異国人 マンジロー ―電車内・帰宅途中― [十字郎は今日の撮影を無事終えて、電車で帰宅途中だ。出番は10分ほどしか無かったがな!ちなみに明日の出番も10分だ。そして何故か着物の上から派手なアロハシャツを羽織っていた。] 全く、八丁堀先生の鬼稽古にはついていくのが精一杯でござる。 …おっと。 [周りをきょろきょろと見渡して無意味に赤面する。] コホン。 全く、八丁堀先生の鬼稽古にはついていくのが精一杯だぜ。うん、そうそうこの口調。 [全くの余談だが十字郎の師匠の名は八丁堀マキシマム。ふざけた本名だ。剣道5段合気道7段囲碁6段華道7段そろばん1級演劇6段オートバイ十段猫なで声8段だと聞いている。あくまで自称で本当かどうか分からないが、合わせると49段と1級。なんだかすごい。] [更に余談だが、十字郎は漢字検定5級だそうだ。] | |
(287)2006/05/08 22:58:35 |
見習い看護婦 ニーナ ―マンション・エントランス― [メールボックスの中にたまりまくっているチラシやDMの類をわし掴みにし、そのままエスニック調の大きなコットン製のバッグに突っ込む。 そして、コンビニに向かう道すがら、そのひとつひとつに目を通していった] 【何このピンクチラシの絵! こんなんで行ってみようって思える男の気が知れないわ! あたしに描かせろっつの!! はいボツ! 「最近神隠しのように行方不明者が出ています。夜道に注意!!」 ふーん、こういうネタもアリかなー。 でも、今度の本だとコンセプトが合わないのよねぇ。 創作ジャンルの時にでも使ってみるかなぁ・・・。】 [心の中で呟きながら、早足でコンビニに向かっている] | |
(309)2006/05/08 23:19:15 |
学生 ラッセル ―駅― [ 大変だった。さりげに夜に怪人が現れることは稀だという事実に気付くのが遅かった。りん○う湖フ○ミリー牧場がどこにあるのか判らなかったのでとりあえず浜○湖へと向かうべく、新幹線に乗り込んだところで気付いたのは遅かった。とんぼ返りをしようと思うもかなりの場所までノンストップでレッツゴーの東海道新幹線のぞみ701号は非情であった。降ろしてほしいと嘆いても名○屋までその願いは叶わなかったのだ。 きっとあれだ。ヒーローたるもの公共交通機関を使ってはいけないという遠く高いところからのお達しだったのだ。まずは専用のマシンの開発から入らねばいけないだろうか。そんなことを考えながら伊勢名物赤福餅を土産にようやく帰ってきたラッセルだった。] | |
(351)2006/05/08 23:53:20 |