人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1784)完全RP村・ギルナサ争奪戦 : 7日目 (1)
村長の娘 シャーロットは冒険家 ナサニエルに投票しました
農夫 グレンは冒険家 ナサニエルに投票しました
雑貨屋 レベッカは村長の娘 シャーロットに投票しました
見習いメイド ネリーは冒険家 ナサニエルに投票しました
流れ者 ギルバートは冒険家 ナサニエルに投票しました
冒険家 ナサニエルは村長の娘 シャーロットに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット に、2人が投票した。
冒険家 ナサニエル に、4人が投票した。

冒険家 ナサニエル は、村人の手により処刑された……
冒険家 ナサニエルは人狼だったようだ。
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートを占った……。
流れ者 ギルバートは人狼のようだ。
流れ者 ギルバートは、村長の娘 シャーロットに襲いかかった!
次の日の朝、村長の娘 シャーロットが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、農夫 グレン、雑貨屋 レベッカ、見習いメイド ネリー、流れ者 ギルバート、の4名。
見習いメイド ネリーは、――ゆっくりと、扉を開いた。
2006/09/05 01:32:02
流れ者 ギルバート
[薄い唇に指を添え紡ぐ言霊
 CafeBarにあった姿は掻き消え
 屋敷のエントランスにふわりと降り立つ

 カツカツと足音を響かせ歩み寄り灰皿の砂を掴み呟く
 砂を蒔けば屋敷にはふわふわと幻想的な明かりが灯り
 主の帰還に呼応するように甘い闇の空気を孕みだす]
(0)2006/09/05 01:33:43
農夫 グレン
――……っ

[刺青は熱をもって肉を焦がし、その茨の腕を伸ばす。
もう誰もいないベッドに倒れこめば歪む表情は苦痛のせいか。
それともシーツに残る残り香のせいか。

掴んだ上掛けに紛れて、指先にあたる感触に引き寄せれば、それはオーバーフレームの眼鏡。
深く深く息を吐いて、扉が開く気配に身体を起こす]

………ネリー。
(1)2006/09/05 01:35:35
見習いメイド ネリー
[埃を被った他の場所とは異なり、其処はとても綺麗で。
椅子も、机も、天蓋付きの寝台も。まるで物語の舞台のように設えられて。
けれど其処には望んだ姿は無くて、居たのは――]

…グレン。

[その名を小さく呼ぶ少女の表情は、彼には見えなかったろうか。
微笑んでいたのか、泣いていたのか。
ゆると首を振れば、一歩、踏み出す。月の光に浮かぶのは、只、無表情]
(2)2006/09/05 01:37:19
見習いメイド ネリーは、目を細めて室内に視線を巡らせ。それから、もう一度グレンを。
2006/09/05 01:39:39
農夫 グレン
[眼鏡を手にふらりと立ち上がれば、その瞳にはまだうっすらと蒼が残ったままで。
なんとなく、彼女が探しに来ていた人物に察しがつく]

………。
ナサニエルは、今さっき、俺が殺した。

[窓枠に持たれ、そう呟けば
色濃くなった甘い闇に茨の熱が攫われる。
それは主の帰還を予感させて――]
(3)2006/09/05 01:42:37
見習いメイド ネリー
うん。
…だと、思った。

[躊躇いもなく。こくり、小さく頷いた]

…でも、それはきっと。
ナサニエルが望んだ事なんでしょう?

[辺りに漂う空気も気に留める様子もなく、そう問うて]
(4)2006/09/05 01:45:31
学生 メイ
…そうかなぁ。

[Cafe Barから歌声が聴こえた気がして、ピクリと反応する。
しかしハーヴェイの言葉に顔を向け直し]

幸せかぁ。
なんだろうね…。

そんなに人それぞれだとは、思わないんだけどな…。
2006/09/05 01:45:40
流れ者 ギルバート
[ひらりひらり灯るあやかしの明かりに
 深い金色の瞳が煌く]
(*0)2006/09/05 01:45:53
流れ者 ギルバート
……飼い主様も居なくなっちゃったしね?

[薄い唇に指を添え紡ぐ]

さぁ…はじめようか…

[ゆるりと首を捻りエントランスの先
 階段を見上げ其の奥にある部屋へと想いを馳せ]
(*1)2006/09/05 01:50:03
農夫 グレン
……ああ。

[扉の向こうを警戒したまま、ゆっくりとネリーに頷く]

………本当に、手が掛かる。ばかだ。
(5)2006/09/05 01:50:53
流れ者 ギルバートは、足音を響かせてゆっくりと其の部屋へ向かい。
2006/09/05 01:50:56
農夫 グレンが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
[紡ぐ言霊に纏う空気は一層に甘さを増し

 飼い主の元で抑制していた筈の本能
 頭を擡げる衝動に深い金色の瞳を眇め

 くすくすと嗤う]

残るは鬼狩りが3匹か……
(*2)2006/09/05 01:53:44
見習いメイド ネリー
そっ、か。
[言葉を返すと同時に、無表情はくしゃりと崩れて。
手にしたプレートとナイフはそのままだったから、それは傍目には、異様かもしれなかったけれど]

うん。
グレン。ごめんね。
私が御礼を言うのも、変だと思うけど。

…ありがとう。

ナサニエルが願うならって、そう思ってた。
でも、きっと、やっぱり。私には、出来なかった。

[あぁ、と小さく呟きを洩らし、問う]

…ねえ。ナサニエル、笑ってたかな?

[響く足音を耳にしながらも、問う事は止めずに]
(6)2006/09/05 01:55:21
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 01:57:45
見習いメイド ネリー
<中>

シャーロットとナサニエルがいなくなって、
ギルバートもグレンも殺す事が出来なくて、
レベッカすらも立ち向かおうとしている。

…どうしろと言うのでしょう。
2006/09/05 02:00:55
流れ者 ギルバート
「生きて」

人を狩って。
人を喰って。
人を殺めて。

其れでも生きてるじゃない。
2006/09/05 02:02:16
農夫 グレン
[ネリーの問いにへにょりと口元を下げて、
自分はどんな顔をしてるだろうか]

ああ。笑っていたよ。
ぼろぼろ泣きながら、笑ってた。

――綺麗な、笑顔だったよ。

[響く靴音は冷ややかに、扉の向こうからもうすぐ彼がやってくる]

ネリー、こっちにおいで。
もうすぐ鬼が来るよ。
(7)2006/09/05 02:04:54
冒険家 ナサニエル
[ゆっくりと、つま先から。
ほんの少しだけ時間をかけてその姿は現われる。
瞳は銀に染まり、けれど表情は穏やかなまま。

そこにはグレンがいて、ネリーがいて。

今尚、うっすらとギルバートの存在を感じ、声を聞けるのは類稀な程の鬼としての潜在能力の高さゆえか]

…あれ。

[視界が悪いのは何でだろうと首を傾げて、自分が眼鏡をかけていないことに気がつく。
なくしたのだろうかと首を捻ったまま、その足はカフェバーのほうへゆらりゆらり、と]
2006/09/05 02:06:02
書生 ハーヴェイ
そうですか?
…そう、ですね。

[メイの言葉に一度首を傾げたけれど、
また、静かに頷いて

ふと何か聞えたような気がしてCafeBarを振り返れば、
中にギルバートの姿がなく

小さく息を飲んだけれど、行く先などは解らなくて
ただただ眉を寄せ、そこを見つめ

――ふと、足音が聞えた気がした―――
音など、なかったのかもしれないけれど]
2006/09/05 02:09:35
見習いメイド ネリー
[そっか、と。もう一度、声を返し、微かに笑顔を浮かべ。
グレンの方へと招かれるも、その言葉を聞けば]

…ああ。
鬼。鬼が、来るんだ。
シャーロットを、食べちゃったんだね。
…いなくなっちゃったんだね。
シャーロットも、ナサニエルも、それから、それから…

[眉を寄せて、言葉を紡ぐ。哀しそうに]

グレンは、ギルバートをころす?
ギルバートは、グレンをころす?
(8)2006/09/05 02:12:06
流れ者 ギルバート
……ナサニエルは手に入れたかな?
俺の望んだモノは何だっけ……

[くすくすと嗤う甘い声
 廊下に響く足音と混ざり合う]
(*3)2006/09/05 02:16:01
流れ者 ギルバート
もっと欲張れば良かった……

[お姫様みたいに、と愉しそうに呟いて]
(*4)2006/09/05 02:21:50
学生 メイ
[ハーヴェイの静かな頷きに、少し物思う。

茶色い瞳の視線を追って、店内に誰もいない事に気付く。
さっき3人も懐かしい人が見えたのは、さっきだけの事なのだろうか。

再び道に、視線を戻した]
2006/09/05 02:23:18
農夫 グレン
……そうか。シャーロットもか。

[招いても動かないネリーと扉の向こうから響く靴音に眉根を寄せて。
ベルトのナイフを確かめるように手を掛ける。
目の前の少女は哀しそうな目をしていたけれども――]

ああ、俺はギルバートを殺す。
(9)2006/09/05 02:26:56
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/05 02:29:12
冒険家 ナサニエル
[そう、と足を止める。
姿は店のそばに。
ぼんやりと首を傾げながら、店を覗いてみようかどうしようか、少し迷った]
2006/09/05 02:31:26
見習いメイド ネリー
…どうしよう。

[ふらりと歩み寄って、力を失ったかのように、床に座り込む。
手に握った儘だったプレートとナイフとは、かしゃんと落ちて]

私には、どっちもころせない。
シャーロットの大切な人だから。
ナサニエルの大切な人だから。

[――"殺せない"と口唇を動かし、声無き声で、呟いた]
(10)2006/09/05 02:33:11
見習いメイド ネリー
結局、

私には、





何も出来ない?
2006/09/05 02:33:18
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 02:34:12
流れ者 ギルバート
[獲物の気配を感じてか扉の見える辺りに立ち止まり
 浮かぶ笑みは三日月
 深い金色の瞳を僅かに眇め
 くつくつと肩を揺らす

 薄い唇に指を寄せ紡ぐ言霊にひとりでに開く扉
 続く言の葉はグレンとネリーの身体を浮かび上がらせ
 部屋より外へと運びふわりと廊下に下ろせば
 其の部屋に鍵のかかる小さな音が響く]

……先に言っておくね。

[ありがとう、と囁く声は甘く、甘く、絡みつき
 主の声に応え灯った明かりは揺らめく]
(11)2006/09/05 02:40:26
流れ者 ギルバート
お陰でお姫様は救われたよ……
(*5)2006/09/05 02:42:24
見習いメイド ネリー
<中>

Σああぁ、ナイフ落としちゃったー!(それかよ)
2006/09/05 02:42:44
冒険家 ナサニエル
[微かに伝わる声。
思いがけない言葉に、思わず言葉が詰まって涙がこぼれる。
悔しくて仕方がなかったけれど。

けれど、ほんの少しだけ、嬉しかった]
2006/09/05 02:50:46
見習いメイド ネリー
[突然開かれた扉に、一度は取り落としたそれを握ったのは、幸か不幸か。
咄嗟だったが故に、その刃が手を傷付けはしたが。
滲む血と、微かな痛み。けれど眉を顰めたのは、その為ではなく]
(12)2006/09/05 02:51:31
農夫 グレン
[ふわりと持ち上げられた体は軽く。
意思に反して廊下まで運び出されれば、そっと下ろされた]

だいぶ分が悪いようで。

[閉ざされた扉、かかる鍵の音にカメラを手放していた事に短く舌打つも、甘く囁く声にはにんまりと口元を上げて笑みを返す]

…こちらこそ。

[低く構えナイフに手を掛けたまま、対峙するは金の瞳]
(13)2006/09/05 02:53:15
流れ者 ギルバート
……怒るかな?
でも…寂しがり屋だしね…

……結界内に気配も感じるしグレンも送ってあげる。

[彼の不在となった結界は既に固有結界と変わらず
 其の内に漂う魂の気配も僅かに感じられて]
(*6)2006/09/05 02:53:29
書生 ハーヴェイ
…ナサニエル、さん?

[近づいてきた影
CafeBarの前で佇んだまま、静かに彼を見つめて

その頬を伝う涙を見る
何だろう、とても、切なくなった]
2006/09/05 02:57:59
流れ者 ギルバート
[ネリーの手から流れる朱に金色の瞳を眇め
 薄い唇に指を寄せ囁く言霊は癒しの其れか
 廊下を照らす明かりの一つが指先に寄れば
 ふわりと傷口に溶けて傷を癒す]

ごめんね…乱暴に扱ったつもりはなかったんだけど…

[グレンの言葉にくつくつと肩を揺らし]

此処は完全に俺のテリトリーだからね……
尤も…他でもさして変わらないけど…

[グレンを見つめ首を傾げて]

……大人しく狩られる気はなさそうかな?

[問う声は底無しの甘さで闇へと誘い]
(14)2006/09/05 02:58:54
流れ者 ギルバート
[くすくすと嗤う]

[嗤う]
(*7)2006/09/05 03:02:36
村長の娘 シャーロット
[CafeBarのソファの上。目をぱちぱちと瞬かせ、あたりを見る。]

死んでない……?

[けれど、立ち上がればふわりと浮いたようになり]

…………やっぱり、死んだのかな。
死んでもパパのところへ行けないなんて、皮肉ね。
これも鬼のせい?

[暫く立ち尽くして、目を伏せる。]

私まだ、ギルバートさんの同じ世界にいるんだね。
喜ぶべき?悲しむべき?

[答えは見つかりそうにないけど、*薄く微笑む自分がいた*]
2006/09/05 03:03:22
見習いメイド ネリー
[癒しを受ければ、半ば無意識に口唇は"ありがとう"と動いて。
けれど座り込んだ儘にじっと男を見上げる瞳に宿るものは、何も無く。
喜びも怒りも哀しみも憎しみも無く、只、空虚]

…あぁ。
ギルバートの顔、見たくないって、言ったのに。

[零れた言葉は、そんな事]
(15)2006/09/05 03:04:55
冒険家 ナサニエル
…ばか……だから…何で、そんなに……っ…。

[微かに声をこぼして。
けれど自分の名前を呼ばれたことに気がついて銀の瞳は声の主を探した]

…ハーヴェイ…?
2006/09/05 03:11:15
農夫 グレン
[ギルバートの指先が操る明かり。
一連の動作を見届ければ口笛を鳴らして]

やるのは俺と、お前か。そりゃ助かるね。

[巻き添えは不本意だと付け足して。
ギルバートから視線は外さず、ネリーに彼の眼鏡を託して。
すぐに離れれば首を傾げる彼へと肩を竦めた]

当然っ

[廊下を蹴ると同時に引き抜かれたナイフはまっすぐ彼へと飛んで]
(16)2006/09/05 03:13:01
書生 ハーヴェイ
…馬鹿、って。
……ギルバートさんの、事ですか?

[零れた声が耳に届けば思わず尋ね
名前を呼ばれればそちらをじっと見つめつつ

相手がこちらの姿を見つければ、
何となく、小さく苦笑を浮かべた]
2006/09/05 03:14:16
冒険家 ナサニエル
…他に、いないよ。

[涙を拭って、微かに赤い目元のまま苦笑する]
2006/09/05 03:17:44
流れ者 ギルバート
……次ぎ会う時はネリーを食べに行く時だって言ったじゃない。
其れに…シャーロットから伝言を預かって来たの…

[浮かぶ笑みは妖婦の其れか]

――ギルバートさんを殺さないでくれてありがとうって。

[グレンの様子を見守り其の言葉に薄く笑み
 煙草に火をつけゆっくりと紫煙を吐き]

……何を言ってるの?
残る全員を狩るに決まってるじゃない……

[紡ぐ言霊に弾いた煙草は煉獄より呼び寄せた蝶に成り
 向かうナイフを溶かして落ちた煙草と共に床を焦がす]
(17)2006/09/05 03:19:28
書生 ハーヴェイ
ギルバートさんに、…何か、

[あったんだろうか
あったんだろうと思う

赤い目元に眉を寄せ聞くことを躊躇うように]
2006/09/05 03:20:13
流れ者 ギルバート
傷つけたくは無いんだけどね……

[どうするかな、と呟く声は愉しげで]
(*8)2006/09/05 03:22:23
見習いメイド ネリー
[小さな金属のプレートはポケットに、ナイフは握った儘。
ゆっくりと瞬き、託された眼鏡を見詰めて]

――うん、そうだったね。

[ギルバートに言われ、ふわりと返す笑みは、何処までもあどけなく]

伝言、ありがとう。
でも、…私、シャーロットに叱られるかもしれないよ。
(18)2006/09/05 03:25:28
見習いメイド ネリー
…ナサニエル、迷惑だろうけど、言わせてね。
こういう気持ち、初めてだったから、言わせてね。

本当はね、忘れようと思ったの。
忘れてしまえば、心は何も感じずに済むから。
でも、忘れられなかった。

ほんの、数日だけれど。
色んな事があって。たくさんの事を知って。
それを、忘れたくなかった。

何よりも、
ナサニエルに貰ったこの靴も、
あの綺麗な淡い黄色の飲み物も、
少し儚そうな笑顔も、
深い濃紺の瞳も。

全部、何もかも、忘れたくなかった。
2006/09/05 03:26:48
見習いメイド ネリー
ナサニエルにとっては、大した事じゃなかったと思う。
でも私にとっては、とてもとても、大きな事だったの。

誰かの事を、こんなに強く想ったのは、初めてだったから。
うん、だからね…、なんだろう。
たくさんたくさん、色んな事を考えた。色んな事を想った。
でもね、結局、伝えたい事はとってもシンプルだった。

私は、ナサニエルの事が、好きだったんだと思う。

――ただ、それだけだったの。
2006/09/05 03:28:03
冒険家 ナサニエル
…ちょっと、ちがう、かな。
あの馬鹿が、やらかそうとしている。

…気になるなら、行く?

[微かな間のあと、彼に向かって小さく手を差し出す]
2006/09/05 03:29:53
流れ者 ギルバート
ネリーもシャーロットの元へ……
2006/09/05 03:31:01
農夫 グレン
はっ、そうかい。
そりゃぁ俺を殺してから言うんだな。

[廊下を蹴った勢いのままに駆け出せば、
溶かされたナイフを横目にギルバートの脇を転がり抜ける。
残るナイフは2本。
後ろ手にベルトから引き抜けば、低い姿勢のまま下から切り上げようと踏み込んで――]
(19)2006/09/05 03:33:01
書生 ハーヴェイ
やらかそうと?

[眉を、顰める
けれどその言葉には迷う事無く]

……連れて行って、くれるんでしたら。

[手を取ろうとして、一度振り返りメイを見て
彼女はどうするんだろう、と思いながら一度眉を寄せ

けれどまたナサニエルへと視線を戻すと、その手を取った]
2006/09/05 03:33:20
冒険家 ナサニエル
…ああ。
俺は、躾の方向性を、間違えたらしくてね。

[微かに肩を竦めて男は銀の瞳を細めて笑う。
けれども、少女へと注がれる視線に気がついて]

…彼女は、どうするの。連れてくの?
2006/09/05 03:39:52
流れ者 ギルバート
[ゆらりゆらり灯る明かりは揺れ
 屋敷を満たしていく甘い闇の気配]

……良いんじゃない?
其れがネリーの選ぶ道なら……

[ネリーを見つめ浮かぶ笑みは三日月に
 新たに煙草を咥え火をつければグレンの動向に静かに紫煙を吐き
 薄い唇に指を寄せ言葉では無い言霊を紡ぐ

――ひと睨み

 振り上げられたナイフが服を掠めるより早く
 グレンの肉体は不可視の速度で廊下を抜けて
 吹き抜けのエントランスは正面扉の上に磔に]

じゃあ…そうしようかな…

[紡ぐ言霊に正面扉近くの明かりがグレンに群がり
 ふわり、ふわり、と衣服を溶かして]
(20)2006/09/05 03:40:15
書生 ハーヴェイ
しつけですか。

[その言葉に軽く苦笑を返して
またメイの方を少し見つめると、

小さく首を振った]

…見て面白い事も、やってないでしょうー…?
2006/09/05 03:43:17
流れ者 ギルバート
[やれやれ、と小さく呟く]

面倒臭いのは好きじゃないんだけどね……
……大人しく狩られてくれる気は無さそうか。
(*9)2006/09/05 03:48:44
見習いメイド ネリー
[揺れる灯りも、闇の気配も、何処か遠くに。
それはまるで、夢の中のような光景なのだけれど。
今 起こっている事は、紛れも無く現実で]

やだっ、止めて!

[立ち上がり、叫び。
自分も力を有するとは言えど、それは真っ向からの戦いに向いたものではなく]
(21)2006/09/05 03:49:39
冒険家 ナサニエル
そう。飼い主らしいから、俺。

[小さく息をはく。
青年の言葉に、微かに苦笑が零れる]

…まぁね。
じゃあ、いこうか。

[言葉ではなく、音に近い言葉を紡ぎながら重ねられた青年の指先を持ち上げ、微かに口付ける。

陽炎が解けてしまうかのように二人の姿は揺らぎ、そしていつの間にかその姿は洋館のような建物の中へ。

エントランスに響く甘い声に、微かに目を細め]

…やっぱり。

[小さく呟いた]
2006/09/05 03:52:39
農夫 グレン
っ…――――ぁ。

[ほんの一瞬視界が揺れる。
遅れて来た衝撃に体がミシリと軋んだ。
気付ばさして痛みも無いままエントランスを見下ろしていて。
手の中のナイフもすでに無く、どれだけ腕に力をこめても見えない力で押さえ込まれ吊るされた身体はぴくりともしない。

ゆらゆらと群がる明かりは衣服を溶かし、
ふわりと落ちる赤い切れ端。
禍禍しくも半身を覆いつくさんとする茨が露になる]

悪趣味め。

[口を端を上げて*笑った*]
(22)2006/09/05 03:54:34
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/05 03:56:53
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルの苦笑に、苦笑を返して
ええ、と呟く

その仕草をただ見つめながら
一瞬の違和感に思わず目を伏せ眉を寄せる



目を開けば、そこには]
2006/09/05 03:59:06
流れ者 ギルバート
[叫び声にゆらりと振り返る]

……やめないよ。
グレンがやめても…ネリーが其の刃を向けなくても…
俺は二人とも食べるから……

……大人しく喰われてくれると助かるんだけどね?

[首を傾げて囁く声は甘く、甘く
 グレンの呟きに向き直り
 赤いシャツが溶け落ちていく中で
 其の半身を覆う茨に金色の瞳を眇め]

グレンは中々に趣味が良いみたいだね?
(23)2006/09/05 03:59:59
流れ者 ギルバート
【NGシーン】
[叫び声にゆらりと振り返る]

……やめないよ。
グレンがやめても…ネリーが其の刃を向けなくても…
俺は二人とも食べるから……

……大人しく喰われてくれると助かるんだけどね?

[首を傾げて囁く声は甘く、甘く
 グレンの呟きに向き直り
 赤い【下着】が溶け落ちていく中で
 其の半身を覆う茨に金色の瞳を眇め]

グレンは中々に趣味が良いみたいだね?
2006/09/05 04:00:53
流れ者 ギルバート
鬼狩りのしるし……
……ステラの背中にも痣があったっけ。
2006/09/05 04:04:03
冒険家 ナサニエル
…ほんと、悪趣味。

[ぽつりと呟く]

……銀が、金に勝てるわけなかったのに。
馬鹿だね。

[微かに言葉は自嘲の色身を帯びて]
2006/09/05 04:06:24
流れ者 ギルバート
……其の茨でどうやって飼い主様を送ってくれたんだろうね?
(*10)2006/09/05 04:07:56
見習いメイド ネリー
…解ってる。解ってるよ。
そんな事、解ってる。
でも、感情は止められない。だから、仕方ないの。

[頑是無く首を振りつつも、その声音は確りと]

刃は、向けないよ。
私の力は、そういうものじゃないもの。

[否定すれば金色の瞳の先を追ってグレンを見遣り。
けれども、問いかけるのは別の事で]

…ねえ。
全部食べて、誰もいなくなったら、どうするの。
元の世界に戻るの。
(24)2006/09/05 04:08:13
書生 ハーヴェイ
[まず、気配に
意識を奪われそうな甘い闇に目を眇め

――磔にされたグレン
――ネリーの声が響いて

そして―――]

――…っ、ギルバートさん―――…

[二人とも、食べる

その言葉に眉を寄せる
表情を、歪める

思わず指先で宙に四角を描く
けれど何も、起こらない]
2006/09/05 04:11:38
流れ者 ギルバート
そう?
じゃあ仕方ないね……

[グレンを眺めのんびりと紫煙を吐き]

……ふぅん?
…じゃあ…どんな力なんだろね?

[背後よりの問いかけに向き直る事も無く]

そうだね…帰るよ…

[狩る為に、と答える声は静かで]
(25)2006/09/05 04:14:10
書生 ハーヴェイ
[ゆるりと手を下ろすと、ただギルバートを見つめ
ネリーを見つめ

何も出来ないことを思い知る
ぎゅうと手を握り締めた

ギルバートの言葉を聞けば、ただただ思いがあふれそうになる]
2006/09/05 04:21:22
見習いメイド ネリー
さあ。教えない。
[問い掛けに答える声は、それだけで]

そうやって、全てを狩り終わったら、どうするの。
終わりはないの?

[その背に向けて、再び問いを]

なんで私、こんな暢気なんだろう。
食べられちゃうかもしれないのに。
ああ。そっか。鬼と、話してみたかったからだ。

[今までも話していたのにねと、*自嘲気味に笑んだ*]
(26)2006/09/05 04:23:29
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 04:24:08
見習いメイド ネリー
<中>

迷走中です。ぐるぐる。
さっくり食べられちゃった方が、よろしいでしょうか。
2006/09/05 04:24:54
冒険家 ナサニエル
…マスターは視覚。
……グレンは…視覚…に近いもの。
ステラは、わからなかった。

…それなら、ネリーは…?

[小さく呟き、わからぬまま首を*傾げて*]
2006/09/05 04:26:55
流れ者 ギルバート
そう…つまらないの…

[背を向けたまま紫煙を纏いそっけなく答え]

……終わりはないよ。
狩り取った分は生きないとね……

[ゆるりと肩越しに振り返り]

……そうだね。
…じゃあ…先ずは暢気なネリーを食べようかな?

[三日月の笑みを浮かべ唇に指を寄せ*言霊を紡いだ*]
(27)2006/09/05 04:29:58
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 04:31:19
流れ者 ギルバート
……同族と生きる気ももうないし。
人間も鬼も碌な飼い主が居ないからね……

[声音はぼやく様でいて愉しそうで]
(*11)2006/09/05 04:36:30
書生 ハーヴェイ
[誰も護れず
約束も守れず
止める事もできなくて
助ける事もできなくて

声すらも届かない
ただ見守るだけ

…眉を寄せた

ギルバートの声を、
言葉を、
聞くたびに―――

瞳がゆらりと*揺れそうになる*]
2006/09/05 04:37:14
流れ者 ギルバート
……狩っても狩っても人は減らないから不思議。
喰い尽くして何も無くなったら鬼でも狩ろうか?

[くすくすと嗤い]

……酒と煙草以外にも暇潰し探さないとかな。
(*12)2006/09/05 04:39:51
流れ者 ギルバート
[彼の気配と]

……ハーヴェイ?

[呟きは唇にすら乗らず]

近くに居るんだ……

[薄く、笑む]
2006/09/05 05:08:19
学生 メイ
置いてかれちゃった…。

[行くかと聞かれても一言も発せないまま、暫くしてぽつりと発せられたのはそんな言葉。
陽炎のように空間に溶けていった2人の姿が頭をよぎる]

ナサニエルさん…。

[胸が痛くなる]

…ハーヴェイ、さん……。

[彼らは、どこへ?
見ていて面白くないもの…ハーヴェイさんは、平気なの?]

ばかだなわたし。
なんで着いていかないの。
帰ってきてからまた、悲しく微笑まれたら…わたしどうすればいいの…。それじゃ遅いじゃない…。

[今は、声も表情も、少女の全てが悲しみを湛えて]
2006/09/05 05:44:54
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 11:31:22
見習いメイド ネリー
――ギルバートは、どうしたいんだろう。
狩りたいの?

――私は、どうしたいんだろう。
狩られたいの?
2006/09/05 11:41:32
見習いメイド ネリー
そうだね。
私は、狩られたいのかもしれない。
私の一番の願いは、もう叶えられたもの。

もう、何もないもの。
もう、戻ってもしたいこともないもの。
もう、忘れる事で逃げる事は出来ないもの。

…でもそれは、狩り取った命を追う責任を放棄している事なのね。
2006/09/05 11:49:56
見習いメイド ネリー
ギルバートだって、大切な事は、はぐらかすじゃない。
はぐらかさなかったら、教えてあげてもいいよ。
[若干拗ねた風に言う様子は酷く子供っぽく]

…そう、生きるのね。
責任を持って、生きないとだものね。

[三日月の微笑を見上げる黒い瞳は、ゆらいで]

食べる…

[ぽつと呟き、ナイフを向けた先は自らの手の甲で。一筋、赤い筋を作り。
続く言葉は、自問のような、それでいて相手に問うてるような響き]

ああ。そうか。
自分からは望めないから、…待ってたのかな。待ってるのかな。
どうしたいのか、わからないのかな。

[言霊が紡がれるか否かの時に、血の雫が*伝い落ちた*]
(28)2006/09/05 12:01:11
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 12:52:21
流れ者 ギルバート
[伝い落ちる朱に金色の瞳を眇め
 零れる溜息は其れでも甘く]

……そうかもね。

[どの言葉に対してなのか
 ただ一言そう囁くように答え
 ゆっくりとネリーに向き直り首を傾げ]

…其れ…治して良い?

[小さく紡ぐ言霊に廊下の明かりいくらかが
 主の周囲を漂いネリーの言葉を待ち]
(29)2006/09/05 13:07:25
雑貨屋 レベッカ
[浅い眠りから目覚める・・・。]

・・・会いに行きましょう。

[シャワーを浴びて身支度を整える。
動きやすいパンツスタイル、髪は高くひとまとめに。
ベルトには細身の短刀を。
少し考えると小さな小袋をポケットに忍ばせて。

愛弓を手に屋敷への道をたどる。]
(30)2006/09/05 13:14:22
雑貨屋 レベッカは、直接裏手へとまわれば裏門へ手をかけて
2006/09/05 13:18:25
雑貨屋 レベッカが「時間を進める」を選択しました
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 13:22:56
見習いメイド ネリー
…やっぱり、変なの。
食べるのに、治すのね。

[ナイフを手放し雫を指先で掬い取れば、ポケットから取り出したプレートに移し。
同じように首を傾げて尋ね返して]

血の味が嫌いだから?
それとも、別の理由?
(31)2006/09/05 13:24:07
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 13:24:10
流れ者 ギルバート
[新たな気配に艶やかな笑み]

……レベッカ。

[甘く其の名を紡ぐ]
(*13)2006/09/05 13:25:35
流れ者 ギルバート
……痛いのが好きじゃないから。
ネリーは質問ばかりだね……

[ネリーの行動をぼんやりと見守り
 うんざりした様子で呟いて
 回答の無い治癒を施すでも無く

 紫煙を吐き小さく言霊を紡ぐ
 来訪者を迎え入れるように裏手の扉は静かに開き]

また獲物が来た……

[愉しそうに囁いて]
(32)2006/09/05 13:30:54
雑貨屋 レベッカ
[招かれるように開く扉のうちへと歩む。
エントランスの前に来れば複数の人の気配。
扉を開け放つ―――]

あがきに、きたわ。

[グレンとネリーの姿を認めるも、その視線はただ狩ろうと決めた鬼の姿を移す]
(33)2006/09/05 13:34:16
見習いメイド ネリー
痛いのは私だよ、貴方じゃない。
その質問に付き合うギルバートは律儀だね。

[そう言葉を返せば、入って来た人影へと視線を送り。
それ以上は何を言うでもなく]
(34)2006/09/05 13:44:21
見習いメイド ネリー
<中>

ぐだぐだぐだ。
方向性が定まらずに、中途半端な儘ここまで来ちゃってごめんなさい。
うざったい子になってしまいました…。
2006/09/05 13:45:52
流れ者 ギルバート
……ふぅん?

[そう、と気の無い様子で応え
 暫し思案してレベッカへと向き直り]

邪魔しないならレベッカは日常に連れて帰っても良いよ?

[真意の見えぬ甘い闇が誘い
 愉しそうに三日月の笑みが深まる]

……他人が痛いのも好きじゃないの。

[其れ以上はネリーに答える訳でもなく
 また一つ言霊を紡いで]
(35)2006/09/05 13:48:55
雑貨屋 レベッカ
[ギルバートの言葉に息を呑む。
ぐらりとどこかが揺れた気がした。]

・・・・へんなの。
再三ほしいものは掴み取れっていっといて、簡単にそれを差し出すの?
(36)2006/09/05 13:53:23
流れ者 ギルバート
此処に来る為に行動は起こしたし決意もしたんでしょう?
其れに……

[煙草を持ち直しゆっくりと紫煙を吐く]

……何処まで「自分だけ」を大事にできるのかも興味があるし?

[琥珀の双眸を覗き金色の瞳を眇め]
(37)2006/09/05 13:58:27
雑貨屋 レベッカ
[自分だけと継げる言葉に自嘲気味な笑みがこぼれる。]

うん、そうね。
私は私が大事だわ。

その誘い、もう少し前に聞いてたら従って、それできっと後で泣き喚いてた。
(38)2006/09/05 14:08:35
学生 メイ
[足は動き出す。
あの場所へ。
泣きそうな表情をしていたけど、涙の気配は無かった]

わたしは、無力だな。

[美術室へとたどり着く。
扉をすり抜け、あの絵を手にして見つめ。
もう、絵は完成している]
2006/09/05 14:16:26
流れ者 ギルバート
そう……
……面倒臭いな。

[長く紡ぐ言霊に呼応して屋敷の甘い闇は深まり
 何処かで微かに扉の閉まる音がしただろうか]

じゃあ…やっぱり全員狩るよ…
一人も逃がさない。

[ゆらりと一歩を踏み出せば
 まるで水面のように甘い闇が波紋を広げた]
(39)2006/09/05 14:17:41
雑貨屋 レベッカ
義務感だけが貴方を生かす?

[その表情は泣き笑いのように。
闇を払うように弦をひいて。
番える矢はなく、狙いは踏み出すその足に。]
(40)2006/09/05 14:23:25
流れ者 ギルバート
……欲しいモノなんてもうずっと前から無いからね。

[答える声は甘くも静かで
 レベッカの表情に金色の瞳を眇め
 引き絞られる弓を気にも留めずレベッカへと歩を進め
 響く足音に混じり吐き出す紫煙と共に小さく紡ぐ言霊に
 主の周囲をふわふわと漂っていた柔らかな明かりは
 レベッカへと向かい其の影へと降り立とうと――]
(41)2006/09/05 14:33:11
流れ者 ギルバート
……殺して。

俺を…殺して…

「生きて」

……此処に居るの?
一人は…俺も好きじゃないよ…
2006/09/05 14:38:30
雑貨屋 レベッカ
・・・貴方が生きようとしてたなら、もしくは私の知らない誰かを狩るのなら・・・生きてほしいと思うのはなぜかしらね?

[この期に及んでそんなことを思うなんてと囁きは宙にとけて。
離される弦は目的を変えて、漂う明かりを蹴散らす意思をもって鳴らされる。]
(42)2006/09/05 14:42:18
流れ者 ギルバート
でも…もう要らない…
鬼も空は飛べないし……

……人には、なれないもの。
(*14)2006/09/05 14:42:31
流れ者 ギルバート
……さぁ?
俺はレベッカじゃないし判らないよ……

[レベッカの周辺でふわりと溶ける明かりを眺め
 変わらぬゆったりとした歩調でレベッカに向かい]

誰も彼も随分と我が侭で厭になる。

望むと望まざると関係無く俺は生きるよ。
そして俺は、鬼…だから人を狩る…

[短くなった煙草を脇の灰皿の砂に押し込み
 変わりに掴んだ砂を口元に寄せ紡ぐ
 放たれた砂はさざ波のように地を滑りレベッカへと走り]
(43)2006/09/05 14:51:08
雑貨屋 レベッカ
うん、みんなわがままだわ。

[こたえる声はただ静かに笑んで。]

辛気臭いのも、めんどくさいのももうたくさんだわ。
ここから生きてでるために、貴方の命私にちょうだい?

[砂を避けるように横に走る。
それでもすべてはよけ切れなかったけれど、整わない体勢から弦を放つ。
手元を狙ったそれは狙いがぶれて頬をかすめるようと]
(2006/09/05 15:03:09、雑貨屋 レベッカにより削除)
雑貨屋 レベッカ
うん、みんなわがままだわ。

[こたえる声はただ静かに笑んで。]

辛気臭いのも、めんどくさいのももうたくさんだわ。
ここから生きてでるために、貴方の命私にちょうだい?

[砂を避けるように横に走る。
それでもすべてはよけ切れなかったけれど、整わない体勢から弦を放つ。
手元を狙ったそれは狙いがぶれて頬をかすめようと]
(44)2006/09/05 15:03:28
流れ者 ギルバート
……此処から出る為の選択肢はあげたでしょう?

[頬を掠める一陣の風に一瞬だけ足を止め
 少し癖のある髪が揺れ頬に朱が引かれれば
 柔らかな光がふわりと傷口に溶けて其れを癒す]

拒否したのはレベッカだもの。
悪いけど俺は死ぬ気はないよ……

[再び主が動き出せば
 レベッカに纏わり着いた砂は肌を傷つける事も無く
 ただ其の肢体を這い上がり弓を持つ腕へと向かい]
(45)2006/09/05 15:10:48
流れ者 ギルバート
「生きて」

……生きるよ。
2006/09/05 15:12:19
見習いメイド ネリーは、微かに朱を落としながらも、ゆると二人を迂回するように歩みを。
2006/09/05 15:16:56
流れ者 ギルバート
[紡がれる言霊にレベッカに避けられた砂は矛先を変え
 ネリーの零す朱を歪ませ紅く染まり
 周囲をきらきらと紅く染めてふわりと溶ける]

……言ったでしょう?
痛いのは好きじゃないの……

血で穢さないで貰える?
(46)2006/09/05 15:23:03
雑貨屋 レベッカ
うん、私だけが、ね。
一度くらいいいかと思ったんだもの。
誰かのための選択っていうのも。

[らしくないなんてわかってるけど決めたのだと、どこかその選択をおそれるように、けれど迷いなく。

癒える傷には目を細め、這い上がる砂にはただ振り落とそうと手を振るう。
その爪にはかすかにほの白い月光を宿して。

ギルバートに近寄ろうと駆ける。]
(47)2006/09/05 15:27:47
流れ者 ギルバート
嗚呼……

[零れる溜息は甘く]

ほんと…甘いよね…

[くすくすと嗤う声は自嘲か]
(*15)2006/09/05 15:29:10
見習いメイド ネリー
生憎、私も我儘だから。

[浮かべる笑みは幼げに]

…穢したのは謝ろうかな、でも。

[朱に染まり消え行くそれを見送って。
黒の瞳を細めれば、音の無い旋律を紡ぐように小さく口唇を動かし始め]
(48)2006/09/05 15:30:31
書生 ハーヴェイ
[ただ目の前の光景を見つめながら
ぎゅうと胸を締め付けるのは彼への思い

どうしてこんなに――――未だに思う]
2006/09/05 15:31:16
書生 ハーヴェイ
[ふと思い過るは全て

出会った時の事や、飲み比べ
苦笑を浮かべる思いで通り過ぎる

馬鹿な事をしたと思った
寂しさを紛らわすためだったのに、
何だか逆に、余計に寂しくなってしまって

だから鶴を渡した
力を、祈りを籠めた白い鶴

居なくなって欲しくなかった
また、傍に居て欲しかった
だから

ああ、彼の事が好きなんだと自覚したのは最後の瞬間
食べられても良いと、置いていかれたくないと思った、瞬間

自分は馬鹿だ――――そう、心から思う]
2006/09/05 15:31:42
書生 ハーヴェイ
[鬼狩りが、彼を狩る]

[彼を狩ろうと、する]

[自分が其処に居たら]

[どちらの味方をしたんだろう]
2006/09/05 15:32:02
雑貨屋 レベッカ
[手に持った弓でギルバートに殴りかかろうと]

ねぇ、寂しくないの?

[いつか飲み込んだ問いを*口に乗せる*]
(49)2006/09/05 15:39:05
流れ者 ギルバート
[払われれば砂はあっさりと空気に溶けて]

……其れこそが自分の為なだけじゃない?

[煙草を咥え薄く笑んで言霊を紡ぎ
 駆けて来るレベッカを見据え
 深い深い金色の瞳は其の心を闇へと誘う

 煙草に火をつけ紫煙を吐きながら
 ふわり
 軽やかに跳び中空からネリーに煙草を弾く
 煉獄の蝶はひらりひらりと舞い遊ぶ様にネリーへと向かい]
(50)2006/09/05 15:40:56
流れ者 ギルバートは、跳躍の瞬間にレベッカに薄く笑み「……さぁ?どうだろうね?」
2006/09/05 15:41:57
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 15:42:00
書生 ハーヴェイ
[鬼狩りと鬼との、戦い
今更ながらにその悲しさに胸が痛い

でもこれは自分もしてきた事]

…やめて、ください…。

[生きていたなら そこに居たなら

絶対に言えない言葉を小さく呟く
でもこれ以上彼が傷付く姿を見たくない

ここに来たいと望んだのは、自分なのに]

―――…。

[レベッカの声が聞こえた
ギルバートの方を見つめる

思わず表情を、泣きそうに歪めた]
2006/09/05 15:42:37
冒険家 ナサニエル
…本当、甘い。

[ぽつりと、小さく呟く。
寂しさと悲しさと、極僅かに愛しさを含んだ声。
殺そうと思えばその手すら汚さずとも殺せるくせに。
自分がステラを殺したあのときのように。
それよりももっと強大な力を持っているくせに。

淡く、溜息が零れる]

…宝の持ち腐れ、だな。
2006/09/05 15:43:06
流れ者 ギルバート
言葉は言霊。
口に出せば其れだけ寂しくなるんじゃない?

紡がなくても…こんなに…
2006/09/05 15:44:20
雑貨屋 レベッカ
うん、知ってるわ。
それでいいとおもったの。

[微笑みは屈託なく、けれど金色の瞳に心を闇へと誘われれば何かに耐えるように*うずくまって*]
(51)2006/09/05 15:46:11
冒険家 ナサニエル
…ごめんね。

[ハーヴェイの表情に、微かにゆがめた表情で、ゆるりと抱き寄せてその背を撫でる。
これ以上彼がこの世界を見なくてすむように。
もう、これ以上誰かに悲しい思いをさせなくてすむように。

けれど、それを招いたのは自分の責任だと知っているから蒼い瞳を彼らの姿からそらすことはしなかった]
2006/09/05 15:46:27
流れ者 ギルバート
永劫に届かなくて一番に近くて……
……温もりを求めたくなるのは何故だろうね。

一緒に…居る筈なのに…
2006/09/05 15:46:57
流れ者 ギルバート
[くすくすと嗤う]

[嗤う]

[嗤う声は嘆く声にも聴こえ]

……置いて行かれて辛いのは自分だけじゃないのにね?
ほんと…我が侭なお姫様…
(*16)2006/09/05 15:55:26
冒険家 ナサニエル
……ギィ…。

[ぽつりと、小さく名を呼ぶその声は苦しげにゆがみ]

ごめん……俺の…せいだ。
お前が辛いのも、悲しいのも…全部…。

[瞳も、表情も歪んだけれど、それでも真っ直ぐにその姿を見詰めて]
2006/09/05 15:58:41
見習いメイド ネリー
[三つ編みの一つを結ぶリボンをしゅると解きそれを放れば、
宙を舞う花弁の如く誘う様に蝶へと向かいて]

 籠目 籠目
 籠の中の虜(とり)は

[薄紅色の口唇から流れるは、場にそぐわぬ幼子の童謡か。
否、それは力の籠められた呪歌で。
握ったプレートに画かれた六芒星の中央には緋色の点が加えられ]
(52)2006/09/05 15:59:22
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルの声が聞こえればそちらを振り返る
その声はとても、切なく響いて

ふわりと抱き寄せられれば涙が零れそうになり
一度強く目を閉じれば、それを堪えた

僅か離れ見上げると、小さく首を振り苦笑する]

望んで、来ましたから。
最後まで…見ています。

[彼が傷付くのは確かに見たくないと思う
けれども
見ていない所で傷付かれるのも嫌だと思う

またそっと、ギルバートに視線を戻す]
2006/09/05 15:59:26
冒険家 ナサニエル
[彼は、『彼』ではないのに。
彼に縋って勝手に重ねていたのは自分で。

まだ、子供なのに]
2006/09/05 16:00:57
書生 ハーヴェイ
…ナサニエルさんの?

[そう聞こえれば思わず彼の方を見る
けれど彼の声色に表情に、その視線に

小さく見つめたが、それ以上は何も尋ねず]
2006/09/05 16:03:23
冒険家 ナサニエル
…そう……君は、強いね。

[微かに苦笑を添えながら腕を解く。
それから視線は戦場へ]
2006/09/05 16:03:27
冒険家 ナサニエル
…俺の、せい。
俺が『俺であること』を保てなかったから。
この世界は『もう一人の俺』が作った場所なんだ。
これ以上人を食べたくないってそう思った時に、俺は自分が飢えたまま朽ちるだけの、独りきりの世界を創るはずだった。

けれど…それは、叶わなくて。

[静かに淡々と告げる]

…意識を保てなかった代わりに、もうひとりの俺が、飢えを満たすために『狩場』として創ったのが───この、世界。
2006/09/05 16:08:27
流れ者 ギルバート
――何時、何時、出遣る

[ネリーの紡ぐ呪歌に甘い声を紡ぎ返す
 籠の中の蝶は煙草に戻る瞬間にリボンを焼き尽し
 さらさらと灰になって床に降る

 降り立った先は開かずの間の扉前
 首を傾げてネリーの様子を見守り]
(53)2006/09/05 16:10:33
流れ者 ギルバート
六芒星ね……
……何が始まるのかな?

[甘く静かに囁き]
(*17)2006/09/05 16:13:06
書生 ハーヴェイ
…強くなんてないです。
今でも、泣きそうなのに。

[だけど、何かが
何かの気配を感じるのだろうか
この甘い闇の中、ほんの僅かに

目を逸らしたくなる衝動をそれが抑えてくれる気がする
――"約束"――
白い鶴の、気配がする

視線はギルバートへと向けたまま、ナサニエルの話を聞く
ああ、そうか。この人も、鬼――…今更ながらにそう思う]

独りきりの世界なんて…、寂しいですよ…。

[ぽつりと呟いた
狩場として作られたこの場所
一体、"何の餓え"を満たすためだったのだろう]
2006/09/05 16:20:56
村長の娘 シャーロット
[CafeBarのソファの上。もうヴァイオリンは弾けないけれど、紡ぐ歌は誰にも奪えず、また彼がCafeBarに戻ることを祈り。]

  どこか知らない場所で あなたに恋した
  くりかえすメロディーを
  捧げるの その優しい魂に……そっと…そっと…

  三日月の寝台 双子のように夢見る
  けれどこの世で一番 あなたは遠い――

[瞬きを一つ。今頃は、ネリーやグレンさんと鬼ごっこでもしているのかな。そんなことを暢気に想う。膝を抱えて"みんな"の身を案じ、夢に降り立つように意識は遠のく――]
2006/09/05 16:24:39
流れ者 ギルバート
人の身で六芒星を扱う者か……

[面倒臭いな、と小さく呟く]
(*18)2006/09/05 16:24:50
見習いメイド ネリー
違うよ。
[否定の呟きと共に小首を傾げ]

 何時、何時、出会う
 夜明けの番人

[片方だけ解かれた髪は、ゆるりと広がって]

逃れられない運命の虜の、鬼は出会うの。
それを狩る運命を持った番人、鬼狩りと。
(54)2006/09/05 16:26:08
見習いメイド ネリー
 鶴と亀が滑った

[その歌声は奇妙に辺りに響き渡って]

変化が起きる。
それは吉兆か、凶兆か。
二つの異なる運命が交わる出逢い。
片方の運命を終わらせる為の出逢い。

[六芒星から七星陣へと変わったプレートを、其方へと放り。
とん、と地を蹴れば、武器も持たぬ儘にそれを追う様にして跳び]
(55)2006/09/05 16:28:09
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/09/05 16:28:26
雑貨屋 レベッカは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/09/05 16:30:30
冒険家 ナサニエル
…泣きたければ、泣くといい。
出したい感情を出せずに殺すのは、辛いから。

[とん、と軽く彼の背中を撫でながら、苦笑と共に呟く。
それから真っ直ぐ前を見ながら]

…うん、寂しいね。
でも…そうするしかないと、思ったんだ。

誰かに悲しい思いをさせるくらいなら、自分なんてなくなってしまえばいいって、思った。
2006/09/05 16:31:18
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 16:34:47
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 16:36:30
流れ者 ギルバート
[駆けて来るネリーを迎え浮かぶ笑みは三日月]

……そう?
でも生憎…面倒臭いのは好きじゃないの…

[プレートに浮かぶ七芒星にやれやれと肩を竦め]

ほんとに人間なの?

[食べれるのかな、と呟き
 薄い唇に指を添え紡ぐ言霊
 応えてプレートと主の間に現れたのは
 開かずの間はハーヴェイの鞄の中で眠っていた白い折鶴

 一羽だけ消える事の無かった其れは凛として羽ばたく]
(56)2006/09/05 16:45:28
学生 メイ
[キャンパスには、溢れそうな緑色。
匂うような、むせかえる程の植物たち。
その中に、深緑の衣を付けた人が、横たわる。
その瞳は深い深い蒼で――。
緑と溶けて一体化してしまいそうなその人の表情は、薄く微笑んでいるかにも、見えた。

少女は絵に向かい、薄く笑む]

この絵は、本人には見せられないな…。
…誰にも見せない。

[なんで、あの人がこの絵のイメージだったのか。
分かる気がした。
これは生命を象徴する絵]
2006/09/05 16:46:43
流れ者 ギルバート
勝手に借りてごめんね……
2006/09/05 16:51:45
流れ者 ギルバート
……借りるも何も返せるか判らないけれど。
2006/09/05 16:53:08
書生 ハーヴェイ
…嫌です。ここで泣いたら、もうきっと止まらなくなります。
それにそれは、ナサニエルさんもでしょう?

[背中を撫でられれば複雑そうに一度目を伏せ。
苦笑を見れば、やはり苦笑を返して。]

でも、ナサニエルさんが居なくなっても、
悲しい思いをする人は、居ますよ。

何て、僕が言える事じゃないですねー…。

[ネリーの言葉が聞こえた
突き刺さるような気がする

――逃れられない運命の虜の、鬼は出会うの
――それを狩る運命を持った番人、鬼狩りと

ああ、と思う]

逃れられない――。
2006/09/05 16:55:47
修道女 ステラ
[ゆらゆらと揺れる不定な姿は何かを求めるようにゆるり手を伸ばし。
手のひらの向こうに月光が透けるのを見れば濡れた瞳はゆっくりと瞬いて。
求めるものにはもう手が届かないのだと知れば指先は床に触れ。
俯いた顔をさらりと長い赤銅色の髪が覆う。]

……Agnus Dei, qui tollis peccata mundi iserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi miserere nobis.
Agnus Dei, qui tollis peccata mundi dona nobis pacem.

[細い声で紡がれる賛歌は誰に向けたものか。
拙い祈り。
無いものへの祈りは届くのかすら解らない。]
2006/09/05 16:57:11
学生 メイ
[そっと絵を、抱き締める。
本当は本人を抱き締めたかった。
ダークグレーのワンピースは、緑で汚れてしまうかもしれない]

…これでお別れ。

[前のわたしとね、と呟いて。
暫く絵を抱き締めてから、体を離し、絵の中の蒼い瞳を見つめる。
視線を離すと、用意してあった釘抜きで、キャンバスを外し始めた]
2006/09/05 16:57:23
見習いメイド ネリー
[紙で作られた白鶴が羽ばたく様に目を瞬かせ。
後ろに一歩、距離を取って]

 ――後ろの正面だあれ

[最後の一節を紡げば、陣から放たれるのは鬼を封ずる為の力。
けれどそれは余りにも微弱で、鶴の羽根を絡め取り動きを止めるだけに終わり。
小さな音を立て、金属板が落ちた]

…ああ。
やっぱり、ちゃんとした陣がないと駄目ね。
[少しばかり残念そうに、眉を寄せ]

さあ。人間じゃ、ないかも。
さっきの答え。私の力。
私は鬼の力を封じて、鬼を喰らうの。
後ろと正面、陰と陽―― 鬼と人とが、交代するの。
(57)2006/09/05 16:59:18
書生 ハーヴェイ
―――…!

[その姿に目を見開いて
それは先程感じた気配

白い折鶴

鬼がくれた約束の、しるし]

…鬼のもとへ、戻ったん…ですね。

[その凛と羽ばたく姿に目を眇める
せっかく堪えていたのに
涙が零れそうになり、目元を手で覆う

鬼に返った
鬼に帰った

嬉しいんだろうか
悲しいんだろうか]
2006/09/05 17:02:13
流れ者 ギルバート
[其れは恐らく微弱な力等ではなく
 折鶴に籠められた鬼の力を封じたのを
 ただ主だけが見て取り薄く笑む]
(*19)2006/09/05 17:02:36
冒険家 ナサニエル
…それでも、いいじゃない。

[静かにつむぐ。
自分も、と告げる言葉に少し目を見張り、それから首を横に振った]

…ううん。泣きたいのかどうなのかもわからない。
ただ……凄く、あの馬鹿を怒鳴りつけてやりたい。
それだけ。

…俺がいなくなったら、悲しんでくれる人…か。
いると、いいな。

[そう呟いて、少しだけ肩を竦めた]
2006/09/05 17:05:24
流れ者 ギルバート
[ネリーが下がった分を床に甘い闇の波紋を広げながら踏み出して
 しゃがみ込み落ちたプレートに手を伸ばす]

……ふぅん?
狩る者と狩られる者の立場逆転?
其れとも……

[触れたプレートに何を感じたのか手を引き
 金色の瞳を眇めて煙草を咥え火をつけ、紡ぐ
 煉獄の蝶はひらりと舞ってプレートを溶かし気体に変え
 傍に落ちた折鶴を拾い上げ立ち上がる]

……今度は鬼になって人でも狩るの?

[冗談とも本気ともつかぬ甘い声]
(58)2006/09/05 17:10:19
見習いメイド ネリー
…さぁ?
どうだろうね?
[広がる闇に引く事もなく、黒の瞳を眇めて]

私にも、解らないよ。

[消え行くプレートを見送り、
相手に返す声は、矢張り*あどけなさを含み*]
(59)2006/09/05 17:16:01
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 17:16:19
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 17:20:53
書生 ハーヴェイ
[――いや、そうじゃないのかもしれない
あの鶴は―先程の自問自答の答えだろうか
自分が其処に居たら―――…、

そんな、錯覚を起こしそうになる
きっとあれは、ただ、彼が操っているだけ

ナサニエルの声が聞こえる
…良いんでしょうか、と泣きそうな声で呟いた]

怒鳴りつけて、ですか。…そうですねー…。

[解るかもしれません、と小さく
肩を竦める様子に、先程してもらったようにぽんと背を撫でて]

きっと、居ますよ。
2006/09/05 17:21:11
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーの視線を金色の瞳が受け止め「……そう」短く*呟く様に答えた*
2006/09/05 17:22:25
冒険家 ナサニエル
…いいよ?見ない振りしておくから。
むしろ、俺の分まで泣いてくれればいいのに。

[くすりと、小さく笑った。
白い折鶴が舞う姿に何気なく、綺麗だね、と小さくこぼして。

手に温かく触れる手に、少しだけ瞬きをして]

…ありがとう。
2006/09/05 17:25:08
学生 メイ
[キャンバスを外し終わらないうちに、作業を止める。
机に突っ伏し、ぽつりと呟く]

…お節介な人…。
「見て面白い事をやってるわけじゃない」…?
一人称の事といい…。

もし今ギルバートさんが、戦ってるなら、わたしはそれを見届けるべきなんじゃないの…?
わたしには、そういう権利も義務も、あるんじゃないの……?

なんで、なん……。

[なんで、と呟きかけて。
わたしもか、と苦笑する]

でも我慢出来ない。
あの人に気を使われる立場なんか嫌だ。
わたしは、泣き場所になりたいのに…。
2006/09/05 17:27:06
書生 ハーヴェイ
見ない振りですか?そうですねー、それは、…嬉しいですねー…。
ナサニエルさんの分までですか。

[そうですね、と呟けば、また目元を覆い
涙は零れて居るのか居ないのか
けれどはっきりと泣いてしまえばまた誰かに縋りたくなり
やはり堪えるように小さくそっと息を吐いた

綺麗だという言葉には静かに頷いて
ギルバートの手の中にあるその鶴を見つめる

ありがとうと言われれば、いいえと軽く首を振って僅か、*微笑んだ*]
2006/09/05 18:09:22
見習いメイド ネリー
<中>

ちょっと鳩からテスト…
2006/09/05 18:47:16
村長の娘 シャーロット
[ふらふらと、何かに惹かれるように、境界近くの洋館の前まで来る。確か先ほどまで、ギルバートと交わったあのソファでまどろんでいたのに。]

…………いる。

[根拠もないのに、中に彼がいる気がして、あ、と軽く息を漏らす。]

私、死んだんじゃない。彼の一部になったんだ。
嗚呼、彼は私を殺してない。殺してないの。
私だけじゃない、皆、あなたと共にいきてるの。
だから、泣かないで。寂しくないよ。
2006/09/05 19:12:01
村長の娘 シャーロット
[けれど、中に入ることは躊躇われて。
見届けたい。
見届けなければならない。
心の底では安息を求めていたかもしれない彼に、酷なことをさせた自分。
きっと殺してと言われても、殺すことは到底出来なかったろう。

苦しみ抜く人生だとしても、
救われない運命だとしても、
それでも彼に生きてほしかったわがままな自分。]

ネリーやグレンさんも、いるのかな。

[泣き出す前の子どものような顔をして、扉の前に立つ。
今生きてる皆には、誰にもいなくなってほしくない。

―――なれど、おそらく中は戦場。]
2006/09/05 19:19:26
村長の娘 シャーロット
[そっと深呼吸をして、見届ける決意をかため、扉を*すりぬけて*]
2006/09/05 19:26:25
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 19:40:18
流れ者 ギルバート
……鬼を狩っても人を狩ってもきっと変わらないね。
忘れてしまいたい程の記憶か……
2006/09/05 19:42:11
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/05 20:03:06
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 20:21:05
雑貨屋 レベッカ
[ふらつく足取りで立ち上がる。
うずくまる前、かすかにきいたあいまいな答えに寂しい笑みが浮かぶ。]

・・・鬼かとたずねたときと、同じ答えを返すのね。
貴方を抱きしめる腕はなかったの?
(60)2006/09/05 20:27:46
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 20:29:21
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 20:32:10
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 20:36:14
流れ者 ギルバート
あったよ…もう無いけど…

[食べちゃったから、と囁く声は甘く
 浮かぶ笑みは底無しの妖しさと同時に微かな憂いを帯びて]
(61)2006/09/05 20:36:48
雑貨屋 レベッカ
ど、どーしよー。
どうやってとめたらいいのー?
2006/09/05 20:42:11
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/09/05 20:42:21
村長の娘 シャーロット
[目を細めて、戦場を眺める。もう止まらない、殺し合い。
目を伏せて歌うは、誰のための歌なのか――
悲しい目で、目の前の光景を受け入れて、奏でて。]

  愛する者を 守り抜くため
  僕らはいのちを 投げ出せるだろうか

  この手に握る 平和という名の
  剣をかざして 戦うのだろうか

  生まれ来る前の我 それは今ここに眠る御霊か――

  真っ白き鳩が 舞い降りるたび 騒ぐ梢の間 真昼の月
  迷える小径 辿り着いた地で 遠い兄のような声を聞く

  ああ 君 我の代わり 生きよと――

[呟くように、小さく、一筋の、涙をこぼし……
もはや音階ですらない、ささやきのような声で……]
2006/09/05 20:42:40
修道女 ステラ
[伏せた顔を上げて。
はらりと零れた息は苦笑めいて。]

……好きなのよ。
もう二度と逢えなくても。
触れることも叶わなくても。

……消えてしまいたいと思いながら。
消えたくないとどこかで思ってしまうくらいに。

貴方の預かり知らぬところで想っているくらいは赦されるかしら。
……赦されなくても構わないけれど。

[いい嫌がらせだわ、と呟いて。
破鏡を過ぎ、望月へと向かい始めた空を見上げる]
2006/09/05 20:43:56
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 20:43:56
雑貨屋 レベッカ
・・・・一緒に生きられなかったの?
(62)2006/09/05 20:48:48
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 20:55:27
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 20:55:35
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 20:56:57
修道女 ステラ
ああ……
一つだけ言いそびれてしまったわ。

貴方にありがとうを。

自害は一応教義では禁止なのよね。

[もう風に靡くこともない髪をくるりと指で巻いて]

……それ言うまでは、貴方の後ろに付きまとっておこうかしら、ね。
2006/09/05 20:57:47
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/05 20:58:19
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 20:59:11
流れ者 ギルバート
……彼女を苦しめて一緒に生きれば良かったのかな?
いつか…壊れてしまうまで…
2006/09/05 20:59:41
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 21:00:28
修道女 ステラ
死んでしまうとすることが無くて暇なのだわ。
自爆霊になる気持ちも解るもの。

……。
貴方に付きまとったら私は悪霊かしら。

[上等じゃない、と呟いて、溜息。]

……けれど、やはり寂しい。
存外弱かったわ。
滑稽よ。こんな自分。
悪い気は、しないけれど。

[吐息。そういえばもう息もしなくていいのに。
生への執着もあったのね、と今更他人事のように]
2006/09/05 21:00:38
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 21:01:42
流れ者 ギルバート
…さぁ…どうだろうね?

[金色の瞳を眇めいつもと同じように返す言葉は
 けれど本当に答えを知らない者の響きで]
(63)2006/09/05 21:04:18
流れ者 ギルバート
笑っていて欲しかったのに…哀しそうな顔ばかりさせて…
……望んだのは――彼女の笑顔。

けれど手を伸ばして掴んだ其れは余りにも……

「生きて」

笑ってたけどさ……
2006/09/05 21:06:42
流れ者 ギルバート
人と共に生きれるなら…死ななかったんじゃないかな…

[其れはもう居ない飼い主の事で]
(*20)2006/09/05 21:13:42
見習いメイド ネリー
…私の一番の望みは叶ったから、それ以上願うのは我儘か。
私自身の願う事は、何にもないのね。
もう、何もない。
ネリーという名前すらない。

[託された眼鏡を、どうしようかと迷うも、
しゃがみ込んでそっと開かずの間の扉の前に置いて]

鬼と鬼狩りとに、どの程度の差があるんだろうね。
どちらも、生きる為に狩るのに。

[しゅるりともう一本のリボンを解けば、ウェーブのかかった常磐色が広がり。
靴のリボンも解いて、それを脱いで。裸足になって。
金色の瞳を見上げるのは、全てを包み込む黒]

…試してみようか、どうなるか。
ちゃんとした陣もないから、力を封じていない鬼相手じゃ、
多分、その前に私が食べられちゃうんだろうけれど。

[そう言うのは、微かに甘さを孕んだ声]
(64)2006/09/05 21:17:42
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 21:18:39
村長の娘 シャーロット
[どこまでも、答えをはぐらかす彼。
彼は嘘がつけない。嘘がつけないから、はぐらかす。
本当は、人が好きで、寂しがりやの、優しい鬼。

けれど、今の答えは、いつもと違って―――]

本当は、方法があれば、普通に生きたかったの……?
でも、知らないから、自分を傷つけるしかないのね……?

[そう呟いて、気付いてはもらえないけれど、愛しい人をそっと抱きしめて。触れることは*かなわないけれど―――*]
2006/09/05 21:19:03
農夫 グレン
[見えない力は相変わらずびくともしない。
食いしばった奥歯がキシリと鳴って]

く……っそぉ

[眼下で繰り広げられるものに、伸ばそうとした手は届かない]
(65)2006/09/05 21:26:02
学生 メイ
[剥がれかけの絵に向き直って]

Cafe Barの前に現れた時、すごくびっくりした。
あなたが誰にでも良いから癒され、生きてて欲しいと、本当に思ってたんだよ。
…わたしは恋だと思ってる。
本人にはもう、言わないけどね。

[さよなら、と呟いて、美術室を出る。
自分はギルバートに食べられたのだから、何か感じるかも知れない。
強く思う]

わたしは見届けたい。
この世界の結末を。
2006/09/05 21:27:40
流れ者 ギルバート
……そうだね。

[首を傾げ金色の瞳は闇より濃い黒を見つめる]

鬼も鬼狩りも大差無いのかも知れないけど…鬼は、人には成れないの…
…此処の主は俺だから…きっと食べちゃうよ?

[あどけなさと甘さの混じる声に
 応える声は底なしに甘い闇を孕み]
(66)2006/09/05 21:27:45
流れ者 ギルバート
一番の望みは叶ったのだから……
……後は責任持って生きないとか。
2006/09/05 21:30:40
見習いメイド ネリー
…ギルバートは、人に成りたいの?

[問い返すのは、たった一言。
それは、狩って欲しいのかと聞いた時と同じく]
(67)2006/09/05 21:33:06
流れ者 ギルバート
……成りたかったの。

[甘い囁きは言外にもう其れを求めては居ないと語り
 波打つ柔らかな常磐色をそっと梳いて
 深い金色の瞳はネリーの顔を覗き首を傾げる]
(68)2006/09/05 21:37:50
修道女 ステラ
[ふわりと窓枠に腰掛けて。
見下ろす下界は相変わらずの静寂。
月明かりは柔らかく。
世界の変調を知る由もなく。]

……貴方の孤独を。貴方の悲しみを。
貴方の背負うものを。
私が理解できるとは思わない。
癒せるとも思わない。

けれど一時それを忘れさせてあげたかったのは本音。

[どう生きるのかしらね、と呟いて。
やがて世界が戻る日も近いのかしら、と]

……。
………。
虫が……

[げんなりと、呟いた。]
2006/09/05 21:37:56
見習いメイド ネリー
そっか。成りたかったんだね。
ちゃんとした答え、聞けると思ってなかったから。びっくり。

貴方と立場は違うけど、私も人に成ろうと思ったよ。
鬼狩りから、只の人間へ。
結局、思い出しちゃって、駄目だったけど。

[こんな時でも、笑う様子は幼げで。
髪を梳かれれば、少しばかりくすぐったそうにして]

食べられちゃう、か。
うん。いいよ。それでもいい。

私が食べられたら、貴方が生きる。
貴方が食べられたら、私が生きる。

シンプルイズベスト。とっても、簡単ね。
(69)2006/09/05 21:42:30
見習いメイド ネリー
[それから、一言だけ]

ねえ、鬼さん。
名前、教えてくれない?

[首を傾げ、目の前の相手の顔をじっと見詰め]

ああ。駄目なら、いいや。
(70)2006/09/05 21:43:05
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 21:51:50
農夫 グレン
[ここからは会話は聞こえない。
ギルバートとネリーの様子に眉を顰め、
叫びたかったけれども、止めたかったけれども、
喉の奥がカラカラに乾いてうまく声が出ない。

名前。名前さえわかれば。
二人の様子に目を凝らしたまま、
不確かな記憶を探り巡らせるのは出会った日から今日までの彼の姿。
早く、早く探さないと――]
(71)2006/09/05 21:53:31
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 21:53:49
書生 ハーヴェイ
[ギルバートの言葉を聞いて、ああと思う
零れ落ちた涙はそのままに]
2006/09/05 21:56:12
流れ者 ギルバート
……そう?

[ネリーの言葉に薄く笑み
 残念だったね、と呟く声は微かに優しく]

うん…簡単だね…

[続く問いに金色の瞳を眇め]

……どうしようかな?

[ふいにグレンの気配に小さく言霊を紡ぐ
 屋敷の柔らかな明かりはエントランスに集まり
 さながら小さな太陽の様に煌煌と眩い光を放ち
 甘く絡みつく気配と共に至近に居る者の視力を奪う]

……もう少し待ってね?
(72)2006/09/05 21:56:34
見習いメイド ネリー
[教えてくれないなら、“次”に出逢った時でいいよと笑って言って]

うん、残念だった。
でも、みんなと逢えたから。いいかな。
それでも、“ネリー”として生きられたから。いいかな。

[すいと腕を伸ばすも、その眩しさに少女の瞳は機能せず。
手探りに相手の身体を辿り、首に手を掛けて]

…シャーロットに怒られるかな?

[小さく呟く様子は悪戯っぽく]

貴方の事、嫌いじゃなかったよ。
好きだなんて、嘘は言えないけど。
多分、楽しかったんだと思う。

さようなら。

[口唇を寄せて、囁いた]
(73)2006/09/05 22:05:20
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 22:06:12
農夫 グレンは、視界を奪う光に、苦く唇を噛んで。
2006/09/05 22:07:14
流れ者 ギルバート
…そう…なら悪くないんじゃない?

[ネリーの腕に引き寄せられ身を屈めながら
 どうだろうね?と呟き愉しげに首を傾げ]

どーも……

[俺の名前ね、と囁く声は薄い唇に乗せて
 合わさる柔らかな唇との隙間から
 ネリーにだけは微かに聴こえただろうか
――真紅、と
 甘い囁きは温かく濡れた舌に絡まり――]
(74)2006/09/05 22:09:01
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 22:09:48
見習いメイド ネリー
[甘い闇に意識が包まれていく感覚と、記憶の彼方からの遠い歌声。
一瞬、薄く開いた瞳は髪と同じく常磐色に輝いて。
自分の本当の名は、結局、最期まで思い出せなくて。

囁かれた彼の名前が耳に届いて――、それだけ。

それで、少女の意識はさらさらと溶けるように*消え失せて*]
(75)2006/09/05 22:15:14
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/05 22:15:22
流れ者 ギルバート
[そっとネリーを抱き締めたまま
 甘く、甘く、柔らかな感触
 梳いた髪も
 絡めた舌も
 抱き止めた肢体も
 空気にはらはら溶けて

 舌の上に残る甘さ]

嗚呼……
(*21)2006/09/05 22:18:26
雑貨屋 レベッカ
[何度か耳にした言葉は今度こそそのままの答えで胸に落ちて。]

・・・貴方なんだか子供みたいね。

[毒気を抜かれたように静かに笑む。
ネリーの気配が消えていくのに、瞬きひとつ]

いなくなっちゃったのね・・・。
貴方の誘いのっとけば良かったかしら?

[生きてほしかったのにと逃げることを選ばなかった女は近づいてくる緋色を見つめて首をかしげる。

弓は手放し、その爪にただ月光を宿して。]
(76)2006/09/05 22:19:11
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーの溶けた空気を抱き締めて俯いたまま――
2006/09/05 22:19:21
見習いメイド ネリー
遠く

     響く

          歌声

消えたかった
          消えてしまいたかった

     消したくなかったから

  ひとりぼっちになりたくなかったから

         なげくこえ
2006/09/05 22:20:14
流れ者 ギルバート
……そうだよ。

[俯いたまま少し癖のある髪に其の表情は隠れて
 ただ口元に浮かぶ三日月の笑みは妖しく]

ガキ大将の座は誰にも譲らないの。

[一歩、レベッカに歩み寄り顔をあげ首を傾げ]

…さぁ…どうだろうね?
自分で選んだ道でしょう?

[煙草に火をつければゆっくりとレベッカに歩み寄り]
(77)2006/09/05 22:22:11
流れ者 ギルバート
ご馳走様……
(*22)2006/09/05 22:22:29
流れ者 ギルバート
[ネリー、と小さく其の名を口の中で転がす
 甘い残り香と一緒に
 もう其の名は無くなってしまったのかも知れないけれど]
(*23)2006/09/05 22:26:00
見習いメイド ネリー
鬼の力を封じて
 それを喰らって
  私と鬼とは何が違うのだろう

生きる為に殺すの
 ならば殺す為に生きるの?

     ちがう

 出来るなら
殺したくなんてないの

  人と鬼とは一緒にいられない
 狩る者と狩られる者だから
共に生きられない
2006/09/05 22:26:38
農夫 グレン
[奥歯を噛み締め辛うじて開けた片目で見る世界はうすらぼやけて。
思いつくだけの彼の名前を掠れる声で繰り返し呼んでも虚しく光に溶けて。
瞬けば白い光だけが視界を覆う]

………畜生。

[呟き、睨んでも光の向こうは霞むばかり]
(78)2006/09/05 22:31:20
雑貨屋 レベッカ
貴方が背中を押しさえしなければ、今も逃げ続けてたんだけどね?
でも、悪くないわ。
ただ悔しいけれど。

[人になりたかったというその言葉にいつかの会話を思い出す。]

ないものねだりをしてたのは貴方?
貴方が鬼なのは貴方のせいじゃないのにね。

子供には誰か甘えられる人が必要なのよ?

[琥珀は柔らかな笑みをたたえ、けれど腕は細身の短刀に手を伸ばす。
その緋色にひかれていたのだろうと気がついたけれど、あがくと決めたからには最後まであがくつもりだった。]
(79)2006/09/05 22:36:22
流れ者 ギルバート
…悪くないなら…良かったかな?

[ゆっくりと吐き出す紫煙すら今はもう
 煙草の香りに混じり甘い気配が漂い]

……言ってたでしょう?
甘えられる人はもう……食べちゃったの。

[伸ばされた短刀に向かい煙草を弾き
 煉獄より来る蝶は其の刃に映り緋色に煌き
 どろり、と溶かして燃え尽きる

 歩みは止めずレベッカの腰を抱いて
 そっと其の頬をなぞり琥珀の双眸を覗く]
(80)2006/09/05 22:41:40
流れ者 ギルバート
……つかまえた。

[囁く声は甘く、甘く]
(*24)2006/09/05 22:43:28
雑貨屋 レベッカ
あら、良いわけないじゃないの。
だってネリーがいないわ。

[少女が生きているうちは口にするつもりのなかった理由だったけど、ただ生きてほしいとそうおもったから]

ならば、探しなさいな。
生きたいと願うあたしを喰らってその命つなげようというんですもの。

[とかされる短刀をほうり捨てて、頬をなぞるその手をとどめるように手を重ねる]

貴方、死なないことが義務なのではなく、生きることが義務なのだといったわ。

[どこまでも澄んだ琥珀が緋色をじっと見つめる。
惹かれていたなどと告げるつもりもなかった。]

屍を生かすために喰われるなんてごめんなの。
(81)2006/09/05 22:54:19
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 22:56:09
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 22:58:33
流れ者 ギルバート
[留められた手の指先を動かし其の頬を撫ぜ
 愉しそうにくつくつと肩を揺らして]

随分と手厳しいね……
でも…もう何も要らないの…

……屍にならないよう精々努力はしてみるよ。

[澄んだ琥珀を覗き込む深い金色は何処か寂しげで
 けれどそんなものは一瞬で直ぐに薄い唇を寄せて]
(82)2006/09/05 23:01:43
見習いメイド ネリー
――生きたいから生きる。

本当はそれでいいはずなのに。

なんで、それが出来ないんだろう。
なんで、それが出来なかったんだろう。

人って、簡単で、難しくて、不思議。
2006/09/05 23:02:34
見習いメイド ネリー
[少女の
     意識は
          そこでぷつりと]
2006/09/05 23:03:40
冒険家 ナサニエル
[ぼんやりとただその状況を眺めていた。

どうせならば、グレンに彼の真名を伝えればよかったのだろうかと、そんなことも思ったけれど、それはそうしたところで変わらなかっただろうから、小さな溜息にしかならなかった]

…ごめん。

[ただ、ぽつりと、その言葉だけが零れた]
2006/09/05 23:10:47
雑貨屋 レベッカ
ねぇ、貴方ずいぶんめんどくさいわ。

[その言葉はどこかおどけたように、にっこりと微笑んで。]

せっかく横っ面張ってあげようって気になったのに。

[その瞳に寂しげな色が浮かぶから、とんと肩を押して距離を置く]

あのね?その瞳がみたくないからいってるのよ。

[わかってる?と苦笑を浮かべて、約束ねと続ける声音は穏やかに。]

貴方の幸せを祈ってるわ。

[今度は自ら唇を寄せて、その背中を抱きしめる。]
(83)2006/09/05 23:13:01
流れ者 ギルバート
…言ったじゃない…気紛れなの、俺。

[薄く笑んで
 迎える様にレベッカをそっと抱き止め
 寄せられる唇に薄い唇を寄せ
 ありがとう、と囁く筈の唇は既に舌を絡めて]
(84)2006/09/05 23:16:34
学生 メイ
[屋敷に辿り着いて程なく、ネリーが喰われ。
顔をしかめ、ギルバートとレベッカに、視線が注がれる。
涙がぼろぼろと零れた。
今度は誰に感化されたのか。

一心不乱にここへ来たけど、この悲しみに、自分が何を出来るというのだろう…。
ただ2人を見つめた]
2006/09/05 23:21:21
雑貨屋 レベッカ
[結局戻ることのなかった日常が脳裏をよぎる。
ごめんねと誰にともなく告げる言葉はもはや声にはならず。
意識は闇へと*落ちて*]
(85)2006/09/05 23:24:45
流れ者 ギルバート
幸せって…こんな味なのかな…
……だとしたら随分と哀しいね。
(*25)2006/09/05 23:25:18
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/05 23:25:44
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/05 23:25:48
流れ者 ギルバート
[甘い魂を摂り込みながら

 優しく抱き締めた柔らかな肢体も
 添えたままの手に伝わる頬も
 甘く絡まる濡れた舌も
 頬を撫ぜる艶やかな髪も

 はらはらと空気に溶けて、解けて]

……ご馳走様。

[レベッカ、と小さく其の名を紡ぎ]
(*26)2006/09/05 23:26:05
流れ者 ギルバート
[甘い、甘い、溜息を零し]
(*27)2006/09/05 23:26:41
流れ者 ギルバート
あと一人……

[ゆらりと向き直り浮かぶは三日月の笑み
 薄い唇に指を添え紡ぐ言霊に
 集約した光はグレンの肢体を包んでふわりと床におろし]

……お待たせ。
さぁ…始めようか…

[ゆっくりとエントランスへ向かい歩き始め]
(86)2006/09/05 23:27:14
修道女 ステラ
[手を伸ばす。
祈りは届かないかもしれない。
神はいないかもしれない。

けれど、想う心だけはここに在るから、と]
2006/09/05 23:29:32
学生 メイ
[あの人は今、何を願っているのだろう。
わたしの願いは、あの人の願いと同じだなと思う。
あの人が悲しまないように。
それがわたしの願いだから――]
2006/09/05 23:29:58
農夫 グレン
[ふわりと足が床につく。
まるでそれが合図のように。
視界を覆っていた光は薄くなる。

光の中で聞こえていたあの子たちの声は
内容までははっきりせずまま。
それでも、ああとため息ともつかない息を吐く]

待ちくたびれた。

[もう急く理由もない]

こんなに人を待たせたんだ。
一服する時間くらいは待てるよなぁ?

[にやりとギルバートへと口元を上げて尋ねた]
(87)2006/09/05 23:42:31
流れ者 ギルバートは、農夫 グレンに薄く笑み自身も煙草に火をつけ「どーぞ……」
2006/09/05 23:43:24
書生 ハーヴェイ
[その光景に、息を吐いた
何時の間にか濡れた頬に気付くと拭い

また息を吐く
見つめる先はただ一人で

あと一人

その言葉が無性に寂しく胸に響いた]
2006/09/05 23:44:41
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/05 23:48:55
農夫 グレン
[すりきれ溶かされ、ボロボロになったジーンズのポケットに手を突っ込んで。
つぶれた煙草の箱からよれた煙草を取り出し咥えて。
ライターを探せば一緒に出てきたミルキーの包み紙に肩を竦める]

ったくなぁ、どいつもこいつも死にたがりでしょうがない。

[ゆるりと紫煙はくゆり]

命短し 恋せよ乙女
黒髪のいろ 褪せぬ間に
心の炎 消えぬ間に

[そう口ずさんで、
微かに浮かぶ苦笑と共に最後のナイフは引き抜かれ手の中に収まる]
(88)2006/09/05 23:52:24
村長の娘 シャーロット
[あと一人―――。]

ネリーも消えちゃった。
レベッカさんも消えちゃった。
グレンさんも消える?

[生きてほしいと望んだ彼。
けれど、ネリーや皆にも生きてほしいと望んでいた。
わがままだね、と自分に苦笑する。

今はただ、結末を見守ることしか出来なくて。]
2006/09/05 23:53:23
流れ者 ギルバート
――今日は再び 来ぬものを……だっけ?

[エントランスに降り立てば薄らいだ光は主の周りを漂い
 首を傾げ煙たげに金色の瞳を眇め
 吐いた紫煙の向こうのグレンを見つめ]
(89)2006/09/05 23:58:31
農夫 グレン
はは、先に言われたか。

[薄く揺れる煙の向こう、
彼が降り立てば短くなった煙草の灰を落とし]

さて、そろそろ一服も終わっちまうねぇ。
名残惜しいついでに……名前、聞かせる気はないかい?
(90)2006/09/06 00:03:55
流れ者 ギルバート
[纏う紫煙は最早闇の気配を醸し甘く色付き
 グレンを見据える深い金色の瞳を眇め]

……また名前?

[うんざりした様子で呟く]
(91)2006/09/06 00:07:23
農夫 グレン
YESかNOかはっきりしない返答だこって。
そう、名前。

[うんざりする彼を気にする様子も無く。
もう一度だけさっきと同じ言葉を重ねる]
(92)2006/09/06 00:11:42
流れ者 ギルバートは、農夫 グレンに首を傾げ「……何でそんなに名前に拘るの?」
2006/09/06 00:12:39
農夫 グレン
標だからだよ。

[ただそう答えた]
(93)2006/09/06 00:16:32
流れ者 ギルバート
標、ね……
鬼狩りに真名をそう易々と答える筈無いじゃない。

[くすくすと嗤う]
(*28)2006/09/06 00:17:36
流れ者 ギルバート
……ふぅん?

[つまらなそうに生返事をして]

教えない。

[薄く笑む]
(94)2006/09/06 00:18:49
農夫 グレン
そりゃ残念。

[にんまりと口元をあげて]

――じゃあ、殺ろうかい。

[投げた煙草の吸殻は落ちて。

それが合図。

手にしたナイフは煌いて。
床を蹴り低く駆け出すその軌道はただまっすぐに]
(95)2006/09/06 00:22:08
流れ者 ギルバート
はいはい……

[生返事の後に浮かぶ三日月の笑み
 紡ぐ言霊に放たれる煉獄の蝶
 グレンの手にあるナイフを溶かし燃え尽きる]
(96)2006/09/06 00:25:16
農夫 グレン
[放たれる煉獄の蝶を煌くナイフは横に払い薙いで。
火の粉を切り裂くその銀は溶けて消え。
彼の顔はもう間近。
視界に捉えるは金色の鬼。

よぎるのは緋色の瞳と蒼穹の名前。

[そして、一呼吸。
空気を震わす彼の名前は]

緋(あか)――。


[あてずっぽうに名前を呼んで
収められた世界。
瞬く青。
切り取る世界。
そして開かれた目に映るは――]
(97)2006/09/06 00:29:00
流れ者 ギルバート
[迫るグレンに艶やかな笑みを浮かべ]

悪趣味な名前を勝手に付けないで貰いたいね……
狩る前に告げようか…人を狩る鬼の名を…

……名は真紅。

[甘い囁きと共に唇を奪い――]
(98)2006/09/06 00:30:55
冒険家 ナサニエル
[瞳を逸らしてはいけない、と。
ただ、それだけの思いで真っ直ぐに前を見る。
そこにあるのは自分に関わりのない世界などではなかったから]

…ごめん。

[再び微かに呟く。
跳ねる心臓と、気持ちとを抑えるかのように]
2006/09/06 00:35:07
流れ者 ギルバート
[迫る青に蒼い双眸が重なる]

嗚呼……
……コレでもう笑ってくれるかな?
2006/09/06 00:35:32
流れ者 ギルバート
[くすくすと嗤う]

[嗤う]

[嗤う]

[啼き声が木霊する]
(*29)2006/09/06 00:36:37
農夫 グレン
ああ――、悔しいなぁ。

[その言葉に反して、
青い瞳はファインダーを覗くいつもの笑みを称え。
楽しいと上がる口元のままに、名前を紡ごうとすれば口を塞がれて。

最後のあがきに彼の唇を噛んだ。
それも一瞬。
僅かに解ける茨の隙間から、さらりと空気に溶けて*消える*]
(99)2006/09/06 00:36:41
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/06 00:38:12
流れ者 ギルバート
[噛み付かれるのも気にせずに
 グレンをそっと抱き締めて
 絡めた舌は温かく湿って
 けれど直ぐにはらはら解けて

 泣き出したくなるくらいに甘い魂は
 きっと彼の元へ届くだろうかと]
(*30)2006/09/06 00:39:02
流れ者 ギルバート
[抱きすくめる空気に項垂れて
 くすくすと嗤う

 ただ一人きりに――]
(*31)2006/09/06 00:39:50
流れ者 ギルバート
ご馳走様……

[グレン、と最後に名を紡ぐ声は何処までも甘く]
(*32)2006/09/06 00:40:17
流れ者 ギルバート
[噛まれた薄い唇をちろりと紅い舌が舐め
 静まり返った屋敷に甘い溜息が零れる
 俯き加減の其の表情は少し癖のある髪に隠れ
 煙草を咥えればジッポライターの音が響く
 ゆっくりと紫煙を吐く息遣い

 カツン、カツン、と廊下を進み
 ネックレスを外せばチャラリと鍵の束が揺れる
 鍵を開ける音は誰も居ない廊下に妙に大きく木霊した]
(100)2006/09/06 00:41:31
流れ者 ギルバートは、開かずの間を開き革張りの椅子へと歩を進め身を沈めて。
2006/09/06 00:41:48
流れ者 ギルバート
[小さな鍵を取り出し引き出しを開ける
 書類と通帳の上に置かれたひと房の紫色の髪
 そっと手に取って薄い唇を寄せ――]
2006/09/06 00:42:07
修道女 ステラ
――真紅。

[月を見上げる淡い色の唇が紡いで。
ナサニエルが呼んでいたあの名が本当の名前か。
この名で呼んだらあの男はどんな顔をするだろう。
嫌がるだろうか。
意にも介さないだろうか。

いつか逢ったら、呼んでやろう。

そう想いながら、ゆるりと目を閉じる。
風に踊るカーテン。
開いた窓。
窓枠に腰掛る女は、月光に姿揺らいで]
2006/09/06 00:42:07
流れ者 ギルバート
「もう良いの、お疲れ様」
2006/09/06 00:42:18
流れ者 ギルバートは、金色の瞳を見開いて手に持ったひと房の髪を見つめ――
2006/09/06 00:42:29
流れ者 ギルバート
……ジェーン?

「いらっしゃい、ギルバート」
2006/09/06 00:42:44
流れ者 ギルバート
[浮かぶはあどけない少年のような安堵の笑み

 立ち上がれば灰皿の砂を床に撒き
 紡ぎながら独特の歩行で砂の上に陣を敷く
 五芒星の前に立ち言霊と共に印を結ぶ]
(*33)2006/09/06 00:43:18
冒険家 ナサニエル
[泣くつもりなんてなかった。
そんなこと許されないと思った。

けれどそんな簡単に堪えられるほど生易しい思いじゃなくて。

自分の両手は、今はもう解けて消えて、彼を抱きしめてやることすら叶わなくて]

……ごめん。
独りにして……ごめん…。

[呟きは微かに、ただとめどなく零れる涙と共に]
2006/09/06 00:44:28
学生 メイ
[ギルバートだけが残って。
目を見開いて、その光景を見る]

あぁ――。

[表情は悲しみに満ちて。
思わず姿を探す]

ハーヴェイさん…っ。
2006/09/06 00:45:18
書生 ハーヴェイ
[ひとり――?

唇が静かにそう動いて
ただ彼を見つめる

だけど、まだここに居る
彼が居る限り、彼の側に

ひとりなのか、ひとりではないのか

彼の姿を目で追った
ふと隣に居たナサニエルが涙を零すのが見えた

軽く背中を撫でて、苦笑を浮かべる
こちらも同じように、きっと涙が零れていた]
2006/09/06 00:46:57
流れ者 ギルバート
[紡ぐ言霊が屋敷を閉鎖していく
 灯っていた明かりは消え失せ
 暗い部屋に差し込む月明かり

 ゆるりと部屋を見回し忘れ物を思い出した様に
 扉の前の彼の眼鏡を拾って
 折鶴と一緒に二つの鞄と短剣の傍に置き]
(*34)2006/09/06 00:47:58
流れ者 ギルバート
[グレンの置き忘れたカメラも彼の眼鏡の横に添えて]

……随分といっぱいあるね。

[薄く笑む]
(*35)2006/09/06 00:48:41
書生 ハーヴェイ
[自分を呼ぶ声が聞えてそちらを向いて]

…メイ、さ…。

[その姿を見つけると眉を寄せた]

どうしてここに。
2006/09/06 00:51:12
流れ者 ギルバート
うん…もう寂しくない…

[泣き出しそうな微笑みは少年の様で]
(*36)2006/09/06 00:51:58
流れ者 ギルバート
……ありがとう。

[誰に対して紡がれた言葉か
 金色の瞳の鬼はただ優しくそう囁いて]
(*37)2006/09/06 00:53:12
冒険家 ナサニエル
………っ…。

[背にハーヴの温かい手が添えられるのもわからないまま、ただ開かずの間へと足が向かう。
紡がれた言葉、普段見せたこともなかった表情。

やっぱり、そばにいてやればよかった、と──]
2006/09/06 00:54:44
村長の娘 シャーロット
[生きているのに。
彼は生きているのに、どうしてこんなに悲しいのだろう。]

ごめん…ごめんね……

[何故謝ったのかは少女自身にもきっとわからない―――。]
2006/09/06 00:56:37
流れ者 ギルバート
アーヴァイン、ローズマリー、ニーナ、ハーヴェイ、メイ、ステラ、シャーロット、ネリー、レベッカ、グレン……ラッセル。

[順々に名を紡ぐ甘い声]
(*38)2006/09/06 00:58:14
流れ者 ギルバート
ナサニエル…蒼は連れて行くよ…
……ばいばい。

[最後に囁かれた彼の名は優しく響き
 おわりの言霊を紡げば其れきりに声は途切れ]
(*39)2006/09/06 00:58:44
冒険家 ナサニエル
[触れることも、声をかけることも、抱きしめてやることも叶わないけれど]

…ごめん……ありがとう…。

[小さく小さく呟いて、涙を堪えぬまま彼のほうを撫ぜようと。
もっと早く、こうしておけばよかった、と。

そんなことを思いながら───]
2006/09/06 00:58:50
書生 ハーヴェイ
[ナサニエルを目で追った
――ああ、と思う

ただ]
2006/09/06 00:58:54
村長の娘 シャーロット
[開かずの間へと歩む彼を追いかけることもせず、
瞳だけ悲しそうに、その姿を見送った。

私には、立ち入れない領域――何故か、そう感じて。]
2006/09/06 00:59:16
学生 メイ
[ハーヴェイとナサニエルの姿をみとめ。
涙を流す2人を見て、駆け寄る。
ふわりと、ハーヴェイを抱き締めた]

どうしてじゃ、ない…っ。
ばか…っ。
2006/09/06 00:59:19
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