人狼審問

ひっこめるわけあるかー！

こんにちは。
リックまだかなー？

その想い……きっと……伝わる……

ウェンー早いよ！
置いていくなんて酷いじゃないか！

・・・ってもしかして誰もいない？

どこ行っちゃったんだろう。

・・・ふわぁ・・・眠いな・・・寝てていい？
いいよね。お休みー。

リックだー　ワーイワーイ。
寝ちゃってるね……ウェンも隣でお昼寝する。
起きたら皆揃ってたらいいな。

長い夢を見ていたみたいだ･･･。

夢か……、夢なら俺も見たよ。
死に逝く者の断末魔の悲鳴……その中に野獣の雄叫びを聞いた気がする。

正直……夢でホッとしたな。

ほっ！
はっ！

そいや！

（ガバッ）

ゆ、夢か…。
悪夢を見た…。

私も夢を見ましたわ。

あれはそう、昔の恋人との甘く楽しい日々。
それが、人狼によって引き裂かれてしまって。

あの方は、とってもアレだった……。

思い出したいような出したくないような、複雑な気分ですわね。

ここが新しい戦場か…。

よう。

……牛？

秋が過ぎ去る瞬間が美しいのか…
冬がやってくる音を聞くのが楽しいのか…

私も見たよ、怖い夢。
人の顔に狼の体を持った生き物が村に現れるの。
そして目があうと「見るんじゃない」って怒るんだよ。

・・・多分今後起こるであろう出来事とは何の関連性も無いよ。

とっても静かですわ。
ただ静かに開始するのを待っている。
それだけ。

修道女さま、あの双子は元気よ。
村長のアーノルドもきっと年甲斐も無く元気。

嵐の前の静けさ。
そんな感じもするな。

処でメイ。
顔が人なのに、体だけを見て、犬と狼は区別付くのかい？

何が始まるの？
お父様も何か様子がおかしいし。

浮気だな。

身も蓋もないな、おい。

狼の体と犬の体のそれは似てるようで全く違うんだよハーヴェイ。
犬の体はすごくいぬいぬしてるけど、狼の体は凄くおおかみー！ってしてるの。

どうでもいいけど、すっごい抽象的なのな。

さっぱりわからんな。

じゃあ聞くが、熊とパンダの区別は付くのかな？

蛇と蜥蜴はどうだい？

パンダは、シロクログマと言う呼称もあるな。

銀竜の背に乗って〜わたしは行くの〜♪

オオカミ、オオカミ、オオカミ。
こわくないこわくない。
わたしは強いの。

熊はブラウン、パンダは白黒。
蛇と蜥蜴は骨の構造から判断できるわ。
きっと別人種の顔の見分けがつきにくいのと同じ事ね。

狼か…。
俺が守ってやるから安心してくれよ。

おっ、意外！
蜥蜴と蛇は正解だ。

因みに下顎の先が分かれてるのが蛇で、Ｕ字型にくっついてるのが蜥蜴だ。

だから足の無い蜥蜴もいるし、蛇足の付いた蛇もいる。

故事にある蛇足だが、それを指摘すれば、酒を独り占め出来ただろうにな。

襲う男が言っても、微妙だな。

で、外れた熊猫（ぱんだ）と熊（くま）の違いだが、これも実は骨格、しかも親指の付き方だ。

パンダは片手で笹を持てるが、熊は両手を使わなければ、蜂の巣を掴めない。

ヘビもトカゲも、わたしはきらい。
ヘビもトカゲも、わたしをきらい。

ヘビは大好きかも知れんぞ。食料として、だが。

ハーヴェイさんが意地悪だ。
マンジローさんが悪食だ。

この中じゃあ俺が一番普通だな。間違いない。

俺が、じゃなくて。ヘビがネリーを丸飲みにしたいほど大好きかも知れないと言う意味だ。

ヘビ肉よりは、牛肉の方が好きだぜ。

髪結いのの、その言い回し、良いな。

ギルバートさん、あなたが自分の家から出て、道を歩いていると突然目の前に壁があらわれました。

その壁の高さはどれくらい？

ふるふる。

私が普通に決まってます。

蛇は意外と美味いけどな。軍の食料として結構食われてるぞ。マムシとかは精力剤として普通に食うしな。

あぁ、味は蛇の種類にもよるが、チキンと殆ど同じようなものだぞ。

>>43
壁っていうなら２メートルくらいじゃないか？

1km。
良く見るとそれは、壁では無くバベルの塔だった。
世界は広い。

150cmぐらいかな。

心理テストか？　面白そうだな。

ん？ なんだ皆も答えているのか？

なら、3mと……。

わたしの前には壁なんてないの。
だれもわたしの邪魔はしないの。

その壁の高さはあなたのプライドの高さです。

うん、ギルバートさんプライドは普通らしいね。
マンジローさんはプライドが高いと言うよりきっと測定不能だね。

回答がピンからキリまであって、面白そうですわね。

ネリーも測定不能、と。


その壁を乗り越えて、しばらく歩くと目の前に湖がありました。
その湖の広さはどれくらいかしら？
水溜り程度と答えても、世界広しと答えても、広さは自由。

←明らかにピンな男

やはり俺は普通のようだ。

湖か、プールくらいというイメージがあるから30メートルくらいかな。

どうやって乗り越えたんだ、俺。そうか、迂回したのか。頭いいな、俺。
湖だと思ったそれは、実は海だった。しかもただの海では無く、氷だ。眼前に広がる、果てしないアイスバーン。銀世界。

わたしの誇りは針の先みたいにとがってて見えないの。

わたしの奉公先のおうちには湖畔の別荘があって、湖の広さはバルコニーから眺めたとき、広げた両手の大きさぐらい。

50cmほどの水たまりだな。
泉かもしれないが……。

広さは自由と、前置きがあったから自由に言ったのだが。
第一、切腹なんて今の日本じゃ革命共和の闘士ぐらいしかやらないぞ。

ダムぐらいの大きさを想像しました。

湖…。中国の奥深くにあるロプノールかしら。
広さも定まらない。場所も移動するため定まらない。地図に表すことすらできない。そんな蜃気楼のような湖を思い浮かべる。

その広さは貴方の心の広さを指し示します。

・・・やっぱりギルバートさんは至極普通だね。
あと凍らせろとか言ってません、凍らせるな、冷血人間だマンジローは。
そしてハーヴェイさんは狭いなー、予想通り。
ネリーさんは広いね、100m200mは余裕でありそう。


さて、貴方の示した湖の中で泳いでいる人がいます。
貴方の中では、何人が湖の中を泳いでいますか？

ステラさんは物凄く広いんだねー、きっとネリーさんと同じぐらいかな。
コーネリアスさんは気まぐれって事かな。
虫の居所が悪い時は全く駄目、みたいな。

そう言う、メイはなんて答えたんだい？

で、その予想通りって、なんだよ……。

あの湖の水はとても冷たくて、冬はだれもいないの。
夏になると物好きな人たちが魚釣りに来るけれど、泳ぐ人はいない。一人も。

さてはメイ、さっきの恨み、ここぞとばかり晴らしてないか？

ダムでは遊泳禁止です。
ダメ、絶対。

ハーヴェイだからきっと手の平サイズかなと思ってたの。
理由はハーヴェイだから。

私の解答は泳いだ人数の意味を発表したとき一緒に言うわ。

何のことだか、メイわかんないなー。

当然０人だな。
ただ、俺達はそこを歩いて行く。果てしない氷河を、七人で歩いていく。つまり、七人ほど泳いでるとも取れるかも知れない。

水溜まりじゃ泳げないから、小さな泉にするぞ。

一人……かな。

でも、看板に書いてあることを無視して泳いでいる子供達が４人いました。
叱っておきました。

ほう、心理テストか。おもしろうそうじゃないか。

参加しないけどな。

ハーヴェイは一人かー。
そうか、一人なのかー。
一人ねぇ。
ふーん。
ハーヴェイは一人、と。

あ、別にハーヴェイさんのことが嫌いなわけじゃないよ？
「あ、一人なんだなー、ふーん」って思った事が素直に口に出ちゃっただけで、うん。

七人の侍。

変に考えないで答えた方が良さそうだからな。

二問目を答えた時、ちょっと一問目を意識してしまったのは、間違いだったしな。

やっぱり俺は普通だな。
心の広さは30メートルか…ちょうど良いサイズだ。

こんばんは、ベンジャミン。

それは自分を隠して置こうと言う心理の現れなのかな？

←心は果てしなく広いが、冷血人間らしい

なんかメイの含みを見てて気になってきたぞ。

何が一人なんだろうな。

へへっ、ようやく気づいてくれましたかハーヴェイの旦那。

自分を隠しておこうなんてとんでもない誤解ですよ、回答を知っている心理テストに途中から参加するのもどうかと思ったんでねぇ。

それじゃーベンジャミンさん、壁、湖の広さを自分で考えて、そこに泳いでる人の数を想像してみてその答えを教えてくれる？

一目を気にしない分、ベンジャミンさんが一番正確な答えかもしれないよ。

湖の広さが心の広さなんだ。その心の中で遊ばせておける人間……つまりは、自分が気を許せる人間の数とか。
だと予想してみようか。心理テストはさっぱり知らないけれど、案外合ってそうではある答えだ。

今のところ、プライドの高さは普通で、心はダム並みに広くて……

湖で遊んでいる人か…。
俺は誰も想像出来なかったな。

プライドが高く、心が狭く、一匹狼……最悪だな。

5人くらいじゃないかな。

やほー☆

あれれ、みんなでうんうん唸って何を考えてるんだろ？
ま、いいや。僕はもうオネムの時間だもんね。

おやっすみぃい〜♪

合ってたのか。
いや、でもみんなそれぐらい考えるって。気にするなよ。

湖の中で泳いでいる人は貴方が信頼している人間の数です。

マンジローにはそろそろ巨大ハンマーが振り下ろされるかもしれません。
ハーヴェイさんはやっぱりハーヴェイさんでした。にこにこ。
ステラさんは四人、きっと将来大きな財産になるよ。
ギルバートは孤独。でも人並みじゃなくて良かったね！
ベンジャミンさんは顔に似合わないからスルー。

それじゃあ私はこの辺で。
アデュー！

なんか、最初と違って、メイの手の平の上で弄ばれてる気がしてきたぞ。

←プライドの高さはバベル
←心は大海の如く広いが、冷酷
←気を許せる人間の数は七人。親友の数と一致

おやすみ、メイ。

次は人狼を見付ける心理テストでも作ってきてくれ。

奇遇だな、ハーヴェイ。俺もメイを掌の上で弄んでる気がして来たよ。
偶然、なんだけどな。

顔に似合わないからスルーされた。

一応他の2問も考えてみたんだが、

壁の高さ２ｍ
湖の広さ１００ｍ
とこだな。

って書いてたらメイがいなくなっちまったんだ…。

あっ、約束だから私の答えも載せておくね。

壁の高さ　1m
湖の広さ　直径4km
泳いでる人の数　2人

それじゃ！

……目が覚めたら、知らない人がいっぱいるの。
リックはまだ寝てるみたい。
知らない大人がいっぱいいて怖い……知らない男の子も一人いるみたいだけど、どういう子かな。
リックが起きるまで、ウェンももうちょっと寝ていよう。

バランスがいい結果になりましたわね。
中途半端な特性がよく現れていますわ。

その4人、大事にしたいですわね。

さて、刀の手入れでもするか。

心を許せるのは誰も居ない、か…。
俺らしい心理だな。

わしも仕事があるので今日はこれくらいで失礼しよう。

じんろーなんて怖くないよっ！
本当だよ。ボクは強い子だもんっ。

そして良い子だからもう寝るよ。
おやすみだよー！

嫌な予感がするわい。

ワタシはユメのカケラ
アクムのカケラ
ユメはイツもアクム

ナンビャクカイか　ワタシはジンロウだった
ナンビャクカイかは　ジンロウにタべられた

ドウせこれもユメ

・・・んー。いっぱい寝ちゃったな。
いつの間にか人がたくさん来てたんだね。

何だか不思議な雰囲気。
ちょっと怖いな・・・でもウェンのことは僕が守らなきゃ。男の子だから。

ウェン、大丈夫だからね。安心して寝てていいからね。
・・・いつ朝が来るんだろう・・・。

ふぁーあ…眠いな。
あと一人……誰なんだろうな。村の見回りに行ってくるか。

遅くなってごめんなさい。