人狼審問

くっ･･･ルール変更だと？
殺しあえだと？！

よっぽど僕達を殺人鬼に仕立て上げたいらしいな。

…出来るのか？僕に。

トビーは……一緒に居ると危険かもしれない。

でも、この様子なら……勝手に殺されてくれるかな？

…この状況では先手を取るしかない。
できれば手の内は隠しておきたかったんですが…
そうも言ってられませんね。

……このままだと、マンジローさんたちと敵対する事になる。それだけは避けないと。

トビーを見捨てる？…できればそうしたい。

ちっ、ステラを味方につけたと思っていたけど、甘かったみたいだな。

シャーロットはどうだろうか？この女は頭が切れそうだ。肉体的な欲求を満たすには、女と組まなければな。

俺の剣じゃあさすがにすぐ殺されちまうからなあ。
誰かと協力せん事には生き残れなさそうだ。

でもあのブタはやだ。

ハーヴェイさんは僕を生き延びさせてくれるって言った。
ハーヴェイさんは僕を助けてくれるって言った。
ハーヴェイさんは僕と一緒に行動しようって言ってくれた。

……どうして殺したんだ。

こうして、適応して殺しあう……。
教授！今更あなたに、こんな実験が必要だとは思えない……。

クソ、あの女･･･余計な事を･･･。
僕はアイツを殺す･･･。邪魔なヤツが多いが、必ず殺してやる･･･。

[ミッキーは森に潜み、メイ達の動向を遠くから見ている。]

メイさんと行動してて良かった。

……私が直接何かをすることが、少なくなるね。

……まだ、殺す必要は無い、これから先、チャンスはいくらでもあるんだから。

な、なんだ？
トビーの様子がおかしい…。

このまま、トビーかマンジローのどっちかが潰れてくれることを祈るぜ。あの2人にはすまねぇがな。
一人死ねば今夜は終りだ。とにかく、俺は生きて帰る。

選択肢か……。
いや、そう信じたいだけなのかもしれないな。私もまだまだおめでたい、お人好しというわけだ……。

[ミッキーは、気絶した中で夢を見た。]

ねぇパパ、パパはどうして、僕が嫌いなの？
――お前が、醜いからだよ。･･･クズ。
お兄ちゃん、お兄ちゃんはどうして、僕が嫌いなの？
――お前が、バカだからだ。･･･ゴミが。

ママ、僕は、どうして生まれたの？

――夜中に水を飲む為に起きだした。彼はこんな時間に父親に見られたらいつものように殴られてしまうので、ソレが恐くて身についた忍び足。そっと彼は水を飲んで自分の部屋に戻ろうとすると、大好きなママの部屋から明かりが差している。彼は興味本位で、部屋の前に立ち、聞いた。

――ったく、あのデブを何でアタシが見なきゃなんないのよ・・。あーあ・・・さっさと死んでくれないかしら。でも、遺産継承出来るのはあの男の血を受けたあのデブだけなのよねー・・。

彼は、全てを「イミガワカラナイコト」として、寝床についた。

彼は今でも、大好きな、ママを夢見ている。


彼の兄弟は全て「ママ」の子供。だが、玉の輿に乗った彼の「パパ」の子供は、唯一人の自分だけだった。

誰にも愛されず、誰にも信用されずに、彼は、一人で泣いていた。

――そして、彼は誰も信用をすることが、なくなった。

よし、理想的だ。
恐らくみんなは集会所で殺し合いをしているのだろう。

俺はここでシャーロットと共に、花火の上がるのを待てばよい。

くくっ、みんな頭悪いなあ。俺を馬鹿とか言いやがったクインジーも、死ねばいいのさ。

今日はこの女を抱くか。
ちょっと身持ちが堅そうで躊躇したが、あと一押しで落ちそうだな。

早く死ね。
早く！
俺が殺される機会が出来る前にな。

今日の犠牲者はトビーか。
もっと強そうなやつを殺しておいて欲しかったんだが、まあこいつが人狼かもしれんしな。

まあ、よくやったよ。俺の代わりに死んでくれてありがとう。

やはり、こいつも危険人物ってわけか。ルーサー。

誰が死んだんだろう？私じゃ殺せないような人が死んでるといいんだけど……。

今日生き残るには…

ミッキーと共にいるのが確実か。2人で交互に見張っていれば、何とかなりそうだ。

でもあのブタとこに行きやがった？使えんブタだな。
ちっ