人狼審問

［沈んだ表情でティーポットを洗っている］
……ヘンリエッタお嬢様のお部屋も、ローズマリー様のお部屋も、見に行くのが怖い……

………

［トレイに珈琲とトースト、ゆで卵を乗せ］
ラッセル様、お体の具合は大丈夫なんでしょうか。

［涙の跡が残る頬を、朝日が照らす。
ゆっくりと目蓋を開き、...はぽつりと呟く。］

迎えには来てくれないのね‥‥。

［ネリーの元へ、力無く現れるトビー］

ネリー姉ちゃん・・・
アイスクリーム残ってる？

有ったら頂戴
エッタの・・・・エッタの枕元に・・・・

ごめんなさい、エッタ
僕、エッタを信じられなかった・・・
［その場に泣き崩れる］

［トレイを手にしばらく黙り込み］
…………うん、、台所にまだあったと思うよ。
………そっか。………エッタお嬢様が………

ネリー姉ちゃん？
ラッセルさん、又普通のラッセルさんに戻ったの？

僕、昨日はかなり酷い事を言った気がするけど・・・

あ・・・うん、エッタ昨日まで熱であんなに熱かったのに
今日は・・・冷たくなっ・・・て・・・た。

一緒に行って良いかな・・・

そうかトビー……お前もエッタに……。

ネリー、ラッセルのところに行くのなら俺も行く。
あんなふうに今後の話を進められたのなら、たまったもんじゃない…。

［トビーに力無く微笑み］
うん、ラッセル様に朝食届けたら、アイス出してあげるね。

［アーノルドに会釈し］
おはようございます、旦那様。
ええ、はい、ラッセル様のところへ

［ドアを数回ノックして］
……ラッセル様？
お体の具合はいかがですか？

失礼させて頂きますね。

［そっとノブを回すとドアはゆっくり開いた］

ラッセル、ラッセル起きてるか？
少し今後のことで話がしたいんだが。

！！

これは……！

〔トレーを慌ててベッドサイドのテーブルの上に置く。食器がガチャンと音を立てた。〕

［ドアを開けた途端に広がる血の匂い。血にまみれたベッドの上に、ラッセルが横たわっている］

ラッセル様？！

[集会室の椅子に、どさっと座る。
膝を抱え込んで、頭をもたげた]

神様…

［少し離れて後ろ・・・明け方のこの騒ぎ・・・
　トビーは気が付いてエッタをここに来させないようにしようと走り出しかけて気が付いた］

・・・・・もう、そんな心配しなくて良いんだった

［青ざめ泣きながら座り込み］
………なんで………なんで？

〔遺体に触れ〕
駄目だ、もう冷たい…。
ネリー、このことを皆に……俺はまたヴィンセントのところへ行ってくる。

〔寝具で遺体を包もうとするが、血がしみ出る〕

[古びた聴診器を眺めながら]

一人一人、命を見てきた器具だね。
「診る」道具をあたしに渡していいのかい。
ありがたく頂戴しよう。

「また」…？
おかしいな……こんなことが日常化していくのか？
おかしいだろうこんなことは…。

〔呟きながら他の部屋からも寝具を持ってくる〕
俺は何故……ラッセルの死が意外だと思ったんだ…？

［ようやく立ち上がり］
……ネリーも手伝います。
……はい……大丈夫ですから。

［ゆっくり階段を降りると、ニーナの姿をみとめ］
あ、ニーナちゃん。
……うん……エッタお嬢様が……
それから……ラッセル様が人狼に襲われて……

……どうしてこんな事になったんだろうね。

……何か外が騒がしいわ。
また……また誰か……

［...はがくがく震える足をなんとかなだめて部屋から出た］

［...はネリーとニーナの会話を耳にした］

ラ、ラッセル君が……

そしてエッタ……エッタになったの……

[闇にもぐる]

[さらに深く]

[ここは回廊か迷路か]

[近づこうとするのに体が不自然に方向転換される感覚]

届かない…けどまた不自然な光があるね。
あのほのかに白く輝く光は確かに見たことあるね。
本人のものと間違えやすいけど、もうわかる。

ラッセル、あんたやられたね。
このニーナっていう人狼に…。

[涙がにじませたまま、ネリーに顔を向け]
シャロは人間だった――。

何のために、あたしここにいるのかわかんない…
[言って、手の甲で目を拭った]

［ニーナの頭を撫でながら］
ロッテお嬢様は人狼じゃなかったんだね。
ニーナちゃんは一生懸命やってるよ。

うん、あたしが保証する。

ニーナ……
そんなに私のこと疑っていたの？
ひどいなぁ……

[教会に戻り、悲しみにくれる姿をみる]

ああ、ラッセル。もうちょっと言いたい事あったんだけどな。

もう指導者たるものがいないよ。…あのばかやろぅ。

［...はコテッとネリーに頭をもたれさせた］

ネリー、ネリー、エッタのために泣くのは偽善？
でも……私、私……

［...はすすり泣いている］

それでよく考えたら、ネリーって処刑には関与しないから事実上今6人じゃないか。
となると処刑できるのはあと2回だよ。

エッタ処刑できてなかったらどうしてたんだい、まったくっ。

［シャーロットにお辞儀しながら］
おはようございます、シャーロットお嬢様。
お嬢様が人狼じゃなくて安心しました。
本当に良かった……疑ってた訳じゃないんですよ、うん。
ほら、カップが割れたのも人狼の仕業にしようとか、えーと、うん、その……

［しどろもどろになりながら微笑んでいる］

［...はネリーの言葉に微笑をもらした］

実はあなたが狼なんじゃないの？
不器用な狼メイド、とか。

ネリー、一生懸命やってたら、エッタちゃんを処刑なんてさせなくてすんだはず。
何を話せば、何を考えればいいの。
わかんない…

[シャーロットを見やり]
「そんなに」って？

［エッタの部屋の前］
ネリー姉ちゃんお願いが有るんだ
ちょっと来てくれる？

だからやっぱりニーナの事も本物だって考えてあげるなら、エッタとあたしを吊ってる間にニーナに視てもらうっていうようにするのが一番って、そう間違ってなかったと思う。

いきなりローズを処刑するのってないじゃないか。
でもあたし頑張れよって事なら納得する。
うーん。

［少し困ったように笑い］
ネリーは、自警団の人に無理意ってここに来させてもらってるんです。
だって、旦那様も、シャーロットお嬢様も………ギルバート様も、こちらにいらっしゃいましたから。

不器用なのは、えっと、うん、もうすぐ見習いが取れますから、そうなったらきっと完璧になりますよ。

［トビーに呼ばれ］
申し訳ありません、シャーロットお嬢様。少し失礼しますね。

［ヘンリエッタの部屋の前へ向かった］
トビー君、呼んだ？

うん、あのね
エッタ、昨日来てた赤いドレスなんだけど

エッタのドレッサーの中に花嫁さんみたいな綺麗な真っ白なドレスが有るんだ
それに、着替えさせてあげて欲しいの。

・・・・・・エッタがずっと憧れてたラッセルさんも一緒に・・・逝ったから
きっと、とびきり綺麗な格好で逢いたいと思うんだ。

僕・・・男の子だから・・・えっと、その・・・

ネリー姉ちゃんお願い！！

[その場に座り込みステンドグラスを仰ぎ見る]

ヘンリエッタ、まだ幼い子供だった。
あたしのいいぐさにずいぶん怒ってたけど、強気ないい子だったね。
嫌いじゃなかったよ。

…あたしの視た者は死んでるのか…。

［...はニーナの問いには答えず重いため息をついた］

もう道を決めてしまうのか、他の可能性を一応見るのか……

決めないといけないのね……

[ゆっくり立ち上がり]
また夜に来る。
[鞄を持って、*集会室を出て行った*]

［トビーに頷いて］
うん、わかった。白いドレスだね。
少し待っててね。

［小走りに自分の部屋に戻り、化粧道具を持ってくる］
もう少し待っててね、トビー君

［ヘンリエッタの遺体にドレスを着せ、薄く化粧を施す］
………エッタお嬢様………

………お綺麗ですよ………本当にごめんなさい。
………どうか安らかにお休み下さい。

［部屋の外に向かって］
トビー君、お待たせ。うん、もう入っても良いよ。

［...は集会所を出て部屋に戻る途中でエッタの部屋の前を通りかかる］

トビー君、何をしているの？
……エッタ。

［そっと、エッタの部屋に入り、眠ったように横たわるエッタを見つめている］

エッタ・・・凄く凄く綺麗だよ
大丈夫だ、これならラッセルさんもきっとエッタの事
可愛いって言ってくれるよ。

良かったね・・・エッ・・・タ

［ネリーに］
ラッセルさん、ヴィン先生の所だよね？
僕が、抱いてエッタ連れて行ってあげて良いかな？

［...はナッチのリボンを外すとエッタのドレスの端にそっと結んだ］

Something four…… Something Blue ……
女の子はいつか素敵な人と……を夢見ているだけなのに……。

［トビーに頷き］
うん………みんなヴィンセント先生のところに……
ネリーも手伝うよ。

ううん、大丈夫
僕一人で行く。

さぁ、エッタ行こう
教会から病院がバージンロードって変だけど・・・

僕が連れて行ってあげるよ
エッタの王子様の所に・・・

［ヘンリエッタを大事に抱き上げると、しっかりとした足取りで病院へ*向かった*］

Something four……エッタお嬢様、向こうで幸せになれると良いですね。

……素敵な人かぁ
［溜息をついた］

ネリー、お父さんは狙ってもダメだからね？

［...涙をこらえて冗談めかしく言うと*部屋へ戻った*］

［...は集会所に顔を出した］
ネリー少し出かけてくる。
うん、レベッカさん所。
お、…お兄ちゃんの事で心配かけちゃったから……

ねえ、ネリー……
みんなに聞いといて。……どうしたいかって。
お父さんの意見は分かっているの。多分一晩経っても変わらないはず。
でも、他の人はどうなのかなーって。
トビー君とか昨日どう揺れたのか分からなかったから。

[独り礼拝堂で跪き、囁くように謡う]

Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona eis requiem.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona eis requiem.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi, dona eis requiem sempiternam.

この世の罪を取り除く神の小羊よ 彼らに安息をお与えください
この世の罪を取り除く神の小羊よ 彼らに安息をお与えください
この世の罪を取り除く神の小羊よ 彼らに永久の安息をお与えください

[ネリーから、ラッセルが襲われたこと･･･ニーナがシャーロットを人間と「見極め」たことを聞き]

そう･･･。

[苦い笑みを浮かべる]

･･･ラッセル亡き今、シャーロットにリーダーを任せるのが妥当、ということね･･･。
「見極め」には村長さんを推すべきだったかしら･･･。
辛い役目をお願いすることになるわね。

[しばし考え、溜息を]

今はまだ･･･死者を悼んでいたいわね。
新しいお花を手向けてくるわ。

[...は思い足取りで*出て行った。*]

〔病院から戻ってくる。ネリーに話を聞き〕
そうか、トビーと行き違いになったようだな。
エッタに白いドレスを……そうか……。

ローズの言うように、ロッテが人間だという証明が立ったのだな……良かった。

ロッテは、エレノアが自分を庇って死んだ時のことを覚えていたのか…。
ずっと事故の時の記憶は、無くしたものと思っていた。だが周囲があまりに気遣うから、言えなかっただけだったのか…。

そしてそのまま、親の望む無邪気な子として振る舞った。

俺は、うちの娘はいくつになっても世間知らずでおっとりしてて…と思っていたが、あれは、思いやりが生んだものだったんだな…。

ラッセルが襲われたのは、人間と見極められた者を減らすという、そのままで捉えていい…のかね。

容疑者ではないネリーを抜いて、我々は今六人しかいない。明日は四人か…。

ロッテの言うように、俺の意見は昨日と変わってない。
皆はどうなのだろう。

［自分の分も紅茶を淹れて座り］
シャーロットお嬢様は本当にお優しい方で。
ネリーにも良くして下さって。とても感謝しています。
これも、旦那様と奥様の教育の賜物なのでしょうね、うん。

［紅茶にジャムをひと匙落とし］
……昨日と変わらず、カミーラ様を信じる、ということですよね。
……はい、もう、誰を信じるかって事になっているのはわかってます。
ただ……ニーナちゃんはネリーの友達だから、つい……

［立ち上がり台所へ向かいながら］
昼食の準備をいたしますね。
旦那様、ちゃんとお食事を召し上がらないとお体に毒ですよ。

［...は集会所へ顔を出した］

あ、ネリー、お父さん座ったまま寝ているの？
しょうがないないわよね、ここの所ずっと大変だったもの……

ローズマリーさんがそんなことを？
う…ん…。私がリーダーって頼りないと思うけど……
本当はニーナが偽者なら……私のことを狼って言ってくれれば、お父さんとトビー君とローズマリーの無実がはっきりしたのにね。
そうだったらどんなに楽だったか……

［...はかすかに笑った］

ごめんね、つい責任から逃げる方向で私考えているわね。

［鰯のハーブバター焼きの皿を抱えながら］
そんな事仰らないで下さい。
ネリーは、シャーロットお嬢様が人狼じゃないって知って、本当に安心したんですから。
さ、お昼ご飯の用意ができましたよ。

あっ、ネリー、レベッカさんから差し入れ。

［...はポケットから「スーパー超強力ボンド」を取り出した］

これならポットにも効くらしいんだけど……。

［...は取っ手の取れたポットを出して試してみた］

［ボンドを受け取って割れたカップに塗りながら］
これで安心ですね、うん。
実は、そろそろお屋敷のカップもポットも底をつくんじゃないかと心配していたんです。
これでも最近は壊す数が減ったんですけどね。

いい匂いね。
食べ物の匂いを感じるのって久しぶりだわ。
……すべてが終わったわけじゃないのだけど。

ネリーは、……ネリーに聞いてもいいのかしら？
私はこれからどうすればいいのかしら。
とりあえず改めて今日みんなの意見を聞くでいいのよね？
どの道を選ぶか……

［直したカップをそっとテーブルに置いてから料理をとりわけ］
スープはレンズ豆を使ってみました。トーストはいつも通りバターと蜂蜜で良かったですよね。

［シャーロットに皿を渡し、紅茶を淹れながら］
そうですね。シャーロットお嬢様の事はみんな信じられると思います。
みんなの話を聞いて、最良と思う道を選ぶのが一番だと思いますよ、うん。

［...はネリーにかすかに笑いかけた］

セシリアが言っていたわ。
ほとんどの人は、本来疑わなくても良い人なんだ、って。
信じられる人を探して、って。

みんなの今日の意見が出るのを待つのと共に、私も今、誰を信じられるのか、もう一度考えてみるわね。
次の夜明けまでの時間はありそうだから。

ネリー、ごちそう様。
本当はもっとお話していたいのだけど、ネリーの喉の調子悪くしたくないから、夜他の人がいそうな時にお話しましょうね。
私も考えたいことあるし……

［...は部屋に*向かった*］

［いつの間にかキッチンの隅］

ヴィン先生が、もう来たらダメって・・・
感染症だと、不味いことになるからなるべくここには近寄る成って、エッタの居る部屋のドアを厳重に閉めてそれっきり・・・

あ、そう言えばネリー姉ちゃん
ヴィン先生に何かお薬頼んでた？
これを、ネリー姉ちゃんに渡してって、僕頼まれたんだけど

あ、あんまり僕の方を見ながら洗い物してると
又食器割っちゃうから。
僕の話は黙って聞いてくれれば良いからね。

僕ね・・・結構残酷な事を考えてるんだ
もう、エッタもセシルも居ないし・・・
僕だけ取り残された気もしないでもないんだけど・・・

カミーラさんの判断を元に、エッタを・・・
エッタと処刑したよね？
じゃぁ、今度はニーナの意見を聞いて、カミーラさん・・・って考えてるんだけど、それって何の解決策にも成らない？

エッタは人狼だったかもしれない
みんなの意見はハーヴェイさんが狂信者だと思う

この二つを考えると、ニーナ姉ちゃんかカミーラさんのどっちかが人狼って事に成るよね？

エッタに、人狼って言ったカミーラさんを処刑すれば
確実に一匹人狼が居なくなった事に成る。
その間に、ニーナ姉ちゃんはもう一人誰か
僕か、村長さんか、ローズ姉ちゃん
そこに、人狼を見つけたとしたら
ニーナ姉ちゃんか、その人が人狼って事に成るから。

解ってるよ！
それって、犠牲が一番多く出る道筋だって僕にも解ってる
でも・・・でもね、もしエッタが人間だったら？
僕、自分の手でエッタを選んだんだ。

偽善かもしれない、自分への言い訳だけかもしれない
でも・・・

僕の意見は

多分、変わらないと思う

ニーナ姉ちゃんに誰を見て貰うか？って言うのは

うんとね、これ
はっきりと理由をつけてニーナ姉ちゃんに決めて貰いたい
一番、３人の中で人狼だと思ってる人を・・・

［トビーに頷きながら］
うん……わかった。
でもさ、ニーナちゃんにだけ任せるんじゃなくて、トビー君の考えも言った方が良いんじゃないかな。
そうじゃないと、ニーナちゃんが決める時に困ってしまわないかな？

はっきり言って、僕・・・解らないんだ
僕から見たら、ローズさんか村長さん
どっちも人狼かもしれない、どっちも人間かも知れない

僕の提案だと
明日は、ニーナ姉ちゃん・僕・ローズさん・村長さん・ロッテ姉ちゃん
この中から一人が減ってるって事になるよね？

もしも・・・ロッテ姉ちゃんが襲われて居なくなってたら
僕・ニーナ姉ちゃん・ローズさん・村長さんの４人
ニーナ姉ちゃんが、「みた」人を人狼って言ったとしたら、その人とニーナ姉ちゃんのどっちかを信じるって形に成るわけでしょう？

その時に、ニーナ姉ちゃんが選んだ理由とかもきっと何かの役に立つと思ってる。
「多数決」だと、その辺が曖昧に成るのが嫌なんだ。

でも、これはあくまでも僕の考えだから

ロッテ姉ちゃんの指示が有れば
僕はちゃんと村長さんか、ローズさんから選ぶつもりで居るし。

処刑に関しても、これは僕の意見だから
どうなるか解らないし・・・

［キッチンの隅に座り込んで*考えている*］

うたた寝していたな…。

トビー、トビーはどうして昨日のあのギリギリの状況で、エッタ選んだんだ…？
俺はローズとエッタを選ぶものは、同数だと思っていた。
まだエッタのことを話すのは辛いかもしれないが…良かったら教えてくれ。

［虚ろに目を上げ、アーノルドの方を向く］

村長さん、今となっては間違ってるって僕にも解るんだけど
僕の中での狼候補は「エッタ」と「ロッテ姉ちゃん」だったんだよ・・・

ローズさんとエッタだった場合、僕が選ぶのはエッタに成る。

何がそんなに違うのか？って
それは・・・どうしよう・・・言うべき話じゃ無い気がするんだこれは・・・

それに・・・ぎりぎりでも無いんだ

ロッテ姉ちゃんを処刑出来ないなら
エッタって・・・エッタって僕・・・僕

どっかでそう決めてたんだ

［声を殺して*泣いている*］

〔泣いているトビーを邪魔しないようにゆっくりと〕
ではトビーの頭の中では、狼２人は、エッタとニーナか、ロッテとカミーラのペアのどちらかだったのか。

[静かに扉を開いてやってくると、椅子に腰掛けてネリーから話を聞いた]

今日、みんなエッタちゃんを処刑したよね。
すごくショックだった。
あたし、自分の未熟さを棚上げして、誰も信じられない心境になってる。
みんな、エッタちゃんが狼だと思ったんでしょう？そしたらあたしも人狼なんでしょう？

今のあたしは、残りの狼を探すことよりも、疑念を晴らさなきゃ、ってしか考えられない。

もし、「カミーラさん処刑で、どなたを見るかの最終決断をあたしに委ねる」ということにしていただけるなら、そのときは誰を見るかは秘密にしますね。
そうしたら、見られるのが人間だったとしても、そこを襲われる確率は1/2。
…ラッセル君が襲われたんだから、護る人はもういないと判断して、シャロが…ということになって、意味なさそうですけど。

トビー君の「ニーナが選んだ理由も役に立つ」っていうのは、あたしが人狼なの前提とした考え方だよね。
ううん、いいんだけど。
[苦笑をこぼし、*目を伏せた*]

［...は白い薔薇の花束を抱えて現われた。］

‥‥こんばんは。
ちょっとマスターに顔を見せに行ったら、引き止められちゃって。
ネリー、話を聞かせてくれるかしら。

［ニーナに優しい笑顔を向けて］

ううん、違うよ
少しでも多い判断材料が欲しいだけ

僕、もう人狼は居ないって本当は思いたいんだ
だけど、自警団の人の包囲は全然緩んでないし
そんな事は夢でしかないから・・・

ニーナ姉ちゃんが選んだ理由
もし、人狼って言われた人のその後の言葉
一つ一つが今凄く大切なんだ。

［トビーの提案を聞かされ、小さく頷く］

その案には反対しないわ。
カミーラさんが本物なら、悪戯に犠牲を増やすのは確かだけれど。
ニーナが本物なら、そうしないと破滅だわ。‥‥牧師さまが人狼とかじゃなければ、ね。

だいたい・・・ニーナ姉ちゃんが狼だって本当に思ってたら・・・
僕、カミーラさんを処刑したいなんて言い出さないよ・・・

［花を活けながら］

ラッセルが襲われたことからは、どちらが怪しいとも言えないわね。
昨日あれだけ、ハーヴェイ人狼説をみんなで考えて、やはり狂信者だろうと思ったんだもの。「見極める者」は襲えないわ。

ニーナが本物なら、襲えば「見極め」は無くなるけど、‥‥せっかく本物っぽく思われてるのに、そんなことしないと思うわ。

［トビーの肩にそっと触れ］

迷うわね‥‥。
迷わないぐらい、信じられたらいいのにね‥。

［肩にそっと置かれた手、その手のぬくもりを感じながら］

ぬくもりを・・・
信じられたら・・・良いのに　　　ね・・・

トビー君、一つ教えて欲しいの。

もし今夜、トビー君がニーナに見きわめられて、狼じゃないと言われたら

……トビー君は誰を信じ、誰を疑うのかしら？

そうだね、僕は違う
それは僕が知ってる事だから、僕の中の情報は少しも増えないよね？

でも、他の人は少し情報が増える事に成るでしょ？
そうしたら、残った人の言葉が判断材料に成るんじゃないかな？って思うよ。

ニーナ姉ちゃんが僕を怪しいと思って占ったって言う情報も一緒に。

‥‥ニーナとヘンリエッタちゃんについては、昨日かなり考えたから‥‥
今度は、カミーラさんのことを考えてみようと思うわ。

村長さんかトビーか‥‥私。
カミーラさんの仲間として相応しいのは誰か？とかね。

例えば、ニーナ姉ちゃんが本物なら
残った二人の内の一人は追いつめられた事になる。
例えば、ニーナ姉ちゃんが偽者なら
僕が人間だって言った事で、人である証明を与えた者が多くなる。

そう言う心の動きって言うのは
多分、今は見えない。

トビーとローズは慎重派だな。結果ありきか…。

その時にならないと心の動きは見えない。
うん、トビー君はそう答えるだろうと思っていたわ……

しかしトビー……酷い聞き方だろうが、君は昨日の…最期のエッタの言動を見て、狼かどうかの判断が出来たか？

結局、どこかの時点で賭けになる。

［アーノルドに小さく苦笑い］

慎重というか臆病というか、ね‥‥

せっぱ詰まって狼がボロを出すかというと、そうでもない。
死を前に必死になるのは、人も狼も一緒だ。

村長さん
ねぇ、僕に聞くのは確かに聞いてくれて良いんだけど

村長さんの意見は？
僕を見て人狼だと思ったとか、エッタを処刑したんだからニーナを処刑するべきだとか
そう言う意見は無いの？

僕とローズさんが慎重なのか
村長さんが慎重なのか、僕には解らないよ

あぁ……何を言ってるのかわからんな。
俺はもう賭けに出たい。終わりにしたいんだ。
だがその前に判断材料が少しでもほしいという２人に、それを押しつけるのはエゴか…。

村長さんが本当に思ってることを、全部はき出して良いと思うよ

今、自分の意見を殺してってしてる時じゃ無いと思うんだ。

本当に思うことをはっきりと言わないと
ギル兄ちゃんの仇は取れないと、僕思うんだけど違うのかな？

お父さんは昨日からどうしたいか言っているわ。
でも面倒でしょうけど、お父さん、改めて今日も言って貰った方が話か通じやすいと思うの。

トビー、俺の意見は変わっていない。

ローズもトビーも、人にしか思えない。
２人とも必死に人狼を見極めようとしている。
カミーラが狼だとしても、仲間なんかじゃない。

今日ニーナを処刑すればこの悪夢は終わると思っている。

僕、この数日で思ったんだけど
人の気持ちって、日々違うんだよね・・・

僕はセシルもエッタも護りたいと思った
セシルは護れなかった、エッタは自分の手にかけた・・・

だから、都度確認しながら進めないと
いざって時に逃げるのも人だから・・・

村長さんの気持ちは昨日と全く変わってない
それで良いんだよね？

僕とローズさんは、どうやら少しの可能性も捨てたくない派みたいだし。

後は、ニーナ姉ちゃんとカミーラさんの話を聞いて、ロッテ姉ちゃんが纏める
それで、時は動くんだね・・・

お父さん、カミーラさんが狼だと、その理論だと牧師様が狼になるしか(苦笑

カミーラが本物なら、悪戯に犠牲を増やす手段を君らは提案している。ニーナが本物なら、そうしないと破滅だと。

破滅ってなにがかね。
消耗戦をして、皆の死体に囲まれて人狼に勝利しても、それはあまりに虚しい…。

俺は、狂信者であるハーヴを処刑したことを悔やんでいる。
あの時賭けに出ると言ったが、結局迷ってしまった。
目の前にニーナのようにか細い女性がいれば、処刑するのも惨い気がしてしまったのだ。
…次の日ギルが死んだ。
もし、もしニーナは狼だと強く主張していれば。皆には受け入れられなかったとは思うが、もし……と何度も考えた。

これは、状況が変われば他の誰かが死んでくれたかもしれない、と言ってるのと同じだな…。

［...は慌ててネリーのそばに行った］

ネリーごめん、昼間使ったボンド、木工用だったの。
……もしかして、アレで止めたカップ使っている……？

ロッテ、ルーサー狼は俺も考えていない。
だからニーナが狼だと思ってる。

昨日エッタが処刑されそうな時に、ニーナは取り乱したか？
エッタが人間だと確信出来ているのはニーナだけなのに、一言も庇わなかった。
ごめんと言っただけだ。
どう見ても本物の生者見だとは思えない。自分が信じてもらえなければ、ここにいる皆が死ぬのだという焦りを感じられない。

感情表現の仕方はそれぞれだ。
俺はカミーラが本物だともう思ってしまっているから、色眼鏡で見ているのかもしれない。

トビーとローズはどうなんだ？
２人の生者見の行動の何処かが、怪しいと思ったりはしないのか？

［首を横に振って小声で］
大丈夫です、シャーロットお嬢様。
昼間直したカップとポットはお屋敷のサイドボードに並んでます。
うん、見ただけじゃ絶対解りませんよ。

［話をごまかすようにアーノルドの方に向き直り］
……昨夜は、ラッセル様はローズマリー様に毒を、とお考えだったと思います。
でも、もう、みんなの心が決まってたから、エッタお嬢様が……

村長さんの気持ちは解ったよ。
考えは考えとして頭の中じゃなく、思ったことを言い合ってはじめて　会話　として物事進むんだと僕思う。

でも、ごめんなさい
僕は僕の考えを変える気は今の所は無いです
［アーノルドに敬意を表し頭を下げる］

決まった事なら、それを覆す何かが無い限り従うけど
それまでは、僕は人の言葉を聞き、自分の気持ちを言っていくつもりだよ

例えば、それが最悪の事態に成ったとしても
誰かのせいにするんじゃなく、自分の言いたいことは言ったって、そう思いたいから

ごめんなさい。

私もトビー君に聞きたい。
カミーラさんとニーナについて、今どういう印象を持っているかを。

いや……謝らんでもいい。
トビーは意見を引っ張り出すために、よくやってくれてると思っているよ。

あのね
逆に僕は、エッタを処刑した・・・後の
カミーラさんの、呆気なさが気になった。

これで仕事が終わったって思う、能力のある人の態度なのかも知れないけど
あまりにも、達成感が無いって言うか・・・

違和感？そんな感じがした・・・

僕が取り乱してて、そう言う風に見えたのかも知れないけど・・・

ニーナ姉ちゃんは・・・ごめん、正直解らない、けど、
ニーナ姉ちゃんが狼なら、エッタは仲間って事でしょ？
庇わないのはおかしくない？
もう、死者を見る人は居ないんだもん・・・

あの間にニーナの意見が少ないのが気になっている。
生者見相手の確認ぐらいだった。だがあの時間帯は混沌としていたからな…。

カミーラが呆気ない、か…。
彼女はエッタが狼だと見極めてから、そんな指摘をトビーからされているような気がするな。

死者を見る人がいないから、強く庇わなくてもいい……
というのは逆説的かしら……

ローズが２人の生者見をどう思っているか、カミーラとニーナも相手の行動を見て思うところがないか聞いてみたいものだな。

［...アーノルドに苦笑しながら］

お父さん、私もう遅いから寝るわね。

うん、ローズマリーさんには２人の見る人の印象を。
ニーナとカミーラさんには相手の気になるところを言って欲しいわ。

でもカミーラさんは夜まで顔を出せないのよね……

[いつの間にか船をこいでいた...だったが、がくん、とうな垂れた衝撃で目を覚まし、寝ぼけ眼で、ネリーに話を聞いた]

…きっと、あたしが一番、誰のことも信用してないんだね。
ごめん。

村長さんは、何を急いてるんだろう？

「賭け」って言葉が出てくるのは、確信がないってことだよね。
「これ以上、被害者を出したくない」っていうのは伝わるけど、「これ以上、人間かもしれない者を処刑すること」は厭わないのかな。

初日からずっとあたしを疑ってるんだから、村長さんの視点で見えていること、考えていること増えてるはず。それを話してくれないのは何故？

しかも、「せっぱ詰まって狼がボロを出すかというと、そうでもない。>>97」と言ってるのは、考えることを放棄したって受け取れる。
「死を前に必死になるのは、人も狼も一緒」ってことは、人間であっても一見するとボロと思われるような物言いをするって意味だよね。
人狼だから言ったのか、人間だから言ったのか、そういうことを考えずに、「どっちかなんてわからない」って言うのは、直感だけでゴリ押ししてるように見えちゃう。

エッタちゃんが処刑されそうになったとき。>>108

あたしとエッタちゃんの正体に関わらず、「何故庇わない？」って話になるんじゃないのかな。
生者見としておかしい、っていう考えの道筋がわからない。

あのときあたしは、ネリーちゃんから話を聞くのでいっぱいだった。
そのあとは、誰を見たらいいのかってことの方が、大事で。
それに、ラッセル君の提案が受け入れられるなら、エッタちゃんは処刑されてなかったもの。
処刑の可能性が高くなってからは、何を言えばいいのかって考えたよ。でも、そんな突然浮かばなくて、自分が情けなかった。
そのときは、エッタちゃん処刑されても狼見つかればまだ光はあるかなとか、そんなこと考えてたり。それに、何故か根拠もなく、エッタちゃんは処刑されないんじゃないかって気がしてた…

実際にエッタちゃんが処刑されたことを知った瞬間は愕然として。もしかしたら、このままあたしは処刑されるのかなって不安をようやく覚えた。
その時の孤独感を、誰かにわかって貰おうとは思わない。泣き喚いたら、この気持ちが伝わるのかな。でも、感情的になって何が得られるの。

エッタちゃんが処刑されたことにも、いいことが一つだけ見つけられた。
「隠れている狼はまだ生きている」ことが、あたし視点でほぼ確実。
4人の誰かが処刑されてたより、クリアなはず。

トビー君。>>114
死者見がいないから、「エッタちゃんが処刑されても、生者見どちらが偽者かはわからない」よね。
エッタちゃんが狼だとしても、あたしはがむしゃらに庇う必要はない、よ。

そして、死者見がいないから、生者見2人は未だに生きてる。
うん、これはだから何だって話。

カミーラさんについて思うこと…
えと、今パッと浮かぶことだけでも。

エッタちゃんを狼だと言ったことで、カミーラさんの直接的な敵はあたしとエッタちゃんだけになった。
これってある意味、楽な状態よね。
隠れてる人狼も、エッタちゃん処刑の結果を見て気が緩んだりしてないかな。
そんな素振りを見せるとは思えないけど。

ん、今ふと思った。
カミーラさんって名乗りを上げなかったらどうなってたかな？
急にこの村にやって来た人ってだけで、疑われていた可能性って低くないと思うのね。
それが懸念で、名乗りを上げた可能性もあるんじゃないかな、って。

あれ、全然カミーラさんについて話せてない…

[ごしごし、と目をこすって]
うん、ごめん、一旦寝るね。
夜には起きる。
[のろのろと*集会室を出て行った*]

[ネリーに軽く手を上げて挨拶し、話し合いの経緯を聞く]

冷たいミルクを貰えるかしら。ちょっと頭をすっきりさせたいの。

･･･私がニーナとカミーラさんをどう思っているか？
今のところ昨日の気持ちを覆すほどの動きは無いわね･･･つまり、ニーナのほうが怪しいと思っているわ。
それはやっぱり、ヘンリエッタちゃんが人狼だと言われてからの言動が腑に落ちない、というのが大きいわね。
それとギルバートさんが襲撃されたこと。

言葉は･･･言葉から感じ取れることはあるけれど、それだけで判断するのは、私は怖いわ。
嘘の上手い人は、自分自身をも騙せるだろうから。
だから、「何故ギルバートさんだったのか」･･･間違いなく人狼の意思による、この選択は凄く気になるの。
ここからも･･･ニーナとヘンリエッタちゃんのほうが怪しく見えたわ。

カミーラさんについては、自然体な人だなとは思うわね。
あまり話が聞けていないから、ボロも出ていない･･･って考え方もあるけれど。
そういう気もあまりしないのよね･･･。

人狼を見つけたあとに、気が緩んで見えたのも気にはならないわ。
見つけたら、あとは･･･証拠固め？をするだけだものね。

カミーラさんが本物なら･･･ただ証拠を探すだけ。
偽者なら･･･「証拠に見えるもの」を探して、証拠を作らなきゃいけないわよね。

･･･やっぱり、今もカミーラさんを本物だと思ってるわね。私。

[アーノルドの話を聞き、苦笑する]

村長さんがカミーラさんを信じていて･･･もう揺るがないとおっしゃるなら、ニーナ処刑を希望するのは当然ね。
それが一番、早いんだから･･･。

でも、･･･今夜ニーナ処刑を希望するとしても、ぎりぎりまで決断はしたくないの･･･。
もし･･･もし、間違えていたら、･･･とまだ思ってしまうから。

[ふと、眉をひそめる]

･･･「隠れている狼はまだ生きていることが、ニーナにとってほぼ確実」･･･？
「ヘンリエッタちゃん処刑によって」？

どういうこと？

ニーナにとって昨日と今日の違いは、「シャーロットが人間と判明した」ことだけよね？
なぜヘンリエッタちゃんが処刑されたことで、それがクリアになるの？

･･･昨日カミーラさんを処刑していたなら、「ほぼ確実」じゃなく「確実」だけれど。

[冷たいミルクを飲み干し、息をつく]

カミーラさんが名乗りを上げなければどうなっていたか？、は私も考えたわ。

考えられるペアはカミーラさんと村長さん、カミーラさんとトビー、カミーラさんと私。
村長さんもトビーも、昔から住んでいる人だもの。いきなりは疑われにくいわ。これはカミーラさんが「見極める者」を名乗るべきね。
私はまだここに来て日が浅いし、･･･悪い噂を聞いてる人もいたはずだから、難しいところね。

[空のグラスをネリーに返し]

ご馳走様。

･･･今までのみんなの話を良く思い出してみないと、あんまりきちんとしたことは言えないわね。

またあとで来るわ。

[...は自室へ*戻った*]

［鯛を捌きながら広間の方を見る］
今日は皆さんお忙しいのかな。
うん、真鯛のポワレは夕飯にしよう。
あさりのスープとガーリックトーストも夕飯で良いかな。

うーん、となるとお昼が問題ね

ローズさんは、村長さんが「カミーラさんを信じていて、揺るがない」から、あたしを処刑するよう言ってるように見えてるんですか。

えと、隠れている狼はまだ生きてるって話ですよね。
今日ここに居ないのは、エッタちゃんではなく、ローズさんだった可能性だってありました。
そのときは、「村長さん、ローズさん、トビー君」の誰が狼なのかわからないままです。

ギルバートさんが襲われたことから、あたしが疑われてるのは、…みなさんの話きちんと理解してなかったので、今から思い返します。

あの時って、わたわたしてたから。
[椅子に腰掛け、開いたノートに*ペンを走らせはじめた*]

［真鯛のポワレを皿に取り分け、器にスープをよそいながら］
うん、隠れてる狼が生きているかどうかは確かに大事だと思うよ。
ローズマリー様が言いたいのは、エッタお嬢様が生きていた時の方が、ニーナちゃんにとってクリアになるんじゃない？って事じゃないかな。
だって、ほら、隠れてる狼が生きてるとしたら、トビー君か旦那様、って事になるんでしょ。

うーん、ネリーが勘違いして伝えたんだったら、ホントごめん。

[ノートを仕舞い、スープを口に運んだ]
おいしい。
ネリー、いつもありがとね。

ローズさんが処刑されていたら、「狼が生きているかどうか」すらわからないよ？
混沌としてたんじゃないかな。それに比べたら、よっぽどクリアだと思うの。

今更なんだけど、昨日シャロと話してた、「何故カミーラさんを狂信者と思ったか」。>>4:150
消去法であるってのは言ったから割愛するね。
このズレは、視点の違いじゃなくて、考え方の違いだと思う。

カミーラさんが狂信者であったら、死者見であると言えばいいじゃない、ってことについては。
狼が生者見の名乗りをあげたことを、「誰が本物であるかわからなくするため」つまり「護る人を惑わせるため」と判断したら、そのまま生者見のフリをするのもあると思うよ。

狂信者が疑惑を振りまくかどうかは、状況と、その人の気質によるよね。

あと、ローズさんに訊かれていた、エッタちゃんが狼にされた理由。>>4:157

日数と、見る相手がエッタちゃんだったこと。
この辺を考慮して、分があると思ったから、狼と言ったんじゃないのかな。

それと、シャロが言っていた「エッタを人と判明させても狼にとってそんなに脅威にならない気がする>>4:155」。
これって、逆に返して「エッタちゃんを狼と言って、直接的に対立しても脅威にならない」ってことにもなるよね。

ギルバートさんではなく、生者見が襲われていたらって話。

生者見が襲われなかったのは、隠れている狼の生命力が弱いと思っていたからじゃないかなぁ。
って、前にも言ったよね。
…エッタちゃんもそれに当てはまる気もするけど。


ローズさんが言っていた「不確定要素>>4:178」に関しては。
ハーヴェイさんとギルバートさんって、そんなに拮抗してた？
ハーヴェイさんが偽者という意見が多数だったはず。
あたしは、「ハーヴェイさんが本物のはず。ギルバートさんを処刑しよう」って流れになるとは思えなかったけど。
エッタちゃんとギルバートさん、どっちが処刑出来るかって言ったら、エッタちゃんよね。

シャロに言われてた、あたしがシャロを疑う根拠の不明瞭さ。>>4:194

今言った通り、生者見が襲われなかったから、隠れている狼は見られるよりも処刑されそうなのかなって思ってたのね。
だから、人間だと感じる部分があったトビー君と村長さん以外の2人を疑ってた。

あ、ごめん。
前に言ってること繰り返してるねあたし。>>138

ローズさんとお話してた、エッタちゃんが護る人かどうか。>>4:241、244

ローズさんに、どういう状況を考えてるかわからない、と言われましたけど。
あたしは、「狼エッタちゃんが、明日以降に護る人であると嘘を吐くことを抑制させる」のが目的なのかと思ったんです。

トビー君に質問。
つらいと思うけど、気になってることなの。

エッタちゃん処刑を心決めたのはいつ？
理由は「エッタちゃんかシャロが狼だと思っていたから」って言ってたよね。
それなら、今日シャロが人間って決まったんだから、すぐにでもあたしを処刑しても不思議じゃないと思うんだけど、どの辺にひっかかりがあるんだろう？

言えないことなら、そう答えてもらえればいいよ。

〔アーノルドはトイレから出てきた〕

俺が何を急いでいるのかとニーナに言われたが…

ニーナ、俺は処刑で死んでいった人間も被害者に入ると思っている。処刑をすればするだけ、人でなくなっていくような気もする。
狼に襲われて一人また一人と欠けていくのも恐ろしいが、処刑の数が増えていくのも厭わしい。

「せっぱ詰まって狼がボロを出すかというとそうでもない」は、追い詰められた状況になるまで判断を保留するというトビーに向けた言葉だ。
死を前にして、人間として必死なのか狼として必死なのかを見分けるのは難しい。

…俺には昨日のエッタの最期の言葉は、耳を覆いたくなるほど辛かった。
しかしこれまでの何気ない言動でおかしいと感じたものがある。だからエッタを処刑したのだ。

エッタを疑うということは、同時にニーナを疑うということだ。
エッタを殺しておいて、やっぱりあれは間違いかもしれん、このペアは狼じゃないかもしれんというのは、俺にとってはそっちの方が非道だ。

>>123　その心情に、何故「自分が信じてもらえない」＝「周りが狼の犠牲になって死ぬ」が入らないのかわからない。
カミーラのように、元がよそ者ならともかく、生粋の村人であるニーナが…。
それが今どきの若者というヤツなのか。俺にはわからん。

こんな言い方をしてすまん。ニーナの言葉は、冷たい。
いや最初の方はそうでもなかった。どんどん状況が深刻になっていけばいくほど冷たい。
自分でも、「あたしが一番誰も信用してないんだね」と言っている。ニーナが信用していいのは、ラッセルとギルと…エッタだけだったはずなんだ。
それが、「エッタちゃん処刑されても狼見つかればまだ光はあるかな」というのはあんまりじゃないか？
誰も庇わない。誰を信じたいか、死んでほしくない人はいるのか、まったくわからない。
俺にはそれが、ラッセルから聞いた、淡々と己の生存を優先させる人狼の特徴のように思える。

［相変わらずキッチンの隅っこ、既に定位置かもしれない程にそこに溶け込んだトビー］

ネリー姉ちゃん、ごめんずっとここに隠れてた
もう、お外に行く元気ないや・・・

もう・・・半分しか残って無くて
まだ解決してないからって・・・・
自警団の人は、僕をすっかり狼扱いするんだ

僕、尻尾なんて無いよ・・・

［...は集会所にやってきた］
ネリー、朝声かけないで出かけてしまってごめんなさいね。

うん、何かあったか教えて。

［...父親の隣に座った］

ラッセルからそう聞いていたせいか、俺は人狼が積極的に仲間を庇うとは思っていない。
一人死んでも、もう一人が村人を食うのには支障はないんだろう？

さっきお父さんの言ったニーナの言葉は冷たい、は私もそう思うの。

ニーナは私の事を三日目からずっと消去法といいつつ疑っていたわよね。
そして昨日私をニーナが見て、狼ではないと言ったわ。

疑っていた相手が人だったと分かったら、ごめんなさいねとか、処刑し無くて良かったとか、そういう感情はないのかしら？

そして次こそ三人の中に隠れている狼を探し出そうという気分にならなかったの？

「シャロは人間だった――。
何のために、あたしここにいるのかわかんない」
ってニーナはあの時言ったわ。
人を狼の疑いから晴らす、それも大切なニーナの仕事だと思うのだけど。

［ネリーから話をきき］

辛くなんか無いよ？
エッタは死んだんだもん、それに比べれば僕がこうやってることなんて辛くない

ロッテ姉ちゃんが人間ってのは確かに解った
けど、エッタが人狼ってはっきり証拠が無いじゃないか

だから・・・安全策って言われても良いって思っての提案だよ？

ニーナ姉ちゃんもカミーラさんも、どっちも今は信用出来ない
どっちか信用しなきゃ行けないのは解ってるけど

どっちか解らないんじゃなくて
どっちも信用出来ないんだよ・・・

ニーナ、私、言葉が足りなかったのかしらね。
私は、エッタを人と判明させても狼にとってそんなに脅威にならない気がすると言ったわ。
でもそれは、狼だと嘘を言うなら一日でも遅いほうがいいような気がするという前提の上よ。
翌日は私かローズマリーさんが見きわめれられる可能性高かったわ。
それならそこで嘘を言う方が狼には有利じゃないかしら。

昨日のあの段階で
ローズさんとエッタ、どっちが人間っぽい？って聞かれると
僕にはローズさんの方が人間に見えた。

質問の内容なんかも、しっかりと僕らの事を考えての質問で
なんか、数日前の怯えきったローズさんとは違う
しっかりと、みんなを護ることを考えてるように見えた

エッタとロッテ姉ちゃんが選択肢だったら
多分僕、ロッテ姉ちゃん選んでたと思う。

ローズマリーさん、お兄ちゃんが襲撃されたことが、どうニーナとエッタが怪しく見えることに繋がるのか、もう少し説明して欲しいの。

ああ、行き倒れるところだった…。

話は倒れながらきいていた。
結局みんなどうしたいんだい？
ガーデウス親子も言い草が「冷たい」とか、要点はわかるけど、「そぐわない」とかにしとけばいいものを。

「そぐわない」な。
言い回しが思いつかなかったんだすまんニーナ…。

あとトビー、あたしがローズ処刑じゃなかった事への反応が薄かったのは多分、あの時はローズ処刑でも今日で7人だと思ってたからじゃないかな。

実質6人だって気づいたのはあの後だし。

どうしたいのか……
私はもう言ってしまっていい？
それとももう少し待つ？

アーノルド視点で見ると、ニーナはもう憎っくきギルの仇なわけで。つい言葉が過ぎましたごめんなさい。

村長さん。>>146
狼がボロを出すのは、切羽詰ったときこそじゃありませんか？
明日、処刑されそうな必死さは人間も狼も似てるでしょう。それは同意です。

あたしが冷たいって言い方>>147、全然酷くないですよ。自分でもそう思いますもん。
あたしずっと言ってるじゃないですか。死にたくない、って。
だから狼見つけたくないってちょっと思ってたって。
あたし、一番大事なのは自分だもの。たとえみんなが亡くなっても、人狼全て処刑して、あたしが生きてたらそれでいいんじゃないかとすら思ってました。

>>158（続き）だから、なーんだ、でもどして？ぐらいにしか思わなかったな。

トビーはまず決めた事は従いそうだったから。

星詠みとかの変わったやつってさ、さっさと去る事も多いしイメージで見られやすいんだよね。
それであーだこーだあたしにじゃなくて他の人と意見を交わしてるけど、あたしも意見もちゃんとくんでくれて議論かわしてるんだよね。

「そぐわない」、なんですかね…？
言いたいことわかるんで別に気にしてません。

ただ、「人狼は冷たいもの。ニーナは冷たい。だから狼」に留まるのが腑に落ちません。
あたしがそういう言動をする理由を考えようとしてくれないんですか？

トビーのあたしへの評価もイメージだなぁとは思うけど、親子の評価もイメージっぽいな。
事実をかき集めるタイプとも違うし。
ローズはなんかよく喋りだしたね。
総合的に判断したみたいだけど、そうなんじゃない？としかいえないな。

ごめんなさい、カミーラさん
僕、あんまり貴方とお話しをしてない

お話しをしてない人は印象でしか物が言えないと思うんだ・・・

気が付くと居ない、ふと振り返ると居る
そんな感じでしょ？

まぁニーナが悲しんでるのはよくわかるよ。

あいてがこんな理論が通じないっぽいタイプだからねぇ。
なんかちょっと前まではヘンリエッタとニーナダブルで矛盾点ついてきたように思うけど、妙に平行線たどってから、嫌気がさしたって気が伝わってくるんだな。…違ったら悪いっ

シャロ。>>151
あたし、自分はずっと疑われてると思ってる。
多少疑われるのはしょうがないかなって思ってたけど、ここまで多勢だとね。人を思いやる余裕なんてもうないみたい。

それに、狼を見つけて、それをみんなに説得するのがいい方法よね。
それなのにまた、見たのは人間だった。
がっかりしたのよ。

ごめんなさいニーナ、私には……カミーラさんのほうが信用できるの。
私はエッタを狼と思った時から、あなたを信じられないの。
エッタを狼と思って処刑した以上、……私にはカミーラさんを処刑することはできないわ。

私のことをリーダーだと思ってくれて賛同してくれるならニーナに。
もし、私の考えと違って納得できないなら、カミーラさんに。
……私も昨日ラッセル君に逆らったのだもの。

そうだね、質問とかぶつけた事ないよね。

この村にはもっと怪しいやつがいたからそっちにかまけてたけど、結果を知ってなきゃ、あたしはトビーはかなり疑って処刑すると思うよ。
慎重に作戦練ってる相手と見分けがつかないから。

ローズは序盤の他にかまってられない印象が強かったから、最後には信じるほうかもしれない。

だって・・・カミーラさん僕が質問に答えても、それをちゃんと聞いてくれたかどうか僕わかんないんだもん

なし崩しに話が終わっちゃった事もあったしね・・・

かまけたのはヘンリエッタだけど、なんかギルに怒ってばかりいたような…？

でもギルはハーヴェイに狼だって言われてたし、行動がややこしすぎたし、可能性の削除で処刑されてもおかしくなかったんだから。

村長親子のいってる「そぐわない」問題って、これとの対比？

どうしてもっと具体的な話をしてくれないの？
エッタちゃんが狼と思ったときから、って、それからどれだけの時間がすぎてる？
その間、感覚でしか考えてなかったの？感じたことの根拠だってあるよね？
どうしてそれを言ってくれないの？言ってくれなきゃあたし何も言えないよ。

シャロも村長さんも、あたしが話したこと「でもニーナは狼だしなぁ」って思って終わってない？

[...は集会室の入り口で立ち止まり、軽く頭を下げた]

ごめんなさい、ちょっとうとうとしてしまったみたい。

･･･ネリー、みんなの話を聞かせてね？

[シャーロットの宣言を聞き、軽く頷く]

･･･ニーナ、と言っておくわ。
もちろん、シャーロットが「やっぱりカミーラさん」と言えば従うけれど。

カミーラ、対比…というとそこだけしか注目していないようだ。
そこも気にしたが、それだけじゃないしな。

[苦笑して]

臆病で･･･優柔不断でごめんなさいね。
シャーロットに辛い役目を負わせてることはわかってるわ。･･･でも、私じゃなくて良かった、っていうのも正直な気持ち･･･。

うーん、行動した事実は覆せないからね。
今はトビーに疑われても仕方ないかとしか…。

質問を投げかけた事実…。さて。
まだ犠牲者が少ない頃はトビーは人見えてたからな。
今は確実なんだけど。
多分疑って揺らそうとか思った質問じゃなかったからなし崩しになってしまったんじゃないかな。

僕は・・・決定には従うって始めに言ったと思うよ

どっちも信じられないんだから、どっちでも同じって
投げやりになってる気がするよ・・・僕

みんなの反応が薄かったからもう一度言うわ。

私が処刑したいのはニーナ。
危険かも知れないのは分かっているの。
でもみんなにも従って欲しい。

反対の人は私を説得して欲しいわ。
時間は10分も無いだろうけど……

ニーナ、「状況がクリアになった」って話･･･。
私がちょっと読み違えていたみたいだわ。
「昨日と今日」じゃなく、「昨日誰が処刑されたか」っていう話だったのね。
ニーナの言うとおり、私が処刑されていたらカミーラさん以外に人狼はいないかも、って状態だわ。

ギルバートさんが襲われたから･･･というのは、話したとは思うけど･･･。

「カミーラさんが人狼なら」、ニーナを襲えば良かったと思うのよね。ヘンリエッタちゃんに疑いが向くかもしれないし。

「ニーナが人狼なら」、カミーラさんを襲うのは良くないわ。ヘンリエッタちゃんがに疑いが向くかもしれないから。

ハーヴェイとギルバートさんのどちらが信じられていたか、は関係ないわ。それは「事実」じゃないから。

トビー、何か聞きたい事ある？
話してないならこれから話せばいいじゃないか。

やっぱりあたし一人なんだね…
[こてん、とテーブルに突っ伏した]

[ふと苦笑して]

ニーナとヘンリエッタちゃんが、カミーラさんに苛立っていたような気はするわね。
なんだか噛み合ってなかったもの。

･･･さておき、カミーラさんが人狼なら、事前にヘンリエッタちゃんに濡れ衣を着せようとしていたことになるわね？
もしあの日、「見極め」が私だったらどうなっていたのかしら。嘘をつかずにヘンリエッタちゃんを疑い続けたか、「なんだローズだったのか、ヘンリエッタごめん」と方向転換したか。

［ニーナを見つめ、そっと目を伏せる］
……ごめんね、ニーナちゃん。あたしには何も言えないや。

ニーナ、俺としてはさっきので出来る限り具体的に言ったつもりではあるんだが…。

思考停止に陥ってるのは、その通りかもしれん。
ローズとトビーが反対すると思ったんだがな。

[顔を上げ、シャーロットを真っ直ぐに見る]

シャーロットに従･･･

[思い直して言い換える]

･･･いえ、私はニーナ処刑を希望するわ。

村長さん、今日あたしが言ったこと伝わってます？
どこが具体的なのかわからない…

もういいです。
すべてはあたしの力不足です。
[つっぷしたまま、くぐもった声で言った]

[アーノルドに微笑みかける]

･･･正直、かなり怖いわ。

[差し出したその手は震えている]

でもね･･･やっぱり、腑に落ちないから･･･

［俯きながら紅茶を淹れている］
………ニーナちゃん。
………紅茶が入ったよ。

俺もニーナ処刑だ…。

ニーナが言っていた通り、賭けだ。確信はない。
だが俺にとっては、昨日エッタを処刑した時点でそれを希望することも決まっていた。

[涙で濡れた顔をあげ、紅茶を一気に飲み干した。
ガシャン、と乱雑にソーサーにカップを戻し]

この一日のつらさ、わかります？
そんなに心決まってるなら、さっさと追わせてくれればよかったんです。
そんな、じわじわと嬲り殺しにして、人狼がやってることとどっちが酷いんですか…

[溢れてくる涙を、拭おうともしなかった]

[そっと首筋の傷跡に触れ、小さく呟く]

「好奇心は猫を殺す」･･･あの時は、あの人を殺してしまったけど･･･
ふふ、今度は･･･どうかしらね？　私が死ぬ番かしら･･･

[大粒の涙が零れ落ちるのを、じっと見つめ]

どっちが･･･？　どちらも酷いわよ。
私たちは毒で。あなた達は牙と爪で。･･･殺すんだわ。

[嗚咽を漏らしながら]
あたし、エッタちゃんのことを愛してる。
もう、この世に何も未練はない。

本当は、人の血なんて好きじゃない。
そうしないと死ぬから。
それだけだよ。

[ニーナに向かいつぶやく]

ニーナ、あんたはあんたの意思でこの村にいるのかね。
それともあんたの中の人狼が全てはやった事かね。
あたしにはどちらでもいい事のはずなんだが。

[ローズマリーを見やり、声をあげて笑った]

みんなそうやって論点変えるのね。
ずっとそうよ。
殺すことを酷いなんて、一言も言ってないのに。

突然ぬくもりを奪われた。
それはあたしもやってきたことよ。
でも、あたし達は一瞬でやる。

［ニーナをじっと見つめ］
……それで……セシリア様も、ギルバート様も？
そんな……だって、ニーナちゃん……

［言葉に詰まって泣き出した］

あたしはずっと、あたしだよ。
乗っ取られたりしない。
そんなことされたら、先生が真っ先に気づくじゃない。

ああ、先生には会いたかったなぁ…
[手のひらを見やり]
先生ごめんなさい。
感謝してます。人を助けたかったのも本当です。
でも、ただ、人の血が飲みたくてたまらなくなったの。ある日突然。
先生に、治して欲しかった…

いつからだ……本物のニーナは、何処にいるんだ…？

目覚めだな…。
人狼の生きた証拠…。
またどこぞの馬鹿が欲しがりそうな情報（ネタ）だな。

[...ニーナの言葉に、軽く首を傾げる]

･･･ああ、一瞬で死なせる方がいい、って言いたいのね。

違うと思うわ。
それは殺される方はその方が楽でしょうけれど･･･ニーナ、貴女も、その方が楽でしょう？

殺すと決めて毒を飲ませた相手を、じっと見守って待つ･･･私たちが、楽しいと思う･･･？