雑貨屋 レベッカ [湿った髪を手櫛で梳かしつつ、人々が集まるホールに顔を出せば、笑みを湛えて] 賑わってるわね。 すごい、こんなに凝った料理なの? 私じゃ作れないわ。 ローズにニーナに、……貴女も一緒に作ったのかしら? [幾分背丈の小さい少女、ウェンディに微笑みかける。少女がグレンに其の名を告げているのを聞けば、ウェンちゃんね、と小さく呟いて] 自己紹介がまだだったわね。私は雑貨屋のレベッカ。 お客さんで来てくれたことあるわよね。 いつも一緒だった男の子、は…… [いない、のかしら。と言葉途中で語気が弱くなる。いつも一緒だったからこそ、一緒じゃないことに触れるのは、拙かったか、と] | |
(235)2006/04/26 22:59:05 |
冒険家 ナサニエル [集会場2Fに備えられた個室の中。この場所に集められた容疑者たちの名簿を眺めながら、それぞれの名前を記憶に刻み込むように小さく読み上げる。文字だけを追ってみても、元来余所者である男にとってはその中に思い当たる顔が当然あるはずもなく、ただ憮然とするばかり] ……この中に異星人の亜種が存在しているというのか。人を隠れ蓑にするとはやつらも頭が回るものだね。 しかし僕は屈さない。そうだ、決して。 [ある種の決心のようにそう呟き、薄っぺらい笑みを浮かべた。窓の外を眺める。満月に近い月が貼り付けられた紙のような不自然さで空に浮かんでいた。やおら立ち上がり、扉の鍵を開錠して部屋を出る] | |
(250)2006/04/26 23:52:24 |
流れ者 ギルバート いい風呂だな。湯に浸かれるたぁ思わんかった。 [体を温めてから体を洗い始めた。 浴びている水がたんこぶに染みたがすぐに忘れた。 機嫌良く鼻歌まで歌う] ン、ンンー♪ ん?何だっけこの曲…えー……。 [自分の知ってる曲にしちゃ質が良い気がするなと記憶を辿ると] そうか。夢の中で流れてた曲か。 (ピアノと、バイオリンのような、ともかく弦楽器系の 音楽だった。オレもなかなか芸術的な夢を見るもんだ) [ますます機嫌は良くなったが、集会場の片隅に実際に 埃を被ったピアノがあったことを思い出した] 何だ……。誰か実際に弾いてたのをうっすら聴いただけかもな。 [少しだけがっかりして、サッサと体を洗い終わると 風呂から上がり、濡れた髪にタオルをひっかけたまま集会場へ くつろぎに行った] | |
(374)2006/04/27 16:35:56 |
流れ者 ギルバート さっきのは穴の空いたパンにトマトと生ハムが挟まってたよな。 えー………。 くそ。見つからん。また散らかす羽目になるのもご免だ。 見つかったもので代用しろ。豪快にいけ豪快に……。 パン![ロゼッタを選んだ] 生ハムの代わり![鶏肉を塩こしょうで焼いた] トマトじゃなくていい![キャベツにした] 挟め……。よし。 スクランブルエッグ……却下。目玉焼きでいいんだよ。 オレはガキの頃目玉焼きが好きだった!よし。 カボチャのポタージュ?…無理。男なら牛乳。 牛からの恵みに感謝しろ!よし。 [...はとりあえず満足した] これでいい。文句を言う奴がいたら……… 謝ろう。 | |
(377)2006/04/27 17:01:20 |
流れ者 ギルバート [いつも通りの元気を取り戻したニーナが鼻歌混じりで片付ける 様子に感謝の目を向けながらも] (今絶対ローズマリーさんに見せたいとか思ったな) [とムカつきを込めた目でユージーンを見…… しかしニヤリと笑った相手に内心だけでニヤリと笑い返した。 顔を向けると、「初対面の男が自分の名前を呼んだ」ので 驚いた顔をつくって見せた] あ、ああ。オレはギルバートだ。 よくわかったな。…まあ壁に絵も貼ったし? だがオレはあんたがわからない。 14まではこの村にいたんだが。 10年も経てばさ。 はは。【全然】覚えてない。 こんなこと聞いて怒らないでくれ。 …アンタ誰? [自己紹介しろ、と不審人物を見るように顔を顰めながら 偉そうに問う] | |
(399)2006/04/27 17:56:49 |