人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1784)完全RP村・ギルナサ争奪戦 : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
(PL)
【完全RP村・ギルナサ争奪戦】へようこそ。
この村には以下の規定があります。
参加される方は必ず熟読の上でご参加ください。
(0)2006/08/21 02:41:02
冒険家 ナサニエル
■ルール
・入村時は狼・ランダム以外
・ギルとナサ(以下花)は基本は吊らない
・花が誰かに口説き落とされたら即日吊り
口説き落とした人は悲恋を堪能してください。
つまり花が双方とも口説き落とされると村側勝利。
花同士で恋愛成立した場合は村側完全勝利となります。

■役職言い換え

狼=鬼/村人=一般人
占・霊・狩・聖痕=鬼狩り
狂人=鬼の味方or鬼を狩ってもOK
襲撃=鬼による殺害
処刑=鬼狩りによる殺害
(1)2006/08/21 02:45:28
冒険家 ナサニエル
■認識
鬼にとって人とは嗜好品のような存在。
喰わずとも生きていけることは生きていけるけれど、その生気は
鬼にとってまたとない甘露であり美味なるもの。
鬼に喰らわれた人々は肉体の欠片一つ残らず消えていく。
そして、鬼狩りに狩られた鬼も同じように消えていく。
それは、まるで霧のように。

鬼狩りにとって鬼とは人を脅かす存在そのもの。
餌となって生きるわけにはいかないから力を振るう。
その存在は人の世を守る最後の砦。
振るわれる力は鬼狩りによって違うものの、
けれどそれらは何れも鬼を滅ぼす力。

力を持たぬ人々は鬼も鬼狩りも知らずに生き知らずに死ぬだろう。
力を持つものですら、その存在に振れる事はまれだろう。
けれど、その一つの歯車が異なる方向へ回転することで、
鬼と鬼狩りと、人々の運命が触れ合うことがある。

──その触れ合う瞬間こそが、この物語。
(2)2006/08/21 02:46:02
冒険家 ナサニエル
詳しくはhttp://z.la/zs3oiを参照のこと。
わからないこと、質問などがあればメモや上記アドレスにて問い合わせてください。
(3)2006/08/21 02:47:08
流れ者 ギルバートがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(流れ者 ギルバートは村を出ました)
(2006/08/21 02:50:00)
冒険家 ナサニエル
■テンプレート

■1.氏名/年齢
■2.職業
■3.簡易設定
■4.出没時間帯
(5)2006/08/21 02:56:10
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
[裏通りに足音も無く歩く人影は揺れる
 ビルの隙間から差し込む月明かりに照らされた端正な顔立ち
 空を仰げば少し癖のある柔らかな髪がさらりと頬を撫ぜる
 浮かぶ表情は何処か恍惚として……求めるは獲物
 今宵も鬼の狩りが始まる――

 汚れた壁に背を持たせた商売女が差し伸べる手を取り首を傾げる]

……俺が、欲しい?

[女の顔の直ぐ傍の壁に手をつき唇が触れないギリギリまで顔を寄せ]

じゃあ、頂きます。

[言葉と同時に眇められた其の瞳はひらりと金色に煌き
 ふっくらとした薔薇色の唇に薄い唇を寄せる

 途端、するすると解け始める女
 ぴくりと跳ねる肢体を抱きすくめ
 くすくすと子供のような笑みを洩らし
 暴れる女の腕は直ぐにさらさらと溶け

 絡み合う舌と唾液の感触は直ぐに失われ
 女は音も無く、消えていく――

 味わうは其の魂
 全身に広がる温かく柔らかな感覚に溜息を洩らす]

ご馳走様。

[薄汚れた壁に呟き彼の家へと足を向けた]
(6)2006/08/21 02:56:37
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/21 03:02:02
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/21 03:06:57
流れ者 ギルバートは、合鍵を使い彼の家の扉を開け玄関から声をかける「ただいま……」
2006/08/21 03:10:12
冒険家 ナサニエル
[上質な高層マンションの最上階、外に出なくとも星空を仰ぐことができるサンルームに男はいた。
よく晴れた夜空には星がまたたき、手を伸ばせばそれは届くのかもしれないという幻想さえ抱かせる。
そんなある種ロマンチックな部屋でゆっくりとコーヒーの香りとともに読書を楽しんでいれば、遠くから響く扉の開閉音に微かに顔を上げる。
やがて姿をみせた人物に眉を潜め]

…朝帰りにしては随分早いお帰りで。

[微かに皮肉めいた響きを伴い、ソファから腰をあげて出迎える]
(7)2006/08/21 03:13:25
流れ者 ギルバート
[薄い唇に微かな笑みを浮かべゆったりと彼に歩み寄り]

今日は意外と早く見つかったからね。

[華奢な腰を抱き寄せ鼻先で囁く]

美味しかった……
(8)2006/08/21 03:18:51
冒険家 ナサニエル
[当然のように抱き寄せてくる相手に眉を潜め]

……それなら結構。
早々に満足したなら、さっさと眠ればいい。

[小さく呆れたように返答し、レンズ越しにその濃い色の瞳へと視線を向けた]
(9)2006/08/21 03:23:38
流れ者 ギルバート
[少し顔を引き彼を見つめる目を細め、首を傾げて]

じゃあ……おやすみのキスは?

[誘うように触れるか触れないかギリギリまで唇を寄せ]
(10)2006/08/21 03:27:13
冒険家 ナサニエル
……くだらないこと言ってないで、子供はさっさと眠れ、馬鹿。

[溜息とともに顔を背け、瞳を伏せる]
(11)2006/08/21 03:32:38
流れ者 ギルバート
[くすくす子供の様に笑いながら]

子供のキスなんて要らないよ?

[囁きちろりと彼の唇を舐めて]
(12)2006/08/21 03:35:37
冒険家 ナサニエル
[青年の戯れに、柳眉を寄せながら突き放そうと両手でその身を押し返し]

…お前には子守歌で十分だろう。
いいから、さっさと放してくれ…読書の途中なんだよ。

[視線を相手へと引き戻して]
(13)2006/08/21 03:40:31
流れ者 ギルバート
[ちらりと本に視線を投げ押し返される腕に大人しく腕を解き]

…折角お裾分けしようと思ったのに…要らないの?

[解いた腕を伸ばしすいと彼の頬を撫ぜ]
(14)2006/08/21 03:44:34
冒険家 ナサニエル
[は、と深くゆるく息をついて]

…俺は何も必要としてないし、もらうつもりもない。

[微かに甘く香る指先から逃れるようにその場から先ほどまで腰掛けていたソファに深く身を沈めて分厚いハードカバーに再び視線を落として]
(15)2006/08/21 03:49:03
流れ者 ギルバート
[本に視線を戻す彼を愉しそうに見つめる]

そう?

[ソファに身を沈めた彼の背後から緩く両腕を回し
 耳元に唇を寄せわざと息を吹きかけるように甘く囁く]

ねぇ……キスして?
(16)2006/08/21 03:56:57
冒険家 ナサニエル
いいかげんにしろ、ばか。

[呆れたように紡ぎながら眼鏡のブリッジを押し上げて]

それに…お前が好き放題やってるおかげで余計なのが動き出しはじめてるんだ。
……どうするつもりだ。

[話の矛先を別の方向へと向けながら栞を挟んで本を閉じ]
(17)2006/08/21 04:03:16
流れ者 ギルバート
[彼の苛立ちを感じ取り嬉しそうに薄い口元に笑みを浮かべ
 続く言葉に緋色の瞳を眇めれば一瞬だけ金色に煌く]

どうするも何も人間なんて放って置けば?

[全く気にした風もなくつまらなそうにそう返して
 指先は彼の唇をゆっくりとなぞりながら其の耳朶を甘く噛み]
(18)2006/08/21 04:09:01
冒険家 ナサニエル
[唇をなぞる指と、緩く耳朶を食む唇に特に表情を崩すこともなく、ゆるりと青年の両の手を押しのけて立ち上がり、軽く振り返って睨む]

お前はそう思っても、世界がそれを許すとでも?
……どうせ喰うならただの人でない人を喰ってこい。
騒がれたくなければ、だ。

[瞳を細めて若干いい捨てるようなニュアンスを含ませながら本をローテーブルの上に置いたまま私室へと*消えていった*]
(19)2006/08/21 04:16:09
流れ者 ギルバート
[やれやれと肩を竦め寝室へと戻っていく彼を見送り]

美味しそうなら喜んで食べるけどね?
騒がれたくないのは俺じゃないでしょうに。
……相変わらずあまいね。

[揶揄する口ぶりで呟き俯き加減にくつくつと肩を揺らし
 ふらりとあてがわれている寝室へ*戻って行った*]
(20)2006/08/21 04:25:21
冒険家 ナサニエル
[公務員の夏休みは世間に比べれば若干長い。
ここぞとばかりに昼までゆっくりと眠ればゆるりと体を起こして欠伸を一つ。
自分の維持のせいで余り体の調子がよくないのはこの際無視して男は眠気を洗い流すためにバスルームへと向かった。
程なくして濡れた髪をタオルで拭きながらリビングへと現われれば、朝食をいに入れるために冷蔵庫を覗いた]
(21)2006/08/21 12:41:34
流れ者 ギルバート
[同居人の動き出す気配に漸くベットから起き上がり
 くあと欠伸をしながら少し癖のある髪を掻き混ぜ
 パジャマ姿のままリビングへ顔を出し]

おはよ……

[煙草に火をつけながら冷蔵庫を覗く彼の様子を見守り]
(22)2006/08/21 12:49:50
冒険家 ナサニエル
[先に昨夜から水を吸わせていた炊飯器のスイッチを入れる。
制限時間は40分と随分長かったからブロッコリーをゆで、醤油ベースの下味をつけた鳥肉に軽くレンジで火を通す。
その間にあさつきを切り、ボウルに割って軽快な音と共に解いた卵の中にそれをを放り込む。
味付けは手を抜いて出し粉を入れれば再びまぜて、先に卵を焼くために独特の四角いフライパンを火にかけた]
(23)2006/08/21 12:53:27
冒険家 ナサニエル
…ああ、おはよう。

[微かに振り返りながら、落ちてくる白いシャツの袖をまくる。
着々と準備される朝食、それを用意する手付きはすっかりなれたもので。
炊飯器の細い電子音で米が炊けたことを知らされる頃には既に主食を覗いた全てが用意されていた]
(24)2006/08/21 12:56:52
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/21 12:58:56
流れ者 ギルバート
……。

[彼が料理をする間も手伝うでもなくのんびりと紫煙を吐き
 短くなった煙草を灰皿に押し付け
 並べられた出汁巻きをひょいと摘み齧る]

先にシャワー浴びて来る。

[言い残してバスルームへ向かった]
(25)2006/08/21 13:07:12
冒険家 ナサニエル
あ、こら。

[皿に乗せたばかりの出し巻きが奪われればその指先を追いながら軽く嗜め。
仕方ないとばかりに彼の後姿を見送った後もう一つ皿に乗せて。
少しグレイを帯びた和風の四角い皿に盛り付けられたそれらは、男が用意したとは思えないほど丁寧に盛り付けられていた]
(26)2006/08/21 13:14:16
流れ者 ギルバート
[シルバーデニムジーンズを履いて上半身裸のまま
 首からかけたタオルで水滴を落とす髪を拭きながら戻り
 盛り付けられた料理と彼を見比べ感心より呆れ半分に]

相変わらずマメだね。
(27)2006/08/21 13:22:44
冒険家 ナサニエル
……お前がずぼら過ぎるんだ。

[相手の声音の色も関係ないとばかりに返せば、きちんと手を合わせて柿渋塗の箸を手にとって食事を取るその姿は普通の人の朝そのもの。
ただ若干時間がずれていることさえ覗けば、特に違和感もないのだろう]
(28)2006/08/21 13:30:08
流れ者 ギルバート
だって本来必要ないし?

[人を主食とする鬼らしくさらりと言ってのけるも
 一応は彼の食事に付き合う気らしく適当に手を合わせ
 お椀を手に取り味噌汁を啜り]
(29)2006/08/21 13:35:51
冒険家 ナサニエル
……。

[微かに箸がぴたり、と動きをとめる。
大きな、何ともいえないような溜息]

…お前みたいなのがいるから…。

[微かに一人ごちるも、身内の殆どの意見は彼と同じそれであり、自分のような考えのほうが異端であることを思えばそこから先の言葉は続かなかった]
(30)2006/08/21 13:42:57
流れ者 ギルバート
[彼の様子に愉しそうに笑みを浮かべ]

だから毎日一人しか食べないでしょ?
約束は守ってるじゃない。

大体そんな事を思うならもう少し食べたら?

[彼は人を喰らう自分と殆ど変わらぬ量の食事しか摂らない
 華奢な体躯を見つめ僅かに緋色の瞳を眇めた]
(31)2006/08/21 13:52:43
冒険家 ナサニエル
知ってるさ。
…守れないなら、ここから即叩きだすからな。

……余り食べ過ぎると気分が悪くなるから、これくらいでいい。

[濃紺の瞳は微かに物憂げな光を湛えて自分の手元に落ちる。
けれど、何事もなかったかのように食事を終えれば、空になった食器をシンクへと下げて。
水を含んだスポンジに洗剤を与えてやれば程なく白く泡が立ち、それを使って使い終わった皿を洗い始め]
(32)2006/08/21 14:03:50
流れ者 ギルバート
はいはい。

[彼が食器を片付けはじめれば煙草に火をつけ
 ソファに移動してクッションを抱き天井を見上げ]

……食べても気持ち悪くならない美味しいご馳走がいくらでも転がってるのに食べないからじゃない。

[或いは其の声は水音にかき消されても構わないのか
 紫煙と共に吐き出されたのは小さな呟きで]
(33)2006/08/21 14:10:53
冒険家 ナサニエル
……返事は一回。

[水音に掻き消えた小さな呟きを確かめる様子もないのは本当に聞こえて居なかったからなのだろう。
食器や調理器具の片付けを終えて手を拭き、ソファに転がっている男を見やりながら一度部屋に戻り、出掛ける支度をすませて戻ってくる]
(34)2006/08/21 14:19:54
流れ者 ギルバート
出かけるの?
……俺もそろそろ出ようかな。

[彼の姿を見て煙草を灰皿に押し付け立ち上がり
 首からかけたタオルを洗濯籠に放って身支度を整える]
(35)2006/08/21 14:26:22
冒険家 ナサニエル
…図書館に。

[眼鏡を軽く押し上げながら小さく答える。
相手の、出掛ける理由を何となく察したのか表情は余り芳しいとは言えず、眉根を寄せて溜息をつく]
(36)2006/08/21 14:33:33
流れ者 ギルバート
[彼の溜息に思考を想像してか愉しそうに目を細め]

日も暮れてないし「狩り」はまだだよ。
其れまではアルコールでも摂取して気を紛らわすかな。
(37)2006/08/21 14:38:47
冒険家 ナサニエル
[楽しそうなその表情に眉根は余計にひきしぼられ、大きく呆れたように息を吐く]

……そう。
昼間からアルコールを飲むようなただれた生活をしているくらいなら、仕事でもしたらどうなんだ。

[呆れたような声音で背を向ければ、玄関口へと歩き出して]
(38)2006/08/21 14:45:43
流れ者 ギルバート
……関わり過ぎると我慢出来なくなっちゃうし?

[苦言を意に介した様子もなくさらりと受け流し
 のんびりと彼に従い玄関へと向かう]
(39)2006/08/21 14:50:22
冒険家 ナサニエル
…もともとしてもいないくせに。

[小さく吐き捨てるように呟き、扉を出て青年も外に出たのを確認すれば鍵を閉め下へと降りて]

……どうせ、いつもの店で飲むんだろう?

[何とはなしに相手を見ずに尋ね]
(40)2006/08/21 14:58:30
流れ者 ギルバート
……コレでも我慢してるんだけどね?

[肩を竦め]

昼間から飲める店なんてあそこくらいでしょ。
それじゃ、後でね。

[マンションを出れば軽く彼の肩を叩き店に向かった]
(41)2006/08/21 15:04:41
冒険家 ナサニエル
…どこが。

[呆れたような声音で呟くと、少し眼鏡を押し上げてギルバートとは正反対の方向へと歩き出し*図書館へと向かった*]
(42)2006/08/21 15:07:10
流れ者 ギルバート
[CafeBarに着けば店員に片手を挙げいつもの席に落ち着く
 注文せずとも程無く琥珀色の液体が注がれたロックグラスと
 数種類のナッツとチョコの乗った皿が運ばれて来る]

どーも。

[前に置かれた品に視線を注いだまま店員に声をかけ
 グラスに口をつければカランと乾いた氷の音が響いた]
(43)2006/08/21 15:43:26
流れ者 ギルバート
[身体に染み入るアルコールの感覚に目を細める

――足りない

 昨夜の狩りを思い出す
 甘く芳しい香り
 全身を満たす――

 アルコール等では比べ物にならない
 非合法な薬にも手を出してみたが変わらない
 本能が、魂が、人を求める
 其れは何処か焦がれる恋心にも似て]
2006/08/21 16:32:49
流れ者 ギルバート
[鬼は人を喰らう

 人は動物を殺す
 人は植物を殺す
 そうして喰らう

 鬼は人間を殺す
 そうして喰らう
 何も変わらない

 だから罪の意識は、無い]
2006/08/21 17:11:08
流れ者 ギルバート
[振り返ってはいけない――]
2006/08/21 17:23:32
流れ者 ギルバート
[彼のスタイルは珍しい
 多くの同族は気にも留めない

 行き倒れかけていたのを助けて、拾われた
 其れまでは根無し草のまま人に飼われていた
 飼い主が同族になれば喰う事もない

 また倒れやしないかと気がかりでもあった
 同時に何故其処まで意地を張るのかと苛立ちもちた

 結局は未だに傍に居る]
2006/08/21 19:09:23
流れ者 ギルバートは、何杯目かのグラスを煽り暮れた町に視線を投げ緋色の目を細めた。
2006/08/21 19:32:29
修道女 ステラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(修道女 ステラは村を出ました)
(2006/08/21 19:40:00)
修道女 ステラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(修道女 ステラは村を出ました)
(2006/08/21 19:40:00)
冒険家 ナサニエル
[気がつけば図書館は閉館時間近く、小さく肩をすくめたあと退出の手続きを取ってそこを後にする。
車の巻き上げる生温い風に目を細めながら*馴染みの店へと向かう*]
(47)2006/08/21 19:50:29
修道女 ステラが参加しました。
修道女 ステラ
[何杯目かのシングルモルトが空になる。
ふと、視線を上げて……カウンターに男が座っているのに気付く。
こちらの視線に気付いたマスターに同じものを、と頼むと、少し窘められて。
苦笑だけを返すと、また満たされたグラスへ視線を落とした]
(48)2006/08/21 19:56:01
流れ者 ギルバート
[マスターが動く気配に視線を動かす
 一人の女がグラスへと視線を落とし酒を飲んでいた]

……。

[乾いたグラスをカウンタの方へと押し出し
 無言のまま新しい酒が注がれるのを待つ]
(49)2006/08/21 20:09:18
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/08/21 20:18:40
流れ者 ギルバート
[僅かに緋色の瞳を眇める]

悪くない…が…
この店で動くと五月蝿いかな。
それに――

[ゆっくりと瞬く]
2006/08/21 20:19:47
修道女 ステラ
[しばしグラスを揺らして、何を思ったか、立ち上がる。
からん、と氷が冷涼な音を立てた。]

……隣、いいかしら?

[男の斜め後ろに立ち、少し首を傾げて、問いかけた]
(50)2006/08/21 20:20:58
流れ者 ギルバート
[差し出されたグラス片手に振り返り
 表情を変えぬまま女の顔を暫し見つめ]

どーぞ?

[隣の席に視線を投げカウンターに向き直る
 酒を煽りグラスを置けば煙草に火をつけ]

……何か用?
(51)2006/08/21 20:29:25
修道女 ステラ
[許可が下りると頷いて、スツールに腰掛ける。
その仕種にあわせて、長い赤銅色の髪が揺れる。]

……用はないけれど。
いつもそこで飲んでるから。

[気になっただけ、と呟いて。
黒いワンピースの胸元、シルクオーガンジーの下で場違いな十字架が揺れた]
(52)2006/08/21 20:39:37
流れ者 ギルバート
……酒飲んで暇潰してるの。

[同居人が聞いたらまた苦言を呈されそうな事を言い
 紫煙を吐きカウンターに片肘ついて
 納得した?とでも言う様に女を見つめ
 胸元に揺れる十字架で視線が止まる]
(53)2006/08/21 20:51:10
修道女 ステラ
暇潰しにお酒?
……いい身分の人なのかしら。
結構、よく見かけるし。

[男の視線が自分の胸元へ向けられているのを見ると二本の指でロザリオを摘んで]

……ロザリオは珍しい?
(54)2006/08/21 20:57:23
流れ者 ギルバート
[さあね、と気のない返事をして女の顔に視線を移し]

昼間から酒の飲める店なんて限られてるしね。

……ちゃらちゃらアクセサリーつけるタイプにも見えないだけ。

[人差し指と中指で煙草を挟んだままグラスを手に取り
 一口煽ればカラン、と氷が踊った]
(55)2006/08/21 21:05:29
修道女 ステラ
そうね。
でもお店もそうだけれど、昼間から飲める身分の人も限られてるんじゃないかしら。

[唇の端が歪む。笑ったらしかった。]

……アクセサリーじゃないのよ。
身分証明。
神様の花嫁なの。

[呟くと、ストールの下からロザリオを引き出した]
(56)2006/08/21 21:12:17
流れ者 ギルバート
……飼われてる身分だから。

[さらりと言ってグラスを置き]

ふぅん?
神様、ね……

旦那さん元気?
(57)2006/08/21 21:20:25
流れ者 ギルバート
Eli,Eli,lema sabachthani...
2006/08/21 21:21:51
流れ者 ギルバートは、カウンターに向き直り紫煙を吐きながら小さく何事か呟いた。
2006/08/21 21:22:23
修道女 ステラ
[飼われてる、に吹き出すと]

……そ。
素敵な身分ね。羨ましい。

[自分のグラスを持ち上げて、揺らすと]

元気なんじゃないかしら?
亭主元気で留守がいいっていうけれど。
常に留守だから。
そろそろ離婚届けでも出そうかしらね。
(58)2006/08/21 21:24:42
流れ者 ギルバート
[小さく肩を竦め煙草を一服して灰皿に灰を落とす
 薄い唇に微かに笑みを浮かべて]

離婚届は何処にどうやって提出するんだか。
全能の神すら女に捨てられる、か…悪くないね…
(59)2006/08/21 21:35:43
修道女 ステラ
[紫煙の向こうの男に笑いながら]

……さぁ?
一方的に叩き付ければいいだけかも。

[婚姻届すらなかったわ、と呟いて]

全知全能なんて、私は求めてないもの。
愛情の欠片もない旦那なんて要らないわ。
(60)2006/08/21 21:41:32
流れ者 ギルバート
神が存在するならば何故俺達が居る?
……人の心に巣食う辺りは神も悪魔も同じか。
2006/08/21 21:42:14
流れ者 ギルバート
やっぱり女は強いのかな……

[叩きつける、の言葉に愉しそうに緋色の目を細め]

愛情が欲しくてシスターになったの?
良く知らないけど与えるものって教わるんじゃなかった?
(61)2006/08/21 21:47:21
修道女 ステラ
……少なくとも、男よりは強い生き物だと思うわ。
純粋な力だけが強さではないもの。

[赤銅色の髪を後ろに流し。男の顔をまじまじと見つめながら]

……まさか。
愛情が欲しいだけなら、そこら辺で適当な男引っ掛けるわ。
与えるだけは、好みじゃないし。
もらえるものは貰っておく主義だけれど。
(62)2006/08/21 21:50:38
流れ者 ギルバート
……そう?
別に力を誇示しようとも思わないけど。

[見つめられれば静かに視線を受け止め]

じゃあ旦那が帰って来なくて堪忍袋の緒が破けそうな訳?
居ない奴を相手に何か求めても自分の中でしか得られるモノなんてないんじゃない?

[結局は自己満足でしょ、と呟き煙草を吸って灰皿に押し付け]
(63)2006/08/21 21:56:17
修道女 ステラ
一般論よ。

[目を眇めるとカウンターの上で手を組み]

……どうなのかしら。
帰ってこられても、困るわね。
最初から何も期待していないのだし。

結局は、そうね。自己満足。

[でなきゃ修道女なんてやらないわ、と笑った]
(64)2006/08/21 22:03:12
流れ者 ギルバート
[女の視線が逸れるのにカウンターに向き直りグラスを煽って]

女心は複雑らしいね。
……何で修道女になろうと思ったの?

[空になったグラスをカウンター奥へ押し遣り首を傾げた]
(65)2006/08/21 22:12:36
修道女 ステラ
少なくとも男程単純にはできてないわね。

[くすりと笑んで、グラスについた水滴を指先で拭いながら]

別に、深い理由なんてないわ。
強いて言えばいい子ぶりたかっただけ、かしら。
(66)2006/08/21 22:20:14
流れ者 ギルバート
男心も複雑なんだけどね?

[女の細い指がグラスを這うのを眺めながら]

……其れ楽しいの?

[面倒臭そう、と呟き新しいグラスに口つけ]
(67)2006/08/21 22:25:19
修道女 ステラ
……どう複雑なのか教えてもらいたいわ。

[指についた水滴で、カウンターをなぞる。
指を這った後が残って、消えていく]

気に入らない人たちを騙して悦に浸れる程度には楽しいわ。
プライドと、世間体と、両方を誤魔化せるし。
(68)2006/08/21 22:32:11
流れ者 ギルバート
そう言うのは愛人でも作って訊くと良いんじゃない?

[グラスを持ったまま人差し指で氷を掻き混ぜ]

ふぅん?
イイ性格してるね……
俺は騙さなくて良いの?

[其の姿も作り物かな、と愉しそうに訊ね]
(69)2006/08/21 22:54:59
修道女 ステラ
あら。
じゃあ貴方に愛人になってもらおうかしら。

[冗談とも本気ともつかぬ口調。
少し首を傾げて相手を見やれば薄く笑んで]

……褒め言葉としてとっておくわ。
別に貴方は気に入らない、なんて思ってるわけじゃないもの。
それとも、騙して欲しかった?
(70)2006/08/21 23:04:21
流れ者 ギルバート
[自分を指差して首を傾げ薄い唇に微かに笑みを浮かべ]

……俺?
そう言う事を言われると遠慮なく食べちゃうよ?

[グラスを煽り]

……踊らされるのは好きじゃない。
嘘吐きの相手は面倒臭いでしょ。
(71)2006/08/21 23:13:59
修道女 ステラ
そ。貴方。

[長い髪で自分の口元を擽りながら]

…貴方には嘘はついてないわ。
真実も話していないけれど。

……あぁ、でも食べられてしまうのなら名前くらいは教えてくれないかしら。
どこの誰とも分からない人に食べられてしまうのは癪だわ。
(72)2006/08/21 23:17:18
流れ者 ギルバート
別に真実なんて求めてないから構わないよ。
誰しも自分にまで嘘を吐くんだしね。

[コトリ、とグラスをカウンター奥にに押し遣り
 女を見つめて緋色の瞳を眇め一つ息を吐き]

……俺はギルバート。
別に名乗ってくれなくて良いよ。
食べる人の名前いちいち聞いても覚えきれないし。
(73)2006/08/21 23:26:16
修道女 ステラ
その歳で随分と悟ってるのね。

[どう見ても自分と同じ年頃にしか見えなかったが。
男の名を聞くと、小さく頷いて]

……じゃあ、言わないでおくわ。
無駄なことはしない主義なの。
(74)2006/08/21 23:31:33
流れ者 ギルバート
別に何も?

[新しいグラスを傾け女が瞬くのにゆっくりと瞬き]

助かるね……
名前を呼んでとか愛を囁いてとか言われても面倒だし。
(75)2006/08/21 23:41:41
修道女 ステラ
……何それ。
今時ドラマでもない台詞よ。

[男のグラスを取り上げて、一口。微笑むと]

これだけ飲んでたら、名前など言ったところで覚えてないでしょう。
貴方の愛なんて期待していないから。
(76)2006/08/21 23:45:02
流れ者 ギルバート
居るんだよたまに……
レトロな少女漫画の読み過ぎとしか思えない人種が。

[奪われたグラスを眺め肩を竦め]

残念ながらアルコールじゃ酔えないの俺は。
美味しい女になら酔えるんだけどね?

[すぃと女の頬を撫ぜ双眸を覗く]
(77)2006/08/21 23:53:16
修道女 ステラ
……生憎と、少女漫画で夢見られるほど純粋じゃないわ。

[奪ったグラスからもう一口。男の手にグラスを返すと]

あら、そこだけは一緒ね。
私もアルコールじゃ酔えないの。
……いい男にも酔わないけれどね?

[こちらを見る緋色の瞳を見つめて、笑みを浮かべ]
(78)2006/08/21 23:59:12
流れ者 ギルバート
[返されるグラスに頬から手を離し]

……愛人要らないんじゃない?
俺に何して欲しいの?

面倒臭いのは嫌いなんだけど……

[グラスに口をつけ横目で女を見遣り]
(79)2006/08/22 00:05:53
冒険家 ナサニエルは、馴染みの雑貨屋を経由してカフェバーに姿を現した。
2006/08/22 00:08:28
修道女 ステラ
……そうね。
煩わしいことも何も考えられない時間、かしら。
一時でいいから。

貴方のお眼鏡に適わないなら別に構わないわ。

[空のグラスをカウンターの奥へ押しやり]
(80)2006/08/22 00:08:41
流れ者 ギルバート
お眼鏡に適わないなんてとんでもない。
じゃあ……此処で食べてあげようか?

[小首を傾げ緋色の瞳を眇め口元に浮かぶ艶やかな笑み
 彼は其の言葉の意味を直ぐに理解したことだろう]
(81)2006/08/22 00:11:28
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルに気付きちらりと視線を送り愉しそうに女へと視線を戻した。
2006/08/22 00:12:23
冒険家 ナサニエル
[何やら細かいものがたくさんつめられた紙袋と本を手にカフェバーに姿をみせ、問題児の姿を探す。
ふと、暫くしないうちにいつもの席で見つけるも、一瞬戸惑ったのはその傍らに女性らしい姿を見つけたからで。
声をかけるのも何だか邪魔な気がしてつい、店の入り口のわきで足を止めた]
(82)2006/08/22 00:15:54
修道女 ステラ
……此処で?
随分と大胆だこと。

見物人もいるのに。

[入り口に現れた男の姿に気付いて。
露出の趣味はないわ、と小さく呟く]
(83)2006/08/22 00:19:47
冒険家 ナサニエルは、修道女 ステラとギルバートの視線にそれぞれ気付くも壁にもたれたまま。
2006/08/22 00:22:58
流れ者 ギルバート
そう?

[残念、と小さく呟き]

見てないでこっちに来れば?

[彼に首を傾げて]
(84)2006/08/22 00:26:48
修道女 ステラ
……知り合いだったのね。

[ギルバートと入り口の男、視線を間で彷徨わせて。
ふぅん、と小さく呟き、何を考えたのか。
スツールから立ち上がると]

……お邪魔になるといけないから失礼するわ。

[ギルバートの頬へと手を伸ばすとこちらへ向けて。
掠めるようにその唇を奪うと微笑んで]

……ご馳走様。

[カウンターに代金を置くと静かにBarを*後にした。*]
(85)2006/08/22 00:32:37
修道女 ステラは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/22 00:32:39
冒険家 ナサニエル
……。

[はぁ、と深く息をついて呼ばれるままに]

珍しいな、誰かと飲んでるなんて。

[ギルバートの横ではなく、ステラの横のスツールを選びながら]
(86)2006/08/22 00:34:05
冒険家 ナサニエル
……?

[別に邪魔をしたのは此方で、邪魔になることなどなかったのにと考えたところで女の姿は既にとおく。
荷物を和記に降ろしたあと、先程ステラが座っていたスツールに腰掛けながら、いつものを、と短く頼んだ]
(87)2006/08/22 00:35:52
流れ者 ギルバート
別に気にしなくて良いのに……

あーあ、逃げられちゃったか。
夜はまだ長いし良いけど……

[触れた唇の感触を愉しむようにちろりと自分の唇を舐め
 煙草に火をつけながら肩を竦めて]

毎日飲んだ暮れてる人間の身分が知りたかったんだって。
(88)2006/08/22 00:41:16
冒険家 ナサニエル
…また、そんなことを。

[あきれたようにちらりと溜息をつきながら微かに蜂蜜のような色をしたアルコールの入ったオールドとナッツが供されればそれをつまみ]

……ふぅん…毎日ここにいるのを知っているということは…ここの馴染みなのかな。

[唇に乗る言葉は純粋に疑問を含み]
(89)2006/08/22 00:45:02
流れ者 ギルバート
さあ?いちいち客の顔なんて覚えてないし?

[のんびりと紫煙を吐き首を傾げぽつりと呟く]

流石に愛人になったら覚えておかないとかな……
(90)2006/08/22 00:52:58
冒険家 ナサニエル
……はぁ?

[愛人、と言う突拍子もない言葉に、それこそあきれたような表情。
言葉の響きすら深いとばかりに押し黙ってグラスを傾け]
(91)2006/08/22 00:56:21
村長の娘 シャーロットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長の娘 シャーロットは村を出ました)
(2006/08/22 00:50:00)
流れ者 ギルバート
旦那が相手してくれないから愛人が欲しいんだって。

[グラスを煽りカウンター奥へと押し遣り
 窓の外へと視線を移し呟く声は艶を孕み]

……そろそろ良い時間かな。
(93)2006/08/22 00:59:16
村長の娘 シャーロットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長の娘 シャーロットは村を出ました)
(2006/08/22 01:00:00)
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
[この場にはそぐわない、明らかに浮いた少女が店に入る。
迷わずカウンターまで進み、本を片手に席に座った。]

珈琲。
ブラックで。

[本に目を落としたまま相手の顔も見ずにそっけなく注文をした。程なくして出てきた珈琲を一口飲み、眉間に皺を寄せながら本に没頭している。]
(95)2006/08/22 01:02:56
冒険家 ナサニエル
……。

[自分にはよくわからない世界とばかりに、言葉と一緒にアルコールを喉の奥へと流し込み。
良い時間、と言う響きに微かに眉を寄せ]

……いくのか。

[苦虫を噛み潰したかのように、芳しいとはいえない表情でギルバートから視線を逸らし]
(96)2006/08/22 01:03:54
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/22 01:08:23
流れ者 ギルバート
[珈琲を頼み本に視線を落とす少女をちらと見遣り
 カウンターに片肘を乗せて頬杖をつき
 彼に向き直れば愉しそうに薄い唇に笑みを浮かべ]

勿論。
……たまには一緒に来る?
(97)2006/08/22 01:09:24
村長の娘 シャーロット
[...は、視線を感じて男の方をちらりと見た。]

・・・何?

[すぐまた視線を落とす。注文した珈琲を一口ずつゆっくり飲んでいるが、飲む毎に眉間に皺を寄せている。]
(98)2006/08/22 01:15:18
冒険家 ナサニエル
[珈琲、と響く少女らしい声に視線をやり。
自分の傍らで楽しそうな表情浮かべて同行の意思を尋ねる様子に、眉根を更に深く寄せて]

……いかない。

[男から視線をそらせば、ちょうど自分が借りてきた本が目に入る]
(99)2006/08/22 01:15:50
流れ者 ギルバート
[少女に短く問われるのに再度ちらりと視線を投げ]

……別に。
もう出るし、気にしないで。

[不機嫌そうな彼の様子に益々愉しそうに顔を寄せ]

そう?そろそろ限界なんじゃない?
(100)2006/08/22 01:21:39
村長の娘 シャーロット
そう・・・。じゃあ、気にしない。

[そう答えると、男と会話してるとおぼしき青髪の男の方もチラリと見て、本に視線を戻す。]

oO(二人とも綺麗な顔・・・綺麗なものは綺麗なものと、
   汚いものは汚いものとでも縁があるのかしら?)
(101)2006/08/22 01:27:02
村長の娘 シャーロットは、眉間に皺を寄せて一気に珈琲を飲むと、即ココアを注文した。
2006/08/22 01:28:44
村長の娘 シャーロット
[ココアを受け取りほっと一息つくと、本に視線を戻した。
しかしどうも集中出来ない。
失礼だとは思いつつ、こっそりと二人を盗み見る。]
(102)2006/08/22 01:32:34
冒険家 ナサニエル
[ギルバートと少女のやり取りを眺めながらグラスをあけて]

……限界?何がだ。…勝手に決めるな。

[小さく呟けば、逆に此方がいらだったかのように席を立つ。
会計をさっさと済ませればふと何か思ったのか、店員と何やら少し会話をして。
心得たとばかりに頷く相手に対して、頼むように一つ頭を軽く下げた]
(103)2006/08/22 01:33:09
流れ者 ギルバート
……何?

[視線を感じ今度は少女に先ほど投げられたのと同じ言葉をかけ
 帰って行く彼の様子を嬉しそうに呟いて見送り]

……さあ?何の事だろうね?
(104)2006/08/22 01:36:01
冒険家 ナサニエル
[き、と小さくギルバートを睨み、どうせまだ少し飲むだろうギルの分も先払いで済ませれば少女の視線に気付く暇もなく店を出る。
やがて、店員によって少女にクッキー1カッタン分と粒チョコレートがのった皿が届くだろう。
少女が尋ねる前に『先程のお客様から、連れの不躾な視線のお詫びに、とのことです』と伝言が届くだろうか]
(105)2006/08/22 01:40:32
村長の娘 シャーロット
……そうね、何かしら。自分でもよくわからない。
ただ、緋色の目って珍しいな、と思って。

[大人っぽさと子供っぽさを混同したような口調で言い、
美味しそうにココアを一口飲んで、その目を観た。]
(106)2006/08/22 01:42:03
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/22 01:42:28
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/22 01:45:30
流れ者 ギルバート
……そう?見世物じゃないんだけどね?

[言葉ほど気にした風もなく少女の双眸を覗き緋色の瞳を細め
 マスターが少女に彼よりの託けを伝えるのにくつくつ肩を揺らし]

不躾で失礼しました……
じゃ。

[言い残して踵を返しひらりと手を振り
 いつもの事と金も払わず店を出ようと]
(107)2006/08/22 01:48:10
村長の娘 シャーロット
[ほどなくして、店員からクッキーとチョコが出された。]

私、頼んでな・・・

[いい終わる前に、青髪の男の伝言を受け取る。]

お詫び・・・?
別に、よかったのに。あの人、礼儀正しい人なのね。
私の方こそ失礼な視線を投げかけてしまってたのに。

[ちょっと困った顔をしつつも、こころなしか嬉しそうにチョコをつまむ。]
(108)2006/08/22 01:49:13
村長の娘 シャーロット


ごめんなさい。そうよね、見られても困るわよね。
私こそ不躾だったわ。
・・・慣れない場所には来るものじゃないな(呟き

[とりあえず男に頭を下げてからクッキーとチョコをぺろりと平らげると、店員に「あの人が来たら、ありがとう、おいしかったですって伝えておいてください。」と言い、自分も店を出た。]
(109)2006/08/22 01:54:05
流れ者 ギルバート
……別に気にしてないし。

[何故か並んで店を出た少女を見下ろし]

良いんじゃない、知らない所もたまには刺激になって。
(110)2006/08/22 01:58:33
村長の娘 シャーロット
・・・だからと言って、家には帰りたくないのよね。

[また別の店にでも行こうかと思ったが、時計を見て結局諦めた。]

帰るしか、選択肢はなさそう。

[帰宅後に行われるであろう母親とのやりとりを想像し、げんなりした顔でため息をつくと頭を抑えて*帰路へ*]
(2006/08/22 01:59:13、村長の娘 シャーロットにより削除)
村長の娘 シャーロット
刺激・・・かぁ。ほしいような、ほしくないような。
今から帰れば、間違いなく刺激的な状況になりそうだけど。

[どこか自嘲めいた表情を見せ、深いため息をつく。
そして思い出したように男を見、]

あ。
さっきの「珍しい」って、一応ほめたのよ。
珍しくても綺麗じゃなければ興味も惹かれないし。

・・・お連れさんに、よろしく。それじゃ。

[ヒラヒラと手を振った後、これから行われるであろう母親とのやりとりを想像し、げんなりした顔で*帰路へ*]
(111)2006/08/22 02:05:17
流れ者 ギルバート
面白そうじゃない。
……どーも。

[誉められれば短く謝辞ともつかない返事を]

じゃ。

[歩き出した少女を僅かな間眺め]

あーあ、また逃げられた……

[呟き浮かぶは艶やかな笑み
 空を仰げば緋色の瞳は刹那金色に煌き]

……行くか。

[ふらりと裏通りへ向かって歩き始め]
(112)2006/08/22 02:10:39
流れ者 ギルバート
[細い路地裏をゆっくりと進んでいく
 轟轟と換気扇の音
 野良猫が漁る生ゴミの臭い
 凡そ人が居るとは思えない其の先に少しだけ拓けた空間

 特有の空気
 安っぽく甘ったるい香水の匂いを纏った化粧の濃い女達
 伸ばされる手を気にも留めず
 夜の街の更に深くへと向かう

 薄汚れた壁に寄りかかり
 気だるげに長い髪をかきあげる女を見止め
 其の口元が三日月に笑みを浮かべ立ち止まる

 交わる視線は一瞬で此処では面倒な言葉も必要ない
 手を取り更に路地裏深くへと進み
 伸ばされ首に絡まる腕に緋色の瞳を眇め唇を奪った――]
(113)2006/08/22 02:22:37
流れ者 ギルバート
[魂が震える
 満たされていく

 甘い甘い人の味]
2006/08/22 02:23:25
冒険家 ナサニエル
[ギルバートが店を出た、そのころ。
もともと芳しくない体調はついに貧血に似たような様子と、飢えと渇きを齎し、軽く往来でしゃがみこむに至った。
心配してくれるらしい姿を丁重に断わりながら、悟られぬように、余計なことをしでかしてしまわぬようにと可能な限り急いで路地の奥深く、裏路地を通って自宅へと帰ろうとする。
けれどふらつく意識がそれを許さず、意識は本人の意識に関係なく手放され、本と包みがコンクリートの地面に落ち、やがて男の体も同じように崩れ落ちた]
(114)2006/08/22 02:27:24
流れ者 ギルバート
[腕の中で震える女を愛しい者のように抱きすくめ
 はらはらと融けきってしまえば吐息を洩らす]

……ご馳走様。

[うっとりと囁いて恍惚の表情を浮かべる
 ゆらりと歩き出す
 誰も気にも留めない

 裏通りからマンションへ向かい表通りへ出る手前
 彼がいつかと同じように倒れているのを見止めた]

だから言ったのに……

[呟いてのんびりと歩み寄り彼のすぐ傍にしゃがみ込み
 転がる本と包みを拾い上げ彼の顔を覗く]
(115)2006/08/22 02:31:05
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルの頬をぺちぺちと叩いた。
2006/08/22 02:32:00
冒険家 ナサニエル
[軽く意識を飛ばしている自分にもすっかりなれているギルバートのおかげで、微かな呻きとともにゆっくりと意識が浮上する。
但し、それは最低限の高さまでの浮上だったが。
薄く濃紺の瞳で自分の様子を覗きこむ姿を見上げ]

……ぎ、ぃ…?

[酷く掠れた声音は、空気に解けて消えてなくなりそうなほどに脆く]
(116)2006/08/22 02:36:58
流れ者 ギルバート
[薄い唇には相変わらず愉しそうな笑みが浮かび]

……どうしたの?

[片膝をついて彼の身を助け起こし
 狩りの残り香を纏ったまま顔を寄せて]
(117)2006/08/22 02:40:35
冒険家 ナサニエル
[自分を起こす腕にも、吊り上げられた唇にも、彼の全身にゆるりとまとわりついた、酷く甘い香りに眩暈を覚えそうになりながらゆる、と首を横に振って]

…なんでも、ない……ただの、貧血…。

[ゆっくり息を吐いて]
(118)2006/08/22 02:44:46
流れ者 ギルバート
……そう?じゃあ帰ろう?

[手を貸すでもなく彼が立ち上がるのをただ待って]
(119)2006/08/22 02:45:49
冒険家 ナサニエル
[きり、と微かに唇を噛み締めれば少しだけ時間をかけて若干おぼつかない様子ながらも立ち上がる。
服や荷物についた土ぼこりを軽く払って、くるりとギルバートに背を向けた]
(120)2006/08/22 02:48:27
流れ者 ギルバート
[覚束無い足取りで一人歩き出す彼を愉しそうに見守り
 立ち上がり少し足早に彼の隣に並び
 前を向いたまま彼の胸元に拾い集めた荷物を差し出し]

忘れ物。
(121)2006/08/22 02:51:04
冒険家 ナサニエル
[相変わらず楽しげな表情の相手を軽くねめつけながら、ゆっくりと歩き出す。
本来なら、自我とともにまともな意識を保っているのもやっとの状況。
瞬きの合間に、時折紺の瞳に銀が微かに混じったりする様子を月だけに晒しながら、差し出された荷物に足を止め、受け取る]

…ああ、すまない…。

[そう、小さな礼だけ唇に乗せて再び歩き出そうと]
(122)2006/08/22 02:57:55
流れ者 ギルバート
[手渡した荷物を手放さず空いた手で細い腰を抱き止め
 俯き加減に彼の顔を覗き鼻先で甘く囁く]

だから言ったでしょ?
そろそろ限界だって……
(123)2006/08/22 03:03:12
冒険家 ナサニエル
……っ…?!

[引き寄せる力に抗うことも叶わず、相手の望むような状況に落ちてしまえば、囁かれる言葉を拒否するかのようにきつく目を瞑って]

…っ、何の、話だ。
(124)2006/08/22 03:06:20
流れ者 ギルバート
……まだそんな事を言うんだ?

[指先で彼の頬をなぞり其の侭顎を持ち上げて
 緋色の瞳はちらちら銀に煌く彼の双眸を覗き
 呼応するように金色に煌くのを眇める]
(125)2006/08/22 03:11:47
冒険家 ナサニエル
…放せ。邪魔、だ。

[短く掠れた声で相手を拒否するかのように紡ぐも、今この状況で理性を保ち、瞳を保つことなど今の自分にできるはずがなかった。
月よりも濃く輝く瞳から逃げるかように顔を背けて、ゆるりと自らの手を持ち上げれば頤にかけられた指先にかけて、相手の手を下ろさせようとして]
(126)2006/08/22 03:17:20
流れ者 ギルバート
……ふぅん?

[ちろりと彼の唇を舐めあっさりと身を放し]

俺は別に良いけどね?

[くつくつと肩を揺らしくるりと背を向けて]
(127)2006/08/22 03:20:07
冒険家 ナサニエル
[微かに唇が濡れる感触に眉を寄せ、深く瞳を瞼の裏へとおいやり]

…余計な、事を…。

[先程までより濃い銀の瞳で微かに呟き、そのままゆるりと道筋を歩きだした]
(128)2006/08/22 03:23:48
流れ者 ギルバート
……其れは失礼?

[声音は何処までも愉しげで
 溢れる感情を堪えきれぬとでも言うように薄い唇は笑みを浮かべ
 のんびりとした歩調で彼と肩を並べ歩を進め]
(129)2006/08/22 03:27:04
冒険家 ナサニエル
[楽しむかのような声音。
吊り上げるように笑んだ唇。
その全てに敵意を抱くかのような様子のままゆるりとした足取りで、どうにか自宅までたどり着けば再びぐらりと姿勢が傾ぐ。
シューズボックスに手をついて姿勢を支えながら、荒く息をついて]
(130)2006/08/22 03:32:32
流れ者 ギルバート
……寝る前に一度だけ訊くね?

[言葉を切り彼を見つめて緋色の瞳を細め]

何か言う事、ある?

[首を傾げれば少し癖のある柔らかな髪が頬にかかり]
(131)2006/08/22 03:34:55
冒険家 ナサニエル
[俯いて息を整えてした顔がゆるりとあげられたときには、瞳は完全に銀へと色を変えていた。
緋を帯びた瞳の相手を見やりながらただ小さく、とても悔しそうに怜悧な表情を歪めて*願いを口にする*]

……ちょう、だい。
(132)2006/08/22 03:38:30
流れ者 ギルバート
[彼の銀の瞳を見つめ眇める瞳は金色に煌く
 細い腰を抱き寄せ鼻先で甘く囁いて]

……其れじゃ何が欲しいか判らないや?

[おやすみ、と頬を撫ぜて憔悴しきった彼を残し寝室へ*戻って行った*]
(133)2006/08/22 03:43:44
村長の娘 シャーロット
[昨日と少し違った容姿。左の頬に微かな痣を作りながら、その風貌を全く気にすることもなく歩む。大学の方へは行かず、本を片手にまっすぐと図書館へ。]

返却お願いします。

[受付では必要最低限の会話だけし、中に入る。新しく数冊本を手にし、そのまま頭に敷いて左側を下にすやすやと*寝息を立て始めた*]
(134)2006/08/22 09:03:11
修道女 ステラ
[教会。Barに程近い場所にある、荘厳な建物の裏庭。
黒い修道服に包まれた長い手が緩やかに動いて、場にそぐわない細いシガレットに火をつける。
道路に面したフェンスに軽く指をかけると外を見つめて]

……こうしているとまるで檻ね。

[誰かここから出してくれる王子様はこないのかしら、と呟き。
昨夜を思い出すと、唇には楽しげな笑みが浮かぶ。]

ギルバートとか言ったっけ……

[刹那触れた唇を己の指で辿るとBarのある方へ視線を向けた]
(135)2006/08/22 11:33:02
村長の娘 シャーロット
[...は、静かに目を覚ます。]

…もう、お昼まわってたのね。寝すぎたわ。

[とは言え、別段慌てる様子もなく、つい今ほど枕にしていた本を読み始める。が、集中出来ず顔を上げる。どうにも昨日の2人のことが頭を離れないようだ。]

……人に興味を惹かれるのなんて何年ぶりかしら。
家族にも、自分にさえも興味なんてないのに。

[「ああ、もう。」と髪をくしゃくしゃしながら本に集中しようと試みる……しかし結局*だらだらとページをめくるだけに落ち着いた*]
(136)2006/08/22 12:39:41
流れ者 ギルバート
[目を覚まし部屋を出れば玄関先で倒れている彼
 歩み寄り華奢な体躯を抱かかえて部屋に運び
 静かにベットに横たえて其の唇をなぞり
 薄い唇に微かに笑みを浮かべ問うように囁く]

目覚めのキスをしたらお姫様は怒るかな?

[なんてね、と彼の唇をなぞった指で自分の唇をなぞり]

もう殆ど残ってないし、残念でした……
(137)2006/08/22 13:56:24
流れ者 ギルバート
[一人マンションを出ていつものCafeBarへ向かう
 程近く、視界の端に教会――女の顔が脳裏を過ぎる]

……あんな所にあったんだ。

[ふらりと足の向かう先を変えて教会へ
 人気の無い礼拝堂へ無遠慮に足を踏み入れる]

……ふぅん?

[ぐるりと見回してのんびりと歩を進め
 首を傾げて眼前の十字架を見上げ不遜な笑みを浮かべた]
(138)2006/08/22 14:20:34
修道女 ステラ
[甘いバニラの香りを身に纏い。
礼拝堂へと戻れば見覚えのある顔。
まさかこんな場所に現れるような男には見えなかったので、内心驚き数度瞬いてから]

……あら、お祈りでも?
それとも懺悔かしら。

[柔らかに問い掛ける。修道服の胸元でロザリオが揺れた]
(139)2006/08/22 14:31:08
流れ者 ギルバート
……俺が祈りや懺悔?

[まさか、と鼻で笑って漸く声に向き直り]

昨日は神の花嫁に逃げられちゃったからね。
続きをしに来た訳。

[数歩、歩み寄り胸元の十字架を手に取り少し眺めて
 女の双眸を覗いて緋色の瞳は微かに弧に笑む]
(140)2006/08/22 14:41:43
修道女 ステラ
[鼻で笑う男に、でしょうね、と涼しい顔で同意して。
ロザリオを取る男にゆるりと首を傾げて]

逃げたんじゃなくて気を利かせたと言ってくれないかしら。
わざわざこんなところまで追いかけてくるだなんて。
少しは私にご執心?
(141)2006/08/22 14:45:23
流れ者 ギルバート
別に気にしなくて良かったのに。

……さぁ?
帰って来ない旦那の家で花嫁を抱いたら愉しそうだなと思っただけ。

[指先で女の頬をなぞり]

ドラマなら帰って来た旦那が呆然とするシーンでしょ?
(142)2006/08/22 14:52:03
修道女 ステラ
そうね。
シナリオも役者も三流の、昼メロにしかならなさそうだけど。

[頬をなぞる手を取り、唇に押し当てると]

……そして私は旦那に怒られて家を追い出されるのね。
貴方かくまってくれる?
(143)2006/08/22 14:55:32
流れ者 ギルバート
離婚届叩きつけるには丁度でしょ?

[柔らかな唇を指でなぞり首を傾げて]

……俺にそんな甲斐性あると思う?
(144)2006/08/22 15:03:31
修道女 ステラ
向こうから叩きつけられそうね。

[唇をなぞられると少し舌を出し。
誘うように指先を舐めると微笑んで]

……あら。
飼い犬にそんな甲斐性あるなんて思ってるわけないじゃない。
(145)2006/08/22 15:10:40
流れ者 ギルバート
好都合じゃない。

[濡れた指で少し下唇を押し下げ
 舌を追いかけるようにゆっくりと口内へ指を滑らせ]

じゃあ訊くだけ無駄じゃない。
其れとも俺の飼い主様に一緒に飼われてみる?
(146)2006/08/22 15:14:51
修道女 ステラ
[口内に入り込んだ指先に軽く歯を立て。
指を咥えたまま、上目に男を見つめる。]

貴方と一緒に?
貴方のご主人様が大金持ちなら考えるわ。
飼われるのは結構だけどそれで貧乏暮らしは勘弁よ。
(147)2006/08/22 15:20:37
流れ者 ギルバート
[歯を立てられると目を細めゆっくりと温かな舌をなぞる]

……さぁ?
毎日酒飲めて取り敢えず不自由はしてないけど。

手っ取り早いのは王子様なんか居ないって現実を見る事じゃない?

[引き抜いた指をちろりと舐めて薄く笑んだ]
(148)2006/08/22 15:28:11
修道女 ステラ
……それはそれは。
中々いい飼い主ね。
……昨日のあの男かしら。

[入り口で立っていた男を思い出す。
確かにいい男だったけれど、と呟き]

王子様もあしながおじさんもいると思ってないわ。
言ったでしょ。純粋じゃないって。
夢見る少女じゃないわ。
(149)2006/08/22 15:35:04
流れ者 ギルバート
そ、なんなら紹介しようか?

[愉しそうな笑みを浮かべ女のコイフに手をかけて]

なら此処から勝手に出て行けば良いじゃない。
誰かが連れ出してくれなくてもね。

[花嫁のヴェールを持ち上げるように恭しく其れを外し
 現れた髪を梳きながら鼻先に薄い唇を寄せ]

……神なんて居ないよ。
(150)2006/08/22 15:44:29
修道女 ステラ
男に飼われる飼い犬、ね。
貴方の飼い主は女は趣味にあわないのではなくて?

[目を眇めるとその後の言葉には若干苛ついたように吐息交じりに]

……やれるならやってるわ。
私は好んで檻に入っただけよ。
連れ出して欲しいなんて思っていない。

[コイフから零れ流れた赤銅色を視界の端で追いながら鼻先の唇に軽く己のそれで触れて]

……知ってるわ。
(151)2006/08/22 15:52:00
流れ者 ギルバート
[くつくつと肩を揺らし]

飼い主様の趣味は知らないけど、別に俺達は恋人同士じゃないし。

[言葉を聴き緋色の瞳は愉しそうに間近の女の双眸を覗く]

……何も考えられない時間がお望みだっけ?
愛人らしく刹那の快楽でもあげようか?

[ちろりと女の唇を舐め甘く囁いて]
(152)2006/08/22 16:02:25
修道女 ステラ
あら、そうだったの?
てっきり恋人同士だと思っていたのに。

[緋色の瞳をじっと見つめ、誘うような笑みを浮かべる]

貴方がその気なら、ね。
からかうつもりなら、さっさと帰って頂戴。
(153)2006/08/22 16:10:50
流れ者 ギルバート
其れを聴いたらとてもイイ顔をしてくれそうではあるね。

[女の笑みに微かに瞳を眇め]

……其の気ってどの気?
言ったじゃない、花嫁を抱くのも愉しそうだって。

[緩やかな動作なれど女の腰を抱いて床に組み伏せる
 差し込むステンドグラスの光が女の白い頬を彩った]
(154)2006/08/22 16:20:24
村長の娘 シャーロット
<中の人>
先生。甘いムードに出ていけんとです。
完全RP村ってことで、独り言も墓も徹底するのかと思ったけど
そうでもないみたいで良かった……(爆)

そうそう、中発言はコレみたく括るわ。基本RPでいこう。
</中の人>
2006/08/22 16:31:09
修道女 ステラ
そう?
じゃあ今度お会いする機会があったら言ってみようかしら。

[微笑んだその刹那、ふわりと視界が回って。
気が付いたときには視界に広がるのは男の顔と、普段まじまじと見ることもない、天井に描かれた壁画。]

……この気、よ。
場所を選ばないのね。
飼い犬っていうよりケダモノだわ。

[愉しげに口元を歪めると男の頬に手を伸ばし]
(155)2006/08/22 16:35:06
流れ者 ギルバート
是非俺も居る時に言って欲しいね。

[頬に添えられた手に自分の手を添え
 ケダモノの言葉に愉しそうな笑みが浮かぶ]

どうせケダモノじみた事するんだし?
其れに……旦那に見せ付けるんなら此処が一番でしょ。

[修道服に手をかけて女の首筋に顔を寄せた]
(156)2006/08/22 16:42:55
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/22 16:43:46
流れ者 ギルバート
[甘いヴァニラの香り
 抱くのは久し振りだな、とそんな事を考える

 人間に飼われている間は望まれれば抱いたけれど
 彼に拾われてからは必要が無かった]
2006/08/22 16:51:07
修道女 ステラ
……覚えておくわ。

[愉しげに笑う男の頬を撫で。そのまま首へと手を絡める。]

女に全然気遣わないあたりが本物のケダモノね。
うちの旦那様はどこにいても私たちを見守ってらっしゃるらしいからどこでも一緒なのに。

[首筋を擽っていく男の気配に少し熱の篭った*吐息を零した。*]
(157)2006/08/22 16:58:45
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/08/22 16:58:58
流れ者 ギルバート
[木製の床に修道服が波打ち広がっていく
 上目遣いに見上げれば艶かしい女の表情に薄く笑み
 首筋から露わになる柔らかな胸へと舌を這わせ

 零れる吐息は熱を孕み
 汗と粘液に空気は湿る

 初夜の花嫁を抱く丁寧さで女を抱いて――]
(158)2006/08/22 17:41:05
流れ者 ギルバートは、事が終われば礼拝堂の中でも気にせず煙草に火をつけて一服。
2006/08/22 17:42:32
流れ者 ギルバート
「せめて抱く時くらいは丁寧になさい」

[過ぎる声は甘く
 紫煙を吐き瞳を眇める]

……。
2006/08/22 18:29:51
修道女 ステラ
[床から身体を起こす。
長い赤銅色の髪がゆらりと揺れて、一瞬だけ背中の痣が垣間見え。
緩慢な仕種で脱がされた服を引き上げる。
白い肩を修道服の袷から覗かせたまま、男の吸う煙草を横から奪った]

……。
不味いわ。

[煙を吐き出すと、男の口に煙草を返した]
(159)2006/08/22 19:26:17
村長の娘 シャーロット
<中の人>
しまった、「争奪戦」を見てあまり深く考えなかったけど
軽くエロい!中の人的にピンチ!

争奪戦→手に入れるまでの過程
と思っていたけど、「心」を手に入れるのが目的なら
「身体」は先でもいいわけか……困ったな。
……頑張る。頑張って描写から逃げる(そっちか
</中の人>
2006/08/22 19:33:42
流れ者 ギルバート
ヴァニラみたいに甘くないんでね。

[返って来た煙草を咥え煙たそうに目を細め
 立ち上がり着衣の乱れを直して
 女の背面に回りこみさらりと髪を肩から胸元へおろし
 すぃと背中の痣をなぞり]
(160)2006/08/22 19:35:31
修道女 ステラ
甘党なのよ。

[悪い?とばかりに首を傾げ。
背中をなぞられれば擽ったそうに身体を捩り]

……何?
(161)2006/08/22 19:51:12
村長の娘 シャーロット
―――in 図書館―――

[後半になってようやく集中でき始めたせいか、何とか読み終わる。時計を見て眉根を寄せると、別の本をとってカウンターへ。]

これ借ります。

[手続きをした後、外に出てお茶を飲める場所を探すも、喫茶店は軒並みしまっているので仕方なくまた昨日のカフェバーへ行く。]

こんなに時間がかかるなんて予想外だったわ……はぁ(ため息)
今日もコーヒー。ブラックでね。

[短く注文すると、また昨日と同じく本に没頭し始めた。]
(162)2006/08/22 19:55:38
冒険家 ナサニエルは、良い闇の中で目を覚ました。その瞳は、濃密なまでの銀。
2006/08/22 19:55:39
流れ者 ギルバート
ふぅん。

[興味なさそうに相槌を打ち]

……別に。
変わった柄が入ってたから何かなと思って。
(163)2006/08/22 19:57:38
流れ者 ギルバートは、同族の血が騒ぐ気配に薄い唇に愉しそうな笑みを浮かべた。
2006/08/22 20:01:48
修道女 ステラ
ああ……

[上体を捻る。それで痣が見えるわけではないが。
さらりとあるであろう場所に、指を這わせ]

……生贄の印、らしいわ。
この印のある子は悪魔に食べられてしまうんですって。
馬鹿げてるでしょう?

[自嘲めいた笑みを浮かべると髪を後ろへ流し]
(164)2006/08/22 20:02:29
村長の娘 シャーロットは、相変わらず眉間に皺を寄せて珈琲をすすっている。
2006/08/22 20:07:38
流れ者 ギルバート
……悪魔に狙われて護られる為に神に仕えてるとか?
大体、悪魔は人を惑わすんじゃないの?

[痣をなぞれば降りてくる髪に手をくすぐられ
 女より身を離して礼拝堂の出口へ向かい
 扉の前で思い出したように振り返り]

人を喰らうのは悪魔じゃなくて――鬼だよ。
(165)2006/08/22 20:12:49
村長の娘 シャーロット
[少し読み進めると、パタンと本を閉じる。]

読みっぱなしは良くないわよね、うん。
目をちょっと休めないと……。
いや、昨晩寝ないで図書館で寝たのが悪いんだわ、多分。

[何度かきつく瞬きをし、母親にぶたれた頬を押さえて]

まだちょっと痛いか……自業自得よね。

[独り言を言って珈琲を飲み干す。ふと、隣の人間が飲んでる珈琲牛乳がほしくなり、「アレ、下さい」と注文した。]
(166)2006/08/22 20:16:25
修道女 ステラ
概ねそんなところね。
頭の呆けた牧師の言ったことを鵜呑みにした両親のせいで。
……そんな迷信じみたこと、私は信じていないから。

[だから知らない、と修道服を肩まで引き上げる。
黒い服に覆われて素肌は見えなくなり、赤銅色の髪だけが、変わらずに揺れた。
座ったまま、男の姿を見送り、振り向いて言う言葉に、思わず吹き出す]

……何、それ。
神様信じないくせに、鬼は信じるのね。
(167)2006/08/22 20:17:57
冒険家 ナサニエル
[体を起こす、その男の表情は楽しそうで。
くすくすと、小さな笑みをこぼしながら外へと足を向ける。
ややすれば室内に男の姿はなく、男は裏路地の中にいた。
【何か】の匂いに引かれるように。

やがて、一人の女が声をかけてくる。
商売女らしい。好都合だった。
くすりと笑んで、男は人気のない路地へと女の手をとって向かう]
(168)2006/08/22 20:18:07
流れ者 ギルバート
……神や悪魔と違って会った事あるしね。
じゃ、精々悪魔に気をつけて。

[冗談とも本気ともつかない口調で言い残し
 くるりと背を向けて礼拝堂を出た]
(169)2006/08/22 20:25:34
冒険家 ナサニエル
[とん、と女の背をコンクリートの無機質な壁に押し付けて男は笑む。凄絶なまでの艶やかな笑み。
女の唇を指でなぞったあと、その指先は喉を辿って大きく開いた胸へとたどる。
舌をぺろりと舐めて、くすりと小さく男は笑んだ。
そして「ほんのすこぅしだけ」指先に力を込める。

まるで何かに魅入られたかのような女の恍惚とした表情は、やがて苦悶に変わり──

それは、まるで植物が枯れゆくかのように。

それなりに美しかった女はみるみるうちに老い、そして乾いてまるでミイラのような容貌になったかと思えば───泥人形が乾いて崩れるかのように、空気に四散する。

そこに残るのは、女が着ていた派手な赤いワンピースだけ。

銀の瞳をひらめかせ、男はくすりと笑った]

──まだ、たりない。
(170)2006/08/22 20:30:08
流れ者 ギルバート
[女を狩ろうかとも思ったけれど
 其れよりも面白いものが観れそうだと
 裏通りへ足早へ進む――

 路地裏で女の手を引く彼の表情を観て
 薄い唇は心底愉しそうに笑みを浮かべ
 少し離れた場所で薄汚れた壁に背を預け
 煙草に火をつけ彼の狩りを見守って]

……俺には一日一人って言ってなかったっけ?
(171)2006/08/22 20:32:08
修道女 ステラ
……。
変わった男だとは思ったけど。
頭の螺旋、緩んでるのかしらね。

[気にした様子もなく呟くと、修道服を合わせ。
情事の後の特有の気だるさに礼拝堂の長椅子に凭れかかるとシガレットに火をつけた。
闇に覆われ始めた礼拝堂をバニラの甘い香りが満たしていく。]
(172)2006/08/22 20:38:47
農夫 グレンが参加しました。
農夫 グレン
【郊外】

[開けっ放しの窓から入り込む風はぬるく、
はねっけのある短い黒髪は風に逆らうように揺れた。

夕闇を背に水色のピックアップトラックは郊外を走る。
広がる平野。
地平にかすかにともる明かり。
ラジオから流れる古くさい音楽。
ぬるくなったコーラを乾いた喉に流し込み、咳払いをしてからハミングをあわせる。

街灯が途切れるたびにフロントガラスに映るは見慣れた自分の顔。
小柄な体躯に浅黒い肌。
無精ひげがなければ童顔とも言えるだろう。

フロントガラスに映る自分ににんまりと笑みを浮かべ、髪をくしゃりと掻き上げればアクセルを踏み込む。

――夜に飲まれるように流れ去った標識は次の街まで15Kと告げていた]
(173)2006/08/22 20:39:11
冒険家 ナサニエル
[女の身を先程まで包んでいた赤いワンピースを踏みつけながら身を翻す。
まだ乾きを覚える体は、次の【食料】を探すために。

振り返った先に自分以外の鬼の姿を見つければ、軽く銀の瞳を細め]

……何の用だ…?今更…。

[くすりと小さく笑むその姿は今までの男が湛えていた雰囲気とはまるで違う姿を纏っていた]
(174)2006/08/22 20:40:44
流れ者 ギルバート
……今更?

[笑みを崩さぬままとぼけて首を傾げ
 煙草片手に彼へと歩み寄り空いた手で其の頬を撫ぜ]

良い表情だね……

[頭を引き寄せ耳元で彼の名を囁き
 身を離して愉しそうに濃い銀の双眸を覗いた]
(175)2006/08/22 20:45:39
農夫 グレン
[街に入ればさほど苦労することなく宿を探し出しチェックインを終えればカメラを手にふらりとネオンの灯る街を歩く。

時折足を止めてはファインダーをのぞき、
なんでもない看板やマンホールを四角く切り取るその表情は子供のように。
知らず口元がにんまりとあがる。

やがて小洒落たCafeBerを見つけるとカウンターに腰を下ろして珈琲牛乳を一杯。
満足そうに息をついてタバコに火をともせば、
隣に座る青髪の少女の独り言が耳に届いた]

やあ、こんばんわ。ここ、虫歯でもできたのかい?

[タバコを銜えた自分の頬を指差して、にんまりと笑みを浮かべた]
(176)2006/08/22 20:56:59
農夫 グレンは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/22 20:57:35
冒険家 ナサニエル
……邪魔だてするなら、お前も喰うぞ。

[頬に滑らされるその手を跳ね除け銀の双眸で睨む。
けれど、耳元に寄せられた唇が「自分」の名を呼べば一瞬の空白のあと、ギルバートを見上げる。

その双眸は暗い夜の空のような濃紺]
(177)2006/08/22 20:57:48
見習いメイド ネリーが参加しました。
見習いメイド ネリー
[人の行き交う繁華街を歩むのは、女と言うには未熟な一人の少女。
人懐っこそうな黒の瞳に、二つに分けて結わえられた長い常磐色の髪。
頬に浮かぶ雀斑が、より幼い印象を他者に与える。

それだけならば誰も気に止める事もなかろうが、異質なのはその格好で。
身に纏う衣服は女給のそれ。所々にあしらわれたフリルが、肩に乗った三つ編みと共に、夜の風に小さく揺れ。
歩を進める度に、ぺたと小さな足音。長いスカートから覗く足には、靴も何も履いてはおらず、白かったであろう肌は土に塗れ擦り傷だらけで、微かに朱さえ見え。

周囲の視線に構いもせず、両の手に籠を提げきょろきょろと辺りを伺うその姿は、首輪の如く巻かれた黒革のチョーカーと相俟って、お使いを任された飼い犬か何かの様――否、そのものだった]
(178)2006/08/22 20:59:44
流れ者 ギルバート
……其の程度で俺に勝てるとでも?

[濃紺の瞳を覗く緋色の瞳はひらりと金色に煌き
 愉しそうに甘く絡みつくように囁く]

…ねぇ…美味しかった?
(179)2006/08/22 21:01:35
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/08/22 21:01:48
村長の娘 シャーロット
[突然話しかけられて微かに動揺したが、すぐに相手を見て。]

――――別に。虫歯じゃないわ。
虫歯だったらいいんだけどね。治せるものだし……。

[笑みを浮かべることもなく、淡々と話す。
そして珈琲牛乳をコクリ。一瞬、子供みたいな顔をして]

……………美味しい。
(180)2006/08/22 21:03:22
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/08/22 21:05:52
見習いメイド ネリー
[――やがて用事を済ませた少女は、賑わう通りでぴたと足を止める。

闇に沈んだ都会の街では、本来 夜空に煌めく星々は姿を消し。
代わりにネオンの光が、辺りを照らす。

それでも天に浮かぶ月は孤独に、地を歩く者達を見下ろして。
けれど誰も、それに気付く事はない。
ただ少女だけが、冷たき光に誘われるかの如くに、月を見つめる。

世界から取り残されたかと思える程に、耳に聴こえる音は遙か遠くになり。
少女は再び歩み始め、次第に喧噪から離れていく。
空気が色づいたかのように、仄かに鼻腔を擽るのは甘い香り]
(181)2006/08/22 21:11:49
農夫 グレン
[あどけない表情を浮かべる少女にごく自然な動作でカメラを向ける]

治せない痛みは難しいもんだな。

[咥えタバコのままファインダー越しに視線を向けて]

そりゃぁそうさ。
まずかったらメニューからとっくに消えている。

[カラリと笑ってシャッターを切った]
(182)2006/08/22 21:13:09
流れ者 ギルバート
――ナサニエル

人としての仮初の姿に縋るんでしょう?
なら……もっと頑張らないとね?
2006/08/22 21:13:22
冒険家 ナサニエル
[何が起きているのかわからず、けれど感覚が覚えているためにうっすらと血の気の引いた表情であたりを見回す。

地には誰かが脱ぎ捨てていったような、赤いワンピース。
けれど、それ以外の記憶が確かに残っている。

赤と黒のランドセル。
ペイズリーのネクタイ。
ショッキングピンクのミニスカート。

男のささやきを理解するよりも早く、自分の全身に行き渡る【それ】が全てを語っていた]

───あ………あ、あ…っ……!

[体を支配するのは恐怖とふるえ。
重力に逆らう様子もなく蒼を通り越して白い表情のままコンクリートにぺたりと崩れ落ちた]
(183)2006/08/22 21:13:59
流れ者 ギルバート
[彼の崩れ落ちる前にしゃがみ込み
 蒼白の顔を両手で包み顔を覗く]

…ずるいな…随分と喰い散らかしてきたね。

[覗く瞳は残り香に呼応するようにちらちらと煌き
 すいと立ち上がれば呟く]

俺も行ってくるかな……
(184)2006/08/22 21:21:52
見習いメイド ネリー
[暫くして迷い込んだのは、人気の無い裏通り。
繁華街とは異なり、ここならば薄らと輝く、小さな光が見えた]

――……………♪

[ほんの僅かに唇を開いて、音を紡ぐ。
本来ならば、主人の前以外で歌う事は許されていないのだが。
歌詞を聞き取る事が出来ない程に、小さな、透き通った歌声。
それはゆっくりと、夜の空に吸い込まれて――

誰かの声が聞こえて、びくり、と身体を震わせ、歌を止める。
視線を辺りに彷徨わせるも、何処から聞こえたのかは解らずに]
(185)2006/08/22 21:25:48
村長の娘 シャーロット
[カラリと笑う男の様子に、クスクス笑ながら]

随分失礼な人ね、突然写真を撮るなんて。
確かに、まずかったらないわよね。
私、普段はブラック飲んでるから、新鮮な気がしたのよ。

[そう言って、残りをコクコク飲む。]

……にしても、明らかに私浮いてるのに声かけるなんて
物好きな人ね?あなた誰???
(186)2006/08/22 21:29:35
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーの歌声を聴きゆらりと顔を向け艶やかな笑みを浮かべた。
2006/08/22 21:30:00
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの視線から逃げるかのように、両の手で顔を覆う。
不思議と涙は零れなかったけれど、けれど青年に言葉に思わず。
行く、と言う言葉に反射的にギルの上着の裾を掴んで]

……っ…。

[散々食い散らかした身でとめることなどできなかったけれど、結局そうすることしか思い浮かばず、金色の微かに滲む瞳を見上げてふるふると首を横に振った。
──駄目だ、とでもいいたげに]
(187)2006/08/22 21:32:05
見習いメイド ネリー
[ぺたぺたと足音を立てながら、路地裏を進んで。
ちらと目に入ったのは、しゃがみ込む二人の男の姿。
思わず両の手を口に当て、見てはいけないものを見てしまったのだろうかと、身を翻し、その場を去ろうと。
けれど慌てていた所為で籠を取り落としてしまい。
ばさ、がしゃ。中に入っていた雑貨が、辺りに散らばる]
(188)2006/08/22 21:37:57
流れ者 ギルバート
[掴まれた袖を振り払うでもなく彼を見下ろし
 瞳は完全に緋色に戻るも浮かぶは愉しげな笑みで]

自分だけ愉しんで俺を其の気にさせておいてそう言う事するの?

[くつくつと肩を揺らし]

誰か其処に居るの?
怖くないからこっちへおいで……

[優しく、声をかけて]
(189)2006/08/22 21:38:12
農夫 グレン
ん、ああ。すまんね。
あんまり美味そうに飲むからつい。
どうにも考えるより先に構えてシャッターを切っちゃうんだよなぁ

[悪びれた様子もなく手の中でカメラをいじれば、
声をかけた理由を問われ、きょとんとする]

隣の席だから。
ん、俺かい? グレン・ロックウェル。
フリーのカメラマン。という肩書きのただの放浪癖のある…物好きなんかねぇ
んー…物好きなんだろうなぁ。うん。

そういう君はなんていうんだい?
(190)2006/08/22 21:42:51
冒険家 ナサニエル
[強く首を横に振って]

だめ、だ。…だめ────

[自分のほうに話の矛先が向けば僅かに押し黙る。
けれど、それでもここはゆずれないとばかりに、濃紺の瞳でギルバートをじっと見る]
(191)2006/08/22 21:47:23
流れ者 ギルバート
……。

良いよ、じゃあ今は我慢してあげる。
其の分は……後で払って貰うからね?

[彼を見下ろしたまま艶やかな笑みが口元を彩り
 ゆっくりと物音のした闇へと視線を戻した]
(192)2006/08/22 21:52:14
村長の娘 シャーロット
怒ったわけじゃないのよ、大丈夫。

[相変わらず無表情だが、グレンの様子を見て目だけ笑って]

隣の席だから……か。バーとかってそういうのが普通なの?
昨日初めてこういうとこ来たのよ、私。
周りの席でも、顔見知りとは思えない人たちが仲良くしてるから
とても異様な光景よ。

[珈琲牛乳をもう一口。]

グレンさんって言うのね。よろしく。
私……私は、シャーロット。
一応学生だけど……学校なんて行ってないわ。
図書館にはよくいるけど、大抵図書館と喫茶店の往復。

不良ってわけでもないけど……不良なのかしら。
(193)2006/08/22 21:53:27
見習いメイド ネリー
[慌てて散らばった中身を拾い上げながら、聞こえたのは、おいでという声。
優しい筈なのに、その声は、ぞくりとする響きを持って。
手元の籠に視線が止まったまま、身動きが取れずに]

………ぁ、…

[微かに零れる声]
(194)2006/08/22 21:54:25
冒険家 ナサニエル
……わかった。

[かすかな沈黙のあとに、条件はともかく了解の返事が返ってくれば、浮かない表情ながら、その返事に重ねられた条件を承諾するように小さく頷いた。
闇の向こうに響いた音に早く向こうへ行けとばかりに願い]
(195)2006/08/22 22:01:25
流れ者 ギルバート
……?

[闇より届く擦れた声に訝しむよう僅かに瞳を眇め]

約束ね。

[薄っすらと笑みを浮かべれば彼の手をやんわり解き
 物音のした方へ一歩踏み出して]
(196)2006/08/22 22:09:40
農夫 グレン
はは、異様かぁ〜。

[きょろりと店内を見回して。
バーテンと目が合ったのでつまみを注文してから再びシャーロットの方へ顔を向ける]

ま、いろいろだぁな。
一人の時間を楽しむ人もいれば、
俺みたいに誰彼かまわず声をかけたり。
そうだなぁ、普通っていうかなんつーか。
こういう場所にふらりと立ち寄る心境次第って所じゃないかね。

[珈琲牛乳を一口。
カウンターに置かれた菓子の盛り合わせを自分とシャロの中間に置いて]

よろしくシャーロット。
学校さぼって図書館か、ははは、勤勉なのか不良なのか。
最終的に落第しなければいいんじゃないかね。
(197)2006/08/22 22:10:34
見習いメイド ネリーは、籠を抱え、恐る恐る立ち上がり。黒の瞳には不安げな色。
2006/08/22 22:13:32
見習いメイド ネリー
[少し躊躇うも、何を思ったのか、男の思惑とは対照に其方へと歩んで。
路地の向こうから、そっと、姿を現して。突然、ぺこりと頭を下げた。
緩く編んだ髪がそれに合わせ、ふわりと揺れる。
そうして顔を上げれば、薄紅色の口唇をゆっくりと動かして。

"ごめんなさい"

唇の形だけで、そう告げる。闇に紛れ、見えたかどうかは解らないけれど。
少し汚れたエプロンから、大事そうに飴玉を取り出し。
御詫びとばかりに、男の方へと差し出す]
(198)2006/08/22 22:24:14
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/08/22 22:24:21
冒険家 ナサニエル
[微かに唇を噛みながらも、青年の手によってゆるりと手を解かれれば、それは力なくぱたりと膝の上に落ちる。
自分の責任だったのはわかっていたけれど、それでも心に重くのしかかる感覚に溜息をこぼした。
ギルバートが先程音の響いたほうへあるいていくのを見ながらゆるりと腰をあげて]
(199)2006/08/22 22:27:14
村長の娘 シャーロット
そういうものなのね……
かく言う私も、見知らぬあなたと会話をしてるんだけど……

[くすり、と笑う。そして、中間に置かれたお菓子を見て平静を装いつつ目を輝かせる。]

……つまんでいいの?バーって、人にものをおごる所?
oO(昨日もクッキーとチョコもらったばっかり……)

学校は、サボってるんじゃなくて、行ってないのよ。
行くつもりがないの。それで、昨日ぶたれた結果がコレ。

[左頬を指差す。]
(200)2006/08/22 22:28:42
流れ者 ギルバート
[角から現れた少女が唇だけで謝罪するのを眺め
 差し出された飴玉を受け取り一度だけゆっくりと瞬き]

……どーも。

[籠を落とした時に散らばったのであろう雑貨を見止め
 しゃがみ込んで手を伸ばして少女が裸足なのに一瞬思案するも
 直ぐに拾い上げた雑貨をお返しとばかり差し出す]
(201)2006/08/22 22:29:02
見習いメイド ネリー
[差し出された雑貨を見て、唇だけで"ありがとう"と礼の言葉を述べて。
再びぺこりと頭を下げ、瞳を細め、遠慮がちに微笑を浮かべる。
多少の怯えの色は残っていたが、ほんの少し、安心した様子。

男の向こうの人影に気づけば、何も見ていないという風に手を振って。
謝罪をした時点で、それは既に遅いのだけれど]
(202)2006/08/22 22:38:18
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