見習いメイド ネリー ギルバートって人は、考古学の研究とか言ってたけど、何かうさんくさかった。あの、すこし神秘的な雰囲気をまとった盲目の人は……、どうやったら話をしてくれるのかしら。 一度、じっくり聞いてみないと。 それにしても。 ……ハーヴェイは、私の事を何か勘違いしている? 私と情報を交換したいと彼は言ったけど、彼が望むような事を私が何も知らないとわかったら……。どんな目に遭わされるの? [ネリーは、ハーヴェイの切れ長の瞳を思い出して、自分の体を守るようにだきしめた。] 私は、本来ここに来るべき人間を出し抜いて無理矢理参加したんだもの。その事は、彼にばれちゃいけないわ。 ……後、伯父の愛人にされていたことも。 知られちゃいけない。 [ネリーは、自分の声が消え入りそうになっていることに驚いた。] | |
(257)2005/06/03 22:13:24 |
流れ者 ギルバート それじゃまずは部屋に失礼させてもらうよ。 立ち話ってのもなんなんでね。 [ソフィーの部屋に入り、コーネリアスも入ってきたのを確認するとドアを閉める] さて、知ってると思うが夜中に犠牲者がでちまったみたいだな。 それでこのツアーの参加者の1人のハーヴェイからちょっとした話を持ちかけられてね… [ギルバートは夜中にハーヴェイから持ちかけられた協力に関する提案を簡潔に2人に説明した] 正直ハーヴェイの野郎がどこまで信用できるかはわからん。 だがこのまま1人、もしくは2人で動くよりは危険性は薄まると思うんでね。 俺はこの提案に乗ろうと思ってる。 せっかくなんであんたら2人にも乗ってほしいと思ってるんだが、どうだい? | |
(313)2005/06/03 23:16:16 |
流れ者 ギルバート [オーバーアクション気味に肩をすくめて] 換金できるかって点に関しちゃ俺の興味対象外だ。 正直な話、死人が出た以上は呪いなんて話以前に他殺の線で考えていてね。 俺は1人や2人で行動するより何人かでチームを組むのが得策と考えている。 …宝なんざオプションみたいなもんさ。 第一にこの身とついでにソフィーの身の安全だけは守りたいもんだね。 [ソフィーに視線を向けて] ハーヴェイの野郎はソフィー、あんたが主催者側の人間だってわかって引き入れようとしてるぜ。 大方主催者側の人間なら逆に好都合ってことで利用することを考えているんだろねぇ。 アーヴァインとやらの死因も呪いと決まったわけじゃないだろ? はっきり言って現状で1人になったり誰かと2人になることは危険だ。 まずはハーヴェイの野郎と会って話をしてみないか? | |
(344)2005/06/03 23:37:12 |