修道女 ステラ >>8 ノーマンさんが違うのであればヴィンセント先生しか…… [ノーマンの言葉に、静かに銃を下ろす。] ……私は、護る者――"守護者"です。 誰も、護れなかったけど…… [死んでいった人たちのことを思い返して、目を伏せた] | |
(9)2006/07/17 01:50:17 |
医師 ヴィンセント でも、一つだけ言っておきます。 私が死んだらこの集会場の者はすべて狼に食い尽くされてしまうでしょう。 なぜなら、狼は一番善人そうで一番先頭に立って導いていた人物…ノーマンさんなのですから。 昨夜、ようやくわかりました。 私は医者であると同時に、一晩で一人、人か狼かを判断できる能力を持った人間なのです。 今までは調べる者すべて人間で言い出せませんでしたが、昨夜、ようやく分かったのです。 どうか、私の声が届くなら、ノーマンさんの身柄を自警団に引き渡してください。 もっとも、私の声など届かないでしょうが…。 [そう祈るように呟くと、重い足取りで2階への階段を*上っていった*] | |
(45)2006/07/17 23:37:46 |
ちんぴら ノーマン [...は、降りてきて…ステラとトビーの目に、少しだけ不安の色が見えると、悲しそうに苦笑して、わざと離れたところに座った] …まさか、先生がな…。 さっき、先生の嘘が聞こえるまでは、俺の腹は、トビーに委任することに決めてたんだ。 ……誰が疑わしいかじゃなく、誰に、一番死んで欲しくないかって言ったら、トビーのボウズだったからな…。 …だが、ここに来て、先生が少なくとも嘘をついていることがはっきりした。 俺は…自警団に突き出す対象に先生を推す。 …さすがに、わかってしまった上で、トビーに責任を押し付けるわけにはいかねぇからな。 [ここで、...は、再び二人の目を見た] 誰を信じればいいか? 簡単だよ。…自分を信じりゃいい。 …間違えなければ、明日、3人そろって生き残ることができる…。俺には、光が見えたぜ。 | |
(49)2006/07/18 00:09:46 |
ちんぴら ノーマン [...は、トビーの、信じたいという言葉に、力強く頷いた] もちろんだ。俺は…女子供を騙すような、卑怯な真似だけはしたことが無い…それだけが取り得だからな。 …そうだな。シスター。トビー。一つだけ、俺の考えも明かしておく。 先生は…今まで、人間だと思える人しか調査できなかったから、明かさなかった…。って言った。 これが、ばーさんの御伽噺でいう、「占い師」ってやつと一緒なら…そんなはずは、ないんだ。 少なくとも、間違いなくその人が化け物で無いってわかってるなら、それを主張すれば、その人を軸にして、まとまりを生むことができるだろう…。 …先生は、既に語るに落ちてしまったんだ…。 先生が、今まで明かさなかった理由を言うなら、本当だったなら、こういうはずだっただろうさ。 「治療に専念していたため、言い出す暇が無かった…」とね。 | |
(53)2006/07/18 00:28:47 |
ちんぴら ノーマン うん。ポトフもうめぇ…。…シスター、大丈夫か? シスターは、十分トビーを守ってくれたんだ…。俺が言うのも何だが…思いつめなくていいぜ? 俺は、シスターがどんな選択をしようと、責めたりしねぇからよ。 [トビーの、簡単な料理ならできるという言葉に] そうか…ご両親が…そうだったな…。 オムレツの腕もそうだが、大したもんだよ。立派だぜ、トビー。 [もう、人は居なくならないよねという言葉に] ああ…もちろんだ。絶対、な。みんなの疑いも晴れて、ここからも出ることができるだろうさ…。 トビーも、シスターも、俺も…。もう一度、この美味いオムレツを食うことができる。 | |
(58)2006/07/18 01:04:43 |