人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1473)村3 : 5日目 (2)
文学少女 セシリア
[チェイサーをまた一口。そして一息つく]

……だけど、その女性は人狼の方に行きました。

……そして、人狼は食べられたんです。その女性に。

……女性は、人狼の天敵――妖魔でした。
(198)2006/05/27 20:27:01
文学少女 セシリア
……女性は、人狼の血に飢えて死にそうだったのです。

……その人は、女性を助けた事になってしまいました。

……女性はお礼にと、その人の命を永らえさせる術を授けたのです。

……その人は、生き延びました。ただし――半妖の身体で。

……やがて、その人もまた妖魔になってしまうんでしょう。

……怯えながら、その人はその後を生きていくのでした。

……妖魔になってしまわないように、その血を抑えて――。

……他の人に知られないように、その身体を隠して――。
(199)2006/05/27 20:32:43
文学少女 セシリア

――まぁ、おとぎ話ですね。

[チェイサーを飲み干して、小さく笑った]
(200)2006/05/27 20:35:17
のんだくれ ケネス
[ピアノの音に気づけば、酒場のいつものカウンター席。
腰掛けたところで誰が気づくわけでもなく、
いつものように水割りが出てくるわけでもなく。
シンガポール・スリングを拝借して口をつけた]

(――記憶のかけらに 描いた薔薇を見つめて)
ローズ……

[だが脳裏には明け方のナサとヴィンスがちらっちらしている]

(――美しく色褪せて眠る薔薇を 貴方の心に咲かせて)

ロー……
だ、だめだ……薔薇は眠らせておいてあげてくれ。
ニーナもそっと寝かせておいてあげてくれ。
…気づいてないといいな。
[苺を思い出してケネスもほろりと泣いた]
2006/05/27 21:41:53
医師 ヴィンセント
[ナサニエルの行動に頭が真っ白になる。自分がしっかりと食事を取らなかったのが原因だ、と気付くのにはかなり時間がかかった]

……すみません。

[漸く言葉を搾り出す
 そっとニーナの手を握り]

ニーナ君が…いつ目覚めるかわからなくて……心配で……そんな事を考えていたら…いつの間にか時が経っていたようですね。

[たははと苦笑いを浮かべる]
(201)2006/05/27 21:47:13
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/27 21:52:46
冒険家 ナサニエル
[ポケットに仕舞ってあったニーナ宛の手紙をサイドテーブルに置く。
ニーナに歩み寄り優しく頭を撫でて穏やかな声で呟くように]

ニーナが起きた時ヴィンスが倒れてたら、今度はニーナが心配するよ?

[眠っているのを確認してヴィンスに向き直ればゆっくりと口を開き]

…今日は…ローズが処刑されたよ。

[静かに其れだけを伝えた]
(202)2006/05/27 22:04:19
医師 ヴィンセント
[手紙の行方を目で追いながら]

ええ…そうですね。
――わかっているのに……駄目ですね。

[作り笑顔をしようとするも凍りつく]

――――……え……??

       な ぜ ?
(203)2006/05/27 22:08:52
冒険家 ナサニエル
[愁いを帯びた歳相応の瞳の奥は微かに揺れるより前に一旦瞳を閉じる。
ゆっくりと瞼を持ち上げヴィンスを真っ直ぐに見つめ]

セシィの占い結果が人狼判定だったからって。
(204)2006/05/27 22:14:28
医師 ヴィンセント
――けれど……。

[言葉に詰まる。呼吸が乱れているのがわかった]

かのじょ…も…、死者がわかると……。
村にとっては…貴重な…人物なのではなかったのですか……??

もう…能力…といえども…少しでも怪しければ…容赦ない……という事なのでしょうか……。

[必死で頭の中を整理しながらたどたどしく言葉を発する]
(205)2006/05/27 22:18:00
冒険家 ナサニエル
被害がないって吊りを取りやめてケネスが殺されたし、疑わしければもう容赦はしないらしいね。

[ゆるりと震える睫毛を伏せる]

ごめんね…

[小さく謝罪の言葉を漏らしヴィンスの肩をぽむりと叩く]
(206)2006/05/27 22:24:36
冒険家 ナサニエル
[――ごめんね

事実を告げた事に対してか
処刑を止めれなかった事に対してか
何も出来ない無力に対してか

きっと、全部だ。]
2006/05/27 22:27:00
医師 ヴィンセントは、冒険家 ナサニエルに、すみませんね…と小さく呟いた。
2006/05/27 22:31:33
医師 ヴィンセント
あの場に集められた人が…皆…容疑者で…
例え其れが…力をもつ者であっても…関係ない…
そういう事ですか……―――

[項垂れる
 肩を叩かれれば、ゆらりと顔を上げ口元を僅かに緩め]

昨日…集会場に姿を現さなかった私は…
自警団に疑われるでしょうかね……――

[ふっと、笑みを漏らした]

それでも…彼女が心配だったんです…。
そんな理由じゃ、彼らは納得なんてしないでしょうがね……――
(207)2006/05/27 22:31:46
冒険家 ナサニエル
[首を振り]

昨日は顔を出した人も少なかったし其れだけじゃ疑われないよ。
ただ明日も集会は開かれるから顔を出した方が良いだろうね。

[ニーナに視線を投げ]

連れて行きたくないけど連れて行かないとニーナも疑われる。
(208)2006/05/27 22:38:54
医師 ヴィンセント
そう…ですね…。

[ゆっくりと俯きながらもニーナを優しく見つめる]

ええ、明日は…必ず行きますよ。
…ニーナ君も連れて。

――ぁ……ナサ…すみません。ローズさんの事を、私に告げるの辛かったでしょう?
ナサは、莫迦がつくくらい優しいですからね。
(209)2006/05/27 22:45:15
冒険家 ナサニエル
[ニーナが倒れたのは心労。
あんな所にまた連れて行くの?
でも疑って殺されるなんて…

俯き唇を噛み締める]
2006/05/27 22:46:15
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスから顔を逸らしたまま瞼をおろす

――辛かったでしょう?

俺の辛さなんて
倒れたニーナや
血を吐いたセシィや
検死に呼ばれるヴィンスに比べれば

其れでも明日になればヴィンスの耳にも届くから
せめて先に伝えておくくらいしか出来なくて

やっぱりあんな顔をさせる事しか出来なくて]
2006/05/27 22:50:41
冒険家 ナサニエル
[俯きニーナを見つめていたがヴィンスに向き直ればいつものあどけない笑みを浮かべ]

俺は大丈夫だよ。
…ごめんね…
黙っていようかとも思ったんだけど、明日急に聞いてヴィンスがショックで倒れると困るからさ。
(210)2006/05/27 22:55:34
医師 ヴィンセント
[小さく…ありがとうございます、と呟く。
 自分の事を心配してくれて、それでいて理解者でもある彼の存在は、支えになっているなぁ…、そう思える]

でも、大丈夫…ですよ。倒れたりなんてしませんって。…だから、謝らないで下さい。
ナサだって辛くて仕方ないでしょ…?無理しなで下さい。肩は貸すと…言ったでしょう?

それに、これでも私…医者なんですから………。

[笑う。きっと、この笑みが偽物だと気付かれるだろうが、笑った。]
(211)2006/05/27 23:07:52
冒険家 ナサニエル
[判っている
ヴィンスは明日になればまた倒れる暇もない]
2006/05/27 23:09:55
冒険家 ナサニエル
ちぇ、信用ないね俺も。

[くしゃりと笑う。
そして、見つめる。
気遣いの上に創り上げられた笑顔。
ゆっくりと手を伸ばして]

頼むよヴィンス。
頼むから俺の前でまでそんな風に笑わないで。

[ヴィンスの頭を肩に抱き寄せる]
(212)2006/05/27 23:17:51
医師 ヴィンセント
ぅわっと…

[抱き寄せられて、握っていた手を離してしまう]

……は…ぁはは。
――すみません。

[僅かに頭を肩に委ねる]

だって、確りしないと…心が張り裂けてしまいそうなんです。
誰もが、思っているはずです。
今まで、普通に会話を交わして、親しんでいた人を疑い、失い…処刑して……
辛い…こんな辛い日々……もう嫌だと……!
けれど、言った所で…どうにかなるのですか?
なるわけがない!!

…ぁ…――

―すみません。少し…感情的に…なってしまいました……
(213)2006/05/27 23:27:18
冒険家 ナサニエル
[肩に引き寄せたヴィンスの頭をぽむぽむと撫で]

そうだね…皆だって辛いのは判ってる。
俺も厭だ…もう誰も死ななければ良いのにって思う。

[優しく穏やかな声で]

だから無理して笑わなくて良いよ。

[そっと開放すればあどけない笑みを浮かべ顔を覗いて]

謝らないで良いのに。
無理して笑われる方が辛いよ。

[最後にぽむりと頭を撫でて]

セシィの様態は?
(214)2006/05/27 23:35:15
医師 ヴィンセント
笑ってしまうのが、癖になってしまったのかもしれませんね。
だって、いつも暗い顔した医者なんて、嫌でしょう?

[そういうと、やっぱり笑みを浮かべた。
 セシリアの名が出て病室の方を見ながら]

安静にしておくように念を押しておきましたので…流石に寝ているのではないのでしょうか?
もう、こんな夜中ですし…。
(215)2006/05/27 23:39:54
文学少女 セシリア
[酒場から移動すると、教会に辿りつく。
自室に戻り、とある服をクローゼットから取り出した。
――修道服。
かつて、ステラ……大切なお姉ちゃんの心を開くべく、力を初めて使ったあの日に、彼女から貰った幼少の頃の物。
暫し祈り、服をそれに着替える。不思議な事に、サイズは今の自分にぴったりだった。
ちょっと悩んだが、ヴェールは着けない事にした]

……お姉ちゃん……。

[ロザリオをぎゅっと握ると、その足で礼拝堂に向かう]
(216)2006/05/27 23:45:40
冒険家 ナサニエル
俺の前では医者らしくない癖にさ。

[くしゃりと笑ってヴィンスの肩に手をかけ扉へと向かい歩き始める。
振り向いてちらりとサイドテーブルに視線を投げ]

夕方ニーナの家のポスト確認してきたら届いてた手紙。
目が覚めたら渡してあげて。

一寸セシィの様子見てくるね。

[手を離せばそのまま診察室を後にセシィの病室へ向かう]
(217)2006/05/27 23:48:51
医師 ヴィンセント
はい…お願いしますね。

[手紙を見て]

ええ、わかりました。預かっておきますね。
(218)2006/05/27 23:53:27
文学少女 セシリア
[礼拝堂の扉を開く。
高い天窓からは月明かりが降り注ぎ、壁際のステンドグラスも淡く輝く、幻想的な光景が広がっていた。
十字架も、うっすらと輝いて見える――そんな気がした。
礼拝堂の中央に行くと、十字架の真正面で、そっと跪く。
目を瞑り、死者たちへの祈りを捧げ始めた……]

Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
Sicut erat in principio, et nunc et semper,
et in secula seculorum.

Amen.
(219)2006/05/27 23:58:10
冒険家 ナサニエル
[起こしてしまわぬように静かに病室の扉を開ける。
ベットには誰も居ない。
診察室にも寄らず深夜の村へ考えるより先に駆け出した。

考えるまでもなく向かった先は――

息を切らして教会の扉を開く。
其処では修道服姿の少女が静かに祈りを奉げていて、ほんの一瞬、其の姿からもう居ない筈の人かと錯覚するも、月明かりに照らされる淡い藤色の髪に気付き]

…セシィ…

[静かな聖堂内に探し当てた少女の名が響いた]
(220)2006/05/28 00:15:23
文学少女 セシリア
[そっと目を開けて、振り返る]

お兄、ちゃん……。
(221)2006/05/28 00:16:45
文学少女 セシリアは、冒険家 ナサニエルに俯いた。「ごめんなさい、勝手に出ちゃって……」
2006/05/28 00:17:46
見習い看護婦 ニーナ
[ゆめを、みてた。

 よくわからない、ゆめ。


 くらいばしょをあるきまわる、ゆめ。


 ふらふら。



 ふらふら。]
2006/05/28 00:19:40
見習い看護婦 ニーナ
[ひとかげがみえる。

 だれだっけ。


 なつかしいひと。



 だれだっけ。



 ………しらない。]
2006/05/28 00:20:18
見習い看護婦 ニーナ
[くるりとふりかえる。


 そのじんぶつにはちかづかない。


 だって、ちがう。



 みちゃ、だめ。]
2006/05/28 00:20:53
見習い看護婦 ニーナ
[ふらふら。


 ふらふら。




 ひとかげがみえる。]
2006/05/28 00:21:35
見習い看護婦 ニーナ
[だれだっけ。


 なつかしいひと。



 だれだっけ。



 ………しらない。]
2006/05/28 00:22:07
医師 ヴィンセント
[ナサニエルが病室に行くのを確認すると、再びニーナの横へ座り、手を握り…祈るように――]

……ニーナ君。
(222)2006/05/28 00:22:18
冒険家 ナサニエル
[カツン、カツン、と足音が響く。
セシィに歩み寄れば片膝をつきいつもの笑みを浮かべ顔を覗く。
ぽむりと頭を撫でて穏やかな優しい声で]

駄目だよセシィ。
勝手に出かけたら心配するでしょ?
(223)2006/05/28 00:22:24
見習い看護婦 ニーナ
[またくるりとふりかえる。


 みちゃだめ。


 みたくない。


 ふらふら。



 ふらふら。]
2006/05/28 00:22:38
見習い看護婦 ニーナ
[またひとかげがみえた。


 かんがえるまえに、くるりと。



 しようと、おもった。




 だけど。]
2006/05/28 00:23:19
見習い看護婦 ニーナ
[たおれてるひとかげ。



 たおれてるひとかげ。



 たおれてる。



 たおれてる―――。





 だれ?]
2006/05/28 00:24:04
文学少女 セシリア
[その言葉と、その態度が、怒られるよりも何倍も辛かった。
思わず、ぎゅっとしがみ付いて、胸元に顔をうずめる]

ごめんなさい……。
心配かけちゃってごめんね、お兄ちゃん……。
(224)2006/05/28 00:24:47
見習い看護婦 ニーナ
[ぎゅ。



 そっと、あたたかいなにかがてをつつむ。



 ふわり。



 あったかい。



 いやなものじゃない。]
2006/05/28 00:24:50
見習い看護婦 ニーナ
[たおれてる、ひとかげ。


 だれ?


 あったかいの。



 だれ?]
2006/05/28 00:25:25
見習い看護婦 ニーナ
[おんなじひとじゃないよね?


 あったかいひとと、


 たおれてるひとと。


 おんなじひとじゃないよね?]
2006/05/28 00:26:06
見習い看護婦 ニーナ
[おなじだったら、


 いやだ。



 嫌だ。


 ]
2006/05/28 00:27:00
見習い看護婦 ニーナ
…嫌だ………。


[ぽつりと呟いて、ぎゅっと
 握られたままの手を握り返す。]
(225)2006/05/28 00:28:02
冒険家 ナサニエル
[そっとセシィを抱きとめてぽむぽむと頭を撫で]

もー、ズルいよ。
そんな風に謝られたら許すしかないでしょ?

[俯いて顔を覗けばくしゃりと笑った]
(226)2006/05/28 00:28:16
医師 ヴィンセント
―――ぇ??

[掌の感触に、思わずニーナの顔を覗きこむ]

……にーな…くん??
(227)2006/05/28 00:29:52
文学少女 セシリア
[目が合えば、しゅんとなって、また俯いた]

ごめん、なさい……。

……ローズさん、処刑されちゃったんだね……。

[ぽつり。そう呟いた]
(228)2006/05/28 00:32:52
医師 ヴィンセント

 …ニーナ君…
 
2006/05/28 00:35:37
見習い看護婦 ニーナ
[名前を呼ばれ、ゆるりと目を開く。
 まだ意識が朦朧としている。

 そこには心配そうな表情。
 自分の手に視線を移すと包み込むように
 彼が握ってくれている。]

……あったかいのって、先生……?
(229)2006/05/28 00:37:39
冒険家 ナサニエル
[其の名前に一瞬口を噤む。
頭を撫でていた手に僅かに力を篭めて抱き寄せ]

…そうだよ…

[瞳が揺れる前にゆっくりと瞬く。
静かに身を放せば立ち上がりセシィの立つのに手を貸して]

病院に戻ろう?
今ならヴィンスには内緒にしておいてあげるから。

[悪戯な子供ような笑みを浮かべた]
(230)2006/05/28 00:38:21
文学少女 セシリア
ん……。

[兄の肯定をうけて、小さく頷いた。
手を取り、そっと立ち上がると]

うん。でも、先生にはちゃんと謝っておくよ……。

[そう、微笑んだ]

ごめんね、本当は何とかして、一緒に集会所に行けばよかったんだね……。
(231)2006/05/28 00:48:30
医師 ヴィンセント
―――ぁ……、にぃ…な…くん…。

…良かった…。……良かった……!

[安堵感が溢れる
 気が付くときつく抱き締めていた…――]
(232)2006/05/28 00:50:52
冒険家 ナサニエル
[相変わらず子供みたいな悪戯な笑みを浮かべ]

偉いなセシィは、俺なら絶対隠すよ。
でも直ぐバレて怒られるんだけどさ。

[続く言葉にぽむりと頭を撫で]

セシィが無理したら心配してたよ?
コレは俺の我が侭か。

[ごめんねと呟いて教会の扉を開きセシィの歩調でゆっくりと歩き始め]
(233)2006/05/28 00:55:11
見習い看護婦 ニーナ
[きょとんとする。少しだけ目を伏せる。


 …あったかい。
 やっぱり、あったかいの、先生だ。


 そんな事をどこかで、思う。
 だが。ゆっくりと意識がはっきりとしていく。

 朦朧としていた頭でまず一番最初に思い浮かんだ事は。

 ――あれ?なんで私、抱締められてるんだろう。]

………せ、せんせい…?

[そっと見上げながら、少しだけ不思議そうに。
 でもまだどこかぼうっとしていて。]
(234)2006/05/28 00:59:15
文学少女 セシリア
あはは、お兄ちゃんは誤魔化そうとしちゃうから、心配されちゃうんだよ。

……ごめんね。

[隣に並び、小さく呟く]

実はね、私の身体、もう無理がどうこうって範囲じゃなくなっちゃってるんだ。
手遅れっていうのかな……ローズ姉さんを占った日から、徐々に身体が妖魔の方に寄って行ってるの。
今までは、力を使わずに眠らせていたから、そうでもなかったんだけど……ね。
だから、時間が無くって、どうしても居ても立ってもいられなかったんだ。

ごめんね……黙って出ちゃって。

[そう、小さく呟きながら、病院への帰路を辿る]
(235)2006/05/28 01:03:05
見習い看護婦 ニーナは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/05/28 01:03:47
医師 ヴィンセント
……心配したんですよっ……。
とっても……とっても……。

[少し泣きそうな声になりながら]

……すみません。貴方が、倒れるまで負担がかかっていたのに気付いてあげられなくって……。
(236)2006/05/28 01:07:20
冒険家 ナサニエル
[セシィの言ってる事がどんな意味なのかはっきりとは判らないままに首を振って]

セシィが無事だったし、もう謝らなくて良いよ。

[暫し思案してセシィの顔を覗き]

そんなに身体に負担がかかるなら、もう占いなんてやめよう?
これ以上無理しないでよ。
(237)2006/05/28 01:08:14
文学少女 セシリア
【回想】
[河原に座り込んだ私を、女性はじっと見ていた。
不思議そうに、顔を覗き込む姿に、目を奪われる。
その瞳は、綺麗な紅色になっていた。

「人狼が、いるのね?」

――はい。ごめん、なさい。うしろ、おいかけてきてるから……はやく。

座り込んでしまえば、息も絶え絶えに。そもそも出血もしすぎたんだろう。霞む視界の中、そう答えるのが精一杯だった。]
2006/05/28 01:08:21
文学少女 セシリア
ううん……もう、時間の問題なんだよ。

[言葉に詰まるが、ゆっくりと吐き出すように]

明日死ぬか、明後日死ぬか……占うか占わないかは、その程度の違いなの。
ごめんね、とっくの昔に無理が過ぎちゃってたんだ。

[てててと、小走りに前に出ると、振り返って病院を背後に微笑んだ]

お兄ちゃん……ずっと言えなくて、ごめんね。
(238)2006/05/28 01:13:07
冒険家 ナサニエル
[街灯の光に照らされて微笑む少女は儚げでただ見つめる。

――もう、時間の問題なんだよ

理解したくないのに理解できてしまった。
もう遅かったんだと。
ゆっくりと瞬く。

笑おう。
せめて笑っていよう。

セシィがそうしてくれるように。]
2006/05/28 01:15:59
文学少女 セシリア
[女性は、笑った。――気がした。

「そう……ありがとうね」

そう言って、河原を駆け出す。……私の出てきた方へ。
女性が茂みに飛び込むと、森の木々が一層大きくざわめいた、気がした]
2006/05/28 01:16:46
見習い看護婦 ニーナ
[倒れるまで。
 其の言葉で自分があの時倒れていたんだと気付く。
 慌てて辺りを確認すると、診察室。]

―――あ。私…!

[またヴィンセントを見上げると、ぶんぶんと首を振った。]

ううん、私の方こそごめんなさい!
私自身が倒れちゃうなんて。…こんな時に。…看護婦、…失格ですよね。
先生が気にする事ないですよ、私の自己管理がなってなかったんですから。

心配かけて、…ごめんなさい。

[泣きそうな声に気付く。
 そんなに心配させてしまった。倒れた事を後悔する。
 何で、何で。あの時倒れちゃったんだろう。

 ヴィンセントを申し訳なさそうに、心配そうに、見上げたまま。]
(239)2006/05/28 01:18:25
医師 ヴィンセント
倒れて…気付きました。

――自分の気持ちを…。

馬鹿ですね、私。
2006/05/28 01:20:07
見習い看護婦 ニーナ
[ おもう ]




[ こんなときって、どんなとき? ]
2006/05/28 01:21:15
酒場の看板娘 ローズマリーは、異国人 マンジローに話の続きを促した。
2006/05/28 01:22:03
見習い看護婦 ニーナ

                [ しらない。 ]
2006/05/28 01:22:43
冒険家 ナサニエル
[一拍の間を置いて少し早足にセシィを追いかけ歩み寄る。
くしゃりと笑ってぽむりと頭を撫で]

黙ってるセシィが辛かったの判らなくないから、そんな風に謝らないで?

[優しく穏やかな声で]

サンキュ、セシィ。
…ごめんね…気付けなくて。

[行こうかと呟いて病院に戻れば診察室の扉を開ける。
視界に飛び込んでくる抱き合った二人の様子を気にした風もなく]

おはよう、ニーナ。
気がついたんだね、良かった。

[あどけない笑みを浮かべた]
(240)2006/05/28 01:23:17
医師 ヴィンセント
……ニーナ君が謝る事ではありません。
こんな状況ですので、仕方がありませんよ……。


あぁ……良かった。

[抱き締めたまま、項垂れるように]

――目覚めなかったら…どうしようかと思いました……。

[再び呟く]

……良かった……。
(241)2006/05/28 01:23:31
文学少女 セシリア
ん……。ありがとう……。

[ナサの言葉に涙ぐんでしまう。
涙を指で拭うと、一緒に診察室に戻り――]

……わぁ。

[見た。見ちゃった。見てしまった]
(242)2006/05/28 01:25:33
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスがつきっきりだったし其処まで心配はしてなかったけど、それでもニーナが目覚めて安心してほっと胸を撫で下ろす。

良かった
本当に良かった]
2006/05/28 01:33:36
見習い看護婦 ニーナ
…先生。

[うなだれる頭を、そっと撫でる。]

えーと、あ、あの…。……ありがとうございます。
でも、私は大丈夫ですからっ。ちょっと寝不足だっただけで、その。
なんかぐっすり眠った気がする…する?から、もう大丈――…

[そして、入ってきた二人に気付くと、
 抱締められている今の状況を考えて。]

――――っきゃあ!?

[思わず全力でヴィンセントを押しやりつつ離れ。]

な、ナっちゃんセシリアちゃん!?
なんでここにっ、えーとっ、あのそのっ。
ち、違うのーーー!!!!
(243)2006/05/28 01:33:43
医師 ヴィンセントは、部屋の端まで吹っ飛んだ……
2006/05/28 01:34:41
冒険家 ナサニエル
[二人を見つめるセシィの視線に気付き、ぽりぽりと頬を掻く]

セシィが脱走してたから報告に来たんだけど…
お咎めはなさそうだし、もう遅いし、寝ても良いかな?
(244)2006/05/28 01:35:19
冒険家 ナサニエル
[倒れたヴィンスを助け起こしつつニーナを見て]

随分と元気そうだね。
本当に…良かった。

[慌てる様子も気にせずくしゃりと嬉しそうに笑った]
(245)2006/05/28 01:37:26
医師 ヴィンセント
[思いがけない彼女の行動に、内心なんだかちくり、というかずきりと痛んだ気がしたが、そう思うよりも早く、つき飛ばされていた]

……いたたたた。
(246)2006/05/28 01:37:53
医師 ヴィンセント
あぁ…ナサ…すみません…。

[起こされれば、すまなそうに礼を言う]
(247)2006/05/28 01:38:51
見習い看護婦 ニーナ
[ふと我に返って。]

…あっ、せ、先生っ!!!

[ベッドから降りるとぱたぱたとヴィンセントの側へ。
 助け起こすナサニエルを見て、う。となんだか
 言葉に詰まっているような表情をして。]

え、えーと…ごめんなさい。
うん。もう元気だよ。

[嬉しそうな表情に、小さく笑みを返した。]
(248)2006/05/28 01:40:05
文学少女 セシリア
[慌ててるニーナに微笑むと――]

ニーナちゃん、ありがとね。ずっとお世話になってたみたいで……。
元気になって、よかったぁ。

……どうしたの??

[――頭を撫でながら、そう聞いてみる]
(249)2006/05/28 01:40:45
医師 ヴィンセント
確かに…元気そうです…ね。

[安心したようにニーナに微笑む]
(250)2006/05/28 01:41:29
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスに駆け寄ってきたニーナの顔を覗き、思い出してサイドテーブルの手紙を取って、ひょいと其の手に乗せて]

はい、ニーナ宛の郵便が届いてたよ。
(251)2006/05/28 01:45:07
見習い看護婦 ニーナ
ど、どうもしてないよっ?

[慌てながらセシリアに手を振って。]

それに、私は何も大した事はしてないよ。
お礼なら先生に―――…。

[ふと、撫でられ。

 思わず、その手をぱしりと払った。]

………あ。
…あの、ごめんなさ…。

えっと。

[無意識に、身体が動いた。
 だって。だって?だってセシリアは―――。
 忘れてたどろどろした何かが心の底に溜まるような、そんな感覚。
 少し、俯く。]
(252)2006/05/28 01:46:25
見習い看護婦 ニーナ
な、なんでもない。
――なんでもないのっ!

……ごめん。

[そう、セシリアに呟くとナサニエルに手紙を渡され。
 それをじっと見詰める。]

………あ。…嘘…。
(253)2006/05/28 01:48:10
冒険家 ナサニエル
[ぽむりとニーナとセシィの頭にそれぞれ片手を乗せて]

もう遅いから今日は休もう。
ニーナは病み上がりなんだからあんまり無理しない事。
セシィも今度こそ安静にしてるんだよ?

[手紙を見つめるニーナに]

ニーナの家のポストに届いてたからニーナ宛でしょう?
(254)2006/05/28 01:52:15
文学少女 セシリア
あ……。

[手を払われて、引っ込める]

ニーナちゃん、不安にさせちゃってごめんね。
恐がらせちゃって、ごめんね。

[涙ぐみながら、そう微笑んだ。
拒絶された事よりも、どうすれば親友の心を晴らしてあげれるのか――そっちの方に、心が痛んだ]
(255)2006/05/28 01:53:42
お嬢様 ヘンリエッタ
あ、ふ…ぅ…

――…ッ
[布団の中で、熱を持った肩へと思わず手を当てた。
断続的に迫り来る痛みの波に、痛み止めもたいして役にも立たず。
汗ばみながらただじっと耐えるのみだった]

今日は…眠れそうにないわね…
[けれど、これがヒューバートを殺した――ヴィオレッタの仇を討った代償ならばと思えば、ある種誇らしささえ感じるのだった]
(*36)2006/05/28 01:59:59
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