人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(555)宝探しツアー♪ : 6日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット に、1人が投票した。
学生 ラッセル に、8人が投票した。

学生 ラッセル は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、見習い看護婦 ニーナが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、新米記者 ソフィー、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、吟遊詩人 コーネリアス、の7名。
吟遊詩人 コーネリアス
ラッセル、ニーナ。
愚かで哀れな者どもよ。
汝らの肉体は灰となっても、魂は永劫に癒されることなく苦痛の狭間をさまよう。無力な恨み言の切れ端を、我々の耳に囁くがいい。
(0)2005/06/08 05:15:05
吟遊詩人 コーネリアスは、コインを指で弾きながら、ブランデーを飲み干した。
2005/06/08 05:16:50
冒険家 ナサニエル
[ニーナの体は冷たくなっていた。
ナサニエルはニーナの額にかかっていた前髪をそっと払うとつぶやいた]

…わかってるよ、ニーナ。
私は…いや、オレは出来ることをする。兄として、そして一人の男として全力を尽くすよ。
同じ星の元に生まれ、同じ時を共有し、そしてまた生きていくために。
オレは…君を愛していた、妹であることを含め、君を愛していたよ。だから見守っていてくれ…
(1)2005/06/09 05:01:53
冒険家 ナサニエル
今ならわかる。オレの中で全てのピースがつながったよ。この地にあるのは「生き返りの秘法」。
そして人が死ぬのはそれを守るための呪法。オレは秘法を手にいれ、君をこの手に取り戻してみせる。

[そうつぶやくとそっとニーナの胸元から家族の写真が入ったロケットペンダントを手に取った]
(2)2005/06/09 05:02:46
冒険家 ナサニエル
コーネリアス、君の力は所詮借り物だ。人の負の感情を増幅させ、人を殺す。
君が望む力を完成させるには最後の扉を開く人間が必要だからオレを殺せなかったんだろう。
いいさ、その舞台に乗ってやるよ。
グレンが開けなかった扉を開くのはこのオレだ。
[そうつぶやくと立ちあがった]
(3)2005/06/09 05:05:05
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーの部屋で休んでいたが、その額には汗がうっすらと滲んでいる。
2005/06/09 09:02:34
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーが椅子に座ってうとうとしているのを見て、洗面所に移動した。
2005/06/09 09:07:26
書生 ハーヴェイ
今まで我慢していた苦痛をようやく吐き出した】

ぐっ、はあっ、はあっ、はあっ・・・・・・

【上着のボタンをゆっくり左手で外し、左胸を鏡で確認する】


・・・・・・やはり、そうですか。


【左胸には、うっすらと何らかの刻印が浮かび上がろうとしている様子が覗える】
(4)2005/06/09 09:13:36
書生 ハーヴェイ
ど、どうやら進行具合に個人差があるようですね。

グレンの場合は、自覚症状無しで突然だった。

ラッセルの場合は、比較的自覚してから長く苦しんだ。


僕の場合は・・・・・・相当、ゆっくりですね。
その分長い時間苦しむことになりそうです。
(5)2005/06/09 09:17:27
書生 ハーヴェイ
この様子だと、順調にいけば今日明日というのは考えづらいですが、突然何が起こるか分かりませんしね。
可能性は否定出来ません。


ただ、これだけは間違いないでしょう。


僕は生きて、この島から出ることは無い。


・・・・・・ 無念です。
(6)2005/06/09 09:20:11
書生 ハーヴェイは、歯を食いしばった。口元から血が一筋流れて落ちた。
2005/06/09 09:22:23
書生 ハーヴェイ
一体僕は何に触れた?

コインにも触ってない、源泉とやらにも行ってない。
むしろそれらに触れたのであれば今ごろ僕は死んでいる。

【少しの間考え事をしていたが、一つ思い出した】


・・・・・・北の森、コンパスが効かなくなった地域。


既にあの場所で、僕は一歩余計に踏み込んでいた、という事か。
しかも直接ではないから、影響が少ない。

なんて皮肉だ。
(7)2005/06/09 09:26:29
書生 ハーヴェイ
もはや、ここまでですか。
だが僕にはまだ仕事が残っている。


・・・・・・ せめて、ネリーだけは。
(8)2005/06/09 09:29:04
書生 ハーヴェイは、強い決意を胸に、シャツのボタンを掛けた。
2005/06/09 09:30:20
見習いメイド ネリーは、目を醒まし、いぶかしげに周囲を見渡した。
2005/06/09 11:19:30
見習いメイド ネリー
……ハーヴェイ?

[隣接する洗面所から、水音が聞こえる。ネリーは、その音でハーヴェイの生存を確認して、にっこりと頬笑んだ。]

まだ、私たちは生きてる。
……今、こんな状態で、どうすればいいのかわからない。
ただ、私は……ハーヴェイ、あなたの事が好き。
(9)2005/06/09 11:20:23
見習いメイド ネリー
……あなたは、私のことをどう思っているのかはわからない。
同じようには思ってもらえないのかもしれない。

でも、それでもいい。
あなたが戻って来たら、この事だけは伝えなくちゃ。

愛してるわ。
(10)2005/06/09 11:20:50
見習いメイド ネリーは、呪いで、死んでいった者たちの顔を思い浮かべる。
2005/06/09 11:21:05
見習いメイド ネリー
グレン、トビー、ユージーン。
ウェンディ、リック、メイ、……ラッセルも、もう。

トビーやグレン、ユージーンが何か悪意を持って行動をしたとは思えない。三人とも良い子だった。グレンは毎日熱心にご飯を作ってくれたり、…トビーは、トビーは、私に首飾りまで。ユージーンは静かで誠実な人だった。

ただ、みんなの話を総合すると、三人はあの例のコインを持っていたし、探索に熱心だったから、呪いの源泉に関わる地域に、間違った方法で踏み込んでいた可能性が高い。ああ、危険な地域でコインを手に入れたのがいけなかったのかも。コインが財宝であるなら、それを取ってくることで呪われても不思議ではない。

メイとラッセルは、コインと地図に手を触れた。
リックもコインを持っていた。

でも、それだけでは死なない。
コインに触れただけで死ぬのならコーネリアスはとっくに死んでいる。

地図なら、ニーナも昨夜、触れたかも。
(11)2005/06/09 11:22:33
見習いメイド ネリー
ウェンディは、探索で呪物を得た。
そしてそれを愛するシャーロットに渡した。
これは確か。

そして、ウェンディは呪いで死んだ。
(12)2005/06/09 11:23:14
見習いメイド ネリー
ウェンディとシャーロットは、
……呪物を利用して人を呪った。

人を呪わば穴2つってやつね。

悪意を持って人を呪ったゆえに、呪物を利用しようとしたウェンディは死んだ。
(13)2005/06/09 11:24:24
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットの昨日の悲しげな笑顔を目に浮かべた。
2005/06/09 11:24:38
見習いメイド ネリー
メイが死んだと知った後の、シャーロットのあの表情。
死んだのはメイだった。メイと仲の良かったラッセルももう今はおそらく…。シャーロットもウェンディと同じように、今日、明日中には死ぬ。シャーロットがすでに自分の死を受け入れていることを、私は理解したくない…。

シャーロットがリックを呪ったわけじゃない。シャーロットにとってリックは、唯一の異性の友人だったということが、死に行くシャーロットにとって、せめてもの救いなんだろうか。
(14)2005/06/09 11:25:20
見習いメイド ネリー
リックを呪ったのは、あの手紙の差出人ソフィー。…彼女しかいない。
彼女は、最初に洞窟で呪いを発見した後から挙動不審だった。ラッセルがそれを教えてくれた。洞窟でなんらかの呪いの手段を得たか、呪われたと思われる。

ただソフィーも、本当に、すでにリックを呪ったのなら、近日中に死ぬだろう。
ウェンディと同じように。


……私は、誰かの死を望んで、人を呪ったりはしない。


私が望むことは……。
(15)2005/06/09 11:26:35
見習いメイド ネリー
[ネリーは、トランクの中にしまい込んでいた、母親の形見の指輪を取り出し、机の上に置いた。次に、以前はキャットガーターに差し込んでいた細身のナイフをポケットから取り出す。]

このナイフをこんな風に使う日が来るとは思わなかったわ。
(16)2005/06/09 11:27:27
見習いメイド ネリーは、頬笑んで、刀身に軽くキスをした後、ナイフを左手で握った。
2005/06/09 11:27:39
見習いメイド ネリー
愛する天国のママ!
私に力を貸して欲しいの。
……私は、ハーヴェイを守りたい。
私は、彼を守るために、呪いをかけるわ。
(17)2005/06/09 11:30:00
見習いメイド ネリーは、右手首を軽くナイフで切り、指輪に血をたらす。
2005/06/09 11:30:12
見習いメイド ネリー
私が愛するかぎり、ハーヴェイが生きていますように。
彼が幸せでありますように。
(18)2005/06/09 11:32:01
見習いメイド ネリー
[少し、考えてから、]

ニーナ、ナサニエルが、それぞれ互いを愛するなら、彼らが生き延びることを。
そして、もし私が死んだら……………。

[ネリーは頬笑んで目を閉じ、自らの血液で浸した指輪を身につけると、呪いを完成させた。]
(19)2005/06/09 11:32:39
見習いメイド ネリー
稚拙な呪いかもしれないわ。
でも、私に出来る事はこれしかない…。

[ネリーは、ハーヴェイが戻る前に、机を拭き、手首には手当をして、あざではなくその傷を隠すために、新しく長袖のシャツを着た。]
(20)2005/06/09 11:32:55
冒険家 ナサニエル
[地図に記されていた、ウェンディが行った場所から出てきた]
予想通りだな。やはり氷室があったか。
ニーナ、ここで待っていてくれ。オレは必ず君を迎えに来る。
しかしみんなどうしているだろうか。
ここにあった資料によると今頃は二人に紋章が浮かんでいるはずだ。
おそらくはハーヴェイとシャーロット。ハーヴェイ、オレが気がついていなかったとでも思うのか?君が俺達に呪いがかかるのを願っていたことを。
そしてシャーロットは全ての男を呪っていた。他者を呪うその気持ちが次の引き金になっているだろうからな。
どちらに呪いが確定するか、それはそれぞれが愛する者への思いの強さで決まるだろう。
(21)2005/06/09 12:28:23
冒険家 ナサニエル
そしてコーネリアスが本格的に動く頃だな。
彼に全てを許してしまえばオレでも太刀打ちできないだろう。
だがまだ付け入る隙はある。最後の段階で彼は魔に魅入られた少女が必要なはずだ。
ソフィー、と言ったか。おそらくあの少女が鍵になるだろう。彼女がコーネリアスに魅入られたままなら全ての力を差し出し、オレは最後までたどり着けないことになるな。
側にいたギルバートがどれだけソフィーを引きつける事が出来るか、だな。
オレがかかわりようがないことだが。

さて、そろそろ行くか。
じゃ、ニーナ…行って来るからね。
[そういうと洞窟へと向かっていった。]
(22)2005/06/09 12:35:43
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーの部屋へと戻ってきた。その顔jは平静を取り戻している。
2005/06/09 14:43:17
書生 ハーヴェイ
ネリー。起きていたのか。
(23)2005/06/09 15:01:09
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートの部屋から自分の部屋へ戻ってきた。
2005/06/09 15:51:05
新米記者 ソフィー
〔ドアが壊れていたが、気にせず部屋の中に入って、躊躇することなく肌につけていたものをすべて脱ぎ去り、薄い生地で出来た黒いワンピースを身にまとう。
髪を結っていたリボンを解くと、別人のようになった。〕

……、頑張らないと、なぁ。

〔ソフィーはベッドに弾みをつけて寝転がり、目を瞑る、何かを考えているような表情で。〕
(24)2005/06/09 15:56:00
村長の娘 シャーロットは、笑っている。
2005/06/09 16:44:06
村長の娘 シャーロット
[鏡の前に立ちながら、左胸にうっすらと浮かび上がろうとしている何かを恍惚の表情で眺めている]

ウェンディさん……。
私も、あと少しであなたの元へ行ける。
(25)2005/06/09 16:55:49
村長の娘 シャーロット
[少し淋しそうに笑いながら]

私、叱られてしまうかしら。
あなたは私に生きろと言ってくれました。でも……私はあなたのいない世界に耐えられそうにありません。
財宝の亡者達の命を絶つことだけは守ってみせますから……どうか許してくださいね。
(26)2005/06/09 16:58:37
村長の娘 シャーロット
まだ、死ねないわ。
あいつらが朽ち果てて行くのを、ウェンディさんの願いが叶う
のを、見届けなければ。

全て呪われればいい。
何もかも滅べばいいんだわ。
ナサニエルさんも、ハーヴェイさんも、ギルバートさんも。……ソフィーさんも、ネリーさんも。私も……。
全て。

みんな死ねばいいのよ!!

[鏡台の椅子を投げて鏡を叩き割った]
(27)2005/06/09 17:07:00
村長の娘 シャーロットは、散らばった鏡の破片の上に膝をつくと、再び笑いだした。
2005/06/09 17:07:24
吟遊詩人 コーネリアスは、激しい物音で我に返った。
2005/06/09 17:27:08
吟遊詩人 コーネリアス
盤面は固まった。
残る一ピースを、私は然るべき位置に嵌める。
99%の確信をもって。
(28)2005/06/09 17:31:28
吟遊詩人 コーネリアスは、自信に満ちた微笑を浮かべると静かに部屋を出た。
2005/06/09 17:33:43
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの部屋をノックした。
2005/06/09 17:36:24
吟遊詩人 コーネリアス
ソフィーさん、お話があります。
開けていただけますか?
(29)2005/06/09 17:37:24
新米記者 ソフィーは、飛び起きて、ドアを開けた。
2005/06/09 17:38:48
新米記者 ソフィー
こ、コーネリアスさん!?
(30)2005/06/09 17:39:15
吟遊詩人 コーネリアス
簡潔に述べましょう。
先日お願いしましたね。
「時」が来れば、手を貸してほしいと。

今が、その時です。
お手伝い願えますか?
(31)2005/06/09 17:42:15
新米記者 ソフィー

うん! もちろんっ。
あたしに出来ることがあれば、なんでもするからっ。

〔ソフィーはドキドキしながら、強くしっかりといった。〕
(32)2005/06/09 17:44:24
吟遊詩人 コーネリアス
では、ついてきていただけますか。
少し、歩きます。
(33)2005/06/09 17:46:29
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの返事を待たずに歩き出した。
2005/06/09 17:46:50
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスの後をぴょこぴょことついていった。
2005/06/09 17:47:51
吟遊詩人 コーネリアス
……と。その前に。
マグライトを持ってください。
洞窟に入りますので。
(34)2005/06/09 17:51:20
新米記者 ソフィー
〔洞窟と聞いて、びくっとしたが、すぐにマグライトを受け取った。〕

洞窟に、何しに行くの? なんて、聞かない方がいいよねっ?
(35)2005/06/09 17:53:22
吟遊詩人 コーネリアス
たいしたことではありません。
ただ、あなたの「目」を借りたいだけです。

では行きましょう。
(36)2005/06/09 17:54:17
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに、少し悲しそうな声でわかった、と言った。
2005/06/09 18:14:54
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの前に立って渓流を登っていった。
2005/06/09 18:15:39
吟遊詩人 コーネリアス
この先は地盤が緩くなっています。足元に気をつけてください。
ニーナさんは、ここから崖下に落ちましたからね。
(37)2005/06/09 18:16:55
吟遊詩人 コーネリアスは、耳を澄ませながら上流へと上っていく。
2005/06/09 18:25:07
新米記者 ソフィー
ありがとう、コーネリアス。
……あたし、ちょっとドジだから不安だなぁ。
〔ソフィーは苦笑しながら慎重に歩いていった。〕
(38)2005/06/09 18:25:42
吟遊詩人 コーネリアスは、指笛の反響で位置を確認すると、足を止めて振り返った。
2005/06/09 18:26:25
吟遊詩人 コーネリアス
ここです。
全ての呪いの源泉が、ここに眠っている。
(39)2005/06/09 18:26:56
吟遊詩人 コーネリアスは、茂みの陰に隠れている小さな洞窟を指差した。
2005/06/09 18:27:25
新米記者 ソフィー
〔ソフィーは無意識にコーネリアスの手を握った。
その手が小さく震えている。〕

……、ここが……っ。
(40)2005/06/09 18:30:01
吟遊詩人 コーネリアス
ライトをつけてください。
私に明かりは必要ありませんが、あなたには必要だ。
(41)2005/06/09 18:35:25
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの手を引きながら洞窟へと入っていった。
2005/06/09 18:35:37
新米記者 ソフィーは、ライトをつけて、おそるおそる歩みを進める。
2005/06/09 18:39:27
吟遊詩人 コーネリアス
どうしました? この匂いが気になりますか?

……でしょうね。
生ある者たちは、死の匂いに敏感です。
残念なことに、人間は動物より遥かに「死」というものに対して鈍感ですが。
(42)2005/06/09 18:40:31
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの足が止まりがちなのに気づいて声をかけた。
2005/06/09 18:40:42
吟遊詩人 コーネリアス
……不安ですか?
私を信じてついてきてください。

大丈夫。あなたは死にません。
呪いに落とすための契約がありませんから。
(43)2005/06/09 18:41:19
見習いメイド ネリー
ナサニエルがニーナを思う限り、彼は生きる。
私が愛する限り、ハーヴェイは生きる。

生きるというのは、ただ死なないということではなく、虚ろではなく、リアルな生を生きること。そこには、痛みもあれば苦痛もある。けれどだからこそ、喜怒哀楽の人間らしい感情、そして幸福がある。
つまり、呪われないってこと。

[指輪を握りしめ、再び呪いを反芻していたネリーは、ハーヴェイを振り返り、頬笑んだ。]

ハーヴェイ?
(44)2005/06/09 18:41:32
吟遊詩人 コーネリアスは、平然と言い放つとソフィーの手を引っ張った。
2005/06/09 18:41:35
新米記者 ソフィー
……これぐらい、大丈夫よ。
コーネリアスを、信じてもん……。

〔ソフィーはそう言って、コーネリアスの手をぎゅっと強く握った〕

呪いに、落とすための契約……?
(45)2005/06/09 18:44:05
見習いメイド ネリーは、振り返りかけて、外から響いてきた大きな音に驚いた。
2005/06/09 18:45:50
見習いメイド ネリー
あれは、シャーロットの部屋?
彼女は一体何を……。

呪具はもう、シャーロットの手元にはない。
もし、その状態で誰かを強く呪うなら、彼女の死期が早まり、苦痛が増すだけだわ。

……人を呪うというのは、つまりはそう言う事。
(46)2005/06/09 18:46:23
吟遊詩人 コーネリアス
ええ。あなたにはもうお察しがついているはず。
今日、全てに終止符を打ちます。
(47)2005/06/09 18:47:30
見習いメイド ネリー
……………シャーロット。
私はあなたの事が嫌いじゃない。
むしろ、好きよ。

……でも、私にはあなたの行く道は止められないのでしょうね。
(48)2005/06/09 18:48:11
新米記者 ソフィー
……朝から、ずっと胸が痛かったの。
島に着いたときと同じようにね。
それは、このせいだったのね……?
(49)2005/06/09 18:48:47
見習いメイド ネリー
シャーロット、あなたが歩むのは虚ろな滅びへの道。
……私とはもう交わらない。
(50)2005/06/09 18:53:00
吟遊詩人 コーネリアス
ソフィーさん。あなたには私と同じ血が流れています。
この島で絶えた血脈の一部が。
(51)2005/06/09 18:54:11
吟遊詩人 コーネリアスは、話しながら徐々に足を速めていく。
2005/06/09 18:54:16
新米記者 ソフィー
同じ、血が……?
でも、、でもあたしは、何の能力もないわ。
コーネリアスとは、違って。

〔ソフィーは少し俯いたが、速くなる足に必死についていこうとすぐにまた、前を向いた。〕
(52)2005/06/09 18:56:12
吟遊詩人 コーネリアス
力? ありますよ。
この私を恐れないという力がね……。
(53)2005/06/09 18:58:03
新米記者 ソフィー
コーネリアスを恐れない力……?

怖い、って思ったけど、怖いことなんかないっていってくれたの、コーネリアスじゃない。
変なの♪
(54)2005/06/09 19:01:35
見習いメイド ネリー
[昨日のシャーロットのあちら側に行ってしまったような瞳と、情事の後の色濃く残っていたウェンディの遺体を、改めて思い出して]

……私と交わらないだけじゃないか。
シャーロットには、もうウェンディ以外の誰の声も聞こえないのかもしれないわね。呪いすらも…………。

ウェンディが財宝を得る事や、財宝を守ることを望んでいたとは思えない。きっと生きための方法を、愛する方法を間違えただけ。

ウェンディを愛しているなら、シャーロット。
もう、だれのことも呪っては駄目なのよ。
……………。
(55)2005/06/09 19:11:23
村長の娘 シャーロット
[鏡の破片が散乱した部屋も、傷だらけの膝も放置したまま荷物をまとめて部屋を出る。ソフィーとネリーの部屋の前を早足で通り過ぎて階下へ降りる]

あれは……ナサニエルさん?

[宿泊施設を出て行くナサニエルを見かけ、呟く]
(56)2005/06/09 20:46:06
村長の娘 シャーロット
……どこへ、行くのかしら。
まだ秘宝を探すつもり?

[ウェンディの遺言を、もう一度反芻する]

……ウェンディさん……。

[それ以外何も言わずにナサニエルの後を追って行った]
(57)2005/06/09 20:56:06
冒険家 ナサニエル
[洞窟の前まで来て、いい加減ついてこられるのが面倒になってきた]
…出たところからずっとついてきているが何か用か?
シャーロット。
(58)2005/06/09 21:07:19
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルに突然振り返られたが、自分も驚きもせずに微笑む]

あら、やはり気付かれていましたか。
こんにちは、ナサニエルさん。
(59)2005/06/09 21:11:00
冒険家 ナサニエル
ええ、こんにちは。
で、何か用か?オレはやることがあるから急いでいるんだが…
[そういうとシャーロットを正面から見据えた]
(60)2005/06/09 21:14:07
村長の娘 シャーロット
[臆せずナサニエルの顔を見つめ返す]

先程の……ニーナさんは亡くなられてしまったのですね。
ご冥福をお祈り致しますわ。
やること、と、言いますと?
(61)2005/06/09 21:17:06
冒険家 ナサニエル
[シャーロットの変化を疑問に覚えながら答える]
この先にある洞窟へ行って、この地に眠る財宝、「蘇りの秘法」を手に入れてくるだけだが?
(62)2005/06/09 21:20:35
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルの言葉を聞いて、暗く沈んでいた瞳に一瞬希望の光が宿る]

蘇りの秘法……。
それが、この島に眠る財宝の正体なのですか?
それが……それがあれば、ウェンディさんは……。

うっ……!

[頭を抱えて、その場に蹲る]
(63)2005/06/09 21:25:13
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロットに「大丈夫か?」と声をかけて近くに寄った
2005/06/09 21:26:37
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルに起こされ、顔を上げるともう元の瞳に戻っていた]

……大丈夫です。
なんでもありませんわ。
そうですか……財宝にお近付きになりますか。

では、あなたは死にますね。
(64)2005/06/09 21:29:36
冒険家 ナサニエル
ふむ…なぜそう言いきれる?
すでに謎が解かれた呪いは呪いとして機能しないぞ?
(65)2005/06/09 21:32:10
村長の娘 シャーロット
秘宝に近付く人間は、全て死に絶えるのですわ。
呪いの力は人間のそれを遥かに上回るもの。
何人にも太刀打ち出来ません。
私は……それを知っていますから。
この島に来た時から、ずっと。
(66)2005/06/09 21:38:36
流れ者 ギルバート
[迷うことなく呪いの源泉へと歩を進めている]

最後のお仕事の時間、か…
進むべき道も、守るべきものも俺にはわかってる。

ただ、それが俺の意思ではないだけ…
コーネリアス…
ソフィー…
俺が守るべきものは…
(67)2005/06/09 21:39:33
冒険家 ナサニエル
ふむ…
ひょっとして君はオレに警告しにきたのか?
オレに秘宝に近寄るな、と。
それは何の為だ?君がオレを気にかける理由はないだろう?
(68)2005/06/09 21:40:54
村長の娘 シャーロット
ふふ……何故でしょうね。
私にも分かりませんわ。
私には、もう一人の私がいますから。
(69)2005/06/09 21:43:50
村長の娘 シャーロット
この島に来てから、ごくたまに、頭の中で囁くんです。
私のようで私でない、私が。
それはその瞬間に私の全てを支配していく。
今の私は……どっちなのかしら。
もう、私にも分かりませんわ。

[表情を変えずに、ただ優しく微笑みながら語る]
(70)2005/06/09 21:46:35
冒険家 ナサニエル
なるほど、もう一人の私、ね。
…結局…君の事はわからなかったよ。
一つだけわかるのは君が自分を表現する場所に恵まれなかった、ただそれだけだよ。
[そういうとそっと右手を伸ばした]
(71)2005/06/09 21:48:10
村長の娘 シャーロット
[左頬にあてられたナサニエルの右手の体温を感じながら、囁く]

私からも、言えることが一つだけ……。
財宝に近付いてはなりません。
私達はいずれ裁かれる存在。
いたずらに死期を早めず、静かに余生を過ごすことをお勧め致しますわ。
(72)2005/06/09 21:53:40
冒険家 ナサニエル
…それはできないよ。
なぜならオレが今動く理由は秘宝を手に入れることだから。
誰が止めようともオレは止まらないよ…
(73)2005/06/09 21:56:41
流れ者 ギルバート
[源泉の入り口へとたどり着く]

ここか…
呪いの源泉。全くとんでもない場所だな…
入り口だけでこれだけの「死」を感じるのか。

[額には汗、無意識に溜まったつばを飲み下す]

血族とは言え俺の血はすでに薄れてしまったもの。
俺にはコーネリアスほどの力はない…
ここに入って大丈夫なのか…?

全くここまで呪いってヤツは縁がないようにやってきたのにねぇ。
とんだ役回りを引いちまったもんだぜ。
覚悟を決めるしかないかねぇ…

[いつもの表情に戻る軽く口元に笑みを浮かべ洞窟の中へと消えていく]
(74)2005/06/09 22:10:54
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルの返事を聞いて、目を伏せる]

……そうですか。
ならば仕方がありません。やはりあなたは死ぬでしょう。この島で。
私はもう行きますわ……血族を呼ぶ声が、聞こえますから。
さようなら……ナサニエルさん。

[それだけ言うと、踵を返した]
(75)2005/06/09 22:21:28
冒険家 ナサニエル
[シャーロットが去るのを見届けると何も言わず洞窟の中へと入っていった]
(76)2005/06/09 22:22:38
冒険家 ナサニエルは、この島最大の洞窟を単独で進入していく。
2005/06/09 22:27:55
流れ者 ギルバート
[洞窟で岩に腰掛け、煙草を吸いながら]

…死と紙一重の世界だな。
…ここにあるのはただただ人という生き物の負の面だけ、か。

[決意を込めた目で呟く]

俺の仕事…
2人を守ること…
例えこの身を削ってでも、な。
(77)2005/06/09 22:30:12
見習いメイド ネリーは、ぎゅっと目をつぶった後、再びハーヴェイに頬笑んだ。
2005/06/09 22:32:19
村長の娘 シャーロットは、隠された洞窟に辿り着いた。
2005/06/09 22:57:08
村長の娘 シャーロット
呪いの源泉……それが、ここにある。

[洞窟を見上げ、何かに問いかける]

血族でありながら殆ど力を持たない私の侵入を、許してくれますか?
……。
(78)2005/06/09 23:05:54
村長の娘 シャーロットは、洞窟内に静かに足を踏み入れた。
2005/06/09 23:06:04
流れ者 ギルバート
[入り口からの近づいてくる足音に気がつく]

…誰だ?
ここから先は通行止めだぜ。
死にたくなかったら引き返しな。
ここはいるだけで命を削る、そういう場所だからな…
(79)2005/06/09 23:08:58
村長の娘 シャーロット
[暗く狭い洞窟内をしっかりとした足取りで進む。途中で死臭以外の匂いが鼻腔をくすぐった]

……煙草、ですね。
(80)2005/06/09 23:12:01
村長の娘 シャーロットは、流れ者 ギルバートの前に姿を現した。
2005/06/09 23:12:20
吟遊詩人 コーネリアス
……さて、ここが目的の場所です。
(81)2005/06/09 23:15:13
吟遊詩人 コーネリアスは、足を止めてソフィーに向き直った。
2005/06/09 23:15:30
新米記者 ソフィー
ここ、が……?

〔今までとはがらりとかわった雰囲気に、声が震えてしまう。〕
(82)2005/06/09 23:16:28
書生 ハーヴェイ
・・・・・・おかしい。

【宿泊施設があまりにも人気がないのに気が付く】


どういうことだ?
何かあったのかネリー?
(83)2005/06/09 23:16:41
吟遊詩人 コーネリアス
どうです?
何かありますか?
財宝は?
(84)2005/06/09 23:17:55
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの顔を見て、微笑む]

ごきげんよう、ギルバート……さん。
貴方も、ここへ来たのですね……。
(85)2005/06/09 23:20:50
新米記者 ソフィー
え……?
……何も、何もないように見えるけど……。
〔ソフィーは光を色々とあてて隅々まで探すが、見当たらずに困っているようだ。〕
(86)2005/06/09 23:21:01
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの言葉に首を傾けた。ふと、窓の外を見つめる。
2005/06/09 23:21:29
流れ者 ギルバート
[シャーロットの声に気がつき]

なんだ、あんたか…
随分雰囲気が変わったな。
男は苦手なんじゃなかったのかい?
(87)2005/06/09 23:22:56
見習いメイド ネリー
………分からないけど、人がいないなら、どこかに出かけたと考えるのが自然じゃないかしら。

誰もいないのなら……。
あのコーネリアスが見つけたと言う、呪いの源泉?
ナサニエルたちは違う方へ行ったかもしれないけども。
(88)2005/06/09 23:23:34
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの問いに、変わらず天使のような微笑を浮かべながら答える]

ええ、嫌いですわ。男なんてみんな大嫌い。
でも、もういいんです。
どうせみんな死ぬのですから。
(89)2005/06/09 23:26:28
吟遊詩人 コーネリアス
でしょうね。
ここは財宝の間ですが、金銭的に価値のあるものは存在しません。

強いて言うならば、あのコインには骨董としての価値がありますがね。
あれについては、皆さん大いに勘違いなさっておられました。
あのコインに触れた者から呪いに落ちる、とね。

……ふ、はっはは。
笑える間違いですよ。
あのコインは触れた者を殺すものではありません。
触れた者に、呪いを制御する力を与えるのですよ。

おわかりですか?
制御されなかった呪いが、所持者自身に帰ってくるのです。
(90)2005/06/09 23:27:30
新米記者 ソフィー
……!

コインには……、そんな、秘密があったのね。
だから、コーネリアスは……しっかりと、制御できてるから……、平気、なのね。
(91)2005/06/09 23:29:04
書生 ハーヴェイ
・・・・・・源泉、か。

【左胸を気が付かないように右手でさする。源泉、という言葉にその浮かび上がろうとしている刻印が熱く脈打つ】

胸騒ぎがします。
ネリー、源泉の場所を教えなさい。
(92)2005/06/09 23:29:12
新米記者 ソフィーは、呆然としながら呟く。
2005/06/09 23:29:22
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの切迫した命令口調に、不審の目を向けたが、素直に答えた。
2005/06/09 23:31:03
流れ者 ギルバート
[シャーロットの言葉に苦笑を浮かべながら]

厳しいこというねぇ。
まぁ、悪いが俺は死ぬ気はないんだがね。

…今日で全ては終わる。
終われば俺はこの血に囚われた使命からも、この島からも開放される。
俺にはまだまだやりたいことがあるんでね。
是が非でも生き延びてやるさ。

あんたも無駄に命を捨てることはない。
少しでもここから離れな。
ここは血族であっても俺達には少々毒が強すぎる場所だぜ。
(93)2005/06/09 23:33:32
吟遊詩人 コーネリアス
そういうことです。
そして、見当たる限りの呪物はすべて私の手に収められました。

もはや、呪力の矛先は迷わない。
ただ一点を指して貫かれる。
「力」は完璧に制御されるのです。

私、ルシャス・ディード・コーネリアスの手によって。
(94)2005/06/09 23:33:34
見習いメイド ネリー
ナサニエルたちと一緒に途中まであがったから道は分かると思うわ。あの渓流をずっとのぼって行って…。

……もし、あなたが行くのなら私も一緒に行く。
(95)2005/06/09 23:33:45
書生 ハーヴェイ
・・・・・・

【私も行く、という言葉に眉をひそめる】

君は残りなさい。
足手まといです。
(96)2005/06/09 23:36:47
新米記者 ソフィー
……!

〔ソフィーはコーネリアスの言葉に息を呑んだ〕

それって、つまり……っ
(97)2005/06/09 23:37:33
吟遊詩人 コーネリアス
私はこの力を掌握し、滅ぼされた父祖たちの復讐を果たします。
そのためには、この魂を我らの神に捧げねばなりません。

ちょっとした儀式が必要です。
(98)2005/06/09 23:38:39
見習いメイド ネリー
あなたひとりじゃ、道がわからないでしょう?
ひとりで行くなんて馬鹿なこと言わないで。

[ネリーは、そういうと靴を履き替え、さっさと扉へ向かった。]
(99)2005/06/09 23:39:29
吟遊詩人 コーネリアス
壁を照らしてみてください。
文字のようなものがありませんか?
(100)2005/06/09 23:39:31
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの言葉に首を振る]

私はここで果てますわ。
ウェンディさんと一緒にこの地に眠ること。
それが「私」の望みですから。

それに、みんな嫌いと言っても……「私」はどうかは分かりませんけれど、私としては血族は別ですわよ。
ギルバートさん。
(101)2005/06/09 23:41:37
新米記者 ソフィー
儀式……っ?

う、うぅ……、あたしには、何がなんだかわかんないけど……っ、コーネリアス、あなたが呪いの力を使って……万物を支配できるっていうことなの?

〔壁を照らす。〕

……文字……?
あるわ。なんて、書いてあるのかしら?
(102)2005/06/09 23:42:13
書生 ハーヴェイ
くっ・・・・・・

【状況とその態度から、どうやらネリーを止める事は不可能である事を悟った】

分かりました。ですが、無理はしないで下さい。
約束です。

【ネリーに続いて扉の外へと出て行く】
(103)2005/06/09 23:42:45
吟遊詩人 コーネリアス
仮に読めたとしても、その文字を口に出してはいけません。
どのような文字が描かれているか、私の手にそのままなぞっていただけますか。
(104)2005/06/09 23:43:57
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーに向けて左の手のひらを差し出した。
2005/06/09 23:44:03
見習いメイド ネリー
[心配そうに顔を覗き込む。]

それは…私の台詞だわ、ハーヴェイ。
あなた、なんだか顔色が悪いみたい……って言っても、あなたも聞くような人じゃないか。

いいわ、行きましょう。
(105)2005/06/09 23:45:54
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイと共に渓流をのぼり、呪いの源泉へ向かった。
2005/06/09 23:46:21
新米記者 ソフィー
……う、うう……。
わかったわ。

〔コーネリアスの手をとって、その指先を文字の上をゆっくりと這わせていく。〕
(106)2005/06/09 23:48:26
流れ者 ギルバート
[煙草の煙を吹かしながら、辺りは暗く表情は読みにくい]

そうか…
あんたがそれを望むならしょうがないな…

今はここで俺と終わりを見届けるかい?
後で墓くらいは建ててやるぜ。
ウェンディの横に、な
(107)2005/06/09 23:49:00
吟遊詩人 コーネリアス
ゆっくりと……。
一字一句まちがえずにお願いします。
(108)2005/06/09 23:50:54
新米記者 ソフィー
う、うん……!

〔ソフィーは慎重に慎重に手を動かしていく。〕

こ、こんな感じで大丈夫かなっ?
(109)2005/06/09 23:51:47
吟遊詩人 コーネリアス
大丈夫。
その調子です。
(110)2005/06/09 23:52:23
書生 ハーヴェイ
ぐっ・・・・・・

【渓流を登っていくと、次第に左胸が熱くなっていく。惹かれるようにその方角へと歩いていく】

【その方角に、茂みに隠された小さな洞窟を見つける。まるで呼ばれているかのように】


・・・・・・ここか。
(111)2005/06/09 23:54:34
新米記者 ソフィー

〔ソフィーは真剣に手を動かし、最後の文字をなぞり終えると、ため息をついた。〕

わかり、ましたか……?
(112)2005/06/09 23:54:58
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに心配そうにたずねた。
2005/06/09 23:55:20
村長の娘 シャーロット
[とても嬉しそうに笑いながら]

ありがとうございます。
そうしていただけると嬉しいですわ。
ええ、共に見守りましょう。終末を……。
(113)2005/06/09 23:56:05
見習いメイド ネリー
……………ハーヴェイ。
ここが入り口?
(114)2005/06/09 23:56:22
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイが、左胸に手を当てていることに不安をおぼえた。
2005/06/09 23:56:36
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの胸に、呪いを込めた指輪をはめた手を当てた。
2005/06/09 23:57:15
見習いメイド ネリー
……ハーヴェイ、あなたは私が守るから、死なない。
そして、もし私が呪いで死んだなら、この島の呪いに関わる者たち…血族たちに、その呪いをすべて返す。死して永劫闇をさまようののは彼らよ。
(115)2005/06/10 00:00:53
流れ者 ギルバート
[煙草を吹かしながら1人呟く]

…【宝】、か。
ここにはそんなものなかった…
あったのは【宝】と言う名の呪いだけ。

すべては復讐の為…
ただ命を奪う為だけの罠…
(116)2005/06/10 00:02:07
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイに頷くと、洞窟の入り口をくぐった。
2005/06/10 00:03:09
吟遊詩人 コーネリアス
こうですね……。
(117)2005/06/10 00:04:15
吟遊詩人 コーネリアスは、手の感覚で読み取った呪言を朗々と読み上げた。
2005/06/10 00:04:32
書生 ハーヴェイ
【ネリーの言葉を聞き、しばし無言になる】


・・・・・・行きますよ。
(118)2005/06/10 00:04:51
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスの声を聞き、自分の体が熱くなるのを感じた。
2005/06/10 00:05:35
見習いメイド ネリー
ええ。
(119)2005/06/10 00:05:48
吟遊詩人 コーネリアス
ゾーク・ソー。命持たぬ汚泥。盲目のザロディズ。
折れたる呪いの翼よ、我が命の灯火を灰にして羽ばたけ。

ザクト・ロー・ソー。我が言霊は全てを縛り、十字に架ける。
回転する呪縛の車輪は我が足となり、吹き出す奈落の瘴気は我が息となる。

ナヴァル・ラス・ローユ・ゾー・ザロディス。死灰を捲き、呪いの文言となれ。
我は万物を統べ、破壊し、殺戮し、汚泥の中に生命を育ませる。

ギーク・ナイ・ウェルブル……
(120)2005/06/10 00:05:58
吟遊詩人 コーネリアスは、言葉を切ると、いぶかしげに首をひねった。
2005/06/10 00:06:27
吟遊詩人 コーネリアス
呪文の続きをお願いします。ソフィーさん。
あと一言か二言。それで完成します。
(121)2005/06/10 00:07:00
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスをじっと見つめた。
2005/06/10 00:07:28
流れ者 ギルバート
[感覚的に人が入ってきたことが理解する]

今度こそ本物のお客さん、か。

全ては終わろうとしている…
もう犠牲はいらない…
大人しく引いてくれればいいんだがねぇ。
(122)2005/06/10 00:07:48
流れ者 ギルバートは、煙草に火をつけた。暗闇の中に一点の光が灯る。
2005/06/10 00:11:14
新米記者 ソフィーは、首をかしげながら、これで全部だよ? と不思議そうに言った。
2005/06/10 00:12:24
書生 ハーヴェイ
【入り口に入ったところで、岩場に腰掛けている見慣れた影を見つけ、ナイフに手をかける】

ほう。
こんな所で一体何をしているんですか?
(123)2005/06/10 00:14:19
吟遊詩人 コーネリアス
これで全部……?
いや、そんなはずはない。

よく探してください。
どこかに続きがあるはずです。
(124)2005/06/10 00:14:37
村長の娘 シャーロットは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2005/06/10 00:16:07
見習いメイド ネリー
その煙草の匂いは、ギルバート?
(125)2005/06/10 00:16:30
新米記者 ソフィー
〔ソフィーは言われたとおりに隅々まで探したが、ほかに見当たらずにため息をついた。〕

……ない、よ……っ?
(126)2005/06/10 00:16:58
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの後ろで、首を傾け小さく呟いた。
2005/06/10 00:17:04
吟遊詩人 コーネリアス
ない?
まさか、呪文が欠けている?


……馬鹿な。
何故だ?
(127)2005/06/10 00:18:23
流れ者 ギルバート
[両手を挙げておどけたように降参のポーズをとる]

ま、ここの門番ってとこさ。
仕事に対するやる気はないがね。

[一点真剣味を帯びた声で]

…悪いことは言わない。ここから立ち去りな。
全ては終わろうとしている。
もうこれ以上の「贄」は求められてないんだ。

ここは呪いの源泉。
選ばれた血を持たないものはいるだけでその命を削られることになる。
あんたらは立ち去りな。
ここから引けばまだ生き延びれる可能性がある。

…すべてはコーネリアスのヤツ次第だがねぇ。
(128)2005/06/10 00:18:25
吟遊詩人 コーネリアスは、普段の態度からは有り得ないほどの狼狽を見せている。
2005/06/10 00:18:41
吟遊詩人 コーネリアス
何者かが削り取った?
いや、それはない。
この洞窟に入った者は例外なく死ぬ。

そうだ。──血族以外は。
(129)2005/06/10 00:19:11
新米記者 ソフィー
〔ソフィーはコーネリアスの手を両手でぎゅっと握り締めた。〕

コーネリアス、落ち着いて……?
(130)2005/06/10 00:21:04
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに優しい声で、宥める様に言った。
2005/06/10 00:21:24
吟遊詩人 コーネリアス
あ、あぁ。申しわけありません。
私としたことが……。
(131)2005/06/10 00:22:31
新米記者 ソフィー
〔ソフィーはコーネリアスに思わずくすっと笑った。〕
……大丈夫、ですか?
あたしに何か出来ることは……?
(132)2005/06/10 00:24:06
書生 ハーヴェイ
【ギルバートの言葉を聞き、笑いがこみ上げる】

ふっ・・・・・・くくくくく。

随分えらそうじゃないかギルバート。
自分は立ち入っても呪いは受けないのがそんなに素晴らしい事か?

ばかげている。そんな絶対敵な兵器の後ろ盾を手に入れて笑っているなど、ナンセンスだ。

【ゆっくりと、不気味にギルバートに近づいていく】
(133)2005/06/10 00:25:07
吟遊詩人 コーネリアス
すみません。ソフィーさん。
少し考えさせてください。


……どうすればいい?
考えるんだ、ディード。
このままでは「力」が完全に制御されることはなく、死神はサイコロをを振り続ける。
私の命さえも危うい……。
(134)2005/06/10 00:26:38
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに相づちを打った。
2005/06/10 00:28:41
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスを、心配そうに見つめている。
2005/06/10 00:29:09
流れ者 ギルバート
[薄い笑いを浮かべ、平静な声で]

落ち着きな。
俺だってここにいて無事なわけじゃない。
俺はすでに血が薄れちまっててね。
ここにいるってことはあんたらほどではないが俺も命を縮めてるのさ。

そんな洞窟でなぜが俺が門番なんてしてると思う?
(135)2005/06/10 00:29:18
書生 ハーヴェイ
さあて、何ででしょうかね。

少なくとも、門番がいる以上その奥に僕たちが用がある何かがあるのだと、思いますがね。

【一定の距離まで詰まっている】

【突然、懐から銀色に光る長細いものをすばやく取り出し、ギルバートにまっすぐ投げつける】

【直後、ハーヴェイが腰を低くして一気に間合いを詰める】
(136)2005/06/10 00:34:23
流れ者 ギルバート
ちっ、ご理解いただけないか…

[懸命に身を翻す、投げつけられたものは服をかすめ後ろに落ちる]
[そして眼前に迫るハーヴェイに気がつきなんとか距離をとろうと後ろに下がろうとする。]
(137)2005/06/10 00:39:26
吟遊詩人 コーネリアス
呪力を制御できないということは、つまりこれから先私は死ぬまでの間毎日誰か一人の命を呪いに落とさねばならぬということに他ならない。
そして、その力の負債としての「贄」をも捧げねばならない。

……ふ、ふふ。
まさに悪魔的な遺産だよ。これは。
(138)2005/06/10 00:39:28
書生 ハーヴェイ
【投げつけたのは銀色のスプーンだった】

【そのままサバイバルナイフを体の前に構え、ギルバートへと体当たりを慣行する】
(139)2005/06/10 00:42:17
吟遊詩人 コーネリアス
……だが、いいだろう。
私はこの財宝を受け継ぐ。

真に邪悪なるものよ。
汝の名は執行されぬ正義である。
(140)2005/06/10 00:43:20
新米記者 ソフィー
そんな……っ!
そんなことって……、駄目だよ……。

つらくて、かなしい……、そんなの。
もう、みんな死んじゃってるから、かわらないのかもしれないけど……、
そんな、考えるだけでも苦痛がいっぱいなこと、コーネリアスにさせたくないよ……。
(141)2005/06/10 00:44:55
新米記者 ソフィーは、俯いた。
2005/06/10 00:45:03
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの後ろを邪魔にならないように追った。
2005/06/10 00:45:19
新米記者 ソフィーは、視線だけを落として地面を見つめた。
2005/06/10 00:45:23
流れ者 ギルバート
[体勢が崩された為かわせないことを悟り、腕を犠牲にすべくナイフと自分の体の間に出す]
[同時に衝撃を少しでも和らげる為にさらに後ろへとステップを踏む]
(142)2005/06/10 00:46:18
吟遊詩人 コーネリアス
ありがとうございます。ソフィーさん。
しかし、私はこの手を血に染めることを厭わない。

それに。もはや後戻りはできないのです。
私の歩む道の後には、深く暗い墓穴だけが口を開けているのですから。
(143)2005/06/10 00:50:35
新米記者 ソフィー
……そんなの、いやだよ……。

〔ソフィーはコーネリアスに向かって首を横に振る。涙がぽろぽろあふれてきて、声が嗚咽交じりになってしまう。〕
(144)2005/06/10 00:52:19
書生 ハーヴェイ
【ナイフに僅かに手ごたえを感じつつ、後ろに逃げようとしたギルバートを蹴り付ける】

【少し体制を取り直す。そのギルバートをにらむ目は赤く光ったように見えた】

【にやり、と微笑むと、さらに追い討ちをうつべくギルバートの懐めがけ体を沈める】
(145)2005/06/10 00:53:22
吟遊詩人 コーネリアス
なぜ泣いているんです?
あなたが泣く必要はありません。
これは、私の負った業です。
(146)2005/06/10 00:54:37
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに、ただ「ごめんなさい」と呟いた。
2005/06/10 00:57:56
流れ者 ギルバート
[左腕に浅くナイフが食い込む、続けざまに放たれた蹴りを残った右腕でなんとかガードし体勢を若干立て直す]

ちっ、坊ちゃんが調子のるなよ…

[迫るハーヴェイの腕をカウンターで蹴り上げる]
(147)2005/06/10 01:00:46
吟遊詩人 コーネリアス
謝る必要もありませんよ。

……では、戻りましょう。
私のなすべきことは全て終わりました。
あとは、書き上げられた図面どおりに工作するだけです。
(148)2005/06/10 01:01:29
見習いメイド ネリー
ハーヴェイ、それ以上踏み込まないで!
あなたまで、段差に落ちる!

[ネリーは、ハーヴェイに眩しくないような角度から、ギルバートの後ろの地面を照らした。]
(149)2005/06/10 01:04:17
新米記者 ソフィー
……うん、わかった……。

〔ソフィーは沈んだ声でコーネリアスに答えて、もう一度ごめんなさい、と言った。
コーネリアスの手をしがみつくようにぎゅっとする。〕
(150)2005/06/10 01:04:22
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスに話の続きを促した。
2005/06/10 01:04:35
吟遊詩人 コーネリアスは、ソフィーの手を強く握り返した。
2005/06/10 01:05:14
吟遊詩人 コーネリアス
謝ってばかりですね。

ともかく、ここを出ましょう。
あまり長くいるべき場所ではありません。
(151)2005/06/10 01:07:16
書生 ハーヴェイ
【ネリーの言葉に反応し、ギルバートの左肩を強く押した】
(152)2005/06/10 01:08:03
冒険家 ナサニエル
[洞窟の中をライトもなしで進んでいた。
わずかにある光苔のおかげで周囲を確認できる。
先に踏破した人がいる道は今のナサニエルにとって庭同然だった]

結局、オレはわかってるんだよな。
この先に本当に生き返りの秘宝があったとしてもそれを使わない、可能性が高いということを。
通常、代償を伴わないものはほとんどありえない、そして代償が必要だからこそニーナは喜ばない。
代償の伴わない蘇生の方法、それを探すために生き抜かないといけない、だからここにいるんだよな。
きっとネリーやハーヴェイの力になったほうがよかったんだろう。
でもオレはオレの願いを優先した。ただ、それだけなんだ…。

ここか…じゃ、はじめようか。呪いはここにはない、別の場所にある。
そちらに集中している今がチャンスだ。
[そうつぶやく目の前には人口の建造物の扉にたどり着いた
そして中に入っていった。]
(153)2005/06/10 01:09:49
新米記者 ソフィー
ごめんなさい……。
あ、また……。ご、ごめんなさ……じゃなくて……、えーっと。
あ、ありがとう!

〔ソフィーはコーネリアスにうなずいて元来た道へ戻ろうとした。〕
(154)2005/06/10 01:10:19
流れ者 ギルバート
[刺された左腕をを押された痛みに堪えながら自ら段差に転がり込む]

[十分な距離をとった後全身に負った擦り傷の痛みを無視してすばやく立ち上がり洞窟の奥へと駆け出す]
(155)2005/06/10 01:11:23
吟遊詩人 コーネリアス
ええ。それでいいんですよ。
(156)2005/06/10 01:13:26
吟遊詩人 コーネリアスは、かすかな笑みを作って、歩きだした。
2005/06/10 01:13:58
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスの笑顔に幸せな気分になって、ソフィーは笑顔になった。
2005/06/10 01:14:46
見習いメイド ネリー
[ライトを再び消しながら、]

ハーヴェイ、大丈夫?
このまま進むの?
(157)2005/06/10 01:15:02
冒険家 ナサニエル
[中に入ると足元の床にはびっしりと埃が溜まっており
誰も入っていない未探索の遺跡だとわかる
慎重に周囲を観察し、脳内で構造を考察していく]
大切なものは構造的な最奥に、神具などを祭る祭事場は移動の便を考えて手前にあるはず。
本来この建造物は地上にあったものだからな…その上に土が乗っていってこうなったんだろう。
オレが必要としているものはどこだ…ニーナ、大丈夫、オレはまだ自分の足で歩ける。
[そういうと探索を開始した]
(158)2005/06/10 01:16:08
流れ者 ギルバート
[十分な距離をとったところで岩陰に隠れる]

…奥にはソフィーがいる。
これ以上奥にはいかせられないな。

[腰から愛用のナイフを抜くと右手に構える]

やるしかない、か…
(159)2005/06/10 01:18:08
吟遊詩人 コーネリアスは、ふいに足を止めると、ソフィーの前に腕を伸ばした。
2005/06/10 01:20:53
書生 ハーヴェイ
ふっ・・・・・・

【体制を起こし】

用心して進みますよ、ネリー。

絶対に僕の後ろにいてください。


あと、さっきは助かりました。ありがとう。

【視線は暗がりの広がる洞窟の奥へと向いている】
(160)2005/06/10 01:21:21
吟遊詩人 コーネリアス
誰かいます。
気をつけて。
(161)2005/06/10 01:21:22
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイに頷くと、いつでもライトをつけられる体勢で彼に続いた。
2005/06/10 01:23:03
冒険家 ナサニエル
[探索しながらふと頭の片隅で思考が浮かぶ]
オレにとって昨日までは隣にニーナがいることが当たり前だったんだよな…
なくしてからわかる、とは言うが…本当なんだな…。
ふと振り返ってニーナの笑顔を確認するのが習慣になっていたとはな。

自立を促しておいて、結局オレはずっと頼りにしてもらいたかったんだな。
ニーナだけでも飛べるはずなのに、ニーナの羽をもいででもオレの隣にいて欲しかったのか…
せめて生きている間に想いに答えてやればよかったのかもしれない。

わからないはずがないさ…お互いに相手を見ている時間が一番長いんだ。
だからオレはずっと兄として振舞っていたんだよな。ニーナが理想とする兄を演じるために。
一度でいいからオレは男としてのナサニエルをニーナに見せてやるべきだったのか…?

さて、これが経典か…呪いが実在するんだから、こういう力も実在してるのか…
[左手にとって右手をかざすとほんのりと光を放ち始めた。]
(162)2005/06/10 01:23:06
新米記者 ソフィー
〔コーネリアスの行動に驚いたが、すぐに嬉しそうに微笑んだ。
ソフィーはコーネリアスに聞き返した。〕

誰か……?
でも、血族以外の人が入ったら……。
(163)2005/06/10 01:23:41
流れ者 ギルバート
[奥からの気配に気がつく]

しまった、下がりすぎたか…
巻き込むのは不本意だが仕方ないな…

[ゆっくり奥へと下がり2人に小声で声をかける]

すまない。俺だ。
ドジっちまった。
これからハーヴェイとネリーがこっちにくるはずだ。
気をつけてくれ。向こうは殺気立ってる。
(164)2005/06/10 01:26:24
流れ者 ギルバートは、怪我をした左腕にバンダナを巻きつけ応急処置をした。
2005/06/10 01:27:22
吟遊詩人 コーネリアス
ギルバートさんですか。
何をなさっておられるんです?
(165)2005/06/10 01:27:36
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに驚いた。
2005/06/10 01:29:20
新米記者 ソフィー
ギルバート……!
なんで、ここに?
怪我してるじゃない……!!
(166)2005/06/10 01:29:52
流れ者 ギルバート
余計な侵入者がないようにと思ってね。
この洞窟の入り口を守っていたんだが…

ハーヴェイとネリーがやってきてね。
まともに話す間もなく攻撃されてこの様さ。

[言いながら苦笑する。左腕の傷と全身の擦り傷の痛みに無理に耐えている為額には脂汗が浮かぶ。]
(167)2005/06/10 01:30:20
見習いメイド ネリー
[ネリーは、はっとしてハーヴェイの腕をひっぱると用心深く囁いた。]

……今、高い女の声がした。
これって、ソフィじゃないかしら?
全員が揃っているなら、逃げたギルバートだけじゃなく、シャーロット、コーネリアスも近くにいるのかも。
(168)2005/06/10 01:33:34
吟遊詩人 コーネリアス
やれやれ。野蛮なことですね。
では、話をつけましょうか。
(169)2005/06/10 01:33:58
吟遊詩人 コーネリアスは、平然と洞窟の入り口へ向かっていった。
2005/06/10 01:34:26
新米記者 ソフィー
〔ギルバートの姿が痛々しくて、直視できずに目を伏せる。〕

……大丈夫、なわけ……ないよね。
平気? 無理しないで、ってわけにはいかないけど……、無茶は、しすぎないで。
(170)2005/06/10 01:34:53
新米記者 ソフィー
〔ソフィーはコーネリアスの手を今までに無いほど強く強く、握った。〕

いや……、行かないで……。
危ない目に、遭ってほしくないの……。
(171)2005/06/10 01:35:53
流れ者 ギルバート
ちっ、同じ血族ながら相変わらずわからねーやつだ…

[ソフィーに声をかける、血だらけの左手で自分の後ろへと招きながら]

あんたは俺の後ろにいろ。
あんたもコーネリアスも俺が守る。
それが俺の血族としての唯一の使命だからな…
(172)2005/06/10 01:36:48
書生 ハーヴェイ
【左胸が焼けるるように熱い】

・・・・・・

【声に出さないよう、歯を食い締めながらネリーの言葉に耳を傾ける】
(173)2005/06/10 01:37:49
冒険家 ナサニエル
[経典を開いて中身を確認すると、祭事場へと向かっていく。]

そういえば基本技術の訓練をしたところもこんなところだったな。
3年ぐらい前か。オレが訓練に行く、と言ったらトコトコと後ろをついてきたんだよな。
しかもスカートで。埃だらけだからスカートをドロドロにしてオレに抱きついて泣いてたんだよな。

[その姿を思い出しくすくすと笑う]

その時オレは…オレと旅するならそんなことで泣いてちゃ一緒に連れて行かないぞ?と言ったんだよな。
次の日からか…ニーナが簡単に泣かなくなったのは。
強くなってうれしい反面、抱きつかれることもなくなったんだよな。

そういえばつい最近、夢でニーナが泣いている所を見た気がするんだが、あれは本当にあったことだったのか…?
夢だと思ったから思わず慰めてしまった気がする…

っと、ついたか…。
[目の前に祭壇を発見した。正面にプレートがあり、その中に白い二つのコインがはまっていた
経典に手をかざし、光を当てると祭壇全体が明るくなった]
(174)2005/06/10 01:37:52
吟遊詩人 コーネリアス
心配無用ですよ。
障害は排除する。
それだけです。
(175)2005/06/10 01:39:03
書生 ハーヴェイ
シャーロット、ソフィー、コーネリアス・・・・・・

これは劣勢だな。参ったよ。

【額は汗に濡れ、瞳は強い光を放ちながら暗闇の広がる洞窟の奥を見つめる】
(176)2005/06/10 01:39:42
新米記者 ソフィー
ギルバート……、ごめんなさい。
〔ソフィーは俯いた。〕
だけど……、でも。
そんな怪我で無理なんかさせたくないの……!

コーネリアスも……っ。

〔自分の気持ちが上手く伝えられないことに苛立ち、ソフィーは俯いて小さく呟いた。〕
……なんで、こんなに無力なんだろう……。
あたしにも、力があれば、守れるのに……。
守りたいって思っても、ただ心配するだけしかできないよ……。
(177)2005/06/10 01:42:52
見習いメイド ネリー
…………ハーヴェイ。

[ネリーは、闇の中で何かをさっしたかのように、ハーヴェイの左胸に手をあて、彼を抱き寄せると口づけた。]

……あなたは、大丈夫よ。
(178)2005/06/10 01:44:26
見習いメイド ネリーは、周囲に用心して、すぐにハーヴェイのサポート位置に戻った。
2005/06/10 01:45:25
吟遊詩人 コーネリアス
私は無理なことなどしません。
あるべきことを、あるべきように置き換えるだけです。
(179)2005/06/10 01:45:49
冒険家 ナサニエル
[経典を定められた位置にセットし、必要な情報を解読していく]
…そうだろうな…生と死は等価交換になるだろうな。
ここの記述が真実ならば実際に使えるんだが…一人を蘇生させるのに、数人の命を必要とする、か。
失った命の命脈の何割かを一人に集める、か。
…これで君を蘇生させても君は喜ばないよな、ニーナ…。
[そうつぶやくと経典を閉じ、考え始める]
(180)2005/06/10 01:45:54
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーの口付けの後、若干痛みが緩和れた気がした。
2005/06/10 01:46:53
流れ者 ギルバート
[ソフィーに精一杯の笑顔を見せて]

無理?
俺にとって無理な事はいい女を危険に晒すことさ。
ここは俺とコーネリアスがなんとかする。

…コーネリアスはあんたの代わりに俺が守るから。
あんたは下がってな。

[入り口のほうを向きナイフを右手に構えて]

あんたらもそろそろ限界だろ?
ここは血族以外には毒が強すぎる。
無茶しないでとっとと戻りな。
このままじゃお互い無駄死にだぜ。
(181)2005/06/10 01:47:13
新米記者 ソフィーは、どうしたらいいのかわからず、ただ下を向いて考えている。
2005/06/10 01:48:07
書生 ハーヴェイ
【ギルの言葉を受け】

つまらない交渉ですね。
死にたくないなら、貴方たちの守ろうとしている物を放棄しなさい。
(182)2005/06/10 01:52:30
冒険家 ナサニエル
[思案していたが決断を下した]
誰も幸せにならないものなんて…必要ないよな…
オレは他人を犠牲にしてでもニーナを取り戻したい。
でも…やっぱりダメだよな…。

[そうつぶやくと、祭壇の稼働リミッターを解除し、制御するためのコインを取り外す
コインを手に取ったナサニエルの周りに白い光が結集していき、やがて全ての光が消えた]

これでいい、この祭壇は完全に死んだ…ごめん、ニーナ。
オレは間違っていないと思う…。

[そういうと経典をナップザックに入れ、祭壇から出て行った]
(183)2005/06/10 01:57:13
新米記者 ソフィー
〔洞窟内に響き渡るハーヴェイの声。
ソフィーは、唇を噛んだ。〕

……もう、いなくなっちゃえば、いいのに。
血族以外の人なんか、みんな……。
(184)2005/06/10 01:57:48
書生 ハーヴェイは、ナイフを構えて少しずつ奥へと足を進める。
2005/06/10 02:02:01
吟遊詩人 コーネリアス
面倒なことですねぇ……。
(185)2005/06/10 02:03:02
流れ者 ギルバート
ここには守るべきものなんてないんだよ。
ここにあるのは死そのものだ。
コーネリアスがここにいるってことはもう呪いは完成してるのさ。

…ここまで来た以上はなにをやっても無駄だ。
あんたらの為に言う。
立ち去りな。それだけがあんたらに残された生きる道さ。
(186)2005/06/10 02:03:27
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイをじっと見つめた。
2005/06/10 02:07:15
新米記者 ソフィーは、憂鬱そうにため息をついた。
2005/06/10 02:07:19
書生 ハーヴェイ
【その眼光を強くし、さらに前に進む】

守るべきものが無い?
君達は一体なぜここにいるんだ?

この世の全ての破滅を願うのか?

自らが無に帰るのを臨むのか?


ギルバート!!
君も、自分の意志でここにいるなら、何か言ったらどうだ!!
(187)2005/06/10 02:16:17
吟遊詩人 コーネリアス
えらい剣幕ですね。
ハーヴェイさん。
私からのお願いは一つです。
そこを通してもらえますかね。
(188)2005/06/10 02:18:05
流れ者 ギルバート
[笑いを浮かべただ冷ややかに言い放つ]

…俺にはなにもないからさ。
…俺にあるのはただこの【宝】を守る使命だけ。

呪いが完成され使命が果たされれば俺は解放される。
この馬鹿げた使命からも、俺の孤独という宿命からもな。

それが死か自由かはわからねぇ。
だがな、先に進むにはそれしかねぇのさ!
(189)2005/06/10 02:21:27
新米記者 ソフィーは、書生 ハーヴェイの声にすごくしらけた。
2005/06/10 02:22:57
見習いメイド ネリー
……コーネリアスは、ギルバートを庇うのね。
で、あなたはどこへ行くの?
(190)2005/06/10 02:23:20
吟遊詩人 コーネリアス
私がギルバートさんを?

……いいえ。
その理由がありませんから。
(191)2005/06/10 02:24:45
見習いメイド ネリー
では、ソフィを庇ってるの?
(192)2005/06/10 02:30:22
吟遊詩人 コーネリアス
いいえ。

質問の意図がわかりませんね。
その答えを聞いてどうするんです?
(193)2005/06/10 02:31:23
吟遊詩人 コーネリアスは、溜め息をついた。
2005/06/10 02:32:15
書生 ハーヴェイ
【その胸の激痛は、もはやハーヴェイの意識を奪おうとしていた】

・・・・・・どこへ、行くんですか、コーネリアス。

あなたのために、みちをあけるわけには、いきませんね。
(194)2005/06/10 02:33:10
新米記者 ソフィーは、見習いメイド ネリーとのやりとりをみて、少しだけ胸が痛むのを感じた。
2005/06/10 02:33:13
吟遊詩人 コーネリアス
無理をしないほうが身のためですよ、ハーヴェイさん。
立っているのもつらいのではありませんか?
(195)2005/06/10 02:35:08
見習いメイド ネリー
コーネリアス、虚ろな人。
……あなたを愛しても、砂を噛むようでしょうね。
(196)2005/06/10 02:37:02
書生 ハーヴェイは、激痛に耐え切れず、膝から落ちた。
2005/06/10 02:37:06
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの具合が酷く悪そうなことに気がついた。
2005/06/10 02:37:41
見習いメイド ネリー
ハーヴェイ!
(197)2005/06/10 02:38:11
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイの様子を見て]

だからさっさと立ち去れと言ったんだ…

[コーネリアスとソフィーに向かって]

ここは俺が残る。
あんたらは先に外に出てな。
(198)2005/06/10 02:38:12
吟遊詩人 コーネリアス
ふ……。
愛に見返りを求めてはいけないようですよ。
(199)2005/06/10 02:38:37
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイを庇うように抱きしめた。
2005/06/10 02:38:40
吟遊詩人 コーネリアス
どうやら、ハーヴェイさんも限界のようですね。
では、この辺りで失礼させていただきますよ。
(200)2005/06/10 02:40:00
見習いメイド ネリー
……あなたには愛なんてないでしょうに、コーネリアス。
(201)2005/06/10 02:40:27
吟遊詩人 コーネリアス
昔はありましたがね。
(202)2005/06/10 02:41:28
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