墓守 ユージーン [振り返り、ネリーを見つめてぎこちなく微笑みかけた。 抑えきれずにはみ出しそうなもの、消化しきれずにいるものを一切合財飲み込んで。 それでもそれら全部捨てていこうとするように。] それなら。ボクの答えは決まっています。 | |
2006/01/24 23:04:16 |
墓守 ユージーン [ユージーンは、先程までの歩みを逆に辿り、ハーヴェイの側へと戻っていく。] | |
2006/01/24 23:06:05 |
墓守 ユージーン [ユージーンはハーヴェイと対峙した。] | |
2006/01/24 23:08:08 |
見習いメイド ネリー ……ッ… ユージーン、さま… [堪えきれずに溢れそうになるものを抑えようとしてか。 声が詰まる。] …ごめんなさい… ―――ごめんなさい… 私は…… | |
2006/01/24 23:09:23 |
学生 ラッセル [ただ、黙って見ている。] | |
2006/01/24 23:12:19 |
書生 ハーヴェイ ユージーン……? [一度首を傾けた後、ハーヴェイは静かにユージーンに*向かい合った*。] | |
2006/01/24 23:14:55 |
墓守 ユージーン ・・・・・・ハーヴェイ。 [その声には固い決意が込められている。] | |
2006/01/24 23:15:59 |
墓守 ユージーン ・・・ボクはこれからはネリーさんの代わりに・・・護ると約束した。 だから。 | |
2006/01/24 23:17:11 |
墓守 ユージーン ボクは、お前も連れて行く。 お前が嫌がっても、何と言っても。 | |
2006/01/24 23:18:20 |
見習いメイド ネリー [ユージーンを見上げる。 強い決意を秘めた声。 ――ボクが、ネリーさんの代わりに―― 眼の奥が、熱くなる。] | |
2006/01/24 23:26:25 |
学生 メイ [ここは、どこだろう。] [メイはゆっくりと体を起こす。目を開いたはずなのに暗い。周囲は凍えるように寒い。] [まるでここは、生まれ落ちた、 あの場所みたいだ。] | |
2006/01/24 23:58:46 |
学生 メイ [どちらを向いても何も見えない。手探りで進んでいく。自分は何者で、何をすべきなのか、どこに向かっているのかさえ、よく分からなかった] [光が欲しいと思った] [探る手すら凍えていた] | |
2006/01/25 00:04:38 |
学生 メイ [不意に暖かい光が【見え】た。 それは一瞬だった] [だが、それはメイを暖かくした。やわらかな光だった] [メイはそれに走った。それがメイの目標になった] | |
2006/01/25 00:08:34 |
学生 メイ [メイはいくつもその柔らかい光を【見た】。メイの世界はだんだんとその姿を現した。 灯っては消え、灯っては消える光に寄り添うようにメイは動いた。] [メイの世界はそれでも瞬時全て暗がりに包まれるようなときがあった。メイはそれに失望していた] | |
2006/01/25 00:11:39 |
学生 メイ [そんなとき] [メイは赤い光に出会った] [消えずに瞬き、メイの世界を照らし出してくれる光に――] | |
2006/01/25 00:14:44 |
学生 メイ −墓所− ……ここ、どこ? [ぼんやりと辺りを見回す。ひんやりとした棺の感覚を掌に感じて、メイはそれに視線を這わせた] ……かんおけ? | |
2006/01/25 00:17:07 |
学生 メイ [天井はどこまでも暗い闇の色をし、それがあるのかどうかすら判断がつかなかった。ただ輪郭の闇が色を濃くしているのが、その場所が球体なのではと思わせた。 視線を巡らせると、水晶のような柱がそこだけうっすらと光を帯びているように暖かだった。不定形だがヒトの形がぼんやりと浮かんでいる] くらい…すごくくらい。 ここ、どこだろ。 だれかいないの? [メイはふらりと立ち上がる。その水晶を目指して少しずつ歩みを進める] | |
2006/01/25 00:31:03 |
学生 ラッセル [――ボクは、お前も連れて行く。 ユージーン。何てやつだお前。 僕は別に良いが。ただ戦いに負けただけだから。 しかしまあ…] …。馬鹿だな、コイツ。 [煙草に火を点けた] | |
2006/01/25 00:33:50 |
学生 メイ [光が、見えた] [歩みが、駆けになりそのよくなじんだ姿が瞳に映る] ラッセル! | |
2006/01/25 00:36:47 |
見習いメイド ネリー [声が。 高くて、澄んだ、元気な声が響いた。] …メイ様…! | |
2006/01/25 00:38:19 |
学生 ラッセル [空耳かと思った。 いや寧ろ完全に空耳だと。 碧い光。ちかちかと。それは…の髪のいろによく似た] ………め、い? | |
2006/01/25 00:39:07 |
書生 ハーヴェイ [ユージーンの言葉に、有り得ないと言った様に目を見開く。] ……分からない人だ。 私を連れて行って何を……? [ユージーンに首を振ろうとして、聞こえて来た声に驚いた。] | |
2006/01/25 00:40:47 |
学生 メイ [見えた。光が。やわらかで暖かい光が] [走り込んだ勢いのまま、ラッセルに抱きついた] | |
2006/01/25 00:41:19 |
見習いメイド ネリー [メイが、元気よく駆け寄って。 ラッセルの胸に飛び込んだ。 ―――嗚呼、なんて、相変わらずな。 ぱちぱち、と眼を瞬かせ。] ―――。 | |
2006/01/25 00:43:13 |
学生 ラッセル [どうやらネリーも気付いたらしい。 自分の空耳や見間違いの類では無いらしいがそれはやはり、メイが此処に来たということは] ………お前 っ !! [虚を突かれ、踏み止まれずに押し倒される。] | |
2006/01/25 00:44:06 |
見習いメイド ネリー ――――あ。 [盛大に倒れるラッセルとメイ。 思わず、呆気にとられて。] | |
2006/01/25 00:45:23 |
学生 メイ [勢い余って二人とも倒れ込み、メイはえへへとそれでも嬉しそうに笑った] | |
2006/01/25 00:46:05 |
学生 ラッセル [倒れたまま、顔にかかってくるメイの髪を払い] お前っ … ………………………。 えっと、その、なんだ 久しぶり。 | |
2006/01/25 00:49:35 |
学生 メイ [ラッセルにひっついたまま] 良かった!生きてたんだね。 ネリーも、ユージーンさんも [ぐるりと見回し、ハーヴェイで視線が止まる。きょとんとしたように。それは純粋な疑問として] あれ、ハーヴェイも…? | |
2006/01/25 00:49:54 |
学生 メイ [ラッセルに、にこにこと笑顔を向け] うん。ラッセルも元気にしてた? [完全に突拍子もないことを言い出す、いつもの調子] | |
2006/01/25 00:51:38 |
見習いメイド ネリー え、ええ。 無事、とは謂いがたいですが… …なんとか…。 [と、謂いながらユージーンを見る。 ユージーンもまた、呆気にとられたような。 鳩が豆鉄砲を食らったような。 そんな表情をして。 ――堪らず、苦笑した。] | |
2006/01/25 00:54:17 |
学生 ラッセル [メイの前髪をかきあげる。 その目を覗き込む。いつもの笑顔。] アホ言え! 元気も何もあるかよ!お前今の状況分かって…る、訳無いな。 | |
2006/01/25 00:54:23 |
学生 ラッセル ったく… Ever Green、なんとか言ってやってくれよ! [メイにひっつかれたまま。 だがその声は何故か嬉しそうに] | |
2006/01/25 00:55:27 |
見習いメイド ネリー [少し笑ってから、ハーヴェイを見る。 驚愕。 呆気にとられてか。 心境は、如何程か。] ……。 | |
2006/01/25 00:56:09 |
見習いメイド ネリー [ラッセルの声にはっとして] え、ええ。 お2人とも楽しそうで… ――あ、えっと、そうではなくて… [こほん、と咳払いをして。 神妙な表情を作った。] メイ様。 浮かれてばかりも居られませんよ。 | |
2006/01/25 00:57:42 |
学生 メイ [ネリーの方を向き、よく分からないというようにこくりと首を傾げる] | |
2006/01/25 01:03:02 |
見習いメイド ネリー ――… [ネリーは、ノーマンから聞いたこと。 此処が「墓」であること。 此のまま此処に居れば命を吸収されやがて… と、簡潔に。 だが漏らすことなく、 メイに説明した。] | |
2006/01/25 01:05:33 |
学生 ラッセル [ネリーが事情を説明し始める。もう一度改めて聞く事実。 ふう、とため息をついてメイごと無理矢理身を起こし 膝の上にメイを乗せてもう一度ため息をついた。] | |
2006/01/25 01:07:06 |
流れ者 ギルバート ぐはっ!! [側面から繰り出されたナサニエルの蹴りにギルバートは見えていても反応出来ずに吹き飛ばされる。 …随分と出来るじゃねぇか。 メイを倒してもまだ余裕があるって事か。 結構遠くまで吹き飛ばされ、ギルバートは手でバランスを取り着地。ナサニエルを見据える] | |
(2006/01/25 01:08:18、流れ者 ギルバートにより削除) |
学生 メイ …お墓、なんだここ。 [立ち上がり、辺りを改めてぐるりと見渡して、口を動かすだけのように呟く] 『道理で、なんか帰ってきたみたいだと思った』 | |
2006/01/25 01:09:51 |
見習いメイド ネリー はい…。 [メイに頷きながらも、神妙な顔つきが緩む。 ラッセルの膝の上にちょこんと座ったメイ。 何だかとっても可愛らしい。 赤と碧の対比が鮮やかで、夏に咲くあの花のようだ――と、思った。] | |
2006/01/25 01:11:52 |
学生 ラッセル [何故かネリーがにやけている。 メイが立ち上がって辺りを見回す。 座り込んだまま、メイを見上げる。] メイ………懐かしいか? | |
2006/01/25 01:14:29 |
学生 メイ [ラッセルの言葉に遠くを見たまま] なつかしい…? うん。そうかもしれない、でも [はっと気付く。笑顔でラッセルを振り返った] こんな真っ暗なとこ、怖いだけだよ。なんで? | |
2006/01/25 01:17:40 |
学生 ラッセル …僕はEver Greenから聞いたんだが 此処はどうやら、人によってなんか、見え方が違うらしいんだ。 僕には此処は、真っ暗には見えない。 そうだなぁ…お前の髪の毛みたいな、碧い光がきらきらして見えるんだ。 [照れたように、困ったように頬を掻く] | |
2006/01/25 01:20:22 |
見習いメイド ネリー ―――…。 [懐かしいか?と聞いている。 ―――“聞いてみるさ、機会があれば” 機会は訪れた。そういうことなのだろう。 ネリーは静かに2人から離れ、ユージーンの傍へ退いた。] | |
2006/01/25 01:20:37 |
学生 メイ 暗いけど、起きたときはもっと真っ暗だった。この、大きな水晶だけちょっとだけ光ってて。 でも今は、みんなに会ったら明るくなった。だいぶ、見えるようになったもん。 [ラッセルの言葉に、メイは破顔した] ラッセルが見えるのは、綺麗? ……良かった。 | |
2006/01/25 01:26:28 |
学生 ラッセル 嗚呼…キレイだな。結構、悪くない。 [そう言って目を細め] まあ、Ever Greenから聞いた話だからよく分からんけど、ユージーンが、アイツには、その、揺り籠の中みたく見えたらしい。此処は。 聞いた話だからさ、アレなんだけど、それが、何かお前が言ってるイメージと、似てるな…って…。 [途切れ途切れに 言葉を押出した。] | |
2006/01/25 01:32:53 |
学生 メイ [揺り籠、という言葉にぴくりと反応する。 ちらりとユージーンとネリーの方を見る。] ふうん…似てるの、かな。 | |
2006/01/25 01:38:22 |
学生 メイ …でも「揺り籠」はもっと暗いし、もっと寒かった。 | |
2006/01/25 01:39:59 |
見習いメイド ネリー [メイの視線がちらりとこちらに向けられた。 ユージーンが少しばつの悪そうな表情になる。 …メイ様。 ごめんなさい。 心の中で、こっそりと謝った。] | |
2006/01/25 01:41:33 |
学生 ラッセル へぇ ………そうなんだ。 [いろの無い目で、メイを見上げる。] | |
2006/01/25 01:42:44 |
学生 メイ そのときに、最初に【見え】た灯りがね。 おじいちゃんだった。すごくあったかい光だった。私が【見え】るのは死んでいく、その瞬間だけだったけど、柔らかかった。 それを集めていけばいいんだって分かったの。そうしなくちゃ私は暗くて、寒いままだったから。 でもね、ずっと凍えてた。消えちゃうの。すぐ。 光が全然見えなくなってなんどもどうにもならないときがあった。 なんで私はこうなんだろうってずっと思ってた。 暖かい光を、私は、出せないの。 ……手を、繋いでくれたのは、ラッセルが初めてだったんだよ。 | |
2006/01/25 01:48:53 |
学生 ラッセル [初めて聞く、メイのこと。] …お前、あったかいよ? | |
2006/01/25 01:52:58 |
学生 ラッセル …………揺り籠から生まれただなんて、思えないくらいに。 [小さな声で、付け加える。] | |
2006/01/25 01:56:15 |
学生 メイ [ラッセルの言葉に、振り返るのが怖かった] [どうして涙が出るんだろう] [顔を覆って、声が漏れないように歯を食いしばった] | |
2006/01/25 01:59:34 |
学生 メイ [ラッセルの手は、暖かかったから。 ずっと。怖かった。 自分の手が冷たいって知ったら、ラッセルはきっとどこか居なくなってしまうだろうって。 だって。自分の手は、暖かい「ふり」をしてても、こおったままなことを知っていたから] 私の手は[ラッセルの手は、暖かかったから。 ずっと。怖かった。 自分の手が冷たいって知ったら、ラッセルはきっとどこか居なくなってしまうだろうって。 だって。自分の手は、暖かい「ふり」をしてても、こおったままなことを知っていたから] 私の手はつめたくない…? ラッセルの側にいても、君を凍てつかせないかな…? | |
2006/01/25 02:03:07 |
学生 ラッセル [ユージーンの言葉を思い出す。 何だっけ。僕らは皆生きているだか何だか。 メイだって、揺り籠から生まれて…生きているんだって。確かそんなことを 闇の眷属から教わるとは。 目の前で、小さく震える肩。 論より証拠。 …闇の眷属から教わるとは。] | |
2006/01/25 02:08:16 |
学生 ラッセル [よっこらしょ、と間抜けな掛け声と共に立ち上がる。 顔を覆ったメイの手を強引に引き剥がし] | |
2006/01/25 02:09:35 |
学生 ラッセル [自分の頬にあてる。] …あったかいよ。 [それは、涙にぬれてあたたかく] | |
2006/01/25 02:10:39 |
学生 メイ [必死に笑おうとするけれど、涙が止まらぬまま泣き笑いの顔で] …ありがとう [にっこり笑った顔にぽろぽろと涙が落ちた。] | |
2006/01/25 02:13:46 |
学生 メイ ありがとうラッセル。 [確かにドームの闇が色を薄くした] | |
2006/01/25 02:15:56 |
学生 ラッセル ぅ……… [はじめて見る、メイの、涙。 頬を赤らめ、せわしなく二度三度、周囲を見てから] | |
2006/01/25 02:18:32 |
学生 ラッセル ぶ、不細工だぞ、泣き顔。 [メイを引き寄せ、自分のシャツの袖でごしごしと涙を拭ってやった 雫が、碧い光をうつしてきらきらと。] | |
2006/01/25 02:20:13 |
学生 メイ な! しつれーだよお! [メイが笑って顔を拭く。ふと気付いたように辺りを見回す] ……ねえ、私ももう、ここ、暗くない。 光が、見えるよ。 [言ってラッセルににっこり笑った] | |
2006/01/25 02:24:54 |
学生 ラッセル ん…? キレイか? [眩しいような、くすぐったいような そんな笑顔を返す。] | |
2006/01/25 02:30:45 |
学生 メイ うん。 キレイ。 [メイはいつもの笑顔でにっこりと*笑った*] | |
2006/01/25 02:35:07 |
見習いメイド ネリー [――よかった。 ラッセルとメイが笑っている。 それがとてもあたたかくて、ネリーは微笑を浮かべた。] | |
2006/01/25 02:46:28 |
学生 ラッセル …いいことだ。 [僕は全く、馬鹿みたいだ――――― いや、馬鹿なのか。 メイにもきっと見えているのだろう。きらめく碧い光を瞳に映し、メイの手をにぎる。] | |
2006/01/25 02:52:50 |
牧師 ルーサー 「主よ、わたしの霊を御手に委ねます」 眼前にナサニエルの爪が迫る。 ―――ああ、私は信仰と共に滅することが出来た。 ―――迷い人を護り、罪人を裁き、最後は信仰を持たぬ者から信仰を護る為に死ねた。 何と満足なことだろうか? しかも、これでなおも歪んだ封印の日々は続く……満足だ。 そんな中、一つの「門」が見えた。 | |
2006/01/25 02:57:50 |
修道女 ステラ [あまりにも突然な因縁の終焉にただ呆然とルーサーが消えていくのを見ている。 瞬きする間にそれは消えていき―― 後にはルーサーがそこにいたという痕跡は何も残っていなかった] な、にが……楽園、だ…… そんなもの……どこにも、ありは…… [悪態をつこうとして聞く相手もいない現実に小さく首を振り。 ナサニエルの爪が掠ったのかいつの間にか血が滴りだしている右手でルーサーのいた場所に血文字で"Requiescat In Pace"と書き] …………お前が消えても、姉さんは…… [戻らないのだ。 改めて現実を見たようで。 ルーサーにつけられた頬の十字架を消すように血塗れの右手で上塗りする。 溜息一つつくとみしり、とダメージを受けた後ろくに休息も取らぬまま動き続けたせいか、身体が軋む嫌な感覚が襲い。 とさっ、と軽い音を立てて白砂の上に*倒れた*] | |
(47)2006/01/25 03:00:18 |
牧師 ルーサー Per me si va ne la citt dolente, per me si va ne l'etterno dolore, per me si va tra la perduta gente. (我を過ぐれば憂ひの都あり、 我を過ぐれば永遠の苦患あり、 我を過ぐれば滅亡の民あり) Giustizia mosse il mio alto fattore; fecemi la divina podestate, la somma sapenza e 'l primo amore. (義は尊きわが造り主を動かし、 聖なる威力、比類なき智慧、 第一の愛我を造れり) Dinanzi a me non fuor cose create se non etterne, e io etterno duro. ――― (永遠の物のほか物として我よりさきに 造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ) ―――Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'……「汝等此処に入るもの一切の望みを棄てよ」、ですか……なるほど、此処は地獄の門とでも言うわけですかな? | |
2006/01/25 03:03:54 |
牧師 ルーサー ……そんな、そんな訳はない!! 私は信仰者だ、殉教者だ、従順なるキリストの徒、神の子羊だ!! 私に用意されているのが、楽園ではなくて地獄などと……そんな、そんな筈が無い!! ……なるほど、これは死の間際の幻覚、地獄の悪鬼どもの姦計ですか。 私の信仰は、こんなことでは揺るぎません! ―――そう叫ぶと、眼前に広がるは一面水晶に覆われた世界。 足元には『Requiescat In Pace』と刻まれた無数の半透明の棺。そして、その中で微笑むヒトガタ。 そして、向こうには……滅んだ筈の、死神たち。 | |
2006/01/25 03:08:45 |
見習いメイド ネリー [ぴくりと 反応する。 ―――また1人…此処へ。 警戒の色を強める。 此の、気配は。] | |
2006/01/25 03:12:06 |
牧師 ルーサー ……ネリーさん、ラッセルさん、メイさん、それに……ユージーン、さん? ……此処は一体?ついに楽園へと辿り着いた……訳でもないでしょうね。[ヘンリエッタの姿を見て] ……さて、どうしたものか? [皆の居る側へと近寄っていく] | |
2006/01/25 03:12:52 |
見習いメイド ネリー ――――…"the True Believer"…ルーサー様。 [警戒したまま、ゆっくりと向き直る。] | |
2006/01/25 03:16:09 |
学生 ラッセル …なんだっけ。 [巨躯。名前も覚えてないが。 ともかくまた一人増えたことには違いない。] | |
2006/01/25 03:20:14 |
牧師 ルーサー [ネリーとラッセルに笑顔で一礼] ……まさかここでもう一度お会いするとは、私としても驚きですよ。 [訝しげな周囲の雰囲気を察し] ……大丈夫ですよ、今はこんな得体の知れない場所でやりあう気は御座いません。 さて、私は封印された筈ですが……此処は何処ですかね?ご存知ですか、皆さん? | |
2006/01/25 03:24:15 |
見習いメイド ネリー … [ルーサーの微笑みは変わらない。警戒を少し緩める。 巨躯を真っ直ぐに見上げ、告げる。] そう、私達は封印され、此処に居る。 ―――此処は…『墓所』です。 | |
2006/01/25 03:26:23 |
学生 ラッセル [ネリーの言葉を受けて、続ける。] ――――――ま、そういうこった。 | |
2006/01/25 03:29:27 |
牧師 ルーサー [ネリーとラッセルを交互に見て、困ったような微笑を浮かべ] ……そうですか、やはり此処は楽園ではありませんでしたか……。 まあ、「殺された」のではなく「封印された」のでは、仕方ないことなのでしょうかね? ……で、何で墓所に居るはずの私達がこうやって雑談出来て、実際に葬られた人々がいらっしゃって……ふう、困りましたね。 こんなに和気藹々とされているようでは、私があのように動いた意味はあまりなかったようですねぇ…… [困ったような笑みを浮かべ、とりあえずその場にしゃがみこんだ] | |
2006/01/25 03:35:43 |
冒険家 ナサニエル 同じです。 ネリーさんや、そしてロランさん達と… [遠き古い古い響きがその声には含まれていた] | |
(2006/01/25 03:40:56、冒険家 ナサニエルにより削除) |
学生 ラッセル …なんつーかなあ、まあ色々面倒臭ぇんだが 取り敢えず、此処がパラダイスじゃないのだけは確かだから安心しとけ。 [ぽつぽつと、墓所についての説明をする。 所々ネリーに補ってもらいながら。] | |
2006/01/25 03:42:41 |
牧師 ルーサー [笑みを崩さぬままラッセルとネリーの説明を聞いているが、その笑みの中で段々と片眉が上がってくる] ……なるほど……此処は楽園でもなければ地獄でもなく、なおかつ何らかの目的の為に我々の生命を吸い上げる「装置」のような場所というわけですか…… で、ここから出る方法を考えている、と。 ……なるほど、「出られるような」場所ならば、意味が全くありません。そして、私がそんな所に居るのも、我慢がなりませんな……。 [苦笑を浮かべながら、その場に立ち上がる] | |
2006/01/25 03:49:13 |
見習いメイド ネリー [ラッセルの言葉を補いながら。 思いは寺院へ。 嗚呼。 セシリアは――銀の栞の力もて、 真実を其の身に受け止めているに違いない。 逸らすこともできずに。 …私は何も出来ない。 早く此処から出なければ――と、急かす声がする。] | |
2006/01/25 03:50:24 |
学生 ラッセル ………おやおや。 得意の「主の御心」とやらはどうしたんだい。そういや、アンタの神様はアンタを護ってくれなかったのかい? [*肩をすくめた*] | |
2006/01/25 03:51:24 |
牧師 ルーサー [その場に立ち上がって、ネリーとラッセルに一礼すると、聖書を手に*何事か思案している*] | |
2006/01/25 03:51:50 |
牧師 ルーサー ……また向こうに戻れる機会を下さったのでしたら、それがまさに「主の御心」ではございませんか? それに、此処に来なくても、私は殉教者として生を終える予定でした……。ステラさんという惑う者を護り、ナサニエルさんという反逆者の爪に裂かれ、さらに「私の目的に近づく形で」信仰を護ったまま生を終える……これが殉教ではなくなんというのでしょうね? ……まあ、いずれにせよ主の御心は偉大だということですよ。 [そうはっきりと言って、ラッセルに笑顔を向けた] | |
2006/01/25 03:55:45 |
見習いメイド ネリー ……。 [ルーサーの大きな背中を見、それから光を吸い上げる水晶の柱へと眼をやる。 ――見上げても、其処には天球儀の空だけ。 手を伸ばしても*今は届かない。*] | |
2006/01/25 03:55:50 |
墓守 ユージーン [正直、ルーサーの顔を見るだけでまた怒りが湧いてくるのだが、さっきのハーヴェイとのこともあり、ネリーの手前、それを暴発させるのは止めようと思った。 ・・・・・・自分は子供、なのだろうか。] | |
2006/01/25 07:28:19 |
墓守 ユージーン [ふと傷めた右手を見る。 皮膚が裂けている。 血は既に凝固しているが、死神の驚異的な回復力を考えればもう完治していてもおかしくない傷だ。 やはり、確実に死神の力は吸収されている。 ・・・ふと、空腹を覚えた。] | |
2006/01/25 07:31:21 |
墓守 ユージーン [・・・・・・腹に感じるこれが空腹なのだ、としばらくは分からなかった。 だが。 愕然とした。 気が付けば喉のあたりもひりつく。 こちらは気のせいなのかも知れないが・・・、が。] | |
2006/01/25 07:34:06 |
墓守 ユージーン [眩暈。 ボクは、人間に、近付いて、いる・・・?] | |
2006/01/25 07:37:24 |
墓守 ユージーン [すがるようにネリーを一瞬見る。 水晶柱を見つめるその横顔に。 ──黙っておこうと思った。 ] | |
2006/01/25 07:40:26 |
墓守 ユージーン [自分はどのくらいもつのだろう。 ・・・死神の力を喪って、あんなふうに抜殻になるのが早いか、それとも飢えと乾きで死ぬのが早いか。・・・渇き死ぬ方が早い気もする。 そもそも人間は冥界で生きていけるものなのか。 呼吸できる大気でなければ・・・人間になったとたんに窒息死するだろう。] | |
2006/01/25 07:44:41 |
墓守 ユージーン [悲惨な死の光景が頭の中をぐるぐると回る。 恐怖が……心臓を鷲掴みにする。 でも、それでも表情だけは平静を保てたのは、傍らにいるネリーを護りたいと言う、その一心だけ。] | |
2006/01/25 07:47:27 |
墓守 ユージーン [ユージーンの顔から、*表情が消えている。*] | |
2006/01/25 07:49:22 |
見習いメイド ネリー [青い燐光を見つめながら、謎掛けの様なあの言葉を呟いた。] ”そは…生けるものの血によりてのみ…開く”… ”なんびとたりとも出ることあたわず” 生けるものの血…… [自分の手に眼を落とす。 血を、流せと――捧げろと言うのか? だとすれば、何処に。] | |
2006/01/25 09:14:03 |
見習いメイド ネリー [と。 ユージーンがこちらを見た様な気がして、彼を見た。 ―――表情が消えている。 冷静に見えるのに。 どうしてだろう。 酷く、胸騒ぎがする。] | |
2006/01/25 09:20:13 |
見習いメイド ネリー [眼を落とせば、裂けた皮膚。 ――あの時の。 ユージーンがハーヴェイと対峙していた時の、 傷つき血を流していた拳を思い出す。 ――― 血を流し、 倒れたノーマンの傷は塞がらず。 青い燐光がちらつく。 ――急がなければ。 ユージーンの傍ら、*寄り添う様にしながら、独り頷いた。*] | |
2006/01/25 10:23:51 |
書生 ハーヴェイ [出現したメイの様子に軽く驚いて居たが、次にやってきた者がルーサーだった事に、ハーヴェイは一瞬安堵を覚え……。逆に寺院に残っている者達の事が気掛りに思われて来た。] 『メイが此処に居て、ルーサーが次に此処に来たと言う事は……。近い内にナサニエルが此処に来る……と言う事だ。』 ナサニエル。 [ハーヴェイは周囲から一歩引いた位置で、囁く様に*ナサニエルの名を呟いた*。] | |
2006/01/25 11:50:40 |
見習いメイド ネリー …此処から。 …「墓」から、早く出なければ。 [呟き、水晶の柱へ歩み寄る。] …そは、生ける者の血によりてのみ開く。 なんびとたりとも、でることあたわず。 [もう一度、歌うように唱えて] …何故、血なのでしょう…? 生ける者とは私達のこと? [青い燐光が、ちらちらと、ちらちらと蛍の様に舞う。] | |
2006/01/25 19:30:57 |
見習いメイド ネリー [水晶の大樹の幹をごく近くに見る。 月長石のような半透明に内包されて。 何か。 揺らめいている。] | |
2006/01/25 20:46:18 |
文学少女 セシリア そこまでお前を動かす存在理由とは何なのだ…? 私は…正しいのか…? 私は…。…それでも、私は… | |
2006/01/25 21:03:48 |
文学少女 セシリア …本当に…変わらないのだな… どこまでも… | |
2006/01/25 21:04:50 |
書生 ハーヴェイ 『……私は。 先刻、ユージーンに「我々は絶望して居たと言う点で一致していた」と言う内容を告げたが……。 其れは間違いかも知れない。 結局、私はナサニエルの事を……知らない。』 | |
2006/01/25 21:05:08 |
学生 メイ [メイはふと。思い出したようにハーヴェイに駆け寄って、その顔をのぞき込む] ごめんね。痛かった? | |
2006/01/25 21:14:14 |
見習いメイド ネリー [水晶の中揺らめく何か。 目を凝らせば。 そこにあるのは。 ―――剣?] ―――!! [息を飲む。 ああ、 草原は 血に染まった。 数歩下がり、それでも影を凝視する。] | |
2006/01/25 21:14:42 |
見習いメイド ネリー ……これは。 [柱の前、口元に片手をやりながら 何事か思案して居る。] | |
2006/01/25 21:17:44 |
書生 ハーヴェイ 『ナサニエルは、穏やかに頬笑み……。 常に全てを受け入れる様で居て……。 ……只、1つの目的の為に……独りだ。』 | |
2006/01/25 21:40:23 |
書生 ハーヴェイ 『結局、彼に甘えて居た私に何かを思う資格は無いのかもしれないが、 ……私は。 私は君には成れない。 そして今は声も届かない。』 [疼く様な痛みと共に、ハーヴェイの頬から血が静かに流れる。先刻、ユージーンに殴られ、抉れた傷跡。 殴られた時は何も感じなかったと言うのに、まるでハーヴェイの精神状態を反映するかの様に血が流れ、ふわりと青い光が舞い上がった。] | |
2006/01/25 21:40:56 |
書生 ハーヴェイ ………? [ハーヴェイは驚いて頬に手を当てる。その時、メイがハーヴェイに声を掛けた。] | |
2006/01/25 21:41:10 |
書生 ハーヴェイ [メイに向かって戸惑いながら、] ……特に問題は無いよ。 痛いのは、誰しも大差無いだろう。 そう言えば、酷い傷を負って封印されたからこそ墓所に封印されたと言うのに、此処に居る全員に目立った外傷が無い。そして此処で血を流すと、本来の様には回復しない。 ……私達は既に肉体を失っているのかもしれないな。 | |
2006/01/25 21:42:15 |
見習いメイド ネリー [影を。 何も言わず観ていたネリーがふと口を開く。] まるで――魂を映す、鏡のよう… | |
2006/01/25 21:52:40 |
学生 メイ [ハーヴェイの言葉ににこりとして] そう。良かった。 あんなに戦ったのとか初めてで、よく分からなかったけど、傷つけられたらすごく痛いもんね。 自分がこっちに来たときは、分かんなくて良かった。 …きっと、今でも切ったら血が流れて、痛いから、体はあるよ。なくなってなんかないよ。 [暖かい、といわれた手を見つめる。なくなって欲しくないなとぼんやり思った] | |
2006/01/25 21:55:33 |
学生 ラッセル [ポケットから、煙草を取り出しもう残り少なくなった事に少々落胆しながらそれを口にくわえ。 紫煙を透かしてメイとハーヴェイの遣り取りをぼんやりと眺める。 大して動かしてもいないのに何故か手足に蓄積した疲労が重たくて、手近な球体の棺の上に座りこむ。] | |
2006/01/25 22:12:06 |
書生 ハーヴェイ [……痛みには慣れている、と言おうとして思い止まる。恐らく、本当の意味では……慣れて等居ない事に気が付いたので。 メイは笑顔を向けた後、自分自身の手を見つめた。その動作に、先刻のメイとラッセルのやり取りを思い出す。] 『変化したいと思えば、変化したい方へ流れ得る訳だ。 ……もし、変化したいとさえ思う事が出来たなら。』 此処から脱出したい、生きたいと思うなら、そう考える方が良いね。多分、メイが正しい……。 [ハーヴェイは小さく頬笑むと、1人で中央の柱の方へ*歩いて行った*。] | |
2006/01/25 22:13:54 |
吟遊詩人 コーネリアス [コーネリアスの体はルーサーとともに貫かれた。 やっと・・・やっと自分の過ちに気付いた。 しかし、あまりにも多くの”罪”を犯し過ぎた。 自分の”欠乏”への代替手段としてはあまりにも 多くの臣民を・・・手にかけ、死神となってからも・・・同様だ。 人間の一生とはある種の”茶番劇”だと思ってきた。 そこには栄枯盛衰という抗えない法則が存在する。 ・・・何の事はない、コーネリアス自身がその茶番を 体現している・・・ただそれから目を背けてきただけ。 自分の愛に応えてもらえず暴走し、 最期は重臣と息子の手で命を失った・・・”茶番らしい茶番” 彼は起き上がることができない。 深手のせいではなく、気付いた”罪”があまりに重く コーネリアスの体に圧し掛かってくるためだ。 どこかでチェスをやっているようだ・・・ だが、彼の耳には何も聞こえない] | |
(104)2006/01/25 22:15:05 |
見習いメイド ネリー ――…。 [メイとハーヴェイが何事か話して居る。 自分達は、今どのような状態で此処に封じられて居るのか。 分からない。 分からない。 けれど] ――生きたいと言った… [確かな、願いがある。] | |
2006/01/25 22:28:56 |
学生 メイ [メイは歩いていくハーヴェイの背中を見送り] 正しいなら…どうして。 [言って小さくかぶりを振る。もう、言っても仕方のないこと] でも。 [寺院を思い出すかのように天井を見上げた。暗い中、今光が灯るそれは、しかし寺院を写しはしない。] | |
2006/01/25 22:29:18 |
見習いメイド ネリー [ハーヴェイが柱に歩み寄って行く。 ――彼もまた、何かを観るのだろうか。 あの淡い光の中。 柱から目を逸らし、皆の方を向いて] あの、 …皆様はどう思われますか…? ノーマン様の言葉…。 | |
2006/01/25 22:36:31 |
牧師 ルーサー [興味なさげに聖書を読んでいたが、ぱたんと閉じてネリーの方を振り向く] ……さあ、どうなんでしょうね? ただ、彼の言葉を字義通りに理解するならば、ここから出るためには何らかの「対価」が必要だということなのでしょう。 ……いったいそれが何なのかは解りませんし、解ったところで我々が「対価」と成り得るモノを持っているかどうか……。 | |
2006/01/25 22:41:35 |
学生 メイ [ネリーの方に振り返り] あの、血がどうとかって言うの? …誰かが傷付かないと開かないなんて、ヤダね。 [眉を顰めた] | |
2006/01/25 22:45:14 |
学生 ラッセル [座り込んだまま少々ぼんやりとした目線を上げ、ネリーを見上げ] ああ………なんだろうねえ………対価… "生けるものの血"だっけ………? 血、血、血…ねえ。 血ならもう、沢山流れた気もするけど [気怠そうに紫煙を吐き出し] | |
2006/01/25 22:47:12 |
見習いメイド ネリー [ルーサーの方を向き、少し眼を伏せ] ――対価。 そうなのでしょうね。 血が何かの喩えなのか、それとも言葉通りなのか… 分からない。 ノーマン様も「何故」と…。 | |
2006/01/25 22:50:24 |
牧師 ルーサー [苦笑しながら、呟く] Hostias et preces Tibi, Domine, laudis offerimus. Tu suscipe pro animabus illis, quarum hodie memoriam facimus. Fac eas, Domine, de morte transire ad vitam, quam olim Abrahae promisisti et semini ejus. (主よ、賛美の生け贄と祈りを あなたに捧げます。 彼らの魂のためにお受け取りください。 今日、私たちが追悼するその魂のために。 主よ、彼らの魂を死から生へとお移しください。 かつてあなたがアブラハムとその子孫に 約束したように。 ) ……「贄」を求めているのでしょうかね。 あるいは、パンとワインのような何かを。 | |
2006/01/25 22:51:03 |
見習いメイド ネリー [メイの声に頷き] ――そうですね。 …出られるのなら、皆で無事に出たいと思いますから…。 我が儘でしょうか… [メイの言葉に続いたラッセルの声に、 悲しそうに表情を曇らせる。] ――流れてしまった。 余りに、沢山。 …それほどまでに… | |
2006/01/25 22:57:46 |
学生 ラッセル [ルーサーの言葉に] 僕はワインよりバーボンが好きだな。 [そう言って笑い、少し考え] "生けるものの血"で開く。 でも。確か「なんぴとたりとも出ることあたわず」…とか続くんだろ? 開いても出れないのか? ……うーむ。 | |
2006/01/25 22:58:33 |
学生 メイ [メイは、ラッセルが煙草を吸っているのを見て少しほっとしたように笑顔になる。 煙草の吸い殻だけ持っていたあの時の自分の気持ちを思い出すと、少しぞっとした気分になるから] 誰かが居なくなるのは…もうやだなあ。 誰か傷付かないと開かないなら、 …どうしよう? | |
2006/01/25 23:01:48 |
見習いメイド ネリー パンと、ワイン… 血と肉… 生贄を捧げよと。 そう言うのでしょうか…。 [悩ましげに呟き] | |
2006/01/25 23:02:58 |
学生 ラッセル [そう言ってメイを見やり] ………出ないって訳にもいかんのだがねえ…。 [また紫煙を吐く] ……どうしよっか。 軽く血でも流してみる? | |
2006/01/25 23:04:11 |
牧師 ルーサー [ラッセルの冗談に苦笑いして] ワインは主の血、パンは主の肉体。 あくまでも儀式の際にしか用いませんのでね。 ……ですが、此処にはワインもパンもあろうはずがありません。 もはや血も肉も"生ける者"の其れではない私達にとっては、捧げるべき聖体は……ね。 [困ったような笑みを浮かべて首を振った] 全く……このようなことでは、私が寺院で為してきたことに意味が無さ過ぎますね。 | |
2006/01/25 23:05:17 |
学生 メイ [ラッセルの言葉にさっと表情を曇らせて] バカなこと言わないでよ! [言ってから、自分で言った勢いにびっくりしたように瞳を丸くした] | |
2006/01/25 23:07:48 |
見習いメイド ネリー そう、それも分からないのです。 ――「開く」のに「出る事ができない」という。 まるで謎掛けです… [首を振って] | |
2006/01/25 23:09:37 |
見習いメイド ネリー 為して来た? それはどういう… [ルーサーに言いかけて、 メイの叫びに驚きそちらを向いた] | |
2006/01/25 23:12:21 |
学生 ラッセル [メイの剣幕に驚き] 冗談だ、冗談! …悪ィ。 [メイが【見て】きたものを思い出し、ちょっと俯く。] | |
2006/01/25 23:13:06 |
牧師 ルーサー [ネリーの方を見つめて] 何を為して来たか? ……内緒です。[にっこりと笑顔を浮かべて] いや、むしろ私は何も為してはいません。 私は、何も必要としていませんでしたから。 私は、何一つ嘘は申していませんよ? ……現に、トリムルティの一柱がナサニエルさんだとちゃんと申した故に。 [メイの方を振り向いて] まあ、落ち着いては如何ですかな? ……叫ぶだけ、力を失います。 私は貴女が消えても何一つ痛みはしませんがね。 | |
2006/01/25 23:17:07 |
学生 メイ [しょんぼりとうつむき] …ごめん。 ここに、居るんじゃダメなのかなあ。 誰かが痛い思いしなきゃダメなら、みんなでここにいた方がいいんじゃないかなあ? | |
2006/01/25 23:19:03 |
見習いメイド ネリー [……試しに血を流すのなら自分がいい。 ふとネリーは思う。 いのちを汲み上げる柱。 等しく吸い取るのであれば、 年若い死神が先に弱るのは自明の理。 千年に渡り血の騎士であった自分なら 多少は無理しても保つだろう。 ―――ユージーンは、怒るだろうか。 セシリアも、メイも。 湧き上がった思いに、我知らず苦笑を漏らした。] | |
2006/01/25 23:19:39 |
見習いメイド ネリー [変わらぬルーサーの声に複雑な表情を見せ] ――…嘘は、大罪ですもの…ね。 [確かに彼は嘘は言って居ないのだろうが。 狂信者。 このひとは、苦手だ。] | |
2006/01/25 23:24:41 |
学生 ラッセル [座ったまま気怠そうに、両膝のうえに肘をつき] ………このまま、ここに? そのうち、消えるぜ お前はそれで良いのかい? [力なく横たわるノーマンと、人形の体を失ったヘンリエッタ。血の気を失った、棺の中の過去の血の騎士達。] | |
2006/01/25 23:27:59 |
見習いメイド ネリー ……メイ様。 此処に居ても 皆いのちを吸われて… 消えて行くだけです。 何か方法があるのであれば、 試してみたいと、…私は思うのです。 [ゆっくりと紡ぐ。 迷いが無いわけでは無いが。] | |
2006/01/25 23:30:26 |
牧師 ルーサー [ネリーに笑顔を向けて、まるで教会で説教をするかの調子で] ええ、虚偽は大罪です。 故に、私は何一つ嘘は申しておりません。 さすがですね、ネリーさんは。 やはり徳の高い御方でいらっしゃる。 故に、私もメイさんが見た物が真実であると断言出来ます。 私が知っていることそのままですから。 ……私は、ただ時間が稼げれば良かったのですよ。 皆の的がぶれる為の時間をね。 ですが、墓所というものがこれでは台無しです。 ……まあ、これも主の与え給うた試練でしょうか。 | |
2006/01/25 23:30:36 |
学生 メイ [座り込んで、ラッセルと目線を合わせ] やだ。 でも、誰かがまた居なくなるのもヤダ。 [ダダをこねる子供のように] もう、消えちゃったら、やだもん。 | |
2006/01/25 23:36:06 |
見習いメイド ネリー [ルーサーの声。 まるで説教をしているような。よく響く声。 ――ユージーンは、黙って居る。 表情を消したまま。 と。] …… 時間稼ぎ…? 知って居る事と同じ…? まさか、貴方はトリムルティの…! [半ば睨付ける様に凝視する。 いや、それにしてはおかしいのだが。 ルーサーが現れたとき、ハーヴェイはほっとしていたようで――] | |
2006/01/25 23:38:24 |
学生 ラッセル [目には疲労を浮かべ 片手を伸ばしてメイの頬をつねる] …分かったよ。もう勝手に消えんよ ………って。だから、どうすんだってのー。 [ネリーの声にはっと、そちらを見る。] | |
2006/01/25 23:40:55 |
書生 ハーヴェイ [中央の柱の傍へ寄りながら、ハーヴェイは、じっと何かを考えている。話し合いが耳に入らない程の距離は離れて居ないにも関わらず、……ネリーの問いにも答えずに。] [ルーサーをふと振り返り、] トリムルティが誰なのかを貴方は知って居て、ああ言った行動を取ったのですか? [訝しげに*見つめた*。] | |
2006/01/25 23:49:21 |
学生 メイ ラッセル…? [疲労の色が濃く現れているその顔に手を寄せる] だいじょうぶ…? | |
2006/01/25 23:49:32 |
見習いメイド ネリー …… [ハーヴェイの訝しげな声。 ならば、ルーサーは違うはず。 ――ならば何故? ハーヴェイとルーサーを交互に見た。] | |
2006/01/25 23:54:36 |
牧師 ルーサー [ハーヴェイとネリーを交互に見渡し、笑顔で淡々と告げる] ええ、私はトリムルティの三人が誰か知っている"だけ"です。 ……ですが、私は別に彼らの肩を持つつもりもありませんでしたし、止めるつもりも無かった……それだけです。 ただ、血の騎士が13人というのはどうもよくないとは常々思っていました。多すぎるんですよ、少し。それに、「13」という数が良くない……一人ユダが混ざってしまいます。 まあ、いかんせん血の騎士には信仰心の無い者も多々いらっしゃいましたからね。 そういうことです。 | |
2006/01/25 23:55:15 |
学生 ラッセル ………………だりぃ。 [目を閉じ、メイの手に顔を寄せ ほっとしたような、溜め息のような息をつく] | |
2006/01/25 23:55:37 |
牧師 ルーサー ……要は、私が生き残ればそれで良かったんですよ。 トリムルティが誰か知っているという情報を駆使して、ね。 それが、祭典というものでしょう? [そう言うと、「ですが、私が封印されてはどうにもなりません」と苦笑いして付け加えた。] | |
2006/01/25 23:57:21 |
見習いメイド ネリー [ルーサーの声は緩やかな振動でもって空気を震わせる。 当たり前のことを言う様に。 否、彼にとっては当たり前の。] ……本当に、貴方は…。 [狂信者。 彼程此の名が相応しい者も居まい。 1度張った警戒の糸を緩めて。 またゆるゆると首を振った。] | |
2006/01/26 00:03:17 |
学生 メイ [メイは困ったようにラッセルの側に寄る] ここから出なくちゃ、いけないんだね。 …もし、もしね。一人残って出れるなら、…私残る。 自分が封印されるのが、一番痛くなかったもん。 [それが一番らくちんそう、とメイは少し、笑った] | |
2006/01/26 00:07:17 |
牧師 ルーサー [首を振るネリーを見た後、ハーヴェイに視線を移して] ですから、私は別に貴方がたに協力するつもりもありませんでしたよ。 面白い試みではあったと思いますが、主に偽りを申してまで推し進めることでもないでしょうしね。ああ、ナサニエルさんを告発したのも、そういうことです。 あの方は嘘をつかれた。 だから、裁かれる状況を用意した。 そういうことです。 私の友は常に主のみですから。 | |
2006/01/26 00:09:26 |
学生 ラッセル [一旦メイの肩に体重を預けるが、続く言葉にはっと身を起こし] ……馬鹿かお前は!!! [声を張り上げる] | |
2006/01/26 00:17:07 |
学生 ラッセル …例えばここから出るのに誰かが残らなきゃいけなかったとして お前がここに残って僕が出て行って誰が喜ぶってんだよ! ………それこそ僕がセシリアあたりに殺される! [体は怠いが、それでも声を張り上げる。] | |
2006/01/26 00:19:27 |
見習いメイド ネリー …… [ルーサーの声が、遠い。 ナサニエル。 青い髪の青年。 穏やかな微笑。 争いを好まぬ。 チェスで見事な戦いを見せてくれる。 カードゲームを教えてくれると言った。 動物と戯れていた。 ――――トリムルティ。] …! [ラッセルの張り上げた声が耳を打つ。 意識が引き戻された。] | |
2006/01/26 00:20:02 |
学生 メイ [ラッセルに怒鳴られて、びっくりしたように顔を上げたが] でも、だってもう【見たく】ないもん。 誰かが居なくなるのもやだもん。 痛いんならちょっとやだけど…封印されたとき私痛くなかったし。 ねえ、ラッセル。そんなに怒らないでよ。 私、またラッセルが消えちゃう方がヤダよ。 [メイは笑顔を作った] | |
2006/01/26 00:24:19 |
修道女 ステラ [されるがままに涙を拭われ。トビーの様子に小さく首を傾げ] …………お前は、泣いたことないのか? | |
(2006/01/26 00:26:48、修道女 ステラにより削除) |
学生 ラッセル ふざけろよ! いやいっつもふざけてるのは知ってるけどさ! ならお前はお前が消えても良いってのか そしたら僕はどうする! | |
2006/01/26 00:29:46 |
牧師 ルーサー [メイの言葉を聞いて、立ち上がる] ……死にたければ、死ねば如何ですか? それで私達が助かるのでしたら、私としては何も言うことはございません。 ですが……「誰かを助けるため」ではなく、「自分が苦しまないため」に死を選ぶのであれば、それは自殺であり、殺人以上の罪です。 私は聖職者として、それは止めねばなりません。 さて、如何致しましょうかね? まだ貴女の命で此処から皆が出られるか否かはわかりません。 貴女は、主から頂いた血肉を無駄に散らせて、其処に居るご友人を悲しませることが正義だとでもお思いで? | |
2006/01/26 00:32:47 |
学生 ラッセル [そしてルーサーに向けて叫ぶ] ……………その通りだオッサン!!! | |
2006/01/26 00:35:13 |
学生 メイ ふざけてないよー。 そりゃ、消えたくないけど、他の人が残っちゃうより苦しくなさそうだから… どうするって、ラッセルは、帰れるよ? 私が残ったら、ラッセルは出られるでしょ? | |
2006/01/26 00:35:29 |
見習いメイド ネリー ……… …わたしも。 メイ様が居なくなってしまうと… 悲しいですよ… 痛いです。 とても。 [ぽつりと。] | |
2006/01/26 00:36:38 |
学生 メイ [皆からの言葉を受け、メイは辺りを見回し] うーん。 [困ったようにラッセルを見た] | |
2006/01/26 00:41:22 |
牧師 ルーサー [ラッセルの「おっさん」との呼びかけに苦笑しつつも、メイに呼びかける] 私は、別に貴女が死んでも悲しくはありません。 貴女が此処に残ることで私が此処から出られるのであれば、むしろその自己犠牲を賞賛致しますよ。 ですが、まだそんなに上手く行くか否かはわかりません。 そんな段階で勝手に死なれて、もしそれがきっかけで私が此処から出る方法が失われたらどうする気ですか?それを、犬死と言うのですよ。 ……それに、此処で言う所の「命」とは、果たして我々のような存在の命なのでしょうかね? | |
2006/01/26 00:42:09 |
学生 ラッセル ほらみろ! Ever Greenだって言ってんだろ!聞いたかあ?! ふざけて無いんだったらもっと酷いわ! それで僕がこっから出て、ひとりで、ひとりで… お前が居ない何年も何千年もを、生きてろってのか!! そんなら出ないほうがマシだ!!! [荒く、浅い息をつきながら、メイをにらみつけた] | |
2006/01/26 00:43:13 |
見習いメイド ネリー [ルーサーの言葉を復唱する。何か大切なもののように。] ―――…いのち。 [ラッセルの荒げた声を聞いて。 ――ああ、もし謂っていたらやっぱり怒られただろうか。 などと少し思った。] | |
2006/01/26 00:50:01 |
学生 メイ [ルーサーの言葉を聞き、ラッセルの言葉を聞き] …ごめんなさい。 [しゅんとして小さく謝った] | |
2006/01/26 00:55:05 |
見習いメイド ネリー [しゅんとしてしまったメイに微笑みかけて。] ……探しましょう。 きっと、何かあるはずです。 此処から出る方法。 皆で、出られる方法。 その鍵が。 [確証は何もないけれど、それでも――― 信じたいと思ったのだ。] | |
2006/01/26 01:01:13 |
学生 ラッセル [しおれた様子のメイを見て、ちょっと困ったように] 誰だか………だれだっけな、誰だったか言ってたぜ お前が「見えて」しまうのは、辛いかも知んないけど それはお前がお前である故だって。 それも含めてお前の一部分なんだよ。 辛いかも知んないけど、生きてるってことだ… [そう言って浅い息をつき、メイの肩に身をもたせた] …何かある 出る方法、な。 | |
2006/01/26 01:03:40 |
牧師 ルーサー [メイを囲んで話すネリーたちを興味なさげに眺めると、聖書を手にその場に座った] | |
2006/01/26 01:10:09 |
見習いメイド ネリー ―――… [ふと。 気だるそうなラッセルの様子を見る。 彼はまだ若い。 いのちを吸い取るこの『墓』は、 ゆっくりと。 だが確かに。 死神達の身を抜け殻に近づけていく。 気付かれないくらい小さく唇を噛む。 僅かに焦りの色を滲ませた。] | |
2006/01/26 01:13:10 |
学生 メイ [苦しそうなラッセルを見やり] 早く出られる方法を見つけなきゃ、だね。 [ネリーにどうしようというように視線を合わせた] | |
2006/01/26 01:14:49 |
牧師 ルーサー [聖書をパラパラと捲りながら] まあ、とりあえず無駄な体力を使うのはよしておきましょう。 此処から出る前に滅んでしまっては全て台無しです。 ……それに、何やら隠し事をしている方もいらっしゃるようなので、ね…… [そう言ってユージーンの方を見ると、*クスリと笑った*] | |
2006/01/26 01:20:42 |
見習いメイド ネリー [メイの視線に、穏やかに頷き] ラッセル様は……座って… 少しでも、力を温存するようにしてください。 消耗すると…動けなくなってしまう。 | |
2006/01/26 01:21:11 |
見習いメイド ネリー 私はこの『墓』を暫く見て回ります。 私は永く在る死神ですから… 多少なりと動いても問題は無いでしょう。 何かあったら…呼びますから。 其の時はお願いします…ね? [そう優しくメイに言うと、 ルーサーの言葉に、警戒の糸を再び張る。] | |
2006/01/26 01:23:08 |
学生 ラッセル あー……… まったく、無駄な体力だ。 [ずるずると球体から滑り降り、棺に背を預けてまた煙草に火を点ける。] | |
2006/01/26 01:23:40 |
見習いメイド ネリー …… [ラッセルとメイを見て微笑み。 踵を返すと、皆から見えないように―表情を曇らせる。 等しく命を汲み上げられるのなら。 若い死神から。 …ラッセルが弱りはじめている。 …ユージーンは、死神としてはとても年若い。 見えた 拳の 傷が 裂けたまま] …ッ…。 | |
2006/01/26 01:36:55 |
見習いメイド ネリー [先程から、表情を消したままのユージーン。 ――胸騒ぎに導かれるまま。 傍に歩み寄り、彼の顔を*覗き込んだ。*] | |
2006/01/26 01:41:56 |
学生 ラッセル Ever Green、よろしくー …………んだよ、そんな顔すんなって。 [メイに向けて笑ってみせ、だらだらと煙草をふかす。 先程のルーサーの言葉は少々気になるが。] | |
2006/01/26 02:09:55 |
学生 メイ だって…苦しいんでしょ? …なんにもできないのに、ラッセルが消えちゃったら、 いやだ。 [絞り出すように言葉を紡ぐ。以前なら絶対にしない痛みを我慢するような表情] | |
2006/01/26 02:18:28 |
学生 ラッセル ………苦しかねえよ。 ちょっと疲れただけだって [メイの表情に戸惑い] ……どうしたのさ? どっか痛いのか? | |
2006/01/26 02:32:53 |
学生 メイ 痛くない。 でも変な感じがする。 私が痛い訳じゃないのに、ラッセルが苦しいのを見てたら、…苦しい感じになる。 | |
2006/01/26 02:36:40 |
学生 ラッセル ……………。 ばか。 [苦笑] | |
2006/01/26 02:40:20 |
学生 ラッセル ……………苦しくねえって。 [腕を伸ばしメイの手をとり] | |
2006/01/26 02:41:49 |
学生 メイ なんで笑うの。 おかしいもんだって。痛いのはうつらないでしょ? [ラッセルが笑うのを見ると、安心するように表情を緩めるとその手を繋いだ] 『あったかい』 大丈夫。きっと出られるよね。 [呪文のようにそう唱えて、メイはにこりと笑う] | |
2006/01/26 02:48:26 |
学生 ラッセル [繋いだ手が ロクに死神としてのつとめを果たしてこなかった 力を奪われていくなかで 何だか少し楽になるような気がして笑い] はは、なんとかならァ。 なるようになるさ [繋いだ手に*少し力を込めた*] | |
2006/01/26 02:57:15 |
学生 メイ [つながっている手の温かさに、メイは*瞳を閉じた*] | |
2006/01/26 03:00:12 |
墓守 ユージーン {ユージーンは無表情のまま、静かにゆっくりと皆に語り掛けた。] ───切り札はもう、手の内にある。 後は、それをどこで使うか、だけなんだ。 | |
2006/01/26 07:21:01 |
学生 ラッセル [ユージーンの言葉。 その唐突さに意味が分からず。] ………切り札? 誰が、ジョーカーを持ってるってんだ その "生けるものの血" を… | |
2006/01/26 07:40:34 |
学生 ラッセル [緩慢な動作でユージーンを見た。 その手を。] | |
2006/01/26 07:41:21 |
墓守 ユージーン [───僅かにいのちのいろを放つ、その傷を。] | |
2006/01/26 07:43:57 |
学生 ラッセル [ユージーンの手の中にあったのは ───傷口。 彼が怒りによって己で裂いたその手には] ………まさか そんな事が………………ある、訳 | |
2006/01/26 07:47:39 |
学生 ラッセル [まだ塞がらないその傷口は 微かないろを。 死神でなければ分からない。 それでも、あまりに微かで、注意して見なければわからない程の "人間"の持つ、『いのちのいろ』] …………新手の……ジョーク、か? [ユージーンを見上げる。その、黒ずくめの死神を。] | |
2006/01/26 07:50:29 |
墓守 ユージーン [ユージーンは全ての表情を消したまま、ただじっと立っている。] | |
2006/01/26 07:52:44 |
学生 ラッセル [決して死神が持つはずのない "いのちのいろ"を滲ませた、その血を] 生ける……ものの…血……… [確かめるように、呟き 己の見たものは見間違いでは無いのかと メイを、ネリーを*見た。*] | |
2006/01/26 07:58:49 |
墓守 ユージーン [静寂の眸が全員に、順番に一人ずつ注がれる。 そこには固い決意が*浮かんでいる。*] | |
2006/01/26 08:14:27 |
牧師 ルーサー [ユージーンの真っ直ぐな視線を笑顔で正面から受け止め、帽子を直して語りだした] ……なるほど、何か違和感を感じると思ったら……そういうことでしたか。 いえいえ、私は全てを知っていたわけではありません。 私が気付いたのは、貴方が闇の眷属を名乗りながらも当たり前のように睡眠を取り、ふとしたことですぐに心を揺らすこと…… すなわち、貴方が生まれながらの眷属とはあまりにも考えにくいこと……それだけです。 しかし……人間出身の御遣いが、自らの出自をわざわざ偽る意味が私には分かりませんでした。 『人間の時は何だったか』ならともかく、 『人間であったか否か』は隠してもねえ…… なるほど、そういうことでしたか……これは、カマをかけさせて頂いた甲斐がありましたよ。 | |
2006/01/26 09:02:19 |
牧師 ルーサー しかし、アレだけ目の前で貴方の血を見ておきながら、今まで分からなかったとは……先入観とは恐ろしいものですね、不覚です。 [そう言うと、苦笑しながら*ユージーンに笑みを浴びせた*] | |
2006/01/26 09:04:46 |
見習いメイド ネリー ―――ユージーン、さま… [切り札。 それは。 ―――彼が、ずっと隠し通してきた秘密。 あたたかいいろ。 なつかしいいろ。 いのちのいろ。 “生けるものの血によりてのみ…” うわ言のようなノーマンの声が ラッセルの呟きと重なる。] | |
2006/01/26 13:37:30 |
見習いメイド ネリー [信じられない、と語るが如きラッセルに小さく頷く。] ……私にも、見えます。 [ユージーンは一人ひとりに視線を注ぐ。 真っ直ぐな決意を秘めた黒曜石の瞳。 幼子のような 迷子のような あの揺らめきは影を潜めて。 いつかのように ユージーンから眼を逸らせないまま ネリーは*其の横顔をじっと見つめた。*] | |
2006/01/26 14:05:11 |
学生 メイ [メイはユージーンと視線を合わせる] [自分が望んだことと同じ。ただ彼にはその力がある。 ラッセルの手をつないだままの温もりを思う] …でも、それは、…違う。 誰がいなくなっても、おんなじだよ。 だから、みんなで一緒に出られるように。 そうじゃなきゃ、だめなんでしょ。 [ユージーンをひたと*見つめた*] | |
2006/01/26 15:26:59 |
見習いメイド ネリー [メイが言葉を切った後――ゆっくりと口を開く。] ―――…酷い深手を… 負う可能性も…あるのですよ…? … [紡ぎ出した言葉は*揺れた。*] | |
2006/01/26 16:05:23 |
学生 メイ [メイはネリーの言葉に驚いて顔を向けて] ネリー…! [咎めるようにその名を*呼んだ*] | |
2006/01/26 16:19:00 |
見習いメイド ネリー [メイが己の名を呼ぶ。 ――可能性があるなら。 試してみたいと言ったのは自分では無かったか。 それなのに ユージーンが 傷ついて、倒れるかもしれない事を思うと。] ……私は そんなのは……いや、です…。 [――どうして自分はこんなに弱いのか。 真っ直ぐな彼の眼にいたたまれずに、 俯いて唇を噛んだ。] | |
2006/01/26 17:08:09 |
学生 ラッセル [ああ、ああ、どうやら僕の見間違いでは無いらしい。 ただただ混乱し] ………………黒いの…… 何とか言え……何とか言ってくれよ……… [黙ったままのユージーンを見た。] | |
2006/01/26 17:49:11 |
学生 ラッセル [まだ唐突な事態への混乱から*抜け出せずに*] | |
2006/01/26 17:52:32 |
墓守 ユージーン ──勘違いしないで欲しい。 ボクは死ぬつもりはない。 | |
2006/01/26 18:11:11 |
墓守 ユージーン ボクは生きる。 [晴れやかな笑み。] | |
2006/01/26 18:12:11 |
墓守 ユージーン [ハーヴェイを見据えて] ・・・ハーヴェイ。 ナサニエルと…もう一人のトリムルティは”このこと”を [と右手の傷を見せ] 知っているのか? | |
2006/01/26 18:21:28 |
見習いメイド ネリー [はっとして――顔を上げる。 ユージーンの、澄み渡る笑顔。] …… [眼が、覚める様な気がした。] | |
2006/01/26 18:29:12 |