人狼審問

［窓の外を見つめる］

町を覆っていた霧のようなものが少し晴れたような気がする・・・
でも、まだ霧は完全には晴れてない。
まだ、悲劇は終わらないんだね。

［カーテンを閉めて自室へと引き返した］

［集会所の裏口の近くを通りかかったとき、異変に気がついた］

戸が・・・開いてる？
それになにか嫌なにおいがする・・・

［ヘンリエッタはおそるおそる裏口の戸をあけた］

・・・！！

いや・・・いやぁああああっ！！

［訳もわからず泣きながらローズを揺さぶり続ける］

ローズさん・・・ローズさんっ！！

返事してよ・・・

昨日ひどいこと言ったことなら何回でも謝るから！
だから返事してよ！
ねぇ・・・ねぇッ！！

ローズさん、私がみんなのところに連れて行ってあげるから。
ギルおにいちゃんとは一緒じゃないかもしれないけど、許してね。

［ヘンリエッタはローズマリーの遺体を抱えて墓地へと向かっていった］

［雪道をもたつきながら歩いていく］

私、ローズさんのお菓子もう一度食べたかったよ・・・
もう一度ぎゅって抱きしめてほしかったよ・・・
もう一度・・・
もう一度・・・

ぐすぐすっ

［涙声で虚空に向かって語りかけている］

ローズさん、待っててね。
私が・・・お墓作ってあげるから
ちょっとの間だけ、待っててね

［墓地にたどり着くと時間がたつのも忘れて一心不乱で穴を*掘り続けた*］

[...は２階の部屋で目を覚ました。身体を起こしながら昨日のことを思い出す]

え、ここ、ベッド……？昨日は確か広間で……。
もしかして、誰かが運んでくれたのかな？
…後でお礼言わないと。

今はまだ夜だよ、ね。
………もしかして…次の日の、夜……？
だとしたら……また、誰かが……！

[...は部屋を飛び出して広間に戻った。しかし誰の姿も見えない。]

誰もいない……。

[...は広間にしばらく*立ち尽くした*]

[自室のベッドで目を覚まし、辺りを見回す]

…あ、れ………僕…？

たしか、あのまま…気、うしな…

誰か、運んでくれたんだ…



……マリー…さん…？

[部屋に、微かに香水の香りが残っている事に気付き、つぶやいた。]

[階下に降りたものの、人気の無い様子に震えて呆然として]

……誰も……居ないの…？


シャロ……何処…？
何処にいるの…？

[暫く辺りを見回すが誰も居らず、心細さを紛らわせるように自身をぎゅっと抱く様にして*歩き始めた。*]

［埋葬を終えて集会場に戻ってきたころにはすでに次の日の夜になっていた］

そういえば今日はクリスマスイブなんだねぇ・・・

・・・残った人はみんなカップル未成立組・・・
シングルイヴの会だわッ

天国ではきっとラブラブ合戦なんだろーねぇ・・・

シングルベールシングルベールすっずっがーなるー

・・・さみしひ・・・

［ヘンリエッタは鳥のから揚げ（冷凍もの）とローストビーフ（冷凍もの）とクリスマスケーキ（市販）と紅茶（ティーバッグ）をお盆に載せた］

［集会場の机にもご飯をおいて］

【めりー×マス】

［というカードも添えておく］

さて、セシリアちゃんにご飯もっていこう・・・
わたししかいないから冷凍だけど・・・

［コンコン、とノックしてからセシリアの部屋に入る。包帯が巻かれてるとはいえ傷はまだ生々しく見ている方が痛くなってくるようだった］

メリクリ☆

［出来る限り元気な声でそういってお盆を机に置く］

さあ！クリスマスをいわいましょー
祝しましょー

さーいでんなー♪
ほーでんなー♪

［きよしこの夜を歌っているらしい］

ささ、シングルイヴの会を始めましょ☆

［といって食事を取り分ける］

セシリアちゃんにはわたしが食べさせてあげるからッ

え、そんなの恥ずかしい？
ううん恥ずかしがる必要なんてないのよ困ったときはお互いさまだもの。ええ、ええ。

［といって無理やりケーキを食べさせる］

おいしいよね、お・い・し・い・よ・ね？
なんか既製品っぽさがして微妙なんて聞こえないよわたしにはうん決して

[...は物音と食べ物の匂いで目を覚ました]
う・・・ん？
……そこに誰かいるのか？

[...は>>15で口を開いた瞬間にケーキを押し込まれて仰天している]
な、なんだっ！？
……甘い？

うん、エッタだよー

他のみんなはどっかいっちゃったみたいなんだよ。
せっかくのクリスマスイヴなのにねー

>>16
クリスマスケーキだよ〜

［熱々カップルにオススメ、甘々ケーキ］

だってーはらわたが煮えくり返るような甘さがウリなんだよー

>>17
そうか……
・・・・・・・・・・
そ、その……参考までに聞いておくが、ラッセルも誰かとどこかに出かけていたりするのか？

>>19
大丈夫だよーよく見たら部屋の隅っこに毛布で包まって死んだように爆睡してるみたいー

ホントぐるぐるに包まってるから布団の塊にしか見えなかったよ〜

>>20
そ、そうか……
[...は寝起きでうっかり妙な事を聞いてしまった事に気付いた]

えっと、その……私はどれくらい気を失っていたんだ？

>>21
大丈夫だよ・・・
ラッセルが変な女と（男でも）出かけたら真っ先に報道するから。

それはともかくとして、二日くらい眠ってたよー
大丈夫？

い、いやっ！ラッセルと私は何の関係もないぞっ！
さっき聞いたのも、その……皆が単独行動など取って無闇に危険な目にあっていないかと憂慮した結果であって……（わたわた

だ、だからその……妙な勘違いをするな！
わかったな？

>>23
うん、わかったよ☆（ウソくさく）

［見えないのをいいことにいろいろ手帳にメモ］

単独行動かぁ・・・
そういえばみんなどっかいっちゃってるなぁ
大丈夫かなぁ

わかれば良いんだ、わかれば……
[...は気を落ち着けるため２〜３度深呼吸をして気付いた]
２日ほど……？
ということは今日は聖誕祭か聖夜辺りか？

>>26
そう！今日はクリスマス☆イヴ！

一緒にシングルベルを歌いましょう！
シングルの集いとして！

>>25
[...は空気を重くしてしまった事に気付き後悔した]
oO(エッタに聞くのもどうかと思っていたが、他に誰もいないのなら背に腹は変えられんか……)

それで……私が気を失っている間に犠牲者は出たのか？
人狼の正体はわかったか？

>>28
裏口でローズさんが人狼に襲われて・・・
それで、わたしが・・・お墓に・・・
わたしが見たのはそれだけ・・・

ステラおねえちゃんが自分は人狼なんだってみんなの前で言ってたよ・・・
それで、仲間はニーナちゃんとネリーさんなんだって・・・

>>29
ローズが……
私が彼女に償う機会は永遠に失われてしまったのか……
それにシスターがそんな事を？

そうか。ありがとう、エッタ。
しかし、さすが報道を志すだけあって事情通だな。
少々驚いたぞ？

>>30
うん、でもステラおねえちゃんは信じるも信じないも自由だってなんかいろいろほのめかしていたような気がするよ。
なんでかは知らないけど。

事情通？やった、うれしいなー
そんなの言われたのはじめてかも。

>>31
ふむ、大方こちらの戸惑う様を見てご満悦だったのではないか？
まぁ人狼には人狼の正義があるのだろうから、どちらが正しいとは言えないがね……
彼女らの仲間になるという事は、人の肉を食み、時には新たな犠牲者を生む手助けをするという事だ。
確かに命は助かるかも知れないが、少なくとも私はご免だな。正気を手放すという事は、私と言う人格が死ぬという事と同義だからね。

だが、私のした事が取り返しのつかない過ちだったのはシスターの言う通りだな。
生き物を殺めるという事は不可逆の行為であるが故、その罪はどうやっても償える物ではないのだろう。

シスターが名乗り出たのも、アーヴァインを殺してしまった事に対する罪の意識からの事だったのかもな。
もっとも今となってはそれを知る術はない訳だが……
[...は沈鬱な表情でそう言うと頭を振って気分を切り替えた]

さて、せっかくの聖誕祭だと言うのにいつまでもこんな暗い話をしているのは勿体無いな。
こんな夜まで人狼に振り回されてやる必要もあるまい。
エッタ、何か飲み物はあるか？
あるなら二人で乾杯といこうじゃないか。
[...はそういってシニカルに微笑んだ]

>>32
わたしね、ちょっと考えたの。なんでお姉ちゃんがそんなこといったのかって。
わたしたちが降伏する訳がないって言うのはわたしたちの言葉を聞いてたらわかると思うの。
でも狼だって名乗りあげた。

ステラおねえちゃん、本当は誰も殺したくなかったんじゃないかな。
でも殺さなきゃ生きていけない。そんな人生にうんざりしてたんじゃないかなって。
だから、これ以上自分の手で人を殺さないために名乗り出たんじゃないかな。

わたしは優しかったおねえちゃんを信じたいから本当はどうであっても、そうだったんだって思っておこうと思うの。

の、飲み物・・・

［ヘンリエッタは紅茶（ティーバッグ）を差し出した］

シャンパンのひとつでも用意したかったんだけどこれしかないよ・・・

[...は見えないので何を出されたのかわかっていない]
……何であれ構わないさ。
シャンパンではむしろ傷に響きそうだしな。
それじゃ女二人、寂しい聖夜に乾杯といこうか。

[...はそう言って手渡されたカップを差し出した]

メリー☆シングルクリスマスイヴ☆

［ヘンリエッタは元気よく乾杯の音頭を取った］

メリー・シングル・クリスマスイヴ！
[...は乾杯してから何故か無性に腹が立ってきた]

…まったく、聖夜にこんなか弱い女二人ほったらかして寝ているとは、呆れた甲斐性なしだな、ラッセルは！

[...は扉を開けて部屋に帰ってきた。紙袋を抱えている]

ふぅ…。外はやっぱり寒いな。手がつめたー…。

村の雑貨屋さんに行ったら
「この間お世話になったから、みなさんでどうぞ」
ってお姉さんが紙袋をくれたけど、
誰がどんなことをしたんだろ…ま、いっか。
なんだろなー、これ。

ん？

[...は２階から物音が聞こえた気がして、２階にあがっていった]

［ヘンリエッタは手帳を切り取って文字を書くと、それをラッセルの額に張った］

【かいしょーなし】

これでよし！

[...は声が聞こえるドアをノックしてから開けた]

お。
セシリアちゃんとエッタちゃんかー…とラッセルさんもいたんだね。
【かいしょーなし】？……同意しとこうかな。

ってセシリアちゃん目は大丈夫なの？まだ痛い？

あ、ネリーさん！こんばんわー☆
一緒にシングルクリスマスイヴをいわおー

エッタちゃんこんばんはだよー☆
祝お祝おっ！

あ、そいえば雑貨屋さんにみなさんでどうぞってなんかもらったんだよー。
開けてみよっか。

[...はそういって紙袋をガサガサあけた]

その声はネリーか？
目は多少痛むが大丈夫だ。
……まぁ念のため、もし先生の鞄の中に鎮痛薬とか入っていたら一応もらえないか？

ん、シャンメリー。なつかしいなー、これ。
みんなで飲みましょー。

[...はセシリアの声に手をとめた]

ん、鎮痛剤だね、探してみるからちょっと待ってー。

>>46
すまない、世話をかけるな。
シャンメリーか、それならエッタや私でも飲めるな。
ネリーも来た事だし、もう一度乾杯するとしようか。

[...は近くに置いてあったヴィンセントの鞄の中を捜している]

んと、非ステロイド抗炎症薬……これだね。
白湯持って来るね。
ついでにシャンメリー飲むコップも。

[...はぱたぱたと部屋を出て行った]

シャンメリーだー！
わーい！

わたしこれいっつも飲んでるよー

[...は同じようにパタパタと走って戻ってきた]

ほい、セシリアちゃんにお薬と白湯ー。
あとコップねっ。

[...は、はいはいっとエッタとセシリアにワイングラスを手渡した]

んではー、空けるよ空けるよー。


えーい！


[...はポーンと勢い良くシャンメリーを空けた]

メリークリスマース☆かんぱーい！

かんぱーい☆

いやーいい音なるなぁ〜

［ヘンリエッタはシャンメリーをごくごく］

よっしゃー今日は飲むでー！！

乾杯！

……ところでラッセルはまだ寝ているんだよな？
それなら今の内に二人に話しておきたい事があるんだ。
[...は同じ部屋にラッセルが寝ている事にまだ気付いていない]

>>52
にゃあにー

［シャンメリーで酔っているらしい］

[...はラッセルのほうをちらっとみたが、確かに寝ているので何も言わなかった]

ん、セシリアちゃんなーに？

[...はシャンメリーを一口飲んだ]

……その……ふ、二人はラッセルの事をどう思ってるんだ？

え、と。

そそれはどういう意味なのかな？
…………す、好きとかそういう……？

>>56
[...はネリーの言葉にこくりと頷いた]

>>55
うーんもうちょっと明るく生きたほうがいいと思うなぁ〜

［シャンメリーをごくごくやりながら答える］

[...はセシリアが頷くのと見つめた]

私はラッセルさんをとても信頼してる。
でも、それは恋とは違うかな。

安心して。

[...はそういうとにっこり笑った]

あれ、意味が違う？

［ヘンリエッタは首をかしげた］

>>59
[...はネリーの答えに一瞬ほっとしたような表情を見せたが、慌てて首を振った]
ち、違う。
私が聞いたのはそんな意味じゃないぞ。

訳は後で説明するが、その前にエッタはどうなんだ？
ラッセルの事、好きか？

ラッセルのことは大好きなお友達だよ！

でも・・・頭のことを詮索してるのは嫌いかも・・・

[...は、廊下を這うようにして、皆の居る部屋の扉をもたれかかるようにして開いた]

[...は扉がゆっくりと開くのを目にした。不思議に思って線を下に下ろす]

シャ、シャロちゃん…！
ど、どしたの？大丈夫？

[...は慌ててシャーロットのもとに駆け寄った]

[...はシャーロットのおなかが鳴ったのに気がついて]

あ、おなかがすいてるんだね。
……そいえば昨日も何も食べてなかったのかな……！

えっと、とりあえずこっちに。

[...はシャーロットを部屋の中に運び、座らせたあと、ヘンリエッタが用意したご飯を目の前に置いた]

ニーナ…
[...は、しょんぼりして引き返そうとしたが、力が入らない]

[...は二人の言葉にほっとしたような悲しむような複雑な表情をした]
……そうか。
変な事を聞いてすまない。

こんな事を聞いた理由なんだが……
実の所エッタ>>58と同じ事を私も感じていたんだ。
ラッセルは……アーヴァインやメイの事で深く傷ついてる。
そして彼らの仇を討つ事に妄執する事で、その傷の深さから目を逸らしていた節がある。
……目を逸らした所で傷は癒えはしない。むしろ無視した事で傷口は広がって行くだけだ。

[...は、座らされて差し出されたご飯を見ながら困惑している]

（ガーン！わたしの用意したごはんが食べられないって言うの！舌の肥えた子ねッそりゃ冷凍ですけどなんか傷つくよ！

エッタの話だと、アーヴァインの直接の仇はシスターだったようだから、彼女が亡き今、拠り所を無くしたラッセルが壊れてしまうような気がしてね……

二人のどちらかが彼に好意を抱いているようなら、彼の支えになってやって欲しいと思って>>55のような事を聞いた。
彼の心の傷を癒せるのは復讐なんかじゃなく、アーヴァインやメイと同じくらい大切だと思える人が出来る事だと思うから……

…
（お腹すいた…でも…

[...は、ぐーぐーいってるお腹に手をあてながら、床を眺めてる]

>>67
そだね・・・
いまのままの状態じゃもし復讐を遂げたとしても傷はいえないような気がするよ。
後には喪失感しか残らないんじゃないかなって思う。

>>71
シャロ……

……どうしてお腹が空いているのにご飯を食べないんだ？
シャロは食べるのが大好きだったはずだろう？

>>73
…
[...は、力なくふるふると首をふって答えた]

[...はシャロの様子は見えなかったが拒絶の気配は感じとった]
ふむ……
ではニーナと一緒になら食べられるか？

ニーナ…？
[その名前に反応して、少し顔を上げたがすぐに俯いて]
…居ない。

そうか……
だがニーナの性格から言って、シャロの事を置いてどこかに行ったりはしないと思うぞ。
多分今頃シャロの事を探してるんじゃないかな……
ニーナがシャロを見つけた時、シャロが空腹で元気なかったらニーナが悲しむぞ？
シャロはニーナが悲しんで平気か？
oO(我ながらずるい聞き方をしているな……（苦笑）)

…
ニーナ、悲しむ…嫌。
[首をふって項垂れた]

食べないと…駄目？

ああ、食べなきゃ駄目だ。

ニーナだけじゃなく、せっかく用意してくれたエッタも悲しむからな。

……それにシャロが元気ないと私も悲しい。
だから食べてくれないか？

うん…
[...は、ちょっと迷ってから、肉に手を出して、かじりついてみた。さめていたものの、鳥の味が口の中に広がって、今までになく味わって噛み締めた]

…美味しい。

[...はシャーロットの一言に安心して微笑んだ]
そうか…それは良かった。

この辺りにさっきネリーが持ってきてくれたシャンメリーもあるはずだから、良かったらそれも飲むといい。

はぁふ……
[...は小さく欠伸を漏らした]
oO(安心したら急に眠くなってきたな……さっきもらった薬が効いてきたか？)

しゃんめり…？
[なんだろうかと首を傾げながら、少しずつ鶏肉を食べている]

セシリア…元気出して…

私は大丈夫……
けど少し疲れたから眠らせてもらうよ…

その前に……シャーロット、君には昨日伝えそびれたから今言っておくよ。

ラッセルを【助けてやって欲しい】

彼は君や村の皆を守ろうと必死でがんばっている。
だから彼を信じて協力してやってくれ……

[...はそう伝えると*眠りに落ちた*]

（……ニーナちゃんの姿をみれば、シャロちゃん安心するよね……）

[...はセシリアとシャーロットの様子を窺いながらそっと部屋を出た。２階の部屋のドアを順番にあけていく。次々と部屋を調べるが、誰もおらず、ついに最後の部屋のドアを開けた]

……この部屋、人が寝てた形跡がある。
でも、誰もいない……。

ニーナちゃんどこ行っちゃったんだろう…。

[...はそのままベッドに倒れるようにして*天井を見上げた*]

ラッセル…？
[...は、少し考えてから頷いた]

うん…
ラッセル…好き…

[集会所の扉を開けて、疲れ切った表情で中に入った]

……村自体が、人が居なくなっちゃったみたいに静かだ…

もう、やだ…どうして、こんな…

…

…ダメ、僕が弱音…はいちゃ…

シャロ…？


良かった…ここに、居たんだ…
[シャロの姿を認めると、ほっと安心して力が抜けて]

…ニーナ？
[...は手を止めて、ゆっくりとふり返る]

うん…

ごめんね、シャロ。
シャロが居ないって勘違いして、外に出ちゃってたよ…
[力が抜けてへたり込んだまま、えへへ…と苦笑した]

ニーナ…ニーナ…
[...は、ニーナに抱きついて、名前を呼びながら目がうるんできて]

…ニーナ、私、お腹減る…嫌？
セシリア…言ってた…

ごめんね、寂しい思いさせちゃ…

…うん？

んー、そうだな…
嫌っていうか…心配になるかな。

無理にたくさん食べろってわけじゃないけど、やっぱりお腹が空いたらちゃんとご飯を食べて欲しいな。

シャロが倒れちゃったりしたら、僕もどうにかなっちゃう。
[シャロの頭を撫でて、安心させるように微笑んだ]

ニーナ、離れないで…
一緒、居て…
[先ほどにもまして、力を込めて]

心配…？
[...はニーナの顔を見上げてから、一瞬横を見て]

ニーナ…
私、ラッセル協力して…言われた。
ニーナは…ラッセル、協力…する？

うん…一緒に居る、シャロの側に居るから。
一人で外に出ちゃってて、ごめんね。
[シャロを抱きしめ返して、安心するように背中を撫で]

うん、シャロが元気ないと、心配だ……ぇ…？
[シャロの言葉に少し思案した後、言い難そうに答えた]

…そう、だな…
僕は…今のラッセル君は、助けてあげたいとは…思う。
でも…協力は……解らない。
ラッセル君の言ってたことが、僕は…納得、できなかったから。

人狼は、確かに…メイやヒューバートさんを、殺した。
でも…それ以上に、大切な人を奪ったのは…僕ら人間だから…
ラッセル君が、あそこまで…殺さなきゃって思う理由が…理解、出来ない…から…

ラッセル君に協力した方が、狼を退治しやすいとは思うけど……でも……
ごめん、はっきり頷けない。

ニーナぁ…
[...は、ニーナに撫でられて、少し力を抜いた]

ニーナ、ラッセル協力…しない？
…ラッセル、きっと、死にたくないから…殺す。

私…ニーナ、一番好き。
ニーナ…ラッセル嫌なら、私も…嫌。

僕だって、狼は罪を償うべきだと思ってる。
もっとも狼に僕らの理屈が通じるかどうかは解らないけど。

でも、狼ばかりを責めるのも、違うような気がするんだ。
狼だけじゃなく、僕らの手だって汚れてるんだから。


……だから、今のラッセル君に協力する気には…なれない。

シャロは、シャロの思う通りに決めるのが良いと、思うけど。

…僕のこと、信じてなんて、言えないし…

ごめんね、本当はラッセル君に協力するよって言えれば良かったんだろうけど…自分に…ううん、シャロに嘘、つきたくなかったんだ。
[弱く微笑んで、シャロを抱きしめる手も緩んだ]

>>94

…シャロ……



僕を、好きだって…言って、くれるの…？

僕は…シャロと違って、人間って証明もできないんだよ…？

怖く、ないの…？
[ぽろぽろと涙を零して、シャロを抱きしめた手が震えた]

…ニーナ。

狼、羊食べる。
でも狼、悪くない。
羊、草食べる…
でも…羊、悪くない。

だから…
[どういえばいいか解らずに、ニーナの顔を見上げた]

…？
ニーナは、ニーナ。

私、人間。
でも…狼、育てられた。
だから、嫌う人…居る。
でも、ニーナ、違う。
[ぎゅーっとニーナに抱きついて、目を閉じている]

うん…

僕らだって、牛や、鳥や、魚を食べる。
そうしなきゃ、死んじゃうから。

狼だって…食べなきゃ死んじゃうから、食べるんだ。

それを…罪だって言うのは、僕らのエゴなんだって…きっと、解ってる。


狼を責める事は、僕らも辛いこと。

僕は…もう、こんなこと、たくさんだよ…
もう、誰も…いなくならないで欲しいのに…
[シャロを、ぎゅっと抱きしめて泣き崩れた]

うん…
でも、皆、黙って食べられない。
針…毒…角…手段、使う。
食べられない為、攻撃する…当然。

戦う、仕方ない…

>>98
シャロ…

そんな、だって、シャロだって…
誰に育てられたとか、関係ない。

僕は、ずっと知ってる。
シャロが、一人で頑張ってきたことも、見知らぬ環境に頑張って慣れようとしてきたことも、心細くても、僕らに心配かけないように無理してきてたことも…

シャロにはいっぱい励まされた、いっぱい支えてもらった。
そんな僕が、どうしてシャロを嫌いになんてなれるの。

シャロには…感謝、してるんだよ…
僕は…シャロのおかげで、一人ぼっちじゃないって…思えるようになったんだから…

私、ニーナ…好き。
人狼なら、ニーナ…食べて欲しい。
[...は、ニーナを抱き締めながら、安心したのかまぶたが重くなった]

…僕もシャロが好きだよ。

シャロには、幸せに生きて欲しいから…そういうこと言われると、複雑だなぁ…


…眠い、かな？
寝て良いよ、ちゃんと部屋まで運ぶから。
[シャロを部屋に運び、*一緒に眠った。*]

…ありがとう。
[ぎゅうっとニーナを抱き締めてから、部屋に運ばれて一緒に寝ました]

[...は、目を覚ました]
oO(僕…は……)
[起きあがろうともせず、昨夜ぼんやりとした意識の中で聞こえた会話を思い起こす]

[もそもそ…と起きて、ベッドの上でぼー…としている]

…一体何時間寝てたんだろ…

外、真っ暗だ…


…と…シャロが起きた時、一人だと可哀想、か。

起きるまで、ぼーっとしてよう。

[横を見て、シャロがまだ眠ってることを確認すると、起こさぬように布団をかけ直してベッドに腰掛けた]

[同時刻、...もベッドの上でぼーっとしていた]

……数日前の喧騒が嘘のような静けさだな。

何も見えないと殊更に静けさが身に染みる……

メイ、君はあの世でも元気でやっているのか？
君は私の選択を愚かだと思うか？

［おなじく自室のベッドに横たわって手帳を開いている］

こんなに人がいなくなっちゃあスクープの意味ないよね。
はぁ・・・・さみしいねぇ

そういえば・・・
朝起きても枕元にプレゼントなかったよ・・・

きっとサンタさん不景気でプレゼントかえなかったんだね

いや、ギャンブルでプレゼント代稼ごうとして失敗したのかも

もしかしてサンタさんが来なかったのは
わたしがプレゼント希望欄に「牡丹と薔薇の姉妹made by ヒューパパ＆ジェーンママ（姉のほう）」って書いたからかなぁ

どろどろしたかったんだけどなぁ・・・

[ベッドに腰掛けたまま、起きる様子の無いシャロの髪を撫でて話しかけた]

シャロ…寝てるよね。


………シャロ、僕ね……

シャロに、二つ謝らなきゃいけないことが、あるんだ。

一つはね…僕、シャロに一回だけ、嘘をついた。

僕ね…人狼、なんだ。


あの時、素直に言えれば良かったけど…
ステラ姉さん達に迷惑、かけられないって…思って、言えなかった。

ごめんね。

二つ目はね…

シャロのお願い…叶えて、あげられない。




ごめんね…多分、僕は…今日、殺されちゃうから…

シャロのお願い、聞けないんだ。

今日はね、ラッセル君を襲おうって…

アーヴァインさんの元に、行かせてあげようって、決めたから。



だから、シャロを食べて、あげられない。

ごめんね…多分、明日になったら僕は…シャロの側に、居てあげられない。

勝手ばかりで、本当にシャロには申し訳ない、けど…



出来るなら、明日になったら…早く、時間が進むことを…祈るよ。



もう、こんな辛い想いを…皆が抱えるのは、たくさん…

だから…だから、もしも…

僕の願いが許されるなら…時間を、早く進めて…

全てを、早く終わらせて、欲しい。

ん…
[...は、目を覚ました]
…ニーナ？