人狼審問

[ナサニエルの発言を聞いて]
すみません、こういうときに意識が飛んでたみたいです。
占うことになったのは、コーネリアスさん、処刑されるのは、ローズマリーさん、ですか。

賛成はします。占い先のコーネリアスさんは俺が希望してたし。ローズマリーさんの処刑は、遠からん日の自分の処刑への賛成票でもありはしますがね。
……なるほど、うちの家系は早死にが多いはずだな。

[...は、静かに十字を切り、手を組んで祈っている…]

主よ…どうして私たちに…このような試練をお与えになるのですか…？

どうか…ローズに救いの手を…
ローズが何者であろうとも…天へお導き下さい…

[...はそっと涙を流した]

[ラッセルの声に顔を上げた]

…それじゃ、こっから先はお互いのお手並み拝見ってやつだな…

コーネリアス、アンタの血を一滴貰うぞ

(吸血鬼を退治するためとは言え、これから毎晩一人ずつ処刑されてしまうのね。)

―覚悟を決めたローズを一瞥し、占い師二人の方へ―

さぁ、あたくしはどうすればよろしくて？

[十字架を取り出し、鞘を外す]
[鋭い白刃の先を床に向け]

指先をこっちに…なんだが、アンタは手先が仕事道具なんだよな…
まあ、支障ないとこからちょっともらえれば。

―ナサニエルの十字架にぶら下がる、形見のイヤリングを見つけ―

痛っ！
それ…その…ええと、妹さんのイヤリングでは無く、そのイヤリング…は？

―わずかに顔色が青くなり、唇が震えている―

（何故だ？母さんが俺にくれたイヤリングの片方…何故あいつが？）

コーネリアスさん、ちょっと失礼します。
[コーネリアスの正面に回りこみ、先ほどフレディにもらった紙にコーネリアスの顔を書き始めた]

…………人であるもの…………人にあらざる物…………姿…………
[呪文らしきものをぶつぶつと唱え続ける]。

[刃先でコーネリアスの血をすくい上げ]

…ん？　これは母親の形見だが？？

[さして気にも留めず、コーネリアスから離れた]

（俺の母さんと、あいつの母親は違う！
　俺は俺を産んだ人を母親だとは思って居ない…
　なのに…何故？しかも片方ずつ…）

―胸元のペンダントトップ（イヤリング）を握りしめてわずかに震えている―

……ふう、終わった。
[コーネリアスの似顔絵ができあがった。]
後は、夜明けを待つのみか。

ヒュー、弾倉は空にしとけよ。
実弾が出た、って言うんじゃ笑い話にもならん。

[...は、処刑を間近に控えて重苦しくなる空気に、声が出せないでいる]

セシリアちゃん……吸血鬼の存在を信じるのが、一番遅かった……吸血鬼を探す方法について……たくさん提示してくれた……

でも、一つ、注意して欲しいのは……矛盾したことを言っているから吸血鬼だとは限らないということ……人間誰しも……ミスをしてしまうもの……こんな状態だもの……独りぼっちで、誰を信じていいのか分からない人の方が……仲間のいる吸血鬼よりも……不安な発言をしてしまうかもしれない……
だから……まずはちゃんと……説明を聞くこと……それがなかったら……お互い信じることはできないわ……

[自分の書いた絵を見直す]
ん？俺が描いたのはコーネリアスさんだよな。……なんか一瞬別人に見えちゃったけど。……気のせいか？

[...は銃口をローズマリーに向けている]

（こうしていると思い出すな。昔のことを……。思い出したく無い記憶だが。さて、そろそろ時間か。あまり乗り気では無いが、役目を果たさなければな。……彼女が何であれ、せめて苦しまずに安らかな死を祈る）

[...は引き金を引いた]