人狼審問

―中庭―

[...は芝生に寝転がったまま、ゆっくりと目を開ける。
が、その焦点は定まっていない]

……………寝過ぎた。

[身を起こすと、少し離れたところに複数の気配が在るのに気付いた。
舞う光の粒子が視界に入る。思わず目を奪われ、未だ夢見心地]

―3F客室―
[暗闇の中、静かに目を開けた。いつもの如くするりと床に降り、人の姿に]

……。
[窓から見える空。いつもどおりの満月]

［シャーロットの視線にも笑いはとまらず。］

主も素直になれぬようだな？
素直にならんと、逃げられるぞ？　相手は鳥だ。

［ぽんぽんとシャーロットの頭を撫でてやる。］

[撫でられ、す、と目を閉じる。]

『楽しんでいるな、ニーナ。』
[そう言うと
ぱしゃん、と泉の中に姿を消す。]


『―――ここまで煽ったのなら
始末はつけて置いて貰おうか。
――あなたの腕の見せ所だ。』

[ちょっと笑ったような響きを残して]

おやおや、我がつけるのか？

［笑いながらそう言って、消えたシャーロットに声を飛ばす］


まあ、主を応援しておるということぞ、我は。
主には幸せになってほしいと思うておるしの

［シャーロットのみに届く声で告げると、とても面白そうな笑みを浮かべた］

[中庭のほうからいくつか気配を感じた。が、そのまま月を眺める]

[やがて窓際から離れ、小さく2度3度ステップを踏んでみた]

『…舞でも習ってみようか』
[これが終わったら、と思う。久々に故郷に帰ろうか、と]

『……ああ、でも』
[そういえば出られなかった、と今更のように思う。主を元に戻さない限りは]


……はぁ。
[溜め息をつき、部屋の扉を押して廊下に出た]

『だいぶ、ラクになったかな…？』

[霊鳥の姿を取らずとも力の均衡が保てそうな事を確かめ、ふわりと枝から舞い上がる。月を背に舞い上がった霊鳥の姿は、再び、翼を持つ者のそれへと変化し地上へ降り立った]

［降りてきた彼を見て］

で、幼子。
…………お主、初恋はしていないだろう？

［にっこり笑って、アの坊やの手紙を思い出す］

…はあ!?いきなり、なんだよっ!?

[唐突な問いに思わず大声を上げた後]

…関係ないでしょ、そんな事はっ！

[何故か苛立ちを込めて言い放ち、ぎっ、と唇を噛んだ]

アーヴァインの坊やの手紙、見ておらなんだか？
［くすくすと笑いながら］

子供だのぅ……

まぁ、そこが良いのやもしれぬが。


［地上に降りた彼の頭を、ぽんぽんと撫で］

―地下―

[水脈を通じて、屋敷の地下へ。
水から上がった折に、人の姿へと戻る。
拗ねたように　ぷう、と頬を膨らませ]

[頭を撫でる手を、むっとした面持ちで振り払い]

そういう問題じゃなくてっ、オレはっ…

[言いかけた言葉を直前で飲み込み、ニーナから視線をそらしてまた唇を噛む。表情には明らかな苛立ちと、何故か、陰りが浮かんでいた]

ふむ
［難しそうな様子に、何かあったのだなと思うが。］

子どものうちに多々の経験をするのは良い事だぞ。
何かを刺激したならすまなんだ。
［ふふ、と微笑む］

―階段→地下水脈―
[昨日寝る前に感じた熱気を何気なく思い出して、地下へと向かう。昨日に比べ、階段を降りる途中でも特に何も感じなかったが]


…あ。
[入口からそっと覗くと、何故か不機嫌そうな様子のシャーロットが目に止まった。逡巡しながら様子を伺う]

―地下―
[水の中に立ち、水面に手を翳す。]

…湖よ、大地の目よ
我はすべての湖に住まう水馬也。
我が母、湖の貴婦人の名に於て、映せ。水面よ。

[ざわり、と水が波立ち
中庭の泉を通して見た様子が映る。（悪趣味？ｗ）
ニーナの背と、ラッセルの苛立った表情が。]

笑いながら言われても、素直に受け止められませんよっ！

[いじけたような声を上げると、そのままだっと駆け出して館の方へと向かう]

−中庭→玄関−
[がん、と近くの壁を殴りつけて]

…っとにぃ！
人事だと思って、面白がってくれて！
大きなお世話だよ！

[水面を通して聞こえたラッセルの叫びに]

…年長者は何かとおせっかいなものです。
[聞こえないと知りつつ、声をかけた]

[ぼうっとしていると、やがて周囲の声が止んだ。
...はぼんやりと空を見上げ、歌を口ずさむ。
それは、過去に聴いたNursery Rhymesの一つ。空に瞬く星々を詠った歌。柔らかな、子守唄]

Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!
Up above the world so high,
Like a diamond in the sky.

[僅かに目を細め。
小さな声で歌いながら、立ち上がり、服についた草を払う]

When the blazing sun is gone,
When he nothing shines upon,
Then you show your little light,
Twinkle, twinkle, all the night.

...Then the traveller in the dark,
Thanks you for your tiny spark,
He could not see which way to go,
If you did not twinkle so.

[ゆっくりと歩きながら、届かない空へと手を伸ばす]

In the dark blue sky you keep,
And often through my curtains peep,
For you never shut your eye,
Till the sun is in the sky.

[柔らかに微笑んで、歌を紡ぎ続け]

...As your bright and tiny spark,
Lights the traveller in the dark,
Though I know not what you are,
Twinkle, twinkle, little star.

[歌い終えると、...はそっと手を下ろして]

小さな光、か。

[ぽつり、呟いた]

−玄関→居間−
[何となく落ち込みぎみの気分で居間に入る。メイドが用意したアップルティの香気にやや気持ちが安らぐものの、陰鬱なものは完全には消えなかった]

『そういや、未だにわかんないんだよね。
オレ、「あのひと」のこと、好きだったのかな？
色んな事教えてくれて…名を与えてくれたひと…
「特別」なのは、間違いなかった、けど…でも…』

はあ…好きとか嫌いとか…よく、わかんないよ…

『僕もいつか、誰かの光になれる、って言ってたけど。
　僕には、難しい。

　光ろうと思えば光れるよ、って言ったら笑われたし。
　そういうのじゃ、無いのかな？』

[...は思考の海から戻ると、いつものように居間に向かう事にした]

ー2F客室ー
［月明かりの中、白銀の狐は、ぱちりと目を開けた］

ん〜〜〜〜〜〜〜

［身体を目一杯伸ばしてから、とん、と空中に飛び上がり、若者の姿で降り立った］

ん、大分回復したかな？［パタパタと、耳と尻尾がはみ出ていないか確認］よし、おっけ♪

［服を身につけると、廊下に出て、居間の方へ向かった］

ー居間ー
［ぼーっとしているラッセルに気付いたが、敢えて近寄らず、部屋の隅でメイドからグラスを受け取って、ラム酒を飲み干す］

ん〜〜、生き返る♪［呟いて、ぐる、と、喉を鳴らした］

…あ…えと…。
[引っ込むに引っ込めなくなり、こっそり顔だけ出したまま、水面に向かって念を飛ばす]


[水の中から小鬼のような姿をしたモノが現れ、シャーロットに「ごめんなさい」と書かれた紙を渡して消えた]

―中庭→居間―

[メイドが開けてくれた扉の影から顔を覗かせるが、ラッセルとハーヴェイがバラバラに飲んでいるのを見て、疑問符を浮かべる。
こっそりと様子を伺うも、ぱたぱたしている翼に興味津々]

―泉―

おやおや…怒らせてしまったかな？
［苦笑しながら呟いて。しかし微動だにせず其処にいる

　小さな歌声が耳に入っても。
　ただ、水面に移る月を眺め］

―地下―

[差し出されるままに紙を受け取り
あっけに取られているうちに消えた子鬼とヘンリエッタを見比べながら]

………ごめんなさい？

[首を傾げ]

…どういたし…まして？

[...はハーヴェイに手を振られて、びっくり]

む。ハーちゃん、鋭い。

[あっさり見つかってしまったのが、悔しいらしい。
仕方無いと言った風に、とてとてと歩いて、居間の中へ]

>>427メイ
［くすくす笑って］

大人数いれば別だけど、今なら匂いと気配で、誰が入って来たかくらいはすぐに分かるぜ？
さっき外から聞こえてた歌はメイちゃん？

[聞こえてきた声に、はっと我に返り]

あれ……ハーヴにメイ？
いたんだー。

[先ほどまでの物思いを振り払うように、にぱ、と微笑んだ]

>>428
[そういえばそうかと気付くと同時に、笑われて、ちょっとむくれる。
質問には、むすっとしたまま頷き、肯定の意を示す]

─２階　客室─

[月を背にした少年の顔は、影に沈んでさだかには見えない。
ただ、月光に縁取られた輪郭から仄見えるのは。

深く深い闇いろの。
蠱惑にさざめく眸と。

三日月に似た赤い笑み。]

>>429ラッセル
［くっくと笑い］青春の悩みの時間は終了かあ？

>>430メイ
［むくれた顔には気付いたが、笑みを崩さず］

綺麗な声だったな。おかげで、いい気持ちで目が覚めたよ。

>>426 シャーロット
[あたふたしながら]

えと…その、覗くつもりはなくて……ごめんなさい…っ。
[顔だけ覗かせた状態のままもう一度謝った]

>>432
…綺麗？　本当？　えへへ。

[褒められ、あっさりと機嫌を直す]

うん。此処、来てから。
歌ってなかったから。ちょっと、歌いたくなった！

[と、ラッセルに手を振り。ハーヴェイの言葉に、きょとん]

…せいしゅん？

>>432
……うーん……悩みが尽きたら青春じゃない……かもね？

[しばしの沈黙を経て、苦笑しながらこう返した]

[答える代わりとしてヘンリエッタに、にっこりと微笑んで見せ]

そんなところに隠れてらっしゃらないで…
そちらへ行っても良いですか？

>>436
あ…。
[何となく挙動不審に辺りを見回してみたりしつつ、そういえばと人の姿になり]

[もちろん、というように何度も頷いてみせた]

―二階、自室―

[口元が赤く染まっている。
服は乱れ、眸は赤い。
フラリと身体が傾ぎ、横たわる目の前の従者の前に手をついた。]

ハ・・・・。

[肩を上下し、熱い吐息を吐いた。]

[ぱちり、と指を鳴らし、瞬時に衣服を新しいものに替える。]

>>435
[ラッセルの言葉を聞き、じゃあ自分は青春なのかなぁ、と悩み始める]

―二階、客室―

[目を覚ます。
体を起こすと少し眩暈を感じた]

…う…

[小さくうめく。
顔を顰め額に手を当てた]

…クラクラする…
何でだろう…

…
あ、もしかして…

[額に当てていた手を頭上へ移動すると、帽子に手を掛ける。
…何か外れる音がした。
帽子の内側を覗き込む]

>>435ラッセル

お前の場合、悩みのタネをわざわざ育ててる気がすんのは、気のせいか？（笑）

>>434メイ

ラッセルは、悩み多き青春なんだってさ。メイちゃんの歌で励ましてやってくれよ［ウィンク］

―泉→玄関―

［ぼうっとしていたが、やがて動き出し、入口へ。
　居間の中は騒がしい。

　なんとなく外に座ったまま、月を眺めている］

─２階　客室─

[クスクスと嗤いながら立ち上がり、光と闇で区切られた部屋を戸口に向かって歩いていく。]

>>442
むー、なんだよ、それー。
仕方ないじゃん、一つ片付くと、違う一つがわいて出るんだもん。
別に育ててるわけじゃないよっ！

>>440
[悩んでいる様子に気づいて]
あれ？　どしたの？

―客室―
［マンジローは起きた後、慌てて居間にいった］

[嬉しそうに笑うと、ざばざばと水から上がり]

そのままでも構いませんのに。

…覗きは最近のアーヴの専売特許ですが、ヘンリエッタさんのように素敵な方からでしたら幾ら覗かれても構いません。

―二階、自室―

[吸血衝動の為、吹っ飛んだ理性。
血の酔いに任せて暫くぼんやりとしていた。

甘い血の味が口の中にまだ残る。]

すまぬ！
誰を調べよう？

>>442
励まし、歌？　んん。

[ちょっと考えるようにして、こくこく、と頷く]

>>445
んっと、ね。僕も、青春なのかな？

[ちょっと間抜けな問いをしてみた]

……
今宵は何も起きねば良いが。

［ただ閉じ込めた者が何をするかわからない。
　ぼんやりとしたまま、そんなことを考えている。］

…やっぱり。

[独り言つと懐から緑色の液体が入った容器を取り出し、蓋を開ける。
帽子に液体を注ぎ込むと慎重に頭に被せた。
また小さく音がする]

うー…
これ頭に響くんだよなあ…

…
"カプセル"で寝なきゃ…

…博士、"心配"してる、かな？

>>450
…ほえ？
[唐突な問いにきょとん、と]
うーん…どうなんだろね？
でも、メイがそう思うんなら、そうなんじゃないのかなぁ？
[取りあえず、にぱ、と笑って見せた]

>>447
[その姿をじっと見つつ]

アの人…覗き？
[何となくおかしくて笑う。が、その後の言葉に]

……素敵？
[困ったように首を傾げた]

―外→階段―

しかし肌寒いな。

［このようなところにまで凝る必要があるのかと内心呟き、屋敷の中に入る。
　階段に腰掛け、居間の喧騒をほほえましく聞いている］

―二階、自室―

[少し経ち。
理性が戻ってくると目の前に倒れ伏した従者に気付く。
服の脇腹がやや切り裂かれている。]

・・・・。

[唇を噛みながら、棺の中へと従者を運んだ。]

一人で行動しているものを探すでござる。

ヘンリエッタさんは素敵です。
私より歳を召してられる方にこう言うのも何ですが…
とても可愛らしいです。

[クスクスと笑い、ヘンリエッタに手を差し出し]

そろそろ皆さん、お目覚めでしょう。
居間にでも向かいませんか？

［部屋からでる］

…

[暫くじっとしていたが、寝具から降りると窓へ向かう。
今度はそのまま素直に飛び降りた]

―中庭―

[跳ねるように勢い良く門の側へ]

…確か此処から…

[門の上部にある飾り穴の辺りに飛び移った]

…
あれ？

[思わず間抜けな声を出す。
…通ってきたはずの穴が無い。
状況が飲み込めず固まっている]

―二階、自室―

[腹の辺りが無残に破られている服を脱ぎ捨てると新しい服へと着替える。苦々しく唇を噛んだ。

あまつさえ・・・・]

[牙を剥き出しにして、ギリと歯噛みすると銃を手に取った。
部屋を出る前に、棺で眠る従者の頭を撫で、傷ついた蝙蝠へそっと眸を落とした。
部屋を出ていくと、皆が集まる居間へと。]