人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(577)楽園の瑕 : 3日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、牧師 ルーサーに投票した
農夫 グレン は、流れ者 ギルバートに投票した
書生 ハーヴェイ は、冒険家 ナサニエルに投票した
牧師 ルーサー は、村長の娘 シャーロットに投票した
双子 リック は、流れ者 ギルバートに投票した
新米記者 ソフィー は、牧師 ルーサーに投票した
踊り子 キャロル は、牧師 ルーサーに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、流れ者 ギルバートに投票した
流れ者 ギルバート は、牧師 ルーサーに投票した
お尋ね者 クインジー は、村長の娘 シャーロットに投票した
冒険家 ナサニエル は、村長の娘 シャーロットに投票した
美術商 ヒューバート は、牧師 ルーサーに投票した

牧師 ルーサー は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、双子 リックが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、新米記者 ソフィー、踊り子 キャロル、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の10名。
お尋ね者 クインジー
…………くそっ!
ありえねえ!!

リックに探りを入れたら、食い殺されやがった!!
(0)2005/06/10 22:02:46
流れ者 ギルバート
……すまない。
ちょっとタイミングをミスった……。

人狼にはノートは見付からなかった……ようだな。
昨日のヘンリエッタへの返答なんだが、俺が占い師で夜明けの直前に書き記すって積もりで、それが判っていたから……それが答えだよ。

情報を残さずに襲われる危険は、無かったんだ。
(1)2005/06/10 22:03:32
流れ者 ギルバート
ナサニエルは、夢の中で人狼に変わる事は無かった。

まぁ、男のあぁ言う姿は……余りみたい物ではないな。
(2)2005/06/10 22:04:29
お尋ね者 クインジーは、薪を焚火に投げ入れると、頭を抱え、ギリギリと歯軋りをした…
2005/06/10 22:04:43
書生 ハーヴェイ
【海岸】
ん・・・此処は?

[ハーヴェイはあたりを見回し昨日の行動を思いだした。]

そうか・・・夜が明けたのか
ならお嬢様は・・・
(3)2005/06/10 22:04:46
お嬢様 ヘンリエッタ
申し訳ありませんでしたわ。わたくし、あなたのことをつけていましたの……ギルバートさん、ナサニエルさんはいかがでしたの?
(4)2005/06/10 22:05:28
書生 ハーヴェイは、海岸に座って水平線をぼーっと見ている。
2005/06/10 22:05:29
踊り子 キャロル
[グレンの悲鳴を聞き、驚いたキャロルは恐る恐る洞窟の外を覗いた]

…キャーーーーーーー!!

[余りにもむごい、小さなリックの姿にキャロルはその場で腰を抜かした]
(5)2005/06/10 22:05:35
お尋ね者 クインジー
……………ちくしょう!!
(6)2005/06/10 22:06:00
村長の娘 シャーロット
―私は、洞窟に転がっていた木の棒をつかんだ―

ごめんなさい、でも、こうするしかないの・・・・
リック君も、ごめんなさい・・・っ!

〔そっとルーサーの背後に近づくと、私は彼の頭に向けてその棒を振り下ろした〕

はあ、はあ・・・

〔シャーロットはルーサーの死体の前に立ち、その有様に顔をしかめながら目を細める〕

見えるわ。ルーサーの魂の姿が。
泣いているわ。自分はあの子に何もしてやれなかったと。
青く、澄んだ輝き・・・・・人間!?
そんな、私達は、人間を殺してしまったの?
いやぁぁぁぁぁっ!!
(7)2005/06/10 22:06:49
書生 ハーヴェイ
僕はナサニエルさんは殺せなかったのか・・・
お嬢様を守るためとはいえ非情になりきれなかった・・・
もう・・・誰も疑いたくなんてない・・・
(8)2005/06/10 22:07:11
流れ者 ギルバート
そしてリックが……ルーサーと一緒に……逝ってしまったか……。
空の上から……見守っててくれ……。

で、クインジーはリックを占っていたのか?
興味深い話だな。
(9)2005/06/10 22:07:19
美術商 ヒューバート
[私は長い時間考えていた。
誰が狼なのかとても思いつかない。
…だが、人狼を殺さなければ、自分も…そしてキャロルも生きてこの島を出られないだろう。
だから…その為にこの手を血で汚そうと考えた。
初めはシャーロットを殺すべきではないかとも考えた。
しかし、彼女は能力を持つ者だと自ら名乗り出た。
 …次はギルバートこそが狼ではないか、とも思った。
 しかし今度は彼も狼と名乗り出たではないか!

 私は混乱していた。誰を信じ、誰を疑えば良いのか?
 …私は結論を出した。
 ルーサーはシャーロットを強く攻撃するような事は無かった。
 それに最も早く名乗り出た。…そこに何か、黒い意志があるのではなかったのか、と。
 もし彼が狼であれば…狼であって欲しい。
 そう考えながら私はパレットナイフを手に持ち、追った。
 牧師 ルーサーの姿を…]
(10)2005/06/10 22:07:52
冒険家 ナサニエル
片方の占い師から白判定か。あんまり嬉しくはないな。相互に占いをする事もできん。スマンが疲労の極致だ。*少し眠る*
(11)2005/06/10 22:08:27
流れ者 ギルバート
これ(>>2)だと、分かり難かったかな。
明確に言い直しておく、ソフィーも、ナサニエルも人間だ。人狼ではない。
(12)2005/06/10 22:08:43
お尋ね者 クインジーは、興奮のあまり、肩で大きく息をしている…
2005/06/10 22:09:27
踊り子 キャロル
嫌…もう嫌。リック……あんなに優しい子だったのに、こんな姿に…痛かったでしょう?

[双子リックの死体まで、這い蹲りながら近寄った。胃からこみ上げるものを何とかこらえ…かろうじて原型を留めた右腕をそっと撫でた]
(13)2005/06/10 22:09:29
お嬢様 ヘンリエッタ
[エッタははっと気付いたようにきびすを返して洞窟へ走った]
シャーロットおねえちゃん……!
(14)2005/06/10 22:10:30
お嬢様 ヘンリエッタは、村長の娘 シャーロットを抱きしめた。
2005/06/10 22:10:53
村長の娘 シャーロット
ギルバートさんが本物の占い師さんだったんですね・・・
よかった、誰も出てきてくれなかったら私はどうなっていたでしょう。
(15)2005/06/10 22:11:22
お尋ね者 クインジー
……この少年と、牧師を……
せめて綺麗な景色が見える場所へ…埋めてやろう…

俺達には、それしかできん……
(16)2005/06/10 22:11:36
新米記者 ソフィー
[ソフィーは森の中で拾ったナイフを片手に海岸に向かった。ルーサーは既に倒れており、虫の息だった。]

「リックを…頼んだよ」

[ルーサーは最後の力を振り絞り、ソフィーに言葉をかけた。そして、ソフィーは持っていたナイフで、ルーサーの左胸を勢いよく突き刺した。]

ごめん…ごめんね、ルーサー……
(17)2005/06/10 22:12:21
村長の娘 シャーロットは、お嬢様 ヘンリエッタを抱きしめた。
2005/06/10 22:12:36
踊り子 キャロル
[…私は、誰が狼なのか皆目判らなかった。

混乱した頭で、誰を殺す事も考えられなかった。

紅い月が空の頂点に差し掛かる前に、私は愛する人に自分の命を託そうと思った。

そして、トランクを開け、ヒューなら使うだろうと思ったパレットナイフを、紙片に挟まって落ちていた紙やすりでそっと磨いた]
(18)2005/06/10 22:12:50
お尋ね者 クインジーは、ひどく動揺した表情のまま、牧師 ルーサーの死体を運んだ。
2005/06/10 22:12:52
村長の娘 シャーロット
エッタ、エッタ・・・
どうしましょう、私、ルーサーさんを・・・!!
人間だったのに、あんなこと・・・
(19)2005/06/10 22:13:38
美術商 ヒューバート
[ルーサーを殺めた後、己の血を洗い…戻ってきた後で、リックの死体を見て、絶句する]

なんという事だ…。
何故こんな歳若い少年がこのような島で命を落さねばならないんだ…。

そして、シャーロット…ルーサーが人間だというのは、本当なのだな…?
…は、ははは。この島からもう3人も人間がいなくなってしまったというのか。
(20)2005/06/10 22:14:10
美術商 ヒューバートは、パレットナイフを取り落とし、乾いた笑い声をあげた。
2005/06/10 22:14:51
流れ者 ギルバート
ルーサー、すまないが先に空の上で待っていてくれ。
リックと……共に埋めてやろう……向こうでも一緒に居られるように……な、ソフィー……。
(21)2005/06/10 22:15:02
お嬢様 ヘンリエッタ
泣かないで、おねえちゃん。……泣かないで。
[エッタは言いながら自分が涙声になった]
(22)2005/06/10 22:15:30
農夫 グレン
[俺は闇の中でギルの姿を見つけると、叫び声をあげて手に持っていた石斧を振り下ろした。ギルは「待て! 俺は…」と何かを口にしようとするが、その言葉は俺の耳には入らない]

死ね!!

[しかし、その重い斬撃は空を切り、木の幹を抉った。ギルは身を翻した時に姿勢を崩し、茂みの中へ転がり落ちていった]
(23)2005/06/10 22:15:37
お尋ね者 クインジー
………今の俺に、誰も何も話し掛けるな………!

死神の野郎ッ!!
どこまで俺を呪えば気が済むんだ!!

ちくしょう……………ッ!!
(24)2005/06/10 22:15:42
新米記者 ソフィーは、海岸からゆっくりと洞窟まで戻ってきた。手は血で染まっている。
2005/06/10 22:16:27
農夫 グレン
どこへ消えた…

[俺は奴の姿を探し求めたが、闇の中でついに見つけることはできなかった]
(25)2005/06/10 22:18:24
流れ者 ギルバート
今のは……まさか、人狼!?

書き残したノートを見られたのか?
それで俺を襲いに……ちょっとタイミングが早かったからな。
[ギルバートは、グレンを人狼と勘違いし森の中を必死に駆け抜けた]
(26)2005/06/10 22:20:40
新米記者 ソフィー
私……私……ルーサーを殺しちゃった。
リックの大事な人だったのに……

[ソフィーは自分の手が血で染まっているのをみて、体中を震わせた。そして洞窟の前で――]

…リック……?嘘……でしょ?
だって…ルーサーが……リックを頼むって……

いやぁぁぁああああ!!

[ソフィーは悲鳴をあげながら、昼間に見つけた小さな小屋に向かった。]
(27)2005/06/10 22:21:36
お尋ね者 クインジーは、ルーサーとリックを海の見える丘に埋め、墓標代わりの石を置いた
2005/06/10 22:21:54
美術商 ヒューバートは、まるで幽鬼のような姿で洞窟へ戻ってきた。
2005/06/10 22:23:26
踊り子 キャロル
…ルーサーさんと一緒に居られるのね。

[キャロルは、リックの死体を撫でながら肩を震わせて泣いていた…しかし、皆がルーサーの死体と一緒に、リックの死体を持ち上げて弔いの用意をするのを眺め、しゃくりあげながらそっとリックの右腕から手を離した]

ルーサーさん…お空の向うで、リックを可愛がってあげてくださいね…。
(28)2005/06/10 22:23:44
村長の娘 シャーロット
リックが、殺された・・・
そんな、あんな小さな子を襲うなんて、どうして!
ルーサーの思いは何も果たされないまま終わってしまったの?
そんな、そんなことって・・・・
(29)2005/06/10 22:24:17
お尋ね者 クインジーは、2つの墓標を目の前にして、呆然と立ち尽くしている…
2005/06/10 22:24:50
農夫 グレン
[俺は人狼を仕留め損なったことに舌打ちし、闇の中を彷徨う。どこか別の場所で、叫び声を耳にした

皆、思い思いに殺しあいを始めたのだろうか。
ハーヴは、そしてあいつはどうしただろう…

俺は闇の中を人影を求め彷徨った]
(30)2005/06/10 22:26:57
踊り子 キャロル
……人狼。許せない。

どうして、どうしてこんな小さな子に、こんなむごい…

小さな可愛い子供を殺してまで、自分が生き残る人狼…私は…絶対に許さないわ。

[リックの死体の後に転がった法螺貝を拾って地面にぺたりと座り込んだまま、キャロルは悔しさに震えながら拳を握り締めて、地面を何度も叩いた]
(31)2005/06/10 22:27:10
書生 ハーヴェイ
【海岸】
そろそろ皆の所に戻ろうか・・・
お嬢様の亡骸も供養してあげないと・・・

供養・・・?
守れなかった僕が供養だって?
ハハハッこれは傑作だ
お嬢様を守りきれずに逃げた僕が供養だとはね!
(32)2005/06/10 22:27:17
書生 ハーヴェイは、壊れたレコード盤のように笑い続けた。
2005/06/10 22:28:02
新米記者 ソフィーは、足の痛みを気にせず、必死に小屋に向かって走った。
2005/06/10 22:29:34
農夫 グレン
ハーヴ、どうした!
なにがあった!?

[俺は月の光を浴びて哄笑するハーヴの姿を見つけ、駆け寄る]
(33)2005/06/10 22:31:16
お尋ね者 クインジーは、何かを思い出した表情のまま、頬に一筋の涙をこぼした…
2005/06/10 22:31:24
村長の娘 シャーロットは、洞窟の隅でうずくまったまま泣いている。
2005/06/10 22:31:32
美術商 ヒューバート
月か…この紅い月が無ければ…。

[うめくように喋りながら、キャンバスに叩きつけるように禍々しい紅い月を描き始める]

ルーサーはほぼ間違いなく人間です。
…人狼に襲われたリック君は間違いなく人です。
我々は今10人…8人の人間と2匹の人狼が今この島にいるのか…。

[ヒューバートは紅い月の下に人物像を描く。
…今の生き残り10人の姿がキャンバスに記されていく]
(34)2005/06/10 22:31:42
お嬢様 ヘンリエッタは、村長の娘 シャーロットのそばで何もできずに座っている。
2005/06/10 22:32:06
新米記者 ソフィー
【小屋の中】

もう…死にたい……
生きていても、いい事なんてちっともない……

[ソフィーは血で染まった自分の手を見ながら呟いた。]
(35)2005/06/10 22:32:51
村長の娘 シャーロット
そういえば、外に行った人たちはどうしてるのかしら。
心配だわ。でも、ここから出て行くのも怖い・・・
まだ、月は赤いもの。夜が明けるまではじっとしてないと・・・
(36)2005/06/10 22:34:07
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは駆けてきたグレンを視界の端に捕らえた]

グレン・・・か?
お前は元気そうだな
僕はお嬢様を・・・いや、なんでもない
それよりもなぜ此処に?
(37)2005/06/10 22:35:06
農夫 グレン
それに「お嬢様」って…
お前、あいつに惚れてるのか?

趣味悪いぞ。
(38)2005/06/10 22:35:40
農夫 グレン
…おい…まさか…
今日襲われたのはあいつだったりするのか…?

それとも…まさかお前が殺ったの…か…?
(39)2005/06/10 22:36:38
流れ者 ギルバートは、森の中を一周し、戻って来た。
2005/06/10 22:37:54
農夫 グレン
俺は、お前が突然走り出したから、心配になって後を追ったんだよ。
まったく、いつも人の気も知らず飄々としてるぜ。
(40)2005/06/10 22:38:16
書生 ハーヴェイ
僕が殺った・・・?
そう・・・かもしれないね
彼女が死ぬところを見たくなくて僕は・・・此処まで逃げてきたんだ
僕には彼女を守りきることができなかったんだからね・・・
(41)2005/06/10 22:39:50
流れ者 ギルバート
森の中で、何者かに襲われそうになったよ。
暗くて影しか判らなかったが……人狼かもしらないな。
《あれはグレンです……勘違い1》

リック以外の皆は……無事かな?
特にソフィーとナサニエルには……生き抜いて貰わないとな。
(42)2005/06/10 22:41:02
踊り子 キャロル
[ひとしきり興奮が収まると、暫く呆然と地面を眺めていたが…よろよろと立ち上がった。キャロルの手には法螺貝が握られている]

…リックの墓標に、これを。

[そのままよろよろと、リックが埋められた場所に歩いてゆき、その上に法螺貝をそっと置いた。そして、隣に眠るルーサーの墓に十字を切った]

二人とも安らかに…ね。
(43)2005/06/10 22:41:52
農夫 グレン
まさか…な…

[俺は心の裡を不安が満たしていくのを感じ、洞窟の方を振り返った]
お前がそこでそうしていたいのなら、そうしろ。
俺は早いうちに状況を確認してくる。
お前が本当にあいつを守りたいんなら、俺についてこい。

[俺はそう言うと、石斧を握りしめ走り出した]
(44)2005/06/10 22:42:57
新米記者 ソフィー
【小屋の中】

月が真っ赤に染まる直前、ギルは占い師だと名乗り出た。
そして、私を人間だと……

ギルを信じたい。いえ、信じてる。
あんな殺し屋より…私はギルを信じてる……

[ソフィーの瞳から、止まることなく涙が流れ出ている。]
(45)2005/06/10 22:43:14
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンが走り去るの眺めていた。
2005/06/10 22:43:41
踊り子 キャロル
【墓標の前】

[祈りを捧げ、傍らにいるクインジーをちらりと見た。彼の頬を伝う涙は余りにも意外で…まるで見てはいけないものを見てしまったかのような気持ちでキャロルは目をそむけ、洞窟へと戻った。]
(46)2005/06/10 22:48:05
お尋ね者 クインジーは、踊り子 キャロルをじっと見つめた。
2005/06/10 22:49:01
書生 ハーヴェイ
本当に守りたいなら・・・か
僕は戻ってもいいんだろうか?
僕は逃げ出したのに?
彼女はもう居ないかもしれないのに?

[ハーヴェイはそこまで考えてヘンリエッタの事を思い出した]

そういえばヘンリエッタはどうしたんだろう・・・
彼女が守ろうとしていた子・・・
ヘンリエッタだけでも僕が守らないと・・・
(47)2005/06/10 22:49:06
農夫 グレン
ハーヴの奴、ついてこないのか!?
なぜだ! くそっ

[俺は、ハーヴの足音が後を追ってこないことに気づき、一人呻いた]

あいつは思いこんだら一筋に行動する、そんな奴だったはずだ。

[俺はハーヴの変化に戸惑いながら走り続ける]
(48)2005/06/10 22:49:58
書生 ハーヴェイは、ゆっくりと立ち上がり洞窟へと歩き出した。
2005/06/10 22:50:29
農夫 グレン
キャロル姉さん!

[俺は洞窟の前でキャロルの姿を見つけ、声をかけた]

こんな夜に外に出てたら危ないよ。それに、なにがあった?
(49)2005/06/10 22:51:55
踊り子 キャロル
【洞窟】

[夢中で絵を描くヒューバートの後姿を見つけると、キャロルはほんの少しだけ安堵感が戻った。

-私が大好きな彼の姿-

キャロルは、そっとヒューバートの背後に近寄った。そこには…紅い月が描かれていた。]

ヒュー……貴方の復帰作品。

[掠れるような声で囁き、切ない気持ちのまま立ち尽くした]
(50)2005/06/10 22:52:10
お尋ね者 クインジーは、目を伏せ、墓標の前から動けずにいる。
2005/06/10 22:52:41
踊り子 キャロルは、農夫 グレンの声が背後からして、慌てて洞窟入り口に振り返る
2005/06/10 22:53:07
美術商 ヒューバートは、“紅い月”の絵を描きあげた。
2005/06/10 22:54:26
踊り子 キャロル
グレン…貴方こそあんな危ない時に飛び出したりして。

無鉄砲なのは昔から変わっていないわね。

[キャロルは、ふと昔の二人に戻ったような錯覚を起こし、グレンの額を指先でちょんと小突いた]

…何がって。

[グレンが、事の顛末を知らない事に、どう説明したらいいのか口ごもる。]
(51)2005/06/10 22:55:25
書生 ハーヴェイは、ゆっくりと洞窟の前まで戻ってきた。
2005/06/10 22:56:49
美術商 ヒューバート
まさか…この絵を描く事になるとはね…。
私の友達…エドゥアールは紅い月の絵を描く事が大好きだった。
人狼について私に良く語ったものだよ。
…あの頃の私は信じようともしなかったが。
(52)2005/06/10 22:58:11
踊り子 キャロル
[どう説明しようかと悩んでいる間に、グレンの背後にハーヴェイの姿が見えた。傍らのヒューバートの言葉に、キャロルはその話をもっと詳しく聞きたくなった。]

…リックに酷い事をした人狼の事を…もっと知りたいわ。それは、どんな話なの?

[グレンの目を見つめながら、ヒューバートに向けてそういった]
(53)2005/06/10 23:01:41
農夫 グレン
無鉄砲かな…
姉さんにはいつも子供扱いされてるな。

[グレンはキャロルの笑顔が遠い日と変わらぬことに安堵した]
(54)2005/06/10 23:01:54
農夫 グレン
[そして、奥から出てきたヒューの姿に気づく]

ヒュー、あんたもいたのか。
作品…

[俺は、そこに二人の人間が欠けていることに気づき、二人から顛末を耳にした]
(55)2005/06/10 23:02:14
書生 ハーヴェイ
・・・リック?
あの子がどうかしたのかい?
(56)2005/06/10 23:03:32
書生 ハーヴェイは、踊り子 キャロルの言葉にいやな予感がして聞き返した。
2005/06/10 23:04:36
踊り子 キャロルは、書生 ハーヴェイにヒューの絵を指差した。そこにリックとルーサーの姿は無い。
2005/06/10 23:04:45
お嬢様 ヘンリエッタ
ハーヴェイお兄ちゃん!
[エッタは洞窟の中から駆けだしてきた。おろおろとハーヴェイと泣いているシャーロットに視線を走らせる]
(57)2005/06/10 23:07:55
農夫 グレン
リック… 一緒に山に登ってくれたあいつが…。
あの笑顔も法螺貝の音ももう耳にできないのか…。

[リックの死を悼み、ルーサーの辿った末路に帽子を取り僅かに黙祷した]
(58)2005/06/10 23:08:35
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタの声に反応して洞窟のほうを見た。
2005/06/10 23:08:56
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはぽつり、ぽつりと自分の知る事を語り始める]

人狼は、紅い月の夜にその力を以って人を襲う。
何故襲うのか? それは紅い月が命じるからだ。
紅い月は一人の人間の血だけを欲する。
だから、人狼は沢山いても一人しか殺さない。

人狼は仲間の為に死ぬ事を恐れない。
何故なら、仲間が生き残り人を喰らい尽くせばそれこそが人狼の勝利だからだ。

人狼は皆、精神的に繋がっている。
人の耳には入らぬ音で、会話が出来る。彼らはそうやって仲間を探す…。

…皆、彼が言っていた事です。
彼は故郷に戻ると言って私の前から去り…故郷で死んだそうです。
(59)2005/06/10 23:10:20
農夫 グレン
エッタ! だいじょうぶか?
怪我はなかったか?

それに――

[視線の奥にシャーロットの姿を見、微かな溜息を漏らした]

どうやら無事だったようだ。

[そう言うと、ハーヴに視線で彼女の居場所を伝えた]
(60)2005/06/10 23:11:11
書生 ハーヴェイ
ヘンリエッタ!
無事だったのか・・・よかった

[ハーヴェイはヘンリエッタに近づいた]

あそこに居るのは・・・
お嬢様!
無事だったんですね・・・
よかった・・・本当によかった・・・

[ハーヴェイはヘンリエッタを抱き寄せると顔を見られないように泣いた。]
(61)2005/06/10 23:11:50
踊り子 キャロル
まさか、こんな島で貴方にも再会できるとは思っていなかったわ。勉強熱心で、しょっちゅう教会に通ってたグレンは弟みたいだったもの。

・・・昔はよく、一緒に教会の裏で鬼ごっこをしたものよね。私は教会付随の施設にお世話になっていたから。

[両親を流行り病で亡くしたあと引き取られた施設は、教会の経営でキャロルはロンドンに出るまでの期間そこで暮らしていた]
(62)2005/06/10 23:13:31
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタと共にシャーロットへと近づいた。
2005/06/10 23:14:27
村長の娘 シャーロット
グレンもハーヴェイも無事だったんですね。
よかった・・・・

けど、私は・・・

―洞窟のすみにうずくまって泣き続けている―
(63)2005/06/10 23:15:15
踊り子 キャロルは、お嬢様 ヘンリエッタの声にエッタの無事を確認し、ほっと安堵した。
2005/06/10 23:15:23
農夫 グレン
[ヒューの言葉を背中で聞いている]

そうだな…。少しだけ聞いたことがある。
人狼は、仲間を喰ったりはしないのだと。
(64)2005/06/10 23:16:39
書生 ハーヴェイ
シャーロットお嬢様?
大丈夫ですか?
いったい何があったのですか?

[ハーヴェイは事の顛末をシャーロットから聞いた。]
(65)2005/06/10 23:16:42
農夫 グレン
仲間同士で殺しあうことがないとしたら…奴らは今の俺たちよりもうらやましい存在なのかもしれない…

[俺たちの前に立ちはだかる陰惨な現実を思うとそのような言葉がつい漏れた]
(66)2005/06/10 23:16:58
踊り子 キャロル
…精神的に繋がっている…会話が出来る。

[キャロルはヒューから初めて聞かされた、彼の友の話を黙って聞いていた。そして、ふと疑問が沸き上がった]

その友達の死因は…なんだったの?
(67)2005/06/10 23:17:40
村長の娘 シャーロット
私に近寄らないで!
私は、人殺しなのよ・・・

―おびえた目でハーヴェイを見つめる―

わ、私は、ルーサーさんを殴って・・・・
私の手は血で染まったのよ!
しかも人間を殺して・・・っ!

―そう言って泣きじゃくった―
(68)2005/06/10 23:18:16
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはヘンリエッタに微笑むと]

ヘンリエッタ、もう少しシャーロットお嬢様のそばに居てあげてね
僕は少し今から行く所があるから
(69)2005/06/10 23:20:33
踊り子 キャロル
[ハーヴェイがエッタを抱えて洞窟の奥に行くのが視界に入り、その先を視線で追った。そこにはシャーロットの姿がある。]

エッタちゃん、シャーロットちゃん。ふたりも無事だったのね?

[向かい合ってそれぞれ泣いているハーヴェイとシャーロットの様子を眺め…改めて人狼に恐怖を突きつけられた悔しさで一杯になった]
(70)2005/06/10 23:20:48
書生 ハーヴェイは、涙の跡を拭いて洞窟の入り口へと出てきた。
2005/06/10 23:21:42
お嬢様 ヘンリエッタ

[エッタはハーヴェイを不安そうに見あげた]
(71)2005/06/10 23:21:42
農夫 グレン
そうだね、キャロル姉さん。
あの頃に戻ることができたら…

[胸を満たす感傷を振り払う]

いや… 俺たちはそれでも生きていかないといけないんだ。
(72)2005/06/10 23:22:18
書生 ハーヴェイ
[周りにいる人を見渡して]

誰かリック君とルーサーさんのお墓の場所わかりますか?
此処にないんだからどこかに移したんですよね?
(73)2005/06/10 23:23:09
農夫 グレン
人殺し!?

[俺は振り返り、泣きじゃくるシャーロットの姿に目を伏せた。

「やさしくされても、辛くなるだけ」

彼女の言う通りだった。俺にできることは何もない。
俺がどんな言葉をかけたところで、遥かに過酷な俺たちの現実が変わる筈もなかった]
(74)2005/06/10 23:26:28
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはキャロルの問いに言葉を詰まらせたが…やがて決意したのか口を開いた]

…分かりません。
私が調べたとき…その村は滅びてしまっていましたから。
(75)2005/06/10 23:26:33
美術商 ヒューバートは、書生 ハーヴェイに、確か海の見える丘にクインジーが埋めた筈だと答えた。
2005/06/10 23:31:10
踊り子 キャロル
[泣きながら話すシャーロットの言葉に、キャロルは息を呑んだ。自分が決意出来なかった事を、彼女は実行に追い込まれていたのだ。キャロルの胸の中に、あの深海色の夢の中で聞いた、アーノルドの声が蘇る

-…娘を、よろしく頼む。-]
(76)2005/06/10 23:31:10
美術商 ヒューバート
今から考えてみれば…
彼がそんな死を遂げた事が…私は怖かったのかもしれない。
自分も絵を描き続けていたら、彼のようになってしまうのではないか…

…私が絵の世界から逃げ出したのは、自分の絵が認められないのが悔しかったのではなく、
ただ怖かっただけなのでは…と。

ははは。人が2人死んだ日にこんな事を喋るなんてね。
私はどうかしている…。
[再び乾いた笑い声をあげる]
(77)2005/06/10 23:31:21
書生 ハーヴェイは、美術商 ヒューバートに感謝してその丘に向かって歩き出した。
2005/06/10 23:31:54
美術商 ヒューバートは、笑うのをやめると、ぴしゃりと顔を叩いた。
2005/06/10 23:32:27
踊り子 キャロル
そうね…。生きて…なるべく多くの人が生き残って助からないと。

[グレンの力強い…ともすれば絶望感に打ちひしがれているともとれるその言葉に、静かに頷く。]
(78)2005/06/10 23:35:47
農夫 グレン
狼の惨劇…その美に魅入られた絵師…か…。

[俺はヒューの言葉に闇の片鱗を垣間見た気がした。彼は、正気を失わずに済むだろうか。いや、そもそも俺たち自身だって…]
(79)2005/06/10 23:36:34
お尋ね者 クインジーは、誰かが背後から近づく気配を察知し、振り向いた。
2005/06/10 23:36:36
踊り子 キャロル
ヒュー。

私、そんな話は初耳だったわ。そんな友人の事があったなんて…私てっきり…

ごめんなさい。私、お別れしたあの日、貴方にあんな酷い事を言ってしまった…。

[-弱虫-そう言ってアトリエを飛び出した自分の過去の記憶が今でも鮮やかに思い出された]
(80)2005/06/10 23:38:05
農夫 グレン
[俺はキャロルの視線に、頷く。シャーロットの泣き声が微かに聞こえる]

「今はそっとしておいた方がいい…」

[俺は少し離れた場所で、岩に腰を下ろした。
朝がくればあの赤い月も姿を消す。
次の絶望の刻までの僅かな安らぎであろうと、日の光を、朝の訪れを俺は*待ちたかった*]
(81)2005/06/10 23:38:48
お尋ね者 クインジー
誰だ……?

……おそらく、人間の姿をした者か……
(82)2005/06/10 23:38:59
踊り子 キャロルは、美術商 ヒューバートの左手をぎゅっと強く握り締めた。
2005/06/10 23:39:02
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは二人の墓前の前にクインジーを見つけたが話しかけずに墓に手を合わせた]

リック・・・ルーサーさん・・・安らかにおやすみください・・・
(83)2005/06/10 23:39:32
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは手を合わせたままクインジーと顔を合わさずに喋りだした]

事の顛末は聞いたよ
正直に言おう
僕は君を殺したいと思っている
僕は貴方が本物の占師だとは思っていない
貴方を狼だと思っている
(84)2005/06/10 23:42:32
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーの涙を思い出していた。…誰もが泣いている…残酷な運命に…
2005/06/10 23:42:45
書生 ハーヴェイ
今度こそ・・・僕は彼女を守る
最後までね・・・
(85)2005/06/10 23:44:38
お尋ね者 クインジー
………ここには、弔いの鐘は無い。

せめて、波の音でも聴かせてやらねばな……
(86)2005/06/10 23:44:43
お尋ね者 クインジー
………だろうな。
間違いなく、皆がそう思っているだろう……
俺には、俺の運命が見える。
そして、皆が進む道の行く末もな……
(87)2005/06/10 23:47:20
村長の娘 シャーロットは、泣き疲れて*眠ってしまった*。
2005/06/10 23:47:35
美術商 ヒューバート
いいんだ。キャロル。
…結局、私が弱かったというだけの事なんだ。

だが…私は今度は負けない。
最後まで…闘ってみせる。
(88)2005/06/10 23:47:41
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはトランクから二枚目のキャンパスを取り出し、筆を走らせ始める]

…彼ら2人の為にも。

[砂浜を歩く、牧師と少年の後姿。
彼らは手をしっかりと繋ぎ、お互いが信頼し合っている事が伺える]
(89)2005/06/10 23:50:58
踊り子 キャロル
…私は、貴方の描く絵が大好き。貴方の描く絵はとても不思議な魅力を持っているのよ。
貴方と同じように、ね。

[キャロルは、ヒューバートを背後から抱きしめた]

貴方が絵を描き始めようとしてるって知って、追いかけて船に乗ったの。でも…

私、この数年の間、貴方をもう一度愛するための切欠を待っていた…ずっと好きだったわ。
(90)2005/06/10 23:53:18
書生 ハーヴェイ
僕は誰も疑いたくはない・・・
僕らの中には狼なんて居なかったって思いたい・・・
だけど・・・居ると言うのなら
僕は貴方を疑わせていただきます・・・
(91)2005/06/10 23:53:20
お嬢様 ヘンリエッタは、村長の娘 シャーロットにもたれかかって*眠ってしまった*
2005/06/10 23:54:10
お尋ね者 クインジー
書生、一言だけ忠告してやろう。

「10人全員が『それ』に賛成する時、
 『それ』は人を過ちに導くルートである」

……ユダヤの賢者が記した言葉だそうだ。

気をつけることだな………
(92)2005/06/10 23:56:52
書生 ハーヴェイ
ええ・・・肝に銘じておきますよ

[ハーヴェイはゆっくりと立ち上がるとクインジーと顔を合わすことなく去って行った]
(93)2005/06/10 23:58:05
書生 ハーヴェイは、丘を降りて海岸のほうへと*歩いていった*
2005/06/11 00:00:17
お尋ね者 クインジーは、小さな溜息をひとつついた。
2005/06/11 00:01:34
お尋ね者 クインジー
……自らを善人と思っていた者が、
己の闇を知り、ついには人を殺める瞬間……

何度も見てきたが、あまり心地の良いものではないな……
(94)2005/06/11 00:04:48
お尋ね者 クインジーは、墓標に背を向け、洞窟に向かった。
2005/06/11 00:05:42
美術商 ヒューバートは、絵を*描き続けた*
2005/06/11 00:06:56
美術商 ヒューバート
[キャロルの言葉を聴き、体を震わせる]

…それだけで十分だ。
それだけで、私は生きていけるよ。
(95)2005/06/11 00:07:41
踊り子 キャロル
有難う、ヒュー。

[そっとヒューバートの頬に唇を当てると、キャロルは再び筆を動かし始めた見慣れた彼の姿にそっと身体を離し、洞窟の外へふらりと歩く。]

…クインジーさん?

[遠くから、見覚えのある男が戻ってくるのが見えた]
(96)2005/06/11 00:10:58
新米記者 ソフィー
[全身の潤いが無くなるほど泣き続けたソフィーは、小屋を出て小さな丘に向かった――リックとルーサーが眠っている丘に……

丘に着いたソフィーは墓標を見つけた。そして森を抜ける前に採った白い華を二人に供えた。]

ルーサー、リック……安らかに―――
(97)2005/06/11 00:12:06
新米記者 ソフィーは、丘から海を眺めていた。空には、まだ紅い月が昇っている―――
2005/06/11 00:13:41
新米記者 ソフィー
【丘】

ラッセル、逢いたい……
愛がなくてもいい……私を抱きしめて欲しい……

[ソフィーは未だ忘れる事ができない人を想っていた。]
(98)2005/06/11 00:16:05
お尋ね者 クインジーは、洞窟の入り口に姿を現した。
2005/06/11 00:18:57
冒険家 ナサニエル
【紅い月の出ていた夜の森にて】
シャル・・・若い娘を殺すには忍びないが、ソフィーを守るため形振り構ってはおれん。

ナサニエルは蔓で輪を作り、木の陰に潜み時を待った。
木の棒を持ちルーサーを追うシャーロットが目の前を通り過ぎた時、シャルの首に蔓のロープを巻きつけ、力一杯引き絞った。
その刹那、シャルの顔は苦悶に歪む。

―――! 殺ったか?
が、何者かがその蔓を断ち切った。

くっ。誰だ・・・。仕方ない、ここは退くか。
[ナサニエルはそのまま姿を森の中に消した。]
(99)2005/06/11 00:19:03
新米記者 ソフィーは、小さな丘を離れ海岸に向かった。汚れた自分を洗い流す為に…
2005/06/11 00:23:50
新米記者 ソフィーは、海岸につくと、血で染められた両手を丁寧に洗った。
2005/06/11 00:24:34
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーの顔をじっと見つめた。貴方はどうしてリックを?
2005/06/11 00:25:24
お尋ね者 クインジー
……この銃は、不発に終わったようだ……

俺がご令嬢を撃とうとした瞬間、
あの小さなご令嬢が立ちふさがってな……

撃つのをためらっているうちに、時が過ぎたようだ…
(100)2005/06/11 00:27:15
冒険家 ナサニエル
【森にて】
ハァハァ、ハァハァ。
―――ナサニエルは、何かから逃げるように森を駆けていた。

仕方ないとはいえ、殺していないとはいえ、人を殺そうとした。
直接ではないにしろ、首を・・・絞めた。

うぉぉぉぉぉぉっ!
―――ナサニエルは、吼えた。

俺は何をしているんだ。

そうだ、俺が守ろうとしているソフィー!彼女は無事か?
(101)2005/06/11 00:29:03
お尋ね者 クインジー
あの少年に探りを入れた理由、か……

……小さな子供を、理由なく撃ち殺すのはためらいがあった。
ならばせめて、正体を知ろうとするのが俺の役目……

疑うには、少々惜しい人物だと思っていたんだ。
話す内容もマトモだっただけに、余計にな……
(102)2005/06/11 00:30:12
踊り子 キャロル
そう…。

私ね、この島に流れ着いて初めて出あったのがリックだったのよ。…リックの存在が、どんなに嬉しかったか…。

特別な能力を持っている末裔なら、人狼かもしれないと思った人を見たくなるものだとは思うけど、どうしてリックを見たの?

ほかに、もっと疑わしい人は居なかった?

貴方が見る相手は…私にとって、失いたくないと感じている人ばかりなのよ。

[キャロルは、落ち着いた口調でそう尋ねた]
(103)2005/06/11 00:34:04
お尋ね者 クインジーは、木の枝を折り、乱暴に焚き火の中に放り込んだ。
2005/06/11 00:34:43
冒険家 ナサニエル
―――ソフィー?どこだ、無事か?

ナサニエルは、小高い丘に登り周囲を見回した。

右の岩場を見る・・・いない。
左の潅木地帯を見る・・・いない。
正面の砂浜を見る・・・いない。

いや・・・砂浜の向こう、海の中に人影!?

その直後、空を覆う暗雲が切れ
黄金色の月が姿を現し、海岸線を照らした。
(104)2005/06/11 00:43:07
お尋ね者 クインジー
ああ、他にも何人もいたさ。

しかし、他にも「占って欲しい」と言うヤツがいたのもあってな…
(105)2005/06/11 00:43:25
冒険家 ナサニエル
―――ナサニエルは思わず息を飲んだ。

月光の下、海の中に佇むソフィー。
そのブロンドの髪は輝き、時折憂いを見せる白い顔は大理石の彫刻のよう。
神話の中のミューズをもかくやと言われる美しさだった。

ナサニエルはしばし時が過ぎるのを忘れた。

ふと、我に返るとナサニエルは、ソフィーが無事である事を喜び
砂浜を疾駆してソフィーに向かった。

「ソフィー!」
(106)2005/06/11 00:43:44
新米記者 ソフィーは、冒険家 ナサニエルの声に気づき、砂浜に視線を向けた。
2005/06/11 00:45:20
新米記者 ソフィー
ナサ……

私……私……ルーサーを……

[ソフィーは涙を堪えながら、嗚咽する声を漏らした。]
(107)2005/06/11 00:47:23
踊り子 キャロル
…他にも?

[キャロルは、先ほどのヒューバートの言葉を思い出しながらクインジーを見つめた]

その、リックを調べろと言った人間が、狼だったらどうするの?
クインジーさんは、調査先を狼に潰されてしまった事になるわ。…貴方の予言通りに、ね?

私は、大切なトランクを見つめ、海に飛び込もうとしたあの時の私の気持ちを察してくれた貴方に感謝しているわ。だから、意図が知りたいのよ。

貴方が本当に、人狼の臭いを嗅ぎ別けられるなら、私たちにとっては救世主のような存在よ。
だから、人に惑わされて調査先を決めてはダメ。
だって私は、リックをそんな理由で調査した貴方に不信感を抱かずにはいられないもの…
(108)2005/06/11 00:50:07
踊り子 キャロルは、悲しげに視線を伏せた。
2005/06/11 00:50:57
お尋ね者 クインジー
まあ、それだけではないのだがな…

俺自身、あの少年を疑う気持ちと、
撃ち殺したくないが故に、正体が知りたいと思う気持ちと、
双方で揺れていたのは否定のしようがない…
(109)2005/06/11 00:52:35
踊り子 キャロル
リックのどこが疑わしいかったのか、話してくれる?

あの子は優しい子。今にも死にそうによたついていた私に肩を貸してくれたわ。あんなに小さいのに、必死に私をここまで連れてきてくれたのよ。

それに、いつも怖がって怯えていたわ。頑張って、どうすれば皆が無事に生き残れるか、一生懸命考えていたし。

…リック。

[数日前の、ワニ肉にかぶりついていた無邪気な姿を思い出し、キャロルは切なくなった]

調査して事を責めてる訳じゃないわ。ただ…殆ど輪の中に居なかった人とかもいる中で、どうしてリックなのか…納得がいかないから、納得させて欲しいのよ。
(110)2005/06/11 00:58:36
冒険家 ナサニエル
ナサニエルは、ソフィーの告白を半ば聞き半ば聞き流し
海の中にいるソフィーの元へ駆け寄ると力強く抱き締めた。

ソフィー、俺はソフィーが無事な事がまず嬉しい。
そしてまた、ソフィーに会えた事がとても嬉しい。
こうして抱き締めることが出来る事をとても幸せに思う。

ソフィー、俺は単純な男だ。
俺はまずソフィーが好きなんだ。
どんなソフィーも俺には大好きなソフィーなんだ。
だからもう何も言うな。
(111)2005/06/11 01:03:24
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはソフィーの目から正に零れ落ちようとする輝きを指で掬いとるとソフィーに向かって微笑んだ]

ほら、せっかくの美人が台無しだぞ?

そして・・・

―――ナサニエルは、ソフィーの唇に自分の唇を重ね合わせた。
(112)2005/06/11 01:04:03
新米記者 ソフィー
いやっ……

私の体は血で汚れてる。洗い流しても匂いがとれない……
だから、私に近づかないで……汚れた私を…触らないで……

私を好きだなんて……聞きたくないっ!
(113)2005/06/11 01:06:00
新米記者 ソフィーは、冒険家 ナサニエルを突き飛ばし、洞窟に向かって走り出した。
2005/06/11 01:06:13
お尋ね者 クインジー
……ああ。
俺は「輪の中に居ない奴」にも不信さを感じていた。

だが、俺は「輪の中にいる奴」が人狼の可能性から
まずは潰していくべきだと考えていたんでな。

輪の中に居ない奴を殺すより、輪の中に居る奴を殺す方が、躊躇いは大きい。
躊躇いは、迷いからもたらされる。
迷いはやがて、過ちを生み出す。

では、その迷いを無くすにはどうしたら良いか?

1つは、そいつを疑わずに、無条件で信じること。
1つは、俺の能力でその正体を見極めること。

……俺は自分の人生の中で、前者を選び取ることはせん。
今までも、そして、これからもな……
(114)2005/06/11 01:06:34
新米記者 ソフィー
【洞口】

ナサ、ごめん…本当は嬉しかった。
でも、ダメなの…ダメなのよ……

貴方は亡くした彼女の事を想ってないと……
何の汚れも知らない彼女だけを……
(115)2005/06/11 01:11:18
新米記者 ソフィーは、紅い月を見上げながら、そっと呟いた。
2005/06/11 01:11:56
踊り子 キャロル
…確かに、今の状況では無条件で信じられる相手なんて、限られているかもしれないわね?

では、質問を変えてみるわ。
例えばその相手は、どうして私じゃなく「リック」だったの?
私も、輪の中にいてリックと似たような行動をとっていたと思うわよ。私はあの子と、よく一緒に行動していたもの。

…まあ、貴方がこれ以上私の問いに答える義務はないわ。柄にも無く少し私くどいかしら。

だけど、何故リックなのか、という私の疑問から、貴方は逃げているんだもの。

[キャロルは、リックが可愛くて仕様が無かった自分の気持ちに今更ながら気が付いた]
(116)2005/06/11 01:12:27
お尋ね者 クインジー
……お前が、俺から感傷的な話を聞きたいというのなら、
答えてやっても構わないがな……。
(117)2005/06/11 01:14:54
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーの言葉に一瞬、彼の弱さを垣間見た気がした。「聞きたいわ」
2005/06/11 01:16:21
お尋ね者 クインジーは、踊り子 キャロルの方を見つめ、再び焚き火に目をやった。
2005/06/11 01:16:50
お尋ね者 クインジーは、「そうか…」と答えると、焚き火に木の枝を放り込んだ。
2005/06/11 01:18:08
お尋ね者 クインジー
俺はロンドンの出身でな…
ああ…ロンドンと言っても、華やかな場所では無い…
薄暗く、じめじめした、スラム街の出身だ……
(118)2005/06/11 01:20:23
お尋ね者 クインジーは、焚き火が揺れるのを眺めながら、溜息をついた。
2005/06/11 01:20:57
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーを改めて見つめた「ロンドン」…かつて自分と恋人がいた町。
2005/06/11 01:23:15
お尋ね者 クインジー
……俺は、物心ついた時から、ストリートで暮らしていた。
毎日が食うや食わずでな……

生きるためなら、何でもやった……

窃盗、詐欺……
(119)2005/06/11 01:24:30
お尋ね者 クインジー
……俺が初めて人を殺したのは、13の時だ。
ちょうど、あの少年と同じ歳の頃でな……

食う物も無く、フラフラになりながら街を歩いていると、
金持ちの紳士風の男が俺に手招きをして……

……そいつが、最初の「殺し」の依頼主だった。
(120)2005/06/11 01:28:03
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーの話しからロンドンの外れの、とある地域を思い出していた…
2005/06/11 01:28:24
お尋ね者 クインジー
「金と食糧をやるから」という言葉は、
当時の俺にとっては、何者にも凌駕できぬ言葉だった…

銃は、8歳の時から持っていた。
かつて将校だったという、ホームレスの爺さんから貰った逸品だ。

……それがこいつだ。
(121)2005/06/11 01:31:14
お尋ね者 クインジーは、懐から銃を取り出し、キャロルに見せた。
2005/06/11 01:31:24
踊り子 キャロル
ひっ!

[クインジーが見せた銃の放つ鈍い輝きに、思わず恐怖で身体を後ろに引いた]
(122)2005/06/11 01:34:15
お尋ね者 クインジー
……人間を殺すのは、案外簡単だった。

腹が減って、道端を歩いている犬を撃って、
焼いて喰らったことも何度もあったからな。
ゆっくり歩いている人間を捉えるのは、造作もないことだ。

そういや「ガキのくせして、銃の使い方は上手い」と、
爺さんにはお褒めの言葉を戴いていたが……

…あまり褒め言葉でもねぇよな。
(123)2005/06/11 01:35:59
お尋ね者 クインジーは、踊り子 キャロルの様子を見た後、銃を懐にしまった。
2005/06/11 01:37:11
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーの言葉を、頭の中でぐるぐる考えながらも黙って聞いていた。
2005/06/11 01:39:07
お尋ね者 クインジー
……そこから後は、転がり落ちるように
殺し屋としての人生を歩んできた。
「依頼主」の言うが通りに、俺は殺しを続けた。
俺はそいつに飼われ、「道具」として扱われてきたというわけだ。

俺に初めて殺しを依頼した「紳士」殿は、
数年後に、別の殺し屋に始末された……
何やら、紡績工場の利権争いの末のことらしくてな。

……俺には全く関係の無いことだったが。
(124)2005/06/11 01:40:37
お尋ね者 クインジーは、手を組み、再び焚き火が揺らめくのを見つめた。
2005/06/11 01:41:49
お尋ね者 クインジー
……俺は、あの時の選択を思い起こすことはしない。
あの時の俺には、ああするしか無かったからな。
もし「人殺し」の道を選ばなければ、俺は野垂れ死んでいた。
……今でも、そう思っている……
(125)2005/06/11 01:43:52
踊り子 キャロルは、炎の揺らめきがクインジーの影を揺らしているのを眺めていた。
2005/06/11 01:44:23
お尋ね者 クインジー
そして今、ここにいる全員が置かれている状況も同じ……

人を殺すことが、善か悪かの選択をしている場合ではない。
「他人を殺さなければ、自分が死んでしまう」

……それを省みるわけにはいかないだろう……
(126)2005/06/11 01:47:42
お尋ね者 クインジーは、ジッポの蓋を親指で開閉している。
2005/06/11 01:48:16
踊り子 キャロルは、黙って炎の揺らめきを見つめた。心の中に様々な思いが交錯する。
2005/06/11 01:48:58
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーをじっと見つめた。
2005/06/11 01:53:28
お尋ね者 クインジー
俺達は「正しい道」を歩むことはできないだろう。
どこを辿っても、血塗られた道が目の前に広がるのみだ。

……ならばせめて「間違った選択」をしないよう、
俺達は最大限の気を払うべきだろう……
そして…殺した命に、最大限の責任を持たねばならない。
俺達は、死者を「糧」にして、明日を生きるのだから……
(127)2005/06/11 01:54:37
お尋ね者 クインジー
あの少年の目の前で、ワニの肉を剥いで渡したのは、
そういう経緯があってのことだ……

「もしかしたら、あの少年なら、道を間違えないかもしれない」
牧師の庇護の元だったから、なおさらそう思った。

……しかし、疑念も同時に浮かんだ。
「もし、俺が信じようとしている、あの少年が狼だったら?」
……とな。

「俺が騙される前に、正体を見極める必要がある」と感じた。
……それ故に、あの少年に探りを入れたというわけだ。
(128)2005/06/11 01:57:10
新米記者 ソフィーは、物陰からキャロルとクインジーの会話を聞いている。
2005/06/11 01:57:13
踊り子 キャロル
…で、どうしてリックだったの?

「間違った選択」をしないよう、貴方がリックが人間であると身体を張って証明することで、リックが他の人達に殺されないように配慮したとでも言うのかしら…?
(129)2005/06/11 01:57:38
冒険家 ナサニエルは、新米記者 ソフィーに、突き飛ばされて海に飛び込んだ。
2005/06/11 02:00:26
お尋ね者 クインジー
……まさか、あの少年が食われるとは思いもよらなかった。

ロンドンの重い霧と、響き渡る鐘の音……
巣くう者達が絶望の目をした、スラム街……

アメリカ人の少年から思い起こすのも変な話だが、
俺は、あの少年の死を目の当たりにして、
ふいに薄汚れた「故郷」を思い出した……
(130)2005/06/11 02:00:41
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーに挑戦的な瞳を向けた。
2005/06/11 02:01:05
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは立ち上がり走り去るソフィーを追いかけ、その背へ向けて叫びつづけた]

―――俺も同じだ、ソフィー。同じなんだよ!

―――俺も・・・手をかけた。首を絞めた。

―――ソフィー、俺は君を守るためならば何でもする。

―――俺にはお前しかいないんだっ!
(131)2005/06/11 02:01:18
冒険家 ナサニエルは、新米記者 ソフィーを、追いかけ走り続けた。
2005/06/11 02:01:41
お尋ね者 クインジー
いや。
俺が少年を疑わずにいるため、だ。
(132)2005/06/11 02:02:01
冒険家 ナサニエル
[そして・・・洞窟の前でソフィーに追いつき、立ち尽くすソフィーを後ろから抱き締めこう囁いた]

現実から逃げてはだめなんだよ、ソフィー。
そろそろ前を向いて歩き出しても良い頃なんじゃないかな。

・・・お互いにな。
(133)2005/06/11 02:03:03
新米記者 ソフィーは、背後から抱きしめてきたナサに振り返り、そっと距離をとった。
2005/06/11 02:04:15
踊り子 キャロル
ロンドンには二面性があるのね。

…私には愛しい思い出の町。
貴方には、狂おしい過去を思い出させる町。

今まで依頼で殺した相手の中に、人狼は居なかったの?
貴方は、わかるのよね?人の血の臭いとの違いが…。
(134)2005/06/11 02:04:34
お尋ね者 クインジー
……ああ。

全て、人間だったさ。

薄汚れた利権争いの果てに死を迎えた、人間ばかり…
(135)2005/06/11 02:06:13
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーが、自分と同じようにリックを可愛がって居たのかとふと考えた。
2005/06/11 02:06:29
新米記者 ソフィー
だから…近づかないでって言ってるじゃない。

逃げてる…?私が……?
私は逃げてなんかないっ!貴方に、何が分かるって言うの…?
(136)2005/06/11 02:06:59
踊り子 キャロル
シャーロットのことは、どうやって調べたの?
…今までにも、そういう事はあった?

[ほぼ初めてまともに会話をするクインジー、話しているうちに聞きたいことが次々と頭をよぎった]
(137)2005/06/11 02:08:39
踊り子 キャロルは、洞窟の外から男女の言い争うような声がするのに気が付いた。
2005/06/11 02:09:13
お尋ね者 クインジーは、ジッポの蓋を開け、火を付けてキャロルの前に差し出した。
2005/06/11 02:09:57
踊り子 キャロルは、「…?」きょとんとして、目の前のジッポの炎を眺めた
2005/06/11 02:11:06
お尋ね者 クインジー
……俺にはどうやら、死神が憑いてるらしくてな。
物心ついた時から、炎を見つめていると、
何故か暗く、くぐもった声が聞こえてきてな…

どうやらそいつが死神であることを知ったのは最近だが。

そして、死神と同じ「何か」を感じる相手……
……それが、あのご令嬢だったというわけだ。
(138)2005/06/11 02:13:58
お尋ね者 クインジーは、男女が言い争う声を耳にし、少しだけ目をやった。
2005/06/11 02:16:20
踊り子 キャロル
…そうなの。

[死神…そのまま鵜呑みにし難い内容ではあるが、キャロルは末裔の能力について、シャーロットから聞きかじった事位しか知らない。なんらかの特殊な才能なのだと、そう受け止めることにした。]

…シャーロットちゃんが。

[再び、キャロルの脳内に、夢の中で聞こえたアーノルドの言葉がよぎった]
(139)2005/06/11 02:18:15
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーに話の続きを促した。
2005/06/11 02:18:34
お尋ね者 クインジーは、踊り子 キャロルに「すまないな」と言うと、ジッポを懐にしまった。
2005/06/11 02:19:37
冒険家 ナサニエル
俺には分かる・・・ソフィー。
強がってもダメだ、背中が泣いてるぜ。

俺も・・・この辺がぽっかりと空いているようだった。
[とナサニエルは自分の胸の辺りを指差した]

ソフィーに会うまではな。
俺が今すぐソフィーの心の隙間を埋められると言うほど自惚れちゃあいない。だがな、少しずつ埋めていきたい。埋めてやりたいんだよ。
(140)2005/06/11 02:22:15
お尋ね者 クインジー
……ところで。
外で言い争っている2人は、何をやってるんだ?
(141)2005/06/11 02:22:27
踊り子 キャロル
今夜は貴方と話しが出来て、良かったとおもうわ。

私は、ろくに話したことも無い相手に、完全に気を許すことは出来ない。
こんな状況で…出来るだけ、多くの人と語り、分かり合って、やってはいけない殺傷を避けてゆきたいと思っている。

だから、私のくどい問いかけに丁寧に答えてくれた事に感謝するわ。

[小さく会釈をすると、洞窟の外に視線をやり…先ほどの二人の声音から、それが痴話喧嘩に類されるものと判断をした]

…私は、休むことにするわ。有難う、クインジー。
(142)2005/06/11 02:22:56
踊り子 キャロルは、お尋ね者 クインジーに軽く微笑むと、ヒューバートの側に行き*横たわった*
2005/06/11 02:24:41
お尋ね者 クインジー
……そういうことだな。

まあ、俺もそろそろ退場するとしよう。

後は、若いお2人に舞台を譲ることにしてな……
(143)2005/06/11 02:25:54
新米記者 ソフィー
貴方は、私と亡くした彼女を重ねてみてるわ。
私を好きなわけじゃない。彼女を好きなのよ。

私は……誰も愛したくない。誰も殺したくない。
この島から…逃げ出したい……

―――この島から逃げ出せないのなら……
(144)2005/06/11 02:30:07
新米記者 ソフィーは、お尋ね者 クインジーとキャロルの会話を思い出した。
2005/06/11 02:30:13
新米記者 ソフィー
人狼か、あの殺し屋にでも殺して貰おうかしら……
(145)2005/06/11 02:31:34
新米記者 ソフィー
ナサ……

貴方は何も知らないの。知らなくて当然よ。
私は貴方に、何も話してないんだから……
(146)2005/06/11 02:33:51
冒険家 ナサニエル
違う、それは違う!
最初は重ね合わせていた時期もある。それは認める。
だが、今は違う。
ソフィーじゃないとダメなんだ。

希望は捨てるな、この島からは出れる!
今すぐではないが俺が何とかする。
死ぬ勇気があるのならば何でも出来る。
約束しよう、俺は生ある限りお前を守り努力すると。

もし約束が果たせないとソフィーが判断し、まだ死にたいと思うなら・・・
他の誰にもお前を殺させやしない、俺がお前を殺す。
(147)2005/06/11 02:38:56
新米記者 ソフィー
ナサ……

彼女を、忘れないであげて。
ずっと…彼女の事だけを愛してあげて……

お願いよ……

[ソフィーはナサとラッセルの姿を重ねていた。ナサが私を愛するという事は、ラッセルが他の女を愛する事のように思えた。]
(148)2005/06/11 02:39:45
新米記者 ソフィー
ナサ……

貴方に私は護れないわ。この島に私を護れる人なんて居ないの。今はこの理由が分からないと思う。もし、島から出れる時が来たらその時に話すわ。尤も、私も貴方も生きてれば…の話だけどね。

そう……これだけは伝えておくわ。

私は貴方を信じてる。どんなに逃げても、私を追いかけてくれる…私を心配してくれる貴方を……私は信じてるから……
(149)2005/06/11 02:53:01
新米記者 ソフィーは、冒険家 ナサニエルに近寄ると、彼の頬にそっと唇を寄せた。
2005/06/11 02:53:53
新米記者 ソフィー
ありがとね、ナサ……
(150)2005/06/11 02:54:37
新米記者 ソフィーは、冒険家 ナサニエルに「おやすみ」と呟くと、洞窟の中に*入っていった。*
2005/06/11 02:55:10
冒険家 ナサニエル
―――私を護れる人なんていない・・・か。

[ナサニエルは、ソフィーの唇が触れた辺りを手で触れた。その後、釈然としない様子で木に登りそこで*眠りについた*]
(151)2005/06/11 03:02:44
お尋ね者 クインジーは、踊り子 キャロルに話の続きを促した。
2005/06/11 03:34:28
お尋ね者 クインジーは、闇の中から姿を現し、揺らめく炎を赤い月にかざした。
2005/06/11 03:35:34
お尋ね者 クインジー
「殺し屋に私のことを殺して貰おうかしら」……か。

……俺もずいぶんとナメられたものだ。
俺は、人生に疲れた奴の自殺を助けるために動くつもりは無い。

……ったく、俺の話を聞いてやがった割に、
全く分かってねぇのが不思議だよなァ……
(152)2005/06/11 03:47:20
お尋ね者 クインジーは、溜息をついた後、炎の向こうの世界に*意識を飛ばした*
2005/06/11 03:48:37
農夫 グレン
[赤い月の夜が明け、俺は皆の会話の断片から大方の顛末を知った。

ギルが占い師だと名乗ったことは酷く俺を当惑させた。
クインジーに感じた拭い難い不信、シャーロットが狼には見えなかった事と併せて俺は本物が隠れているのではないかと考えていた。もし、信頼に足る他の誰かが占い師だと言っていたのなら、俺はそいつを本物だと思い込んだことだろう。
だが、実際に占い師だと名乗ったのは、俺が最も疑い殺そうとまで考えた男だったのだ。
いっそどちらも偽者だった方が納得行っただろう。どちらが本物でも、心の中のパズルのピースはきっちりと収まらなかった]
(153)2005/06/11 03:53:30
農夫 グレン
[俺たちは湿気が多く通気性の悪い洞窟を出て南下し、ヒューの描いた地図のAと記された地点に居住に適した平らな場所を見つけた。

近くには川の流れもあった。俺たちは木を伐り、高床のバンガローを建てることにした。
二人の死の影を引きずりながらも、俺たちの生活は少しずつ形になっていった]
(154)2005/06/11 03:53:54
農夫 グレンは、手を休め海を眺める。その透き通る青さに一時全てを忘れ見入った
2005/06/11 04:06:10
新米記者 ソフィー
[ソフィーはバンガローを出て海岸の砂浜に座っていた。空高く昇る陽が海を蒼く輝かせている。
ソフィーはルーサーに手をかけてから、毎朝海を見ることが日課となっていた。]

海を見てると落ち着く……
一体、あれからどれくらいの時が流れたんだろう。此処に居るとそれすら分からない。分かるのは、紅い月が昇ると一週間が経ったという事だけ……
(155)2005/06/11 08:49:13
新米記者 ソフィーは、ノートの内容を思い出していた。
2005/06/11 08:49:46
新米記者 ソフィー
ギルは占い師だと名乗り出て、私とナサを人間判定…そしてクインジーはリックを占い、そのリックが殺された。人狼は仲間を襲えない…つまり、リックは確実に人間。
シャーロットは処刑されたルーサーを人間と判定……

―――人狼はまだ二人残っている。

私が信じてるのは、ギルとナサ……あの二人だけは人狼ではない。ギルを信じるという事は、シャーロットも信じるという事……
現在の生存者から、私、ギル、ナサ、シャーロットを除外した六人の中に人狼が二人いる。
(156)2005/06/11 08:57:26
新米記者 ソフィー
私はどうすればいいのか分からない。

自らの死をもって罪を償うべきなのか、それとも生をもって罪を犯した重圧に苛まれ続けるべきなのか……

分からない…分からないよ……

[ソフィーは海を眺めながら、自分自身に問い詰めていた。]
(157)2005/06/11 09:27:47
冒険家 ナサニエル
ナサニエルは、砂浜から少しのところにある砂丘の上で佇んでいた。その視線の先には、ソフィーがいる。

洞窟の前でソフィーに頬にキスされて以来ここ数日、彼はソフィーに何と声を掛けて良いか分からなくなっていた。

ナサニエルはあの日の出来事−言われた事−を頭の中では繰り返し自答している。

悩んでいても変わらないな。
俺は俺に出来る事をする。
俺はお前を守る。

―――今日も変わらず太陽はギラギラと*照りつけていた*
(158)2005/06/11 13:07:57
流れ者 ギルバートは、洞窟の奥でノートを眺めていた。
2005/06/11 16:25:15
流れ者 ギルバート
グレンには、妙な誤解をされてしまってるな。

信用に足るとか、疑ってると言われても、何故疑ってるのかを話して貰えなければ、誤解の解きようもないよ。

洞窟から出ていて、皆と話してない時期が在ったのが良くなかったのは判るけど、それはなぁ。
まぁ、時間が解決してくれる事を祈るしかないか。
(159)2005/06/11 16:29:26
流れ者 ギルバート
今日は皆、洞窟から出かけているようだな。
スコールが激しいが、風邪なんか引いてないと良いんだが……。

話す相手も居ないが……適当に思った事でも書き記しておくか……。
(160)2005/06/11 16:45:31
新米記者 ソフィーは、静かに立ち上がると、数日前まで居た洞窟に向かった。
2005/06/11 16:50:25
新米記者 ソフィーは、洞窟まで辿り着くと、微かに灯る光に向かって歩を進めた。
2005/06/11 16:55:10
新米記者 ソフィー
【洞窟】

誰か居るの……?
(161)2005/06/11 16:56:41
新米記者 ソフィーは、恐る恐る人影に近寄ると、そこにはギルバートが座っていた。
2005/06/11 16:58:58
流れ者 ギルバート
ソフィーかい、君が無事でよかった。
俺視点ではあるけれど、君とナサニエルさえ生きていれば……人狼を駆逐し、いつか……この島を出て、目指していたニューオリンズへ辿り着けると信じてる。
その時……俺が生きていられるかどうかは……正直自信がないがね。

君が、あの街の由来になったオルレアンを解放した乙女のように、俺たちをこの島から解放してくれることを信じてるよ。
(162)2005/06/11 17:00:56
新米記者 ソフィー
ギル…何故此処に……?

皆、此処から南に在る平地に建てたバンガローに居るよ。
あまり皆から離れてると、また疑われちゃうよ……?

ねぇ、ギル…… 聞きたい事が在るんだけど。
(163)2005/06/11 17:02:23
新米記者 ソフィー
私が皆をこの島から解放する……?
私はそんな事、望んでないわ。
早く死にたい…今は、それしか考えてないもん。

ギル……
紅い月の夜…何故、私とナサを占ったの……?
貴方は私とナサを疑ってたの……?
(164)2005/06/11 17:05:53
流れ者 ギルバート
バンガロー?
俺が森で迷ってる間に、みんな色々と作ってたんだな。そう言えば、森で倒れてた俺を助けてくれたのはソフィー……君だよな、ありがとう。

それじゃあ、そこに行かないとな。案内して貰えるか……ん、なんだい、聞きたい事って、ソフィー?
(165)2005/06/11 17:06:17
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに「案内はするわ。もう少し、二人で話したいの…」と呟いた。
2005/06/11 17:07:54
流れ者 ギルバート
ソフィー、君の事は疑ってなかったよ。
俺が朱い月が出る晩に見る夢が、誰かを人狼かどうかを示してくれるものだと知らなかった。と言うか、その時に意識していたのが、あの晩隣に寝ていたソフィーだったみたいだ。あの時はまだ皆の事を知らなすぎたしね。無意識に君の名を思っていたんだろうな。

あの夜が、朱い月の出る夜だとは知らなかったんでね。今は、朱い月が出るのが一週間に一度だってわかってるけど……。
(166)2005/06/11 17:12:01
新米記者 ソフィー
確かに…一度目の紅い月の夜は、貴方の傍に居たわ。

じゃぁ、ナサは何故……?
(167)2005/06/11 17:14:13
流れ者 ギルバート
ナサニエルの事を知りたいと思ったのは、彼がクインジーを疑っているのに、シャーロットを処刑しようとした事かな。

ルーサーがシャーロットを人だと言って、クインジーが偽者である証明をするって……無さそうだと思うんだけどな。俺の視点だと絶対に無いと言えるし、他者の視点からは……ルーサーが霊能者で、クインジーとシャーロットが人狼と狂信者でクインジーが占い師と思わせる為と考えた場合でも、やはりルーサーの結果は、シャーロットを人狼と言うんじゃないかな。

今なら占い結果から、彼が何か思い違いをしてたって判るけど、あの時はクインジー側に付きたくはないけど、霊能者であるシャーロットを先に処刑したいんじゃないかって、勘ぐってしまったんだよな。
(168)2005/06/11 17:21:26
新米記者 ソフィー
そっかぁ…ありがとう。
初めから、貴方を疑うつもりなんてなかったけどね。

[ソフィーは暫く黙った後、再び口を開いた。]

私…一晩に二人も殺してしまったの。
一人はルーサー…そしてもう一人は…リック……

私はリックを護れなかった……
私、ギル…貴方を護ってた…。月が紅く染まる直前、貴方が占い師だと名乗り出た。そして私を人間だと言った。初めはクインジーが本物かと思ってたけど、シャーロットの話を聞いてクインジーが偽者だと思えてきた。そんな矢先の貴方の名乗り出…。私は無条件で貴方を信じたわ。その前から、私に優しくしてくれたのもあるけどね。

もう、生きてるのが辛い…早く死にたいの。私は次の紅い月の夜も、貴方を護る……たぶん、それが最期になると思うわ。
私の分まで生きて、貴方自身で皆をこの島から解放してあげて……
(169)2005/06/11 17:24:35
新米記者 ソフィーは、涙を見られないように俯き、黙り込んだ。
2005/06/11 17:25:14
流れ者 ギルバート
死にたいって?あまり悲しい事は言わないで欲しい。
君には、生き抜いて……ニューオリンズで新しい夢を掴んで貰いたい。心の底からそう思ってる……君が心の底から微笑んでいる姿を……何時か見たいな。

俺はその為に、俺が出来る事を何でもしようと思ってる。俺に人狼を告発する夢を見せてくているのは……神様なのかな……人狼を狩る為の力を与えてくれた事に感謝してる。
(170)2005/06/11 17:28:49
流れ者 ギルバート
ソフィー、君が俺を?
森で倒れた時……ソフィー、君を感じた。先日の朱い月の夜も……同じ温もりを感じた気がして居たんだが……君が傍に居てくれたんだね、ありがとう。

やっぱり君は、俺にとって……オルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルク……だったんだな。俺に君を守る力が無い事が……悔しいよ。俺が本当に望んだ力は……君を守る力だったんだよ。
(171)2005/06/11 17:36:14
新米記者 ソフィー
私に…夢なんかないわ。あの人と…ラッセルが居ない生活なんて考えられない。私はラッセルと同じ時を過ごすのが夢だった。でも、あの人は私の前から姿を消したわ。私には…もう何もない。在るのは、人狼に対抗すべく「守護」という力だけ。

でも…こんな力が在っても、私はリックを護れなかった。今、私にできる事は貴方の能力を最大限に発揮させる事。貴方を護って、貴方の能力を元に人狼を退治して貰う事だけ。
(172)2005/06/11 17:37:52
新米記者 ソフィー
貴方が…私を護る力を望んでた…?何故だか分からないけど……嬉しいわ。でも、私は一人で大丈夫よ。

貴方の能力は皆を護れる。私は一人しか護れない。望んだ得た能力だけど…私には使いこなせないわ。貴方の能力の方が、村の為になる。

貴方は言ってたわね。夢を掴みたいって……
生き抜いて、その夢が掴めるように、祈ってるわ……
(173)2005/06/11 17:45:42
流れ者 ギルバート
夢は心の中で作られる物さ。君なら新しい夢を作る事が出来る、きっとね。
君が絶望してるのは、この島に捕らわれている今の状況、人狼が俺たちを狙っていて、明日をも知れないと言う状況の所為さ。
今さえ乗り切れば、きっと新しい夢を掴める……それを信じて生きて欲しい。

俺に君を守る力がないのが恨めしいよ。俺に出来る事は、人狼を知る事だけなんだ。そして人狼はまだ二匹居る。次の朱い月の出る晩にクインジーを殺しても、もう一匹……俺たちの中にいる奴が君を……。

俺はどうすれば……君を守れるんだ……。
(174)2005/06/11 17:49:25
流れ者 ギルバート
ヘンリエッタ、キャロル、ヒューバート、グレン、ハーヴェイ……俺は誰を視れば良いと思う、ソフィー?

俺が今、本当に信じれるのは、シャーロットと、ナサニエルと……ソフィー、君だけなんだ。情けないかもしれないが……揺れている俺の心を支えて欲しい。
(175)2005/06/11 17:55:10
新米記者 ソフィー
私はグレンとハーヴェイを疑ってる。

グレンは貴方が占い師だと名乗り出たのに殺そうとした。エッタも同じだけど、あの子の瞳に陰りはなかった。

ハーヴェイは、月が紅く染まる直前、此処から出て行ったわ。この二人のどちらかが人狼だと思う。もう一人は…あの殺し屋……貴方と同じ能力を持ってると嘘をついてるクインジーよ……
(176)2005/06/11 17:59:41
新米記者 ソフィー
次に紅い月が出るまで、まだ少し時間が在るわ。
貴方が私を護りたいと思ってくれるのなら……

私に…温もりを感じさせて……
同じ、血の匂いを沁みこませた貴方になら触れられたい…… 

本当は…怖いの……死ぬのも、この匂いも……
一人は……辛い……
(177)2005/06/11 18:00:59
新米記者 ソフィー
愛はいらない……
ただ、温もりが欲しい……

[ソフィーはギルバートに抱きついた。]
(178)2005/06/11 18:01:59
流れ者 ギルバート
クインジーは判るよ、シャーロットの言葉を聞いたからね。

今だから思うんだが……俺は朱い月の出た晩、ノートを書き残すタイミングを早まってしまったんだが、俺が襲われなかったのは、クインジーが人狼だったからなんだろうな。既に人狼は洞窟を出ていてノートを視られて居なかった可能性も在るけどね。

ルーサーが何故あの時点で名乗り出たのかは……真実は不明だけど、狂信者が名乗らないまま人狼に襲われてしまうのを防ぎたかったってのは、在るかも知れないな。
名乗った後なら、例え襲われても霊能者を名乗った一人が襲われたという事実が残る。もう一つは人狼に占い師を騙るようにと言う合図だったのかも知れない。

まぁ、シャーロットの判定を聞いてからの推測なんだけどな。それまでは、クインジーが狂信者だと思ってたからね。
(179)2005/06/11 18:08:09
書生 ハーヴェイは、北西の海岸にぼーっと立っている。
2005/06/11 18:11:20
流れ者 ギルバート
愛のない温もり……それは難しいな。
この温もりは、心にある愛の暖かさなんだから……。

[ギルバートは、抱き付いてきたソフィーを受け止め、その腕で包み込んだ]
(180)2005/06/11 18:11:25
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートの腕の中で、一時の幸せを*感じていた。*
2005/06/11 18:14:49
流れ者 ギルバート
グレンに付いては、何故俺を疑っていたのか、その理由を聞いて見たいと思ってる。

人狼ではないと判っているリックも俺を疑っていたからな。リック、ヘンリエッタ、グレンの疑いがちゃんとした理由が在るものだったら、それが人狼で在る事の証拠にはならないよ。

ヘンリエッタに付いては、占い師を名乗らせて襲いたかった人狼じゃないか。ってちょっと疑っていたんだが、それはクインジーが狂信者で切り捨てれる者だって前提だったからな。まぁ、それでも襲った方が良いと言う判断もあるから何とも言えないけど……。

取り合えず、理由を聞いてから…だな。
(181)2005/06/11 18:18:48
流れ者 ギルバート
皆は、バンガローの方へ移住したと言っていたよな。
(182)2005/06/11 18:20:17
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーの感じている幸せを、永遠の物にしたいと、心の底から思った。
2005/06/11 18:20:52
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに頷いた。
2005/06/11 18:20:56
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーに「なら…今一時、静かな時間を共有出来るかな?」と微笑んだ
2005/06/11 18:24:17
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーに話の続きを促した。
2005/06/11 18:25:09
新米記者 ソフィーは、頬を赤く染めながら、静かに頷いた。
2005/06/11 18:25:31
流れ者 ギルバートは、傍らにあるランプの灯を消した。
2005/06/11 18:27:31
お尋ね者 クインジーは、深い森の奥で、何かを捜している。
2005/06/11 18:27:37
新米記者 ソフィーは、時々水音が響く洞窟の中で、ギルバートと体を*重ねた。*
2005/06/11 18:29:44
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーに「俺が君の為に…新しい夢を作って上げるよ」と闇の中で囁いた
2005/06/11 18:30:20
お尋ね者 クインジー
……赤い月……
もしかしたら、そんなものは無いのかもしれん……
毎夜同じように昇る月を、
人間が勝手に「赤く」見ているだけだとしたら…
(183)2005/06/11 18:30:57
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーの温もりを…想いを…その体に*感じていた*。
2005/06/11 18:32:05
お尋ね者 クインジーは、薄暗い空の向こうに、白い月が昇るのを見つめている。
2005/06/11 18:32:15
お尋ね者 クインジー
……人間の狂気、欲望、疑念……
時にそれは、その者自身が見る世界の色を変えてゆく。

……美しい景色など、この世界には存在しない。
どこへ行っても、人間の欲望にまみれている……
(184)2005/06/11 18:35:27
お尋ね者 クインジー
……俺は所詮、殺し屋。
人に憎まれて生きるのが、俺の運命。
美しい夢を見せて、毎夜人間を喰らう「獣」にも劣る存在……

……俺は、この世界の破滅すら望み始めている……


……………弱気、か。
(185)2005/06/11 18:41:23
お尋ね者 クインジーは、スパイスになりそうな木の実に手を伸ばし、むしり取った。
2005/06/11 18:43:06
お尋ね者 クインジー
また、「赤い月が昇る」……
俺は、狼を捜すのみ……
たとえ他の奴らに聞き入れられなくとも……

……奴らは気付いているのだろうか……?

自身がもはや、俺と同じ地の底に堕ちてしまったことに……
(186)2005/06/11 18:48:36
お尋ね者 クインジーは、あたかも仮面を被るように、顔の傷痕を手で覆った。
2005/06/11 18:53:27
村長の娘 シャーロット
【バンガローの中】

―ノートを読みながら考えている―

私が信じられるのは、
ギルバート、ソフィー、ナサニエルの三人。
霊能者としての視点から、これは確かなこと。
だから、人狼はクインジーと、もう一人・・・
けれど、私は幼いエッタが人狼だとは思えない。
それに、今までわたしのことを気にかけてくれたグレンも信じたいって思ってる。
なら、その他のひと、キャロルさん、ヒューバートさん、ハーヴェイさんの中に人狼がいるのかしら・・・?
でも、私にはこの人たちの誰かを人狼と決め付けるほどの材料は持ってない。
また、ルーサーさんのときのようなことになったら・・・
私は、それが怖い。
どうすればいいのかしら・・・?
(187)2005/06/11 20:15:54
村長の娘 シャーロット
私は、また人を殺さねばならないのかしら・・・
もう元の世界には戻れないのかしら?
またお父様とお母様に逢えたとして、私は受け容れてもらえるのかしら?

人狼を皆退治できたとしても、私の未来に待つものは明るくないかもしれないわね。
(188)2005/06/11 20:18:01
村長の娘 シャーロット
ちょっと外に出て頭を冷やしましょう。
何か、役に立つものが見つかるかもしれませんし。

―海岸のほうへ出て行った―
(189)2005/06/11 20:20:39
書生 ハーヴェイは、海の上に浮かんでいる。
2005/06/11 20:32:24
お尋ね者 クインジー
【洞窟の入口】

[中を覗くと、抱き合って眠る男女の姿を見つけた]

……………何だ、これは?

[慌てて外に出て行った]
(190)2005/06/11 20:34:01
お尋ね者 クインジーは、皆の意見が書かれているノートを取り出した。
2005/06/11 20:37:55
書生 ハーヴェイ
【海上】
狼もここまでは来ないよな・・・

赤い月の夜はまだこないよな・・・
もう疲れた・・・
(191)2005/06/11 20:41:37
お尋ね者 クインジー
俺の視点では、あのご令嬢【シャーロットは人狼】…
流れ者は狼か、狂信者かは不明だが、狂信者である気がする…
残りは8名…うち狼は1…
俺の目から狼に見えにくいのは、踊り子、ブン屋、書生…
(192)2005/06/11 20:42:21
お尋ね者 クインジー
…冒険家は正直分からん…
昨日の「令嬢処刑」の矛盾…
惑わされている人間か、それとも仲間切りをする狼か…

[ノートに次々と自分の考えを書き込んでいる]
(193)2005/06/11 20:45:51
お尋ね者 クインジー
あの絵描きはどうだろう…?
疑わしい部分は、今の所は見当たらぬ…

小さな令嬢は…?
やたらあの狼令嬢に懐いている…
狂信者に占い師を騙れとサインを出した狼か、
それとも何も知らぬただの人間か…
(194)2005/06/11 20:48:55
お尋ね者 クインジー
そして農夫……
今頃、混乱の渦中にいることだろう…
彼にとって信じがたい者2人が、占い師として名乗りを上げた…
その事実をどう見ていくかが、今後の重要な課題か…
(195)2005/06/11 20:51:46
お尋ね者 クインジー
[意見の末尾に、走り書きで]

『赤い月など、本当は無いのかもしれない。
 赤い月を言い訳にして、この現実から逃げることなかれ。
 真に恐ろしきは、人間の狂気…
 狼は、それにつけこんでいるだけだ…』
(196)2005/06/11 20:59:11
お尋ね者 クインジーは、薪に火をつけ、それが揺れるのを*じっと眺めている*
2005/06/11 21:00:34
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは海で波に揺られている]

ふぅ・・・
ほんとに海は落ち着くな・・・
(197)2005/06/11 21:11:20
村長の娘 シャーロット
【海岸】

〔海水に足を浸して、食べられる海草や貝がないかさがしている〕

何か人影が見える・・・
あれは、ハーヴェイ?
なにをしてるのかしら・・・?
(198)2005/06/11 21:12:06
書生 ハーヴェイ
狼は全部で二人・・・か
クインジーがまず一人
あとの一人は誰だろう・・・

[ハーヴェイは誰に言うでもなくつぶやいた]
(199)2005/06/11 21:17:40
書生 ハーヴェイ
流石に冷えてきた
・・・そろそろ戻るかな

[ハーヴェイは海岸に向けて泳ぎ始めた]
(200)2005/06/11 21:31:40
書生 ハーヴェイは、半分ぐらい泳いだところでシャーロットに気がついた。
2005/06/11 21:34:09
書生 ハーヴェイ
ん?アレは・・・
こんなところで何をしているんだろう?
(201)2005/06/11 21:34:47
村長の娘 シャーロット
何で泳いでるんでしょうあの人・・・
謎ですわ・・・
(202)2005/06/11 21:37:30
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