゃんは…疑えないよ。

ケネスさん…レベッカさんが占おうとしてたひと。
だから…こわい人の可能性が高いとぼくは思う。

けど、セシリアお姉ちゃんがこわい人かもしれない。
気がおかしくなったひとなんて本当にいるかどうかもわからないし…。
(92)2006/07/03 00:25:15
見習いメイド ネリー
疑いたくなかった。
疑いたくないんだよ。
こんな小さな子供、
人を殺すなんて疑いたくなかった。

シャーロットさんを殺そうといったのは
ウェンディちゃんだった。
あたしに、
あたしは、
あたしが意気地なしだから―――でも。
(93)2006/07/03 00:26:25
双子 ウェンディ
ケネス…!
この、このよっぱらいののんだくれ!

おまえなんか、おまえなんかっ…
(94)2006/07/03 00:26:46
見習いメイド ネリーは、鋏を見つめて―――
2006/07/03 00:31:22
見習いメイド ネリー
リックくんかもしれない。
ウェンディちゃんかもしれない。
ケネスさんかもしれない。

あたしはローズマリーさんを信じたい。

……こんな我儘で
あたしに鋏を振り下ろせというの。
振り下ろさなければならない。

……殺気は誰に向けられた?
……殺気は―――
(95)2006/07/03 00:33:44
のんだくれ ケネスは、双子 ウェンディに「否定はしねぇよ」と力なく呟いた。
2006/07/03 00:36:08
見習いメイド ネリー
ケネスさんが占われそうになったとき。
レベッカさんは殺された。

判定を有耶無耶にする為だとも思える。

そう見せかけるためかもしれない。
ケネスさんは無辜のひとかもしれない。
でも、殺人鬼かもしれない。

ケネスさんを殺さなかったのは
殺せなかったからか
隠れ蓑にするためか

……。
(96)2006/07/03 00:37:26
見習いメイド ネリーは、酷く、心臓が冷たい様に感じた。
2006/07/03 00:37:57
双子 ウェンディ
ローズマリーさんがもしも、人間だとするならさ。
ぜったい、ケネスは闇に潜むリヴァイアサンだよ…?

(俯いたまま、ぽつり。つぶやいた。)
(97)2006/07/03 00:40:21
見習いメイド ネリー
[鋏を握り締めて額に当てる。
祈るように。祈るように。]

こえを。

……声を聞かせて。

違うと言って。
あたしは、
あたしは選べるのか……
(98)2006/07/03 00:40:44
見習いメイド ネリー
……

どうして?

[と、首を傾げる。]
(99)2006/07/03 00:43:39
双子 ウェンディ
僕が、にんげんだから。

ローズマリーさんが、ネリーさんの思うとおり人間なら。
ケネスがリヴァイアサンで。

そして。――そして、リックが。
(100)2006/07/03 00:46:00
見習いメイド ネリー
……。

あたしは。

3人とも、
疑わないといけない。
(101)2006/07/03 00:47:49
酒場の看板娘 ローズマリー
寒くて、歩けないんでしょう……もう寒くて――

[ネリーの、傷だらけの足を見る。――遠くで見たことのあるような、傷だらけの足を、見る]

でもネリー……最後まで、戦いましょう。

私は、私は――

シャーロットに手を掛け、殺したリックは、赦せない。目立たない、大した発言もせずに……子供を演じて、ステルス……潜伏しているように、思うの。

私はシャーロットの意志を継ぎたい。
――リックを殺したい。
(102)2006/07/03 00:48:47
双子 リック
――え?
…おねえちゃ…?

ぼくは、おねえちゃん信じてる。
けど、おねえちゃんは…ぼくの…こと?

ちがうよね。
それは、ローズおねえちゃんを人間と仮定した時の話だもんね…。
(103)2006/07/03 00:49:56
のんだくれ ケネス
[遠い目をしながら、呟く]

俺ぁ、もうわかんねぇ。殺すとか殺さねぇとか、女子供相手にそういうのは言いたくもねぇ。
―――ふぅ……嬢ちゃんに、任せるよ……。

[最後の一口になるかもしれない酒を、ゆっくり、ゆっくり、流し込んだ]
(104)2006/07/03 00:51:24
双子 ウェンディ
そうだよ、リック。もしもの話。
大人に話をあわせてあげないと、子供の言うことなんて聞いてもらえないから。だからだよ。

リックは、ケネスをリヴァイアサンだと――おもう?
(105)2006/07/03 00:51:42
見習いメイド ネリー
……
でも、
歩かなくちゃ。
千切れそうな足を。
引き摺ってでも。

……あたしは……あたしは。

[小さく息を呑み]

……あたしに手を添えて欲しい。
戦わなければ、いけない。
(106)2006/07/03 00:51:43
見習いメイド ネリーは、まだ逡巡しながら、鋏を―――手が白くなるほど握り締めて。
2006/07/03 00:52:39
双子 リック
ローズおねえちゃん…
それは間違ってる。
こわい人にその感情を利用されてるかもしれないんだよ?

ぼくは、シャーロットお姉ちゃんが
お姉ちゃんを…ウェンディおねえちゃんを
殺そうとしたから…
だから、ころそうとしたんだ……
(107)2006/07/03 00:53:56
見習いメイド ネリーは、謂う。誰、誰、誰―――誰、……
2006/07/03 00:55:38
双子 リック
[ウェンディの方を見て]

…おもう。
ぼくは、そうじゃないかっておもう。
これはあくまでも、セシリアおねえちゃんが気がおかしくなった人と仮定するとだけど
そうなると、残った人でこわい人だと思うのは、ローズマリーお姉ちゃんと、ケネスさんしか…いないから。
(108)2006/07/03 00:55:44
のんだくれ ケネス
なあパメラ、ペーター。
バケモン殺してからそっちに行くのとよ、
ガキ殺さないでそっちに行くのとよ、
どっちのお父さんがカッコイイと思う?
[天を、仰ぐ]
(109)2006/07/03 00:57:03
文学少女 セシリア
[ラッセルの首をそっと血溜まりの中に置く]

さぁ……

誰を殺すか、決まったのかな。

私は、貴方の命を貰いにいく。

悪意あるものよ。リヴァイアサンよ。

終末を告げる獣よ。

私に見せて――終末を。
(110)2006/07/03 00:57:43
見習いメイド ネリーは、鋏を掲げて―――唇を噛んだ。
2006/07/03 00:58:05
のんだくれ ケネスは、笑った。
2006/07/03 00:58:17
双子 リックは、双子 ウェンディに、微笑んだ。ぼくは、おねえちゃんを信じてるからね。
2006/07/03 00:59:02
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーを、見つめた。
2006/07/03 00:59:08
双子 ウェンディは、双子 リックを抱きしめて。天を仰いで――
2006/07/03 00:59:38
酒場の看板娘 ローズマリー
[――カチャリ。銃を手に、立ち上がり、ネリーの傍へ]

世界は、綺麗。

檻の中で咲き乱れ 枯れ朽ち果てる前に
愛を失くしたこの世界に 捧ぐ、オルヴォヴァール...
(111)2006/07/03 00:59:41
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習いメイド ネリーに微笑んだ。
2006/07/03 00:59:56
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