新米記者 ソフィー ――二階 自室―― [寝汗の不快感に目を覚まし、検温。薬が効いたのか、熱は一気に6度2分まで下がっている。ほっと胸を撫で下ろしたように溜め息を吐き、着替える為にベッドサイドに腰掛、そういえばバスタブが有ったから、ゆっくりと体を温めようと、バスタブにお湯を張る。] [ふと洗面台に置いてあった入浴剤に目が行き手に取る。各部屋ごとにおいてあるものが違うのだろう。...が手に取った入浴剤には真っ白な百合の花が描かれていた] 百合ねぇ…。意味は純潔、甘美…。まるでローズの為にあるような花言葉よね…。 [自分自身の裸体を鏡に映し出し、自嘲気味に微笑むと、...は入浴剤のボトルを手に*浴室の扉を開けた*] | |
(208)2006/09/23 16:55:52 |
新米記者 ソフィー ――二階 自室―― [入浴を済ませ、身支度を整える。髪を梳きメイクもきちんと施し、最後にアトマイザーに手を伸ばしかけて、ふとその手を止める。] そう言えば…この香水をくれたのもエドワードだったっけ…。『L'INTERDIT』―わたしの行動すべてを禁止する―甘い表情を見せるのも、切なく声を上げることも。なんて束縛間の強い…。でも、その愛情すら…今は嘘になってしまったのね…。 わたしはもう、彼の所有物では無い。自分のために戦って生きていかなきゃ…。 [覚悟を決めたように一度だけ軽く頷くと、...は、アトマイザーに指をかけた。直後細かい霧と共に香りが部屋中に広がりながら、...の胸元で芳香し始めた。] [シャツのボタンを掛け、アンクルストラップ付きのサンダルに足を通していると、ふと部屋のノックオンと共に呼びかけられる声がして、...はドアに近付きそっと開けて外を覗いた。] はぁい?どなた? | |
(218)2006/09/23 20:43:24 |
牧童 トビー [自室に篭り昨日の出来事を思い出し、反芻する] ボブ…、あのプロデューサー…。 確かにあいつは人の神経を逆撫でする事にかけては随一ではあったけどねぇ。しかし参加者による集団リンチに発展するとは思っても無かったね。まともじゃない、まともじゃあないね。みんな…。 …でもそれでいい。それでこそ、ここに来た価値がある。 この番組を見ている奴らは僕達が右往左往する姿を見て嗤うだろうね。でもそれと同時に恐怖するんだ。 凄惨な殺し合いを演じる僕らを、こいつらは正気じゃないと、こいつらは掛け値なしにキレた連中だと畏れるようになるんだ。 それこそが真に意味のある事なんだ。 | |
(219)2006/09/23 20:51:14 |
新米記者 ソフィー [扉を開けると、そこにはシャーロットとトレイを手にしたセシリアの姿が見える。 トレイには、消化の良さそうな果物がいくつか並んでいて、明らかに自分の体調を気遣って持ってきてくれた事が窺い知れた] こんにちは…セシリア。あら、わたしが体調崩していたの、もうみんなに知れ渡っちゃったのかしら?困ったわぁ…。 でもね、お医者様から見てもらったら、この通り。もうすっかり良くなったの。今日大事を取れば明日には感知していると思うんだけどね。 [にっこり微笑みながらトレイに視線を移し] もしかしてそれ、わたしの為に?気を使ってくれてありがとう。 [ふわりと微笑んだ。] | |
(222)2006/09/23 21:08:29 |
酒場の看板娘 ローズマリー ただ一人名乗りを上げたギルバートさんと、さっき言ったセシリアちゃんとソフィー。 それと、…ラッセル君は、強さは違えど、人間かなって思ってる。 [両手を組んで、目線を落とした] ナサニエルさんとコーネリアスさんは、流れに乗ってる感じがするのが気になってるけど、それが狼だからなのかはわからない。 ウェンディちゃんは、狼だったらもっと必死になりそうかなって。 個人的に、静かな印象だから… シャロちゃんは、正直よくわからない。 雰囲気に違和感覚えるときあるけど、女優さんってそんなものなのかなって気もする。 …あたし、トビー君が、ずっと怖い。 騒がず、静まらず、ゲームに乗ってるように感じるんだもの。 | |
(270)2006/09/23 22:48:46 |
新米記者 ソフィー [...は、ずっとローズマリーの手を握り震えていたが、絞り出すような声で話し始めた] 人狼は…人を陥れる生き物なんでしょう? そういった意味では…流れを握ろうとするナサニエルさんが…わたしは少し恐い…。 それと…トビー君は…、歳が若いのに冷静に周りを見ていて…感情のブレが無くて…。 そういった意味では疑わしく見えてしまう。 ただ、わたしはさっきまで病に臥せっていたからみんなと接する機会が無くて…、情報が少ないから、疑心暗鬼でしか物事が見れないんだけどね…。 逆にローズは人間だと思っている。思いたいって気持ちも含まれているけど…でも…疑いたくない。 ラッセル君は…正直判らない。でも、ローズが彼の事を信じているのなら…できれば疑いたくないな…。 [そう述べた後に聞こえたナサニエルの言葉に] 感で…人を殺さなきゃいけないの?確信の持てない処刑…悪夢だわ…。 [更なる恐怖を覚え、身を振るわせた] | |
(283)2006/09/23 23:15:32 |