自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
酒場の看板娘 ローズマリー さあ…今のところヒュー以上に素敵な殿方は居ないっすよ? [口付けを返されると、 そんな訳ないじゃないのと笑みながら。] だって、そう言う答え方する貴方がだぁーい好きなんですもの。 ねぇ、キャロル? [甘え声でそう言うとヒューバートがキャプテンコートを翻し、 船室へと向かったのを確認する。] あーんっ、肌荒れには細心の注意を払ってるのにぃ。 程よく保つのは大変なんだから。 [キャロルの目配せに気が付くと同意の意を目でそれだけ合図した。] …んもう、寝首なんて掻かないわよぉ。 朝起きて、首の皮が繋がってて………当然っす。 [続いて船室へと*消えた*] | |
(56)2006/07/07 04:17:57 |
冒険家 ナサニエル [セシリが日課の掃除をこなしているその頃、マストの上にあがりぼんやりと煙草を一服。 きっちり携帯用の灰皿らしい缶を持ち歩いているあたり、喫煙者としてのモラルはそれなりということだろう。 常であれば腰に佩いている剣もマストの上では邪魔になるばかりで、見張り台の中にそれを立てかけた身軽なスタイル。 ここで一服しながら一日のやるべきことを考える。 それが、この男の『日課』だった。 昨日ヒューバートにアーヴが告げていた言葉を思い出して、ぼんやりとした視線のまま、深く肺まで煙を吸い込み] …裏切り…か。 他のやつに言われるならともかく、あの臆病者の口から聞いたんじゃ実感も沸かないね。 [灰を缶の中へ落としこめば、心地よい海風に瞳を閉じる。 今日も一日、楽しく賑やかに終りますように。 そんな、ささやかな願いを込めて] | |
(59)2006/07/07 10:04:11 |