人狼審問

（明日殺害されやしないか・・・）

（グレンーッ！！！！！！！！）

[受け取ったワインを眺めつつ、空気に負けたように呟いた]
一緒に、いかがですか？その・・・二人で・・・

これが、いつだか話していた極楽鳥かい？
鮮やかな色彩だな。上手いものだ。

[ナサニエルのカンバスを覗きこみながら]
どんなところにいた鳥なんだ、これは？
焼き鳥にでもなりそうな色だな。

[ワインを開け]
飲むか？　足りないだろうと思って持ってきたんだ。

もらおうかな。
絵を描く気分ではなくなってきたしね。

半分閉じ込められると分かっていれば、ウィスキーをもう少し買って置いたんだが。

―ワインを飲み干しながら―

なかなか眠くもならないし。やれやれ。
寝るふりくらいはしてみるか。

[夢の中…青い髪の少女が泣いている。差しのべられた父母の手を叩き、首を横に振り…]

[木の根元に蹲り、尚も泣き続ける少女…そこに10代後半とおぼしき少年が近付き…]

…ぅ…ん…

[小さい欠伸をしつつ]

ふむ…昨日は腹を満たした後につい寝入ってしまったようだな…

[水差しからコップに水を注ぎ、口にする]

…今日は処刑日の朝、か。

［静かに目を覚ました。寝汗が気持ち悪い］

･･･私はなぜ、神を捨ててしまったのでしょう。

［すでにわかっていた、でも見つめたくなかった。
　この結論を言ってしまうと、終わりになりそうで。
　しかし、止め処なく流れ出す感情を抑えきれず］

そうか･･･死ぬのが怖いのか。

［その一言を漏らすと、頭を抱えて*震えだした*］

淡々と人の生死に票を入れる者と、疑われて狂ってしまう者、はたしてどちらが人間らしいと言えるのであろうか。確実に言えるのは、どちらも日常から既に逸脱している、と言うことだけだ…。

[議事録をパラパラと捲りながら]

シャーロット、質問には答えるが、君も能力者を名乗るのならば、自分の言ったことぐらい覚えておいて欲しいものだ。
>>237

さて、セシリアは、仮に自分が亡くなった後は…などと最悪の事態も想定しているようだが…

狂信者は単独行動であるゆえ、必ずしも狼と連携の取れた行動をとるとは言えん。また、あえて人としての信を勝ち取り、村をかき乱す狂信者がいないとも限らぬ。
極端な話、牧師殿は注目されあえて判定される事を目論んだ狂信者であり、ネリーはそれに対して人狼判定をしてしまった狂信者であった、などといった滑稽な状況が生じていたとしても、それは誰にも分からぬ事であろうからな。

万一セシリアが居なくなったとして、その後の判断はセシリアの場合とは違い、村は慎重に見極めた後に信用する、というプロセスが必要であろう。判定が人間で揃ったから人間の味方である、という保障は刺青で証明できたお主とは違い、存在せぬであろうからな。
確実に狼側に組していない者、と言い切れる者は、最初から最後まで我が身と、セシリア、お主だけなのだ。

さて、部屋に戻る前に処刑対象だけは述べておこうか。

言うまでもなきことだが、死者を通して人狼を判定できる私としては、希望は牧師殿であることは今日は動かぬ。

私は牧師殿の立場に同情もせぬかわり、気色の悪い慰めも述べぬし、罵倒されても気には留めぬ。
ただ、願わくば、私を失望させないで欲しいものだ。
もしかしたら神は居るかも知れぬ、と神を信じぬものの意思にも届くほどのものを見せて欲しいものだがな。

[唇の端を歪め]

結局、牧師殿が狂おうと泣き叫ぼうと、私はその死体を利用したいだけの悪魔なのだよ…。

おはよう。という時刻でもありませんね。

―こめかみに片手を当てながら扉を開けると―

こんにちは、もうお昼ですね・・・
お昼は、パンケーキでしたか？

―ヴィンセントに会釈すると―

先生は牧師が人であると断言できるんですよね？
それなら・・・どなたを？

―掲示板の処刑欄に視線を向けた―

う〜ん…ん…

…ジーン？

[部屋の隅で、毛布に包まり眠っているユージーンを見つけ]

あっ…
[照れ気味に]
ありがと…

おはよう、じゃなかった、こんにちはステラさん。
私は医者ですからね。人の命を救うのが商売で、誰かを殺す決断は難しいのですよ。
おまけに、特に疑わしい人がいるわけでもありませんしね。
とは言え、誰かは処刑しなければならないんですよね。
ネリーは私から見れば偽なのですが、人狼というよりは崇拝者に見えますのでね。
もう少し考えさせて下さい。

―言葉を選ぶようにゆっくりと―

どなたかが信用勝負とか・・・言ってましたね。
・・・でも私は、ネリーも先生も疑えない・・・。

牧師が人狼というのは・・・あまりにも出来すぎで・・・。人の命を駒のように扱いたくはありませんが・・・でも、得られる事を考えると

そうですか。ルーサーがそんな事を。
偽物からだとは言え、人狼と決めつけられたわけですから、多少精神状態がおかしくなっても仕方ないのでしょうね。

―降りてきたシャーロットに会釈し―

こんにちは、今日のお昼はパンケーキを作るのよね？
お手伝いしますね。

[台所に入ってきて]
ステラ、たまにはワシも手伝おうか。
森へ行けないんでな、気晴らしみたいなものだ。

先生・・・人は信仰心を無くした時、獣道に迷い込むのではないでしょうか・・・

教会という狭い世界しか知らない私には・・・決断する力が足りません・・・

―寂しそうに微笑んだ―

[器用にボールに卵を割りいれている]
・・・ステラ覚えているか、お前が子供の頃家に遊びに来て婆さんにパンケーキ作ってもらったのを？　もう15年ぐらい昔になるのか・・・

―粉を篩いながら―

えぇ、よく覚えています。
教会の食事には無い、甘い香りに包まれたとても幸せなひと時でした。

私は熱心な信者というわけでもありませんので、信仰のことはよくわからないのですが、神を信じていれば、心の平安って保たれるものなのでしょうか。
ルーサーは宗教者なんだから、たとえあの状態でも平安でいられるはずだと？
私にはそうは思えないのですが。

あの時はナサニエルはまだ学生だったか？
お前を感心させようとして、フライパンに入れたパンケーキを空中でひっくり返そうとして、勢い余って天井に貼りつかせてしまった・・・後の掃除が大変だったが。

―悲しそうに首を振ると―

先生、私はそうは言ってないのです。心の平安を保って居られるかは、私にも分かりません。
ただ、牧師はここで異教徒と言われても揺れる事無くいらしたのに、ここ数日の行動が腑に落ちない・・・
それだけで、決められるとも考えてはおりません。
いままで私が話した事を思いだしていただければ、真意は伝わると思うのですが？

―ダニエルに頷くと―

そうでしたね。空中をくるくる回るパンケーキは見事で・・・天井にご馳走してしまったのは、とても残念でしたね？

―くすりと笑った―

先生、ワシも熱心な信者ではない。だがワシは心の平安を保ちたいからこそ、人は神にすがるんだと思っている。

家の死んだ婆さんは馬鹿息子が家を出た日から毎日、どんな天気であろうとも聖母様へのお参りを欠かさなかった。ステラも知っている通りだがな。

おっ、グレンちょうどいい。
先生と一緒にパンケーキ焼くの手伝ってみないか？
誰が一番綺麗な焦げ目の付いたパンケーキをお皿にキャッチできるか試してみろ。
・・・天井には食わすなよ。

[ステラに済まなそうに]
あれから、またワインを何本か貰ったよ。

代わりと言ってはなんだが、今年の葡萄は豊作になりそうだな。
このまま育てば甘い実を多くつけそうだ。

……人狼ってのも、葡萄でも見分けるように簡単に見分けられれば良いんだがな。

[ダニエルに微笑み]
パンケーキかい？　俺も自分の飯くらいは作るようになって長いんだ。
世話になってばかりでも悪いな。手伝おうか。

［部屋の長いす（お屋敷からネリー用に運ばれた簡易ベッド）小さく丸まって寝ていたが目が覚める］

甘い匂いがする…
何でだろう？目が覚めるといつもみんなお食事してる…

［他愛もない事を考えながら、ぼーっとしている］

[ベッドから身体を起こして]

もうこんな時間か。
ワインが少し効いていたようだ…。

ワインは教会で少し使う分だけあれば大丈夫ですよ。
もう、年代物になってるワインもありますし・・・
神の力より、ワインの力で眠れる事もありますしね？

見分ける力があれば・・・よかったですね。

[甘い匂いに誘われるように集会場へやってきた]

おはよう、いやこんにちはか……いい匂いだな。
パンケーキか？

考えは大分纏まってきた。
だが…その前に。

[甘い匂いにつられて、ドアを開けた]

[グレンの手元を覗き込んだ]
ほう、見事だな。皿の上に飛ばせられるか？

[ハーヴェイを認め、微笑んだ]
うん、おはよう。兄さん。
お菓子作っているのかしら…。

[フライパンを振ってパンケーキをひっくり返そうとする]

………なかなか難しいもんだな。ま、食えなくはないよ。

[フライパンの中で折れてグシャグシャになったパンケーキだったものをみて苦笑する]

―集まってきた人々に微笑むとダニエルに―

甘い匂いの効果は絶大ね？
蝶や蟻が集まってきましたよ。

[グレンのフライパンを覗いて]
途中まではうまくいっていたのにな。
見栄えが悪いだけで食べれるし、腹を壊すこともなかろう。

［猫のようなのびをして］

みんなの所に行かなきゃよね…
ネリーが行っても大丈夫かなぁ？
嘘つきだと思われてたら嫌だなぁ…

…………昨日の夢…嘘だったら良かったのに…

[バツが悪そうに皿にパンケーキの残骸を移しながら]
みな集まってきたみたいだな。
売り物にしようと思って仕込んでおいた苔桃のジャムが、昨日の籠の下の方に入っていたと思うんだが。

[ダニエルに苦笑しつつ]
これは俺が食うよ。焼けてはいるみたいだ。

[腕の振りだけで器用にくるりとひっくり返し。
きつね色のパンケーキを焼き上げる]

……少し大きかったか。

苔桃のジャムか、いいな。
グレンのところのものは何を買っても美味しい。

ほう、ハーヴェイ上手いものだな。
セシリアもやってみるか？

こっちも付け合せ用の林檎のワイン煮が完成したぞ。苔桃のジャムと、蜂蜜と、バター。
ものすごい御馳走だな。

[パンケーキが乗った皿を何枚か手に]
運ぼうか。

ああ、ハーヴェイ、セシリア。おはよう。

[ハーヴェイが焼く姿を見ながら]
器用なもんだな。少しその器用さを分けてほしいもんだよ。
向き不向き、というやつだろうけどな。

―焼きあがったパンケーキを部屋に運ぶと―

これだけあれば、十分かしら？
絞りたての牛乳と、紅茶、珈琲を用意すればいいかしらね。

［一階に下りてきて階段に座っている］

･･･都合悪いですよね、やはり。

［冷静になって昨日の自分を分析する。
　やはりあれは異常だ。自分でもそう思う。
　少々お腹がすいた。
　だが、もうあそこには入れないのではないか。
　もっと話せることも･･･
　その葛藤に決着がつかず階段に座り込んだままだ］

[ダニエルの言葉に驚き]
え…私！？
シャーロット先輩のようにはいかないと思いますが、やってみよう。

[ダニエルとグレンに少し笑って見せ]

1人暮らしが長かったからな。
自然と身についたのか。
結構練習したし。

[皿に乗せて運び]

ふむ、素晴らしい食卓だ。

[ハーヴェイからフライパンを受け取り、パンケーキ作りに挑む]
出来ない事は無いのだがね。
これくらいだろうか。

[フライパンをひっくり返し、少し焦げ目がついているのを確認する]

ん〜ん
お食事要らないし…
もう一度寝ちゃおう
［布団の中に潜り込んでそのまま再び丸まった］

―牛乳を取りに部屋をでてルーサーをみて―

こんにちは、パンケーキ焼けてますよ？

―それだけ言うと牛乳を取りに向かった―

［ステラに声をかけられることを予想しておらず、
　思わず微笑がもれてしまう］

･･･食べますかな。

［少々決まりが悪そうに集会場に入る］

[再びパンケーキを裏返しにして焼く…]

これくらいだろうか…。

[出来上がったパンケーキを皿に乗せて、テーブルへと運んでいった]

ルーサー。

こんにちは、眠れたか？

[小さく片手を上げて。]

[セシリアのパンケーキを見て]

うん。
上手いものだな。美味しそうだ。

［皆が優しい･･･予想していなかった。
　でも、そのことがとても嬉しかった］

いや･･･さすがに眠りは浅かったですけどね。
でも、大丈夫ですよ。

［ハーヴェイにぎこちなく微笑むと、
　ダニエルの申し出を受け、彼の方へ］

やあ、ルーサー。気分は落ち着いたかい。

［フライパンを受け取り、熱する］

アチチ･･･。

［案外不器用なところを親友に見られて少し恥ずかしい］

ヴィンス･･･君には見られたくないなぁ、こういうとこ。

［少しはにかむように笑う］

［余ったパンケーキの種をもらって熱したフライパンへ］

おっとっとっと･･･。

［うまく丸い形にならない。
　しばらくすると変な煙まで出てきた。
　慌ててひっくり返すと少々焦げ付いている］

む･･･ぅ･･･。

[ルーサーを後ろから少し覗き込んで]

……火が強すぎるのではないかな。
すこしフライパンを離してじっくり焼くといいかもしれん。

―搾りたての牛乳を運んでくると―

冷たくないけど、美味しい牛乳です。よければどうぞ。

―牛乳をコップに注ぎ分けている―

［焦げたパンケーキを切ってつまむ。
　おいしくはない、しかし、おいしい］

･･･これが･･･平和か。

［目に軽く光るものをためて*味わっている*］

ありがとう、ステラ。
頂こう。

［ルーサーの様子を見て、少し目を伏せ。
拾い集め束にした聖書の頁を手にした］

……余計なお世話だったかもしれんが。

［と、ルーサーにそれを指し示した］

［調理場の隅、小さな机の上に聖書の束を置くと、
席に着いて食事を*とりはじめた*］

おいしーっ！

[テーブルの下にいたのを忘れて立ち上がったので、頭を打つ]

いったああああい！
つ、ついてない…。でもおいしいからついてるのかな…。

[いてて、とおどけながらこそっと椅子に腰掛けた]

[部屋の隅で目を覚ました]

・・・・・・うっ。頭が痛い。
昨日は、シャーロットさんと・・・ワインを飲んで・・・

！？
もうこんな時間ですか！！今日から処刑を・・・するとセシリアさんが言っていましたね。

ルーサーさん・・・を・・・ころす・・・・・・・？

―ウェンディに微笑むと―

その小さめのは、ウェン用よ。たくさん食べてね？

[ステラの声にぱあっと顔を上気させ、パンケーキを皿に取ると小さく切り、ダニエル秘蔵の蜂蜜を浸るくらいにかける]

ありがとう、ステラママ！
ウェン、あまーーーーーーーーいのが好きっ。

[顔を綻ばせながらぱくぱくと口へ運ぶ]

でねでね、ウェンもちゃんとしなくちゃって、いろいろ考えたんだけどね、やっぱりネリーちゃんとせんせーのどっちがなんなのかはさっぱりわからないの。ええっと、「チカラ」のある人の二人がじんろうだいすきさんなんだろうなぁっておもったんだけど、でもどっちがそうなのかはわからないのよ。

おねえちゃんの好みはけむくじゃらじゃないとおもうし…。ねえ？

[チラッとユージーンの部屋のほうを見る]

ウェンはね、牧師さまをみてほしいっておねがいしたの。でもそのあとに、牧師さまがグレンちゃんを希望に挙げたでしょう？それで、じんろうさんぽくない行動なんじゃないかな？ってちょっとおもった。どんどんめだっちゃうの。

でもそれで、ネリーちゃんをしんじない、というわけでもないの。わからないがいっぱいだよ。

だから…ウェンやっぱり…

―美味しそうに食べるウェンディを優しく見つめながら―

グレンさんの苔桃のジャムもおいしいわよ。
牛乳は飲みましょうね？さっき私が絞ったのよ・・・尻尾で叩かれて、大変だったわ。トビー・・・元気にしているかしら・・・。

（例えば死者の言葉を聞ける二人の片方が人狼でない場合、つまり狂人だとしたら、彼を殺したところで判定はおそらく割れないのではないだろうか・・・？

いやでも彼女達は一度人狼だと言ったらもう用済みになってしまうはず。占い師よりは安易には言えない、のか？）

わからない・・・判定をされていない誰かを殺すことも、出来ない・・・かといってルーサーさん・・・
ネリーさんの判定を信じるというわけでも、ない。

―ウェンに頷きながら―

ウェンは牧師がグレンさん希望したのが、狼っぽくないって思ったのね？
私も、どちらも疑えないのよ・・・そんな事言ってられないのも分かってるんだけどね。（ため息

[グッと下を向き、唇を噛み締める]

牧師さまを…「しょけい」に…希望する…。

牧師さまを、そうしてもウェンたちにわかることってたぶん少ないの。わかるのは「チカラ」のある人同士かもしれないの、もしかしたら。でも、おおきくてもちいさくても、じんろうさんのかのうせいのある、牧師さまをきぼうするの。

[出かけた涙をぐいっと袖で拭い、気を取り直す]

牧師さまは神様を捨てたっていうけど、ウェン、しかたないとおもったよ。
神様はいないって、ウェン何度もおもったもの。
だって、いのったもん…いのったもん。「おもいがとどきますように」って。

…いのったもん…。でも…。

こわいことはおわらなかった。ウェンはいまもいつもこわい。

[ぶるっと身震いしたが、ステラの言葉に頷き微笑み、残りのパンケーキに苔桃のジャムをかけて一口放り込み、牛乳をコップ一杯飲む]

…んんん♪おいしーーっ！
こんなに、たいへんなのにね。しあわせなのにね。へんだね、ママ。

見てもらいたい人は、ダニエルさんかナサニエルさんなのだけどなあ・・・

[ごろりと床に寝転がり天井を仰いだ]

それも、正直誰を上げていいのか分からないよ・・・

そうね・・・神様はいつも私たちを見てらっしゃるけど・・・いつでも手を差し伸べて下さるとは限らないわね。
今は、どちらを信じるという事より・・・得られる事を考えないといけない時なのかもね。

ウェンのほうが私よりしっかりしてるわね。

―転寝や思考しているものたちに視線を向けると―

少しでも食べてもらわないとね。
なにを作れば食べられるのかしら・・・お肉も頂いてるのよね？

―ウェンの頭を撫でると考え込みながら厨房に*向かった*―

[ステラの胸元に頭を押し付けるように、縋り付くように強く抱きつく]

わからないことばっかりなの。
うたがうのも、しんじるのも、かんたんでむつかしいね。

[ステラから離れ、微笑むと椅子に座りなおし厨房へ向かうステラの背中に呟く]

ウェン…さみしいよ…。

[うつむくと、ふるふると首を横に振りコップに二杯目の牛乳を注ぎ口を付けた]

見るひとは、グレンちゃんをきぼうする。さっきいった昨日の牧師さまの行動もあるし、牧師さまのしょけいをウェンもきぼうしたけど、グレンちゃんはひときわつよく牧師さまをうたがってるっておもった。なんだか、それがグレンちゃんらしくないっていうか、みんなわからないことだらけなのに…って。

[一気に喋ったせいか心なしか息があがっているが、大きく深呼吸をひとつ]

気のせいだと、いいなぁ…。

[牛乳飲み干しコップをコトンとテーブルに置くと、ペンと紙を取って、また象形文字のさながらの「作品」を描いた]

「しょけい、るーさー」…。「みるのは、ぐれん」。

[椅子から飛び降り椅子を掲示板のところまでもっていくとよじ登り、*背伸びしてそれを貼った*]

［食事を摂り終わると、掲示板の前に立ちじっと見つめる］

……処刑か……


［眉をしかめて］

……人を。
死した者を判定する異能の持ち主はふたり。
ルーサーの判定は割れて居る。
彼を処刑し判断したところで判定は割れるのか……


名乗り出た片方は偽。
それが崇拝者であるならば、
狼に己の存在を知らしめすために本物の異能の持ち主とは反対の判定を告げるだろうか。


それとも慎重になり同じ判定を下すだろうか……

［顎に手を当て考え込む］

[食器を重ねて持って厨房に入り]
ああ、シスター。何か手伝おうか。
あまり俺が手伝わない方が良い気はするが。

…ルーサーは落ち着いたみたいだな。
見定められるとなったときのルーサーの様子もあって、俺は未だにルーサーが人狼なんじゃないかと思ってはいるんだが……確信がある話じゃないな。

[軽く頭を振って]
いや、疑ってるのはそうなんだ。俺達の手で処刑するんだ。人狼だと疑わずに殺すことはできない……

ところで、シスターは誰を見分けてもらいたいと考えてるんだい？　俺が気になっているのはジーンなんだ。元々口数の多い奴じゃなかったが、ここ最近どうも口が重くなってる様に思うね。あんたの方がジーンとはよく話すだろう。そんな風には見えなかったかい？
気のせいなら、その方がずっと良いんだが。

今の間に鶏と牛の世話をしてこよう。
シスター、済まないが今の話、セシリアにも伝えておいてもらえないか

ん？　ああ、わかった。
戻ったら自分で書いて貼っておくよ。

セシィには判定発表の順番も指定して貰うべきだろう。

ともすれば、嘘つきが分かるやもしれん……
そう上手くはいかんだろうがな。
提案するだけしてみるか。

片方が狼であるなら厄介だろうが。
ふむ、どうだろうな……

崇拝者が隠れ潜んで情報操作を行っていると考えた場合は…
余程眼力すぐれ狼を見分けられなければやはり危ういと思うのだが……

狼は目立つ位置にはいない…？いや…

堂々巡りだ。

今のままでは情報が足りない……
少しでも情報を得ねば…な。

［考え込み、ペンを走らせる。

「処刑：ルーサー」と］


……
ばけもの、か。
そうだな、ばけものだ、私も……

［呟いて］

―ジャガイモの皮を剥きながらグレンに頷くと―

ユー兄の様子も確かに気になっているの。でも・・・
私はグレンさんの牧師に対する態度も気になるのよ？

確かに判断される前の牧師の行動はおかしかったわ。
でもそれだけで、あんな断定的な言い方をあなたがするなんて・・・
私はまだ考えたい・・・悩みたいの

―出て行くグレンを見送るとジャガイモと小麦粉を練っている―

［ハーヴェイの置いた聖書の束を手に取る。
　メモに「ハーヴェイさんへ差し上げます」と書き込んで、
　テーブルの上に置いた。研究の資料になると思い］

ふぅ･･･やはりグレンさんは扇動的ですね。
やはり、怖いのは嘘を正しく見極められないこと、
それは目立つ嘘ではなく、影からの嘘。
･･･届け、私の想い。

［掲示板に「処刑：グレン」と書いたメモを貼り付ける］

[本の間に隠すように挟まれていた、年季の入った一通の手紙。レターヘッドにはセシリアの刺青と色違いの花]

おばあちゃん…

[暫く宙に視線を漂わせた後、こくりと小さく頷いた]

［そして、掲示板にもう1つのメモを貼り付ける。
　「Danke schön.」と書いてある］

･･･我が国の言葉だが･･･届けこの想い。

［憑き物が取れたような表情で*二階へ上がった*］

……ルーサー。

［掲示板に貼られた言葉に。
その意味に。
目頭を押さえた］

……

［掲示板の前、ペンと紙を手に悩んでいる］

ネリーはネリーの目を、力を信じる
他に今信じられるものは、セシリアが人で有るという事だけだもの。

［『処刑希望は変えようが有りません』と紙に書き掲示板に貼る」

見る人かぁ……
うーん・・・

あっ、ルター…私…！

[すれ違ったルーサーに言葉をかけようとするも、言葉が出ぬままにルーサーは去り]

……ごめんなさい。
[口の中で小さく呟いた]

本当は、ナサニエルさんを見たい…
けど…ヴィン先生も希望していたのよね…

例えば、ヴィン先生が崇拝者だとすると
希望に上げてもおかしくは無いのよね？
見誤ったって事だし……

でも、人狼だったとしたら？
あぁ…解らない！
これは、保留だな…うん
［『見る人ナサニエルさん』と書いた紙を破り捨てた］

こんばんは…
えっと、何か変わったこと、あったかな…

[皆から今日の話を聞いている]

［大きく息を吐く。
椅子に座り、隠す様に片手で眼を覆ったまま］

後は……調査希望、か。
どうすべきか。


グレンが気になるとはナサニエルも言っていたな。
そしてルーサーも……。

最初にルーサーを挙げたのはグレンだったか。


……あぁ、ウェンも彼を挙げているのか。
扇動的であるのは確かだが
狼だとすれば目立ち過ぎている様な……

［俯いたまま呟き］

［人が集まって来ている事にも気が付かず、ひたすら悩んでいる］

昨日、ルーサー様を見て欲しいって言ったのは誰だったかしら？
グレンと…えっと…ジーンとウェンディ

この辺は違うと思う…
えっとえっと、解らない人
ネリーから見て解らない人……

［遠くに聞こえるような、近くに実は居るハーヴェイの声に気が付いて居るような居ないような］

ハーヴェイ様？
うーん、確かに近寄りがたいってあまり良く知らない人では有るけど…
ハーヴェイ様うーん

［やはり、人が居る事には気が付いて居ない］

［説明するハーヴェイの声にやっと我に返って］

あ、ハーヴェイ様…それにロッテ
ごめんなさい、なんかネリー掲示板しか見えなくなってたみたい…

ルーサー様がそんな風に……
ネリーには……ごめんなさい、それはきっと振りなんじゃないか？って…
ネリーには、ルーサー様（だったもの？）の正体が見えてしまっているので…

［再びペンを取り］

ハーヴェイ様ごめんなさい、ダニエルさんもステラさんも小さい頃から良く知っているの、
ハーヴェイ様だけ、ネリーは良く知らないの。

どうか、怖い夢はもう見ませんように……
［そう呟きながら、『見るのはハーヴェイ様』と紙に書きボードに止めた所で、ルーサーのメッセージが見えた］

［小さく呟くように］

誰に届けと言って居るんだろう…
死者を見る人へのメッセージ？

……集中していたのだな。

［気にするな、と頷き］

ネリーから見ればそうだろうな。
仕方のないことだ。
だが私たちにはどちらが真実かまだ見分けがつかんのだ。

…すまんな。

[はぁっ、と声に出して溜息をつき]

何の事かと思えば…そんなこと。
それは、先生のことを失念してたんじゃなくって、先生は喩えに出す必要がなかっただけ。

つまり、まず私が死者が見えると言って、次にネリーが生者が分かるって言ったよね。
もし、もしもだよ、私が嘘を付いてたとするよ？
それでエッタも嘘吐きだったら、つまり崇拝者は、生者が分かるって言う嘘がつけなくなっちゃう…生者から人狼を見付け出すことが出来る人が確定しちゃう…って事。

そうなると、本当に死者の正体を知ることが出来る人が出てくるわけだけど、それはここでは置いといて…

生者を見る者を確定されるっていうのは、人狼からしたらすごく厄介だと思う。
それを防ぐにはどうすればいいか…ってなると、つまり自分達で騙ればいいだけ。

あくまで、私もエッタも嘘をついていたらの話で、それでも阻止なんて簡単に出来る、って、ハーヴに言いたかったの。

もっとも、ハーヴの懸念はそこじゃなかったみたいだけど。

例えば、ネリーに何の力も無くて
みんなと同じ立場なら…

きっと、ネリーを信じられないと思う
ヴィン先生を信じるかどうか？は別だけど

だから、信じてくださいとしか言えないし
信じて貰えるように行動するしか、今のネリーには出来ないから…

［掲示板を見、ネリーに］

謝ることはない。
親しくない者への不安があるのは致し方ないからな。

親しい者を疑いたくもあるまい。

そして…ルーサー様だったものを処刑することで
ロッテかお嬢様のどちらかには、ネリーが本物だって解って貰えると思ってる…

ネリーと先生に、今夜見てもらいたいのは…

やっぱり、お兄ちゃんかな…
私には、お兄ちゃんが何を考えてるのか分からないから…

[掲示板にナサニエルの名を書き込んだ]

［ハーヴェイの優しい言葉に］

もっと早く、ハーヴェイ様の優しさに気が付いて居れば良かった…

そして、処刑は……

[じっとネリーを見つめ]

信じても…いいんだよね…？

みんなも言ってたけど…
昨日のルターの狼狽えぶりは、いつものルターと全然違ってた…

でも、私だって「お前は人狼だ！」って言われたら、きっと取り乱しちゃうと思う…でも…それでも……！

［僅か首を振り自嘲気味に］

優しくなどないよ、私は……。

［上目遣いにハーヴェイの顔を見て、そして…］

ご…ごめんなさい、ネリー
そう、お嬢様のご用事をしないと……

えっとえっと……
銃の手入れ……じゃなくてえっと
ともかく
はい、又後で戻ってきます

［慌てて自分の部屋へ*戻って行った*］

[絞り出すように]

私は…ネリーを信じたい……！

[掲示板の処刑者の欄に、ルーサーの名前を書き込んだ]

―ニョッキを茹でながら―

主は右の頬を打たれたら、左の頬も差し出せとおっしゃっているけど・・・処刑に私が名乗り出ても何の解決にもならない。主の教えに背くことになろうとも、人狼の騒ぎを私たちの中で解決しないと・・・村まで滅ぶ。

今の状況にならずに、今日もし他のものが見られていて人間と確定していたら、誰が処刑されたんだろう？

・・・やっぱり牧師にってなったのかしら？
異教徒としてずっと疑いの目で見ていたけど・・・人狼には思えない。
でも、誰かを・・・その時のメリットを考える私は神に仕える身として有るまじき、考えをしているわね・・・

―茹で上がったニョッキにトマトソースをかけ、仕舞われていたローストビーフを厚めに切り分け盛り付けるとテーブルに運んだ―

夕食ですよ。皆さん食べましょう♪
焼き立てのパンも美味しいですよぉ

―努めて明るい声で呼びかけた―

ああ、また。

［ネリーを見送り］

調査希望か……
さて、な。
グレンは気になるがやはり私は狼としては目立ち過ぎている様な気がしてならん。

ならば、誰か……

ユージーンは口数が少なく判断し辛い印象があるな。
ウェンは小さいながらに理由等を探している感がある。
ナサニエルは……のらりくらり感があるが昨日の票の集まり方がな……

［少し考え］

秘密を漏らさぬには……沈黙は金。
シャーロットには悪いがユージーンを挙げさせて貰うとしようか。

［調査希望に「ユージーン」と書いた］

こんばんはステラ。

豪華だな。
こんな食事そうそうお目にかかれない。

［笑んで］

―にっこりと笑うと―

せっかくの頂き物なので豪勢に厚切りにしてみました。
いかがですか？

―ビーフを取り分けると皿を勧めた―

［頷き］

ああ、頂こう。
なかなかのものだな。
美味しそうだ。

［席に着くと食事をはじめた］


……うん。

［思わず顔も綻んだ］

―掲示板に視線を向けながら―

処刑・・・今日からですね。
皆さんの意見も出揃って来て・・・私も出さないといけないのは、分かっているのですが・・・。

聖職者に有るまじき考えに自分が傾いてて・・・自分が恥ずかしいです。

やあ、こんばんは。

牧師が人狼と思えないのに・・・それでも得られる事を量りにかけ、牧師の処刑を考えているのです。

左の頬をも差し出す事は、村までも滅ぼす事になりますから・・・
それでも、やはり・・・私は主に叛いているのですよね・・・

聖職者ゆえか。

信仰心は時に枷となるな……。
試練である、と。
割り切れはしないだろうし。
酷な事だ……

［首を横に振り。

ナサニエルに気付いて小さく手を上げるもやつれた様子に首かしげ］

……どうしたんだ。

ありがとう、ステラ。どうも食欲が湧かないんだけどね。

>>523
昨日根を詰めすぎたみたいだよ。まぁ、いつもの事だ。

[食卓に並んだご馳走を前に]
美味そうだな。どうあれ腹は空く、か。
俺にも皿を一枚貰えるかな？

……。
背いて、か。

［ナサニエルに頷き］

無理をし過ぎるのはいけない｡
程々にな。

グレン、お疲れ様。

誰を見てもらうかは、グレンさんを希望します。
ユー兄と悩んだのですが・・・グレンさんにします。

―メモにグレンの名を記すとピンで留めた―

　　　―見て欲しい人　グレンさん―

[ローストビーフを食べながら話のあらましを聞き、掲示板に目を向けた]
……扇動的、か。
人を殺めるのに「試しに」とは言えないだけだ。
どうも俺は覚悟ができてなくていけないな。ルーサーを人狼だと思っていないと、処刑って事を自分に納得させられないんだ。

俺自身も、いや、誰もが疑心暗鬼になってるのは解ってるよ。
それで俺が疑われるのもしょうがないな。

そこまでの覚悟はできてるんだ。
後は、引き金を引く覚悟だけなのかもな。

[ナサニエルが疲れ顔なのに気付き]
あまり休めてないようだが、大丈夫か？

スコットに頼んでバーボンの一本でも持ってきてもらうか。
少し飲んで休んだ方が良いかも知れないな。

―悲しげに瞳を揺らすと―

牧師を人狼と思えなくても・・・得られる事を量りにかけている私より・・・人らしいと思います。

―グレンを見つめてから俯いた―

夕食中のようだな、私もご相伴させていただこう。

ネリー、私用のナイフとフォークを頼む。
ふむ、まだ体調が悪いなら、給仕の仕事など、そこのボンボン兄妹にでも任せていればよいのだぞ。

…人の生死を肴に夕食か。ますます終末的状況であるな。

さて、そろそろ希望を出さないといけないのですね。
調べる方はユージーンさんを希望します。私が言えた義理では無いのですが、あまり発言していただけていません。たくさんしゃべってくれる方は発言の矛盾を指摘したり出来ますが、そもそもしゃべっていただけない方は調査するしか無いでしょう。
処刑ですが、私としては私の視点から偽が確定しているネリーさんを希望したいのですが、皆さんから見ればどちらが偽かわからないのでしょうから、納得はしていただけないでしょうね。

わからないな。
ルーサー師が人狼なら、今日の状況は昨日の時点でわかっていた筈だ。確率云々の話も、事前に用意した言い逃れにしては拙い。取り乱して棄教を云々したのは本気のようだったが、これは彼の真贋いかんとはあまり関係ないかな。
昨夜、見られる事と死を直結して考えていたのは怪しく見えたんだが。

グレンの言っている事にはほぼ同感なんだが、君が書いた絵図どおりに物事が運んで見える。
それが怪しいかというと、難しいところか。まだ悩む時間はあるんだったか？

とりあえず、牧師殿は平静を取り戻した用で結構。

…狂気は己の心しか救わぬ。己の心も、他人の心も救えるのは、狂気ではなく勇気に他ならぬ。

そして、ここにいる者らはそれを免罪符に、内心で「勇気を持って死んでくれ」と思っているわけか。私も例外なく。勇気とはなんだろうね、牧師殿、ステラ殿。

と、言って処刑すべき人はどう考えても思い付きません。
医者の性でしょうか。人間の命を粗末には出来ないのです。
おっと、これは聖職者のステラさんやルーサーも同じことのはずですね。皆さんがちゃんと考えられているのに私だけが希望を出さないわけには行きませんね。
もう少し考える時間を下さい。期限にはまだ間があるようですから。

[あからさまに舌打ちし]

む…私が注視していたのも墓守殿なのだがな…。
ここに来て皆が名前を挙げてきたではないか。どう受け取ったものやら。

とりあえず、注視していた理由だけは述べておくか。私の最終的な指名ではない事を、念頭に置いておいてくれ。

[部屋の中。リボンを指に巻いたり解いたりしながら]

こんな状況なのに、どうしてお腹って空くんだろう…

[溜息をついて立ち上がり、階下へ]

―ヘンリエッタをじっと見つめると―

勇気ですか？それは己が心に聞くのが一番だと私は思います。人に尋ねても詮無い事・・・
もっとも、分かっていて尋ねているのでしょうけど

時に慎重な発言を要求される事もある能力者と違い、村人は積極的に狼を探す姿勢こそ、狼を駆逐する目的に適うと私は考える。

その意味では、グレン殿やハーヴェイは目立ってはいるようだが、積極的に人狼を探す気概は見える。怪しむかどうかは別として、その姿勢は買っておきたい。

逆に、箱守殿には、狼を探し出す、狼と戦う、積極的な意志が見えぬ気がするのだよ。これは、口数の多寡とは関係なく、な。この点においては、まだウェンディなどの方が立ち向かう姿勢があるように思える。

[ヴィンセントに軽く会釈して]
なあ、ヴィン。あんたはルーサーを検分したんだろう？
あんたを疑うのは嫌なんだが、間違いなく人間だという判定が出たのかい。それにしては淡々としすぎてないか？

人の命を粗末にできない、ねえ。

[くんっと鼻を動かし]

あ、いいにおい…

すでに戦いは始まっている。戦場で戦う意思に欠ける仲間を信頼し、背中を預けることができようか？　良心に基づいて疑いたくない…その気持ちは分からなくはない。
しかし、いつまでもそれを続けていては、狼側に利していると判断せざるを得ぬ。
墓守殿に限らず、心当たりのある者は気をつけることだ。

理由としてはその辺りだったのだがな…。もう少し他の線も考えておく。

>>484
ハーヴェイの意見には、私からも同意しておこう。
明日、私が後に意見を告げるのならば、シャーロットが狂信者の場合、私の話を参考にしてから嘘をつくことができず、狼側に有利でない判定を言うこともあるやもしれんからな。無論、シャーロットが狼であれば意味のない事だが。

しかしまぁ、シャーロットにしても同じ事を希望するやも知れぬし、実行はセシリアの胸先三寸には違いない。この件に関して採用だろうと不採用だろうと、とやかく文句はつけぬ。

[ナサニエルに微笑み、席につこうとしたが]

ジーン、来てないの？
まだ部屋？

[ヘンリエッタを一瞥し]

別に。
私はあなたと違って嘘をつく必要なんかないもの。
後でも先でも、どうぞ御自由に。

―ヴィンセントの言葉に自嘲的な笑みを浮かべると―

私は・・・牧師を疑う事より、得られる事に心惹かれ、神に叛いていますから・・・

>>544
雨で墓地裏の土が緩んでるそうだ。様子見しに行くと聞いたよ。そんなに気になるかい？

んん……グレンは、やめかな。

>>547
そうなんだ…

[ニョッキをひとつ摘み食いし]
あ、おいし…

[二人分のニョッキを皿に取り、パンをナプキンで包み]

私、ちょっとジーンの所に行ってくるね。
お腹空かせてるかもしれないし、一人で外にいたら危ないでしょ？

今日はユージーンとグレンが票を集めているのか？
人気は上々だね、グレン。なければいいが、何か感想でもあるかい？

[掲示板に目をやり]

積極的なグレンと無口なジーン…なんか、対照的…

―シャロの言葉に掲示板を見て―

そうね、人狼がどう行動するかが分からないから、こんな偏りをするのかも知れないわね・・・

どう行動するか…か…

[小さな溜息をついた後、ステラに笑顔を向け]

それじゃ私、行ってくるね！

感想ねえ。
俺も捨てたもんじゃない、ってところかな。

[ふと真顔になり]
俺も、理由なく人を疑ってるんだ。誰かが俺を疑うのもやむを得ないと思うね。
見極められ、潔白が証明されれば、それはそれで悪い話じゃあないしな。

[自嘲気味に]
理由なく、というのは拙い言い回しだな。
正確に言えば、確たる根拠なく、だろうか。

確たる根拠か。
聞かれて正直に答える相手なら、話は楽なんだけどな。

[集会所へ静かに入ってきた]
そのまま見るともなしに掲示板を眺めている。

[皆が集まっているのを感じ夢の世界から引き戻された]
時間が近づいているようだね。
さて、そろそろ決めなければならないな。

［どっさりと本を持ってきて］

シャーロットさん･･･ちょっとこっちへ。

[意を決して掲示板に紙を貼った]

　処刑　ルーサー

　見極め　グレン

牧師さんの昨日の夜の態度はやはり納得いかない。
異郷で人から疑われるのは辛いだろう。だが、牧師さんを見た二人が人狼だと言い渡したわけではない。
先生が牧師さんを人狼だと言ったのなら、ワシにもあの態度はまだ分かるのだ。
友である先生が牧師さんをいかなる事があろうとも信じぬく立場になったというのに、それでも神が死んだと言えるのかと。

―僅かに顔を曇らせると―

私は・・・牧師が人狼だと思えないけど・・・
得られる事を考えると、処刑を希望するわ。

神の教えに叛く事になるけど・・・村すべてを滅ぼせないから・・・

「ルーサーの処刑を提案する
　ステラの判定を提案する」
−そう書いたメモを掲示板にナイフで刺した−

私見だが、グレンの判定を希望した人には再考してみることを勧めるよ。

今居る人だけで構わない。
私が今回の処刑をネリーにする事を決断したら反対するか？

牧師は、人間の可能性が高いからと言ってネリーの処刑に反対したな。
グレンが人狼である根拠があるのであれば聞いて置きたい所だね。

[グラスを見やり]

肩に力が入っているか…。確かに、そうかも知れぬな。
しかし、人は役割に従う生き物だ。そうであろう？

誰もがナサニエル殿のように自由に生きれるわけではない…。

すまぬ…私はいつも一言多いようだな。

だが一方、安直に牧師さんの名を書いていいものなのか悩んでいた。
ワシらには見える人のどちらが嘘をついているかは分からん。だが、人狼にははっきり分かっているのだろう。
牧師さんを処刑するということは・・・

しかし他に処刑したいと感じさせる人は今のワシにはおらん。牧師さんでさえ処刑せずに済むならそうしたいというのに。
・・・そしてこの事態では牧師さんがワシらに一番情報を残してくれる。そう考えて希望した。

[俯き、テーブルの隅を爪でいじくる]

相手に真意を悟られぬよう、相手の心理を探り、相手より優位に立とうとしてしまう。
交渉で舐められるようにな。それが私の役割であり…今更どうにもならぬ。

そして、私自身、それをただ嫌っているわけではない。ある意味では、充実を覚えている。
走ることを嫌っている競走馬が、レースで強いわけがない。好き好んで参加している時点で、私は既に調教された完成品なのだ…。

さて、もう一方の見きわめてもらいたい人だが。
前回は疑いを早く晴らしたい者を希望した。
だが今日ワシは、牧師さんを人狼と信じて処刑対象に名を上げる。

牧師さんは前回の見きわめの希望をグレンとし、グレンは牧師さんの名を挙げている。
そして今回は牧師さんはグレンの名を処刑に挙げている。
これは何か意味があるのだろうか。ワシには分からない。だが放置しておくと後々響いてくるやもしれない。
そう思ってグレンを希望した。

緊張の中に、充実も喜びもある…。何より、私が私を否定すれば、着いてきてくれている者たちの誇りもを否定してしまう事だろう。そう、走り続ける喜びを忘れるまでは、役割を忘れることもないのだ。


さて、詮無い事を話してしまったようだな。
明日生きているかどうかも分からぬし、つい愚痴を言いたくなったのかも知れぬが。死んでいるかも、か。フ、縁起でもないな。

[その手はかすかに震えているが…]

[やがて背筋を伸ばし]

…さて、本題に戻ろうか。セシリアも来たようだしな。

［セシリアに静かに語りかける］

･･･何度も主張していることを繰り返しますが、
やはり私にはグレンさんの動きは扇動的にしか見えません。
何かしらの力を持っている人は、恐らくは
人狼を崇拝している者。
だとすれば、人狼としてはどう動くのが理想的か･･･
私はそう考えたのですよ。

>>564
僕は反対だな。
今、彼女を偽者と断ずるだけの材料はないし、本物なら。……遅かれ早かれ、僕らが手を下すまでもないだろう。

[ルーサーの言葉に対して…]
それは貴方を陥れたネリーよりも優先して処刑するべき人物である…と言う事で間違いないのだな。

セシリア、ワシには賛成できない。
だが、その理由はと尋ねられれば説明できないかもしれん。

―セシリアをじっと見ると―

ネリーを？
見れるものを私たちの手で吊るの？
人狼側には、どちらが真の見る者であるか、わかっている事だから・・・明日の保障は・・・でも。

私は牧師を人狼と見れなくとも得られる事を重視して処刑に希望しました。

ネリーを処刑して得られる事は？

判定希望が集まり気味であったし…あるいはグレン殿や、ナサ殿、とも思ったが。しかし、皆から注目を集めたから人狼ではない、と言うのも賢い判断とは思えぬ。最初の勘に従うことと決めた。

理由は既に述べているように、やはり、村の中では、狼を探す積極性にやや欠けていたように見えたこと。それが彼の優しさ、と言うならば仕方のないことかも知れぬ。あるいはシャーロットも…彼のそういう部分を好いておるのやもな…。

ただ、私には、だからと言って疑わない、などという結論はできない。よって、判定を希望させてもらう。

[掲示板の人狼判定希望の欄に、ユージーンの名を流麗な文字で記入した]

>>564
ネリーに？
どういう思考の流れでそうなったのか解らないが、俺は反対だ。
どちらかと言うなら、俺はネリーが本物じゃないかと思う。断言できる話じゃないがね。

そうでなくとも、見分ける力を俺達自ら手放してしまう理由がわからないな。

む、ネリーを？

そんな案に同意できるわけにはなかろう。ネリーは貴重な判定者であるやも知れぬのに…

何より、仮に偽者でも、狂信者であった場合、私の判定も何の貢献もできぬ。そして、この村に狂信者は二人。偽の場合、その可能性も高い。

そんなことをするぐらいなら、能力者以外の中からくじ引きでもして処刑したほうがまだましであろう！

もう時間は無いのだな。
私の第一希望はあくまでもネリーだ。
さっきのセシリアの発言が本気なのなら、私としては言うことは無い。
それとも、ルーサーの反応を見てみるための発言だったのか？

［シャーロットが入ってきたのを見て］

シャーロットさんにこれを差し上げます。

［自分の国の言葉で書かれた本を渡した］

>>569
僕も昔馬術は少し齧ったよ。
君も知っている通り、ただ鞭をあてれば馬は速く走るというわけじゃない。レースはまだ続く。休ませながら駒を進めるのをお勧めするよ。

ま、この話は、確かに後でもいいな。

[ステラの言葉に頷くように答える]
あまりにも、ネリーに対してどう思うか聞こえなかったのでな。
現在、ネリーの処刑をするべきか問いかけてみた。

[掲示板を見て、書き込む]
……。
既に大半が出揃ったようだな。

[小枝を振り回し集会場を走り回って遊んでいたが、セシリアの声に耳を留める]

ネリーちゃんを？ひとりじんろうさんをみつけたから？
みんな、りゆうによると思うけど…。

ウェンは、どっちがどっちだかわかんないから
もしネリーちゃんがニセモノだったとしたら、じんろうさんからみると
ラッキー♪なんじゃないのかな？

うぅん…。理由によっては、ってウェンはおもう。
セシルちゃんにはウェンにおもいつかないような考えがあるのかもしれないし…

[入り口で、キュロットに付いた泥をパタパタと払い落とし]

ただいま！
みんな、集まってたんだね！

時には、犠牲を積み上げて追い詰める事も重要な事なのだろう。

[窓の外の景色を見ながら、呟いた]

[パタパタとナサニエルの側に近寄る]

ね、ね、ナッちゃん。
グレンちゃん希望はかんがえなおしたほうがいいのは、なんで？
ないしょのないしょ？

>>579
えっ？私に？

[手を差し出そうとするが、泥で汚れたままなのに気付き]

えっと…
ちょっと待ってて！

[慌ててキッチンへ手を洗いに]

―まっすぐにセシリアを見詰めると―

私はネリーを信じて牧師を処刑に上げたわけではないわ。得られる事を量りにかけたの・・・。

でも、先生を信じている訳でもないの。

主の教えにそうなら、左の頬も差し出すべきなのでしょう・・・でも、村すべてを滅ぼす事は出来ないから、量りにかけたわ・・・
神に仕える者のする事ではないわね？

―悲しげな笑みを浮かべると目を閉じた―

[机を叩こうとした手を抑えながら]

…まぁ、よく考えれば、成績優秀なそなたが、そんな愚かな真似はしないであろうしな。
とりあえず、本当の決定が出るまでは、この件については何も言わぬよ。

[手を拭きながら戻ってきて]
お待たせ、ルター。

え、これを…？
[受け取った本の表題が、ルーサーの国の言葉で書かれていることに気付き]

…私に読めるかなぁ…

現在の私の意思を告げておこう。
見るべき人物はユージーン。
私としては、彼の事が正直分からぬのだよ。
この状況になっても、未だに人狼を探そうという意思が見えないといえばいいのか…。

処刑するべき人物だと思っているのは…牧師だ。
悪いが可能性を詰める。
ネリーを偽者であるという確信を得るには至らなかったのでな。

反対意見があるなら、時間はあまり残されていないが今のうちに言っておくんだな。
覆すほどのものがあるのであれば…考えなければならないだろうから。

[耳に入ってきたウェンの言葉に首を傾げ]

おにいちゃんがそんなことを？
なんで？

［シャーロットに優しく微笑んで］

シャーロットさん、私の国は今は戦争中です。
ですが、人の命を救う学問が盛んな国なのですよ、本来は。
この本は、私の鞄に入っていたために消失を免れました。
そういった学問の初学者向けのものです。
･･･貴女には、そういうことが向いていると思います。
どうか･･･お勉強を怠らずに。
そうすれば、貴女にもきっと読めるようになりますよ。

［微笑みながらシャーロットの頭を撫でる］

［ロッテに］
ジーンは、自分の家に居るのかしら？
お墓の横の小屋？

>>585
内緒でも何でもないよ。
ただ単に、僕がグレンは人狼じゃなさそうだと思ったからさ。

そこでステラがあやしいかと言うと、そんな事はないんだが。僕の考え、疑いからすっぽり抜け落ちていたのでね。

[本を持ったまま、ネリーの方を振り向き]

今は小屋。
一緒にゴハン食べて来ちゃった。

[楽しそうな笑みを零す]

［ロッテの微笑みを、嬉しく受けて］

そっか、じゃぁきっとジーンもゆったりした気持ちで今は過ごしてるね、良かった。

―セシリアに頷くと―

私もグレンさんの次にユー兄を見て欲しかったから異論は無いわ。
牧師の事も・・・

やはりね。ユージーンの検査は私の希望でもあるから、問題は無い。
ルーサーの処刑は個人的には反対だが、彼が人間であることの証明が私の検査しか無いとなれば、ましてネリーからは人狼だという判定が出ているのなら、私とネリーのどちらが本物でどちらが偽物かを判断するために、ルーサーを処刑したいという皆の意見に反対するだけの力は残念ながら私には無い。
グレンには淡々としている、とまで言われてしまったがな。

ところで、ユージーンの姿が見えないが。本人が来ないとなれば、墓場まで行って検査しなければならないのかな？
ネリーはどうするんだろう。

…で、セシリアの考えは…

……そういうことになったんだ…


反対はしない…ううん、できない。
私には、それ以上の提案なんて出来そうにないから…

［セシリアの方を見ずに］

･･･誰だって自分から死にたいなどと言う輩はいないですよ。
だが、それが貴女たちの出した結論なのでしょう？

ネリーは、何処に居ても出来ますよ？
ロッテの話だと、今はとてもリラックスしているようだし、大丈夫。（>>598）

ルーサー、親友である君を守り切れなくてすまない。
僕を赦して欲しい。