自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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牧童 トビー 少年が、雛に出会ったのは2年前のこと… そのときの雛は、可憐な少女の姿。 実家である宝石店に侵入され、展示の目玉であった「リリィの瞳」を持ち帰られる途中の怪盗に、寝惚け眼の少年はばったり出会う。 少年はその姿に、瞬時に魅入られてしまった。 「あら、かわいい坊やだこと…こちらもいただいていこうかしら?」 少年はただ、その可憐さに見惚れるばかりで。 「ふふふ、冗談よ。誘拐は私の仕事じゃないから、安心して」 微動だにせず、反応を返さない少年に対し、苦笑して、 「どうやらまた、私は…心を盗んでしまったようですね…」 まさに、心ここにあらずだった少年は、次に起こった現象で現実に引き戻された。 舞い起こる白薔薇の花吹雪に驚くと、その姿は無く。 白い羽根と、雛と名乗る怪盗の少女の声が残るばかりだった… ――そして現在 少年は一通の手紙を手に、鳴雛港に立っていた… その少年の名は―― | |
(5)2006/06/27 22:50:46 |
新米記者 ソフィー 窓辺に座り月明かりを背に白い羽を広げたその姿はまるで天使のようでした。 その良く澄んだ声で私にこう語りかけて着ました。 「可愛い少女が泣いている声を聞いてしまい、放っておけなくなりましたよ。 どうしたのですか?何をそんなに泣いているのですか?」 理由を話すとその人は私に青い小さな宝石を私に手渡し、 「これを売ればお母さんの薬代になるでしょう。 どこで手に入れたと聞かれたら拾ったと答えなさい。」 それだけ告げると、月に向かって飛び立とうとする後ろ姿に、貴方は?と問う私に振り向かずに 「人は私を怪盗雛と呼びます。 今日の出会いの記念にその白い羽をあげましょう。 貴方が望むのならその羽がいつか私の元へと導いてくれるでしょう。」 私は手元に舞い落ちてきた一枚の白い羽をぎゅっと大切に握り締め、月に向かって飛んでいった雛様をいつまでも見ていました。 | |
(14)2006/06/27 23:35:10 |
牧童 トビー えーと、これを書けばいいんですね? ■1,名前 飛野 晶(とびのあきら、ニックネーム:トビー) ■2,年齢 13歳 ■3,職業 中学生 ■4,自己紹介 学校では部活でテニスをやっています。 ■5,雛様との出会い >>5 でいいでしょうか? | |
(23)2006/06/28 00:46:28 |