流れ者 ギルバート シャーロット…すまない。君を守る事ができなくなってしまった。 正直言って昨日の晩から覚悟はしていた。だから、最後に君の感触を確かめたかったんだ… | |
2005/05/15 05:16:58 |
流れ者 ギルバート いや、もしかしてやっぱりシャーロットが狼なのか? まあシャーロットの体の一部となったのなら満足さ。 | |
2005/05/15 05:18:52 |
村長の娘 シャーロット [絶望的な気持ちでしゃがみ込んだシャーロットは、なぜか自分の内股が濡れていることに気がついた。むせかえる血の匂いの中で、シャーロットは無意識に指を滑らせると、目の前の光景を見つめたまま、自らを慰めた。] | |
2005/05/15 10:05:13 |
村長の娘 シャーロット [ほどなくして絶頂に達した後、シャーロットは自分が涙をぽろぽろとこぼしていることに気がついた。] | |
2005/05/15 10:06:46 |
異国人 マンジロー 『…ハンドガンの有効射程距離は意外と短い。お互いに静止した状態で狙いを付けても20mといったところだな。』 『…走っている相手に当てようとしたら、その半分以下の距離になるだろう。連射の利かない銃ならば、さらに低くなる。』 『…銃というものは、どのような構造であっても必ず「狙い」「撃つ」という2アクションが必要になる。連射が利かない場合は、さらに「次弾を準備する」というアクションが必要だ。熟練者であっても、一射目以降は命中精度が激減する…』 『…撃った時の反動の事もある。口径の大きなハンドガンの場合などは特に、射撃後に銃口が跳ねるのは、再度狙いを付ける上での弱点になる。』 『…また、銃は真っ直ぐ向かってくる相手には強いが、左右に動くものには弱い。特に銃を持つ手の側…そちらに動かれた場合は、まず当たらない。弾数の制限も考えると、さらに難しい…。』 『…開けた場所での1対1の勝負ならば、ハンドガンのアドバンテージはほとんど無くなる。最後の5m…それをどちらが制するかで決まる…』 | |
(14)2005/05/15 19:57:32 |
逃亡者 カミーラ [カミーラはしばらくじっと考え込んでいたが、やがて意を決すると、まっすぐにマンジローの瞳を見た。] マンジロー… あたしは信じてる。あんたのくれた悦びも、希望も、なにもかも。あたしはあんたのことを信じてる。あんたのことだけを信じてる。だから… [カミーラの瞳に涙が溢れる。] …帰ってきて… 帰ってきて、お願い… 他になにもいらないから… だから帰ってきて… [彼女はマンジローの胸に顔を埋ずめると、同じ言葉を何度も繰り返した。マンジローの襟を掴む手は血の気を失ない、小刻みに震えている。頬に伝う涙は拭われないまま滴り落ち、シャツの胸に黒い染みとなって広がっていった。] | |
(22)2005/05/15 22:32:13 |
修道女 ステラ [目を開けると見慣れたオフホワイトの世界が、そこにあった。 ぼんやりと昨日のことを思い出すと、集会場のホールでヘンリエッタと一緒に補給物資を受け取った後、双子の、リックが……死んだ。 ヘンリエッタに連れられて、灯台へ戻ってきて……。 今日もまた、誰かしらが人狼によって、存在を否定されて……。 事実が苦しくて、重くて、現実という壮大な悪魔に追われている気がして、ベッドから抜け出して窓の外を見た。 茜色の空が美しく、憎かった。] ……ルーサー、さん。 また、同じ過ちを繰り返すのですか……? 「あの時」と同じ、過ちを……。 [ステラは目を伏せ、集会場へ行く準備を始めて、ヘンリエッタに向かってつぶやいた。] ヘンリエッタさん……。 わたくしはこんなにも無力ですけれど……、ヘンリエッタさんの、力になりたいと思いますわ。 たとえ、どんなことがあっても……。 | |
(23)2005/05/15 22:42:43 |
村長の娘 シャーロット [シャーロットは無表情のまま首を傾けて、今度はラッセルにだけ聞こえるように囁いた。] ギルバートさんが死んだわ。 あなたが殺したの? これで満足? と言いたいところだけど……。 その酷い顔、人狼には見えないわね。 ………ねえ。 もし、あなたは本当にメイさんが人狼ではないと思うなら、昨日の彼女の背中の傷がどうなったかを確かめてみるといい。矢の食い込んだ深さ、摘出の際に肉をえぐった面積を考えれば、人間なら一夜にして治癒する傷ではないのは分かるでしょう。でも、人狼ならは月光を浴びてすでに治癒しているわ。 それを確認してみる勇気、あなたにある……? | |
(42)2005/05/15 23:58:42 |
ごくつぶし ミッキー [いつもよりは静まり返る集会場の中、外の緊迫した雰囲気とは全く関係のないような、間の抜けたBGM。例の時刻が来た事を知らせる女性のアナウンスが、いつも通りにはじまった。] 『はいはーい、今日も楽しい殺し合いの時間がはじまりまーす。ルールは省略! 誰が1人が殺されたらいつも通りに花火が上がってはいソコまで! 今日のゲームは終了でーす。 分かってると思うけど、夜明けまでに誰も殺せなければ、全員に死亡よ。もちろん、二人目を殺してもダメだからね、それじゃ頑張ってねー。』 [いつも通りの女性アナウンサーの笑い声とともに、放送は終了してギルバートを映し出した。] | |
(54)2005/05/16 00:30:29 |
流れ者 ギルバート む… ミッキーめ、シャーロットに手を出す気か。 | |
2005/05/16 01:01:29 |
ごくつぶし ミッキー ・・・アンタは、ギルバートを信用していなかっただろう? [ミッキーは心の中で、誰かが誰を信用しているということをずっと不思議に思っていた。そして、シャーロットだけは何か信用とは違う・・・と感じていた為、質問をした。] | |
2005/05/16 01:07:09 |
ごくつぶし ミッキー アイツは、アイツを利用していただけか。・・・なんで、利用していた? ・・・そんなことは、知った事じゃない・・・クヒヒハハ・・・。いつか、アンタはコロシテヤルよ・・・。 | |
2005/05/16 01:18:10 |
ごくつぶし ミッキー そうだ・・・ヤッパリ、利用する為にヒトを信用するんだ・・・。 アイツは、あの女にただ利用されただけだ・・・。ソレだけで死んだんだ・・・。 ・・・分かった。アハハハハハハハハハハ。アハハハハハハハハハハハハハハハハ。 [ミッキーは、一晩中考えた彼なりの・・・答えを、出した。] クヒヒハハ・・・。 [ミッキーは、完全に狂った。] | |
2005/05/16 01:23:02 |
流れ者 ギルバート お……花火…… 終わったみたいだな。 シャーロットは生き残ったか。良かった。 | |
2005/05/16 02:52:31 |
逃亡者 カミーラ マンジロー!! [カミーラは、マンジローに駆け寄った。マンジローの首からは鮮血が迸り、彼の頭の下に出来た血溜りがみるみる広がっていく。カミーラは彼の胸を揺って力の限りに名を呼んだが、マンジローはぴくりとも動かない。] そんな… [カミーラは呆然と呟いた。] 嘘だよ… こんなの… [彼女は、もう一度マンジローの名を呼んだ。しかし、やはり反応はない。彼の目は既に生気を失ない、ただ星空を見つめていた。] 一緒に… 生き延びようって… 一緒に… あたし… [カミーラの両目は大きく見開き、半開きになった口からはカチカチと歯の鳴る音が聞こえる。彼女は、震える手でマンジローの手を取った。徐々に失なわれていく体温が、カミーラの心に絶望を流し込む。] う… あ……… [カミーラは、マンジローの顔を見ながら呻くと、彼の亡骸の上に崩れ落ちる。気を失なった彼女の衣服に、マンジローの血がゆっくりと染み込んでいった。] | |
(102)2005/05/16 03:11:01 |
学生 ラッセル ここは……地獄だ……。 | |
2005/05/16 05:00:02 |