人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1595)一夜の悪夢 〜廃村〜 : 5日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、双子 ウェンディに投票した
見習いメイド ネリー は、酒場の看板娘 ローズマリーに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、双子 ウェンディに投票した
双子 リック は、村長の娘 シャーロットに投票した
双子 ウェンディ は、村長の娘 シャーロットに投票した
踊り子 キャロル は、双子 リックに投票した
学生 ラッセル は、踊り子 キャロルに投票した
文学少女 セシリア は、踊り子 キャロルに投票した
のんだくれ ケネス は、旅芸人 ボブに投票した
旅芸人 ボブ は、酒場の看板娘 ローズマリーに投票した

踊り子 キャロル は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、旅芸人 ボブが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、双子 ウェンディ、学生 ラッセル、文学少女 セシリア、のんだくれ ケネス、の8名。
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/01 01:03:03
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 01:03:13
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/01 01:03:44
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 01:03:56
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/01 01:04:26
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/01 01:04:39
双子 ウェンディは、双子 リックの狂気を癒そうとした。
2006/07/01 01:05:04
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 01:05:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[ごぉん――響き渡る鐘の音に、ゆるりと、シャーロットから視線を逸らし、集会場内を見た。緩慢な動作で、見た。]

[――――二つの死を、見た。]


あ、……?

          ……な、んで――?

   なんで。なんで。なんで。
(0)2006/07/01 01:10:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[ボブ。

銃弾で打ち抜かれて、それでも応急処置で何とか一命を留めていた筈だったのに。その命を殺ぐように、引きちぎられた、二の腕。


ごろん。

彼の腕は、少しの意思を持つように、指先がぴくぴくと蠢いた後―――やがて動く力すら、失った。

彼の顔は嗤っている。否、笑っている。

子供たちを守ろうと、元気付けようと笑っている。

けれどその表情ももう、動くことはない。

――――その顔が。

一枚の皮で繋がっていた首から上が、ころん、と、堕ちた]
(1)2006/07/01 01:11:39
見習いメイド ネリー
[響き渡る鐘の音。

鳴り響け。
鳴り響け。

ごおん

  ……ごおん

               と。

嗚呼、死だ。
死がやってくる。]

……ひっ―――!!!

[縊り殺された笑顔の旅芸人。]
(2)2006/07/01 01:14:09
村長の娘 シャーロット
[ローズマリーの銃を握る手に自らの手を添え、ウェンディへ向き直る。


――刹那、近くで何かが崩れ落ちる音]

な…に…?

[聞こえたのはとても大きな鐘の音。
それは、また誰かが殺された事を告げる音。

だが、その音に混じってとても不快な音が耳を掠める。

男性の、崩れ落ちる音と、血液が噴出すような音。]
(3)2006/07/01 01:16:59
酒場の看板娘 ローズマリー
キャ、ロル……キャロル!!!!!

[黒人の男の死が何だろう。嗚呼、それよりも、それよりも。――いつも自らを元気付けてくれたキャロルの死に、駆け寄って、叫ぶ]

いや……厭、イヤ、いやぁぁっぁッ!

どうしてキャロルを。

キャロルは何も悪くない。

キャロルはいつも強くて優しかった。

――……私の大好きな、友達、だ、った。
(4)2006/07/01 01:18:35
酒場の看板娘 ローズマリー
[崩れ落ちたキャロルの手を握る。嗚呼、まだ暖かい、キャロルの体温をぎゅっとぎゅっと握る。だけどその体温が次第に失われていくのは、見るも明らかだった。

ほんの少しの殺意だったはずだ。
キャロルを殺したのなんて、非力な少年と少女。
何故、キャロルが敵わなかった?

――憎しみの刃でないのは、それとなくわかる。
躊躇の殺意が――皮肉にも彼女を死に至らせた。
キャロルの亡骸は綺麗だ。とても綺麗だ。
ただ、隙を突かれてしまったのだろう。
手首の動脈から、飛び散る血液が、女に降りかかる]
(5)2006/07/01 01:19:14
のんだくれ ケネス
[ボブの嘲りに激昂して立ち上がろうとするが、
ただでさえ足が無いのに視界も遠近感も失われているため、よろけてしまう。
そして、そこに]

―――damn it......

[忌まわしい、鐘の音。
憎しみに満ちた右目が捉えるのは……

子供達を抱きかかえたまま、首を落とす、悪い冗談のような絵。]
(6)2006/07/01 01:19:40
見習いメイド ネリー
[ごおん、

      ごおん。

  嘲笑うように鐘が鳴る。

ぎゃあと啼くのは鴉だろうか。
嗚呼。
嗚呼。
夜は深い。

誘え漆黒を!!]



っ……!!踊り子、さ……!!!


[赤より紅い血潮は頼りない明かりに浮かび上がった。]
(7)2006/07/01 01:24:20
村長の娘 シャーロット
[だが、それよりも微かに、だが耳を掠めて行く音が有った

聞いた事の有る女性の、悲鳴。]

キャロルさん…!

[少し前に崩れ落ちた男性が言っていたろうか。

――子供に殺意を向ける様なら、あの女を殺す、と。

キャロルは、傍に居た男女。
ラッセルとセシリアに殺されていた。

鐘の音、人の叫び声、その他の物に音がかき消され、場所を特定出来ない。
少女はローズマリーの歩いた方向へと行き、キャロルの場所を探す]
(8)2006/07/01 01:25:47
酒場の看板娘 ローズマリー
ころされた、
   殺された

        キャロルが人に殺された。

  酷い。 酷い。   酷い。

キャロル、あ、ぁあ、ねぇ、キャロル。

私ね、キャロルに訊いてなかったわね。
世界は綺麗?って。

でもね、訊かなくても良かったの。わかってたの。だってキャロルと一緒に働いてた、あの頃。とても世界は綺麗だったもの。
うん、だから、知ってる、キャロルも世界は綺麗だったのよね、綺麗な世界、見えてたのよね。

わたしたち、おなじ、きれいなせかいで、いっしょに、たのしかったわよね。たのしかった、すごくたのしかった。

……キャロル。

[女の瞳から零れる涙は、キャロルから溢れる血液に落ち、少しじわりと混じって、すぐに、紅く染められた]
(9)2006/07/01 01:27:51
見習いメイド ネリー
[笑顔はもう何も映さずに、空ろな闇と同義だった。
踊り子は千切れた血管でもって絡みつくように死を体現する。

迫り来る―――]


いやぁああぁああぁあ!!!


[鋏を。

鋏を
鋏を
鋏を
己の太腿に刺した。]

ぃぅっ……ぁ、は、あぁあぁあ……!!

[痛みが此処へ自分を繋ぎ止める気がして]
(10)2006/07/01 01:29:23
村長の娘 シャーロット
キャロルさんが…そんな…嘘…。
だって、キャロルさんはそんなに簡単にやられちゃう人なんかじゃ…!

[恐る恐る目の前の何かへと触ると、その死体が始めてキャロルの物だと確信させられ、顔から血の気が引いて行く]

なんで…私が酒場で辛い事が有った時、キャロルさんはいつも私を励ましてくれた!
とっても気丈で、優しかった!
なのに…なんで…。

[殺される理由は簡単だろう。

――殺人鬼かも知れないから。

だが、大切な人が殺された事はそれよりも矛盾を生み出し、頭を混乱させる]
(11)2006/07/01 01:32:52
酒場の看板娘 ローズマリー
あ、ぁ――世界って、世界って――

[女はキャロルの亡骸の傍から立ち上がると、銃を握った侭、ふらふらと集会場を彷徨う。何を目指して、何が目的で、何の為に。――理解出来る理性など微塵も残っていない]

あ。

[カツ、と足元に何かが引っかかって、その場に転んだ。見遣る。ボブの身体から削げ落ちた腕だった。転がった腕、単体で見ると、何かの虫のように見えた。主を失っても尚、ピクリ、指先が蠢く。]

あ、ぁぁ、あああ!!

 来ないで、こないで!!!


気持ち悪い、

    ―――気持ち悪い。

[あんなにも不慣れだった銃の扱い。それなのに。女は無造作に安全装置を外しては、転がった腕を、撃った。転がった腕の先にくっついた、掌が、パン、と弾け飛んだ。]
(12)2006/07/01 01:34:28
見習いメイド ネリー
ぅ、……っふ、
ぁ、ああぁあ……!!

[ぐちり、と
太腿から血が滴る。
ドレスは裂けてしまった。
ぼろぼろと涙を流しながら]

踊りこさ……
ああ、あああああ……

死んだら嫌、死んだら嫌だって……!
それなら死んじゃ駄目だったのに……!!

踊り子さんは殺人鬼なんかじゃない……!!

[搾り出すように叫ぶ言葉の端は嗚咽に掻き消えた。]

……っぅ、ひぅ……
(13)2006/07/01 01:35:49
双子 リック
[鐘の音が脳に響く…――心臓がどくんと鳴った
 ウェンディを抱きかかえていたはずのボブが]

――ボブさんの…腕が…くびが…く び が…

……ひっ…や…っ……!!

[笑っていた。その顔は笑っていた。視線が合う。]

や…や…いや…っ…ぁ……
嫌ぁぁぁあぁぁああああぁ!!!!!!
たすけて…ウェンディ……。
たすけてぇっ…!!

[リックはウェンディを受け入れた]
(14)2006/07/01 01:37:26
のんだくれ ケネス
[目の前で、自分が死んだことにも気付かないような間抜けな表情で転がる、ボブの首。
それが、たまらなく滑稽で]

ははは……ハハハハハハハ!!!
死にやがった!!
あの野郎、俺がぶっ殺す前に、おっ死にやがった!!

ギャハハハ!!!!!
ったくよぉ、最後まで俺には殴らせてやらねぇ気か?んん???!!
ったく、ノリの悪いこった!!
それで喜劇王だなんて、ちゃんちゃらおかしいよなぁ?ん?

[立ち上がって、ボブの亡骸の方に向かおうとする……が、その場に転がってしまう。それでも這いずる様に、惨劇の渦中へと向かう]
(15)2006/07/01 01:38:45
村長の娘 シャーロット
[キャロルの体に触れば触るほど、それがどんな形なのかが分かって行く。
少女の手は、深紅に染まって行った]

もう…キャロルさんの踊り、見れないのかな…。

…そっか、私…元々見れないんだった…。
でも、一度で良いから見てみたかった…。
キャロルさんが…踊ってる所…。


[崩れた屋根から空を見上げ、想像する]

きっと、とても綺麗で…誰もが見惚れる様な踊りなんだろうな…。
(16)2006/07/01 01:40:10
見習いメイド ネリー
だんなさま、
だんなさま、
だんなさま……!!

狂ってる、狂っているよ

助けて、死が来るよ……!!

[耳を塞いで、いやいやをするように首を振った。]
(17)2006/07/01 01:40:39
酒場の看板娘 ローズマリー
ぐちゃぐちゃに

        ボブのカラダ。

   まだ笑ってる。


      バカみたい。


[転がった頭を一瞥して嗤う。]
(18)2006/07/01 01:44:19
村長の娘 シャーロット
[再び顔をキャロルの亡骸へと戻すと。ぽつりと呟いた]

私、キャロルさんの為にも…こんな争い…終わらせます…。
私の手…汚してでも。

[言い終えると、キャロルの腕を胸で組ませる形に直し、痛みに見開いた眼を閉じさせた]
(19)2006/07/01 01:44:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[四散したボブの腕の肉を
掻き集め
ぐちゃぐちゃと
捏ねた]

あは、あはは。

ミンチの出来上がり。

酒場のオーブンで焼いてあげるわね。

それで、えっと、誰が食べるのかしら。

私は要らないから、お客さんに出してあげるわね。

お金なんか取らなくていいわよね、だって、だって

醜い人間のお肉なんか誰も好き好んで食べないしね。
(20)2006/07/01 01:44:48
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 01:45:28
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 01:48:07
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 01:53:40
酒場の看板娘 ローズマリー
あ。

[何かに気付いたように声を上げて、捏ね上げた肉を指先に掬い]

そうそう。
お客さんに出す前に、味見するのも私のお仕事なんだった。

焼かなきゃ。
オーブンはないし、うーん、どうしようか。

[小首を傾げた後、閃いたように笑んで、
ゆらゆら炎が揺れるランプを無造作に手に取る。

ガシャン。

ランプを肉の塊に叩き付けた。嗤う。
肉の辺りから火が上がる。嗤う。
もうもうと煙が上がる。嗤う。
人の肉が焼ける匂い。―――嗤う。]
(21)2006/07/01 01:56:26
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 01:56:36
見習いメイド ネリー
…っぅ……
ひ……!!


[眼を見開く。
ローズマリーの繊細な白い手が。
捏ねて。
捏ねて。
捏ねて、無造作な手料理のように。
焼いて、
焼いて
焼いて]
(22)2006/07/01 02:03:36
見習いメイド ネリー
[焦げる匂いが
ぐちゃりとした音が
口に広がる血の味が
手に残るぬるりとした感覚が
視界を埋め尽くす肉の破片が

五感を犯す。
犯される。]

やめて、やめてやめてぇ!
オーブンなんかじゃない!違うんだから……!

[わけも分からず止めに入ろうとする。]
(23)2006/07/01 02:04:13
のんだくれ ケネス
[ローズマリーが腕の肉をこね回しているのを愉快そうに眺めながら、ずりずりと這い寄って転がっているボブの生首を掴む]

―――ったくよぉ、気にくわねぇなぁ?
死んでるくせに死んでねぇようなツラしやがってよぉ?
いつだってテメェだけは正しいみてぇなことばかり言いやがってよぉ?
けっ、客ほっぽりだす芸人に正しいもクソもあるかよぉ!!

[そう叫んで、手の内の首に唾を吐きかける]
(24)2006/07/01 02:04:51
村長の娘 シャーロット
[俯かせていた顔を上げると、何かが焼ける匂い。

――人だ、人が焼けている。

あまりの匂いに顔を覆った時、冷たい何かが背筋に走り、辺りを見回した。

見えはしない―だが、目の前には、双子の少女―
ウェンディが立っていた]

だ…れ……?
(25)2006/07/01 02:06:38
酒場の看板娘 ローズマリー
ふふ、うふふ、生きてる価値なんてなかったんだから。せめて死んだ後くらい、価値を私が見出してあげる。

――――美味しくしてあげるからねぇ。

うん?ネリーも食べたい?
あぁそうだ、胡椒取ってきてくれる?

[無造作に言っては、めらめらと燃える焔を瞳に宿して]

あ、此の儘じゃ、焦げちゃうわね。いけないいけない。

[その手に火傷を負うことに気付くでもなく、炎の中に手を入れて、肉片を取り出す。ふんわり、幸せそうに目を細めた]

ほぉら、美味しそうなハンバーグ。
我ながら上出来!

へぇ、料理すればまともになるんじゃない。
ちょっと、味見させてね。

[そして女は、肉片を、口に含んだ]
(26)2006/07/01 02:13:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[      刹那。


――――ドンッ。

心臓を射抜くような感覚に目を見開く。


死体に残った“念”が、嗚呼、見える、視える、みえる、みえる]


あ、ぁ、いやぁぁぁぁああああああああッッ!!!
(27)2006/07/01 02:14:08
のんだくれ ケネス
[ボブの首に唾を吐きかけると、右瞼の下から引っ掛けるように、中指を突きたてた]

ったくよぉ、こんなになってまでヘラヘラしやがってよぉ、気にいらねぇ、気にいらねぇぜぇ!
ほら、てめぇなんざFuckだ!Fuckin'なクサレ芸人さんよぉ!!!
何が魔法使いだコラ、魔法使えるなら首だけで何か言ってみやがれやコラ。

[そのままの勢いで、ぐりぐりと中指を押し込んでいく。
眼球がゆっくりと押され、歪み、そして……圧力に耐え切れずに、飛び出した。]

ヒャハハハ!!これでおあいこだ!これでおあいこだ!ざまぁみやがれ!これでおあいこだ!!ざまぁみやがれ!これでおあいこだ!!
[それでも、中指を押し込むのを止めない。眼窩の奥の肉と神経を押し開き、薄い骨が指先に当たっても。

そして、そのまま自分の指がありえない方向に折れるのと同時に……ぞぶり、とその指先が柔らかなものに休息に包まれていくのを感じた。]
(28)2006/07/01 02:16:50
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 02:17:34
見習いメイド ネリー
要らない―――
要らない、
要らない
要らないよッ……!!!

そんなの要らない!

駄目だよ、そんなの駄目……!

[既に血で汚れて何色かも分からない、
銀のメダルを握り締める。]
(29)2006/07/01 02:17:41
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/01 02:20:02
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 02:22:11
酒場の看板娘 ローズマリー
[渦々しい闇、狂気、殺意―――歪んだ願望、血塗れの願望]

あ、ぁ、あああ、や、やぁぁッ――!!

[怯えるように後退る。何かを見ている、女は虚空を見つめて怯えている。口から落ちる肉片、それでも尚、感じる、感じる、嗚呼、人々を狂気の暗闇に突き落としている者の、正体を]

……は、ぁ、あぁ……
こんな、こんな……悪魔だったん、だ。
そうだったんだ――

[視えた其れの邪気に、怯えと、もう一つの意味を持った涙]

宿ってたのね、嗚呼、罪なき者に。
乗っ取られてたのね……?
(30)2006/07/01 02:28:02
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/01 02:28:47
のんだくれ ケネス
[口元を吊り上げたまま、ボブの脳髄にグリグリと中指を突き入れ、捏ね回し、抉り、穿り返す。]
ほらよ、こんだけやりゃいくらなんでも死ぬだろ?
死ぬよなぁ?
死ねよ!!!!!

この脳味噌がくっだらねぇこと考えて、ムカつくセリフを連発してやがったんだろう、えぇコラ!?
ガキの味方みてぇなツラしてよぉ、自分だけはイイ人みてぇなツラしてよぉ!!
どうせてめぇも、自分の身が危うくなったらガキも女も皆ほっぽりだして自己弁護するんだろう!?
客ほっぱりだして夢をおっかけてるみてぇなことをほざくくらいだもんなぁ!!??

―――けっ、くだらねぇ!

[そう悪態を着くと、面倒臭そうに頭蓋を適当に放り投げた。
内出血でどす黒く染まった中指には、灰白色と暗赤色の混じったプリン状のカスが、ベタベタとこびりついている。
それを酒で洗い流し、その場に座り込んで*再び呷り始める*]
(31)2006/07/01 02:36:26
見習いメイド ネリー
[突如叫ぶローズマリーに怯える。
何を。
何を言っているのか――]

あ、くま……?
ロ、ズマリ……さ……何、言って……。

ぃあっ!!

[一歩進もうとして、右の太腿に激痛が走る。
だらだらと血が流れて、
炎の前に座り込んだ。]
(32)2006/07/01 02:37:56
酒場の看板娘 ローズマリー
[乱れた息を、何とか落ち着けようと。幾度も幾度も呼吸を繰り返し、訥々と零す。誰が聞いているのか、誰も聞いていないのか、構わない、唯、自らが視た其れを、訥々と零す]

……殺人鬼は……元は悪魔である存在。
旧聖書にも綴られている、悪魔であり、獣。

《それは、終末を知らせに降臨する獣。幾つもの獣や魚の身体からなる、天地創世より存在するこの終末の獣は、来るべき最後の審判の日、救い主の手によって捕らえられ、その巨大な肉は聖なる人の食物として厳かに献上されるという。》

その存在は嘘を得意とし、人に取り憑くことも出来る。
――そう、おそらくは、今のように。

[此処に居る誰かに。人々を見回して、涙を流しながら続ける]
(33)2006/07/01 02:39:19
酒場の看板娘 ローズマリー
そう……殺人鬼の正体は……正体は……
終末を知らせに降臨する獣……

右手には光を、左手には闇を……
天秤を繰る手がどちらに近いモノであれ
彼らはこの世界に楽園を創り、そして壊すでしょう……

侵し遷ろうモノと 追われ往くモノ
《終末》を偽るモノと それを告げるモノ

犯し虚ろうモノと 負われ逝くモノ
《終末》に気付かぬモノと それを告げるモノ

未だあの獣の名を、
嗚呼……呼んではいけなかった……

でも――。

[す、と目を伏せ、静かに唇を、動かす]
(34)2006/07/01 02:41:47
酒場の看板娘 ローズマリー
終末を告げし獣。
その獣の名は、
――「リヴァイアサン」――
(35)2006/07/01 02:42:21
酒場の看板娘 ローズマリーは、其処まで告げると、糸が切れたマリオネットの様に*崩れ落ちた*
2006/07/01 02:42:52
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/07/01 02:44:05
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/01 02:45:43
見習いメイド ネリー


―――リヴァイア……サン……?


[女は聖句を詠むように告げる。
リヴァイアサン。
伝説の獣。

その言葉の幾許か、
理解できるだろうか―――否。]


わか、らない……
わからないよ……
なに、その――――

その獣が、殺人鬼、なの……?
(36)2006/07/01 02:46:07
見習いメイド ネリー
っぁ、

ローズマリーさ……!

[崩れ落ちるローズマリーに近づこうとするも
火は勢いを増す。
足の痛みが酷い。]

やだ、消えて、
消えてッ!!

[乾いた木屑がちろりと炎に舐められて
明るい光を宿し始める。
無我夢中で手近にあった外套を手に取り、
炎に叩きつけた。]
(37)2006/07/01 02:50:03
見習いメイド ネリー
は、はあ、はぁ……ぁ…


[多分に血を吸った外套は重く、
鎮火は思いの他上手くいった。

上質の外套―――恐らくは、先刻ハーヴェイの投げたもの]

……ふ……っ

[つ、と血を溶かし込んだ汗が額から落ちた。
炎を失い集会場は暗くなる。]

……あ、だめ……
あかり……

[僅かに残った火種を元に、
覆い硝子の砕けたランプを拾い上げてまた火をつけた。
弱かったけれども、辛うじて光は揺れた]
(38)2006/07/01 02:55:50
見習いメイド ネリー
[倒れたままのローズマリーは動かない。
その血に汚れながらも美しい横顔に問いかける。]

ねぇ―――


そんな、わけの分からないものが
あたしたちを、

殺して、居るの……?
嘘だよね……?


[絶望を言葉に滲ませながら、
ネリーは*瞳を金色に揺らめかせた*]
(39)2006/07/01 02:58:31
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/07/01 08:02:08
双子 ウェンディ
(抱えていた男の膝が崩れて、放り出され尻餅をつく。
ごとり、ぼと、…どさ。3度の落下音を立てて、ボブは床に這いつくばる。
無慈悲な落下音にかぶせるように、また。
鐘の音。)

リック。…リック。
ボクはここにいる。ここにいるよ。
ボクたちはいつもいつも、そばにいるんだ。
(40)2006/07/01 15:18:52
双子 ウェンディ
(ボブのかけらと目があったリックの視線に割り込んで、すぐそばで見つめ合う。)

はじめてトビーと会ったときのこと、覚えてる?
いつもボクたちが一緒に遊んでるからって、絡んできて。あいつ、いつも小さい子をたくさん連れててさ。
からかわれてウェンが泣きだして。

トビーにつかみかかって、げんこつ固めてごろごろ転がって。
痛かったし、痣も作ったけれど。ああなってなかったら、トビーは秘密基地のこと、教えてくれなかったような気がする。
あのほらあな、最初はなんにもなかったよね。木の箱がいくつか転がって、それだけの秘密基地。
あちこちからいろんなものを見つけてきて、だんだん基地がかっこよくなって。
自転車の車輪持ってきたときは、大変だったよね。ぜったい捨ててあると思ったのに大人に追いかけられてさ、車輪を運ぶ役と囮役と、手分けして力を合わせて。
うまくやって、基地に運び込んだ車輪の上に掌を重ねてさ。
(41)2006/07/01 15:34:55
双子 ウェンディ
ボクは帰る。車輪をおいた、あの秘密基地に。
リックとウェンディとトビーは、ずっと、ずっと一緒なんだ。

リック…。そのナイフ、ぼくに貸して?
秘密基地に戻るまで、必要なことはボクがやる。だから。貸して。

(白くなるほどナイフを握りしめていたリックの手を、両手で包んで訴えると、かたくにぎった拳骨が和らいだ。年齢相応に紅葉のような、ぽよっとした掌。
リックからナイフを受け取ると、自分の膝の上にのせる。)
(42)2006/07/01 15:53:13
双子 ウェンディは、双子 リックを、柔らかく抱きしめた。
2006/07/01 16:05:16
双子 ウェンディ
(抱擁したリックのからだは、ふるふる震えて、冷え切っていた。
ちりん。
首からかけていたビードロが、近づいた拍子にふれあって、澄んだ音を響かせる
死を思わせる鐘の音の、大きく厳めしい音色には叶わないけれど、心の片隅に留まる音色。)

こわい大人はまだいるけれど、空は暗くて風が冷たいけれど、…魔法も、もうなくなっちゃったけれど。

──けれど。
(43)2006/07/01 16:08:39
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 16:19:12
双子 ウェンディ
こんどは、ボクが。
ウェンディも、リックも、生きるんだ──

(目を向けた先には、じっと…、こちらに顔を向ける青い少女。
こわばった表情と視線は、なにも見ず、なにも語りかけてはこなくて。
なんとなく解ってしまった。

殺そうと、してるんだと。)
(44)2006/07/01 16:20:12
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/01 16:20:56
双子 ウェンディ
(立ち上がると、ふたつのナイフを右と左に握って歩き出す。
今まで教わったどの刃物も、左手を添えるか、左手でも握るか。こんなふうに刃物を持つのは、初めてのことだった。)

シャーロットおねえさん。
──また、鐘が鳴ったね。

リックが泣いてるんだ。すてきな魔法使いさんがいなくなっちゃったって、泣いて、るんだ。
(45)2006/07/01 16:31:24
村長の娘 シャーロット
[ウェンディの口調に恐怖にも似た物を感じ、少しだけ後ずさる。

刃物を持っている事など知る由も無く、声を飛ばす]

ウェンディ…ちゃん……なの?

[その方へと手を伸ばそうとも思ったが、得体の知れない感覚に戸惑い。

血に塗れた手を、床に付いた]
(46)2006/07/01 16:45:07
双子 ウェンディ
わるい大人はだれかな?
だれかな?

ネリーさんやラッセルさん、あとセシリアさんはちがうんだよね?

ならシャーロットさんかな?ローズマリーさんかな?それとも、こわいかおのケネスかな?

(ナイフを持ったまま近寄って、そう問いかける。
あと一歩。立ち止まって、青い少女の動きに警戒する。)
(47)2006/07/01 16:46:21
双子 ウェンディ
そうだよ。

ウェンディだよ。髪の長いウェンディだよ。
シャーロットおねえさんは、だれが鐘を鳴らして、こんなことをしてるとおもう…?

(しゃがみ込んだシャーロットのすぐそばで、ナイフを後ろ手に、呼びかけて返事を待った。)
(48)2006/07/01 16:58:25
村長の娘 シャーロット
[悪い大人―

その言葉に今まで死んで行った人達や、まだ生きている人達の事が思い浮かぶ。

唯一人、ローズマリーだけを除いて]

分からない…怖いと思った人達は、全部違って…。
まだ、人殺しがこの中に居ると思うと…。

[顔を俯かせた後、ウェンディにゆっくりと問い掛ける]


…あなた達じゃ…ないんですか…?
(49)2006/07/01 16:59:51
双子 ウェンディ
やっぱり!
やっぱりボクたちを殺そうとしてたね!

ボクたちを引き裂いて、みなごろしにするつもりなんだ!
やっぱりそうだ!

わるいおとなめ!しんじゃえ!

(後ろに回していた手を振り上げる。ランタンの朧気な明かりに照らされて、金属が鈍く光って飜った。)
(50)2006/07/01 17:06:41
双子 ウェンディは、村長の娘 シャーロットの上腕と髪を切り払った。
2006/07/01 17:07:12
村長の娘 シャーロット
[突然のウェンディの大声に驚き、顔を上げる]

何…!?
死んじゃえって……。
…きゃぁっ…!!

[とても嫌な空気。
少女は軽い尻餅を付き、恐怖に声をあげた。

ナイフは、少女の髪を切り裂き、腕を傷付けていた]
(51)2006/07/01 17:15:36
双子 ウェンディ
(ぴぴっ。切り裂いたナイフが赤く色付いて、振り抜いた先からしずくが散った。
勢いに任せてもういちど振りかぶるナイフを、こんどは顔に向けて振り下ろす。)

しんじゃえ、しんじゃえ!
そうやって、目が見えてないふりをして、ずっとボクたちをねらってたんだな!

わるい、わるい大人!…悪魔め!
(52)2006/07/01 17:23:39
村長の娘 シャーロット
あ…ぁあ……!!

[腕の痛みに身を悶えさせ、何処から来るか分からない恐怖に身体が震える]

嫌、嫌ぁ…!
私…悪魔なんかじゃ無い…!
嫌ぁ…!!

[床に転がる形でもがき、足を無造作にばたつかせた]
(53)2006/07/01 17:27:18
双子 ウェンディは、村長の娘 シャーロットに蹴りつけられ、床に叩付けられる。
2006/07/01 17:29:53
双子 ウェンディ
あっ

…くはっ。あ

…ふ。
…はう。



(床から肺に通り抜けた衝撃で、息が詰まり、カチューシャと長い髪がはずれて床をすべる。血と死に染まった空気であっても、必死に求めて口をぱくつかせる。
涙の浮いた目で見れば、すぐそばにシャーロットも倒れていて)
(54)2006/07/01 17:39:01
村長の娘 シャーロット
[袖が引き裂かれ、白の服は紅に染まって行く。
腕の血を必死に抑えようとするが、血は簡単には止まらない]

違う…違う…。
私…悪魔なんかじゃない……。
悪魔なんかじゃ…無い…。

[もがく力も弱まり、ぐったりと床に身を横たえる]

死んじゃ…う…の、かな……。

[身体は完全に動きを止め。
少女は、絶望に目を閉じた]
(55)2006/07/01 17:45:52
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 17:48:00
双子 ウェンディ
ちくしょ、この。

(いつのまにかナイフを放していた、ふるえる左手をついて上体を起こす。
右手のナイフを逆手に構え、はためくスカートに突き立てる。布を引き裂き、肉に届く手応え。スカートにからまったナイフは手を離れ、バランスをくずした身体はでんぐり返ってシャーロットを乗り越えた。
シャーロットに背を見せて、ぺたんと床に座り込む、あどけない…少年。)
(56)2006/07/01 17:49:42
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/01 17:50:40
見習いメイド ネリー
なっ……!!

[余りの光景に眼を見開く。

あどけないこどもと
蒼い髪の少女が

斬りあってる
切り裂かれてる?
血が流れてる。

現実離れしすぎた光景が、闇を]

ぁ、ぁああぁ……
ぅ、んっ!

[自ら貫いた片足を引き摺りながら、
ウェンディとシャーロットに近づこうとして―――]
(57)2006/07/01 17:57:40
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーを、なかばぼんやりとしながら見上げた。
2006/07/01 17:58:59
見習いメイド ネリー
――――ぇ?

[座り込むウェンディに違和感を感じる。
―――少年?]


……ぁ、ぇ……?


[呆然と、呆然と。
ネリーの片目は既に完全に金色となっていて。
異界と現実が半分ずつ。]

ウェンディ、ちゃ……?
(58)2006/07/01 18:00:54
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 18:06:11
双子 ウェンディ
ネリー、おねえちゃん?

さっきの…ほんと?
まだこわい大人がたくさんいるの…?この、部屋の中に。
(59)2006/07/01 18:07:16
見習いメイド ネリー
……

[金色の左眼が疼いた。
ウェンディを見て、小さく頷く。]

……うん。
……いる。まだ―――
しんで、ない。

怖い人は……まだ。
(60)2006/07/01 18:09:08
見習いメイド ネリーは、謂い終わると、俯いた。
2006/07/01 18:11:09
双子 ウェンディ
そっか、じゃあ。

…じゃあ、シャーロットころそうよ。
じゃないと、ウェンディが。

ウェンディがころされちゃうよ。約束したんだ。一緒に秘密基地に帰るって約束したんだよ。
(61)2006/07/01 18:12:28
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーの手を取って、一生懸命に訴えた。
2006/07/01 18:12:39
見習いメイド ネリー
[眼を瞬かせる。
必至で訴えている。

ウェンディが、ウェンディが殺される?]

―――ぇ、ええ……?

「ウェンディがころされる」?
ウェンディちゃんがころされる……?


[小さな手。
戸惑いながらもそっと撫ぜるようにして。

視界の端に、ころそう、と謂われた少女の蒼い髪]
(62)2006/07/01 18:23:15
双子 リック
[気がおかしくなりそうな自分。ウェンディの声がきこえる。
 思わず何かこみ上げて来る。]

ふぇ…おねえちゃ…。
おねえちゃん…おねえちゃんっ…!

[秘密基地の話にうんうんと何度も頷きながら]

そうだね。そうだったね。
おぼえてる。おぼえてるよ。
忘れるわけないじゃない。
あの基地も、想い出も。ぜんぶ。
かえりたいよ。秘密基地にかえりたい。
そして、また3人であそぼう。
いろんなとこにいこう。

[優しく抱き締められれば、気持ちが少しだけ落ち着く]

ふたりとも、生きよう…ね。
いっしょに生きよう。
(63)2006/07/01 18:34:29
双子 リック
[そして、ウェンディの身体が離れ、視線の先を追うと]

…シャーロット…おねえちゃん…。

[ナイフで切りかかるウェンディ
 蹴りつけるシャーロットの姿…]

やぁ…おねえちゃんに…なんてこと…や…。

おねえちゃん!おねぇ……あっ!!

[カチューシャの外れた髪。短いきんいろの髪。
 左手を広げて口を覆うように

 離れたくないかのように、ネリーの傍にいるウェンディに近寄った]
(64)2006/07/01 18:34:43
見習いメイド ネリーは、双子 リックの声にゆるゆると振り返った。
2006/07/01 18:36:08
双子 ウェンディ
そうだよ。
トビーも、ウェンディもころされちゃったら、秘密基地が…

ボクたち、ずっと一緒だって。約束したのに。
(65)2006/07/01 18:36:47
双子 リック
トビーとね、ウェンディとリックは、ずっと、一緒だよ!
離れちゃだめなんだよ…。

[駆け寄り髪の短くなったウェンディに抱きついた]

約束、だもんっ。そう、約束したんだもん!
(66)2006/07/01 18:42:33
見習いメイド ネリー
……さんにん、で……

[震える声、
無邪気な声に何を言えただろうか。

「わるいおとな」は。
殺人鬼は、
こんなささやかな願いすら、握りつぶしてしまうのか、と]
(67)2006/07/01 18:45:15
双子 ウェンディ
(双子で抱き合い、屈託のない笑みを浮かべる。そうして、手を繋いだままネリーに目を向けて。)

ね、一緒だもんね!
もうじき夜が明けて、そしたらクインジーさんが迎えにきてくれるよ。

だから。…ネリーおねえちゃん。
(68)2006/07/01 18:53:32
文学少女 セシリア
[――ごとり、と重い音。
飛び出した右目が出来の悪いホラーマスクのようにぶら下がっている。
そして眼窩の闇からどろり流れる白っぽいもの。

けれど、彼は笑っている。

いつものような、笑顔。]

…………。

[まるきり現実感のないそれに、悲鳴を上げることすら忘れて。
全ての感覚が麻痺したように、表情の欠落した顔でその首を拾い上げ、膝に乗せる。]

……どうしたの?ボブさん。
首だけになっちゃった。
身体は、どこ?
(69)2006/07/01 18:56:15
見習いメイド ネリー
夜が、
夜が、明けたら……

[わらうふたごはそっくりで、
ちのいろにそまるやみのなか
まるでげんじつかんがない。]

……あたし……


あたし、は…………




[ころせ、と]
(70)2006/07/01 19:02:45
文学少女 セシリア
[ぐるり、室内を見渡して、見つける。
崩れ落ち、腕の削げ落ちた身体。]

……あんなところにあった。
駄目だよ、ボブさん。散らかしちゃ。

[身体に近寄ると、抱えた首を横に置き、重い男の身体を支え起こす。
壁に凭せ掛けると顔のない首の上に、笑顔を戻そうとした。

――ごとり。

不安定な首は、すぐに床に落ちる。]

ボブさん、顔、いらないの?
捨てちゃうの?
(71)2006/07/01 19:04:35
双子 リック
そうだね。
はやく、こんな夜が明けてしまえばいい。
そうしたら、お迎えがきて
また、トビーと遊べるんだ。

殺される前に
殺さなきゃ。
お姉ちゃんを狙ったのは
シャーロットお姉ちゃん…。
やだよ。
お姉ちゃん、いなくなるなんて
嫌。いやよ。

[繋ぐ手に、きゅっと力を込める]
(72)2006/07/01 19:05:54
見習いメイド ネリーは、自分の太腿に突き立った儘の鋏を引き抜いた。
2006/07/01 19:07:02
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/07/01 19:10:29
学生 ラッセル
[..はセシリアにそっと告げた。]

セシリア、しっかり目を瞑って耳を塞いでいてくれないか?

[..はこれからやろうとすることをセシリアに見せまいとそういった]
(73)2006/07/01 19:11:54
学生 ラッセル
[..はセシリアが自分の言うとおりにしたのを確認し標的に向き直る]

殺らなければ殺られる。

[..はノーマンの言葉を心の中で思い出す。
確信はない。だが・・・
未だ迷いながらもキャロルに向かってナイフを突き出した。
腕の動脈を切る、血が飛沫キャロルが驚愕の表情でこちらを見る。
不自然なほど自然に動あた腕は返す刃でキャロルの頸動脈を切り裂いていた。
あっけないほど簡単にキャロルは倒れていく。
セシリアの方を振り返った彼が見たのはボブの首が落ちる様だった]
(74)2006/07/01 19:12:59
双子 ウェンディ
はさみ…、いたかったよね?
そんないたいことしちゃ、だめだよ。

わるいおとなに向けないと。

(鋏を握るネリーの肩に手を触れて、そっと耳元で囁いた。)
(75)2006/07/01 19:13:18
文学少女 セシリア
[転がった首から興味を失ったように顔を逸らし。
次に見つけるのは手首から先がない、腕。
拾い上げて、首を傾げた]

……ボブさん手のひらはどこやったの?
見つからないよ?
もう。ちゃんと片付けなきゃだめだよ。
無くなっても知らないんだから。

[拾い上げた腕を、元あった場所へねじ込もうとする。

――ぐちゃり。ごり。

肉と骨の擦れる、柔らかくて硬い音。]

おかしいなぁ?くっつかないよ。腕。
縫えばいいのかな?
あぁ、首も縫えば、元に戻るね。
待っててね。私ソーイングキット、持ってるから。
(76)2006/07/01 19:13:21
双子 リック
[目の前で引き抜かれる鋏
 赤い液体が自分の顔にも飛んできた
 生暖かい血液が頬から口元まで落ちてくる]

おねえちゃん。
どうしたの?

あかいよ…。
大丈夫?
いたい?
ねぇ…。
(77)2006/07/01 19:17:40
文学少女 セシリア
[リュックサックを手繰り寄せて、中からソーイングキットを取り出す。
思い出したように、ついでにチョコレートも取り出し]

そういえばね、チョコレートって造血作用があるんだって。
ボブさん、血だらけだから、分けてあげるね。
食べたらきっと、元気になるよ。

[銀紙から取り出した一片を、笑みの形に歪んだままの口に押し込む。]

おいしいでしょ?
疲れたときには甘いものって言うしね。

[無表情で呟くと、ソーイングキットから針と糸を取り出して、針穴にくぐらせた]

私、家庭科の成績、よくないんだ。
上手に縫えなかったらごめんね。

[肩と腕をくっつけると、無造作にその腕に針を突き刺した。
つぷり。つぷり。つぷり。つぷり。
肉の中に潜り込んだ針が、ボブの肩と腕を行き来する。]
(78)2006/07/01 19:23:53
見習いメイド ネリー
……ん……

[幼い声に頷く。
わるいおとなへ。
だれをころす?

痛みを耐えるように寄せた眉を、
滲んだ汗を鋏を持っていないほうの手で拭った]

……ごめ……
だいじょうぶ……
自分で、
自分でやっただけ、だから……
(79)2006/07/01 19:24:31
文学少女 セシリア
[少女は無心にボブの腕を縫う。けれど、手を離したその刹那。

――ぶち。

腕の重みに耐えかねえて、縫い糸ごと腕が落ちた。]

……あーあ。
腕くっつけるの、嫌なのかな。

……あ。
そっか。手のひらがないから嫌なんだね?
でもボブさんの手のひら、見当たらないんだ。
どうしたらいいのかな。
誰かから、千切っちゃおうか。

[感情のない瞳で、あたりの人を見渡す。
一通り見回して、ぴたり。
視線はローズマリーで止まる。]
(80)2006/07/01 19:37:35
文学少女 セシリア
[値踏みするようにローズマリーの手と、ボブの腕を見比べる。
崩れ落ちたローズマリーの、無造作に投げ出された手。]

あの人のがいいかな。
色が白くて、綺麗な手。
どうせつけるなら、綺麗な手のがいいもんね。
ボブさんは色が黒いから。
白と黒でコントラストも綺麗だよ、きっと。

あの人の手を千切って、ボブさんにつけてあげる。
待っててね。すぐだから。

[リュックサックからペンケースを取り出し。
中からカッターナイフを取り出す。
ゆらり、立ち上がって、ローズマリーへと近づいていく]
(81)2006/07/01 19:40:04
文学少女 セシリア
[崩れ落ちたままのローズの手を、掴む。

――触れた箇所から流れこむ、何か。

びくり。
雷に打たれたように、身体を硬直させた。]

っぅぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!

[口から漏れる絶叫。
弾かれたように手を離し、ローズマリーと自分の手の中のカッターを交互に見やる。]

違……!!ちがうちがうちがうちがうちがう!!
ローズさんじゃない!!ローズさんでもない!!
(82)2006/07/01 19:43:25
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/07/01 19:43:46
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアの声にびくりと振り返った。違う――ちがう?
2006/07/01 19:55:18
双子 リック
じぶんで?
なん……。

[問う前に、セシリアの叫び声が聞こえる]

――ちがう?
ろーずおねえちゃん…ちがう?
(83)2006/07/01 19:56:24
文学少女 セシリア
[ネリーを振り返り、呆然とした表情で首を振る]

ローズマリーさんも人殺しじゃない……

じゃあ、誰なの…………!!
(84)2006/07/01 19:57:50
見習いメイド ネリー
……そんな。

[鋏を両手で握り締めて、
セシリアを見つめ首を横に振る]

……だれ?
だれなの?
ころさなきゃ、
おわらないよ。
おわらないの……!

[ねえ誰を信じて―――]
(85)2006/07/01 20:04:52
学生 ラッセル
そんな・・・嘘・・・だろ?

[..は茫然と呟く。ナイフが下に落ち乾いた音を立てるが全く気付いていない
やがてその口から乾いた笑いが漏れはじめる]

く、くくく、ははははは・・・・
間抜けな話だなぁ。僕はボブさんをこうやって死なせるために必死で手当てしたってことか!!
いつもそうだ。僕のやることなんていつも空回りで意味のないことなんだよな。あははははは。

[..はそこでセシリアがボブの死体を触っているのを見つける]

セシリア・・・ボブさんの体を片付けてるのか。偉いなぁ。
僕もキャロルさんの体を片付けなくちゃね。

[..はそういってキャロルの死体を持ち上げようとした]
(86)2006/07/01 20:13:38
村長の娘 シャーロット
[独りの世界。

少女は徐々に冷たくなっていく身体で、震えていた。]

……っ………。

[それでも、蚊の鳴くような声で、口を動かそうとする]

分かった……で…す…。
人殺しの、場所…。

ラッセルさんも、ケネスさんも…ローズマリーさんも…違う…。
もう…あの子達しか…居ない…。
あの子達…しか…。

[呟いて、失われ行く血と痛みに、小さく悲鳴を漏らす]
(87)2006/07/01 20:15:30
双子 リック
セシリアお姉ちゃん…
本当に…?
ローズお姉ちゃん…違うの?

じゃぁ
だれ?
だれをころす?

[くるりと周囲を見回す]
(88)2006/07/01 20:16:16
学生 ラッセル
[..はキャロルを持ち上げながら]

へぇ、女の人でも重いんだね。ここに置いてちゃ邪魔だしどこに置こうかなぁ。
そうだ。

[..はおもむろにセシリアの作ったボブだったものの固まりに向かってキャロルを放り投げた]
(89)2006/07/01 20:18:24
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/07/01 20:23:20
見習いメイド ネリー
[かすれる、風の前の蝋燭のような
儚く細い声。

ころそう。
双子がそう謂った、
蒼い髪の少女―――]

―――ぁ……

ふたご……?
ころすの、でも、
あなた、だって、そう、かも
わから、ない、わからない……!
……あたし―――!!

[両手で握り締めた鋏。目の前で死にそうな人が居る。
ああでも殺人鬼かもしれない。殺人鬼かもしれない。]
(90)2006/07/01 20:24:57
双子 リック
あれ…?
もし、セシリアお姉ちゃんの
占いが
本当なら

あれ?
変だよ。

だって
占ってないのは
だぁれ…?

ネリーお姉ちゃん
嘘ついてるんじゃないの?
こわい人、本当は死んじゃってるんじゃない?
それとも、セシリアおねえちゃんが
嘘つきさん?
(91)2006/07/01 20:25:17
見習いメイド ネリー
嘘なんか……
嘘なんか吐いてない……!
あたし、
そんなひどい嘘、吐けない……!!

[金色の瞳が魂を映して揺れている。]

……ねえ、誰が嘘吐いてるの。
ねえ、うそつきは誰なの……!
(92)2006/07/01 20:31:30
双子 リック
だって、セシリアおねえちゃんが占ってないのは
ぼくと、ウェンディとシャーロットお姉ちゃん。

ウェンディが嘘つきなわけないもの。
それなら、シャーロットお姉ちゃんが
やっぱりこわい人なんじゃないの?

それとも、セシリアお姉ちゃんが嘘つきさんで
ラッセルお兄ちゃん以外の人の占いは
みんなでたらめかもしれないよね…。
(93)2006/07/01 20:31:33
見習いメイド ネリーは、でたらめ……と呟いて、鋏を見つめた。
2006/07/01 20:35:01
村長の娘 シャーロット
[腕の血を止めなければ、恐らくこのまま死に逝くだろう―

少女の顔は、少女が着ている服の様に白くなっていた]

何で…そこで…セシリアさんを疑う…の…?
怪しいのは、子供達と私だけな…筈…なのに…。

セシリアさんに、疑いを掛けなければ…いけなくなったから…?
(94)2006/07/01 20:36:05
双子 リック
ネリーお姉ちゃん…魂の色が見えるって。
でも、そんな人、他に誰もいない。
ほんとにいるの?嘘かもしれない。
でも、嘘をついたところで、殺した人は
どうにもならないものね。うふふ。
(95)2006/07/01 20:37:24
見習いメイド ネリーは、ふらふらとシャーロットの傍に座り込み、止血をしようとした。
2006/07/01 20:37:55
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーの腕をくいと引っ張る。「こわいひとかも…しれないんだよ?」
2006/07/01 20:40:07
双子 リック
シャーロットお姉ちゃん何言ってるの?
ぼくは、まえから言ってるじゃない。

セシリアお姉ちゃんを信じているわけじゃないって。
だって、占い師さんは2人いたんだよ?
どっちが本当の占い師さんかなんてわからないんだよ。
(96)2006/07/01 20:40:52
学生 ラッセル
[放り投げた死体が湿った音を立てて一緒になるのを見つめ]

はははは、これでボブとキャロルさんは一緒になったね。もうどれがどっちの血か分からなくなったよ。
生きてる間はあんなにいがみあってたのに今は二人仲良くいっしょだ。

[...は混ざり合う二つの肉塊をみながらそう笑った]
(97)2006/07/01 20:41:48
見習いメイド ネリー
あたしは、
あたしは嘘なんか吐いていない。
あたし――

[ぼろぼろと涙が零れる。
エプロンの端、レースの布地を鋏で裂いて、
止血をしようとするも―――]

ぇ……

[止まる、幼い声で]

だって、
だって人間かもしれない!
人間かもしれないんだよ……!
(98)2006/07/01 20:43:33
学生 ラッセル
[...はしばらく考えていたが]

なにか足りないな・・・そっか。二人の顔が離れてるからいけないんだな。

[...は血まみれのボブの顔を持ち上げキャロルの頬にキスをするような形にした]

うん、題して愛を誓い合う二人。まあまあの出来かな。

[...はうんうんと頷きながら自分の作った肉塊について批評し始めた]
(99)2006/07/01 20:47:03
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/07/01 20:47:35
双子 ウェンディ
ほんとうに…?

ネリーさんの鋏は、そしたら誰に向くのかな?
ボク…?

ねえ、ほんとうに。
人間かもって、そう思ってるの?
(100)2006/07/01 20:48:30
双子 リック
ネリーお姉ちゃん…
僕はわからないよ。
お姉ちゃんが嘘ついてるのかとか。
だから、死んじゃった人が
人間かどうかもわかんないよ。
殺した人は、もう戻ってこないんだもの…。

人間かもしれない…?
お姉ちゃんは、魂の色が見える人なんでしょ?
だったら、人間だった、って言い切れるじゃない。
へんなお姉ちゃん。あはは。

おねえちゃんの言ってることを信じるなら
まだこわい人いるんでしょ?
おねえちゃんだって、ころされるかもしれないんだよ?
ころさなきゃ、ころされるんだよ?
ねぇ。ころさなきゃ…。
(101)2006/07/01 20:48:53
村長の娘 シャーロット
なら…今までは……何だったの……。
占われてない人を…、殺して…。
それって、ちょっとでもセシリアさんを信じてた…じゃ…ないの…?
信じてない…なら、何か…言ってたと…思います…。

私には……今になって、セシリアさんに疑いを向けようとして…いる様にしか…見え…ない…。
(102)2006/07/01 20:49:26
見習いメイド ネリー
あたし、
あたし……!!
でも、
でも

ああ、ころさなきゃ、ころさなきゃ、ころさなきゃいけないころさないところされるだれもみんなころされてしまうだれをころす……?

[頭を抱えるようにして。
耳鳴りが
耳鳴りが
ひどい、耳鳴りが]

あ………、
ころ……さな、きゃ……

[―――せ。]
(103)2006/07/01 20:51:34
双子 リック
シャロお姉ちゃん…そうかな。
みんなも、自分が人間だって占われて
内心ほっとしてるから、そういわなかっただけなんじゃないの?

シャロお姉ちゃんにしてみたら
僕たちを殺したらいいんだよね。
都合がいい展開だね。

そんな事、させない。
ぼくたちは、約束したんだ。
帰るって。あの…基地に。
(104)2006/07/01 20:52:12
双子 ウェンディは、双子 リックに話の続きを促した。
2006/07/01 20:59:02
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 20:59:09
双子 リックは、双子 ウェンディに話の続きを促した。
2006/07/01 21:00:00
村長の娘 シャーロット
占われてほっとした…なら…その人は人間…っ…!

それに…。
占われて生き残ってる人……何…人……?

…!

[そう言うと少女は。

ことり、動かなくなった]
(105)2006/07/01 21:03:21
村長の娘 シャーロットは、血に濡れた腕を抱いて、*気を失った*。
2006/07/01 21:05:17
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットの様子に――あ、と息を呑むも、動けずに居る。
2006/07/01 21:08:53
酒場の看板娘 ローズマリー
[いつから覚醒していたのだろう。――目を覚ました瞬間、まだ夜が明けていないことに絶望したのは覚えている。嗚呼、此処にはまだ居る、終末を告げし獣が]

リヴァイ、アサン……

[伏せた女の涙は横に流れ、髪を濡らした。終わっていない、終わっていない――重い身体を、起こす。]

聞くまでもないけど、セシリアの占い判定は?
それと、ネリー……霊能判定は?

[ぽつり問う。靄の掛かる頭。けれど視界に入るシャーロットの姿に僅かに目を見開いた後、少女の傍に這って行く]

ど、したの、シャーロット?
シャーロット、シャーロットっ!
あぁ、似合わないわよ、シャーロットは青がよく似合う。
こんな赤、似合わない――
(106)2006/07/01 21:18:41
見習いメイド ネリー
……踊り子さん、
踊り子さんは、人間だよ……

あのとき、
謂った……よ……

[正気ではなかったローズマリーは、
気づいていなかったのだろうか。
壁に凭れかかりながら、疲弊した声で答えた。]
(107)2006/07/01 21:23:06
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、そう……。
じゃあやっぱりまだ獣は……
――こんなに死んだのに。

[シャーロットを緩く抱きながら、キャロルも人間だった現実を、唯、虚しく受け止めた。その後ふとネリーの疲弊に気付いて]

誰かネリーに促してあげた方がいいわね。私は出来ないから。
(108)2006/07/01 21:34:41
学生 ラッセルは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/07/01 21:39:17
見習いメイド ネリーは、学生 ラッセルに小さく会釈した。すこし、楽になったような気がする。
2006/07/01 21:40:16
のんだくれ ケネス
[周囲に満ちる喧騒は、憤りと疑いと破壊衝動に満ち溢れている。
女子供が競って殺しあい、死体を玩具にする異常な光景。
どんな酷いBad Tripの時でも、半分以上風邪薬でカットしたようなブツを掴まされてヤった時も、
こんな風景は見なかった]

ハハハ……ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!
も、もうおしまいだぁ!
どいつもこいつも皆殺られるんだぁ!占いだって信用ならねえ、ガキどもは嬉しそうに殺したがる……
ハハハ……もうおしまいじゃねえか!
傑作だ、コイツァ傑作だ!悲劇だ!喜劇だ!ヒャハハハ……

[酒を浴びるようにしながら、高らかに*笑う*]
(109)2006/07/01 21:48:10
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/07/01 21:49:15
双子 リック
ケネス…さん?

ぅっ…。

[顔を見ようとしても、その顔をまともに見れずに顔を逸らす]

そうだね。
優しかったおじさんも…
おかしくなっちゃってる。

みんな…おかしく…。

それでも、ぼくは…
ウェンディだけは…

[ぎゅっと空色のビードロを握り締める]
(110)2006/07/01 21:57:08
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 21:58:02
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/01 22:11:56
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/01 22:15:49
村長の娘 シャーロット
[ふと、暖かみに意識が覚醒する。

気付けば、少女はローズマリーに包まれていた

失血のショックに頭がぼうっとしたまま、生気の無い笑顔を大切な人に向けた]

………。

[口を開閉させるも音にならず、虚しく空気が動く]
(111)2006/07/01 23:08:51
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/07/01 23:11:21
酒場の看板娘 ローズマリー
――血塗れ。
町まで歩ける?うぅん、私が背負ってあげる。
病院に行って、それから家で洋服を洗濯しましょう。
すぐ治るから、綺麗になるから。

[死なないで。呟きは空気に掻き消える。唯、その体温を繋ぎ止めるように、柔らかくシャーロットを抱きしめる]
(112)2006/07/01 23:25:57
見習いメイド ネリーは、いたたまれなくて、スカートの端を握り締めた。
2006/07/01 23:30:27
見習いメイド ネリー
……セシリアさん、
襲われなかった。
……あたし、セシリアさん信じてる。

信じてる……
でも、
そうするなら。

あたしは。

[ふたごか、蒼い髪の、少女か。]
(113)2006/07/01 23:46:12
双子 ウェンディ
ボクたち…帰らないとね。

(ビードロを握りしめて、リックとウェンディは微笑みあう。)
(114)2006/07/02 00:05:50
双子 リック
そうだね。
かえるんだ。

かえらなきゃ。

そのためには…
(115)2006/07/02 00:07:08
学生 ラッセル
[...はしばらくして飽きたのか肉塊から離れ別のところに座った。]

そうだな・・・占いで見てもらうならリックがいいかな。
リックを疑う、というよりはバケモノ・・・リヴァイアサン・・・だっけか?
とにかくそうでない、ことを証明するのに見て欲しいな。
(116)2006/07/02 00:09:01
見習いメイド ネリー
……リヴァイアサン。

ああ、
そう、ね。
占いも――占いも、決めなくちゃ……

[心此処にあらずといった風で]
(117)2006/07/02 00:13:43
双子 ウェンディ
そのためには…。

はう。
武器、とられちゃってる。

ナイフがないよ。どうしよう。
(118)2006/07/02 00:15:30
双子 リック
りばいあさん…??
よくわかんないよ。
ほんとうに、そんなのが…?

占い…か。
(119)2006/07/02 00:16:07
双子 リック
武器…?
ナイフは…おねえちゃんが持って…
あれ?どこ…?
(120)2006/07/02 00:17:07
文学少女 セシリア
[ラッセルの呟きにゆらり、頷くと]

……もうあと3人だからね。
誰を見ても、誰がヒトゴロシかわかるから……
(121)2006/07/02 00:17:46
双子 ウェンディ
ナイフは…あそこ。とられちゃったよぉ。


(シャーロットの、赤く染まったスカートを指さした。)
(122)2006/07/02 00:18:15
村長の娘 シャーロット
[ローズマリーの火傷を負った手に自らの手を重ね、暖かみを少しだけ貰う。
少女は、少しだけ元気になった様に見せた]

一緒に居ても、良い…ですよね…。

[ふわりと、微笑んで見せた]

一緒なら…恐くなんか、ないです…。
(123)2006/07/02 00:19:42
双子 リック
あそこに…。
どうしよう…。

武器がないと
ころされちゃう…
おねえちゃんと
かえれなくなっちゃう。
(124)2006/07/02 00:19:51
双子 ウェンディ
どうしよう…
やだ、かえるんだ、ボクかえるのにっ

(おろおろとあたりを見回すも、落ちているものもなく。ローズマリーに庇われるようなシャーロットが不気味に映った。
ローズマリーの手には、黒くて冷たい銃。)
(125)2006/07/02 00:23:28
双子 リック
かえらなきゃ。

あ。

[ノーマンがみんなの為に置いていった
 水の入った瓶を見つけ手に取る]

んしょ…。
(126)2006/07/02 00:26:20
見習いメイド ネリー
……

レベッカさんが、殺されたのは。
占い師が揃っている事が邪魔だから。
ボブさんが、殺されたのは。
セシリアさんが、本物だと言わしめるため……?

ラッセルさんが殺されないのは
人間だと誰もが認めているから……?

それとも、
都合がいいから?

わからない……
(127)2006/07/02 00:26:37
見習いメイド ネリーは、鋏を握り締めて、ぶつぶつと言う。しゃきん、刃物の音。
2006/07/02 00:26:52
学生 ラッセル
[...はセシリアに]

そうだね。明日セシリアには全ての真実が見えるって事だ。
辛かっただろうけどもう一頑張りだよ。

[...はセシリアに笑いかけた]
(128)2006/07/02 00:26:56
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/02 00:29:27
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/07/02 00:30:32
双子 リックはメモを貼った。
2006/07/02 00:31:12
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/07/02 00:31:24
文学少女 セシリア
そういえば、鐘が鳴らなかったあの日。
もし殺されるとしたら、誰が殺されてたのかな……

[かちかちと、手にしたカッターの刃を出したり引っ込めたり。
ラッセルに微笑むと]

……うん。もう少しで、全部分かるね。
帰りたいね、早く。
(129)2006/07/02 00:33:12
見習いメイド ネリー
鐘、が……

あんな鐘、
もう鳴らなければいいのに。
鳴らなければいいのに……。

[しゃきん、しゃきん。]
(130)2006/07/02 00:35:49
学生 ラッセル
[...はセシリアに笑いかけながら]

誰だったんだろう・・・?セシリア?ネリーさん?
もしかしたら僕という可能性もあったのかな?
僕でなくてボブさんが襲われたのも妙な感じだからね。

[...はそういって考え込んだ]
(131)2006/07/02 00:38:09
双子 ウェンディ
(手になにひとつ持たないまま、大人の様子に怯えて。)

しにたくない…しにたくないよっ。
シャーロットを殺しちゃえば、きっとそれでいいのに!
(132)2006/07/02 00:40:04
見習いメイド ネリー
……

だんなさま……

闇の獣がいるといいます。
ねえ。
手記に書いてあったことは、
このことなのですか?

だんなさまが、
死んだのは、
どうして?

……このふるさとで。
なにがあったと―――いうのですか。

[銀のメダルは血に汚れ、
ポケットの中で光っている。]
(133)2006/07/02 00:41:07
酒場の看板娘 ローズマリー
[セシリアの判定を聞いていなかったけれど、様子を見るに、彼女は自身の真実を告げたのだろうと察す。一つ吐息を零し、考える]

セシリアが本物なら、もう……残りは三人。

そうじゃない可能性も残って、る。
だとしたら、ケネス……。その場合セシリアは狂人だと思う。潜伏狂人は考え難いわ。でも狂人の視点で、ケネスがリヴァイアサン……獣であることは判らない。
潜伏狂人も在り得る?もしそうならセシリアが、獣――?

[紡いでは、ゆるりと首を横に振った]

……私はセシリアを信じる。
そしてシャーロットも信じる。

つまり……双子揃って終末を告げに降臨したってこと?
(134)2006/07/02 00:41:08
双子 リック
おねえちゃん…。
ぼくも死にたくないよ。

そうだね。
セシリアおねえちゃんが嘘を言っていないなら
怖い人は…シャローットお姉ちゃんになるね。

でも……
もう一人は…だれになるの?
ねぇ、おねえちゃんは、どう思ってるの?
占い師さんのこと…。

[ゆっくりとウェンディの方を見る]
(135)2006/07/02 00:43:25
村長の娘 シャーロット
私は、ローズマリーさんが信じたセシリアさんを、信じたい…。

だから…私の中には、あの子達しか…居なくなった…。

この悲しみを生み出す、悪夢…。
(136)2006/07/02 00:44:05
文学少女 セシリア
アーヴァインとか言ったっけ……あの、気狂いが言うには守護者というものがいるんだよね。
ということは、その人に邪魔されたのかな。
ラッセル君が襲われたのも、有り得る話……かな。

[かちかちと刃を出しながら、呟く]
(137)2006/07/02 00:44:20
酒場の看板娘 ローズマリー
[火傷で爛れた手で、シャーロットの手を握る。強く、柔らかく、握る。ウェンディを睨むように一視した後、シャーロットの額にコツンと、自らの額を触れさせる]

シャーロットは絶対に守るからね。
貴女は私の、最後の希望。

シャーロットのこと、信じてる。
――……愛してる。
(138)2006/07/02 00:45:24
見習いメイド ネリー
……?

きょ……?
くるってる、ひと?

[ローズマリーの言葉に、怪訝そうに]

リヴァイアサンっていう、
怖いものが
死を運ぶのものが
この中に居て。

セシリアさんを信じるなら――

[鋏を、握りなおす]
(139)2006/07/02 00:45:51
のんだくれ ケネス
[座り込んだまま、皆の様子をぼんやりと眺めて嗤う]

ヒャハハハ……ガキも嬢ちゃんがたもヤル気マンマンってかぁ?
俺ぁこのザマじゃどうにもなんねぇしよぉ、黙って殺られんの待ってるしかねぇのかねぇ?

しっかしよぉ、嬢ちゃんの占いもどうなんだかねぇ?
俺ぁ自分がヤッてねぇってことしかわかんねぇからよ、他のヤツなんざ知らないからよぉ?
もしかしたらちっこい嬢ちゃんがイカれてるかもしれねぇし、弟の方がいい子ちゃんな顔してるだけかもしれねぇし、品のいい嬢ちゃんが敵みてぇな顔してグルかもしんねぇし、ローズマリーもメガネもグルかもしれねぇし、かもしれねぇし、かもしれねぇし、かもしれねぇばっかりだ!!!


ハハハ!!!もうダメだ、もうダメだぁ!!!

[高笑いを上げる。失血と酒とクスリで、もはや意識は朦朧としている。
それだけに、周囲の殺気をこの上無く敏感に感じてしまい、さらに神経のバランスを崩していく]
(140)2006/07/02 00:46:43
双子 ウェンディ
わからない、けど…
ケネスは酒臭いし、仲間なんていないと思うんだ。

…リック。

ボクたち、一緒に帰れるよね?
(141)2006/07/02 00:46:56
見習いメイド ネリーは、のんだくれ ケネスの叫びに顔を上げる。震えた。
2006/07/02 00:48:18
村長の娘 シャーロット
[ローズマリーの手から暖かみが伝わる様で、少女は、弱々しく微笑んだ]

私…ローズマリーさんに、聞いて欲しい歌が有るんです…。
これ、まだ誰にも聴かせた事…無くて…。
聴いて…下さい…。

[息を吸うと、調に乗せて詩を紡ぎ出す。
それは、鐘が鳴る前の。

―最後の、安らぎになるのだろう]
(142)2006/07/02 00:48:29
双子 ウェンディ
ボクたち…ボクたち…

秘密基地で笑いあえるよね。そうでしょ?
リックにそうだって、言ってほしい。

ねえ、リック。
(リックの肩をつかんで、ゆさゆさ揺すぶった。)
(143)2006/07/02 00:49:57
村長の娘 シャーロット
――Ich lie be dich so wie du mich,――
     《互いに忘れず》

――A bend und am Mor gen.――
     《夕べに明日に》

――Noch war kein Tag, wo du und ich nicht teil ten uns re Sor gen.――
   《心の憂いをいつも分け合い》

――Auch wa ren sie fur dich und mich ge teilt zu er tra gen.――
   《悲しみは二人で労わりながら》

――Do tro ste test im Kum mer mich,――
      《辛さを慰め》

――ich weint' in dei ne Kla gen, in dei ne Kla gen.――
    《悲しみに泣く哀しみに》
(144)2006/07/02 00:50:01
学生 ラッセル
[...はセシリアの言葉に]

守護者・・・そういう存在がいるなら・・・
それが「対抗する力を持つもの」なのか?
(145)2006/07/02 00:50:10
村長の娘 シャーロット
――Drum Got tes Se gen u ber dir,――
     《神の恵みあれ》


――du mei nes Le bens Freu de. ――
     《この世の喜び》

――Gott schut ze dich, er halt' dich mir,schutk' und er halt uns bei de,――
    《護れよ支えよ、守れ二人を》

――Gott schut ze dich, er halt' dich mir,――
     《この世の嵐に》

――schutz' und er halt' uns bei de, er halt', er halt' uns bei de,――
    《耐えよ命を、耐えよ命を》

――er halt' uns bei de.――――
     《耐えてあれ》
(146)2006/07/02 00:50:19
双子 リック
…ケネスさんは、優しい人だと思っていたけど…。
いまは、もう、わかんない。

ぼくは、おねえちゃんを信じてる。
一緒に帰りたい。

けど…けど……。
こわいよ。
おとなが僕たちを殺そうとしてる…。

[瓶をぎゅっと握り締めて小さく震えた]
(147)2006/07/02 00:50:50
双子 リック
わわ。
おねえちゃ…。

わらえる。
うん。
わらえるよ。
3人で笑えるよ。ね。
だから、そんなに揺さぶらないで。
(148)2006/07/02 00:52:03
見習いメイド ネリー
[うたが、きこえる。

闇には到底似つかわしくない
うたが。

うたがきこえる。
うたが、
うたが。]

―――……っぅ

[耳を、塞いだ。]
(149)2006/07/02 00:53:24
双子 リック
やっぱり…おねえちゃんを
僕は疑えない。
疑えないよ…。
ずっと一緒だったのに。
お姉ちゃんがそんなわけない。

じゃぁ…
セシリアおねえちゃんは偽物。
嘘つきさん。
だって、怖い人は複数なんでしょ。
おかしいよ。
占ってないのは3人なんだ…おかしいよ…。
(150)2006/07/02 00:53:37
双子 ウェンディ
…ごめん。
おねえちゃん、今いやなこと考えてた。

ごめんね。リック。

(ビードロを銜えて、音を出した。聞こえてくる歌声の伴奏に。
そのときだけは、大人の恐ろしさを忘れて。静かな旋律を奏でた。)
(151)2006/07/02 00:54:08
学生 ラッセル
[...はセシリアに]

セシリアは誰を見るか決めたのか?
それだけは伝えておいた方がいいと思う。

[...は見られなかったものが恐らく死ぬであろうことまでは言わなかった]
(152)2006/07/02 00:54:41
見習いメイド ネリーは、金色と碧色の両目から、ぽろぽろと涙を零す。
2006/07/02 00:55:20
酒場の看板娘 ローズマリー
[耳に流れ来る優しい歌。慈悲深い歌。愛しい歌。
嗚呼、今だけは現実を忘れて少女に心を委ねる。

右手には銃を、左手には想いを。

悲しい程に穢れなく澄み渡る歌声は、青空のようだった。
目を伏せて感じる。少女の存在を。二人が此処に居る、今を。]
(153)2006/07/02 00:55:28
のんだくれ ケネス
[半ばヤケクソに、調子っぱずれの歌をがなりたてる]
Gin a body meet a body, Comin' thro' the Rye,
Gin a body kiss a body, Need a body cry?

(ライ麦畑を通ってやってきてさ、
誰かさんと誰かさんが会ってたとしたら
誰かさんと誰かさんがキスしてたからって
誰かさんが泣いたりするかしら?)

Every lassie has her laddie,Nane, they say, ha'e I;
Yet a' the lads they smile on me, When comin' thro' the Rye.

(女の子にはみんないい人がいるみたい
私にはいないだなんて、言ってくれるわね
私が麦畑を通ってやってくる時は
誰でもみんな私に微笑んでくれるのに)

[酒臭い息を吐きながら歌うのは、場違いにも程がある、大らかな出会いを歌った歌。……ここで出会ったものなど、見たくも無い面とどうしようもない絶望でしかないのに。]
(154)2006/07/02 00:55:48
文学少女 セシリア
……。
リックを……
見ようと思ってる。

[ラッセルの言葉に、リックへと視線を向けた]
(155)2006/07/02 00:57:21
村長の娘 シャーロット
闇が有るなら…絶対に、光も有るんです…。

人の中には、とっても暖かい光が有る…。

私は…その光を、失いたくない…。

そして、忘れないで下さい…。


諦めない限り、人の光は…どんな闇だって照らす事が出来るんだって…。

[そう告げると、少女は祈る様に手を組み。

―ゆっくりと、瞼を閉じた]
(156)2006/07/02 00:58:59
双子 ウェンディ
ネリーおねえさん。

鋏を持って。
みんな…ころそうとしてるのに。
それじゃ、だめだよ。だめだよ…っ。
(157)2006/07/02 00:59:07
双子 リック
ぼく…。
そう…。
お姉ちゃんのこと、あまり信じてないけど…

占いたかったら占えばいい。
その結果はぼくが一番知っているから
(158)2006/07/02 00:59:21
見習いメイド ネリーは、鋏を―――
2006/07/02 00:59:42
学生 ラッセル
分かった・・・

[...はセシリアにそういって彼女を抱きしめた]

帰ろう・・・必ず・・・
(159)2006/07/02 00:59:50
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