村長の娘 シャーロット [不安は苦笑に紛らわせ、調理にかかる。 ジャガイモをレンジで加熱して皮を剥き、マッシャーで潰す。サーモン、ディルに玉葱。カマンベールとチェダーチーズをアクセントに味を調え、サーモンポテトサラダを仕上げた。 軽く焼いたトーストにローストビーフにレタス。トマトとオリーブを載せ、ホースラディッシュを塗る。 アボガドとポークソテー、モッツァレラチーズを挟んだクラブサンドとあわせ、いくつかの種類のサンドウィッチを拵えた。] 食材がよければ誰が作ってもそれなりの出来になるわね……。 [手軽な、料理と言っていいのかためらわれる料理をそれでも終えると、ラップをかけてテーブルの上に置いておいた] | |
(13)2006/09/21 17:37:20 |
酒場の看板娘 ローズマリー [鼻をつく臭いに顔をしかめ、そろりと広間に顔を覗かせた。 近づいていいのだろうかという本能的な不安を抱えながら、エントランスに続く扉へ向かう。 扉は半開きになっていて、そこには男の足が挟まっていた。 わずかに見える廊下の壁は、血しぶきに汚れている。 状況が飲み込めないまま、扉に近づく。 男の足元に落ちている、血塗れた手帳を手に取ったが、指が思うように動かない] 警察手帳… [その場にへたりこみ、ずるずると後ずさった] だ、だれか来…… [汚れた自分の手を見つめ、突然迫ってきた現実感に目を見開く] ……っ いやあぁぁー!! [頭を抱え込んで、*金切り声を上げた*] | |
(20)2006/09/21 19:08:06 |
新米記者 ソフィー [...は訊ねてきた少女の問い掛けに、つい本当の事を漏らしてしまい、慌てて出て行く後姿を見送りながら] 余計な心配掛けたくないから、ちょっと寝不足だったみたいって言おうと思ったのに…。 [...は、自分の嘘の吐けなさに自嘲的な溜め息を漏らし、髪を掻き上げたまま、起き上がった体を再びベッドに横たえた。] [暫くして、栄養ドリンク、風邪薬、ミネラルウォーター、そして彼女が拵えたんだろう。クラブサンドの乗った皿を乗せたトレイを抱えてやってきた彼女に、かいがいしく世話をされ、...は自分が本当に大病に掛かったような錯覚に陥り、更に病状が悪化するような気分に陥る] 皆さんには事情を話しておきます。 お大事に。 [ぼんやりと思考をめぐらせていると聞こえた声に、] あ!ちょっと待って! わたしが熱を出して寝込んでいることは…誰にも言わないで…。 [辛い体を起し、力を振り絞って叫んだ言葉は、シャーロットに届いたかどうかは解らない] | |
(26)2006/09/21 19:37:29 |
冒険家 ナサニエル [廊下を歩いていると、女性の金きり声が聞こえた。ハッとしたように、足を声の聞こえた方角…広間へと] どうしたん?大丈夫か? 何があったん? [足を踏み入れた刹那、うずくまるローズマリーを発見する。そしてその先に視線を滑らせていく…そこには大きな塊のようなものがあった。 「それ」が生きているか死んでいるか、なんてことには考えが及ばないほどに、損壊が激しい] コイツ、誰や?参加者やない…スタッフか? でも…こんな奴見たことないで。 [パニックを起こしている様子のローズを、後ろから支えるようにしながら。 眉間に皺を寄せ、その死体の様子を怪訝そうに眺めている] | |
(29)2006/09/21 19:42:20 |
新米記者 ソフィー さぁ…。みんなは居るような話をしているけど…。 でも、御伽噺でしか無いわよ、きっと。 だって、吸血鬼や狼男なんて実際見たこと無いでしょう? 居るはず無いわよ…人狼なんて。それに人を襲うだなんて…。わたし、あなたよりほんの少しだけ早くここに滞在していたけど、牙がある人なんて居なかったわ。 [シャーロットの言葉に、ころころと笑い声を漏らし、不安を払拭するような話には] そうねぇ、きっとドッキリよねぇ。って熱湯に入って自己アピール?…それも凄いわねぇ…。 [驚いたように目を見開いて居たが、気を使って立ち去るシャーロットに深々とお礼をし、再びベッドへ横になった] | |
(37)2006/09/21 20:07:20 |
新米記者 ソフィー [...は、何度か繰り返した作業を繰り返し、やはり電子音で目を覚ました。ただいつもと違っていたのは、もう日が暮れてすっかり部屋が暗くなってしまっている事だった] あ…もう夜なんだ…。結構寝ちゃったな…。何時だろう?熱…下がったかな?汗も掻いたし気持ち悪い… [ゆっくりと起き上がり、部屋の電気のスイッチを入れた] 37度…6分…。微熱…薬が効いたみたい…シャーロットのお陰ね。ありがとう…。 [そっとシャーロットにお礼を呟き、ベッドからのろのろと降りると、洗面所に熱いお湯を張り、タオルを浸して汗を拭き取り着替えをし、香水を軽く振りかけ身支度を整えると] さすがに一日部屋の中は気が滅入るわね…。 喉も渇いたし、何か飲み物を入れに行って来よう…。 [...は花柄のワンピースを身に纏い、カーディガンを羽織った格好で部屋を出ると、階段をゆっくり下りていった] | |
(62)2006/09/21 21:27:25 |
吟遊詩人 コーネリアス [固い鉄の扉に手が触れ、ノブを回して開くと、空気が動くのを身体に感じた。どうやら、ここはベランダか屋上・・・。野外の清々しい空気が肺を満たす。] 参りましたね。 わたしも、あの混乱に呑まれてしまいました。 あの場所に居るのが苦痛で、わけもわからずに徘徊してしまいました。 これでは・・・・・・帰り道がわかりません。 大失敗ですが、過ぎたことは仕方ありませんね。 とにかく、この場所は心地よい。 しばらくのんびりしていきましょうか。 どうせゲームが始まれば、嫌がっても呼び出されるのでしょうからね・・・ [屋上の固いアスファルトに、躓かないように慎重に足を踏み出した。] | |
(107)2006/09/21 22:47:50 |
文学少女 セシリア 「喪ってしまったなにか」…ですか…。 すみません…僕、シャーロットさんの子役の頃もよく知らなくて… でも、見つかるといいですね。その、「なにか」が… 頑張ってください。 [小さく微笑んでから不思議そうに首を傾げ] …ここに来る理由に他人からの正当性は必要ですか? 僕は、そういうことではないと思っています…。 [静かに淡々と呟くと思い出したように慌てて立ち上がり] あ…! …飲み物淹れに来てたんでした… すっかり忘れてました…すっかり…ごめんなさいローズさん…。 [先程よりも幾分落ち着いた表情でコンロに向かい、振り返って] …シャーロットさんも何か飲まれますか? | |
(128)2006/09/21 23:23:33 |
流れ者 ギルバート は、全くラッセルの言う通りだよな。使えねぇこと夥しい、ってヤツだぜ。 [軽口を叩きつつ、ONになっているカメラを探して近寄っていく。フレーム一杯に映る位置を想定し、両腕を大仰に広げた] っつーかボビー、居間の今の雰囲気わかってるかーい? コイツは『史上最悪のグロテスク・ヒューマンドラマ』なんだロ? ……『スプラッター・ドキュメンタリー・ショウ』だったかナ? まぁどっちでもいいや。だのに何だい、このハートフルネス溢れる団欒のお茶の間は? 参加者の俺から言うのも何だけどさ。いち視聴者だった俺だから言っちゃうぜ。これじゃあ%稼げねぇぞ? 頑張れよ、身体張ってみせちゃぁどうかな? | |
(162)2006/09/22 01:08:28 |
新米記者 ソフィー ――二階 自室―― [やっとの思いで部屋に辿り着いた...は、ドアを閉めるなりミュールと破けたワンピースを脱ぎ捨て、ベッドに横たわる。 枕元に置いた体温計を挿み、測定が終わるのを見計らって取出し、その体温の高さに落胆する] 8度2分…。結局振り返し…。何やってるんだろう、わたし。無理して出来もしない人脈作りに励んだりして…。誰もわたしの事など気にも止めていないのに…。 このゲームだって、結局生き残るのって、可愛くて料理の出来る子達だけ…。アハハ…結局恋もサバイバルゲームも一緒って事よね…。女としての魅力が有るものだけ生き残れる…か [...は、自嘲気味に笑みをこぼしながら天井を見上げ、目を閉じた。やがて一筋の涙が頬を伝ったが、彼女が拭うことは*無かった*] | |
(167)2006/09/22 01:17:02 |
旅芸人 ボブ HAHAHHAHAHAHAHAHAHAHA……!! はは……はー、っくしょーーーい!! [大きなくしゃみをしてから、再び画面を見る。カメラのレンズに大量の唾が飛び散り、カメラマンが慌ててレンズを拭いている様子が映る。] ああ、そうそう。キミ達に、武器をあげるヨ! 人狼を殺すためには、丸腰じゃ何もできないだろう? 明日の朝までに広間に用意させておくから、好きなものを使ってチョーダイ!「銃なんか使ったことないわぁぁ!」っていうアナタのために、地下に射撃練習場を用意しておいたからネ!予行演習もバッチリときたもんだ! イーーーーーーやっはーーーーーーーーっ!! | |
(182)2006/09/22 01:53:33 |