人狼審問

――眠そうなハーヴェイに微笑みつつ――

あなたの足取りがしっかりしているなら、ミスター・ダーハムを片方から支えてくれませんか。
私は反対側から支えましょう。

>>397
それもそうだ。2階を使わせていただく方がよいかもしれない。

ええ、僕は大丈夫…みんなにあわせる顔がなかっただけですから…

今日は安全を取って、二階に泊めさせていただきましょうか

ではミスター・ダーハム、若人に未来とあなたの体を託されるといい。フレディが用意してくれた２階の部屋でお休みになるといいでしょう。

――ヒューバートのうわ言を聞いて――

うわ…かなり出来上がってるね…
これがあの「紳士の見本」とか言われてるミスター・ダーハムだとは…

ほら、ヒューさん…しっかり立ってください〜

――ハーヴェイの言葉に片目を瞑ってみせる―

人は皆弱くもあり、強くもあり。
どこを取っても紳士であるなら、早晩氏は壊れてしまいます。

……さあ、この部屋ですよ、ヒューバート。

>>402
立てますよ！
踊りだって踊れます…踊りますか？

うーん、でも場所が悪いね…ふふふ

――ヒューバートはクスクス笑いながらハーヴに手を引かれて歩き出した――

>>403
送ってくれて有難うルーサー
それでは又御機嫌よう〜

――そう言って優雅に一礼するとそのまま…パタリと倒れて*眠り込んだ*――

…そうですね。完璧な紳士なんていたら…それは人としては…

ヒューさん。ベッドで休みましょう…
ほら、踊らなくていいですから〜…

――ヒューをベッドに押し付けるように寝かせた――

…ふう…

――寝こけたヒューに毛布をかけ――

僕も今日は休ませてもらいます…
おやすみなさい、牧師様

――眠り込んだヒューバートとに会釈し、ハーヴェイに軽く手を振って階下に戻る――

朝日が昇れば、道歩きも許されることでしょう。
とりあえずここで夜を明かすとしますか……。

（……神よ。
守りたまえ。……と……を。）

──欠伸を噛み殺しながら階段を降りてくる。右手にはナサニエルが投げたカード──

あふっ・・・水・・・

──店内を見渡し──
なんだよ、こいつらも泊まり込んでたのかよ・・・

──ナサニエルを見つけ、近付き、暫く見つめた後──
余計なお世話だっつの！
だいたい、カード欠けちまったらマズいだろって！

──眠るナサニエルを殴る真似をした後、カウンターにカードを伏せて置く。カードの目のあたりには、何かを書き込み、必死で消したような形跡──

──水を一杯飲み──
さて、もう一眠りすっかな・・・

──また部屋へ戻っていった──

っ…！？

――上体を上げ、見回す――

寝ていた、様ですね…。

…二階でもう一度寝直します。

――音を立てないようにドアを開けて入ってくる――

この歳できちんと寝台で休まないといろいろガタが来ることを思い知らされました。
朝の祈祷会で立っていることの辛いこと。
フレディは朝からご苦労さまです……特に進展はなしですか。

――カウンターに向けて、誰に言うともなく呟く――
昨夜は重大なことが次々と明るみに出て……寝しなに思い返していたのですが。

捜査官は、我々の中に静かに紛れようとしている、それはよく分かります。おそらく下手に目立って話題の中心になることを避けようとしているのでしょう。

しかし……彼らを手引きしたと見られるもう１人。我らが密告者とみなしている者。

彼の動き方が分からない。

同じように潜んでいるのか。あるいはもっと大胆に我らを売り渡そうとしているのか。

――天井を見上げ、ついで店内を見渡す――

――またしてもカウンターで眠りこんでいた体をダルそうに起こすと、柱にかかった時計に目をやる――

……もうこんな時間かよ……。

――ママに昨夜眠り込んでしまってからの話を聞きながら水を辛そうに飲んでいる――

――傍らのルーサーに寝不足の目を向けた――

…密告者って何だ。
俺らのその…現場を押さえようって捜査官以外にも誰かいるのか…？

聞いてくれてありがとう、フレディ。
あまり時間が取れなくてね。
今日は昼食をいただきに来ますよ。では、また後ほど。

――帽子を被り直し、音を立てないように*ドアから滑り出た*――

(捜査員にここをチクった密告者…そいつがまだ何かをしようっていうのか？
俺らを仲違いさせて自滅を狙ってる…？
偽の情報を流して捜査員の素性を隠す、とかか…?)

(…そいつが何を考えてようと、俺は俺の出来ることをするだけ、だ…。

…なぜなら…俺の安らぎは、ここでしか得ることが出来ない…)

――ユージーンは2階を見上げると、口の中の氷を一気に噛み砕いた――

――ユージーンは天井から視線を戻すと、ママに話しかけた――

…なぁママ…。
俺はいきなり捜査員がどうこう、って言われても、馴染みの仲間を疑う気にはとてもじゃないがなれない…。

…多分他の奴らも同じ気持ちなんじゃないかな…。

――ママに出してもらったナッツを摘んで口に入れる――

――首をコキコキさせながら、階下へ降りてくる――

・・・っはぁ。

――ナッツを噛み砕きながらぼそぼそと呟く――

…ママ。
俺も捜査員名簿を今までに覗き見したことは今までにない。
だから初っ端から盗み見に失敗するかも知れない。

…だからさ…最初は試しに俺の一存に任せてくれないかな…？

…それに…絶対に捜査員であって欲しくない、って奴がいるんだ…。

…我侭で済まない。
ダメだったらはっきり「ダメ」と言ってくれ…。

――ユージーンはそっとママから視線をはずした――

――ヒューバートは目を覚まし、のっそりと部屋を出てから改めて周囲を見て呆然と立ちすくした…――

こ、ここは…

……………………………………遂にやってしまったか；

――ユージーンに気がつき軽く手を挙げる――

よぉ。

――カウンターの奥の冷蔵庫を漁り食べ物を出す――

――クインジーが冷蔵庫を漁っているのを眺めながら――

…俺にも何かくれ…チーズくらいねぇかな。

――階下の話し声に気が付き、慌てて寝起きの乱れた髪や衣服を整えて下に降りた――

お、おはよう諸君…
私が何をしたか知っている人は居るかな…

――ヒューバートはママに話を聞いた――

そうですか、喚いていましたか…
大変申し訳ない、お恥ずかしい処をお見せしました

ルーサー牧師とハーヴェイ君には、
後でよく謝っておきます…
（踊り出さなかったようで良かった…）

…美術商先生、昨日は随分羽目を外されてたようで。

…美術商先生のお陰で官憲に踏み込むきっかけができたらどうすんだよ…？

――ユージーンは髪の間からヒューバートを睨んだ――

…とは言え、醜態を皆に晒してしまったのはむしろ良かったのかもしれない…

ユージーン君とケネス君が捜査官の情報を調べる事ができるのなら…重要なのは我々が自ら進んで身の証を立て、彼らの活動をムダにしない事

ならば、私の下らない虚栄心と嘘が育んだ「上品な紳士」の仮面など邪魔にしかならない…
幾多の誘惑から目を逸らすための壁にしかならない

――チーズをユージーンに放りかけ、やめて――

ハムもあった。が、ツマミしかねぇな。
軽く作るか、お前ら食う？

――ごそごそと野菜を探している――

――クインの方へ向き直って――
…別にチーズだけでも俺はかまわねぇけど…。

なんか作ってくれるなら貰っとく…いいのか？

――ユージーンの言葉に改めて驚いて――
>>428
…そんな事になったら
私の酒癖のせいでそんな事になったら…（絶句）

どう責任を取ったらよいものか…

>>432
――ヒューバートに冷たい視線を送って――
…責任が取れる取れないの問題だと思ってるのか…?
そうなったら俺ら全員縄の先でダンス、セ・フィニ。

――そういい終わると目を逸らしてグラスを覗き込んだ――

――芋と玉子を発見――

チーズも入れて適当に炒めりゃそれなりに・・・

ん、いいんじゃねぇの？ママには言っておくし、多分、あの人はこういうことも含めて泊まってきなさいって言ってくれたんだと思う。

――手際よく適当料理を作り出す――

>>434
…そっか…マジでママには頭あがんねぇな…。
せめて俺がしくじらずに署の名簿を見て来るくらいしないとな…。

…飯喰ったら墓地見回ってくる…その後また戻ってくるとするかな…。

>>433
確かに（苦笑）
責任が取れるような問題じゃない…
その言葉、自重の為にしっかり胸に刻ませてもらうよ

――ふとユージーンを改めて見て――
>>422
…君が捜査員名簿を盗み見れる事は解った
ママが雇った相手なのだから、君は信頼できる人物なんだろうと思う
だから君の一存でも構わない
…といつもの私ならそう言いたい処だが…

しかし、私は君を良く知らない…
君も私の事を知らないだろう

>>436
まぁな…正直あンたとの間に接点がなかったから、知らないって言うより今まで興味も持てなかった、ってのが正しいけどよ…。

まぁ俺が勝手に決めんのが嫌だって言いたいんだろ、要は？
墓守の言うことなんざ信じられないんだよな、綺麗な手の美術商先生はさ…。

――自嘲気味に哂うと、グラスを掲げて彼を透かし見る――

…まぁいいよ…俺だってごり押しするつもりはない。

それに誰の名前を調べに行ったか、って情報はママに伝えとくよ…。
万一とっつかまった時に、ママから話をしてくれると有難い…。

だから…
試しに一度誰か調べて貰えればいいと簡単には言えない

君のその想い人を調査するのが、どうしても捜査官であって欲しくない…という理由ならね

――適当料理をユージーンと自分、ついでにヒューバートの前に置き――

俺は、まあユージーン自身がが誰を見るか決めちまってもいいんじゃないかと思うがね。

>>439
……だったら他にどんな理由が要る?
怪しい奴か？俺には今ンとこそんな奴に心当たりはねーな…。

あンたにはあるみてぇだけどよ？

>>440
彼が決定権を持つことに反対はしていない

ただ捜査官であって欲しくない、というだけの理由で調査して欲しくないのだ

それだけ理解して欲しい

――クインジーの言葉を耳にして却って項垂れる――

…いや、俺の我侭だってのは重々承知してる…。
…でも…こんなことすんのも怖いんだ…柄にもねぇけどさ。
…とっつかまったらここには来れないからな…。

――フォークを取って料理をつつき出す――

…美味いな…ありがとう。

――皿に目を落としながら――

…実際は捜査員が潜り込んでる以上、全員から無理にでも「怪しい奴」を訊き出した方がいいのかも知れないけどな…。
その方が捜査員にはプレッシャーになる…どこかでボロを出してるかも知れないしさ…?

――芋をフォークで刺しながら――
>>442
別に、いいんじゃねぇの？結果が捜査員でなければ、調べてないヤツのなかに居ることがわかるだけのことだろう？そして、どんどん調べていけば、いずれはぶち当たるぜ。

>>441
怪しい奴は居るか？と問われると答えようも無いね（苦笑
…まだ見付からない、とだけ答えておくよ

しかし、今日どんな小さな事でもいい…
誰がどんな理由で誰を調査員だと疑っているのか…
私が君の立場なら知りたい
…そして私は何か探し出して言うつもりだ

それが想い人…
大切なこの場所を守る最善策だと思うからね

――美術商の言葉に溜息を付きつつ微かに頷いた――

…あんたの言うとおりかもな…俺はあんたほど冷静にはなれねぇけどさ…。

――フォークを置くとクインの方へ片手をわずかに上げた――

ご馳走さん、軍曹。
…ちょっと出てくるわ。

>>445
調査の無駄打ちを許すのかい？
証拠も無く毎日お前が調査員だろうと誰かを追い出し続けると？

…日が経つにつれ我々の疑心暗鬼は根深くなる…
そうして捜査員を追い出せたとして…
それで私達の安らぎの場所は取り返せるのだろうか

――ヒューバートはそう言って黙り込んだ――

――ユージーンを見送り、ヒューバートのほうに向き直る――

無駄打ち、になるかな？
ユージーンは、今日は自分で決めたいって言っただけだろう？

こっちにいなければあっちだ、と思うのは短絡的だとは思うけどね、確実に捜査員じゃないヤツが出てもいいじゃないか。信用できる。

それに、自分の意見はどんどん言えばいいと思うさ。
コイツを見て欲しい！とな。そういう意思表示しか俺らにはできんわけだから。

──かったるそうに階段を降りてくる──
腹減った・・・

──カウンターの上の皿を見て──
なぁ、ソレ、俺の分もねぇかな・・・

>>447
…私は…冷静などでは無いよ…

>>449
疑って調査しておいてから「貴方は信用できる」と言われるのもどうかと思うが…（苦笑

ママを除いても信用できる者が今ユージーンとケネス…二人も居る
今少しでも疑わしい者を見つけたい、と思うのは

…私が冷酷なエゴイストだからだな、きっと…
ただここを早く居心地のいい場所に戻せと騒ぎ立てているに過ぎないのかもしれない…

とにかくもう少し…本当に冷静になって考えてみるよ

――ケネスの前にも皿を置き――

食え。

――ヒューバートは時計を見て――

もうこんな時間…
こんな時間まで戻らないなんてと従業員が怒っているだろう…（苦笑

そろそろ戻るよ…それでは又後で

――立ち上がり去り際に――

言葉を飲み込むのはよくない…うん

――と呟いて*去っていった*――

──皿を受けとり──
あんがとさん。
ところでコレ、誰が作ったのよ？

>>452
疑いたくないから調査されてくれ。こう言い方を変えればいいか？

>>455
俺だが・・・

──ギョッとした表情をクインジーに向け──
へっ!?
オマエ、料理なんかするんだ！

へぇ・・・

──ニヤニヤしながら食べ始める──

――使わなかったハムを冷蔵庫にもどし、牛乳を取りだす――

でなきゃ雇えってママに言うかよ。
俺は人とおりのことは出来るンだぜ？

──口を動かしながら時計に目を向け──

わっ、やべっ！
ちぃと買い出し行ってくるわ！

──食べかけの皿を指差し──
帰ってきたら絶対食うから！

──慌ただしく店を出て行った──

――ケネスに手を振った――

へーへー、残しておくよ。

――汚い字で「ケネス様専用」と紙に書き皿に貼った――

誰も食うなってよ。これでいいだろう。残りも盛っとこ。

ニーーック！引き金を引くなっ、よせぇーっ！

――カウンターで寝息を立てていたナサニエルは突然叫んで雷に打たれたように躍動した――

はぁ･･･はぁ･･･
夢･･･か･･･

――牛乳を飲みながら一人考え込む――

ケネスと、ユージーンは、信用できる。した。
ママももちろん信用している。
となると、8人の中に、2人、いや3人いるってことだよな・・・・・・？

すまん、クインジー･･･水を一杯もらえるか？
それから、フレディ･･･ここまで何か変化はあったか話を聞かせてくれ。

――ナサニエルに水を差し出し――

汗だくだぜ、おい。ヤな夢でも見たか？
ああ、言わないでいいけど。

――フレディに話を聞きながら水を飲み干し――

ああ、ちょいとな。ロシアンルーレットって知ってるか？そいつをニック･･･いや、オイラがやるハメになるなんてバカな夢さ。

――指鉄砲を米神に当てながら――

どこの世界にも「イカサマ」ってやつを使う輩はいるもんだ。オイラたちも、もっと慎重になった方がいいのかもな。何か･･･何か見落としてる気がするぜ。騙されてないか？とな･･･

ユージーンは調査対象を自分で決めたいって考えてるんだな。オイラは反対はしねえ。ただ、ヒューバートのおっさんが言ってる事も一理あるぜ。信じたいから調べる、ってだけならそいつはオイラも反対だ。だってそうだろ？ユージーンがいつしょっ引かれてもおかしくないのに、悠長な事言ってられねえぜ。積極的に捜査官「ぽい」ヤツを調べるべきだ。その「ぽい」が問題なんだがな･･･だから、オイラなりに意見は言わせてもらうつもりだし、皆もそうすればいいだろう。その意見を見て、最終的にユージーンが決めたっつーなら文句は言わないつもりだ。

―――店の中をぐるりと見渡して―――

ふう……昨日はなかなか寝付けなかった。甲斐もなく羊なんて数えてしまったよ。

―――空笑いした。ふと、空腹を感じる―――

こういう時にでもお腹は空くんだな。

――牛乳をぐいっと飲み干し――
>>467
ああ、俺もだいたいその意見に賛成、だな。
俺の意見は言う。決めるのはユージーンでいい。

そしてその前に、さっき言ってた「イカサマ」とか「見落とし」についてなんだがな。オイラはまるで歯車みてーに事態が順調に進む事ばかり考えていた。だが、待て。捜査官側がどういった行動に出るか、それを考えて無いじゃないか。

なぁ、クインジー。
あんたが捜査官だったらどうする？
探偵だったらどうする？
情報屋だったら、どうするんだ？

―――ふとクインジーの傍に、食事を見つける。
「ケネス様専用」と添えられているが、まだ残りの皿は手付かずに見える―――

クインジー、私も分けてもらっていいかな？

もしかしたら、探偵や情報屋は自分の身を案じて名乗らずに極秘裏に調査をしようとするかもしれねえ。
捜査官が探偵や情報屋を雇ったと知れば、自分が雇われたんだ！と言って、かく乱するかもしれねぇ。
気分の悪い事言ってるのは自覚してるつもりだ。
だが、勝負事で大事なのは相手の心理を読むって事じゃないか？ここをオイラは見落としてたんだな･･･

ユージーンやケネスを疑ってるわけじゃない。ただ、本当に情報屋なのか、探偵なのか。それを明白にしなきゃユージーンの独断を許す事は出来ない、そう言いたかったんだ。

―――ナサニエルの話を聞き―――

つまり、この中に潜んでいる捜査員を恐れて、まだ名乗り挙げることが出来ないでいる「本物」が居るかも知れない、ということ？

んでな、どうやって本物か見分けるか、なんだが。
こうやって疑ってたってラチがあかねえ。簡単なことさ。それぞれが「自分は探偵じゃない」「自分は情報屋じゃない」と宣言するだけ。これだけで、消去法で２人が本物だと分かるだろ？こいつはオイラが考えた事だし、そんな宣言は必要ないって主張する人もいるだろう、強制力は無いさ。そういう考え方を発言するのも、調査の材料になるだろうしな。だから、賛同してくれるヤツだけしたらいいと思う。

とりあえず、オイラは情報屋でも探偵でもない。だから今んとこ、ケネスやユージーンを信じてるぜ。

>>473
ああ、医者先生、そういうことだぜ。センセイは精神科医じゃねえから、どこまで心理を読めるかわからねえが、賢いから分かるだろう。この弾圧や迫害の動きが強くなっている中で、ユージーンやケネスのように警察に抵抗すると宣言できるか？どれほど勇気がいる事か。だからこそ･･･逆に言えばもしかしたら隠れてるヤツがいるかもしれないんじゃないか、ってことだ。
んでな、名乗りをあげないから「本物」だとも限らない。むしろこうやってオイラが言っちまったことで、「偽者」が名乗りをあげてきちまうかもしれねーんだ。だが、それも承知でオイラはこの話を提案してる。

>>475
つまり、意地悪い言い方をすると……ギリギリまで隠れていたいと思うのは許さない。私達に早い段階で情報を渡せ。
……と、言うことだね。

―――眼鏡の奥の目を細め、ナサニエルの傍に近づく。至近距離から、その蒼い目を覗き込んで―――

君は、違うよな……？
私には捜査員名簿を見ることはできない。けれど、その結果だけが絶対なのか？
私はそうは思わない。ユージーンの結果がなくとも、私は信じたいと思う人がいるよ。

――ゴクリ、と生唾を飲み込んで――

よ、よせよ先生っ･･･！
オイラにそこまで言わせるつもりか？
オイラだって、この命丸ごとチップにして、全部賭けてもいいほど信じてるヤツがいるさ･･･身分違いも甚だしいけど、な･･･

情報を渡せ、というのも無い事は無いが、仮にこの中から「偽者」なり「本物」なりが出てきたと仮定するぜ？そうしたら探偵や情報屋候補が絞れると共に「捜査官候補」も絞れるんじゃないか、と考えたのさ。今のこの状況じゃ誰を調査するのか分からない蜘蛛を掴むような状態だが、少しは動き出すんじゃないかと思ってね

――身に馴染まないベッドに横たわったまま――

…夢、じゃなかったか…
悪い夢だったらよかったのに…

――気だるげに、身体を起こした――

――適当に髪を手で梳き、階下へ――

ママ、勝手に部屋借りてごめんね
何か飲み物もらえるかな。

それと…何か進展あった？

そうか……君にも……

――少し顔を離す。静かに目を閉じ、口角を歪めるような不器用な微笑みを作って―――

いつも君は正しいことを言う。
私は賛成するよ。皆も夜になれば集まるだろうし、意見も聞けるだろう。

……そうだ。私は何の力も持たない。だから誰かを信じたり、疑ったりしていかなくちゃいけない。
なるべくなら、信じたいんだ。
フフフ、顔に似合わないことを言うだろ？

―――自嘲的に問いかけた―――

ああ、わるいボーっとしてた・・・

――ヴィンセントに皿を渡しながら――

偽者、か・・・

―――答えを言わぬまま帰るナサニエルの後姿を見送る。
ふと2階から姿を現した青年に目を向け、会釈した――

やあ、こんにちは。
気分が悪そうだけど、大丈夫かい？

ドクター、クインジーさん…こんにちは。
僕は何ともないです…ただ、気持ちが沈んでるってだけで…

――ママから大体の話を聞いた――

>>474
…うん、ナサニエルもそう考えたんだね…
僕は何の伝手も持っていない…だから、ユージーンやケネスさんを信じたい…
ただ、ドクターの言い分>>476も分かるかな…
強制はできないね

ありがとう。美味しそうだ。

―――クインジーから皿を受け取り―――

偽者……本当にそんなのまでいるのか？
でも事実として、今は「偽者がいない」というのが本物と思う一番の理由なんだよな。ややこしいが……
クインジーは、ナサニエルの提案をどう思う？

>>483
―――共感するように頷いて――

気持ちが沈んでいるとき、私はよく小説を読むよ。
そう言えば、君は小説家の先生のもとで勉強をしていると聞いたことがあるが……
君も小説を書いたりするのかい？

…僕は…ママを信用している。
ユージーンやケネスさんのことも信用したいと思ってる。
…じゃあ…捜査官や密告者はその他に…？
僕には…・・・・・・を疑うことなんてできない…

――誰に聞かせるわけでもなく、呟いている――

>>485
俺は、強制はしない方がいいんじゃないかと思うね。
言いたいヤツはアンタみたいにさっさと言えばいいだろうよ。
それこそ、自己判断で、ってヤツさ。
ああ、俺もそんな情報は持ってないし覗きに行くことも出来ないがね。

――ヴィンセントの声に、はっと気づき――

…え、ええ…僕も将来は小説家としてやっていきたいなと思って…
少しずつ書いてはいるんですけど…まだまだみたいです

>>488
なるほど。ありがとう。
私も、これは各人の自由だと思う。
これは「自分を容疑者の一人であると認める宣言」でもあるからね。……

―――ハーヴェイの呟きは聞かなかった振りをして、微笑を返す―――

そうか。どんな小説を書くんだい？
……恋愛小説、とか。

――いたずらっぽい笑みを浮かべて――

焚書ものの小説、って言ったらどうします？

――太陽を見上げ、溜め息をつく――
（バザーは週末…か。
アルプレヒト、君に手紙を書いてもいいだろうか…もし、もし我らがこの嗜好の故にこの地を追い出された時…我らにカナンを用意してはくれないかと、…。
……馬鹿か私は。今幸せに過ごしている君を巻き込もうとするなんて。）

――BARの扉を開け――

ごきげんよう。なにか食事ができると有り難いのですが。

――数人が起きていることに気づき、会釈をする――

これは。
クインジー、ドクター・ルグラース--ヴィンセント、でよろしいですか？--、それにハーヴェイ。ハーヴェイ、昨日はありがとう。

――時計を見て――

さて、俺も出かけるかな。
食い終わったら皿は流しに置いといてくれ、後で洗う。

――コップを流しに置き――

じゃ、また後で。

>>492
――眼鏡の奥の目を細めて―――

小説は書いている人の心を映し出す鏡だよ。
私はぜひ読んでみたいと思ったけど。

牧師様、そこにあるケネスさん専用、じゃないお皿なら食べてもいいみたいですよ…

僕はとてもものを食べられる状態じゃないけど…

クインジーさん、また後で…

クインジー、ごちそうさま。
美味しかったよ。

―――クインジーの後姿を見送った―――

ふふ…ではいずれお目にかけましょう。

…表向きはごく普通の娯楽小説を書いてますよ。
でも、そういうのを好むのは女の人なんですよね…
女性の心理は…どうも苦手で…

こんな風に弾圧されるようなご時勢でなければ…もっと自由に書けるんだろうけどね…

>>494
ええ。でも、あまり畏まらずに。
私もルーサー、と呼ばせてください。

ただ残念ながら、もう行かなくてはならない時間だ。
また夜に会えたら、話しましょう。

>>499
小説は、書いた人がいなくなっても永遠に遺される……
読む人が一人でもいるならば。

なんて、何か縁起が悪いな。
またいずれ、詳しく話してくれ。

―――そう言うと、立ち上がり―――

――クインジー、ヴィンセントに片手を上げて挨拶をしたが眼はフレディを見たまま、心ここにあらずというように――

Er sagte so……彼がそんなことを……。

…僕という存在を遺すために書く…
そう思えるようなものが一つでも書けたらな…

ドクター、また夜に。
次は貴方の話も聞きたいな…

――頬に指を当てたまま、呟くように――
私は……ユージーンを信じている。
彼の思う通りにさせてやりたい。
彼がかくあれかしと願う、その者の存在に心穏やかではないにしても。

……が、我が個人的な事情は置いておいて。
神ならぬ我々には等しく--捜査官殿は違うだろうが--、誰が捜査官であるかは判らない。
とすれば、ユージーンが如何に「潔白であること百合の花のようであれ」と願い名簿を繰ったとしても、です。
そこにある真実は、対象がそうであるか否かどちらかのみ。

ならば。
>>474、>>475の如くユージーンとケネスの身の証が立つなら、今日のところは彼に任せてもよいかと思うのですよ。
むろん、我らが口をつぐむ必要もありません。

重要なのは、「もしユージーンが本当にフレディの招聘に応じた者であるならば」という点。
それに付随して「彼の望むと望まざるとに関わらず、捜査官名簿には真実が書かれているであろう」という点です。

――頭を振って冷めた皿を引き寄せながら――
今のところは、ナサニエルの一連の考え方に共感できます。
ユージーン、ケネス、あるいは本物の招聘者である他の誰か……であるにしろ。
我らは、偽物にのうのうと「調べました」と言わせるために疑い合うことは避けねばならない。

……だが私は…信じている…。

――読みかけの頁に金の栞を挟み――

そろそろ奥さまのお茶会が終るころだ…戻らないと。

ユージーンの希望は、僕としては賛成かな。
勿論、彼が本当に調べられる人であるなら…だけどね。
>>442のように「安心するために調べる」のが、決して悪いとは、僕は思えないし…。

僕は今、調べて欲しい人が２人いるよ。
１人は人となりが分からないから。
もう１人は…信じたいから…。

…ああ、牧師様が先に言ってくれてましたね…

それでは、僕もこれで…。
ママ、暫くの間、ここの二階を借りてもいいかな。
…先生に迷惑を掛けたくないんだ…

それじゃ、また夜に

――水を飲み終え――
よいシェフはおそらく、この国に最も必要な人材の一つだ。
フレディの前途に、ミシュランの忌々しい星が輝かんことを。

では、また夜に……なるべく早く戻ってこれるようにしましょう。

ふ……おはようございます。
寝ても寝ても寝足りない…何かの病気でしょうか？

――生欠伸を一つ。手の中には、古ぼけたメモ帳と小さな鉛筆――

それで…とりあえず、現状は把握しました。ユージーンさんが名簿を見る、と。了解しました。
…私ですか？ 捜査員名簿を見るなどというそんな大それた勇気、私にはありませんよ…。
それに、私は情報屋でもありません。
たまたま、このタイミングでこのバーに入ってしまった、不幸な通りすがりです。

そう言って、見ず知らずの私を信じて下さる方がいらっしゃるかどうか…とても難しいとは思いますが…。

ああ、そうだ、牧師様。お口に合うかどうかは分かりませんが、南方に赴いた際に市場で手に入れたマンゴーティーを置いておきますね。
ご自分でお湯を沸かしてお淹れ下さい。出来立ての甘い香りは、きっと貴方を癒す事でしょう。

…疑っている人と、疑いたくない人…ですか。

――物凄く複雑そうな表情で――

居るには、居ます。でも、余所者の私では、その名を口にする事すら憚られます。
それに…皆様が、とてもいい人ですから、私も、この緊迫した状況でも正気を保っていられるのです…。

さて…もう少しで詩が思い浮かびそうなのです。
少し自室でゆっくりさせて頂きます。
次にここに来る時間は、夜も更けた頃になるかと思われます。

――息急き切って戻ってきて――

すまない。
ナサニエルの言に共感するといいながら大事なことを言い置いていかず。
>>504、>>505の通り、私は名士会での署長の動向を伝えることはできてもそれ以上の力はない。
ユージーン、ケネスともに今は信じしかないのです。

――コーネリアスに気づき、多少の驚きを隠せず――

……これは。いや、感謝します。旅の楽師の方。
今ここで味わう余裕がなくて申し訳ない。が、是非ともいただいてまいりましょう。

――そう言って笑みを浮かべると、また*早足で去った。*――

――いつも通りカウンターのスツールに陣取る――

…ママ、いつものくれ…。

――酒ができるのを待っている間、思いつめるような顔で足元を見詰めている――

(俺は何をしようとしてるんだ…?
――が捜査員でなかったとしたら、危険に晒すことになるんじゃないか…?
それに…万一にでも――が捜査員だったら…俺はそれに耐えられるのか…?)

ー二階からおりてきてー

やあ、ママ。おはよう。
ううん。ゴメン、なにも要らないよ。ちょっと出かけなきゃならないんでね。

ー明るく言い、成り行きの詳細を尋ねたー

…ふうん。

…あ。やあ、ジーン。

ーややぎこちなく笑顔を向けてー

ジーンが調べたいのが、誰だかわかんないけど…他に署に出入りしてるってやつがいない限り、おれはジーンを信じるよ。
だから、ナサニエルの言ってることにはおれも賛成だし。あとから「捜査員の情報を持ってる」なんて言われても信じられるかどうか…。

──紙袋をカウンターに置き──
ただいまー・・・っと、なんだよ、今日は随分と静かじゃねーか・・・

そうそう。言っておかなきゃな。
おれは、情報屋でもないし探偵でもない。なんの力にもなれないタダの放蕩息子だよ。
ー自嘲気味に言い放つー

ジーンを信じるっての（>>518）は、彼に丸投げするって意味じゃないからね。そこんとこ、よろしく。……つっても、誰が捜査官かなんて…今の状況じゃ何も言えないな。

情けないくらい役立たずだな。おれ。

ー呟いて、ユージーンにへらっと笑いかけるー

──ギルバートとユージーンをちらりと見て、舌打ちをする──
・・・ったく、辛気くせぇなぁ・・・

ーケネスに気付いてー

もっと静かになるよ。

ー冗談めかして言い残し、バーを*出て行った*ー

――ギルを黙って見送ってから、ケネスに向き直った――

なぁ…こんなこと今言うことじゃないかもしれないけどさ…。
昨日の感じだと、お前と軍曹ってまだ何もねぇの…?

――どうでもいいことのように言っているが、口元が哂っている――

──ギルバートを見送り、ユージーンの隣りに腰掛ける──
おい墓屋、オマエが探りを入れてみたいヤツってのはどいつのことなんだ？

――ケネスの探るような視線を避けて底に残った酒を眺める――

…俺が今名前を口にしたら、迷惑がかかる…。
調べに行く直前に言うさ…それまでに気が変わるかも知れないしな。

お前こそ俺の質問に答えろよ、飲んだくれ野郎…?

>>523
──ぷいっと横を向き、頬杖をついたままふてくされ気味に──
・・・うるせぇよ・・・

ところでよ、ボーイサンその1は、俺に誰を調べて欲しいと思ってるんだ…?

やっぱ「お姫様」か?

──純情という言葉に苦笑し──
そんなモン、とうの昔になくしちまったよ・・・

言ったろ？
俺は、金次第で男だろうが女だろうが構わず抱くし、抱かれンの。
純情だの純潔だのなんて、ンなモンは処女と童貞にくれてやるってーの・・・

──眉間に皺を寄せ──
お姫様？
そりゃ、あの別嬪の詩歌いの事か？

んー・・・まぁ、たしかに正体不明なヤツではあるよな・・・

──椅子をギコギコと鳴らしながら──
ぶっちゃけ、まだ分かんねぇ・・・

>>528
――ケネスの言葉に更に苦笑した――

まぁこれは俺の個人的な意見だけどさ…やるやらねぇと純情ってのは別モンの話じゃねーのかな…。
俺にはお前は十分「純情」に見えるけどな。

体で金が稼げるならそれでもいいと思うしよ。

――それだけ言うと、我慢し切れなくなって吹き出した――

いやごめん、お前があんまりかわいいからさ…?
がんばれよ?

──椅子を鳴らしながら、天井を仰ぎ見て──
あいつ・・・昔、会ったことがあるかもしれねぇんだ・・・

――水を口まで持って行きかけて手を止めた――
…あいつって誰のことだ…?

──ユージーンの言葉に、目だけ動かし──
まだ１０台の頃でさ・・・
俺はメシ屋・・・ってのは表向き、裏はいわゆる売春宿ってー店に住み着いてたンだ。

表での俺はウェイター、で、裏じゃ女達の世話係・・・の、更に裏じゃ・・・ってな具合でな。

そこにさ、よく軍人さん御一行様が女を買いに来てさ・・・
見張り代わりかナンなのか、新兵を引き連れて偉そうにさ・・・

そんで、いつだったか・・・ひどく酔っ払った小太りの軍人が、いきなり俺に「おい、幾らだ？」とか聞いてきやがんの。
一応さ、俺も売りモンにはかわりねぇけどさ、やっぱルールってモンがあるワケよ。
マスターを通して、それなりのサインをもらって、秘密裏に・・・みたいな。

それをいきなり「幾らだ」だぜ！？
もぅ露骨に嫌な顔しちまったよ！

――ユージーンは流石に気の毒そうな顔をした――

…よくお前そこで嫌な顔くらいで済ましたな…俺ならぶんなぐってる。

そしたらそいつ、スッゲェ勢いで俺のこと罵りだしてさ・・・とてもじゃねぇけど口に出せねぇよ・・・正常なら・・・

そん時だったか・・・
馬鹿な新兵がいてさぁ、その上官に意見しちまったの。

…当ててやるよ…そいつが「軍曹」なんだろ…?

ホンットに馬鹿なヤツだよな・・・
そいつ、その場で豚野郎にしこたまブン殴られてさ・・・

──苦笑しつつ──
さぁな、それはワカンネ・・・

ただ俺が「そうだったらいい」って思ってるだけかもしれねぇし・・・

──驚いて振り返り──
ナ、ナサ！？
おいっ、どうした！？

──椅子から立ち上がり、数歩歩み寄る──

どうしたんだよ、その傷…?

暴漢にでも襲われたのかよ？この眠ったみてぇなお上品な町でさ？

よ、よぉ･･･オイラたちの運命の鍵を握るお二人さんが揃って作戦会議かい？

さて問題です。
オイラはどーして傷だらけなんでしょうか？
特にケネス･･･お前は絶対に答えろ！

――ナサニエルに肩を貸してソファに座らせてやる――

…水くらい飲むか?何があったか話す前に?

──歩みを止め、自分を指差し──
へ？
俺・・・？

あー、あーーー・・・ダーツは投げてねぇよな？

――ナサニエルの常ならない様子に眉を顰める――

本当にどうしたんだ…?
いつもの冒険家サンらしくもねーな…。
何があったかなんて俺が知るかよ。俺はお前のお目付け役じゃねぇ…。

――そう言いつつ水を汲んで手渡す――

あぁ、ユージーン、すまん。

･･･ケネス、見当もつかないって顔してやがるなぁおい･･･こいつに見覚えはねーか？

――と言ってケネスに「ダイヤのキング」のカードを見せた――

このカードを使って街のチンピラども相手にポーカーしたら
ど　う　な　る　で　し　ょ　う　か　ー　？

こんのバカ野郎っ！
おかしな落書きしやがったな！？
おかげでイカサマだのなんだの言われてこの有様だ！
ったく、そんなイカつい風体で少女趣味な所は相変わらずなんだからよ、やってらんねーよこのトンチキ！

──ぎょっとして──
そ、それが何だッてんだよ・・・いや落書きしたことは認めっけどさ・・・

もしそのせいで、オマエさんが賭け事に負けたとかイカサマ扱いされたとかッてんなら、ソレは俺のせいじゃねーぞ！？

──動揺しつつ、大声で──
だから消したろ！
つーか、そいつを投げてきたのはテメェじゃねーか！

──開き直って──

つーかな、普通、チンピラとポーカーとかすっかよ！

ほー、そうかぃそうかぃ･･･
じゃーあれか、書いた本人じゃなくて書かせた本人が悪いんだな！？そうだよなぁ･･･募る想いに鈍感なアイツが悪いんだよな！？うんうん、分かるぞケネス。

――と言って今度は「ハートのクイーン」を見せた――

んじゃご本人様に問い詰めるとしましょうかネェ

──派手に腕を振りながら──

ウワー！信じらんねぇ！ありえねぇ！！

待てよ…そもそもその「キング」と飲んだくれをお引き合わせしたのは冒険家サンなんだろ…?

そりゃ自己責任ってやつじゃねーのかよ?

…じゃあその傷はイカサマばれてボコられたってとこなのか?
ご苦労サンだな。

――ユージーンはにやにや笑い続けている――

──酒場の喧騒に気が付いて──

…間が悪いようですね
こういう運は変えられないのしょうか…

…また陰気な顔の先生がご登場…。

今晩はヒト波乱じゃ済まないのかね…?
俺はこれから一仕事あるってのにさ…。

──ずかずかとヒューバートに歩み寄り、何の前触れもなく──
なぁダンナ！
悪ぃのはナサだよな！？

――ヒューバートに気付いて――

（おっとっと、遊んでる場合じゃねえか。）

――ケネスに耳元で囁く――
まーまー、オイラが軽率だったのも認める。でもよ、オイラおかげで素寒貧なわけ。何が言いたいかっつーとな、フレディに内緒で酒出してくれってこった。コイツにバラされたくなかったらな！
――カードをひらひらと見せる――

>>554
え？あ？ええと…
申し訳ない…話の内容が…

──ヒューバートはうろたえた──

──ナサニエルの手の中にあるカードを見、言いかけた言葉を飲み込む──

あ、いや、すまねぇダンナ・・・なんでもねぇ・・・

――ユージーンはヒューバートのうろたえぶりに失笑した――

…いいんだよ、こいつらじゃれて遊んでるだけなんだからさ…。
それよりそんな陰気な面はなんのせいなんだよ？
昨日のはしゃぎっぷりとはうって変わってるんじゃねーの?
ジキルとハイドごっこでもしてるのか…?

>>553>>555
──場の雰囲気を変えてしまったことに気が付いて──
（…お堅い疲れたオヤジ様がやってきた…と言った処でしょうか…）

──ナサニエルの耳元で──
店の酒は、バレたら後が怖ぇから無理だ・・・
俺専用のだったら、そこの冷蔵庫ン中に入ってッから勝手に飲め！

──ナサニエルの首を締め上げ──

勝　手　に　飲　ん　で　ん　じ　ゃ　ね　ぇ　！！！

ー早足に戻ってきてー

危ない危ない。夜警の一人かな、絡まれそうになったよ。
外に出る時は気をつけたようがよさ……？

ーバーの騒ぎに肩をすくめてユージーンに視線を送るー
｡o○(何か、あったの？)

>>558
ジギルとハイドごっこですか
…まぁ、言いえて妙ですね…（苦笑
善人面して毎日あくせく働いてますからね…
ここに来れると思うと道中遂気が緩むという訳さ

…君の忠告に従って
今晩はモンスターを開放し過ぎないように気をつけるよ

>>562
――息を整えてギルに向き直る――
いや…何もねぇよ…いつも通りっちゃいつも通りなんじゃねぇの…。

(ほんと、こいつら見てて飽きねえよな…捜査員追い出して早く「元通り」になりてぇよ)

なんかよく分かんないけど…悪い騒ぎじゃ無さそうだな？
ーユージーンの爆笑に笑顔を浮かべるー

昨日っから、どうも騒ぎにびくつく癖がついちまったよ。やだね、まったく。

ー大げさにためいきをついて、近くの椅子に腰を下ろしたー

.｡ｏO(ゥワ！墓屋が爆笑するところ、俺、初めて見た！)

おーっと、今度はギルか。
──適当に手を振る──

ｏO(意外…？…いや違う…仲間を見付けた気分だ）

──ヒューバートはカウンターに座ってママに居ない間の話を聞いた──

──辺りを警戒しつつ小走りでBARを目指す──

なぜこんなに官憲が……？
我らを逮捕しようというだけにしては多すぎる……。

先ほど誰か絡まれていたようだし、
……署長と神父の嫌がりようにも困ったものだ……。

──BARの扉を細めに空けて中へ滑り込む──

……ごきげんよう。いい夜とは言い難いが。

──かなりわざとらしく、盛大に肩をすくめ──
あーあ、なんか疲れた！腹減った！

──メモの貼られた皿を引き寄せ、料理を食べ始める。完全に冷め、チーズは固まっている──

>>474
…ふむ
私は>>436>>442>>452の通り、彼らが本当に捜査員を判別できるのだろうと思っている

つまり私にはそんな事はできない…と答えている様なモノだとは思うが、はっきり明言しておこうか

──BARの空気が心なしか軽いのに安堵しつつ──
（外のことは、そのうち気がつくか……）

なにか楽しいことでもあったような。
とりあえずフレディ、飲み物ついでに話をお聞かせ願いましょう。

──フレディの話を聞きながら見回した視界に傷だらけのナサニエルが飛び込んでくる──

……フレディ、彼はなにを……？

──話を聞き、咳払いにかこつけて笑いを堪えつつ──

それは……。
ドクター・ヴィンセントの手腕を拝見というところですか…。

──ルーサーに気が付いて──

ルーサー牧師…
昨日は大変な迷惑を掛けたらしいね…誠に申し訳ない

ーある方向を見つめ難しい顔をしていたがー

いつもどおり、にぎやかになってきたみたいだね。
｡o○(…とはいかないかな…。)

あ、ママ。おれやるよ。

ー立ち上がる。フレディからグラスをうけとって、ルーサーの元へ運びー

どうぞ。
署長が何を嫌がってたって…？訊いてもいいのかな。
気になっちゃってさ。

>>570
……。
私もそれを宣言したのだが……実は少し後悔してもいるのです、ミスター・ダーハム。

確かにナサニエルの言い分は分かる。だから私もそれに則って>>514のように言った。
だが……。

──ヒューバートに首を振って片目を瞑って見せ──

残っていないようでなにより。
酔いから覚める者は幸いです。
彼らは聞く耳と見る目を失わずに済むであろうから。

──ギルバートに気がつき、礼を言って受け取る──

>>574
ああ。
今夜はやけにパトロールの任につく手合いが目についたのですよ。
先ほど誰かがその一人に絡まれている姿もちらりと見えた。
我らの境遇に起こっている事件とは別に何か起こっているのか、それとも我らがよほど嫌いなのだろうかと……署長が軍の派遣でも要請するほど我らを嫌がっているのかとね（微笑）

>>557
あ、牧師サンも？
おれも夜警らしい奴を見かけたよ。牧師サンの見た「不運な奴」と同じようなことになりかけてさ。

ー不穏な言葉に目を細めてー

「軍」ねえ。穏やかじゃないな。原因が同じなら、まるで…ゲリラ扱いだ。そこまでおれたちが悪いことをしてるってのか…。
牧師サンは…。いや、うん。奴らに絡まれなくてなによりだったね。

ーいつもののほほんとした笑顔で応えたー

――背後をちらちらと伺いながら、BARのドアをくぐる――

なんだか外がぴりぴりしてるよ…
みんなこんばんは。

ああ……失礼。どこまでお話しましたかな。

そうそう。>>570続きですが、
ある意味、ユージーンとケネスの証は捜査官の出鼻をくじくものであったと思われます。彼らが名乗り出て我らが彼らを信頼する方向に向かったおかげで、捜査官の側は情報操作による撹乱ではなく、潜伏に方針を変えたかもしれない。

が、ここで新たに我らが然り・否を宣言していくことは、彼らに挽回の機会を与えてしまっているかもしれません。これで自然に彼らはもう一度、情報操作をするかどうか考えることができるのではないかと、

それが私の後悔しかけの所以です。

――ナサニエルの姿を見るなり血相を変え――

…って、ナサニエル！？
何その傷・・・！　もしかして捜査官に…っ


…え？　チンピラと喧嘩…？

う〜ん…それは、自業自得じゃないかな…？

――苦笑しつつカウンター席につき、ママに話を聞く――

――ハーヴェイにも気が付いて――

…ハーヴェイ君、君にも迷惑を掛けたそうだね
大変申し訳なかった

――と頭を下げた――

――ヒューバートに頭を下げられ――

そんな、迷惑だなんて全然…
昨晩は飲みたくなる、気持ちはわかりますし…

頭、あげてください、ヒューさん…

――うろたえながら、ヒューバートの傍へ――

>>580
なるほど、牧師様の言うとおりかもしれません…
でも、僕はそれは悪いことではないと思います。
このまま、ユージーンを信用していいのか。ケネスさんを信用していいのか。と疑心暗鬼になるよりは…

仮に後から誰かが名乗りを上げたとして、そのときには黙っていた理由をしっかり述べてもらえばいいんじゃないかな…と。

偽物が後から出てくることより、本物の探偵や情報屋が出そびれて、嘘情報に翻弄される方が僕は怖い…

──半分ほど残ったグラスを揺らめかせつつ｜｜

しかし、だ。
全員が否と言えば、それも杞憂に終わるのでしょう。
ユージーンと……ケネス……に、信を置くことができる……。

──ハーヴェイに振り向き、微笑する──

先に出た者と後から出る者。

事実の前には単なる思考実験ですが、>>585
ハーヴェイは、その時どうやって本物を見分けますか？

>>580
それは私も感じました
…なので正直言って彼…ナサニエル君をどう判断したモノか悩んでいます

考えには納得できる
本物が出そびれてないかという不安も解る
しかし、偽者に「出ろ」と言っている様にも聞こえる

そしてそれを自分で言う事で目を逸らしている様にも

ユージーンとケネスへの疑心暗鬼は晴れる…
しかし、疑心暗鬼には果てが無い…
捜査官を見付けるまでは…

言葉を飲み込むのはいけない
…そう思って今の気持ちを口に出しておきます

…詩人の彼の話も聞きたい
詩の発表でも構わない…

>>587
そうですね…多分悩んでしまうとは思うんだけど…。言葉や行動で見極めたいな、としか…

今の気持ちを素直に言うなら、多分後から出てきたほうを偽物と感じてしまうのかな…
ユージーンやケネスさんの態度がしっかりしてるように見えるから…

>>588
……ナサニエルが…捜査官かもしれない、と…？

僕は…そうは思えない…思いたくない…

――思いがけず震えている自分の声に気づき、うなだれ――

僕は…現実から目を背けているだけなの…？

――梨をかじりつつ扉を開けた――

おーっす。珍しいもん売ってたから、買っちまった。

――空になったグラスを弄びつつ呟く――

それでもね、ヒューバート。
私はナサニエルに信を置く方向で考えているのですよ。
彼は真摯だから。

そう。彼はね、真摯な人間です……。

──食事を済ませ、皿を片付けながら──
なんかゴチャゴチャと難しい話になってやがんな・・・

なんだったら、テメーが何も出来ねぇって言いたいヤツだけ言って、言いたくねぇヤツは黙っててもいいんじゃねーの？

じゃーん、ビールに良くあってウマそうなソーセージ、って、なんかあったのか？

――ケネスの言葉に小さく頷く――
…俺もそれでいいかも知れない、と思うぜ…。
どっちにしてもそいつがどういう態度を取ったか、ってのはわかるしさ…?

──クインジーの声に気付き、一瞬皿を落としそうになる──
よーぅ、おかえり。

――ノンビリとタダ酒に舌鼓を打ちながら――

いいね、ヒューバートのおっさん。
オイラはそういう言葉を待ってたんだよな。
皆も少し、自分に正直になったらどうだ？

>>591
正直言って解りません
迂闊なのは全てに真摯なだけなのかもしれない…

しかし少しでも疑惑のある者を…と
それに疑心暗鬼の先に彼が残っていた時に…
この疑惑が首をもたげるのでは無いか、と

詩人の彼も解りませんが…

――ケネスの声に苦笑しつつ頷く――

若者の息吹はいつでも軽く、また明るい。
どうも歳を取ると悲観的になっていけない、ですね？ミスター・ダーハム。

>>596
──うんうんと頷き──
だよな。
言った言わないをどう受け止めっかは、そん時の状況次第って事になるだろうし。

だがな、オイラの提案した「宣言」について。
そんなにおかしな事言ってるとは思っちゃいない。
最初に言った筈だし皆もそう思ってるだろうが強制した訳じゃないだろ？
だからオイラの提案に捜査官のかく乱の匂いがするって言うなら賛同しなきゃいいだけさ。
賛同しておいて、ナサニエルは怪しいなんて言われるのはどうにも参っちまうがな、へへっ