吟遊詩人 コーネリアス ________________ ディア様へ ご不在中でしたので、お手紙を置かせていただきました。 女王候補のお二人は、日々頑張っておられるようです。わたくしたちとの人間関係も、スムーズにいっているように見受けられます。 ただ、女王候補は女性ですから、わたくしたちには言えない悩みを抱えているかもしれません。 もし、差し支えなければお二人の候補を交えたお茶会などを、催されては如何でしょうか。 ディア様の手作りのお菓子を心待ちにしている方も、沢山おいでだと思いますよ。 差し出がましいことを言って申し訳ございませんが、わたくしも楽しみにしております。 リュミエール ___________________ | |
(5)2006/07/10 12:56:36 |
書生 ハーヴェイ [クラヴィスは執務室に入ると小さく息をついた。] ……今日の日差しは私には少しきつすぎるようだな。 どうも強い光は苦手だ、何もかも暴き出す乱暴さを感じてしまう……。 [そうつぶやいて椅子に座ると、育成記録に目を通し始める。] ふーむ、ロザリアがひたむきに努力してるようだな。 まあ、良い傾向ではある。 アンジェは少々滞っているようだな……リュミエールが言っていた例の問題のせいだろうか…… ……いや、まさかな…… [そう考えた後、自身を鼻で笑う。] フッ……まあ、その辺の心配はあいつに任せておけばいいか……。 [クラヴィスは記録を置くと、執務の続きを始める事にした。] | |
(7)2006/07/10 14:49:53 |
農夫 グレン ―執務室― あー、この本、こんな場所にあったのですか。なつかしいですねえ。 [部屋を埋め尽くすような本棚。その内に収まる本の背表紙を、一つ一つ目で追っていく。時には手に取り中を開いて確認し、また戻す。あるいは、手元に残す。 それは、とても時間のかかる作業だったが、ルヴァは楽しそうにそれを続けていた] うーん。でも、思い出深いものではありますが……これはロザリアには退屈でしょうね。 [知恵を司る地の守護聖は、口元に柔らかな笑みを浮かべ、元の位置に本を戻した。そして、楽しそうに、また次の背表紙へと目を向ける。 昨日、ロザリアはまた本を借りに来ると言い……そして、彼女が約束を破ったことは、一度もなかった] | |
(44)2006/07/10 21:21:06 |