人狼審問

ようこそこの村へ。
ジェーン様が長い事お待ちかねです。さ、どうぞ。
私、今回の世話人、ヒューバートと申します。
ジェーン様には長年執事としてお仕えしております。
どうぞお見知りおきを。

おっと、その前に招待状を見せて頂けますかな？
我が主人、ジェーン様のお見合いパーティーへの招待状です。
ここまでいらしたという事は、当然お持ちの事と思いますが…。

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おめでとうございます！

厳選なる抽選の末、貴方は全国で最も幸運な15人のうちの
1人に選ばれました。

貴方がもし他の15人に打ち勝ち、ジェーン様のお眼鏡に適う事が出来れば
この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい
最高の女性・ジェーン様と結婚する幸福を与えられます。

これから最終審査に入ります。
この葉書に必要事項を記入し、身分を証明出来るものをお持ちの上
下記の住所までお越し下さい。

貴方の上に、勝利の女神の祝福があらん事を！

※尚、駐車場のご用意はございません。公共交通機関をご利用下さい。

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　　　　　　　　　　この村のお約束

この村は「ジェーンのお見合い」の為に集まる村です。
ある者はまだ見ぬジェーンに憧れ
ある者は財産狙いで現れ
ある者はジェーンのお見合いをぶちこわす為に潜り込み
どたばた劇が繰り広げられたらいいなと思っています。

コミット進行はその場のノリですが
基本的に24hで進められたら嬉しいかと考えています。

使用キャラは特に制限致しません。
女性キャラで入って男性RPでも構いませんし、女性のままで
何か画策して頂くのも自由です。
楽しくジェーンのお見合いを盛り上げていきましょう！

ちなみに、最後の方がジェーンで入って頂けると、とても嬉しいです。

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さて……
ご案内は15人の方に届いているはず。
普段来客のそう多くない館ですから…不手際がないかどうか再度点検しなければ…
少し、館の中を見回ってくる事と致しましょう。

……ふぅ。
やっと着いたか。それにしても大きな屋敷だな。
招待状に書かれていた住所はここで間違い無いようだが。

おーい、誰かいないのか？

まだ誰もいないのか……まあいい。
少し疲れた、休ませてもらうことにしよう。

（ナサニエルは、目を閉じて今日に至る日々を思い出している）

スリルと興奮を得る為に、冒険に身を投じてきた日々。
孤独ではあるが楽しかった。
それに冒険は危険と隣り合わせ。
こんな自分に付いてきてくれと女性に軽々しく言える筈も無く。
そんなある日、届いた一通の招待状。

「『この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい
　最高の女性・ジェーン様』　か……」

面白い、冒険の傍らに必要なのはやはり美しい女性で無くては。

我ながら俗っぽい考えだが……（苦笑）
それにしても、必要事項と身分証明はこれで良いのだろうか？

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

お名前：ナサニエル

ご職業：フリーライター（冒険記を著しています）

ご趣味：冒険を少々……

ジェーン様へ一言：

初めましてナサニエルと申します。
この度はご招待に預かり光栄です。
ご縁を結ぶ事と相成りましたら、宜しくお願い致します。

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身分証明は……うーん、これは不味いかな。

.oO（何せ定住してないものだから、税金払うの馬鹿らしくて
放ってたらエライ事になってるんだよなぁ〜）

いきなりこれは刺激が強すぎるな。
俺の写真入りの本にサインでも付ける事にするか。よし決定。

それにしても…ふぁ〜あ…眠いな……寝ててもいいだろうか。
歩いてここまで来たので疲れてしまった……。
人の家の玄関で勝手に悪いが、少し眠らせてもらうとするか。

侵入者…？

いや…これは…招待状か……
とすると、ジェーン様の……

……フリーター……？

…無職の上に税金未納ですか。
ジェーン様の将来を任せる者としてはやや不安が…いや、しかし、私の一存で追い出すわけにも…
……ここは先ず、選考開始までになんとか更正して貰わなくては。

これで職業意識に芽生えてくれれば良いのですが。
……それにしても。


『お名前：ナサニエル

ご職業：フリーライター（冒険記を著しています）

ご趣味：冒険を少々……』


……最近の若者は、頭の「お」「ご」を消す事も知らないのですね……

こんにちは。

こんな屋敷にボクが呼ばれたなんて場違いだと思って思わず一度外へ出ちゃったけれど…。
住所は間違ってないみたいだな。

誰もいないのだろうか…。
それにしてもボクに届いたこの招待状。

何かの間違いとしか思えないんだけど…。

『この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい
最高の女性・ジェーン様と結婚する幸福』

…とりあえず、身分証明はもってきているけれど…

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名前：ラッセル・D・ハスバルト

年齢：20
職業：大学生、異文化方面の歴史や文化を専攻しています。
趣味：読書、かな…。

この招待状、ボク宛ではないかもしれないんだ。
実は父もラッセルと言う名前で。ただ、今ハスバルト家では結婚年齢に近いのがボクだった、というだけだから…。

だから、ジェーン様へ一言、は…。


間違ってたらごめんなさい！
一応、父の代理でも来てますので、お許しください。
ってとこかな。

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さて、誰もいないけれど、果たしてココで待たせてもらっていてもいいのだろうか。

…一応、客人はいるみたいだけど…。
隣に座っていいものか、迷うね。

館の女主人がどのような人なのか、屋敷を拝見して判断させてもらおうかな。
心の準備が必要な気がしてきた…。

（…キョロキョロ…）

ああーーーーーーっ！！ラッセル！
こんな所に居たのね！
ひどいわ、最愛の私を置いて行くなんて！

しかも…しかもしかもしかも！

『この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい
最高の女性・ジェーン様と』
…け・け・け・結婚だなんてっ！！

この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい最高の女性が、このキャロルちゃん以外にいるわけがないでしょうっ？
何かの間違いなのよ、ラッセル！
早く目を覚まして！！

うーん…ラッセルは今ここにはいないみたいね。
おっかしいなぁ。確かに姿を見たと思ったんだけど。

それにしても、お見合いパーティか…。
ここに入ろうとしてたどっかの男の人を殴り倒して招待状は入手してるけど、こんな可憐な乙女のところにこんな招待状が届くわけないしねぇ。
さて、どうしたものかしら。
誰かに見つかったら放り出されるかも…。

うん、とりあえず物陰に隠れることにしましょう。
ラッセルも探さないといけないしね。

それに、お見合いパーティっていうくらいだから、素敵な男の人がいっぱいいるかもしれないわ！
抜け出すチャンスはいくらでもあるでしょ。

何やら儲け話があると聞いてやってきたわいヒョホホ

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：ベン・ジャ・ミン

職業：自営業（ブランドのコピー品販売など）
趣味：金儲け

ジェーン様へ一言：

ヒョホホ、俺っちはこう見えても大金持ちだわい
俺っちと結婚すればお互いに資産が増えるわい
ヒョホホ、これぞ理想の結婚だわい、ヒョホホ〜

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

クンクン、クンクン。
この村は金の匂いがするぜぃヒョホホ〜〜。
そーいうわけで俺っちは少し散策をしてみるわい。

ヒョホホ〜

あうちっ！
私とした事が、大事なお役目を忘れておりました…
え、皆様、招待状の半券を、そうそれです、お渡し下さいませ。
先ずジェーン様にお目通ししますので。
えー、ナサニエル様、ラッセル様に…ええと…ジャミ様とお呼びすれば宜しいでしょうか？
ええと、奥にお部屋も用意しておりますので、長旅でお疲れでしょうから。ハイ。お休み下さいませ。

ああ、ジャミ様はもっとお疲れでしょうか？
でしたら、村の3丁目の角当たりを…そうその辺です…曲がって頂きますとですね
てもみんがありますので。

あ、これサービスチケットです。

んー…良く寝た……。

ん？何だこの本。
「13歳のハローワーク」に「社会人のための基本マナー」？

（ぱらぱらぱらぱら）

最初のはともかく、後ろのは字が多すぎる……。
絵と字はせめて半々にしてもらわないと困るな。

何でこんな所に落ちてるんだ……？
後で誰かに届けたらいいか。

お、あんたこの屋敷の人か？
本落ちてたぜ。

どなたかいらっしゃいませんかね？
ああ、いたいた。ミス・ジェーンのお宅はこちらで宜しいのでしょうか？

こいつに答えればよいのかな？

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：ヴィンセント・ワンステッド

職業：開業医
趣味：薬品調合

ジェーン様へ一言：

ご招待頂き真に光栄でございます。
聞けば、美しくも優しく、聡明なご令嬢とのこと。
是非とも私の傍らで、困っている数多の方に手を差し伸べる白衣の天使となって頂きたい次第であります。

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よいしょっと。
えーと、住所はここで良いみたいだ。

…うん、ロシナンテはここで待っててね。
駐車場はないって書いてあったけど、馬をつないでおく場所くらいならきっとあるさ。


ごめーんくーだーさーいっ！

あぁ、身分証明書ですか？医師免許の写しなら持って来てますが。流石に原本は持ち歩きたくないもので。

えーと、そこの方はこのお屋敷の執事さんでいらっしゃいますか？
荷物を置きたいのですが、私はどこに行けば宜しいのでしょう。

（…1年生の道徳の教科書にしておくべきだったか…？）

ああ、これはこれは…大変失礼を致しました。申し訳ございませんナサニエル様。

（…本の向きも揃えないで渡してくるとは…
これだから最近の若者は…ブツブツ）

いやいや、気にするなよ！
こんなに広い屋敷なんだから、本がそこらにあってもおかしくないよな。

それにしてもちらほら人が集まってきたみたいだが……
これみんな、その、「ジェーン」さんのお見合い相手なのか？
流石良いとこのお嬢さんは違うんだなぁ……。

おお、いらっしゃいませお医者様。
ご高名はかねがね伺っております…そのお若さで新薬研究の第一人者だとか…お会いできる事、主も光栄かと存じます。
荷物はこちらでお預かり致します故…お部屋はあちらにご用意しておりますが、宜しければこちらの応接間にてしばらくお寛ぎください。只今飲み物を運ばせますので。

…今、何か子供の影が見えた気がしますが…
気のせいでしょうか。

こんにちは、執事さん。招待状のお屋敷はここで間違いないですか？
あと、これ書いてきたんだっけ。（ごそごそ）

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：トビアス・リンデロート

年齢：12
職業：牧場主
趣味：乗馬

ジェーン様へ一言：

お招きありがとう。
結婚についてはあまり考えてなかったけど、こういう出会いがあっても良いかな、と思っています。
どうぞよろしく。

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

えーと、身分証明書は…(ごそごそ)

これ、僕の馬のロシナンテの血統証明なんだけど、馬主として僕のサインが入ってるよ。
これで良いかな？

あ、すいません、あまりに立派なロビーなので少し探索をさせていただいてました。

一応ご招待を受けたものとしてやってまいりました。
今回送られたこの招待状、どうもあて先はランダムのようですが…。

年齢もまちまち。
ジェーンさんは、余程こだわりのない大らかな人なんですね。

……あれ？執事さん？
大丈夫ですか？

いやいやご高名なんて…ただ趣味が高じて専門領域に両足突っ込んだだけでして…ありがとうございます、執事さん。
じゃあご好意に甘えて荷物をお願いします。あ、割れ物が入ってますのでぶん投げたりはしないでくれるとありがたいです。

…っつ…え、あの、ええと…
と、トビー様、で宜しいですよね。
あの、何と申しますか、ええとですね、……（汗）

と、とりあえず、私「健康な成人男性」の中から無さkいえ、ジェーン様にふさわしいと思われる15人の方をお選びし、招待状をお送りしたのですが…
ど、どこで一体手違いが…（汗）

と、いうか失礼ながら、貴方がもしジェーン様に選ばれたとして…結婚できるのですか、トビー様…？（汗）

えーと、結婚については法的には問題ないはずだよ？
それに、僕は牧場主としてちゃんと働いてるから、社会的にも問題はないと思う。

もちろん、健康には自信があるよっ！

う、あ、はい、あの、では一応身分証明と招待状の確認を…はい、はい、確かに…

…（涙）

で、ではトビー様のお部屋はこちらになりますので…あ、馬は厩舎に…はい、どうぞ…

（まいったな、こんな少年が…というか明らかにまだ子供じゃないか…
ジェーン様に怒られる…（涙））

不躾で申し訳ないですが、ボクも部屋を借りて休ませていただいてもいいですか？

慣れない旅路で少し疲れてしまって…。
それに、なんだか寒気がするんです。
誰かがついてきているような、そんな気までしてきちゃって…。

お兄さん、馬を見る目があるね！

ロシナンテは世界中の馬術大会で優勝してる名馬なんだ。
障害を越えるときのジャンプは、本当にすごいんだよ！

。о（案外ジェーンさんという女性も、本当はとても若いのかもしれないな。なんといっても候補にあの少年がくるくらいだし。
それならボクが選択範囲にあるのも頷けるよ、うん。）

まあ、そのジェーンさんが一体幾つなのか知らないが
トビー君の若さが問題なら「婚約」って手もあるしな。
そう目くじら立てることもあるまい。

トビー君、また明日で良いので馬を見せてもらっても良いかな？
俺はこう見えても全世界を冒険して、その冒険記を売って生計を立てている
フリーのライターでね。
馬の扱いにも慣れたものなのさ。
あそこまで上等な馬には滅多にお目にかかれないけどな。

ここだがや・・・遠かったなも。
何せ途中で船は難破するでいかんわ。
んで・・・お見合い相手っちゅうのは、誰だ？
どえりゃー遠くまで来させるだで、よっぽどベッピンさんでにゃーと困るよ。

そうか、婚約でもいいんだよね。

ありがとうお兄さん。帰れって言われたらどうしようかと思ったよ。

やぁ、僕はミッキー。僕こそがベイベー（ジェーン）の王子様さ！

もちろんOKだよ、お兄さん…えっとナサニエルさんだね。

ロシナンテは頭が良い子だから、初めての人でもちゃんと乗れるよ。

スーパースターである僕の所に招待状が来た時は何かの悪戯かとも思ったんだけどね。でも僕に会いたがっているベイベーを悲しませたく無かったこの僕のっ輝くばかりの優しさを…っえ？ああこれ書くのかい？　えっと…

これを書け、言うだね。まってちょーよ

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：金山　万次郎

職業：尾張藩筆頭家老　松平　保孝様の家臣
趣味：蘭国のもん見る見ることだがや

ジェーン様へ一言：

呼ばれたもんでえりゃー遠くまで来てまったがよ、これがお上に知れたら下手すると打ち首になってまうもんだでよ、このまんま暫く置いといてちょーよ

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：ミッキー・オイカーワ

職業：スーパースター（王子様）

趣味：歌や踊ること

ジェーン様へ一言：

僕に会いたがっていたベイベーの為、はるばるここまで来たよ☆
ベイベーにはステキな夢を見せてあげよう

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

有り難うトビー君。お礼に俺のサイン入り本をあげよう。

……何だか、物凄い濃い空気になってきたのは
俺の気のせいか？
招待状の配布先の傾向が読めない……。
おおらかな人なのだろうな。きっとジェーンさんという人は……。

しかし毛紅人言うのは、えらい変わった格好しとるだな…
あっちの女子なんか、裸で外歩いとるがや。女衒でもそんなもいてへんでよー

ほんじゃ、また明日来るでよー
今日は長旅でえりゃーでかんわ。

まだベイベー（ジェーン）とは会えないようだね、僕も夜更かしは肌の大敵だから休ませてもらうよ☆
それじゃまたね。

サイン本ありがとう、ナサニエルさん。

…何だか凄い人が来てるね。
ミッキーさんて、こないだコンサートしてた人だよね。
うちで働いてる女の子達がファンだから、僕も知ってるよ。

それにマンジローさんは、東洋の国の『サムライファイター』だね？
僕、初めて見たよ（わくわく）

どうやらジェーンさんに会えるのは未だのようだな。
休んでる人も、ちらほらいるようだし。
俺もそろそろ休ませてもらうよ。


久しぶりにベッドで眠れる……。
野宿ばかりだったからなぁ……。おやすみ皆。

ふぁ…ぁ。
今日はずっと馬に乗ってたから、疲れちゃったよ。
僕もそろそろ、部屋で休むね。お休みなさい。


ｏO(ジェーンさんって、どんな人かなぁ)

皆様、お待たせしてしまって申し訳ありません。
ジェーン様はとても、何というか、ユーモアに富んだお方でして、15人全員が集まってからでないと姿を見せたくない！とこう、…ですので、もう少々お待ち下さいませ。

さて、私も皆様のお荷物の整理と、明日の準備など致しまして、そろそろ休ませて頂きます。
お休みなさいませ。皆様、よい夜を。

こんばんは！
ジェーン様のお宅はここでよいのかな？

招待状が届いたので参りましたモーガンでございます。
誰か居ませんか？

誰も居ないようじゃな。
勝手に上がっておくかの。

すまんが誰かおらんかの？
わしゃ、身体が不自由でのう。
車椅子なんじゃ。

誰も来ぬのう…。

そうじゃ、必要事項とやらを記入しておくかな。

ふう、こんなもんかのう。

えっと、身分証明書も出しておこうかの。
【年金手帳・身体障害者手帳】
これでよいじゃろうな。

この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しい
最高の女性・ジェーン様。
はやくお目にかかりたいものじゃ。　

ふぁぁ・・・
やっとかめで家の中で寝たから、どえりゃーよー寝れたわ
あれ？ご老体がおるがや・・・
ほんでも、えらい変わった椅子だがね。

ほんじゃ拙者は、ちょっと海辺まで行って来るわ
武士の日々の鍛錬はどえりゃぁ大切だもんで

(こそこそ……）

ずーーーーーーーーーっと隠れて見てたけど……良い男がよりどりみどりじゃないの！
いや、何か変なのも混じってるけど。
これは、アレね。私のためのお見合いなのね。
うん、そうに違いないわ。

それにしても、どうしたものかしら。

（プラン１）
ジェーンのフリをする。

大体、私以上の女がいるわけないもの。
私がそのジェーンとやらに取って代わったって、何の問題もない筈よね。
…ああ、でもあの執事とかいう男（渋くて素敵だわ）は当然面識がある筈よね。難しいかしら。

（プラン２）
とりあえず、この強奪した招待状を使って招待客のフリをする。
合法的に屋敷内にいられるわね。
ただ…身分証明って何よ！
何でそんなもんがいるのよ！
これがなければ、男装して居座ってやるのに！

（プラン３）
お見合いパーティを盛り上げるために呼ばれたダンサーのふりをする。

うん、これが一番真っ当かしらね。

（プラン４）
招待状持ってるのよ！
招待状があるんだから、追い返すなんてコトしないわよね！？ね！？
ってな感じでゴリ押し。

私の得意分野ね。ふふ…。

面白そうなのはプラン１・２。
成功しそうなのはプラン３・４かしら。
うーん、どうしようかな…。
とりあえず、そうね、プラン３・４の合わせ技でいってみようかな。

ほらほら、誰かいないの？
ザ・スーパースター・キャロル様のご登場よ！

招待状なら持ってるわよ。

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■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：キャロル・キマイラ

職業：天才ダンサー

趣味：いい男あさ（ry）

ジェーン様へ一言：

最高の女性は私に決まってるじゃないの！

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招待状があるんだから、不法侵入じゃないわよねぇ？
だって、【この私の元に】招待状が来たんだもの。
だからわざわざこんな所まで来てあげたのよ！

ちなみに、私は見ての通り【女性】よ。
そちらで何か手違いを起こしたんじゃないかしら？

（こっこっこっ、ここがジェーン邸！
僕の村の村長さんちよりデカいや）

さっそくお答えします。

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：リック＝ボン・ヴィー（名字なんかないってうち！）

職業：お手伝い

趣味：小鳥（とか、とにかく絵になるっぽい小動物系）と戯れる

ジェーン様へ一言：
初めましてリックといいます。
ボン・ヴィー村のアポロンと称される御仁をご招待とありましたが、それはまさしく僕のことです。
ほんとです。
まだ子供でびっくりしたかもしれないけど、この世でもっとも美しく、もっとも賢く、もっともお優しく、すんごくお金持ちなあなたのために僕、いそいで大人になるから待っててね！

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（近所の雑貨屋さんのお手伝いが、
おもわぬ副効果を生んだなあ。
ただの家計の助けのひとつだったのに
来るお客さん来るお客さん愛想をふりまきまくってたら・・・
「雑貨屋の男の子はかわいい」
→「雑貨屋のお手伝いのかわいらしさは天使のようだ」
→「ボン・ヴィー村には天使がいる」
→「むしろアポロンの生まれ変わりだ」

あっはっはっは！ありがとう人のウワサ。
金髪碧眼もだてじゃねー！

僕はこのチャンスをつかんで玉のこしにのってみせる！
かーちゃん、ウェンディ、楽させちゃるからなあ！）

身分証明証？
・・・・・・。

（なんじゃそりゃ？あるわけないし。あるわけないし。
えー・・・えーと・・・・）

（名言を思いだせ！
大将を射殺したいときは、まずそのお馬から脳天直撃ブチかませというあの！・・・ん？
まあいい、食らえッ　数々の客の手に
最高価商品をつかませた・・・・天使の微笑みィイー）

まあいいじゃありませんか執事さん、そんなものは。ウフフッ☆

フ。決まった。
われながら末恐ろしいよ・・・

うわ！な、なんかすごい美人がいる。
もしかしてあの人がジェ・・・・
招待状持ってる。違うのかあ。


・・・ハッ？何で女の人が？

・・・・・。

考えてもわからないことを考えるより先に、
僕にはやるべきことが・・・ある。

ああ、やっと帰ってこれました……広い村ですねここは。
なんか村外れの方で急患が出たらしいので往診に行って来ますね。鞄鞄……

ふぁーあ……良く寝た……。
それにしてもふかふかのベッドだった……。
ジェーンさんと結婚すればこれが毎日か。

いかんいかん物に釣られるのは。
まだ本人も見てないってのに。

それにしても何かまた人が増えたよなぁ。
って、オイ　Σ

おいおいじーさん！
あんた車椅子なのに、こんなとこで寝たら身体に悪いぜ？
ほら、起きろよ？

起こすのも悪いな……。
ちょっと待ってな爺さん。
部屋から毛布持ってくるぜ。

よっと……ちょっと動かすぜ。

（持ってきた毛布をモーガンにそっとかける）

これで良いかな。
何せお年寄りと身体の悪い人には優しくしろって
かあちゃ…母親に言い聞かされてたんでね。
鉄拳制裁……。

それにしても良い天気だな……。
屋敷の中にずっといたら身体が腐っちまう。
ちょっと出かけてくるか。
ああ、冒険の血が騒ぐ……。

ここが会場ですか･･･
神に身を捧げた私が、お見合いパーティーに参加とは
疑問に思う方も多いでしょう･･･

しかし私は「牧師」結婚は許されています
ダメなのは「神父」の方ですよアンダスタン？

そして私には結婚以上に参加目的があります！
それは、私の教会に付属する赤字経営の孤児院に
多額の寄付金を賜ること！！！

この世で最も美しく、最も賢く、最もお優しいのであれば
例え私が振られても寄付金は検討して戴ける筈！

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

■必要事項について、以下の項目にお答えください

名前：レックス・ルーサー

職業：牧師、孤児院経営

趣味：聖書を読む事、神に祈りを捧げる事

ジェーン様へ一言：

この度はご招待戴き、誠に有難う御座いました
よろしければ、我が教会＆孤児院に寄付も
検討していただければ幸い至極です。

☆、。･:*:`*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ☆ﾟ･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*`:*:･｡．☆

.o0(さて、ひとつ疑問が
この招待状は牧師である私に来たのか･･･
それとも「裏に居る本当の私」に来たのか･･･

名前にピンと来て送ってきたのかもしれませんが
有名過ぎて潜伏中の本人とは誰も信じませんから
そっちは杞憂でしょう

表の私にせよ、裏の私にせよ、
現実的に愛よりお金が欲しい所です･･･）

何故、玄関で熟睡されているのでしょうか；

まぁ、他に誰も見当たりませんし
ここで一緒にぼんやり待たせてもらいましょうか

ヒューバートさん、遅くなって申し訳ございません（ペコリ）

あ、ヒューバートさん、いないみたい。よかったわ。
自己紹介が遅れました。
わたし、ジェーン様の身の回りの世話させていただいるネリーと申します。
こちらのほうで、ヒューバートさんのお手伝いもするよう、申しつかっています。
間もなく、ジェーン様がお越しになります。少々、お待ち下さい

モーガンさん、ルーサーさん、とりあえずはお入りください。
なにか、暖かいものでも準備させていただきましょうか？

お招きいただき光栄です。
…フ、私にこのような手紙を送ってくださるという事はジェーン様もさぞ美しい方なのでしょうね…。

……