見習いメイド ネリー この島に来る時は、ただ<あいつら>から逃げられれば、伯父の裏を斯いてやることが出来れば、良いと思ってた。…もちろん今だって、あそこには戻りたくない。 でも、実際にこの呪いってヤツを目の当たりにしてどう? 毎日わけもわからずに誰かが死んでいって、今日は自分が死ぬかもしれない。 ……何もしてないただの人間が死ぬ。 ううん。呪いにもはっきりした因果関係があるかもしれない。リックは、ウェンディが自分の身代わりに呪われて死んだのだと言っていた。そして、トビー、グレン…。彼らは何かを見つけてはならないものを見つけたの? 呪いにかかってしまうような何かを。 | |
(10)2005/06/06 14:46:29 |
書生 ハーヴェイ [どうも寝れない。集会場で色々と考え事をしているが、どうもまとまらない] ・・・・・・ちい、冷静さを失っているのか。 [ふと顔を上げると、ギルバートのメモが見えた] ん?何だこれは? [メモに近づき、熟読した] ・・・・・・また死者か。 だが僕らの中で決定的に宝に近づいている者ではない人達から死んでいく気がするのは何だ? 情報量ではソフィーやコーネリアスにネリー、行動力ではナサニエルやニーナの方が上の筈。確かにグレンは死んだがどうも引っかかる。 昼間になったら探索が始まる。もしかしたら僕にもお迎えがくるかもしれないという事か。 だが、もう後戻りできない。 出来ればナサニエルかネリーが呪いで僕の代わりに死んでくれる事を祈るべきだ。 ・・・・・・ネリーは、死ぬ必要がないがな。 | |
(13)2005/06/06 16:31:43 |
新米記者 ソフィー 〔ソフィーのばさばさとした睫が細かく震え、下を向きながら静かに瞬きをした。 その顔に翳が出来て、ソフィーの魅力引き出す。〕 ギルバート……、ありがとう。 すごく、嬉しい。 こんなあたしでも、そういう風に思ってもらえる日がくるなんて、思っても見なかった。 ……あたしには役目があるんだ。 使命感に動かされてるだけかもしれない。 最初は、そうだった。 あなたと……力を、宝を管理する人たちを、護らなきゃって。 命に代えても、護らなきゃって。 だけど、今は、違う……。 今は、違うの。 〔ソフィーはうつむいたまま、ギルバートにも聞き取れないような小さな声で呟いた。〕 あの人を、ただ、護りたい……。 | |
(99)2005/06/07 23:39:53 |
見習いメイド ネリー [ネリーは、シャーロットに聞きたかった質問を1人で考えている。] ………ねえ、こんな時に聞くのはどうなのかしれない。 でも、単刀直入に聞くわ。 シャーロット、あなた……。 男の人に何か……酷い事をされた事があるんじゃない? [セクシャルハラスメント、あるいは強姦、性的虐待等の言葉を使うことは、ネリーには出来ない。] シャーロットの男性に対する態度…。私にはなにか共感できる物があった。私も伯父に……無理矢理愛人にされていたし、従兄弟にも犯されそうになった……だから。……その手の匂いはわかる。 そして、「ウェンディが死んだ理由を、あなたは知ってるんじゃない?」って私はシャーロットに聞こうと思ってた。シャーロットとウェンディの2人は特別な間柄に見えた。……というよりも、ウェンディの遺体には、情事の後が色濃く残っていて、最後に彼女の部屋に居たのは、他ならないシャーロットだったと、彼女自身が言っていたから。 コーネリアスは、<呪物>を渡すようにと言っていたけど、シャーロットは、ウェンディからコインを貰ったの? | |
(175)2005/06/08 01:30:25 |