医師 ヴィンセント [わけがわからなかった ヒューバートがネリーを人間だと ローズマリーも能力者で、ネリーは狼だと そして、そのローズマリーにセシリアは人狼だと だがヘンリエッタは、ローズを人間だと…] | |
2006/05/25 03:11:40 |
酒場の看板娘 ローズマリー どうして、人は人を、信じられないの…? 何故…?何故なの…? | |
2006/05/25 04:15:08 |
のんだくれ ケネス 生きるという事なんだろ…? なぁ、ローズ…… | |
2006/05/25 04:23:26 |
冒険家 ナサニエル [エッタの視線が逸れたほんの一瞬、目を細める。 夢か…] | |
2006/05/25 16:56:20 |
冒険家 ナサニエル [からかわれれば本当に子供が拗ねるように唇を尖らせ] ちぇ、どうせ子供ぽいよ。 [ティカップを置いてエッタの表情が暗くなるのに僅かに顔を覗き、更に口を開きかければ呼び鈴が鳴る。 …胸騒ぎ。 老女に連れられて入ってきた自警団が口を開く。 「ケネスが殺された。現場に居たステラを容疑者として捕らえている。今からもう集会所に集まってくれ。」 思わず席を立ち呟くように] 何で…だって人狼はもう… [出て行く自警団員の後姿を見送り俯けば沢山の思考を吐き出すように息を吐く。 エッタに向き直ればあどけない笑みを向けて] 行こうか。 [集会所を出る時と同じようにそっと手を*差し伸べた*] | |
(275)2006/05/25 18:00:15 |
医師 ヴィンセント ………何を……言っているんですか……?? | |
2006/05/25 21:38:56 |
医師 ヴィンセント 誰が ころさ… ――――そんなばかな。 | |
2006/05/25 21:39:25 |
医師 ヴィンセント 信じられない 信じたくありませんっっ!!! | |
2006/05/25 21:41:58 |
冒険家 ナサニエル [ケネスが殺された…さっきまで集会所で一緒に居たのに。 なんで?なんで?まだ人狼が居るの? 人狼は一人じゃないかも知れない。 誰かが間違えたのかも知れない。 まだこんな事が続く…誰かを殺す… ――現場でステラを… さっき教会まで送って行ったのに。 ケネスの遺体…ヴィンス…] | |
2006/05/25 21:48:37 |
冒険家 ナサニエル [怯えた様子で顔色を失った手を繋いだ少女を見つめ、何度も足をもつれさせて無理に笑おうとするのに瞳を伏せる。] | |
2006/05/25 21:50:18 |
冒険家 ナサニエル [厭だ…] | |
2006/05/25 21:51:24 |
見習いメイド ネリー [ネリーはふっと鼻で笑う。] おわらねぇ。 終わるわけがねぇじゃねぇか。 [つい、言ってはみるが、死んでみると、なんだかどうでもいいような気持ちになって、自分が今言ったことも、とても下らない気がして、ふーとため息をついた。] | |
2006/05/25 21:59:46 |
ごくつぶし ミッキー 手を合わせて祈るだなんて仏教徒なのかな? 南無南無…。 ジュ〜… ギャー!今自分の言った言葉で成仏しかけたー! | |
2006/05/25 22:34:13 |
見習いメイド ネリー [ネリーはミッキーが美しい光の粒になりかけるところを目撃した。ああこれが、成仏って、ヤツ! なんだかありがたい光景だったので、ネリーはミッキーに拝んでおくことにした。] 南無南無… ジュ〜 ギャアアー! | |
2006/05/25 22:37:33 |
見習いメイド ネリー お、おそるべし、仏教…!! [ネリーは忌々しげにヴィンセントを見た。] | |
2006/05/25 22:43:00 |
冒険家 ナサニエル [ヴィンスが検死に呼び出されたならニーナとセシィは…] | |
2006/05/25 23:02:35 |
のんだくれ ケネス 耳鳴りがして意識が遠くなった。 苦痛も、めまいも、吐き気も全てが遠ざかる。 目の前の闇がちりちりと侵食されていく。 目を開けているのか、目を閉じているのか、 夢を見ているのか、記憶が混濁しているのか―― [がやがやとする店内、聞くともなしに騒音に身を任す] 酒場のカウンター、一番端の席。 カランとグラスの中の氷が音を立てた。 | |
2006/05/25 23:27:39 |
のんだくれ ケネス 部長の勧めのままにこの村にきたものの、仕事をするわけでもなく、村に溶け込むわけでもなく。昼間はウッドデッキでぼんやりと本を読み、夕方頃に病院に顔を出し、2、3言話せばその足で酒場に向かった。 村で唯一の酒場は「カサーレ」という。 酒場というよりは少し落ち着いた店内、趣味のいいBGM、置かれたグランドピアノは弾き手がいれば音を奏でる。 こんなど田舎で「郊外」なんて店名を笑ってはみたものの、すぐに気に入った。 比較的外から人が流れて出来た村らしく、こちらがそっけなく返せば近寄ってくる者もあまりいなかったのも都合が良かった。 カラン、もう一度氷が鳴る。 その音に目線を上げれば、グラスに手をかけた一人の女。 常葉色の髪がやけに目に残る。 スラリとしたスタイルに、垢抜けた立ち振る舞い。 店の雰囲気に良く合い、うちの看板娘だと自慢していた店主の顔が思い起こされる。 おかわりは?と問われればああと頷いた。 | |
2006/05/25 23:27:57 |
のんだくれ ケネス こんな隅っこで誰かと話をするわけでもなく、 ただ酒を美味いとも不味いとも言わず飲んでる客に話しかけてくるのは何が面白いのか、それとも仕事熱心なのかと、暫くその後姿を眺めてみる。 女が注文を告げればバーテンがシェイカーを振る。 注文を取りに回り、その都度バーテンへと注文を告げる。 そんなやりとりをぼんやりと眺めれば、 何度目かのシンガポール・スリングが目の前に置かれた。 シェイカーは振らないのか? 尋ねれば、何が楽しいのか「振れないの」とその女が笑う。 じゃあ、何が作れるんだ。 水割りくらいなら。と、やはり笑顔のまま答える。 それは作れるうちにはいらないと言えば、不服そうな顔をしてまた給仕に戻る。 カラン、グラスは再び空になる。 おかわりは?問われれば、水割りをと告げた。 その日出てきた水割りは、伝票には記されていなかった。 | |
2006/05/25 23:28:33 |
のんだくれ ケネス [小銭を置いて扉を潜れば酒場の喧騒を背に目を閉じる。 目を開ければ、そこは都会の雑踏] 「ケネス、何をぼんやりしてるんだ、休憩は終わりだ。次の取材先に行くぞ」馴染みのカフェを出れば、上司に背中を叩かれる。 ――ああ、はい。今日も殺人事件でしたね。 糊の利いたワイシャツの襟元に触れれば、ネクタイを結びなおす。眼鏡を外し、疲れの残る目元をすれば、既に歩き始める上司の背中。あわてて眼鏡をかけなおすと後を追った。 途中、自宅のアパートの前を通れば、 すぐ下の部屋に住む老夫婦に声を掛けられ手を挙げ微笑む。 [やわらかな老夫婦の笑顔が――血に染まる。 物取りの犯行だと告げる警官の声が遠い] 花屋の少女が、足元にまとわり着く。 一束だけだと代金を支払えば、そんなもの持って取材に行く気かとあきれた上司の声がする。 [花びらが風に散る。横たわる小さな死体、路地裏のすえた匂い。 足元に何かがまとわりつけば、それは自社の新聞、まかされた自分の記事。小さな欄、たったの数行。日常がその隙間に消える] | |
2006/05/25 23:32:03 |
のんだくれ ケネス 「――してるんだ、休憩は終わりだ。次の取材に遅れるなよ」 馴染みのカフェを出れば、上司に背中を叩かれる。 ――ああ、今日も殺人事件か…。 よれたワイシャツの襟元に触れれば、ネクタイを掴みゆるめた。眼鏡を外し、眠気の後がくっきりと残る瞼を押さえれば、別の取材先に向かう上司の背中。 やけに喉が渇く――酒が、飲みたい。 | |
2006/05/25 23:32:17 |
のんだくれ ケネス [カラン、氷の音がする] 見慣れた白い指先がグラスを持つ。 いつもの酒場、いつものカウンター席。 グラスを持ち向かいで微笑む女の顔が、妖艶に歪む。 「一緒なのよ…私達も、貴方達も、"一緒"なのよ」 女は長い睫毛を伏せ、懐かしそうに微笑む。 「カフェ・ラテがもう一度飲みたいくらい…」 差し出されたサンドイッチを一口齧る。 新鮮なレタスの歯ざわり、胡椒の利いたスモークチキン、 みずみずしいトマトがさっぱりと口のなかを洗い流す。 「食物連鎖の頂点にでも立ったつもりでいて? 貴方の言っている事は、鶏を絞めて殺すのと同じよ?」 サンドイッチを持った自分の手は血に濡れて。 偽善者さん。と女が笑う。その瞳は――鮮やかな碧色。 | |
2006/05/25 23:36:08 |
のんだくれ ケネス [気がつけば川原に立ちすくむ] 漂う甘い香りは血の匂いかそれとも酒の匂いか。 それとも、風に舞う髪の香りか。 差し向かい立つのは、酒場の女。 何故俺に嘘をつく。 ――何故もっとうまくやらなかった。 何故狼は人を殺すんだろうな ――お前はずっと腹が減ってたのか? お前をここで、庇っても、いつか必ず裏切るだろう。 ――だから、一緒に逃げようなどと言えない。言わない。 | |
2006/05/25 23:36:53 |
のんだくれ ケネス だから、戻る。 ――ただ、やるべき事を、選ぶ。 ――ここで俺を逃がしても、 殺してもその身が危ういと解っていながら。 だから、ここでお別れだ。 ――ただ、賽を投げる、自分の道は自分で選べと。 ――それでも願う。どうかこのまま、お前はここから逃げてくれと やがて血に濡れる常葉色の髪に―― 愛していたなど、言えない。 [ブツリ。視界はそこで閉ざされた] | |
2006/05/25 23:37:22 |
酒場の看板娘 ローズマリー [どれ位走りつづけただろうか。 息を切らす事なく駆ければ逃げ帰るように自宅へと戻る。 血のついた服を脱ぎ捨て、後で始末する為にベット下へと放り込む。 なだれ込むようにバスルームへと飛び込むと、冷たいにも関わらず頭からシャワーを被った。 そのまま呆然と立ち尽くし天を仰ぐ。 冷たく降り注ぐ水が温かい物に変わると、悴む手をようやく動かし始めた。 血濡れの常葉色の髪。 思ったより血を吸っていたのか今では目でもくっきりと判別出きる程赤黒く変化しつつあった。 シャワーの温度と共にぱたぱたと赤い雫が溶け出すと、床のタイルを赤く、赤く、染め上げる。 一瞬甘い血の香りに酔う感覚を憶えるが、それも直ぐに掻き消された。 じわりと涙が滲む。 堰を切った涙は止まることなく、シャワーの雨と混じり、流れていく。 ―――嗚咽。 それだけが何時までも、響いていた] | |
2006/05/26 00:02:00 |
酒場の看板娘 ローズマリー [少し落ち着いたのか、泣き疲れてしまったのか。 或いはどちらともだろうか。 バスローブに身を包み、よろめきながらもソファへ倒れるように寝そべる。 その衝撃でカタンとソファから物が落ちるのを見やれば、 そこには数日前にケネスから貰ったペーパーバックが目に映った。 ―――ああ、そうだ。 部屋を見回すと、幾つでも彼が"居た"痕跡が残ってる。 捨てられなかった一昨日のテーブル上の走り書きのメモ、2つ揃いのカップ、] 屑篭へと受け損なった空の煙草の包み…。 まだ他にも…みんな、みんな残っていて] …そうよね。 もう、居ないのよね―――― | |
2006/05/26 00:02:17 |
冒険家 ナサニエル [――異能は不幸を… 違う。 昨日誰も殺さなかったから? 其れも違う。 じゃあ人狼が居るから? 其れも違う気がする。 何故…] | |
2006/05/26 00:02:51 |
酒場の看板娘 ローズマリー [コンコンと戸を叩く音が響く。 バスローブ上に薄手のコートを羽織り、 鍵を開き戸を少しだけ開けると…自警団の姿が見える。 少し睨みつけてしまうも、表情の厳しい団員は微動たりせず、用件を述べる。 ―――…が、人狼に殺された。 ――――であるため、直ぐ集るように。 どくん。どくん。と心臓が高鳴る。 …まさか、感じ取られた?…見られた?…それとも…。 …が、それだけ伝えると別に自分をどうする事もなく早々と立ち去る自警団。 ゆるりと胸を撫で下ろすと、安心したのかその場にへたり込んだ。 そうだ、行かなくては…。 着替えもそこそこに済ませると、家から飛び出すように出て行った] | |
(304)2006/05/26 00:02:51 |
酒場の看板娘 ローズマリー …ああ…。 どうして? どうして私は…こんな…。 | |
2006/05/26 01:02:45 |
冒険家 ナサニエル [――じゃあその血は何?! 血塗れの…でも其の光景は覚えがあって… ギルも血塗れで… 疑う気なんてなくてただステラも疑い切れなくて。 でもなんで…教会に送ったのに… ただステラを見つめ続けて] | |
2006/05/26 01:06:46 |
冒険家 ナサニエル [ステラが…泣いてる…] | |
2006/05/26 01:26:35 |
冒険家 ナサニエル [セシィの苦悶の声が聞こえる。 ステラから目が離せない。 なんで?なんで? 本当にステラが? 判らない。 けど… こんなのは…厭だっ。 きつく瞳を閉じた] | |
2006/05/26 01:33:51 |
医師 ヴィンセント [戸惑う 鼓動が高鳴る 本当に これでいいのか…?] | |
2006/05/26 01:39:43 |
見習い看護婦 ニーナ [違う。 違うよ。 大切な人を守りたいのは。 誰だって。 誰だって。 おんなじだよ。] | |
2006/05/26 01:40:07 |
見習い看護婦 ニーナ [ステラの言葉は聞こえない。 聞かない。 嫌だ。 嫌だ。 嫌だよ。 だって、ステラさん人狼なんでしょ? 嫌だ。 嫌だ。 嫌だ。] | |
2006/05/26 01:41:01 |
冒険家 ナサニエル [厭だ。厭だ。こんなのもう厭だ。] | |
2006/05/26 01:47:26 |