人狼審問

[目から涙が流れ落ちたような感じがした]
ルーサー牧師…。
私は、罪を背負おう。

―ぎゅっとウェンディを抱きしめると―

主よ・・・・

[ルーサーの亡骸をゆっくりと降ろし、横たえる]
…スコット、人狼に動きがあったか探ってくれ。
犠牲者が出ていたら急いで伝えるんだ。

Auf Wiedersehen.....

[かたくとじられた目から、涙がとりとめもなく溢れ出す]

牧師さま…

―泣いているウェンを促すと室内に戻った―

帰りましょう？

[ヴィンセントはその場からなかなか動けない]

……
[緩やかに瞼をひらき、ふらふらと皆からやや離れた場所へ]

――瑠璃色の闇の中、先に細い光が一つ
　そこに居るのは誰？
　ジーンここは暗いわ、明るいところへは行かないの？
――光はだんだん輪を広げ、瑠璃色から水色へ
　綺麗な水色……
　これは、あなたの心の色？

―― 一転して、全ての蒼を闇が包む
　何故？あの光は？
　まぶしいほどの闇？
――闇の中にたたずむ影は大きく口を開いている
　え！その爪、その牙！！
――闇に覆い隠され何もかもが黒…
　どうして……どうして……
　お願い　ジーンを返して…もう止めて…お願い

お願い……もう、止めて…

[が、やがてあきらめたように集会場へ戻って行った]

………もう、ネリーの役目は終わったみたい…

信じるも信じないもみなさんしだいです…

［そう言うと、意識を失った］

[傍目には何もない空間。しかし、彼女の目には祖母の姿が映し出されている]

……教えて、おばあちゃん…ルターは…

［もう一度、彼の作法で祈りを捧げ。
集会場へと戻った］
……

［一つ、息を吐く］

……ネリー？

私の番だな。ユージーンは人間だったよ。

―ネリーを見つめると―

それは・・・ユー兄が・・・・人狼って事？
そんな・・・・そんな！！

[部屋に戻り、ネリーとヴィンセントの言葉を聞く]
…成る程な。
あとは、シャーロットとヘンリエッタの２人か。

…うん、そう…なんだ……

分かったよ、おばあちゃん…

[静かに、皆の側へ戻ってきた]

オートクレール！

[口笛を吹くと、空より黄金の翼を持つ大きな鳥が現れる]

まずは結果から告げる。

牧師殿は人狼であった…！

……ッ！

［意識を失ったネリーのもとへ走り］

ネリー……
役目は終わったって、お前が見たユージーンは……

［支えて］

……部屋に運ばなければ。

ねえ、みんな、聞いて欲しいんだけど……
ルターは…

[口を開きかけたところで、ステラの声が響き]

え……そ、そん、な………！

ジーンが…ジーンが……！？


で、でもっ……！

[ガタガタ震えながら]

や、そんな…違っ…で、でも……！


[絶叫にも似た声で]

でもっ…！
ルターは人狼だったから………！！

[スコットから書類を受け取り、皆に聞こえるように叫ぶ]
皆の者、聞いて欲しい。
犠牲者は一人も居なかった…。
あとはヘンリエッタとシャーロットの結果を聞くまで。

[その場に崩れ落ち]

や…やだよ、そんな……そんなのって……！

……何だと。

［シャーロットの言葉に眼を見開く］

……死者の判定が、揃ったとは……。
ならば、ヴィンセント先生は……ユージーンは。

[集会所へゆっくり帰ってきたが]
な、何だと。

―涙を静に流しながら―

これで・・・終わりになるの？
すべては・・・晒されたの？

……つまり。
牧師が人狼であったことは間違いない。
ネリーが本物である事も間違いない。
ユージーンが二人目にして最後の狼である事も間違いがない。

そういうこと、なのか？

…つまり、ルーサーは誰から見ても人狼。
彼を人狼であると告発したネリーは本物。

ネリーは、ユージーンを人狼であると告発した。
議論をする必要など無いだろう。ユージーンとルーサーが人狼だったという事なのだから。

[ルーサーの処刑を見届けて戻ってくる]

誰か状況を教えてくれないか。
人狼は誰を襲ったんだ？

ふむ、シャーロットと判定が同じ上に、こういう結果か。

平和が訪れる…と言うことで良いのか？

―力が抜けてへたりとその場に座り込むと―

よかった・・・・これで・・・・誰も疑わなくて済むのね？
もう・・・信じてもいいのね？

―ぽろぽろと涙を流している―

セシリア、その通りだ。
ユージーンを処刑すれば・・・すべてが終わる。

[シャーロットを辛そうに見る]

そういえばユージーンは昨日牧師さんを占い希望に上げていたか・・・

さあ、ユージーンさんは良く寝ていたから、案外襲撃することを忘れたのかも知れませんよ。

[ことのあらましを聞き、ホッと溜息をついた]
そうか……
これで解決するんだな。良かった。

ヴィン、何があんたをそうさせちまったんだ？

皆が、別れを済ませたらユージーンの処刑を執行する。
それまでの間、ここで話をしているといい。

ルーサーと私は親友ですからね。敵を取るというのは勿論村を滅ぼす、って意味でしたよ。
もう不可能ですけどね。

[部屋の隅のネリーをゆすった]
ネリー、ネリー大丈夫か。
ネリー。

彼と縁のあった者は少なくないだろうから…。
私もそれくらい待つさ。

ルーサーとの親友としての誓いしか有り得ないじゃないですか。グレンさん。

>>35
[セシリアに泣き縋り]

やだ…やだよ……！

ねぇっ！他に何か方法ってないの…！？

ダニエル、ネリーは意識を失って居る。
余り揺らさないでやってくれ。

……彼女はよくやったよ。

［横抱きにしたまま顔に視線を落とし］

［うっすらと意識が戻る…ハーヴェイの腕の中？］

え？何で、あ、済みません重たいから下ります

［よろけながら起きあがる］

[シャーロットに対して首を横に振った]
…無い。
寧ろ教えて欲しいくらいだよ。

人間と人狼が共存する方法をね。
私に与えられた時間ではこの方法しかなかったんだ。

えぇと……ネリーはパパと同じように？
もう、用済み？
［おどおどと回りの様子をうかがう］

―シャーロットを見つめ―

ユー兄・・・・人狼だったんだ・・・・

すまん。
部屋に運ぼうとしたんだが。
起きられるのだな。ならいいが……。

［シャーロットを見やり、痛ましげに眉を寄せた］

[ネリーに笑いかける]
そう、もう用済みだ。
もう人の怖い夢に入る必要は無い。

>>44
そう、用済みだ。

……無事に家に帰れるな。

ジーンが人狼、か。祝杯という気分にもなれないが。

飲まずにいられない気分だな。シスター、済まない。
ワインをもう一本貰うよ。

いや、ネリー。
終わったよ。

全て終わった。
……暴かれたんだ、何もかも。

―ネリーに微笑むと―

うぅん、お役目は終わったけど・・・用済みではないわ。

ネリー、無事だったのだな…

[ネリーを抱き寄せると]

そうか…もうすべては終わるのか…

奴らもネリーの能力はきっと知らなかったのだな…

あは、あはははははははははははははは！！！！！

良かった…これで良かったんだ…

［『用済み』という言葉で一瞬息を詰まらせ
　その後に続く言葉に大泣きし始めた］

それでも…やだ、よ……

だって、私…ジーンが……

[ネリーの用済みと言う言葉に対しても首を横に振る]
ううん…その力。
他の誰にも見せないように生きて。

私は、見なかったことにする。
無駄な犠牲は、好まないから。

シャーロット・・・セシリアを困らせるな。

［一番近くに居るハーヴェイに］
終わったんですか？
本当に？
信じて貰えた？

わーん
［ハーヴェイに抱きついて泣いている］

―ワインを籠に入れて重そうに運んでくると―

飲む方はどうぞ。
祝杯・・・・とは私は言えないけど、飲みたい

―泣き顔のままワインを飲みだした―

さて、私はどうしましょうね。
このまま、村に住むわけにもいかないでしょうし。
ルーサーの故国へでも行って従軍医師にでもなりましょうか。

[ワインを注いでステラに手渡しながら]
そういえば、後一人、組織から手配されている者がいたな。
今日、犠牲を免れたのは、その者のお陰なんだろう？

誰なんだろうな、それは。
心から感謝したいね。

ごめんなさい。
シャーロット先輩。
いえ、シャーロットさん。

[手にはユージーン処刑決定の命令書と学校の退学届が握られていた]

そうだ、笑ってばかりも居られんな…

[何事かを素早く手紙にしたため]

オートクレール、これを叔父の下に届けるのだ。奴らに気づかれぬうちに……！

…父上…無事で居てくれ…

……なれば。
シャーロット。
お前はユージーンを抑えることが出来るのか。

方策も無しにそのような事を言うのはただの我が儘だ。

気持ちは察するが、
お前一人の我が儘で村を滅ぼすわけにわいかんだろう……？

ロッテ。
彼が、旅人を殺し、アーヴァインを殺し、僕達をここに集め、小さなウェンディがいわれなく石打たれる原因を作った。
彼と、ルーサーがだ。

それでも、そう言うのかい？

―ワイングラスをナサニエルに差し出すと―

ナサニエルさんが・・・守ってたんですね？
ありがとうございました。

―そっと頬に口付けると、グラスを手渡した―

これが終わったら私は村を去るよ。
一人でも暮らせる年齢になったし、他の場所でも人狼の被害は出続けているのだから。

［ネリーに抱き付かれて目を瞬かせ］

っ、な、び、びっくりするだろうが！！

［言いつつ背をさすり］

……頑張ったな。
ネリー。

だって…だからって……


[俯いたまま、掠れた小声で]
好き、なんだもん…

ワインは有難く頂こう。
……僕は、単なる酔っ払いだ。

兄さんが無茶をしすぎて倒れるようならば戻って来るかもしれないが…。
私も、組織から市街で療養を進められているんでね。

一休みして、人狼対策でも考えてるんだろうな。

―真っ赤になると―

信じたのに！！ナサニエルさん酷い！

―自分のワインを飲み干すと手酌で注いでいる―

ウェンディ、これで村の中の好きなところに行けるぞ。
こないだお前に石をぶつけた悪ガキにはちゃんと謝らせるからな。そして、改めて仲良くなりなさい。
もう少ししたら森で小鹿の姿も見れるな。ウェンは小鹿と仲良くできるかな？

［ネリーの背をあやす様に撫でながら］

……それがお前の選んだ道なのだな、
セシィ……。

命を危険に晒しながらも、
害為す者を駆逐するために、動くのか……


立派になったな。

[羨ましげに、しかし満足げにネリーを見守りつつ]

…ネリー、大丈夫が？　一人で歩けるか？
はは、それともハーヴェイに抱っこされたままの方が良いか？　

…騒動が落ち着いたら、屋敷に戻るぞ。母も心配だからな。

信じること、とは何だったのであろうな…。私もまだまだ未熟であった、と言うことだ…。

[セシリアに苦笑して]

心配ばかりかけているようではないか、それでは。
……せいぜい気をつけるさ。

斃れたら、手紙を送るから。

[笑った]

シャーロット、好きという気持ちは美しい物だ。
だが、身勝手はいけない。
さっき・・・ナサニエルが言ったとおりだ。
それにアーノルドとエレノアさんをいつまで隣町の病院に入れて置く気だ。

頭を少し冷しなさい。

>>68
ならばシャーロット。
お前は皆の、僕の敵だ。ユージーンを殺したその後は、君の番だ。
分かっているか？　彼か、他のすべたか、だ。今、自分が人間の敵だと宣言していると気づいているか？
それだけの覚悟を持って、彼の事を好きだと言えるなら、敬意を表して僕が手ずから殺してやろう。

……よく考えてくれよ。

うん。
少し前から決めていたの。
これで兄さんの生活が少しでも楽になるなら…。

[ハーヴェイに頷いた]

[ヴィンセントの言葉を反芻し]

……従軍医師か。いいのではないかな。
ルーサーは喜ぶだろうか。
戦争も終わって。
いつかは平和になるといいな。

彼の国も。


本当に、平和を愛していたのだろうから……

私もワインをいただきますよ。
私の場合、自棄酒ですけどね。
[勝手にワインの瓶を取り、ラッパ飲み]

皆が、別れを済ましたのあれば全ては終わる。
私は…彼に言い残す事はあまり無いんだ。

後は、時を待つとするか。

そうだな…医師殿がそうするのならばそれが良いのかも知れぬ。

ただ、もし気が変わったら、屋敷に来ると良い。父もあれで体は弱いほうであるし…色々と、世界のこと、人間のこと、聞きたいこともあるしな。

[セシリアに頷き]

……そうか。
まったく、確りしているよ。お前は。

私も研究を進めよう。
そうして、生活を確立するさ。
心配をかけぬ程度には。

―ウェンの蜂蜜ワインに気がつくと―

ウェン、一緒に飲もうか？
もうね・・・飲むの、酔いつぶれるまで飲みたいの

ん〜ん……
［ロッテの事は気にはなるが、それよりも…］

もしかして、ネリー
帰る場所が無い？
旦那様はもしかして……えっと…その……

［今夜、旦那様の夢に入って見ようかと密かに思った］

[グラスの中身を一口含み、納得するようにうんうんと頷く]

とにかく、もう大丈夫なのね？
だよね？

[ステラの様子に笑う]

うふふ、ステラママ、いつもなら怒るのに…。
ウェン、ママの側にずっといるわ。このままなるべく変わらないようにする！

[ステラの横に座ると、肩に少し寄り添い、微笑んだ]

……ネリー？
そうか。ロクに食べて居なかったろう。
何か食べるものはあったかな。

[と、視線をめぐらせて酒を飲む皆に呆れ。]

……朝っぱらから元気だなお前たちは……

[台所から皿を持ってきた]
残り物のロースとビーフとありあわせのものでサンドウィッチを作ってきた。
ネリー食べるか？

……帰る場所がない？

[笑って]

ヘンリエッタがそうそうお前を解雇などするものか。
さっき、屋敷に帰ろうと言っていたぞ。(>>74）
彼女は人間だ。
人狼を信奉していようと、また想いが変わる日もあろう。

―ウェンに微笑むと―

そうね、一緒に居ようか？
いろんな事があったから、ウェンも疲れたよね。
私は・・・今まで教会の中しか知らなかったから・・・
疑うのが辛かったわ。もっと強くならないとね？

―ウェンの耳もとでこそっと―

それに失恋もしちゃったみたいよ？

一応、終わるまで警戒を怠るな。
追い詰められた狼が暴走する可能性は十分に考えられるから。

[自警団員に指示を流して、皆の所へと戻ってきた]

私も少し貰っていいかな？

［ダニエルが持ってきてくれたサンドイッチをほおばりながら］

おいしぃ！！
でも、旦那様が……もしかすると……
いえ、これはネリーの気の迷いです　はい
お嬢様が一緒にと言うのなら、ネリーは
この能力捨ててでも……でも……

［と、ハーヴェイの方を見る］

セシリア、お疲れ様だったの。
お前さんの采配のおかげだ。礼を言う。

すまないな、ステラ。グレンを引っ掛けるだけのつもりだったんだがね。
本物は随分奥床しいようだな。

…無事に手紙が届けば、こちらの状況を知る前に、父を監禁していた場所に、懇意にしている警察の手が回るはずだ。

すまぬ…父の身柄を盾に、脅迫されていたとはいえ、私は…。

いや、言い訳はすまい。

奴らの計画は成功し、人狼がこの村を皆殺しにすることに怯えて取引したのは私だ…。最初から、村人を信じて、共に戦っておれば良かったのだ…。

ん〜ん…結局、誰が誰を護ってたんだろう？って
やっぱりちょっと気になっちゃうなぁ

［サンドイッチもぐもぐ］

[定まりきらない視線のまま、ふらりと歩を進め]

ジーンのところ…行ってくる…
多分、まだ小屋で寝てると思うから……

……？

[ネリーに見られて首かしげ]

でも、どうした？
何か心配事でもあるのか。

［シャーロットを呼び止めて］

ロッテ、待って

［机の上に有ったワインと、ポケットからチョコレート］

これを……持って行って……
ごめん…ごめんね……

―赤くなりながらナサニエルにワインを注がれ―

騒ぎが終われば人を信じて良いんだと思ったのに・・・
いいんです・・・私が・・・騙された私が悪いんです。

―小さくため息を吐くと―

頬にキスしたのは別の意味もあったけど・・・もう・・・いいの

[セシリアの肩をぽん、と叩く]

お疲れ様。
……お前のお陰で村は救われた。
ありがとう。

ダニエルが用意してくれたサンドイッチもあるし、ワインもある。

ゆっくり休むといい。
気を張っていて疲れたろう。

[ダニエルの言葉に、落ち着いて返答する]
居心地悪い状況に追い込んで悪かった。
皆が喜ぶ結末にはならないものですね。

[ステラに頷いて、微笑む]
ええ、お願いします。

ネリーは…何も悪くないよ……

だから…
[手渡されたチョコとワインを抱き締め]
だから、謝らないで……

［ハーヴェイを見上げて］

ん？ううん、何でもない
お屋敷に帰って、少しお料理の勉強をして
パンを炭にしなくなってから……

えっと、うん、それから又
お嬢様のお供で、ここに戻ってくる

［ハーヴェイににっこりとほほえんだ］

シャーロットさん…。
もう少し時間があって状況が変わっていれば貴女をこんなに苦しめる事はなかったんだろうね。

[ワインをゆっくりと飲み始めた]

［ロッテに耳打ちをする］

もう、二度と人は襲いませんって約束させて
一緒に逃げるとか、ロッテが牙を全部抜いちゃうとか……
取りあえず、二人でじっくり相談するのも有りかも？って
ネリー思ってる……
最後まで、諦めないで…

［みなに聞こえる声で］

いってらっしゃい、ロッテ

―セシリアに頷くとワインをグラスに満たし―

お疲れ様、セシリア。
あなたの心を乱してごめんなさいね？

―頭を下げて謝罪した―

……墨、な。
あの日のあれはパンだったのか。

[苦笑して]

ああ、待っているよ。
騒ぎが収まり、平穏が戻ってきたら来るといい。
墨ではないパンを楽しみにしている。

[ネリーに微笑み返した]

ステラさん？
それは私に心が無いようなセリフですね。

こう見えても、私だって怖かったんですよ。
[満面の笑みを見せて、ステラのグラスにもワインを注いだ]

[深く俯き]
うん…

[暫しの沈黙の後、顔を上げ、出来うる限りの笑顔で]

うん、行ってくるね！ネリー！

私が弱気になったり、迷いを見せたら付け込まれると思ったら…。
非情に徹するしかなかったの。

―セシリアに微笑むと―

心がなければ乱れないでしょ？
あなたの決意をって言えばよかったかしらね？

>>100
そうだね、君が悪い。
あれはまだ君が修道院に入る前だから、もう何年になるか。
パンケーキを焼こうとして、調子に乗って天井に貼り付けたことがあるのを憶えているかい？
「こうやって、天使に感謝を表すんだ」と僕が言ったら、君はなんとそれを信じた。何度でも信じてくれるから、ついに君には嘘がつけなくなってしまった。
……懐かしいな。

はぁ……お腹いっぱいになったらなんか眠たく成って来ちゃったぁ
自分だけの夢の中でぐっすりねむろ……

［言い終わらぬ前に、その場で*眠ってしまった*］

―ナサニエルに頷くと―

今日のお昼にダニエルさんと話してたんです。
甘い香りの懐かしい話でした・・・

でも、ナサニエルさんを信じるのは・・・だめですか？

―そっと伺い見た―

>>115
だめだな。僕は嘘つきだからね。
でも、遠からず教会の世話になるだろうから、そのときはよろしく頼むよ。

[小さく首を振りながら]

やれやれ…お主とは最後まで馬が合わぬようだが…
その馬鹿馬鹿しいまでの情熱には恐れ入るな。

[偽造された二人分の身分証明証と入国パスを取り出した]

どうしても説得が失敗したなら、渡してやるか…。

[白紙の部分に署名している]

ま、彼の理性が残っておらず、襲われていたら彼を殺さざるを得ないだろうがね…。でなければ、もう知った事か。説得が成功して村で暮らすなり、二人で逃避行なり、好きにするがいいんだ。ふん。

……ネリー？
仕方がないな、こんなところで寝るな。

……ああ、そうか。
連日人の夢の中を歩いて
ゆっくり眠れて居ないのかな。

―――いい夢を。

[ネリーの髪をそっと撫でた。]

……セシリアも寝てしまったのか。
やれやれ、緊張の糸が切れたというところかな……皆。

私も帰ろう。家へ。

[眠ったネリーを自分で背負って帰ろうとしたが…
不意に寂しげな笑みを浮かべ、諦めて]

おーい、ハーヴェイ！　君、運ぶのを手伝え。重いものを私に持たせるな。屋敷まで運んでもらうからな！

そうそう、ネリーにちょっかいを出すのだからな…着いたらすぐ、家の者に、君に礼儀作法を厳しく教えてやるように、頼んでおくよ。覚悟することだな！

[そして口笛を吹きながら、後ろを振り返らず、*屋敷へと歩いていった…*]

[小屋へ到着し、勢いよく扉を開け放つ…が、ユージーンはまだ眠っていた。シャーロットの口から、悲哀とも安堵ともとれぬ溜息が漏れる]

ジーン…
私、まだ信じらんないよ…

……

[ヘンリエッタにきょとんとしていたが]

……分かった、手伝おう。
そう、ネリーに言われたんだったな。
ヘンリエッタ、君と良く話してみなければと。

って。

……それはどういう。
いや、礼儀作法を何故私に？
覚悟などしてどうしろというんだ。
何処の修行だそれは。

[戸惑いながらネリーを抱き上げるとヘンリエッタの*後に続き、屋敷へと歩みを進めた*]

―涙を拭われると―

迷惑ですか？
今まで信じて待っていたのに・・・だめですか？

神の教えに背いた私に・・・・ご加護だなんて・・・・
ナサニエルさんが好きです。
・・・・それだけ覚えていてください。

―それだけ呟く様に言うと酔い潰れてしまった―

[起こさぬよう、そっとユージーンの髪を弄り]

ジーンは…どうして旅人を襲ったの…？
そして、アーヴァインを……

なのにどうして、私のことは…？

私…あの日から、ずっとジーンが好きで…
いつだってジーンのことを見ていた…

はず、なのに……

[涙を浮かべ]
なのに私、本当のことは何も知らないで……！

そして、本当のことを知ったのに…


なのに…それでも……！

[ゆっくり集会所へ入ってきた]
シャーロットはまだ帰って来ておらんのか。
・・・困った娘だ。

さて、少し出かけてくるとするか。
小屋も気になるし、色々礼を言わねばならん人たちがいるからな。

―教会の庭で花を摘みながら―

これは・・・クロッカス、「あなたを待っています」
うぅん・・・だめ。
教会で待ってるみたい。

これは・・・パンジー「私を想って下さい」
こんな事願えないわ。

薔薇にチューリップ・・・カーネーション・・・どの花も綺麗だけど、私には不釣合いだわ。

―ため息をつくと花壇の外に目を向け―

薺だわ・・・これが私には相応しい

―なずなをそっと摘むと―


想いが伝わりますように・・・・



―ナサニエルの許に戻るとこっそりと羽飾りに添えた―

おはよう。
酔いつぶれるなどと見苦しいところを見せてしまってすまなかった。

[隣町の病院]

…うん…父様も母様も大した怪我じゃないみたいで…
だって、びっくりしちゃって……

ん…ごめ…
なんだか嬉しくって…
[笑顔で涙を拭う]

[涙を拭き、呼吸を調え]

…でね…父様、母様……

私………

―ジャガイモと野菜を前に小首を傾げ―

これでみんなの食欲も出るかしら？
ポテトのグラタンとコールスローサラダ・・・かなぁ。

[バケツを持って台所にやってきた]
ステラ、ワカサギを貰ってきた。
フライにしてくれないか？
食べ残った分は野菜とマリネに漬け込んで夕飯に食べればいいから。

―ダニエルに微笑むと―

わかさぎですか？わぁ・・・美味しそう・・・だけど・・・フライ・・・・

・・・がんばります

―油跳ねに悲鳴を上げつつ何とか揚げ終えると―

やった・・・揚げ終えた。
オーブンからグラタン出して・・・サラダとパン
温かい内に頂きましょう？

[眠そうな目をこすっておきてくる]
頭が痛え。昨日飲みすぎたな、こりゃ。

良い匂いだな。今日は揚げ物かい？

[...皿を並べながら]
ステラは・・・あの馬鹿の事を還俗してもいいと思うほど好きなのか？

―ダニエルの言葉に耳まで朱に染まると―

えっ！あの・・・私が思っていても・・・
それだけでは・・・えっと・・・

・・・・迷惑みたいですし。

ああ、グレン。村で貰ってきた。
いろんな人からおめでとうと言われたり、謝られたり。
だが、まだ胡散臭そうな目でワシらの事を見る者もいる。姿を見て避ける者もいる。事件前と同じと言うわけにはいかんだろう。

[ステラにうなずいて]
そうか。死んだ婆さんはそのことを望んでいたようだが・・・だが実際あの体になって戻ってきたあいつを見ていたら、その望みをお前に言うことはしなかったと思う。ワシも同じ考えだった。

だが、ここ数日ここにいてあいつにはステラが必要なのかもしれないと思った。そして、お前には迷惑な話だろうと思っていたが・・・そうでもなかったか。

―悲しげな笑みで―

私には、何も出来ないんです・・・傍にいて、寄り添う事しか出来る事はないんです。

何かできれば・・・いいのですが。

ステラ、話したことがあったか忘れたが、ワシは若い頃兵隊に取られたことがある。
幸いワシのところの隊長さんは物の分かった方であったから、精神を病むことも無く、無事に生きて戻ってこられた。

だが村に戻ったら、生きて戻れたら求婚したいと願っていた人は既に幸せな結婚をしていた・・・

[見るともなしにウェンディに視線がいく。頭を振って]
平和な村と戦場での差に苦しんでいた時に、助けてくれたのが死んだ婆さんだった。そばに寄り添っていてくれる人というものは、何か出来る必要はない。その存在だけでいいのだとワシは思うよ。

自分の飲んだもの位片付けるとするか。
他の者は疲れているだろうし…。

[ワインや食べ終えた食事の皿を片付けに行った]

[グレンとセシリアの視線に気がついて]
何をしているんだお前ら、暖かいうちにさっさと席について昼飯を食べろ。

さて、診療所を閉鎖する準備に行ってきましょうか。
後任は村長さんにお願いして探して貰うしかないでしょうね。

[ヴィンセントは集会場を後にした]

グレン、お前の畑のトマト、毎日の収穫量がとても多いから、手伝ってくれている隣の家の奴が手が足りないと悲鳴を上げていたぞ。
後で畑に行ってくるがいい。

[皿を片付けて戻ってきた]
大事な話、していると思ったから…。
それに少し気が重い。

シャーロットさんのことを思うと…。
[ステラに礼を言って、グラタンを受け取った]

［やや疲れた様子で集会場の扉を開けた］

……皆起きたか。
いや、まだ眠っている者もいるのかな。

［まだ片付いていない食器を運びつつ］

シャーロット、か。

[牧師がパンケーキを不器用に焼いていた姿を出し]

ワシはあの娘がおろかな道を選ばねば良いと願うだけだ。

食事か……
余り空腹は感じないが頂こう。
屋敷でも頂いたのだが、
散々食事マナーを口五月蠅く言われて食べた気がせん……。

ごちそうさま。
最後の仕事の準備をしてくるよ。

[挨拶をして、外へと出て行った]

……ああ、セシィ。
お疲れ様。

［小さく手を上げ］

シャーロットさん、どうか分かって欲しい。
人間と人狼が分かり合えることなど、ないと言う事を。

でなければ…私はシャーロットさんも殺さなければならなくなってしまう。

容疑者と疑われた人間の犠牲者無しで全て終わるというのに、これ以上余計な血を流させる決断だけはさせないで欲しいよ。

[教会の自室で、祈るように*呟いた*]

セシリアは真面目だな。

だがまかり間違えばセシリアかネリーの死体が今朝見つかったかもしれないのだ。それを思うと・・・

……ナサニエルが守る者だと言っていたような、
嘘だと言っていた様な。

守る力を持つ者は結局誰だったのかな。
ナサニエルか？

どなただったのでしょうね？
私はすっかり騙されて・・・

［考えごとをしていたところに、ダニエルの声がして］

……セシィは、小さい頃からああなんだ。
心配してしまうな。

セシィ……
あのような組織に入っていた事に気付けんとは、
私は駄目な兄だな……。

・・・ワシだよ。
あの娘の父親と約束していたんだ。何かあったら命の限り守ると、な。

［ステラに笑って］
眼を真っ直ぐに見てやるといい。
嘘があれば楽しげに揺れている。

さて、な。
奥ゆかしいのであろうな、本当に。
人狼に対抗する技、研究資料として纏めたかったのだが……。

……ダニエルが。

そうであったのか。
ありがとう。

誓いは果たされたのだな……

ハーヴェイ、ワシはあんまり学問というものに興味は無い。それに携わっている者もそんなに好きではない。
だが、ここ数日間近で見たお前の人柄は評価している。これからはネリーを守って幸せにしてやって欲しい。

ワシはお役ごめんとさせてもらうよ。

―ハーヴに微笑むと―

人は疑うものではなかったものですから・・・
信じる事、ただそれだけ・・・でしたから。
ウェンのほうがよっぽど大人でしたね。

［勢いよくドアを開けて教会に入ってくる］

ステラさんいる？

［両手にはたくさんのお菓子や果物が……と言う事は、ドアを開けたのは足？］

奥様が、みなさんに持っていくようにとこれを
［荷物を手近なテーブルの上に置いて］

（本当はお嬢様からなのですが……自分からとは言うなと…）

―ネリーに微笑むと―

あら、ネリーもう体調は平気なの？

［照れたように笑うと］

体調は…んと…
ご飯ちゃんと食べて、しっかり眠ったら
ほら！元通りです

元気だけがネリーの取り柄だし

他の人も食欲戻ってくれると良いんだけど・・・
今夜は、マリネになりそうだから、野菜を切ってマリネ液作って冷やして置かないとね。

お礼・・・・エッタさんに言って置いてね？

―夕食の準備に厨房に消えていった―

はーい

［元気良く返事をすると、辺りを見回し
　思った人影が無い事にちょっと残念に思いながら
　屋敷へと帰っていった］

[むくれた様子で小枝で部屋の隅の壁を突っついている]

ネリーとハーちゃんでぇ
ステラママとナッちゃんでぇ
おねえちゃんとユーちゃんでぇ…

なにさなにさー！

いいもん、ウェンはりっぱな魔法使いになって王子様と…、あれ？
おうじさまとまじょなんておはなし、ないわよ？

…むーっっ！！

[無意識に小枝に力を入れていたらしく、パキ、と音が鳴る]

あああ…折れちった…まほうのつえーー！！！

何をふくれてるんだ、ウェンデイ?

ああ、これか。

いつの日か、ウェンディにも素敵な王子様が現れるよ。
[ウェンディの様子を見ながら微笑む]

やあ、セシリア。
気苦労も絶えなかったことだろう。お疲れ様。

ナサニエルさんも、このような状況に巻き込んでしまって…済まなかった。

ここに集められた皆が、情報収集不足が原因で集められた容疑者だったのだから…。私としても反省点は数多い。
私はシャーロットさんが満足するまで、待つさ。

やあ、こんばんは。
思いのほか豊作でね。
村の連中もずいぶん買ってくれたんだが、まだ余っちまった。干そうとは思ってるんだが、少し食べるかい？

―トレーにわかさぎのマリネとローストビーフ、野菜スープにパンを運んでくると―

さぁご飯ですよー。どうぞ召し上がれ♪

―尾羽の長い鳥を模した杖を彫り上げる。息を吹きかけて木屑を飛ばした―

こんなものか。よければウェンディ、君にあげよう。

>>173
一つ貰おうかな。
やっと少し何か食べようかという気になってきたところだ。

[ナサニエルの彫った彫刻をみて]
相変わらず器用なもんだな。

良かったな、ウェンディ。
立派な魔法が使えそうじゃないか。

すごおい、すごおい、すっごおおおい！！
ほんと？ほんとにもらっていいの？？

鳥さんがいるんだね、この鳥さんはなんていう鳥なの？

[一気に機嫌がよくなり、笑顔が戻る]

[食事も見つけてあっちこっちに意識が飛び落ち着かなくなるが、こくこくとグレンに頷く]

うん、うん！すごいよね！
ほ、ほんとにまほうつかいになれるかも…！

[目をきらきらさせ、杖に目を移す]

ホウという魔法の鳥、鳥たちの王様だ。
水の中では魚として過ごし、飛ぶと天を覆うほど大きい。ま、これは随分小さいけれど。
瑞兆、よき知らせでもある。

気に入ってもらえると嬉しいね。

ステラ、僕にももらえるかな。
今日は調子がいい。少しは食べられそうな気がする。

―ナサニエルに頷くとお皿にとりわけ―

お口に合うといいのですが・・・マリネは美味しく出来たと思うの

なんだ……？　思ったより早かったな。

皿を割ってしまったな。食事も勿体無いことをした。すまない、ステラ。

ナサ・・・ニエルさん？早かった・・・て？

お皿や食事は問題ありません！それより、早かったって？

―不安げにナサニエルを見つめた―

ホウ、ホウ、ホウ？
ウェン、大事にするわ、これっ…ナッちゃん？

[ナサニエルの様子を見て動きを止める]

人生最期の航海が、さ。

父さんは自分でどうにかするだろう。
ロッテにはこの後話す機会がありそうだしな。
心配するようなことは案外何もないもんだね。

ステラ。
皿と料理と、ついでに僕の後始末を頼んで良いかな。
……君には迷惑をかけてばかりだ。

>>185
元は教会の薪だ、お礼はステラに。彼女の面倒は、ウェンディ、君に任せておけば安心だね。

後始末？後始末って何？ねぇ、ナサニエルさん・・・
いつもの嘘よね？
ね？嘘よね？

―縋る様にナサニエルを見つめている―

言ったろう、僕は君に嘘は言わないよ。

痛くも苦しくもないな、確かに、神様は慈悲深い。
だが、

ナサニエルさん？ナサ・・・・
嘘？嘘よね？

嘘でしょ？そんな・・・嘘よ！！
ねぇ、ナサニエルさん・・・・ナサ・・・

―ナサニエルを抱きしめると呆然とただ涙を流している―

[杖を握り締めたまま、震えだす膝をおさえナサニエルとステラの側へ近付き、二人の頬にキス]

…………。

[何も言わず目に溜まる涙を抑えダニエルの元へ走った]

[屋敷にて、魔鳥が都より運んできた手紙を呼んでいる]

知らせを受けて、既に動いてくれたようであるな…。

[手紙には、新聞の号外の記事も貼り付けられていた]

---------------------------------
『昨夜××街区にて、誘拐事件があったとの市民の通報を
受け、治安警察出動。魔を信仰する狂信者集団の仕業？』
『人質は無事解放との発表、首謀者は逃走？事前に脱出？』
『現場は厳重な報道規制…誘拐は要人との憶測も』
---------------------------------

……。

[そっと涙をぬぐい、手紙を破る
破られた紙片は窓から空へと消えていく…]

［ヘンリエッタの屋敷］

お嬢様ぁ〜！
外に入る大きな鳥さんには、この牛肉の塊を上げて置けば良いんですかぁ？
それとも、羊？

お嬢様ぁーー！

―ナサニエルの頬に涙を落としながら―

ねぇ・・・嘘だよって目を開けて？ステラは何でも信じるからなって笑ってよ？

ねぇ・・・ナサニエルさん・・・お願いよ。

―ぽろぽろと大粒の涙を流しながら―

ナサニエルさん・・・嘘つきだって言ったのに・・・
嘘だと言ってよ！！
お願い・・・なさ・・・

―ナサニエルを抱きしめると号泣した―

[ネリーの声に振り向き]

…おっと、あんまり堂々と出歩くんじゃない、オートクレール。一応、これまでお前の事は秘密だったのだからな…。

[苦笑しながら、鳥の羽を軽く小突いた]

ああ、こいつの食事はこれでいいんだ。

[懐から宝石をいつくか取り出し]

我が家で引き取れたのも、偶然取り戻したはいいものの、元の持ち主も没落して養いきれなくてな…。

それで強引に引き取れたのだ。まぁ、あんなところに戻っても、研究材料であったからな。
しかし…、今回は出番もなかったのだから、ちょっとは謙虚に粗食してくれ、まったく…。

[ぶつぶつ呟きながら、鳥に宝石を与える…]

さて、そんな上等な肉はペットには勿体無いな。
ちょうど良い、集会所の台所にでも持っていって、夕食の材料にしてくれ。
最後の集まりが、今日もあるようだからな…。

ステラ殿なら、旨いものを作ってくれるであろうさ。

[方々探し回ったが、どこにもユージーンの姿はなく。歩き疲れて木の根元に腰を下ろす]

ジーン…

どこ、行っちゃったんだろう…

[服に付いた泥を払いながら立ち上がり]

一度、みんなの所に戻った方がいいのかな…
真っ暗で、ちょっと怖いし。

それに、お腹も空いてきちゃったし…

うん、そうしようっと。
ジーンだって、もしかしたら帰ってるかもしれないし！

[微笑し、歩き出そうとするが]

……

ここ、どこ………？

[集会場の扉を開けてヴィンセントが顔を出した]
診療所の後片付けをすませて来ました。
といっても、次のお医者さんが見つかればいつでも再開出来るようにしてありますがね。
皆さんの顔をもう一度見たくてやって来ました。
本当はこんなところに顔を出せる身じゃないことはわかっているんですけどね。

うん？ステラさん、どうしましたか？

[妙に疲れた顔で]

……礼儀作法というのはかくも煩わしいものか……。
まあいい。
此れも学ぶ事の1つ、糧になろう……。

[集会場の扉を開け、
挨拶しようとするも其の雰囲気に口を噤み]

…………
どうしたのだ……？