人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(577)楽園の瑕 : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、守護者が1人、狂信者が1人、霊能者が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、牧師 ルーサー、双子 リック、新米記者 ソフィー、踊り子 キャロル、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の12名。
お嬢様 ヘンリエッタ
(すみませんラストなのでメモに設定貼ります。。)
(0)2005/06/07 15:19:17
新米記者 ソフィー
…私の夢……在ったんだけど無くなっちゃった。

でも、そうよね。新しい夢…探してみよっと。

[ソフィーは目の奥からこみ上げてくる感情を必死に堪えながら、ギルバートに微笑んだ。]
(1)2005/06/07 15:22:08
新米記者 ソフィーは、強くなってきた風に飛ばされないように、手摺を捕まっている。
2005/06/07 15:25:10
双子 リックはメモを貼った。
2005/06/07 15:26:04
流れ者 ギルバート
荒れそうだな。

船室に戻った方が良い。
(2)2005/06/07 15:26:37
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーに手を差し伸べ、船室への扉へ誘導した。
2005/06/07 15:26:52
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートの手に自分の手を重ね、自分の船室へと戻った。
2005/06/07 15:29:20
双子 リック
【夕闇の中、白い砂浜をリックは一人、歩き続けている。】

疲れたよ……。


[リックは遠くの方に、うっすらと人影のようなものを見た。]

……誰!?
おーい!もしもーし!?
(3)2005/06/07 15:30:10
双子 リック
[人影が近付いてきたのか、徐々にハッキリ大きく見えてきた。]
[同時に、それが人ではない、異形の輪郭をしている事も。]

(……!?人……じゃない!?)
ううっ……。


[異形の輪郭は、恐しげに咆哮した。]
[リックは恐怖にかられ、後ろを向いて走り出した。]
[しかし、足は思うように動かず、咆哮はすぐ後ろにまで迫る。]

うわあぁ〜〜っ!!
(4)2005/06/07 15:30:28
双子 リック
【リックは固い寝台の上で目を覚ました。】

……ゆ、夢だった……。
助かった……。
(5)2005/06/07 15:30:42
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2005/06/07 15:31:45
双子 リック
。oO(牧師さんへ。僕は牧師さんの村出身じゃないけど、保護者役と相方をお願いしてもいいですか?今回は、楽天的な悪ガキ→恐怖のズンドコ、を考えてるので、出自に暗い要素無いの希望なので……。よかったら、お願いします。)
(6)2005/06/07 15:38:22
新米記者 ソフィー
【自分の船室】

ギルバートが言ってたハリケーン。まさか、本当に…?でもあの風の強さ…荒い波…暗い空と厚い雲……嫌な予感がするわ。

[ソフィーはベッドに横たわると、自分自身が激しく揺れている事に不安を感じながら静かに瞳を閉じた。]
(7)2005/06/07 15:38:48
牧師 ルーサー
【自分の船室】

ずいぶんと船がゆれますね…無事つくと良いのですが。
あの子を父親に届けるためにも。

[ルーサーは小さく祈りの言葉をつぶやくと、眠りにつく事にした]
(8)2005/06/07 15:48:06
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2005/06/07 15:49:38
牧師 ルーサー
(>リック、了解しました。狼事件とは無関係の少年ということですね?この辺は、考えてまとめサイトに投稿しておきます。
始まりましたので、船沈没少し前ということで、各自行動しつつ主催者待ちの方が良いかも知れませんね。)
(9)2005/06/07 15:51:22
お嬢様 ヘンリエッタ
(みんなが出てきてから関係考えたいので、ちょっと様子を見ておきますー。プロローグ参加したかった。。)
(10)2005/06/07 16:02:16
冒険家 ナサニエル
■1.出自
ネバダ州出身で小さい頃からグランドキャニオンが俺の遊び場だった。
■2.旅の目的
ヨーロッパで各地の遺跡を探検。
一通り満足したから一度故郷に戻る方角へ向かうことにするが
何か気になった場所があれば何でも探検する。
■3.個性
明るく楽しく旅をする。好奇心旺盛だが少し天然が入っている。
(11)2005/06/07 16:07:15
冒険家 ナサニエル
【甲板】
あっ、俺は立ったまま寝ていたのか。
島とか何寝言言ってるんだろうな。
空模様が・・・荒れてきたな。船室に戻るとしようか。
冒険家たるもの避けられる危険は回避するものだ。

【船室】
ふむ、寝れる時に寝ておく。甲板だろうがどこだろうがな。
これも冒険家として当然のこと。
[ナサニエルは眠りについた]
(12)2005/06/07 16:07:42
農夫 グレン
わ。もう始まってますね。参加戴いた皆さん、よろしくお願いします。

>>0:100のソフィーさんの一週間単位で襲撃の夜は月が赤く染まるというアイデアはいいですね。
1ヶ月単位だと長いという人もいますし、僕は反対がなければその設定でいいと思います。
(13)2005/06/07 18:10:47
農夫 グレン
今日はひとまず俺が『時計を預かり』ます。つまり、コミットアンカーをつとめます。

◆俺以外の皆さんは第一発言終了後、「時間を進める」にチェックを入れてください。
占い師の人などは、占い対象を選択しないとチェックを入れられないので、とりあえずでいいので占い対象を決めてチェックを入れてください。後で何度でも変更できます。
(14)2005/06/07 18:11:17
踊り子 キャロル
【自分の船室】

…ぐぇ、気持ち悪ぅ……。

[洗面台に顔を近づけると、嗚咽を何度か繰り返す]

それにしても昨夜は良く揺れたわね…ぅぷ。
どんな環境でも寝れる自信はあったけど、流石にこの揺れは堪えるわ。

あの人も…こうやって今頃、波に揺られているのかしらね。
(15)2005/06/07 18:12:59
踊り子 キャロルは、農夫 グレンギルバートさんが、一日設定を希望しているみたいですよ>メモ
2005/06/07 18:15:46
踊り子 キャロルは、何かをもよおしたように、再び洗面台に*顔を伏せた*
2005/06/07 18:17:37
農夫 グレン
あ、本当ですね。メモ、チェック漏れでした。

ギルさんの「更新毎に一週間が過ぎると、描写されていない出来事が在った筈」という部分については、1日単位でも変わらないと思うんですよね。
というのは、ゲーム中、1日の出来事すべてを俺たちは描写しているわけじゃないですよね。要所要所、表現したいシーンを抜き出して描写しています。

ですから、その部分の心配は必要ないのではないでしょうか。
(16)2005/06/07 18:23:17
農夫 グレン
占い師(呼称は占い師、呪い師、魔女など)
◆c01.占い師は1日(設定によっては1週間か1ヶ月)に1度誰かを占いその人が人間か人狼かを見分けることができる。
◆c02.占い師は人間。
◆c03.12人の中に必ず1人だけ占い師がいる。
霊能者(呼称は霊媒師、降霊術師など)
◆c04.霊能者は死んだ人が人間か人狼かを見分けることができる。
◆c05.霊能者は人間。
◆c06.12人の中に必ず1人だけ霊能者がいる。
守護者(COする必要はないので呼称はなくてもいい?)
◆c07.守護者は1日に1度、人間を狼の襲撃から守ることができる。
◆c08.守護者は人間。
◆c09.12人の中に必ず1人だけ守護者がいる。
狂信者
◆c10.狂信者は人狼を生き残らせようとする人狼の味方。
◆c11.狂信者は狼が誰かを知っている。
◆c12.12人の中に必ず1人だけ狂信者がいる。
人狼
◆c13.人狼は1日に1度、人間を襲撃することができる。
◆c14.人狼は仲間と誰にも気づかれることなく意志の疎通ができる。
◆c15.12人の中に必ず2人の人狼がいる。
(17)2005/06/07 18:24:09
農夫 グレン
上記が、ザッと考えた時点での村人視点での推理を成り立たせる上で最低限必要と思われる確定情報になります。他になにかあれば、追加してください。
参加者の皆さんには、このうちの1つか2つの情報提供を受け持って戴きたいと思います。メモなどで自分が受け持つ情報の番号を記しておいてください。

人狼が人間の数を上回った時点で狼勝利で終了、村人側は狼を全員処刑できれば終了、という情報についてはゲームとしては必要な情報ですが、自然な話の展開とする上では必ずしも必須ではありませんね。
全員村人で終了しても、エピで疑心暗鬼のまま殺しあってしまうRPをしても問題はありません。
ただ、処刑を継続させるために、狼が生きている間は金曜日の夜は月が赤く染まるということにしてはどうでしょうかと提案です。
(18)2005/06/07 18:27:53
農夫 グレン
ナッシュかギル、クインジーあたりのイケメンがキャロルの恋人役に立候補してはどうかね。どうかねどうかね。
ヒューみたいなダンディーなおじさまとの道ならぬ恋とかもよさげだよ。
設定的におりあいがつけれそうでしたら積極的に関係を決めていきましょう。

俺はキャロルへの恋人役立候補がなければ、キャロルに姉さんになって欲しいかも。
都会に出て派手になってしまった姉さんにショックな弟役とか楽しそうw
(19)2005/06/07 18:40:19
村長の娘 シャーロット
【船室から窓の外を眺めている】

ひどい嵐・・・・
大丈夫かしら・・・?
船の揺れもひどくなっているし、心配ね。
何もおこらなければいいのだけれど・・・

〔心配そうに外を眺めたあとカーテンを閉めてベッドに横たわった。〕

眠れないわ。昨日からずっとこう。
なにか嫌な予感がするのよ。
(20)2005/06/07 18:49:22
村長の娘 シャーロット
(いまのところ一週間ごとの襲撃を支持しておきますね。
情報ですが、占い師についての1と2を受け持ちたいと思っています。
(21)2005/06/07 18:52:38
農夫 グレン
展開としては、プロローグで船から避難してボートへ、更新して島到着と考えてました。できれば1日の前半には島に着いておきたいところです。更新時間は今のところ48時間ですが、話が進まなければ72時間更新にしてもいいと思いますし慌てる必要はありませんけども。
関係についての打ち合わせはレスがつけやすいこと、書き直しができることからまとめページの方がいいかもしれませんね。
関係性への話については、こちらでは、現状の提示や全体的な視点からの方向付けなどをするくらいでいいかもしれません。
(22)2005/06/07 18:55:14
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2005/06/07 18:58:38
美術商 ヒューバート
【甲板】
[物思いに耽るのをやめ、空を見上げる。今まで隠れながらも輝いていた月はもはや分厚く、どす黒い雲に完全に覆われている。
ぽつり、ぽつりと雨が体を叩き始める。]
「嵐が来るかもしれないな」
[つぶやいて、私は自らの船室へと戻るため、
甲板から降りていった。]

【船室】
[雨は何時しか嵐となっていた。
私はただ、今や私の最後の持ち物である画材とキャンパスの詰まったトランクを抱えベッドに入り、
嵐の過ぎ去るのを待つばかりであった]
(23)2005/06/07 19:02:56
農夫 グレン
ザッと自分の書いてみた確定情報をみて、特に分ける必要がないことに気づきました(苦笑)
ロール単位でいいかもしれませんね。俺は守護情報を担当します。
(24)2005/06/07 19:08:23
美術商 ヒューバート
・時間設定について
時間を狭く設定しますと、さまざまな行動をする際にその時間設定に縛られてRPの幅が狭まると共に、
矛盾が生まれてしまう可能性が大きくなるかと思います。
かといって長すぎるのもサバイバーとしては問題があるでしょうし、
一週間程度が適切かと思います。
(25)2005/06/07 19:09:06
新米記者 ソフィーは、(>>24賛成。霊能者について担当するわ。)
2005/06/07 19:10:57
冒険家 ナサニエル
【船室】
−−−ナサニエルは夢を見ていた−−−

  彼にはかつて一緒に旅をしたパートナーがいた。
  どこへ旅をするのも一緒だった。

  クレタ島にてミノタウロスが生存したと言われる遺跡も探索した
  ノイシュバンシュタイン城 に共に忍び込んだ事もあった。
  アテネ・ローマ・コペンハーゲン・オルレアン・・・
  2人が旅した土地は数限りなかった。

  しかし、そんな2人にもいつしか別れの刻が来た。

  アルプスの山越えの最中、彼女の制止も聞かずナサニエルは最短ルートを強行した。
  彼女は最初は必死で止めようとしたが、決まった後は何も言わずについてきた。
(26)2005/06/07 19:11:17
美術商 ヒューバートは、他の方に差し支えなければ、霊能者を担当しようかと提案した。
2005/06/07 19:11:32
冒険家 ナサニエル
  流石に旅慣れた2人、最初は順調だった。
  しかし、ふとしたミスでナサニエルは崖から滑り落ちてしまう。
  危ういところで小さな足場にひっかかり転落死を免れたナサニエル。
  彼女はロープを作りナサニエルを助けに降りてきた。
  間一髪、彼女が助けに来たと同時にナサニエルをかすかに支えてきた足場が崩れる。

  そしてロープを必死に登る2人。
  しかし2人を支えるほどにはそのロープは丈夫ではなかったのだ。
  
  悲鳴を上げる2人の命を繋げるロープ。
  その事態にまず気付いたのは彼女であった。
  程なくしてナサニエルも気付く事となる。
  このロープを登りきるまでにこのロープは2人の荷重を
  支えれないのは最早明らかであった。
  彼女はナサニエルの方を向き、ニコリと微笑むとキスをして
(27)2005/06/07 19:11:58
村長の娘 シャーロット
(>>24了解ですーでは占い師情報を担当したいです。
(28)2005/06/07 19:12:09
冒険家 ナサニエル
  ・・・ロープから手を離したのだ。

  笑顔を残し、闇に吸い込まれていく彼女。
  ナサニエルはいかに手を伸ばそうと届く事はなく
  虚しく闇を掴むばかりであった。



  その後どのようにして難所を抜けたのかナサニエルは憶えていない。
  気付くとアルプスを越えていた。
(29)2005/06/07 19:12:28
美術商 ヒューバートは、では人狼の情報を担当してもよろしいでしょうか?
2005/06/07 19:12:34
農夫 グレンはメモを貼った。
2005/06/07 19:12:47
冒険家 ナサニエル
  それでもナサニエルは冒険を続けた。しかし、
  朝日の差し込む幻想的な光景のストーンヘッジを見ようが
  どんなに素晴らしい財宝を発掘しようが
  最後の彼女の笑顔と闇に吸い込まれていく彼女を
  脳裏から振り払う事ができなかった。


  −−−ナサニエルは目を醒ました。汗をびっしょりとかいていた。
  カテリーナ・・・
                 −−−ナサニエルは呟いた。

  [ナサニエルは1つ頭を振るとまた眠りについた。]
(30)2005/06/07 19:13:01
新米記者 ソフィー
(ptも限りがあるし、詳しい設定はwikiでやりたいです。このログにメタなものを入れたくないという意図もあります。どうでしょうか。各自、wikiは頻繁に確認するという事で。)
(31)2005/06/07 19:13:05
冒険家 ナサニエル
様子を見つつカテリーナの再来を探す事になるな。
俺は東欧の村で聞いたc13.c14.15の人狼あたりを受け持ちたい。

[ナサニエルは寝返りをうちつつ寝言を言った。]
(32)2005/06/07 19:13:26
新米記者 ソフィーはメモを貼った。
2005/06/07 19:14:59
踊り子 キャロルは、酒場で狂信者の情報を聞いている事にしてもいいですよ!
2005/06/07 19:15:14
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2005/06/07 19:15:16
農夫 グレンは、(OKです)とソフィーに賛成した。
2005/06/07 19:15:46
美術商 ヒューバートは、新米記者 ソフィーに頷いた。
2005/06/07 19:17:27
村長の娘 シャーロットは、新米記者 ソフィー>>31了解です〜
2005/06/07 19:17:41
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2005/06/07 19:18:26
踊り子 キャロルは、新米記者 ソフィー>>31賛成!
2005/06/07 19:19:15
双子 リックはメモを貼った。
2005/06/07 19:24:18
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2005/06/07 19:27:07
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2005/06/07 19:29:10
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2005/06/07 19:36:27
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2005/06/07 19:36:47
農夫 グレン
―俺は寝台に横たわり、双眼鏡をいじったり、のぞき込んだりしては、無聊を慰めていた。―

あの仲良くなった船乗り、チェスターといったな。双眼鏡を貸してくれたが、こんな荒れ模様じゃ見るもんもねえよ。
早めに返しに行った方がいいだろうけど、今頃忙しくしてるかな。

…ふむ…。
(33)2005/06/07 19:37:42
農夫 グレン
[グレンは頭を掻き、帽子を被った。首から双眼鏡をかけ、寝台から立ち上がる。]

なにがどうなってるのか、見通しくらいは聞けるかもしれない。
様子を見に行くとするか…。
(34)2005/06/07 19:38:35
農夫 グレンは、船内の階段を上り、上部デッキへと向かった。
2005/06/07 19:38:48
双子 リックはメモを貼った。
2005/06/07 19:40:22
新米記者 ソフィー
【自分の船室】

[ソフィーは静かに瞳を開けた。揺れはまだ激しく、再び不安に駆られた。
静かに体を起こし、船室の小さな窓から外を眺めると、まるで船をのみ込もうとする程に海は荒れ狂っていた。]

このまま海にのまれて死ぬのもいいかもしれない…。私には…もう何もない…。仕事も…愛する人も…。不思議ね。失うものがなくなると、死ぬのも怖くなくなるなんて……。
(35)2005/06/07 19:43:54
踊り子 キャロルは、設定が固まらないとRPが始めにくいかも…
2005/06/07 19:49:07
新米記者 ソフィーは、上着を羽織ると、デッキを抜け甲板に向かった。
2005/06/07 19:53:00
双子 リック
[リックは固い寝台の上で横になったまま、縮こまっている。]
[激しい揺れで気分が悪くなり、今は何も考えられないようだ。]
(36)2005/06/07 19:54:26
新米記者 ソフィー
【甲板】

[甲板まで来たソフィーは余りの風の激しさに体が吹き飛ばされそうになった。]

凄い風と雨ね。でも、今の私には心地いい…。
この雨なら、此処でも泣けるわね。

[ソフィーは手摺を掴んで、空を仰ぎ雨に打たれながら瞳を閉じた。]
(37)2005/06/07 19:54:28
冒険家 ナサニエル
【船室】
ふぅ・・・いくら目を閉じてもあの光景を消す事は出来ないな。
少し風に当たってくるか。

【甲板】
ん・・・?
あの女性・・・落ち・・・る?
嫌だ!あんな事を繰り返す訳にはいかない!
(38)2005/06/07 20:18:30
冒険家 ナサニエル
正にソフィーの体は風に煽られ飛ばされようとしていた。
ナサニエルは、手を伸ばす。しかし皮肉にもまた空を掴むその拳。
ソフィーの体は宙を舞い、漆黒の海へ投げ出されようとしていた。

あの嫌な光景が蘇る。刹那、呆然とする。
が、ここは断崖の絶壁ではない。

−−−ナサニエルは、地を蹴りソフィーを追い、飛んだ。
(39)2005/06/07 20:24:40
新米記者 ソフィー
……!!
(40)2005/06/07 20:29:21
双子 リック
ううっ……気持ち悪い……。

[リックは青白い顔をしたまま、風に当たりに甲板に出た。]
[そして、ソフィーとナサニエルが海に飛び込む姿を目撃した。]

うわっ!?
何か二人ぐらい海に飛び込んだ!?
うわうわ、どうしよ、どうしよ!

[リックは、壁に掛けてあった浮き輪を二人の居る辺りに投げた。]
誰か、誰か来てくれよ〜〜!!!
(41)2005/06/07 20:33:21
双子 リック
誰か、助けてくれぇ〜っ!?

二人とも、大丈夫っ!?
その浮き輪に掴まって!
今から、浮き輪につながってる紐を引っ張るから!
(42)2005/06/07 20:35:34
冒険家 ナサニエル
ナサニエルは、波の狭間に浮かんでは消える金の光を追いかけた。
そしてとうとう沈み行くソフィーを捕まえると必死に船へ向かって泳ぎだした。

この嵐の中、いかに冒険家として鍛錬されたナサニエルをもってしても
もう1人を救いつつ船に戻るのは不可能かに見えた。

が、ナサニエルはここで力尽きる訳にはいかなかった。
懸命に泳ぎなんとか船の近くまでは戻る事ができた。
(43)2005/06/07 20:35:54
お尋ね者 クインジーは、甲板に現れた。強風にマントを取られているが、意に介さずに…
2005/06/07 20:37:06
冒険家 ナサニエル
しかし、ナサニエルも最早限界だった・・・
その時、目の前に浮き輪が投げ込まれた。

   −−−助かった。
(44)2005/06/07 20:37:18
双子 リック
あ!兄ちゃん!こっちこっち!
その浮き輪につかまって!
(45)2005/06/07 20:37:23
牧師 ルーサー
うん?今リックの声が聞こえたような…

[ルーサーは立ち上がり、船室から外に出る。周りを見回し、いそいで階段を駆け上がった]
(46)2005/06/07 20:38:40
お尋ね者 クインジー
……この天気で海水浴か?
日の当たる世界に住む人間は、かくも呑気なものなのか……
(47)2005/06/07 20:39:03
冒険家 ナサニエル
船に上がるとまずリックに礼を言うと共に
改めてナサニエルは救った女性を見た。

それは・・・

   ッ!カテリーナ・・・

      −−−ナサニエルはうわ言のように呟いた。


ルーサー、後は・・・彼女の事は頼んだ。
[そこでナサニエルは力尽き、疲労の余り意識を失った。]
(48)2005/06/07 20:39:17
新米記者 ソフィー
[ソフィーは風に煽られ、海の闇に身を吸い込まれた――直前、青い髪の男が自分の身を支えようとしたが間に合わなかった。

激しい波の中、必死に海面に出ようとする二人。何とか海面まで戻れた二人の近くに浮き輪が二つ投げ込まれていた。]

ナサニエル…だったわよね。何だってあんな無茶を…。ばっかみたい。

[ソフィーは自分が置かれてる状況を深く考えずに笑みを浮かべた。]
(49)2005/06/07 20:39:39
牧師 ルーサー
リック、こんな嵐の中、甲板で何を…あれは?!

[ルーサーは、浮き輪につかまってる人がいる事に気づき、慌てて浮き輪につながるロープを手にして引っ張り始めた]
(50)2005/06/07 20:41:15
お尋ね者 クインジーは、冒険家 ナサニエルを乱暴に担ぐと、リックに向き直った。
2005/06/07 20:41:16
新米記者 ソフィー
[甲板まで引き上げられたソフィーは近くに居た人を見上げ微笑んだ。]

有難う…。ナサニエル、勘違いしてるわ。私は死ぬ気なんてなかったわよ。ちょっと風に煽られただけ。でも、助けてくれて嬉しかったわ。

貴方たち、初めて見る顔ね。私はソフィー。ニューヨークから来たわ。短い間だけど、よろしくね。
(51)2005/06/07 20:44:34
お尋ね者 クインジー
……そこの子供。

この男の部屋はどこだ?

運ぶぞ。
(52)2005/06/07 20:44:40
新米記者 ソフィーは、牧師 ルーサーとリックに微笑んだ。
2005/06/07 20:44:58
双子 リック
はぁ、はぁっ……。
助かったのかな……。
(53)2005/06/07 20:45:53
新米記者 ソフィー
…?貴方も初めてね。

彼の事、頼んだわ。
(54)2005/06/07 20:46:10
お尋ね者 クインジーは、表情ひとつ変えずに、ソフィーをじっと見た。
2005/06/07 20:46:27
新米記者 ソフィーは、お尋ね者 クインジーに担がれてるナサニエルを心配そうに見ながら彼に挨拶をした。
2005/06/07 20:46:38
双子 リック
部屋は多分一番奥だと思うよ。
運ぶの僕も手伝うよ、傷の兄ちゃん。
(55)2005/06/07 20:47:25
牧師 ルーサー
リック、1人でこんなところにきては、危ないですよ!
…とにかくお二人とも無事でよかった。
(56)2005/06/07 20:48:33
双子 リックは、牧師 ルーサーをわざと無視した。怒られると思っているらしい。
2005/06/07 20:48:37
双子 リック
お姉ちゃんも溺れてたんだから、休まないと駄目だよ。
ほら、奥の部屋に来て。あと、身体を拭いて。
(57)2005/06/07 20:50:13
双子 リックは、新米記者 ソフィーの手を引っ張りつつ、クインジーの後についていった。
2005/06/07 20:50:58
お尋ね者 クインジー
案内だけで構わない。

……人間の生命力とは、強くもあり、弱くもあるものだ……

[クインジーは、ボソリと独り言を呟いた]
(58)2005/06/07 20:51:29
牧師 ルーサー
[ルーサーはやれやれといった調子で、リックを見つめている]
全く…ソフィーさん、あなたもそのままでは、体を壊しますよ。…中に戻りましょうか。
(59)2005/06/07 20:51:42
新米記者 ソフィーは、牧師 ルーサーに微笑むと、リックに引っ張られ船室へと戻った。
2005/06/07 20:51:59
牧師 ルーサーは、最後に扉を閉めると、嵐の音を背に階段を降りていった
2005/06/07 20:55:24
お尋ね者 クインジー
【ナサニエルの船室にて】

……この男も、随分と無謀なものだ……
人を助ける為とはいえ、海に飛び込むとはな……
(60)2005/06/07 20:56:29
お尋ね者 クインジーは、無表情で窓の外を見遣った。
2005/06/07 20:57:42
新米記者 ソフィー
【船室】

ふぅ…。ナサニエルに迷惑かけちゃったな。後でお礼言ってこないと。でも、死ぬ気なんて本当になかったのに…。

[ソフィーはそう呟くと、一先ずシャワーを浴びる事にした。]
(61)2005/06/07 20:58:44
お尋ね者 クインジー
……しかし、この嵐……
ただで収まるとは思えないな……
このまま目的地までたどり着けるかすら疑問だ。

……もっとも、俺はこの船がどこに着くかすらも知らんが。
(62)2005/06/07 21:04:59
踊り子 キャロルは、自分の船室で、「wiki」というタイトルの本をめくっている…
2005/06/07 21:11:47
お尋ね者 クインジー
[クインジーは、雨に濡れた葉巻に火を付けた。葉巻の先からは、ブスブスと勢いの無い火が上がっては、また消えた…]

……マントの中まで雨が染みたか。

[クインジーは、苛立ちながら葉巻に再び火を付けた]
(63)2005/06/07 21:16:49
お尋ね者 クインジーは、冒険家 ナサニエルの船室から出ると、どこかへ消えて行った…
2005/06/07 21:18:13
農夫 グレン
(クインジーさん、wikiのまとめページでキャラクターの設定決めと関係の調整をお願いします。)
(64)2005/06/07 21:31:42
踊り子 キャロル
≪ピンポンパンポーン≫

≪船内の皆様にご連絡いたします≫

≪親密関係の有無など諸設定について、最終調整をやっております≫

≪まだの皆様は、wikiの企画ページへお越しください≫

≪設定がお決まりの方は引き続き、船旅をお楽しみください≫
(65)2005/06/07 21:54:54
書生 ハーヴェイ
【船室】
うぅん・・・なんか昨日よりもひどい揺れだな・・・

うっぷ・・・
(66)2005/06/07 22:12:21
書生 ハーヴェイは、船室の窓から外を眺めた。
2005/06/07 22:15:12
書生 ハーヴェイ
それにしてもだんだん酷くなっている様な・・・
この船は大丈夫なのか・・・?
(67)2005/06/07 22:16:07
書生 ハーヴェイ
おわっ!
(68)2005/06/07 22:21:25
書生 ハーヴェイは、急激に揺れた反動でベットに頭を打って気絶した。
2005/06/07 22:21:51
農夫 グレン
[大音響と共に大きく船が弾み、グレンは蹴飛ばされたように廊下を転がった。]

ぐあっ! イテェ…
一体なんだ。
(69)2005/06/07 22:24:04
双子 リック
【リックの船室】

誰か、助けてくれぇ〜……気分悪い……。
ぶつぶつ……。

[部屋に戻ったリックは、また縮こまって揺れに耐えている。]
(70)2005/06/07 22:24:18
農夫 グレン
《船内のお客様にお伝えします。緊急事態です。本船は岩礁に乗り上げました。》

[グレンは頭を振り、立ち上がった。船室の扉を叩き、大声で知らせてまわる船員の声に、動揺した乗船客たちが慌てて廊下にあふれ出す。]

《あわてないでください。乗務員の誘導に従って救命ボートに避難してください。》
(71)2005/06/07 22:30:17
村長の娘 シャーロット
【船室にて】

きゃッ・・・!!
――突然の揺れに体制を崩す――
これは・・・どうなってるの?

――カーテンを開ける――

ひどい嵐・・・
いいえ、そんなものじゃないわこれは・・

――放送が聞こえてくる――

お父様とお母様のところに行かないと・・・

【船室を出て廊下へ】
(72)2005/06/07 22:35:24
踊り子 キャロル
【自分の船室】

[ベッドに蹲ってうとうとしていたキャロルは、爆音とともにベッドから床に放り出され、身体をしたたかに打ちつけた]

きゃあ!……っく。

[痛みで暫く身動きが出来ない。何が起こったのかパニックに見舞われている耳にアナウンスが聞こえてきた]

…緊急…救命…非難?
(73)2005/06/07 22:37:29
農夫 グレン
親父ーっ! 親父、どこだよ!

[狂乱した船客でごったがえす廊下をかきわけ、グレンは父親の姿を探した。]

まあ、あの親父だし、俺が心配しないでもテキトーになんとかするか。
さっき酔っぱらって波を見てくるって言ってたのが気になるが…
(74)2005/06/07 22:40:18
村長の娘 シャーロット
【両親の船室の外】

――シャーロットはドアを激しくノックした――

お父様、お母様!

――しかし返事はない――

おかしいわね、どうしていないのかしら・・・?
きっともう先に避難したのね。そうよ。
私も急がないと・・・

――シャーロットは甲板への階段を駆け上がった――
(75)2005/06/07 22:40:31
農夫 グレン
[特等船室のフロアから上がってくるシャーロットにぶつかった。]

悪いっ 大丈夫か?
(76)2005/06/07 22:42:51
村長の娘 シャーロット
――グレンのほうを振り向き――

ええ、平気です。
あの、どちらに避難すればいいかご存知ですか?
(77)2005/06/07 22:44:42
農夫 グレン
[グレンはよろけたシャーロットの腕を掴み、転倒を防ぐ。流れる長髪から覗いた横顔に古い記憶が呼び覚まされた。]

君は…。いや…なんでもない。

[グレンは自分が覚えていようとも、相手が覚えているはずもないと思い直し、言葉を濁した。]
(78)2005/06/07 22:46:34
美術商 ヒューバート
【船室】
[館内の怒号や悲鳴…そして強い衝撃で眼を覚ました]
なんだって?
沈没…すると言うのか? この船が?
く、自分の納得できる絵も描けずに死ぬ訳には!!

[トランクを持ち、半狂乱になる客達を掻き分け、
甲板へと向かって行った]
(79)2005/06/07 22:46:52
農夫 グレン
Aデッキだよ。早く避難した方がいいぜ。見たところ、あんたとろくさそうだし。
救命ボートに乗りそびれるなよ。
(80)2005/06/07 22:47:58
村長の娘 シャーロット
――グレンを見つめて――

どうかなさいましたか?
早く逃げましょう、ここにいては危険です。
(81)2005/06/07 22:49:22
踊り子 キャロル
【自分の船室】

…うぅ、とにかく救命ボートに乗れって事ね。

[痛む身体を摩りながらようやく起き上がると、よろよろと壁に手をつきながらデッキに向かう。ヒールのある靴を履いているため、他の客達より相当出遅れ、のろのろと進んでいる]
(82)2005/06/07 22:50:42
村長の娘 シャーロット
Aデッキですね。ありがとうございます。
あなたもどうかご無事で。

――グレンと別れるとAデッキのほうに向かった――
(83)2005/06/07 22:50:56
農夫 グレン
[「もっとも金持ちがボートに乗りそびれるなんてことはないんだろうけどさ」とシャーロットには聞こえるか聞こえないかくらいの声でそっとつけ加えた。]

あ、そうそう。あんたの親父さんって、アーノルドとか言うキザなヒゲ野郎…もとい、ヒゲの素敵な紳士じゃないか?
さっき船首で奥方と抱き合って両手広げて遊んでたから拾ってやった方がいいぜ。
(84)2005/06/07 22:53:06
双子 リック
【船室】

気持ち悪い……。
……う、何かあった?
ルーサー、何処にいる〜?
とりあえず甲板に様子を見に行かない?
(85)2005/06/07 22:53:10
農夫 グレン
[俺は趣味の悪い冗談にシャーロットが目をまたたかせるのを見てかすかに笑い、彼女の姿を見送った。]
(86)2005/06/07 22:56:23
村長の娘 シャーロット
お父様、お母様、何処にいらっしゃるのですか?

――シャーロットは甲板の上で両親を探し回る――

いないわ。船首にいるはずじゃなかったの?
もうボートに乗ってしまったのかしら?
(87)2005/06/07 22:56:47
踊り子 キャロル
【通路】

[デッキへと向かう通路は、乗船客でごったがえしていた。我先にデッキへ向かう人達、パニックで泣き叫ぶ人達…突きつけられた現実を理解できないまま、人波に押し流されるように少しづつデッキへと進んでいく]
(88)2005/06/07 22:57:47
美術商 ヒューバート
【通路】
[トランクを持った状態では人の波に押しやられるだけだ。
ただ、大事なトランクを壊されないように。
そして倒れないように、それだけを気にしながら進んでいく。
そしてその視界に見覚えのある金色の髪が入る]

そんな馬鹿な…キャロル!? キャロルなのかッ!?

[人の波に揉まれながら、叫ぶがその声も怒号と悲鳴に掻き消されていく…」
(89)2005/06/07 23:04:12
双子 リック
【船室】

……うわ!?沈没してるの!?
[リックは、周囲のざわめきから、やっと状況を把握した。]

ルーサー!ルーサーどこ〜!?
(90)2005/06/07 23:04:12
農夫 グレン
【2等船室】
[グレンは何人か乗っていたはずの知人の姿を探したが、船室は既に閑散としていた。]

しまった…。もう入れ違いになっちまったか?

[船体が大きく傾ぎ、窓から覗く水面が思いの外近くなっていることに気づく。]

まずい! 俺もここでこうしている場合じゃないな。

[グレンは人気が消えた廊下を走り、自分の寝台から荷物を引き出すとAデッキへと向かった。]
(91)2005/06/07 23:09:04
踊り子 キャロル
【通路】

……?!

[混乱状態の人々の悲鳴に入り混じり、一瞬懐かしい光景が蘇った。

西日を背に受け一心に、キャンバスに向かって筆を動かす男の面影

男の視線の先にはいつも私が居た…

”キャロル、もう暫くそこに居てくれるね?”

 −−私の名を呼ぶ彼の声−−

脳裏に一瞬よぎったその光景は…キャロルをこの船へ乗船させた、その男の姿だった…]

…まさか?

[キャロルは、咄嗟に振り返った]
(92)2005/06/07 23:12:32
農夫 グレン
[グレンは船上デッキへ出て潮風を受け、不意に先ほどすれ違った娘のことを思いだした。]

「どうかご無事で。」か…。

あいつ、まさかとは思うけど本当に船首へ向かったわけじゃないよな…。
(93)2005/06/07 23:12:41
村長の娘 シャーロット
【船首】

お父様とお母様はやっぱりいない・・・・
早く避難しないと。
ええっと・・・Aデッキだったかしら。

――船首をあとにした――
(94)2005/06/07 23:15:13
美術商 ヒューバート
【通路】
この状態では声が届く訳が無い。…そう思っていた。

[振り返る彼女。…目と目が合った。
その一瞬で理解した。
間違いない。キャロルだ。
混乱が私を襲うのも束の間、
怒涛のような人の流れに私と彼女は否応も無く飲まれていく]

(何故彼女が…こんな所に?)

[私はトランクを必死に抱えながら、
彼女の後を追うように甲板へと押し出されて行った]
(95)2005/06/07 23:22:18
農夫 グレン
勘弁してくれ。それで避難しそこねたってことになったら夢見が悪いぞ…。

[軽く舌打ちすると船首へ向かい、途上でシャーロットの姿を認めた。]
(96)2005/06/07 23:22:30
村長の娘 シャーロット
【Aデッキ】

間に合った、のかしら?
ボートに乗れるといいのだけれど・・

――辺りを見回して――

やっぱりいない・・・
どうしましょう・・・
(97)2005/06/07 23:22:57
農夫 グレン
[グレンはかすかに安堵の溜息を漏らし、声をかける。]

おい! 早く逃げないと間に合わないぜ。
(98)2005/06/07 23:23:06
お尋ね者 クインジー
【Aデッキ】

〔クインジーは微動だにせず、甲板から海を眺めている〕

……そう来たか、死神。
お前は、どこまでも人間を苦しめるというのか……
(99)2005/06/07 23:23:37
お尋ね者 クインジーは、喧噪の中で一人、静かに溜息をついた。
2005/06/07 23:24:20
村長の娘 シャーロット
――グレンに気がつき――

あ、あなたはさっきの・・・
ありがとうございます。
(100)2005/06/07 23:25:23
踊り子 キャロル
【通路】
[後方…人波の一点に視線が吸い寄せられた。]

ヒューバート…!

私は彼に会うためにこの船に乗った。まさか、同じ船に本当に乗っていたなんて…

[後ろを向いたままキャロルは、我先にAデッキへ進もうとする人波に押され、否応も無くデッキに流されていった]
(101)2005/06/07 23:27:38
農夫 グレン
【Aデッキ】
いや… 「ありがとう」ってな…。その…
ああっ! 悪い!!

もうボートがほとんど残ってない。早く乗らないと逃げそびれるぜ。
(102)2005/06/07 23:30:16
農夫 グレン
[強引にシャーロットの手を掴むとボートに向かって早足で向かった]

船員さん、こいつを乗せてくれ。
(103)2005/06/07 23:31:59
双子 リックは、牧師 ルーサーの手を引っ張って、今頃甲板に現れた。
2005/06/07 23:33:30
村長の娘 シャーロット
――首をかしげて――

私なにか変なことでもいましたか?

――ボートに乗り込んで――

あなたは?
このボート、まだ空いてますから早く乗り込んでください!
(104)2005/06/07 23:34:12
農夫 グレン
[グレンは甲板に佇むクインジーにも視線を送り、言葉を投げかけた。]

そこのあんたも格好つけてないでさっさと逃げないと死ぬぜ。
(105)2005/06/07 23:34:46
お尋ね者 クインジーは、農夫 グレンの声に気付き、視線を向けた。
2005/06/07 23:36:23
踊り子 キャロル
【Aデッキ】

いやっ!折角見つけることが出来たのに、このまままた、すれ違ってしまうのは嫌…っ!

[一瞬目が合っただけで確信したかの人の姿。
見失ってしまったまま、救命ボートに押し流されそうになり、キャロルは人波から外れようとした。
しかし、無常にも背後の人が無理やり乗り込もうとキャロルの背を押し、そのままキャロルはボートへと降りてゆく]
(106)2005/06/07 23:37:02
農夫 グレン
[シャーロットの視線から目を背けるように目深に帽子を被りなおし、横を向いた]

船首に向かったってことはヒゲの旦那を見つけられなかったんだろう? 俺はそいつの顔を知ってるから船に残ってないか探してくるよ。
(107)2005/06/07 23:37:10
お尋ね者 クインジー
……そういうことみたいだな。

俺を乗せて、後悔するかもしれんぜ?

だがまあ、生き延びるのも悪くはないだろう……
(108)2005/06/07 23:37:23
お尋ね者 クインジーは、甲板から軽やかにジャンプし、音を立てずボートに降り立った。
2005/06/07 23:38:12
お尋ね者 クインジー
帽子の兄さん。
アンタこそカッコつけてる間に死ぬかもしれないぜ?
そのうちそいつも乗り込むだろうよ。
生きてりゃそのうち、また会えるかもしれないしな。
(109)2005/06/07 23:39:35
牧師 ルーサー
[ルーサーは手をひかれながら走っている]
これは一体何事でしょう?リック、そんなに引っ張らないでください。
(110)2005/06/07 23:39:45
農夫 グレンは、微かに笑い片手を上げクインジーを見送ると、船内へ戻って行った
2005/06/07 23:40:33
村長の娘 シャーロット
――グレンのほうに向かって――

まって!そうしたら貴方が危険です!
お父様とお母様はきっとボートで先に脱出なさったのよ!
だから、いいんです。
私の所為であなたに何かあったら・・・
そんなの嫌ですから。
(111)2005/06/07 23:40:49
お尋ね者 クインジーは、ロープをデッキの縁にかけ、再び船内に戻った。
2005/06/07 23:42:32
踊り子 キャロル
【救命ボート】
[ふと、隣を見ると酒場の上得意であるアーノルドが、よく見せてくれた愛娘シャーロットそっくりの女の子が座っている。キャロルは驚いてシャーロットに向き直る]

あら…?
もしかして、あなたシャーロットちゃんじゃない?

[グレンとの会話を耳にして、少し驚き]

…アーノルドさんご夫婦も乗っているのね?!
(112)2005/06/07 23:43:33
お尋ね者 クインジー
ちっ……
マトモな修羅場をくぐったことのねぇ
ド素人が無茶しやがって……!
(113)2005/06/07 23:43:49
牧師 ルーサー
【人波の中、Aデッキを走っている】
そのボート、まって!この子も一緒にお願いします!
[ルーサーはリックをボートの方へ押し出した]
(114)2005/06/07 23:45:17
美術商 ヒューバート
【デッキ】
[トランクを硬く握り締めながら、甲板へと出る。
…彼女の姿を必死に目で追うが、もう捕らえる事は出来ない。
そのまま押し流され、ボートの前へと立った所で、その場に立ち竦む]

トランクの入る場所は、無い…か…

[命の懸かった場面だ。普通の荷物ならば躊躇いなく捨てるだろう。
だが…このトランクもまた私の命だ]。
(115)2005/06/07 23:47:02
村長の娘 シャーロット
【救命ボート】

――キャロルに気付き――

えっと、キャロルさん、ですよね。
お父様のお知り合いの。
あの、お父様も一緒にこの船に乗っていたのですけど、騒ぎが起こってから姿が見えなくて・・・
大丈夫かしら・・・
(116)2005/06/07 23:47:34
農夫 グレン
【浸水しだした船内】

おーい! 旦那! いないのか!?
頭打ってそのへんでノびてたりはしないよな。

[グレンは途中通りかかった乗務員室で見つけたアルコールランプをともしながら船内を捜索している。]
(117)2005/06/07 23:50:00
踊り子 キャロル
【救命ボート】

ええ、そうよ。シャーロットちゃんが私の事、知っていてくれて嬉しいわ。

[そのままシャーロットの肩に両手を置き、励ますように顔を覗き込む]

アーノルドさんは、運の良い方よ。探しに出てくれた方たちもいるようだし…きっと、大丈夫!
ここで、待っていましょう?
(118)2005/06/07 23:52:20
村長の娘 シャーロット
――ボートの上でグレンのことを思いながら――

どうか無事で戻ってきてください・・・
おねがいです・・・
(119)2005/06/07 23:54:50
牧師 ルーサー
[ルーサーはリックをボートに座らせる。]
まだ、乗っていない人がいるのか…
(120)2005/06/07 23:55:39
お尋ね者 クインジー
【船内】

〔グレンの姿を見つけ、腕を掴んだ〕

てめぇ!こんな所で何してやがる!!
あの嬢ちゃんの両親の心配も必要かもしれんが、
お前がこのまま船と一緒に沈んだら、
あの嬢ちゃんは一生「お前を殺した」と後悔するぞ!?

ボートに戻れ!
(121)2005/06/07 23:56:34
村長の娘 シャーロット
――弱弱しくキャロルに頷く――

はい、そうですよね。
お父様はきっと無事ですよね。
信じて、待ってみます。

ありがとうございます、キャロルさん。

――キャロルに向かって微笑む――
(122)2005/06/07 23:56:51
農夫 グレン
うお! なんだ、あんたか。つきあわせちまって悪かったな。
戻ろう。
(123)2005/06/07 23:58:04
踊り子 キャロル
[シャーロットの微笑みに、優しく笑顔で頷き]

私もシャーロットちゃんの側で、大切な人を…待ってみることにするわ。

[シャーロットの肩から手を外すと、横に座って増えてきたボートの上の人々に視線を巡らす]
(124)2005/06/08 00:00:44
農夫 グレン
[クインジーと共に急いで引き返すことにした。大急ぎで水をかきわけながら船上を目指す。
その刹那、グレンとクインジーの眼前で水圧で急に扉が開いた。その室内から踊り出したその物体にグレンは驚愕し、叫んだ]

こ、これは!! …嘘だろ…

[それはまるで獰猛な獣に襲われたかのような無惨なアーノルドの死体だった]
(125)2005/06/08 00:01:16
お尋ね者 クインジー
………?

何だ、帽子の兄さん。アンタの知り合いか?
(126)2005/06/08 00:03:07
お尋ね者 クインジーは、目の前に転がる死体を眺め、顔をしかめた。
2005/06/08 00:03:28
美術商 ヒューバート
【デッキ】
[少年をボートへと座らせる牧師を目に止める]

…私が無理に乗れば、あのような少年の命を奪う事になるのかもしれない…。
絵は、いつでも描ける。…そう言ってくれたのは君だったな。キャロル。

[そう呟くと、トランクを愛おしそうに優しく、その場に置き、
ボートへと乗り込む]
(127)2005/06/08 00:03:43
村長の娘 シャーロット
(大切な人、ですか・・・・
私の大切な人はお父様と、お母様・・・
でもキャロルさんの”大切”は私のとは違うのね。
私にも、そんな風に想える人がいればよかったのに。)
(128)2005/06/08 00:03:54
お尋ね者 クインジー
……何だ、これは……?

この殺り口、人間の仕業じゃねぇ……

おい、この船は猛獣ショーでもやってたのかよ?
(129)2005/06/08 00:04:44
農夫 グレン
信じられねえ…。一体どういう殺し方をすればこんな姿になるんだ。

[グレンは青ざめた顔でクインジーを振り返る。]

ああ、少し知ってる奴だよ。
…悪いが、あいつには旦那がこんな姿になって死んだことは伏せておいてもらえないか?
(130)2005/06/08 00:05:39
お尋ね者 クインジー
………分かった。

この現実は、あのお嬢さんに突きつけるにゃ強烈すぎるか。
(131)2005/06/08 00:06:51
お尋ね者 クインジーは、死体となった男の目をそっと閉ざした。せめてもの供養らしい…
2005/06/08 00:07:40
農夫 グレン
ああ…。

[水嵩が増し、アーノルドの遺体は廊下の奥へと流されていった。]

こんな話をしている場合じゃない。急ごう。
積もる話は後だ。
(132)2005/06/08 00:07:44
お尋ね者 クインジーは、死体となった男が流れるのを見送り、再びAデッキへと向かった。
2005/06/08 00:09:22
牧師 ルーサー
かなり波が高い…このボートもどうなるか…
[ルーサーは小さく祈りの言葉をつぶやく]
(133)2005/06/08 00:10:09
双子 リックは、牧師 ルーサーを不安そうに見ている。
2005/06/08 00:12:18
農夫 グレン
【Aデッキ】
[グレンはクインジーと共に、波に洗われるAデッキへと躍り出た。船体の一部は既に海中へと姿を消している。ボートは既にワイヤーを切り、船から離れようとしていた。]

跳べ!!

[グレンはクインジーに言葉を投げかけると、水面へ浮かぶボートへと身を躍らせた。]
(134)2005/06/08 00:12:49
美術商 ヒューバートは、踊り子 キャロルの姿を探している。
2005/06/08 00:13:17
踊り子 キャロル
[次第に埋まってゆく救命ボート…キャロルの視界に入る限りでは、愛しいヒューバートの姿は見当たらない。]

…神様。

[彼が、無事救命ボートに乗れているよう…今はそれだけを天に祈り続ける]
(135)2005/06/08 00:14:02
お尋ね者 クインジーは、黒いマントを翻し、音を立てずボートに飛び降りた。
2005/06/08 00:15:45
美術商 ヒューバート
【救命ボート】
[ワイヤーが切られ、ボートは船から離れていく。
最後に船の姿を目に焼き付けようと目を向けると、
2人の男が船からこちらへと飛んで来る!]

こちらへ! 早く!

[水飛沫を上げ、海に落ちた男達に手を差し伸べる]
(136)2005/06/08 00:15:51
牧師 ルーサー
[ルーサーリックの視線に気がつき、にこりと笑う]

大丈夫ですよ、リック。あなたを必ず父親のところに送り届けます。今、神様にもお願いして置きましたから安心して。
(137)2005/06/08 00:16:39
村長の娘 シャーロット
【ボートの中】

――グレンとクインジーを見つけて身を乗り出す――

無事だったんですね!早く!
ボートが離れてしまうわ!
お願い、間に合って・・・!!
(138)2005/06/08 00:17:02
お尋ね者 クインジー
すまないな、イギリス紳士さん。

ボートの揺れが、計算していたよりも大きかったようだ…
(139)2005/06/08 00:17:28
踊り子 キャロル
[ボートが船から離れ始めた…今まで人の頭で見えなかった船縁が次第に現れ]

…嘘!

[そこには、ヒューバートがいつも美術道具を入れて大切にしていた懐かしいトランクが、ぽつんと主を失ったまま置かれている]

まさか…まだ船に居るの?

[キャロルは慌てて船へ泳いで戻ろうと決心して立ち上がった]
(140)2005/06/08 00:17:35
お尋ね者 クインジー
……待て、お嬢さん。
(141)2005/06/08 00:18:39
お尋ね者 クインジーは、楔の付いたロープを投げ、トランクを船から引きずり出した。
2005/06/08 00:20:46
村長の娘 シャーロット
キャロルさん!やめて!
きっと荷物は置いていったんですよ!
ボートに乗っているはずです。
その人の事、大事なら信じてあげてください。
私もお父様とお母様の無事を信じて待ちますから。
(142)2005/06/08 00:21:09
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2005/06/08 00:21:27
牧師 ルーサー
帽子の人!さあ、つかまって!
[ルーサーはシャーロットがグレンを引っ張りあげようとしてるのに手を貸した。]
(143)2005/06/08 00:22:01
お尋ね者 クインジー
〔ヒューバートのトランクを拾い、目の前に突きつけた〕

……このまま海に投げ捨てるかどうかは好きにしろ。
(144)2005/06/08 00:23:28
農夫 グレン
[グレンは水飛沫を上げ着水する。ボートまでの短い距離を泳ぐと、ボートに手をかけた。]

遅れてすまない。まだ席は空いてるか?

[船内での凄惨な光景を振り払うかのように軽口をたたくと、不敵に笑ってみせた。]
(145)2005/06/08 00:23:40
踊り子 キャロル
[突然かけられた言葉に、始めてみる男性と、シャーロットの顔を交互に眺める]

…ごめんなさい。私、どうかしていたわ。
そうね、きっとそう。
あの重いトランクを持ち込んだらこのボートが沈んでしまうかもしれない…それ位、彼なら考える筈だったわ。

…有難う。シャーロット、そして見知らぬ方。

[シャーロットとクインジー、双方に弱い微笑を向ける]
(146)2005/06/08 00:24:56
農夫 グレン
牧師さん、ありがとよ。それと、あんたも…。

[アーノルドの最期を思い、シャーロットから僅かに目線を逸らしたまま礼を告げた。]
(147)2005/06/08 00:25:53
美術商 ヒューバート
(船がゆっくりと暗黒の海へと沈んでいく。
 私の夢の詰まったトランクも…)
[そう思いながら、船を見た瞬間、フック付のロープだろうか?
何者かが投げたロープに私のトランクが捕らえられ、こちらへとやってくる!]

何という事だ!

[私は思わず叫び声をあげながら、そのロープの持ち主を目で追った]
(148)2005/06/08 00:26:58
牧師 ルーサー
ああ、今ちょうど埋まったところですよ。危ないところだった。
[そう言って、ルーサーはふうとため息をつく]

次からは、5分早く行動する事ですね。
(149)2005/06/08 00:27:25
村長の娘 シャーロット
――グレンが無事だったのに少しほっとする――

よかった、無事だったんですね・・・
ほんとによかった・・・
これで貴方が戻ってこられなかったら私、もう・・・

〔お父様は?と聞こうとしたが、何も言わないということは見つからなかったということだろうと思い、口をつぐんだ。〕
(150)2005/06/08 00:27:47
お尋ね者 クインジー
このままだと、自殺志願者が増えかねん。

ボートの上でのびてるヤツもいるが……
このトランクひとつ乗せたところで、沈まないだろう…

それより、沈まないようにボートを漕ぐのが先だ。
(151)2005/06/08 00:30:12
お尋ね者 クインジーは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/08 00:30:54
踊り子 キャロル
[クインジーから突きつけられて、思いがけず今、自分の手の中にあるヒューバートのトランクをそっと…しかし愛しそうに抱きしめる]

…有難う。

[大き目のそのトランクを所在無げに抱きしめたまま、揺れるボートの上に立ち尽くし、持ち主の姿を再び探す]
(152)2005/06/08 00:31:49
踊り子 キャロルは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/08 00:32:09
美術商 ヒューバートは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/08 00:32:52
農夫 グレン
旦那は船内には居なかったよ。やり手の旦那のことだ、きっと一番安全なボートを見つけて乗ったんだろうさ。

[帽子の端で気遣わしげに曇るシャーロットの表情を認めると、無理に笑い肩をすくめてみせた。]
(153)2005/06/08 00:32:56
お尋ね者 クインジーは、農夫 グレンとシャーロットに背を向け、沈みゆく船を眺めている。
2005/06/08 00:34:30
村長の娘 シャーロット
――グレンを心配させまいと微笑み――

そうですよね。きっとお父様とお母様は別のボートで先に脱出なされたのですね。
きっと陸にたどり着けばすぐに会えますわ。
(154)2005/06/08 00:36:51
村長の娘 シャーロットは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2005/06/08 00:38:01
農夫 グレン
ああ… そうだな。

未練や心配はあるだろうけど、ひとまずこのボートが陸につけるかどうかが先決さ。
今日生き残れば、明日はちゃんとやってくるんだ。

[グレンはオールを握り漕ぎ出した。]
(155)2005/06/08 00:41:51
美術商 ヒューバート
[周囲を見渡し、ロープの主を探すが、
この荒れ模様では見つからないようだ]

先ほど手を貸した人のようだったが,
これで見つけるに見つけられないな。
それにキャロルは無事なのだろうか…?
いや、私より先に行ったのだから無事のはずだ。
そうに違いない。

[自分に言い聞かせるように呟きながら、オールを手に取り、漕ぎはじめる]
(156)2005/06/08 00:42:47
牧師 ルーサー
そうですね…とにかく沈む船から離れましょう。

[ルーサーはリックの頭にぽんと手を置くと、ボートをこぐ事に専念し始めた]【退場】
(157)2005/06/08 00:44:11
お尋ね者 クインジーは、無言でオールを手に取り、大きく漕ぎだした。【中の人、退場…】
2005/06/08 00:45:21
踊り子 キャロル
[キャロルはそっと、シャーロットの背中に手を置き優しく撫でた]
(158)2005/06/08 00:45:45
踊り子 キャロル
…え?

[トランクを受け取った瞬間、再び懐かしい光景が心に浮かぶ。

それは、とある出展作品を描こうとキャロルをモデルに一ヶ月もの期間をかけて作製した彼の絵がようやく完成したと言う事で、彼に連れられてアトリエに見に行った時のこと。

「なんってことだ!」

どこからか進入したカラスに突付かれ、見るも無残になってしまったカンバスの前で頭を抱えた彼…

その姿が、突如フラッシュバックした途端、キャロルは一気に気が抜けたようにその場に蹲った。]
(159)2005/06/08 00:47:03
村長の娘 シャーロット
〔グレンが戻った事に安心したのか、キャロルに寄りかかりうとうとし始めた〕

【退場】
(160)2005/06/08 00:48:59
踊り子 キャロル
これさえあれば、きっとあの人と会える…。

[キャロルは、トランクを抱えると、シャーロットを支えるように隣にうずくまって*眠り始めた*]
(161)2005/06/08 00:50:26
書生 ハーヴェイ
【船室】
・・・ん・・・やけに体が冷たいな・・・
(162)2005/06/08 00:52:45
書生 ハーヴェイは、目が覚め自分の体が水に浸かっているということに気づいた。
2005/06/08 00:53:05
美術商 ヒューバート
[俯きながら、ボートを漕いでいたが、
ふと顔をあげ…その顔が凍る]

月が…出ている。
こんな嵐だと言うのに。

[どす黒い雲の中…微かに月は見えた。
そして、ほんの僅か、僅かではあるが…“紅かった”]
(163)2005/06/08 00:53:13
美術商 ヒューバートは、月の光を振り払うかのように首を振り、*漕ぐことに専念し始めた*
2005/06/08 00:53:21
書生 ハーヴェイ
な・・・!なんで船室に水が入ってきてるんだ!?
どうなってるんだよっ!
おい!誰か居ないのか!?
(164)2005/06/08 00:54:17
書生 ハーヴェイは、船室を飛び出し外の景色に驚愕する
2005/06/08 00:54:36
書生 ハーヴェイ
まさか・・・!この船沈んでいるのか!?
くそっ!誰か!誰でもいい!返事をしてくれっ!
(165)2005/06/08 00:55:15
書生 ハーヴェイは、少し大きめの波に飲まれ船の外へと投げ出された。
2005/06/08 00:55:39
書生 ハーヴェイ
うわぁぁぁぁぁ!!
(166)2005/06/08 00:56:09
書生 ハーヴェイは、波間へと*消えていった。*
2005/06/08 00:56:33
農夫 グレン
[ボートは波に翻弄され、巨人の手の中で揉みしだかれるように踊る。何度も海水を被りながら、漕ぐという行為が全く無駄のように感じられながらもグレンは運命に抗うように漕ぎ続けた。

嵐はやがて遠のく。荒れ狂う波の向こうに安らぎの地平が待っていることを願って。]
(167)2005/06/08 01:09:24
農夫 グレンは、オールを握りしめたまま、いつしか意識を失っていた。【退場】
2005/06/08 01:09:36
新米記者 ソフィー
【自分の船室】

[ソフィーはシャワーを浴びた後、疲労のあまり眠っていた。しかし、眠っている彼女は何か違和感を感じ、静かに目を開けた。]

んー…此処は海…?

…えっ?此処…私の部屋じゃない!何故濡れてるの…?
(168)2005/06/08 01:12:02
新米記者 ソフィーは、船室から出て、廊下の様子を伺った。
2005/06/08 01:12:35
新米記者 ソフィー
【廊下】

此処も水浸し…。まさか…ハリケーンのせいで…?

誰かーー!誰か居ない…?

[ソフィーは寒さで声を震わせながら、必死に叫んだ。]
(169)2005/06/08 01:14:46
新米記者 ソフィーは、船内から反応がない事を確認すると、恐る恐る甲板に向かった。
2005/06/08 01:16:34
新米記者 ソフィー
【甲板】

……!!

船が…沈んでる…。私、このまま死ぬの…?
それも…有りかも知れないわね。失うものなんて…私には何もないから…。

[ソフィーはくすっと笑うと、沈みかけてる船の手摺を掴みながら空を仰いだ。]

最期に…もう一度会いたかったわ、ラッセル…。私、今でも貴方を愛してる…。

[ソフィーはそう呟くと、向かってきた荒波に飲み込まれ、海の闇へと消えていった。]
(170)2005/06/08 01:22:48
冒険家 ナサニエル
【船室】
ぐはっ!
[傾きつつある船室にて、荷物がナサニエルを直撃]

む?なぜこんなに船が傾いているんだ?

くっ、体が自由に動かない・・・

   −−−ナサニエルは、よろめきつつ船室から出た。
(171)2005/06/08 01:25:35
冒険家 ナサニエル
【甲板】
くっ、見るからにこの船は沈みそうだ。
いや既に沈みかけている。
何か無いか?ボートは・・・無い。浮き輪・・・も無い。
(172)2005/06/08 01:36:27
冒険家 ナサニエル
ん・・・あそこに見えるのは!

[ナサニエルは、波間に漂うブロンドの髪を見つけた。]

くっ、何か探している暇は無いな。

[ナサニエルは割れた床板を剥がし、それを片手に闇の海へ飛び込んだ。波間に漂う金の光を目指して・・・]
(173)2005/06/08 01:46:10
冒険家 ナサニエル
板切れに波間に浮かぶ女性(ソフィー)を乗せると、
その板切れに自分を固定しいつ過ぎるかしれぬ嵐の中を漂っていた。

そしていつしか時が過ぎ、ナサニエルは意識を失っていた。
(174)2005/06/08 01:55:53
流れ者 ギルバートは、船室で眠っていた……
2005/06/08 02:23:05
流れ者 ギルバート
夢……だったのか?
遠くで悲鳴が聞こえた気がした。男か女か……いや複数の悲鳴……だったか

俺は朦朧とした意識の中で船室のドアノブへと手を伸ばしていた
床が傾いて居たような……酷く歩きにくかった様な気がする

通路へ出た時見たものは……あれは何だったのだろうか……
血だらけの娘を引き摺った男の後ろ姿……
あの服は確か……昼間見た学生の……名前と言ったか……


やはり夢だな……其奴が振り向いた時の身の毛のよだつ形相……闇に光る赤い目……尖った口……白く光る牙、あれじゃあまるで狼…だよな
御伽噺じゃ在るまいし……


其奴が振向き……その手にした鋭い爪を俺の喉笛に食込ませようとした瞬間……左舷の壁が砕かれ大量の海水が流れ込んできた……
(175)2005/06/08 02:25:17
流れ者 ギルバートは、海の底の様な意識の深遠から浮かび上がるのを感じた……
2005/06/08 02:25:45
流れ者 ギルバートは、海面へと出た瞬間……大きく息を吸い込んだ……
2005/06/08 02:25:56
流れ者 ギルバートは、朦朧とした意識の中……何かを掴もうと手を伸ばしていた……
2005/06/08 02:26:15
流れ者 ギルバートは、何か柔らかい物に触れた気がした……そしてそれを掴み……
2005/06/08 02:26:26
流れ者 ギルバートは、その意識は……嵐の夜の様な闇に沈んでいった……
2005/06/08 02:26:45
流れ者 ギルバート
朝……か?

眩しいな……船室の窓にしては……
(176)2005/06/08 10:29:24
流れ者 ギルバートは、起きあがり……辺りを見回した……
2005/06/08 10:29:36
流れ者 ギルバート
海岸……?
(177)2005/06/08 10:30:30
流れ者 ギルバートは、海岸に打ち上げられた破片を見……昨夜の出来事を思いだした……
2005/06/08 10:31:36
流れ者 ギルバート
ん……彼処に寝てるのは……ソフィ?
[ギルバートは駆け寄ると、心の蔵が動いているのを確認した]
息は……あるようだな……

と……向こうにも……あの羽根帽子は……ナサニエルか……
ったく、どうなってるんだよ
取り合えず……
(178)2005/06/08 10:36:12
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーとナサニエルを海岸から一番近い椰子の木陰へと引き摺っていった
2005/06/08 10:38:03
流れ者 ギルバート
さて……どうしたものか……

今出来るのは……使える物がないか探す……くらいか……
食料や水の入った樽でも、一緒に流れ着いててくれると有り難いんだが……
(179)2005/06/08 10:42:39
流れ者 ギルバートは、一休みした後、木陰から出ると、船の残骸を漁り始めた……
2005/06/08 10:43:11
新米記者 ソフィー
[ソフィーは陽の光の眩しさに、ゆっくり瞳を開けた。辺りを見渡す――其処は砂浜の上だった。ソフィーは身に纏っている服が僅かに濡れている事に気づき、昨夜の出来事を思い出した。]

私、波にのまれて……此処は一体…何処…?

[ソフィーは隣で寝ているナサニエルに気づき、頬を軽く叩いた。]

ナサニエル…?しっかりして…
(180)2005/06/08 10:58:48
新米記者 ソフィーは、冒険家 ナサニエルの右頬を平手で軽く叩いた。
2005/06/08 10:59:29
新米記者 ソフィー
[ナサニエルは眠りから覚めずとも、微かに息をしてきた。ソフィーは其れを確認すると、ほっと胸を撫で下ろした。]

よかった…生きてるわね。
処で…誰が此処まで運んでくれたんだろう…。
海岸からは離れてるのに…。
(181)2005/06/08 11:03:53
新米記者 ソフィーは、辺りを見渡したが、誰の姿も確認する事はできなかった。
2005/06/08 11:04:30
新米記者 ソフィーは、ゆっくり立ち上がり、体に付着している砂を掃った。
2005/06/08 11:05:25
新米記者 ソフィー
誰も居ないわ。もしかして…無人島…?

漂流して、無人島に辿り着いたって事…?
(182)2005/06/08 11:08:28
新米記者 ソフィーは、歩を進めようとした時、足の痛みに気がついた。
2005/06/08 11:10:03
新米記者 ソフィーは、膝に刺さってる木の破片を、躊躇せずに抜き取った。
2005/06/08 11:12:51
新米記者 ソフィー
[ソフィーの膝からは真っ赤な血が流れ出る…ソフィーは髪を結ってるリボンを取ると、それで傷口を覆うようにぎゅっと縛った。]

痛っ…。

とりあえず、何か探さないと…。水と…雨を凌げる場所…。
(183)2005/06/08 11:16:32
新米記者 ソフィーは、足を引き摺りながら、一人で西の方角に向かった。
2005/06/08 11:17:50
新米記者 ソフィー
[ソフィーは海岸から西の方角に歩き続けた。起伏が激しいのと、足の痛みから思うように進まない。体力に限界を感じた時、目の前に小さな洞窟を見つけた。

―――いつの間にか辺りは暗くなって月が昇っている…その月はやや紅み懸かっていた。]

月が少し紅い……何かの予兆…?
(184)2005/06/08 14:40:38
新米記者 ソフィーは、昔…取材した紅い月について思い出した。
2005/06/08 14:41:04
新米記者 ソフィーは、まさか…ね、と呟くと洞窟の中に手探りで入っていった。
2005/06/08 14:41:36
書生 ハーヴェイ
【海上】
う・・・ここは・・・何処だ?
僕は死んだのか・・・?
親父・・・お袋・・・
(185)2005/06/08 15:38:43
書生 ハーヴェイは、横にあるモノに目を向けた。
2005/06/08 15:39:39
書生 ハーヴェイ
な・・・この人は貿易商のアーノルドさんの奥さんの・・・

・・・そうか・・・あのご家族も船に乗っていたのか・・・
他にもいっぱい人は乗っていたよな・・・

ハハハッ何が移民船だ・・・
何が安全な船旅なんだよっ!
(186)2005/06/08 15:44:45
書生 ハーヴェイ
もう・・・どうでもいいや・・・
(187)2005/06/08 15:46:07
書生 ハーヴェイは、意識を失い、島の東の海岸に流れついた。
2005/06/08 15:47:04
冒険家 ナサニエル
【北西の海岸】
―――ナサニエルは、目を醒ました。
ん、ここは?島・・・みたいだな?

―――ここで昨晩の顛末を思い出す。
そうか・・・ハッ、ソフィーは?

―――ナサニエルは周りを見回すがそれらしき人影は無かった。
いない・・・な。
引きずられてきた跡があるな。誰かがここまで運んでくれたのか。
誰だか知らぬが礼を言わねばなるまいな。
(188)2005/06/08 15:50:30
冒険家 ナサニエル
船は大破してしまったようだな。
同じ物がすぐに作れるとは思えん。
気長に救援が来るのを待つか、小型の船を作って脱出するか
というところだがそう簡単には作れないだろうな。

・・・何にせよ、当面の水と食料を確保しないといけないだろうな。
気候的にスコール等で水の心配はあまりいらなそうだな。
水場も期待できそうだ。

―――ぐうぅぅぅっ。
食料か・・・。腹減ったな。
(189)2005/06/08 15:51:56
冒険家 ナサニエル
魚は結構いそうだが、徒手空拳で漁れるとも思えんな。
まぁでも試しにやってみるか。

―――その後、1時間ほどナサニエルは海と格闘した。
ふっ、やはり漁れないな。
俺の理論が正しい事は証明された。

―――ぐうううぅぅぅぅぅっ。
余計に腹が減った・・・な。

何か探しに行くか。
ナサニエルは北西の海岸に面した【北西の森】に入っていった。[退席]
(190)2005/06/08 15:53:31
牧師 ルーサー
【海岸】
[砂の上に打ち上げられているルーサー。海鳥が舞い降りて彼の周りをまわった後、羽音を立てて飛び立っていく]

……うう、ここは……?

[ルーサーはうっすらと目を覚ます。]
(191)2005/06/08 15:57:33
牧師 ルーサー
…そうだ…確か、皆でボートをこいでた時に大きな波が来て……!!

[ルーサーはボートが波で転覆して、皆が海に投げ出された事を思い出した]

リック!!リィーック!!どこですか?!
だれか!だれかいませんか?!

[ルーサーの声が響き渡る。だが、その声が木霊するばかりで返答はない]
(192)2005/06/08 16:05:48
牧師 ルーサー
[ルーサーはあてどもなく、海岸を歩き始める。]

ボートは荒れる海の上で転覆した…転覆する時にリックの手をつかみ、必死に水面に上がった覚えはあるが、その後の意識はない…

普通に考えて…いや…探そう。

[ルーサーは頭を振ると、海岸に他の人が打ち上げられていないか探し始めた]
(193)2005/06/08 16:15:33
お嬢様 ヘンリエッタ
【海岸】
ん……あ、れ?お船は?
……砂が、ざらざらする。気持ち悪い。ママ、エッタお着替えしたいよ。

[きょろきょろと辺りを見回す。少なくとも周りに人の姿はない]

……ママ?ママぁ。ママぁ!!えぐっ
うわあぁぁぁん、ママ、パパ、どこにいるのぉ!

[ヘンリエッタはぺたんと座り込んだまま大声で泣き出した]
(194)2005/06/08 16:17:37
お嬢様 ヘンリエッタ
…うっ……うっ
[しばし盛大に泣いた後、だんだん泣き声が小さくなっていく。
ヘンリエッタは泣き疲れて*眠ってしまったようだ*]
(195)2005/06/08 16:29:53
牧師 ルーサー
!!…誰かが打ち上げられている。女の子か?

[ルーサーは駆け寄って、女の子の脈を取る。そして安堵のため息をついた]

良かった…生きているようですね。呼吸も安定しているし、外傷もない…どこか木陰で休ませておきますか。

[ルーサーはエッタを抱えて、海岸からはずれた木陰に寝かせておいた。これならリックも生きてるかもしれない…ルーサーの胸にそんな希望が湧いてくる。]

もう少し、浜辺を探してみますか…

[ルーサーは再び海岸に戻っていった。]【退場】
(196)2005/06/08 17:00:01
流れ者 ギルバートは、船の残骸の中で、直立する狼のような奇妙な死体を見付けた……
2005/06/08 17:18:09
流れ者 ギルバート
此奴は……夢の中の……あれは夢じゃなかった……のか?
(197)2005/06/08 17:19:46
流れ者 ギルバートは、二人を寝かせておいた木陰に……
2005/06/08 17:22:37
流れ者 ギルバート
おや?
ソフィーとナサニエルが……小さな女の子に……

マジにこれ……夢か?
(198)2005/06/08 17:23:40
流れ者 ギルバートは、お嬢様 ヘンリエッタの傍らで休み始めた……
2005/06/08 17:23:59
双子 リック
【白い砂浜をリックは一人、歩き続けている。】

ココはどこなんだろ……。
なんか身体中が痛い……。
おなかすいた……。
(199)2005/06/08 17:44:32
双子 リック
[リックは遠くの方に、うっすらと人影のようなものを見た。]
[その瞬間、リックは、以前に見た夢の内容を思い出した。]

(すごく……嫌な予感がする……)
ううっ……。
(200)2005/06/08 17:44:49
双子 リック
[人影が近付いてきたのか、徐々にハッキリ大きく見えてきた。]
[リックは恐怖にかられ、後ろを向いて走り出した。]


うわあぁ〜〜っ!!


[そしてそのまま、リックは陸地の方へ走り去っていった……。]
(201)2005/06/08 17:45:33
村長の娘 シャーロットは、目を覚ました。
2005/06/08 19:14:42
農夫 グレン
[ジリジリと頬を焼く熱さに俺は意識を取り戻した。仰ぎ見ると空を切り取る椰子の葉の隙間から、射抜くような日差しが差し込んでいる。]

ここはどこだ…?
(202)2005/06/08 19:18:29
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