学生 ラッセル [ぴたん、と水が跳ねる音が室内に響いた。 ―――その音にふるりと僅かに瞼を震わせ、目を開ける。 目線だけを動かし、辺りを見回して。…再び響いた水の弾る音に漸くここがシャワー室だと言う事を思い出した。 …結局、あれから寝てしまったらしい。 ズボンの渇き具合から、随分と時間が経過して居るのを悟り軽く舌打ちをする。…恐らく既に家を抜け出した事は母親にバレてしまっただろう。 渇いて纏まりの無くなった赤を掻き上げ、小さく溜め息を吐く。 …取りあえず、この現状をどうにかしなければ。 頭に被っていたタオルを引き落とし、立ち上がろうとして―――] ……ぅあ、ヤバ…っ [ふらりと視界が傾いで咄嗟に壁へ手を突いた。 頭が朦朧として、身体が熱を帯びているのが判る。支える力も無く、ズルズルと床へ崩れ落ちた。 …冷水を浴び、上着を脱いだまま寝れば どうなるかぐらい安易に想像が出来る] | |
(14)2006/07/20 16:31:23 |
流れ者 ギルバート >>37 ユージーン ん〜…おそよう…ああ、ちょっと冷水シャワー水浸し大会しちゃってね [と、言いながらユージーンに手を振って苦笑] …夢?リック君の……? そういや、昨日リック君を寝かしつけてから姿を見ないが… リック君の体調は大丈夫だろうか? [と、首を傾げる] | |
(39)2006/07/20 20:19:39 |
墓守 ユージーン >>39 ギルバート 冷水シャワー水浸し大会?昨日あれから? …物好きだな。しかもそれで風邪引くとなると。 あー、うん…リックの…。なんか少し苦しかった、な。 やっぱり悩みがあったみたいだが、詳しくは…。 夢では…。[首をかしげて思い出そうとしている] 誰かに抱かれて集会場の外に…出されてたが…。 まあ、そうはいっても夢だからな…。 [少し不安げに] | |
(42)2006/07/20 20:26:43 |
流れ者 ギルバート >>42 ユージーン まぁ、不可抗力なんだけどね〜水浸し大会は… [と、言って笑うが、ユージーンの言葉に昨日のリックの発言を思い出し、 少し俯いたまま額に手を当て] ……まだ、若いのに…思いつめていたなぁ… [...はため息をつくが続く言葉に眉を顰める] へぇ………なんかおもしろそうな夢だな… その、リック君を抱き抱えている誰か…て、言うのは ユージーンは憶えているのか? [と、問い、薄く笑う] | |
(45)2006/07/20 20:34:08 |
墓守 ユージーン >>45 ギルバート 不可抗力ね。 [...は、ギルバートの後半の問いに、少し戸惑った] いや、それが…外が夜だったようだったから、 病気のせいで目の前も霞んでいて、明確じゃなかったし よく見えなかった…。 …誰かはわからなかった。 まあ、リックより背は高いってことかな。 当たり前か。はー…。 | |
(46)2006/07/20 20:36:58 |
書生 ハーヴェイ >>44 [その言葉に一瞬、詰まるも] …そもそも、信じたいなんて思っていない。 [目を伏せて言い放ち、] 大体、こんな何もない村に来る事自体おかしいんだ。 アーヴァイン団長の失踪事件も、同時期。 あんたが関わっているんじゃないのか。 そんな奴、信じられる訳ないだろう。 [己が心中を悟られまいと、捲くし立てる] | |
(47)2006/07/20 20:37:11 |
冒険家 ナサニエル >>47 [確かに自分が来た時期と、団長失踪は重なっているし、 関わっているのかもしれないと思われるのは仕方ないこと……と思いつつ、 信じたいなんて思ってないといわれて、苦笑する。 捲くし立てられる言葉の裏側には気付くことはなく] 確かに探しにくる時期が、なんか騒ぎに重なったな。 でもオレには、何もしてないということしかできない。 団長失踪なんかに、関わってない。 それは、本当だ。 | |
(48)2006/07/20 20:42:30 |
流れ者 ギルバート >>46 ユージーン ん?それは…ユージーンの夢の中では リック君視点だったと言うことか? [...はユージーンの答えに、 ふぅと安堵するように息をつきつつ訊ね それから、顎に手をあて思案] ………その夢…正夢だったりしてな? [と、問い、つっと視線を階段へはしらせる] | |
(49)2006/07/20 20:43:23 |
墓守 ユージーン >>49 ギルバート あ、ああ、うん。 リックの中から物事を見ているような、 リックに取り憑いているような感覚だった。 まあ、夢だ、夢の話をこんなにしていても別に… [ギルバートが息をつくのを見、 変な奴だと呆れられたかな…と思いながら 続く言葉に、天井を見上げる。] …正夢? [もしそうだったらどうしよう。 そう思ってギルバートを見、 とりあえず2階に行って様子だけでも見た方がいいか、と コーヒーをテーブルに置く] | |
(51)2006/07/20 20:49:31 |
流れ者 ギルバート >>51 ユージーン さっきさ、「やっぱり悩みがあったみたい」と、リック君について言っただろ? 実際にリック君は苦しいものを抱えていでさ けど、黒髪君はそれを知らない が、夢でリック君と…シンクロ?…したのかなんなのか ともかく、夢で見たことによってそのことを知ることになった だから、もしかすると…正夢?のようなものなのかな…と思ってさ [は、そう言うと席を立つ] リック君の部屋…行ってみるか…… | |
(53)2006/07/20 20:58:33 |
墓守 ユージーン >>53 ギルバート …そ、うなのか。正夢…。 いや、しかし正夢…?いや、万が一正夢だったら…。 [...は、悩んだ末にこっくりと頷いた] 私も行こうかと思う。 普通に眠ってたら取り越し苦労だが、 ついでに看病もできるし。 …て、嫌がられるのか、どうしたもんかな。 [肩をすくめて階段を上る。一階→二階] | |
(54)2006/07/20 21:02:32 |
墓守 ユージーン >>72 ギルバート …でもリックを誘拐する理由がある人は 居ないんじゃないかと思うから… トイレにでも…行ってるんじゃないか、な…。 理由があるとしたら…。 [...は、首をふった] なんでもない。 リックの身を守るために誘拐だなんて、へんだし。 [口から出ていた。しかし本人は気づいていない。] | |
(74)2006/07/20 21:43:47 |
流れ者 ギルバート >>74 ユージーン 手洗いに行くのに毛布を持ってったのかな? [と、寝台の上が毛布さえない事をさし それからそっとシーツに触れる] 随分冷たいな…少なくてもちょっと席を外してるだけ…とは違うようだ [と、結論付けた後、ユージーンの続く発言に気づく] 「リックの身を守るために誘拐」…? それはどう言うことだ? それも夢の話しと関係しているのか? [と、問う] | |
(76)2006/07/20 21:48:13 |
墓守 ユージーン >>76 ギルバート そういえば。…手洗いに毛布はもってかないよな。 夢の話。…関係してる。 あくまでも夢だ。言うのは何となくはばかれるんだが… 自分を抱く腕に、殺気は感じられなかった。 ただ、それだけだ。 そこから、身を守るためとかかと思ったんだが、 リックに身の危険なんて迫っていない、よな…。 | |
(78)2006/07/20 21:52:43 |
流れ者 ギルバート >>78 ユージーン そんなことまで、感じられるのか [と、素直に関心] 「リックに身の危険」 ……リック君自身が自身を傷つける可能性はなくはないが… [昨日のリックの様子を思いだし] それと、これはつながるのだろうか? [と、首を傾げる] | |
(80)2006/07/20 21:57:48 |
書生 ハーヴェイ >>87 [ノックに応え出て来たのは、初老の男性。 ...とナサニエルとを見、驚きつつも、同時に安心した様子で、彼に礼を言った。先の自警団長失踪事件もあり、大分心配していたようだ] [次いで、ラッセル=ハイアットの事を知らないかと尋ねる。 昨夜から家に戻っていないということで、母親が探しているのだという。 昨日、昼間に...とラッセルが図書館で話している所が確認され、その後、一度は家に帰りはしたものの、夜の間に何処かに出かけたらしい] | |
(90)2006/07/20 22:30:16 |
墓守 ユージーン >>85 ギルバート どこに行ったのかまでわかってれば良かったんだが… いや、夢だ。ただの夢なんだ。気にしちゃいけない。 …リックの事はどうすればいいんだろうか。 [ううん、と悩んでいるところに、 トビーがやって来て少し驚く。] どうしたそんなに慌てて。 …またなにかあったのか? | |
(94)2006/07/20 22:39:02 |
牧童 トビー >>95 [頭を撫でられるとまた涙が溢れてきて。 布団を持って下へと降りるユージーンも見送ると、 ぽつりと。] ―――馬鹿は…自分だ―――― [声にならない声でそう呟く。 ギルバート達に任せておけば大丈夫だろうとシャワー室へ戻る気にもなれず。 自分の部屋へとゆっくりと、足を向けた。] | |
(97)2006/07/20 22:52:23 |
冒険家 ナサニエル >>90 [初老の男性に、いや連絡に思い至らなかった此方も悪いと丁寧に。] [それから、] ラッセル? いや、オレは見てない……ですが。 [これはハーヴェイに聞いたほうがいいだろう、と、軽くゆすって] ハーヴェイ? ラッセルがどこにいるか知ってるか? | |
(100)2006/07/20 22:59:23 |
墓守 ユージーン >>104 ギルバート いや、誰か一人ぐらいそばに居た方がいいだろう。 私もそう思って動いていたわけだし。 医学の知識がある者が倒れると… いろいろ大変、だ。 さてどうしよう。 [動きを止めた様子を見、訝しげに聞く。] …どうした。 ここで風邪がうつって倒れても私は何も出来ない。 | |
(109)2006/07/20 23:24:04 |
吟遊詩人 コーネリアス 熱があるなら、熱を下げる薬でもあれば… [真剣に辺りを見回すが、見つけられない] >>116 お化け屋敷に? [霊が暴れてるから避難しているだろうに少し心配ではあったが] はい、ユージーンさんも気をつけて… [足早に出ていく様子を見送る] | |
(117)2006/07/20 23:44:34 |
吟遊詩人 コーネリアス >>115 意識が… [心配そうにラッセルの傍に佇むギルバートを見、 確かに調子の悪そうなラッセルを見、 危険を顧みず出ていったユージーンを見れば、 自分も何かしなくてはという気になってくる] 何か…聞いたことあります。 薬…そういう薬がない時、確かあれが効くって… [...は急ぎ厨房へ向かった] | |
(119)2006/07/20 23:48:28 |
吟遊詩人 コーネリアス >>120 [降りてきたトビーを見れば、何だか涙の跡があるような 気もするが、ラッセルを心配しているようだったので 頭を下げ返したのち] 大丈夫ですよ…今、ユージーンさんが薬を 持ってきて下さってますからきっと、良くなります。 それまでは… [ネギに深く信頼する目を向け] これもありますしね。 | |
(125)2006/07/20 23:56:47 |
学生 ラッセル [一連の会話を朦朧としながら聞いていたものの。 >>132の行動に、ものすごく嫌な悪寒が走る。 力の入らない腕を、何とか持ち上げ。布団に手を掛けたギルバートの手を必死に掴む] ……ちょ、…ま……。 [とりあえず、色々と阻止したい。] | |
(136)2006/07/21 00:11:43 |
書生 ハーヴェイ …………… [ネギと、それから布団に手を掛けようとしている様子を見、>>134の説明を聞いて、何をしようとしているかの予想はついて。 思わず、額に手を当てた。違う意味で、頭が痛い] …確かに、よく効くとは言いますが… 直腸粘膜を傷つける可能性があるので、止めた方がいいかと… 下手をしたら、細菌感染を起こしますよ。 | |
(138)2006/07/21 00:14:41 |
学生 ラッセル [トビー>>137の言葉に、ゆっくりと視線をそちらへ向け。そのままゆっくりと周囲を見回し。 まだ朦朧としたまま、ぽつりと] ……、おれ、 [どうして、という言葉は音にならないまま。 ついでに、ネギは下ろしてほしかった。が、それを発する気力も無い様で。] | |
(142)2006/07/21 00:22:05 |
墓守 ユージーン >>145 コーネリアス [...は、コーネリアスをみ、苦笑い。 呼吸は大体ととのってきている。] なんというか…急がなくちゃいけない気が。 ラッセルは起きたみたいだし… そんなに急がなくても良かったか。 …と、瘤になってるか。痛いと思ったら。 霊のせいであることは否定しない。 油断したなぁ… | |
(149)2006/07/21 00:40:56 |
学生 ラッセル [ハーヴェイの言葉>>153に、僅かに口篭る。 …今の自分の体調が優れない事は、明らかに判りきった事で。 しかし、これ以上ここに留まるのは―――] ……っだけど…! [そう言い掛けて。 …突如ギルバートが突っ伏したのにそちらに意識を向け。…同じように熱を持った身体を確かめて、眉を顰める。 原因が昨夜の事にあるのは明らかで] | |
(156)2006/07/21 01:17:59 |