人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1784)完全RP村・ギルナサ争奪戦 : プロローグ
見習いメイド ネリーは、籠を抱え、恐る恐る立ち上がり。黒の瞳には不安げな色。
2006/08/22 22:13:32
見習いメイド ネリー
[少し躊躇うも、何を思ったのか、男の思惑とは対照に其方へと歩んで。
路地の向こうから、そっと、姿を現して。突然、ぺこりと頭を下げた。
緩く編んだ髪がそれに合わせ、ふわりと揺れる。
そうして顔を上げれば、薄紅色の口唇をゆっくりと動かして。

"ごめんなさい"

唇の形だけで、そう告げる。闇に紛れ、見えたかどうかは解らないけれど。
少し汚れたエプロンから、大事そうに飴玉を取り出し。
御詫びとばかりに、男の方へと差し出す]
(198)2006/08/22 22:24:14
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/22 22:24:21
冒険家 ナサニエル
[微かに唇を噛みながらも、青年の手によってゆるりと手を解かれれば、それは力なくぱたりと膝の上に落ちる。
自分の責任だったのはわかっていたけれど、それでも心に重くのしかかる感覚に溜息をこぼした。
ギルバートが先程音の響いたほうへあるいていくのを見ながらゆるりと腰をあげて]
(199)2006/08/22 22:27:14
村長の娘 シャーロット
そういうものなのね……
かく言う私も、見知らぬあなたと会話をしてるんだけど……

[くすり、と笑う。そして、中間に置かれたお菓子を見て平静を装いつつ目を輝かせる。]

……つまんでいいの?バーって、人にものをおごる所?
oO(昨日もクッキーとチョコもらったばっかり……)

学校は、サボってるんじゃなくて、行ってないのよ。
行くつもりがないの。それで、昨日ぶたれた結果がコレ。

[左頬を指差す。]
(200)2006/08/22 22:28:42
流れ者 ギルバート
[角から現れた少女が唇だけで謝罪するのを眺め
 差し出された飴玉を受け取り一度だけゆっくりと瞬き]

……どーも。

[籠を落とした時に散らばったのであろう雑貨を見止め
 しゃがみ込んで手を伸ばして少女が裸足なのに一瞬思案するも
 直ぐに拾い上げた雑貨をお返しとばかり差し出す]
(201)2006/08/22 22:29:02
見習いメイド ネリー
[差し出された雑貨を見て、唇だけで"ありがとう"と礼の言葉を述べて。
再びぺこりと頭を下げ、瞳を細め、遠慮がちに微笑を浮かべる。
多少の怯えの色は残っていたが、ほんの少し、安心した様子。

男の向こうの人影に気づけば、何も見ていないという風に手を振って。
謝罪をした時点で、それは既に遅いのだけれど]
(202)2006/08/22 22:38:18
農夫 グレン
どうぞ。
一人で抱えて食べるよりそのほうがおいしい。

[コツコツと器のふちを指で叩いてから、
ひとつ手に取り包みを開いてチョコレートを口に放り込む]

んー、おごる所ってのはちょっと違うなぁ。
共有する所、じゃないかね。
雰囲気だったり会話だったり。チョコレートだったりさ。

[指差した左頬をふむふむと見てほむりと頷く]

ははぁ、こりゃ遠慮ないねぇ。
学校入ってみたらつまらなかったかい?
(204)2006/08/22 22:40:03
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/08/22 22:40:00)
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーの姿を認めて目を細めた。
2006/08/22 23:01:52
流れ者 ギルバート
[少女の唇が謝辞を紡ぐのをぼんやりと眺め
 立ち上がり貰った飴を手の中で弄びながら]

……まだ夜は長いし、暇潰しなら酒かな。

[呟いて彼に振り返り]
(213)2006/08/22 23:01:58
冒険家 ナサニエル
[俯いたような視線のままその場に立ち尽くす。
足元にはコンクリートにも鮮やかな赤いワンピース。
それは、遠目に見たらただの布。

ギルバートがこちらを振り返ったような様子に、明るくない表情のまま小さく頷く]
(214)2006/08/22 23:07:44
村長の娘 シャーロット
共有か。奥が深いのね……

[そう言って、グレンの真似してチョコを放り込んでみる。]

美味しいね。

[少しして、腹の立つことを思い出してきたらしく、声が荒く]

学校は……元々行きたくなんてない所だったのよ。
そもそも、私他の学校合格して、大体今の学校だって受験した覚えもないし……私って何なわけ!?

[と言ったところでわれに返る。]

って、ご、ごめんなさいっ。
あなた関係ないのに。意味わかんないわよね。

……っていうか、何で初対面でこんな話。
不思議な場所ね、バーって。  [無理やり納得してみる。]
(215)2006/08/22 23:10:06
見習いメイド ネリー
[体調の悪そうな青髪の男に気付けば、少し太めの眉を顰め。
何か無いだろうかとポケットを漁るも、空っぽで。
残念そうに、小さく溜息。

闇に隠れる鮮やかな赤は、少女の瞳には只の布としか映らない]
(216)2006/08/22 23:11:24
修道女 ステラ
[ぽとりと灰が手に落ちる熱さで、我に返る。
慌てて灰を払うと立ち上がり。
散らばったままの赤毛を緩く纏めると、外しっぱなしだったロザリオを掛けた。]

……まるで犬の鎖みたい。

[ちゃら、と鳴る銀色を摘むと哂い。
修道服のまま、CafeBarへと向かう。
カウンターの男女に一度視線を向けた後、シングルモルトのグラスを受け取って奥の席へと収まった。]
(217)2006/08/22 23:14:45
農夫 グレン
[いつの間にか再び構えていたカメラから顔を覗かせて]

はぁ、受験した覚えもない所かぁ。
そりゃぁ意味わっかんねぇな。

[腕を組んで何度か頷いてから、バーが不思議な所だと言うシャロににんまり笑う]

面白い場所だろ、バーってさ。
初対面の方が気兼ねなく話せるものもあったりとかな。
長い付き合いをすればするほど話しづらい事とか嘘が多くなるってのも妙な話なんだがねぇ。

[難儀なもんだ。
咥えていたタバコの灰を落としてから肩をすくめた]
(218)2006/08/22 23:31:19
農夫 グレンは、場違いともいえる修道服姿の女性に無遠慮な視線を投げた
2006/08/22 23:34:39
流れ者 ギルバート
[ちらりと彼の喰い残しとも言える衣装に気を配る
 やれやれと肩を竦め少女に向き直り]

こんな所に何か用?
用が無いなら帰りな、こんな通り一人で歩いてると危ないよ。
(219)2006/08/22 23:34:56
見習いメイド ネリー
[目の前の男の言葉に、自分が御遣いの途中だった事を思い出し。
はっとしたように、目を見開いて。きょろきょろ、辺りを見回す。
三度目、慌てた様子で、ぺこりと頭を下げる。

くるりと後ろを向けば、ふわりとスカートが揺れ。
既に何処から来たかは解らなくて、目指す先も殆ど真っ暗闇。
それでも早く帰らねばと、ぺた、ぺた、と小さな足音をさせて走り出した]
(220)2006/08/22 23:42:04
村長の娘 シャーロット
[ことの経緯を思い出し、自然とうんざりした顔をする。
すぐに首を振り、話をバーの話に戻す。]

初対面だから……か。なるほど、そうかもしれない。
今まで関係のなかった人だと、変な気遣わない。
確かに、バーって面白いのかもしれない。

……嘘が多いのは、人間の特徴よね。
自分をより良く見せようとする。
そんなことに、意味なんてないのに。

oO(……人間なんて、キライ。だけど、私も人間。)
(221)2006/08/22 23:43:00
修道女 ステラ
[カウンターの男の視線に気付くと面倒そうな顔をして。
シガレットを咥えると髪を掻き上げ。]

……何か?

[問う言葉は拒絶の色すら含むほど、冷ややか]
(222)2006/08/22 23:49:35
流れ者 ギルバート
[少女が去るのを見守って彼に向き直り]

……其れなんとかしておいたら?
また騒ぎになると面倒なんでしょ?

[視線で地面に落ちた服を指し示し]

俺は先にいつもの店に行ってるね。

[踵を返し少女の後を追うように表通りへ向かい歩き始め]
(223)2006/08/22 23:50:37
村長の娘 シャーロット
世間体ばかり気にする母さん。
父さんが居た頃は、そんなことなかったのに。
母子家庭だからって軽く見られて何が悪い?
相手に人を見る目がないのよ。

環境でしかものを言えない人たちなんて、大嫌い。
自分達は私達に比べて優位なんだと思い込んでる人たちも。
そして、それを気にして誇りを捨てる母さんも。

恥ずべき所なんてないハズなのに。
お金積んでいい大学いったって、意味もないわよ。
大学は、勉強する所。ステータスじゃないわ。
2006/08/22 23:50:51
農夫 グレン
いろんな生き物がいるがぁ、嘘をつくのは人間くらいか。
あー…いや、ホトトギスだっけか?
ウズラに自分の卵温めさせてだな、先に孵ったホトトギスの雛はウズラの卵食っちまうんだとよ。
あれも嘘っちゃぁ嘘だな。

さて、人間の嘘とホトトギスの嘘の違いはなんだろう?

[視線をカウンターに戻し、頬杖をついてにまにましながら珈琲牛乳のグラスを指ではじく]
(2006/08/22 23:54:42、農夫 グレンにより削除)
農夫 グレン
バーと修道服のギャップが面白いなぁと思って。

[奥の席の修道女ににまにまと満面の笑みで答えてから、視線はシャロに戻す]

いろんな生き物がいるがぁ、嘘をつくのは人間くらいかね。
あー…いや、ホトトギスだったかな?
ウズラに自分の卵温めさせてだな、先に孵ったホトトギスの雛はウズラの卵食っちまうんだとよ。
あれも嘘っちゃぁ嘘だな。

さて、人間の嘘とホトトギスの嘘の違いはなんだろう?

[問いかけとともに珈琲牛乳のグラスを指ではじいた]
(224)2006/08/22 23:59:49
修道女 ステラ
……別に聖人君子じゃあるまいし。
酒も飲めば煙草も嗜むわ。

[男に向けて言ったわけでもなく。
独りごちると甘い香りを漂わせて、からりとグラスを鳴らす]
(225)2006/08/23 00:01:59
村長の娘 シャーロット
[修道服、という言葉に反応し、自分もつい振り返ってしまう。
一瞬目が合ったけれど、慌てて視線をグレンに戻す。]

人間の嘘と、ホトトギスの嘘。

ホトトギスのは、生きるための嘘?必要な嘘。必要悪かな。
そうしなければ、自分が生きられないから。

人間は……自分を良く見せるため、他者を蹴落とすため、生存に全く必要のない嘘ばかりつく。愚かだわ。
私は、人間ほど悪意に満ちて他者をだます能力に長けた生き物はいないと思ってる。

[うつむいて、眉間に皺を寄せている。]
(226)2006/08/23 00:07:52
流れ者 ギルバート
[CafeBarへと向かう途中で夜の繁華街に出ている花屋
 店主といくらか話し込み一輪の花を貰い受ける
 花弁に口付け店主に挨拶を交わしていつもの店へ

 先ほどの女が男と話し込んでいる
 奥には昨日の少女の姿も見えた
 気にした様子もなくカウンターに落ち着き
 出される琥珀色の液体とナッツとチョコレートを前に
 マスターといくらか言葉を交わしひらりと手を振る

 修道服姿のまま店に居る女に向き直り]

新しい愛人見つかったの?
(227)2006/08/23 00:09:09
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの言葉に、足元に残った赤いワンピースに視線を落とす。
ゆるりと持ち上げた視線の先には男の背中は既になく、そのワンピースを広いあげ軽くほこりを払う。

赤いワンピースに所々色の濃いしみが生まれるのは、水滴が一つ二つとそれに落ちているから。

丁寧に、けれど迅速に事後処理を澄ませてしまえば零れる涙を袖で拭ったあとゆっくりとした足取りで馴染みの店へと向かった]
(228)2006/08/23 00:09:32
修道女 ステラ
[少女の好奇な視線を涼しい顔でやり過ごして。
紫煙を燻らせるとその向こうに現れた顔に少しだけ視線を向けると]

まだよ。

[短く答えるとグラスを傾け]
(229)2006/08/23 00:14:32
農夫 グレン
[そう言ってグラスを傾ける修道女ににんまりと両の口元を上げて、自然に構えたカメラのファインダーを覗くもシャッターを切る前に降ろした]

お邪魔かね。

[修道女の知り合いだろうか、端正な顔立ちの男の登場に肩を竦めてたずねる。
隣の席を見れば眉間に皺を寄せるシャロ。
彼女の返答に無精ひげを撫でつつ短い間思考をめぐらせた]
(230)2006/08/23 00:17:39
流れ者 ギルバート
ふぅん?

[女に応えファインダー越しに男を一瞥]

全然……もしかして俺が邪魔した?
気にしないで、其の内に連れも来るし。

[ひらりと手を上げ煙草に火をつけて]
(231)2006/08/23 00:21:00
修道女 ステラ
[視界の端にファインダーを覗く男に、気のなさそうな声で]

あら、飲酒喫煙現場でも押さえてどうにかするつもり?
生憎だけど強請っても出る金はないけれど。

[邪魔かと言われれば何のことやらと男とギルバートの間で僅かに視線を動かす。]

……気にしなくていいんじゃない?
(232)2006/08/23 00:21:54
冒険家 ナサニエル
[あまり明るいとはいえない、むしろ憂い以外を湛える様子のない表情で、バーの扉の前にたつ。
ふと、自分が財布を持っていただろうかと不安になってポケットを探れば無意識でもちゃんと持っていた様子に、自分に対して苦笑をこぼしながらそれを再びポケットへとねじ込んでカフェバーの扉を潜る。
探さなく手もその姿はすぐに見つかった。
昨日の修道女と少女ばかりか、男の姿が見えたのでやはり首を微かに傾げ]
(233)2006/08/23 00:22:40
修道女 ステラ
[連れ、の言葉に昨日の男か、と記憶を手繰り。
思い出しかけたところで扉が開き、件の人物が現れる。]

……噂をすれば何とやら、かしら。
貴方の王子様の登場?

[それともご主人様のが適切かしら、と戸口を一瞥して]
(234)2006/08/23 00:26:15
見習いメイド ネリー
[無我夢中で暗い路地を走り抜け、漸くネオンの満ちる大通りに辿り着く。
白い足には、また新たな傷が出来ていて。僅かに走る、痛み。
けれどそれを気にする事もなく、膝に手を当て、肩で大きく息をする。汗で前髪が額に張り付くのが、少し鬱陶しかった]

……、………何だったんだろう……

[荒い息の合間から洩れるのは、幼さを感じさせる声。
先程見た光景は、何故だか現実のものとは思えなくて。それは彼らの整った容姿だけではなく、その雰囲気が。少女が知る世界とは、何処か違って思えた。

高鳴る胸の鼓動を落ち着け、夜空を見上げる。
人々の歓声の飛び交うこの場所では、星は姿を消していて。
小さな小さな少女の声は、天にも届く事はなさそうだった。

目を伏せて俯けば影が作られ、その表情は伺えず。
黒革のチョーカーにそっと触れ、きゅ、とそれを軽く引っ張り。
何度か頭を振って、ぺたりと足音をさせ、屋敷へと*向かっていった*]
(235)2006/08/23 00:29:37
流れ者 ギルバート
[紫煙の向こうに彼を捉え微かに瞳を眇める
 口を開くより先に女の台詞が耳に届き吹き出して]

王子様?そうなると俺がお姫様?
新しい見解だね。

[肩を震わせ珍しく声を立てて笑い]
(236)2006/08/23 00:32:18
農夫 グレン
なるほどね。

俺はホトトギスと人間の違いは葛藤にあるって考えるかなぁ。
ウグイスに葛藤するホトトギスなんて聞いた事ないだろう?
葛藤ゆえに嘘をつき、嘘をつくことで葛藤が生まれる。
揺れる事ができる人間のなんと醜くも美しくいとおしい事か。

[胸に手を当てて芝居じみた台詞でおどけてみせる]

なーんてな。
(237)2006/08/23 00:32:21
修道女 ステラ
だって貴方が王子様じゃお姫様に養われてることになるじゃない。

[吹き出す男に涼しい顔でそう言い。
グラスを揺らすとゆっくりと瞬いて]

……笑った顔は案外可愛いのね。
お姫様でもあながち間違ってないと思うわ。
(238)2006/08/23 00:35:47
冒険家 ナサニエル
[相変わらずの席に突き、楽しそうなギルバートの様子にかたをすくめながらどうしたものかと。
かすかな逡巡の後、男は仕方なくギルバートの隣のスツールを引いて、カウンタースタッフにいつものを、と短く注文した]
(239)2006/08/23 00:39:55
村長の娘 シャーロット
[グレンのおどけた様子に、クスクス笑う。]

葛藤……言われてみれば、とは思うけど。
揺れても尚崩れない大地というか、揺るがない基盤がどこかになければ、葛藤に飲まれてしまうわ。
葛藤に飲み込まれて、とんでもないことをした後に気付くの。
自分が、どれほどバカなことをしてしまったのか。

ううん、気付く人はいいわ。
恐ろしいのは、それに気付かないことね。

揺るがない信念を持ってる人は美しいかもしれないけれど、
そうでない人は多いわ。……勿論、私もね。

[と言ってあたりを見たせば、昨日の青い髪の男。]
(240)2006/08/23 00:42:08
修道女 ステラ
なっちゃんおたおめ。



ケーキでも出した方がいい?w
2006/08/23 00:42:16
農夫 グレン
[修道女の強請の言葉に肩を竦めていると
気にしないでと二人から言われ、同じ返答に笑みを返す]

いやいや、邪魔なんてとんでもない。
じゃあお言葉に甘えて気にしないで置こう。

[遠慮なくファインダー越しから二人の様子にピントを合わせる。
それでもシャッターを切る事はなく、フレームに収めては照準を変えを繰り返していたがカメラを下ろす]
(241)2006/08/23 00:43:51
流れ者 ギルバート
……ホトトギスに、人間以外に葛藤がないかなんて人間には知る術もないんじゃない?

[耳に届いた男の言葉に誰にともなく呟き
 女が瞬くのを眺め緋色の瞳を眇め]

お姫様も王子様も柄じゃないんでね。
……どーも。

[誉められれば短く礼を述べ
 カウンターに向き直り彼の方を向く訳でもなくグラスに口をつけ
 マスターに目配せすれば彼の前にはグラスに活けられた花が一輪]
(242)2006/08/23 00:46:45
村長の娘 シャーロット
あ。昨日の……

[お礼を言おうと青い髪の男の方に手を振って]

昨日は、ありがとうございました。
店員さんに伝言頼んでたんだけど、会えたから直接……。
クッキーとチョコレート、美味しかったです。

こちらこそ、お連れさんの目が珍しくてつい不躾な目線を……
かえって、すみませんでした。でも、ありがとう。

[と言って、頭を下げた。]
(243)2006/08/23 00:48:02
修道女 ステラ
[飽きることなくファインダーを覗く男に、呆れ半分の視線を向け]

……何か面白いものでも?
修道女がBarで酒を飲む姿はそんなに珍しいかしら。

[呟くとギルバートが置いた花に瞬いて。]

情緒的なことするのね、お姫様
(244)2006/08/23 00:56:47
農夫 グレン
完成されたものに美を感じるか
未完のものに愛着を感じるかの違いかもしれないね。

[シャロの視線をたどれば
青い髪のこれまた端正な顔立ちの男に目を細める。
と、隣の男のつぶやきが微かに聞こえ苦笑を返す]

ないねぇ。
ホトトギスの葛藤の有無がわかれば俺も一流のカメラマンと言える…かもしれんなぁ。

[空になったグラスを弄びながら、カウンターの奥の席にひょいと顔を覗かせる]

ところでおにーさん方モデルさんか何かかい?
(245)2006/08/23 01:00:32
流れ者 ギルバート
[紫煙を吐いてファインダを覗く男の様子に視線を移し]

……写真?
撮るなら俺なんかより綺麗どころでも撮れば?

[視線で女と少女を示し灰皿に灰を落として]

人の名前を訊いた割には随分と悪趣味な愛称をつけるね。

[煙草を咥え面倒そうに肩を竦めた]
(246)2006/08/23 01:01:37
修道女 ステラ
あら、似合ってると思ったのに。

[煙草を揉み消すとグラスを持ち上げ]

……名前で呼んで欲しかったの?
お姫様。
それとも名前を呼んで愛でも囁いて欲しかった?
(247)2006/08/23 01:07:22
流れ者 ギルバート
[男に問われればきょとんと瞬き
 彼と自分を順に指し示して]

……俺達?
違うけど……

[どうして?と訊ねグラスに口をつけ]
(248)2006/08/23 01:08:12
冒険家 ナサニエル
……?

[いつものオールドグラスと一緒に前に置かれたのは細いグラスに生けられた白いフリージア一輪。
何が起きたのかわからず、ちらりとカウンターの店員に視線を向けるも、微笑むばかり。
白い花びらに触れようとしたところで、昨日の少女から声をかけられれば少しきょとんとしたあと、思い出したように微かに微笑んだ]

…ああ、昨日の。
いや、此方こそ…でも、喜んでいただけたのならなにより。
(249)2006/08/23 01:08:38
村長の娘 シャーロット
[グレンに向き直る。]

私はただ、人が嫌いなだけよ。美も愛着も、ない。
最も完全に見えて、一番不安定な存在にも思えるわ。
……人に対して、色眼鏡入ってるのかもね。

[ふぅ、とため息をついたあと、思い出したように慌てて
「あ、グレンさんは嫌いじゃないよ」と付け足した。]
(250)2006/08/23 01:09:24
流れ者 ギルバート
……愛は旦那にでも囁けば?
名乗る必要なかったなって思っただけ。

[うんざりした様子で肩を竦め
 飲み干したグラスを奥へ押し遣り]
(251)2006/08/23 01:12:29
村長の娘 シャーロットは、改めて見た男の儚げな微笑に、顔を赤くした。
2006/08/23 01:13:57
冒険家 ナサニエル
[ギルバートと修道女の会話は軽く耳に挟む程度に。
新たに姿を見せた男の質問に軽く首を傾げて]

…いや、ただの公務員だけれど。

[何でそんなことを尋ねるのだろうとでもいいたげに男を見た]
(252)2006/08/23 01:13:57
農夫 グレン
ああ、面白いさぁ

[修道女のつぶやきに、にまにまとカメラをいじりながら、すっかり短くなったタバコを灰皿で押しつぶせば新しいタバコに火をつけ深く息を吸い込む]

珍しくはあるが、奇をてらう面白さっていうのとはまた別だなぁ。

[タバコのフィルターを噛んだまま、口の端から煙を吐き出して、緋色の瞳の男に再びファインダーを向ける。
花と男の手元にピントを合わせシャッターを切った]

ん? ああ、やけにカメラ映えするからねぇ。
どっかの事務所つきなのかと思ったんだよ。
違うなら良かった。
事務所を通せとか言われるといろいろ手間がかかってねぇ。

[うむうむと頷きながら]

写真は苦手かい?
(253)2006/08/23 01:17:04
修道女 ステラ
……そう?
そうね。名前なんか、聞かないほうが良かったかもしれない。
……ギルバート。

[甘やかな声で男の名を初めて唇に乗せ。
空になったグラスを揺らして、涼しげな音を立てるのを楽しむ]
(254)2006/08/23 01:18:41
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロットが頬を染めた様子に、不思議そうに首を傾げた。
2006/08/23 01:19:38
村長の娘 シャーロット
[青い髪の男を横目で見遣り、会話の流れを聞いている。]

oO(やっぱり、綺麗なものは、綺麗なのよね。)

[気持ちの動揺をごまかすように珈琲牛乳をくいっと飲……もうとしたが、既に空だった。今度は別の理由で顔を赤くしている。]

あーもー、何でかな。調子狂うな……。

[カウンターにつっぷして渾身の独り言を言っている。]
(255)2006/08/23 01:20:15
流れ者 ギルバート
そうなんだ?

[シャッター音を気にした様子もなく
 男の説明を聴きながら新しいグラスに口つけ
 問われても良く判らないと言う表情で]

……別に。

[甘く紡がれる自分の名前に女に首を傾げ]

うん?
(256)2006/08/23 01:25:53
農夫 グレン
[シャロが付け加えた言葉に「ありがとう」と微笑んで、カウンターに突っ伏す様子を視界の端に。
いぶかしげな視線をこちらに投げる青髪の男ににこにこと微笑んだ]

見るものを引き付ける力があるよ。
俗に言う華があるってやつだね。
(257)2006/08/23 01:27:23
冒険家 ナサニエル
[壊れ物を扱うかのようにそっとフリージアの茎を摘んでその香りを確かめるようにしたあと、ちらりとカメラをもつ男へと視線を戻す]

…そう。有難う…って言うべきなのかな?
初めて言われたから、よくわからないのだけれど。
(258)2006/08/23 01:31:32
修道女 ステラ
[首を傾げる男に少し口元を緩めるとゆるりと首を振って]

……呼んだだけよ。

[また名前教えなきゃ良かったって言うのかしら、と呟いて。
空のグラスをテーブルへと置いた]
(259)2006/08/23 01:32:25
村長の娘 シャーロット
ああ、今日もこんな時間。憂鬱だけど、帰らなきゃ。
門限なんて、すでに何時間も過ぎているけど。

[と言って、優雅にフリージアと戯れる男の姿にまたしても顔を赤く。名残惜しそうに見つめて、席を立つ。]

ともかく。今日はお礼も言えたし、やるべきことはした。
またね、グレンさん。皆さんも、また。
最後にもう一度、お礼。昨日はありがとう、えっと……

[そこまで言って、そういえばグレン以外の名前なんて誰一人聞いてないことに気付いて、言葉に詰まる。自分も名乗っていない。]
(260)2006/08/23 01:39:47
流れ者 ギルバート
[彼が花とじゃれ合うのを視界の端で見守り]

ふぅん……

[別に、と小さく呟き返し其れ以上何を言う訳でもなく
 暫く女の顔を眺めてグラスを置くのに視線を移し
 声に顔を向ければ昨日の少女が帰るらしく
 挨拶されたあの男はグレンと言うのかとぼんやり考え]

……気をつけてね。
(261)2006/08/23 01:43:34
冒険家 ナサニエル
[そう、とフリージアをグラスに戻し、オールドに満ちた薄い蜂蜜色のそれを舐めるように味わい。
少女の様子を少し見守っていたあと、帰らなきゃと言う言葉にちらりと時計に目をやり。
少女が此方の名前を知らなかったらしい様子に、かすかな笑みを添えて]

───ナサニエル。

[それが名前、とばかりに告げて小さく笑んた]
(262)2006/08/23 01:44:25
農夫 グレン
そ。

[茶髪の男に短く答えて。
花を手にとる青髪の男の手を写してからそっとカメラを置いた]

どういたしまして。なのかな?
ふむ。言われた事ないのか。そういうもんかねぇ

[あまりあけすけにものを言わないのがここらの流儀なのかと首をかしげた]
(263)2006/08/23 01:47:40
流れ者 ギルバート
乾く――
獲物はこんなに近くに居るのに……

[ちらりと彼を見て薄い唇に笑みを浮かべる]

まぁ、良いか。
2006/08/23 01:51:17
修道女 ステラ
[帰るらしい少女が立ち上がるのに視線をそちらに向けて。
別段彼女に名乗る必要もないかと考えると口を噤む。
ギルバートの連れの男の名を聞くと、小さく口の中で転がして。]
(264)2006/08/23 01:53:41
農夫 グレン
[席を立つシャーロットの言葉で時計に目をやる]

ああ、そんな時間か。
しばらくこの街にいるからばったり会う事もあろうさ。気をつけてお帰り。

[と、青髪の男が口にした単語は名乗っているのだと遅れて気づき]

俺はグレン。
遅ればせながらはじめまして、ナサニエル…と奥の君らは?
(265)2006/08/23 01:54:51
冒険家 ナサニエル
……。

…あまり、人と付き合わないほうだから。
だからかもしれないけれど。

[かすかな間を開けて、ナサニエルは男のほうを見ながら薄く微笑む。
手の中に治めたオールドのグラスを揺らせば清涼感ある音が響く]
(266)2006/08/23 01:55:34
村長の娘 シャーロット
[その笑みに目を見開き、しばし言葉を失う]

ナサニエル……さんね。

私はシャーロット。

[ゆっくりと確認するように名前を言い、自分も全員に向かって名前を告げた。]

……また。今度は皆さんの名前も教えて下さいね。

[そう言って慌てて店を*出て行った*
慌て過ぎてか、図書館で借りた本を椅子に置き去りに。その表紙には、「Gnosis」と書かれている。]
(267)2006/08/23 01:58:12
流れ者 ギルバート
[名乗る気など毛頭なかったが
 直接に訊ねられてまで黙る必要も無く]

……ギルバート。

グレンは写真家か何か?
こんな街で面白い写真なんか撮れるの?
(268)2006/08/23 01:58:25
修道女 ステラ
[グレンが自分の名を問うているのだと気付くとどうしようかと。
名乗るのは構わなくともギルバートに聞かせるのは面白くない、と少し考えて。]

……今度会ったら教えてあげるわ。
二人きりでね。

[嫣然と微笑むと、マスターへ代金を渡して。
Barの外へ*出ていった。*]
(269)2006/08/23 02:09:01
農夫 グレン
ギルバートね。
ギルバートにナサニエル。うん、よろしく。

[ナサニエルの反応にふむ。と頷いて
グラスに残る氷をボリボリと噛めば意外な所からの質問にこくこくと頷き噛み砕いた氷を嚥下する]

ああ、フリーのカメラマンって言えば聞こえはいいがあっちふらふらこっちふらふらな根無し草だ。

ん? 面白いものはどこにでもあるさ。
表通りのマンホールの形なんて良く出来てるぞー。
あのくたびれた磨り減り方と精巧なデザインのマッチングは実に面白い。

[くるまでにフィルムに収めた写真の仕上がりを思い浮かべて、思わずにまにまーっと笑みがこぼれる]
(270)2006/08/23 02:10:25
流れ者 ギルバート
[店を出るシャーロットの言葉に首を傾げ呟く]

……名前ねぇ?

[帰って行く女に声をかけるでもなく視線だけで見送った]
(271)2006/08/23 02:11:31
流れ者 ギルバート
……よろしく。

[熱く語るグレンの様子をきょとんと見守り
 緋色の瞳を微かに弧に笑ませ]

見る人が見れば世界は面白いのかな……

[マンホールなんて気にした事も無いや、と呟き]
(272)2006/08/23 02:19:56
農夫 グレン
[席を立つ修道女にひらりと手を振り]

神の思し召しでばったり会える事を楽しみにしているよ。

[食えない人物だなと改めて思えば、
にまにまと楽しそうにその後姿を見送った]
(273)2006/08/23 02:21:45
農夫 グレン
そうだなぁ
見る人がっていうよりは、なんていうんだ?
こう、よく顔を上げて歩けと言うが、素直に上を向いていたらマンホールを凝視する事なんてないわな。
あえて下ばかりを見て歩くのも発見があっていいもんさ。

きっかけ。ってやつなのかねぇ。
ギルバートは何を見て面白いと思ったりするんだい?
(274)2006/08/23 02:29:56
流れ者 ギルバート
わざわざ下を向いて歩くんだ?
マンホール見て何が楽しいの?

[不思議そうにグレンを見つめ]

……さぁ?
考えた事もない。

[少しだけ瞼をおろして]

……愉しい事はあっても面白い事ってないな。
(275)2006/08/23 02:38:58
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:40:00)
隠者 モーガンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(隠者 モーガンは村を出ました)
(2006/08/23 02:50:00)
農夫 グレン
上を向けと言われれば上を向きたくなくなるのが心理ってもんじゃないかねぇ…俺だけ?

[首をかしげてから、からからと笑って]

楽しいぞ。マンホール。
あとはくたびれた看板もいいな。
ああ一時期は自転車のスポークに凝った事もあったなぁ
ここが面白い!
ってのよりはなんとなく面白い?って位が擽られるんだよ。

[僅かに瞼を下ろすギルバートの様子に髪をわしゃりと掻いて]

ふぅむ。愉しいと面白いってどう違うのかな
(284)2006/08/23 02:51:08
村長 アーノルドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長 アーノルドは村を出ました)
(2006/08/23 02:50:00)
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/23 02:55:28
流れ者 ギルバート
他人の思い通りに動くの好きじゃないし……

[嬉しそうに話すグレンの様子をぼんやり見守り
 問われれば首を傾げてまた少しだけ思案し]

探し歩く労力やなんかじゃなく、其処に在るだけで興味を惹くモノが面白いもの。
こっちが動いて与えられる刺激が愉しいもの。
(286)2006/08/23 03:00:13
見習いメイド ネリー
[街の片隅にある、資産家の屋敷。その一室に、少女はいた。
明かりは灯されず、周囲は闇に包み込まれ。
窓は在りはするけれど、それさえ今はカーテンに覆われて。
目を開いても何も見えはしない。
感じるのは、只、床の冷たさで。手を伸ばせば触れるは鉄の棒]

 唄を忘れた金糸雀は
 象牙の船に銀の櫂
 月夜の海に浮かべれば
 忘れた唄を思い出す

[口唇を開けば流れるは妙なる音色。
闇の支配するその場所で。小鳥が囀る如く、*少女は唄う*]
(287)2006/08/23 03:17:54
見習いメイド ネリー
私は私は歌えるの。
忘れてなんかいないいない。
だからだから必要ない。
船も櫂も必要ない。
――お願いお願い、

[一転、壊れた自鳴琴のように言葉を繰り返す少女。
ぶつり。けれどそれも、途中で消えた]
2006/08/23 03:18:08
農夫 グレン
[返答にふんふんと暫く頷いて考え込んでいたが、
空になったグラスを持ち上げマスターにカルーアミルクを注文する。
ややあってカウンターに置かれたグラスを傾けて一口]

其処にあるだけで興味を引くかぁ。
受動も能動も差し置いて圧倒的な力で魅せるもの。
存在そのものが…ってこんがらがってきたな。

[口元に残る甘い味を舌で拭ってから口をへの字に曲げて肩をすくめた]

だめだ、わかったようでわからん。
(288)2006/08/23 03:19:28
流れ者 ギルバート
受け手の感性一つじゃない?
俺はマンホール見ても面白くないし。
……俺にとって在るだけで心動かされるモノが無いだけ。

でも……
酒を飲んで、触れ合って、悪くないとは思える。

[其れだけ、と呟きグラスを煽り
 カルアミルクを飲むグレンを横目で見て]

……美味しい?
(289)2006/08/23 03:25:29
流れ者 ギルバート
ミルクを舐めとる舌が温かそうで……

口付けて。
其の侭、狩ってしまえば――

嗚呼、いい加減我慢の限界かも……
2006/08/23 03:30:32
農夫 グレン
[グラスを回せば氷がまあるい音を立てる]

そうだな。悪くない。ああ。
新しい街に入ると必ずバーに立ち寄るんだよ。
ずっと一人でぶらぶらしているせいかね。
触れ合いってやつに飢えているんだろうなぁ

んー、美味いぞ。甘い。

[ほろ酔い気分でへにょりと口元を上げた]
(290)2006/08/23 03:31:37
流れ者 ギルバート
…じゃあ…俺と触れ合ってみる?

[薄い唇に浮かぶは艶やかな笑みで
 女の座っていた席に片腕をついてグレンに手を伸ばし
 引き寄せれば一瞬思案した後にちろりと唇を舐め身を離し呟く]

……甘いね。

[何事もなかったかのようにグラスを煽った]
(291)2006/08/23 03:37:26
流れ者 ギルバート
……本気で狩るところだった。
流石に此処では拙いか。
2006/08/23 03:40:13
農夫 グレン
[唇をなぞる湿った感触にきょとんとしたまま、離れる影を見送り無精髭を手でなぞる。
そのまままじまじと彼の顔を覗き込み、
にっこりと口元に笑みを浮かべてから軽く体を浮かせて彼の瞼に唇を落とした]

あまり大人をからかってはいけないよ

[スツールに座り直してぽふりと茶色い髪を撫でれば、さらりと指が滑る。無骨な指は頬を挟み開かせた口に包みから解いたチョコレートを押し込む。
にんまりと笑えば自分もチョコレートをひとつ口に放り込んだ]

甘いねぇ。

[くすりと笑んでカルーアミルクに口をつけた]
(292)2006/08/23 03:51:09
流れ者 ギルバート
[瞼に唇が降りてくるのを眺めてゆっくりと睫を下ろす]

……別にからかってるつもりはないんだけどね?

[髪を梳かれる感触に薄い口元は笑みを浮かべ
 目を閉じたまま大人しく口を開かれ
 広がるチョコレートの味にくつくつと肩を揺らし]

甘いけど、悪くない。

[ゆっくりと瞼を持ち上げ緋色の瞳は愉しそうにグレンを見つめた]
(293)2006/08/23 03:58:39
農夫 グレン
本気ならなおたちが悪い。

[緋色の瞳をじっと見つめて、ゆるりと目を細める。
タバコを懐から取り出せば火をつけてからスツールを降りた。
カメラの重みを確かめるように手の中で弄んでから無造作にシャッターを切り]

それじゃあそろそろ宿に戻るよ。
愉しい夜をありがとう、写真できたらここに置いておくよ。

[cafebarを去り際、振り返る。
にんまり笑って自分の口元を指差しながら]

口元、チョコレートついてるぞ。
(294)2006/08/23 04:15:20
農夫 グレンは、扉を潜ればぬるい夜風に一度伸びをして*宿へと向かった*
2006/08/23 04:17:21
流れ者 ギルバート
其れは失礼……
生憎とこう言う性格なの。

[シャッターを切られるのに肩を竦め]

どーも…別に自分の面なんか興味ないけど…

[指摘されればちろりと口元を舐め
 薄っすらと艶やかな笑みを浮かべ]

人の口にチョコ運んだのはグレンだよ。

[呟いてグレンの後姿を見送った]
(295)2006/08/23 04:20:20
流れ者 ギルバート
[彼が席を立つのに合わせてグラスを煽り席を立ち
 並んで部屋に戻り着いて
 シャワーを浴びている間に彼は眠った様で姿は無く]

……ふぅん?

[眇められた瞳は金色に煌き
 薄い唇は妖婦の如き艶やかな笑みを浮かべ
 くつくつと肩を揺らしながら*寝室へ戻った*]
(296)2006/08/23 04:28:05
語り部 デボラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(語り部 デボラは村を出ました)
(2006/08/23 04:30:00)
語り部 デボラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(語り部 デボラは村を出ました)
(2006/08/23 04:30:00)
語り部 デボラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(語り部 デボラは村を出ました)
(2006/08/23 04:30:00)
語り部 デボラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(語り部 デボラは村を出ました)
(2006/08/23 04:30:00)
修道女 ステラ
[三時課が済んで人のはけた礼拝堂で。
窓枠の外を見つめる。青天。天気予報では俄雨が降るとか言っていたか。]

……人を喰らうのは鬼、ね。

[昨日ギルバートに言われた言葉を思い返せば知らず唇が笑みの形に歪む。
修道服ごしに背中に刻まれた痣に触れ。
ふつふつと湧き上がる笑いに思わず肩を震わせ]

……いるなら連れてきて欲しいものね。
私を食べるのは貴方ですかって聞いてみたいわ。

[愉しそうに口元を歪めたまま、窓の外の眩しすぎる空を見上げた]
(301)2006/08/23 09:38:52
村長の娘 シャーロット
はぁ……せっかく借りた本を忘れるなんてどうかしてる。
多分あそこね。……バー。

[少し考え込むようにして昨日ことを思い返す。とても綺麗な笑みで名前を教えてくれた人。]

……連日行くつもりなんてなかったけど、忘れ物をしたんだから仕方ないわよね。うん。

[自分で自分に言い訳しつつ、行く口実が出来たことに喜ぶ。]
(302)2006/08/23 09:51:03
村長の娘 シャーロット
[静かに家を出、図書館への道を歩く。]

今日も来るかな、みんな。
人間は好きじゃないけど、バーは嫌いじゃないかも。
そこに集まる人も。

……私が今まで、知らなかった世界ね。

[見上げれば青空。照り付ける太陽にまぶしそうに目を細め、いつもよりいくばくかは明るい表情で図書館に*入っていった*]
(303)2006/08/23 10:01:51
流れ者 ギルバート
[目を覚まし少し癖のある髪を両手で梳いて
 乾きを感じてちろりと薄い唇を舐める
 寝室を出ても彼の姿は見当たらず]

……約束を先に破ったのは俺じゃないし?

[愉しそうにくつくつと肩を揺らす
 呟き身支度を整えマンションを出て空を仰ぐ瞳は金色
 生温い一陣の風と強い日差しに眇めれば直ぐ緋色に戻り
 いつものCafeBarへ向かって歩き始めた]
(304)2006/08/23 10:52:56
流れ者 ギルバート
[道すがら表通りのマンホールが目に止まる]

……面白いのか?

[暫く眺めて矢張り良く判らないと言う表情で首を捻り
 ランチ営業中のいつもの店のいつもの席に落ち着き
 琥珀色の液体で満たされたロックグラスと共に置かれた皿から
 チョコレートをひとつつまみ口に放り込む
 ココアパウダーのついた指先をちろりと舐め]

悪くない……

[口の中で広がるカカオに艶やかな笑みを浮かべ呟いた]
(305)2006/08/23 11:45:53
流れ者 ギルバート
どれくらいぶりだろう?
干乾びていくこの感覚――

「なら、私を食べると良いわ」

[甘い声が耳の奥で木霊した]
2006/08/23 12:03:06
冒険家 ナサニエル
[魘されたかのように汗をかいた目覚めは、体はいつもよりも楽だけれど気分はずっと重く。

深く息をつけばシャワーを浴びて、自分の部屋へと戻ればグラスにさした花の存在を認め、水を変え。
それから思い出したようにギルバートの姿を探すけれど室内に姿はなく。
失敗した、とばかりに小さく舌打ちすれば最低限出掛けるのに必要なものを用意して部屋を出る。

行先は馴染みのあの店と、問う膳のように決まっていた]
(306)2006/08/23 12:07:30
流れ者 ギルバート
先ずは約束通り神の花嫁かな……

[近いし、と呟きグラスを煽る
 乾いたまま抑え込む欲望は膨らむ一方で
 ともすれば呟きにちらりと視線を寄越したマスターすら
 手を伸ばして狩りそうな雰囲気で
 艶然と笑みを湛え空になったグラスを押し遣り]
(307)2006/08/23 12:17:33
冒険家 ナサニエル
[いつになく、とはいっても少しだけ慌てた様子でカフェバーの扉を開ける。

予想通りそこにいた姿を認め、ほっとするもその様子を肌の上を流れる空気でそれとなく知れば眉間に皺を寄せたまま、歩み寄って小さく呼びかける]

…やっぱり、ここにいた、か。
(308)2006/08/23 12:22:57
流れ者 ギルバート
[彼の声にゆっくりと振り返る
 ひらりと金色にひらめく双眸を眇め]

嗚呼……意外と早かったね?

[健全な昼の空気を犯しそうな程
 応える声はとろりと甘く]
(309)2006/08/23 12:30:49
冒険家 ナサニエル
[蕩けるように甘い声音に反して、自分の背筋に走るのはぞくりとした悪寒。
金の瞳から逃げるようにふるりと首を軽く横に振って]

…どこに、行くつもりだ。
……何を…。

[聞かなくてもわかっていることだったけれど、それでも聞かずにはいられなかった。
そこにかけられていたのは一縷の望み。

けれど、そんなものが叶ったためしなど一度もない]
(310)2006/08/23 12:37:11
流れ者 ギルバート
[差し出された新しいグラスを手にカウンターに背を向け
 彼に向き直りグラスを煽り首を傾げる]

……決まってるでしょ?
いつもの…狩りだよ…

[首を振る彼の様子を愉しそうに眺め笑みは益々深まり]
(311)2006/08/23 12:41:20
冒険家 ナサニエル
[きしりと、微かにスツールを軋ませて隣に腰掛ける。
少しの逡巡のあと、アイスティーを頼んで。
さも当然のように告げられる言葉に、表情はやはり暗くなったことだろう]

…こんな、昼間から?

[人の目だって、あるのに。
そんなことを言外に述べながら]
(312)2006/08/23 12:51:12
流れ者 ギルバート
……誰かさんが払ってくれなかったから仕方ないでしょ?

[さも当然と言う口ぶりで告げ
 グラスを乾かせばカランと涼しげな音が遠慮がちに響き
 彼が注文したのを気に留めた様子もなく
 グラスを置けばスツールから立ち上がり]
(313)2006/08/23 12:54:46
冒険家 ナサニエル
……っ!

[反射的にきつく睨む。
けれど、それは音もなくゆるりと解け、瞼の裏に隠れてしまった。
アイスティが出てきたのとほぼ同じタイミングで立ち上がるギルバートの姿を濃紺の瞳で追って]
(314)2006/08/23 13:00:46
流れ者 ギルバート
…払って貰えなかった分は…5人かな?

[昨夜の彼が纏っていた甘い香りの記憶を手繰り寄せ
 うっとりと呟き背に射抜くような視線は受け流し
 振り返れば艶やかな笑みを浮かべ首を傾げ]

……それとも払ってくれる?
(315)2006/08/23 13:06:11
農夫 グレン
【宿】
[宿の一室、
簡易キッチンに遮光カーテンと暗幕を張り巡らせて作った暗室。

塗れた印紙を洗濯ばさみでロープに止め終えれば
うっすらと浮かびつつある写真ににんまりと笑みが毀れる。
一通りの作業を終え、窓を開けば抜けるような青空。
汗に濡れた髪を撫でる風は、洗濯ロープにつるされた印紙も揺らして。
Bar特有のやわらかい光彩の中、花に触れる指先を収めた2枚の写真が目に留まる。

とりわけて良い写真というわけでもない。
ありがちともいえる写真なのに、この感覚はなんだろうか。
伸ばされた指先、活けられた花は摘み取られるのか、愛でられるのだろうか。


ああ、この感じはそうだ。
――もどかしいんだ]
(316)2006/08/23 13:12:41
農夫 グレン
[窓辺にもたれてタバコを咥えればぷかりと煙を漂わせる口元はゆるくあがる。
首筋を伝う汗を拭えば窓の外へとカメラを構え、
飽きる事なくファインダー越しに*世界を切り取った*]

ただあるだけで興味を引くのが面白いもの、か。
(317)2006/08/23 13:13:39
冒険家 ナサニエル
[アイスティのグラスにそうと唇を寄せ、落ち着けようと一口、二口。
最後まで飲みきる間もなく、振り返って艶やかな笑みを浮かべるギルバートの様子に、微かに唇を噛んだ。
自分に選ぶ権利などないと、わかっていてそれでもわざと尋ねてくる]

……。

[少しの間のあと、すこしグラスを押しやり会計を済ませてしまえば、スツールから降りてギルバートを追い抜いて、店を出ようと]
(318)2006/08/23 13:15:27
修道女 ステラ
[背後の太陽が自分の足元へ濃い影を作るのに、憎らしいとばかりに足を踏み出す。
当たり前だが逃げるばかりの己の影に恨みにも似た気持ちを抱きながら]

……こんな時間に出歩くんじゃなかったわ。

[腕の中の紙袋の中ではがさがさと食材が音を立てて。
ふと横を通った電気店の店先のテレビが行方不明者がどうこうと報じていて。]

……人を喰らう、ね……
――……馬鹿馬鹿しい。

[神も悪魔も鬼もそんなもの、いないのだと。
呟いて、家路までを辿る。
陽炎の立ち上る坂を登れば知らず眉間に皺が寄り。
体表から抜け落ちていく水分に、眩暈にも似た感覚]
(319)2006/08/23 13:22:46
流れ者 ギルバート
[彼の後を追うかたちでのんびりと店を出て]

……変わりに狩ってきてくれるの?
…それとも…残ってる分をくれるの?

[そろそろこの場で狩り始めちゃうよ?、と付け加え
 歩を進めながら愉しそうに彼の背に問いかける]
(320)2006/08/23 13:25:04
冒険家 ナサニエル
[店を出て、裏路地に入りかけたところで背に問いかけるように告げられる言葉に、動じることはなくその代わりにゆるりと振り返る。
微かに蒼い瞳に陰りをちらつかせながら、それでも真っ直ぐにギルバートを見返す]

───払えば、いいんだろう。

[その声音の、何と凛としたことか]
(321)2006/08/23 13:28:44
流れ者 ギルバート
[其の声に緋色の瞳を細め]

……ふぅん?

じゃあ…変わりに狩って払ってくれたら…
今日も狩りは行かないで良いや。

[薄い唇に浮かぶ三日月の笑み]
(322)2006/08/23 13:34:06
冒険家 ナサニエル
……な…っ…!

[緋の瞳が微かに弧を描くのを絶望的な思いで見やる。
きり、と思わず拳を握り、僅かに泣きそうな表情でギルバートを睨んだあと、重い足取りで裏路地へとすすんでゆく。

ただ、相手の望むままに狩るしかない、とそんな悲壮に満ちた表情で]
(323)2006/08/23 13:46:38
流れ者 ギルバート
[重い足取りで歩き出す彼の背を眺めくつくつと肩を揺らし
 煙草を咥えれば火をつけてゆっくりと紫煙を吐く
 高いビルに挟まれ切り取られた空を仰ぎ彼の後を追った]
(324)2006/08/23 13:51:00
見習いメイド ネリー
[ビル街に挟まれながらも存在する、子供達で賑う公園。
幼い声が飛び交い、和気藹々と遊びが繰り広げられていた。
そんな中、壊れ掛けたブランコに所在無げに座る少女の姿。
揺らす度に、錆びた鎖がキィ、と小さく悲鳴をあげる。

広場を見遣れば、子供達の輪の中央で、目を隠してしゃがみ込む幼い少年。
そうして、せぇの、という掛け声と共に始まる遊戯。

 かごめ かごめ
 かごのなかのとりは
 いついつ でやる
 よあけのばんに
 つるとかめがすべった
 うしろのしょうめんだあれ

やがて歌は止まり、公園全体が静まりかえる。別世界の様な、静寂。
けれどそれも一瞬の事で、幼い少年が呼んだ誰かの名前に、わあきゃあと歓声が上がった]
(325)2006/08/23 13:54:40
見習いメイド ネリー
[それを遠くに聴きながら、少女はその先程の歌を、何とは無しに口ずさむ。
何の感情も浮かばない顔に、只、口唇だけを動かして]

 籠女 籠女
 籠の中の鳥は
 何時、何時、出遣る
 夜明けの晩に
 鶴と亀が統べた
 後ろの正面だあれ

[歌を終えた頃には、子供達はその遊びに飽きたのか、公園の彼方此方に散っていて。今度は、鬼ごっこをしているようだった。
黒い瞳は、ただぼんやりとそれを見つめ。キィ。軋む鎖の音が、耳に届いた]
(326)2006/08/23 13:55:04
見習いメイド ネリー
<中>

世界観的に日本民謡はありなのでしょうか…
口説くよりも、鬼と鬼狩りという設定を楽しみたくて入ったのだったりします。
御二人とも魅力的だったからというのも、無論ですが。

もし鬼狩りになったら、かごめかごめの別バージョンも歌いたいですね。
参考書籍を読んでいないのが、多分に問題な気もしますけれど。
2006/08/23 14:04:31
冒険家 ナサニエル
[浮かない表情、少し間をあけて、けれど確かに伝来る気配。
なるべくなるべく、人気のないほうに。
そんなことを思っているうちに袋路地にたどり着いてしまえば、行き止まりが見えて、溜息が零れる。

───ふと。泣き声が聞こえた気がしてあたりを見回す。

物影に、女の子が一人。
話を聞けば、公園でかくれおにをしていたのだけれど、見つかるまいと思って遠くに来たらあまりに子供の足では遠く、ましてや裏路地に入り込みすぎて道を見失い帰れなくなったのだと言う。

ああ、なんて好都合なのだろうと、泣きたくなった]
(327)2006/08/23 14:06:08
流れ者 ギルバート
[遠く聴こえる歌声を何処か同じような所で聴いた気がして
 一瞬だけ歩みを止め振り返るも彼の姿はなくて
 焦る事もなく気配を辿り直ぐにまた彼の後を追いかける

 程無く泣きじゃくる少女と彼が袋小路に佇んで居て
 嗚呼、と口の中で溜息を洩らし眇めた瞳は金色に煌く]

見つけた……

[かくれんぼをしていた少女は鬼に見つかって
 帰って来ない一人の事を気にかけつつも
 鬼ごっこに興じる子供達に其の存在は既に何処か遠く――]
(328)2006/08/23 14:13:09
冒険家 ナサニエル
[少女は見ず知らずの自分に泣き突いてくるほどに怯えていた。
本当の鬼に見つかってしまったとも知らずに。

そうと、安心させるように抱きしめてやる。
精一杯の謝罪の気持ちを込めて]

…もう、大丈夫だから。

[少女の首筋に、そうと指を当てる。
柔らかい肌と肉。
泣きたくなるほどに、甘い、におい。

【ほんのすこぅし】指先に力を込める。

昨日の女よりもあっけなく、少女は崩れていった。

助けて、と言う悲鳴と泣きわめく声。
少女のきていた白い可愛らしいワンピースだけが、確かに手の中に残る。
ぎゅう、と小さくその布を握り締めた]
(329)2006/08/23 14:19:43
流れ者 ギルバート
[彼の瞳が濃い銀に変わり少女は崩れ去る様子を
 薄汚れた壁に背を預け紫煙を吐き愉しそうに見守って
 短くなった煙草を指で弾き彼に歩み寄る]

……美味しかった?

[覗く瞳は金色に囁く声は蜜の如く粘性の高い甘さを帯びて
 少女に触れた手を取り其の指先にぬらりと舌を這わせ]

あーあ、ちゃんと残しておいてくれないと……

[仕方ないな、と呟き彼の唇を奪い――]
(330)2006/08/23 14:25:23
見習いメイド ネリー
[子供達が一箇所に集まり、何事か騒ぎ立てている。
怒っている子や、泣いている子。喧嘩かとも思ったけれど、意識を其方へと向ければ、誰かを心配している様子だった。

何時もならば、自分には関係無いと無視するのに、何故か今は、気になって。
ブランコを揺らして地面へと降り立ち、ぺた、と白い足を土で汚しながら、子供達の元へと歩む。

近寄って来た見慣れぬ姿に、驚いた子供達は少女へと視線を集中させ。
それでも少女が、しゃがんで目線を合わせ、泣く子供の頭を撫でつつ唇の動きだけで"どうしたの"と問えば、自分達よりも年上の人間に安心したのか、口々に、友達の一人が見つからないのだと騒いで。
誰かが、悲鳴を聞いたのだと言えば、そんなの嘘だと否定する、別の子供。
そんな遣り取りで、公園中に不安が広がっていく。

それを見、少女は棒を拾い、地面に文字を書く。
きっと、大丈夫。一緒に探そう、と。

もう鬼に連れ去られてしまった事も、知らないで]
(331)2006/08/23 14:28:17
冒険家 ナサニエル
[白いワンピースの始末を澄ませてしまえば、そこには最初から自分とギルバートしかいなかったかのような空間が出来上がる。
ああ、なんて奇妙な空間だろうと頭のどこかで思った。
ギルバートの舌が指先を這う感覚も、唇が重ねられる感覚も、全てがとおい感覚でしかなかった。

今の男の中に存在するのは、諦め以外の何でもなく]
(332)2006/08/23 14:36:02
見習いメイド ネリー
[けれどそれを止めるかのように、突然、ぽつぽつと、天から降りる水。
突如暗くなった空を見上げる少女の頬を打ち、雫となって地面に落ちた。

そう言えば、俄雨が降るという予報があったっけ。
ああ、それから。他にも、気になる事を報じていた気がする。
なんだっただろうか。思い出せない。

子供達に、やっぱり自分が捜すから、貴方達は帰った方がいいよと告げて。
少女は一人、雨に打たれながら、もう“いない”子供を*捜し始めた*]
(333)2006/08/23 14:40:53
流れ者 ギルバート
[唇を放せば無抵抗な様子を気に留も止めず]

……欲張りすぎだよ?

[ちろりと自分の薄い唇を舐める
 獲物は既に彼の肉体に無意識の内に四散されていて
 彼を喰い尽さない限りいつものやり方では取り込めない]

…まぁ…良いけど?

[愉しそうに囁いて彼の肩を軽く押し壁際に押し遣り
 男物とは思えないシャツに手をかけたところで
――ポツリ
 頬を伝う雨垂れに興醒め、と呟き溜息を洩らす]

……もう良い、自分で狩る。
(334)2006/08/23 14:48:38
冒険家 ナサニエル
[全てが遠い感覚に思えて、ぼんやりとした銀と蒼の入り混じる瞳が暗くなる空を眺める。

ふと、冷たい感覚が瞳のそばを掠める。

雨だった。

それすらもぼんやりとした感覚で捕らえていたものの、溜息と共に、自分にとっては恐ろしい一言が青年の口から零れ落ちたなら、それだけは肉薄するほど現実に感じられて、思わずはっとなって自分のシャツに手をかけたままの彼の腕を掴んだ]

…っ!
(335)2006/08/23 14:58:52
村長の娘 シャーロット
[いつもより早めに図書館を出、昨日忘れた本を取りに行くつもりで外に出ると、ぽつりぽつりと俄雨。間に合わなかったか、という顔で空を恨めしそうに睨む。]

降る前に出たかったんだけどな。

[図書館に置いてあった新聞で初めて今日の天気を知ったので、傘を持ち合わせてはいなかった。降る前に移動しようくらいしか考えてはいなかったので、空を見つめて思案顔。]

さて、どうしようかしら。
(336)2006/08/23 15:03:48
流れ者 ギルバート
なぁに?

[蒼と銀の入り混じる双眸を覗く瞳は禍々しいまでの金色
 掴まれた腕を振り解くでもなく
 空いた手の指先で彼の頬に落ちた雨垂れをなぞり]

……意地汚く食べ尽くしちゃうからでしょう?
俺も雨の中で外で事に及ぶほど酔狂じゃないし。

…其れとも…もっと愉しい事でもしてくれるの?

[首を傾げ艶然たる笑みを浮かべ甘く囁いて
 頬を滑る指はそのまま濡れたままの彼の唇をなぞる]
(337)2006/08/23 15:06:56
村長の娘 シャーロット
止むまで中にいてもいいんだけど、今日はもうすることないのよね。
走ると本が濡れちゃうし……私はいくらでも濡れていいんだけど。

[手元にある布製の鞄をじっと見つめる。]

いいや、返却してこよう。
今日はどうせアレ読むし。

[そう言って再度図書館に入る。返却手続きを終え、また入口付近に戻ると、走るでもなく歩き出した。]
(338)2006/08/23 15:18:00
冒険家 ナサニエル
[反射的に掴んでしまったものの、打開策はいくら考えても結局いきつくところは一緒で、僅かに蒼のほうが多い瞳は、金の瞳をゆっくりと見上げる。
そこにあるのは艶やかまでの笑み。
どうすればいい、と問いかけるつもりはなかったけれど、その瞳に映っている自分はたぶん情けない顔をしているのだろうと思った]

……わかってる。

[腕に伸ばした手を解いて微かな躊躇いのあと、その手は自分の唇をなぞる指に。
少し瞳を伏せながら、つ、と男の指に、爪先に、ゆっくりと舌を這わせて]
(339)2006/08/23 15:20:05
流れ者 ギルバート
[指先に感じる彼の舌の温かさに金色の瞳を眇め
 指先に僅か力をこめつぃと彼の舌をなぞって引き戻し
 ちろりと自身の舌で舐め上げる]

チョット愉しいかも……

[一度ゆっくりと瞬けば緋色の瞳]

でも雨は嫌いだし。
店で待ってるから誰か口で狩って来て?

[濡れそぼる前髪から水を落としながらとても愉しそうに囁いた]
(340)2006/08/23 15:31:42
修道女 ステラ
[ぱたりと頬に冷たいものを感じたときには遅く。
荷物を抱えたまま、空を仰いで、うんざりしたような顔]

……不運ね。

[呟くと、雷光に後押しされるように急ぎ足で歩き出す。
水を吸って重くなった修道服が体に纏わりついて鬱陶しい。
逃げるように教会に駆け込む頃には、水が滴るほどになっていた。]
(341)2006/08/23 15:44:19
冒険家 ナサニエル
[少しずつ重くなるシャツは肌に張り付き、ジーンズは色を変え、そして──告げられた言葉に、表情と瞳を彩るのは絶望の、蒼]

なん、で。

[話が違う、と泣きそうな顔で首を横に振って]
(342)2006/08/23 15:44:56
流れ者 ギルバート
そんな散ってたらいつも通りに喰えないし。
ついでに雨降っててここでする気にもなれないの。
空腹だからって支払い分くらい摂り易く留めておかないからだよ?

[雨に打たれながらどうせ判っている事を、と大儀そうに説明して]

……それとも俺に抱かれたいの?

[なら考えるけど、と愉しそうに濡れた彼の頬を撫ぜ]
(343)2006/08/23 15:50:23
冒険家 ナサニエル
……っ…!

[きり、と微かに唇を噛む。
どうにかしなきゃいけないのに、どうにもできない自分がいて、泣きたいのに涙すら出て来ない。
頬にすべる指先にゆるりと指先を重ね、視線を合わせないようにしながら、微かに頷くしか出来なかった]
(344)2006/08/23 15:59:57
流れ者 ギルバート
……へぇ?

[彼が唇を噛むのをさも愉しそうに見守り]

雨降ってるし家に戻ろうか。

[するりと濡れた手を引き抜き踵を返して
 くつくつと肩を震わせながらのんびり家に向かった]
(345)2006/08/23 16:05:48
見習いメイド ネリー
[――あれから、随分と捜したけれども、子供は見つからずに。
気が付けば、公園からは大分離れた所に来ていた。
落胆を隠せぬ表情で、閉店中の建物の軒先に佇む。

真っ黒な瞳は伏せられ、虚ろで。
水を含んだ髪や衣服が肌張り付いて、酷く重たかった。
汗とも雨ともつかぬものが顔を伝っていく感覚も、何処か遠い。

濡れたスカートを固く絞れば、足下には小さな水溜まり。
足の爪先で、それをつぃと広げ。ゆっくり、息を吐く。
手の甲で顔を拭えば、気を入れ直すように、ふるふると首を振って。
再び、ゆっくりと歩み出した]
(346)2006/08/23 16:09:58
冒険家 ナサニエル
[手を引きもどして、それは楽しそうに笑う男は踵を返して歩き出す。
その後姿を見れば、雨に紛れて僅かに涙をこぼすも現実から逃げられないのは既に決まっていることで、やはり重い足取りでゆるりと、そのあとを追った]
(347)2006/08/23 16:12:19
村長の娘 シャーロット
[歩き出してしばらく、既に全身濡れてしまっているが、それを気に留めることもなく歩む。それどころか、そのまま所々立ち止まり、ショーウインドーを眺めたり。]

あ。

[店の看板が見え、そこからは小走りで入口へ。いざ中に入ろうとドアに手をかけて初めて、自分の姿に気付き、軽く後悔した。]

これじゃ、どこの店にも入れないじゃない。
(348)2006/08/23 16:20:24
流れ者 ギルバート
[雨が嫌いと言う割にはのんびりとした歩調で
 生温い雨垂れで服は重く湿り少し癖のある髪は頬に張り付く

 CafeBarの近くまで来た辺りで昨夜路地裏で見かけた少女が
 何処かの店の軒先から出て此方に向かい歩いて来るのが見え
 なんとなく足元に視線を落とし今日も裸足なんだなと思った]
(349)2006/08/23 16:21:07
冒険家 ナサニエル
[もと来た通りの道を戻っていくあいだも表情は暗く。
涙はもう乾いてしまっていたけれど、雨に濡れて歩いたおかげでそんなものもわからなくなっていた。
ふと、ギルバートの視線が別の方向に向いたことに気がついてつられるように視線をそちらへと向ける。
昨日の少女が歩いて来る様子を見ていることに気がつくまで、そう時間はかからなかった]
(350)2006/08/23 16:29:35
見習いメイド ネリー
[歩んだ先に見えたのは、昨日出くわした男で。
目を見開いて、ぎゅっと濡れたエプロンを掴む。
それでも何か情報が得られればと、少し、近付いて。
普段は禁じられている事だけれど、微かに口唇を震わせ、言葉を紡ぐ]

……、あの。女の子、捜してて。

[ぽつぽつと、小さな声で、そう言って。
知らないかという風に、癖のある茶の髪の男を見上げた]
(351)2006/08/23 16:34:05
流れ者 ギルバート
[問われた言葉に少しだけ先ほどの光景を思い出し
 少女を見下ろして浮かぶは微かな笑みで]

……さぁ?

[鬼にでも食べられちゃったかもね、と囁く声は甘く]
(352)2006/08/23 16:39:40
村長の娘 シャーロット
一度家に帰ると出掛けさせてはもらえないだろうし、
かと言ってこのままじゃ何も出来ないし。
本だけでも持って帰らなきゃ。

[考えた末、スカートをぎゅーっと絞り、既に湿りに湿ったハンカチを鞄から取り出して、拭いては絞り、を繰り返す。髪もいったんほどき、リボンだけ大事そうにしまうと、同じように絞る。]

……キリがないか。ある程度渇くまで待つしかないな。

…………っくしゅん!

早く中入ってホットココアでも飲みたいな。

[視線は空。この状況を恨めしくは思えど、空が泣いているかのような様を愛おしそうに眺める。思いを乗せるは今は亡き父。幼き日の楽しい思い出。]
(353)2006/08/23 16:41:49
冒険家 ナサニエル
[探している、とか女の子、とかいう言葉に微かに身を竦ませる。
それは、雨でよくわからない程度だったけれど。
微かな逡巡のあと、知らない、とばかりに首を微かに横に振った。
ギルバートの言葉を少しだけ苦い表情で聞きながら]
(354)2006/08/23 16:46:47
見習いメイド ネリー
[その後ろにいる男にちらと視線を送り、小首を傾げる。

"泣いてる?"

頬が濡れているのは誰も同じなのに、そんな気がして。
けれど、唇だけの声無き言葉は、彼には届かなかったろうか]

[自分を見下ろす男の囁きに、目を丸くして。一度、ゆっくりと瞬き]

……お、に?

[問い返す声は、幼い響きを持って]
(355)2006/08/23 16:48:26
流れ者 ギルバート
[少女の唇を読んで彼は泣いているのかと笑みを深める
 幼い声に問い返されるのに浮かぶ笑みは艶を帯びて]

そ、鬼……
かくれんぼしても鬼ごっこしても、鬼が居るでしょ?

[雨音に混じり聴こえたくしゃみに視線を投げ
 CafeBarの軒先に昨日の少女を見つけ
――なんと言ったか…確か…]

……シャーロット。

[手繰り寄せた名を唇に乗せ小さく甘やかに紡ぐ]
(356)2006/08/23 16:56:52
冒険家 ナサニエル
[これ以上、この場にいるのは居た堪れなくて踵を返して自宅へと足を向けようとする。

微かに雨音に混じって響くくしゃみと、ギルバートが誰かの名前をつむぐ声。
自然と、彼女とあったそのみせのほうへと視線を向け、その姿を認める]
(357)2006/08/23 17:06:55
見習いメイド ネリー
[そうだけど、と口の中で呟いて、頷くも。
僅かな言葉の引っかかりに、納得のいかない様子で眉を寄せる。
男の浮かべる笑みに視線を逸らしかけたところで、知らない名が紡がれて。
ゆるりと、後ろを振り返る]
(358)2006/08/23 17:07:35
村長の娘 シャーロット
――――あ。

[視線を空から戻し、あたりを見渡せば、見慣れぬ女の子と楽しそうな緋色の目の男、少し奥に暗い顔をしたナサニエル。]

……出ていきたいけど、また濡れると乾かし直しよね。

[残念そうにぽつりと呟いて、少しだけ考えた後、軒先から小さく手を振るだけに留めた。]

どのみち、出ていける空気でもなさそうね。

[裸足の少女の存在は気になったけれど、我慢して手を振る。そしてもう一度だけ―――]

………っくしゅん!
(359)2006/08/23 17:15:16
流れ者 ギルバート
[其れ以上シャーロットに声をかけるでもなく
 軽く片手を挙げ振り返った少女の後ろ頭に視線を移し]

鬼に攫われる前に早く帰りな……

[雨も降ってるしね、と呟いて
 脇を通りCafeBarの方へ向かい歩き始めて]
(360)2006/08/23 17:24:44
冒険家 ナサニエル
[雨の止む気配はない。
むしろ若干強くなったような気もする。
シャーロットがこちらに手を振るのに気がついて、此方もゆるりと手を振り、それからギルバートが歩き出したあとを緩い足取りで追い始める。
裸足の少女に、少しだけ視線をとめて]

…足、怪我しないようにね。

[ほんの少しだけ、気遣うように呟って、ギルバートの後ろを追った]
(361)2006/08/23 17:36:27
見習いメイド ネリー
[――食べる? 攫われる?

自分の言う鬼と、彼の言う鬼とには、違いがあるようなしたけれど、それ以上問う事は出来ずにそれを見送り。青髪の男の呟きに一瞬、きょとんとして。
小さく頭を下げると、ぱしゃと水を跳ねさせつつ、その場を*立ち去った*]
(362)2006/08/23 17:42:30
村長の娘 シャーロット
[二人がこちらに向かって歩いてくるのを認め、改めて自分を見直す。
髪はほどいてリボンは鞄の中、服はまだまだ湿っていて、形も崩れている。年頃の娘とは思えぬみっともない姿のような気がした。
二人は今自分以上にずぶ濡れだけど、それでも綺麗だと思った。]

最近の私、どうかしてるわ。

[小さく小さくつぶやく。]
(363)2006/08/23 17:56:57
流れ者 ギルバート
[別にもうシャーロットに声をかける気も店に寄る気もなく
 其の侭CafeBarの前を通り家に向かうつもりだったけど
 微かな呟きに昨夜のシャーロットの様子が脳裏を過ぎる

 振り返り彼に愉しそうに首を傾げ]

……寄ってく?

[視線で店を指し示して]
(364)2006/08/23 18:00:29
冒険家 ナサニエル
[居た堪れない気持ちは胸に重くのしかかったままで、雨に打たれたところでそんなもの変わるはずもなく。
シャーロットに何かを感じたらしいギルバートの様子に少しの沈黙のあと首を横に振る]

…いや、いい。
こんな格好で寄ったら、店に迷惑だろう。

[それよりも、雨が嫌なんじゃなかったのかと、小さく呟くように逆にギルバートへと問いかけた]
(365)2006/08/23 18:06:53
村長の娘 シャーロット
[先程まで全く気に留めていなかった自分の姿が今はとても恥ずかしく、少し俯き加減に通り過ぎるのを待つ。

二人の会話の流れを聞き、店に寄らないことを残念に思いつつも安堵。ぺこりとお辞儀して、二人を見送る。あと少し渇いたら、店に入ろうと*思いつつ*]
(366)2006/08/23 18:28:22
流れ者 ギルバート
……そう?

[彼の言葉にお辞儀するシャーロットに向き直り
 濡れた手で湿った其の髪を撫ぜ残念、と呟き]

飼い主様が帰るってさ。

[少し膝を折り頭に手を添えた少し顔を持ち上げて
 微かに弧に笑ませた緋色の瞳がじっと見つめ]

またね…シャーロット…

[鼻先で甘く囁きちろりと柔らかな唇を舐めて
 身を離せば踵を返しマンションへ向かった]
(367)2006/08/23 18:30:38
冒険家 ナサニエル
…!

[シャーロットに微かに礼を返すも、ギルバートがシャーロットにちょっかいをかける様子に一瞬だけ露になる表情は怒り。
けれどそれもすぐに掻き消えて、深く息をついた後、シャーロットに小さく謝罪してからマンションへと戻る。

雨に濡れたままエレベーターに乗るどころか、玄関をぬらすのも嫌だったけれど、そんなこと言っていられるわけがなく]
(368)2006/08/23 18:34:29
流れ者 ギルバート
[帰り着けばフローリングにぽたぽたと水滴を垂らしながら
 バスルームへ向かう途中で振り返り]

……一緒に入る?

[問う声は愉しげで微かに甘く
 けれど返事を待つ訳でもなくそのままバスルームに消え]
(369)2006/08/23 18:37:31
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
見習い看護婦 ニーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(見習い看護婦 ニーナは村を出ました)
(2006/08/23 18:40:00)
冒険家 ナサニエル
…馬鹿か。

[先にバスルームへと消えていった姿に、小さく一人ごちる。
けれど、有無を言わさぬ後姿に小さく溜息が零れた。

バスタオルを引っ張り出して、着替えを用意してからバスルームへと向かう。
けっして、いい気分ではなかったけれど]
(379)2006/08/23 18:47:13
流れ者 ギルバート
[シャワーを浴びていれば気配に気付き
 扉を開けて渋々と服を脱ぎかけた彼の腕を掴み
 洗面所からバスルームへと引き込む
 華奢な腰を抱き寄せれば
 濡れた服の冷たい感触とシャワーの湯の温かさが混ざる]

随分と素直だね……
そんなに人間を喰うのは厭?

[水音に混じり甘い声がバスルームを満たす]
(380)2006/08/23 18:54:03
冒険家 ナサニエル
[脱ぎかけているところにまさか手が伸びてくるとは思わず、微かに悲鳴しみた声を小さくあげながらシャワールームへと引きずり込まれたなら、シャツもジーンズも、自分自身もそれほど時を待たずに暖かくふりつけるシャワーに再び濡れ。
抱き寄せるギルバートをきつく睨みながら]

…ああ、嫌だよ。
たとえ、自分が人を喰わなきゃ生きていけない体でも。

[微かに白く煙るシャワールームに静かに響いて]
(381)2006/08/23 19:06:55
流れ者 ギルバート
……ふぅん?
空腹が度を越えると自分も抑えられない癖にね?

[くつくつと肩を揺らし彼を解放して]

脱げば?

[水蒸気に湿ったひやりと冷たいタイルの壁に寄りかかり
 首を傾げ愉しそうに彼の様子を見守って]
(382)2006/08/23 19:11:50
冒険家 ナサニエル
…うるさい。

[静かに、かすかな怒気をはらんで呟く。
けれど、この空間の支配者は間違いなく自分ではなくて目の前の男で。
微かな逡巡の間を置いて、全てを脱ぎ捨てる。
その表情に浮かぶのは、嫌悪だけ]
(383)2006/08/23 19:16:55
流れ者 ギルバート
[心底愉しそうに彼が服を脱ぐのを眺めて
 栄養が足りてないなと華奢な肢体に考えを巡らせ
 壁から身を離せばすぃと彼の背に指を滑らせ
 身体に残っていた泡を洗い流し]

……面白い人間が居れば見失わずにやっていけるかもよ?

[部屋で待ってるね、と囁いてさっさとバスルームを出て
 バスローブを羽織ってリビングのソファに身を沈め
 煙草に火をつけ紫煙を吐きながら天井を見上げた]
(384)2006/08/23 19:26:51
冒険家 ナサニエル
……?

[唐突に告げられた言葉に、わけがわからないとばかりにギルバートを少し振り返る。
けれど、彼は既にバスルームをあとにしていて、言葉の意味もわからないまま頭のてっぺんからシャワーを浴びて]
(385)2006/08/23 19:33:53
流れ者 ギルバート
あの時はどれくらい狩りをやめていたっけ。

「このままじゃ死んでしまう、お願い私を食べて」

断れば良かったのかな……

「貴方の中で私は生き続けるわ」

あのまま朽ち果ててしまえば……
2006/08/23 19:35:14
流れ者 ギルバート
[ぼんやりと紫煙を眺め静かに瞬いてゆるりと首を振る
 灰皿に灰を落とし煙草を吸って緋色の瞳を眇めた]
(386)2006/08/23 19:37:44
冒険家 ナサニエル
[長湯は得意ではなかったし、もともと熱い風呂も苦手だったから温まりきらないままにバスルームを出る。
Tシャツとルームジャージといった姿で、髪を拭きながら居間へと姿を現す。
硝子の天井にはもう雨の姿もなく、空が広がり]
(387)2006/08/23 19:42:02
流れ者 ギルバート
……わざわざ服着たの?

[どうせ脱ぐのに、と呟き灰皿に煙草を押し付け立ち上がり
 彼を見つめる瞳はひらりと金色に煌き
 薄い唇には艶然と妖婦の如き笑みが浮かぶ]

…じゃ…払って?

[彼に歩み寄りながら其の頬にすぃと手を伸ばした]
(388)2006/08/23 19:46:48
冒険家 ナサニエル
…別に、いいだろう。
誰が何を着ようと。

[彼に貸した部屋は、知らないうちに煙草の匂いのする部屋になっていた。
微かに眉根を潜めながら、頬に滑らされる手に、小さく息を吐いて、自分の手をギルバートの手に重ねて、口付ける]
(389)2006/08/23 19:53:09
流れ者 ギルバート
脱がすの面倒臭いじゃない。

[あてがわれた部屋の扉を空いた手で開きながら呟くも
 言葉程に感情は篭らず開かれた唇の隙間から舌を滑らせ
 狩りの残り香を味わいゆっくりと唇を放す
 ふと思いついた様子で浮かぶは愉しげな笑み]

煙草の匂いがしない部屋が良いな?
(390)2006/08/23 20:01:59
冒険家 ナサニエル
…くだらない。

[小さく吐き捨てるように紡ぐ。
唇を重ねられれば、微かに苦しそうな表情を浮かべるも、ギルバートの告げた言葉に一瞬面くらい、それから渋い表情へと変わる。
ぱっと思いつく部屋はギルバートに貸している客間と、あとは自分の部屋ぐらいしかなかったから。
他にも和室とか洋間とかそういったものはあったけれど余り頻繁に人の出入りがあるわけではなかったから、あまり行く気にもなれなかった]

……ふざけたことを。

[小さく吐き捨てるように呟けば、踵を返して自室へと向かい扉を開く。
必要なもの以外はほぼ何もない、無駄のない部屋──]
(391)2006/08/23 20:09:56
流れ者 ギルバート
[のんびりと彼の後を追い扉に手をかけて中を覗く
 昨夜の花が未だ其処で咲いているのをちらりと見遣り
 先に部屋に入った彼の背後から歩み寄って
 意外と優しく抱き締めうなじに口付けを落とし]

…いただきます…

[ゆっくりと服を脱がせながら耳元で囁く声は甘く熱を帯びて]
(392)2006/08/23 20:16:14
冒険家 ナサニエル
[窓辺のグラスにさしたフリージアの白さが、燈をつけないくらい部屋で妙に明るく感じられて思わず目を止める。
そんな風にしていれば、後からやってきたらしい男に後ろから抱きしめられ、口付けが首筋に落とされたなら、微かに身じろいで]

…食あたり、起こせばいいのに。

[悔しさでそんな恨み言を*微かにこぼした*]
(393)2006/08/23 20:21:09
流れ者 ギルバート
……散々ご馳走食べたのは誰だろうね?

[くつくつと愉しそうに揶揄する声すら今は甘くて
 ゆらりとベットに押し倒せばシーツに皺が寄る
 着込まれた服に手をかけて露わになった肩に触れれば
 シャワーを浴びた割りにひやりと冷たくて

 肌を滑る手も舌も丁寧に彼の身体を火照らせて
 熱を孕んだ吐息
 精神の苦痛を堪える表情は
 肉体の快楽を押し殺す表情と等しく
 上目遣いに見上げた金色の瞳は愉しそうに煌き
 目尻に浮かぶ涙をちろりと*舐めとった*]
(394)2006/08/23 20:31:18
見習いメイド ネリー
[当然の如く、いなくなった子供は見付からず。
仕方なく来た道を戻れば、昼間はあれ程 賑わっていた公園は閑散として。
雨は既に止んでいたけれど、たっぷりと吸い込んだ土は泥と化し。
歩く度に僅かに足が沈み込み、表面に残る濁った水が、小さく跳んだ。

眇めた黒の瞳を自らの足元に向け、地面を穿れば其処に水が流れ込み。
ぽたり、ぽたりと。己に纏わりつく雫も其処へと落ちていって。
やがては泥土が、穴を埋めていく。
その様子を興味も無さそうに、只、見つめ。

――もう、捜索届けは出されているのだろうか。
そうだとしても、見付からない。あの男の囁きを聞いた後では、そんな気がした。

ふるりと首を振れば、水滴が舞う。
顔を上げ、闇に包まれ始めた街へと*視線を遣った*]
(395)2006/08/23 20:59:27
村長の娘 シャーロット
[店員に借りたタオルを髪に乗せた状態で、既に冷めきった紅茶を一口飲む。それが既に冷たくなっていることも、その味が美味なることも、何もわかっていないまま―――。]

…………。

[店の軒先で二人に会った。その別れ際の出来事。ナサニエルの見ている前で、緋色の目の男は―――。

首をぶんぶんと振り、紅茶に口をつけてはまた思い出して。

本の存在もさっぱり忘れ、湿った服をいぶかしんでひそひそ話している声も、今の彼女の耳には届かない。]
(396)2006/08/23 21:02:58
流れ者 ギルバート
ご馳走様……

[――同族を喰い尽して浮かぶは艶やかな笑み
 力なく横たわる彼の様子を気にした風もなく
 ふらりと彼の部屋を後に身支度を整えて
 煙草を咥えたまま再び彼の部屋を覗き]

約束通り狩りはしないけど、暇だし飲みに行くね。

[言い残して家を出ればいつものCafeBarへ向かった]
(397)2006/08/23 21:03:00
流れ者 ギルバート
[雨は止んで空は晴れ湿り気を帯びた風が頬を撫ぜる
 店に入れば直ぐシャーロットに気付き薄く笑み]

さっきはどーも。

[いつもの席に腰掛けて道中に短くなった煙草を灰皿に押し付け
 出された琥珀色の液体にを煽れば氷の踊る音が響いた]
(398)2006/08/23 21:14:02
村長の娘 シャーロット
[思考の海に飲まれていたものの、件の男が現れてはっと目を覚ます。姿を認めて一瞬キッときつく睨むも、瞳の光はすぐに弱々しくなり、冷めた紅茶に視線を落とす。

友達も恋人もいない彼女にとって、手をつなぐことすら未知の領域。唇を舐められたことで怒ればいいのかすらもわからず、一言]

…………どうも。

[と言うだけに留めてしまった。おさまらない感情の中、彼の顔を見ることも出来ず、ただ冷めた紅茶だけを視界にいれて。]
(399)2006/08/23 21:24:36
流れ者 ギルバート
[カウンターに肘を乗せ頬杖ついてシャーロットの様子を見守り]

多分其の内に王子様も来るよ……

[ピスタチオを一つぺきりと割って口に放り込めば
 すいとシャーロットの方にチョコとナッツの乗った皿を押し遣り]
(400)2006/08/23 21:36:48
農夫 グレン
[アスファルトに残る水溜りがネオンを映しこんで、街は色とりどりの光に滲む]

雨上がりの街はどうにも淫猥だねぇ

[呟きカメラを弄る表情はほころんで。
雨上がりのさらりとした風の心地よさに誘われるよう。
何か面白いものでもないかと、宛てもなく夜の街を歩き始めた]
(401)2006/08/23 21:42:37
村長の娘 シャーロット
王子様……?

[一瞬意味がわからない、という顔で男を見たが、すぐにナサニエルのことかと気付いて紅茶に視線を戻す。]

言ってる意味が、わからない。

[押し遣られたチョコやナッツをチラリと見たが、とりあえずまた紅茶に口をつける……と、そこで初めて紅茶が冷たいことに気付き、思わず声をあげる。]

あ……う、なんでもないわよ。
(402)2006/08/23 21:52:16
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