書生 ハーヴェイ [暫くして、ナサニエルが部屋の扉の正面から移動していく音を確認し、こみ上げる怒りを音がたたないようベッドの枕に叩きつけた。] ・・・・・・くそっ!!くそっ!! [何度も何度も叩きつける] なぜっ!僕がっ!!あんなっ!!トレジャーハンター風情にっ!!頭を下げなければっ!!ならないんだっ!! ・・・・・・はあっ、はあっ。 [額にうっすらと滲んで来た汗を拭いながら] ナサニエルめ・・・・・・ あの自分が正しいと確信している憎たらしい眼、そして僕を見下すような態度、絶対に許さん! 利用するだけ利用して、呪いにかけてみせる!! [暫くの休憩の後、ベッドの中に入り目を閉じた] | |
(184)2005/06/04 15:00:55 |