人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1554)仔羊たちの鎮魂歌 : 4日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

医師 ヴィンセント に、7人が投票した。
文学少女 セシリア に、1人が投票した。

医師 ヴィンセント は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、酒場の看板娘 ローズマリーが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、雑貨屋 レベッカ、双子 ウェンディ、学生 ラッセル、学生 メイ、文学少女 セシリア、お尋ね者 クインジー、の6名。
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 07:01:49
文学少女 セシリア
[集会所の一階。とある、一室にて。
外は、豪雨の様だった。室内からでも、雨降りの音が聞こえる。
辺りに広がるのは、今はもう、芳しいとすら感じてしまう、甘い死の馨り。
ほんの数刻前まで女の形をしていたソレは、既に原型を留めていない。無造作に千切られた肉の塊が、周囲に散らばっていて。其処はまるで、緋色の華の咲き誇る花畑の様だった。

其の中に、少女は呆然と座り込んでいた。全身を、周りと同じく、緋に染めて。

何時も肩にかけられている緋色のショールは無く。其れどころか、元は白だったであろう、薄いシュミーズを身に纏っただけの格好で。首筋から肩にかけての、大きな古い傷痕が、露になっていた。
菫色の髪は解かれ、普段は隠れている藍色の瞳は、虚ろで。顔色は、蒼白だった。ルージュが引かれているかの様に紅い唇は、艶かしささえ感じられる。
焦点の定まらない侭に、真紅に染まった己の掌を見やれば、ソレの味が蘇って]
(0)2006/06/18 07:07:18
文学少女 セシリア
――……………ぁ…

[掠れた声。けれど、其れは確かに少女の口から発せられて]

………うぁぁ…ああぁ……

…ああぁぁぁぁああぁぁぁああぁ………

[壊れた玩具の様に、声を上げ続ける。
言葉に成らない、獣の呻き声の様な慟哭を。
枯れ果てたと思っていた涙は、止め処なく流れ。まだ鮮やかさを残す紅い液体と、混じっていった]
(1)2006/06/18 07:08:37
文学少女 セシリアは、糸の切れた操り人形の様に、緋色の花畑に*倒れ伏した*
2006/06/18 07:10:37
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 07:13:36
お尋ね者 クインジー
[…声が聞こえた。
ヒトのものならぬ、聞き覚えの無い声。
…悲鳴?それともその定めを憂い呪う嗚咽?
激しい雨が、それ以外の物音を阻む。

一人広間を離れた気配を無粋な事では困るかと見過ごしていた。]

…まさか…。

[身を隠して居た物陰より歩み出る。
左手で、ブーツから小さく頼りない刃を抜きとった。
息を殺し、声のした部屋へ…]
(2)2006/06/18 07:36:10
お尋ね者 クインジー
[空が泣き叫んでいる。
ひとつ、ひとつ…ダガーを構えたまま、扉を開け、中を確かめる。

…ここも、違う。…ここでもない。

次のドアに手を掛けたところで、むっとする赤い香り。

背筋を冷たいモノが流れ落ちた。
呼吸が早くなる。耳の奥で、胸の奥で、早鐘が鳴る。]
(3)2006/06/18 07:44:40
お尋ね者 クインジー
[バン!!と、扉を開け放ち、その光景に息を呑んだ。

深紅の華が咲き乱れる花園に、横たわる白い服の少女。

紅い薔薇、赤い薔薇、緋い薔薇。
散らばった緑は、葉ではなく、見覚えのある艶やかな髪。]
(4)2006/06/18 07:52:42
お尋ね者 クインジー
[目を見開いたまま、ゆっくりと膝をついた。
床についた右手が小刻みに震える。

咲き乱れる、薔薇の花園に、埋もれるようにしているのは、菫?
それとも、修行僧の頭巾の名をもつ、恐るべき毒を持つ花か…?

呆然と、深紅に染まったその部屋を*眺めて居る。*]
(5)2006/06/18 08:05:39
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/18 08:11:26
文学少女 セシリアは、僅かに、身じろいだ。薄く目を開け。夢でない事を知る。
2006/06/18 09:53:46
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 10:01:24
学生 ラッセル
[――流れ込む悲しい声

(泣かないで…泣かないで…)

慰めようと伸ばした手は届かないし、
口を開いても言葉は音にならない。

(どうしてそんなに悲しい声で…)

――ただただ流れ込む、心を裂く慟哭]
(6)2006/06/18 10:02:48
学生 ラッセル
[ソファに座った姿勢で閉じていた目を開けると、
聞こえてくるのは雨の音だけだった]

…変な夢。

[昨日また一人行ってしまって、
目覚めてもこんな天気だからなのだろうか]

皆の近くで寝たのに、効果なかった…。

[それでも安らかな寝息をたてている女性達の顔を見れば幾分、
うねっていた心は穏やかに波を寄せだす]
(7)2006/06/18 10:04:15
学生 ラッセル
[どうやら恐ろしい夢に、跳ね起きる事もなかったレベッカ。
新しい友達の柔らかな毛並みに、顔を埋めて眠るウェンディ。
器用に椅子の上で、そして毛布も落とさず目を閉じているメイ。

――ひとり足りない]

ローズマリーさん…?

[そのことに気付くと心臓が、ごと、と嫌な音をたて始める]

(心配しすぎだ…。
一緒に寝て、ただ起きた時にいなかったからって。
でも……)

…探そう。

[探索の足は緩やかに回り道をし、しかし確実に向かいつつある
 地獄へ]
(8)2006/06/18 10:06:04
お尋ね者 クインジー
…セシ…リア……。
[からからに乾いてざらついた咽で、やっとそれだけを紡いだ。
まさか…まさか…昨日の行き着いた答えは真実…?]
(9)2006/06/18 10:07:10
文学少女 セシリア
[自ら身体は、異常な程に重く感じられて。
其れでも、ゆるゆると起き上がる。蕾がゆっくりと開き、花が咲く様に。

一面の、あか、アカ、赤、紅、朱、緋――
ほんの数日前まで毛嫌いしていた、其の光景。
なのに、今は。心の何処かで、美しいと感じているのは。
既に、狂っているのだろうか。

誰かの声が聞こえて。顔だけを、其方に向けた]
(10)2006/06/18 10:12:37
学生 ラッセル
――………夢だ。

[眼前の緋色の華の咲き誇る薔薇の花園]

夢だ。

[前の、崩れ落ちたまま呻いている男。
遠くの、唇まで紅く染めた見覚えある少女]

…現実じゃない。

[中に散らばる緑の髪の、優しく微笑んでいた、
かつて人間だったもの]

現実なんかじゃない。
(11)2006/06/18 10:18:22
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 10:19:14
学生 ラッセル
[支えてくれる背後の壁に頭を打ちつけても、何度打ちつけても
覚めない。
悪夢は覚めてくれない]

嘘だこんなの…絶対違う…

悪い夢だ…あまりに深く眠っているから、覚めないだけだ。
そうでしょ……
痛くないもの。

覚めてよ早く……早く、早くぅううう!

[頬を滴り落ちるものが涙であろうと、血であろうと
そんなことはどうでも良かった。
この現実が目の前から消えてなくなるなら、それでいい。

力の入らない足を床に投げ出し、それでも気を失うこともできず
華は目に鮮やかに*咲き続けている*]
(12)2006/06/18 10:20:29
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 10:24:23
お尋ね者 クインジー
[左手で、手にした刃を強く握った。
小さく軽く頼りなく…だが、今はこれしかなかった。

まっすぐに、少女 だ っ た モノを見据える。
脳裏をよぎるのは、花を抱えて目を伏せた控えめな笑顔。
…知らなければ、共に数日暮らさねば、こんなに躊躇する事は無かったのに。

…だが、 や ら な け れ ば ! ]
(13)2006/06/18 10:24:27
文学少女 セシリア
…あぁ。

[唇を、僅かに動かす。吐息と共に、音が洩れた。呪縛は、今は無く。
久しぶりに出す声は、酷いものだったけれど]

夢じゃ、ない。

[確認する様に、呟いて。
クインジーが刃を手にするのを見ても、動こうとはしなかった。
只、其の場に佇んでいる]
(14)2006/06/18 10:26:50
お尋ね者 クインジー
[床を蹴り、跳躍。一気に差を詰める。
刃を突き出す瞬間に、一瞬浮かんだのは…笛を吹いて頷き、おずおずと微笑む姿]

…くっ!

[僅かに勢いの鈍った刃は、狙いを外してただ彼女の皮膚の上を浅く滑るのみ。]
(15)2006/06/18 10:28:59
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 10:32:56
文学少女 セシリア
[男が迫り、刃が繰り出されるのも、只、ぼんやりと見るのみで。
腕に奔る痛みには、眉を顰めて、耐える様に。
敵意等、微塵も浮かんではいなかった]
(16)2006/06/18 10:33:34
文学少女 セシリアは、微かに、唇を動かす。何かを願う様に。
2006/06/18 10:34:11
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/18 10:37:52
お尋ね者 クインジー
[ぴたりと胸元に向けたはずの切っ先が震える。
…何を躊躇っている。コイツはケモノ。
既に幾人も殺した人狼。

理屈は判っているが、その手は動かず。]
(17)2006/06/18 10:39:09
文学少女 セシリア
[動きを止めたクインジーを見やり。再び、唇を動かす]

…して。
[小さく。けれど、はっきりと]

…殺して、下さい。

私が、生きたいと願わないうちに。
アイツが、また覚醒めないうちに。

[淡々と、言葉を紡ぐ。奥に籠められているのは、悲哀の感情]

獣に成り果てるくらいなら。
アイツの玩具になるくらいなら。
死すら赦されない、眠りにつくくらいなら。

[死を受け入れるかの様に、手を広げ。顔を酷く歪め、叫ぶ]

…殺して!
(18)2006/06/18 10:42:00
お尋ね者 クインジー
[唇の上だけに乗った言葉に、一瞬目を閉じ…頷いた。]

…終わりにしよう。

[彼女のココロはきっと知らなかったのだろう、自分の中で育ち、蝕んでいったその内なるケモノのことを。

刃を持った左手に、右手を添える。
僅かにその手に力が入る。]
(19)2006/06/18 10:45:16
学生 ラッセル
ああ…

[夢で聞いた声はこの声だったろうか?]

そんなに悲しい声で…かわいそう…
かわいそうに…

セシリアさん……かわいそうに…

[指一つ動かせず、ただ今は間違いなく共に過ごした
優しい少女の顔から目を逸らさず、静かに涙を流す]
(20)2006/06/18 10:48:45
お尋ね者 クインジー
[そのまま、細い身体の薄い胸に、刃を突き立てた。
右手の平が深く、その刃を奥へと押し込む。]
(21)2006/06/18 10:48:48
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 10:50:42
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 10:53:45
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 10:55:09
文学少女 セシリア
[ゆっくりと、目を閉じた。
突き立てられた刃。少女は静かに、其れを受け入れ。
口から、血を吐いて]

――させ、るか…ッ!

[眸を見開けば、其処には金の光。
突き立てられた侭に、男の手を掴む。尋常成らざる力]
(22)2006/06/18 10:55:30
文学少女 セシリアは、お尋ね者 クインジーの手を強引に引き抜く。けれど、胸より咲くは鮮血の華。
2006/06/18 10:56:53
お尋ね者 クインジー
…なっ!?

[いきなりの変貌。少女とは思えぬ力に驚愕。

…目覚めた、というのか…]
(23)2006/06/18 10:58:27
学生 ラッセルは、瞬きもせず少女の目に宿る光の色が変わるのを見た。胸に咲く華も
2006/06/18 10:59:03
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/18 11:03:18
文学少女 セシリア
あは…
[緋く濡れながらも、婀娜っぽい笑みを浮かべ。甲高い声を上げる]

ほら、セシィ。あたしの言った通りじゃない?
コイツら、アナタの苦しみなんて、知りゃしない。
ずっと、見ていたのにね。あたしが一人一人、殺す様子を!
こんなヤツらの犠牲になるなんて、馬鹿馬鹿しいって思わない?

[けらけら、けらけら。哄笑]

この子は、あたしのモノ。
五年も、待ったんだ。アナタたち何かに、あげない。
(24)2006/06/18 11:05:00
学生 ラッセルは、首を振って後ろから叫ぶ。
2006/06/18 11:08:29
学生 ラッセル
あんた誰…セシリアさんは?
優しいセシリアさんは!どこ?

返せ…
返して!
セシリアさんは嫌がってる。
あの人の心はあの人のもの。

あんたのじゃない!
(25)2006/06/18 11:09:11
お尋ね者 クインジー
[一旦距離を取り、奥歯を強く噛みしめた。
その嘲笑に、もう憐れみも躊躇も感じない!]

…きさまぁぁぁーーっ!!!

[床を蹴ると首元を狙って、刃を振り下ろす!!]
(26)2006/06/18 11:10:16
双子 ウェンディ
[...は、遠くの微かな物音に、ぱちと目を覚ました。
目を擦りながら辺りを見回すと。メイとレベッカの姿が見える]


…お二、階?


[物音のする方に、ゆっくりと目を向けると
意を決した様にもぞ、と毛布から這い出し。
不安を押し込める様にぬいぐるみを抱き締める。
そして2匹に声を掛けると、ゆっくりと

階段 を上り始める]
(27)2006/06/18 11:10:44
文学少女 セシリア
[ラッセルの呟きも聞いていたのか。其方に、顔を向け]

“かわいそう”?
言葉だけなら、何とでも言えるよね。

アナタに解るのかな。
意識を生かされながら、常に、内から闇に囁かれる感覚。
自分の知らないトコロではなく、自分の知っているトコロで行われているのに、何も手出しを出来ない。ただ、見ているコトしか出来ない。

けれど、ソレでもあの子は生きたいと願っていた!
貪欲に。ニンゲンらしいよね。
アナタたちだって、そうでしょ?

[返せとの言葉には、イヤだね、と子供の様に舌を出して]
(28)2006/06/18 11:11:38
文学少女 セシリアは、怪我を負っているとは思えない所作で、軽く後ろに跳び。
2006/06/18 11:12:25
お尋ね者 クインジーは、更に追う。だが浅い!
2006/06/18 11:13:45
文学少女 セシリア
殺すんだ? 殺すんだ? 殺すんだ?
[幾度も其の言葉を繰り返す。愉しげに]

どうしても“セシリア”を殺したいなら、仕方ない。イイよ?
勿体無いけど、そんなに欲しいなら仕方ない。

あたしは、別の身体を捜せばイイだけだ。

[攻撃が浅いと解れば、わざと少女の身体を傷つける様に。
赤を散らしていく]
(29)2006/06/18 11:15:26
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 11:15:44
学生 ラッセル
[恐ろしいまでに光る目を見据え]
そう…そうだね僕は今すら何も…
何もできない。でも…わかるよ。

[壁に縋りながらも立ち、叫びを続ける]

セシリアさんが優しいってこと。
セシリアさんが苦しんでたってこと。

あんたのもののわけない。
あんたのものに、なるわけがない。

わかったような口きくな!
生きたいよ、僕も、皆も、セシリアさんも。

セシリアさんを理解してるような口きくな!
苦しめてるのも、邪魔してるのもおまえじゃないか!
消えちまえ!
(30)2006/06/18 11:17:26
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/18 11:17:33
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 11:18:34
学生 ラッセル
[別の身体を捜せば良く、
「セシリアを殺したいなら構わない」
との言葉に悲鳴をあげる]

そんな…
それじゃ、意味がない?
セシリアさんを殺しても意味がない?

クインジーさん!

[男を呼ぶ声に、止めて欲しいとの響きが含まれている。
でも止めさせたところでどうすれば良いのかなんてわからない]
(31)2006/06/18 11:20:16
文学少女 セシリア
[月が無い所為か、身体能力は向上していても、身体そのものに変化は見られない。人狼の牙も爪も、其処には在りはしなかった。
ラッセルの言葉を待っていたかの様に、小さく嗤い]

イイよ、消えても。
セシィが死んでも、構わないなら。

[けらけら。軽く、言って退けた]
(32)2006/06/18 11:20:42
お尋ね者 クインジー
[無意識に右手のひらは、彼女の頬へと振るわれていた]
(33)2006/06/18 11:24:00
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 11:24:48
文学少女 セシリア
[刃ならば兎も角、平手が飛んでくるとは思わずに。
動作が遅れ、簡単に頬を張られた]

ッ!?
(34)2006/06/18 11:25:19
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 11:26:19
お尋ね者 クインジー
[手首に残った細い傷がちくりと痛んだ。
僅かに出来た隙に、左手の刃を斜め下から切り上げる]
(35)2006/06/18 11:29:23
学生 ラッセル
[けらけら軽く笑ってのけるセシリアの顔をした少女に]

いやだ…死んで欲しくない。
できるなら戻ってきて欲しい。
罪なんてない…セシリアさんに罪はない。
きっとわかってくれる、自警団も。
今度こそ説得してみせるから。
これ以上誰にも…

消えるのはおまえだけ…セシリアさんは戻って来て
駄目なの?無理なの?どうすれば…

[呼びかければ戻ってくれるんじゃないかと信じているかのように]

セシリアさん!
(36)2006/06/18 11:32:41
文学少女 セシリア
[口内の血を吐き捨て、舌打ち。
避けられないと解れば、右の掌で、切り上げられる刃を掴んで止め様と。たとえ、切り落とされようが構わない。
無理な体勢ながら、動きの止まったクインジーの腹目掛けて、蹴りを放った]
(37)2006/06/18 11:34:12
お尋ね者 クインジー
…くはっ!!
[蹴り飛ばされ、壁際の戸棚に叩きつけられる。
数度咳込んだのち、動かなくなる。]
(38)2006/06/18 11:37:57
双子 ウェンディ
[一面に広がる紅。
その前で繰り広げられる惨状。
見知った少女だったソレの姿に、

少し離れた場所で、呆然と立ち尽くす。
なんで、という言葉は音にならずに]



…セシリア、…おねえちゃん?

[喉が渇いて、その声はかすれ。
抱き締めていたぬいぐるみが、滑り落ちて床の上を跳ねた]
(39)2006/06/18 11:39:56
お尋ね者 クインジーは、力の抜けた左手から、*刃は転げ落ちた*
2006/06/18 11:40:02
学生 ラッセルは、目を見開きよたよたと戸棚に叩きつけられたクインジーに駆け寄る
2006/06/18 11:40:50
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/18 11:41:19
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 11:42:25
学生 ラッセルは、大きく息をつきながら、震える手で肩を揺らしても――起きない?
2006/06/18 11:42:32
文学少女 セシリア
[吹き飛んだクインジーには興味を失い、少女の右手を見やる。白い華奢な手は、見る影も無い程に緋く染まっていたが、辛うじて切り飛ばされてはいなかった。刃の小ささの所為だろう。
その手に舌を這わせ、ぺろりと舐めて。ラッセルに振り向く]

…精神は、戻って来るだろうねー。
でも、肉体は、ダメ。

肩の怪我。見えるよね。
凄いでしょ。あたしがつけたの。
…この怪我で、只のニンゲン如きが生きていられると思う?

[嫣然たる笑み]
(40)2006/06/18 11:42:45
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/18 11:43:27
学生 ラッセル
[クインジーが気を失ってしまった。
振り向かれてセシリアの顔をした悪魔の目に後ずさりかけるが、
それよりも]

ウェンディ…来たらだめ!
(41)2006/06/18 11:46:13
文学少女 セシリア
殺してない。殺してないよ、まだ。
[ラッセルの様子に、嘲笑い。
幼い少女に気付けば、酷く優しい――けれど、内に残虐さを秘めた口調で]

おはよう。よく眠れた? お嬢さん。
アナタは、たくさん、たくさん、絶望を知ってね。そして、堕ちてね♪
アナタには、まだ、足りない。
(42)2006/06/18 11:48:50
双子 ウェンディ
>>41 ラッセル
[ラッセルの叫びに、びくりと肩を震わせ。ようやく我に返る]

……っあ、…!

[逃げようにも、声を上げようにも。
恐怖が勝って、微動だすら出来ない]
(43)2006/06/18 11:51:33
文学少女 セシリア
殺さない。殺さないよ、まだ。
[先程と同じ調子で、ラッセルに言い]

…そんなにセシィが大切なら、逢わせてあげる。
ソレでも、殺したいって言うんなら、殺せばイイよ。
あたしじゃなくて、あの子をね。

眠っている間に、殺してあげるのも慈悲かもね?

[ けらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけら
 けらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけら。

 嗤い声を残して、緋色の少女は、*其の場に崩れ落ちた*]
(44)2006/06/18 11:52:53
学生 ラッセル
[手に舌を這わせた悪魔に後ずさるのを踏みとどまって答える]

なんでも…やってみなくちゃわからない。
そんなのできないって思ってたことも…最初から諦めず
やってみれば、案外簡単に、できたりするんだ。…諦めないよ。
おまえが消えて、セシリアさんが戻れば…肉体だって
大丈夫かも…案外、生きていられるかも

[こみあげる絶望感に負けないよう、かすれる声を張り上げてる。
クインジーが落とした刃を両手で握って立ちつくしたまま
前に突き出している。
ウェンディに話しかける様子を知れば、できる限り足早に
セシリアの顔した悪魔の背後に近付く]
(45)2006/06/18 11:53:34
学生 ラッセルは、だが少女がその場に崩れ落ちるのを見た。
2006/06/18 11:54:54
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/18 11:55:20
双子 ウェンディ
>>42
…うそ、だ…。
だって、おねえちゃん…

おねえちゃん、は、そんなこと…言わない…!


[声を必死に絞り出して。
否定する様に、ゆるゆると、横に首を振る。

しかしその瞳からは、ぼろぼろと涙が落ち。

瞬間崩れ落ちたセシリアの身体を、ただ眺めるしかなかった]
(46)2006/06/18 12:02:54
学生 ラッセル
[ほんの一瞬、崩れ落ちた少女の喉に刃を突き立てることを
考えようとしたが、自分がそうするところの想像すら
うまくできない。何より意識を失った彼女は]

セシリアさんにしか見えない…できるわけない…

[緊張の糸が切れたように嗚咽しながら、ウェンディを抱きしめる。
そんな風に涙を流す小さな女の子を安堵させるつもりで、自身が
縋りついて温もりで救われたいと願っているのは、自覚できた]

ウェンディ…ウェンディ…いろいろあったんだ…
ローズマリーさんは死んでしまった…
セシリアさんは…ううん、ウェンディ、今もしかしたら
君の目に映ってるかもしれないこと、記憶なんかしなくていい。

でも、これは覚えておいて…セシリアさん悪くないんだ。
人狼の力は持っていたけど、殺していたけど、でも、
セシリアさんが望んでやってたことじゃないんだよ…
だからこれから考えよう…
僕は考えたい。どうやったら、助けられるか…でもどうすれば…
(47)2006/06/18 12:06:57
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 12:12:05
双子 ウェンディ
>>47
[…ラッセルの服の裾をぎゅと握り締め。
顔を埋めると、声を押し殺す様に止まりそうにない涙を流す。
ローズマリーが死んでしまった事や、人狼の存在や。
…総てにおいて、...には受け入れ難い事で。

それでも、セシリアは悪くない…それだけは理解出来た]

……う、ん。
おねえちゃん、は、優しい…もん…。
ヒューの心配も、して、くれて。

……おねえちゃんは、あんなこと、のぞまない…!


[自分に言い聞かせる様に。
小さな叫びは、まるで祈りの様な]
(48)2006/06/18 12:17:14
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 12:19:50
学生 ラッセル
[赤い目のまま、できる限り頼りになる大人の顔をする]
…ごめん。ううん、ありがとう。
うん。望まない。望んでない。

[それから人だった残骸や、倒れ伏す二人に目をやる。
ローズマリーをこのままになんか絶対しておきたくはなかったが
苦しげに、今は生きている二人のことを考える]
三人を…ううん、二人をこの部屋に…置いておけない。
ウェンディさん、持ち上げるのは無理でも、
一緒に広間のソファまで、…セシリアさんとクインジーさんを
移動させるの、手伝ってくれる?

そこに、レベッカさんもメイもいるはずだから。
驚かせちゃいけないかもしれないけど…でも、皆でいるのが
楽しく話してた時みたいに皆でいるのが、一番いい気がして。
気を失ってるから手当もしないと…。
セシリアさん、次に目覚めたら彼女でいてくれると思うんだ。
あいつもそう言ってたからきっと…
悪い奴でも嘘じゃなさそうだから。その時皆の顔見て欲しくて。
勇気を持ってほしい。
(49)2006/06/18 12:28:36
双子 ウェンディ
[手伝って、の言葉に
目を擦り、こくりと頷くと。
落ちて、黒く染まったショールや
転がったナイフを、一瞬だけ見つめ。

…だいじょうぶ。

そう心の中で、言い聞かせる様に呟いて。
きゅ、と小さな手を握り締めると
2人を運ぶのを手伝うために、ラッセルの後を*追いかけた*]
(50)2006/06/18 12:40:31
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 12:42:09
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/18 12:46:51
学生 ラッセル
[ウェンディに手伝って貰うことで、どうにか広間まで二人を運び、
きっと他の器用な者の手によって改善の余地があるであろう
手当も、それでも一応する気でいる。

しかしやがて目覚めるはずのレベッカやメイのため、
簡単に今朝あったことを書き留めたメモをテーブルに残すと
ラッセルもまた肉体と精神の限界を迎え、
ソファで昏々と*眠り続けることだろう*]
(51)2006/06/18 12:47:57
学生 メイ
[昨晩からずっと、...は眠り続けている。
毛布を掛けられ、椅子ごと移動させられた、その体勢のまま微動だにせず。
1度も目を覚ますことなく、まるで死んでいるかのように昏々と]
(52)2006/06/18 14:14:31
学生 メイ
[――と。

ふいにきゅ、と眉を顰めたかと思うと。
...の目の端から、つ、と1筋の涙が流れて落ちた。


それでも目を覚ますことはなく、少女は*眠り続けている*]
(53)2006/06/18 14:17:27
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/18 14:23:05
雑貨屋 レベッカ
[息苦しさと寒気にまたか、と思いながら。
薄っすらと目を開ければそこにいるのはヴィンセントで。
けれど、いつものように血だらけではないその姿に少し安堵する。
小さく首を振った彼の姿に、恐怖よりも悲しさが先立って知らず知らずのうちに頬が濡れた]

……ヴィンセントも、人間……

[呟いた後、寝返りをうとうと視線をずらして、体が固まった。
自分の枕元に立つ2人目の死者。



――ローズマリー。]

っあっ……ぁぁっ…………

[無残な姿に、悲鳴すら出なかった]
(54)2006/06/18 16:59:53
雑貨屋 レベッカ
[ソファの上に体を起こす。昨日一緒に寝たはずなのに、その姿はない。]

なんで貴方なのよ……
ど、して……も……やだ……

[ソファで倒れるように眠っているラッセルや、椅子で眠っているメイの姿を見ると、どうにか唇を噛み締めて立ち上がる。
テーブルの上のメモに気付いてそれに目を通すと、堪えていた涙がまた零れた]

……セシリア、なの?
ローズを殺したのも、キャロルを殺したのも、ヴィンスやギルバートが死ぬことになったのも……セシリアのせいなの……?

……誰か嘘って言ってよ……

[あはは、と泣きながら虚しい笑みを浮かべた]
(55)2006/06/18 17:21:12
雑貨屋 レベッカ
[部屋に戻る気力はなくて、ふらふらとキッチンに入る。
ただ、一人になりたかった。
無造作に置かれた果物ナイフが目に入った。]

――これで喉を突いたら、もう誰の姿も見ないかな。

[そんな考えが頭を過ぎって。
ナイフを握り締めたまま、ぺたりと床に座り込むと項垂れる。
その鋭い切っ先を見つめながら、ただ嗚咽と涙を零した。]
(56)2006/06/18 17:25:29
雑貨屋 レベッカ
[どれくらいそうしていたのか……
かたり、とナイフが床の落ちる音でふと我に返り]

……あはははは……
結局、死ぬ勇気もないくせに。
もう、眠らなかったら誰も見なくて済む?
(57)2006/06/18 23:05:28
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/18 23:11:26
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/18 23:14:57
文学少女 セシリア
[ソファに寝かされた侭、...は浅い呼吸をしていた。
其の顔には疲労が色濃く見えるし、手当ての痕は痛々しいものの、現在は小康状態の様で。
重い瞼を開けば、其処から覗くのは、金色の光ではなく、深い藍色。
現状が認識出来ていない風に、只、天井を見つめている]
(58)2006/06/19 00:12:54
お尋ね者 クインジー
[暫く前から意識は戻ってはいたが…動けずに居た。
息を吸うたびに、身体が軋む。

手をつき、壁に背を預けるようにしてようやく身を起こした。

静かに、ただ静かに時の止まったような部屋。]
(59)2006/06/19 00:38:25
文学少女 セシリア
…あぁ。

[まだ、生きているんだ、と。
安堵と、落胆の入り混じった様な溜息]
(60)2006/06/19 00:46:39
学生 ラッセル
[あるいは自分の不用意なメモのせいで、一人の女性が
死を選ぼうとしたことも知らず、...は立ち上がる。
目を開けた瞬間から、朝の出来事は現実だと受け入れていた]

夢じゃないって泣き叫ぶより先に…

[ウェンが近くに居る事を確認し、椅子で眠り続けるメイに目をやり
身を起こしたクインジーに持ちっ放しにしていた刃を無言で返した
労る目を向けてもそれだけで、結局自分はこの人に無理を強いる
かける言葉は見つからなかった]

…レベッカさん?

[しかし台所で気配がする。声もしている。大丈夫、居てくれてる。
――ローズマリーのようには失われていない。そして最後に]

セシリアさん…だね。

[あまりに痛々しく、しかし他にできることもなく、ただ
確認するように言葉をかけてから、彼女の様子を見守っている]
(61)2006/06/19 00:48:34
文学少女 セシリアは、学生 ラッセルに、小さく頷きを返して。身体を起こす。
2006/06/19 00:51:08
学生 ラッセルは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/06/19 00:59:31
文学少女 セシリア
私…

[何か、言葉を紡ごうとするも。何も、出てこない。
言いたい事は、沢山 在る筈なのに。
藍色の瞳を、そっと伏せた]
(62)2006/06/19 01:05:55
学生 ラッセルは、やはり藍色の瞳の方が綺麗だと感じながら、長い沈黙後、短く問う
2006/06/19 01:09:10
学生 ラッセル
僕はあなたのことだって失いたくないんだけど、皆そうだと思う。
人狼だけ消して…セシリアさんは助かる方法、何か…
思い当たるふし、ない?
(63)2006/06/19 01:10:34
文学少女 セシリアは、学生 ラッセルの問いに、ゆっくりと、首を振り。
2006/06/19 01:12:15
文学少女 セシリア
…解らない。
私は、本当は、五年前に…死んでいる筈、だった。
其れを、今日まで生きて来られただけでも。

[感謝するべきなのかもしれない、と。
其の日々は、決して楽な物では無かったけれど。毎日が、闘いだったから]
(64)2006/06/19 01:13:55
お尋ね者 クインジー
[ラスに渡された刃の柄を、しっかりと左手で握り締める。
浅く荒い呼吸を、何とか整えようとする。

ギリリと奥歯を噛み締め、視線は一点だけを見つめている。

どうにもならぬというのなら…終わらせて、やらなければ。
何とかしてやらねばならぬことは判っている。

他の者が手を汚すよりは…]
(65)2006/06/19 01:15:32
雑貨屋 レベッカ
[聞こえてくる話し声にぼんやりと。
無意識にナイフを握ったまま立ち上がり。
キッチンから出ると、セシリアとラッセルの方を見つめた。

セシリアを自警団に突き出すのだろうか。

意識のどこかでそんなことを考えつつ。
けれど、突き出せばきっと……
セシリアも自分のところに来るのだろう。
きっと、おぞましい姿で。]
(66)2006/06/19 01:18:24
学生 ラッセル
>>64
こんな時…
[少しづつ絶望に心を蝕まれながら、今はもういない人を思う。
先生なら、方法を知っていたかもしれないのに。
しばし言葉を詰まらせた後]

「あいつ」さ、言ってたよ。
『どうしても“セシリア”を殺したいなら、仕方ない』、いいって。
『別の身体を捜せばイイだけだ』って。だからさ…
セシリアさんだけ死んだって…意味なんか…
[儚げな少女を見る瞳にはまだ、希望を求める光が残っている]
(67)2006/06/19 01:20:51
学生 ラッセル
[クインジーからの張り詰めた空気におののき、
しかし台所から出たレベッカに気付き、どうにか微笑もうとして
握られたナイフに訝しげな目を向けた]

レベッカさん?

[立ち上がり、不安を感じているはずの彼女を宥めようと近付く]
(68)2006/06/19 01:24:43
文学少女 セシリア
>>67
…それでも、私が傷つけば、アイツも傷つく。
アイツは、大分 消耗している。
今は、声がしないから。

私の内に居る間に、私が死ねば。
少なくとも、此の場に居る人々を襲う事は、もう無い筈。

[笑みさえ、浮かべて。希望等、既に忘れてしまったかの様な瞳]
(69)2006/06/19 01:26:43
文学少女 セシリアは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/06/19 01:27:21
お尋ね者 クインジーは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/06/19 01:28:43
雑貨屋 レベッカ
[こちらに近づいてくるラッセルに気付くと僅かに首を傾げ]

……。
セシリアを、突き出すの?

[それだけを問う。ナイフは隠すわけでもなく握ったまま]
(70)2006/06/19 01:31:13
学生 ラッセル
>>69
いやだ…

[呟いても、絶望は胸を覆い尽くしてしまった。
しばし顔を両手の中に伏せていた。
が、近くのレベッカに声をかけられ顔を上げると]

それしか…方法が…ない、なら…セシリアさんを
死に追いやることに…

[途切れ途切れに返答する。
最後まで言えなくても、肯定していることはわかるだろう]
(71)2006/06/19 01:36:17
雑貨屋 レベッカ
>>71
そっか。

[短く呟くと、その刃をセシリアに向けるでもなく。
ふらふらとナイフを持ったまま、2Fへとあがっていく]

……いよいよ眠れないな。
(72)2006/06/19 01:39:03
文学少女 セシリアは、雑貨屋 レベッカが去るのを、黙って見送る。
2006/06/19 01:39:41
文学少女 セシリア
>>71
…三人目。
[小さく、呟いて]

…ローズマリーさんで、三人目なんです。
アイツが…、いえ。“私”が、…食べたのは。

最初は、何も感じなかった。夢の中にいるみたいに。
でも、キャロルさんの時は、意識も感覚も確かにあって…、其の味を知って。
…昨日、普通の食事が、美味しいと感じられなかった。何も、感じなかった。

解りますか?
[顔を上げ、ラッセルを見つめた。少し、哀しげに]

私、きっと、もうすぐ。
…アイツと同じになるんです。アイツと同じ、獣に。
[淡々と、言う]

だから、其の前に。
(73)2006/06/19 01:44:51
学生 ラッセル
[レベッカが行ってしまってまた、受け入れがたい現実を
拒絶するように顔を手で覆っていたが、ふと思い出す。

――あのナイフ、どうするんだろう。

瞬間、目覚めてローズマリーが居なかった時の胸の痛み方で、
鷲掴みにされた心臓が突き動かす様に、足を階段へ向けた。
レベッカを追う]
(74)2006/06/19 01:45:15
お尋ね者 クインジー
[階段を上がっていくレベッカを、視線だけで見送る。
その方が、好都合だった。

目の前でその瞬間を見せてしまうよりは。]
(75)2006/06/19 01:45:30
文学少女 セシリアは、学生 ラッセルがレベッカを追うのを見。クインジーへと、視線を向けた。
2006/06/19 01:47:06
学生 ラッセル
>>73
[上がる前に、セシリアが背に向けた呟きに振り返り、
睨むような目で否定する]

…わからない。

同じじゃないもの。
アイツと、セシリアさんは、全然、全然、違う!

[淡々とした言葉に半ば激昂して返しながら、最後の
「その前に」には何も返せないまま肩を震わせて、
今はレベッカを追った]
(76)2006/06/19 01:49:19
雑貨屋 レベッカ
[ふらりと部屋に入ると力が抜けたようにベッドに座り込み、瞑目する。
アーヴァイン、ギルバート、キャロル、ヴィンセント、ローズマリー。
自分の枕元に立ったその姿を思い出して。]

今度はセシリアと……誰なのかな。
ラッセル?ウェンディ?クインジー?それともメイ?

……もう、見たくないな。
私にはこの力は分不相応だよ。

[ははは、笑うとナイフを首にあてがった]
(77)2006/06/19 01:51:15
文学少女 セシリア
…ラッセルさん、変わりましたよね。

[青年を見送り。
微かに笑んだ。場に合わない、落ち着いた笑み。

其れから、レベッカの事を思う。
きっと、彼女は見てしまうに違いない、と。
アイツがそう望んで、彼女を生かしたのだから]
(78)2006/06/19 01:52:45
お尋ね者 クインジー
[逸らしたくなった目を、それでもまっすぐに見据える。

透き通った藍色の瞳、その色が変わる前に…]

…覚悟は、出来ているか?

[両足に力が入るかを、確かめる。

…あと一回なら、跳べる。]
(79)2006/06/19 01:54:58
学生 ラッセル
>>77
[目にするなり獣じみた叫び声をあげながら、
レベッカに飛びかかる。ナイフを持った腕を掴む。
たとえ自分や相手が多少の怪我をしようとも、
首にあてがわれたナイフを放させることだけを考えて]
(80)2006/06/19 01:56:21
お尋ね者 クインジー
>>78

…あぁ、同感だ。
[それだけは肯定し、頷く。

右手で、痛む脇腹に触れた。…気休めに過ぎなかったが。]
(81)2006/06/19 01:57:01
文学少女 セシリア
[幼い少女が眠りについているのは、幸いだった。
本来なら、彼女の居ない処が良かったけれど。
今、下手に動けば、アイツを覚醒めさせて仕舞いかねなかった。

そう言えば、彼女だけは殺させないという願いは、叶えられた様だった。
己の生に、醜くもしがみ付き、他者の命を奪い続けた自分。
其の中で、他者を護ろうとした想い。

其れが果たされたのは、せめてもの救いだった]
(82)2006/06/19 02:02:13
雑貨屋 レベッカ
>>80
[ナイフを握った手に力を込めようとしたその刹那。
飛び掛ってきたラッセルに腕を掴まれて。
勢い、そのままベッドに倒れこんだ。
衝撃で浅い切り傷はできたが、本懐は果たせぬまま。]

……何故邪魔をする?少年。

[手の中から零れたナイフを探そうと視線を彷徨わせた]
(83)2006/06/19 02:02:13
文学少女 セシリアは、学生 メイへと、視線をやった。
2006/06/19 02:02:28
文学少女 セシリアは、瞑目の後、顔をゆるりと動かし。再び、目の前の男を見た。
2006/06/19 02:06:39
お尋ね者 クインジーは、文学少女 セシリアの双眸を見据え、静かに頷いた。
2006/06/19 02:08:48
学生 ラッセル
>>83
[気を抜くと今にもすすり泣きそうになる荒い息を整えながら、
今命を絶とうとした女の手から零れたナイフを拾い、放り投げた。
ベッドと壁の隙間に落ちる。

もう拾わせないように両手で彼女の腕を押さえ込みながら、
レベッカに目を戻すと、線から流れ出る血。
一瞬息が止まるが、言葉が発せられ浅いことを知りどうにか安堵]

…何故?
あ…当たり前じゃない、か…

[勢いのままに平手打ちでもしてやる気が生まれたのに、
結局流れた涙が下のレベッカの顔に落ちただけ]
(84)2006/06/19 02:11:45
文学少女 セシリア
[クインジーに、頷きを返して。唇を開く]

…ラッセルさんに、お伝え下さい。
[目を細め、言葉を紡いでいく。最期となるであろう、言の葉を]

私は、諦めた訳じゃないんだ、って。
諦めていないから、…この方法を選んだんだって。
信じて、貰えないかもしれませんけど。
でも、本当に諦めていたら。今はきっと、…此の手を、また、緋く染めていた。

[目に痛い程白い、手に巻かれた包帯を見つめ]

レベッカさんには――申し訳ないと、思っています。
でも、是しか、無かったから。無いと、思ったから。

[長く、息を吐いた]
(85)2006/06/19 02:13:26
文学少女 セシリア
其れから。
…私は、“彼女”を置いていってしまうけれど。
もし、彼女を救えるのなら…、救ってあげて、下さい。
無責任な頼みだけれど。

[彼女とは、誰かは指さずに。只、そう願い]

…クインジーさん。
最初に、怖いって思って、御免なさい。
色々と…、有難う、御座いました。

[頭を下げて、礼を述べ。
自分を其の場に縫い止めるかの様に、ソファに付いた手に力を籠めた]
(86)2006/06/19 02:13:55
お尋ね者 クインジー
[床を蹴り…跳んだ。
踏み込み、更にもう一歩跳ぶ。

左手に構えた刃を、右手のひらで押し出すように、突き出す。]
(87)2006/06/19 02:14:31
お尋ね者 クインジー
[声は確かに、聞き取った。

刃が届く瞬間、目を…閉じた。]
(88)2006/06/19 02:16:00
雑貨屋 レベッカ
>>84
[飛んでいったナイフを目で追って、絶望的な顔になる。
腕を押さえ込まれたまま、感情のこもらない目をラッセルに向ければ、ぽたりと雫が落ちて。
それを見つめながら口を開いた]

……何故少年が泣く?
悪いけど、私もうみたくないものをみるのは嫌なんだ。
そこをどいてくれると助かるんだが。
(89)2006/06/19 02:19:05
学生 ラッセル
[顔の下のレベッカに続ける]
死にたいの…?死にたいくらい、辛い?

夢のせいなんだね。夢は僕にはどうにもできない…

でも、死なないで。頼むから死なないで。
何でもするよ。それ以外のできることなら何でも…

ねえ、逝ってしまうんだ。セシリアさん、今日。
あなたは夢を見て、苦しむかもしれない。
でも、お願いだから生きてて。
自分から死ぬなんて、レベッカさんまで死のうとするなんて、
耐えられない。生きてよ。

それで明日、セシリアさんがアイツから解放されて
幸せに笑ってたこと、教えて。
きっと怖くなんかない。微笑んで会いに来てくれるよ。
そうして。お願い。
[レベッカを起こし、死んだ人間のそれではない体温を
確かめるかのように、抱きしめた]
(90)2006/06/19 02:19:28
文学少女 セシリア
[五年前と似た、身体の中に熱が奔るかの様な感覚。
漸く事態に気付き、覚醒めようとする獣を、最期の力を以て、内に押し込めて。
少女を起こさない様にと、声を上げない様にと。唇を固く結ぶ。
朝よりも、更に鮮やかに咲く。緋い、緋い華]
(91)2006/06/19 02:22:22
お尋ね者 クインジー
[そのままの勢いで、ソファーへと倒れこむ。

眠る幼子の視界を、自らの広い背で遮るように。
なお紅く、染まっていく少女の細い身体を抱きしめる。]
(92)2006/06/19 02:28:50
雑貨屋 レベッカ
[触れた部分からラッセルの体温をぼんやりと感じて。
ラッセルの肩口にことりと頭を預けると]

少年、私は疲れたよ。
気が狂いそうなんだ、今も。
明日私のところに来るであろう人の姿を考えるだけで。
少年はそれでも私に生を望むの?

――残酷だね、君は。

セシリアは笑顔かもしれない。
でも、もう一人。あと一人は……

[脳裏に、ラッセルや、クインジーや、ウェンディや、メイの。血塗れの姿が過ぎる。これのうちのどれかが現実となるのだと。
考えれば自然と呼吸が乱れてきてひゅう、と細く喉が鳴った]
(93)2006/06/19 02:31:06
学生 メイ
[ぴくり。ふいに身体が動いた。


けれど、未だ。
少女はその目を固く閉じたままで]
(94)2006/06/19 02:33:54
文学少女 セシリア
[唇が、再び紅く彩られ。
何事かを囁くかの様に、小さく動いた。

――ありがとう、と。

苦痛に身を委ねながらも、穏やかに、微笑んで。

死は、少女にとっては絶望では無く。
寧ろ、一種の希望ですら在ったのかもしれない。

自分にも他者の為に、何かが出来るのだと知り。
緋い世界から解放され、安らかな眠りにつく為の]
(95)2006/06/19 02:35:23
学生 ラッセル
>>93
疲れても…笑える朝がくる。
狂いそうな今を感じてるレベッカさんは、正常。
明日?…わからないよ。
もう一人なんか、来ないかもしれない。
笑顔のセシリアさんだけが、会いに来てくれるかも。

僕は今日ずっと起きてる。クインジーさんもいてくれる。
もしまだ人狼がいて、誰かが誰かを襲おうとしたら止めてやる。
皆同じ所で寝るんだ。
外から来るなら撃退するし、中にいるなら止めてやる。ぜったい。

うん――残酷。ごめんね。
でも僕がいる限り、レベッカさんが自分で死のうとするのも
止めてやる。死にたかったらまず僕を殺さないと…

[肩口に預けられた頭に幼さも感じて、少し笑おうとして
レベッカの喉が鳴ったのに気付く]

薬…薬を。青い瓶は一階?
(96)2006/06/19 02:40:43
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/19 02:45:19
お尋ね者 クインジー
[腕の中で少しづつ、命が零れ落ちていくように…温もりが薄れていく。

ただ、その瞳だけを見ていた。

今まで、幾人…手に掛けただろう。
だが、こんなにも、こんなにも穏やかな笑みを浮かべた奴が居ただろうか…]
(97)2006/06/19 02:45:38
雑貨屋 レベッカ
>>96
……あはは。頼もしいね……少年。
何時の間にそんなに成長したのやら……

皆一緒の、とこで、か……
でも、悪いけど今日は、無理、みたい……

[段々と酸欠で白くなっていく意識の中で薄く笑って。]

……ぁ、一階……ごめ……

[聞かれた言葉に辛うじて返答を返すと、漂白されるままに意識を手放し。
ずるり、とベッドの上へと*倒れこんだ*]
(98)2006/06/19 02:48:32
雑貨屋 レベッカは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/06/19 02:48:34
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/06/19 02:49:21
文学少女 セシリア
[深い藍色の瞳は、金に染まる事は無く。

けれど、無慈悲にも死は訪れ――
否。或いは、慈悲だったのかもしれない。
其の瞳からは、生の光が、徐々に失われていき。

やがて、幼子が眠りに誘われるかの様に、ゆっくりと瞳を閉じた]
(99)2006/06/19 02:52:03
文学少女 セシリア
[其の瞳は、もう二度と*開かれる事は無い*]
(100)2006/06/19 02:54:06
学生 ラッセルは、薬は一階であることを知ると階段を駆け下りた。
2006/06/19 02:55:21
お尋ね者 クインジー
[咽の奥だけで、小さく…おやすみと呟き、細い身体をソファーに横たえた。

脇腹を押さえ、幾度か咳き込む。
些か無理をし過ぎたか、そう悠長に思った。

ほんの少し、休むつもりで*目を閉じた。*]
(101)2006/06/19 02:57:38
学生 ラッセル
[動かないセシリアと、横で休むクインジーを見て
もう全ては終わってしまったことを知った。
――だが今は、泣いてる暇なんか無いのだ。

手に取りやすいように置かれたままの青い瓶と
水の入ったグラスを手に、再び二階へ駆け上がる。
気を失ってベッドへ倒れ込んだレベッカのもとへ]
(102)2006/06/19 03:02:51
学生 ラッセル
[壊れやすいものを扱う手つきで病人の上体を起こして、
自分の口に含んだ薬の入った水を、唇越しに飲ませた。
少しだけ、顔色が良くなった気がする。
きっとこれで…心配ない。

彼女を一階に抱き上げて運ぶことはできないから、
ここに居ようと椅子をベッドの前に置き、座った。

……心をかき乱される不安の時が終わると、
じわじわと押さえようもなくこみ上げてくるのは、悲しみ。
明日が来ても、生きたセシリアには会えない苦しさ。

泣かずに最後まで言えたらきっと聞こえると、天井を見上げ
レベッカを起こさない小さな声で呟いた]
(103)2006/06/19 03:13:44
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/19 03:15:22
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/19 03:22:09
学生 ラッセル
セシリアさん…
僕にくれた花言葉、あれがどんなに嬉しかったか、
言えなかったね。コルチカム、華やかな美しさ。
土に植えなくても、水を与えなくても、勝手に咲く力強さを
持っている、だよね。

実際のところ僕なんて、土も水も他に絡みついてやっと、
そのお零れを得て生活するような生き方してる。
たいていの人は僕を、屑を見る目で見るんだ。
でも…「勝手に咲く力強さを持っている」
そんな花の花言葉をセシリアさんはくれた。嬉しかった。
本当にそんなふうに生きられる気すらした。

気に入ったよって、ありがとうってしか言わなかったけど
本当に、本当に嬉しかったんだ。何度言っても足りないくらい。
覚えててね、セシリアさんがどこに行っても…きっと天国だけど…
僕は、花の名前とそれがどんな花かと、あなたの事忘れない。
絶対忘れないから…
(104)2006/06/19 03:22:19
学生 ラッセルは、呟きが終わると一筋目の涙が頬を落ち座ったまま*静かに泣いた*
2006/06/19 03:22:43
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/06/19 03:32:21
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/19 03:38:23
学生 メイ
[びくり、身を震わせて。
うっすらと、目を開ける]


[手足を小さく動かし、感覚を確かめて。息を吐く。

まさか、これ程にまで影響されるとは思わなかった。
1日中、動くことができなくなるほどに]
(105)2006/06/19 03:48:46
学生 メイ
[長い長い眠りの最中、悲痛な叫びを聞いた気がしたことを思い出して]

…?


[ふと、違和感を感じる。


気配が、ない。]
(106)2006/06/19 03:52:52
学生 メイ
[まるで、その存在が根こそぎ消滅してしまったかのような、そんな感覚を覚え。

今までは、こんなことはなかった。
“彼女”はいつも、仲間には特有の気配を孕んでいたから。
例え“声”が聞こえなくとも、潜んでいるのはすぐに分かった。


けれど今は、必死で神経を研ぎ澄ませてみても、そこにはただ空白が残るだけ]
(107)2006/06/19 04:07:07
学生 メイ
[ふと、嗅覚が異臭を捉えた。
それは、ここではもう馴染みとなった、紅い華の香り。

ゆるりと、辺りを見回して。



そして――見た]
(108)2006/06/19 04:14:13
学生 メイ
ぁ…

[ソファーに横たわるのは、セシリアという少女]

ぁ…あ…

[それは、仲間の“宿主”だったモノ]

…ぁあぁ…

[そして、その身体は何故か紅く紅く彩られて]

………

[それが、意味するのは。
つまり――]
(109)2006/06/19 04:20:37
学生 メイ
[次の瞬間、目を見開いて。
椅子から転げ落ちるようにして傍に寄り。


……死の香り。
それが最早、還っては来ないことを知る]
(110)2006/06/19 04:26:33
学生 メイ


……てやる…


[ぼそり、呟き。
ゆらりと立ち上がる。


その瞳を、血の色によく似た真紅に染めて]
(111)2006/06/19 04:46:37
学生 メイ
[そして、その視線は。


ソファーのすぐ傍で眠る男へと、真っ直ぐに*注がれた*]
(112)2006/06/19 04:49:27
学生 メイはメモを貼った。
2006/06/19 04:56:46
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/19 05:17:01
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/06/19 06:33:36
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