人狼審問

はぁ。昨日は、温泉でふやけるくらいに浸かってたら疲れちまった。
今日こそは、誰かと話をしたいところなんだが…。
どうも、あの店には入る度胸ないんだよなぁ…。

国王様は、寝室から玉座の間に現れました。

「ふわぁ、良く寝ちゃったわぁ。

さて、今日はパパりん、いやこりんのために頑張っちゃうんだから。
いやこりんも、パパを見つけられるように頑張って頂戴ね☆」


そう言うと、国王様はマントを羽織ってどこかへ*お出かけになりました*

今日も気持ちのいい朝ね。
そう言えば、王様が何かイベントを開催してたわね。

眼鏡……眼鏡……あった。
（スチャッ）きゅるぅぅん☆

[セシリアは昨夜受け取ったメモを手に取った。]

ふむふむ……王様を探せばいいのね。
一人じゃ難しいかしら……誰か一緒に探してくれないかなぁ……。

ふぅ…
今日はベットで眠れたな。
久しぶりの宮殿だし色々見てまわるか。

［ハーウ゛ェイは*宮殿のなかを歩いてみることにした*］

国王様は、宇宙ステーション発射ボタンルームの前に居ました。

「やれやれ、げじげじ眉毛がトレードマークの騎士団長アーヴァインが先発したのね。」

「んじゃ、王様からのおふれ。」

【今日は国王様が宇宙ステーションに出発するからヨロシクね☆】

それだけ言うと、国王様は*また、どっかへお出かけになりました。*

んーっ・・・（のび
good morning☆気持ちのよい朝ですこと。
夢遊病なんてやっぱり気のせいですわね。
・・・あら？これ何かしら？

【ステラは国王からのめもめもを見ている】

お父様・・・いったいなにを・・・
楽しそうなお父様の笑顔が眼に浮かぶようですわ。
壁とか天井に張り付いていたりとか・・・
銅像に化けているかもしれませんわね・・・
はぁ・・・まったくもうっ（ぷんすか

・・・とにかくお父様を探さないといけませんわね。
豪華スイートルームといえばお父様とお母様が最初に結ばれた
記念すべき場所。
私のきゅるぅん☆な恋にふさわしい場所ですわっ♪
Better late than never☆撒かない種は芽を出さないのです。

そうと決まればお父様探しにlet's go☆ですわっ（きゅるぅん☆

ふぅ。
王様探し、どうしよっかなぁ……。

日向ぼっこしてるところに、ひょっこり出てきたりしないかしら？

この川の上流から、どんぶらこ、どんぶらこ。
王様が、どんぶらこ、どんぶらこ。

まあっ、素敵なシチュエーションだわっ！（うっとり

……でも、現実はそんなに素敵じゃないのよね。（しょんぼり

おとーさまー？

【ステラはゴミ箱のふたをあけた】

隠れてないで出ていらっしゃいましな（にこにこ

【ステラは砂糖つぼのふたをあけた】

怖くも痛くもないですよー？（きゅるぅん☆

【ステラはsioつぼのふたをあけた】

・・・？
なんでこんなところに「ハ・ズ・レ♪（きゅるぅん☆」って紙が・・・？

【ステラは小豆の入った缶のふたをあけた】

・・・こっちは「残念♪（きゅるぅん☆）」って・・・・・・
お父様・・・いやこにはお父様のセンスが良くわかりませんわ。

卵焼き、ウィンナー、から揚げ、しょうが焼き、コールスローを準備して。
おにぎりおにぎりちょっと詰めて。
あったかい紅茶をポットにつめまして。

さあ遠征の準備が整いましてよ（きゅるぅん☆

お弁当の匂いにひかれてお父様が出てきませんかしら・・・？
スィートルーム予約券・・・（ぽわんぽわんぽわん

ああいけないわいやこ！
Don't count your chickens before they are hatched☆
取らぬ狸の皮算用なんて、はしたないですわっ（きゅるぅん☆

［ギルバートは客室で目を覚ますと、辺りを見回した］

もう昼か。そろそろ腹減ったな。

散歩がてら色々と行ってみるか。
飯も欲しいしな。

しかしあれだけ女の子がいるといやこが誰なのかわからないな。まあ、可愛い女の子が多いのはいいことだ。

今日もいい天気ですわね。
お外は気持ちよくって。ピクニックにばっちり☆

【ステラはそよ風の川に着いた】

この土手はsunny place☆日向ぼっこに最高の場所ですわね。
あら？
セシリアさんが・・・寝てるわ。
危ないから眼鏡外しておいてあげましょうか（きゅるぅん☆

【ステラはセシリアの眼鏡を外して脇においてあげた】

「ばあや、ばあやは居ないのかしらん。」

国王様は、宮殿内にあるばあやの控え室に来ていました。

でも、ばあやはどうやらお留守のようです。
国王様は、ばあやを探しに再び宮殿内に*姿を消しました。*

[ハーヴェイはいやこの群れを眺めつつ宮殿内を散策している]

似たものを用意しているとは聞いていたが……
まさかここまでとはね。

【相変わらず遊び好きな国王だな】

[ふぅ……と小さくため息をつく]
まあ、昔は時々遊び相手を務めていた事だし……
内面で見分けるしかないなぁ。
そこまで何度も遊んだ訳では無いんだけれど。

[ハーヴェイは近くにいたメイドにお茶を頼み、噴水側のベンチに腰掛けて*考え始めた*]

[セシリアはむくっと起きた。]

眼鏡……眼鏡……。

……はっ！ここは土手！
あたしったら、いつの間に寝てたのかしら。

あら、どなたかいらっしゃるの？

（スチャッ）

あらあら、ステラさんこんにちはぁ。（きゅるぅん☆

あーぁ、よく寝た。

今日は国王と鬼ごっこか……
商品に魅力が……スイートルームは確かに魅力だ。
雑魚寝はきつい。
可愛い姫君でも隣ならともかく、男だけで雑魚寝は精神的にきつい。

姫君たちが手伝いを望むなら
いくらでも探すの手伝ってやるんだけどな。
景品は確かに魅力的だが
男捜したって何の楽しみもありゃしない。

ん？
あそこにいるのは……ステラ姫とセシリア姫か？

あら、トビーさんこんにちはぁ♪

トビーさんも日向ぼっこですか？（きゅるぅぅん☆

こんにちはセシリアさん（きゅるぅん☆
いいお天気ですわね。

私今日もお弁当を作ってきましたの。
これを食べて一緒にお父様を探しませんこと？
商品はFirst come, first served☆早い者勝ちらしいですけど、
Two heads are better than one☆1人より2人、3人だったら文殊様☆
協力するってよいことだと思うのです（きゅるぅん☆

そんなお話をしていたら、トビーさんこんにちは。
ちょうどよかったですわ。
一緒にお弁当はいかがですか？（きゅるぅん☆

うささんリンゴもありましてよ？（にっこり

よう、セシリア姫、ステラ姫。
二人はここでピクニックか？

オレは暇だから散歩してたんだ。
一緒させてもらってもいいかな？

さんきゅ、ステラ姫。
姫の料理は美味いからなー。
ありがたくいただくよ。

二人とも王様を探すんならオレも手伝うぞ？
オレは商品に興味ねーからなー。

お弁当！なんて素敵なんでしょう♪（うっとり

ええ、協力して王様を捕まえちゃいましょう。（きゅるぅぅん☆

トビーさんも一緒に探しましょうねっ♪

なんだかワクワクしてきちゃう☆

それにしても・・・
お父様はどこにいらっしゃるんでしょうか。
なにしろ変わった人ですからね。

あら。トビーさん。
お弁当がついてますわよ（にっこり

【ステラはトビーの口の端についていた米つぶを取ってパクリ♪】

オレも姫様たちのお役に立てるのはうれしいな。
役に立つかどうかはわかんねーけど。

ん？
美味くて急いで食っちまったからかな。
……さんきゅ、ステラ姫。

うまかった。ごっそーさん。

それで、国王探すってなにかいい作戦でもあるか？
変わったやつってことは常人じゃ考え付かないような
おかしな隠れ方をしてるかもしれねーだろ？

親ばかっぽいし、いやこ姫の悲鳴でも聞けばすっ飛んでくっかな。

悲鳴って……トビーさんったら、ステラさんに何か悪戯するの？（きゅるぅぅん☆

【ステラは食後のお茶を楽しんでいる】

どうしましょう？
宮殿の方に行ってみますか？

セシリアさんとトビーさんが何かアイデアをお持ちなら
ぜひうかがいたいですわ（きゅるぅん☆

３人で一緒に動いていればきっとお父様を見つけることが
できると思うのです。
お父様があんまりいたずら心をおこさなければ、ですけど（にっこり


・・・悲鳴ですか。
試しにやってみます？（きゅるぅん☆

【ステラは息を吸い込むと『きゃーーーっ☆』と悲鳴をあげてみた】

セシリア姫だっていやこ姫なんじゃねーの？
それじゃ違うって言うような言い方だぞ？

[そういったところでステラのあげた悲鳴に驚く]

うっわ
でけー声でるんだなー、ステラ姫。

あらあら。
ステラさんったら、お茶目ですねっ♪

ばあやが居ないわ。

それに、なんだかいやこりんに会いたくてたまらなくなっちゃったわ。

ふぅ。

ふんっ！


（ザザーーーーーー）

でてこねーな……
娘の危機は無視か……？

「さて、再びばあやを探そうかしら。
私が皆に探されるはずが、ネタしこみのために私がばあやを探す羽目になるなんてねぇ☆

ばあや、ばあやはどこ？」


国王様は、宮殿のテラスへと*出てゆきました。*

それとも、実際に危機に陥らないと無理なのかな。
こうやって押し倒してみるとか。

[トビーはステラを押し倒すふりをしてみた]

叫び方が悪かったのかもしれませんわね。

・・・あらトビーさんったら（ぽっ☆

【ステラはトビーに押し倒されてちょっと赤面☆】

……やっぱ無理か。
悪かったな、ステラ姫。

そんじゃ宮殿にいってみるか。
適当に歩いてりゃ見つかるだろ。

いいえ。トビーさん私が痛くないように支えてくださってましたもの。
そういう配慮のある殿方は嫌いじゃありませんわ（にっこり

そうですわね。
宮殿の方に行ってみましょうか。
セシリアさんも一緒に、3人で行きましょうね。

【ステラはセシリアに有無を言わせず笑顔で引っ張っていった】

そういわれると照れるな。

あぁ、荷物はオレが持つよ。

本当なら荷物じゃなくて、
二人の手を引いて歩きたいところだけどな。

手を引いてくださっても構いませんのに（にっこり

それにしてもお父様ったら。
いやこりんの危機に登場しないなんてっ！

・・・出会ったら手が滑って斬りかかってしまうかも。
ちゃんと注意しなきゃ。うふ☆（きゅるぅぅぅぅぅん☆

二人の手を引いたら荷物がもてなくなるだろう？
一緒にいるのに姫様に荷物を持たせるなんてできないからな。
それとも手を引いてたほうが国王が出て来やすいかな……

それにしても……なんかステラって……たまにこえーよな……。

トビーさんは紳士ですのね。
荷物を持っていただけて感謝しておりますわ。

・・・私、怖いですか？（首かしげ
そんなことありませんのに（きゅるぅん☆
でもIt is never too late to mend☆とも言いますし。
過ちて改むるにはばかることなかれ。
注意することにいたしますわ。

そうそう。お父様のことですけど。
１つ思い出しましたわ。

悪だくみをするときはいつもばあやを巻きこむんですの。
ばあやの部屋に行ってみるのもいいかもしれませんわね（きゅるぅん☆

こわいっつーか。
美人なんだけど、その分凄みがあるっつーか。
気にするほどでもねーけど。

なるほど……ばあやか。
よし、そっち向かうぞ、二人とも。

−ばあやの部屋−

ばあやは不在。
ばあやの部屋付きの侍女が、訪れた者に

「ばあやは、この時間お茶を楽しむ習慣がある」と告げます。

王様も数時間前にばあやの部屋に立ち寄り、ばあやの不在を確認しています。

ばあやのお部屋の前に張り込みを続けて早や３時間。
どーしてお父様はいらっしゃらないのかしらっ！（ぷんぷん☆
ばあやはもうお茶を楽しんで帰っていらして、お裁縫とかして
優雅な時を過ごしているのに！（ぷんぷん


・・・あらばあや。ご機嫌麗しゅう（きゅるぅん☆
いえいえ。なんでもないのことですのよ。おほほほほ。
それよりお父様の居場所をご存知？・・・えっ？

『窓から入ってきてさっき出て行った。』ですって！？
なんてこと。私としたことが窓を忘れておりましたわ！
こうしてはおられませんわねっ。

トビーさん！
セシリアさん！
お父様を追いますわよっ！！いざっ！！

【ステラはトビーとセシリアを引っ張って走り出した】
【ちなみに彼女はすでに目的を忘れて鬼ごっこを楽しんでいる】

[公園のベンチでひとり佇んでいる]

おやおや。いけない。
また考え事をしていたようですね。

[渡されたメモを眺める]

国王を探せ、ですか……。
スイートルームとやらには、別段魅力を感じないのですがねぇ。
しかし、確かに今の私には、時間は必要なのかもしれません。
まだ、真実の愛を見つけることが出来ていないのですからね……。

[目の前にある花壇の花を一本、いとおしそうに手折る]

花のように芳しく微笑み、
鳥のように美しく囀り、
風のようにこの腕をすり抜け、
月のように遠く在りながら焦がれる。


この国の姫は、そのような存在だと伺って参りましたが……。
この私に、果たして彼女を見つけることができるでしょうか。

この宮殿には、美しい花たちが想像以上に豊富に咲き乱れているようです。
案外、本物の姫はその花の間を優雅に舞う蝶なのかもしれませんがね。

私は、その全てを見極めたい。
どれだけの時間がかかるのか――いやはや、考えただけでも気が遠くなりそうですけどねぇ。

[最後は苦笑まじりに呟く]

お父様はいったいどこ！？（ぷんすか☆
もしかしてもう宮殿にはいらっしゃらないのかしら？
それとももう他の方が見つけてしまわれたのかしら？（きゅるぅん☆

いいえ。あきらめちゃダメ。
God helps those who help themselves☆
神は自ら助けるものを助ける☆
努力することこそ大事なのです（きゅるぅん☆

もう晩ご飯のお時間ですわね。
トビーさん。セシリアさん。喫茶店に参りましょうか。
もしかしたら他の方にもお会いできるかもしれませんし。

うーなんか昨日はしゃぎすぎたのかなー
頭が痛いよ・・・・・・

ベットに入って寝てよ・・・・・・

あ・・・札をかけておこうかな。

「自由に入って、調理しちゃってください。どの道国営なので、代金とか要りません・・・でもちょっとは欲しいかも。」

何度見ても、素敵な店名……。（うっとり

それにしても、王様はどこにいるのかしら。
お食事を済ませたら、また追いかけますか？

[噴水の中央に立つ紳士像を見てふと足を止める]

おや、これは立派な像ですね。
山高帽とステッキがよく似合っている。
喫茶店や他の場所で見かけたのは、全て美しい女性の彫像だったと記憶してしていますが……さしずめこれは、姫か、あるいは国王が望む結婚相手の理想像とでもいったところでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ふあぁ〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
むにゃむにゃ、もう食べられないよう・・・・

セシリアさんの仰るとおり、食事を終えたらまた探したいですわね。
あら・・・【代金とか要りません・・・でもちょっとは欲しいかも。】って。
そういえば払ってませんでしたわね（あせあせ☆
あとで届けさせませんと。

晩ご飯は何にしましょうか。
牛肉にたまねぎにきのこに・・・ふむふむ。
ハンバーグがいいですわね☆
シメジとまいたけ入りのドミグラスソースを作りましょ。
にんじんのグラッセと茹でいんげんも添えて。
スープはそらまめとブロッコリーのグリーンポタージュかな。

まずはたまねぎのみじん切り・・・あぅぅ＞＜泣けますわね・・・
トビーさん。またお手伝いをお願いしますわ☆（きゅるぅん☆

あ、あの、あたしも何かお手伝いしますね。

そうだ、お茶を淹れましょう。
カップと、ポットと……。

（ガッシャーン！）

しくしく……。

セシリアさん大丈夫ですか？（きゅるぅん☆
お茶をありがとうございます。ほっとしますわね。

ご飯の準備はできましたので、私奥の方でデザートを
準備してまいりますわ。

お父様を探しに行くときは連れていってくださいましね。

[メイはため息をつき、力なく微笑みながら喫茶店のドアを開けた。]

こんばんわ……。
今日もいいにおいですね。
わたしもお手伝いしたいのだけれど、ステラさんが完璧にこなしていらっしゃるのね。
お茶でも沸かしますね。

……あら、セシリアさんが用意してくださるところだったのね。
ごめんなさいっ。

……あの、大丈夫ですか？

もしも「姫を攫うためにはこう在れ」という意図で、この像が置かれているのならば……。
いやはや、これは難問ですねぇ。

[コーネリアスは、噴水の周りをぐるりと回った]

まさか、こんなところに国王が隠れているとは思いませんが……。

ステラさんのデザート、楽しみにしてます♪

[セシリアは涙で眼鏡を曇らせながら破片を片付けている。]

ステラさんはとっても綺麗でお料理も上手で……素敵な方ね。
……それに引き換え、いつまで経ってもダメなあたし……くすん。

あっ、メイさんこんばんはぁ。

[メイはとりあえず床を拭き、テーブルを整えた。]

わたしは何かすることがあるかしら……。
そうだ、コーヒーでもいれましょう。紅茶党の方には紅茶を。
においにつられてお父様もこちらにいらしてくださればいいのになあ☆

ステラさんにはステラさんの、セシリアさんにはセシリアさんの魅力があると思いますよ。
泣かないで、笑顔の方がずうっと可愛らしいのですから。
……これは、王子様が言うべき台詞ね。うっかり取ってしまったわ。

あたしの魅力って何だろう……。

……。

……。

……。

思いつかないわ……くすん。
でも、そうよね、泣いてたらますます可愛くなくなっちゃうもの。
慰めてくれてありがとう。えへっ♪

くぅーっ
たまねぎのみじん切りは今日もきつかったな。
ステラ姫の作ったメシ食ってから国王探しに行こうぜ。

メイ姫、来てたのか。こんばんは。
メイ姫もステラ姫とセシリア姫と一緒に国王探すか？

ん？
なんか微妙な空気だな。
まーた泣いてたのかセシリア姫。
破片で怪我してねーよな？
せっかくの綺麗な手に傷が残ったらもったいないぞ？

トビーさん、ありがとう。もう大丈夫よ。

そうね、メイさんも一緒に王様を探しましょう！（きゅるぅぅん☆

あ……トビーさん、こんばんわ……。

[メイは少しだけ顔を赤らめて挨拶をした。]

みじんぎり、お疲れ様でした。

お父様ね、わたしもずっと探しているのだけれど見つからなくて。
そうね、ひとりで探すよりはたくさんいた方がかくれんぼも面白いですよね☆

そんじゃみんなで協力し合おうな。
オレは景品はいらねーから。
上手く見つけられたら誰が受け取るか姫様たちで相談しろよ。


……メイ姫は今日も顔が赤いな。
大丈夫か？

あらあら。
メイさんお熱があるのかしら……？

[メイの額、続けて自分の額に手を当てる。]

うぅーん、よく分からないわね……はっ！

[慌てて前髪を元に戻した。]

セシリア姫、それ……

んな隠さなくてもいーんじゃねー？
豪快な傷みたいだけど
姫の美しさに影響はそんなねーだろ。
心配にはなるけどな。痛くねーんだろ？

がーんっ！！
き、気付いてしまったのですね……。

ええ、痛みはもう無いのですけど……。
こんな傷を持った女なんて、誰も興味を持ってくれないでしょうね……ふ、ふふ、ふふふ……。

そっか？
傷があってもセシリア姫は十分魅力的だと思うぞ？
ドジなところもほっとけなくて可愛い。

私は……大丈夫ですよ☆きゅるるん☆

[メイは慌てて顔の前で手を振った。]

前髪で隠してしまうとせっかくの可愛らしいお顔に影ができてしまうからもったいないと思いますよ。
自分の気になるところは隠しておきたい乙女心もわかりますけれどねっ。

国王様は、星見の丘の女神像の前に立っておりました。

「ばあやったら、いやこりんが素敵な星の王子様をゲットするために、切欠を作らなければダメ、だなんてお説教するんだもの、国王困っちゃう☆

仕方が無いから、ご褒美を誰かに取らせた後にちょっとしたゲームでもしようかしらね。
可愛いいやこりんが、王子様と仲良くなるんでも、他のいやこりんモドキに親友作るんでも、パパリンは嬉しいわ。」

メイ姫さんきゅ


それじゃ、これからどういう作戦で国王を捕まえるか考えっか。
悲鳴を上げても飛んでこなかったし
押し倒しても何も起きなかったし。

罠を仕掛けるとしていやこ姫の写真だと
あの変態じじいのほうが引っかかりそうだからなー。
二人にいい案はねーか？

トビーさん、メイさん、二人ともありがとうっ♪
流れ星銀みたいなあたしだけど、前を向いて頑張るよ！

[セシリアは眼鏡を曇らせながらお茶を*飲んでいる*。]

「今はもう亡き私のスイートハニーに似せて作ったこの女神像。

そして、メイド喫茶の天使……

あぁ、そうだわ！
うっかりメイド喫茶にメイドを雇うのを忘れていたわ。
あれじゃあ、ただの喫茶店じゃない。

そう言えばばあやが、最近いやこりんがメイド喫茶に入り浸っているとか言っていたわね。」

押し倒し……たんですか？

[メイは一瞬顔を曇らせた。]

そうですね、じっと待っていたのではあのお父様は捕まえることができないと思うのです。
くまなく探す……のが一番ですが、時間がかかってしまいますわね。

ま・さ・か。

いやこりんたら、メイドコスプレにでもハマっちゃったのかしらね。
まったく、かわゆいいやこりんのことですもの、何を着ても似合うのは判るけど、程ほどにしとかないと、メイドフェチとかロ(ryとかの変な王子様にしか見初められなくなっちゃうわっ！プンスコ！

押し倒すっつってもフリだけどなー。
娘の危機になりゃあの親バカ国王なら
飛んでくっかと思ったんだけど
やっぱフリじゃ無理だったみたいなんだよな。

くまなくさがすったってなー。
向こうだって動き回ってんだろうし、
うーん……二手に分かれて探しに行くか……
それじゃ連絡が上手く取れるかわかんねーしな……。

窓を開けて、少し換気をしますね。
においが外に漏れて、お父様がいらっしゃるかもしれませんし☆

ま、考えていても仕方が無いわ。

案ずるより生むが安し！

わたしたちがうまく連絡が取れる手段があればいいのですけれど。
ここを拠点として地図を置き、探し終えた場所をマーカーで塗りつぶすのはどうでしょう？

だんだんさむくなってきたわ……お父様、お風邪を召されませぬよう……。

[メイはフレディのことを思いつつ夜空を見上げた。]

おや、おや。
私ときたら本当に……。

[誰にともなく苦笑する]

さてさて。
外は冷えてきましたし、いつまでも独りでいては、身体どころか心にまで虚が出来てしまいそうです。
食事は、今日もあの店で良かったのでしょうかねぇ……。

でも探し終えたところに戻ってる可能性ってもあるだろう？
探し終えたところに戻れないような何かを仕掛けないとダメじゃねーかな。
一人はここで連絡係……一人は探し終えたところの罠係。
後の二人でしらみつぶしってのがいいかもな。
ただ戻れないような罠っていうと……。
なんか、国王が近くにも寄りたくないほど嫌いなものってあるか？

「ふぅ、何時見てもこの、女帝像は素敵だわ。
私、カッコいい女性が大好き。

……言っとくけど、私が好きなのは女性よ、女性。
そこんところ、誤解しないで頂戴ね☆」

国王様は、女帝像に向かってブツブツ呟いた。

[喫茶店のドアを静かに開ける]

誰かいらっしゃいますか？
今日も何かいただきたいのですが……。

そっかあ……そうですよねえ。
罠……ワナ……キライなもの……。

そう、蜘蛛!! お父様は蜘蛛が大の苦手なのです!
わたしも蜘蛛は嫌いですから、罠係にはなれません……。

おや。何かご相談の様子ですね。
もしかして、邪魔をしてしまいましたか？

あら、こんばんわ☆
はじめまして、ですよね？
メイと申します。
ごはんは、ステラさんのハンバーグがありますよ☆

「それにしても、ここの水族館の『天使のクリオネ』はきゅるるん星一番の人気の様子ね。『天使のドルフィン』とかも、子どもたちに人気の様子。

国王たるもの、こうして星の実態を常に把握して回らなくっちゃね☆ナイス私♪」

国王様は、満足そうにひとつ頷くと、またどこかへ*姿を消しました*

ふんがっ！

[ダニエルは、露天風呂に浮かんだ状態で目を覚ました]

新顔が入ってきたなー。
うっす。

メイさん、ですね。はじめまして。
私はコーネリアスと申します。

あたたかい料理がありましたら、是非。
外はかなり冷え込んできていますよ。

[寒そうに、身を震わせる仕草をしてみせる]

蜘蛛か……

姫君たちは虫は苦手だろうし、
オレが罠係をやってやるよ。

コーネリアスも参加するか？
国王捕獲大作戦。

むぅ！

･･･…っくしょい！ってんだこんちくしょう！！！

ん？
んんん？

どわああああああ！！！！！

[ダニエルは、自分の手を見て吃驚した。]

わしの手がっ！わしの手がっ！
ここは竜宮城ぢゃないのかのーーーーー

あら、どなたかしら……？（きゅっきゅっ

コーネリアスさんでしたのね。こんばんはぁ♪

[ダニエルは、両手を見つめながら湯船から這い出した]

わしのおててが、シワシワぢゃぞい！
一気に歳をとってしもうた！
まだ、玉手箱も開けておらんのにっ！！

うおお、いやこりんや！
こんな老いぼれた爺でも愛してくれるかのう！

蜘蛛の罠……素敵。（うっとり

[トビーに]

おや、他にも初めての方がいらっしゃるようですね。
よろしくお願いします。

貴女は……セシリア嬢。
こんばんは。またお会いできましたね。


蜘蛛？
国王……捕獲？

何やら、皆さんで面白そうな相談をしていらっしゃるようだ。

オレはトビー。

今ステラ姫とセシリア姫とメイ姫と協力して
国王を捕まえようとしてたところなんだ。

セシリア姫は蜘蛛が平気なのか？
罠係やりたいならやってくれてもいいんだぞ？

[メイは一瞬触れたコーネリアスの手がひんやりとしていることに気づいた。]

ほんと、手がとても冷たいわ。
すぐに温めて参りますから、少しお待ちくださいませね☆

ぐふぅ、昨夜から湯船にずっと浸かったまんまじゃったからのう。

何だか腹がぐぅぐぅいっておるのう。

む、何やら漂ってくるこの良いかほり！
かほりがわしを呼んでおる！

[ダニエルは、凄い勢いでメイド喫茶へ向かった！]

たーのもーぅ

[ダニエルは、勢いよくメイド喫茶のドアを開けた]


ぬおお、食事の暖かな団欒のかほりがするぞぃ。
おぢさまが、ラブリーいやこりん達に会いに来たぞぃ。

トビーさんですね。覚えました。

蜘蛛、ですか……その絹のような糸は大変美しいのですが。
まぁ、得意としないご婦人方は多いのでしょうねぇ。

[メイに微笑みかける]

ああ、助かります。
貴女のように素敵な方に給仕をしていただけると、食事も一層美味しく感じられる事でしょう。

ええ、あたしは蜘蛛って大切な生き物だと思うから、別に平気よ。
他の方が苦手でしたら、あたしとトビーさんで罠係をやりましょう♪

うわ、でた

セシリアさんは蜘蛛がお好きなのですね。
頼もしいわ。

はい、コーネリアスさんお待たせしました……って作ったのはステラさんで、わたしは何もしていませんけれど。きゅるん☆

ご希望でしたら食後にコーヒーか紅茶かいれますのでおっしゃってくださいね。

お、おぢさま……こんばんは……。

[セシリアは怯えるような申し訳ないような、複雑な表情でダニエルに挨拶した。]

でもこのじじい姫が頼めば地の果てでもいってくれそうだよな……。
戦力にはもってこいじゃねーか？


じゃーメイ姫とステラ姫は外は寒いしここで連絡係で待機。
オレとセシリア姫が罠係。
コーネリアスとじじいで国王を探すってことにしようか。

それでいいかな？

まあおぢさま!
昨日はお見かけしませんでしたが、今日もお元気ですのね。

[メイはダニエルにお茶を手渡すと再び皿を手に取る。]

ちょうど温め終えたところですよ☆

[密かに面くらいつつ、ダニエルに]

まだお見かけしなかった方がいらっしゃるのですね。
私はコーネリアスと申します。よろしく。

[メイに]

ありがとうございます。
そうですね、出来れば食後にエスプレッソを。

[ダニエルは店内を見渡す。いやこりん達の他に男性も数人居るのを確認した。]

おお、これはこれはわしの愛しのいやこりん達よ！
そして、ちょっとおしゃまで近所のお姉さまたちのアイドルトビー君と、髪の毛同様流れる白銀の台詞使いッコーネリアス君じゃな。
なぁに、わしは念力でなんでも判るぞぃ。

わしの事は、愛を込めて「おぢさま」と呼んで下され。

ええ、私はそれでかまいません。
トビーの案で問題のある方はいらっしゃいますか？

ええ。こちらでお帰りを待ってますね。
外はさむいですし、皆さんお気をつけてくださいね。

[メイはダニエルの前に皿を出すと窓を閉め、コーネリアスを振り返った。]

わたし、お料理はあまり得意ではありませんが、おいしいコーヒーをいれる自信はあるのですよ☆
とびっきりのをいれて差し上げますね。

セシリア姫、まるで恋焦がれた星の王子様を見るようなもじもじ顔でわしを見るとは、大胆なお姫様ぢゃのう。ふぉっふぉっふぉ。

そしてトビー君。何だか判らんがわし、いやこりんの為なら何でもやるぞい。

メイ姫は、ほんに今日も優しいのう。
この老体が、飲まず食わずで風呂に浮かんでいた事も、お見通しとは恐れ入ったわい。
有難う。

[メイから茶を受け取った。]

コーネリアス君は、初対面ぢゃったかのう。歳を取ると忘れっぽくてのう、ふぉっふぉっふぉ。

じじいはじじい。
何でそんな気色悪い呼び方しなきゃなんねーんだよ。

その念力とやらで
姫君たちのために国王をさくっと見つけてくれよな。

それじゃあ、トビーさん。
一緒に王様を罠にかけちゃいましょう♪

ふふ……ふふふ……。（うっとり

ふぅ、お腹一杯じゃわい。

さて、わしの可愛いいやこりん達よ、わしは何をすればいいのかいな？

[ダニエルは、腹を擦りながら女の子たちの顔を順番に眺める]

「流石国営水族館ね。見所が多くて、ついじっくりと回ってしまったわ。

さて、次はどこをうろつきましょうっ。
可愛いいやこりんが風邪を引くといけないから、余り遠出は出来ないかしらね。」

おう、がんばろうな、セシリア姫。

メイ姫たちはあったかい飲み物でも準備しといてくれ。

後は連絡方法だよな。
花火だったら準備できるけど王様にも見えちまうんだよな。
警戒して近寄んなくなっちまうかもしんねー。

おはようございますっ

って、これはいったい何の騒ぎ？

ニーナ姫、こんばんは。

国王捕獲対策委員会へようこそ。

ってのは冗談だけどな。
みんなで協力して国王を捕まえようぜって
話し合いしてるところ。
ニーナ姫も一緒にやんねーか？

おお、これはこれはわしの可愛いいやこりんのうちの一人ではないかのう。

今、何だか国王を探せ！的な空気になっているらしいぞい。

なるなる。
かくかくしかじかとゆーわけですね。

おと……王様ったら、またお茶目なんだから。

がんばってくださいな☆

あらニーナさん、こんばんわ☆
アルバイトの鉄則「夜でもおはようございます」を守っていらっしゃるのね。

今協力してお父様を捕まえようとしているのですよ。

やみくもに追いかけても王様は捕まらないですね。

王様が出現しそうなところに、一人ずつ張り込んで、逃げ場を狭めていくというのはどうでしょう〜？

外側から蜘蛛を蒔いてこの喫茶店に向けて追い詰めてくってことか。
それもいいかもしんねーなー。

ニーナ姫、頭いーな。

[ハーヴェイは噴水のそばで目を覚ました]
…っと、また眠ってしまっていたな。
少し冷えてしまったようだ……

さて、まだ誰とも会ってないことだし……
どこか店にでも入れば誰かに会えるのかな？

おお、蜘蛛が必要なのかいな！

よぉし、わし、いっちょ捕獲してくるぞい。
どう？わし、素敵なおぢさま？？

[ダニエルは、女の子達に満面の笑顔を向けると喫茶店を後にした。]

ニーナさんの作戦はすばらしいと思います。
……でも、店内に蜘蛛をいれないでくださいね。
わたし、蜘蛛はどうしても駄目なのですよ。

[メイは蜘蛛を想像して涙目になった。]

ぷくぷくぷく・・・ざばあっ

[しゃろこが、水族館の水槽の底から、いつものように顔を覗かせた。]

気配が。
父上殿の気配が確かについ先ほどまでありましたわね。

ふぅっ、ここで可愛い一人娘が労働していると知ったら、泣き喚きそうな父上殿ですからね。ばれずに済んで幸いですわ。

それに、わたくしには、ここのお魚の民草とのコミュニケーションがとても大切ですの。宮殿に戻されてはわたくしは何を楽しみに生きたらよいのでしょうか？

国王が逃げ込む場をこの喫茶店にするための作戦なんだ。
一匹も入れねーよ。
安心しな、メイ姫。

宮殿の入り口の鍵穴にガムを詰めて王様の帰る場所をなくしてしまう作戦はどうかな？

たーいりょーーーーえーーーん！

【喫茶店にでも行けばお茶をしている姫を一人くらい捕まえられるかねえ？】

[ハーヴェイはメイド喫茶へ向かった]

あららみなさまこんばんは。
ケーキを焼いている間にこんなに集まっていたなんて。

では、私たちはここで待ちかまえていますので、みなさんはこの喫茶店に王様を追い込んでくださいね♪

なんつーか……
便利なじじいだよなー。

それにしても・・・

[手に持っている、蟹をじっと見つめる。]

この星には野生のも養殖のも蟹はいないはずですから、ネリアス様に料理して召し上がっていただこうと必死に捕獲したのですけどね。もう辺りは真っ暗。わたくし、情けなくって涙が出てきますわね。ぐっすん。

きっともう、お食事を済ませてしまっていることでしょうね。ネリアス様ぁ。きゅるぅん☆

ステラ姫、うまそーなケーキだな。
じゃあ、それ食い終わったら
男たちとセシリア姫で蜘蛛ばら撒いてくっか。

国王が逃げ込んできたらちゃんと捕まえるんだぞ？

[マイペースに食事を終える]

さてさて。
結局のところ、私はお嬢様方のために何をすれば？

う・・・（口をぱくぱくぱくぱく☆

い、いらっしゃいませでございますのことですわ（きゅるぅん☆

【とっさに聖水をにぎりしめつつ必死に笑顔を作っている】

わぁ！美味しそう！！（うっとり

いただきまぁすっ♪

まあいいにおい☆
わたし、ケーキの中でザッハトルテが一番好きなのｖ

トビーさん……あの……ドアの前でおぢさまがたくさん蜘蛛を……ぶるぶるぶる。
ぜったい、ぜったいですよ？
約束ですからね!

[メイは強引にトビーと指切りげんまんをした。]

わーってるって、メイ姫は怖がりだな。


ん？
蜘蛛撒き係がもう一人やってきたな。
よっす。

ふむ。
国王がここに来るように蜘蛛を撒けば良いのですね？
では、私はここから一番遠いそよ風の川へ参りましょうか。

こんにちは。
ずいぶんとにぎやかですね。

[空いている椅子に腰掛け、ケーキを持ったステラににっこりとほほえむ]

美しいお嬢さん。あなたがこの喫茶店の店員さんですか？
少し肌寒くなってきたのでこちらに来たのですが、珈琲をいただけませんかね？
ミルクを少し多めで砂糖抜きでお願いします。

おかえりなさいませ、ごしゅじんさまー

まあ今日は初めましての方にたくさんお会いする日だわ。
こんばんわ☆メイと申します。

[メイはハーヴェイにお茶を手渡した。]

わし、余った場所でいいぞい。

あ……お茶ではなくて、コーヒーでしたか……。

[メイは湯のみをそっと引いた。]

それにしても姫によく似た店員さんですね。

[トビーの方を向いて]
蜘蛛……ですか？　何に使うんですかね？

[ハーヴェイはトビーから説明を受けた]

ふむ……あの王になら結構効きそうですねえ。

コーヒーですわね。かしこまりました。
モカ・ティピカの良いものを先ほど見つけたのです。
やさしい甘みと香りが素敵な逸品ですのよ（きゅるぅん☆

【ステラはコーヒーを丁寧に淹れた】

ミルク多め、砂糖抜きでしたわね。
お待たせいたしました。お召し上がりくださいませ（きゅるぅん☆

[メイの手を優しく包み込む]

お嬢さん、お茶でもかまいませんよ。

[にっこりとほほえみかける]

あら、初めましての方ね。
あたしセシリアっていうの、よろしくねっ。（きゅるぅぅん☆

それじゃオレは公園のほういってこようかな。
けっこう広いから撒き甲斐がありそうだ。

[ハーヴェイに向かって]

おや、まだお会いしていない方がいましたか。
私はコーネリアスと申します。貴方は？

おぢさま、手を洗っていただけますか？
そのぅ……蜘蛛を、触っていらっしゃったのですよね？

[メイは涙目でダニエルに訴えた。]

こんちくしょうですわーーーーーーーーー！

[しゃろこは、思いきりかぶりをふって、全力で蟹を水槽に放り込んだ。]

む？わしは店内に入ってないぞい。
かわいいいやこりんが怖がるといけないからのう。

[ダニエルは、泣きそうなメイにメイド喫茶の扉越しに言った。]

それじゃあ、あたしは星見の丘の方を回ろうかしら。

罠にかかる王様……ふふ、ふふふ。（うっとり

[セシリアの方を向いて]

よろしく。セシリア嬢。
僕はハーヴェイと呼んでくれ。

幼い頃は宮殿に遊びに来たこともあったものだけど、ここ数年は学習院にこもって研究をやっていたからこちらに来るのは久しぶりなんだよ。
だいぶ変わったな。前はこんな店はなかったと思ったが。

いえ、その……そちらはさむいでしょう？
作戦を開始するまでは、暖かいところにいらっしゃった方が良いかと思いまして。

ふむふむ。蜘蛛を撒くんですの・・・
それはさぞかし嫌がってもだえ苦しむことでしょうね（にっこり

私はここで待っていればよろしいのでしょうか？
それともどこか手伝ったほうがよろしいのかしら？
・・・蜘蛛はけっして得意ではありませんけれど・・・（きゅるぅん☆

後は、丘と水族館と風呂ですな。

他の人が行かない場所にわしが行くぞい。

[ダニエルは店の前で叫ぶ]

さてさて。
私の持ち場には特に問題ないようですので、一足先に始めましょうか。

[袋を取り出し、ダニエルから蜘蛛を分けてもらう]

それでは、また後ほど。

お、お風呂に蜘蛛を撒くのは・・・（あせあせ
その蜘蛛、お風呂に巣を作ったりはしませんわよね？

心配だから私がお風呂に行ったほうがよいのかしら。
女湯に殿方を入れるわけにもいきませんし・・・（きゅるぅん☆

[コーネリアスの方を向いて]
ハーヴェイです。
よろしくお願いします。コーネリアスさん。

久々に戻ったら急に宮殿に行けと親に命令されましてね。こんな騒ぎになっているとは思いませんでしたよ。
[苦笑いを浮かべる]

そうだな。
女風呂に入るわけにいかねーし、
ステラ姫、風呂のほう任せてもいいか？

それじゃオレも公園に行ってくる。
うまく捕まえられるといいな。

とりあえず着替えなくっちゃ。この姿ではネリアス様にはお会いできませんわ。

お魚の英雄さん達、宴会はほどほどになさってくださいね。また明日。
ばいばいきゅるるん。

[しゃろこは、いつになくゆっくりとしたおぼつかない足取りで、更衣室に向かった。]

トビーさんうけたまわりましたわ。
それでは私、お風呂の方に向かいます（きゅるぅん☆

お、おぢさま。
蜘蛛をいただけますこと？

【ステラはおぢさまにおそるおそる小さな袋を差し出した】

（悪い人ではないようなのよね。挙動不審なだけで。）

あたしは丘でいいのかな？
皆さん、力を合わせて王様を捕まえましょー♪

わし、水族館にでもいくかいのう。

蜘蛛わらわらは、網の中に入ってるから各自好きに持っていってくれるかの？

[ダニエルは、蜘蛛を一掴み掴むと、水族館に向かう]

[珈琲とお茶を飲み干して立ち上がる]

僕も蜘蛛をまいてくるか。
適当に出現しそうなポイントを回ってくるよ。

[ハーヴェイは扉を開けて外へ出て行った]

このお店だけは王様が入ってこられるように、蜘蛛が入ってこないようにしなくちゃね。

外から入ってこないように、窓を閉め切っておかなくちゃ。

皆さんいってらっしゃい☆
こちらで待ってますね。

ニーナさん、窓はさっき換気して全部閉めましたよ☆

[入口の女帝像の前で立ち止まった。]

【そういえば、毎日綺麗に磨いてる女帝様だけど、ここのところゆっくり話してなかった気がする・・・。女帝様はいつも、ぐっすりお休みになられておりますから。】

タキア様、わたくしの悩みごとを聞いていただけますか？

[しゃろこは、女帝像の足元で、体育座りをした。]

それではお風呂に行ってまいりますわ。
お父様っ！お覚悟なさいましっ！（きゅるぅん☆

【ステラははちまきとたすきをしめ、薙刀を装備した】

いざっ！出陣っ！（きゅるぅぅぅぅぅぅんっ☆

[そよ風の川に着き、袋に入った蜘蛛を満遍なくばら撒く]

……これでいいのでしょうか。
しかし、この後始末は一体どうするのでしょうねぇ。
このままでは明日以降、ご婦人方が外出できないような気がするのですが……。

まぁいい。
せっかくの綺麗な星空ですが、とにかく店に戻るとしましょう。

「鬼は〜外ぉぉぉぉぉ！！！」

（パラパラ）

「国王は〜こっちぃぃぃ！！！」

（パラパラ）

水族館の女帝像に跨って、蜘蛛をまいている。

「今日はいい月夜ね。」

国王様は、予定通り公園の紳士像の前にやってきました。

「……おや？」

公園の入り口当たりで何かをばら撒いている人影に気付き、そっと紳士像の裏に隠れた。

気配が・・・

タキア様じゃありませんわっ！いる！

[空を見上げたしゃろこの顔に、何かが落ちてきた。]

なんですのこ・れ・は〜〜ぺおｄじぇうｂ３９ｓ＠「ｑ：

[喫茶店の扉の前で、自分の衣服を丁寧に調べる]

蜘蛛は残らず落としてきましたよ。
よろしければ、また中に入れてください。

【ステラはお風呂についた】

・・・男湯のことを考えておりませんでしたわ。
私としたことがなんたる失態（しょんぼり☆
きっと半分くらい蜘蛛さんを入れておけばいいわよね。

「お父様ー？お風呂はおめしじゃありませんわよねー！？」

よし。お返事がありませんから撒いちゃいましょう。

【ステラは男湯の入り口から内部に蜘蛛を放った！】

Σはっ！！！

しまった！！！

いやこりーんのきゃわゆいお顔に、なんてことをしてしまったのじゃあああ！！！

[ダニエルは慌てておたき像から降りて、しゃろこの顔面を這う蜘蛛を払った]

[偽紳士像を囲むように蜘蛛をまく］

ふむ……近くにもまいておくか

[しゃろこは、ダニエルが降りてきたのを見て、血の気の引いた顔で、飛びすさって逃げた。]

蜘蛛っ。
わたくしが苦手なのを知ってばらまくとは・・・

ウシエル様の手下が、こんなところまでっ。
今のわたくしでは、太刀打ちできませんことよ。

悔しい、悔しいですが、ここは一旦勇敢なる撤退を。

おかえりなさいませ、コーネリアス様。

あとは、物陰に隠れて、王様の登場を待ちましょう（きゅうん）

星が綺麗……。（うっとり

女神様、蜘蛛の巣だらけになったらごめんなさいね。

[セシリアは女神像の周辺に蜘蛛を逃がした。]

……ほんとうに、ですよね？

[メイは薄くドアを開いてコーネリアスを招きいれた。]

お疲れ様です。さむかったでしょう？
コーヒーをどうぞ。

「……ん？

なんだ、人の気配ｇ……


あふあｊんっか：ｒ！！」


紳士像からちょっぴり顔を出そうとした国王様は、足元に蜘蛛を撒く目の前の男を叱り付けました。

「コラっ！！！何をしてるのっっ！こんな乙女たちの心のオアシス公園に、蜘蛛なんて撒いちゃ、メッ！チョメチョメッ！！！」

…。

[ダニエルは、呆然としゃろこの後姿を見送った]

ええ、私も蜘蛛がそう得意なわけではありませんから、きちんと確認しましたよ。

[苦笑しながら店内に入る]

ああ、ここは暖かいですね。
生き返ったような心地がします。

男湯はこれでよしですわ。
気が進みませんが、女湯にも蜘蛛さんを撒いてしまいましょう。

えいっ！

【ステラは女湯にも蜘蛛を撒いた！】

これでよし。
寒いですし、喫茶店に帰ることにいたしましょう。

【ステラは喫茶店に向かって歩き出した】

……おや
おられたのですか。
申し訳ございません。

ところで皆様が喫茶店で待っておられますが、ご一緒にいかがですか？

王様の悲鳴も聞こえないし、ここはハズレだったみたいね。
お店に戻ろうっと。

[セシリアは喫茶店に向かった。]

ふぅ、しまったわい。

あろうことか、わし、国王どころか可愛いいやこりんに蜘蛛をっ！！

くーもーをーーーー！！！

[ダニエルは、頭を抱えながらへっぴり腰で*宮殿へ走っていった*]

[しゃろこは、涙を流しながら必死に走って逃げてきた。気づいたら丘に辿りついていた。そして、顔にへばりつく粘着質の網の感触で・・・]

ｍｋんｊｂｈｖｇｃｆ！！！！！

ここにも蜘蛛。もしや、本当にウシエル様がこの星を征服しようとしているっ？
わたくしは、わたくしはっっっ！！！

本当にこのまま逃げてばかりでいいの？

おっと失礼。
物陰に隠れるのでしたね。

国王を最初に発見して褒美をいただくのはお嬢様方であるべきでしょうし、私は一番奥に隠れなければ。

[そう言って、厨房の奥へと向かった]

国王様は、目の前のハーヴェイの言葉を聞いて、ふむ、と頷いた。

「えっと、私に今日最初に声をかけられたのは、あ・な・た☆

ということで、ハイ、ご褒美プレゼンツ☆」

国王様は、【一日ステーション行き回避券】【豪華スイートルーム宿泊券】をハーヴェイに手渡した！

パンパカパーン！！！