流れ者 ギルバート [背後から届いているはずのナサニエルの声は耳に入らない。 ユージーンに向かって] ニーナを運んで、ローズマリーさんの横に運んで 寝台まで持ってきてくれて、ありがとう、殺人者。 優秀な墓守。死者を弔ってくれる冷静なユージーン。 でも部屋からは出て行け。今すぐ。 お前ローズマリーさんが死んだ時どう思った? オレは耐えられない。 ニーナの傍から離れて、早く、目の前から、消えろ。 じゃないとオレは殺すかもしれん。…お前でも。相手がお前でも! そしてさっさと一階に降りて考えろ。よく考えろ。 昨日……ローズマリーさんが死んだ後も ずっとそうしたように考えてろ。 誰が、本当の、殺すべき、人狼だったか!! 今度こそ、今度こそ本当の人狼を探すために、考えてろ!! | |
(21)2006/04/30 23:29:28 |
冒険家 ナサニエル セシリアはグレンを占い、人間だと言ったんだな。 確かに先程、セシリア自身は候補の中から選ぶならグレンだと希望していた。 そしてその理由は「印象が薄い」だったね。 感じ方など人それぞれだろう。それを押し付ける気はないが、僕はグレンにはむしろ好悪含めて強い印象を抱いていた。 どのように印象が薄いと感じていたのか説明してほしいね。 僕は君に任せてもいいとは言ったが、理由は二の次で誰でもいいと思っていたわけではないからね。 ――まあ、今すぐに説明しろとは言わない。 [思考を整理するように思うまま口にし、セシリアへと追及の視線を向ける。そうして悲鳴を上げるセシリアの様子を見、一言付け足して] | |
(30)2006/04/30 23:46:12 |
流れ者 ギルバート [...は崩れ落ちたまま呟き続けている。 寝台の下に座り込んで両手で掲げるようにニーナの手を 握ってはいるが、顔を見ることができない。 あまりにも変わり過ぎている] もう駄目だ……オレは多分もう駄目だ……。 お前の手、まだ温かい…でも今に……冷たくなる。 誰に殺されたかって、人狼にじゃない…人間に…… よりにもよって人間に殺されて……はははは! お前はあんなに守りたがってたのに! 自分が占われて人間ってことがわかったら殺されやすい。 それでも「盾」になれるならいいとまで言ってたのに… よりによってその人間に殺されたんだな……。 そんなに大事だったのか……他の奴らが。 …どうでもいいよ。オレにはどうでもいい。 お前がいない世界なんか意味あるか? | |
(44)2006/05/01 00:56:22 |
流れ者 ギルバート 誰とも関わらず誰の名前も覚えず、 それに誰からも名前を呼んで貰えない毎日だった。 唯一呼んでくれるお袋だって死んだ。 墓に参ったらもうオレはいつ死んでもいいと思ってた。 どうせろくな死に方はしないに決まってる。 呆気なく道端で殺されてるか、汚く生き延びても 哀れみだけ乞ってパンを恵んで貰うしかない老人になってたろ。 でもお前は呼んだんだよ……オレの名前。 十年も会ってないのにいきなり呼んでくれたんだ。 わからないだろうな……どんなにオレが嬉しかったか。 ただそれだけのことでオレは生きたいと思った。 人生ってのはそう悪いことばかりじゃない。こんな事が起こる。 また生きたいと、死ぬのが物凄く怖くさえなった。 一緒に過ごす奴らだって大事に思えるようにもなったんだ。 でも今は………むしろ死んじまえ。 お前を殺した奴……全員死ねばいい。 人狼だろうが何だろうが……殺しゃいいんだ。あいつら全員。 | |
(45)2006/05/01 00:56:51 |
流れ者 ギルバート ……わかってるよ。どうせ言うんだろう。 自分を殺したのが人間でも、言うんだろ。 「それでも皆が助かるために、人狼を探して」って…。 変な奴…お前はいつもよくやってるようにしか見えなかったのに… 何かに謝るようにそれが義務だとでも思ってるみたいだった。 ふふ……オレなら自慢するよ。偉そうにしてる。 オレはオマエラのためにこれだけのことをしてやったぞってさ…。 ……無理だ。 皆が助かるためには人狼を探せない。 だけどお前の仇だったら……探してやる。 (そしてこの世で一番苦しませて殺してやる) …できるかな。駄目かもな……。それでも怒らないでくれ。 それからせめて…手がまだ温かいうちは……傍にいたい。 [伏せていた顔を上げてニーナの顔を見た。 変わり過ぎている。もう二度と笑わないのだから。 それでもじっと見ていた。せめて、体温を*感じる間は*] | |
(46)2006/05/01 00:57:23 |
農夫 グレン ―二階・仮眠室― [ここまでの状況を考える。 セシリアは、自分を人間だと証言してくれた。 しかし、それが彼女の無実を証明することにもならない。 メイは殺された。つまり、彼女は少なくとも人間。 やはり、限りなく本物に近いと看做していいだろう。 また、セシリアが偽者だったとしたら、何故自分に偽の判定を下さない?] ―――。 [一つ溜め息をついて、床に転がるフィドルを手に取った。 そういえば、ニーナは自分の演奏を楽しみにしていた……が、ゆっくり聞かせる機会を失ってしまった。 そして、6本の弦の上を、弓がゆったりと撫でていく] [奏でるのは、Londonderry Airではなく、これもまた彼の故郷の歌―――「Believe me, if all those endearing young charms(春の日の花と輝く)」] | |
(51)2006/05/01 01:33:28 |
農夫 グレン ―――。 [「信じておくれ、人の心を惹きつける若さという魅力は妖精からの贈り物のように腕の中から消え去ってしまう定めなんだ。 しかし君の愛らしさが色褪せるまさにその瞬間でさえも、僕は君を変わらず愛し続けるだろう。」 確か、そんな歌だった。 瞬間、ラッセルとウェンディの姿と、ニーナの亡骸に縋りつくギルバートの姿が見えた気がした。 故郷の愛の歌が、酷く残酷な物に、自らの耳に響く。] [鉄格子の隙間から、月の光が差している。 その明かりが、フィドルを弾くグレンの陰を壁に映す。 ―――ふと、弓を動かす手が止まった。 ……ギルバートの慟哭が、*壁の向こうから響いている*] | |
(52)2006/05/01 01:39:04 |
墓守 ユージーン [鉄格子の外を見る。どんよりとした夜空に星は見えず、寝静まった家々が墓標のようにすら感じる。自警団の遺体は片付けられ、地面にしみこんだ血は黒く惨劇の傷跡を刻んでいる。風もない戸外に向かって、自分を見つめるがごとくつぶやく。] 考え直す必要があるのか。 どこから考え直す必要が、あるのか。 [思いこみはすべて壊す必要がある。もう一度組み立て直すに必要な情報は、何か。] (メイが襲われたこと。これは想定からはずれていた。確かにメイは、ほぼ白確定だ。最後まで放置される可能性はレベッカと同レベルだった。しかし分かっていることは、確実に守護者ではないということ。それで、なぜ、襲う…?) 鍵になるのか。ならないのか。 占い師は本物なのか。ギルバートは…グレンは…? 安全策としてのメイ襲撃、なのか。占い師を襲う価値がないと見たか、守られているとみて襲わなかったのか。…いや、1日延びる可能性を軽く見る、そんな可能性があるか。 俺は、誰を信じる…? | |
(56)2006/05/01 03:41:13 |
流れ者 ギルバート [こんな夜でも...は意識を失って、夢を見た。 14才の自分がいる。痛い。また怪我をした。 村の連中と喧嘩をした。腕っ節には自信がある。 ただ一緒にやり合う友達がいない。5対1。 一人目をぼこぼこにして、二人目を蹴り倒して、 三人目に転ばされた。残る二人も一緒にかかって、ボロ負け。 このまま帰ったらお袋が心配する。のみならず、怒って殴る。 この道を真っ直ぐ行ったら病院がある。ただ通りたくない。 友達の多いハルがちびっ子共と遊んでる。見られたくない。 森を抜けて裏から行こう。病院の門ではなく隣接する家から入る。 家にいたニーナが青い顔して自分を見る。無理して微笑んでる。 それだけで傷は、痛くなくなる気がしてくる。 自分よりずっと小さな体のその女の子が、 安心させるつもりなのか、...の手を握って言う。 「…もう大丈夫」 ―――その手は冷たかった] | |
(57)2006/05/01 03:42:33 |
流れ者 ギルバート お前の仇……人狼だよな。 そう思って、いいよな。 皆生きたくて狼だと疑った奴を殺そうとしてるんだ。 それが……たまたま………お前、だったんだ、よな……。 人狼がいなきゃこんな事にはならなかった、よ、な……。 ……じゃあな、ニーナ。お前は天国にいるんだろ。 メイも一緒か。ローズマリーさんもだな。 …ウェンディさんもそうだろうか。 オレはそっち行けるかわからんけど…人狼、倒さないとな。 それで……「もう大丈夫」って笑わないと。 [膿で張り付いた包帯を剥がす時のような心の痛みと苦しさに耐え どうにかニーナの傍から立ち上がり、振り返らずに扉を閉め…… 一階へ。壁を背に立つ。 まだ人を寄せ付けない強張った表情だが、自身も考え そして交わされるであろう議論に*耳を傾ける気でいる*] | |
(59)2006/05/01 03:43:11 |
墓守 ユージーン もしレベッカが狂人であるとする。それは、人狼はほぼ分かるだろう。なぜならその時、人狼は占い師と霊能者に1匹ずつ名乗り出ている。ならばレベッカが襲われるべき理由はない。守護者でないことは明白。 ギルバートを襲わない理由があるとしたら、片白という疑われやすい立場であるため。…とまで考えてもグレンを襲わない理由も同じだというのか? ………冷静に考えれば無理がある。そう、感じる。 少し、記憶を洗い直してみよう。…眠気で頭が働かなくなってきた…。 [彼は広くなったソファで、寂しく毛布にくるまった。盲点について考えすぎて袋小路に入っている気がする…。] | |
(64)2006/05/01 04:12:50 |
農夫 グレン ―集会所二階― [暫く考え事をしているうちに、眠ってしまっていたらしい。 そういえば、シチューはどうなっていただろうか。 なんということのない日常の行動に埋没することで、少しでも気が紛れるかもしれない。 それに、あの二人が少しでも口にしてくれたのなら幸いだ。 そう思い、厨房に向かう。] ―厨房― ―――まあ、無理もあるまい。 [シチューは火にかけられたまま、ぐつぐつと煮立っていた。周りに吹き零れた跡があるが、火が立ち消えなかったのが幸いか。 ホールではセシリアが疲れきった表情で寝転がっていた。レベッカはいない。恐らく、二人とも憔悴しきっている。いや、この場にいる者全てが、憔悴している。 そんなことを考えながら、浮いているアクを取り、火を止めた] | |
(69)2006/05/01 07:48:59 |
農夫 グレン ―ホール― [味見がてら、朝食としてアイリッシュ・シチューをテーブルに運んだ。 皿を置くと、もう皆が半ば習慣として残しているメモが目に入る。 そこには、普段のユージーンらしくない乱れ気味の文字と、きっちりとしたラッセルの文字が] ……なるほど、ユージーンも迷っているか。 冷静な彼も、さすがにこの状況ではな…… だが、私など数日前から論理的にミスが多かった。人のことは言えまい。 「レベッカが狂人かもしれない」か……最も考えたくなかった可能性だが、な……一考の余地はあるな。 しかし、ラッセルの疑問はどうだろうな。 確かにセシリアが私を選んだのは疑問ではあるが、「人狼を人間と言いくるめるために占い先を変えることもあるだろう」というのはどうだろう? セシリアが本当に占い師か否かに疑問を持つ者がいる以上、むしろ占われた者は逆に目立つ気がするが。 「人狼を占いたくないから占い先を変える」この方がまだしっくりくる。 [その他、部屋で考えていたことも含めてメモに残した] | |
(70)2006/05/01 07:58:21 |
農夫 グレン [メモを書き終えると、シチューに口をつける。 野菜に関しては問題ない。少々煮崩れてしまったが、弱った胃にはむしろいいだろう。 ラムは、やや固くなってしまったか。弱火の時間が増やせれば良かったか。 味に関しては、悪くないと思う。 ローリエの香りが少々飛んでしまった気がする程度だ。] ―――もともとのスープが良かったからな、ローズマリーには感謝せねばなるまい。 [ここにはもういない少女に対する感謝を口にする。 あれは、もしかしたら他の料理に使うはずのものだったのかもしれないが。] ―――。 [黙々と、口に運ぶ。 一口咀嚼するごとに、幼い頃の食卓が思い出された。 飢えに喘ぎながら、あれほどまでに望んだ暖かい食卓の光景を。] | |
(71)2006/05/01 08:05:44 |
墓守 ユージーン 『セシリアの真偽はすべてを考えよう。嘘をついているならば人狼側、3日のうちに消えてもらえば足りる。』 『セシリアが人狼であれば、現状のベストに近いがこれは可能性が低めだ。が、明日も彼女が生きており、ここに人狼が残っているなら消えてもらう。そこで終わることになる。』 『セシリアが本当に占い師であるなら、明日彼女が生きていて判定が出れば不明者は2名となる。明日退治が終わっていないなら、残り2名を順次始末すれば事足りよう。』 『セシリアが狂人であるなら、彼女が狂人であると人狼がいつ確信したかが問題になろう。人狼に人間と判定したことが答になる。明日の段階で襲われてないならば、今日の段階までに人狼が占われている可能性が非常に高い。この場合、ギルバートが人狼である可能性が非常に高くなる。守護ではありえないメイが襲われた事実は考慮に値する。』 | |
(73)2006/05/01 11:10:02 |
学生 ラッセル ああ、あとグレンに伝えておくと、 俺は俺なりの考えがあって、処刑先にグレンを推していた。 その理由は、ユージーンとは別の理由だった。理由のことは言ったはず。 これで追従したと言うのなら、例え偶然でも結果として意見が重なった人は皆追従ってことになると思うけどな。 で、俺は自分が偽者の占い師に人狼判定出される時の話もしたはず。 「偽者に罪を擦り付けられた」場合の話も説明済みだったけどなー。 グレンの言う通り、判定結果が出たところで俺の信用度は上がらないだろうね。 でも、皆俺を気に掛けていたみたいだし、 あの時セシリアが「本物かもしれない占い師」だったわけだし、 俺は「どんな判定が出ようと、俺が占われることで判断材料になる」と思ったから名乗り出たつもりだ。 | |
(80)2006/05/01 12:51:03 |
雑貨屋 レベッカ ……セシリアがグレンを占った理由ね。 [壁に背をつけて腕を組み、考える] 私は別に不自然には感じなかった。「印象が薄い」は確かに違和感はあるけれど……。昨日は私、占い希望の候補に挙がっている中からセシリアが占う人を決めれば良いと言った。 セシリアの疑いの矛先はラッセル君とグレンだったと汲める。そしてセシリアは「ラッセルは占うより手を下す方がいい」と見ていた。だからグレンを占った――ん、でも。 昨日、ラッセル君が手を下される雰囲気は無かったのに……私くらいでしょう、彼に殺意を向けようとしていたのは。ならば何故ラッセル君を占わなかったのか。 ラッセル君が人狼か人間か判断出来ず、狂人だったら占い対象にしたくなかった?でも、ラッセル君に手を下すべきという意思表示も伴っているし…… | |
(85)2006/05/01 21:28:28 |
冒険家 ナサニエル [憔悴した表情を浮かべてホールへと降り立った。どこか生気のない足取りで向かうのは数多のメモが置かれたテーブル。他の者には目もくれず、それだけを頼りにするように読み進め] セシリアについて気になっていることがもうひとつある。 昨日も言った、占い先としてグレンを選んだことに関係しているんだが……。 グレンは処刑候補として複数名が挙がっており、あの時処刑――いや、彼は自害を選ぼうとしていたのか。とにかくグレンが今日死んでいた可能性は高かったように思う。 占い相手に死なれては結果も見えないだろう。そのリスクを踏まえた上でグレンを選んだ理由が「印象が薄い」というやや消極的なものであったことがどうしても引っ掛かるんだよ。 [周囲に視線を向けてセシリアを探すが、そこにあるのは眠っている姿だった。嘆息すると誰に言うでもなくそう呟いて] | |
(89)2006/05/01 21:48:32 |
お嬢様 ヘンリエッタ さて、私もそろそろ希望を出さなきゃ駄目かしらね。 前々から言ってるけど、私はあまりセシリアが本物には見えないの。 ユージーンの言う様に、人狼判定を出さないからって理由だけでセシリアが本物とは思えない。 他の部分で怪しい所が多すぎるもの。 加えて、ギルとグレンの判定も疑惑に拍車をかけてるわね。 昨日はセシリア占い師の可能性を考えてグレンにしたけど、今日はギルの処刑を希望したいわ。 理由は昨日言ったとおり、明確に占いが出来ないと言わなかった事と、占われる当日にローズが襲われた事ね。 特に前者の方は、私達がここに来た日の事ですもの。 結構引っかかってるわね。 | |
(90)2006/05/01 21:51:03 |
雑貨屋 レベッカ セシリアの真贋は……五分五分なのが正直な所。 ギルバートにもグレンも人狼の可能性はある、と。 疑わしきは六名。 全ての可能性を考えなければならない、けれど手を下せるチャンスの限りを考えればある程度の排除を行わなければならない。 私は、グレン、ユージーン、エッタ。この三人は人狼の可能性を低く見るわ。状況証拠で物を言えないのは仕方ない……占いすら機能していない。その発言、思考から汲むこととなる。 残るはギルバート、ナサニエルさん、ラッセル君。 ナサニエルさんは見えない……見えない、判らない、それは皆も同じであり――同時に、決定的な理由に至らないが為に疑いの矛先が向いていない事実。それが隠れ蓑である危惧がある。 ラッセル君は正直言って疑わしい。自分占いを買って出る部分。ギルバートへの判定からセシリアが狂人だと気づき、占われても問題ないのでは――そうも考えられる。 ギルバートは態度は真摯にも思える、けれど、グレンなんかと違って、何処かで偽っている気が、する。ギルバートを疑うのは即ち、セシリアが偽者であるということになるけれど。 ……今日はこの三人の何れかだと、思っている。 | |
(97)2006/05/01 22:00:17 |
冒険家 ナサニエル セシリアとローズマリーの両者を見比べた時、ローズマリーの方がより狂人らしく見えると僕は昨日書いたが、今もその考えは変わらない。 ただ、今やローズマリーは死人に口無しの状態だ。精神的、もしくは肉体的に疲労を抱えていてうまく意見が出せなかっただけなのかもしれない。セシリアだけに発言権が許されている今になってもいつまでも比較論だけで考えていてはセシリアにだけ有利なことだろうね。 そうしてセシリアを単独で見た場合、どうにも信頼に欠ける部分が多いように感じている。それは占い先としてグレンを選んだことについての疑問が起因であるが、セシリアからその説明を受けていない以上判断が難しいのが本音だ。 | |
(99)2006/05/01 22:04:02 |
農夫 グレン [ぼんやりとラッセルの残したメモを見つめる。 そして、ぽつぽつと話し始める。] ……ラッセルはこのように言っているが、どうも納得がいかなくてな。 現時点で私が人間だという判定が下されたことで、逆に疑いを持つ者は現れる。……まさに、彼がそうだな。 もし、狂人が人狼を占い先に挙げて人間と偽るとしたら、もう一押しで我々を殺しきれるという確信を持ったときくらいだろう。 占われるということはとかく目立つ。聡明な彼女が気付かぬはずもあるまい。 私はむしろ、彼女が狂人だとしたら君を占い先から外すために私を占ってお茶を濁したとも取れるがね。 もう一つの疑問。これはあの少女も言っているが、この状況で自分を占わせたがるのは疑問だ。 セシリアを信頼するのならば、自分が怪しいと思う者を占わせればいい。 疑うのならば、罪を着せられる可能性のある自分への占いなど誘うまい。自分にはそれでセシリアが偽者と確信できるかもしれないが、周囲にはそんなことなど解らんのだよ。 | |
(100)2006/05/01 22:05:19 |
冒険家 ナサニエル まず昨日候補として名高かったグレンだ。 昨日も言ったが、僕は彼がウェンディを処刑することに反対の意を示したことを人らしい要素だと感じ取っている。今日メイが殺されたことによってウェンディが人狼だと強く確信できるようになった今、その思いは強くなったと言っても過言ではない。 ウェンディが状況からほぼ全員に偽者だと見破られようとしていた中、唯一の彼女の仲間である者はむしろウェンディを見捨てるよう動いただろう。 庇い立てするだけ無駄だ。疑いが向くだけに過ぎなかっただろう。 それを逆手に取った作戦だということはありえるが、昨日疑われていた中で生き延びることを諦めつつあったグレンがそうだとは思えないんだ。 | |
(112)2006/05/01 22:17:35 |
墓守 ユージーン エッタ、固定観念など状況証拠の前では無意味だ。 なぜローズ、占い師が襲われたのか。 なぜメイ、霊能者が襲われたのか。 メイであったと言うことは占い師を恐れていない? すでに占われて偽と判断できている可能性はある。 つまり当時のギルバートが人狼。 そしてもう一つ、セシリアが人狼だから襲われないという場合もあるだろう。ローズが襲われた理由と守護を襲う意味がない理由の双方はここで意味を持ちうる。しかしそうすると…狼が2匹…表に出ていたのか…? セシリアが偽というのはそういう意味のどちらかが強い。 だが今日、セシリアが真であったならば、残り4名の占いも処刑も外れた者を2名減らすために、占いと処刑を振り分けた方が、俺は得だと考えている。エッタ、ユージーンは、現状俺視点で無意味扱い。 そして…ラッセル、ナサニエル、に行き着いてるわけだ。 | |
(114)2006/05/01 22:20:44 |
農夫 グレン [すぐに表情を戻してユージーンの方を見やり] そういえば君はセシリアが人狼の可能性も言及していたな。 その場合は、なおさら誰かに罪を着せて「あいつが人狼だ」などと言えないことはわかるだろう。 その指し示した相手を殺してもこの惨劇が終わらなければ、自分が処刑される可能性が跳ね上がる。 狂人ならば、うまくいけば終盤において、罪を着せた人間と自分の二人を処刑させて、人狼が生き残る手伝いが出来るかもしれない。 だが、ローズマリーがいない今では、セシリア自身にも誰が人狼かわかるまい。もしうっかり人狼自身の罪を告発してしまったら……そう考えたら、余程の胆力が無い限り、そうそう他人を人狼だとは言えん。 いずれにせよ、セシリアが偽であったとしたら、最後の数人まで追い詰められない限り彼女は人間判定を出し続けるだろうな。 そういう意味で、彼女の真贋は私には藪の中だ。 むしろ放置してしまって構わないとすら思っている。 | |
(117)2006/05/01 22:23:39 |
冒険家 ナサニエル ユージーンとヘンリエッタについてはその考えに首を捻る部分もなくはないが、それよりも頷かされる意見の方が大きい。急いて始末したいとは思わない。 ただ、ウェンディがああいう状態だったことから考えると議論を大きく動かそうとする中に人狼が潜んでいる可能性は決して低くないのではないかと感じている。占う価値はあるだろう。 この2人ならば僕はヘンリエッタを推したい。 一面の中でウェンディを強く疑い、完全に偽者だと決め打っていたのが印象的だ。 単純に彼女が取捨選択に長けているだけなのかもしれない、そう思うのは短絡的かもしれないが、現状占いに明確な効果があるのかどうかは疑問だからね。 | |
(118)2006/05/01 22:24:33 |
文学少女 セシリア [レベッカの声に、顔を向ける。 少しだけ俯いて] …そうね。 あの時は、少し慌ててて余り深く考えられなかったのだけど 私はラッセルかニーナが、殺されるのだと思ってた… 仮に私がラッセルを見ると言ったら、ニーナは殺されるのではないかと…そう思ったわ 結局、そう、なってしまったけれど… [ぽつぽつと感情を込めないまま、言葉を吐いてゆく。 あるいは、それだけ憔悴しているのかもしれなかった] …かといって、そう疑ってもいないニーナを見たくはなかった ローズマリーが死んでから、ずっと感じていた 人狼は、彼女を本物だと思っているのだと、ね その視点から見たら、ニーナは一旦疑いの外へ出すに値すると感じたわ | |
(119)2006/05/01 22:29:25 |
冒険家 ナサニエル ラッセルについては、――判断が難しいのが正直なところだな。 グレンの言動を追い詰められた狼のようだと感じていたらしいが、どの発言のどういう部分からそれを感じ取ったのかということが説明されておらず、その姿勢に疑問を抱かなくはない。 ただその反面、人らしいと感じる部分もあるな。ウェンディが人狼であることはほぼ確定的であろう状況の中で、彼の発言には追い詰められている危機感をあまり見出せない。昨日に占い希望として多数名が挙がっていたのは明確だ。自身が疑われていることは十分知覚しているだろう。その点で人狼とは思いにくいな。 判断が難しいという点に関してはラッセルを占うのもいいのかもしれない。 | |
(128)2006/05/01 22:39:01 |
文学少女 セシリア ラッセルかナサニエルかの、どちらかでいいじゃない きっとそのどちらかが、そう、ウェンディと共謀して自警団を襲って、そしてローズマリーとメイの二人を胃におさめたんだわ そして、何食わぬ顔で人に混じって話をしているの 心の奥で狼の本性が舌を出しながら、真面目ぶって全てを欺いてるんだわ…そして、この中の全ての人間を殺そうと狙っている…そう、きっとそうに決まっている… [ぶつぶつと、途中から独り言を呟くようになってきて。 ふと、顔を上げた] そうよ 多分ラッセルだわ そして、私を偽者だと思い込んでるの…そう、そうなのよ ウェンの事は、好きだったのでしょう きっと仲間だから、多分唯一の仲間だから、余計にだったんだわ! | |
(141)2006/05/01 22:51:38 |
流れ者 ギルバート なあ…昨日オレ、ニーナに殺意を向けた奴のこと凄く 憎んだんだ。全員死ねばいいと思った。本心でだ。 でも今は…思ってない。 オレが死んでもまた誰か死ぬ。それでも絶望するなよ。 諦めずに探せ。 グレンさん、美しい音楽をありがとう。 レベッカ、気持ちが嬉しかった。 ラッセルさん、酒を飲もうと誘ってくれた夜のこと忘れない。 セシリア、最初に会った時のも今のアンタも嫌いじゃない。 ヘンリエッタさん、勝手だがアンタがまた朗らかに笑えるといいと思う。 ナサニエルさん、天国はあると思う。叶うならオレはそこに行きたい。 ユージーン、昨日は悪かった。ガキの時分からずっと一つでもいいから軽蔑できるところを探してたが、結局…尊敬してる。 | |
(145)2006/05/01 22:53:35 |