人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1890)BT2 NIGHT KNIGHTS : 3日目 (1)
村長 アーノルドはランダム投票で吟遊詩人 コーネリアスに投票しました
村長の娘 シャーロットは農夫 グレンに投票しました
農夫 グレンは墓守 ユージーンに投票しました
書生 ハーヴェイは踊り子 キャロルに投票しました
見習い看護婦 ニーナは書生 ハーヴェイに投票しました
酒場の看板娘 ローズマリーは墓守 ユージーンに投票しました
双子 リックは墓守 ユージーンに投票しました
踊り子 キャロルは墓守 ユージーンに投票しました
逃亡者 カミーラは酒場の看板娘 ローズマリーに投票しました
吟遊詩人 コーネリアスは踊り子 キャロルに投票しました
墓守 ユージーンは踊り子 キャロルに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長 アーノルド は、吟遊詩人 コーネリアスに投票した(ランダム投票)
村長の娘 シャーロット は、農夫 グレンに投票した
農夫 グレン は、墓守 ユージーンに投票した
書生 ハーヴェイ は、踊り子 キャロルに投票した
見習い看護婦 ニーナ は、書生 ハーヴェイに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、墓守 ユージーンに投票した
双子 リック は、墓守 ユージーンに投票した
踊り子 キャロル は、墓守 ユージーンに投票した
逃亡者 カミーラ は、酒場の看板娘 ローズマリーに投票した
吟遊詩人 コーネリアス は、踊り子 キャロルに投票した
墓守 ユージーン は、踊り子 キャロルに投票した

墓守 ユージーン は、村人の手により処刑された……
墓守 ユージーンは人間だったようだ。
村長の娘 シャーロットは、双子 リックを占った……。
双子 リックは人間のようだ。
踊り子 キャロルは、村長の娘 シャーロットに襲いかかった!
次の日の朝、村長の娘 シャーロットが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長 アーノルド、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、見習い看護婦 ニーナ、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、踊り子 キャロル、逃亡者 カミーラ、吟遊詩人 コーネリアス、の9名。
見習い看護婦 ニーナ
[後方からシャーロットの援護射撃を受けつつ、ジュウと音を立てて霧が晴らされていく。

 先に立って行ったニーナは、見上げるほど高い二本の柱の下に立ち、疾風のようにキャロルに襲いかかった狒狒を振り返る。]

………!

[こちらを伺うようにあたりに光る*無数の目*]
(0)2006/09/20 23:05:03
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/20 23:05:52
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/20 23:08:27
村長 アーノルドは、木々の間に蠢く影に向かい連射。
2006/09/20 23:18:52
村長 アーノルド
[それは黒く小さな人型の──しかし酷く歪んだ生物?であった。
それが、周囲の木陰よりギラギラと黄色く澱んだ光を放つ眼でこちらを睨み、ひょこひょこと飛び跳ねながら近寄ってくる。
しかも、その光る眼の数は徐々に増えてくるようだ。]
(1)2006/09/20 23:31:42
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 23:36:53
吟遊詩人 コーネリアス
[カミーラに手を引かれるようにして、なんとか門の中へと駆け込む。
振り返り、木陰を見渡し、]

…多いな。

[無数の小さな魔の姿に唸る。]
(2)2006/09/20 23:39:04
村長 アーノルド
[姿を現した小鬼どもに、慌てて森から距離をとり、廃墟に駆け込む隊員たち。
その後をきーきーと甲高い叫びを上げながら、小鬼どもが襲い掛かる。

が。
2本の巨柱が立ち並ぶ辺りまで来ると、小鬼達はそこで戸惑ったように立ち止まる。
辺りをうろうろするだけで、廃墟に入った隊員たちを襲おうとはしなかった。]
(3)2006/09/21 00:02:24
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルに疾風の如き影が向かって行く事に気付くも、目を細めただけで。
2006/09/21 00:02:51
踊り子 キャロル
[ひゅ、と空気を裂いて。
細長い刃をしならせる。]

……あら、私を?
それはそれはご丁寧にどうも。

でもそんな狭苦しそうなところ、遠慮するわ。

[手首を翻し、振るう。
撓る細い刃は、刀を構える刃へと伸びて行く。

狒狒の面を被る男は、無言のまま刃を避けて木々へと跳躍する。]
(4)2006/09/21 00:08:28
村長 アーノルド
シャーロット君、こっちに!!

[炎で小鬼の群れを牽制しながら走ってくるシャーロットへ向けて、手を伸ばす。
緊急時だというのに行儀よくそれに返答したシャーロットが、くるりと炎を宙に舞わせ、2本の柱の間を通り抜ける。]
(5)2006/09/21 00:11:29
逃亡者 カミーラ
──刃。
裏切り者を探し出して強引に始末するつもりなのか。
それとも、昔の様に戦いを……?

[キャロルを襲おうとしてるのが、ユージーンである事はその姿で容易に理解出来たが。邪魔をするつもりは無い。口元には寧ろ楽しげな微笑がある。

──それよりも、目玉をギラつかせ周囲を取り囲む無数の魔の姿。]

化け物の居る沼を渡ったと思えば、人間界の痕跡。
…続きは、コレなのか。
今、あれらに囲まれるのは厄介だな、急ごう三日月。

[そう言って、コーネリアスの手を取り門の中へと駆け込んだ。]

確かに多い。
(6)2006/09/21 00:12:16
村長 アーノルド
[──きらり。
そのシャーロットの周りに淡い煌きが浮かび。
それは光を増しながら半透明の壁となって彼女を取り囲む。]

シャーロット君!?

[自分の周りを漂う光の粒子に、異変に気付いたシャーロットが、驚いた表情で周囲を見回す。]
(7)2006/09/21 00:17:14
逃亡者 カミーラは、吟遊詩人 コーネリアスの腕を取ったまま、後方を見渡しアーノルドの方を振り返る。
2006/09/21 00:19:34
村長 アーノルド
[それは騎士であるものなら誰もが見たことのある「封印」の前触れ。

足を止めて驚愕の表情を浮かべたシャーロットを内側に取り込み、光る半透明の壁は煌く結晶体へと変化して。

その一辺一辺が、次々と接合して閉じ始め。]
(8)2006/09/21 00:22:11
吟遊詩人 コーネリアス
…シャーロット!?

[隊長の声に振り向き、煌めく結晶の中へと封じられゆく少女の姿に声をあげる。
あれは、リリムが我ら夜の騎士にのみ与えた封印の力。

…つまり、それは誰かが彼女を封じんとしていると言うこと。]
(9)2006/09/21 00:24:53
村長 アーノルド
[アーノルドは駆け出して、シャーロットを内に閉じ込めた水晶様の結晶体へと取り付こうと、更に腕を伸ばし、

結晶の内部からこちらを見つめるシャーロットと一瞬視線が絡み合い、

・・・・・・最後の辺が接合して結晶体が完成して、

次の瞬間、
シャーロットは封印の結晶体ごとこの空間から消え去った。]
(10)2006/09/21 00:29:10
農夫 グレン
なーんだよもう!一番穏やかじゃないの旦那じゃないかよー!
そろそろいい加減にしてくれないかなぁ!

[ぶつぶつと喋りながら、展開した機雷を移動させる。
慣れたピンボールをやるように、こう動いたら
ここに当たりそうだと思う箇所に設置する。]
(11)2006/09/21 00:31:15
村長 アーノルド
シャーロット君!!

[アーノルドは虚しく空を切った指先を見つめながら、三度目のシャーロットの名を*叫んだ。*]
(12)2006/09/21 00:31:43
双子 リック
[大鎌を持って地を蹴れば、
キャロルの振るう細い刃がユージーンへと伸び、
刃を避けて木々の合い間を跳躍するユージーンへ叫ぶ。]

刃さん!やめてください!
キャロルが裏切り者かなんて判らないじゃないですか!

[駆けながらも宙に向かって大鎌を振るい、
その柄に浮き掘られた蔦が浮かび上がれば、
縦横に伸びる緑の蔦は、
拘束する為かユージーンへと勢い良く伸びる。]
(13)2006/09/21 00:32:30
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/21 00:34:41
踊り子 キャロル
[跳躍し、木々の間を移動する男を追う。
紅いドレスは足に絡みつくように。

牽制に刃を放てば硬質な音と共に弾き返される。

嘲笑うかのように、狒々は違う木へと]

……はしっこい男ね。
死神になる前は猿だったんじゃなくて?!

[毒づきながら、視界の端でグレンが機雷を置くのを見る。

跳躍するユージーンに向かって、リックが振るう鎌から蔦が伸び]
(14)2006/09/21 00:35:09
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/21 00:35:15
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/21 00:35:41
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/21 00:38:33
逃亡者 カミーラ
[目の前で唐突にシャーロットが封印されて行く様子に、目を大きく見開く。]

…夜の騎士による封印。
アーヴァインの言った「消えた」
カルロの言った「殺した」



────────裏切り者…とは、こういう事……か?

[コーネリアスの腕を思わず強く掴む。]
(15)2006/09/21 00:41:35
踊り子 キャロル
[木々の隙間から、狒々が手にした刃で蔦を断ち切ろうとするのが見え――

その振るう刃の先に、機雷がちらりと、見えた]
(16)2006/09/21 00:42:45
双子 リック
[ユージーンへ迫る蔦は、
木々を縫って跳躍しながら振るわれた刀に断たれ、
けれど勢い良く振るわれた刀は、
其の先に控えていたグレンの配置した機雷を叩く。]
(17)2006/09/21 00:44:38
逃亡者 カミーラは、門の外に、刃物の鳴る音に続いて聞き慣れた爆発音を聞く。
2006/09/21 00:49:47
吟遊詩人 コーネリアス
[目の前で、閉じ込められたシャーロットが消失する。

己の腕を掴んでいたカミーラの手に力が入り、無意識に其れを逆の手で包んだ。]

…恐らくは。
封印の力は、我ら夜の騎士にしか使えぬ筈。

[そう言い、静かに目を伏せた。]
(18)2006/09/21 00:51:49
逃亡者 カミーラ
…馬鹿な。
──何をやっている。

[眉を顰め、口唇の端を歪める。]
(19)2006/09/21 00:52:03
村長の娘 シャーロット
団長っ!!

[最後に見えたのはアーノルドの表情
徐々に閉じられていく視界

次に視界が開けた先は―――暗澹の空間
周囲を照らそうとランタンを掲げる
けれど視界は開ける事は無く、ただ薄暗く
ランタンの炎と自分の影のみが何処かへと伸びて

ぞくりと嫌な予感、嫌な感覚が駆ける]

ここは―――…?
2006/09/21 00:53:55
双子 リック
[予想外の爆発に眸を見開き、
吹き飛ばされるユージーンを追うも、
其の先には悪夢の素がみえた。]

刃さん!

[更に大鎌を振って蔦を伸ばすも、
ユージーンの身体が飛ばされる方が早く――]
(20)2006/09/21 00:55:27
農夫 グレン
[耳に爆発音が入ってくる。]

Hit the jackpot!……って気分でもなーいね。あーあ。

[笑顔だが、どことなく様子の違う声。]
(21)2006/09/21 00:57:23
逃亡者 カミーラ
[手に包み返された感触に、コーネリアスを見つめ返し。
一瞬目が伏せられた事をいぶかしむも、また門の外へ意識が──。]

……そう言う事だ…な。
嗚呼、あの爆発音はグレンのモノだ。
目玉の群れも気になる。

輸送が必要かもしれん。
……門の外を見て来る。
(22)2006/09/21 00:58:58
吟遊詩人 コーネリアス
…刃、か?

[喧騒の方角へ目をやる。
…今にやらかすとは思っていたが…。]
(23)2006/09/21 00:59:10
踊り子 キャロル
[爆風の衝撃で弾けるように飛ばされていく黒い影を。
目で追って。

その先にある、白い繭。

リックが蔦を伸ばすよりも早く、悪夢の実は弾けて白い霧がユージーンを覆った]

……。

[何時かのように、その体がゆらりとよろめく。

――好機。]
(24)2006/09/21 00:59:45
逃亡者 カミーラは、吟遊詩人 コーネリアスに小さく首を振り、軽く額にまじないの様に口付けた。
2006/09/21 01:00:16
逃亡者 カミーラは、門の外へと駆けて行く。
2006/09/21 01:00:36
吟遊詩人 コーネリアスは、逃亡者 カミーラに「お気をつけて…」と囁き、静かにその場で待つ。
2006/09/21 01:16:12
踊り子 キャロル
[短く息を吐き、細い刃を撓らせ、一直線にユージーンの心臓へと目掛けて放つ。
鞭のような刃は、一直線になり、槍のように鋭く、長く。

――どっ、と鈍い衝撃。

串刺しになったユージーンを見て、微笑む。]

……ごめんなさいね?
停滞空間には、貴方が行って頂戴。

[ひゅ、と再び空気を切り裂く音をさせる。
刃は再び撓り、ユージーンの体から抜け。

同時に、彼女の能力が、発動する。]

――Adieu.

[呟きと共に、現れた半透明の壁がユージーンを取り込み、結晶体へと変化する]
(25)2006/09/21 01:16:25
双子 リック
刃さん!

[キャロルが其の心臓に刃を伸ばすのにまた叫び、
傍へと駆けつける頃には、
ユージーンの肉体は結晶体へと変化して――]

嗚呼…

[呆然と無意識のうちに零れる溜息と共に、
持っていた大鎌はオカリナへと戻り、
キャロルと消えるユージーンを交互に見つめ、
憂いを帯びた碧の眸は揺れて瞬き、
オカリナを唇に寄せれば弔い舞う花弁は紅く、紅く。]
(26)2006/09/21 01:26:26
踊り子 キャロル
[閉じられていく辺を無言で見つめる。
結晶は徐々に形成されていき。

程なくして、壁は全て接合される。

――瞬間、ユージーンの姿は掻き消えた。]

……何時か出してもらえるといいわね?

Bonne nuit.

[くすりと笑った]
(27)2006/09/21 01:26:37
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間 ─

...........。

〔額に手をあてる。思考が鈍く、にこりがある。〕

一体何が起こりやがったン....

〔暗褐色の空間。
 不気味に漂う霧。
 黒、灰、茶、群青、深緑、蛍光色、紫、赤、黄、…ありとあらゆる色の霧が辺りを覆い尽くす。

     そしてそれが混沌とした闇の中から霧に紛れて現れた。

 燃え盛る紅い紅い炎の塊。轟轟と鳴り響く大車輪に似た丸いカタチ。炎の中には真っ暗闇のような人影の姿が揺らめき、怨嗟と呪詛の声をあげながら、蠢いている。それは蠢きながら、炎の弾を辺り一面へ向けて発射する。その複数の炎が目前に迫った。〕

〔憎しみの声、世への恨みの声、怒りの声、絶たれた声。

 ───────────それはまさに呪歌だった。〕
2006/09/21 01:29:45
墓守 ユージーン
〔咄嗟に左手で炎を受け、地面に右手をつくと、
 体や足を捻らせ折り曲げ、他の炎の弾を避ける。
 地面に擦りつけるようにして炎を消すと、目の前の異体を見た。腕がブスブスと黒い煙をあげる。まだ、炎が身を灼いているように思われた。〕

............。

〔ぺろりと唇を舐める。〕
2006/09/21 01:29:50
村長の娘 シャーロット
― 迷夢空間 ―

[ランタンの炎に暗澹色の霧が照らされる
ふわりと炎を分けてもその霧は掃えず

眉を顰め―――]

――っ!?

[不意にぶわぁと視界が霧で塞がれる
視界が開けた場所には、其処には]

…刃?…と――――、

[目の前に居るのは炎、聞えるのは呪歌
ゆるりと首を振り両手で顔を庇うように
ガランと音を立ててランタンが落ちる]

…―――っ、
2006/09/21 01:42:53
村長の娘 シャーロット

っいやあああああああぁあああああ!!!!


[暗澹の空間に声が響く]
2006/09/21 01:43:09
墓守 ユージーン
こいつァ、いい。
迷夢の森の化物でスかい。

〔言って、思考のにこりの中に胸を貫かれた記憶が蘇った。
 白い霧に包まれながら、胸を刺され、身を削がれ、蟲に体を喰まれ、生きながら貪られるおぞましい経験の悪夢と........真っ直ぐに胸を貫かれ、封印の半透明な結晶体を見たような。〕

シッ....アッシとした事が。
イヤ、なら封印されたンじゃあ......。

ここは迷夢の森........にしか見えねェってのに、

〔後ろで何かが倒れた音。
 シャーロットを振り返ると、熱気が背に迫る。
 シャーロットをも飲み込もうと、巨大な炎の弾が一つ発射された。〕
2006/09/21 01:48:53
墓守 ユージーン
叫んでると殺されますゼ!

〔そう叫び、ゴロリと転がって避ける。〕
2006/09/21 01:49:53
踊り子 キャロルは、戦闘形態を解くと、刃を羽根扇子へと*戻し。*
2006/09/21 01:50:52
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/21 01:51:16
双子 リック
[キャロルの様子に憂いを帯びた眸はぱちりと瞬き、
口を開こうとした時には、
不気味に眸を輝かせる無数の魔が此方へと、
飛び掛って来るのに慌ててオカリナを大鎌に戻し、
一体をなぎ払うも其の数に気付き眉根を寄せる。]

数が多過ぎる…

[横合いから飛び出してきた二体目を、
振り下ろした大鎌で真っ二つにして、
キャロルへと声をかける。]

みんなと合流しましょう。
(2006/09/21 01:51:46、双子 リックにより削除)
墓守 ユージーン
〔シャーロットも当然避けるものだと思っており、
 敵を見据え、口角を吊り上げた。〕
2006/09/21 01:51:35
農夫 グレン
ふー…あーぶなかったねー。
(*0)2006/09/21 01:51:39
村長の娘 シャーロット
――っ!

[炎の轟と言う音に振り返れば其れが間近に

     悪 夢  が甦る

何とかしないと、逃げないとと焦るように
それでも身体が動かない]

…いや…

[無意識に一歩後ずさればランタンを踏み
其れに足を滑らせて転倒すれば頭の上を炎が行き過ぎる

その衝撃で仮面が外れ、焼け跡の浮上る顔が露になり

ユージーンの声にはっとするように身を起す
ランタンを拾い上げ、握り締めた]

…いや…、殺されるのは、いや…!
2006/09/21 02:05:02
双子 リック
[キャロルの様子に憂いを帯びた眸はぱちりと瞬き、
口を開こうとした時には、
不気味に眸を輝かせる無数の魔が此方へと、
飛び掛って来るのに慌ててオカリナを大鎌に戻し、
一体をなぎ払うも其の数に気付き眉根を寄せる。]

数が多過ぎる…

[横合いから飛び出してきた二体目を、
振り下ろした大鎌で真っ二つにして、
戦闘形態になり慌てて応戦するキャロルへと声をかける。]

みんなと合流しましょう。
(28)2006/09/21 02:06:36
墓守 ユージーン
〔シャーロットの叫びに哄笑をあげる。〕

ヒハハハハハハ!
殺されたくねェなら、殺しちまいな。

相手を粉微塵に粉砕しちまうとイイ。

さてこいつァ、アッシを熱くさせてくれるンでスかい。
────火花みてェに弾けてェんだ。
ずっとずっとずっと.......生きていた時から、ずっとな!

〔鋏を振るい、長細い刃...そう、刀に剣に傍目には見えるだろう...をゆらりと中段から下段へとさげ持つと、一歩前に踏み出す。

 幾十もの刃が、普段よりも体との距離を開けて、ゆっくりと旋回し始めた。無骨な三角形を反らしたような形の幅広い刃は、一瞬でかき消えた。

 異様なキュルキュルキュルという音だけが辺りに響き渡る。〕
2006/09/21 02:13:39
農夫 グレンは、のそのそと*歩き始めた*。
2006/09/21 02:16:26
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/21 02:17:19
村長の娘 シャーロット
二度と、
貴方達みたいな、
卑怯な人たちなんかに、

[ゆらりと髪が揺れ、ランタンの先からは白刃が漏れ出す
幾つも幾つも漏れ出してくるそれは、ゆらりゆらりと重なって]

殺される、ものですか――!

[炎を見据え、其の中に蠢く人影を見据える
瞳には憎悪が篭っている

ユージーンの哄笑にはただ静かに静かに声を返し首を傾げた]

そうね?罪を犯した者が償いをするのは当然の事。
それは世の常―――。
2006/09/21 02:18:39
逃亡者 カミーラ
[リックの蔦が伸びてからユージーンがキャロルによって封印されるまでは、一瞬の出来事だった。
 カミーラは駆け出した足を門のすぐ傍で止め、仁王立ちの姿勢で、]

…馬鹿な。
(29)2006/09/21 02:22:07
吟遊詩人 コーネリアス
[向こうで交戦中のキャロルとリックへ叫ぶ。]

こちらへ!
門の中には入ってこれないようです!!

[多少力は戻ってきてはいるものの万全ではなく、
今向かっても足手まといにしかならないかもしれないのがもどかしかった。]
(30)2006/09/21 02:23:18
逃亡者 カミーラは、戦闘形態を解除したキャロルに向かおうとした瞬間──
2006/09/21 02:24:43
逃亡者 カミーラ
[黄色い目玉をギラつかせた悪鬼達が、羽虫の様に一斉に門の外にいる第四隊メンバーに襲いかかる。
 肌の入れ墨を戦闘形態を示す血の赤色に染め、目を見開きキャロルを見つめていたカミーラは再び眉を顰めた。

 黒髪を乱して、両手首を交差させ三日月の様に歪められた大きな円月輪を二つ、長い軌道で放つ。]
(31)2006/09/21 02:30:50
墓守 ユージーン
〔シャーロットの焼け跡を見ても何を言うでもなく、
 目の前の敵を愉しむかのように。

 左手を広げて、距離を隔てた相手を掴むように小指と薬指を軽く曲げた。
 極近距離から、木を切り倒した時と違うS字に組み合わされていない、基本的な1つだけの刃達が姿を現し、中の人影達を横から貫通しようという動き。〕

〔それは一度きりの動きで、
 狒狒の面はシャーロットへと首を傾けた。〕

償いでスかい。
こりゃあまた。

〔炎が吐き出されたので、シャーロットから距離をとるように別の場所へと跳躍。〕

─────それが世の常だと信じきってるンなら、
                           お目出度い事だ。
2006/09/21 02:31:18
村長の娘 シャーロット
火花みたいに弾けたいなら、
炎の中に入れば良いかもしれないわよ?

[大きな一枚の刃になった白刃を操る
ぐいと棒を振るいながら

その白刃は炎の中央へと駆ける
更に小さな白刃を幾つも繰り出せばそれはぐるぐると舞いながら
炎に穴を開けるように舞い踊る白刃が突入し、
其の穴を通るように大きな白刃が追いかける
人影の一つ、頭を弾けさせた

炎が吐き出されれば白刃をまるでブーメランの様に呼び戻し
自分の前に突き立てて炎を散らさせる
ユージーンの声が聞えれば其方を睨み]

…お目出度い?
2006/09/21 02:37:16
逃亡者 カミーラ
[何時もよりも大きく目を見開いている。キャロルを見つめたままのカミーラに、表情は見当たら無い。

 円月輪は、針葉樹の枝の周囲にまだフワフワと漂っているグレンのLOVE&PEACE達を切り裂き爆破させ、爆破は小悪鬼も悪夢の素をも巻き込む──。]
(32)2006/09/21 02:41:30
逃亡者 カミーラ
[円月輪は針葉樹の幹に当たり軌道を乱した。
 カミーラはそこに新たな小さな円月輪を打ち込み、視界に入る全てのLOVE&PEACE達を弾かせ爆破させた。

 リックがオカリナを奏でた時に舞い散った紅い薔薇の花弁が、爆風に巻き込まれ炎と混じり合いながら舞い上る。]
(33)2006/09/21 02:46:07
墓守 ユージーン
〔哄笑。明らかに嘲りの色を含んでいる。〕

殺し合いさ。
炎で弾けられやしねェ。
どちらかが強いか、高い場所まで連れてって。
相手かおれか、命を燃やし尽くすンさ…───。

それだけありゃあ、アッシは.......。

〔恍惚とした響きが声に含まれた。〕

〔先の無骨な刃と、シャーロットの白く輝く刃によって
 残すはあと… 〕

あぁ、お目出度い。
世の常なンて、思わねェ。
生きるために罪を犯し、世を治めるために罪を犯し、
そんな奴ラで溢れかえってる世の中だ。

────誰が償いをしていやすか?
2006/09/21 02:46:26
逃亡者 カミーラ
[炎に焼かれた悪鬼達はキィキィと不快な悲鳴を上げて灰になる。けれども更に森の奥から奥から、虫が湧く様にその数を増やす。]
(34)2006/09/21 02:49:57
双子 リック
[振り回す大鎌は薔薇の花弁を散らしながら悪鬼を薙ぎ、
舞う花弁は刃となって何体かを切り裂くも、
其の数を前には埒が明かないか。

振り下ろされる爪を柄で受ければ、
骨ばった小さな手に掴まれた大鎌の柄は、
持ち主以外の接触に棘を出し悪鬼の手を貫く。]

くっ…

[振り払った悪鬼を逆袈裟に斬り、
柄より浮かぶ蔦は其の一角に縦横に走り、
単体ならさして強くは無い悪鬼達を切り裂き一角を崩す。]
(35)2006/09/21 02:52:10
逃亡者 カミーラは、すぐ、目の前を流れる紅の花弁にスローモーションで瞬き。
2006/09/21 02:54:48
村長の娘 シャーロット
殺し合い…。前にも聞いた言葉ね。
一方的な殺しじゃないだけまだマシなのかしら。
それでも誰かを殺すのは罪だわ。

[ふわりと髪をかきあげる
また棒を振るえば突き立てられた白刃は浮かぶ
見据えた炎は先程よりも小さくなっている]

罪を犯さずに生きれば良いわ。
罪を犯さずに世を治めれば良いわ。
溢れかえる世の中が間違っている。

償いをしていないのなら、させれば良い。
人間界に干渉する事が禁じられていなければ…。

[炎を見据える瞳には矢張り憎悪
その白刃を憎しみをぶつける様に振り上げ放つ]
2006/09/21 03:00:41
逃亡者 カミーラ
[沸き出る悪鬼の群れの黒と黄、
 繭から吹き出した霧の白、
 破壊された針葉樹の破片達の緑、
 炎の赤、花弁の紅──。

全てが悪夢の様に*目の前で吹き荒れる*。]
(36)2006/09/21 03:05:35
双子 リック
[カミーラが爆破させたグレンの機雷で悪鬼が飛び散り、
肉片は其処此処に飛び散るも更に後から後から湧く小さな鬼達。

突き崩した一角から包囲の外へと駆けながら、
追撃に身を翻して振り返り、
大鎌を横一線に斬り払い結界へと*向かい*]
(37)2006/09/21 03:08:15
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/21 03:10:12
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/21 03:10:12
墓守 ユージーン
ハハハァ、シャーロットのお嬢ちゃん。

アンタ、悪鬼の顔になってやスぜ。

我はリリム・ネヴァンの騎士。

反逆者狩りと言ったってェ、全然罪らしきものを犯してない死神を狩った事、そちらさんもおありでしょうよ。盲目的に、リリムの命令とやらに従って、それとも気づこうともしていやせンで?

〔既に「悪夢の怪物」に対する興味は薄れ始め、
 目の前の焼け跡残るシャーロットを舐めるように見つめ。〕

人間に化けりゃあ干渉くらいは出来やしょうよ。
償いでスかい。

その償いとやらは、お嬢ちゃんの場合、
罪人を殺す事にあたるように思えるのは、アッシの気のせいでスかい。

〔シャーロットの白刃は、
 人影の頭を貫き、ますます炎は小さくなる。〕
2006/09/21 03:12:30
墓守 ユージーン
しかし、けったいな化物だ。
都合イイ体をしてるとは言い難ェ。

何の悪夢なンだい。
2006/09/21 03:13:54
墓守 ユージーン

なァ、お嬢ちゃん。
綺麗な水じゃあ魚は生きれやせんぜ。
 
2006/09/21 03:17:43
村長の娘 シャーロット
[悪鬼と言われれば片手で顔を覆う
指の間からユージーンを睨む]

…無いわ。
私が封印してきた死神は、封印をされるような事をしたから。
だから封印をされた。それだけ。

[見詰められれば落とした仮面を探すように足元を見る
けれど霧は濃く見当たらず、傷跡も浮んだまま]

あたってなんて、ないわ。罪人は罪人だもの。
2006/09/21 03:27:30
村長の娘 シャーロット

あの悪夢は―――
2006/09/21 03:27:42
村長の娘 シャーロット

私の―――


[小さくなる炎を見据える
其処に見える人影は嘗ての友人のような気がして為らない

小さくなる炎は最後の力を振り絞るのか
其の身を大きく弾けさせ、炎が撒き散らされる
呪歌が最後に一際、大きく大きくなった]
2006/09/21 03:29:01
墓守 ユージーン
〔嘲笑うかのような忍び晒いを洩らし、
 指の間から覗き込む目を、光が反射しない黒い眼で見つめ、一歩一歩と歩く。
 手から垂らした長細い刃はそのままに。〕

〔足先に仮面があたれば、
 ゆっくりした緩慢な動作で拾いあげ〕

私の――――何でスかい?

〔呪歌は聞こえど真っ直ぐに見つめたまま。
 狂いそうになってもおかしくない程、感情は込められているだろうに、それすら凪であるかのように。〕
2006/09/21 03:39:10
村長の娘 シャーロット

   私の――、 【 nightmare 】


[言葉と同時に大きな白刃を傍に突き立て炎を散らして
大きくなった呪歌にゆっくりと耳を塞ぎ
白刃の影に隠れるように膝を折る]

あれは友達――ううん、友達だと思ってた人の声

いや、聞きたくない、あんな声なんて

…どうして――、どうして刃は平気なの!?
あんなあんな……声、あんな風に醜い、あんな風に嫌な!
2006/09/21 03:47:41
墓守 ユージーン
さァてね。
醜いもンはよく見てきやしたし、醜女と寝た事がありゃあ醜男と寝た事もありまさ。

...........。

〔シャーロットの傍らに立つ〕

へへっ、よくは分かりやせんが、そいつァ本当に友達だったンで?
2006/09/21 03:58:40
村長の娘 シャーロット
…頭が痛い。刃が解らないわ。

[耳を塞いでも呪歌は聞える
顔を俯かせたまま呟く]

…違う。あんな人、友達なんかじゃない。
殺されたもの。

顔も焼かれたわ、喉も潰されたわ。

おかげで、もう、歌えない。
ステージにも立てない。

歌を返して。……返してよ。
2006/09/21 04:07:40
墓守 ユージーン
お嬢ちゃんにとっちゃあ苦しい事で、
アッシにとっちゃあどうでもいい事で。

〔耳を防げば、ただ見下ろす。〕

殺して心も晴れたでしょうや。
何時までも、返して返してと五月蝿い嬢だ。

歌を歌やァいいでシょう。
そちらさんは死神だ。ステージとやらも無縁デしょう。
だが歌っちゃならねェ言われはねェ。
2006/09/21 04:15:06
墓守 ユージーン
しっかし、何時まで呪且が響くンだ。
2006/09/21 04:17:29
村長の娘 シャーロット
歌えるなら歌ってるわ!

[ユージーンを見上げて叫ぶ
その手に仮面があるのに気付き軽く睨んで]

…心が晴れたなら、こんな顔は、してない。
五月蝿いのなら放っておけば良いじゃない。

それと…それを、返して。
2006/09/21 04:20:04
墓守 ユージーン
〔ならばと嘲笑を浴びせ、
 シャーロットの喉元に刃の切っ先を*つきつけた。*〕

なら、戦ってもらいやしょうか。
 
2006/09/21 04:23:20
村長の娘 シャーロット
[突きつけられた切っ先に
顔の焼け跡はより色濃くなって]

…イイ殺し合いをって、奴かしら。
女の子の弱みに付け込むなんて、最低ね。

[軽く睨みながらその刃を指で*掴んで*]

隊長のお許しがでればね?
2006/09/21 04:34:39
農夫 グレン
あー、畜生!こういうのはBAD&HELLだ!

[体をサイケデリックな色彩へと変化させる。
その後、透明化させる。自分の機雷が爆破される様子に、
ふと苦虫を噛み潰したような表情を見せる。見えないが。]
(38)2006/09/21 05:27:46
農夫 グレン
[機雷は、破裂の瞬間に衝撃波を発する。
体重のある小鬼たちは問題なく炎に包まれる。]

………Oh, my...

[しかし、霧の方は衝撃波で吹き飛ばされる。
しかも拡散するように。そのためうまく炎が伝わらない。
つまり、機雷の機能上、霧を燃やすのは不可能。]
(39)2006/09/21 05:32:18
農夫 グレン
燃やすための燃焼と、壊すための爆破は違う…ってか。

[足早に結界へと向かう。*呟きながら*]

……Damn it!
(40)2006/09/21 05:37:18
書生 ハーヴェイは、村長 アーノルドの「後ろ!!」との声に一瞬遅れて反応。
2006/09/21 07:27:51
書生 ハーヴェイ
[振り返ると、周りの木陰にはつい先ほどまでは無かった無数の黄色い点──眼が。
2つで一組になっているそれの数は。

1,2,──5,10,15,20…

数えている内にも点は増える。
数え切れない。]

多っ…

[思わず口をついた言葉に反応したのか、点が揺らめく。
地面を踏む音が漣の様に徐々に近づいてくる。]
(41)2006/09/21 07:28:27
書生 ハーヴェイ
[隣に居るローズマリーに軽く目配せをすると点に背を向け、
門の中に居る隊員達の下へ一目散。]
(42)2006/09/21 07:28:53
書生 ハーヴェイは、踊り子 キャロル達の姿を視線の端に捕らえるが、走った勢いでそのまま門の中へ。
2006/09/21 07:29:06
書生 ハーヴェイ
なんやなんや!何がおこっとるんや!?

[門の中に転がり込むとそう叫び。
状況整理の為かカメラを構え、周囲の様子を撮る。]

[門の外にはキャロルとユージーンが…戦っているようだ。
その周りに複数の人影も見える。

門の内には、廃墟の中に目を向ける隊員達の姿。
その視線の先にはシャーロットが。水晶の様な物の中に居るに見える。]
(43)2006/09/21 07:39:40
書生 ハーヴェイ
──な!?

[シャッターを切ってからようやく事態を飲み込み顔を上げる。
しかしそこにはもう、シャーロットの姿は*無かった。*]
(44)2006/09/21 07:40:06
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/21 07:41:24
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/21 07:42:12
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/21 09:00:31
踊り子 キャロル
[戦闘形態を解き、周りを見渡せば子鬼の群れ。
嗚呼、と溜息を一つ。
リックの言葉に一つ頷いて。]

……ええ。
全く次から次へと……

[コーネリアスが示す方へと駆け出す。
避けきれなかった刃が裂いた体には傷が幾つか残り。
動くのに支障はないが、痛みが思考の邪魔をする。]

これだから厭なのよ、もう。
(45)2006/09/21 09:20:55
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルを大きく目を見開いたまま見つめている。
2006/09/21 09:28:51
踊り子 キャロル
[疾駆しながら、そこかしこで上がる爆音。
門へと駆け抜ける瞬間、こちらを見つめるカミーラと一瞬だけ視線が交錯する。

表情のないその顔からは何も読み取れず。
門へと到達し、振り返ると絵の具を出鱈目に吹き付けたような色彩の世界。]

全然美しくないわ。
駄目ね。

[ぱしりと閉じた扇子が手のひらを打った]
(2006/09/21 09:30:54、踊り子 キャロルにより削除)
踊り子 キャロル
[疾駆しながら、そこかしこで上がる爆音。
門へと駆け抜ける瞬間、こちらを見つめるカミーラと視線が交錯する。

表情のないその顔からは何も読み取れず。
門へと到達し、振り返ると絵の具を出鱈目に吹き付けたような色彩の世界。]

全然美しくないわ。
駄目ね。

[ぱしりと閉じた扇子が手のひらを打った。
再び視線をカミーラへと戻すと、まだこちらを見ている様子に眉を寄せ]

……何か?
(46)2006/09/21 09:32:11
逃亡者 カミーラ
[機雷を爆破させてから戻って来た円月輪を身体に吸収させる。
 門を通り抜けるキャロルとすれ違う。門の外へ身体を向けたままで、視線は今、最後尾になってしまっているグレンを見咎めている。]

…お前が裏切り者か、キャロル?

[低く冷たい声。]
(47)2006/09/21 09:48:17
踊り子 キャロル
[問われた言葉に不快そうに眉根を寄せ]

そんなわけないでしょう。
貴方も刃と同じように言いがかりで人を襲う気かしら。
(48)2006/09/21 09:54:31
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルの刃と言う言葉に、ゆっくりと目を伏せてまた目を見開く。
2006/09/21 09:57:05
逃亡者 カミーラ
…刃は、何時も気がはやいだけだ。

仲間を「消える」様に、封印する裏切り者が、アーヴァイン隊と同様、この部隊にもいる。裏切り者だと問われて、そうだと答える馬鹿は居ないだろうが。
(49)2006/09/21 10:01:05
踊り子 キャロル
気が早いにしてはいきなり切りかかってくるのは不躾すぎるわ。

[不機嫌さを隠そうともせず言い放ち。]

……消えるように?
誰か消えたのかしら、隊の中で。
(50)2006/09/21 10:07:47
吟遊詩人 コーネリアス
…シャーロットが。

[短くそう告げる。]

彼女は炎にて霧を払うことが出来た。
…其れが不都合だと思う方が居たということではないかと。
(51)2006/09/21 10:17:40
逃亡者 カミーラ
[リックが切り崩した悪鬼の一角。渦巻く流れがうねりを上げ、最初にとぼとぼとマイペースで歩いていた所為で最後尾になっていたグレンが透明化したと思しき辺りに流れ込む。
 カミーラは、手首断面から黒い板面を取り出し、等身大程度の大きさに引き延ばすと、キャロルに攻撃を向ける代わりに、グレンの背後と思しき場所へと飛ばした。]

不躾なのも天使軍時代からの…何時もの事だろう。
では、唐突に仲間を封印するお前は何者だ。

[黒い板面からは、防御しきれない白い霧がじわじわと滲むが、悪鬼の群れを弾く事は出来た様で。]
(52)2006/09/21 10:21:01
吟遊詩人 コーネリアス
…パペットマスター。

[ゆるりと目を向ける。]

私も、貴女には不審を抱いている。
貴女の言葉は、皆を惑わせ…判断を鈍らせる。
(53)2006/09/21 10:22:08
逃亡者 カミーラ
[キャロルの「誰か消えたのかしら」と言う質問の意図を探る様に、一瞬振り返り掛け、コーネリアスが答えた事で、また門の外へと意識を戻す。

 黒い板状の結界を何枚も何枚も、悪鬼の群れを防いでいるにも関わらず、まるでグレンを囲いblackboxに閉じ込めようとする様に、*地面に突き立てた*。]
(54)2006/09/21 10:26:36
踊り子 キャロル
Mon Dieu……

[コーネリアスの言葉に嘆息交じりに呟き。]

物には程度がある、ということよ。
この状況下、いきなり切りかかってくるならこちらとて容赦はしない。
正当防衛とでも言えば納得していただける?
(55)2006/09/21 10:28:29
見習い看護婦 ニーナ
[カミーラの取り出した黒い仮面を追わせるように、炎を飛ばし、霧を焼く。それの本来の持ち主は既に此処には居ないが]

シャーロットどのが封印されたのは、明らかに”裏切り者”が我々を悪夢に追い込み滅ぼそうとしていることの証明だろうな。
(56)2006/09/21 10:29:03
踊り子 キャロル
判断を鈍らせる、ね。
つまるところその程度の考えも及んでいないのね、貴方たちは。

猛進するだけが騎士ならば、団結など要らぬ。

[冷えた視線をコーネリアスに向け]
(57)2006/09/21 10:30:56
踊り子 キャロル
……揃いも揃って。
変に鼻が利く連中ばかりね……

全く。
(*1)2006/09/21 10:34:44
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/21 10:35:28
逃亡者 カミーラ
止めようとするリックのお陰で出来た「不意」をつくのが、正当防衛か。…素晴らしいな。
(58)2006/09/21 10:37:04
見習い看護婦 ニーナ
…コーネリアスどの、カミーラどの
もし、いま、だれかに殺意を以てたたかいを挑まれたなら
では、あなたたちならどうなされる?

[薄れつつある、頼りなさ気なランタンの火を見上げ]
(59)2006/09/21 10:40:13
踊り子 キャロル
厭味のつもり?

[鼻先で笑い飛ばす。]

……ここから先、また無闇に切りかかられても困るもの。
刃が裏切り者じゃない、なんて保証もないことだし?
(60)2006/09/21 10:46:45
逃亡者 カミーラ
[グレンの姿が見えないので。既に黒板で囲まれ範囲の狭められた目の前の狭い空間を、いっそ丸ごと転送しようかと前に踏み出し、透明なままのグレンとぶつかる。
 グレンを抱き寄せ、安全な門の内側に引き入れながら。]

…さて。

[ニーナに*薄い笑みを向けた*。]
(61)2006/09/21 10:47:31
吟遊詩人 コーネリアス
…立ち止まっていては、呑まれるのを待つだけ。
…避けて逃げれば、迷い込むだけ。

貴女の言葉が、迷いの中へ我らを導くような気がして、不安なのですよ。

[ニーナの問いかけに、目を向け]

私は、降りかかる火の粉ならば払う主義だ。

刃がキャロルを裏切り者と思って襲い掛かったのも、其れを彼女が返して封じたのも、ある意味当然とは思っているが。
(62)2006/09/21 10:49:53
踊り子 キャロル
ならば耳でも塞いでおきなさい。
都合のいいことしか聞こえぬように。

[呆れたように呟いて。]

……逆に言えば貴方たちは私が刃にやられた方がよかったと思っているわけね。
面白い。
刃と同じく、私に刃を向けるならば、容赦はしなくてよ。
(63)2006/09/21 10:56:17
見習い看護婦 ニーナ
[二人の応答に、にわかに頷く]

コーネリアスどの、私もそう思います。
が、キャロルの物言いが扇疑的だったのはずっとのこと。私も彼女の言動には不信を感じますがあなたが今というタイミングでそれを言いはじめたことにも少し不思議を感じるのです。
(64)2006/09/21 11:00:49
墓守 ユージーン
そういう事で。
隊長殿のお許しの前にここにゃ居やせんよ。
それとも、この仮面を壊しゃあ戦ってくれるンで?

〔仮面下で薄い哂いを浮かべて。
 指を傷つけるように刃を引き抜く。

 眩暈がするような混沌とした色彩の霧は既に晴れていた。

 仮面を懐に入れ、大上段から振り被ろうとした時、
 後ろから刃を掴まれたような感触。〕
2006/09/21 11:01:03
逃亡者 カミーラ
キャロルには、周囲からの静止や協力があった。
刃の性質を考慮して判断する事もせず「不意をついて」封印した。

理解されず封印された刃も愚かだろうが──。
仲間に対してやられてやり返すのが、当然とは理解出来ない。
(2006/09/21 11:02:57、逃亡者 カミーラにより削除)
逃亡者 カミーラ
キャロルには、周囲からの静止や協力があった。
刃の性質を考慮して判断する事もせず「不意をついて」封印した。

理解され無い行動の結果、封印された刃にも愚かさあるだろうが──。仲間に対してやられて即座にやり返すのが、当然とは思えない。
(65)2006/09/21 11:04:08
墓守 ユージーン
〔足元の感覚が、でこぼことしたようなものとなり、
 掴まれた切っ先を断ち切るように動かせば、
 どろりとした黒い液体のようなものが後ろにビチャリと落ちる。

 ここら一帯が、
 色彩のない暗褐色の死者の骨で埋め尽くされている。

 空が眼に映れば、呪詛と怨嗟が凝り固まり雲となったような、どろつく僅かに渦まくような蠢き。〕
2006/09/21 11:07:28
吟遊詩人 コーネリアス
[ニーナに一度目を向けるも、その前を通り過ぎるように廃墟の中へと進んで行き、
手ごろな壁に背を預けて目を閉じる。

撫でた右腕の傷は、*塞がりかけている。*]
(66)2006/09/21 11:13:00
墓守 ユージーン
〔骸骨の武者達に何時の間にか囲まれていた。
 いや武者達というだけではない。そこには女子供も含まれよう。〕

ああ、こいつァ。
アッシの悪夢でスかい。

餓鬼ン頃の姿と記憶に戻らされて、
一方的に抉られてやがったが、
この姿なら負けやせん。

さっきのお返しでもしやしょうか。
2006/09/21 11:15:21
踊り子 キャロル
……では私にどうしろと?
刃を食い止めて、悠長にお話し合いの場でも設ければ満足だったのかしら?
(67)2006/09/21 11:16:33
逃亡者 カミーラ
[グレンを腕の中に抱いたまま、冷たく薄い微笑は浮かべたまま。]

着飾ったキャロルの進言が、死んだ刃の偵察より役に立たないのは何時もの事だ。もし裏切り者で無いなら、わざわざ手を汚して殺す価値があるかどうか──。

容赦しないのは結構だが。
ああ、私はそもそも刃を疑っていないのと。
…彼の実力を考えると、あの簡単な封印が信じ難いのだ。

[キャロルをじっと見つめ、ゆっくりと瞬き──。
 コーネリアスはニーナに答える事なく壁際へ下がる。]
(68)2006/09/21 11:19:47
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルに「よく封印出来たものだ」と話を切る様に言い捨てる。
2006/09/21 11:21:23
見習い看護婦 ニーナ
そうでしょうか。

[カミーラの言葉に、少し首をかしげ
残っていたランタンの火が揺らいで消えて鎌へ戻る。
近くにあった、崩れた何かの台座のあとに腰掛け、うなだれ目を閉じた。]
(69)2006/09/21 11:22:08
逃亡者 カミーラ
……………。

[目を伏せる。
 姿を現しても、離さずに腕の中に閉じ込めていたグレンの頬に手を伸ばし、*噛み付く様に長く口付けた*。]
(70)2006/09/21 11:24:04
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/21 11:25:03
踊り子 キャロル
馬鹿らしい。
要するに依怙贔屓で私を疑っているだけではないの。

[短く言い捨て。
かつりと踵を鳴らして廃墟の方へと歩を進めた]
(71)2006/09/21 11:31:09
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/21 11:32:53
墓守 ユージーン
〔一合の元に、近づいた子供の骸骨を切り伏せた。
 二合目には、剣を持つ男の首を刎ね。

 死者の群れの只中へと*突き進んでいく。*

 生前出会ったであろう剣豪との剣戟の響き。
 服の胸元が僅か切り裂かれ、シャーロットの面が顔を覗かせた。〕
2006/09/21 11:34:55
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/21 11:40:59
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/21 11:41:49
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/21 11:43:24
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/21 11:51:27
村長 アーノルド
[目の前でシャーロットが消えた衝撃からか、呆然とした表情のまま、それでもルガーは身に染み付いた条件反射で銃弾を吐き続ける。
やがて、最後尾のグレンがカーミラに抱き取られるように門の内側に入った後も、しばらく小鬼に向かって打ち続けるのを止めなかった。]
(72)2006/09/21 12:05:04
村長 アーノルドは、大分時間が経ってから、疲れたように銃口を下ろした。
2006/09/21 12:06:29
村長 アーノルド
[振り返れば、氷のように冷たく、それでいて触れば火を噴きそうな危うい空気が隊員たちの間に流れているのを感じる。]
(73)2006/09/21 12:13:11
村長 アーノルド
[隊員の誰かが──それが誰であるかを確かめるのも億劫だった──言い難そうに、ユージーンがキャロルと争って封印されたことを報告した。
深く短い溜息を、搾り出すようにつき。]

・・・・・・
この廃墟にて一時休止。
交代制であの小鬼が入ってこないか周囲を見張りつつ、各自休息を取るように。
ローズマリー君、見張りの割り振りをお願い。
私はこの廃墟がどうなってるか見回ってくる。
(74)2006/09/21 13:13:53
村長 アーノルドは、僅かに足を引きずりながら、廃墟を探索に歩き出した。
2006/09/21 13:14:54
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/21 13:17:18
双子 リック
[結界内へ戻りキャロルとカミーラの言葉に、
愁いを帯びた碧の眸を向け静かに見守る。]

シャルが…消えた?

[コーネリアスの言葉に眸を見開き、
目撃した者達の顔を伺うも其れは本当らしく、
唇は音も無く「そんな」と呟く。]

何処で、でしょうか…

[呟かれた問いに指し示された辺りへと歩を進め、
何も無い空間を見つめる。]
(75)2006/09/21 14:33:46
双子 リック
[オカリナを唇へ寄せ弔いに舞う花弁は、紅く。

花弁が舞い溶けるまでの束の間、
オカリナは場にそぐわぬメロディを奏でる。]
(76)2006/09/21 14:37:50
双子 リック
初めて会ったのはシャルがまだ隊に来る前だったね。
僕が歌声を聴いてしまって…
2006/09/21 14:39:33
双子 リックは、長い睫をおろし優しい音色を奏でる
2006/09/21 14:41:30
村長 アーノルド
[隊員達から見えない位置まで歩いてくると、ざらりとした手触りの半壊した壁に手をつき、項垂れる。
奥歯を噛み締め、一人呟く。
それは声に出そうと思ったものではないが、我知らず洩れるもの。]

・・・だがまだ、封印によって停滞空間に送られたなら・・・場合によっては何とかなる・・・。
消滅した訳ではない。
ここから抜け出し、リリム・チャームンダーに会えば・・・

いや、たとえ彼女が我々を捨て駒にしたとしても、陰謀に加担していないリリムと取引すれば、或いは無事に・・・。
(77)2006/09/21 14:47:28
村長 アーノルドは、拳を壁に叩きつけた。
2006/09/21 14:48:12
双子 リック
いつの間にかシャルが歌って、僕がこうしてオカリナを吹いて。

シャルが隊へ来た時は驚いたけどそれからも変わらなかったのにね。
最後にシャルの歌を聴いた時も――さっきまで、此処から帰ったらまた近い内にシャルと一緒にいつもの場所で会えるんだと思ってた。
2006/09/21 14:48:34
村長 アーノルド
だが、だが、私はその何倍も卑劣な策略が、国家の安寧の下に行われたことを知っている。
愛国と平和の美名の下に、人は容易く人間を遣い捨てる。
そこでは人命は数量の多寡の問題でしかなく、ゲームの駒と何ら変わることはない。
2006/09/21 14:53:39
双子 リック
[オカリナを吹き終え振り返り、
憂いを帯びた眸はぱちりと瞬く。]

少し、休んできます。
見張りの交代順は遅らせて貰えますか?

[ローズマリーに告げぺこりとお辞儀をすれば、
キャロルを囲んでの会話に加わるでもなく、
一応は話声の聴こえる辺り、
崩れ駆けた石柱の残骸にちょこんと腰掛ける。

汚れたブラウスの黒いレースやエナメルの靴も相俟って、
朽ちた人形が廃墟に置かれた様にも映ったかも知れない。]
(78)2006/09/21 15:01:59
双子 リック
刃さんはキャロルさんを疑って斬りかかった。
止めようとした僕のせいで結局は刃さんが封印されてしまったけれど。

[長い睫はぱちりと瞬く。]

騒ぎの間にシャルはみんなの前で消えた。
――誰かに消された。

本当に裏切り者が…
2006/09/21 15:08:07
村長 アーノルド
必ず全員生かして帰す。
もう二度と私は後悔しない。

ペネロピ。私を守ってくれ・・・。

[拳に額をつけ、祈るように眼を閉じた。]
(79)2006/09/21 15:08:48
双子 リックは、思い思いに過ごす隊員たちを見回して*ぱちりと瞬いた*
2006/09/21 15:10:53
村長 アーノルド
止めなければならない。彼らを。
何としても見つけ出して、止めさせねば──
(80)2006/09/21 15:12:28
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/21 15:22:44
踊り子 キャロル
[かつん、と石畳をヒールを打つ音]

……それにしても。

結構しんどいわね。
刃と、シャーロットの封印も同時になんて。
明らかにオーバーワークよ。

[皆と離れ、剥き出しの柱に凭れかかり]
(*2)2006/09/21 15:26:42
墓守 ユージーン
懐かしい。
何もかも、懐かしい。

〔タンと一回転。
 まるで舞うように複数の死者の胴を薙ぐ。
 低い位置から足払いをかけ、倒れた死者の頭蓋骨を砕く。〕
2006/09/21 15:38:55
村長の娘 シャーロット
[指先に痛みを感じ手を引く
血が滲むのに気付けば口に含む

霧と共に頭が割れる様な呪歌も消えている]

…仮面を返しなさい。

[顔の傷跡がざわめく様に揺れ言葉は静かに
振りかぶられた刃を受止めるべく棒を頭上へと
けれど振り下ろされなかったそれに眉を寄せる

周囲の様子に気付けば立ち上がりランタンをすうと構えた]

貴方の悪夢?

[一歩足を踏めばパキリと骨の砕ける音]
2006/09/21 15:51:35
墓守 ユージーン
シッ!

〔死者のねじくれた手が足首を握り締め、引っ張る。
 それは意外にも力が強く、バランスを崩した。
 バランスを崩すままに、地面へと自分から倒れ、左手をつくと死者へ回り込むように動き、ここぞとばかりに襲いかかる死者の群れの胴や頭を両足で蹴りつけ、細長い刃を振るう。〕

さァて。
こンな悪夢なんて見た事ァありやせんが。
「悪夢の素」に見せられた悪夢の光景だ。

〔一瞬出来た間に体勢を立て直し、
 いやと軽く頭を振る。その間も何合か剣戟の音がし、〕

人間だった頃は、見たかもしれねェ.....。
悪夢なンてもンは、目覚めちまってたら怖くもねェ!

〔袈裟懸けに目の前の死者の肋骨を断ち切り、
 後方の死者の顔へと、柄の切っ先で殴りつけた。〕
2006/09/21 16:00:33
村長の娘 シャーロット
これが懐かしいなんて…、趣味が悪いわね。

[足場が悪いなと軽く思う
一歩、二歩、確りとした場所を踏み締める
其の隙に襲い来る死者の振り下ろす剣戟を棒で受止め
上へと振り払うように弾く
その反動でくるりと棒を回せば頭へとランタンを振り下ろし砕いて
長い棒を振り回すように数体の腹を薙ぎながら]

…目覚めたら怖くない、か。

[浮ぶのは自嘲するような笑み
周囲をくるりと薙ぎ払い死者との距離が開いた隙に
ランタンからは複数の白刃が躍り出る
幾つかずつが重なればそれは周囲にふわりと漂う]
2006/09/21 16:13:22
墓守 ユージーン
仮面を返して欲しけりゃあ、もう一度言いやしょう。
戦ってもらえやスかい。

アッシを幾らかでも燃えさせてくれたらお返ししやス。
満足な殺し合いをしてェ........。
火花のように弾けずとも、火花のような殺し合いを。

『リリム・ネヴァンから下達されたものはありやすが....。』

〔最後の言葉だけ、聞き取り難い小さな声で言い。哄笑。〕

こうなっちまったら、構やしねェ!
元より、アッシの力は「刃」! そんな力があるとは思えねェ!!

存分にやりやしょう。
───────天使戦軍時代のように。
──────────────そして遥か昔のように。

〔ステップを踏むように、疾さは増して。
 長細い刃を子供の死者の眼窩へと突き刺し、向こう側の恐らくは親だと思われる死者の胴を砕く。〕
2006/09/21 16:24:23
村長の娘 シャーロット
[薙ぎ払っただけでは倒せるはずも無く
起き上がって来る死者にまた棒を構え
近づいて来た死者の胸を突けば振り払い砕き
白刃は死者との剣戟を響かせる
ランタンを振り回せばまた骨の砕ける音

ユージーンの声が聞えれば息を吐く
周囲に見える暗澹の空間に一度目を伏せて]

……ここには規則も何も、ないのかしら――。
良いわ、一度なら付き合ってあげる。
貴方を満足させる事が出来るかは解らないけど?

[リリムと言う呟きが聞え眉を寄せた

周囲の死者を白刃で制しながらユージーンの動きを見詰める]
2006/09/21 16:43:45
墓守 ユージーン
〔口元に薄い笑みを浮かべ、
 狒狒は周囲の死者を薙ぎ払う。
 全身を粉々に砕かなければなるまいか。
 まだもわらわらと来る骨や皮ばった死者達の胴を蹴り、頭へ足をかけると、一足先へ跳躍する。〕

とまれ、お前らは地に戻るがイイでスぜ。

〔地へ屈みこむと、消えていた幾十もの刃が姿を現し、〕


         【雨垂れ − あまだれ】


〔鉄塊が上空から死者へ降り注ぐ。
 鈍く乾いた打撃音を響かせ、無傷な死者達を主に破壊していく。死者の群れに、突破口が見出せた。

 先導をというようにシャーロットを見つめる。〕
2006/09/21 16:58:32
村長の娘 シャーロット
親を消せば全て崩れるなんて甘い考えだったわね。

[周囲の死者に白刃と、新たに炎を出せば幾体かを燃やし切り裂いて
打撃音にそちらを見れば幾十の鉄塊
視線を送られれば頷いて切開かれた道へと走る
炎をぐるりと回しながら、道に在る死者の破片を退けながら

暫く走れば足元の感触が変わってくる
ごつごつとした髑髏は何時の間にか無く
辺りは暗澹とした暗闇で満たされていて]

ここは…、先ほどの、場所?
ううん、最初に来た場所―――

[ランタンの先しか明かりは見えず
後ろを振り返っても其の先は見えない]

――――刃?

[彼を呼ぶ声も今は辺りに*響くだけ*]
2006/09/21 17:21:44
墓守 ユージーン
コイツを使ったのも久しぶりで。

〔こんな奴ラのためにと自嘲のように哂うと、
 幾十の刃は体の前面に等間隔で旋回し、胸の前で一つになるようにして消えた。
 駆けていくシャーロットの*後を追う。*〕
2006/09/21 17:30:14
酒場の看板娘 ローズマリー
[経緯は大体把握していた。眉根を寄せながら周囲を警戒する。
見張りの順番を自分を始めに、ハーヴェイ、ニーナ。
そしてリックという順番で頼み、交代交代で休むことにした]


…………。

[冷静になれ、と。自身に言い聞かせるローズマリー。
混乱が、亀裂が、破滅へと向かいかねないこの現状。
どうするべきか、壁に背を預けながら思考を巡らせている]
(81)2006/09/21 18:16:13
書生 ハーヴェイ
[壁に凭れ掛るローズマリーの横で蹲り、
先ほどまで言い争いが行われていた場所を眺めている。
悲しそうな顔をしているが、
シャツに首を埋めさらにその前で腕を組んでいるの為
一目見ただけではそれとは分からないだろう。]
(82)2006/09/21 19:31:07
酒場の看板娘 ローズマリー

……隊長も間も無く戻るだろう。
今の内に確り休んでおけよ。

[眉は顰めたままだったが、声は比較的落ち着いて]
(83)2006/09/21 19:38:34
書生 ハーヴェイは、作り出した写真数枚を捲っていたが──
2006/09/21 19:43:24
書生 ハーヴェイ
[声を掛けられればすぐに悲しそうな表情は何処かへ消え]

ああ、ローズはん。

りょーかいや。

[顔を上げ、微笑みつつ手だけで敬礼してみせる。]
(84)2006/09/21 19:46:25
書生 ハーヴェイ
[と、ある写真を見て手を止め視線を外す。
やや思案した後]

…なぁ、ローズはん。
シャロが封印された事やけど…

何か変やないか?
もし、皆が言うように、此処に…その、
「裏切り者」が居るなら。

[手に持つ写真の一番上は、シャーロットが結晶体に包まれ、まさに停滞空間に送られるその瞬間の物。]
(2006/09/21 19:50:43、書生 ハーヴェイにより削除)
書生 ハーヴェイ
[再び写真に目を落とす。
と、ある写真を見て手を止め視線を外す。
やや思案した後]

…なぁ、ローズはん。
シャロが封印された事やけど…

何か変やないか?
もし、皆が言うように、此処に…その、
「裏切り者」が居るなら。

[手に持つ写真の一番上は、
シャーロットが結晶体に包まれ、まさに停滞空間に送られるその瞬間の物。]
(85)2006/09/21 19:51:15
酒場の看板娘 ローズマリー
[微笑むのを見れば、微かに溜息を零し。
続く言葉に、不可思議そうに]


変……?
……何度も見た、あの封印の流れが。

[顎に指を当てて、静かに考え込む]
(86)2006/09/21 20:02:33
書生 ハーヴェイ
もし此処に「裏切り者」が居るなら。
…シャロを「封印」したら、奴らだって困るはずや。

だってそうやろ?
此処に居るわいらにはあの「白い霧」を如何にかする事は出来ん。
シャロの炎だけや。霧を遠ざけられるんは。
もしわいらん中に裏切り者が居るなら、
そいつだってあの霧に大変な目にあう…
(87)2006/09/21 20:03:23
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーにわい、間違うとるかなぁ?と首を傾げる。
2006/09/21 20:05:29
酒場の看板娘 ローズマリー

……確かに、間違いではないかもしれない。
裏切り者に、霧に対して何か対策があれば別だが。
だが、そんな事をすれば明白。

[腕を抱えるように組むと、思案顔で俯く]
(88)2006/09/21 20:08:49
書生 ハーヴェイ
せやから…

わいは、この中に、「裏切り者」なんておらへんと思うんや。

[ローズマリーは見ずに。
自分に言い聞かせるように、願うように、強く。
ほんの少しだけ声を震わせて。]
(89)2006/09/21 20:12:09
酒場の看板娘 ローズマリー

……そう、願いたいものだ。

[微かに空を仰ぐように呟く。

既に疑心は生まれている。
今は微かな亀裂に見えたが、何時かは全てを飲み込む地割れになりそうにも思えた]
(90)2006/09/21 20:18:52
酒場の看板娘 ローズマリーは、小さな懐中時計を取り出した。
2006/09/21 20:20:23
酒場の看板娘 ローズマリー

そろそろ交代の時間か。
……すまないが、頼むぞ。

[ハーヴェイの肩を軽く叩いて、少し離れた位置に*座り込んだ*]
(91)2006/09/21 20:20:25
書生 ハーヴェイ
な?せやろ?おらんよなぁ?

[一気に捲し立てれば大きく息を吐き。]

…慣れん事言うてもうたわ。
にゃはは。

[取って付けた様に笑う。]
(92)2006/09/21 20:28:15
書生 ハーヴェイ
[肩を叩かれて]

ん、時間か。
…。

[暫く視線を遠くに外し考えていたが]

…ほな、後はわいに任せて、
ゆっくりお休み下さいませ、ローズマリー副隊長殿。

[立ち上がり馬鹿丁寧にお辞儀をする。
ローズマリーに話した事で少し気の痞えが取れたのか、
普段に近い戯けた様子で笑うと*見張りについた。*]
(93)2006/09/21 20:28:33
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/21 21:06:21
村長 アーノルド
[拳に額を当てたままで、ゆっくり瞼を上げる。]

これだけ時間が経ってもまだ第7隊の救援はない・・・。
と言うことは。
救援を送らない何らかの事情が発生し、我々は見捨てられたか。
それとも、空間そのものが彼らが探知できる場所にないのか。
・・・我々がこうしてこの森に閉じ込められていることさえ、気付いていない恐れもある。
(94)2006/09/21 21:12:56
村長 アーノルド
隊員達にそのことを気付かせてはならない。
いつかはそのことに思い当たるとしても、出来るだけ長く。
持ちこたえさせなければならない。
早急に裏切り者を発見し、・・・封印し。
この森を出る手立てを発見するまで、許される限り長く。
(95)2006/09/21 21:16:08
村長 アーノルド
そのためにも。
私がまず落ち着かねば──

[大きく息を吐き、思い切ったように頭を振ると、しばらく廃墟を探索し、何事もなかったようにのほほんとした表情を作って、彼を待つ隊員達の元へと*戻った。*]
(96)2006/09/21 21:18:45
村長 アーノルドは、書生 ハーヴェイに「見張りご苦労様」と肩を叩いた。
2006/09/21 21:20:41
村長 アーノルド
特に変わったものはなかった。
今から少し休むので、皆に適当にそう知らせておいて。

[そう命じた後、近くに座り込み、ごろりと横になると堅く*眼を閉じた。*]
(97)2006/09/21 21:23:34
逃亡者 カミーラ
[伏せていた目を上げると、グレンから離れた。
 額に手を当て、髪を掻きあげる。]

…すまない。
グレンが悪い訳じゃないと言うのに。
八つ当たりだった──。
(98)2006/09/21 21:27:33
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルに、先刻よりは落ち着いた様子で視線を送り、また目を伏せる。
2006/09/21 21:28:35
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルに話の続きを促した。
2006/09/21 21:28:45
双子 リック
[目蓋をおろし身じろぎもせず俯き加減に座っていたが、
ハーヴェイとローズマリーの交わす会話に、
ゆるりと顔をあげてぼんやりと見張りを交代する二人を見守る。]

…お疲れ様です。

[小さく息を吐いて物憂げな視線は自身の汚れた靴へ。]

裏切り者…
(99)2006/09/21 21:29:30
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間・迷夢の森での廃墟 ─

〔真っ暗な闇から青白い燐光が空から雪のように舞う。
 硬い地面。
 二つの大きく揺らめく青白い焔のような光の柱。
 柱というよりは、柱の形にように外枠だけの光の揺らめき。

 ある程度の範囲に、
 その青白い燐光はちらちろと降っていた。

 その後ろには見慣れない異国のものなのか、
 それとも今まで人間界に存在した事があるのか分からぬ模様様式の建物。中には入れず、古式のピラミッドのように、大きく切り取った褐色の巨石で出来ていた。そこへ燐光が降り積もれば、薄っすらと仄かに光るようで。〕

............。

〔シャーロットとはぐれた事に、少しの失望を覚えるも、二つの光の柱の間を通り、建物へと近づく。
 中には入れないようだ。

 少なくとも、刃の眼にはそのように見えたし、見慣れないものだと感じた。他のものの目には、また違うように映るのかもしれないが、他の死神がいない中では差異があるのかどうかも、同じなのかも分かる筈はなく。〕
2006/09/21 21:29:52
逃亡者 カミーラ
[キャロル達の元を離れ、結界の際まで歩いて行った。門の外にびっしりと張り付い小鬼たちを振り返る。門柱に触れながら、]

ここから空間が変化しているのが分かる。
我々が来る以前に、敷かれた結界。
安全なのは助かるが、何故此処にあるのだろうな。

夢魔の元へ向かう為には、休息の後であの小鬼の群れと戦う必要がある──。

[溜め息。]
(100)2006/09/21 21:33:36
村長 アーノルドは、逃亡者 カミーラに話の続きを促した。
2006/09/21 21:36:21
双子 リック
[気配に再び顔をあげればアーノルドの姿。
休息を取ると言うのに「お疲れ様です」と声をかけ、
すとんと地へ降り立ちカミーラの後を追い結界の際へ。]

此処は空間の捩れに左右されないんでしょうか?
幸い今のところは大丈夫ですけれど、少し離れているだけでも隊員の間で空間が捩れれば、隊が分断されてしまう可能性もありますよね。

[憂いを帯びた眸は蠢く子鬼の群れを見据える。]

あの数の相手となると、かなり骨が折れそうですね。
(101)2006/09/21 21:41:11
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間・迷夢の森での廃墟 ─

〔まるで魂の木の燐光のようなさまを思わせた。
 戦闘形態を解除し長細い刃を鋏へと戻すと、
 巨石を跳躍しながら天辺へと向かう。

 一番上には、欠けた四辺の角錐。
 四方を見据える眼のようなものが、側面に一つずつついていた。

 下方を見下ろすと、黄色い二つの光を持った、
 暗褐色…紅と黒の焔…の靄のようなものが、幾つも幾つも漂っている。思念の塊を思わせるが、よくは分からない。〕

〔角錐の上に足だけつけて坐ると、
 遥か遠くを見通すようにする。〕
2006/09/21 21:41:11
逃亡者 カミーラは、双子 リックに、丈夫な結界なので私も不思議に思っていた──。
2006/09/21 21:44:43
双子 リックは、逃亡者 カミーラの言葉に結界内へと向き直りぐるりと見回した。
2006/09/21 21:47:50
逃亡者 カミーラ
[空間の接点を探る様に目を閉じて、また開く。]

分断されては接続される捻れた迷夢の森の空間の中で、ぽっかりと此処だけが影響されずに保たれている様に感じる。しかし、では此処と森の外に接点が見つかるかと言えば──何も無い。何処にも繋がっては居ない。

休息の後。
全員で固まって突破するしか無いのだろうが…。
全員で固まるのも──今は。
(102)2006/09/21 21:53:44
吟遊詩人 コーネリアス
[ゆるりと目を開け、確かめるように右手を握る。
しっかり休めたのか、力は十分に満ちている。]
(103)2006/09/21 22:04:45
双子 リック
手がかりは無し、ですか。

……。

[続く言葉に憂いを帯びた眸が揺れぱちりと瞬く。]

せめて此処に居るみんなで…

[言葉を切り小首を傾げカミーラを見上げる。]

ハーヴェイさんはああ言ってましたけど、カミーラさんはこの中に裏切り者が居ると思いますか?
周到に準備されていてなんらかの手段を知っているならば、裏切り者はシャルを封印しても痛手は負わないのかも知れないと、僕はそうも思うんです。

でも…

[誰も疑いたくない、と言外に告げる様に俯いて口を噤む。]
(104)2006/09/21 22:05:43
墓守 ユージーン
〔迷夢の森を思わせるものは何もない。

 ただ、先程死者の群れを思わせる場所は、上空に白いもやが漂っている。下から見た時には、おどろおどろしい雲が渦巻くような空しか見えなかったというのに。だが、今この天辺より見える空は、先と同じように気持ち悪い色に見え。

 赫黒い長く伸びたようなもやが、濃い場所と薄い場所がある。

 近くに見える場所で、一点。
 空中に浮かぶように赫黒いもやが大きく、そして丸くある場所がある。ぐねぐねと円から、棘がついた触手のようなものが辺りを探るようにしているが、それもふっと掻き消えるように消える。

 それらのもや達を、混沌とした、よく判別のつかないものが空すらを覆い尽くした。〕
2006/09/21 22:07:03
農夫 グレン
[ぶつぶつとなにやら呟いている。]

…役に立たないね。役に立たないね。役に立たないね。
(105)2006/09/21 22:11:40
農夫 グレン
簡単なことだねー。ボクはみんなを帰さないのが目的であって、
自分たちが出るのが目的じゃないんだよー。
お姫様がどうかは知らないけどね。
(*3)2006/09/21 22:12:17
書生 ハーヴェイは、村長 アーノルドが横になるのを見て「タイチョーもお疲れ様や。」手を振る。
2006/09/21 22:13:13
逃亡者 カミーラは、双子 リックに首を傾け「疑いたく無いと言う時点で疑いは始まっている」
2006/09/21 22:15:43
双子 リックは、逃亡者 カミーラの言葉に顔をあげぱちりと瞬き「そうですね…」
2006/09/21 22:19:56
墓守 ユージーン
〔色が何故か知覚出来ない混沌は、
  まぜのように通り過ぎてゆく。
   と、先程見えたその触手のようなものは遥か遠くに。
    今度は平たい格好で存在している。

   混沌が通り抜けていった方向は、
  赫黒いもやが濃くなっている。〕
2006/09/21 22:20:21
逃亡者 カミーラ
[歩哨に立っているハーヴェイの傍に寄り、シャーロットが封印されて行く途中の写真を手に取り首を振る。]

──ハーヴェイ。
この水晶化して行く様な様子は…残念だが…。
明らかに「夜の騎士による封印」だ。

アーヴァインの死に際を思い出してみると良い。
彼は、封印ではなく消滅した…だろう。
「ナイトメア」と言う言葉を残して。
そして彼の消滅後に、通り過ぎたぞっとする様な気配──。

明らかに両者は異なっていると思わないか?
(106)2006/09/21 22:24:26
逃亡者 カミーラは、書生 ハーヴェイに、何か写真に手掛かりになる様な事が写ったりはしないのか?
2006/09/21 22:26:46
双子 リックは、逃亡者 カミーラに話の続きを促した。
2006/09/21 22:27:40
農夫 グレン
…ハーヴェイくんはそう楽観視できてもね。
ボクはもう自分の信条に背いちゃったんだよー。
大事な大事なファミリーに……。

[刃の事を思い出しているようだ。]
(107)2006/09/21 22:28:09
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟・天辺 ─

〔瓢箪を手にとると、唇を湿らすように一口。
  霧と靄だけの空間にすら思えてくる。

  瓢箪の蓋をし、
 ふと空から降る雪のような燐光が、瓢箪や自分をも仄かに光らせている事に気づいた。

 そういえば、混沌は青白い燐光が降り積もるこちら一帯には近づいては来なかったが、それは偶然なのだろうか。

 混沌に意志があればの話だが、最初からこの場所を迂回するような動きをしていたようにも思えた。〕
2006/09/21 22:32:20
双子 リックは、農夫 グレンの言葉に唇を噛み締め長い睫を下ろし俯いた。
2006/09/21 22:34:44
書生 ハーヴェイ
[お疲れ様と声を掛けてきたリックに、「お前ほんまにええ奴やな」と頷く。]

[と、近寄ってきたカミーラの言葉にはやや眉を顰め]

…確かに、シャロとアーヴァインはんの消え方は違うけど。

…。

だ、第3隊じゃない夜の騎士が…他の隊の騎士が、
此処に、居るかも、しれんやないか。
(108)2006/09/21 22:34:53
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟・天辺 ─

まるで、雪だ......。

〔燐光が降り積もり、光が消えていく上にまた降り。
  角錐から一段降り、
 狒狒人は巨石へと腰を降ろすと*遠くを眺めた。*〕
2006/09/21 22:37:58
書生 ハーヴェイ
[写真をばらりと手で扇のように広げて持つが、すぐに1つの束にして]

写真なぁ。ううん…さっき見てみた時は別に特別変わった事あったようには思えへんかったなぁ。
役にたたんですまへんな…一応見てみるか?

[手に持った束を差し出す。]

まぁ暇な時にでも眺めるとええよ。
(109)2006/09/21 22:43:05
墓守 ユージーン
〔シャーロットの仮面を懐から取り出し、
 表裏とひっくり返したりしつつ*弄う。*〕
2006/09/21 22:43:40
逃亡者 カミーラ
他の隊の騎士…と言えば、第七隊の救援が──来ないな。

[休んでいるアーノルドに視線。]
(110)2006/09/21 22:44:25
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに掛ける言葉を捜している。こっそりと苦虫を噛み潰したような顔
2006/09/21 22:45:55
双子 リックは、逃亡者 カミーラの言葉に其の視線を追う様にアーノルドを見つめた
2006/09/21 22:47:16
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/21 22:47:59
逃亡者 カミーラは、書生 ハーヴェイに小さく頬笑んで、写真の束を受けとる。
2006/09/21 22:48:23
書生 ハーヴェイは、逃亡者 カミーラに写真の束を受け取ってもらえて嬉しいらしく、顔を緩める。
2006/09/21 22:50:56
吟遊詩人 コーネリアス
[封じられ行くシャーロットの姿を思い出し。]

…そういえば。
彼女は何の前触れも無く、唐突に封じられた。

よほど力の差が無い限りは…ある程度弱らせてからではないと封印して停滞空間に送ることは出来ないのでは無かったか?

[顎に手を添えて、何かを考えている様子。]
(111)2006/09/21 22:51:47
書生 ハーヴェイ
…すっかり忘れとったわ。第7隊。
確か聞珠が使えへんかったんやろ?こっちの場所分からんと違うんかな。

[さして気に留める様子も無い。]
(112)2006/09/21 22:57:58
書生 ハーヴェイは、吟遊詩人 コーネリアスの声に漸く気付き「お、三日月はん、お目覚めか。よかったわ。」
2006/09/21 23:01:37
書生 ハーヴェイ
[コーネリアスの言葉に首を捻ると]

んー、て事は「シャロと封印した奴にはごっつい力の差ぁがあった」言う事か?

確か…第4隊の裏切り者はリリムリリム言うとったな。何かしてもろたんやろか。

[さらに首を捻る。]
(113)2006/09/21 23:17:25
吟遊詩人 コーネリアス
…あぁ、もうすっかり良くなったようだ。

[片手を延べてまた収め、僅かに微笑む。]

聞珠の念話も通じず、我らも移動しているし…
この霧の中だからな。

[ふ、と見上げ。]

ここには、霧も流れてこないのか?

[確かに、この廃墟の中には白い霧も"悪夢の素"も見当たらない。]
(114)2006/09/21 23:17:29
村長 アーノルドは、目は閉じているが、隊員の会話は殆ど聞こえている。
2006/09/21 23:20:17
双子 リック
[コーネリアスの言葉に小首を傾げぱちりと瞬く。]

シャルは隊に来たのは最近ですけど、そう易々と封印は出来ないかと。
僕は其の場に居なくて見てませんでしたが、若し封印が夜の騎士の手に依るものならば、其の騎士は余程強いか特別な封印の力でも持っているのでしょうか?
(115)2006/09/21 23:20:25
村長 アーノルド
真実を知らせるべきだろうか。
・・・いや。彼らなら気が付くだろう。
気が付く前にそれを知らせるのは・・・・・・
2006/09/21 23:27:34
村長 アーノルド
私は間違っているのだろうか。
2006/09/21 23:27:53
逃亡者 カミーラ
…第七隊の事は、後でアーノルドが教えてくれるだろう。

[受けとった写真の束をパラパラと捲る。
 写真はちょうど、迷夢の森に来てからの一連の流れが記録された様な形になっており。最後の1枚、シャーロットの写真で手を止める。]

特別な封印…そうだな。
シャーロットの時、一体何処から封印の力が飛んで来たのか、目の前に居ても皆目分からなかった。

[首を振る。]
(116)2006/09/21 23:28:28
村長 アーノルド
私に力を。
2006/09/21 23:34:40
書生 ハーヴェイ
[僅かながら微笑むコーネリアスに安堵の溜息を漏らすが、
その言葉にはっとし]

…わい気ぃ抜き過ぎたかな。
部屋には何も無い。霧は入ってこない。外の奴らも入ってこない。
奥に行ってたタイチョーもさっき「特に変わった物はない」言うとった。

…何も無さ過ぎる。

それにカミーラはん、此処空間がまるきり違うんやっけ?

…一体何なんや、此処。なんや気分悪なってきたわ…

[大げさに舌を出しげ、と不快な顔をしてみせる。]
(2006/09/21 23:38:46、書生 ハーヴェイにより削除)
逃亡者 カミーラは、農夫 グレンに「悪かった」と再び小声で告げ、ハーヴェイの写真を手渡した。
2006/09/21 23:43:29
村長 アーノルドは、ぱちりと眼を開けた。
2006/09/21 23:46:34
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンに「…刃のおっさんには、後で謝ればええやん。な?」
2006/09/21 23:53:02
書生 ハーヴェイ
[僅かながら微笑むコーネリアスに安堵の溜息を漏らすが、
その言葉にはっとし]

…わい気ぃ抜き過ぎたかな。
部屋には何も無い。霧は入ってこない。外の奴らも入ってこない。
奥に行ってたタイチョーもさっき「特に変わった物はない」言うとった。

…何も無さ過ぎる。

それにカミーラはん、此処空間がまるきり違うんやっけ?

…一体何なんや、此処。なんや気分悪なってきたわ…

[大げさにげ、と舌を出し不快な顔をしてみせた。]
(117)2006/09/21 23:53:22
書生 ハーヴェイは、「せやから元気出してや。今のグレンはん悲しうて見てられんわ」
2006/09/21 23:56:26
書生 ハーヴェイは、お世辞にも上手いとは言えないがグレンを慰めようと声を掛ける。
2006/09/21 23:57:01
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 00:04:51
農夫 グレンは、書生 ハーヴェイの話が耳に入っているのか入っていないのか。
2006/09/22 00:05:51
双子 リック
リリム…
2006/09/22 00:08:01
村長 アーノルド
──救援は期待しない方が良いね。

[大きなあくびをしつつ、手足を伸ばす。]
(2006/09/22 00:06:52、村長 アーノルドにより削除)
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 00:15:11
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 00:15:37
双子 リック
[ハーヴェイとカミーラの会話にぱちりと瞬く。]

…リリムが夜の騎士に特別な封印の力を与えたとか?
(118)2006/09/22 00:17:14
村長 アーノルドは、「──救援は期待しない方が良いね。」と大きくあくびしながら。
2006/09/22 00:18:13
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/22 00:19:08
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟・天辺 ─

何故遥か下ったこの時代に死神として生を受けたンだ。

〔幾らも口にした事がなく、自分を夜の騎士に推薦した死神ぐらいしか知らない事を口にする。〕

夜の女神......。
2006/09/22 00:25:22
村長 アーノルド
第7隊は来ないものと思った方がいい。
我々は独力でここを抜け出さなければならないだろう。

[隊員達の顔を順繰りに見回していく。]
(119)2006/09/22 00:28:20
吟遊詩人 コーネリアス
[リリムからの特別な力…その言葉に、
カルロと呼ばれ、裏切り者として死んだ男の言葉を思い出す。]

…どなたかの命を受け、力を与えられた…という可能性もあるかもしれないな。
(120)2006/09/22 00:29:15
村長 アーノルド
リリムの一人もしくは複数がこの件に関与している可能性が非常に高い以上、我々の主であるリリム・チャームンダーも当てには出来ない。
彼女が黒幕でないと言う保証はないからだ。
(121)2006/09/22 00:36:38
農夫 グレン
ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。
刃の旦那、ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。
ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。
シャーロットちゃん。ごめんよ。ごめんよ。ごめんよ。
2006/09/22 00:38:17
村長 アーノルド
リリムの誰かが我々を罠にかけて全滅させようとしたのなら・・・その意図はともかく、コーネリアス君の言う通り、確実を期する為に、配下の者に特別の力を与えたと言う事は十分に考えられる。
(122)2006/09/22 00:41:14
吟遊詩人 コーネリアスは、村長 アーノルドの言葉に頷く。
2006/09/22 00:41:38
農夫 グレン
アハハハ…ボスのボスが黒幕かも…ってか。
タチの悪い冗談だよねー。本当に。

[ニコニコしていない。悲しげな表情。]

ボクの信じてたものって何?LOVEとPEACEで手を繋ごうって、
こんな無力なものだったの。自分で大事なファミリー傷つけて。

…ボクは今まで何のために頑張ってたの!?
(123)2006/09/22 00:42:20
村長 アーノルド
ペネロピ。
私の選択が正しいことを。
2006/09/22 00:42:51
農夫 グレン
ホント、タチの悪い冗談。ボクはみんなが嫌いじゃないんだ。
むしろスキなんだ。でも、仕方ないんだー。
あの方のために、スキなみんなを犠牲にする…か…。

…ボクにはLOVEとPEACEなんてなかったのかもしれない。
2006/09/22 00:44:06
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟 ─

まァいい。
幾らも変わりはしねェ。

アッシはアッシだ。

〔鋏を手にとり、ブンと一振り。
  龍を象り絡みついた模様の柄と、
   刀身に文字の篆刻が幾つもなされた長細い刃。
    狒狒の面...すっぽりと被るタイプ...の中から見つめる眼は
    光を宿す事はない。

   跳躍。回転しながら、
  タンと動物のように、
 迷夢の森では廃墟前となる地面へと降り立つ。

 つまりは青白い光の柱より前へ。〕
2006/09/22 00:44:36
農夫 グレン
もう後戻りはできないんだよねー。
アハハハハハハ……はぁ。仕方ないんだよね。
ボクにだって、お姫様にだって理由があるんだから。
(*4)2006/09/22 00:45:52
村長 アーノルド
──酷いようだが、これが現実だ。
私が、今まで出来るだけ諸君に見せたくないと思っていた、世界の有り様と言うやつだ。

[今までに一度も彼らの前で出したことのない、厳しい声音。]
(124)2006/09/22 00:47:12
農夫 グレン
ボ…ボス……それどういう…。

[今まで見たことのないアーノルドの様子に戸惑いを隠せない。]
(125)2006/09/22 00:49:03
双子 リック
[アーノルドの言葉に憂いを帯びた眸を眇め、
グレンの様子にぱちぱちと瞬く。]

グレンさん…
リリムの思惑は判りませんけれど、シャルは、皆さんの前で封印されたのでしょう?
(126)2006/09/22 00:52:41
農夫 グレンは、双子 リックに、「ボク馬鹿だからはっきり言ってくれるかな?」と。
2006/09/22 00:55:16
村長 アーノルド
リリムの間の諍いは今に始まったことではなく、太古の昔から続いているのだという。
夜の騎士団を共に運営するチャームンダーとネヴァンでさえ、その方針を巡って対立している。
(127)2006/09/22 00:56:49
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟 ─

〔刃の体には、まだ燐光の仄かな光が纏いつく。

  黄色い光を二つ宿す紅と黒の焔のようなもや。
   それを切り伏せる。

    刀身の燐光に触れたもやは、
     触れた先から蒸気のように消滅した。

    何合か切り伏せ、
   しかし燐光がなくなると、切り伏せる事は出来ず。
  まとわれはしても危害こそはないものの、
   もやはもやのまま。

    ふと思いつき、光の柱へと刀身を突き刺す。〕
2006/09/22 00:58:22
吟遊詩人 コーネリアス
…我らは所詮、姫君たちのチェスの駒程度でしかないのでしょうか?

それでも、私は…。
2006/09/22 00:59:03
農夫 グレン
あーそうさ。みんなジャグラーさ。
右手と左手が別々に動くのさ。ボクだってそう。
あの方だってそう。表向きは、友好的に振舞って、
こうしてボクがここにこうしているじゃないかー。
でも、仕方ない。仕方ないんだよね。
2006/09/22 00:59:09
村長 アーノルドは、一旦口を噤み、グレンが理解するのを待った。
2006/09/22 01:00:07
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/22 01:02:55
双子 リック
[グレンの言葉に一拍、瞑目。
目蓋を持ち上げれば真っ直ぐと見つめる。]

僕はこの中にシャルを封印した人が居ると思ってます。
4隊の裏切り者の、アーヴァインさんの、残された情報からそう思います。
(2006/09/22 01:05:37、双子 リックにより削除)
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/22 01:09:58
双子 リック
[グレンの言葉にぱちりと瞬く。]

4隊の裏切り者の、アーヴァインさんの、残された情報から、僕は…

[一拍、瞑目。
目蓋を持ち上げれば真っ直ぐと見つめる。]

この中にシャルを封印した人が居ると思ってます。
(128)2006/09/22 01:10:36
農夫 グレン
[リックをギラリと睨むと、つかつかと近寄る。
そして、凝視したまま拳を振り上げる。]

……そんなことは…そんなことはもう…。

[振り上げた拳が戦慄いている。]
(129)2006/09/22 01:13:49
墓守 ユージーン
─ 迷夢の森での廃墟 ─

〔   その間にも、
   蒸気のように消滅した部分以外のもやは
  再度一つのもやとなり、

 同じような大きさのもやを形作る。

 それを再度幾合か切り伏せ、
  同じように戻るのを見、
   自らの体の燐光がなくなると纏いつくのを見るが、
    何事もないのを感じれば、
     疑問を感じつつも手で掴もうとしてみる。

     もやは掌の中に少しでも包まれようとはされず、
    すり抜け、蒸気は腕に纏いつく。
   何も起こらないと思った時だった。

  ピリと何かを感じる。〕
2006/09/22 01:15:46
農夫 グレン
…言われなくてもわかるよ。
だって、その裏切り者ってボクたちだもん。
(*5)2006/09/22 01:16:09
吟遊詩人 コーネリアス
第一優先事項として、この地よりの安全な脱出。
その為の障害となる、この森に潜む魔と…

[一瞬躊躇するが、それでも言葉を続ける。]

離反者の、排除。

其れを今後の方針ということで、宜しいでしょうか?
(130)2006/09/22 01:18:35
墓守 ユージーン
〔  咄嗟、二つの柱の近くまで戻る。
    もやは一つの塊となり襲って来ようとしたが、
     その波は途中でぴたりと止まり、
    黄色い光を幾十も抱えしもやは、
   先程の二つの黄色い光を持つ幾つものもやへと戻る。

   綿の黒手袋を剥がしてみれば、
    手がもやの色におかされたかのように黒い。

    ふと、死んだカルロの指先も
     黒く染まっていた事に気づいた。

     幾度か手を握り、広げ、
      痺れのようなものは、
       じわじわと伝わろうとしていたが、 

       柱より内側に降り注ぐ燐光に触れれば、
      その黒く染まった部分は薄れ、
     元の色を取り戻さん。〕
2006/09/22 01:22:10
双子 リック
…愛と平和も大事です。
けど、僕はシャルや刃さんみたいにまた仲間を失いたくはないです。

[振り上げられた拳が戦慄くのを視界の端に捉え、
碧の双眸は益々憂いを深める。]

リリムの思惑も其の人の考えも判りませんが、大切な仲間を裏切る人が居るのなら、僕は其の人を封印します。
尤も、誰が裏切り者かは判りませんけど…
(131)2006/09/22 01:27:26
農夫 グレン
許されると思ってないから…。
2006/09/22 01:31:49
農夫 グレン
[笑顔の消えた口の端がヒクヒクと動いている。]

…そんなことは言われなくてもわかってるんだよ。

[拳を引っ込めると、リックに背を向けた。]

許さないから。ボクは裏切り者を許さないから!

[悲しく*響いた*。]
(132)2006/09/22 01:32:04
墓守 ユージーン
〔   ブンブンと手を振り、光の柱の中へと手を浸す。
   燐光に触れた時と同じように黒く染まった部分は、
  どんどんと薄れていった。〕

危険な事で。

〔もやに絡みつかれ全身が痺れたところを、
 他の悪夢の怪物に襲われてはどうにもならない。
 持続性があるのかないのかは分からないが、
 そう洩らす。

 といっても、痺れようとも相手へは向かっていくのだが…。

 暫く燐光に浸すと、
 痺れのようなものは綺麗さっぱり消えていった。〕
2006/09/22 01:32:11
農夫 グレン
許してもらおうなんて思ってないから。
(*6)2006/09/22 01:32:13
双子 リックは、農夫 グレンの後姿を見つめて小さな拳を握り締めた。
2006/09/22 01:38:12
双子 リック
霧があるにも関わらずシャルが封印された状況からも、森に潜む魔を探す間にも離反者はまた誰かを封印しようと動くんでしょうか…

[コーネリアスの言葉に俯いたまま呟く。]
(133)2006/09/22 01:39:34
双子 リックは、項垂れて*立ち尽くしたまま*
2006/09/22 02:01:10
墓守 ユージーン
さァて、お嬢ちゃんと探すとしやすか。

〔光の柱の中に入り、暫く瞑目。
 先程軽々しくキャロルに封印された事が思い出される。〕

停滞空間でも、
迷夢の森でもないンだとしたら....一体どこだ。

〔眼を開くと服が焦げたままの左腕を見る。〕

.............。

〔おいおいそれも分かるだろう。
 それよりも今は.......と、口角を吊り上げ。

 懐の仮面を確かめると、
 無数の紅と黒のもやを突っ切り、
 *黒い霧の中、暗闇の中へと消える。*〕
2006/09/22 02:01:11
見習い看護婦 ニーナは、目を開けた。
2006/09/22 06:25:15
見習い看護婦 ニーナ
…時間だ、代わろう。

[ローズマリーの言ったとおりに、ハーヴェイと歩哨を代わる。
 グレンの悲痛な叫びが消えたあとも
 なんとなく、変質した空気があたりに残っているようだった。]
(134)2006/09/22 06:34:10
見習い看護婦 ニーナ
[カミーラが、”空間が変化しているのが分かる”と言った地点を境に、小鬼が押し寄せる波の如く群がっていた。かれらがみじろぎするたびにこそこそと音を立て、それが結構な数なものだから、不気味な音のうねりが出来ている。
 澱んだ黄色の瞳はみな一様に内側――自分たちに向けられ、澱んでいるくせにいやにぎらぎらとした光を放っていた]

いずれ突破する、にしても
この結界がいつまで保つものか。
…この場に囲い込まれているとしか思えない。
(135)2006/09/22 06:55:06
見習い看護婦 ニーナ
[小鬼の群と、混じり合うようにして漂う白い霧を*見つめている。*]
(136)2006/09/22 07:02:35
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/22 07:04:55
書生 ハーヴェイ
[自分が何気なく吐いた台詞から続く会話には、途中から耳を貸さず。
自分に無理やり見張り中だと言い聞かせると、食い入るように外の様子を見つめた。]


[ニーナに声を掛けられ振り向く。]

ああ…
…。

[先ほどの会話が断片的にフラッシュバック。
言葉を詰まらせる。

なんとも言いようの無い表情でニーナを見つめていたが、
やがて首を振ると]

ああ。
見張り、頼んだわ。

[ニーナの頭を軽く2回叩くと背を向け手を振る。
部屋の角、皆から少し離れた所に*腰を下ろした。*]
(137)2006/09/22 07:33:35
見習い看護婦 ニーナ
[振り返り、ハーヴェイを見る。また門の外に目を戻すが意識の大半は内側へ向いている。]

…たしかに特異な封印のちからなのだろう。しかしあれではそう続けても使えまい。

[ざわざわという小鬼の動くおとに紛れる程に小さく微かに呟いてじっとしている]

…これ以上何かあるまえに早くここから動いてしまいたい、が。
(138)2006/09/22 08:42:48
村長 アーノルドは、吟遊詩人 コーネリアスに頷き、もう一度皆の顔をじっと見回した。
2006/09/22 08:52:01
村長 アーノルド
封印されたシャーロットと刃はとりあえず停滞空間に居る内は無事だ。
が、停滞空間を作り出しているのがリリムたちである以上、猶予は許されない。
・・・それでも彼らを助け出せる方法はあると私は信じている。

[と、一旦グレンの顔に視線を止めた後で]

それにはまず、ここから抜け出すことだ。
(139)2006/09/22 08:58:34
村長 アーノルド
この中には先程リックが言ったように、リリムの命で我々を封印しようとする者がいるのは間違いない。
けれども私はあえて、彼らも含めて君達に言おう。
(140)2006/09/22 09:02:39
見習い看護婦 ニーナは、軽く振り返ってアーノルドの言葉をじっと聞く
2006/09/22 09:03:40
村長 アーノルド
「全員で」ここから出よう。
それは我々の生き延びたいと言う願い、希望だと思う。

が、それだけではない。
冥界に生まれ、今生きている死神達のために、我々はここから帰還しなければならない。
(141)2006/09/22 09:04:36
村長 アーノルド
我々は彼女達にとって、盤上の駒でしかない。
それは事実だ。
何であっても戦いとはそういうものだ。
それは地上であってもここ(冥界)であっても、変わらない。

だが、その駒には意志があり、軽々しく使い捨てることはできないのだという、そのことを彼女達に思い知らせなければならないのだ。
(142)2006/09/22 09:09:54
見習い看護婦 ニーナは、村長 アーノルドの言葉の意味を理解しようと、じっと黙って目を凝らし
2006/09/22 09:21:07
村長 アーノルド
リリム・チャームンダーが進める改革は、確かに一部は必要なものだ。
ヒューバート卿の軍に居たものならば分かるだろう・・・私軍で天使と戦う困難さが。
援助はどうしても必要なのだ。
だが、彼女はそれを急激に推し進めようとするあまり、払われる犠牲には頓着しない。
死神の社会が受けるダメージも・・・自分自身のも、だ。
それでは駄目なんだ。
それでは成功しない。

リリム・ネヴァンにしてもそうだ。
彼女はもっと先を見ている。彼女は未来の勝利を買うためなら現在の戦いを捨てることも躊躇わない。
(143)2006/09/22 09:28:58
村長 アーノルド
だから。

[険しい表情でそこまで言い切った後で、]

・・・あー。
ま、柄にもないことをしてもしょうがないね。

[照れたようにニヤリと笑った。]
(144)2006/09/22 09:29:18
村長 アーノルド
ま、今怖いのは疑心暗鬼になって自滅することだから・・・
出来るだけ、早期に何だっけ、「離反者」を見つけるしかないけど。
でも焦ってもしょうがない。

とりあえず、何か手がかりっぽいものを見つけることから始めましょ。
(145)2006/09/22 09:35:51
村長 アーノルド
そういう訳なんで。
気が付いたことがあったら言ってね。

そんな訳で、なれないことして疲れたから寝る。
・・・・・・起きたら進軍の準備をするから。
今のうちにもうちょっと休んでて。

[そういうと、もう一度ごろりと横になり、*眼を閉じた。*]
(146)2006/09/22 09:40:25
村長 アーノルドはメモを貼った。
2006/09/22 09:41:27
村長 アーノルドは、「皆で幸せになろうよ」
2006/09/22 09:42:13
見習い看護婦 ニーナ
…私にはあなたの言うことはわからない。
駒はあくまで駒として駒であることを誇りに思えばこそ盤上を望まれるままに動く為に意志を捨てるものだしそれが私の知る生き方だ。
(147)2006/09/22 09:50:53
見習い看護婦 ニーナ
だけどひとつだけあなたの言うことに頷くことの出来る箇所がある。

離反者を一刻も早く捕らえることについて。
私は女神の駒であり、それを勝手に取り去ろうとするものが居るのならあらがわなくてはいけない。それは越権行為だ。

これを情報として聞くのならば…

[裏切り者はいない、と言っていたハーヴェイを見遣り]

この中に裏切り者はふたり、いる筈だ。
(148)2006/09/22 09:57:45
見習い看護婦 ニーナ
そして、既に封印されてしまったけれど、シャーロット、それからカミーラどのは裏切り者ではない。
(149)2006/09/22 10:02:17
見習い看護婦 ニーナ
これが私の気がついたこと。

[言って、アーノルドを*見ている*]
(150)2006/09/22 10:03:59
見習い看護婦 ニーナ
だがほんとうのところはすこし違う。

憎むべき越権者はあたりの言う”裏切り者”では無く、女神の意を聞かず改革をおしすすめるものなのだ。
それを壊すためなら私は偽りを言う。


だが
人間はなぜああも簡単に嘘を言うことができるのか
2006/09/22 10:27:29
見習い看護婦 ニーナ
嘘を言うのは難しい。

だが私の言うことが信じられれば私の嘘でいわゆる”裏切り者”をまっとうな騎士とすることが出来る
2006/09/22 10:29:11
見習い看護婦 ニーナ
私は彼らをたすけてこの越権者の隊をほろぼす

もしも私の言うことが嘘と知れても
2006/09/22 10:30:18
見習い看護婦 ニーナ
結果、あたりを疑いあわすことは出来る。
2006/09/22 10:30:57
吟遊詩人 コーネリアス
私は、貴女の駒。
私は、貴女の剣。

…だが、貴女の御心は、私には判らぬ。
2006/09/22 10:48:37
吟遊詩人 コーネリアスは、暗い空をふと見上げた。
2006/09/22 10:49:19
吟遊詩人 コーネリアス
理解っている。
…取るに足らぬこの些細な私では、貴女の苦しみを癒すことなど出来ぬ。

それでも私は…。
2006/09/22 10:57:03
見習い看護婦 ニーナは、吟遊詩人 コーネリアスにつられるように空を見上げる。
2006/09/22 11:00:35
吟遊詩人 コーネリアス
[梢の隙間に僅かに見えるは細い月。]

…意志を捨てるのではなく、己の意志でそう或る事を望む。
少なくとも…私はそうだ。

[ニーナの肩にそっと触れると、門の方へと歩いて行き、
その前で佇み、*警戒態勢を取る。*]
(151)2006/09/22 11:15:27
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/09/22 11:32:38
見習い看護婦 ニーナ
[触れられ、少し困ったようにコーネリアスを見上げる。薄闇に細い銀の髪がきらめく。]

…月が満ちては欠けるのに気持ちを挟めば、どうして規則正しく移り変われるでしょう。そのように在りたい、と思うのです。
真白でなくては正しくいろを写せない。
(152)2006/09/22 11:45:11
見習い看護婦 ニーナ
…小鬼は退けられても霧が深まればいずれここで踏み止まることになるでしょう
今ならきっとまだ

[グレンを軽く振り返って、また門の外を*見張る。*]
(153)2006/09/22 11:50:25
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/22 11:52:29
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間・? ─

〔行けども行けども暗闇の中。
 時折空中を長く棚引く白っぽい靄が見えるだけ。
 幻想的とは程遠い不気味さ。

 平衡感覚すら失われ、どこを走っているのかすら分からなくなりそうだが、時折ふっと「場所」に出くわす。
 暗闇が晴れ、空や地が見える場所。

 呪詛のような膜のような場所を突っ切ると、
 そこには…〕
2006/09/22 13:00:27
村長 アーノルドは、見習い看護婦 ニーナの言葉を反芻している。「カミーラ君は裏切り者ではあない…か」
2006/09/22 13:29:37
双子 リック
[ただ俯きアーノルドの、ニーナの、言葉を聴いていた。
見張りから戻るハーヴェイに「お疲れ様です」と小さく呟き、
けれどシャーロットの名が出れば顔を上げ、
ニーナを見つめぱちりと瞬き小首を傾げる。]

ニーナさんは何に気付かれたんですか?

[歩み寄り憂いを帯びた微笑を浮かべる。]

お疲れ様でした、交代します。
(154)2006/09/22 14:17:02
双子 リック
[見据える視線の先、
蠢く子鬼の影の中、
ちらちらと明滅するは、
其の大きな眼光か。

気配は最早ざわざわと、
群れとなり波となり、
大きな塊にすら見える。

所々には白い霧がたまり、
子鬼達が蠢く気配に揺らぐ。]
(155)2006/09/22 14:26:25
酒場の看板娘 ローズマリーは、思考を巡らせている。リックが見張りに立ったのに気付くと、
2006/09/22 14:28:47
酒場の看板娘 ローズマリー

……十分休めたか?

[すっと立ち上がり、壁に背を預けて]
(156)2006/09/22 14:28:53
双子 リック
[声に振り返り穏やかに微笑みこくりと頷く。]

はい、我が侭を言ってごめんなさい。
気持ちの整理をつけたかったので。
少し落ち着きました、ありがとうございます。

[ちらとアーノルドへ視線を移す。]

シャルも刃さんもまだ助かる可能性があるなら、悲観する事ばかりでもありませんよね。
(157)2006/09/22 14:34:41
酒場の看板娘 ローズマリー

休める時に確り休んでおかないとな。
落ち着いたならば、何よりだ。

[静かに頷いて]


ああ……消滅した訳でないのなら。近い内に邂逅できるだろう。

……私は、先程のニーナの言葉が気になっている。
彼女には何か解るのだろうか……。
(158)2006/09/22 14:38:18
双子 リック
非常事態に取り乱しては居られませんもんね。
未だリリムの思惑は判りませんけれど、大切な仲間を返して頂かないとですし。

[ニーナへと視線を移し小首を傾げる。]

僕は皆さんよりシャルとは付き合いが長いので、信頼もしていました。
けれどニーナさんの言葉はそう言った類のものとは別な印象を受けます。
(159)2006/09/22 14:43:42
酒場の看板娘 ローズマリー

確かにな。何か判別する方法でも持っていたのだろうか。
模造の力を使うと判別が付くとか。……都合が良すぎるか。

[微かに苦笑して、首を振った]


……何にせよ、どんな理由かは知らないが。
もしも、判別が付くというのなら大きな助けだ。
(160)2006/09/22 14:51:22
双子 リック
どうなんでしょうね?

[時折、背後へと向き直って警戒をしつつ、
ローズマリーの言葉にこくりと頷きニーナを見つめる。]

そうですね。
本当に離反者が判るなら、刃さんの様な事にはならずに済みます。
(161)2006/09/22 15:02:06
酒場の看板娘 ローズマリー

ああ。……隊長の言うとおり、皆で戻りたいものだ。

[微かに溜息を零した後、少しの間*目を伏せた*]
(162)2006/09/22 15:05:39
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーの言葉に「そうですね」と*穏やかに微笑み*
2006/09/22 15:10:22
村長の娘 シャーロット
― 迷夢空間・? ―

[歩いても
 歩いても
  歩いても]

…暗い…、ここは…?

[照らしても
 照らしても
  照らしても]

何も―――見えない…。

[見えるは暗澹
 どれくらい彷徨い続けただろうか]
2006/09/22 17:24:24
村長の娘 シャーロット
[手で顔を覆う
そこには仮面は無く

軽く首を振る
落ち着いたのか、傷跡はもう見えなくなっている]

…刃、どこに…。

[ユージーンを探しながら、考える]

そう言えば、色々な事に囚われてたから
考える時間が無かったけど―――、ここは?
私は確か、誰かに 封印 、されて…

裏切り、者が、やっぱり居るのね…

[じわりと顔の傷跡が滲む]

あれ?だとしたら、刃は――?
どうしてここに。
2006/09/22 17:31:18
村長の娘 シャーロット
まさか彼も?

[少しだけ眉を顰める
そして小さく息を吐いた]

…本人に訊いてみないと解らないわね。

――それにしても
私が必死で刃を探してるなんて、どんな冗談かしら。

[小さく呟けばまた暗澹の中を
歩く
歩く]
2006/09/22 17:56:03
墓守 ユージーン
─ 迷夢空間・? ─

ここは...?

〔薄水灰の空。
 屍累々と。
 薄っすらと沼地。

 パチャリと足を踏み入れて。
 幾歩か歩けば、過ぎ去りて。
 再び暗闇とならん。〕
2006/09/22 18:09:44
墓守 ユージーン
〔前方の暗闇に炎のようなものが見えた気がした。〕
2006/09/22 18:10:56
墓守 ユージーン
シッ....気色の悪い。
過去の記憶...でスかい。
どうやら、森じゃあないが悪夢からは逃れられないようで。
過去の記憶を簡単に反映してくれやがる。

〔やや苦々しげに口にして。〕
2006/09/22 18:16:54
村長の娘 シャーロット
―――?
今、何か音――声が?

[振り返ってランタンを翳し
後方を凝視する

だが歩いてきた方向
在ったのは、見えたのは、暗闇のみ

この暗澹は丸で何か生物のように自身に絡み付いてくる
何時の間にかじっとりと汗が滲んでいる]

…刃?居るの?

[少しだけ縋るような声で
闇に邪魔をされ届くかも解らない]

それとも、また――

[炎の怪物を思い出せば棒を握り締める]
2006/09/22 18:28:55
村長 アーノルド
綺麗事だ。
私自身半分も信じてはいない。

だが。
綺麗事だからこそ、信じなければならないこともある。
2006/09/22 18:31:40
墓守 ユージーン
〔忍び笑い。
 暗闇の中より、ぬっと狒狒人が現れる。〕

ここに至って寂しくなりやしたかい。
さァ、やっと見つけた!

殺し合いと行きやしょう!

〔突如、鋏を抜き長細い刃となすと切りかかった。〕
2006/09/22 18:31:59
村長の娘 シャーロット
[両手の中にある棒で刃を受止める]

――っ!!
行き成り切りかかるなんてマナーが為ってないんじゃない?

[滑らせるように其れを弾き間合いを取るように後ろへと跳びながら
ランタンを構えると小さな―手の平大の―白刃が2つ程宙に浮ぶ
顔には焼け跡が滲み始める]

寂しいなんて、あるわけないわ。

[タン、と踵が地に着くと同時に
白刃をユージーンへと左右から向かわせ]
2006/09/22 18:46:12
墓守 ユージーン
ヒャハハハ!
礼儀作法にゃ頓と疎くってねェ!

顔に焼け跡が出始めてまスぜ。
汚ェ面な事で。

〔相手を煽るように。
 左右から襲う白刃を片方は刀身で弾き、
 もう一つは体を仰け反らせて避ける。
 喉元近くの狒狒の毛が宙に舞う。

 中空に毛がある間に姿勢低いままシャーロットへと詰め、
 下段から棒を掬い上げるように、強い一撃を放とうとし、
 時間差で、腹へ容赦なく横から蹴り足。〕
2006/09/22 19:01:28
村長の娘 シャーロット
――っ!うるさいっ!!

[ダン!
棒の柄を地面へと思い切り叩き付ければランタンの炎は燃え上がる
顔の焼跡は徐々にくっきりと

詰められれば下段からの攻撃に堪えられるよう上から棒を押さえ込むけれど
力負けして少し浮きかけて
そこに時間差で来た蹴りを受ければ軽く横に蹴り飛ばされるも
身体が受身を取る前に白刃を操り
先ほどユージーンが避けた一枚の刃は宙を滑るように弧を描き
ユージーンの背中へと向かう

自身は転がる反動と棒の柄を使い体勢を整えなおそうと]
2006/09/22 19:25:39
墓守 ユージーン
シッ!

〔背中へと煌く白刃を、
 身を回転させた勢いで、長細い刃で叩き落とす。

 一回転しシャーロットを見てみれば、既に体勢は立て直され〕
2006/09/22 19:31:38
村長の娘 シャーロット
[げほ、と咳き込みながらも
ランタンを構え転がるユージーンへ向けて炎の弾を解き放つ

叩き落された刃は炎が溶けるように消えている]
2006/09/22 19:43:26
墓守 ユージーン
〔息を吐き....。
 すぅと眼を細める。

 仮面を懐からすらりと出した。
 炎の弾をわざと受ける。〕

ぐぅぅぅぅ!
2006/09/22 19:53:03
村長の娘 シャーロット
っ!?
何を―――!

[仮面を取り出す様を見て眉を顰め
其れごと直撃をすれば思わず顔色を変えて]

仮面…っ、仮面が!―――刃!?
2006/09/22 19:58:06
踊り子 キャロル
離反者、か。

……。
特別な封印の力というのは。
一度に全員を封じるほど強力ではないのね。

[目を眇めて、門の外を見つめる。
寄せる波のように小鬼たちが犇いて]

……。
なら、これを何とかするのが先決か。
倒しても倒してもキリがないのよね……
発生源でもあるのかしら。
(163)2006/09/22 19:59:27
墓守 ユージーン
ハンディで。
........足りねェ。
足りねェンだよ。お嬢ちゃん。

燃えるような怒りで攻撃してきちゃあくれやせんか。
もっと苛烈に何故来ねェ!!!

〔炎から免れた仮面を、壊すぐらいの勢いで地面に叩き投げる。
 ふと狒狒の面...口の部分から笑みが見える。
 酷薄で残酷な微笑。
 胸元から、ブスブスと煙があがっている。〕

もう構いやせん。
一方的に嬲ってやりやしょうか.....?
2006/09/22 20:05:02
村長の娘 シャーロット
それは――、

[思う所はあったけれど口にはせず
その笑みが見えると、ぞくりとする
ぎゅうと棒を握れば構え、口元を引き締めた]

本気で殺す気で行かないと、本当に殺されるって事ね。
貴方は本当に――。

一方的になんて、…やられないわ。
やられるもんですか――。

[甦るのは記憶だろうか
ごうと燃えるランタンを目の前に突き立て顔の焼跡は色濃く]

――― Il Trovatore ―

[小さく呟いた
周囲に躍り出るは無数の、白刃を核にした大きな炎の弾
轟とした多くの炎の中心で静かに構える]
2006/09/22 20:27:29
村長の娘 シャーロット

[その姿はどこか、悪夢の怪物と似ていて――]
2006/09/22 20:30:36
逃亡者 カミーラ
[珍しいアーノルドの真剣な弁舌に、肩幅ほどに足を開き、腕を組んで立つ。]

──我々は、女神の駒と言うより…。
女神の源とした生命サイクルを担う部品ではないのか。

[片手を持ち上げ、顎をなぞり]

以前に酒を一緒に飲んだ死神が、酔って奇妙な事を言っていたが。血の寺院の地下にある墓所には、封印された血の騎士たちの横たわっており、また魂の木につながる巨大な柱がある。その柱は、封印された騎士たちから彼らが蓄えた生命の力を吸い上げ、柱の中のものに供給している──と。

血の騎士も女神を中心としたサイクルの一部なのだと。
確か、男の名前はノーマンだったか、やけにリリムの話を聞きたがる男だったが。

酔っぱらいの話の真相はさておき、生命サイクルの乱れを正す為に、リリム・チャームンダーは夜の騎士団を運営しているはずだ。天使戦の困難さもあるが、改革に賛同する故、そして私自身が正しく在る為にここに居る。
(164)2006/09/22 20:36:17
逃亡者 カミーラ
正しくある…と言うのも、ただ存在するだけでは困難なのだ。
不思議な事に。

[ゆっくりと瞳を閉じて──。
 カミーラの瞼の裏側に、真っ赤な血の海が広がる。
 赤児の声が聞こえる。]

闇の眷属であるにも関わらず、私は──。
足掻く者である。

[また、目を見開く。]
2006/09/22 20:37:51
逃亡者 カミーラ
その夜の騎士団を滅さんとする者が居るならば──。
戦わねばならん。
(165)2006/09/22 20:38:27
逃亡者 カミーラは、しばらく間を置いて、歩哨に立ったニーナを見つめる。
2006/09/22 20:39:26
逃亡者 カミーラ
ニーナは、何に気が付いたと言うのか。
今目の前に居る私は兎も角、既に居ないシャーロットについて今さら言われても困る。…よくわからない。
彼女が居なくなる前に気付いた事でも?
(166)2006/09/22 20:40:49
墓守 ユージーン
そうだ。
その意気だ。それでないと愉しくねェ。

〔ぞっとするような笑みを洩らすと、
 ゆらっと刀身を揺らし、垂直に正眼に構える。
 仮面を蹴り、二人から離れた場所へ。〕

殺すぐらいの気概で来やがって下せェ。
でなければ......
復元に何年もかかるぐらいに粉微塵にしてやりまさ。

〔柄に象られていた龍が蠢き、
 柄の先から柄の根元へと二つ、
 龍の輪っかのようなものをつくる。〕

く.....ハハハハ!
汝、憎みて憎し敵と同一にならんや!
さァ!来やがって下せェ!
2006/09/22 20:43:24
逃亡者 カミーラ
ニーナ。
…できれば、詳細を聞きたい。

[と目を細め、薄く輝く月の姿に片手を翳す。]
(167)2006/09/22 20:53:17
逃亡者 カミーラ
[月を巡るニーナとコーネリアスのやりとりに対して、]

正しく有りたいと思うのが、己の意志であるのか。
狩りをする如き、本能なのか──。
…それも、分からないが。

では、離反者はどの様な者なのだろうか。
カルロは、まるで作り替えられたかの様に変質してしまっていた。それが、この森の──夢魔や悪夢だけの所為だけならまだ良いのだが。

もしも、リリムの力であるなら、何故か私でも割り切れない物を感じる。もしかすると、これが、アーノルドの言う「我々は駒ではない」や、リリム・チャームンダーに反発する人間出身者と似た感情なのだろうか──。
(168)2006/09/22 20:53:35
農夫 グレン
さぁて。そろそろ動かないといけないねー。
サクっとやっちゃおうか、サクっと。
(*7)2006/09/22 20:59:18
村長の娘 シャーロット
[ユージーンの笑みを睨むように見据える
呼吸を整えるように小さく息を吐いて]

同一なんかじゃ―――ないわ。

[ランタンを構え、タン、と地に着けば]

Il Duello!

[宙に浮ぶ炎の幾つかが、それぞれぐるぐると絡み合いながら
炎の輪と為ってユージーンの左・右・正面へと放たれる]
2006/09/22 21:04:32
踊り子 キャロル
……で、今日はどうしたいかしら。
ニーナが、カミーラを無実だと知っているのが気にかかる。
(*8)2006/09/22 21:05:28
双子 リック
仮令、其れがリリムの意思であろうとも。
何の説明も無く…離反者には説明があったかも知れませんけれど、其れでも仲間の封印をさせるなんて。

手段を選ばないやり方はどうかと思います。

[蠢く子鬼の群れを見据えたまま唇を噛む。]
(169)2006/09/22 21:18:12
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/22 21:18:51
村長 アーノルドは、ぱっと眼を開くと、むくり、と起き上がった。
2006/09/22 21:21:57
村長 アーノルドは、立ち上がって大きく伸びをする。
2006/09/22 21:22:25
双子 リックは、村長 アーノルドの気配に顔を向ければおだやかに微笑む「おはようございます」
2006/09/22 21:23:44
墓守 ユージーン
〔すっと、もう片手を柄に手をかける。〕

へぇ、そうでスかい。
そっくりでスぜ。

ハハ、お嬢ちゃん、いやシャーロットの方。
────このまま、怪物になっちまった方が似合いじゃないか。

〔胸がじくじくと痛むが、
 刃にとってこんなものは怪我に入らない。
 骨を折られ、腕を斬られるぐらいでなければ。〕
2006/09/22 21:23:47
村長 アーノルド
[とんとんと肩を叩きながら]

ちゃんと休んだかね?
そろそろ出発の準備を始めるよ。
(170)2006/09/22 21:24:03
村長 アーノルドは、双子 リックにニヤリと笑って「おはようさん」と答えた。
2006/09/22 21:24:24
逃亡者 カミーラは、踊り子 キャロルに向き直る。
2006/09/22 21:25:21
農夫 グレン
マズいよね。そんな力があるんだとしたら。
(*9)2006/09/22 21:26:05
墓守 ユージーン


           歌謡 − ウタウタイ


〔キュラキュラキュラと、
 狂乱のように無骨な刃が幾十と舞う。軌道は無軌道に。
 だが強大な炎の輪に真っ直ぐ、核となる白刃を駆逐し破壊するかのように凶悪に疾ぶ。さながら、光を砕こうとする黒い弾丸。そうしておき、前から左右から、挟みうちにしようとする炎の輪を無視するかのように、シャーロットへと疾走した。〕
2006/09/22 21:27:04
踊り子 キャロル
Bonjour,Monsieur.

……出発の準備って、アレの掃除かしら?

[扇子で子鬼を指し]
(171)2006/09/22 21:29:17
逃亡者 カミーラ
役に立つ、立たない。
殺す、殺さない。
キャロルが離反者で無いなら、…私は、失礼な事を言っているのだろう。依怙贔屓なのかもしれないし、価値基準が歪んでいるのかもしれない。
(172)2006/09/22 21:29:32
踊り子 キャロル
非常に。
やっかいね……

けれど、一体どうやって調べているのだか。
(*10)2006/09/22 21:29:36
踊り子 キャロルは、逃亡者 カミーラへと視線を向けた。
2006/09/22 21:30:09
見習い看護婦 ニーナ
気持ちの整理がついた、のか。

[リックの申し出に頷き、交代するも、コーネリアスが門前で警戒態勢を取っているのを見て、門の近くに残る。
 幾つかの視線を、青い目で見回しさいごにカミーラのところで視線を留める。]

詳細…。
気付いたのは、シャーロットが封印されてからです。
あの時に、確実に異質な封印のちからが働いていました。もっと…酷く直接的な、リリムのちからが。

シャーロットの時、一体何処から封印の力が飛んで来たのか分からなかった、とカミーラどのは言った。
それは私にも同じなのだが…。
私が、シャーロットのちからを写したときに、そこに何の曇りも不思議も違和感も無かった。あればもっと早く気付いていただろう。…裏切り者が私たちを封印しようとしているということに。
(173)2006/09/22 21:31:33
見習い看護婦 ニーナ
シャーロットが封印されたとき、カミーラどのは私の目の前に居て、私はカミーラどのをよく見て居たけれど、そんなちからを使っては居なかった。

[それからローズマリーに視線を移し]

…私のちからは、触れれば相手のちからを写せる、というだけでは無いのです。その相手がどうやってちからを使うか、私はいつもそれを見ています。そうでなければ写しても使えないのです。

[そこで言葉を切って、アーノルドに頷いた。]
(174)2006/09/22 21:32:22
村長 アーノルド
カミーラ君、ニーナ君。
まあ闇の眷族である君達には分からないかも知れないけど、人間はね、自分の命ってやつは特別だと思ってる者が多い。
やっぱり自分が理不尽だと思うことには従いたくないし、訳の分からない理由で死にたくないと思うものなのさ。
──まあ世の中ってのはそういうもんで、そう思ってたってどうしようもないんだけどね。
非合理的で不可解だろうけど、でもさ。

人間出身の死神は多いし、多分これからも減らないと思うよ。むしろ増えてるらしいしね。
女神サマの御心が奈辺にあるかは知らねど、リリム達はその事実をもっと重く見た方がいいね。
(175)2006/09/22 21:32:34
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/22 21:33:07
逃亡者 カミーラ
情が湧くのは、寝所を共にした男だからか。
──此れが感情か?
…人間の様な。

あの男が目の前に居ない事が     ──酷く気に入らない。
2006/09/22 21:33:50
農夫 グレン
ボクだって、敬愛するあの方のために来てるんだよ。
失敗するわけには行かないんだ。ボクにはもう帰り道はない。
(*11)2006/09/22 21:34:25
踊り子 キャロル
特別ね。

……特別だと思っていても。
どうにもならないことも沢山あるのよ。

……。
どうでもいいわね。
兎に角。

ニーナに能力を移されると厄介、か。
性質上私の能力は無理だと思うけれど。
(*12)2006/09/22 21:36:06
見習い看護婦 ニーナ
…。
非合理的で、不可解だ。

闇の眷属には分からない、…きっと。
(176)2006/09/22 21:37:14
村長 アーノルド
無駄に死神の命を使うことは、女神サマの思うところとは違うんじゃないかってこと。
(177)2006/09/22 21:37:26
農夫 グレン
離反者がどんな密命を帯びてるだとか、
どんな仕組みで封印を行っているとか…
ボクはそんなんには興味がないよ!
許さない。ただそれだけ。

[固く握った拳を戦慄かせている。]
(178)2006/09/22 21:37:40
村長 アーノルドは、見習い看護婦 ニーナの話にじっと耳を傾けた。
2006/09/22 21:37:54
農夫 グレン
特別がどうとか興味ないよー。
ボクはボク。キミはキミ。ボスはボス。
それでいいじゃないか。
(*13)2006/09/22 21:38:24
双子 リック
[アーノルドの言葉にこくりと頷き、
キャロルの視線を追うように子鬼へと視線を移し、
僅かに眉根を寄せ小さく息を吐く。]

あの数は流石に骨が折れそうですね。
あとからあとから湧いてる気がしますけど、全員でかかればなんとかなるんでしょうか。

[ニーナの言葉に向き直りぱちりと瞬く。]

曇りの無い…

[シャーロットの事を想ってか、
束の間憂いを帯びた表情が浮かぶ。]
(179)2006/09/22 21:38:45
踊り子 キャロル
そもそも刈り取られる者が死神になるところから……

不可解だもの。

[肩を竦め]

……けれど、現にこの世界の摂理はそうなっているのだから。
(180)2006/09/22 21:39:14
踊り子 キャロル
……で。

ニーナを封印してしまうのがベターかしら。
けれど、彼女が本当のことを言っているかというのもまた保障がないのだけれど。
(*14)2006/09/22 21:39:46
村長 アーノルドは、踊り子 キャロルに「当然アレ。他に何かある?」とニヤッと。
2006/09/22 21:40:21
農夫 グレン
お姫様、疑わしきは罰していこうかー?
アハハハハハ、はったりでも、わかんない以上、
危険な芽は摘んでいかないとBAD&HELLだよ。
(*15)2006/09/22 21:41:09
踊り子 キャロル
沸いてくる元が分かればどうにかなるのだけど……

[子鬼を見つめながら]

……。
操って探ってもいいけれど。

それか、ほんの少し時間を稼いで振り切るか。
(181)2006/09/22 21:41:58
踊り子 キャロル
良くてよ。

それじゃ……彼女を。
(*16)2006/09/22 21:43:20
村長 アーノルド
・・・思うにアレは悪夢の素の霧と同じで悪夢から出来てるんじゃないかな。
ここに入れないのは何故か知らないけど・・・。
(182)2006/09/22 21:43:58
農夫 グレン
でも……その前に、あのFuckin' animalsを
何とかしないといけないわけかねー。

[ニヤリと微笑む。]

キリがなくても、数の論理への対抗ならボクがいるじゃないか。
だけど、キツいなぁ。BAD&HELL。
(183)2006/09/22 21:44:31
逃亡者 カミーラは、見習い看護婦 ニーナに、直接的なリリムの力が働いていたのか……。成る程。
2006/09/22 21:44:31
農夫 グレン
Hit the jackpot!だったらいいよね。アハハ。
どの道、不穏なものは刈り取っていかないと。
(*17)2006/09/22 21:46:00
村長 アーノルドは、「直接的なリリムの力・・・」と少し考え込んだ。
2006/09/22 21:47:14
書生 ハーヴェイは、「わいは…使い捨てられる駒なんて、まっぴらや。」独り言つ。
2006/09/22 21:47:32
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習い看護婦 ニーナに小さく頷いた。「なるほどな……そういうことだったか」
2006/09/22 21:48:36
踊り子 キャロル
……さっきの沼のアレも、これと一緒かしら。
悪夢の具現化……?

霧と同じなら、炎で……

ってシャーロットは居ないのよね……
(184)2006/09/22 21:49:43
踊り子 キャロル
あれが悪夢で出来ているのなら。

ここは……悪夢の主以外の誰かの領域なのかしら。

自分の夢は好きにできるけれど。
人の夢には手を出せない。
(185)2006/09/22 21:51:14
村長 アーノルド
じゃ、グレン君何とかしてよ。
頑張れ。

[ニッと笑いかける。]
(186)2006/09/22 21:52:00
農夫 グレン
[アーノルドの顔を見ながらニッコリと微笑む。]

たまにゃ活躍しておかないとねー。
ボスにすごいって言わせちゃうから!
でも、一人じゃキッツイんだよねー。

[ニーナの方を見る。]

…使う自信あるー?いや、使いこなしてみせろ!

[いつものグレンとは違う口調。]
(187)2006/09/22 21:55:14
村長 アーノルド
んー・・・夢の領域ねえ。
だとしたら、この夢は随分と穏やかで寂しいんだねぇ。
(188)2006/09/22 21:55:16
書生 ハーヴェイ
[アーノルドの出発の言葉にようやく顔を上げ]

ん、行くんか。
…あのけったいな奴らん中に。

[門の外を眺め「…さっきより増えとらんか、あれ。」溜息を漏らす。]


[ニーナの言葉に]

シャロもカミーラはんも違う、か…
それがほんまなら、きっとニーナも違うな。

[やや疲れた顔だったが微笑んでみせる。]
(189)2006/09/22 21:55:39
逃亡者 カミーラ
──白い霧は避けようが無いとして。
グレンに機雷を置いて貰ってから、爆破しながら進む…か。

[手首から、1枚の2M弱の大きさ──大柄な男性の等身大よりは少し大きい長方形の黒い板を作りだす。]

本来、棺の様に生者を閉じ込める物なので、この大きさが限界なのと、味方を囲い込む様にしか使えない──囲まれた時、人間出身者は不快感や恐怖を多少味わう可能性もある──が、爆風をこの板で防ぐ事が出来る。白い霧が漏れて来る速度も多少は…遅くする事が。

グレンにはスペシャルな機雷を出してもらうとして。
ニーナには私かグレンの能力をコピーしてもらう事は出来ないだろうか?
(190)2006/09/22 21:56:22
酒場の看板娘 ローズマリー
[キャロルの言葉に]


言い得て妙だな……。
もしくは、影響を受けない力を持った材質や、加護でもなされているか……。
(191)2006/09/22 21:56:28
村長の娘 シャーロット
冗談じゃないわ、そんな事。
刃の方が似合うんじゃないかしら?

[以前にも見た刃の重なるそれに白刃を砕かれたけれど
時間稼ぎのようにまた幾つかの炎の輪を目掛けて放つ

その間にゆらりゆらりと幾数かの炎が重なり
自分の身の丈以上の大きさがある白刃を核とした、炎の刃を二枚作り
それは紅く白く耀いて

一枚を自分の直ぐ前へ浮べ炎の盾にするように
もう一枚をユージーンの目の前に突き立てる
そうしてまた後へと下がりながら新しい炎を作り]
2006/09/22 21:57:44
見習い看護婦 ニーナ
直接的なリリムの力と言っても、リリムが直接手を下している訳では無く…。

[言いあぐね、グレンを見る]

使いこなしてみせ…ん?

[やや気圧されて頷く]
(192)2006/09/22 21:58:14
農夫 グレンは、見習い看護婦 ニーナに、ニッコリと微笑む。
2006/09/22 21:59:58
書生 ハーヴェイは、踊り子 キャロルに「なるほどな。此処に何も無いのも、そういう事かも知れん。」
2006/09/22 22:00:29
農夫 グレン
ねー、一個聞いてもいい?
(*18)2006/09/22 22:01:29
踊り子 キャロル
……この領域は悪夢ではないのかもしれなくてよ。
誰かの、思い出。
……思い出って色褪せてしまうと少し物悲しいものになるもの。

[廃墟を見上げて、一つ溜息。]

悪夢の影響を受けない、か。
……バクでもいるのかしらね。

[笑えない冗談だわ、と肩を竦めた]
(193)2006/09/22 22:01:40
村長 アーノルド
爆風である程度霧は拡散するみたいね。
だから、機雷を前で爆破させてあのバケモノを散らした後、また閉じないうちに走り抜ける。
これでどう?
(194)2006/09/22 22:02:17
踊り子 キャロル
何かしら。
(*19)2006/09/22 22:03:40
見習い看護婦 ニーナ
[今まで怒って居たかと思えばのグレンの笑顔に更に気圧され、つい鎌を握る手に力が籠もる]

…グ、グレンの機雷は、衝撃を受ければ起爆するのだろう。数を増やしてやるだけならきっと出来る…
(195)2006/09/22 22:04:20
農夫 グレン
お姫様はさー、どの方に言われて来てるんで?

…いや、言いたくないなら聞かないけどさー。
(*20)2006/09/22 22:04:21
墓守 ユージーン
違いねェ。

〔歌謡と呼称された刃達は、
 三つの大きな炎を打ち砕くとキュラキュラキュラという音を響かせたまま半数が掻き消える。仮面下で、にぃと口角が吊り上がった。〕

火花のように弾けさせてくれるンなら、それも考えましょうや!

〔手に持った長細い刃で、
 先ず自分の目の前の炎の刃を打ち砕こうとし、
 見えたままの半数の刃達は、先行してシャーロットの目の前の白刃を両側から打ち砕こうとする。〕
2006/09/22 22:05:21
農夫 グレン
…信じるよ?

[ニコニコした顔でニーナを見て]

頑張ろうねー。
(196)2006/09/22 22:05:25
村長 アーノルド
この中に居たら確かに当面は襲われないかも知れないけど。
あのちっこいバケモノはともかく、夢魔が直接来たらどうか分からないし。
それに、こっから抜け出したかったら行くしかないね。
(197)2006/09/22 22:05:38
踊り子 キャロル
……。
今はまだ話す必要はないわね。

何れ話す時が来たら、教えて差し上げてよ。
(*21)2006/09/22 22:06:27
書生 ハーヴェイ
[グレンの微笑む様子を見て嬉しそうににっと笑い]

グレンはん、ものごっつ"ホット"なやつ、頼んますわ。
(198)2006/09/22 22:06:32
農夫 グレン
アハハハハ。考えてみりゃどうでもいいことだねー。
どの方の命であれ、目的は同じ「帰らせない」。
ごめんねー、忘れていいよ。
(*22)2006/09/22 22:07:32
逃亡者 カミーラ
では、私は最後尾に回ろう。
(199)2006/09/22 22:07:45
農夫 グレン
[ハーヴェイに満面の笑みで]

おー!ホット過ぎてクレイジーなの見せてあげるよー!
(200)2006/09/22 22:08:29
村長 アーノルド
珍しーくグレン君がやる気出してるんだからね。
ガツンと行きましょ。
(201)2006/09/22 22:10:12
農夫 グレンは、村長 アーノルドに、「『珍しく』とか一言余計だよー!」と笑う。
2006/09/22 22:12:06
書生 ハーヴェイは、農夫 グレンの言葉に「そりゃ楽しみや。期待してまっせ!」軽く肩を叩く。
2006/09/22 22:12:58
村長 アーノルドは、農夫 グレンに「まあ事実だからね」とニヤリ。
2006/09/22 22:13:01
双子 リック
[周囲の言葉を聴きそっとオカリナを撫でる。]

グレンさんとニーナさんが二人で爆破するならば、纏まって駆け抜けるくらいは出来そうですね。
…追撃がどの辺りまで来るかは判りませんが。

[ギラギラと不気味な眼光の数は一層に増えていて、
僅かに目を細め見据える。
カミーラに向き直りぱちりと瞬く。]

お気をつけて。
(202)2006/09/22 22:13:11
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