人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1122)BLOOD TEMPLE : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
墓守 ユージーンが参加しました。
墓守 ユージーン
───BLOOD TEMPLE───

「BLOOD TEMPLE 」
http://calorie.axisz.jp/cgi/pukiwiki/index.php?BLOOD%20TEMPLE
『BLOOD TEMPLE』製作委員会
http://calorie.axisz.jp/cgi/pukiwiki/index.php?%A1%D8BLOOD%20TEMPLE%A1%D9%C0%BD%BA%EE%B0%D1%B0%F7%B2%F1#content_1_12
『BLOOD TEMPLE』設定資料集
http://calorie.axisz.jp/cgi/pukiwiki/index.php?%A1%D8BLOOD%20TEMPLE%A1%D9%C0%DF%C4%EA%BB%F1%CE%C1%BD%B8
(0)2006/01/13 21:58:23
墓守 ユージーン
ユージーンは荒涼とした冥界の大地に降り立つ。
ふと見上げれば空には瞬く星もなく、赫く巨きな月が血走った眼球のように見つめているだけ。
永遠の夜。
冥界には夜明けは来ない。夜の女神の統べる大地には陽光の訪れることはない。

眼前にあるのは女神のおわす「夜の宮殿」を取り囲む、広大な森。その中に開けた小さな空き地が今足を踏み入れた場所だ。
奇怪に捩じくれた樹木が疎らに生い茂る冥界の森に、時折蠢くのは名もなき小さな魔なのか。冥界に生くる鳥も蟲も──それ全てが魔、である故に。
何もかもが地上とは違っている。……いのちの色彩に溢れた地上とは。
彼は小さく溜息をついた。
(1)2006/01/13 22:00:02
墓守 ユージーン
慎重に森を歩いていく。どうやら今日はここら辺一帯はグリゴリの哨戒ルートからは外れたようだ。
そのまま何事もなく、石を積んだ小さな石塔の前に辿り着いた。
コートのポケットから、銀の腕輪を取り出し眺める。
腕輪の内側には、文字が彫ってある。磨耗しかかった、今は殆ど使われない言語のそれは、人の名前だ。

『アルバ』

ここに、十数年前のあの時に、これが落ちていなければ、自分はアルバが滅し去ったことさえ知らずにいただろう。死神は骸を残さない。虚空に消滅する。
存在さえしなかったかのように。
脆い、夢のように。

果たして自分に「その時」が来た時……いったい何が残るのだろう?
ユージーンは腕輪を握り締め、しばしその場に*立ち尽くした。*
(2)2006/01/13 22:05:42
美術商 ヒューバートが参加しました。
美術商 ヒューバート
この寺院を訪れるのも幾度目か…。
(3)2006/01/13 22:10:25
お嬢様 ヘンリエッタが参加しました。
お嬢様 ヘンリエッタ
ランタ、ランタ、ランタッタ。

[軽やかな声が聞こえる]

ランタ、ランタ、ランタッタ。

[楽しげに楽しげに、スキップを時折交えながら昏い昏い冥界の空の下少女は笑いながら歩いている]
(4)2006/01/13 22:16:08
お嬢様 ヘンリエッタ
その少女の華奢な体は、人ならざるものであると思う事は出来ない。だがしかし、その少女の顔は、見る者へ幸せを感じさせ、この世の者ならざる美しい。――薔薇の蕾がふんわりと開いたような可愛らしい顔立ちをしている。
人形狂≪ビスクフリーク≫によって作られれば、このように人を越えた美しさと愛おしさを感じさせる顔を作る事が出来るだろうか。

纏う衣は、赤とバランスよく黒を差し色しているゴシックロリータ。地面をまるで踊るように舞うように運ぶ足先に先行して地より数cm浮く包帯が、華麗にふわ。

この赫く巨きい毛細血管が今にも破裂してしまいそうな危うさを時に感じさせる月の下、彼女は楽しげに歩いている。


それが、酷く現実味を欠いてアンバランス。


周りの色彩を欠いた世界は彼女の赤を引き立たせる。
(5)2006/01/13 22:37:35
牧師 ルーサーが参加しました。
牧師 ルーサー
━「寺院」前━
……久しぶりですね、この場所も。
また、主の御敵を打ち倒す日々が来るのですね。
ああ、私にこのような名誉をお与えになったことを感謝致します……。
では、参りましょうか。
(6)2006/01/13 22:41:02
牧師 ルーサー
━寺院内にて━
主の命により、血の騎士ルーサー参上致しました。
さて、それでは他の皆様を待つとしましょうか……
[女神の玉座の前にひざまづくと、彼は聖句を唱える。]
Rex tremendae majestatis,
qui salvandos salvas gratis,
salva me, fons pietatis.
(救われるべき者を無償で救われる
 恐るべき御稜威の王よ、
 慈悲の泉よ、私をお救いください。)
……Amen.
(7)2006/01/13 22:46:07
牧師 ルーサー
彼は祈る。
主の栄光を讃える為に。
ひたすらに祈る。
大いなる力の前に、まるで屍のごとき従順さを以って。
跪いたまま微動だにしない姿は、彫像のそれの如く。
柔らかな微笑みを湛えた口元と、真摯に閉じられた瞳は、疑いというものから最も遠い地点に存在するかのような思われた。

彼は祈る。

自らの為にのみ、彼は祈る。
(8)2006/01/13 22:52:26
お嬢様 ヘンリエッタ
大抵の自分より背の高い者から見れば、

例えるなら、森に迷い込んだ赤頭巾を思わせ。
例えるなら、生贄に捧げられる山羊のようなか弱さを思わせる。


だが、少女はその立場には在らず。


少女は死神の中でも最強であるとされる血の騎士であり、幾度となく軽々とその地位をまもってきた死神である。

少女が、13年に一度行なわれる血の祭典の儀式行なわれる、この血の寺院を訪れるのは初めてではないのだ。
(9)2006/01/13 22:58:38
牧師 ルーサー
[跪きながら呟く]
最初に寺院に辿り着くことが出来たのも、主の恩寵のおかげです。誠に感謝の極み。
我が心は主の御心。主の御心に反する者は、裁かれねばなりません。
……主よ、私は汝の御敵を悉く打ち倒すことをここに誓います……Amen.

[立ち上がって、歩きながら]
……さて、この祭典には、やはり「彼女」が参加するのでしょうね……。
全く、主の恩寵に最も近い所に在りながら……哀れな方だ。
また性懲りも無く、主の御使いたる私に刃を向けにいらっしゃるのでしょうし、一旦身体を休めておきましょうか。
*壁龕に入り、しばしの休息を*
(10)2006/01/13 23:01:07
お嬢様 ヘンリエッタは、とても楽しげに血の寺院へと*向かっている*。
2006/01/13 23:01:15
修道女 ステラが参加しました。
修道女 ステラ
[膝をつき、両手で十字架を握り締め、深く頭を垂れる。
まるで神に祈りを捧げるように]

……私は忘れはしない。あの時のことを。
決して許しはしない。人間を。
愚かなる者どもに永遠の安息を。

[短く息を吐くと立ち上がり十字架にそっと口付け]

……あなたの加護がありますよう。

[呟くと寺院に足を向けた]
(11)2006/01/13 23:08:16
牧師 ルーサー
彼は、キリストに仕える者。
主と崇めるものの為に生き、
主と崇めるものの為に死す。
死してなお、その身は主の御為に。
しかし、彼の身は主の為にしか在ることはない。
彼もまた、「死神」と呼ばれる存在。
その中でも最強の力を持つ、血の騎士にまで上り詰めたばかりである。

しかし、彼にとってこの身は「天使」のそれであり、命を刈り取る働きは、主の下した命である。

彼は主と崇めるものの為に在る。
故に、彼の世界には夜の女神も闇の眷属も血の騎士も存在はしない。それは異端の信仰の産物であるから。
……故に、彼の目には在りもしない楽園のみが広がるばかり。
自分の存在の為になら、世界への認識すら捻じ曲げる。
それが、彼の強さなのかもしれない。

今はただ、主の懐に抱かれる夢を見ている。
主の栄光の為の闘いが始まる。
彼は何よりも主の為の騎士なのだから。
*彼は満足気に瞳を閉じた*
(12)2006/01/13 23:13:32
見習いメイド ネリーが参加しました。
見習いメイド ネリー
一陣の風が巻き起こる。

冥界には場違いな、
若葉の香りを携えた薫風と共に少女は現れた。
ふわりと常葉色の艶やかな長い髪が舞う。

身に纏う天鵞絨のロングドレスは漆黒。
純白のエプロンにあしらわれたレースがよく映える。
召使いのする格好であるのに、
醸し出す雰囲気は高貴な者のそれだった。
(13)2006/01/13 23:17:47
牧童 トビーが参加しました。
牧童 トビー
いつも身の回りの世話をしている妖魔が、瀟洒な銀造りの鞘に入った細身の長剣を運んできた。トビーにとってはただ一つ、時間の経過を理解することができる証を。
永遠の夜が続く冥界に生まれ、そこを離れたことがない者に、規則正しく太陽が日を刻み、月が満ち欠けし、季節が移ろい、人間が生まれて死ぬ地上のような時の流れを感じることは難しい。その祭典は十三年に一度開かれると言うが、トビーには本当に十三年が過ぎ去ったのかどうかも、定かには解らない。

トビーがその武器を実際に振るったことはない。ただ祭典には戦いの技を競うという建前があり、その約束に相応しくあるようにと、彼もそれを携えて祭典に向かう。翼の生えた小妖が燐光を発して、彼のたどる道を照らす。

森は暗く、他に歩く者の気配はない。真紅の月はその森の地表を照らすことはない。
ふいにトビーは顔をめぐらせて、森の奥を、揺籃を取りまく禁域を見つめる。
(14)2006/01/13 23:24:15
見習いメイド ネリー
[翡翠の瞳で、真っ直ぐに寺院を見つめる]


…相変わらずですね、此処は…


[闇色の風が吹き、若葉の香りをさらって行く。
少女は静かに歩みを進めた]
(15)2006/01/13 23:28:42
文学少女 セシリアが参加しました。
文学少女 セシリア
何処からか吹かれた風に、本のページがぱらぱらと捲られる。


髪を後ろへと払った後、銀色の栞を本へと挟む。

ぱたん。

小さな音を立て本を閉じ、懐へと仕舞う。
この世界ではあまり見ない、眼鏡を掛けた少女。

周りの空気を感じ取ったのか、ゆっくりと寺院へ歩み始めた。

(16)2006/01/13 23:34:17
牧童 トビー
[小妖が怪訝そうに鳴いた。その声で立ち止まっていたことに気づいたトビーは、心もち歩みを速めて血の寺院に向かう。]

静かですね。ここは。

[歩きながら言うが、小妖には言葉を喋るほどの知能はない。それに気づいて、困ったようにほほえんだ。]
(17)2006/01/13 23:44:37
見習いメイド ネリー
捩じれた樹々は真紅の月に照らされて影を落とす。


冥界の夜は明けない。


闇は最早粘度を持ち絡み付くかのよう。
少女と、彼女に付従う白い鴉はそれを切り取りながら進む。


13年に1度行われる【祭典】の舞台へ上がる為に。
(18)2006/01/13 23:47:07
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
[青い双眸が眇められ目の前の寺院を見た]

………。

この時が来た、か。

[しばらく血の寺院を見つめた後何かをおもうように目を瞑る]

[再び開いた双眸には強い光が宿っていた]

[ナサニエルは血の祭典の場へと歩を進めた。青いロングコートが翻りはためきながら後方へ。靴が床と合わさり硬い音を響かせた]
(19)2006/01/13 23:47:25
文学少女 セシリア
[ゆっくりとした歩みでも、寺院へと辿り付くのにそう時間は掛からなかった。
四方から、例えるならば"気"の様なものが感じられる]

ふわついているのは"Femme Enfant"か…

こっちは…

[前方の寺院の方から、穏やかな気配が感じられた]
(20)2006/01/13 23:50:24
美術商 ヒューバート
ワシントンポストの飛行機事故のニュースを眺めていた長い黒髪を後ろで束ねたスーツ姿の男はメガネを外しながら言った。「全く以ってエレガントではない…」

ふう、と溜息を付きながら男は「それ故、我が業(わざ)に終いは無し、か。」

男はカフェを出て路地裏に入り、呟くように言った。「我が手にあれ、冥府鴉」
その瞬間、10センチ程の無数の黒い羽毛が男を包む。
やがて黒の奔流は解け、そこには黒塗りの長剣と古めかしい西洋鎧を着た男が立っていた。

「いい加減、神の試練とばかり災害を起こすのは芸がないという事を覚えてもらいたいものだな」

飛行機事故の真の原因たる者達を駆逐する為に傍らに立つ黒馬に男は跨り一人ごちた。「まあこれもパーティの身支度と言うわけか」

黒馬は彼らの上空を飛ぶ三対の白い翼のもとへ走り出した。
(21)2006/01/13 23:55:31
冒険家 ナサニエル
[ふと後方から自分がよく知る少女の気を感じた。優しげに微笑し眸を瞬かせる]
(22)2006/01/14 00:00:25
文学少女 セシリア
やはりナサニエルだったようだね。

[微笑みを浮かべた相手に、極僅かに口元を緩める]

まだ早かったかもしれないな…半数も集まっていないか。
(23)2006/01/14 00:05:01
見習いメイド ネリー
―血の寺院扉前―

[背後に複数の気配を感じて首だけを動かし振り返る]


…あぁ、いらっしゃって居るのですね…


[友の顔を思い出し、穏やかに笑む]
(24)2006/01/14 00:08:02
冒険家 ナサニエル
セシリアさん、久しぶりに会えて嬉しいですよ。

[長らく会っていなかったセシリアに心の底から嬉しそうに顔を綻ばせ]

そのようですね。
祭典は数日後ですから地上に大切な方がおられるギルバートさんなどは遅いかもしれません。
(26)2006/01/14 00:12:32
流れ者 ギルバートがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(流れ者 ギルバートは村を出ました)
(2006/01/14 00:10:00)
冒険家 ナサニエル
[器用に顔だけをこちらに向けたネリーに微笑む]

ネリーさん…
お久しぶりです。前に会った時から変わってないようですね。
(27)2006/01/14 00:17:39
文学少女 セシリア
[もう一つ、先程感じた柔らかい風の主、古くからの友人の気配も感じた。
ふっと微かに笑んだ後、ナサニエルに向き直る]

確かに久しぶりだね…元気なようで何より。以前会ったのは何時だったか…
…彼女は、もう来ているようだね。

[ギルバートの名を聞くと]

今頃此方へ向かっている頃かも知れないな。
(28)2006/01/14 00:18:12
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
―人間界・孤児院―
[ベッドに少女を寝かせてからギルバートは椅子に座って呟く]
アンネ…お前はナタリーに似ているな。気高き魂も彼女の生き写し。
その魂が他の死神や天使といった下種を引き寄せてしまうのだが…。
いや、既に俺がヒトだった頃のナタリーそっくりだ。
[眠っているアンネの頭を撫でて、屋根裏部屋へと移動する]

彼女達に手を出しそうな、愚かな死神や天使どもには滅びを与えておいた。
これで心置きなく、祭典に備えられるというものだ。既に勇敢な死神たちが待ちくたびれている頃だろう。
この祭典をエスケープするわけには行かない。血の騎士であり続ける事がナタリーやアンネを守り抜く…唯一つの手段だろうから。
そろそろ冥界に出向くとしようか。月光ッ!!
[彼が呼ぶと、左手に握られていた銃が冷たい光に包まれた鷹へと変化を遂げる]

……時間だ、門を開け。
久しぶりに冥界の空気を味あわせてやる。お前も一緒に来い。
[使い魔、月光が門を開くと一振りの刀と鷹を携え、ギルバートは冥界へ向かって旅立っていった]
(29)2006/01/14 00:18:12
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
─魂の木・正面─

[暗闇の中聳え立つ、半透明の巨大な樹木とおぼしき「何か」。その「何か」の上方の枝らしき場所に灯る青白く仄かな点滅を、ハーヴェイは双眸を細めて見上げていた。]

新聞を賑わせていた<あの>事件の死者の魂の残り火か……。
まだ、光を失い切っていない物もあるようだね。
寧ろこれから増えるのかしれないが。
(30)2006/01/14 00:21:14
見習いメイド ネリー
[青年の声に体ごと向き直り、微笑んで優雅に一礼した]

御久し振りです、
BlueBoy…ナサニエル様。
この通り、健勝でございます。

ナサニエル様も御変わりなく…。
(31)2006/01/14 00:26:25
文学少女 セシリア
[ナサニエルの後ろから現れ、ネリーに向けて微かに、柔らかく笑んで]

ネリー…久しぶりだね。あのお茶会以来か。

[相変わらずの調子で、短い言葉を紡ぐ]
(32)2006/01/14 00:31:12
冒険家 ナサニエル
前に会ったのは、セシリアさんとチェスをした時だったでしょうか。

[微笑のまま]

ええですね。
ギルバートさんも早く来られるとよいのですが…
今頃はきっと向かっている事でしょう。

[ふと声のトーンが落ちるがすぐに元に戻る]
(33)2006/01/14 00:34:30
見習いメイド ネリー
[友の声に、嬉しそうに双眸を細めて]

セシリア様…御久しぶりです。
ええ、そうですね。
あれからまた、良い茶葉を見つけたのですよ。

[また御一緒しましょうね、と微笑み]
(34)2006/01/14 00:34:40
流れ者 ギルバート
―冥界・血の寺院付近の荒野―
[冥界に到着したギルバートは辺りを見回す]
相変わらず殺風景な場所だが、この空気は嫌いじゃない。待たせすぎるのも悪いからな。

ここは血の寺院の近くか…。ここからならあまり時間をかけずに寺院まで行けそうだ。
月光、近辺の警戒を怠るなよ。
[月光を肩に載せ、血の寺院へと向かっていった]
(35)2006/01/14 00:34:48
吟遊詩人 コーネリアスが参加しました。
吟遊詩人 コーネリアス
彼は目を閉じている。彼に睡眠は存在しない。
見ているのだ・・・体に染み付いた”思い出”を。
瞼の裏にはその光景がはっきりと焼きついている。
手には肉を断つあの柔らかな感触。
耳には美しい哀歌のような悲鳴。
鼻には業火が身を焦がす芳香。
彼の体を衝撃が駆け巡る。快楽という衝撃が。
自然と笑みが零れる。
最上の幸せを味わうかのようだが・・・
どこか屈折したものをうかがわせる笑みを。

「つまらぬ仕事は早く終えてしまわないと・・・。
 ククッ・・・体は正直だなぁ・・・実に・・・」

彼の足取りは軽い。
何の臆面もなく邪気を曝け出しながら、彼は寺院へと足を進めた。
(36)2006/01/14 00:34:48
見習いメイド ネリー
…立ち話も、何ですね。


参りましょうか、寺院へ。
…少しずつ、集まってきているようですから…

[ふ、と寺院に眼を遣る。翡翠の瞳に微かに鮮やかな光がちらついた。]
(37)2006/01/14 00:39:18
冒険家 ナサニエル
私は変わる事はありませんよ、ネリーさん。

[眸瞬かせ、2人の会話を楽しそうに聞き]

立ち話も何です。
中に入り、ゆっくりお話をしませんか?
(38)2006/01/14 00:40:18
冒険家 ナサニエル
[同じ言葉に笑いが洩れ]

寺院の中に入りましょうか。
(39)2006/01/14 00:41:24
文学少女 セシリア
ああ。あの時はナイトの動きにやられたな…

[ナサニエルの言葉を受けた後、懐かしむ様に小さく呟く。
落ちたトーンには疑問を介せず、ネリーを見つめ]

それは楽しみだ。是非、近い内にね。

[気を許した者にだけ見せる笑みを浮かべた後、ネリーの言葉に頷いた]


…そうだね。…13年ぶりだ。
(40)2006/01/14 00:41:34
文学少女 セシリアは、2人に中へと促され「やれやれ」と苦笑した。
2006/01/14 00:42:26
見習いメイド ネリー
[ふふ、と笑ってナサニエルに目配せし]

ええ、参りましょう。

[ドレスの裾を翻すと、寺院へと歩みを進めた。]
(41)2006/01/14 00:42:44
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアに微笑み返した。前を向くと「13年…」と少しだけ眼を伏せた。
2006/01/14 00:46:31
冒険家 ナサニエル
セシリアさんのビショップとルークの組み合わせには翻弄されました。

[目を瞑り思いを馳せ]

[青いロングコートを翻しながら寺院の奥へ]
(42)2006/01/14 00:46:42
文学少女 セシリア
…。

[少しだけ立ち止まれば、遥か後方に感じる気。その気の持ち主が頭を過ぎる。
払うように頭を振ると、歩みを再開した]
(43)2006/01/14 00:48:50
文学少女 セシリアは、冒険家 ナサニエルに、「その時は結局負けてしまったけれど」と微かに苦笑。
2006/01/14 00:50:21
流れ者 ギルバート
血の祭典となると、ネリーにナサニエルも顔を出すのか。元気にしているだろうか…。
まあ、あまり変わっていない俺自身を見せるのが恥ずかしいな。

…。

[思考に耽りながら歩いて数刻後、ギルバートは血の寺院の門の前に立っていた]
(44)2006/01/14 00:51:31
冒険家 ナサニエルは、文学少女 セシリアに、「すぐ強くなりますよ」と微笑み。
2006/01/14 00:52:29
冒険家 ナサニエルは、「それに、私も最初はよく負けていました」
2006/01/14 00:52:59
見習いメイド ネリー
[セシリアとナサニエルの会話に微笑み]

…2人とも、お強いですよね。
私、チェスは余り得意ではありませんから…
(45)2006/01/14 00:54:53
お嬢様 ヘンリエッタ
――夜の宮殿の近くの森――

赫の巨月の光が少女を薄く淡く幻想的に。
森の際より見える”魂の木”を見、小さく呟く。

「まるで蛍みたい」
 
(46)2006/01/14 00:55:15
流れ者 ギルバート
[使いまである月光に死者の祭典について指摘され]
あぁ、血の祭典じゃなくて“死者の祭典”だったな。
悪りぃな、月光。
俺は細かい歴史なんかにあまり興味ないんだよ。

……入るぞ。
(47)2006/01/14 00:56:00
流れ者 ギルバートは、使い魔である月光を黙らせて、寺院の中へと入っていった。
2006/01/14 00:57:19
文学少女 セシリア
経験、か。そうかもしれないな。

[短く小さく呟いた後、ネリーに向かい]

そう言って、私を負かせたのは誰だったかな。
(48)2006/01/14 00:58:06
文学少女 セシリアは、後方から独特の気を感じた。
2006/01/14 00:58:27
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーに、「あとでカードゲームなどはどうですか?」
2006/01/14 01:00:09
お嬢様 ヘンリエッタ
――夜の宮殿の近くの森――

その魂の木は、少女がいる森の場所からは薄ぼんやりとした明かりしか見えず、遠い。
この広大な森の淵に位置する木。
近づくなら、また随分な距離を歩かねばならないだろう。
(49)2006/01/14 01:04:27
流れ者 ギルバート
―血の寺院・内部―
先客が既に来ているな。ネリーにナサニエル、セシリア…他にも前の祭典であった奴の気配を感じる。

実はギリギリだったと言う事だろうか。
月光、戻っておけ。既に始まりは近い。
[ギルバートは月光を銃に戻し、すぐに抜ける位置に挿し入れた]
(50)2006/01/14 01:06:38
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートの懐かしい気に、目を瞑る。
2006/01/14 01:08:19
書生 ハーヴェイ
─魂の木・正面─

所謂災害や大事件が、人ならざる者の手で作為的に引き起こされていたとは、幾ら物書きと言えども生前なら思いつかなかった事だ。私とて、神を信じていた訳ではないが、此の<死>と言う物は今でもなんとも言いがたく……。

嗚呼、そろそろ君とお別れしなくてはいけないね。

[ハーヴェイは、優雅な仕草で黒いコートの内側から一冊の使い込まれた革手帳を取り出し、音も立てずに中を開いた。何事かの書き込まれた手帳の中央から、ぼんやりと丸い光の塊が浮かび上がる。その光の色を認めると、ハーヴェイは口唇の端を少し持ち上げた。]
(51)2006/01/14 01:08:52
書生 ハーヴェイ
君は、少しだけあの人に似ていた。鋭利な刃物の様に自分自身を追い詰めて破滅してしまう、そんな所が。……勿論、私の姉は君の様に自死を望むような人ではなかったけれどね。

魂の色は夫々似ている様でいて、誰しもが同じではない。姉が死んだ当時、まだ生者だった私は、姉の魂の色を知らない。

姉がどうやって狩られたのか、無事転生する事が出来たのか……。無事だったとして、再び巡り会う事や転生するあの人を愛し見守りたいと言う希望は有るとも知れず。

……私自身がそれを望んでいるかどうかも定かでは無い。
(52)2006/01/14 01:09:47
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルの気配を感じ取り、近づいていった。
2006/01/14 01:09:56
書生 ハーヴェイ
[手帳からフワリフワリとハーヴェイが狩った魂が浮かび上がり始める。]

君の魂の色から、姉を思い出すのは私の幻想。
否、美しい言葉で飾るべきでは無い。……私の妄念だね。
(53)2006/01/14 01:11:20
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは右手で少女の魂に触れ、軽く口付けた。]

今度生まれる時は、君が今ほど脆くない命で在る事が出来るように。

……さようなら。

[魂が上空へ向かいハーヴェイから遠離て行く。いつものように魂が枝に漂着する様を見届ける事はなく、ハーヴェイは無言で魂の木に背を向けた。目の前には鬱蒼とした暗い森が広がっている。]
(54)2006/01/14 01:11:45
お嬢様 ヘンリエッタ
――夜の宮殿の近くの森――

「あの魂の木の光を全部解き放っちゃったらどうなるのかしら」

少女はあらぬ出来事を口にする。
楽しげに。
(55)2006/01/14 01:11:59
冒険家 ナサニエルは、立ち止まって少しの間待つ事にした。
2006/01/14 01:14:32
見習いメイド ネリー
[セシリアに少し悪戯っぽく笑い]

…あれは、運が良かっただけですわ…
次お相手いただいたら、どうなるか分かりません。
(56)2006/01/14 01:17:25
見習いメイド ネリーは、冒険家 ナサニエルに「カードゲームですか…楽しそうですね、ご教授願えますか?」
2006/01/14 01:17:56
お嬢様 ヘンリエッタは、再び血の寺院を*目指した*。
2006/01/14 01:18:13
流れ者 ギルバート
[ナサニエルたちを見つけギルバートは挨拶をする]
久しぶりだな、ナサニエル。
ネリーもセシリアも一緒だったのか…。
相変わらずだな…。
[ギルバートは3人の様子に苦笑し、ネリーやセシリアにも挨拶をした]
(57)2006/01/14 01:18:17
牧童 トビー
[森を抜ける。不安そうに首を傾げる小妖に手を振った。]

ありがとう。もうお帰り。
君は荒野が好きではないでしょう?

[血の寺院には、もう幾たりもの死神の姿があった。親しげに談笑する血の騎士たちに、自然と少しほほえみが漏れたが、彼らには近づかずに白砂の敷かれた闘技場へ降り、まっすぐに女神の玉座に向かう。
玉座の前に辿りつくと、そっと膝をついて拝礼した。]
(58)2006/01/14 01:18:21
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーに、「運も勝利の要素が一つ」と短く呟いた。
2006/01/14 01:19:08
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーに、「喜んで教えますよ」
2006/01/14 01:19:48
文学少女 セシリア
そう言う貴方も変わらないようだね、ギルバート。

[短く挨拶を返した。トレードマークのバンダナも相変わらずのようだ]
(59)2006/01/14 01:22:29
見習いメイド ネリー
ギルバート様。

[懐かしい姿を観止めると、丁寧に一礼し、微笑む]

御久しぶりです。
ギルバート様も御変わりなく。
(60)2006/01/14 01:23:04
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアの言葉に「そうでしょうか?」と首を傾げ。
2006/01/14 01:24:21
吟遊詩人 コーネリアス
―血の寺院扉前―
[寺院の中から数人の死神の気を感じる]

・・・ふ〜ん・・・知っている気もあるようだし・・・
今回の祭典は・・・ククッ、少しは楽しめそうだな。
あくまでも”擬似的趣味”にしかならないのが残念だが。
クククッ・・・滾ってきたなぁ・・・。

[興奮混じりの邪気を漂わせ、寺院内部へを足を踏み入れた]
(61)2006/01/14 01:24:27
流れ者 ギルバート
[セシリアに苦笑して「まあな」とだけ答える]
いろいろと話す事はあるだろうけど、少し休ませてくれ。使い魔が疲れているんでね。
そちらは3人で盛り上がっているようだし、また後でな。

[ギルバートは三人に一礼すると*壁龕の中に入っていった*]
(62)2006/01/14 01:24:31
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの姿を見てほっと安心したように微笑み]

久しぶりですね、ギルバートさん。
と言ってもつい最近も会いましたが…

何事もなく血の寺院に来る事が出来たようで本当によかったですよ。元気そうで何よりです。
(63)2006/01/14 01:24:59
見習いメイド ネリーは、冒険家 ナサニエルに、「有難う御座います。楽しみにしておりますね」
2006/01/14 01:25:00
流れ者 ギルバートは、壁龕の中に入る前にネリーにも精一杯の微笑を返した。
2006/01/14 01:25:15
墓守 ユージーン
[…どのくらいそうしていたのだろうか。
気が付くと風向きが変わっており、グリゴリたちの移動する羽音が遠く聞こえてくる。
ユージーンは腕輪をポケットに仕舞い直すと、森を出るべく疾風のごとく駆け出した。]
(64)2006/01/14 01:25:26
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートを静かに見送った。
2006/01/14 01:26:18
見習いメイド ネリー
[去るギルバートを見送り]


……。

[ふと、表情を消す。邪気を隠そうともしない邪気がやってくる、と気付いて。
あの、銀髪の暴君。]
(65)2006/01/14 01:28:15
文学少女 セシリア
[羽織ったショールを調えながら、首を傾げるネリーに頷く]

かといって、頼りすぎるのも禁物…ね。


[そして「また後ほどね」と壁龕の中へ入っていくギルバートを静かに送った]
(66)2006/01/14 01:30:09
文学少女 セシリアは、ネリーと同じように気配を覚る。「… …」
2006/01/14 01:30:50
冒険家 ナサニエルは、近づく気に、「コーネリアスさんのようですね」
2006/01/14 01:32:33
吟遊詩人 コーネリアス
[煌びやかな装飾品に身を包んで内部を歩む]

ククッ・・・相変わらず貧相な内装だな。
私の屋敷と・・・いや、比べる価値もないか・・・。

[壁の灯りを叩いて]

ここを神聖視する死神もいるようだが・・・
私はこんな粗末な場所に美を求める手合いではないね。
(67)2006/01/14 01:35:31
吟遊詩人 コーネリアスは、上辺だけは上品な微笑を浮かべている。
2006/01/14 01:36:41
書生 ハーヴェイ
─血の宮殿からは遠く冥界の森の中─

[歩き出したハーヴェイの伏せられた瞼に影を落とす前髪が、心無しか先刻よりも長い。病いで充血した眼球の様に異様に赤い月を遠くに眺めながら、ハーヴェイは歩みの速度を上げた。]

……さて。
ここから随分歩かなくてはならないのが面倒だが、彼女の魂をそのままに捨て置く事も出来なかった訳で。
(68)2006/01/14 01:37:36
書生 ハーヴェイ
[コツコツと響いていた革靴の音が徐々に硬質なブーツの音に変化して行く。琥珀色の瞳を揺らめかせ、前髪を掻きあげるその仕草を終える頃には、ハーヴェイの黒いコートは、冥界の月にも似た深紅のローブに変化していた。]

遅刻しては、ネリーやセシリアに笑われるかもしれませんね。……急ぎましょう。
(69)2006/01/14 01:38:02
冒険家 ナサニエル
[笑みを浮かべて一礼をする]

お久しぶりです、コーネリアスさん。
お変わりないようですね。
(70)2006/01/14 01:40:55
文学少女 セシリア
…"the Tyrant"

[ただ短く、異名を上げた]
(71)2006/01/14 01:42:54
吟遊詩人 コーネリアス
[ナサニエルの方を向く。関心なさそうな表情だ]

あぁ、確か・・・”Blue Boy”とかいう・・・。
勿体無いよなぁ・・・そんなんで楽しいのかな?
(72)2006/01/14 01:46:05
吟遊詩人 コーネリアスは、自分に向けられる殺伐とした気を楽しんでいるかのようだ。
2006/01/14 01:46:26
見習いメイド ネリー
……

[銀髪の暴君――コーネリアスを無表情に見、
丁寧な、だが形式だけの礼をして]
(73)2006/01/14 01:46:50
冒険家 ナサニエル
[少し不思議そうな表情]

どういう意味ですか?
(74)2006/01/14 01:50:19
吟遊詩人 コーネリアスは、文学少女 セシリアやネリーには関心なさそうに一瞥もしない。
2006/01/14 01:51:43
墓守 ユージーン
[グリゴリの追跡をかわし、警戒領域を出たユージーンは、そのまま血の寺院へと黒風と化して走る。
漆黒の羽のようにコートをなびかせて、樹木の枝々を渡って疾走する彼の姿は、不吉な鳥のように見えたかも知れない。]
(75)2006/01/14 01:52:45
吟遊詩人 コーネリアス
[懐からパイプを取り出し、妖しい冥界の草を入れて火をつける]

ん〜・・・私の知っている”Blue Boy”だったら、
天賦の特権も持ち腐らすような死神だったよな・・・とね。
勿体無い勿体無い・・・ククククッ・・・。

[ナサニエルに嘲笑の眼差しを向ける]
(76)2006/01/14 01:54:49
書生 ハーヴェイ
[速度は死神の体で可能な限り速く、ローブは血液そのものが這うように森を抜けて行く。しかしハーヴェイの頬には、久しぶりに再会する友人達の懐かしい顔等を思い出した優しい微笑みが浮かんでいる。]
(77)2006/01/14 01:59:34
冒険家 ナサニエル
[穏やかに微笑み、やんわりと眼差しを受け止めた]

ああその事ですか。
私が影で一部の死神達から、臆病者の血の騎士だと言われている事は知っていますよ。
(78)2006/01/14 02:00:48
牧童 トビー
[声に出さず唇を動かして、祈りの言葉を捧げた。]

「女神」よ。母の母なる方。
僕はあなたの不可視の大鎌の刃、あなたの月光の紅の一滴です。
どうか僕の裡にある悪夢を鎮め、死の平穏へと導いてください。
安らかな消滅を与える者であるに、相応しくあるようにと。

僕の裡に、僕のものでない記憶がよどみ、妄執が叫びます。
怖い……。

ここに来れば、あなたのもとに安らげるかと思っていたのに……。
(79)2006/01/14 02:01:00
見習いメイド ネリー


[足音を立てずに数歩下がった。
依然警戒は解かないままだ。
肩にとまった白い鴉の瞳が微かに光る。

と、覚えの在る気配が近付いていることに気づき
視線を動かした。]
(80)2006/01/14 02:01:07
墓守 ユージーン
─血の寺院前─
[ドーム状の巨大な白亜の構造物の前に辿り着く。
月は血塗られた光を投げかけている。]

…ついに。
[硬い、何かを決意した面持ちで]
(81)2006/01/14 02:04:15
墓守 ユージーンは、血の寺院に足を踏み入れた。
2006/01/14 02:05:15
文学少女 セシリア
[聞こえない程小さな溜息。暴君の、数百年変わらぬ思考と嗜好。
数歩下がったネリーに気付く。似た心境のようだろう]

… …

[また一つ、気配が近付いてくる]
(82)2006/01/14 02:06:07
吟遊詩人 コーネリアス
[ナサニエルの反応を見て堪え切れず噴出した]

ククククッ・・・ハハハハハハハッ・・・。
さすが軟弱者・・・私ならこの場でやらかすかもしれないのに。
まぁ・・・お楽しみはこの後に控えていることだし・・・
今は仲良くやろうじゃないか・・・同じ”血の騎士”として・・・ね。

[ナサニエルの肩に手を置く]
(83)2006/01/14 02:06:09
吟遊詩人 コーネリアスは、何者かの気配が増えたことを感じた。が、微動だにせずにいる。
2006/01/14 02:07:16
修道女 ステラ
―血の寺院・内部―

[内部の複数の気配にすぅと目を眇め]

……もう何人かいるのか。
嫌な相手も、いるようだが……

[無意識のうちに手の中に匕首を滑り込ませ外周回廊をゆっくりと歩き]
(84)2006/01/14 02:07:17
見習いメイド ネリーは、吟遊詩人 コーネリアスがナサニエルの肩に手を置いたのを見て、僅かに身構える。
2006/01/14 02:07:31
冒険家 ナサニエル
[肩に置かれた手に手を重ねて]

この先も仲良く過ごしたいと思っていますよ、コーネリアスさん。

[変わらぬ穏やかな微笑を向けた]
(85)2006/01/14 02:09:59
墓守 ユージーン
─血の寺院内部・外周回廊入り口付近─
[ユージーンは既に何人もの死神がいるのを見て、軽く眉を顰めた。
特に、何やら会話を交わしている一団が気になった。]
(86)2006/01/14 02:11:37
冒険家 ナサニエルは、数人の気に気付いているが会話を進めている。
2006/01/14 02:11:42
吟遊詩人 コーネリアス
[身構えたネリーに上品な笑顔を向け、
ナサニエルの手を払うように肩から手を退ける]

えぇえぇ・・・後で”仲良く楽しく”・・・やろうかね。

[自分に対する強烈な敵意を感じる。
思わず表情を強張らせ、殺気を高めてしまう]

あらららら・・・イヤな相手が出てきたもんだ・・・
どうするかねぇ・・・お楽しみはまだまだ先だっていうのに。
(87)2006/01/14 02:13:47
見習いメイド ネリー
[コーネリアスの笑顔に、瞳に複雑な色を浮かべ]

…?

[気配を感じ視線を上げる。
そこに、前回の祭典で顔を合わせた青年――ユージーンが居るのを観止めた]



[少し微笑み、小さく礼をする]
(88)2006/01/14 02:17:47
冒険家 ナサニエル
[払われた手を元に戻す]

[ふと遠くからこちらを窺っているユージーンと目が合った]
(89)2006/01/14 02:19:44
文学少女 セシリア
[あの笑顔が、より狂ったモノに思えてしまう]

…気配の片方は…彼女か。

もう一つは…

[ネリーの視線の先に居た。]
(90)2006/01/14 02:20:51
墓守 ユージーン
[ユージーンはネリーが微笑むのを見て、内心ドキリ、とした。す、と視線をそらす。]
(91)2006/01/14 02:21:34
吟遊詩人 コーネリアスは、”彼女の気”を感じてその場にゆっくりと腰をおろした。
2006/01/14 02:23:21
冒険家 ナサニエル
─血の寺院内部、外周回廊─

確か前回、血の騎士になられたユージーンさんでしたね。
お久しぶりです。私はナサニエル…
覚えていますか?

[コーネリアスの脇を通り過ぎてユージーンへ近づく]
(92)2006/01/14 02:28:21
修道女 ステラ
[足音を忍ばせたまま外周回廊を歩く。
次第に遠くに見えてきた銀色の髪の男に気づき手の中に忍ばせた匕首を硬く握り締めた]

……あの、男が何故ここに……
祭典前だが…………

[ぎりっと唇をかみ締めると足早に歩き始めた]
(93)2006/01/14 02:28:55
吟遊詩人 コーネリアスは、修道女 ステラの殺気が自分に近づいてくるのを感じてため息をついた。
2006/01/14 02:32:01
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
─冥界を遥かに隔て地上、人間界─

メイー
メーイー

…めー いー

[カツリ、と軽い靴音を立て
人家の屋根の上に人影がひとつ、降り立つ。
ちら、と小さな炎。夜闇に赤い髪を照らし出す。
ラッセルは煙草に火を点けると一息、深く吸い込んだ。]

…何処行った?アイツ。
(94)2006/01/14 02:34:45
墓守 ユージーン
[ナサニエルが近づいてくるのに気が付き、その眸に不信と警戒の色が浮かぶ。]
悪いが。
名前くらいしか覚えていない。
(95)2006/01/14 02:35:19
修道女 ステラは、吟遊詩人 コーネリアスの顔を認めるなり、問答無用でその足元に匕首を一つ投擲。
2006/01/14 02:35:51
見習いメイド ネリー
[ユージーンに目線をそらされ、少しだけ苦笑したが、別の激しい殺気を感じ]

…"Night Knocker"…ですか…

[彼女の姿を目にし、呟く]


…祭典が始るまで、…後、もう少し…。

[また数歩下がると、壁に寄りかかり*様子を見守っている*]
(96)2006/01/14 02:36:24
学生 ラッセル
[ラッセルは、其処に在る訳でも無い遥か冥界を見上げる。]

血の神殿…。

[瞳を閉じ、未だ足を踏み入れた事の無いその神聖なる御殿を瞼の裏に描く。
"夜の女神に仕えし血の騎士、その数は13。"
生きて一刻の栄光を得るか、死して此の世を永遠に去るのか。
   死………。

瞳を閉じたまま、紫煙を吐き出した。]
(97)2006/01/14 02:36:46
文学少女 セシリア
[ナサニエルと言葉を交わすユージーンを一瞥する。
前回の祭典の時も、射るような視線で見られたのを覚えている。
恨まれるような事をした覚えは無いが、それこそ覚えが無いだけかもしれない。

問う事も無く、そっとネリーの隣で傍観者に徹した]
(98)2006/01/14 02:41:02
吟遊詩人 コーネリアス
[ステラの匕首を難なく回避する。
次の刹那、コーネリアスはステラの前に立っていた。
彼女の美しい顔に大振りの刀を突きつけている。
断頭処刑に用いる大剣である。]

おいおいおい・・・まだまだ祭典は始まってないぞ。
この私だって我慢しているんだ・・・

[ステラに邪悪な表情を向けて]

アンタに我慢できないわけないだろうが・・・
なぁ、”Night Knocker”
(99)2006/01/14 02:42:27
冒険家 ナサニエル
─血の寺院内部、外周回廊─

[相手を安心させるような微笑を浮かべていたが、その言葉に破顔した]

そうですか。
私はナサニエル。「Blue Boy」と呼ばれてもおります。
貴方も元気そうでなりよりです。

[嬉しそうに笑っていたが、
ステラの殺意の塊を感じ眸を少し細めた]
(100)2006/01/14 02:44:01
修道女 ステラ
[突きつけられた刀には顔色一つ変えず。
手に持っていた匕首で切っ先を押しのけるといっそ綺麗に笑ってみせた]

貴様を始末するのにわざわざ祭典まで我慢する必要もあるまい?
今ここでその首跳ね飛ばしてやりたい気分だよ。

[そう言いながら匕首をコーネリアスの首に向けた]
(101)2006/01/14 02:53:20
牧童 トビー
[ステラとコーネリアスの間に、ほとんど気配を感じさせずに立っていた。
わずかに首を傾げてステラを見つめ、コーネリアスを振り返る。]

まだ、寺院の扉は閉ざされていません。
この斎庭で流される血は、祭典に際し「女神」のためのものであるべきです。
血の騎士であるあなた方が、どうして今、そしてここで、互いに敵意を向け合われるのです?
(102)2006/01/14 02:53:46
墓守 ユージーン
[あけすけな笑顔を見せるナサニエルに、多少気圧されながら]
……キミは祭典の意味が分かって言ってるのか…?
(103)2006/01/14 02:54:48
文学少女 セシリアは、突如現れたトビーに、微かに眉を上げた。
2006/01/14 02:55:12
墓守 ユージーン
…いい。詰まらない事を言った。忘れてくれ。

[ナサニエルに背を向けると、彼らから離れて適当な休息場所を確保すべく壁龕を見て回り始めた。]
(104)2006/01/14 02:59:31
墓守 ユージーン
[コーネリアスとステラの間に立つトビーを鋭い視線で一瞥した。
が、すぐにまた休息場所を選ぶ作業に戻る。]
(105)2006/01/14 03:01:19
書生 ハーヴェイ
─森・血の寺院が見える位置─

[古代ローマのコロッセオに似た血の寺院が森の隅に見え出す頃には、ハーヴェイの頬の笑みは消え、此れから始まる13年に一度の祭典の事を意識した表情に変化していた。]

……人から死神に成り、一介の死神から血の騎士に成り。今度は血の騎士の位置を維持する為に戦う。敗北は死を意味するが、死神の死は墓所への封印……ただの死では無い。

[ハーヴェイは歩く速度を少しも緩める事無く月を見上げ、]

二度と地上の澄んだ月を見る事が無いかもしれない、と前回考えた記憶がある。

[*呟いた*。]
(106)2006/01/14 03:02:16
冒険家 ナサニエル
─血の寺院内部、外周回廊─

初参加でしたら周りに意識が向いていなかったのも仕方ないでしょうね。
私もそうでした。

[人差し指を一瞬短く青い刃に変えると元に戻した。
急に現れたトビーに一度顔を向け、事態を任せて様子を窺う事に決めたようだ]
(107)2006/01/14 03:02:26
吟遊詩人 コーネリアス
[急に間に割って入ってきたトビーに驚いた。
少しの間無言だったが、突然噴出した]

ククククククッ・・・ハッハッハッハッハ・・・。
私は相手がやる気だったら今でも良かったんだけどな。
・・・ということだが。どうする・・・”Night Knocker”?
祭典まで待てばアンタの行為も私の”趣味”も・・・
誰からの文句もなしに楽しめるようなんだが。
(108)2006/01/14 03:03:43
冒険家 ナサニエル
[目を伏せめがちに微笑み]

そうですね…
この祭典は、弱い死神を封印しより強い血の騎士を保つ為に行なわれると思っています。

………。

でも、祭典以外で私達が敵対しなければならないという掟はありませんから。

[聞こえているかどうかは気にとめていないかのようだ]
(109)2006/01/14 03:08:59
修道女 ステラ
[間に割り入ったトビーに眉を顰めるも何も言わず。
匕首の切っ先は油断なくコーネリアスに向けたまま]

……「どうして」も「ここで」も私にはないがな。
この男には消滅に値するだけの理由がある。
だが……

[す、と切っ先を下げると]

勇敢な坊やに免じて今は刃を収めてやろう。
貴様の首は祭典が始まり次第私が必ず貰う。

[そう言うと一歩後ろに飛び退き]
(110)2006/01/14 03:10:56
墓守 ユージーン
[更に何か話しかけてきたナサニエルの声を背後に聞きながら、壁龕のひとつに入り込む。
すぐさま閉鎖を念じ、扉を閉ざす。
入り口が黒曜石のような壁に覆われて──
ユージーンは深く深く溜息をついた。

かすかに震えながら、真の闇の中、両腕で自らを抱き締めて涙をこらえて歯を食いしばった。]
(111)2006/01/14 03:11:57
冒険家 ナサニエルは、墓守 ユージーンを静かに見送った。
2006/01/14 03:13:46
牧師 ルーサー
─血の寺院内部、外周回廊─
[休息所から起き上がったルーサーは、ざわめきの元を認めると、ゆったりと音も無く近づいた]

おや、気配が随分と増えていたので一度ご挨拶してからもう一眠りしようかと思ったのですが……これだけの方がお集まりとは誠に重畳。

[ステラの背後に立ち、ストールをコーネリアスの大剣とステラの匕首に巻きつけつつ、笑顔で]
お久しぶりです、お二人とも。どうやらお元気そうで……主のご加護がおありだったご様子で。そこの少年は、はじめまして……ですかね?
(112)2006/01/14 03:14:19
牧師 ルーサーは、ゆっくりと全員に会釈をした。
2006/01/14 03:14:52
牧童 トビーは、牧師 ルーサーにお辞儀をした。
2006/01/14 03:16:08
文学少女 セシリアは、短く挨拶を返す。「…"True Believer"か」
2006/01/14 03:16:26
牧童 トビー
いいえ。
以前の祭典でもお目にかかりました。
憶えておいでにならないのも無理はありませんが。
(113)2006/01/14 03:17:18
冒険家 ナサニエルは、牧師 ルーサーに、微笑んで一礼した。
2006/01/14 03:17:30
墓守 ユージーンは、瞑い夢に付き纏われながら、*浅い眠りについた。*
2006/01/14 03:18:17
牧師 ルーサー
[ストールをゆっくりと締め上げつつ]
ああ、そういえば前回いらっしゃいましたね、ええと……トビーさんでしたか。申し訳ございません、どうも私は他人の御顔を覚えるのが苦手なようでして……これは失敬。
[セシリアの呟きを黙殺しつつ]
セシリアさん、ナサニエルさん、コーネリアスさん、ステラさん、それぞれお変わりの無いご様子で安心致しましたよ。
(114)2006/01/14 03:20:56
修道女 ステラ
[まったく気配なく背後に現れた男に匕首を手放すと大きく後退り]

……貴様までいたとはな。
その薄ら笑い、いつ見ても反吐がでる。
お前の首も祭典が始まり次第私が貰い受ける。

[3本目の匕首を袖から手の中に滑り込ませ]
(115)2006/01/14 03:21:00
吟遊詩人 コーネリアス
[ルーサーの姿を確認する]

あぁ・・・牧師様・・・お久しぶりですねぇ。
どうやら・・・[周りを見回して]・・・まともなのは
貴方様だけのようですね・・・。
えぇ、これからありがたいご加護がありますよ。
私はあの”Night Knocker”の悲鳴を聞けるかと思うと・・・。

[ステラの慈悲を求める悲鳴を想像して悦に入っている]

”Night Knocker”もいつ襲ってくるかわかりませんで・・・
祭典が始まるまでは一緒にいない方がいいでしょうね。
*少し歩いてくることにしますよ* 
(116)2006/01/14 03:23:03
冒険家 ナサニエル
ルーサーさん、お久しぶりです。
そちらこそお変わりないようで嬉しいですね。
ステラさんとも折角再会出来たのですが、今日はしばらく休息をとりたいと思います。すれ違いになってしまって、すいません。
皆さん後程また会いましょう。

[その場にいる死神を見渡し、最後にセシリアとネリーに微笑みかけると、空いている壁龕を物色して中に*入っていった*]
(117)2006/01/14 03:23:15
修道女 ステラは、私はお前が元気そうで酷く残念だがな、と小さく呟いた。
2006/01/14 03:23:31
文学少女 セシリア
[微かな溜息と共に、ルーサーを見やって]

其方も変わらぬ笑顔と体躯のようだね。
(118)2006/01/14 03:23:31
牧師 ルーサー
[微笑をコーネリアスとステラに向けて]
さて、お二人とも一旦剣をお納めになってはいかがでしょうか?
祭典はまだ始まってもいません。主の前で誓約をなさらないうちの戦闘は、御心に反しますからね。そうなると……私としても色々と考えねばならなくなりますから。
[剣に巻きつけたストールをほどいた]
(119)2006/01/14 03:23:41
修道女 ステラ
……悪趣味な奴め。

[吐き捨てるように呟くと、そのまま人を射抜けそうな程殺気の篭った視線をコーネリアスの背中に投げかけた]
(120)2006/01/14 03:26:33
牧師 ルーサー
いえいえコーネリアスさん、私以外の皆様も、皆それぞれに人格者たる方々だと存じておりますよ。貴方のような信仰の厚い方を始め、ね。それではまた後程ゆっくりとお話ししたいものです。ナサニエルさんも、また後程。

さて、ステラさん。貴方ほど主の御心を理解していらっしゃる方が、私に刃を向けるとは非常に悲しいことです……[目を伏せて首を振りながら。口元は帽子に隠れて見えない]
ステラさんには同じ聖職者として積もるお話が沢山あるのですがね。主よ、彼女の傷ついた魂に哀れみを……。
[そう呟くと、胸の前で十字を切った。]
(121)2006/01/14 03:29:15
牧童 トビー
[砂に突き立った匕首を拾い、そっとステラに差し出す。]

どうして、こんなことをなさるのです?
僕たちの目的は同じでしょうに。
(122)2006/01/14 03:31:12
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーの隣で*壁に寄りかかっている。*
2006/01/14 03:33:13
牧師 ルーサー
[ステラから完全に視線を外してセシリアの方に向き直りつつ]
ええ、健全なる魂は健全なる肉体に宿ると申します。主の御遣いとなった今ではこの身体に変化など御座いませんが、これも生前の信仰の賜物だと存じておりますよ。私どもは生まれながらの御遣いたる方々と違って、どうしても生前の行いが絡んでしまいます故……。
私は常に主の御心に抱かれて満ち足りております。それが喜ばしいことと申さずにいられましょうか?私は主の御許にある限り笑顔でいられるのですよ。
(123)2006/01/14 03:34:01
修道女 ステラ
[ルーサーに剣呑な視線を向けると]

貴様に話すことなど何一つないし話を聞くつもりもない。
そのにやけ面を見てるだけで吐き気がする。
精々今のうちに貴様の大好きな「主」にご加護でも祈っていることだな。
(124)2006/01/14 03:34:27
修道女 ステラ
[匕首を受け取るとそっと袖の中に戻し。ほんの少しだけ表情を緩めトビーを見る]

……因縁だよ。過去の、な。

[そう呟き、お礼代わりにその頭をそっと撫で]
(125)2006/01/14 03:36:38
牧童 トビーは、修道女 ステラに触れられて、少しうろたえた。
2006/01/14 03:39:26
牧師 ルーサー
[ステラの視線に真っ向から目を合わせつつ、笑顔で]
おやおや……残念ですね。
私はこんなにも満ち足りているからこそ笑顔だというのに。
ステラさんの悲しみを取り除くのも、主の仰るところの「隣人愛」だと思っているのですがね。私も早く主の息吹に満ちた貴方の笑顔が見たいものですよ。
それでは、私は我が主に私と貴方のご加護を祈りましょう。貴方は……主以外の何の為に祈られるのでしょうね?[と言うと、ゆっくりと少しだけ口の端を吊り上げた]
では、ごきげんよう。
貴方に主のご加護があることを祈って……Amen.
(126)2006/01/14 03:41:48
修道女 ステラ
……貴様に満ちてるのは「狂気」だろうに。
何が主、何が隣人愛だ……
信仰という名を盾に取った狂人どもが。

[殺気だった視線と共に呟き、ルーサーを見送り]
(127)2006/01/14 03:46:55
牧師 ルーサー
それではトビーさん、お騒がせしました。
まあ、こういったことがこの数日間は日常になりますからね。
貴方にも、主のご加護があることを祈っていますよ。それでは、また後程。
[ステラを一瞥もせずに、壁龕へと戻った]

[歩きながら、愉快そうな笑みを独り浮かべつつ呟く]
*『Kyrie eleison......』*
(128)2006/01/14 03:52:04
修道女 ステラ
[幾らか殺気を収めた後、セシリアとネリーを一瞥し。
最後にトビーに視線をやるとゆっくりと踵を返し、*どこかに消えていった。*]
(129)2006/01/14 04:01:41
牧童 トビー
[闘技場から一人ずつ立ち去る死神たちを見送り、身体から力を抜く。自分が緊張していたことにようやく気づいた。]

こんな場所でさえ、争いが絶えない……。
どうしてあんな感情を死神どうしでぶつけ合って、それを楽しんだりするのだろう。

[闘技場を見下ろすようにそびえる玉座を仰ぎ見て、深く息をついた。]
(130)2006/01/14 04:15:58
牧童 トビーは、白い砂の上に*立ち尽くしている。*
2006/01/14 04:20:59
学生 ラッセル
[ゆったりと、緩慢な足取りで屋根の縁へと歩む。
こつ、こつ、と靴音が静まり返った夜の空に響く。
ふ、と視線を上げると暗い空を横切るものがあった。
こんな夜更けに鳥が飛ぶ訳は無い。

ラッセルはぼんやりとその白い影が天を渡るのを眺めている。]

軍の奴らも、サーが祭典に出てて居ないってのに随分派手にやってるのなあ………。取り漏らしてるけど。
………で、アレかな。やっぱさ、そんな彼らの撃ち洩らしたアレを追っ駆けて来ちゃった僕が悪いって奴ですかね、この状況。

[天の白き影は答えない。ラッセルとその"天使"達が不仲なのはさて置くとして、この距離なのだから、ラッセルの呟きが聞こえる筈も無い。]
(131)2006/01/14 04:30:16
学生 ラッセル
……………。
やっぱさ。
遅刻とか論外だよね、祭典。

…夜が明けてもメイと合流出来なかったら…一人で行くか。


[足元に、吸殻を投げ捨てて踏み躙る。]
………その方が良いかも知れない。アイツは…そんな…生か死かを選ぶような場所に行くべきじゃ無いのかも、ねえ…。

[呟いて、屋根の上に寝転び*目を閉じた。*]
(132)2006/01/14 04:38:50
文学少女 セシリア
さて…。…ネリー、私達も少し休むとしようか?
今はもう…気を張る必要もないだろう…

[壁龕の方へネリーを促し、その後をセシリアも追う。*一時の休憩を得るために。*]
(133)2006/01/14 05:58:42
見習いメイド ネリー
―冥界・寺院内部―

[殺気が消え、
訪れた束の間の静寂に小さく息を吐く。]


…相変わらずです、本当に…


[寄添う白い鴉をひと撫でし、警戒を緩めた]
(134)2006/01/14 06:04:45
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーに苦笑した。「相変わらず過ぎるのも問題だね…」
2006/01/14 06:07:13
見習いメイド ネリー
…ええ、そうですね。
おやすみなさいませ、セシリア様…。

[促されるまま壁龕へと。

安らぎを与える闇に身を委ね、目を閉じた。
泡沫の夢に*沈みながら*]
(135)2006/01/14 06:10:25
文学少女 セシリア
[ネリーが入るのを見届けた後、己も隣りの壁龕にと入る。
黒曜石の様な壁が目の前に現れ、闇が訪れる。

眠る真似事をする様に、*そっと瞼を閉じた*]
(136)2006/01/14 06:15:52
美術商 ヒューバート
─寺院前─

我が内に戻れ冥府鴉。

[そう言うと黒馬と男の西洋鎧は黒い無数の羽に変わり持っていた黒塗りの長剣に吸い込まれ、長剣もまた彼の手の平の中に沈んでいくように消えた。]

祭典まではまだ間があるというわけだな。
どれ魂の木でも眺めるとしよう。

[そう言うと男は*去っていった*]
(137)2006/01/14 07:22:59
墓守 ユージーン
[…あまり快適とはいえぬ眠りから目覚め、ユージーンは闇の中で思考をめぐらした。
作り直され強化された自分の肉体は、殆どの死神以上に闇の眷属として勁い。人間的な欲求も無きに等しいほど薄いために、この祭典の期間中は持ちこたえられるだろう。
彼らが気が付くことはおそらくない、はず。
祭典を前にして過敏になっている自分の精神状態を、自嘲を持って自覚するくらいの余裕は出てきた。
何とかやれるだろう。
いや、やりぬかねばならない。]
(138)2006/01/14 10:06:09
墓守 ユージーン
─外周回廊・東側─

[壁龕より出て、外周回廊よりアリーナを見下ろす。
挑戦者の多かった前回はそれが幸いして、勝利を得られた。古参の血の騎士も、いちいち挑戦者全員を覚えてなどいられなかっただろうから、自分が目をつけられた可能性は低い。

あの時は自分も幼かった。
突如与えられた大人の心と体に自分を合わせるのが精一杯で。生きるために血の騎士となる以上のことなど考えられなかった。

だが、あれから13年が経った。
少しは成長したのだと…信じたい。
アルバの仇を見つけ出すためにも。]
(139)2006/01/14 10:07:38
墓守 ユージーン
[ユージーンは階段の一段に腰を下ろすと、コートのポケットより再びアルバの腕輪を取り出した。
それを握りながら、白く輝くアリーナを*ぼんやりと眺めた。*]
(140)2006/01/14 10:10:51
見習いメイド ネリー


[何かが頬を伝う感覚で眼が覚めた。
そっと頬に手を当てればひやりと濡れた感触。
しなやかな指でそれを拭い、長い睫を伏せた。]

……夢なんて、久しぶり。


[あれは懐かしい記憶だった。
気の遠くなるくらいの時間の向こう側。
今でもはっきりと思い出せる。

きらきらと光る木漏れ日や
風のにおい

微笑む青年、

約束。]
(141)2006/01/14 13:12:02
見習いメイド ネリー
[あの日。

ネリーは護る事を選んだ。
彼の一族と、彼の魂を。

死神となってしまった身、終りの時はただ消え行くのみ。
送り、見守り、寄り添ってきたあの魂たちと
肩を並べて同じ舞台に立つことは二度と無い。

それでも、護る事を選んだ。


――だから、勝ち抜かなければならない]
(142)2006/01/14 13:22:13
見習いメイド ネリー
[13年に1度の死者の祭典。
敗北者は二度とその姿を見ることはない。

血の騎士の座に就いてから、
ネリーもまた数多の挑戦者たちを封じてきた。
だから、知っている。

消え行くときの表情も。
切り裂く感覚も。
その後に訪れる空虚も。

厭と言うほど知っている。


―――それでも。


伏せた睫をゆっくりと上げ、真っ直ぐに闇を見据える。
其処に、弱々しい翳りはもう欠片も無い。]
(143)2006/01/14 13:29:00
墓守 ユージーンは、腕輪を手に物思いにふけっている。
2006/01/14 13:33:07
見習いメイド ネリー
―外周回廊・北東―

[壁龕から音も無く歩み出で、視線を巡らせる。

静寂。

皆、未だ休息しているのだろう。
1人気配がある…恐らくユージーン。

彼なら、そう気を張る必要もあるまい…と警戒を緩める。
肩の白い鴉を右手に留めると、淡く光を放ち姿を変じた。
小指に、白銀の指輪。]
(144)2006/01/14 13:36:49
墓守 ユージーンは、ふと、誰かが壁龕から出てきたのに気が付いて振り向いた。
2006/01/14 13:41:07
見習いメイド ネリー
…ぁ。

[小さく声を上げる。
振り向いたユージーンと眼が合った。

微笑んで、会釈する]
(145)2006/01/14 13:46:04
墓守 ユージーン
[ネリーの微笑を見、微かに頬が染まる。
あわてて目を伏せ]

…やあ。
(146)2006/01/14 13:48:27
見習いメイド ネリー
[ユージーンにそっと歩み寄った]

こんにちは。
…お久しぶりです。

[と言っても、覚えていらっしゃらないかもしれませんが…
と、小さく笑って]
(147)2006/01/14 13:55:42
墓守 ユージーン
え…あ…。
憶えて…います。うん。
[正面に向き直り、ぎゅっと腕輪を掴んだまま俯く。]
(148)2006/01/14 13:58:33
墓守 ユージーンは、「お久しぶりです…」と小さく呟いた。
2006/01/14 13:59:13
見習いメイド ネリー
本当ですか?
ありがとうございます…ユージーン様。


[嬉しそうに微笑み。
ユージーンの手に握られている腕輪に気付く。
俯いた様子を眼にし申し訳なさそうに]

…お邪魔、してしまいました?
(149)2006/01/14 14:02:03
学生 メイが参加しました。
学生 メイ
[寺院の前の闇、ぱたぱたという軽い足音を響かせて、一人の少女が駆けてくる。メイだ。
メイは寺院の前で少々逡巡したように足を止めた。]

まずいよねえ。ちょっと遅刻っぽい感じがするなあ…。魂が刈れちゃったんだもん。放置しとくわけにもいかないしねえ…。

ラッセルも居ないし。
…ラッセル、もういっちゃってるよねえ。

[メイは覚悟を決めたように寺院の中に入っていった]
(150)2006/01/14 14:06:28
見習いメイド ネリーは、墓守 ユージーンの呟きに笑みを零して頷いた。
2006/01/14 14:07:16
墓守 ユージーン
い、いえ。そういうことは…。

[ネリーが腕輪に視線を落としたのに気が付き]

これは…形見です。
(151)2006/01/14 14:09:12
学生 メイ
[キョロキョロと辺りを見回すと、見覚えのある緑の髪が見えた]

あ、ネリー!

[大きく手を振って駆け寄る]

お久しぶり!元気だった?
あ、ユージーンさんも!

ね、ラッセル見なかった?
私とラッセル、今回の挑戦者なの!

[にこにこと笑顔でまくし立てた]
(152)2006/01/14 14:11:46
墓守 ユージーン
ボクの育ての親…いや、師のアルバのです。
(153)2006/01/14 14:13:00
見習いメイド ネリー
…そう、ですか?なら良いのですけれど…

[と、ユージーンの言葉に腕輪に視線をやり、
それからもう一度ユージーンのほうを見て]


…形見…。
あの、前回の祭典で仰っていた…

[言いかけて言葉を濁し]
(154)2006/01/14 14:13:18
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/01/14 14:13:49
見習いメイド ネリーは、学生 メイの大きな声にびっくりして振り向き、眼を瞬かせ。
2006/01/14 14:13:55
墓守 ユージーンは、学生 メイの声に振り向いた。
2006/01/14 14:14:46
学生 メイはメモを貼った。
2006/01/14 14:15:17
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/01/14 14:17:40
学生 メイはメモを貼った。
2006/01/14 14:17:50
学生 メイはメモを貼った。
2006/01/14 14:18:22
墓守 ユージーン
あ。キミは…。
[少々呆れた顔になる]

…キミが今回の挑戦者、だって?
(155)2006/01/14 14:19:40
見習いメイド ネリー
[メイの姿を眼にし、笑顔でお辞儀をする]

御久しぶりです、メイ様。
相変わらずお元気そうで何よりです。

…挑戦者…?そう、なのですか?

[眼をぱちぱちと瞬かせメイをまじまじと見]
(156)2006/01/14 14:22:03
学生 メイ
[改めてユージーンの方を向きぺこり、と頭を下げる]

そうです。
メイといいます。よろしくお願いしまーす!

…あの、ラッセル来てないですか?
赤い髪で、ちょっとひねくれてるっぽい感じの。
(157)2006/01/14 14:22:31
墓守 ユージーン
ラッセルって言うのは知らないけど…。
そいつも挑戦者なのか?
…悪いことは言わない。すぐに止めて出て行くんだ。
キミには向いてない。血の騎士なんて。
(158)2006/01/14 14:23:06
学生 メイ
[ネリーににっこりと]
うん。ラッセルが受けるっていうから、私も一緒に受けてみることにしたんだ。

ネリーとかセシリアとかも血の騎士でしょ?
あ、てことはもうセシリアもいるのかな。
人間界で会うこともないもんね。久しぶりだなあ。
(159)2006/01/14 14:25:03
見習いメイド ネリー
[挑戦者宣言に戸惑いながらも、頬に手をやり考える仕草で]

…赤い髪…
私は…見ておりませんね…。

まだ、いらっしゃっていないのでは?
(160)2006/01/14 14:25:39
見習いメイド ネリー
[受けてみることにした、と元気よく言われたのと、
ユージーンの言葉とに困ったような顔をして]

…そんな…それは、その。

メイ様らしいといえば、メイ様らしいですけれど…


ぁ、え、ええ。
セシリア様も、いらっしゃっていますよ。
きっと、顔を見たら喜ぶと思います。

[でも…と、挑戦者といわれた事が引っかかって苦笑のようになる]
(161)2006/01/14 14:29:21
学生 メイ
[ユージーンの言葉に考えるそぶりで]

んー…
でもラッセルに受けるって言っちゃったからなあ。
今からやっぱりやめますーっとかって出来るのかなあ。
でも、もうやるって決めちゃったし、ここでやめるっていったら、女神様に怒られそうだもん。
[言ってユージーンににっこりと笑った。]
(162)2006/01/14 14:31:53
墓守 ユージーン
[あっけらかんとしたメイの言葉に、呆れたように首を振った]
……。
キミという子は…。
(163)2006/01/14 14:42:55
学生 メイ
そっか、ラッセルまだ来てないんだ…
人間界の方にいるのかな。
どうしよ、探してこようかなあ。

ネリー、これって一回外でても大丈夫かなあ。
ラッセル探してこようかと思うんだけど。
(164)2006/01/14 14:43:45
学生 メイは、墓守 ユージーンの対応にえへ、と笑った。
2006/01/14 14:44:38
見習いメイド ネリーは、墓守 ユージーンとメイを交互に見て困ったような表情を浮かべて居る。
2006/01/14 14:45:50
見習いメイド ネリー
[探して来る、との言葉に頷き]

…そうですね、まだ大丈夫ではないでしょうか…。

全員が寺院に集うまでは、
扉は開いて居るはずですから。
(165)2006/01/14 14:51:42
墓守 ユージーン
多分…15名全員がそろわないと封鎖はされないだろうけど…。
(166)2006/01/14 14:53:35
学生 メイ
そか…、でも揃うと閉まるんだよね。
うーん入れ違いになると面倒だしまってたほうが良いのかなあ。

[ぽん、と思いついた表情で手を打ち]
私が出てたら、揃わないんだから入れ違いになっても適当なとこで戻ってくればいいんだよね!
じゃあ、ちょっと探してくる!
またあとでね!

[メイは大きく手を振って駆け出すと、ふっと*空間にとけた*]
(167)2006/01/14 14:55:41
墓守 ユージーン
[突然嵐のように現れて去っていったメイに軽い眩暈を覚えながら、それでも憎めないと感じている自分がいる。]
(168)2006/01/14 15:00:57
見習いメイド ネリー
…お気をつけて…

[メイの勢いに呆気にとられながらも見送り]


彼女も…相変わらず、
ですね…

[小さく呟くと苦笑した]
(169)2006/01/14 15:02:46
墓守 ユージーン
[ネリーの言葉に頷きながら、思わず正面からネリーを正視してしまったことに気付き、赤面しつつ顔を背ける]

あ・・・う・・・。
(170)2006/01/14 15:08:32
お嬢様 ヘンリエッタ
――血の寺院前――

少女の足はダンスのステップを踏むように寺院前に辿り着いた。
包帯は楽しげに足元で弧をえがき華を添え。

少女はゆっくりと寺院の中へと足を踏み入れた。
冷たい、カツーン、コツーン、とした音が幽暗な回廊に響いてゆく。
(171)2006/01/14 15:12:13
お嬢様 ヘンリエッタ
――血の寺院、外周回廊――

[幾人かの死神達をその視野に捉え、少女は薔薇を思わせる可愛い笑みを向ける。彼らには、何時の間にか少女が来たように感じられた事だろう]
(172)2006/01/14 15:14:42
墓守 ユージーンは、表情を一変させ、近づく足音に対して身構えた。
2006/01/14 15:15:11
見習いメイド ネリー
…?

[急に顔を背けられて不思議そうに]

如何なさいましたか…?

[少し歩み寄って表情を伺おうとした]
(173)2006/01/14 15:16:38
見習いメイド ネリー
[はっと顔を上げ、現れた少女を見据えた。
視線の先には薔薇色の美貌]


(174)2006/01/14 15:19:35
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

[鈴の音が鳴るようにその言葉が小さく、けれどはっきりと響いた]

こんにちわ。
会えて嬉しいわ、私の死神達。
エッタに先に会いに来てくれたのね。
(175)2006/01/14 15:19:46
お嬢様 ヘンリエッタは、2人に優雅に一礼してみせた。
2006/01/14 15:22:05
見習いメイド ネリー
[優雅に一礼し]

…御久し振りです、
ヘンリエッタ様。

[穏やかな、だが隙のない笑みを浮かべた]
(176)2006/01/14 15:23:43
墓守 ユージーン
[押し殺した声で]
…誰が、私の…だ。
[あからさまに不機嫌な声]
(177)2006/01/14 15:25:15
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

[目の前にいる少女はポケットから何かを取り出す。それは動物を模した髪飾りをしている]

この前ね、地上で可愛い髪留めを見つけたの。
Evergreenとそこの死神にあげるわ。

[有無を言わさぬまま、足元に漂っていた包帯が彼ら2人の頭へ疾駆。それを取り付ける]
(178)2006/01/14 15:28:02
見習いメイド ネリーは、墓守 ユージーンをちらりと心配げに見…警戒は解かないまま。
2006/01/14 15:28:27
お嬢様 ヘンリエッタは、犬耳やら猫耳やらがとりつけられて喜んでいる。
2006/01/14 15:29:06
お嬢様 ヘンリエッタは、綺麗な鈴が転がるような笑い声。
2006/01/14 15:29:46
お嬢様 ヘンリエッタは、その声には全く悪意の欠片は見えない。
2006/01/14 15:32:04
墓守 ユージーン
[怒りを込めて、包帯を叩き落とす。ついでに猫耳も。]
(179)2006/01/14 15:32:24
見習いメイド ネリー
[突然の事に目を瞬かせ]

え、ぁ…?

[自分の頭に手をやり戸惑う。
ヘンリエッタに殺気や害意がない為反応が遅れたようだ]


…相変わらず、ですね…

[苦笑混じりに]
(180)2006/01/14 15:33:41
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

気にいってくれたかな。
気にいってくれたら、エッタ嬉しいな。

[と、叩き落された髪飾りを見、眉を顰めた。包帯が器用にそれを掬い上げ、少女の手元へと運んだ]

つまんない。
何それ。
(181)2006/01/14 15:35:30
お嬢様 ヘンリエッタは、見習いメイド ネリーには変わらず薔薇の笑みを向けている。
2006/01/14 15:36:01
お嬢様 ヘンリエッタ
[くるくると髪飾りを弄ぶと、パキリと粉々に割ってしまった]

ね、そこの死神。
名前は何て言うのかしら?
エッタは可愛いものじゃないと覚えてられないの。
(182)2006/01/14 15:37:48
墓守 ユージーン
・・・・・・。
[ネリーに黙礼すると、無言のままヘンリエッタから遠ざかるように*階段を降りていった。*]
(183)2006/01/14 15:38:50
お嬢様 ヘンリエッタは、墓守 ユージーンに苛立ちを憶えた。
2006/01/14 15:44:02
見習いメイド ネリーは、墓守 ユージーンに黙礼し、そっと見送り。
2006/01/14 15:48:24
お嬢様 ヘンリエッタ

・・・・・・。
あの死神は一体誰なのかしら。
Evergreen、あの死神の名前を知っいる?

[可愛らしく頬をぷくりとふくらませている]
[人が見れば、思わずくすりと笑いを零すだろう。だが、その見かけとは裏腹に得体の知れない気が上昇し続けている]
(184)2006/01/14 15:50:19
見習いメイド ネリー
[ヘンリエッタに笑みを返し]

え、と。ありがとうございます…。


[少し困った風にまた頭の飾りに手をやって]
(185)2006/01/14 15:55:37
修道女 ステラ
[意識が現実のものとなっていくにつれて、瞼の裏にあった炎の記憶が薄くなっていく。
首の傷跡があれは夢などではないとでも言うように疼きだす。
引き攣れるような傷跡に手を這わせるとゆっくりと瞼を持ち上げ息を吐く]

……安息は、ない。か……

[溜息混じりの呟きと共に身を起こし、壁龕の外へ]
(186)2006/01/14 15:58:12
学生 ラッセル
[ぱたぱた、という軽い音に誘われて覚醒した。]

…メイ? ………じゃねえや、雨…かよ………。
………………………………
………………………………………。ッッ!!?

[しばしの沈黙の後、ばね仕掛けのトラップの用に唐突に身を起こす。
わしゃわしゃと髪を掻き毟り、勢い良く立ち上がった。碧い眼は驚愕に見開かれている]
(187)2006/01/14 16:01:49
学生 ラッセル
祭典っっ!!!
っぁー…大丈夫か?大丈夫だよな?
そうだ、死神がそんな時間に几帳面な訳がねェや。
どんだけ生きてるかも覚えて無いような奴等ばっかなんだから…

[ひとりごちながら、空中へと軽く跳躍する。
*あとには吸殻だけが残った。*]
(188)2006/01/14 16:02:33
見習いメイド ネリー
[立ち上ぼる気を感じとり、僅かに身を堅くする]



[逡巡したあと]

いいえ、名前までは…

[と、首を横に振った。表情は穏やかだが何も読み取れない]
(189)2006/01/14 16:04:53
修道女 ステラ
―血の寺院、階段―

[昨日ほどの殺気もなく、ふわりと階段に腰掛け]

……まだ扉は閉じていないか。
随分とのんびりな連中だな……

[回廊の方から感じる気に僅かに眉根を寄せ]
(190)2006/01/14 16:06:31
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/01/14 16:06:36
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

そう。

[薔薇が綻ぶように、にっこり]
[そして]
[悪意の欠片なく包帯が刃のようにEverGreenの頬を掠めた]
(191)2006/01/14 16:09:44
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/01/14 16:14:33
見習いメイド ネリー
―血の寺院、外周回廊・北東―

[微動だにせず、表情も変えない。
目線の先には花開く微笑。

ネリーの白い頬に一筋赤い線が描かれた]
(192)2006/01/14 16:24:24
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/01/14 16:25:21
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

[包帯はのたくる蛇のように弧を描いて少女の元に戻った。途中、ピ、と包帯から血は離れ、真っ白い包帯のまま足元に弧を描いている。ゆるゆる、と]

Evergreenは何時もそう。
自分が大切なものは護ろうとする癖。
心配そうな表情を向ける相手の死神の名前を、
Evergreenが知らない筈ないもの。
(193)2006/01/14 16:31:27
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

あの死神、壊しちゃおっか。
ね、Evergreen。
一緒に壊してみない?

[その声は、『一緒に花飾りを作らない?』と誘って言っているように感じられる]
(194)2006/01/14 16:34:44
見習いメイド ネリー
[ヘンリエッタの言葉に、漸く表情を動かした。
困ったように微笑し]

……
(195)2006/01/14 16:44:23
流れ者 ギルバート
―血の寺院、外周回廊・南―
[ギルバートは気配を探りつつ、壁龕の外に出た]
気配が増えてやがる。出来るだけ早く始めてしまいたいがな。こればかりは参加者の都合次第か。

[月光を肩に載せ、刀を腰のベルトに挿した]
(196)2006/01/14 16:45:58
お嬢様 ヘンリエッタは、見習いメイド ネリーに向かって、コツコツと歩き始めた。
2006/01/14 16:55:05
流れ者 ギルバートは、身体をほぐし、北へ移動していった…。
2006/01/14 17:00:25
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

[少女はEvergreenの血の流れていない方の頬に手をあてると、その血の流れている方――の頬傷へと口接けを堕とした。薔薇の甘い匂いがEvergreenの鼻腔を擽る]
(197)2006/01/14 17:00:31
お嬢様 ヘンリエッタ
―血の寺院、外周回廊・北東―

[暫くその横顔を見ていたが、何処かヘ気紛れの猫のように去っていった。後には、コツーン、カツーン、という残響が*聞こえてくるのみだった*]
(198)2006/01/14 17:12:10
見習いメイド ネリー
[かぐわしい香りに包まれ、微かに眼を細める。

柔らかな感触が離れて行く。

華奢な後ろ姿を見送りながら
ともすれば夢見心地になる感覚を思い出す。

ヘンリエッタが口付けた頬に手を当て、
ネリーはまた困ったように笑み]


……


[*小さく首を横に振り俯いた*]
(199)2006/01/14 17:18:13
流れ者 ギルバート
―血の寺院・階段―
[外周回廊の北東の方から複数の死神の気配を感じ取っていたギルバートは気配が無くなったのを確認し、興味を失ったのか、近くにある階段を使って*アリーナの方へと移動していった*]
(200)2006/01/14 17:19:00
冒険家 ナサニエル
―血の寺院―

[壁龕から出るとナサニエルはアリーナへと向かった。白砂を敷き詰めた闘技場の中央に立ち、精神統一するように目を瞑る]

………。

[やがて目を開くと女神の玉座へと向かった。
女神の玉座前で頭垂れると目を閉じる]
(201)2006/01/14 17:44:31
冒険家 ナサニエル
[青いロングコートを翻すとアリーナを横切り全てを見渡す事の出来る階段の上部へと腰かける]

………。

[眠るかのように目を瞑ると、
過去の祭典の出来事を思い起こしている]
(202)2006/01/14 17:59:00
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