村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った…… | 踊り子 キャロル [唐突に、消えたときとおなじように現れる。 しかし...本人にはそれが理解できていないようで] あら…… [増えた気配に瞬いた] |
2006/06/19 07:35:58 |
 | 文学少女 セシリア [少女が一人、佇んでいた。 “眠り”についた時と同じ様に、彼女を縛り付けるかの様に結ばれていた髪紐も、眼鏡も、緋色のショールも無く。紅く染まっていた筈の肌着は、今は元の白。傷も包帯も、在りはしなかった。 其れだけならば翼の無い天の御使いの如きだったが、罪の証の様に刻まれた、首筋から肩にかけての大きな古い傷痕が、其れを否定していた] |
2006/06/19 07:46:39 |
| 文学少女 セシリア [視界は、酷くぼんやりとしていて。 此処は何処なのだろうか、と霞がかった頭で思考する。 しかし、答えなど解るはずも無く] Kyrie eleison. Christe eleison. Kyrie eleison... [深い藍色の瞳を閉じれば、小さな声で。 自分では無い誰かの為に、繰り返し繰り返し、その歌を*紡いでいる*] |
2006/06/19 07:47:52 |
 | お尋ね者 クインジー ……っ！？ ［まるで悪夢から目覚めたように、がばりと身を起こした。 無意識に片手で胸を押さえ、片目は大きく見開かれて居た］ ぁ？ ［そのまま、固まる。…全く状況を理解出来ていない。］ |
2006/06/19 07:52:48 |
| 踊り子 キャロル [部屋の様子をみれば、潰された心臓に手をのばそうとし……しかしそれはムリで。 困ったように実体をともなわない手を握ったり開いたりを繰り返す。 それから増えた気配にふりかえり、微笑む] セシリアと、クインジーね |
2006/06/19 07:54:55 |
 | 流れ者 ギルバート ん… [増えた気配に、ふと、感覚を取り戻す。 広がる、新たな真紅。 その源となったもの。 起きた事態を、把握して、ただ、嘆息した] |
2006/06/19 07:56:23 |
| 踊り子 キャロル こんな色があったかしら [困ったように首を傾げる] …… …………色の名前がわからないわ。 でも、なんでなのかしら こんなに色があったかしら |
2006/06/19 08:01:12 |
| お尋ね者 クインジー ［見知った顔が目の前に、何故その姿で要るのかも理解出来ず。 荒く乱れて居る筈の呼吸と、 早鐘のように打って居る筈の鼓動を、 収めようとして、ようやく気がつく。 感覚も痛みも消え失せて居る事に。］ |
2006/06/19 08:03:31 |
| 流れ者 ギルバート 希望と絶望は対を成すもの。 生と死もまた、然り。 だからこそ、その瞬間にできる事を、全力で。 いずれ訪れる時に悔いを残さぬように…。 [いつか、誰かに言われた言葉。 自分は、お世辞にもその通りに生きたとは言えない。けれど] お前らは…正しい、途を…。 悔いを、残さないように…な。 [届かぬと理解しつつ、小さく呟いて。 *今はただ、静かに集会場の様子を見守った*] |
2006/06/19 08:06:32 |
| 踊り子 キャロル [色の判別ができるようになった二つの色の瞳で、困惑したままにそこにいるひとをみて] ……ここは、たぶん死んだあとの世界ね ふしぎなことに、考える力があるけれど |
2006/06/19 08:11:13 |
| 踊り子 キャロル [そしてそれ以上はわからないと口をつぐみ まったく変わらない、血の色を*眺めている*] |
2006/06/19 08:12:29 |
| お尋ね者 クインジー …済まん、良く判らん…。 ［額を押さえて短く呻く。 聞き覚えの有る声。 だが、意識も記憶も薄く靄がかかったように不確かで。］ …少し休む…。 ［目を閉じ、横になると*そのまま気配は薄れた。*］ |
2006/06/19 08:19:07 |
 | 酒場の看板娘 ローズマリー [目の前で行われる殺戮に耐えられず、その姿は消えていたが。 何かに引っ張られたかのように意識を取り戻す。] …セシリア、それに……クインジーさん……… [少し離れたところに、新たに２人の姿を認め。 レベッカの様子を心底痛ましそうに見やると溜め息をつき、皆のいる方へと*移動した*] |
2006/06/19 10:47:02 |
 | 学生 ラッセル [「そうね、ラッセルもいると百人力だわ？」 ―そうでしょう！任せておいて。 「イイよ、消えても。セシィが死んでも、構わないなら」 ―僕は考えたい。どうやったら、助けられるか… 「気が狂いそうなんだ、今も。 明日私のところに来るであろう人の姿を考えるだけで」 ―もしまだ人狼がいて、誰かが誰かを襲おうとしたら止めてやる ―外から来るなら撃退するし中にいるなら止めてやる。ぜったい] 『ぜったい』…。ふふ…頼もしいのは言葉だけ。 なんにも…なんにもしちゃいない。 あなたはいつも黙って実行した。 苦痛の言葉一つ洩らさず、やってのけた。 僕があなたに最後にしたことといえば、黙って刃を渡したことだけ 殺せと……この刃で殺せと言ったんだ。セシリアさんを殺せと。 一番辛い役を。あんなに…傷付いてたのに。 |
(7)2006/06/19 12:21:35 |
 | 学生 メイ ／中の人／ ごめんなさいセシリア、人の家というか所有物？荒らしまくってます(笑) ちなみに、某茶会村のリック様の影響受けてますね。確実に。 あそこまで耽美な赤ログにするのは無理だけど…！ |
2006/06/19 17:37:57 |
 | 医師 ヴィンセント [増えた気配に呼ばれたように、姿を現す] セシリア...それに、クインジー、か。 [予想通りの、けれど決して望んではいなかった結果に、苦く呟き、歌を口ずさむセシリアの前に近づいて跪いた] 綺麗な声だ。生きている間に、聞きたかった。 ...置いて来てしまって、すまなかったな。 [そっと、頭を撫でた] |
2006/06/19 19:34:47 |
| 医師 ヴィンセント [立ち上がり、心を裂かれたかのようなレベッカと、小さな刃物を握りしめるラッセル、そして何も知らずに眠り続けるウェンディの姿を見やると、深い*嘆息を漏らした*] |
2006/06/19 19:58:10 |
| お尋ね者 クインジー [漂う意識の中で、ぼんやりと昔聞いた話を思い出していた。 グレイヴヤード…確かそんな呼び名だったかもしれない。 未練を残した死者達が、見届けるまで留まる事を許された場所。 視界の隅に佇む白衣の背中に気が付き、なんとなくは理解した。 自分もこちら側へ来てしまったこと、 そして、未だ終わっていないこと。] |
2006/06/19 21:44:55 |
| 医師 ヴィンセント >>12 [煙草に咽せるレベッカの姿に眉を寄せる。止めろと一度も言わなかったのは、あの煙草が彼女の精神を支える一助になっていたのを知っていたからだが、顔色の悪さも気になった] やれやれ... [ここに来て体調の心配でも無かろうと、自分で呆れる。それでも呟かずにはいられなかった] 無理はするなよ、レベッカ... |
2006/06/19 21:45:56 |
| 踊り子 キャロル [不思議そうに自分の手、まわりの風景を見ていたが] …これだけね、かわらないのは [血に触れて――といっても触れられはしないのだが――呟いた] |
2006/06/19 21:50:47 |
| 医師 ヴィンセント [気配の変化に気付いて振り返る] ＞クインジー 目が醒めたか...？と、いうのは可笑しいな。 クインジー.........すまなかった。 |
2006/06/19 21:51:06 |
| 文学少女 セシリア [誰かに撫でられた気がして。歌を止め、そっと瞼を開いた。 瞳に映るのは、まるで、夢の続きの様な光景だった。 其れも、悪夢の。 数度、瞬き。周りの気配に気付く。見覚えのある。 此れは、つまり] …………… [小さく、息を吐いた] |
2006/06/19 21:57:27 |
| お尋ね者 クインジー ＞医者 …いや、あんたが謝る必要など無い。 俺の方こそ…不甲斐なくてすまん。 [静かに言葉を返す。 一匹仕留めるだけで精一杯だった。 それだけでも、どれだけあんたには助けられたことか。 手首にそっと触れ、小さく頭を下げる。] |
2006/06/19 21:57:46 |
| 医師 ヴィンセント ＞クインジー [どうにもこの男らし過ぎる律儀さに苦笑が漏れる。やはり死んでも人間の本質というのは変わらないものらしい] 全く、人の良い男だな。 俺は、自分の出来ない事を、君に丸投げして、逃げ場まで無くして降りたんだ。 恨むのが普通だぞ。 |
2006/06/19 22:02:20 |
| 踊り子 キャロル あら、セシリア 目を覚ましたのね。 [微笑めば] …視界が違うと何かよくわからないこと [溜息を吐いて、*首を振った*] |
2006/06/19 22:07:00 |
| 文学少女 セシリア …キャロル、さん。 [キャロルを見、…曖昧に、微笑みを返した。 自らが喰らった者と、再び会話する事になろうとは。 状況は理解出来ても、納得はし難かった。酷く、混乱している。 謝罪の言葉の一つでも、述べるべきなのだろうか。解らない] |
2006/06/19 22:14:27 |
| お尋ね者 クインジー ＞医者 いや…あんたが道を開いてくれた。 元より、引くことなど考えちゃいなかったさ。 [伸ばした手が届く位置へと、その手がしっかり伸ばせるようにと、導いてくれたと…そう思っている。] |
2006/06/19 22:14:51 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [皆の方へと移動し、ぺこりとお辞儀。 会わなかったのはたった一日、その一日でさえ、自分は２人をずっと見ていたというのに。] …久しぶり、っていうの、変なんだけど… でも、久しぶりに会えた気分だわ。セシリア、クインジーさん。 [言って、にこりと笑った。] |
2006/06/19 22:15:55 |
| 流れ者 ギルバート [話す声にふと気づいて、そちらを見やり。 久しぶりに会った二人に向けて、無言でひらりと手を振った] |
2006/06/19 22:17:49 |
 | 双子 ウェンディ [...は、一度だけ身を小さく捩じらせて、 長い間閉じていた瞼を、ゆっくりと開ける。 …目を開ける。 その行為が、これ程までに体力を要するものだとは知らなかった。と頭の隅でちらりと考えて。 のろのろと身を起こすと、周りを見回した。 ラッセルと、レベッカの姿を確認して。 …そうして眠りに着く前には、傍に居た筈の姿がない事に気付く] …セシ、リア、…おねえちゃん。 [呟きはぽつりと落ちて。 自分が眠っている間に、セシリアの身に起こったであろう事を僅かながらに、悟る。 小さく俯き、…そしてふと気付いたように、 更に足りない姿を求めて、微かに視線を泳がせた] ―――メイ、おねえちゃん？ ……クインジーの、おじちゃん、は？ |
(13)2006/06/19 22:17:51 |
| 医師 ヴィンセント ＞クインジー 道を開いた、か...むしろ、道を閉ざしたのかもしれんがな。 [集会所をちらりと見やって、嘆息し、続いて、とまどう様子のセシリアに視線を向ける。けれど今は掛けるべき言葉も無く、ただ、僅かに微笑みかけた] |
2006/06/19 22:21:06 |
| お尋ね者 クインジー ローズ…。 [あの、真紅の花園は夢だったのだろうかと、 そう思うほどに変わらず美しいその姿を…そのまま見ることが出来ず、目を伏せる。] …俺はあんたに謝らなきゃならん。 一つの可能性に行き着いたときに…もう一匹潜んでいるのなら、 …あんたかメイか…どっちかだと思っていた。 そして、あの夜誰かが死ぬのなら、2人のうちのどちらかだという予感はあった。 …見殺しにしようとしてたんだ、どちらが死ぬとしても。自分の中の迷いに手っ取り早い答えを出す為に。 守ろうと思えば、守れたはず…なのに…。 |
2006/06/19 22:24:16 |
| 文学少女 セシリア [其れから、隻眼の男の姿にも、漸く気付いて。 ウェンディの呟きに、アイツの仲間が其れを成したのだろうと、知る] …メイさん…。 [今も尚、獣の中で眠り続けているであろう少女の名を、呟いた] |
2006/06/19 22:25:09 |
| 双子 ウェンディ …おはよ、う、レベッカおねえさん。 きぶん…。…なんか、ここらへん、が…重い。 [すい、と近くに寄ってきた隼に腕を差し出して ふわ、と舞い降りた翼をゆっくりと撫でてやる。 と、レベッカから投げられた挨拶に、そちらを向き。 ……ここらへん、と胸の辺りをきゅぅと握る。 泣き疲れもあるだろうが、きっとそれだけでは無いのは、幼い...にも理解できた] ……とおく。 [繰り返すように、小さく呟いて。 一寸遅れて、その意味をようやく悟る。 感情が追いつかずに。 足元に擦り寄ってきた子猫を見つめながら、ぽつりと] …ど、して？ セシリアおねえちゃん、…いなくなっちゃったのに？ |
(15)2006/06/19 22:41:20 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [クインジーの言葉に、彼を静かに見やる。] ………そう。 ……気にしないわ、とはさすがに言えないけれど。 でも、……仕方なかった、とは思えるわ。 ………私だって、貴方のこと、微塵も疑わなかったわけじゃないもの。 [言うと、少し目を伏せる。次にクインジーを見るその目は、生前と同じ、いたずらっぽい色を湛え。] 貴方には私を信じてもらいたかったな、と言えばそれもそうだけどね？ [少しぎこちないかもしれないけれど。 それでも、笑った。 昨日一日、あんなに辛そうな様子を見ていたのだ。 責められるわけがない。] |
2006/06/19 22:45:25 |
| お尋ね者 クインジー …すまん。 [仕方なかった、との言葉に、ただ…目を伏せる。] |
2006/06/19 22:54:58 |
| 文学少女 セシリア [暫しの間、ぼうっとしていたが。 少しは、落ち着いたのか。皆に深く、礼をして] …ごめんなさい。 私が、もっと早く… [死のうと、決意していれば。其の続きは、言葉に成らずに] |
2006/06/19 23:02:19 |
| 踊り子 キャロル [セシリアの声を聞けば、ゆっくりとまぶたを落とし] ああ、あなただと気付いていたら、殺してあげられていたのに。 ごめんなさい、セシリア [微笑と共に吐き出された、柔らかな声] そして、メイだったのね。 死にたいのなら、殺してあげたかった。私のこの手で、あなたたちを。 |
2006/06/19 23:05:42 |
| 流れ者 ギルバート >>セシリア [小さく、ため息をついて] 死にたくないって思うのは、普通だよ。 俺みたいな死にたがりが言っても、説得力はないけど。 …あいつも、同じこと言ってたから、な。 だから、あんまり気に病むなよ。 |
2006/06/19 23:05:55 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [目を伏せるクインジーに、困ったように笑い。] やだな、そんな顔しないでよ。ね？ [言って、セシリアの方を向く。] セシリアだって、辛い思いしてきたんでしょう？ ……いいのよ。 [襲われた時、金色の瞳に対する恐怖心はまだあるけれど。 今のセシリアに思い出すのは、一緒に食事を作った時のことで。] |
2006/06/19 23:13:22 |
| 医師 ヴィンセント ＞セシリア [セシリアの言葉を聞くと、再び膝をつき、そっと撫でた] それを言うなら、俺がもっと早く、君を連れてくるべきだった。 多分、誰よりも早く気付いたのに、置いて来てしまったんだからな。 俺の勇気の無さのせいで、君を余計に苦しませてしまった。 すまなかったな。 |
2006/06/19 23:13:57 |
| 文学少女 セシリア [キャロルの言い様に、二、三度、ゆっくり瞬いて。 …彼女を殺した時の事を、思い出す。自ら、喰われたいと望んだ彼女。 矢張り、理解し難いと思った。アイツとは違う、狂気を感じる] [其れでも、皆の言葉は、優しくて。 顔を両手で覆うも、瞳から零れる雫は、止め様も無かった] |
2006/06/19 23:16:17 |
| 踊り子 キャロル 泣かないでセシリア。 あなたは苦しんでいるのね。悔やんでいるのね。 優しい人だわ。 [微笑んで、] それでも私はあなたに食べてもらえて、嬉しかったわ。 ありがとう、セシリア。焦がれていたことをしてくれた、あなたと、あなたに巣食っていた彼女に。 |
2006/06/19 23:28:52 |
| 双子 ウェンディ ……な、泣きすぎで頭が痛いぞ？ 何気に今日も寝落ちしそうです、どうするかな。 ちなみに、別に悲しいことが会ったとかじゃなく、 究極の嬉し泣きです(´∀｀*)そして泣き疲れ アジカンライブ最高だチクショー！ヽ(´∀｀)ﾉ 明日も行くけどな！！ヽ(´∀｀)ﾉ …本当独り言、やりたい放題でゴメンなさい(´∀｀*) |
2006/06/19 23:34:01 |
| 学生 ラッセル メイさん死ぬこと決まってるみたいだなぁ 切ない |
2006/06/19 23:41:29 |
| 文学少女 セシリア …焦がれていた、こと？ 何故。 [其の理由が理解出来ず。只、問い返す。 そうして、“彼女”という言葉に、アイツは何処に消えたのだろうかと今更ながら思い。少なくとも、此の場には居ない] |
2006/06/19 23:42:39 |
| 踊り子 キャロル >>セシリア さぁ、なぜだったかしら。 美味しそうに誰かを食べる姿を見たくなかったからかもしれないわ。 そうね、一つ言うならば。 私はこうやって堕ちてゆくのが、生まれたときから決められていた道の一つだったのよ。 それに沿って歩いているだけのことかもしれなくてね。 [微笑みは悲しみなどを伝えず、 ただ事実を語るのみ。 嬉しそうに、いとおしそうに] |
2006/06/19 23:53:55 |
| 文学少女 セシリア [集会所へと意識を向ければ、ラッセルの声が聞こえ。 ――彼の獣は、逃げる等、するのだろうか？ もう、其の声は聞こえないけれど。同胞を失った侭、去るとは思えず。 感覚は無いのに、自然と身体が震えた] |
2006/06/19 23:54:45 |
| 双子 ウェンディ …さて、メイの帰還＝終焉演舞開始、と。 この重い頭で、流れについて行けるかな。 orz 頑張れ俺 |
2006/06/19 23:55:26 |
| 文学少女 セシリア [ 宴の始まりを告げる声。 其れに呼応するかの様に。] [ 生の世界でも、緋い世界でも、死の世界でも無い。 此処では無い、何処か。 虚無の支配する空間に在るのは、酷く希薄な存在。] ――ああ。 [ あどけない少女の声が、甘やかに響く。] ――きれいなはな、さかせてね。 たくさん、たくさん、たくさん。 あかいの、あかい、あかい、あかい、あかい、あかい。 けらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけらけら [ 無邪気な子供の笑い声。 其れは無へと還るかの様に、消えていった。] |
2006/06/20 00:08:01 |
| 文学少女 セシリア [消えた筈の、アイツの声。 其れが一瞬、聞こえた気がして。びくり、身を竦ませ。 微笑む少女へと、視線を向けた] |
2006/06/20 00:19:20 |
| 医師 ヴィンセント [血に濡れたメイの右腕、そして、それに対峙する三人の姿] やめろ、メイ...これ以上は.. [きっと、彼らを殺してしまったら、メイ自身も壊れてしまうだろう...何故か、そんな予感がした] |
2006/06/20 00:21:00 |
| 流れ者 ギルバート 最後の……選択、か。 [小さく、呟く。 対峙する者たち。 彼らが取り得る道は、己が生存への道。 だとしたら、真紅の舞は避けられない] …絶対の正解はない…だから。 [最も正しいと思える途を、と声に出さずに呟く] …選べるはずだ…今の、お前なら。 [その視線の先には、刃を携えた、若者の姿が] |
2006/06/20 00:24:50 |
| お尋ね者 クインジー [その紅く染まった細い腕を見て、一瞬痛みだけが甦る。 白い指が、胸を貫き…その奥の鼓動を握りつぶした瞬間の痛み…。 やっと理解した。あのまま事切れたのではなく、まっすぐな殺意に貫かれた事を。 だが、ここからではもう、どうすることも出来ない。] |
2006/06/20 00:25:48 |
| 踊り子 キャロル ああ、メイ。綺麗な [ほぅと、右腕の赤い色を見て呟けば、うっとりと目をとじて] |
2006/06/20 00:28:03 |
| 文学少女 セシリア …メイ、さん。 [“メイ自身”とは、一度も会話を交わした事は無い。 深い深い、眠りについていたから。つかせられていたから。 けれど、彼女は若しかすれば、未来の自分で] [ぎゅ、と両手を組み。力を籠めた。 彼女の代わりに、神に祈りを捧げるかの様に。 目の前の“メイ”では無く、未だ眠る彼女の為に] |
2006/06/20 00:32:40 |
 | 雑貨屋 レベッカ >>31 まぁそう残念がらないでくれたまえよ。 どうせ短い付き合いになるし、ね？ ［見張りはいない。ということは。 すなわち、自分たちの手でメイの命を絶たなければならないということ。］ ……念のため聞くけど、素直に捕まる気はあるかな？ |
(33)2006/06/20 00:33:39 |
| 双子 ウェンディ こういうとき、ヴァイスはどう動くんだろう…。 人様からの預かり物は、 どう動くのか把握できなくて難しいなぁ…。 そしてぬいぐるみは、ソファーに寝転がってます。 使いたいけど、ソファーよりちょっと離れて立ってるからなぁ…。 後ずさって、ぬいぐるみににじり寄りにじり寄り。 |
2006/06/20 00:42:43 |
| 雑貨屋 レベッカ >>35 あぁそうね。 殺してくれても構わんのだけど。 一応ウェンディの手前、もう少し粘ることにするわ。 ［後ずさったウェンディを庇うように前に出て。 火のついていないシガレットを一本咥えると］ ……そりゃ決まってんでしょ。 あんたを地獄に叩き落すためにさ。 |
(38)2006/06/20 00:43:10 |
| 学生 ラッセル >>35 [ここで皆、死ぬという言葉に小さく息を飲む。 ウェンディ、レベッカを――しかし戦えるだろうか、一人で？ でもせめてウェンディくらいは] ウェンディさん、三人のお友達に絵本読んであげる？ ヒューさんとヴァイスさんと、名前をまだ知らないくまさん。 図書室にたくさんあったよ。とても広いし、扉も頑丈。 集中できるように、鍵をかけるのもいいね。 僕らちょっと、メイとお話があるかも。 大人のお話。 |
(39)2006/06/20 00:44:21 |
| 双子 ウェンディ ラッセルが素敵なネタフリをしてくれたー！！ って、図書室に！図書室に逃げろと。 と、 図書室。 どこだっけ(待て) |
2006/06/20 00:46:33 |
| 踊り子 キャロル 綺麗な子。 綺麗なひと。 [メイを見る目が、陶然とゆれ] [やがて...の姿が、*薄らいでいく*] |
2006/06/20 00:51:28 |
| 踊り子 キャロル ／*中の人*／ すみません眠いので寝ます ではエピで！ |
2006/06/20 00:53:14 |
| 文学少女 セシリア [そうしていながらも、何て今更だろう、と思う。 獣を恐れるばかりで、自分の事に精一杯で。 彼女の事等、微塵も考えなかった癖に。 漸く気付けたのは、死の間際。 其れも、他者に任せる形で。 何て、遅いのだろう] [唇を、噛み締めた] |
2006/06/20 00:53:37 |
| 学生 メイ >>40 だって、あの子はずっと眠ってるもの。 わたしはあの子の代わりに、あの子のフリをしてただけ。 [言って、ふと] ……そうね。 初めからお話、したほうがいいかな？ …“レティ”にも、結局できなかったし。 [仲間の名前を挙げて。 あくまで微笑む] |
(42)2006/06/20 00:54:20 |
| 学生 メイ ／中の人／ わぁい。 pt足りなくなったらどうしよう♪(ﾏﾃ |
2006/06/20 01:02:48 |
| 流れ者 ギルバート …心の内に密やかに滑り込むは、闇。 その闇はやがて、静かな眠りを誘い、心を閉ざす…だっけか、じーさま。 [既に亡き、一族の長老。 その言葉をふと思い返しつつ、呟く] やれやれ…ここに来て、随分とまた、昔見知ったモノにでくわすよな…。 [ふと、苦笑をもらし。 それから、対峙する者たちを、じっと見つめる。 彼らの選ぶ途が、静かな夜明けを迎える事、それを信じて。 *静かに、じっと*] |
2006/06/20 01:03:50 |
| 学生 メイ ／中の人／ つかレベラスのほうがpt足りなさげ？ …さっさか終わろう。 |
2006/06/20 01:05:14 |
| 流れ者 ギルバート /中/ 限界につき、お先におちます、申し訳ない。 では、エピにて！ |
2006/06/20 01:05:17 |
| 学生 ラッセル >>41[『ニンゲンのくせに』 紅い輝きに怯えるより先に、ため息が出る] じゃあなんだってんだ…人狼なんて化け物っていっても おまえだって人間にしか見えない。 >>42ずっと眠ってる…。 最初からおまえは、おまえだった？ [気付けなかったと、再びため息] うん。ぜひ聞かせてよ。 何がどうなったら、そういう… [メイが入ってきたとき目に映った、無惨な骸を思い出す。 初めて血を見た時震えしか出なかったのに今は怒りすら浮かぶ でもそれ以上は、意図的に思い出さないようにした。 共に過ごした人達の無惨な死骸なんかは、特に。 戦う気力を保たねばならない] そういうことできるような奴に育つか、興味深いもん。 [隙をうかがう油断ない目つきで、服の上からではなく、 いつでも抜けるよう直接柄を握りながら尋ねる] |
(44)2006/06/20 01:08:40 |
| 医師 ヴィンセント ＞ギルバート そういうことこそ、生きてるうちに思い出せ、馬鹿者。 [言いながら、視線は広間に釘付けになっている] |
2006/06/20 01:11:01 |
| お尋ね者 クインジー [ふと、立ち上がり…歩み寄る。 あの刃と共に在り、 その柄を握り、 そしてこれからそれを振るおうとする少年に。] そいつは頼りない刃だが、それでもいつも…俺の最後の切り札だった。 …何度も窮地を救ってくれた。 たとえ追い込まれても、もう一つだけ出来る事が残ってる。 それだけで俺の心の支えになった。 …お前なら、まだいける。 [囁いた声は届く事は無くとも、その肩を軽く叩いた手に気が付く事はなくとも。 …きっと、そいつは伝えてくれているはず。] |
2006/06/20 01:12:44 |
| 文学少女 セシリア [“レティ”という名に、再び、震えが来て。 思わず、組んでいた両手を解き、自らの身体を抱えた。 口に出す事が、何故か恐ろしくて。 ずっと、口に出す事が出来なかった、其の名] |
2006/06/20 01:16:14 |
| 学生 メイ >>44 …悪いけど、一緒にしないでもらえるかな？ 自分と同じ存在同士でさえ、裏切って殺し合うようなヤツらなんかと。 [笑ったまま。けれど、少し威圧を込めて] 結論から言おうか。 わたしはこの子と“契約”したの。 [邪魔な骸を蹴飛ばして、扉を後ろ手に閉めて。 さらりと言った] |
(45)2006/06/20 01:17:56 |
| 双子 ウェンディ >>39 [ラッセルの言葉に、は、と顔を上げると。 意を決したように、しかし視線はメイから逸らさぬまま、 ゆっくりとぬいぐるみの元へにじり寄り、 くまの片腕を掴んで、半ば引きずる様に抱え込む。 おいで、と。少し離れた場所に留まっていた隼に囁きながら チラリと周囲に視線をやると、 数メートル離れた場所に、階段の存在を認め] |
(46)2006/06/20 01:19:42 |
| 学生 ラッセル >>45 …ごめんね、次からは一緒にしない。 人間の遺体をそんなふうに、蹴飛ばせるヤツとは。 [威圧に負けないよう、 恐れているとは思われないためにも、まっすぐ見返して] 契約。 散々蹴った後か、得物突きつけて脅した結果の約束だとしても やってる方ならそう呼ぶかもね。 で、おまえの言うところの契約って？ |
(48)2006/06/20 01:26:32 |
| 文学少女 セシリア [クインジーの声に顔を上げ。 青年の方を、見た] |
2006/06/20 01:28:11 |
| 学生 メイ >>48 それは…至極光栄。 [くすくす] そんな野蛮なことしないわ。 元はと言えば、あの子が望んだことだもの。 曰く。 「復讐に手を貸してあげるから、身体を貸して」ってね。 [紅い目が真っ直ぐに見据え、微笑んだ] |
(50)2006/06/20 01:33:25 |
| 学生 メイ ／中の人／ ヤバ、設定話すだけで大分かかりそうな。 …原稿あるし、連投すればいいかな… 無駄に複雑でごめんよぅ(つд｀)(ここで謝っても) |
2006/06/20 01:38:24 |
| 学生 ラッセル >>50 復讐… 僕は本当のメイさんに、復讐される覚えはないな。 身体を貸してでもメイさんがしたがってた復讐は、もう終わった？ それとも、これからかな。 何もこんなのに頼まなくたって… 共感できる理由なら、僕が手伝ったっていいのに。 [ウェンディが階段を駆け上がり始める音を聞きながら、 レベッカよりメイに近くなるよう、一歩だけ足を前に出す。 吸い込まれそうな紅い目よりは鼻の上辺りを見るよう努めながら] |
(51)2006/06/20 01:41:51 |
| 双子 ウェンディ [図書室に駆け込んですぐさま、扉を急いで閉め。 ラッセルに言われた通りに鍵を掛ける。 …部屋の中は暗かったが、照明を灯す気にはなれなかった。 灯りが漏れる事で、自分の居場所を知らせている様な気がして。 ―――居場所なんて、バレているのに そんな事は、判っているけれど ...は、小さな友人達を、腕の中から解放すると。 力尽きたように、扉を背にしてへたり込む] |
(2006/06/20 02:01:14、双子 ウェンディにより削除) |
| 文学少女 セシリア …オルフェ。 [落ち着いたラッセルの様子を見。次第に、震えは収まり。 漸く。少女の身体に巣食う、其の獣の名を呟いて。 紅の瞳の少女を見やれば、静かに、彼女の語る“お話”を聞く。 此処では無い何処かで、アイツ――レティーシャも、聞いているのだろうか] |
2006/06/20 02:03:49 |
| 学生 ラッセル …同情する。 それでその占い師を殺すために？ その占い師は、罰せられて然りだと思うよ。 でもそれで、お義兄さんが村の人をその被害から守りたかった 人狼に、身体を貸すなんてね。 おまえの契約書には、復讐を果たした後も、 身体を奪い続けて、関係ない人も殺し続けますって ちゃんと書いたの？ とっくの昔に終わったならもう、出ていったらどうだろう。 [>>60そこまで言って、メイの顔をし続けた奴の言葉を聞き] じゃ、ないんだ。返す気… |
(62)2006/06/20 02:18:36 |
| 文学少女 セシリア …酷い。 [そう、呟いたのは。 今は亡き、件の占い師に対してなのか。 其れとも、目の前の獣に対してなのか。 或いは、其の両方か] |
2006/06/20 02:21:23 |
| 医師 ヴィンセント [メイの姿をした、人狼の語る話に、きつく、拳を握りしめる。人は、人を裏切り、殺し合う...確かに、その通りだ。復讐を考える気持ちすら、理解できる。そう、確かに理解できるのだ...] だが、それでも... [呟く声は掠れていた] |
2006/06/20 02:24:00 |
| 学生 メイ >>62 ないよ。 もう、“融合”しちゃったから、離れないし。 [あっさりと言って] それに返したところで、どうするの？ 大好きな人はもういないし、恨みをぶつける相手すらいないのに。 それで、この子がこの先生きていけると思う？ |
(63)2006/06/20 02:24:35 |
| 学生 メイ 義兄さんが、守りたかった…？ [ふわり、浮き上がる] |
2006/06/20 02:28:44 |
| 学生 ラッセル >>63 大好きになれる人は必ずまた現れるし、 恨みは笑ってるうちに忘れられるんじゃないかな。 生きていけると思うよ。 奪った身体の持ち主のこと、心配するなんて 案外優しいところあるじゃないか。 …返す気になった？ |
(64)2006/06/20 02:32:24 |
| 文学少女 セシリア [掠れた声に、一瞬、ヴィンセントの方に視線を向けるも。 続くメイ――否、オルフェの言葉に、絶望に堕ちる。 自分が駄目でも、彼女はと。そう望んだ事は、愚かだったのだろうか。 けれど、藍色の瞳で、少女を見やれば] …“融合”…、それでも。 其の中に、メイさんは、まだ…、確かに、いる。 |
2006/06/20 02:32:56 |
| お尋ね者 クインジー [目を閉じて、ただその少女の姿をしたものが、紡ぐ言葉を聞いていた。] …弱いさ、誰しも。 そんなもんは、沢山見てきた。 けれど、一番憎むべきものは… それを利用し踏みにじるものじゃねぇか…。 [ここから見ているだけしか出来ぬこの身がじれったかった。 だから、ただ…それだけを願う。 あの刃が彼と共に前に進むことを。] |
2006/06/20 02:33:59 |
| 文学少女 セシリア [自分の時と、同じ言葉を繰り返すソレに。僅かに、目を伏せた。 他者の口から聞き、改めて知る。其の言葉の、残酷さを] |
2006/06/20 02:43:35 |
| 医師 ヴィンセント >>64 [過去の記憶に引きずられかけていた意識が、ラッセルの言葉に引き戻される。絶望の中から、懸命に希望を探し出そうとするその言葉] そうだ、ラッセル。諦めるな。 [裏切りにも、悲しみにも負けない未来を、せめて、彼らにだけは、と...とうに、信じる事をやめた筈の神に、祈った] |
2006/06/20 02:44:40 |
| 学生 メイ >>66 分かった。 ……なんて、言うと思う？ [嗤う] 嫌よ。もう決めたもの。 ここにいる奴等も、自警団も、他の村人も。 全部…全部殺してやるの。 レティを殺した奴なんか、皆…いなくなってしまえばいい。 紅い華になって、消えてしまえば。 [笑いは消え。 紅く光る目で、睨み付けた] |
(67)2006/06/20 02:55:18 |
| 学生 ラッセル >>67 …そう。意外だよ。おまえも悲しいんだね。 仲間が死んで…悲しいんだ。 レティってのとは、まともに口もきかなかった。 でもセシリアさんが生きてたら、言うだろうな。 この子を救ってあげてくださいとか、そういうこと。 [紅い目をそのまま見返してしかし睨み付けはせず、腕を広げた] あのさ…大事な誰かが死んだら、人に縋ってでも泣くもんなんだ。 それから楽しかった思い出を胸に、 その誰かを忘れないように生きるんだよ。 人を殺すんじゃなくて。 |
(68)2006/06/20 03:04:31 |
| 双子 ウェンディ さて、最後にここでご挨拶。 えーと、kairi と申します。 この度は参加させて頂き、有難う御座いました。 何か始終、空気読めない子で申し訳無かったです…。 発言少ないわ、内容薄いわ、 しかも何気に寝落ち大量にしてるし…！(ノД｀) ウェンは沢山絡んでもらえて、楽しかったです。 (むしろ、気を使ってもらったような気がしなくも無い…) …裏で組んであった色んな設定を活かせずな部分が大量で、 傍から見たら「��何だこの迷い込んだガキ」な感じでしたがorz 構って貰えて、本当感謝感謝です。 本当に有難う御座いました。 お礼も言い足りない気がしますが、とりあえず。 おやすみなさい。 |
2006/06/20 03:08:35 |
| 学生 メイ 人を殺すんじゃなくて。 縋って泣いて。 …思い出…を… [ふわり] |
2006/06/20 03:16:10 |
| 医師 ヴィンセント [紅く光る人狼の目。そして其の前にまっすぐに立つ若者...当て身を食らい、倒れたラッセルの姿に、思わず手を伸ばす] ラッセル...！ [けれど、その手は届く筈も無い] |
2006/06/20 03:18:37 |
| 文学少女 セシリア [悲しい。 彼の獣も、其の感情を持っているのだと知り。 あれ程、恐ろしいと思っていた筈の彼女に対して、迷いが生じた。 ラッセルの言葉に、微苦笑を浮かべ] …私はそんなに、優しくないですよ。 [でも。こんな事は、もう終われば良いのに、と。 哀しみや憎しみの連鎖。其れが、途切れれば、と。 ああ。此れが、救いを願っていると言う事なのだろうか] |
2006/06/20 03:22:00 |
| 学生 メイ …嫌。いやだ。 嫌だ…！ |
2006/06/20 03:31:40 |
| 文学少女 セシリア ――メイ、さん？ [獣の内に眠る、少女の気配を感じた気がして] |
2006/06/20 03:38:25 |
| 文学少女 セシリア [其の姿は、まるで昨日の自分を見ている様で。 本当の、メイという少女に会うのは、初めての筈なのに。 酷く、懐かしくも感じられた] |
2006/06/20 03:45:14 |
| 学生 ラッセル >>76 [レベッカを背に庇ったまま、 指が白くなるまで握った刃を両手で自分の体の前にかざし、 レベッカを傷付けられる恐怖にそのまま突き出す気でいて、 だから爪が戻り、座り込んで泣き始めた少女を 確認できなかったら、そのまま押し込んでいたかもしれない] 「ごめんなさい」…？ 一体何が… [まだ警戒は解かなくても、ぽろぽろと涙を零す様子に 次第に険しかった表情が戻りつつある] |
(77)2006/06/20 03:50:04 |
| 文学少女 セシリア [同じだ。 自分の時と、同じ。 “メイ”の心情は、痛い程に伝わって。 胸の上に手を重ね、強く力を籠めた] |
2006/06/20 04:02:23 |
| 文学少女 セシリア ――ごめんなさい… [思わず、彼女と同じ様に。呟いていた。 再び、涙が零れ落ちて] |
2006/06/20 04:05:56 |
| 学生 メイ ／中の人／ 赤に独り言誤爆て何orz |
2006/06/20 04:17:11 |
| 医師 ヴィンセント [繰り返される光景...そして、涙を流す二人の少女] セシリア...君はもう、償った... [もう一人の少女の運命を見せまいとするように、腕をのばし、胸元に抱き寄せた] |
2006/06/20 04:22:24 |
| 学生 ラッセル ありがとう。 メイとオルフェ、僕は僕が殺す二人の名前をずっと覚えてる。 [しがみつくメイをより強く抱きながら、 背にまわした震える右手で、刃をしっかり握った] ごめんね…僕は正義の味方じゃないから… 泣いてる女の子に刃を突き立てられる。 人を殺さずにはいられない爪や牙を持ってさえいなかったら 友達になれたかもしれない子に。 お義兄さんや、レティさんに会えるといいね… ううんきっと、待っててくれてる。 傷つけた沢山の人が怒ってたら、ちゃんと謝るんだよ。 必ず許してくれる。恨みは忘れられるものだから… [自分にも聞かせるように言い、彼女が天国に行けるようちゃんと 祈れているか心に尋ね、満足のいく答が返ってきたのを確認し、 刃を、メイの心臓から垂直の位置に、見えない背で振り上げる] |
(81)2006/06/20 04:24:43 |
| 文学少女 セシリア [でも、と呟く言葉は嗚咽に隠れ、声に成らずに。 抱き寄せられれば、幼子の様にしがみついて泣きじゃくり。 其れは、集会所の景色と重なるようで。 唯一 違うのは、もう一人の少女にはまだ“終わり”が来ていない事だったろうか] |
2006/06/20 04:28:07 |
| 医師 ヴィンセント [そして、少女の代わりに見つめる…その瞬間を。涙を流すことのない瞳で] |
2006/06/20 04:30:02 |
| 医師 ヴィンセント [少女の身体に吸い込まれた刃と、紅い血を目にしながら、小さく呟く] sicut et nos dimittimus debitoribus nostris... [そして、静かに*目を閉じた*] |
2006/06/20 04:56:37 |
| 文学少女 セシリア [ 何処かで、再び少女の声。 何かに呼ばれたかの様に、無より出で。] ――オルフェ？ [ 其れは、一輪の緋色の華を見つけ。] ――ああ。 たったひとつだけど、あかいはな。 きれい、きれい。 [ 嬉しそうに、小さく笑う。] ――ねえ。 また、あえる？ また、あえる？ あいたいな。オルフェに、あいたいな。 [ 小さな宝物を探しに行く子供の様に。 ふわりと、其の存在は何処かへと去っていった。] |
2006/06/20 04:59:14 |
| 文学少女 セシリア [祈りの言葉と、幼い少女の声を何処か遠くに聞きながら。 其の侭、藍色の瞳を*ゆっくりと閉じた*] |
2006/06/20 05:02:13 |
| お尋ね者 クインジー [雨はいつの間にか、上がっていた。 東の空が、白む。 窓から差し込むやわらかな日差しが、床に長い影を作った。 ゆっくりと目覚めていく村。 木々に小鳥達が囀った。 別々の部屋で、眠るように安らかに横たわる2人の少女。 ただ静けさだけが、全てが終わったことを告げていた。] |
2006/06/20 06:24:35 |
| お尋ね者 クインジー [二階へと目をやる。 一つの願いが叶う事は無かったが、 一つの誓いは果たす事ができていた。 …たとえ、彼らがそれを望んでいなかったとしても。 最もか弱く無垢なるものと、 見届けなければならない使命を課せられたものと… その2人に牙が届く事は無かった。 それだけで、満足だった。] |
2006/06/20 06:35:57 |
| お尋ね者 クインジー [節くれだち、傷痕の残る右掌を見つめた。 ゆっくりとそれを、己の意志で静かに握ると胸へと当てた。 だんだんと薄れていくのが判る。 己の気配、己の存在感が。 …戦乙女あたりが迎えてくれるだろうか、 その資格があるかどうかは、微妙かな…と。 ほんの少し苦い笑みを浮かべて、 *目を閉じるとそのまま薄れて消えた。* |
2006/06/20 06:52:56 |
| 踊り子 キャロル [アメジストの瞳だけが、それを見届けた。 人狼の滅びる様 人の精神の強きことを] [邪眼は一度まばたきをし、その色を薄くしてゆく。 狂気か、異能か。 ――どちらかを定められた少女は、最初から狂気にむいていたのかもしれない] [それから] [一振りの剣が彼女の部屋から消えたのを、誰が知るだろうか。 肉体のない彼女を貫いたその剣が ……その後どこへ消えたのかは、それが向かったものしか、*知らない*] |
2006/06/20 07:02:41 |
| 流れ者 ギルバート [終焉を見届け、小さくため息をつく。 終わりは始まり。 夜明けの光に、昔誰かに言われた言葉が思い出された] …言ったのは、どっちだったっけな…アイリ？ それとも…。 |
2006/06/20 07:10:48 |
| 流れ者 ギルバート [ふと、虚空を見上げる。 それまで、常にどこかに陰りを帯びていた瞳には、既にその名残はなく。 ただ、静かに…そこにある姿を見つめていた。 巡り会う事を焦がれつつ、同時に、最も恐れていた者の姿。 翼ある友を彼に託した少女を] そうか…お前だっけな、アルト…アルテミシア。 [小さな声で、名を呼んで。 差し伸べられる手に、笑みを浮かべる] ああ…ヴァイスは、飛んでいけるな、どこまでも。 …行くよ、迎えてくれるなら…。 [微かに、笑んで。 差し伸べられる手に、自らの手を重ねる。 ふわり、と白い羽根のような物が空間を舞い散り、そして、*二つの姿は、その場から消え失せた*] |
2006/06/20 07:13:52 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [地上の結末を見届け、俯いていたが。 一つ、また一つと周りの気配が減っていくのを感じ。] …さよなら…かな？ [見届け、見送って。 そこで自分の役目も終わるのだろう。 見送ることが役目のその娘は最後まで皆を見送り。 最後の一人の気配が消えると、やわらかく微笑んで、消えた。] |
2006/06/20 07:26:46 |
