人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
(1122)BLOOD TEMPLE : 6日目 (1)
牧童 トビーは文学少女 セシリアに投票を委任しています。
美術商 ヒューバートは修道女 ステラに投票を委任しています。
牧師 ルーサーは冒険家 ナサニエルに投票しました
修道女 ステラは牧師 ルーサーに投票しました
学生 メイは冒険家 ナサニエルに投票しました
文学少女 セシリアは学生 メイに投票しました
牧童 トビーは学生 メイに投票しました
流れ者 ギルバートは冒険家 ナサニエルに投票しました
冒険家 ナサニエルは牧師 ルーサーに投票しました
美術商 ヒューバートは牧師 ルーサーに投票しました
吟遊詩人 コーネリアスは牧師 ルーサーに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

牧師 ルーサー は、冒険家 ナサニエルに投票した
修道女 ステラ は、牧師 ルーサーに投票した
学生 メイ は、冒険家 ナサニエルに投票した
文学少女 セシリア は、学生 メイに投票した
牧童 トビー は、学生 メイに投票した
流れ者 ギルバート は、冒険家 ナサニエルに投票した
冒険家 ナサニエル は、牧師 ルーサーに投票した
美術商 ヒューバート は、牧師 ルーサーに投票した
吟遊詩人 コーネリアス は、牧師 ルーサーに投票した

牧師 ルーサー は、村人の手により処刑された……
牧師 ルーサーは人間だったようだ。
学生 メイは、流れ者 ギルバートを占った……。
流れ者 ギルバートは人間のようだ。
吟遊詩人 コーネリアスは、学生 メイに襲いかかった!
次の日の朝、学生 メイが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、修道女 ステラ、文学少女 セシリア、牧童 トビー、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、吟遊詩人 コーネリアス、の7名。
墓守 ユージーン
[振り返り、ネリーを見つめてぎこちなく微笑みかけた。
抑えきれずにはみ出しそうなもの、消化しきれずにいるものを一切合財飲み込んで。
それでもそれら全部捨てていこうとするように。]

それなら。ボクの答えは決まっています。
2006/01/24 23:04:16
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/24 23:05:35
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートに、「私は変わる事はありませんよ。」
2006/01/24 23:05:37
墓守 ユージーン
[ユージーンは、先程までの歩みを逆に辿り、ハーヴェイの側へと戻っていく。]
2006/01/24 23:06:05
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/24 23:06:17
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/24 23:07:38
墓守 ユージーン
[ユージーンはハーヴェイと対峙した。]
2006/01/24 23:08:08
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/24 23:08:36
見習いメイド ネリー
……ッ…

ユージーン、さま…

[堪えきれずに溢れそうになるものを抑えようとしてか。
声が詰まる。]

…ごめんなさい…
―――ごめんなさい…

私は……
2006/01/24 23:09:23
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/24 23:09:47
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/24 23:09:54
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/01/24 23:12:02
学生 ラッセル
[ただ、黙って見ている。]
2006/01/24 23:12:19
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/24 23:12:32
書生 ハーヴェイ
ユージーン……?

[一度首を傾けた後、ハーヴェイは静かにユージーンに*向かい合った*。]
2006/01/24 23:14:55
墓守 ユージーン
・・・・・・ハーヴェイ。
[その声には固い決意が込められている。]
2006/01/24 23:15:59
墓守 ユージーン
・・・ボクはこれからはネリーさんの代わりに・・・護ると約束した。
だから。
2006/01/24 23:17:11
墓守 ユージーン
ボクは、お前も連れて行く。
お前が嫌がっても、何と言っても。
2006/01/24 23:18:20
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/24 23:18:58
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/01/24 23:21:30
見習いメイド ネリー
[ユージーンを見上げる。
強い決意を秘めた声。

――ボクが、ネリーさんの代わりに――


眼の奥が、熱くなる。]
2006/01/24 23:26:25
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/01/24 23:31:30
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/24 23:35:20
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/24 23:36:52
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/01/24 23:38:08
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/24 23:40:51
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/01/24 23:41:15
修道女 ステラ
[アリーナに立つルーサーを視認すると同時に走り出す。
記憶の中のあの薄ら笑いの口元とルーサーの顔が重なる。]
(0)2006/01/24 23:50:34
吟遊詩人 コーネリアス
[”弾丸”はルーサーに弾き返され、アリーナの砂上に着弾する。
銀幕を解き、コーネリアスが姿を現す。
装甲の薄さ故に目の前がくらくらしている]

クッ・・・まだまだ・・・終わらぬ・・・!!

[コーネリアスはルーサーに拷問刃を繰り出す。
しかし、刃はすべてストールの前に無力化し、
身を護る術のないコーネリアスの体はルーサーに蹂躙される]
(1)2006/01/24 23:56:36
学生 メイ
[ここは、どこだろう。]

[メイはゆっくりと体を起こす。目を開いたはずなのに暗い。周囲は凍えるように寒い。]

[まるでここは、生まれ落ちた、
あの場所みたいだ。]
2006/01/24 23:58:46
冒険家 ナサニエル
[「Shadow」はメイの影に這い寄る。薄いナサニエルの刃を持ちながら。だが瞬間、【見え】たようだ。跳び退るメイの体を追い…「Shadow」が這い寄る…そして同時にナサニエル自身も]
(*0)2006/01/25 00:01:00
修道女 ステラ
[コーネリアスとルーサーが対峙しているのを見るとそのままコーネリアスの後ろから彼の身体を飛び越えるようにしてルーサーの真後ろに跳ぶ。

コーネリアスを蹂躙しているルーサーの背後をついて匕首を握った腕を振るう。

が、匕首を握った手はルーサーに取られ、そのまま捻られ、刃は地面に転がる]
(2)2006/01/25 00:02:26
流れ者 ギルバート
[ナサニエルの呟きが聞こえた後、
使い魔の月光が冷たい光を放ち、銃へと変化する。]

そうか…。
変わることは無い…か。

『だが、あの獣の姿は…』
ナサニエル…。俺は信じる道を行かせて貰う。

[ギルバートは迷いを振り払い、冷たい光を宿す銃をナサニエルへ向けた]
(3)2006/01/25 00:03:11
美術商 ヒューバート
[アリーナでルーサーを見つけ。そして叫ぶ]

舞い散れ冥府鴉!

[無数の黒い羽がルーサーの足に纏わりつく。]
(4)2006/01/25 00:04:30
学生 メイ
[どちらを向いても何も見えない。手探りで進んでいく。自分は何者で、何をすべきなのか、どこに向かっているのかさえ、よく分からなかった]

[光が欲しいと思った]

[探る手すら凍えていた]
2006/01/25 00:04:38
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは青い爪を両手に構えメイと相対している。
そして]

ギルバートさん、
それが貴方の選んだ道なのでしたら私も受けて立ちましょう。

[双眸を少し細めた]
(5)2006/01/25 00:07:03
吟遊詩人 コーネリアス
[ステラの腕がルーサーに捻られている様子が眼につく。
自らの民が虐げられる姿を見て激しい怒りを覚える。

ルーサーの腕めがけて具現化した大鎌を振り下ろす。
少しばかりの傷を負わせることに成功した。
直前に反応されたせいか両断するには至らなかった。

この奇襲が破られたことでなす術なく、その身にルーサーの攻撃を受ける。
大鎌が”結界”の外に出るまでは・・・防御ができない]
(6)2006/01/25 00:08:19
学生 メイ
[不意に暖かい光が【見え】た。
それは一瞬だった]

[だが、それはメイを暖かくした。やわらかな光だった]

[メイはそれに走った。それがメイの目標になった]
2006/01/25 00:08:34
文学少女 セシリア
―南階段―

… …。

[階段から、アリーナを見守る。如何する事も出来ずに。
輝く銀弾。匕首の軌跡。舞い散る黒羽。
トンファが回る。青い爪がすらりと。銃口が向けられる。

今は唯、傍らのトビーの気配が支えだった。]
(7)2006/01/25 00:10:32
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/01/25 00:11:36
学生 メイ
[メイはいくつもその柔らかい光を【見た】。メイの世界はだんだんとその姿を現した。
灯っては消え、灯っては消える光に寄り添うようにメイは動いた。]

[メイの世界はそれでも瞬時全て暗がりに包まれるようなときがあった。メイはそれに失望していた]
2006/01/25 00:11:39
流れ者 ギルバート
[ギルバートはメイに当たらないように冷たい光を宿す弾丸を立て続けに6発ナサニエルに向けて放ち、弾薬を生み出し再装填する]
(8)2006/01/25 00:12:04
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは低く姿勢を構えたメイを眸を数度瞬かせて見ると疾駆した。「狂乱」の時とは違い、周囲に南京錠は発現させず。メイが低い姿勢からナサニエルを向かえ討とうとし…何かに気付いたように背後に飛び退った]

………。

[そのメイを跳躍して追い、上から爪を振るった]
(9)2006/01/25 00:12:09
学生 メイ
[そんなとき]

[メイは赤い光に出会った]

[消えずに瞬き、メイの世界を照らし出してくれる光に――]
2006/01/25 00:14:44
冒険家 ナサニエル
[背後から放たれたギルバートの弾丸を身を捩り、またはその幾弾かは南京錠で弾く。その間にメイが体勢を立て直す]

………。

[眸を瞬間、ギルバートに向けるとナサニエルの前に南京錠が3つ浮かび消えた]
(10)2006/01/25 00:15:45
吟遊詩人 コーネリアス
[激しい痛みを感じる・・・だが、この痛みは真の”痛み”ではない。
自らが民に与えた”苦痛”はこんなものではない。
ヒューバートがルーサーの足を拘束する機を狙い、
拷問器具を具現化してその膝を砕く。
やった・・・が、彼は砕かれた膝を意にも介さず、
コーネリアスに攻撃を仕掛けてきた・・・もはや仕方あるまい。
ルーサーに抱きつくと、自らの体と彼の体を結合し拘束する。
さらに砂上には具現化した杭を打ち込む]

ヒューバート卿・・・私ごと貫け!
(11)2006/01/25 00:16:43
吟遊詩人 コーネリアスは、美術商 ヒューバートに*叫んだ*
2006/01/25 00:16:56
学生 メイ
−墓所−

……ここ、どこ?

[ぼんやりと辺りを見回す。ひんやりとした棺の感覚を掌に感じて、メイはそれに視線を這わせた]

……かんおけ?
2006/01/25 00:17:07
冒険家 ナサニエル
[その間にも「Shadow」はメイを追いかける。「Shadow」の攻撃は分かり難いものだがメイの【見る】能力によってメイは助かっている。メイ自身が望んでいない能力によってメイは助かっている]
(*1)2006/01/25 00:17:29
牧童 トビー
[眼下に繰り広げられる乱戦を、ただ見下ろす。

「私は…信じたい…。お前の言葉を……
――ナサニエル。」

その言葉に、ナサニエルに向けた殺意を、必死に抑えた。]

『信じたい?
信じている、ではなくて……?』
(12)2006/01/25 00:20:57
牧童 トビーは、*強く掌を握りしめた。*
2006/01/25 00:22:09
流れ者 ギルバート
[南京錠の前に弾は弾かれ、向き合う]
無闇に近寄れる状況じゃない。
接近戦を挑めばメイを巻き込んでしまう。

[銃は鷹へと変化を遂げ、代わりに鞘から刃を抜いた]
(13)2006/01/25 00:24:18
美術商 ヒューバート
[コーネリアスの言葉に気付く]
出来ぬよ。
そのような目をした者を貫くなぞ。

猛れ黒鳥!
(14)2006/01/25 00:27:08
学生 メイ
[天井はどこまでも暗い闇の色をし、それがあるのかどうかすら判断がつかなかった。ただ輪郭の闇が色を濃くしているのが、その場所が球体なのではと思わせた。
視線を巡らせると、水晶のような柱がそこだけうっすらと光を帯びているように暖かだった。不定形だがヒトの形がぼんやりと浮かんでいる]

くらい…すごくくらい。
ここ、どこだろ。

だれかいないの?

[メイはふらりと立ち上がる。その水晶を目指して少しずつ歩みを進める]
2006/01/25 00:31:03
学生 ラッセル
[――ボクは、お前も連れて行く。

ユージーン。何てやつだお前。
僕は別に良いが。ただ戦いに負けただけだから。
しかしまあ…]


…。馬鹿だな、コイツ。

[煙草に火を点けた]
2006/01/25 00:33:50
美術商 ヒューバート
[無数の羽がルーサーのみに纏わりつくかに見えたが引いていった]

御領主…解った。

穿て!貫け!
汝が刃、前向く力と成らん!

[冥府鴉は騎乗槍と化した、ヒューバートはルーサーと彼を抑え込んでいるコーネリアスに向けて突進した。]
(15)2006/01/25 00:33:53
冒険家 ナサニエル
『ギルバートさん、
貴方はこの南京錠に合う鍵はもっているでしょうか。』

[メイとの攻防戦は尚も続くが、
注意深く見るとメイの動きが少しナサニエルだけを相手にしているにしてはおかしい事に気付くだろう。ナサニエルと同時に別の何かも見えているようだ。
…階段上から見ているセシリアだけには分かっただろうか。
集中して見ている為に。
メイの近くから「封印の力」がほんの僅か感じられる事を]
(16)2006/01/25 00:34:34
学生 メイ
[光が、見えた]

[歩みが、駆けになりそのよくなじんだ姿が瞳に映る]

ラッセル!
2006/01/25 00:36:47
見習いメイド ネリー
[声が。
高くて、澄んだ、元気な声が響いた。]

…メイ様…!
2006/01/25 00:38:19
文学少女 セシリア
[異変を感じた。動きが異様だった。懐の銀の栞は未だに振るえて。

その時、メイの身体が。薄れて行く。

駆けた。知らず内に。
無我夢中で、彼女の元へと。

また私はただ見ているだけか。
消えるな。消えるな。消えるな。

私が追える立場か。そんな事は今は。
その表情は一体何だ。消えるな。消えてくれるな。
私が言える立場か。そんな事は今は。今は。]


――メイ……ッ!!
(17)2006/01/25 00:39:00
学生 ラッセル
[空耳かと思った。
いや寧ろ完全に空耳だと。

碧い光。ちかちかと。それは…の髪のいろによく似た]

………め、い?
2006/01/25 00:39:07
文学少女 セシリアは、駆ける。駆ける。ただ、駆ける。
2006/01/25 00:39:56
書生 ハーヴェイ
[ユージーンの言葉に、有り得ないと言った様に目を見開く。]

……分からない人だ。
私を連れて行って何を……?

[ユージーンに首を振ろうとして、聞こえて来た声に驚いた。]
2006/01/25 00:40:47
冒険家 ナサニエル
メイさん、
…「Shadow」も使わせて頂く事にしました。

[そう言った瞬間、メイの影から影の滴が1つ跳ね影が実体化した。メイのトンファの振りが「Shadow」を切りその後ろにいるナサニエルを不可視の刃が襲ったが…]

[そのままナサニエルは刃の下を疾駆し、
メイの心臓を貫いた。メイの唇から赤い血が空中に舞う]
(18)2006/01/25 00:41:06
学生 メイ
[見えた。光が。やわらかで暖かい光が]

[走り込んだ勢いのまま、ラッセルに抱きついた]
2006/01/25 00:41:19
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 00:41:51
流れ者 ギルバート
ナサニエル、メイとの戦いを邪魔するなって事か?
鍵か…さぁな。場合によっては壊してでも進むだろうな。

[放った言葉は短かったが、ギルバートはナサニエルとメイの戦いを見守っている]
(19)2006/01/25 00:42:19
見習いメイド ネリー
[メイが、元気よく駆け寄って。
ラッセルの胸に飛び込んだ。

―――嗚呼、なんて、相変わらずな。
ぱちぱち、と眼を瞬かせ。]

―――。
2006/01/25 00:43:13
学生 ラッセル
[どうやらネリーも気付いたらしい。
自分の空耳や見間違いの類では無いらしいがそれはやはり、メイが此処に来たということは]


………お前  っ !!

[虚を突かれ、踏み止まれずに押し倒される。]
2006/01/25 00:44:06
見習いメイド ネリー


――――あ。


[盛大に倒れるラッセルとメイ。
思わず、呆気にとられて。]
2006/01/25 00:45:23
学生 メイ
[勢い余って二人とも倒れ込み、メイはえへへとそれでも嬉しそうに笑った]
2006/01/25 00:46:05
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 00:47:19
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/01/25 00:49:10
学生 ラッセル
[倒れたまま、顔にかかってくるメイの髪を払い]

お前っ …
………………………。

えっと、その、なんだ
久しぶり。
2006/01/25 00:49:35
学生 メイ
[ラッセルにひっついたまま]

良かった!生きてたんだね。
ネリーも、ユージーンさんも

[ぐるりと見回し、ハーヴェイで視線が止まる。きょとんとしたように。それは純粋な疑問として]

あれ、ハーヴェイも…?
2006/01/25 00:49:54
学生 メイ
[ラッセルに、にこにこと笑顔を向け]

うん。ラッセルも元気にしてた?

[完全に突拍子もないことを言い出す、いつもの調子]
2006/01/25 00:51:38
文学少女 セシリア
[走りながら、舌を噛みそうになりながら、必死に叫ぶ]

――影に、Shadowに…!!

[ぶすり。そんな、音がしたのだろうか。青い爪が、メイの背中から生えていた。]
(20)2006/01/25 00:52:29
冒険家 ナサニエル
[メイの心臓を貫いた瞬間、メイの体は透明へと薄れていき半透明の結晶に覆われていく]

………。

[その時、セシリアの叫びが辺りに響いた。
頑丈な岩造りの…所々欠けてもいる階段を
セシリアが駆け降りてくる]
(21)2006/01/25 00:52:58
見習いメイド ネリー
え、ええ。

無事、とは謂いがたいですが…
…なんとか…。

[と、謂いながらユージーンを見る。
ユージーンもまた、呆気にとられたような。
鳩が豆鉄砲を食らったような。
そんな表情をして。

――堪らず、苦笑した。]
2006/01/25 00:54:17
学生 ラッセル
[メイの前髪をかきあげる。
その目を覗き込む。いつもの笑顔。]

アホ言え!
元気も何もあるかよ!お前今の状況分かって…る、訳無いな。
2006/01/25 00:54:23
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 00:54:38
文学少女 セシリア
[触れることも叶わず。メイの身体は水晶の様な結晶体に包まれて。

セシリアは躓き、白砂に滑り転がった。]
(22)2006/01/25 00:54:50
学生 ラッセル
ったく…
Ever Green、なんとか言ってやってくれよ!

[メイにひっつかれたまま。
だがその声は何故か嬉しそうに]
2006/01/25 00:55:27
流れ者 ギルバート
[ナサニエルの爪がメイを貫く所が見え、ギルバートは刃に光を宿しナサニエルに向かって突撃する。]

メイ!!
畜生、ナサニエルの方が一枚上手だったか!!

[光を宿す刃でナサニエルの南京錠へと斬りかかってナサニエルの所へと向かおうとする]
(23)2006/01/25 00:56:02
見習いメイド ネリー
[少し笑ってから、ハーヴェイを見る。

驚愕。
呆気にとられてか。

心境は、如何程か。]

……。
2006/01/25 00:56:09
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 00:56:34
見習いメイド ネリー
[ラッセルの声にはっとして]

え、ええ。
お2人とも楽しそうで…

――あ、えっと、そうではなくて…

[こほん、と咳払いをして。
神妙な表情を作った。]

メイ様。
浮かれてばかりも居られませんよ。
2006/01/25 00:57:42
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/25 00:58:59
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは南京錠を発現させる事なく消した。それにより南京錠へ目標を定めていたギルバートの動きと体勢は一瞬だけ揺らぐ。ナサニエルは片手を白砂について天地反転すると右足でギルバートを蹴り遠くの白砂へと追いやる]

………。
(24)2006/01/25 00:59:25
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:01:50
学生 メイ
[ネリーの方を向き、よく分からないというようにこくりと首を傾げる]
2006/01/25 01:03:02
見習いメイド ネリー
――…

[ネリーは、ノーマンから聞いたこと。
此処が「墓」であること。
此のまま此処に居れば命を吸収されやがて…

と、簡潔に。
だが漏らすことなく、
メイに説明した。]
2006/01/25 01:05:33
文学少女 セシリア
[所々擦り剥いたまま、身を起こす。
血の跡以外に、その場にメイがいた痕跡は全て消え去っていた。

ギルバートの声が、遠くに聞こえた。とても遠くに。]
(25)2006/01/25 01:06:02
学生 ラッセル
[ネリーが事情を説明し始める。もう一度改めて聞く事実。
ふう、とため息をついてメイごと無理矢理身を起こし
膝の上にメイを乗せてもう一度ため息をついた。]
2006/01/25 01:07:06
流れ者 ギルバート
ぐはっ!!
[側面から繰り出されたナサニエルの蹴りにギルバートは見えていても反応出来ずに吹き飛ばされる。

…随分と出来るじゃねぇか。
メイを倒してもまだ余裕があるって事か。

結構遠くまで吹き飛ばされ、ギルバートは手でバランスを取り着地。ナサニエルを見据える]
(2006/01/25 01:08:18、流れ者 ギルバートにより削除)
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/01/25 01:08:21
流れ者 ギルバート
ぐはっ!!
[側面から繰り出されたナサニエルの蹴りにギルバートは見えていても反応出来ずに吹き飛ばされる]

…随分と出来るじゃねぇか。
メイを倒してもまだ余裕があるって事か。

[結構遠くまで吹き飛ばされ、ギルバートは手でバランスを取り着地。ナサニエルを見据える]
(26)2006/01/25 01:08:55
学生 メイ
…お墓、なんだここ。

[立ち上がり、辺りを改めてぐるりと見渡して、口を動かすだけのように呟く]
『道理で、なんか帰ってきたみたいだと思った』
2006/01/25 01:09:51
冒険家 ナサニエル
すみません、ギルバートさん。

[眸を瞑りがちに]
(27)2006/01/25 01:10:03
流れ者 ギルバートは、左腕を軽く回し、刀を*ナサニエルへ向けた。*
2006/01/25 01:11:18
見習いメイド ネリー
はい…。

[メイに頷きながらも、神妙な顔つきが緩む。

ラッセルの膝の上にちょこんと座ったメイ。
何だかとっても可愛らしい。
赤と碧の対比が鮮やかで、夏に咲くあの花のようだ――と、思った。]
2006/01/25 01:11:52
文学少女 セシリアは、白砂の上にへたり込んでいる。所々赤の混じった白砂の上に。
2006/01/25 01:12:08
冒険家 ナサニエル
ですが「Shadow」が
ギルバートさんをトリムルティだと感じましたので。

[双眸はメイの時と同じ強い光を宿していた]
(28)2006/01/25 01:12:18
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/25 01:13:10
学生 ラッセル
[何故かネリーがにやけている。
メイが立ち上がって辺りを見回す。
座り込んだまま、メイを見上げる。]


メイ………懐かしいか?
2006/01/25 01:14:29
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:15:03
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:16:21
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 01:16:38
学生 メイ
[ラッセルの言葉に遠くを見たまま]

なつかしい…?
うん。そうかもしれない、でも

[はっと気付く。笑顔でラッセルを振り返った]

こんな真っ暗なとこ、怖いだけだよ。なんで?
2006/01/25 01:17:40
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:17:52
修道女 ステラ
[ヒューバートの槍が、コーネリアスごとルーサーを貫く。
コーネリアスの具現化が解け、ルーサーの拘束が解ける。
その隙を狙って追撃を掛けようとしたその時――


ナサニエルの爪が、メイを貫くのが見えた。


ルーサーが砕かれた膝も意に介さず、ナサニエルの方へ向かっていく。

逡巡した後匕首を握り、ルーサーの後を追う]
(29)2006/01/25 01:18:02
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 01:18:34
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:19:02
流れ者 ギルバート
[ギルバートはナサニエルを見下すように見ている]
くくく…何を言い出すと思ったら俺をトリムルティと言い出すか。
大きく出たな、ナサニエル。

だが残念だが、それは有り得ん。
(30)2006/01/25 01:19:07
学生 ラッセル
…僕はEver Greenから聞いたんだが
此処はどうやら、人によってなんか、見え方が違うらしいんだ。

僕には此処は、真っ暗には見えない。
そうだなぁ…お前の髪の毛みたいな、碧い光がきらきらして見えるんだ。

[照れたように、困ったように頬を掻く]
2006/01/25 01:20:22
見習いメイド ネリー
―――…。

[懐かしいか?と聞いている。

―――“聞いてみるさ、機会があれば”

機会は訪れた。そういうことなのだろう。
ネリーは静かに2人から離れ、ユージーンの傍へ退いた。]
2006/01/25 01:20:37
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:20:44
冒険家 ナサニエル
そうですか。

[ナサニエルはギルバートの言葉を意に介していないようだ]
(31)2006/01/25 01:20:57
流れ者 ギルバート
まあ、これで躊躇無くお前を討つ口実が出来たと言うものだ。
ある意味、迷いを断ち切らせてくれて感謝する。

[日輪刀が光輝き、ギルバートの身体を*輝く炎が包み込んだ*]
(32)2006/01/25 01:21:57
文学少女 セシリア
[ナサニエルが何か呟いていた。ギルバートが、トリムルティと。

そう言ったのだろうか。彼は。

座り込んだまま、会話を交わす2人を見た]
(33)2006/01/25 01:22:42
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:22:47
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:25:18
冒険家 ナサニエル
[ルーサーがその狂信的意思力を持ちナサニエルの方へ向かうのを視界に捉えた。ギルバートの身体が炎に覆われている…そこから距離をとりルーサーを迎え撃つように中段に構えた]
(34)2006/01/25 01:26:24
学生 メイ
暗いけど、起きたときはもっと真っ暗だった。この、大きな水晶だけちょっとだけ光ってて。

でも今は、みんなに会ったら明るくなった。だいぶ、見えるようになったもん。

[ラッセルの言葉に、メイは破顔した]

ラッセルが見えるのは、綺麗?
……良かった。
2006/01/25 01:26:28
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:27:08
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:29:03
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/01/25 01:30:00
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:30:11
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 01:30:51
学生 ラッセル
嗚呼…キレイだな。結構、悪くない。

[そう言って目を細め]


まあ、Ever Greenから聞いた話だからよく分からんけど、ユージーンが、アイツには、その、揺り籠の中みたく見えたらしい。此処は。
聞いた話だからさ、アレなんだけど、それが、何かお前が言ってるイメージと、似てるな…って…。

[途切れ途切れに
言葉を押出した。]
2006/01/25 01:32:53
修道女 ステラ
[ルーサーがナサニエルに向かってストールで強化された拳を突き出していく。
その後を追い、ナサニエルと対峙するルーサーの後ろから匕首を握り、きりかかる]
(35)2006/01/25 01:36:45
学生 メイ
[揺り籠、という言葉にぴくりと反応する。
ちらりとユージーンとネリーの方を見る。]

ふうん…似てるの、かな。
2006/01/25 01:38:22
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/25 01:39:22
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは眸を少し細めると、ステラを傷つけないように心がけながら両の爪を構える。ストールで強化された拳を左爪で弾くように防御すると右爪を振るう]
(36)2006/01/25 01:39:53
学生 メイ
…でも「揺り籠」はもっと暗いし、もっと寒かった。
2006/01/25 01:39:59
見習いメイド ネリー
[メイの視線がちらりとこちらに向けられた。
ユージーンが少しばつの悪そうな表情になる。

…メイ様。
ごめんなさい。
心の中で、こっそりと謝った。]
2006/01/25 01:41:33
学生 ラッセル
へぇ
………そうなんだ。


[いろの無い目で、メイを見上げる。]
2006/01/25 01:42:44
学生 メイ
そのときに、最初に【見え】た灯りがね。
おじいちゃんだった。すごくあったかい光だった。私が【見え】るのは死んでいく、その瞬間だけだったけど、柔らかかった。
それを集めていけばいいんだって分かったの。そうしなくちゃ私は暗くて、寒いままだったから。

でもね、ずっと凍えてた。消えちゃうの。すぐ。
光が全然見えなくなってなんどもどうにもならないときがあった。
なんで私はこうなんだろうってずっと思ってた。
暖かい光を、私は、出せないの。


……手を、繋いでくれたのは、ラッセルが初めてだったんだよ。
2006/01/25 01:48:53
修道女 ステラ
[ルーサー越しにナサニエルが爪を振るっているのが見える。
拳が弾かれるとするりとストールが解け、ナサニエルが振るった右爪を防ぎつつ、ルーサーが一旦下がる。

後ろから振るった匕首はルーサーが動いたことで軌道を逸れ、ルーサーの脇腹を掠めるだけにとどまる。
ステラの身体はルーサーと入れ違うように前へ。
ナサニエルの爪を見て後ろへ退く体勢を整え]
(37)2006/01/25 01:48:54
冒険家 ナサニエルは、修道女 ステラに微笑んだ。
2006/01/25 01:49:47
学生 ラッセル
[初めて聞く、メイのこと。]



…お前、あったかいよ?
2006/01/25 01:52:58
冒険家 ナサニエルは、修道女 ステラの横からルーサーへと向けて斬撃を繰り出した。
2006/01/25 01:54:23
学生 ラッセル
…………揺り籠から生まれただなんて、思えないくらいに。

[小さな声で、付け加える。]
2006/01/25 01:56:15
修道女 ステラ
[ナサニエルがルーサーへと斬撃を繰り出すのを見て後ろに飛び退こうとし――


不意に、ギルバートがその身に炎を纏っているのが見えた。


飛び退こうとしていた体は石のようにルーサーの前で固まる]
(38)2006/01/25 01:57:57
学生 メイ
[ラッセルの言葉に、振り返るのが怖かった]

[どうして涙が出るんだろう]

[顔を覆って、声が漏れないように歯を食いしばった]
2006/01/25 01:59:34
学生 メイ
[ラッセルの手は、暖かかったから。

ずっと。怖かった。
自分の手が冷たいって知ったら、ラッセルはきっとどこか居なくなってしまうだろうって。

だって。自分の手は、暖かい「ふり」をしてても、こおったままなことを知っていたから]

私の手は[ラッセルの手は、暖かかったから。

ずっと。怖かった。
自分の手が冷たいって知ったら、ラッセルはきっとどこか居なくなってしまうだろうって。

だって。自分の手は、暖かい「ふり」をしてても、こおったままなことを知っていたから]

私の手はつめたくない…?
ラッセルの側にいても、君を凍てつかせないかな…?
2006/01/25 02:03:07
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルが繰り出した斬撃はステラに向かわず真っ直ぐにルーサーに吸い込まれていく筈だった。だがしかしステラの恐怖心を煽る炎がステラの動きをぎこちないものにした。石のように固まり脚が縺れるとルーサーの前によろめくように]

……っ!!!

[放たれた斬撃を抑えきれない。
ナサニエルの爪が
ステラの背面と脇腹の境目を貫こうとした時…
ルーサーが動いた]
(39)2006/01/25 02:04:40
冒険家 ナサニエル
[あまりにも不利な体勢でもって
強引にルーサーがステラを庇った]
(40)2006/01/25 02:06:27
学生 ラッセル
[ユージーンの言葉を思い出す。
何だっけ。僕らは皆生きているだか何だか。
メイだって、揺り籠から生まれて…生きているんだって。確かそんなことを
闇の眷属から教わるとは。

目の前で、小さく震える肩。
論より証拠。
…闇の眷属から教わるとは。]
2006/01/25 02:08:16
学生 ラッセル
[よっこらしょ、と間抜けな掛け声と共に立ち上がる。

顔を覆ったメイの手を強引に引き剥がし]
2006/01/25 02:09:35
学生 ラッセル
[自分の頬にあてる。]



…あったかいよ。

[それは、涙にぬれてあたたかく]
2006/01/25 02:10:39
学生 メイ
[必死に笑おうとするけれど、涙が止まらぬまま泣き笑いの顔で]

…ありがとう

[にっこり笑った顔にぽろぽろと涙が落ちた。]
2006/01/25 02:13:46
冒険家 ナサニエルは、斬撃はルーサーの肩口の骨を断ち切り首近くを切り裂いた。
2006/01/25 02:15:26
学生 メイ
ありがとうラッセル。

[確かにドームの闇が色を薄くした]
2006/01/25 02:15:56
修道女 ステラ
[何が起こったのかもわからぬまま地面に倒れこみ。
ナサニエルの爪がルーサーの首の辺りを切り裂いているのを呆然と見ている]
(41)2006/01/25 02:17:31
学生 ラッセル
ぅ………


[はじめて見る、メイの、涙。
頬を赤らめ、せわしなく二度三度、周囲を見てから]
2006/01/25 02:18:32
学生 ラッセル
ぶ、不細工だぞ、泣き顔。


[メイを引き寄せ、自分のシャツの袖でごしごしと涙を拭ってやった
雫が、碧い光をうつしてきらきらと。]
2006/01/25 02:20:13
冒険家 ナサニエル
[ルーサーは聖句を唱えている。
信じている主への祈りを唱えている。人からどんなに狂信者であると言われても彼は主の従順なる僕である。その証明ではなく彼の身体と心の全ては主に捧げられているとルーサーは信じきっているのだ。…歪んでいようとも]

「ステラさん……貴方に殺されて差し上げるのも悪くは無かったのですが、そうもいかなかったようで」

[ルーサーは聖句の合間に微笑を浮かべてステラに話し掛けた]
(42)2006/01/25 02:21:02
学生 メイ
な!
しつれーだよお!

[メイが笑って顔を拭く。ふと気付いたように辺りを見回す]

……ねえ、私ももう、ここ、暗くない。
光が、見えるよ。

[言ってラッセルににっこり笑った]
2006/01/25 02:24:54
学生 ラッセル
ん…?

キレイか?

[眩しいような、くすぐったいような
そんな笑顔を返す。]
2006/01/25 02:30:45
修道女 ステラ
[祈りを唱え始めたルーサーを信じられないものを見るような目で見上げ]

……な、にを……
(43)2006/01/25 02:32:34
学生 メイ
うん。

キレイ。

[メイはいつもの笑顔でにっこりと*笑った*]
2006/01/25 02:35:07
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはルーサーから爪を引き抜いて距離をとる。ギルバートも毒気を抜かれたように呆然と見ている。
下向きに引き抜かれた爪から血が滴り落ち白砂に足跡を作った。それはまるでキリストが処刑台へと十字架を担いだ際の足跡のようだった。素足から血が滴ったまま重い十字架を背負い歩いた時のように…]

「ですが、これで私は殉教者として、また楽園に行ける……はははは……満足だ」

[ルーサーはコロッセオの天井を仰ぎ見ている。彼の目には何が見えているのだろうか。恍惚の表情を浮かべている]
(44)2006/01/25 02:38:27
修道女 ステラ
[ルーサーが何を言っているのか理解できない――

そんな顔で、ただただルーサーが恍惚の表情で天を仰ぐのを見ている。]
(45)2006/01/25 02:42:16
見習いメイド ネリー
[――よかった。


ラッセルとメイが笑っている。
それがとてもあたたかくて、ネリーは微笑を浮かべた。]
2006/01/25 02:46:28
冒険家 ナサニエル
[赤い血は絶える事なく溢れ続けている。マリアがキリストの為に流した涙のように絶える事がない。ストールを十字架にルーサーが構えようとし、その前にナサニエルの爪が動けないステラに代わるかのようにルーサーの右顔面を襲った。ルーサーの恍惚とした口調と表情は変わらない。何時もの微笑を浮かべている]

「父よ、わたしの霊を御手に委ねます」

[ルーサーの体を半透明の結晶が覆った]
(46)2006/01/25 02:50:59
学生 ラッセル
…いいことだ。


[僕は全く、馬鹿みたいだ―――――
いや、馬鹿なのか。

メイにもきっと見えているのだろう。きらめく碧い光を瞳に映し、メイの手をにぎる。]
2006/01/25 02:52:50
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 02:57:19
牧師 ルーサー
「主よ、わたしの霊を御手に委ねます」
眼前にナサニエルの爪が迫る。

―――ああ、私は信仰と共に滅することが出来た。
―――迷い人を護り、罪人を裁き、最後は信仰を持たぬ者から信仰を護る為に死ねた。
何と満足なことだろうか?
しかも、これでなおも歪んだ封印の日々は続く……満足だ。

そんな中、一つの「門」が見えた。
2006/01/25 02:57:50
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 02:59:09
修道女 ステラ
[あまりにも突然な因縁の終焉にただ呆然とルーサーが消えていくのを見ている。
瞬きする間にそれは消えていき――
後にはルーサーがそこにいたという痕跡は何も残っていなかった]

な、にが……楽園、だ……
そんなもの……どこにも、ありは……

[悪態をつこうとして聞く相手もいない現実に小さく首を振り。
ナサニエルの爪が掠ったのかいつの間にか血が滴りだしている右手でルーサーのいた場所に血文字で"Requiescat In Pace"と書き]

…………お前が消えても、姉さんは……

[戻らないのだ。
改めて現実を見たようで。
ルーサーにつけられた頬の十字架を消すように血塗れの右手で上塗りする。
溜息一つつくとみしり、とダメージを受けた後ろくに休息も取らぬまま動き続けたせいか、身体が軋む嫌な感覚が襲い。
とさっ、と軽い音を立てて白砂の上に*倒れた*]
(47)2006/01/25 03:00:18
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/01/25 03:00:29
牧師 ルーサー
Per me si va ne la citt dolente,
per me si va ne l'etterno dolore,
per me si va tra la perduta gente.
(我を過ぐれば憂ひの都あり、
 我を過ぐれば永遠の苦患あり、
 我を過ぐれば滅亡の民あり)

Giustizia mosse il mio alto fattore;
fecemi la divina podestate,
la somma sapenza e 'l primo amore.
(義は尊きわが造り主を動かし、
 聖なる威力、比類なき智慧、
 第一の愛我を造れり)

Dinanzi a me non fuor cose create
se non etterne, e io etterno duro.
―――
(永遠の物のほか物として我よりさきに
 造られしはなし、しかしてわれ永遠に立つ)
―――Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'……「汝等此処に入るもの一切の望みを棄てよ」、ですか……なるほど、此処は地獄の門とでも言うわけですかな?
2006/01/25 03:03:54
牧師 ルーサー
……そんな、そんな訳はない!!
私は信仰者だ、殉教者だ、従順なるキリストの徒、神の子羊だ!!
私に用意されているのが、楽園ではなくて地獄などと……そんな、そんな筈が無い!!

……なるほど、これは死の間際の幻覚、地獄の悪鬼どもの姦計ですか。
私の信仰は、こんなことでは揺るぎません!


―――そう叫ぶと、眼前に広がるは一面水晶に覆われた世界。
足元には『Requiescat In Pace』と刻まれた無数の半透明の棺。そして、その中で微笑むヒトガタ。
そして、向こうには……滅んだ筈の、死神たち。
2006/01/25 03:08:45
文学少女 セシリア
[遠くでルーサーの巨躯が封印されるのが目に付いた。
ステラが倒れ、ヒューバート卿が駆け寄った所までは見えた。

メイが消えて尚。ルーサーが消えて尚。寺院の歪みは3割程度しか戻っていない。
其れの意味する事は。唯、一つだった。]


…ナサ、ニエル……お前は……
(48)2006/01/25 03:11:35
見習いメイド ネリー
[ぴくりと
反応する。

―――また1人…此処へ。

警戒の色を強める。
此の、気配は。]
2006/01/25 03:12:06
牧師 ルーサー
……ネリーさん、ラッセルさん、メイさん、それに……ユージーン、さん?
……此処は一体?ついに楽園へと辿り着いた……訳でもないでしょうね。[ヘンリエッタの姿を見て]
……さて、どうしたものか?
[皆の居る側へと近寄っていく]
2006/01/25 03:12:52
見習いメイド ネリー


――――…"the True Believer"…ルーサー様。


[警戒したまま、ゆっくりと向き直る。]
2006/01/25 03:16:09
冒険家 ナサニエル
[気を失ったステラをヒューバートに任せると、気を取り直したように敵意を剥き出しにするギルバートを見た]

[そして]


[セシリアに微笑んだ。
それは…とても複雑そうな微笑みだった]
(49)2006/01/25 03:17:43
冒険家 ナサニエル
ギルバートさん、
貴方の相手は後でしましょう。

[そう眸を伏せがちに言うとセシリアの方へと歩いてきた]
(50)2006/01/25 03:19:04
学生 ラッセル
…なんだっけ。


[巨躯。名前も覚えてないが。
ともかくまた一人増えたことには違いない。]
2006/01/25 03:20:14
文学少女 セシリア
[へたり込んだまま、見上げる形で、呟く。]

…答えてくれ…ナサニエル……

……偽りだったのか…?

…何故、ネリーを…。メイを…。何故、奪っていくのだ…
(51)2006/01/25 03:23:36
牧師 ルーサー
[ネリーとラッセルに笑顔で一礼]
……まさかここでもう一度お会いするとは、私としても驚きですよ。
[訝しげな周囲の雰囲気を察し]
……大丈夫ですよ、今はこんな得体の知れない場所でやりあう気は御座いません。
さて、私は封印された筈ですが……此処は何処ですかね?ご存知ですか、皆さん?
2006/01/25 03:24:15
文学少女 セシリアは、繰り返し呟く。「…何故……」
2006/01/25 03:24:57
見習いメイド ネリー


[ルーサーの微笑みは変わらない。警戒を少し緩める。
巨躯を真っ直ぐに見上げ、告げる。]

そう、私達は封印され、此処に居る。
―――此処は…『墓所』です。
2006/01/25 03:26:23
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはセシリアの傍らに跪くと
普段と同じようにセシリアの頭を撫でた]

私は変わる事はありませんよ。
そしてセシリアさん、セシリアさんに対する感情や気持ち…
私がセシリアさんにかけた言葉に偽りはありません。

[気遣うように微笑んだ]
(52)2006/01/25 03:28:59
学生 ラッセル
[ネリーの言葉を受けて、続ける。]


――――――ま、そういうこった。
2006/01/25 03:29:27
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 03:29:35
文学少女 セシリア

なら…ッ…何故…ッ!

…なぜ…。こんなことを……

[悲痛な表情で、視線をぶつける。問い質す。]
(53)2006/01/25 03:32:58
文学少女 セシリアは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/01/25 03:33:07
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 03:34:54
牧師 ルーサー
[ネリーとラッセルを交互に見て、困ったような微笑を浮かべ]
……そうですか、やはり此処は楽園ではありませんでしたか……。
まあ、「殺された」のではなく「封印された」のでは、仕方ないことなのでしょうかね?
……で、何で墓所に居るはずの私達がこうやって雑談出来て、実際に葬られた人々がいらっしゃって……ふう、困りましたね。
こんなに和気藹々とされているようでは、私があのように動いた意味はあまりなかったようですねぇ……
[困ったような笑みを浮かべ、とりあえずその場にしゃがみこんだ]
2006/01/25 03:35:43
冒険家 ナサニエル
『私には願いがあります。』

[心の内で痛烈な叫びのように呟きが浮かぶ]

理由が知りたいですか?

[視線を真っ向から受け止めて。優しい眼差しだ]
(54)2006/01/25 03:35:47
文学少女 セシリア

…どんな理由があると言うのだ…

[双眸にまで悲痛な色を雫を湛えて。]
(55)2006/01/25 03:38:52
冒険家 ナサニエル
同じです。
ネリーさんや、そしてロランさん達と…

[遠き古い古い響きがその声には含まれていた]
(2006/01/25 03:40:56、冒険家 ナサニエルにより削除)
冒険家 ナサニエル
同じです。
ネリーさんや、そしてロランさん達と…

[遠き古い古い響きがその声には含まれていた]
(56)2006/01/25 03:42:02
学生 ラッセル
…なんつーかなあ、まあ色々面倒臭ぇんだが
取り敢えず、此処がパラダイスじゃないのだけは確かだから安心しとけ。


[ぽつぽつと、墓所についての説明をする。
所々ネリーに補ってもらいながら。]
2006/01/25 03:42:41
文学少女 セシリア
同じ…?

…何を……一体……

["理由"に友の名。そして、彼の血の騎士ロランの名。途切れ途切れに尋ね返す。]
(57)2006/01/25 03:46:34
冒険家 ナサニエル
ロランさんはね、
本当はこの計画に参加する予定だったんですよ。

[直接答えずに]
(58)2006/01/25 03:48:22
牧師 ルーサー
[笑みを崩さぬままラッセルとネリーの説明を聞いているが、その笑みの中で段々と片眉が上がってくる]
……なるほど……此処は楽園でもなければ地獄でもなく、なおかつ何らかの目的の為に我々の生命を吸い上げる「装置」のような場所というわけですか……
で、ここから出る方法を考えている、と。
……なるほど、「出られるような」場所ならば、意味が全くありません。そして、私がそんな所に居るのも、我慢がなりませんな……。
[苦笑を浮かべながら、その場に立ち上がる]
2006/01/25 03:49:13
文学少女 セシリア
…この計画…

…寺院の力を、掌握する事……?
(59)2006/01/25 03:49:44
文学少女 セシリア
そして…血の騎士の、抹殺をか…?
(60)2006/01/25 03:50:17
見習いメイド ネリー
[ラッセルの言葉を補いながら。

思いは寺院へ。

嗚呼。
セシリアは――銀の栞の力もて、
真実を其の身に受け止めているに違いない。
逸らすこともできずに。

…私は何も出来ない。
早く此処から出なければ――と、急かす声がする。]
2006/01/25 03:50:24
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 03:51:19
学生 ラッセル
………おやおや。
得意の「主の御心」とやらはどうしたんだい。そういや、アンタの神様はアンタを護ってくれなかったのかい?


[*肩をすくめた*]
2006/01/25 03:51:24
牧師 ルーサー
[その場に立ち上がって、ネリーとラッセルに一礼すると、聖書を手に*何事か思案している*]
2006/01/25 03:51:50
冒険家 ナサニエル
どうでしょうね。

[それには答えずに]

セシリアさんはそう思いますか?
(61)2006/01/25 03:53:20
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 03:53:33
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 03:55:29
牧師 ルーサー
……また向こうに戻れる機会を下さったのでしたら、それがまさに「主の御心」ではございませんか?
それに、此処に来なくても、私は殉教者として生を終える予定でした……。ステラさんという惑う者を護り、ナサニエルさんという反逆者の爪に裂かれ、さらに「私の目的に近づく形で」信仰を護ったまま生を終える……これが殉教ではなくなんというのでしょうね?
……まあ、いずれにせよ主の御心は偉大だということですよ。
[そうはっきりと言って、ラッセルに笑顔を向けた]
2006/01/25 03:55:45
見習いメイド ネリー
……。

[ルーサーの大きな背中を見、それから光を吸い上げる水晶の柱へと眼をやる。

――見上げても、其処には天球儀の空だけ。
手を伸ばしても*今は届かない。*]
2006/01/25 03:55:50
文学少女 セシリア
…お前は…仲良く過ごしたい…。そう言った筈だ…

そして、私には何も偽っていない、と…


だが…その通りなら、何故…。何故手に掛ける…
(62)2006/01/25 03:56:50
冒険家 ナサニエル
私の中で矛盾はしていません。

[眸を伏せがちに幾度か瞬かせた]
(63)2006/01/25 03:58:57
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 03:59:00
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/25 04:02:01
文学少女 セシリア

どういう…

[事の中心をはぐらかすナサニエルを、変わらず見据えて]
(64)2006/01/25 04:03:49
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 04:04:07
冒険家 ナサニエル
別なのですよ。
そして…
私は死神として生まれた瞬間から
1つの事だけを追い求めてきましたので。
(65)2006/01/25 04:05:53
文学少女 セシリア
別…?

生まれた瞬間から、求めてきたものだと…?

… …。

[問い返すばかりで、唯話を聞いている。]
(66)2006/01/25 04:09:06
冒険家 ナサニエル
[セシリアには答えず微笑む。
まるで正しい答えを探し出すのを待つ教師や親のように]
(67)2006/01/25 04:10:54
文学少女 セシリア

…封印の意味…

いや…。ロラン…。禁忌…。死神の行方…?

[右手で額を押さえながら、今までのキーワードを辿っていく]
(68)2006/01/25 04:17:38
冒険家 ナサニエル
そして…
ノーマンさんが言っていたシュピトナム。碑文…

[眸を瞑りセシリアの言葉を*待っている*]
(69)2006/01/25 04:25:35
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/01/25 04:26:06
文学少女 セシリア
シュピトナム…残された碑文…

…封印された、死神の行方…

…寺院……異名…、…墓……?

[セシリアは、キーワードを答えへと繋げ様と*考え込んでいる*。]
(70)2006/01/25 04:32:32
流れ者 ギルバート
さてと…。やっぱり辛いもんだなぁ。
メイもこんな気持ちだったのだろうか。

[少し前にナサニエルの問いに表情を変えずに答えた]
分かった。
お前が望む時にアリーナで決着をつけよう。
やりたいことがあるのだろう…終わるまで待ってやる。

もはや俺とお前が対立する運命は変えられないだろう。
僅かの休戦としようか。
[ナサニエルに感情を抑えて、行って来いと言うような視線を送った]
(71)2006/01/25 04:48:02
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/01/25 04:48:28
流れ者 ギルバート
[セシリアとナサニエルが話を交わしている。
話が聞こえては来るものの…気分は沈んでいる]

なぁ、月光。
やっぱり与えられた役割を全うするべきなのか?
俺はネリーが封印されたと言う事を知った時に俺は自身の愚かさを嘆き、立場を…やるべき事を思い出した。
それは…大いなる女神が望んだ意志に背いたトリムルティを全て討つ事。
仇討ちだとしても封印された者は帰ってこない。
それでも…やらなければならないのか。

[月光は冷たい輝きを保ちながら、何も答えずにぼんやりと*光っている*]
(72)2006/01/25 05:08:44
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/25 05:10:20
墓守 ユージーン
[正直、ルーサーの顔を見るだけでまた怒りが湧いてくるのだが、さっきのハーヴェイとのこともあり、ネリーの手前、それを暴発させるのは止めようと思った。
・・・・・・自分は子供、なのだろうか。]
2006/01/25 07:28:19
墓守 ユージーン
[ふと傷めた右手を見る。
皮膚が裂けている。
血は既に凝固しているが、死神の驚異的な回復力を考えればもう完治していてもおかしくない傷だ。
やはり、確実に死神の力は吸収されている。


・・・ふと、空腹を覚えた。]
2006/01/25 07:31:21
墓守 ユージーン
[・・・・・・腹に感じるこれが空腹なのだ、としばらくは分からなかった。

だが。
愕然とした。

気が付けば喉のあたりもひりつく。
こちらは気のせいなのかも知れないが・・・、が。]
2006/01/25 07:34:06
墓守 ユージーン
[眩暈。

ボクは、人間に、近付いて、いる・・・?]
2006/01/25 07:37:24
墓守 ユージーン
[すがるようにネリーを一瞬見る。
水晶柱を見つめるその横顔に。

──黙っておこうと思った。  ]
2006/01/25 07:40:26
墓守 ユージーン
[自分はどのくらいもつのだろう。
・・・死神の力を喪って、あんなふうに抜殻になるのが早いか、それとも飢えと乾きで死ぬのが早いか。・・・渇き死ぬ方が早い気もする。
そもそも人間は冥界で生きていけるものなのか。
呼吸できる大気でなければ・・・人間になったとたんに窒息死するだろう。]
2006/01/25 07:44:41
墓守 ユージーン
[悲惨な死の光景が頭の中をぐるぐると回る。
恐怖が……心臓を鷲掴みにする。

でも、それでも表情だけは平静を保てたのは、傍らにいるネリーを護りたいと言う、その一心だけ。]
2006/01/25 07:47:27
墓守 ユージーン
[ユージーンの顔から、*表情が消えている。*]
2006/01/25 07:49:22
見習いメイド ネリー
[青い燐光を見つめながら、謎掛けの様なあの言葉を呟いた。]

”そは…生けるものの血によりてのみ…開く”…
”なんびとたりとも出ることあたわず”

生けるものの血……

[自分の手に眼を落とす。
血を、流せと――捧げろと言うのか?
だとすれば、何処に。]
2006/01/25 09:14:03
見習いメイド ネリー
[と。

ユージーンがこちらを見た様な気がして、彼を見た。

―――表情が消えている。


冷静に見えるのに。
どうしてだろう。

酷く、胸騒ぎがする。]
2006/01/25 09:20:13
見習いメイド ネリー
[眼を落とせば、裂けた皮膚。

――あの時の。

ユージーンがハーヴェイと対峙していた時の、
傷つき血を流していた拳を思い出す。


―――

血を流し、
倒れたノーマンの傷は塞がらず。
青い燐光がちらつく。

――急がなければ。

ユージーンの傍ら、*寄り添う様にしながら、独り頷いた。*]
2006/01/25 10:23:51
書生 ハーヴェイ
[出現したメイの様子に軽く驚いて居たが、次にやってきた者がルーサーだった事に、ハーヴェイは一瞬安堵を覚え……。逆に寺院に残っている者達の事が気掛りに思われて来た。]

『メイが此処に居て、ルーサーが次に此処に来たと言う事は……。近い内にナサニエルが此処に来る……と言う事だ。』

ナサニエル。

[ハーヴェイは周囲から一歩引いた位置で、囁く様に*ナサニエルの名を呟いた*。]
2006/01/25 11:50:40
文学少女 セシリア
[ぼんやりとしたままの頭で考える。トリムルティの真意を。

だが、別の疑問が浮かんでくる。何故、どうして。
何故、私は。どうして、ここまで話を聞けているのだろう。

無二の友、ネリーを失った。メイに関しては、信じてやれずに失った。


出て来るのは疑問ばかり。殺意が欠けている。大切な者を失ったというのに。

私は壊れてしまっているのだろうか。やはり人間とは程遠い存在なのだろうか。]
(73)2006/01/25 18:58:47
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアを慰めるように頬に手をあて、頭を撫でた。
2006/01/25 19:03:01
文学少女 セシリア
[ナサニエルは言う。ネリー達を封印して尚、仲良く過ごし生きたいと。

だが、現に消え去ってしまっているわけではないか。

メイの言葉が甦る。友達じゃなければ良いの?と。

それは違う。ナサニエルにとっても、ハーヴェイにとっても、ネリーは。

ならば何故と。

封印されてしまったではないか。そして墓に。

…墓に?]
(74)2006/01/25 19:03:15
文学少女 セシリア

…墓を暴き…誰かを連れ戻そうとでも言うのか…?

[変わらず微笑みを湛え、頭を撫でるナサニエル。問い掛けた。]
(75)2006/01/25 19:05:25
牧童 トビー
[セシリアが階段を駆け下りていくのを、追わなかった。
メイ。彼女に頬を張られた感触が、なぜか思い出された。
彼女の涙も。]

セシリア。あなたはやっぱり、誰が封じられても悲しむんだろうか。
(76)2006/01/25 19:11:47
牧童 トビー
[二人の会話は、ほとんど意味を為すものとして理解できない。
ナサニエルを追及しなければならない、とももう考えられない。

自分も、もう彼と同じくらい不適格な血の騎士なのだろうと、ぼんやりと思う。
ただ、ナサニエルが彼女に触れるのを、硬い眼差しで見つめる。]
(77)2006/01/25 19:17:32
冒険家 ナサニエル
セシリアさんはそう思いますか。
………。
残念ですが違います。私にはそこまでの力はありませんので。
ですが、私達の誰かがそれを望むのでしたら私はその行動をとったかもしれませんね。

[眸を瞬かせた]
(78)2006/01/25 19:27:02
見習いメイド ネリー
…此処から。
…「墓」から、早く出なければ。

[呟き、水晶の柱へ歩み寄る。]

…そは、生ける者の血によりてのみ開く。
なんびとたりとも、でることあたわず。

[もう一度、歌うように唱えて]


…何故、血なのでしょう…?
生ける者とは私達のこと?


[青い燐光が、ちらちらと、ちらちらと蛍の様に舞う。]
2006/01/25 19:30:57
文学少女 セシリア

…教えてくれ。

お前達の真意は一体何なのだ…?
(79)2006/01/25 19:33:30
冒険家 ナサニエル
私達の真意とは「願い」です。
それが答えですね。

[セシリアを優しい眼差しで見た]
(80)2006/01/25 19:41:39
文学少女 セシリア

…それだけ、なのだな。

[ナサニエルへ、短く、言葉を返す。]
(81)2006/01/25 19:45:30
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはセシリアに微笑みそれ以上答えない]
(82)2006/01/25 19:47:14
文学少女 セシリア

…私にも…「願い」の様なものがある。…叶えたい事がある。

…守らねばならないものがある。…見守りたいものがある。
(83)2006/01/25 19:51:25
文学少女 セシリア

…其れでも尚、道を貫かんとするのだな…――ナサニエル。
(84)2006/01/25 20:05:26
冒険家 ナサニエル
私は死神として生まれた時から
1つの「願い」を叶えたいと思っていました。
そして、その「願い」だけが私の存在理由の全てとも言えます。

[眸を伏せがちに。
その穏やかな声は深く深く底知れなかった。どこまでも]
(85)2006/01/25 20:25:02
牧童 トビー
ごめん。メイ。
あなたはここから出ていきたかったのに。
たぶん、ラッセルのために、ナサニエルを殺したかっただろうに。

そんなことができるなら。
あなたを助けてあげたかったな。
ごめん……。

でも僕はそうしなかったし、セシリアがナサニエルの願いに協力するというなら……。

[誰にともなくつぶやいて、唇を噛んだ。]
(86)2006/01/25 20:35:09
文学少女 セシリア

存在理由か…

[ネリーが消え去った後に見た、己の手。
失って初めて、其処まで自分の多くを占めていたと気付かされた。]


生まれ持っての存在理由と…

[ナサニエルにどれだけの願いがあるのかは解からない。
だが、それでも私には。]


存在する途中から芽生えた存在理由…

[彼女から貰った沢山のものがある。―思い出。―感情。そして――心。
私は何も返せていない。返せないまま失った。ならばせめて。]
(87)2006/01/25 20:40:59
文学少女 セシリアは、銀の栞を引き抜く。何処か、悲しげに。
2006/01/25 20:43:18
文学少女 セシリア

優劣を付けようとは言わない。

どちらの願いが…――通るかだ。
(88)2006/01/25 20:43:45
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはセシリアに何も言わず微笑む。
そして]

セシリアさん、最後にお願いをしても構いませんか?
(89)2006/01/25 20:46:14
牧童 トビー
[ゆっくりと階段を降りる。]
(90)2006/01/25 20:46:17
見習いメイド ネリー
[水晶の大樹の幹をごく近くに見る。
月長石のような半透明に内包されて。

何か。

揺らめいている。]
2006/01/25 20:46:18
文学少女 セシリア

…お願い?

[銀の栞を右手に持ったまま、そのまま質問を返す]
(91)2006/01/25 20:47:41
冒険家 ナサニエル
チェスを最後に。
よければどうですか?

[手首を捻ると見覚えのあるチェスセットが現れた]

そして、私が負ければセシリアさんに封印されましょう。

[何処まで本気か分からないような穏やかな声。
セシリアは冗談だと捉えただろう。]
(92)2006/01/25 20:55:14
文学少女 セシリア

何を――

[馬鹿な事を。瞬間、そう思った。冗談だろうと。
だがナサニエルの双眸は、声は、穏やかな、何時もの声。]
(93)2006/01/25 21:03:37
文学少女 セシリア

そこまでお前を動かす存在理由とは何なのだ…?

私は…正しいのか…?

私は…。…それでも、私は…
2006/01/25 21:03:48
文学少女 セシリアは、銀の栞を懐へ仕舞った。
2006/01/25 21:03:59
文学少女 セシリア

…手合い…願おうか。

……私が負けたら?

[僅かな、ほんの僅かな溜息を零し、尋ねる。]
(94)2006/01/25 21:04:36
文学少女 セシリア

…本当に…変わらないのだな…

どこまでも…
2006/01/25 21:04:50
書生 ハーヴェイ
『……私は。
先刻、ユージーンに「我々は絶望して居たと言う点で一致していた」と言う内容を告げたが……。
其れは間違いかも知れない。

結局、私はナサニエルの事を……知らない。』
2006/01/25 21:05:08
冒険家 ナサニエル
私達に協力してくれますか?
それが無理なのでしたら

封印します。

[何時もの微笑みのまま]
(95)2006/01/25 21:10:42
学生 メイ
[メイはふと。思い出したようにハーヴェイに駆け寄って、その顔をのぞき込む]

ごめんね。痛かった?
2006/01/25 21:14:14
見習いメイド ネリー
[水晶の中揺らめく何か。
目を凝らせば。
そこにあるのは。


―――剣?]


―――!!


[息を飲む。
ああ、
草原は
血に染まった。

数歩下がり、それでも影を凝視する。]
2006/01/25 21:14:42
見習いメイド ネリー
……これは。

[柱の前、口元に片手をやりながら
何事か思案して居る。]
2006/01/25 21:17:44
文学少女 セシリア

…協力しようにも、目的も解からない。

問うても、協力すると言うまで…言わないのだろう?

…難儀な事だ。


……勝ったら、もう1人の仲間の名を…

…言ってはくれないだろうな。
(96)2006/01/25 21:19:26
文学少女 セシリアは、何処までも変わらぬ調子のナサニエルに、溜息1つ零し。
2006/01/25 21:20:56
冒険家 ナサニエル
すみません。
それは言えませんから。

[少し元気が出たように見えるセシリアに微笑む]

少し階段の方に移動しましょうか。
(97)2006/01/25 21:23:54
文学少女 セシリア
[変わらず微笑み続けるナサニエルに]

…理由が解からないが、何故か一度ぐらい叩きたくなった。

[そう零すように呟くと、提案に応じ移動する。

セシリアは思う。
ネリーを、メイを封じたトリムルティの1人だと言うのに。
やはり、私には欠陥があるようにしか思えなかった。
人間らしくも無く、死神らしくも無い。どっちつかずの蝙蝠の様に思えた。]
(98)2006/01/25 21:32:12
書生 ハーヴェイ
『ナサニエルは、穏やかに頬笑み……。
常に全てを受け入れる様で居て……。

……只、1つの目的の為に……独りだ。』
2006/01/25 21:40:23
書生 ハーヴェイ
『結局、彼に甘えて居た私に何かを思う資格は無いのかもしれないが、

……私は。

私は君には成れない。
そして今は声も届かない。』

[疼く様な痛みと共に、ハーヴェイの頬から血が静かに流れる。先刻、ユージーンに殴られ、抉れた傷跡。
殴られた時は何も感じなかったと言うのに、まるでハーヴェイの精神状態を反映するかの様に血が流れ、ふわりと青い光が舞い上がった。]
2006/01/25 21:40:56
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは青いロングコートを翻し白砂のアリーナを横切っていく。白砂は赤く所々は黒く染まっていた。斑の惨状]

叩かれると痛いですよ。

[軽口のように。そして]

ギルバートさん、もう少し待っていてもらえますか?
すみません。
(99)2006/01/25 21:41:03
書生 ハーヴェイ
………?

[ハーヴェイは驚いて頬に手を当てる。その時、メイがハーヴェイに声を掛けた。]
2006/01/25 21:41:10
書生 ハーヴェイ
[メイに向かって戸惑いながら、]

……特に問題は無いよ。
痛いのは、誰しも大差無いだろう。

そう言えば、酷い傷を負って封印されたからこそ墓所に封印されたと言うのに、此処に居る全員に目立った外傷が無い。そして此処で血を流すと、本来の様には回復しない。

……私達は既に肉体を失っているのかもしれないな。
2006/01/25 21:42:15
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは階段まで移動すると手頃な場所に腰をかけた。
祭典が始まる前と同じように木製のチェスセットを分解して盤を組み合わせる。白と黒の駒を1つずつ順序よく並べていく。まるで何かの儀式のように静かに]

………。
(100)2006/01/25 21:48:29
牧童 トビー
[セシリアとナサニエルの横をすり抜けて、闘技場に降りた。
そのまま白い砂の上を歩いてゆく。]
(101)2006/01/25 21:49:23
見習いメイド ネリー
[影を。
何も言わず観ていたネリーがふと口を開く。]

まるで――魂を映す、鏡のよう…
2006/01/25 21:52:40
文学少女 セシリア
[ギルバートに、何とも言えない表情で「済まない」と短く謝り、後を追う。
すれ違うトビーに声も掛けられないまま。

ナサニエルに対峙する形で、盤の向かいに腰掛けた。]

… …。
(102)2006/01/25 21:53:06
学生 メイ
[ハーヴェイの言葉ににこりとして]

そう。良かった。
あんなに戦ったのとか初めてで、よく分からなかったけど、傷つけられたらすごく痛いもんね。
自分がこっちに来たときは、分かんなくて良かった。


…きっと、今でも切ったら血が流れて、痛いから、体はあるよ。なくなってなんかないよ。

[暖かい、といわれた手を見つめる。なくなって欲しくないなとぼんやり思った]
2006/01/25 21:55:33
美術商 ヒューバート
─回廊─

トリムルティ、封印された死神…
解らぬ事ばかりよ。

あの牧師殿を封印したはずなのに気が晴れぬな。
(103)2006/01/25 22:09:13
学生 ラッセル
[ポケットから、煙草を取り出しもう残り少なくなった事に少々落胆しながらそれを口にくわえ。
紫煙を透かしてメイとハーヴェイの遣り取りをぼんやりと眺める。

大して動かしてもいないのに何故か手足に蓄積した疲労が重たくて、手近な球体の棺の上に座りこむ。]
2006/01/25 22:12:06
書生 ハーヴェイ
[……痛みには慣れている、と言おうとして思い止まる。恐らく、本当の意味では……慣れて等居ない事に気が付いたので。
メイは笑顔を向けた後、自分自身の手を見つめた。その動作に、先刻のメイとラッセルのやり取りを思い出す。]

『変化したいと思えば、変化したい方へ流れ得る訳だ。
……もし、変化したいとさえ思う事が出来たなら。』

此処から脱出したい、生きたいと思うなら、そう考える方が良いね。多分、メイが正しい……。

[ハーヴェイは小さく頬笑むと、1人で中央の柱の方へ*歩いて行った*。]
2006/01/25 22:13:54
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスの体はルーサーとともに貫かれた。
やっと・・・やっと自分の過ちに気付いた。
しかし、あまりにも多くの”罪”を犯し過ぎた。
自分の”欠乏”への代替手段としてはあまりにも
多くの臣民を・・・手にかけ、死神となってからも・・・同様だ。
人間の一生とはある種の”茶番劇”だと思ってきた。
そこには栄枯盛衰という抗えない法則が存在する。
・・・何の事はない、コーネリアス自身がその茶番を
体現している・・・ただそれから目を背けてきただけ。
自分の愛に応えてもらえず暴走し、
最期は重臣と息子の手で命を失った・・・”茶番らしい茶番”
彼は起き上がることができない。
深手のせいではなく、気付いた”罪”があまりに重く
コーネリアスの体に圧し掛かってくるためだ。
どこかでチェスをやっているようだ・・・
だが、彼の耳には何も聞こえない]
(104)2006/01/25 22:15:05
吟遊詩人 コーネリアス
『赤い    赤い  赤い    赤い   赤い
   赤い    赤い   赤い   赤い
  赤い  赤い     赤い   赤い   赤い
 ナサニ・・・エル・・・ハーヴェ・・・イ・・・』
(*2)2006/01/25 22:15:59
冒険家 ナサニエル
…コーネリアスさん。

[ナサニエルはどこかコーネリアスの慟哭を聞いた気がした]
(*3)2006/01/25 22:24:38
見習いメイド ネリー
――…。

[メイとハーヴェイが何事か話して居る。
自分達は、今どのような状態で此処に封じられて居るのか。

分からない。
分からない。

けれど]

――生きたいと言った…

[確かな、願いがある。]
2006/01/25 22:28:56
冒険家 ナサニエル
先程はセシリアさんの「Stalemate」でしたね。

[盤に向かい合わせになり。
双眸をセシリアに向けた。セシリアの前には白の駒達]

セシリアさん、どうぞ。
「Resign」にはならないようにして下さいね。
(105)2006/01/25 22:29:11
学生 メイ
[メイは歩いていくハーヴェイの背中を見送り]

正しいなら…どうして。

[言って小さくかぶりを振る。もう、言っても仕方のないこと]

でも。

[寺院を思い出すかのように天井を見上げた。暗い中、今光が灯るそれは、しかし寺院を写しはしない。]
2006/01/25 22:29:18
吟遊詩人 コーネリアス
『あぁ・・・”赤い”・・・・・・私のすべてが・・・
 すべて水泡に帰した・・・私には・・・何も・・・』

[”夢”の中にハーヴェイ、ナサニエルの顔が浮かぶ。
そして・・・”もう1人の参加者”・・・。
初めて吐露する”私の苦悩”に涙してくれた”4人目”
この場にいることのできなかった彼の”顔”が浮かぶ]
(*4)2006/01/25 22:30:59
見習いメイド ネリー
[ハーヴェイが柱に歩み寄って行く。
――彼もまた、何かを観るのだろうか。
あの淡い光の中。

柱から目を逸らし、皆の方を向いて]

あの、

…皆様はどう思われますか…?
ノーマン様の言葉…。
2006/01/25 22:36:31
文学少女 セシリア
ああ…気を付けよう。「Perpetual check」にならないようにも、な…

[盤上の白い駒達を少しの間眺め、目を閉じる。
今や駒ではない。一つ一つが意志であり兵士。]
(106)2006/01/25 22:39:51
文学少女 セシリアは、目を開くと、駒を動かした。
2006/01/25 22:40:39
牧師 ルーサー
[興味なさげに聖書を読んでいたが、ぱたんと閉じてネリーの方を振り向く]
……さあ、どうなんでしょうね?
ただ、彼の言葉を字義通りに理解するならば、ここから出るためには何らかの「対価」が必要だということなのでしょう。
……いったいそれが何なのかは解りませんし、解ったところで我々が「対価」と成り得るモノを持っているかどうか……。
2006/01/25 22:41:35
学生 メイ
[ネリーの方に振り返り]

あの、血がどうとかって言うの?
…誰かが傷付かないと開かないなんて、ヤダね。

[眉を顰めた]
2006/01/25 22:45:14
学生 ラッセル
[座り込んだまま少々ぼんやりとした目線を上げ、ネリーを見上げ]

ああ………なんだろうねえ………対価…
"生けるものの血"だっけ………?

血、血、血…ねえ。
血ならもう、沢山流れた気もするけど

[気怠そうに紫煙を吐き出し]
2006/01/25 22:47:12
見習いメイド ネリー
[ルーサーの方を向き、少し眼を伏せ]

――対価。
そうなのでしょうね。

血が何かの喩えなのか、それとも言葉通りなのか…
分からない。

ノーマン様も「何故」と…。
2006/01/25 22:50:24
牧師 ルーサー
[苦笑しながら、呟く]
Hostias et preces Tibi,
Domine, laudis offerimus.
Tu suscipe pro animabus illis,
quarum hodie memoriam facimus.
Fac eas, Domine, de morte transire ad vitam,  
quam olim Abrahae promisisti
et semini ejus.

(主よ、賛美の生け贄と祈りを
 あなたに捧げます。
 彼らの魂のためにお受け取りください。
 今日、私たちが追悼するその魂のために。
 主よ、彼らの魂を死から生へとお移しください。
 かつてあなたがアブラハムとその子孫に
 約束したように。 )
……「贄」を求めているのでしょうかね。
あるいは、パンとワインのような何かを。
2006/01/25 22:51:03
冒険家 ナサニエル
[アーヴァインが封印される前にチェスをしていた事が遠い昔のように思える。そして血の寺院の機能を奪い血の騎士達を封印していきナサニエルが、トリムルティだと分かって尚、こうしてチェスを差していると、不思議な事に何時もと同じように思える。昔と変わらぬ日々のように]
(107)2006/01/25 22:53:40
見習いメイド ネリー
[メイの声に頷き]

――そうですね。
…出られるのなら、皆で無事に出たいと思いますから…。

我が儘でしょうか…

[メイの言葉に続いたラッセルの声に、
悲しそうに表情を曇らせる。]


――流れてしまった。
余りに、沢山。
…それほどまでに…
2006/01/25 22:57:46
文学少女 セシリア

初めて差したのは、何時の頃だったかな…

[合間合間に、質問を織り交ぜる。遠い日を思いながら。]
(108)2006/01/25 22:58:30
学生 ラッセル
[ルーサーの言葉に]

僕はワインよりバーボンが好きだな。

[そう言って笑い、少し考え]

"生けるものの血"で開く。
でも。確か「なんぴとたりとも出ることあたわず」…とか続くんだろ?
開いても出れないのか? ……うーむ。
2006/01/25 22:58:33
学生 メイ
[メイは、ラッセルが煙草を吸っているのを見て少しほっとしたように笑顔になる。
煙草の吸い殻だけ持っていたあの時の自分の気持ちを思い出すと、少しぞっとした気分になるから]

誰かが居なくなるのは…もうやだなあ。
誰か傷付かないと開かないなら、
…どうしよう?
2006/01/25 23:01:48
見習いメイド ネリー
パンと、ワイン…
血と肉…

生贄を捧げよと。
そう言うのでしょうか…。

[悩ましげに呟き]
2006/01/25 23:02:58
修道女 ステラ
―壁龕内―

[焦点の定まりきらない瞳でぼんやりと暗闇を見つめ。
重い身体をゆっくりと起こす。
気を失う前に起こった突然の出来事を思い出し、緩く頭を振った。
――いつか、こんな日が来るのは想像していた。
自分が憎むべき相手が消える日が。
――本当は、心のどこかでは理解していた。
人を憎んだところでただ虚しいだけなのだと。

だが全てを受け入れるには復讐のみに生きてきた500年はあまりにも長すぎて]

……まだ、一人……

[身体的なものではなく、別の辛さを引きずりながら、壁龕の外へ]
(109)2006/01/25 23:03:10
学生 ラッセル
[そう言ってメイを見やり]

………出ないって訳にもいかんのだがねえ…。

[また紫煙を吐く]


……どうしよっか。
軽く血でも流してみる?
2006/01/25 23:04:11
牧師 ルーサー
[ラッセルの冗談に苦笑いして]
ワインは主の血、パンは主の肉体。
あくまでも儀式の際にしか用いませんのでね。

……ですが、此処にはワインもパンもあろうはずがありません。
もはや血も肉も"生ける者"の其れではない私達にとっては、捧げるべき聖体は……ね。
[困ったような笑みを浮かべて首を振った]
全く……このようなことでは、私が寺院で為してきたことに意味が無さ過ぎますね。
2006/01/25 23:05:17
冒険家 ナサニエル
そうですね。
随分昔の事でしたね。あの時はセシリアさんの眼鏡を落としそうになってしまって、すみませんでした。

[ナサニエルの黒いナイトを動かした]
(110)2006/01/25 23:07:11
学生 メイ
[ラッセルの言葉にさっと表情を曇らせて]

バカなこと言わないでよ!

[言ってから、自分で言った勢いにびっくりしたように瞳を丸くした]
2006/01/25 23:07:48
見習いメイド ネリー
そう、それも分からないのです。
――「開く」のに「出る事ができない」という。

まるで謎掛けです…

[首を振って]
2006/01/25 23:09:37
文学少女 セシリア
いや…此方こそ済まない。…大声を出してしまって。

[トビーに預けた眼鏡を思い出しながら、白のビショップを動かす。]


本当に…随分昔の事に思えるな。…数日前の対戦すらも…
(111)2006/01/25 23:11:32
見習いメイド ネリー
為して来た?
それはどういう…

[ルーサーに言いかけて、
メイの叫びに驚きそちらを向いた]
2006/01/25 23:12:21
学生 ラッセル
[メイの剣幕に驚き]

冗談だ、冗談!
…悪ィ。

[メイが【見て】きたものを思い出し、ちょっと俯く。]
2006/01/25 23:13:06
吟遊詩人 コーネリアス
[ステラが壁龕の外へ出る気配を感じる。
だが、それは無意識の本能であった。
”赤い夢”にステラの顔が浮かぶ]

『次は・・・私の番・・・か・・・』

[倒れているコーネリアスの眼に涙が浮かぶ。
それは”罪の血涙”ではなく純粋な涙]
(112)2006/01/25 23:14:06
牧師 ルーサー
[ネリーの方を見つめて]
何を為して来たか?
……内緒です。[にっこりと笑顔を浮かべて]
いや、むしろ私は何も為してはいません。
私は、何も必要としていませんでしたから。
私は、何一つ嘘は申していませんよ?
……現に、トリムルティの一柱がナサニエルさんだとちゃんと申した故に。

[メイの方を振り向いて]
まあ、落ち着いては如何ですかな?
……叫ぶだけ、力を失います。
私は貴女が消えても何一つ痛みはしませんがね。
2006/01/25 23:17:07
学生 メイ
[しょんぼりとうつむき]

…ごめん。

ここに、居るんじゃダメなのかなあ。
誰かが痛い思いしなきゃダメなら、みんなでここにいた方がいいんじゃないかなあ?
2006/01/25 23:19:03
修道女 ステラ
―回廊→アリーナ―

[幽鬼のような顔つきでふらりと歩き出し。
手には無意識のうちに匕首が握られる]

……あの男を殺せば終わる……

[アリーナへと足を向け、横たわる暴君を見つけるとゆっくりとそちらに向かい]
(113)2006/01/25 23:19:09
見習いメイド ネリー
[……試しに血を流すのなら自分がいい。

ふとネリーは思う。

いのちを汲み上げる柱。
等しく吸い取るのであれば、
年若い死神が先に弱るのは自明の理。

千年に渡り血の騎士であった自分なら
多少は無理しても保つだろう。


―――ユージーンは、怒るだろうか。
セシリアも、メイも。


湧き上がった思いに、我知らず苦笑を漏らした。]
2006/01/25 23:19:39
冒険家 ナサニエル
[セシリアのビショップの動きに合わせて「Overloading」]

ええ、そうですね。
セシリアさんと一番初めにした時は一瞬で終わってしまって呆気にとられたものです。

[変わらぬ笑み。破顔]
(114)2006/01/25 23:24:29
見習いメイド ネリー
[変わらぬルーサーの声に複雑な表情を見せ]

――…嘘は、大罪ですもの…ね。

[確かに彼は嘘は言って居ないのだろうが。
狂信者。
このひとは、苦手だ。]
2006/01/25 23:24:41
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは自らに訪れる”運命”を悟る。
”赤い夢”の中でステラは匕首を持って自分に歩み寄ってくる。
奇しくも現実と・・・同じであった・・・。
償っても償いきれない・・・そんな”罪”
コーネリアスは信仰心がまったくない。
しかし、口をついて出てきた言葉は・・・]

『”主”よ・・・我に裁きを与え給え・・・。
 ステラ・・・我が領民・・・私が・・・愚かだった・・・』

[瞳に溜まった涙が頬をつたっていく]
(115)2006/01/25 23:26:10
学生 ラッセル
[座ったまま気怠そうに、両膝のうえに肘をつき]

………このまま、ここに?
そのうち、消えるぜ
お前はそれで良いのかい?


[力なく横たわるノーマンと、人形の体を失ったヘンリエッタ。血の気を失った、棺の中の過去の血の騎士達。]
2006/01/25 23:27:59
見習いメイド ネリー
……メイ様。

此処に居ても
皆いのちを吸われて…
消えて行くだけです。


何か方法があるのであれば、
試してみたいと、…私は思うのです。

[ゆっくりと紡ぐ。
迷いが無いわけでは無いが。]
2006/01/25 23:30:26
牧師 ルーサー
[ネリーに笑顔を向けて、まるで教会で説教をするかの調子で]
ええ、虚偽は大罪です。
故に、私は何一つ嘘は申しておりません。
さすがですね、ネリーさんは。
やはり徳の高い御方でいらっしゃる。
故に、私もメイさんが見た物が真実であると断言出来ます。
私が知っていることそのままですから。
……私は、ただ時間が稼げれば良かったのですよ。
皆の的がぶれる為の時間をね。
ですが、墓所というものがこれでは台無しです。
……まあ、これも主の与え給うた試練でしょうか。
2006/01/25 23:30:36
修道女 ステラ
[深手を負って倒れるコーネリアスの傍まで歩みより。
涙を流すその顔を無表情に見下ろしながら]

…………無様だな。

[ぽつりと呟く。
意識的にか無意識なのか、彼の呟いた言葉に顔を顰め]

…………今更、命乞いでもするつもりか?
貴様が今までに何をしてきたのか……忘れたわけでもあるまい?

[匕首を硬く握り締めるとゆっくりと振り上げ]
(116)2006/01/25 23:31:38
文学少女 セシリア

…知識があるなら大丈夫だと言ったのは誰だ?

[昔を思い出し破顔一笑しているナサニエルを軽く睨んで。
僧正の侵攻は止まり、白き騎士が跳躍する。]
(117)2006/01/25 23:32:32
学生 メイ
[座り込んで、ラッセルと目線を合わせ]

やだ。
でも、誰かがまた居なくなるのもヤダ。

[ダダをこねる子供のように]

もう、消えちゃったら、やだもん。
2006/01/25 23:36:06
冒険家 ナサニエル
私ですね。
…知識と経験はやはり違ったようです。

[昔よりも感情表現が豊かになったセシリアを見て。
ナサニエルは駒を動かした]
(118)2006/01/25 23:37:38
見習いメイド ネリー
[ルーサーの声。
まるで説教をしているような。よく響く声。

――ユージーンは、黙って居る。
表情を消したまま。

と。]

……

時間稼ぎ…?
知って居る事と同じ…?

まさか、貴方はトリムルティの…!

[半ば睨付ける様に凝視する。

いや、それにしてはおかしいのだが。
ルーサーが現れたとき、ハーヴェイはほっとしていたようで――]
2006/01/25 23:38:24
学生 ラッセル
[目には疲労を浮かべ
片手を伸ばしてメイの頬をつねる]

…分かったよ。もう勝手に消えんよ

………って。だから、どうすんだってのー。

[ネリーの声にはっと、そちらを見る。]
2006/01/25 23:40:55
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは”赤い夢”から目覚めない。
奇妙なくらい現実とシンクロした”夢”
それは本当に”夢”なのか・・・実は現実なのか。
その境界が完全に融解した奇妙な空間]

『・・・・・・願わくば・・・もう少しだけ時間が欲しい・・・。
 ・・・”トリムルティ”・・・を・・・・・・探さ・・・ねば・・・
 私の・・・”罪滅し”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

[コーネリアスの呟きは消え入るようになっていく。
その響きは哀しい懇願を含んでいた]
(119)2006/01/25 23:41:07
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/01/25 23:43:17
吟遊詩人 コーネリアス
『そして・・・ハーヴェイ、ナサニエル・・・
 ここに来られなかった”4人目”のために・・・。
 私に残されたのは・・・もはやこれだけ・・・』
(*5)2006/01/25 23:44:55
文学少女 セシリア

…そう、お前だ。ナサニエル。

…お前だよ。

[駒が動いたのを見て、白き騎士は再度飛ぶ。「Knight Fork」。]
(120)2006/01/25 23:47:07
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/25 23:48:52
書生 ハーヴェイ
[中央の柱の傍へ寄りながら、ハーヴェイは、じっと何かを考えている。話し合いが耳に入らない程の距離は離れて居ないにも関わらず、……ネリーの問いにも答えずに。]

[ルーサーをふと振り返り、]

トリムルティが誰なのかを貴方は知って居て、ああ言った行動を取ったのですか?

[訝しげに*見つめた*。]
2006/01/25 23:49:21
学生 メイ
ラッセル…?

[疲労の色が濃く現れているその顔に手を寄せる]

だいじょうぶ…?
2006/01/25 23:49:32
牧童 トビー
[広漠とした闘技場の中央、よろめく足どりのステラが、横たわったままのコーネリアスに歩み寄るのを、遠く眺める。]

過去。
記憶。
願い。

どうしてもそれを抱えたまま生き続けたいの?
それはただ辛いだけだと思うのだけど。

あなたたちはそれこそが、生きる意味だというんだろうか……。
(121)2006/01/25 23:52:09
修道女 ステラ
[匕首を振り上げたままコーネリアスを睨みつける]

……今更……そんな身勝手な願いが聞き入れられると思うのか!!

[激昂したように叫ぶと振り上げた刃をコーネリアスの首目掛けて振り下ろし。

――だが、刃はコーネリアスの首を貫くことなく薄皮1枚切ってその真横に突き刺さる]
(122)2006/01/25 23:52:27
見習いメイド ネリー
……

[ハーヴェイの訝しげな声。
ならば、ルーサーは違うはず。

――ならば何故?

ハーヴェイとルーサーを交互に見た。]
2006/01/25 23:54:36
牧師 ルーサー
[ハーヴェイとネリーを交互に見渡し、笑顔で淡々と告げる]
ええ、私はトリムルティの三人が誰か知っている"だけ"です。
……ですが、私は別に彼らの肩を持つつもりもありませんでしたし、止めるつもりも無かった……それだけです。
ただ、血の騎士が13人というのはどうもよくないとは常々思っていました。多すぎるんですよ、少し。それに、「13」という数が良くない……一人ユダが混ざってしまいます。
まあ、いかんせん血の騎士には信仰心の無い者も多々いらっしゃいましたからね。
そういうことです。
2006/01/25 23:55:15
学生 ラッセル
………………だりぃ。


[目を閉じ、メイの手に顔を寄せ
ほっとしたような、溜め息のような息をつく]
2006/01/25 23:55:37
吟遊詩人 コーネリアス
[首のすぐ横に匕首が突きたてられた。
だが、”夢”はステラが匕首を振り上げるところで
途切れてしまった・・・その続きはわからない・・・。
コーネリアスは、ルーサーと対峙した際の傷、
ヒューバートに貫かれた深手により*沈黙した*]
(123)2006/01/25 23:56:23
牧師 ルーサー
……要は、私が生き残ればそれで良かったんですよ。
トリムルティが誰か知っているという情報を駆使して、ね。
それが、祭典というものでしょう?
[そう言うと、「ですが、私が封印されてはどうにもなりません」と苦笑いして付け加えた。]
2006/01/25 23:57:21
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/01/25 23:59:18
冒険家 ナサニエル
あそこまで弱いとは思っていませんでしたから。

[ナサニエルはまた1つ駒を動かした。その駒は一見すると何も周囲に影響がないように見える。害意も]
(124)2006/01/26 00:00:57
見習いメイド ネリー
[ルーサーの声は緩やかな振動でもって空気を震わせる。
当たり前のことを言う様に。
否、彼にとっては当たり前の。]


……本当に、貴方は…。

[狂信者。
彼程此の名が相応しい者も居まい。

1度張った警戒の糸を緩めて。
またゆるゆると首を振った。]
2006/01/26 00:03:17
学生 メイ
[メイは困ったようにラッセルの側に寄る]

ここから出なくちゃ、いけないんだね。


…もし、もしね。一人残って出れるなら、…私残る。
自分が封印されるのが、一番痛くなかったもん。

[それが一番らくちんそう、とメイは少し、笑った]
2006/01/26 00:07:17
牧師 ルーサー
[首を振るネリーを見た後、ハーヴェイに視線を移して]
ですから、私は別に貴方がたに協力するつもりもありませんでしたよ。
面白い試みではあったと思いますが、主に偽りを申してまで推し進めることでもないでしょうしね。ああ、ナサニエルさんを告発したのも、そういうことです。
あの方は嘘をつかれた。
だから、裁かれる状況を用意した。
そういうことです。
私の友は常に主のみですから。
2006/01/26 00:09:26
修道女 ステラ
[この男を殺しても、二度とあの平穏な時間の中には戻れない。
この男を殺しても、二度と姉は自分の前には戻らない。

…………私はただ、記憶の中でずっと謝り続ける姉に、一言言いたかったのだ。
何もしてあげられなくてごめんなさい、と。
悔恨はいつしか怨恨にかわり、人を憎むことで自分を正当化していたのだろう]

…………お前を殺せば……楽になれるのに……
何故できない……

[静かにこぼれた雫が、コーネリアスの頬に滴った]
(125)2006/01/26 00:10:55
文学少女 セシリア

だが…今は、違う。

[唯静かに黒き相手方の兵は佇んでいる。
「Luring」かと、周囲の兵に気を回す。一見影響は無かった。
僅かばかり逡巡したが、白き騎士は三度跳躍し、黒き僧正を討ち取った。]
(126)2006/01/26 00:12:24
牧童 トビー
[ステラにそっと歩み寄って、横にしゃがんだ。]

大丈夫?
皆、泣くのが上手ですね……。
(127)2006/01/26 00:14:47
美術商 ヒューバート
─回廊─
憎悪は憎悪しか作らぬ…

それでも人の世は世代を重ね、親が子を作り
その子らが許し合う。

だが我等はどうだ。

天使や魔の中に私が生まれぬとも限らぬ…
(128)2006/01/26 00:16:48
学生 ラッセル
[一旦メイの肩に体重を預けるが、続く言葉にはっと身を起こし]


……馬鹿かお前は!!!

[声を張り上げる]
2006/01/26 00:17:07
修道女 ステラ
[横にしゃがんだトビーを涙で頬を濡らしたまま見やり]

…………大丈夫だ。
泣くのに、上手いも下手もないだろ……
(129)2006/01/26 00:17:16
冒険家 ナサニエル
そうですね。
それも罠にかからなければ…の話ですが。

[「Discovered Attack」をかける。
セシリアのナイトを後方に下がらせる手]
(130)2006/01/26 00:18:37
学生 ラッセル
…例えばここから出るのに誰かが残らなきゃいけなかったとして
お前がここに残って僕が出て行って誰が喜ぶってんだよ!

………それこそ僕がセシリアあたりに殺される!

[体は怠いが、それでも声を張り上げる。]
2006/01/26 00:19:27
牧童 トビー
……そうですか。
ごめんなさい。

[数秒沈黙してから困ったようにほほえんで、そっとステラの頬に手を伸ばした。]
(131)2006/01/26 00:19:35
見習いメイド ネリー
……

[ルーサーの声が、遠い。
ナサニエル。

青い髪の青年。
穏やかな微笑。
争いを好まぬ。

チェスで見事な戦いを見せてくれる。
カードゲームを教えてくれると言った。
動物と戯れていた。

――――トリムルティ。]

…!

[ラッセルの張り上げた声が耳を打つ。
意識が引き戻された。]
2006/01/26 00:20:02
修道女 ステラ
[頬に伸ばされた手に目を伏せながら]

……謝ることでもないだろう?
(132)2006/01/26 00:21:51
文学少女 セシリア
[遥か遠くの断崖から、黒き兵が狙いを定めているのが見えた。
白き騎士は手綱を引くと、忌々しげに後方へ跳躍する。]

…チェスとなると、お前は本当に性質が悪い。

[溜息と共に言葉を零す。]
(133)2006/01/26 00:23:31
牧童 トビー
[ステラの言葉に、ますます困惑した様子で首を傾げ、彼女の涙を拭った。]

……そう、ですか。
(134)2006/01/26 00:24:08
学生 メイ
[ラッセルに怒鳴られて、びっくりしたように顔を上げたが]

でも、だってもう【見たく】ないもん。
誰かが居なくなるのもやだもん。
痛いんならちょっとやだけど…封印されたとき私痛くなかったし。

ねえ、ラッセル。そんなに怒らないでよ。
私、またラッセルが消えちゃう方がヤダよ。

[メイは笑顔を作った]
2006/01/26 00:24:19
牧童 トビー
[コーネリアスを見下ろして。]

あなたは、これからこの人をどうするの?
僕にはよく解らないけれど、殺さなければいけない人なのでしょう?
(135)2006/01/26 00:26:19
修道女 ステラ
[されるがままに涙を拭われ。トビーの様子に小さく首を傾げ]

…………お前は、泣いたことないのか?
(2006/01/26 00:26:48、修道女 ステラにより削除)
修道女 ステラ
[されるがままに涙を拭われ。それからコーネリアスに視線を移し]

…………分からない。
殺しても、結局何にもならないんだ……
私は生き返らない……姉さんも戻ってこない……
私は、どうすればいい……

[ただ呆然と、小さく呟き]
(136)2006/01/26 00:28:25
学生 ラッセル
ふざけろよ!
いやいっつもふざけてるのは知ってるけどさ!


ならお前はお前が消えても良いってのか
そしたら僕はどうする!
2006/01/26 00:29:46
牧師 ルーサー
[メイの言葉を聞いて、立ち上がる]
……死にたければ、死ねば如何ですか?
それで私達が助かるのでしたら、私としては何も言うことはございません。
ですが……「誰かを助けるため」ではなく、「自分が苦しまないため」に死を選ぶのであれば、それは自殺であり、殺人以上の罪です。
私は聖職者として、それは止めねばなりません。
さて、如何致しましょうかね?
まだ貴女の命で此処から皆が出られるか否かはわかりません。
貴女は、主から頂いた血肉を無駄に散らせて、其処に居るご友人を悲しませることが正義だとでもお思いで?
2006/01/26 00:32:47
牧童 トビー
……そう。
戻ってはこないね。誰も。
(137)2006/01/26 00:32:50
学生 ラッセル
[そしてルーサーに向けて叫ぶ]

……………その通りだオッサン!!!
2006/01/26 00:35:13
学生 メイ
ふざけてないよー。

そりゃ、消えたくないけど、他の人が残っちゃうより苦しくなさそうだから…
どうするって、ラッセルは、帰れるよ?
私が残ったら、ラッセルは出られるでしょ?
2006/01/26 00:35:29
見習いメイド ネリー
………


…わたしも。

メイ様が居なくなってしまうと…
悲しいですよ…
痛いです。
とても。

[ぽつりと。]
2006/01/26 00:36:38
冒険家 ナサニエル
―階段―

そうでしょうか。

[ナサニエルは「Kingside-Castling」
兵士達は黒の王の眼前を守護している。セシリアの手番だ]
(138)2006/01/26 00:36:41
修道女 ステラ
……気付くのはいつも全て過ぎ去ってからだ。

私は少し、長すぎる生に疲れたのかもしれない。

[自嘲気味に笑うと引き抜いた匕首を手の中で弄び]
(139)2006/01/26 00:37:43
学生 メイ
[皆からの言葉を受け、メイは辺りを見回し]

うーん。

[困ったようにラッセルを見た]
2006/01/26 00:41:22
牧師 ルーサー
[ラッセルの「おっさん」との呼びかけに苦笑しつつも、メイに呼びかける]
私は、別に貴女が死んでも悲しくはありません。
貴女が此処に残ることで私が此処から出られるのであれば、むしろその自己犠牲を賞賛致しますよ。
ですが、まだそんなに上手く行くか否かはわかりません。
そんな段階で勝手に死なれて、もしそれがきっかけで私が此処から出る方法が失われたらどうする気ですか?それを、犬死と言うのですよ。

……それに、此処で言う所の「命」とは、果たして我々のような存在の命なのでしょうかね?
2006/01/26 00:42:09
学生 ラッセル
ほらみろ!
Ever Greenだって言ってんだろ!聞いたかあ?!


ふざけて無いんだったらもっと酷いわ!

それで僕がこっから出て、ひとりで、ひとりで…
お前が居ない何年も何千年もを、生きてろってのか!!
そんなら出ないほうがマシだ!!!

[荒く、浅い息をつきながら、メイをにらみつけた]
2006/01/26 00:43:13
牧童 トビー
疲れたなら、安らうこともできる。

僕はずっとそう思っていたけど、違うのかもしれないね。
皆生きる理由があって生きているみたいだし……。
まだ死ぬわけにはいかないって……。

あなたが望んでいるのが、安らかな消滅なら、とても簡単なはずなのだけど……。
それ以外のことは、僕にはできないから。
人間なら、もっといい言葉がいくらでも言えるのだろうけど。

やっぱり、ごめんなさいとしか言えないな。
(140)2006/01/26 00:45:37
文学少女 セシリア
[もう1人の白い僧正が、動いた。兵士の間を、木々の間を縫うように。]

…いや。如何なのだろうな。或いは其れが普通なのかも知れない。
見方によって捉え方も違う…存在が違うのならばそれもまた然り、か。
(141)2006/01/26 00:47:26
見習いメイド ネリー
[ルーサーの言葉を復唱する。何か大切なもののように。]

―――…いのち。


[ラッセルの荒げた声を聞いて。
――ああ、もし謂っていたらやっぱり怒られただろうか。
などと少し思った。]
2006/01/26 00:50:01
冒険家 ナサニエル
[セシリアのビショップは空中からの黒のナイトの槍の前に倒れ伏した。彼の身の危険を省みずに動いたナイトによって]

………。

[ナサニエルは微笑んでいる]
(142)2006/01/26 00:51:22
修道女 ステラ
私には……もう無くなったも同然だがな……

[ちらりとコーネリアスに視線を移し]

……この男を殺し、外に出ることができたところで、これから先もすることは人を憎むこと、人を殺すこと。
…………私はいつまで人を憎み続ければいい?
この傷跡はいつ消える……

[首の後ろの火傷の跡に触れ、瞑目する]

……安らかな、消滅か……
(143)2006/01/26 00:54:03
文学少女 セシリア

…な…

[僅かに、言葉とも言えぬ音が漏れる。]
(144)2006/01/26 00:54:29
学生 メイ
[ルーサーの言葉を聞き、ラッセルの言葉を聞き]

…ごめんなさい。

[しゅんとして小さく謝った]
2006/01/26 00:55:05
牧童 トビー
憎むことはやめられないもの?
……それは、辛いだろうね。
人を殺すのも……。
(145)2006/01/26 00:56:48
冒険家 ナサニエル
セシリアさんの番ですよ。

[無防備なナイトはセシリアの駒達を見据えている]
(146)2006/01/26 00:57:10
修道女 ステラ
[小さく首を振り]

……私は死神になったときから人を憎むことを全ての源にして生きてきた。
私は、あの苦痛と屈辱が忘れられなかった。
憎むことをやめたら、私は一体何を糧に生きればいいのだろうな……

結局私も、「哀れな仔羊」だったわけだ……
(147)2006/01/26 01:00:04
見習いメイド ネリー
[しゅんとしてしまったメイに微笑みかけて。]

……探しましょう。
きっと、何かあるはずです。

此処から出る方法。
皆で、出られる方法。
その鍵が。

[確証は何もないけれど、それでも―――
信じたいと思ったのだ。]
2006/01/26 01:01:13
牧童 トビー
僕は、死は安らかに消えるための儀礼だと思っていたよ。
あなたたちには違うことなんだなんて、知らなかった。

前に、まだ生きたいと思っている人を一人だけ殺したことがあるけど、とても恐かった。
その人の記憶が僕の中で、まだ自分にすることがある、って叫ぶのが……。
(148)2006/01/26 01:02:36
文学少女 セシリア
[無言のまま、逡巡する。「Sacrifice」か、それとも――]

… …。

[迷った挙句、白き女王が剣を振るった。]
(149)2006/01/26 01:03:31
学生 ラッセル
[しおれた様子のメイを見て、ちょっと困ったように]

誰だか………だれだっけな、誰だったか言ってたぜ
お前が「見えて」しまうのは、辛いかも知んないけど
それはお前がお前である故だって。
それも含めてお前の一部分なんだよ。
辛いかも知んないけど、生きてるってことだ…

[そう言って浅い息をつき、メイの肩に身をもたせた]

…何かある
出る方法、な。
2006/01/26 01:03:40
修道女 ステラ
死の解釈は人によってそれぞれだろう……
主の元に召されることと喜ぶもの。
己の人生の終焉だと嘆くもの。
生きる目的が人それぞれ違うように、死の意味も人それぞれだろうさ……
(150)2006/01/26 01:06:07
冒険家 ナサニエル
セシリアさん、忘れましたか。
クイーンを序盤から中盤にかけて動かすのは悪手ですよ。
勿論、今回の場合は分かっているのでしょうけれども。

[クイーンの前に首を掻き切る為にポーンが進み出た。そのポーンは明らかに「Sacrifice」ポーンを打ち倒しても後ろにも控えるポーンの剣。クイーンがその力を振るえる有効距離に後退すればその先には黒のビショップ。クイーンは自陣営の隅まで戻らなければ安全を確保出来ない]
(151)2006/01/26 01:09:16
牧師 ルーサー
[メイを囲んで話すネリーたちを興味なさげに眺めると、聖書を手にその場に座った]
2006/01/26 01:10:09
見習いメイド ネリー
―――…

[ふと。
気だるそうなラッセルの様子を見る。

彼はまだ若い。

いのちを吸い取るこの『墓』は、
ゆっくりと。
だが確かに。
死神達の身を抜け殻に近づけていく。

気付かれないくらい小さく唇を噛む。
僅かに焦りの色を滲ませた。]
2006/01/26 01:13:10
学生 メイ
[苦しそうなラッセルを見やり]

早く出られる方法を見つけなきゃ、だね。

[ネリーにどうしようというように視線を合わせた]
2006/01/26 01:14:49
文学少女 セシリア
「Pawn chain」…解かっていたさ。「Sacrifice」も承知の上だよ。

[女王は動く事無く、その場で剣を収めた。遠くを、白い影が飛躍した。
黒のポーンの前に、白き女王は威風さえ感じさせる姿で立ち塞がっている。]
(152)2006/01/26 01:17:22
牧師 ルーサー
[聖書をパラパラと捲りながら]
まあ、とりあえず無駄な体力を使うのはよしておきましょう。
此処から出る前に滅んでしまっては全て台無しです。
……それに、何やら隠し事をしている方もいらっしゃるようなので、ね……
[そう言ってユージーンの方を見ると、*クスリと笑った*]
2006/01/26 01:20:42
見習いメイド ネリー
[メイの視線に、穏やかに頷き]

ラッセル様は……座って…
少しでも、力を温存するようにしてください。
消耗すると…動けなくなってしまう。
2006/01/26 01:21:11
見習いメイド ネリー
私はこの『墓』を暫く見て回ります。
私は永く在る死神ですから…
多少なりと動いても問題は無いでしょう。

何かあったら…呼びますから。
其の時はお願いします…ね?

[そう優しくメイに言うと、
ルーサーの言葉に、警戒の糸を再び張る。]
2006/01/26 01:23:08
冒険家 ナサニエル
そうですか。
では仮にクイーンをとった後
私がどう動くかは分かっていますか?

[絡み合う黒と白の駒の軌道が
網の目のようにナサニエルの眸に映る]
(153)2006/01/26 01:23:24
学生 ラッセル
あー………
まったく、無駄な体力だ。


[ずるずると球体から滑り降り、棺に背を預けてまた煙草に火を点ける。]
2006/01/26 01:23:40
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはステラとトビーの前に現れた]

それ故、我等死神の在り様も多様なのかも知れぬな。

…立ち聞きして済まぬ。
(154)2006/01/26 01:26:13
文学少女 セシリア

さて…どうだろうね……

[黒い兵たちは未だに立ち連なっている。隙無く、冷たく。]
(155)2006/01/26 01:27:41
牧童 トビー
[ヒューバートの言葉に、はっと顔を上げる。]

すみません。
おかしなことを言いましたね、僕は。
(156)2006/01/26 01:28:59
冒険家 ナサニエル
それでは少し失礼します。

[先程ナサニエルがルーサーに振るった爪のように鋭い振り。
クイーンの首が一介の兵士によって掻き切られる]
(157)2006/01/26 01:30:01
修道女 ステラ
[ゆっくりと顔を上げ、ヒューバートを見上げ。
小さく首を振りまた顔を伏せると]

……お気になさらず。
(158)2006/01/26 01:30:47
美術商 ヒューバート
安らかに消える為の儀式か、少年よ。

人、我等、果たしてどれくらいが
「安らか」に舞台を去る事が出来るだろうか?
(159)2006/01/26 01:32:35
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 01:34:40
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは微笑んだ、ように見えた]

シスター
本当に憎むだけならば
本当に消滅だけを願うだけならば
貴公は死神に成り遂せただろうか。

希望が無ければ絶望は生まれぬよ。
シスター貴公の「願い」はなんだ?
(160)2006/01/26 01:35:29
見習いメイド ネリー
……

[ラッセルとメイを見て微笑み。
踵を返すと、皆から見えないように―表情を曇らせる。
等しく命を汲み上げられるのなら。
若い死神から。

…ラッセルが弱りはじめている。
…ユージーンは、死神としてはとても年若い。
見えた
拳の
傷が
裂けたまま]

…ッ…。
2006/01/26 01:36:55
文学少女 セシリア
[白き女王は無残にも切り裂かれる。僅かな間、目を伏せ。
女王の断末魔を聞き届けた後、僧正は動き出す。]

… …。

[女王の影で飛んだ騎士。駆けた僧正。交わる先には。]
(161)2006/01/26 01:37:57
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 01:41:32
見習いメイド ネリー
[先程から、表情を消したままのユージーン。
――胸騒ぎに導かれるまま。
傍に歩み寄り、彼の顔を*覗き込んだ。*]
2006/01/26 01:41:56
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 01:44:52
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 01:45:33
修道女 ステラ
[胸元のロザリオに視線を落とし。指先で弄いながら]

…………分からない。
願いは、あったのだろうか……この私に……
(162)2006/01/26 01:46:54
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 01:48:41
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 01:49:03
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 01:52:12
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 01:53:43
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 01:56:18
冒険家 ナサニエル
………。

[僧正を迎え撃つのはナイト。だがその身は一閃に断たれた。
ビショップを取り囲む黒い影]

………。
セシリアさん、まだ分かりませんか?
一度この布陣に近づいた事があったのですが…

[まだその時の全体像には遥か遠い盤上の駒達。
白きビショップが袈裟懸けに切られる]
(163)2006/01/26 01:59:42
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 02:01:09
美術商 ヒューバート
さあてな。
貴公の願いは貴公しか解らぬ。

それを探す為に死神で在るのも良かろう。
尽きぬ命を使うのも良かろう。

何度も聞いておろう?
死してなお在る命は何故か、と。

助けが要るならば何時でも手を貸そう。
この「祭典」が終わった後に、な。
(164)2006/01/26 02:04:10
文学少女 セシリア
[崩れ落ちる白き僧正に、僅かばかりの間黙祷の様に目を伏せて]

……感付いてはいたよ。そして、其の時も…

[白き歩兵が戦場を駆ける。]
(165)2006/01/26 02:04:53
冒険家 ナサニエル
ですがね、
この布陣から違う布陣に展開する事も可能なのですよ。

[ナサニエルはリドルを口にした。
黒きポーンが白き歩兵達を向かえうつ為にぞろりとざわめく]
(166)2006/01/26 02:08:55
学生 ラッセル
Ever Green、よろしくー

…………んだよ、そんな顔すんなって。


[メイに向けて笑ってみせ、だらだらと煙草をふかす。
先程のルーサーの言葉は少々気になるが。]
2006/01/26 02:09:55
文学少女 セシリア

… …!

[あの時は布陣を崩せず、此方が消耗するだけだった。
其れを恐れての、攻め手。だが今は軍師の元、黒き兵たちが――]
(167)2006/01/26 02:12:37
冒険家 ナサニエル
[セシリアの予想は少し外れる。双方の兵は消耗していった。
ぽっかりと戦場の中心に駒がなくなった]

………。
(168)2006/01/26 02:15:09
修道女 ステラ
[ヒューバートの言葉に目を伏せる]

……この命は、己の無念を晴らすためにあるのだと思っていた……

[他に意味などあるのだろうか、それは言葉にはならず、ただ溜息が漏れただけだった]
(169)2006/01/26 02:18:00
学生 メイ
だって…苦しいんでしょ?

…なんにもできないのに、ラッセルが消えちゃったら、
いやだ。

[絞り出すように言葉を紡ぐ。以前なら絶対にしない痛みを我慢するような表情]
2006/01/26 02:18:28
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルが希めば違う方法でセシリアの駒を盤上より下へ切り伏せる事も出来ただろう。だがナサニエルの駒がとった策は…]

セシリアさんとの最後の戦いで
この布陣が出来るとは思っていませんでした。

「Grinding」

[ナサニエルは微笑む]
(170)2006/01/26 02:19:46
文学少女 セシリア
[天井を仰いだ。以前、話に聞いたことがあるのを、目の前で実践され思い出す。]

… …。

[盤上の兵たちを見詰めたまま、溜息を零す。何処か、悔しげに小さく笑い]
(171)2006/01/26 02:27:04
美術商 ヒューバート
[ヒューバートは独り言のように呟いた]

あの散髪屋のマスターも

ベトナムで神を呪って死んでいった若者も

祖国の恋人の為に散った戦闘機乗りの少年も

恋人の為に石油を掘りに出たあの老人も
娼婦に成らざる得なかったその恋人も

ただ歌い続ける為に流浪を続けたロマニーの女も

英雄で在り続けねばならなかった王も

「誰にも頼らぬ」と誓った苦行僧も
(172)2006/01/26 02:30:51
美術商 ヒューバート
他にも…そうやって己の生を見つけた者を私は看取る。歴史が忘れようとも私は覚えている。
私が消え去る時まで。

非定命となった私の「願い」だ。
それを踏み躙る者があるならば
天使であれ、魔であれ、この剣を執る。

無念のみにて?
貴公はそのようには出来てはおらぬよ。

産声を上げた時から見ていた者がそう言っているのだ。

[ヒューバートはそう言うと、うっすらと目を開けステラに微笑み*去っていった*]
(173)2006/01/26 02:31:01
学生 ラッセル
………苦しかねえよ。
ちょっと疲れただけだって

[メイの表情に戸惑い]

……どうしたのさ?
どっか痛いのか?
2006/01/26 02:32:53
学生 メイ
痛くない。

でも変な感じがする。
私が痛い訳じゃないのに、ラッセルが苦しいのを見てたら、…苦しい感じになる。
2006/01/26 02:36:40
冒険家 ナサニエル
[黒のクイーンはその黒い装飾が施されたレースをたおやかに揺らせて「Sacrifice」こぷりと戦場に散った命。それに怒りを覚えるかのように黒き駒は…

白き駒達を

彼らに何もさせずに何も出来さずに

食い潰していくように。舞う血飛沫のみが。戦場に。赤々と]
(174)2006/01/26 02:37:19
美術商 ヒューバート
─回廊─

…戻れ冥府鴉。

[ヒューバートの鎧と馬、黒塗りの剣は無数の羽となって散った。その後には黒のスーツと白いシャツ、赤いネクタイの男が立っていた。]

パーティに鎧とは少々無骨が過ぎたか。
(175)2006/01/26 02:37:55
学生 ラッセル
……………。

ばか。

[苦笑]
2006/01/26 02:40:20
学生 ラッセル
……………苦しくねえって。

[腕を伸ばしメイの手をとり]
2006/01/26 02:41:49
文学少女 セシリア
[屠られて行く純白の兵達。逃げ惑う王の元で。

白い鎧は地に塗れる。血に塗れる。

白い砂が赤く染まったように。]
(176)2006/01/26 02:42:26
修道女 ステラ
[静かにヒューバートの言葉に耳を傾け。
去っていく後姿をぼんやりと見つめながら思う。
――ここを生きて出られたのなら、また意味を見出せることもあるのだろうか。
溜息混じりの問いには答えは出ることはなく。

――ふと視線をコーネリアスに移し。
ルーサーの攻撃から庇われたときのことを思い出す。]

…………私は借りを作るのが嫌いなんだ。

[コーネリアスの腕を取り、肩に担ぐと重さによろめきながら壁龕へその身体を収め。
そのまま手近な柱の陰にぺたりと座りこむと静かに*目を閉じた*]
(177)2006/01/26 02:45:14
学生 メイ
なんで笑うの。
おかしいもんだって。痛いのはうつらないでしょ?

[ラッセルが笑うのを見ると、安心するように表情を緩めるとその手を繋いだ]

『あったかい』

大丈夫。きっと出られるよね。

[呪文のようにそう唱えて、メイはにこりと笑う]
2006/01/26 02:48:26
冒険家 ナサニエル
『メイさんがいなくなり、
トリムルティの1人だと分かっている私がいなくなる。
その後は…彼らは疑心暗鬼のまま殺し合いをするのでしょうか。どうなのでしょうね』

[ふとナサニエルに問いが浮かんだ。盤上の駒を見ながら]
(*6)2006/01/26 02:49:16
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは躊躇う事なく黒い駒を動かす。
白い王に従う兵は根こそぎその命を散らせていく]

………。
「Resign」にしたいですか?

[ナサニエルはセシリアに微笑んだ]
(178)2006/01/26 02:53:39
学生 ラッセル
[繋いだ手が
ロクに死神としてのつとめを果たしてこなかった
力を奪われていくなかで
何だか少し楽になるような気がして笑い]


はは、なんとかならァ。
なるようになるさ

[繋いだ手に*少し力を込めた*]
2006/01/26 02:57:15
文学少女 セシリア

…やはりお前は意地悪だ。

[右手で目元を隠す。短い間。感じる時間はとても長い間。そして]
(179)2006/01/26 02:57:33
文学少女 セシリアは、呟く。「――"Resign"」と。口元だけが、そう動いた。
2006/01/26 02:58:29
学生 メイ
[つながっている手の温かさに、メイは*瞳を閉じた*]
2006/01/26 03:00:12
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアの言葉に眸を瞑った。
2006/01/26 03:04:20
冒険家 ナサニエルは、「セシリアさん…」
2006/01/26 03:04:43
冒険家 ナサニエルは、静かにチェスセットを片付け始めた。
2006/01/26 03:06:34
文学少女 セシリア

…あれ以上、見続けるのは辛い。

[片付けられる最中、白のポーンを一つ、指先でそっと撫でた。]
(180)2006/01/26 03:07:23
冒険家 ナサニエル
そうですね。
もし出来るのでしたら盤を交換したかったですよ。

[小さな音が手元で響いている]
(181)2006/01/26 03:09:03
文学少女 セシリア

…辛い、か。何が辛いのだろうな。…負ける事がか。…駒を失う事がか。

…やはり欠落品か、私は――

[静かに目を伏せた。]
(182)2006/01/26 03:10:20
冒険家 ナサニエル
セシリアさん、
貴方は決して欠陥品などではありませんよ。

[ナサニエルはチェスセットを片付けると手首を捻った。
手の内よりなくなる]

私の今の行いは非道のものでした。

[慰めるようにセシリアの頭を撫でた]
(183)2006/01/26 03:14:21
文学少女 セシリアは、無言のまま、僅かに俯く。
2006/01/26 03:17:04
冒険家 ナサニエル
セシリアさん、
勝負は引き分けでしたが…
私達に協力する気はありませんか?

[ナサニエルは静かに尋ねた。優しく]
(184)2006/01/26 03:19:50
文学少女 セシリア

引き分け…?

…私の言葉…「Resign」が聞こえて、片付け始めたのではないのか…?
(185)2006/01/26 03:24:06
冒険家 ナサニエルは、静かに微笑んだ。「Stalemate…」
2006/01/26 03:26:48
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 03:29:06
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 03:32:03
文学少女 セシリア
[暫くの間、目を伏せ。ほんの僅かに苦笑の様な笑みを浮かべると]


…少し、疲れた。

[そう呟き、手近な壁龕へと向かう。一度だけ振り返り]


まだ問うていない事もある。…逃げるなと言ってくれるな。

[再度ナサニエルを背に向け、*壁龕へと向かった*。]
(186)2006/01/26 03:37:00
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 03:39:16
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/01/26 05:23:19
墓守 ユージーン
{ユージーンは無表情のまま、静かにゆっくりと皆に語り掛けた。]

───切り札はもう、手の内にある。

後は、それをどこで使うか、だけなんだ。
2006/01/26 07:21:01
学生 ラッセル
[ユージーンの言葉。
その唐突さに意味が分からず。]


………切り札?
誰が、ジョーカーを持ってるってんだ
その
"生けるものの血" を…
2006/01/26 07:40:34
学生 ラッセル
[緩慢な動作でユージーンを見た。
その手を。]
2006/01/26 07:41:21
墓守 ユージーン
[───僅かにいのちのいろを放つ、その傷を。]
2006/01/26 07:43:57
学生 ラッセル
[ユージーンの手の中にあったのは
───傷口。
彼が怒りによって己で裂いたその手には]


………まさか
そんな事が………………ある、訳
2006/01/26 07:47:39
学生 ラッセル
[まだ塞がらないその傷口は
微かないろを。
死神でなければ分からない。
それでも、あまりに微かで、注意して見なければわからない程の
"人間"の持つ、『いのちのいろ』]



…………新手の……ジョーク、か?

[ユージーンを見上げる。その、黒ずくめの死神を。]
2006/01/26 07:50:29
墓守 ユージーン
[ユージーンは全ての表情を消したまま、ただじっと立っている。]
2006/01/26 07:52:44
学生 ラッセル
[決して死神が持つはずのない
"いのちのいろ"を滲ませた、その血を]

生ける……ものの…血………


[確かめるように、呟き
己の見たものは見間違いでは無いのかと
メイを、ネリーを*見た。*]
2006/01/26 07:58:49
墓守 ユージーン
[静寂の眸が全員に、順番に一人ずつ注がれる。

そこには固い決意が*浮かんでいる。*]
2006/01/26 08:14:27
牧師 ルーサー
[ユージーンの真っ直ぐな視線を笑顔で正面から受け止め、帽子を直して語りだした]
……なるほど、何か違和感を感じると思ったら……そういうことでしたか。
いえいえ、私は全てを知っていたわけではありません。
私が気付いたのは、貴方が闇の眷属を名乗りながらも当たり前のように睡眠を取り、ふとしたことですぐに心を揺らすこと……
すなわち、貴方が生まれながらの眷属とはあまりにも考えにくいこと……それだけです。
しかし……人間出身の御遣いが、自らの出自をわざわざ偽る意味が私には分かりませんでした。
『人間の時は何だったか』ならともかく、
『人間であったか否か』は隠してもねえ……
なるほど、そういうことでしたか……これは、カマをかけさせて頂いた甲斐がありましたよ。
2006/01/26 09:02:19
牧師 ルーサー
しかし、アレだけ目の前で貴方の血を見ておきながら、今まで分からなかったとは……先入観とは恐ろしいものですね、不覚です。
[そう言うと、苦笑しながら*ユージーンに笑みを浴びせた*]
2006/01/26 09:04:46
見習いメイド ネリー
―――ユージーン、さま…

[切り札。
それは。


―――彼が、ずっと隠し通してきた秘密。

あたたかいいろ。
なつかしいいろ。
いのちのいろ。


“生けるものの血によりてのみ…”

うわ言のようなノーマンの声が
ラッセルの呟きと重なる。]
2006/01/26 13:37:30
見習いメイド ネリー
[信じられない、と語るが如きラッセルに小さく頷く。]

……私にも、見えます。

[ユージーンは一人ひとりに視線を注ぐ。
真っ直ぐな決意を秘めた黒曜石の瞳。

幼子のような
迷子のような
あの揺らめきは影を潜めて。

いつかのように
ユージーンから眼を逸らせないまま
ネリーは*其の横顔をじっと見つめた。*]
2006/01/26 14:05:11
学生 メイ
[メイはユージーンと視線を合わせる]

[自分が望んだことと同じ。ただ彼にはその力がある。
ラッセルの手をつないだままの温もりを思う]

…でも、それは、…違う。

誰がいなくなっても、おんなじだよ。
だから、みんなで一緒に出られるように。
そうじゃなきゃ、だめなんでしょ。

[ユージーンをひたと*見つめた*]
2006/01/26 15:26:59
見習いメイド ネリー
[メイが言葉を切った後――ゆっくりと口を開く。]


―――…酷い深手を…
負う可能性も…あるのですよ…?


[紡ぎ出した言葉は*揺れた。*]
2006/01/26 16:05:23
学生 メイ
[メイはネリーの言葉に驚いて顔を向けて]

ネリー…!

[咎めるようにその名を*呼んだ*]
2006/01/26 16:19:00
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/01/26 16:32:08
見習いメイド ネリー
[メイが己の名を呼ぶ。

――可能性があるなら。
試してみたいと言ったのは自分では無かったか。

それなのに

ユージーンが
傷ついて、倒れるかもしれない事を思うと。]


……私は
そんなのは……いや、です…。


[――どうして自分はこんなに弱いのか。

真っ直ぐな彼の眼にいたたまれずに、
俯いて唇を噛んだ。]
2006/01/26 17:08:09
学生 ラッセル
[ああ、ああ、どうやら僕の見間違いでは無いらしい。
ただただ混乱し]

………………黒いの……
何とか言え……何とか言ってくれよ………


[黙ったままのユージーンを見た。]
2006/01/26 17:49:11
学生 ラッセル
[まだ唐突な事態への混乱から*抜け出せずに*]
2006/01/26 17:52:32
墓守 ユージーン
──勘違いしないで欲しい。
ボクは死ぬつもりはない。
2006/01/26 18:11:11
墓守 ユージーン
ボクは生きる。

[晴れやかな笑み。]
2006/01/26 18:12:11
墓守 ユージーン
[ハーヴェイを見据えて]

・・・ハーヴェイ。
ナサニエルと…もう一人のトリムルティは”このこと”を
[と右手の傷を見せ]
知っているのか?
2006/01/26 18:21:28
見習いメイド ネリー
[はっとして――顔を上げる。

ユージーンの、澄み渡る笑顔。]

……

[眼が、覚める様な気がした。]
2006/01/26 18:29:12
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/01/26 18:37:19
牧童 トビー
[ステラが去って、どのくらいたったろう。
立ち上がり、砂を払い落とすと、ゆっくり歩き続けた。
北端の祭壇の前にたどり着いた。

膝を折り眼を閉じて、いつもと同じ祈りの言葉を唱えようとする。
だが、その言葉が出ない。]
(187)2006/01/26 19:31:31
牧童 トビー
[ふいに眼を開く。]

あなたはどうして、こんなことをお許しになるのですか。
どうして、彼女を死神になさったのです……。

五百年!
僕が苦しいと思った時間の何十倍……?
憎しみで殺さなければならない五百年?
そんな記憶を負ったまま、死神で在らねばならない理由とは何なのですか。

せめて……、せめてそんな役目は僕らのようなものが負うべきです。
こんな仕打ちは不当だ……。
(188)2006/01/26 19:37:36
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/01/26 19:40:25
文学少女 セシリア
―壁龕―

… …。

[壁龕へ入った後も尚、ずっと考えあぐねいていた。
優しい声で尋ねるナサニエル。仲間にならないかと。

寺院の力を奪い、管理者を屠り、多くの血の騎士を屠り、そして友を屠り。
其処まで貫き通し、叶えたい願いとは何なのだろう。

セシリアにはとても見当が付かなかった。どんな本にも答えは載っていない。]
(189)2006/01/26 19:51:01
文学少女 セシリア
[セシリアは、友の顔を思い浮かべた。記憶の中の彼女は柔らかく微笑む。
もう随分と長い事見て居ない気がする。それこそ数十年、数百年の様に。

今の私を見られたら、彼女はどんな顔をするだろうと、セシリアは思った。
穏やかに笑うだろうか。辛そうに目を伏せるだろうか。――怒るだろうか。]
(190)2006/01/26 19:51:36
文学少女 セシリア
[ナサニエルの問に答えを出せずに居た。この期に及んで躊躇う。決断に。
彼らに協力してまで生き永らえる。そうすれば、己の願いの1つも叶うだろう。
だがそれは裏切りに思えた。いや、裏切りなのだ。]

私は何故…

[僅かに、頭を振る。其の質問は己にしても答えは返らない。
セシリアは念じた。壁龕の扉に。開け、と。]

―壁龕より回廊へ―
(191)2006/01/26 19:52:34
文学少女 セシリアは、階段の方へゆっくりと歩いた。
2006/01/26 20:11:32
冒険家 ナサニエル
―階段―

[ナサニエルは今や無残となった白砂のアリーナを見ていた]

………。

[眸をゆっくりと幾度か瞬かせると手を握り締めた。開くと中には煙草の黒い箱。中から1本濃い茶色い紙に包まれた煙草を取り出した。ヘンリエッタから奪い取ったライターを取り出すと、小さく火を点けた]
(192)2006/01/26 20:12:30
冒険家 ナサニエルは、紫煙がたなびいている。ゆっくりと。
2006/01/26 20:24:12
文学少女 セシリア
[声を掛ける事無く、ナサニエルの背中を見詰めている。紫煙が、流れていく。]
(193)2006/01/26 20:24:28
冒険家 ナサニエル
―階段―

[半ばまで煙草を吸うと
後ろで静かに佇むセシリアに声をかけた]

セシリアさん…
心は決まりましたか?

[振り返らず、静かに。優しく穏やかな声で]
(194)2006/01/26 20:35:16
文学少女 セシリア
―階段―


…質問がある。
(195)2006/01/26 20:37:42
冒険家 ナサニエル
―階段―

何でしょうか。
(196)2006/01/26 20:38:32
文学少女 セシリア

…何故、ネリーだったのだ?

…何故、…何故、私が残されたのだ…?


…何故、…私などが残されたのだ……?
(197)2006/01/26 20:39:48
冒険家 ナサニエル
………。
ネリーさんは、経験豊富な古来よりの血の騎士でしたので先に封印してしまおうと思いました。
セシリアさんは、この血の寺院の本来の姿を知っています。
誰かをトリムルティだと判断する死神よりもより重要な能力を持っています。
どなたかに護られていると思いましたので。

私は先に
セシリアさんを封印してしまいたかったのですけれどもね。
(198)2006/01/26 20:45:11
冒険家 ナサニエル
―階段―

私も1つ質問していいでしょうか?
(199)2006/01/26 20:47:10
文学少女 セシリア

……いっそ、そうしてくれればどれだけ楽だった事か…

…いや。それは逃避なのだろうな…。

[辛そうに、何処か自嘲めいて小さく笑う。質問を返してきたナサニエルに、]
(200)2006/01/26 20:48:43
文学少女 セシリアは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/01/26 20:48:52
冒険家 ナサニエル
どうして、あの場でクイーンを動かさなかったのですか?

[膝上に置いた手。
指に挟まれた煙草から紫煙が立ち昇っている]

………。
(201)2006/01/26 20:52:49
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアに、「吸いますか?」
2006/01/26 20:53:26
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/01/26 20:53:44
文学少女 セシリアは、先に僅かに首を振り、勧めを断る。
2006/01/26 20:55:55
文学少女 セシリア
……以前、チェスの棋譜を読んだ事があって、な……
似た流れだったとはいえ、相手が違えば全てが変わるというのに…
普通では勝てないだろうと思っての、一種の賭けだったが…分の悪い、賭けだった…

…知識と経験はやはり違ったようだよ。

…解かり切った、事だったのにな……
(202)2006/01/26 20:56:45
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
Tool
Statistical Summary
発言数
0
0
0
30
0
0
77
20
0
18
81
14
11
0
0