のんだくれ ケネス くっ…く、くくくくく…。 クフヮハッハハハハハハ!!! アーハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!! ひー…。ひー、滑稽過ぎて横っ腹が痛ぇ!ヒィヒィヒィ… 見たかよ?おい? 見たかよ? お盛んなこった。 人一人処刑した後だっつーのによ! まさに一人喰われてるってときによ! ヒィーヒャハハハハ! | |
2006/08/05 11:19:59 |
墓守 ユージーン [死しても尚、睡魔に襲われるなんて、考えてみれば可笑しな事で。 けれど少女が処刑されて、誰も居なくなった後も1人、何となく残っているうちに……眠ってしまって居た様で。 くしゃりと髪をかき上げて。 視界に入ったのは、昨夜少女が繋がれていた椅子。 重なるのは、少女の胸に吸い込まれてゆく銀と、広がる赫。 彼女の――最期の言葉。 彼女は。ヘンリエッタは。 如何して、あの様な…安らかな表情で逝けたのか] | |
2006/08/05 11:30:32 |
墓守 ユージーン [暫くの間、床に染み付いた赫を見つめ。 ゆっくりと、其の場を後に。 墓地迄に続く慣れた道を、ぼんやりとした頭の侭歩いて。 ――やがて、“其れ”が視界に飛び込んで来る] ……ぇ… | |
2006/08/05 12:27:54 |
墓守 ユージーン [其処で眠って居たのは、先に帰って行った筈のレベッカで。 其の透けた身体の向こう側に広がるのは。 赤。緋。紅。――赫。 嘘だと思った。 けれど、嗚呼。 赫い赫い海に沈む布切れの色は、酷く馴染みの或るもので――] ……阿呆。 [小さく洩れた悪態は、目の前でモノと化した“彼”に対しての言葉だったのか。其れとも…] | |
2006/08/05 12:40:41 |
墓守 ユージーン [呟きのみ残して、すぐ横を通り抜けた。 やがて彼も“目覚める”だろうから。 其の時に、自分は此の場に居てはいけない気がしたから。 1人、向かうのは――*何時もの場所*] | |
2006/08/05 12:47:19 |
雑貨屋 レベッカ [いつの間にか、夜が明けていた。 怖くて、目が開けられないが、多分明けているのだろう。 …ギルを見るのが怖い。 喰い散らかされた姿を見るのも…死してなお、慟哭する姿も…。 狼のせいでギルの心がゆがんでしまっていたら、私は彼らを許せない。 私の世界は…変わるだろう。 覚悟を決め、目を開けてギルだったモノを確認する。 …ギルだったモノに重なるようにして、もうひとり、見慣れた顔の男が横たわっている。 その姿に、震える声で問いかけた] | |
2006/08/05 13:06:40 |
雑貨屋 レベッカ …ギル…。彼らを…憎んでいる? […その答えを、まるで自らが断罪される気持ちで待つ。 しかし、返ってくるのは沈黙ばかり。 それほどまでに、衝撃が強かったのかと、痛ましい気持ちで顔を覗き込むと…] | |
2006/08/05 13:06:59 |
雑貨屋 レベッカ …この期に及んで、寝てるの…貴方。 [がくり、と力が抜ける。 どんだけ寝れば気が済むのかしら…。 寝息をたてるその姿を呆然と見守る。 唐突に、笑いがこみ上げてきた。 無理に作ったものじゃない。自然なものだった] | |
2006/08/05 13:07:10 |
雑貨屋 レベッカ …そうよね。貴方はそういう人よね。 なにものでも、貴方をゆがめることなんてできない。 強くて、まっすぐな貴方を…好きになったんだったわね。 どんな傷を受けてもそれを包み込んでなお微笑める貴方を。 [狼は怖い。揺れる人の心も、怖い。 それでも、彼が彼でいてくれるなら…私も私らしくいられるだろう] | |
2006/08/05 13:07:29 |
雑貨屋 レベッカ おやすみなさいな、お寝坊さん。 ハーヴェイ見つけたら、思いっきり殴りましょうね! …エッタちゃんは、デコピンくらいかしら。 …貴方は、女の子にはそんなことできないだろうから、私がやってあげるわ。 悪い子にお仕置き…よね。 [ギルが起きたら、まずはぎゅーっと抱きしめてから、「お疲れ様」と「で、ハーヴを何発くらい殴っとく?」と言おう。 そう考えながらも、そばで*座っていた*] | |
2006/08/05 13:07:43 |
雑貨屋 レベッカ (エッタちゃん、ギル、お疲れ様ー。 ギルをあまりに重い空気に巻き込むのも可哀相なので自己解決してみた! 無駄に連投で。 ギルが運ばれたら着いていきます。 >ギル 勝手に寝させてごめんー。 レベさんは適当に動かしたり置いてったりしていいのでー。) | |
2006/08/05 13:08:35 |
見習い看護婦 ニーナ [いつの間にか現れる。] ギルかーいいなあ。たべたかったなあ。 [あくまで食われた人を悲しむことが不思議な様子] 殺すと食べるは違うと思うんだけどなあ。 豚だってただ殺して放置するんだったら残酷だけど、食べるんだったら何も言われないじゃなーい。 それほどに食べるという行為は神聖なことなんだってヤブ医…ヴィンセント先生が言っていたよー? | |
2006/08/05 14:07:05 |
のんだくれ ケネス [ずるり、と地の底から湧くように現れる。] ヒヒヒヒヒ…。 許してやるってぇのかい?レヴィ? 恋人をそんな…あーあ、酷ぇなぁ…無残な姿にしちまった人狼をよ? お優しい事だぜ。お人よしなこった。 よう、ニーナ、殺すも食べるも変わらねぇのさ。 どっちにしろ、死んだ奴とは、生きてる限りは会えねーんだからな? | |
2006/08/05 14:44:37 |
のんだくれ ケネス そして死ぬのも喰われるのも…痛ぇんだぜ。 愛する人がそんな目に合わされたッつうんなら、やった奴を、ブチ殺し!たくもなりそうなもんだ。 ヒィヒィヒィ…。 | |
2006/08/05 14:46:51 |
吟遊詩人 コーネリアス [―――気づけば、あの時から、一度も食物を口にしていない。それどころか、ほとんど水もノドを通らない。 無理矢理押し込もうとしても、すぐに胃が痙攣して、吐き出すだけだった] 受け止めたと……思っていたんですけどね。 [苦笑をしながら、髪をかきあげる。 ―――と、その動作から、何も、感覚が伝わってこないことに気づいた] ―――!? [慌てたように、竪琴を触ってみる。 ……しっかりとした、いつもの感触。触感が無くなったわけではなさそうだ。 次にベッド。杖。最後に自分の手を触って確かめる。 感覚は最後だけ途切れていた。 自分自身だけが、何の感覚も伝わらない。これは―――] 存在が……消えかかっている? | |
(0)2006/08/05 14:49:14 |
のんだくれ ケネス 愛は死より強い…ねぇ? ッハ! くっだらねぇ。 | |
2006/08/05 14:49:35 |
吟遊詩人 コーネリアス [原因はなんだったのだろうか。人を殺したことがソレなのか、ついに電池が切れただけなのか、全く違う理由があるのか……] ―――。 [思えば、長く生きすぎた。 どんな呪いを受けたとして、人があまりに長く生きるのは、自然の摂理に反している。そんな異物の辿り着く先は―――] ―――消滅―――。 なるほど……。 いつかは呪いも消えて、先に行ってしまった人々にもう一度会えるのかと、少しだけ期待をしていましたが……やはり、もう二度とは会えないようですね。 [それでも―――最後までこの村を見ていたかった。 生まれ故郷という以上に、大事な人達が輝くように生きてきたこの村だから。 結果、どこにも行くことのない、ただの「無」に戻るのだとしても悔いは―――無い。 みんなと最後まで話して、見続けることが出来れば、きっと、全て無くなったとしても、ずっと大切なこと思い出せるから] | |
(1)2006/08/05 14:50:23 |
のんだくれ ケネス ようようギル、聞かせてくれよ? レヴィを殺したのは俺だ! 直接手を下したのはあんたらしいが? そう仕向けたのは俺だ!さぁ、俺が憎いか? もう幽霊だ、殺すこともできねぇぜ?よぉ、どんな気分だよ? | |
2006/08/05 14:54:03 |
のんだくれ ケネス レヴィは、俺だって許してくれるんだろ? 人狼だって許すんだ、できねぇわけぁねぇよな? ヒィヒィヒィ… [返事も待たず、地に沈むように姿を消す。] | |
2006/08/05 14:56:07 |
のんだくれ ケネス [ずるり、次はコーネリアスの家の中に現れる。] 大分慣れちまった。 やぁ、悪くねぇぜ。ハッ! おんや? どーしちまったんだ?コーネリアス。薄くなってるぜ?お前さんも幽霊なのか? おーいおい? 聞こえちゃいねーよーだな。 | |
2006/08/05 14:59:20 |
のんだくれ ケネス [急に興味を失うと、再び地に溶ける。] [次に現れたのは詰め所。] よーう、エッタ〜?じょーちゃーん? 起ーきてーるかーい? ケネスおじさんが来たよー! ヒューのおじさまもここには居るぜ? よぉどんな気分だ?好きなのに喰っちまうってのは? そんで、喰っちまった相手に今から会わなきゃなんねぇってのは? 怨んでるぜ〜?ヒューのおっさん。 あんたに会うなり怒鳴りつけるかも? いやいや、会うのも嫌だって、邪険にされるかもなー? よぉ、どんな気分だい? | |
2006/08/05 15:07:35 |
お嬢様 ヘンリエッタ [手放した意識が、白い闇から引き上げられる。はっきりと、少女の形をとり。 ゆっくりと目を覚ます] ……あれ。 [寝台から上半身を起こし、胸に手をあてる] なんともなって、ない。 [不思議そうにいう。昨夜のあの銃弾は、幻だったのだろうか? 何の気なしに振り返る。 そこには胸を赤く染めた、予想通りの自分] [――なんとなく事態がのみこめて。 目を閉じた自分に触れようと手を伸ばす。 思った通り、指が肌をすり抜けた] | |
2006/08/05 16:13:33 |
お嬢様 ヘンリエッタ [と、背後から声がした。集会場で何度も聞いたあの声] ケネスさん… [その人の名を口にする。いつの間にいたんだろう? この人もやっぱり幽霊になったんだろうか? じゃあ他の人たちは? くるくると思考が巡り始めるのを、ケネスの声が全てストップさせた] ――ヒューバートさんも、いるの? ここに? [続けられた台詞に一瞬下を向きかけたが、思い直してケネスを真正面から見る] ヒューバートさん、私のこと好きって言ってくれたもん。 怨んでるなんてそんなの、嘘だよ。 [それに、と一呼吸おいて] たとえほんとにヒューバートさんが私のこと怨んでても…それでも、いいよ。 私がヒューバートさんのこと好きなのは、変わらないから。 | |
2006/08/05 16:14:37 |
修道女 ステラ [香りのいいハーヴティーを用意し、机に置く。そして、チコのための、小さなお皿に入れたミルクも置いて。 そういえば、とシャロちゃんが発した、 ハーヴさんの名前に、心臓がどくんと大きな音を立てる。 顔が赤くなっていくのがわかる。 その姿を見られたくなくて、ごまかすように話を続けて] 教会の裏…ですか?あまり行ったことはないですけど。 [と、話を返そうとして] え、ハーヴさんと一緒に、ですか… [時々、彼女が漏らしていた、兄妹のこと。 それが少し変わってるのだと。いい方に変わっていってるのだと] よかったですね…本当に… [それが自分のことのようにうれしくて、笑顔で答えた] | |
(2006/08/05 17:31:50、修道女 ステラにより削除) |
修道女 ステラ [香りのいいハーブティーを用意し、机に置く。そして、チコのための、小さなお皿に入れたミルクも置いて。 そういえば、とシャロちゃんが発した、 ハーヴさんの名前に、心臓がどくんと大きな音を立てる。 顔が赤くなっていくのがわかる。 その姿を見られたくなくて、ごまかすように話を続けて] 教会の裏…ですか?あまり行ったことはないですけど。 [と、話を返そうとして] え、ハーヴさんと一緒に、ですか… [時々、彼女が漏らしていた、兄妹のこと。 それが少し変わってるのだと。いい方に変わっていってるのだと] よかったですね…本当に… [それが自分のことのようにうれしくて、笑顔で答えた] | |
(10)2006/08/05 17:32:49 |
美術商 ヒューバート [川原に立っている一本の細長い木にもたれ掛かっている。 昨日ソフィーと別れてからずっと、ここに居た。 目の前で自警団員たちが私の首を片付け、肉片を拾い集めていた。 が、血痕はそのままだ。 血の匂いは私には感知出来ない。けれども、赤茶に染まっている川原を見れば、その強い匂いは想像に難くない。 ポケットをつい何時もの癖で弄ってしまう。 煙草は何故かそこにはない。と云っても、在っても吸えないだろうと思う。 昨日に比べて随分自分の身体の感触が増えてきているが、気を抜けばずぶずぶと地面に吸い込まれて行きそうになっていたからだ。 幸い慣れてきているのか、今日は一眠りできた。 静かに空を見上げている。その顔は何時もより少しだけ悲しく見えた。] | |
2006/08/05 17:48:31 |
美術商 ヒューバート [何の意味もなく、ここに佇んでいるわけではない。 ここに居るのなら、必ず―――彼女がやってくる、と。そう思っていたからだ。 昨日は集会所に誘ってくれたソフィーを断り、ここに居続けた。 ……エッタの死は、見たくなかった。 他のものをあれだけ殺しておいて、そのように思ってしまうのは私が弱いからだな、と思えた。 ふと、昨日の会話を思い出す。 ソフィーは最後に『本当に幸せ?』と尋ねてきた。 私は即答したけれども、あのときのソフィーの悲しげな表情が何故か記憶に残っている。 ―――何を今更迷っているのやら、だ。 私は私の想いを貫こう。そうしなければ、道すらも見えなくなってしまうだろう。 そう思いながら、一人、夏の日差しを浴びながら、木にもたれ掛かっている。 その太陽の暖かさも、夏風の爽やかさも。もう、感じることは出来ないと、知っていても。] | |
2006/08/05 17:57:58 |
のんだくれ ケネス [彼は怨んでなどいない。] [そう返されたときは、なおも何か言おうと思った。しかし、] [怨まれていようと構わない、それでも大好き。] [そうまで言われては、もはや何も言えなかった。] はぁ…。何なんだろうね?どいつもこいつも。 酔ってるのはいつもは俺だろうに。 …。ああ、そうさ、嘘だ。ヒューバートは怨んでいない。愛してるーだとよ。 …ハッ…。 [ぐずり…。と地に溶けた。] | |
2006/08/05 18:24:36 |
修道女 ステラ [シャーロットがあわてて帰っていくのを見送ると、仕度をして教会を出る。 エッタちゃんが安置されている詰め所に向かい、すっかり手馴れた自警団員に安置所に通される。 エッタちゃんの顔は、優しい笑顔のままで。 この小さな身体に、苦しみが与えられなかったことを、ささやかな救いに感じる。 ロザリオを握る。 もう、神の奇跡の力はなくなってしまったのではないかと、それだけが少し心配だったが。 エッタちゃんの声がする。 ヒューバートさんと、楽しげに笑っている。 わかってはいたことだけど。 エッタちゃんは狼だった。 消え行く2人の声に。 願わくは、人だの狼だの、しがらみのない世界で。 幸せになって欲しいと。 強く祈った] | |
(14)2006/08/05 18:27:35 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ケネスが溶け消えた場所を、暫く眺めていた。 どうしてあの人は意地悪を言うんだろう。 どうしてあの人を嘘をつくんだろう。 どうして……] [薄暗い部屋に光が差し込んだ。見遣れば、ひとつしかない扉が開いたところで] ……ステラさん。 [この人とクッキーを食べたのは何日前のことだったろう。 そう、あの時はハヴェ兄も一緒で。 人狼のことなんて気にせずに、みんなで笑ってられたのに。] そんな、辛そうな顔しないで……。 [ロザリオを握って跪いたステラを、無駄と思いつつも後ろから抱きしめた。 勿論、その小さな手はステラの体をすり抜けてしまったけれど] | |
2006/08/05 21:16:07 |
お嬢様 ヘンリエッタ [――やがてステラは祈りを終え、ヘンリエッタを置いて外に出た] ――扉が閉まっちゃう! [恐らく扉に触れられないだろう今の自分がこの部屋から出るには、このチャンスを利用するしかない! そう考えて、さっとステラの横を通り抜けた] [詰所を出る。少し曇ってはいたけれど、まだ昼間。 幽霊って昼間も外を出歩けるんだなぁ、と意外に思って。 少し浮くようにして、道を辿る。 川原までの道] [ずっと求めていた探し物も尋ね人も、 きっとそこにいると半ば確信して] | |
2006/08/05 21:16:17 |
お嬢様 ヘンリエッタ [闇の中を疾走してたどり着いたあの場所が、この昼間でもわかるだろうかという心配は杞憂に終わった。 離れた場所からでもはっきりわかるほど、赤黒く染まった川辺。 随分散らかしちゃったな、と改めて思いながら近づいていく。 ヒューバートの血。 あの咽返りそうに甘く魅惑的な匂いは、もう消えているけれど。 と、その時、川辺に立った細い木の陰で何かが動いた。 黒っぽく、どこか現実味の薄い存在の気配。 横顔が見えて] ! [駆け出す。その人のもとに。 半分飛びかかるようにして、] ヒューバートさんっ! [また涙が溢れてきそうになるのを堪えながら] [しっかりと抱きついた] | |
2006/08/05 21:16:36 |
文学少女 セシリア [深い深い闇の中にいる。 堕ちて、何処までも堕ちて、何処へも辿り着かない―― 目を開ける。 見慣れない場所。 此処はどこだったろう? ふと傍らを見れば、すやすやと眠るメイの顔。 そうだ、メイに請われて、一緒に眠ったのだった] | |
2006/08/05 21:29:17 |
文学少女 セシリア [昨日のことを思い返す。 占われたときの、ギルバートの悲しそうな表情。 レベッカの涙声。 全部見ていられなかった。聞いていられなかった。 目も耳も塞いでその場から逃げ出したい衝動にかられた。 メイが抱き留めていてくれなければ、そうしていたかもしれない] | |
2006/08/05 21:29:57 |
文学少女 セシリア [不安そうに、一緒にいてくれと頼んできたメイ。 その心の内は、容易に察せられた、気がした。 『何が正しいかなんて…終わってみないとわかりませんよ。自分が信じた行動をしていけば、それでいいんじゃないでしょうか。』 自らの声が耳に蘇る。 半分以上、メイを力づけるためだけの言葉だったけれど。 それはそのまま自分にも跳ね返ってきて] | |
2006/08/05 21:33:18 |
文学少女 セシリア [ああ、そうだ。 どうして――忘れていたのだろう。 後悔はしないと決めた。 安易な謝罪で逃げたつもりにならないと決めた。 それは数日前のこと、あるいは遠い昔、結社に入った日のこと。 正しいかどうかは、終わってみないとわからない。 大事なのは、自分の行動に対する――] …ありがとう、メイ。貴女のおかげで――思い出せました。 [隣で眠るその髪を撫でて、唯、微笑んだ] | |
2006/08/05 21:34:07 |
見習い看護婦 ニーナ [ケネスの言っていることを半分も理解できていない様子…] うーん、ケネスは何いじけてんだろーねー? まーいっかー。見ててたのしーし。 って、あれ? どこいっちゃったのかなー? | |
2006/08/05 22:10:21 |
美術商 ヒューバート [何処か遠くから足音が聞こえた気がし、目を覚ました。 駆けてくる足音。誰だろうか? ……いや、想像は付くに決まっているだろう。 そう一人、自分にしか聞こえないほどの声でぼそりと呟くと、木の陰から身体をズラす。 声と姿とが同時に、耳と目にそれぞれ認識された。 ―――ずっと、待っていた。愛しい人よ。] エッタ……良かった。また、会えたね。 [そう云いながら、飛び込んで来たヘンリエッタを抱きしめ返す。 その彼の笑みは、今までになかった程、心から出て来たような、優しい笑顔だった。] | |
2006/08/06 00:46:25 |
のんだくれ ケネス [雨が降る村の広場に、ケネスは現れる。] 雨…か。涙雨ってやつかもな。 [悲しみの涙の集まった雨。] この村の奴らが…流した涙も、この中にあるのかもな。 この騒ぎ以降、この一週間で、この村じゃ一年分は涙が流れたろう。 | |
2006/08/06 00:59:31 |
のんだくれ ケネス アーヴァインのときのシャーロットの涙。 レベッカのときは、ギルバート。セシリアが殺られたときは、メイが泣いたろう。表には出さなかったがな。 ソフィーは?新聞社の同僚?いや…ヒューバートもか…。涙は見てないが、あのおっさん、心じゃ泣いたろう。 | |
2006/08/06 01:12:47 |
のんだくれ ケネス ユージーンにはシャーロットが涙を流した。 メイにはセシリア。(「こう」なっちまった後は、涙は出ねぇかな?) ニーナには…知らねぇが、人狼仲間は泣いたろうし…それ以外にも悲しんでたヤツはいた。 ヒューバート、…ヘンリエッタ。(泣きながら、彼を喰らっていたエッタが思い出される。「愛してる」、「大好き」だとよ。) | |
2006/08/06 01:22:46 |
のんだくれ ケネス ヘンリエッタにはシャーロット…こいつ泣いてばかりだな…そしてヒューバート。言うまでもないな。 ギルバートにはレベッカ、か。 俺は? いや…俺自身、誰かのために悲しんだか? | |
2006/08/06 01:27:02 |
のんだくれ ケネス …何考えてるんだ。 くっだらねぇ。 …くっだらねぇ! [地に溶けた。] | |
2006/08/06 01:29:20 |
墓守 ユージーン [ぽつりぽつり、雨が降る。 其の合間をひらり舞う、黒き小さな影。 音無き羽音をたてながら、落つる滴にすら気付かれず。 虚空を見つめる青紫は、何処か憂いを帯びて。 暗い空の下、孤独を纏い宛も無く。 何かから逃れんとする様に、静かに静かに闇と*踊る*] | |
2006/08/06 01:40:07 |
文学少女 セシリア [気づけば、外は雨。 空が、愚かで弱い地上の生きもの達を見て泣いているような] メイ、そろそろ起きてください。 メイ? [つんつんと頬をつつくも反応は無く] メイ、あまり寝すぎると、溶けてしまっても知りませんよ。 [言ってから、 今の自分達にとっては洒落にならない比喩だと少しぞっとする。 起こそうと、頬をぺちぺちと軽く叩いた] | |
2006/08/06 01:46:18 |
学生 メイ んー……もう食べられな―― [誰かに頬を叩かれ、眠りから引き起こされる。しかし、まだ寝惚けているのか、近くにいたセシリアの体ごと抱き寄せる。] ん……柔らかい……美味しそう……。 [意味不明な寝言を言いながら、目が覚めた。] あ……あれ?セシ姉?おはよ。 | |
2006/08/06 01:58:02 |
文学少女 セシリア わ! [覗き込んだところをいきなり抱き寄せられて] ちょっと、何寝ぼけているのですか、メイ。 私はマフィンじゃありませんよ。 …おはようございます。 | |
2006/08/06 02:03:19 |
学生 メイ ふあ……おはよ。 [まだ眠そうに欠伸をしながら、セシリアへと挨拶をした。] 起こしてくれたんだー、ありがと。お礼しなきゃねー……。 [何がいいかなー?としばらくボーっと考えていたが、不意に意地悪そうに笑って腕の中のセシリアを抱き寄せて唇を重ねた。] ちゅっ。これでいい、かな?足りないならまだするけど。 [お釣りは取っといて――と意味不明な言葉を残し。] | |
2006/08/06 02:11:44 |
文学少女 セシリア [突然のことに、ただただ慌ててしまって抵抗できない] メイ、やっぱり私をマフィンと間違えているでしょう! 足りないって何がですか、もう、いくら寝ぼけてるからって…。 [頬が赤くなっているのは気のせいだ、そうに決まっている。] | |
2006/08/06 02:24:35 |
学生 メイ セシ姉はマフィンより美味しいよ?間違えないよー。 ……あ、そう言えば僕、ステラさんの焼いてくれたマフィン食べてないー。勿体無い!食べときゃよかったー……。 [ちょっと半泣きになりつつ、意味不明な事を叫んでいる。 ――と、不意に思い出したように。] ハヴェが人狼……かぁ。 [窓の外に降っている雨を眺めながら、半信半疑で呟く。] ……ちゃんと本当の事を確かめなきゃ。 [一人呟き、村の行方を最後まで見届ける*覚悟を決めた*] | |
2006/08/06 02:44:47 |
文学少女 セシリア [メイの呟きを耳にして、思わず表情を引き締める] …逃げては、いけませんよね。 最後まで、 [見届けなくては。 呟き、メイと並んで外の雨を*眺めた*] | |
2006/08/06 03:13:12 |
のんだくれ ケネス 俺には… ちっ…。 酒が飲みてぇ…。 | |
2006/08/06 03:24:27 |
流れ者 ギルバート [闇に落ちた意識が、薄らと引き戻されていく。 目を開けると、例の道で横たわっていた。] ・・・・・・ん? あれ?俺死んだんじゃなかったか・・・? 確かハーヴェイに負けて・・・。 [考えながら起き上がる。 すると、雨でほとんど流されてしまっているが、 自分が喰われた跡であろう血の痕が目に入った。] | |
2006/08/06 03:43:55 |
流れ者 ギルバート ・・・・・・・・・・あぁ、やっぱ死んだのか。 ってなるとこれは何だ?幽霊って奴か? そこまで未練たらたらだったかなー・・・、俺。 [言いながら改めて地面を見る。 よく見ると、その辺に骨とか肉の欠片とかが転がっていた。] | |
2006/08/06 03:45:19 |
流れ者 ギルバート ・・・・・・・・・・・・・・。 いや、やっぱ未練あったわ。 とりあえずハーヴェイぶん殴んねーと・・・。 っていうか喰うならもっと綺麗に喰えよな・・・。 [と、そこで隣りを見る。 そこには座ったまま眠るレベッカの姿があった。] | |
2006/08/06 03:45:53 |
流れ者 ギルバート うぉ!?・・・レベッカ? そうか、レベッカもこうなってたのか・・・。 [言いながら、「触れんのかな・・・」とほっぺを突いてみる。 確かにぷにぷにとした感触が伝わってきた。] おぉ、触れんのか。 これは逆にラッキーだなぁ。 また逢えて触れられるなんて・・・。 [そう考えながらぷにぷにしていると、ふとある事を思いついた] | |
2006/08/06 03:56:15 |
流れ者 ギルバート [思いついたことを実行に移す。 レベッカの頬にそっと顔を近づけると、ちゅっと口付けた。] 嬉しいなぁ。起きねぇかな〜? 早く一緒に話したいんだけどな・・・。 [呟きながらさらにぷにぷにする。起きない。] ・・・まぁ、仕方ねぇか。明日起きてから話そう。 んじゃ、とりあえず家帰って寝るか〜。 一緒に寝れるの久しぶりだな〜♪ [言いながらレベッカの体をひょいっと持ち上げると、 軽い足取りで家へ向かって*歩いて行った*] | |
2006/08/06 04:26:20 |
流れ者 ギルバート (明るいノリでいってみました。シリアスなノリの反動です。 喜びのあまり怒りとか忘れてます。 >レベッカ 全然おっけーだよ〜。むしろ明るいノリにしてくれると嬉しい! 勝手に寝せちゃってごめんね!) | |
2006/08/06 04:29:43 |
のんだくれ ケネス [ずるり、と、今帰った二人の後に現れる。] …やれやれ…どいつもこいつも。くっだらねぇ…。 もう死んでるってのが分かんねーのか? | |
2006/08/06 04:59:25 |
のんだくれ ケネス [姿を消し、次はヒューバート達のもとへ。] [抱き合う二人を見て、] …下らねぇ…。 | |
2006/08/06 05:02:18 |
のんだくれ ケネス よう、邪魔してすいやせんね、お二人さん? | |
2006/08/06 05:03:11 |
のんだくれ ケネス [苛立たしげに、下らない、とつぶやく。] | |
2006/08/06 05:10:11 |
美術商 ヒューバート [地面から人の頭部が出て来る。 と思うと、それは少しずつ形が出て来、ケネスとなった。] ……ケネスか? | |
2006/08/06 05:10:58 |
のんだくれ ケネス ゴメートーですぜ、ヒューのだんな。賞品が何にもないってぇのが心苦しいくらいだ。 そっちの、[目線でエッタを指す] お嬢さんと話したいんですが、いいですかい? | |
2006/08/06 05:14:30 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ぎゅっとヒューバートに抱きついていたが、声に首だけ振り向き] ケネスさん? [さっき会ったばかりなのに。何だろうと。 きょとんとした表情で] | |
2006/08/06 05:14:32 |
のんだくれ ケネス [ヒューバートの返事も聞かぬまま、] よう、お前さん、人狼なんだろ?あとニーナともう一人。 お前さん達の間で、俺は何だって事になってたんだ? どう思ってたんだ? | |
2006/08/06 05:19:14 |
美術商 ヒューバート [……下らない。 そう、彼が云った。気がした。 私の勘違いか、小さな声で呟やかれたのか。] ……ふむ。まあ、そもそも私が良い悪いと判断を下すようなことではないけれども、ね。 好きにすれば良い。但し、エッタに何かするようであれば、それはその限りではないが、な。 [そう云うと、じっとケネスへ睨むような目線を送る。] | |
2006/08/06 05:19:39 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ケネスの表情をじっと見つめてから。 大丈夫だよ、とヒューバートに囁いて] ニーナさんは、面白いねって言ってた。 もう一人の仲間は…利用できるならしよう、って。 私は。 [少し考え込んだ] ずっと、ケネスさんのことがわからなくて。 不安だった。……ちょっと、怖かった。 | |
2006/08/06 05:25:44 |
のんだくれ ケネス 利用、ね。へへ…。だろう、よ。 [唇を歪ませる。] 邪魔しやしたね。後はどうぞ、ごゆっくーりー… [背を向け、そのまま去ろうとした…が、振り向く。] | |
2006/08/06 05:28:37 |
のんだくれ ケネス …何の意味があるってんだ?それに。 もう死んでるんだぜ? あんたらがどれ程好き合ってようが。 もう何の意味もない、下らない! 違うってぇのか!? | |
2006/08/06 05:29:25 |
お嬢様 ヘンリエッタ 意味? [少しあっけにとられてから] 意味って、いるの? この人のことが好きだって思って、そしたら…止められない。 大好きだから一緒にいたいって思うの。 ただ、それだけだよ。 | |
2006/08/06 05:41:31 |
美術商 ヒューバート [ケネスの様子が変わる。 何かに怒っているような、けれども何かに悲しんでいるような、そんな表情で、私たちに尋ねる。] ……生きているからとか、死んでしまったなどと云うことに、たいした意味があるとは―――私には思えない。 ただ、互いに一緒に居たい、と……私たちは、そう思っているだけだ。誰より強く、そう思っているだけ。それこそ、一体……他に何の意味が必要だろうか? | |
2006/08/06 06:10:22 |
のんだくれ ケネス [返された言葉。衝撃を感じる。] ……! [口を開き、何か言おうとした。] [しかし、馬鹿な、とか、そんな、とか。] [この場では意味の無い言葉しか脳裏には浮かばない。] [今自分はどんな顔をしているのか?それすら分からない。] | |
2006/08/06 06:17:57 |
のんだくれ ケネス ………………。 [結局何も言えぬまま、ぐずぐず、と足下から溶けて行き、ケネスは去った。] | |
2006/08/06 06:19:26 |
美術商 ヒューバート [驚愕に満ちた表情で、ケネスが再び沈んで行く。 ……なんだったのだろうか? そのことを理解するのは、もう少し先のことで。 今はただ、目の前の小さな恋人しか、見えることはなく。] ―――エッタ? [特に理由もなく、このように先程から何度意味のない問いを繰り返しているだろうか? そう思い、軽く苦笑してしまう。 こんなにも当たり前のことが、今、これほど愛しいものだとは。そう、思いながら。] | |
2006/08/06 06:27:04 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ケネスがまた、溶けていく。 その前に見せた驚愕の表情が印象的で] [あの人は、何を抱え込んでるんだろう。 何を苦しんでるんだろう] [しかし疑問は、呼びかける声にかき消され] なぁに? ヒューバートさん。 [元通り前を向いて、にこりと笑った。 大好きな人はここにいる。] | |
2006/08/06 06:34:49 |
美術商 ヒューバート [にこりと微笑み、エッタがこちらを向く。 それと共に彼女の耳元で、そっと囁く。] ―――……愛しているよ、エッタ。 [そのまま、エッタを抱き寄せ、その唇を奪う。 こんなに柔らかいものが他にあるものか、と。そう思わせてくれる、彼女との口付け。 その感触に満足しながら、彼女から唇を離す。 ああ、今ならきちんとソフィーに断言することが出来るな、と、そう思えた。*ただ、幸せだ、と。*] | |
2006/08/06 06:38:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ [優しい優しいキス。 独りだけの赤い味のキスの寂しさは、もうそこにはない] [唇が離れ、もう一度強くその細い腕で抱きしめて] 大好き。 ずっと、一番、ヒューバートさんのことが好き。 [幸せに満たされて*目を閉じた*] | |
2006/08/06 06:51:12 |
新米記者 ソフィー [処刑を見た後、事務所に戻った。 人狼って何なんだろう。どういう生き物で、どういう行動理念があって、何のためにこの村に潜んでいたんだろう。 ヒューを襲った彼女は、泣いていた。 メイを襲った彼女は、獣そのものであったという。] それとも、 [呟く。彼女も、食事の時には泣いていたのか?] 泣きながらご飯食べても、美味しくないと思うんだけど。 | |
2006/08/06 11:09:15 |
新米記者 ソフィー [人狼が人間を餌として認識しているなら、涙なんて] やっぱり。 [そうなのかもね、と呟く。やっぱり、そうなのかもね。 だとしたら、彼はどうするのだろう? もし愛する人を襲わなければならなくなったら、*彼は*――] | |
2006/08/06 11:12:33 |
見習い看護婦 ニーナ うー、やたらと眠いです…。 おなかはすかなくなったけど…うーんうーん。 (昨日は…というか昨日も申し訳ない…orz) | |
2006/08/06 18:55:22 |
見習い看護婦 ニーナ [ハーヴェイを見ながらうたたね…] 好きなのに食べないなんて変なの… 食べられないわけじゃないのに。 なんで?? | |
2006/08/06 19:24:49 |
のんだくれ ケネス イラつく…。 [ギルバートとレベッカ、ヘンリエッタとヒューバートのことが思い出される。] こんな状態でも、幸せだってのか。 下らない、幻想だ。 ハッ…。 [笑い飛ばしたい。しかし「意味って、いるの?」「互いに一緒に居たい」] [二人の言葉は、幻想の薄っぺらさからは現れない、そういう確信を伴っていた。] | |
2006/08/06 21:47:50 |
のんだくれ ケネス [結局の所自分は、死んだ所でカスのままだ。] [いや、初めからそんな事は分かっていた。] だがよ…。 [死人にも、カスとそうでない者がいる。] [それが無性に気に入らない。] [未来がない、何も出来ない、何処へも行けない。] [みな同じそんな立場になってなお、何故自分だけがこんな惨めなのか。] | |
2006/08/06 21:53:24 |
のんだくれ ケネス 認めねぇ…。 そうさ、認めるものか! [愛も喜びも幻想だ。] [この世にもあの世にも、そこにある他の何物にも、意味も価値もあるものか。] アイツなら…。 [一人の姿が脳裏に浮かぶ。] | |
2006/08/06 22:03:36 |
墓守 ユージーン [上空を舞っていた蝙蝠は、不意に急降下して。 ぱたぱた、ぱたぱた。 小さな羽音をたてて、道なりに飛んでゆく] | |
2006/08/06 22:12:23 |
のんだくれ ケネス [ぐずり、と、ある木陰に立ち上がる。] [ちょうどユージーンたる小さな影が、その側を通り過ぎるときだった。] よう、ユージーン。 | |
2006/08/06 22:19:22 |
お嬢様 ヘンリエッタ [どれだけの時間、2人でそうしていただろうか] [不意に誰かに名前を呼ばれた気がして、耳をそばだてた] [しかしやはり] ……気のせい? [つぶやく] [気がつけばしとしとと雨が降り出していた] ………。 …ヒューバートさん、集会場にいこう。 [袖を引っ張る。死んだ皆がどうなっているのかヒューバートに教えてもらった今、彼らに会うのはどこか怖かったけれど。会わなくてはいけない、とも思った] [何より。遺してきてしまった「彼」のことが気になっていた] | |
2006/08/06 22:21:50 |
墓守 ユージーン [ぱた。 声を聞き止め、くるりと旋回して木の枝へ] 何や、おっさん…僕に用でも? [無表情な青紫の双眸が、其の影を捉える] | |
2006/08/06 22:25:28 |
のんだくれ ケネス いや…なに。大した事じゃねぇさ。 ったく、お前さんのお陰で、とんだ貧乏クジだったぜ…。 [無理をしているような軽さ。] よう、他人と違うってぇのは、どんな気分だったよ? 人間に紛れて暮らすのは、苦労があったんじゃねぇか? | |
2006/08/06 22:27:00 |
美術商 ヒューバート [憂鬱そうな雨がぽつりぽつりと降っている。 まるで今日からのことを暗示しているような、とてもとても憂鬱な雨。 こういう小雨はどうしても好きになれない。土砂降りの日のほうが余程好きだ。 何もしていない筈なのに、どんどん憂鬱な気持ちが膨らんでくる。 一瞬だけぴくりとヘンリエッタが顔を上げた。] ……集会所、か。 そうだね。行ってみようか。 [そのヘンリエッタの微妙な素振りが気になったものの。 これからの集会所のこと。これからの村のこと。気にかかることは山ほどあった。 ……けれども。] ……エッタ。 集会所に行くのは、辛くないのか? 悲しいものを見ることになってしまうんだよ? [そのことだけが、ヒューバートの心にずっと引っ掛かっていて。 小さな声でそっと、ヘンリエッタに尋ねた。] | |
2006/08/06 22:27:22 |
書生 ハーヴェイ 俺が狼だと知れれば、ステラさんは俺から離れていく。 もう、愛しい人が隣から居なくなるのは嫌だ… 嫌だ… | |
2006/08/06 22:32:51 |
文学少女 セシリア [気づけば、外は暗くなっている。また夜がやってきたのだ] 今日も、皆さん集会場に集まっているでしょう。 皆さんといっても、もう…少ないですけれど。 行きましょう、メイ。 たとえどうなるにしても、見なくてはいけません。 [メイを促し、壁からも出られるというのに つい習慣で、扉の方へと先に向かった] | |
2006/08/06 22:33:47 |
墓守 ユージーン 嗚呼、そりゃあ…悪いコトしたなぁ。 [其の様子には気づいたのか、気づいていないのか。 へら、と、人の姿をしていれば、何時もの様に笑っただろうか] まぁ、そやね。 こうなって、最初のうちはな。 [もう慣れてしもうたけど、と] | |
2006/08/06 22:33:58 |
のんだくれ ケネス …どうだったよ?人間は? 人生はよ? さぞ、シャーロットを恨んでるだろ? | |
2006/08/06 22:36:38 |
学生 メイ あ、セシ姉ちょっと待ってー。 [慌てて後を追いかける。セシリアは扉の前で待っている。 外はもう真っ暗だった。まだ悲劇が起こりそうな程に――] よし……それじゃ、行こ。 [後ろからセシリアの袖を掴むと、集会所へと歩き出した。] | |
2006/08/06 22:37:33 |
墓守 ユージーン 恨む? [きょとん、と瞳を瞬かせて。 暫しの間の後] ……いいや、全然。 | |
2006/08/06 22:42:05 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ヒューバートの心配そうな顔が近づいて] [ヘンリエッタは首を軽く横に振った] 辛いけど。辛いからって、逃げちゃだめ。 [特に、狼である私は、と心の中で自分に言い聞かせて] ちゃんとみんなのこと見守るのが、死んだ人の役目なんだから。 [たぶんね、と少し微笑んで。 ヒューバートの手を握って、行こう、と歩き出した] | |
2006/08/06 22:44:40 |
のんだくれ ケネス ? | |
2006/08/06 22:47:06 |
見習い看護婦 ニーナ [遠くのほうで] ケネスはっけーん! | |
2006/08/06 22:48:03 |
墓守 ユージーン ま、別に…消えようが構わんかったし。 [興味なさげに呟いて、けれど] それにさ。 あの子、僕んコト庇おうとしてくれたんよ。 あんな下手くそな嘘、嘘やないて言うてくれて。 | |
2006/08/06 22:57:14 |
のんだくれ ケネス [遠くから駆けてくる人影。] うげっ…ニーナ… [顔をしかめる。] ちっ、また後でな。 [ユージーンに一方的に告げると、一瞬で地に溶けた。] | |
2006/08/06 22:57:37 |
のんだくれ ケネス [次に現れたのは集会場。] お? ちょうどいい所か。 | |
2006/08/06 22:59:24 |
文学少女 セシリア [集会場に(やっぱり)扉から入って見れば、 今日、カードを広げたシャーロットに正対しているのは] ハーヴェイ、さん…。 [シャーロットは彼に何を視てしまうのか。 無意識に隣のメイの手をぎゅっと握っていた] | |
2006/08/06 23:00:40 |
見習い看護婦 ニーナ ありゃ、見失っちゃった。 んー、どこいたのかなあ? 集会場?? | |
2006/08/06 23:00:42 |
のんだくれ ケネス 兄妹対決かよ? へぇ…。 [少し哄う。] | |
2006/08/06 23:02:26 |
お嬢様 ヘンリエッタ [静かに降る雨が体を通過していく。 それは不思議な感覚。 でも、ずっとこのままなら、いつかはこれが普通になるのかな、とぼんやりと思う] [やがて集会所に近づくにつれ、何故か] [孤独の気配] [自分のものではなく、どこかから流れてくる気配] ―――。 [小さな小さな声で、血族としての彼の名を呼んだ] | |
2006/08/06 23:03:02 |
墓守 ユージーン [話の途中でニーナの声。 そして、闇に溶けていくケネス] ……だから、なんかな。 [ぽつりと呟いて、羽根を羽ばたかせ。 再び木から降りて、低空飛行を始める] | |
2006/08/06 23:03:04 |
文学少女 セシリア …こんばんは。 [地から溶け出して来たような男の姿を認め、 無視もしきれず、ただ一言、声を掛けた] | |
2006/08/06 23:05:04 |
雑貨屋 レベッカ [ズンズンと夜道を進んでくる影。 呆れと怒りを半々にした表情で、集会場へと向かう] …確かに、揺るがないマイペースナところが好きって言ったわよ…。 言ったけども! だからって、ずうーーーーーーーーーーっと寝てるっていうのは、どうなのよ!? 笑顔で声かけようとずっと顔キープしたまま待ってた私がアホっぽいじゃないのよ! マイペースな寝太郎にも程があるわよー! | |
2006/08/06 23:10:19 |
のんだくれ ケネス [セシリアの声。] [無表情に戻り、] おう。 そういや、あんたとまともに話すのは初めてだな。…死んだ気分はどうだい? | |
2006/08/06 23:10:26 |
文学少女 セシリア [ちいさく苦笑を浮かべる] 確かに。貴方とまともに話すのは初めてでしたね。 死んだ気分、ですか? 思っていたよりは、大分悪くないですよ。 [なかなか慣れませんけどね、と付け加えて、 相手の顔を見据える] | |
2006/08/06 23:15:47 |
のんだくれ ケネス [場の空気に気付く。] [再び口の端が、にぃ、と歪む。] ようよう…。コイツは…。 | |
2006/08/06 23:17:37 |
墓守 ユージーン [ゆっくり進んで行くと、やがて集会所の灯が見えて来て。 速度を速め、一気に集会所の扉を突き抜ける。 地面すれすれを飛び、壁に突き当たる直前で急上昇。 天井に逆さまに止まった] | |
2006/08/06 23:18:46 |
学生 メイ シャロちゃん……。 [やはりセシリアが言っていた様にハヴェが人狼なんだろうか?でも、それじゃシャロちゃんは……。 ケネスに絡まれない様にセシリアの背中で小さくなりながら占いの行方を息を呑んで見守っている。] | |
2006/08/06 23:22:41 |
のんだくれ ケネス [セシリアの回答を聞いた。] [くつくつと嫌な笑い声を立て、] 下手な嘘はやめときなよ。 この世ってのは下らない所だが、今のが下らないってぇのは間違いねぇだろ? | |
2006/08/06 23:23:07 |
お嬢様 ヘンリエッタ [集会場の扉を、ヒューバートの手を握ったまま突き抜ける。 入るとそこは、ちょうどハーヴェイが占われているところで] !! [ヒューバートの腕にしがみついて、息を呑んだ] | |
2006/08/06 23:23:34 |
見習い看護婦 ニーナ ケネスまたはっけーん!! [ケネスにどーんと体当たり] | |
2006/08/06 23:24:42 |
墓守 ユージーン [逆さまの光景。 ハーヴェイに問いかける、シャーロットの表情が] …同じ? [其れは、自分が占われた時。 差し出したカード――隠者の逆位置を見たときの表情と変わらぬ…不安の色] | |
2006/08/06 23:27:05 |
のんだくれ ケネス ぎゃあ! [見事に吹っ飛んだ。] [ゴロゴロと転がり、ナサニエルに半分メリ込んで止まる。] | |
2006/08/06 23:27:39 |
見習い看護婦 ニーナ ありゃケネス、だいじょーぶ? ごめんねぇ。 [とけないようにしっかりと腕をつかむ] | |
2006/08/06 23:29:11 |
のんだくれ ケネス ん? [ちょうどナサニエルの下半身に顔を埋める形になっている自分を発見。] うげげっ!! ぺぺぺっ!ッぺ! ちくしょう!何しやがる! | |
2006/08/06 23:31:24 |
墓守 ユージーン [そして、失敗――と。 無言の侭、眸がす、と細まる] | |
2006/08/06 23:31:54 |
学生 メイ 失敗……か。 [本当に失敗したのか、占いの結果を誤魔化しているのか。シャロの目は余りに悲しそうで、見つめる事も出来ず。 と、ケネスが吹っ飛んで行くのが横目に入った。] え?ニ……ニーナ何を!? | |
2006/08/06 23:32:13 |
文学少女 セシリア [ニーナに突き飛ばされたケネスを見ながら。 その言葉に少し首を傾げるが、それでも言う] この世がくだらないとも思いませんし、 この場所がそんなに悪いとも思いませんよ…。 [メイの手を、再びぎゅっと握り締め] 正直、レベッカさんが無実なら、 私は人殺しの罪で悪魔の前に引っ立てられるかとも 思っていたのですが…。 いえ、もしかしたら、この先そうなるのかもしれませんが、 その前に全てを見届ける猶予が頂けたのは ありがたいと思っていますよ。 私は、そうしなくてはいけませんから。 | |
2006/08/06 23:32:56 |
見習い看護婦 ニーナ やっほー、メイ。 ケネスって素直じゃなくて面白いねぇ。 かーわいー。 | |
2006/08/06 23:34:14 |
村長の娘 シャーロット これじゃあ占い師失格ですね… 本当にすみません… [そう言いながら、皆が目を逸らしたのを確認して カードを片付けようと。その時スピネルに指先が触れる。 少女に触れた先からスピネルが禍々しい黒へと――― おもわずスピネルを握り締める。誰にも見られてはならない。 そう思ったから。 それをポケットに押し入れるとがたっと音を立ててたちあがる] あの…ごめんなさい。 ちょっと気分が優れなくて…今夜はこれで失礼させてください。 [できるだけ動揺を悟られないように笑顔を作り。 集会場の扉を開けようとする。 手が震えて上手く開けず、もたついた先でクロスの中から カードがはらりと落ちたけれど、少女にそれを知る余裕はなく。 そのまま集会場を出て自宅へと駆け出した] | |
(56)2006/08/06 23:34:51 |
雑貨屋 レベッカ [扉の存在をあっさり無視して壁からにょっきりと集会場へ入る。 目の前の死者たちに挨拶をする] はーい。こんばんは。 眠りワンコが目覚めのキッスをしても起きてくれないので放置してきたわ。 [集会場の中央へ目をやると、ハーヴェイが占われている] …ハーヴェイ…! | |
2006/08/06 23:35:01 |
雑貨屋 レベッカ [そして、続いて聞こえる「占いを失敗した」というシャーロットの声] え…? シャーロット!? 失敗って…なに? どうしたの…? | |
2006/08/06 23:35:17 |
文学少女 セシリア [『失敗?』の声に生者達を見れば、丁度占いが終了したところで] 失敗…ですか。 [そんなことが有り得るのか? ハーヴェイを見遣り、また思わず下くちびるを噛み締めていた] | |
2006/08/06 23:37:23 |
お嬢様 ヘンリエッタ [緊張して見守った占いの結果は、――失敗] 失敗? シャロ姉…… [シャーロットの表情は遠くてよく見えなかったけれど] [あまりにも「タイミングの良い」失敗に違和感をおぼえて] | |
2006/08/06 23:38:33 |
のんだくれ ケネス [セシリアの回答を聞く。いつもなら不機嫌になりそうなものだが、] [しかし無様に尻餅をついた状態で、それどころでない。] [むしろ自分のこの状態に対し眉も動かさぬ彼女に、] ……あんた結構いい度胸してるのな。 [軽く呆れながらケネスは応じた。] | |
2006/08/06 23:39:07 |
のんだくれ ケネス って、あ? 失敗、したのか? よっ、と。 [起き上がる。] | |
2006/08/06 23:41:10 |
学生 メイ [セシリアのケネスへの返事を聞いて「うんうん。」と頷く。 お互いの存在を確かめるかの様に手をぎゅっと握り返して。 そしてニーナへと顔を向ける。] こんばんは、ニーナ。元気してた? [と――シャーロットが集会所を駆け出すのが目に入った。] シャロちゃん……。 | |
2006/08/06 23:42:47 |
文学少女 セシリア 貴方なら、今の程度なら大丈夫でしょう。 実際大丈夫そうですし。 [立ち上がるケネスを見ながら、平然と嘯いてみせた] | |
2006/08/06 23:45:06 |
雑貨屋 レベッカ […シャーロットの行動の意味がわからない。 何故ハーヴェイが狼だと言わないのか。 今日の処刑は彼だ、と告げないのか。 体調が悪いせいで失敗したのかもしれない。 そう思いたい自分に、自分の声が反論する。 …ちょうど狼を占うタイミングで? 出来すぎている。 …もしかしたら…占い師なんて、いなかったのでは? ハーヴェイが狼なのだったら、その妹であるシャーロットも、本当はかもしれない] …何に頼っていたのかしら…、皆。 [ありもしない指針に踊らされていた自分たちがとても滑稽に思えた] | |
2006/08/06 23:45:57 |
吟遊詩人 コーネリアス [失敗……。 それは本当なのだろうか? 確かに今のシャーロットは心が弱くなっているのかも知れない。それでも……] シャーロットさん。 ちょっと……。 [と、追いかけようとして、一歩二歩進むと、足の裏に何かの感触。 いぶかしげに触ってみると、それはタロットカードだった。 それは、偶然なまでにクロスの形で] シンプルクロススプレッド……? [それは、タロットカードの占い方の一つだ。 このタロットカードは嘘を言ったシャーロットに反して、何かを暗示していると言うのだろうか? 下のカードが現在。上のカードが未来の暗示。 恐る恐るカードを拾って、上のカードを確かめる。それは―――死神。暗示はそのものの通り、終末、死、停止、失敗 そして、下のカードは―――] | |
(58)2006/08/06 23:45:59 |
墓守 ユージーン [黒く変化したスピネルの色。 一瞬だったけれど、天井に居る蝙蝠の眸は、其れをしっかりと捉えた] …白は人間。 妖魔は其れに貫かれる。 なら、黒は…… [其の先は容易に想像できて。 シャーロットが飛び出して行くのを見ると、ばさりと中空に降りる] | |
2006/08/06 23:48:11 |
のんだくれ ケネス ああ、まぁ死人だからな。 .o(…このあいだレヴィには、掴みかかろうとしてすり抜けちまったんだがな。何でコイツは…) [思って、腕をニーナに掴まれているのに気付く。覿面にうろたえる。] な、何つかまってる! [ふりほどく。] | |
2006/08/06 23:53:30 |
のんだくれ ケネス [←ハーヴ人狼は知らない。] | |
2006/08/06 23:55:15 |
見習い看護婦 ニーナ む! [逃げようとするケネスの背後からだきついた!] | |
2006/08/06 23:55:34 |
文学少女 セシリア [駆け出すシャーロットを唯、見送る] シャーロットさん…。 [もしかして、本当は視てしまったのか? それとも、人狼相手の占い「だからこそ」失敗したのか。 わからない。首を振った] | |
2006/08/06 23:56:35 |
文学少女 セシリア 大丈夫ならそれで良いじゃないですか。 [ケネスに向かって言いながら、 ケネスとニーナがじゃれ合うのを眺めている] | |
2006/08/06 23:57:38 |
雑貨屋 レベッカ […自分の無罪を証明してくれる者がいれば良い。この人を殺せばいいと言ってくれる者がいれば良い…。 そういう気持ちに後押しされ、私たちは信じ込んだ。「2人の占い師のうち、片方は本物である」と。 そんな保障も証拠も、ありはしないのに。 真実を多めに言ったのがシャロで、言わなかったのがケネス。 …それだけのことなのだろうか。 そうなのだったら、シャーロットのほうが狡猾で上手く人を欺いている。 集会場を出て行く青い髪を目で追う] …………。 | |
2006/08/07 00:07:27 |
お嬢様 ヘンリエッタ え? え? [突然慌てたようにこちらに向かってくるシャーロットに戸惑うも、彼女はヘンリエッタとヒューバートを突き抜け(実際はこっちがシャーロットを突き抜けたのだけれど)扉から外へと出て行った] どしたの、シャロ姉……っ [一瞬追いかけそうになり、しかし後ろでした「何つかまってる!」という大声に振り向いた] [じゃれあうニーナとケネスの姿が見えた] [それを見ているセシリアも、その隣にいるメイも、生者を眺めるレベッカも] あ、……みんな…。 [我知らず、ヒューバートの手を強く握る。ヒューバートは安心させるようにヘンリエッタの手を優しく握り返した] [その傍らをすりぬけるようにして、コーネリアスが外に出て行く] | |
2006/08/07 00:08:39 |
のんだくれ ケネス うががが…。 [抱きつかれて大いに混乱中。] [しかし、レベッカの様子に目ざとく気づく。] よう?レヴィ?どうしたい? 恋人を喰らっちまった人狼さえ許そうってぇお人にしちゃ、目が…冷てぇぜ? [ケネスも、目は笑っていない。] この世の真実にでも気づいたかい? | |
2006/08/07 00:13:31 |
雑貨屋 レベッカ [睨む視線を遮るようにひらりと舞い降りてくる黒い影に、思い出す。 …そうだ。妖魔が…溶けていた。 シャーロットは…本物の占い師…。 唯一真実を知るものが、村の唯一の希望が…真実を隠す…] …そっちのほうが、もっと最悪じゃないのよ…。 シャーロットも…ぶつわよ。 顔は可哀相だから、お尻にしてあげるけどね…。 [口の中だけで、呟いた] | |
2006/08/07 00:19:51 |
のんだくれ ケネス [レベッカの様子が変わったのを見て取る。] チッ…。 ってか、いつまで抱きついてる! 何ですり抜けねーんだコイツ!(もはや悲鳴。) | |
2006/08/07 00:26:59 |
雑貨屋 レベッカ [ケネスの言葉に、ガゥーっと噛み付くような動作で威嚇する] そりゃ、睨みもするわよ。 それくらいさせなさいよ! まだ殴ってもいないし、寝ワンコは起きないしで、散々なんだから。 許す許さない、の前に「私がすっきりしているか、していないか」という大事な選択肢があるのよ! ちなみに、アンタは殴ったけども、まだスッキリしてないわ! もっと躾が必要だと思ってるわよ! | |
2006/08/07 00:27:32 |
見習い看護婦 ニーナ だってケネス逃げちゃうんだもーん。 別にいいでしょ? | |
2006/08/07 00:30:46 |
のんだくれ ケネス [レベッカの威嚇に、しかし無表情になる。] あんたは強い、本当によ…。 さぞ人生が、楽しかったんだろ? いや、…ギルバートが居るなら、死んでても幸せってか? | |
2006/08/07 00:43:07 |
見習い看護婦 ニーナ ケネスは何でそんなに幸せとか楽しいとかにこだわってるのー? ケネスは幸せじゃないの? 楽しくないの?? | |
2006/08/07 00:47:50 |
雑貨屋 レベッカ […ケネスの表情からは、感情が読めない。 どんな答えを求められているのか、内心首をかしげたが、思ったままを口にする] んー? 強さ? 腕力には自信があるわよ? まあ、人生は楽しかったわね。 好きなことしてたし。好きな人といたし。 ギルがいれば…まあ、幸せかもね。 …今みたいにヤキモキさせられることも多いけど。 で、アンタは? 弱いの? …アンタ、なんでそんなに周りに無差別に噛み付いてんのよ? | |
2006/08/07 00:51:35 |
のんだくれ ケネス [ニーナ・レベッカに対して] …ああ、実につまらねぇ。楽しくねぇ。 俺は最初から最期までカスだった。 お前たちは、俺とは違う。 …この騒ぎで、何かが変わるかとも思ったんだがな…。 [ふと気づく。] あ?何でこんな話しなきゃなんねぇんだ。 | |
2006/08/07 00:56:47 |
のんだくれ ケネス お? 終わったようだぜ。 [無理に話題を切り上げる。] | |
2006/08/07 00:59:51 |
見習い看護婦 ニーナ お酒も楽しくなかったんだー? だったらこれから楽しくなればいいんじゃない? 今のケネスは結構楽しそーう。 お話はすきなのね。もっと話しちゃえば? | |
2006/08/07 01:00:53 |
のんだくれ ケネス [顔が歪む] 酒が楽しい…? ハッ! ああ。今俺はずいぶん嬉しげにくっちゃべってたな。 この、俺が。 ッハ! [顔がさらに歪む。] | |
2006/08/07 01:06:37 |
雑貨屋 レベッカ [ニーナに捕まっているケネスの頭をぽふぽふと軽く叩いた] あーーーー。やっとちょっとわかったかも。 アンタ、「自分はダメだから自分より下な人を作ろう」とか思ってるの? なにがそんなに怖いのよ。 なんで、そんなに自分が嫌いなのよ。 アンタを最低だって言ってるのは、アンタ自身じゃないのよ。 まーーーた人の心を勝手に悪いように決め付ける悪い癖が出てんのねー。 [ニーナに捕まっているケネスの頭をぽふぽふと軽く叩いた] | |
2006/08/07 01:07:13 |
お嬢様 ヘンリエッタ [どうしよう。 何を言えばいいんだろう。 自分も襲撃を手伝った、セシリア。 ニーナがとびかかるのを止められなかった、メイ。 人狼の疑惑を押し付けて、殺させてしまったレベッカ。 仲間なのに、あの場で助けてあげられなかったニーナ。 覚悟はしていたはずなのに、何を言えばいいのか、どう接すればいいかがわからなくなってしまって] [迷う間に、生者たちは集会所から出て行く] | |
2006/08/07 01:08:27 |
見習い看護婦 ニーナ [ケネスのほっぺたをぎゅむっとつかんで吊り上げる] ほーら、わらってわらってー。 | |
2006/08/07 01:09:12 |
のんだくれ ケネス …ハッ! かもな。 だが、それがどうしたって言うんだ? 俺がカスだって事実が、少しでも変わるのか? | |
2006/08/07 01:11:31 |
のんだくれ ケネス 触るな! | |
2006/08/07 01:12:16 |
のんだくれ ケネス 俺に、触るんじゃねぇ! | |
2006/08/07 01:12:54 |
墓守 ユージーン [生者たちが1人、また1人と集会所を出て行く。 けれど死者たちは未だ此処に残って居る。 くるり、集会所の中を旋回し。 扉の前に、赤い少女の姿を見つけた] | |
2006/08/07 01:14:21 |
見習い看護婦 ニーナ 眉間にしわもよくないよー。 [人差し指でぐいぐい伸ばす] 触るなって、別に大丈夫ですよう。 おなかすいてないから今は食べないし、なんかケネスさんからお酒の匂いしなくなったし。 | |
2006/08/07 01:15:29 |
雑貨屋 レベッカ [余裕の無いような雰囲気になったケネスの前にしゃがみこむ] …アンタは、周囲は自分を貶めるものだとしか思ってないの…? …狼じゃなくてハリネズミね、アンタは。 怖いから、一生懸命身を縮め、針で周囲を刺す。 自分が傷つかないために。 何が自分を取り囲むものか見もしないで、闇雲に拒絶する。 狼は違うわ。 自らを守り、生かすために牙や爪を振るう時、彼らは相手から目を背けない。 その刃を振る相手を、そして振るった結果もちゃんと自ら背負うわ。 …ねえ、アンタが拒絶しているものは、本当にアンタを傷つけるもの? ちゃんと、その目で確認してみなさいな。 | |
2006/08/07 01:16:11 |
雑貨屋 レベッカ [ニーナに顔を触られているケネスに近づき、その髪に触れてなでる。 犬や猫をなでるような手つきだ] 気の済むまで、この手を振り払えばいいわ。 …何度だって、なでてあげるわよ。 言ったでしょ? 噛まれたからって、見捨てたことは無いわ。 傷ついた獣は、ちゃんとそのキズが癒えるまで面倒見るわよ。 …私は、しつこいわよ? ただし、愛のムチはもちろん覚悟してもらうわ。…当然でしょ? [その目を見つめながらニィっと笑う。] | |
2006/08/07 01:17:21 |
見習い看護婦 ニーナ ケネスさんちょっと震えてる? おもしろーい [ぎゅー] | |
2006/08/07 01:20:12 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ひらり。 目の前を小さな影が飛んだ。 影? あらためて見れば集会所に、一羽の蝙蝠が飛んでいる] なんで…こんなところに? [どうしても踏み出せなかった一歩を、その黒い影に魅かれるようにして踏み出し] | |
2006/08/07 01:22:55 |
見習い看護婦 ニーナ ふあーあ…なんかまた眠くなってきた…。 ここんとこ、どーにも眠いんだよねえ…。 ちょーどいい枕もあるし、おやすみなさーい。 [ニーナはケネスに抱きついたまま眠った…がっちりとケネスをつかんでいる。] | |
2006/08/07 01:24:08 |
のんだくれ ケネス [一瞬呆けた様な顔をする。] [このままレベッカに撫でられていたい。ニーナに触れられていたい。そんな心に支配されそうになる、が] [しかし、再び表情は曇る。] だったら! だったら教えてやる!俺があんたを殺した理由!! [ニーナに向き直って] あんた達に協力した理由!(寝ていることには気づかない。) | |
2006/08/07 01:25:41 |
雑貨屋 レベッカ […理由。 私がケネスに「狼だ」と言われた理由…?] …恨みとかでもあるの? ちなみにアンタが寝てる隙におつまみのナッツ食べたのは私じゃなくてギルよ。 …で、どんな理由なの? | |
2006/08/07 01:29:41 |
のんだくれ ケネス [目を見開き、顔は高潮し、唾を飛ばして喚き散らす。] そうとも!俺は自分をカスだと思い込んでいる! だからそうでないものになりたかった! ちやほやされたかったのさ!親が死んで御可愛そうなシャーロットみたいにな!! だから占い師を騙った! 神のGIFTまで、カスの手には渡らないなんてのが許せなかった!! [レベッカに]お前は!それを許せるってぇのか!? [周囲に]お前らは!それを蔑まないでいられるってぇのか!? | |
2006/08/07 01:32:25 |
吟遊詩人 コーネリアス [やはり―――。 顔色よりも、その泣きそうな声は何よりも雄弁にそのことを語っていた。 先程出た、シンプルクロススプレッドの下のカードは……「塔」これは、先程思った暗示がそのまま、当てはまるのではない。 ハーヴェイのことをさしているのだ。 そして、上のカードは死神。 つまり、この占いは、ハーヴェイの死で持って、全て終わると表しているのだ。 本来ならば、それで終わらせるべきなのだろう。しかし―――ハーヴェイはあの人たち、そして、アーヴァインの息子なのだ。 それを―――このまま終わらせてしまってよいのだろうか? そして―――] なるほど―――私の思い違いだったようですね。 [コーネリアスが一息入れて次の言葉をつむいだ] シャーロットさん。 もう一つだけ聞きます。 もう誰も……死なせたくありませんか? | |
(82)2006/08/07 01:33:17 |
墓守 ユージーン [其の隣には、黒い男の姿もあって] 嗚呼…来たんね。 [口の中で呟いて。 一歩踏み出した、少女の眼前へと舞い降りる] | |
2006/08/07 01:33:22 |
のんだくれ ケネス [息をつく。] [下を向き、断罪を待つ。] [雰囲気に呑まれ、自分の下らない中身を晒してしまったことを後悔している。] | |
2006/08/07 01:34:44 |
学生 メイ バッカじゃない? [セシリアの後ろで静観していたが、不意に声をあげる。] ケネスさんって、ただ寂しいだけでしょ?人に構って欲しくて、酷い事言ったり、したりするんだよね? それが人に構って貰える一番簡単な方法だからね。 でもね、自分を信じてない人が人に信じて貰うのは無理。 人に愛されたかったら、まずはケネスさん自身の両目で自分を見て、自分を好きになってから出直してきなさい。 あーくだらない。帰ろ、セシ姉。 [少し気圧された感じのセシリアの手を引いて、出口へと向かう。] | |
2006/08/07 01:35:47 |
美術商 ヒューバート ……蝙蝠? こんなところに? [ヘンリエッタに近付いて来た蝙蝠。真っ黒な羽根。美しい、夜の生き物。 だが、何故ここへ? 答えはすぐに見つかった。] ……ああ。 ユージーン、君だね? 余りエッタを怖がらせないで欲しいかな。別に人間の姿でも構わないのだろう? [そう云ってくすくす、と笑った。] | |
2006/08/07 01:38:58 |
のんだくれ ケネス [メイの言葉に、びくり、と身を震わせる。] [しかし視線を上げる事はできない。] | |
2006/08/07 01:43:54 |
雑貨屋 レベッカ [激昂するケネスの言葉が降ってくる。 飲み込むまでに少し時間がかかった] GIFT…ね。 私も欲しかったわ。 華奢な体や誰もが見惚れる綺麗な顔。 フリルが似合うような誰からも愛され、守られるような女の子に…なってみたかったわよ。 でも、しょうがないでしょ。 私は私。 獣の匂いをさせて村を走り回る方がむいてたんだから、しかたないじゃない。 | |
2006/08/07 01:48:02 |
雑貨屋 レベッカ …許せる許せないの前に、スッキリしたいって言ったでしょ。 きっちり躾けるわよ。愛のムチで。 [飛んできたメイの言葉に、思わず微笑む] …ほーら、他の人からも。愛のムチ、よ。 どうでもよかったら、声なんてかけないで放っておくわよ。。 それに、もうアンタちやほやされてるじゃないの、ニーナに。 ほら、ついでにオマケもあげるわよ。 …これで、満足しておきなさいな。 [ニーナの上からさらに覆いかぶさるように、ケネスを抱きしめた] | |
2006/08/07 01:49:00 |
のんだくれ ケネス うわ…ぁ、あ、ぁぁぁぁああああああ!!!!!!! [絶叫。同時に、体がぐずぐずと溶け始める。] [数瞬の後には、ケネスの体は消え、ニーナもその場に残された。] | |
2006/08/07 01:52:31 |
文学少女 セシリア え…ちょっと、メイ! [何時に無く強い調子のメイに少々驚きながら、 それでもケネスの方に顔を向けて、言う] …貴方が下らないかどうかなど知りません。 そんなことは、私に言えたことではないでしょう。 私に言えることがあるなら…。そうですね…。 自分自身から逃げることは、誰にも出来ませんよ。 それくらいでしょうか。 メイの言うとおり、自分を好きになることから始めるのが 近道かもしれませんね。 [それだけを、やや一方的に言って。 その場の死者達に頭を下げて、メイとその場を後にした] | |
2006/08/07 01:52:32 |
お嬢様 ヘンリエッタ [舞い降りてきた蝙蝠に目を丸くする暇もなく、横にいたヒューバートの言葉によって更に驚かされる] っえ? ユージーンさん? 蝙蝠…じゃ、ないの? [そういえばこの場にユージーンさんはいなかった、という考えがふと頭を掠めたが、とても信じられるものではなく] | |
2006/08/07 01:53:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ [突如として起こった絶叫に身を竦ませた] [ケネスが消えている] [起こったことがよくわからなくて。 ただ、ニーナとレベッカが取り残されているのが見えた] | |
2006/08/07 01:59:12 |
墓守 ユージーン [ケネスの声に、何か言おうとして。 けれど、人ならざる立場からでは何を言っても…と。 口を挟むのは止めて、2人に向き直り] あれ、バレた? 流石にヒューさんには敵わんなぁ。 [けらけらと笑い声。 地面に降りると同時、蝙蝠からぐいと黒い影が伸びて] ……久しぶり。 [ヘンリエッタの目線の高さに屈み、へらりと笑う青年の姿。 其の顔は、今は前髪に隠されてはいない] | |
2006/08/07 02:01:15 |
雑貨屋 レベッカ [崩れるように消えたケネスにを探して床を探る] ど、どうしたのよ? …私の体重のせいで潰れたんじゃないわよね…。 違うわよね!? ちょ、ちょっとケネスー!? | |
2006/08/07 02:01:38 |
雑貨屋 レベッカ うわーん! ごめんってばー! ダイエットするから! ちゃんとスリムになってから乗るからー! [慌てて立ち上がり、ケネスを捜しに集会場を飛び出した。 夜空の下で、空気を震わすことのない声が*木霊した*] | |
2006/08/07 02:02:15 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ヒューバートの予想通り、ユージーンの姿に変わった蝙蝠にあっけにとられる。 黒い服の黒い髪の真っ黒な青年。 ただ、今は顔の左側も右側と同様に晒されていて] ひさし、ぶり。です。 えーっと、その、蝙蝠……? [どこか背伸びするようにして、ユージーンの背中を見ようとする。 もしかして人間になったときも羽がついてるのかな、と思いながら] | |
2006/08/07 02:23:23 |
美術商 ヒューバート [何かを叫びながら消えていったケネスのほうを暫く凝視していたが、ふとユージーンであるだろうとされる蝙蝠のほうへと向き直る。 伸びる黒い影。それは人の形となり、ユージーンとなった。 ―――人間ならざるものだからこそ、なせる業。だが、彼からは怪しの空気は感じられるものの、嫌な感覚は一切伝わってこない。 これがユージーンなんだな、と納得する。人間でもなく人狼でもない、けれども確かに存在するその生き物―――妖魔。 彼が自分自身のことを如何思っているか、それは判らない。 けれど、彼とは生きていたときと同様に、良い友人になれそうな……そんな気がする。 くす、ともう一度微笑を漏らし、口を開いた。] 周りに溶けこんでいない、その色素が薄そうな姿。 この場には殆ど来ない、蝙蝠。 ……何処か、懐かしい空気。 簡単なことだね。まあ、少し驚いたけれども。 | |
2006/08/07 02:32:10 |
墓守 ユージーン …嗚呼。 “妖魔”やからねぇ。 [へらとした笑みは其の侭に。 少女の様子に首を傾げ] ん、どうかした? | |
2006/08/07 02:33:19 |
墓守 ユージーン そか。けど、普通は分からんと思うけどなぁ。 [姿勢は其の侭で、傍に立つヒューバートにもひらと手を挙げて。 人狼に厳しい目を向けて居た彼。もしかしたら自分も厭われるかもと、そう思っていたのは杞憂だった様で] | |
2006/08/07 02:42:49 |
お嬢様 ヘンリエッタ あ。そっか! 妖魔! [どうして忘れてたんだろう、と首を傾げる。あんな消え方をしたのに、自分の中でユージーンは何故か「人間」だった。 ――彼が消えた日に見せてくれた優しさや、笑顔のほうが記憶にのこっていたから?] ユージーンさん、妖魔って……飛べるの? 人のときも? [同じ人外どうしなんだ、とか。魂を食べてしまうって、人を食べる狼と、同じ感じなのかな、とか。 ユージーンの生前と同じ笑顔を見ていたらそんな疑問は飛んでしまって、普通に。珍しい玩具を持った友達に聞くように、素直に尋ねていた] | |
2006/08/07 02:51:31 |
墓守 ユージーン [今気付いた、と言わんばかりの反応に少し目を見開いて。 興味津々の様子に] ん、嗚呼。飛べんコトも無いけど…な。 [少し考えて] 何なら…見る? [何処か悪戯めいたような、そんな笑み。 言いながら、エッタの目線より更に低く屈む] | |
2006/08/07 03:04:28 |
吟遊詩人 コーネリアス あぁ。みなさん。集まっていただきまして感謝いたします。 ……シャーロットさんは、さすがにまだ疲れているようなので、呼んではおりませんけど さて、実はみなさんに告白しなければいけないことがあります。 私は―――普通の人間ではありません。 証拠はあります。 テーブルの上に一つの書物が置いてありますよね?まずは、それの18ページを見ていただけますか? [そこに出ているのは、遥か昔のこの村が作られたすぐ後の遠い昔のこの村。 その中に一人。ソレはいた。 今と変わるのは、ただ髪の色だけ。それ以外は全く変わらないコーネリアスの姿。 ご丁寧に、その下にはコーネリアスとまで書かれている] | |
(94)2006/08/07 03:05:29 |
お嬢様 ヘンリエッタ うん、見たい! [即答して。目をきらきらさせてユージーンを見た] | |
2006/08/07 03:20:37 |
吟遊詩人 コーネリアス さて、私を殺しますか?それとも、そのまま生かしておきますか? 私はどちらでも、構いません。 ただ、明日生き残ったとして―――人狼の味方をしないとは誰も言い切れないでしょうけどね。 だって、人間であるケネスさんですら、人狼の味方をしたのですよ? それを―――もっと気味の悪いモノが人間の味方なんてすると思いますか? ……実はもう人狼などいないのかも知れませんよ。 私が、全てを殺しているのかもしれない。 ならば、私を殺して確かめてみてはどうですか? そしてもし―――次の日に、誰も死んでいないと言うのならば、それで全て終わりにすると言うのを約束しませんか? その場合は……もう、誰も人狼ではなかった、ということです。 それで全て終わりで……いいじゃないですか。 [わざと、ランプの陰になるような場所に顔を動かし、そして、本当に疲れた顔で、誰にも聞こえないように小さくため息をついた] | |
(100)2006/08/07 03:22:52 |
墓守 ユージーン ん、りょーかい。 [軽く笑って、地面に手をつき、眸を閉じる。 生前此れをやったのは何時だったかな、と思いながら、内の“力”を一所に集め。 閉じた目を更に強く閉じて、凝縮させた其れを、丸めた背に流し込む。 …と、肩甲骨の辺りがぐっと盛り上がり、殻を突き破る様にすらりと上へと伸びて。 ――ばさ、 黒い硬質な羽根が、其処には存在していた] | |
2006/08/07 03:26:51 |
美術商 ヒューバート [……黒い羽根が、ユージーンの背中に現れた。 ―――明らかに、異質のものなのに。こんなにも、敵意を感じないのは、何故だろう? きっと、この騒ぎで私も少し変わったのだろう、と思う。少しだけ、異質のものに優しくなれたのかもしれない。 人間と、人狼と、そして妖魔。 ……このように共存することが、出来たのかもしれないな。 少し、胸が痛む。そんな自分をごまかすように、口を開いた。] ……凄いな。美しい、夜のような羽根だ。 蝙蝠に変化するのも判るかもしれない。 ―――人間に生まれたのが、惜しい程だね。 [最後の台詞は無意識のうちに、考えずに自然に口から出て来た。 珍しいことだな。そう思った。] | |
2006/08/07 03:49:29 |
お嬢様 ヘンリエッタ [大きな黒い羽がユージーンの背から伸びて] ……すごい。 [感嘆の声をあげる] 飛べるんだ、その羽で。空を? [恐る恐る、ユージーンの羽に触れる。 冷たくて滑らかで、無駄のない形] いいなぁ……。 | |
2006/08/07 03:49:54 |
吟遊詩人 コーネリアス 逆ですよ。ハーヴェイさん。 私を殺して、全てを終わらせなければいけないのです。 このまま疑い会うことは、全てを滅ぼすだけでしょう。 それは本当にいいことなのですか? 今を生きるということは、大事な人を守るためにあるのです。 少なくとも、貴方の親は望んではいませんよ。子が親よりも先に死ぬなんてことは絶対に望んではいなかったはずです。 生き続けると言うことは、それだけで、死んだ人の弔いとなるのです。 貴方は死にたくないでしょう? 大事な人も死なせたくないでしょう? ならば生きて、心を強く持って、そして、幸せを取り戻すのです。 それがこの村の死んだ人たちの望みでもあるのですから。 ……死ぬ気になれば、前のようなこの村に戻ることだって可能なはずですよ。 | |
(110)2006/08/07 03:58:38 |
墓守 ユージーン [2、3度、動きを確かめるように其れを羽ばたかせ。 ゆっくりと開けられ、見上げた双眸は、淡い色へと変化して] ん…そうかねぇ? けど、僕も元々は人なんよ? [ヒューの言葉に、ほんの少し複雑な笑み。 羽根を触るエッタに] 珍しいやろ? [声をかけ、またへらと笑う] | |
2006/08/07 04:03:44 |
のんだくれ ケネス [話し合う生命ある者達の間に、霧が沸く。] [しかしそれは生者には見えない。霧は渦を巻き、収束。ケネスの形に。] く…くく…。 大した悪役ぶりだぜ?コーネリアス。 | |
2006/08/07 04:05:23 |
新米記者 ソフィー [ひとしきり考え事をしたあげく、足は集会所に向かっていた。 先ほどまでの雨でぬかるんだ道に足を取られなかったことには感謝したが、 同時に少し寂しくもあった。] [もう集会も終わった頃だろう。 彼の悪癖がうつったかしら、と旧知の人物の顔を思い浮かべる。 今日は誰が占われ、誰が処刑される?この事件に、早く終止符を打って欲しい。 集会所を前に、自然と足は速まる] | |
2006/08/07 04:06:13 |
新米記者 ソフィー [何度も来た集会所。ただ、その仄暗さが生者の居ないことを物語るだけ。 彼らは来ているだろう。この姿になって、誰か彼かがここに居るという現実は 帰る場所が一つ増えたようで。不謹慎ながらもほっとする] こんばんは、今日も『生きてる皆』はもう帰ったのかしら…あら? [広がる光景。二人の男と、一人の少女。 ただ、今までと違うのは。一人の男の背中から、盛り上がる、黒い] …へえ。今日は素敵な仮装大会なのかしら? [そんなわけはないが、少しおどけて見せた] | |
2006/08/07 04:06:21 |
のんだくれ ケネス 馬鹿々々しいやり方だ。 それほど残りを殺したくないのか。 人狼が、人を喰わなくなってくれると…信じるわけか。 ハッ…。 甘ちゃんだな。 | |
2006/08/07 04:12:42 |
のんだくれ ケネス いやいや…。何故だろうな。 お前を嘲笑う気にならないんだ。 何故だろうな? | |
2006/08/07 04:15:01 |
墓守 ユージーン 嗚呼、ソフィーさん。 [気配に顔を向け、や、と手を挙げて。 仮装という言葉に、此れ?と背を指差し] ま、そんなトコ。 此方のお嬢さんからリクエストがあったもんでね。 [ヘンリエッタを見、へらり笑う] | |
2006/08/07 04:17:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ヒューバートの「美しい」という声にこくりと頷き] ほんとに、綺麗。私もこんな羽で空飛びたいなぁ…。 [一心に眺めていると、当のユージーンがソフィーの名を呼んで。びくっと振り返った] | |
2006/08/07 04:20:25 |
吟遊詩人 コーネリアス ……ならば、貴方は、認められるのですか? 大事な人が死んでしまうのを。 ここで出来ないと言うのならば、人生の中で出会った最初で最後の最愛の人を失ってしまってもいいのですか!? もう……二度と会えなくなってしまうのですよ! 確かに私が死ぬのは、貴方には関係ないでしょう。 だけど、残るのは親友、妹、そして、最愛の人しか残らないのですよ。 長い人生で出逢ったそれを全て、否定するのですか!? それは、あなた自身も否定することになり、そのまま、大事な人まで否定することになるのですよ。 ここで終わるの言うのならば……自警団なんかに、人狼が見つけられるはずなんてないでしょう。 人間も!人狼も!妖魔も!何もかもを殺そうとした能無しの自警団が見つけられるはずないでしょう! それが分からない貴方ではないはず! | |
(113)2006/08/07 04:21:09 |
のんだくれ ケネス [ステラが話に乗りかけている。] コーネリアス、分からないのか? 他の誰を説得しようと無駄だ。 ハーヴェイさ。コイツに確約させなきゃ、無駄死にだぜ? …成功を祈るぜ。 [ケネスは霧散した。] | |
2006/08/07 04:24:54 |
文学少女 セシリア [もう何度も通った道を、メイと手を繋いで歩く。 そして、メイの家の前に着いた時、メイが口を開いた] 『セシ姉また……一緒にいてもいい?』 [セシ姉といると安心するんだ――と付け加えられて。 断れるはずもなく] …いいですよ。 [唯、微笑んで頷き。メイと一緒に家の中に入った] | |
2006/08/07 04:34:49 |
文学少女 セシリア [子供のように、2人して寝床にもぐりこむ。 隣で頭を撫でてやれば、メイはすぐ寝入ってしまったようだった] メイは甘えん坊になりましたね…。 おやすみなさい。 [呟いて、そしていつしか自分も*眠りに落ちていた*] | |
2006/08/07 04:35:09 |
のんだくれ ケネス [ハーヴェイの声をとらえる。] [霧のように漂いながら、ケネスは思う。] 「戻るものなんてない」、その通り。俺がソフィーを殺したときも、そう思ったさ。 …俺が間違っていたなら、お前も間違っている。お前は俺をどう思う…? 希望というものは、持っても良いのかも知れないぜ? | |
2006/08/07 04:36:18 |
のんだくれ ケネス ハーヴェイ、後はお前の意思次第。 俺には出来なかった。 お前には…どうなんだ? | |
2006/08/07 04:39:37 |
新米記者 ソフィー そう、でも本当に綺麗なのね。 これでちゃんと空も飛べるの?すごいわ。 [彼の背中から生えている翼。 夜の闇に映える黒、というのだろうか。 硬く冷ややかな光沢を放つそれをまじまじと眺めた後] [先ほどびくっと振り向いたヘンリエッタを見て] エッタちゃんもこんばんは。お久しぶりね? [少し、怯えた目をする彼女に。 ヒューバートの方をちら、と見て、笑顔で返す] | |
2006/08/07 04:41:21 |
お嬢様 ヘンリエッタ こんばんは…。 [小さな声で挨拶する。 この人も、私は人間だって知ってたのに、殺させちゃった。 止められなかった。なのに] ……ソフィーさん、どうして、笑いかけてくれるの? 怒ってないの…? | |
2006/08/07 04:51:06 |
新米記者 ソフィー うーん、そうねぇ… [目を見る。少しだけ申し訳なさそうに、でも真剣に、彼女は問いかけている。 誰かの姿に、重なって見えた] 怒ってない、と言ったら嘘になる、かな。 エッタちゃん達が狼でなければ、旅人さんやアーヴァインさんが襲われなければ、 きっとこうはなっていなかったから。 でもね、 [少ししゅんとした顔で話を聞く彼女。続ける。] 私、謝らないといけない人がいたの。 信じてあげられなくて、疑って、最期まで向き合えなかった。 でも自分のことに精一杯で、生きてる間に気付けなくて。 …その人ね、許してくれたの。 | |
2006/08/07 05:28:51 |
新米記者 ソフィー [というか、気にしてなかったわ。と苦笑しながら続ける。 まあ彼女ほど大らかにはなれないんだけどね、と零し] だから、かな? そりゃあやっぱり生きたかったけど、村の人たちを憎むという気にはなれなかったわ。 暴れたら発散しちゃったのかしら。 [ヒューバートを見、肩を竦めて私も罪悪感あるのよ、と少し笑う。 ヘンリエッタの方に向き直る。] あなた達狼のことは、事件を起こしたことは憎いんだけど。 正直、今はよく分からないわ。 そのことなんだけど、 [確認したいこと。言いかけて、ちら、と紅い光が森の側から見えるのを視界の端、窓の向こうに確認した] あら。あれ、何かしら…? | |
2006/08/07 05:29:52 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ソフィーの答えに。 やっぱり、この村の人は優しい人ばかりだ、と呟いて] ありがとう。 ……ごめんなさい。 [ぺこん、と頭を下げた。謝ってソフィーの命が元に戻るわけではなかったけれど、そうせずにはいられなかった] [そんなヘンリエッタに、ソフィーが何か質問をしかけて、あら、と声をあげる] [つられてヘンリエッタが見た窓の向こうには。 黒い煙。赤く染まる空] | |
2006/08/07 05:48:42 |
吟遊詩人 コーネリアス ―――コーネリアスは最後に夢を見た。 今まで、会った大切な人たち。 その人たちともう一度だけ花畑の中で会えたこと。 笑いながら、そして、泣きながら、彼らはコーネリアスに手を振ってくれた 花畑が段々薄れ、遠くなっていって、そして、その最後の場所で出合った。 数百年会っていない母親の姿と、そして、生涯でたった一度だけ愛した人。 「母さん……! アイシャ……!」 ただただ、涙を流しながら、その二人に抱きついた。 それが夢の終わり――― | |
2006/08/07 06:02:06 |
新米記者 ソフィー [ありがとう。 ごめんなさい。 これが既に自分の疑問に対する彼女の答えだった。 ヒューバートを食べた時の涙。今の謝罪。 彼らは、ただ知能があって、人型の獣なんかじゃなく。 やっぱり憎めない、と思った] [それでも、もう、いいのよ。とは未だ言えず、 代わりにヘンリエッタの頭を撫ぜる。 その後、窓から黒く立ち上る煙を見つめて] …なんだか気になるわね。 今日はここで処刑もやっていないんでしょう? まさか、あそこで…少し見てくるわ。 | |
2006/08/07 06:18:37 |
新米記者 ソフィー [不吉に燃え盛る空の色も気になったが、 本当に気になるのはまだ生きているであろう彼。 自分では彼を見ていることだけしかできない。 でも、見ていることができる。 人狼は、本当に人間と対立せざるをえない生き物なのか? …これじゃ、レベッカみたいね。苦笑する。 そう、現実は甘くない。現に何人もが人狼の犠牲になっている。 でも、希望的な観測を*捨てられなかった*] | |
2006/08/07 06:18:51 |
修道女 ステラ <中> 書いた文章が、どうもステラの発言じゃない気がしてきたので、 発言としてするのは不安だけど。 独り言として残しておこう。 </中> 肉体も、魂も、すべて消え去っても。 ――――あなたが生きていたことは、私たちの記憶にあって。 何も残らないなんて、ことはないから ――――あなたのことばは、生きているから。 わたしも、あなたにあえて、しあわせでした。 | |
2006/08/07 07:50:38 |
見習い看護婦 ニーナ ふあ・・・ん、ケネスがまた消えた。 どーこいっちゃったのー?? | |
2006/08/07 08:04:22 |
村長の娘 シャーロット [暫く眠り込んだ後、そっとまどろみの中から意識を取り戻す。 すぐ隣にはナサニエルの顔があって。 名残惜しそうにその腕の中からするりと抜けると、 ベッドに座り直し、ナサニエルの方を見遣って] …寝たままでいいです。 聞いてくださいね。 …私、ナサニエルさんのことが好きです。 小さい頃からハヴェ兄さんとナサニエルさんの後ついて回って。 ナサニエルさん、いつも優しくって。 ナサニエルさんが頻繁に家を空けるようになって、 私とっても寂しかったんですよ? でもお家のお掃除させてもらえるのは嬉しくて。 いつも早く帰ってこないかなって…そう思って待ってたんです。 | |
(139)2006/08/07 11:18:43 |
村長の娘 シャーロット [仄かに明るい応接間の中。視線は明をもたらすランプへと。 それを暫く眺めていたかと思うと、カンテラに灯りをともし、外へ。 今にも飲み込まれそうな、星の見えない雨上がりの空の下を歩く] ハヴェ兄さん…… [人も狼も優しい匂いの中で生きていくこと。 ハヴェ兄さんに巣食う痛みからハヴェ兄さんを救い出すこと。 …それはどうしても叶わないこと? ふと見上げた空の色が思った空と違っても、 また違う色を見つけ出すように。 どうしようもない事なんてひとつもないんだと。 どうするかは自分次第なんだと信じることは間違ってる…? 昨日のコーネリアスの言葉が少女の背中を押すように。 その歩を確かなものにしていく] | |
(141)2006/08/07 11:44:04 |
のんだくれ ケネス …。 こーりゃ、駄目っぽいな…。 | |
2006/08/07 13:06:43 |
のんだくれ ケネス コーネリアスは消えうせたらしい。 実際、体も何も残さず消し炭になってたやがった。 待ってても、「起き上がって」くるかは微妙だ。 結局、あいつは無駄死にであったのか? 無駄死にであると知らなくて済む分、消えちまった方が幸せだったか? 今俺はそうは思わない。 | |
2006/08/07 13:09:36 |
のんだくれ ケネス [ハーヴェイの様子を横目にとらえながら、] 逃げるのをお勧めするぜ、シャーロット。 聞こえねーよなぁ…。 | |
2006/08/07 13:21:00 |
お嬢様 ヘンリエッタ [窓の向こうの火の色。紅蓮。炎のあか] [悲痛な叫びが遅れて伝わってきた。 心が押し潰されてしまいそうな] [3人が止めるのもきかず集会所をとびだして] [人ならざるものの速さで走った] | |
2006/08/07 14:51:15 |
お嬢様 ヘンリエッタ [道の途中、ハーヴェイが通りすがった] [顔を伏せるようにして] [何かから逃げるようにして] ハヴェ兄? [呼んでも声はかえってこない。 一瞬、燃える空を見上げて迷ったけれど。踵を返してその背中を追った] [ハーヴェイの後姿が見せた寂しさを、放っておけなくて] | |
2006/08/07 14:51:24 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ハーヴェイが乱暴にバーの扉を閉めた] [まるで建物全体が人を拒否しているような音をたてた] [伝わる思念は、感覚は、混乱と孤独と絶叫と暗闇] [入るのを躊躇っていると、思念がだんだん弱まっていくのがわかった] [寝てしまったのかな。そう思いながら、何となく離れづらくて。 バーの手前の短い階段に腰掛け、膝を抱えた] | |
2006/08/07 14:51:50 |
美術商 ヒューバート [……家が燃えているのが判る。 赤黒い炎。コーネリアスの家。 ―――彼なりの処刑が、これなのだろうか。 悲しいことだ。とても。……とても。 次の瞬間、隣のヘンリエッタが素早く集会所の扉を開き、飛び出して行った。 両手両足を地面に着き、物凄いスピードで走って行くその姿は―――人狼。 一瞬だけ躊躇した。 瞬間、我に返り。] ―――エッタ。何処へ行く!? [そう叫び、彼女を追って集会所の扉を走り抜けた。] | |
2006/08/07 15:00:31 |
美術商 ヒューバート [集会所を抜け、走る。走る。走る。 広場の向こうに遠いヘンリエッタの後ろ姿。コーネリアスの家の方向へと向かって行く。 ……追い付けないか? そのように思案しながら若干スピードを緩めると、向こうからハーヴェイが走ってくるのが見えた。 顔を伏せ。寂しそうな後姿で。彼もまた、非常に早いスピードで走り抜ける。 流石は人狼、と云ったところか。 少しして、ヘンリエッタが後から彼を追いかけて来た。 ハーヴェイが心配だったのだろう。あの表情を見た後では確かに、何かが起こったのだと考えるほうが自然だ。 ―――それに。人狼はなにやら、人狼同士にしか伝わらないテレパシーらしきものを用いて話しているのかもしれない。そう想像していた。 ハーヴェイの様子がおかしくなると必ず、ヘンリエッタがふと顔を上げ、時々きょろきょろと辺りを見回していたからだ。 全くの想像だが。そう考えれば、人狼たちが連携を取れていたのも頷ける。] | |
2006/08/07 15:19:12 |
美術商 ヒューバート [そのように余計なことを考えながらも、ハーヴェイとヘンリエッタを追う。 すぐにバーへと辿り着き、彼がばたんと激しい音を立て、扉を閉めた。 彼女は扉の前で立ち止まり、バーの前の小さな階段のところにちょこんと座っている。躊躇っているのだろう。] ……エッタ。中に入ってみないか? 辛いからって、逃げちゃ駄目だ。そうだろう? [そう云って彼女に微笑み、左手をそっと取る。] 何処までだって付き合うよ。 ここに居たい、と云うなら止めない。 ただ、私は……バーの中へ入ってみたほうが良いと思う。ハーヴェイが心配なのなら、な。 | |
2006/08/07 15:22:15 |
お嬢様 ヘンリエッタ ヒューバートさん。 [顔を上げる。 夕方自分が言った言葉が、ヒューバートの口から出てきたことに少し驚く。と同時に彼の励ますような優しい微笑みに力を貰って] ……うん。 ハヴェ兄のこと、気になるの。 仲間だから…大切な友達だから。 [もう痛みのない左手をヒューバートの掌の上に乗せて、 立ち上がる] | |
2006/08/07 15:34:44 |
美術商 ヒューバート オーケイ。それじゃ、行こうか。 [バーの扉を開く。緊張した空気が、外にどっと溢れ出たような感じがした。 誰も居ないように見える。いつも皆が騒いでいたバーは、がらんと静かにその役目を終えようとしているようだ。 一階には居ない。すると……二階の、ハーヴェイの部屋……だろうか。] ……エッタ。ハーヴェイが何処に居るか、判るか? [もしかしたら。そう思い、彼女に尋ねる。] | |
2006/08/07 15:39:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ [尋ねられてこくっと頷いた] [別に普通に言葉で返事しても良かったのだけれど、バーの中に充満する緊張感が、自然と口数を少なくさせた] ……こっち。 [ヒューバートの手をひいて階段を上る] [生前交わしていたような鮮明な思念は、こちらが死んでいるからなのかもう聞こえてはいなかった] [しかし感覚と気配だけはしっかりと伝わっている] [一瞬発せられた欲望の呻きも、確かに] | |
2006/08/07 15:55:47 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ゆっくりと。ゆっくりと。 危険な感情と、欲望の思念が流れ込んでくる] [今ここで伝わるそれは、これまでのハーヴェイのものとは比べ物にならないほど、強い] | |
2006/08/07 16:43:21 |
美術商 ヒューバート [二階の廊下を静かに歩いて行く。 別に幽霊だし足音もしないのだが、なんとなく、静かにゆっくりと動かなければならないような……そんな、張り詰めた空気が、廊下に充満していた。 隣のヘンリエッタの手が震え始める。] ……エッタ? [奥の部屋まで後数メートル。もうすぐ着く。 話し声が静かに聞こえてくるだけだ。 ―――大丈夫。何も起こらない。これは杞憂だ。 そう信じ込もうとする。] | |
2006/08/07 16:46:14 |
お嬢様 ヘンリエッタ [廊下の奥に近づくにつれ、渦巻く思念は強さを増す。 高鳴る鼓動すら伝わってくる。 いや、これはもはや思念というより] 本能……。 [忌まわしい台詞が口をついて出た。 ヒューバートの大きな手がしっかり掴んでいてくれなければ、 どうかなってしまいそうで] | |
2006/08/07 17:15:30 |
お嬢様 ヘンリエッタ [脳裏を閃くように伝わるイメージ] [あか] | |
2006/08/07 17:18:11 |