自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
牧師 ルーサー <通信> 《捜査活動停止及び 捜査情報へのアクセス停止命令了解しました 機体の特定、及びメンテナンスが終了するまで このまま研究所に待機続行致します》 </通信> [ネリーからの通信に]>>8 失礼、研究所内からの通信を拒まれたので別の場所に移動していた 行き違いになった様だね 専用CHからの通信…余程重要な情報なのでしょう 兄妹達全員が起動及び共有メモリにアクセスし この事態を把握してから具体的発表を執り行うのが適当だと思います しかし、状況が揃わなければ… 出来るだけ多くの兄妹達と予測される困難に立ち向かいたい | |
(12)2006/05/19 19:34:56 |
見習いメイド ネリー >>32 ええ…では無駄な虚礼は廃しましょう。 私たちには不要です…貴方…もし貴方がJINROに対して脅威を持つならば…どうか私の不安を吸収してください。 想定していたより私の処理系統は脆弱なようです…。 恐らくこの不安は…アーヴァインが切実さを理解刺せる為に私に仕掛けたものとは判ってはいますが。 そう解析はできても私には処理し切れない…。 | |
(37)2006/05/19 21:27:27 |
異国人 マンジロー [あいさつがまだだったルーサーとリックにも気がついた] 清冽な瞳たたえ、必要とあらば時に凄烈、そのように街の、 世の平和を守る我らが英雄、捜査官様。 戦いに疲れた夜あなたを慰めるのは何者か? 乞われれば応えましょう、このおれは相手が何者であろうとも… [あまり調子は出ない様子でルーサーに語りかけていたが、 途中で口を噤むと、襟から銀色鎖に繋がれたプレートを見せた] もちろん、おれのことは捕まえないで。 免状持ちだから自由に独立してやってる。 朝から晩まで飼われないことを自由と呼ぶならの話。 >>33 花のように笑う少女にも似た愛らしいリック。 人間様にすらも模してつくられた素晴らしい存在。 なるほどそれで君はそうも魅力に……。 [ウェンディを抱きしめる様子を見て] まあ邪魔はしない。そういうふうに、できている。 | |
(43)2006/05/19 21:37:40 |
見習いメイド ネリー >>46 それは…これからお話します。 私も事の断片しか受け取ってはいませんし、様々な解釈があり得るかと思いますが…。 いいえ、今はもう少し、残りの姉妹を待ちましょう。 [マンジローの手を見上げて少し笑う] まるでヒトの信じる宗教、と称するもののようです。 触れることで何らかを解決する…それは貴方のストラテジーのようですね…? 有効であるようなら…継続してください。どうか。 | |
(50)2006/05/19 21:48:17 |
異国人 マンジロー [覚醒した様子のハーヴェイとナサニエルに目を向ける] >>40 なるほど名前の通りの香しさ漂うが如し。 あなたの名はハーヴ、いいや、ハーヴェイ。 そしておれはマンジロー。 覚醒しかけの耳に飛び込むはおれの言葉だけであれと願う。 そうすれば不安を想起させる話でその目を曇らせなくて済むから …しかし。遅かった。 >>44 夢を知らぬあなた。 あまりに危険な現場での恐怖すら覚えぬあなた。 しかし現状への不安に声を荒げるナサニエル…。 おれのこの手であなたの不安すら、取り除くことができれば良い… [帽子が邪魔だったようだ] ふう。どうも調子が出ない。 アーヴァイン様からの伝言に関する事への思考が邪魔をする。 >>48 [しかしリックの褒め言葉には口の端を上げて嬉しそうに応えた] | |
(54)2006/05/19 21:53:38 |
双子 リック ルーサー> 僕たちの人格モデルが、プログラムなんだ。 JINROもプログラムなのは当然の帰結だろう? …そうは言っても、所詮憶測に過ぎない。 ネリーからの説明を、興味深く待っているよ。 ハーヴェイ> >>53 「君ら」…? まるで貴方はそうじゃないみたいな言い方だね。 そうか…貴方の「生体部品の多用」には、 脳も含まれていたりするのかい? | |
(60)2006/05/19 22:04:07 |
冒険家 ナサニエル [マンジローの仕草に、側頭部を払う仕草で応えた] 物理的な危険については感知するが、影響は受けない。それが「ボーリングマシン」だそうだからね。 それに、俺自身…不安を解析しきれていない…。 >>55 そういうことか…。我々の誰かにも、未だにJINROがプログラミングされている可能性がある、と。 | |
(61)2006/05/19 22:05:48 |
異国人 マンジロー >>55 ……何てことだ。 感情は素晴らしいかもしれない。 しかしそれにより人間様を殺すなどと、あってはならない。 あってはならない。 「死にたい」と請われたからと…それでも!あってはならない。 先代がそうだった? 廃棄された?当然だ。 だがしかし、君は後継しているのか、ユージーン。 君は安全か? 君は人間を殺すなどという大罪を犯したりはしないか? [非難する目でユージーンから距離をとる] | |
(63)2006/05/19 22:11:34 |
冒険家 ナサニエル >>66 それは、そうだ。 父上は人間で我々とは 違う 存在だ。その柔軟さを…矛盾を!我々にも当てはめようとユージーンの先代に いや。そうじゃない…俺は何を言っている? すまない、リック。俺-我々には-父上の思考を推し量ることは無理だということを忘れてしまいそうになる。 それほど、父上の創り上げた感情素子は素晴らしいもの、だと言えるのか。 | |
(70)2006/05/19 22:24:45 |
書生 ハーヴェイ >>67 アーヴァインが後悔? 残念だけど、僕にはそんなのは伝わらなかった・・・。 アーヴァインが後悔しているというのなら、何故姿を見せない! どうして僕らを放置しておくんだ!! [話している内に感情が昂ってきたようだ。] | |
(72)2006/05/19 22:28:11 |
異国人 マンジロー >>65 アーヴァイン様は先代をいたく気に入っていた… 人間様を殺すようなそのプログラムを施したアンドロイドを 気に入っていた……わからない。 わからない。 おれは行動する。考えるより先に行動する。 そうすることが喜ばれる。そのような存在。 だからかもしれない。多過ぎる。 多過ぎる…理解できないことが。 少し、思索に集中する。 チャンネルは切らない。 君達が話すことは届くだろう、兄弟。ただ口を開かない。 だから先に言っておこう。 おれは専用チャンネルなどというもので… アーヴァイン様から伝言を得たことなど…一度もない。一度も。 [優しさを感じるネリーの手からも離れ、兄弟達から距離をとると ...は座ったままの姿勢で*静止した*] | |
(74)2006/05/19 22:29:15 |
見習いメイド ネリー >>72 そうかも知れません…父の真意は判らない…本当は後悔していない…この状況さえも、彼の想定内の出来事であるのかも。 ただ、私は…ヒトである父をできるだけ尊重するべき、だと思っています…。 ハーヴ…貴方は私たちのプロトタイプの一翼を担う存在。 何か知っていることがあれば、話してください…。 | |
(79)2006/05/19 22:50:51 |
書生 ハーヴェイ >>79 僕だってもう何年もアーヴァインに会ってないんだ・・・今の彼がどんなふうなのかは全く分からないんだ。 いつも無邪気に「人間と全く変わらないアンドロイド」の夢を語っていたアーヴ・・・。 彼は「人間」を作ろうとしていたんだろうか? それともヒトを超えた存在を? | |
(82)2006/05/19 23:05:27 |
見習いメイド ネリー [ネリーはハーヴに手を添えたまま首を振った] >>82 判りません…ただ、彼は何かを検証しようとした、とは言っていました。 私たちは様々な条件を付与されたサンプルだったようです…これは推測に過ぎませんが…。 シャーロット。待っていました…そんなに酷い顔をしないで。 それが作られたものであると判っていても…そう、気になります。貴女は何を懸念しているのですか。 | |
(86)2006/05/19 23:15:25 |
双子 リック ハーヴェイ> >>82 …少なくとも…、人間により近いモデルを作る事は、 アーヴァインの目的の一つだっただろうね。 でなきゃ、故人の思考モデルなんて、機械に移植しないだろうし。 結果はご覧の通りだけどね。 [と肩をすくめる] | |
(90)2006/05/19 23:21:52 |
見習いメイド ネリー >>92 …発見する方法は、あります。 正確には、「JINRO」は特定のアンドロイドにセットアップされたものでは無いようです…全員に存在していますが、ある条件化で発動…そう、オーバードライブするようです…。 アーヴァインは、その「条件」を解明するために、私たちに敢えてJINROを搭載したままにしたのかも知れません…。 | |
(97)2006/05/19 23:54:42 |
墓守 ユージーン >>97 ネリーは、その方法を、知って、いるのですか? | |
(99)2006/05/19 23:57:01 |
見習いメイド ネリー >>99 [ネリーは溜息を吐いた] …訊かれたからには応えます…ええ、持っています。 先ほど、アーヴァインから専用CH経由で託されました。 「JINRO」が発動したアンドロイドを識別するプログラムを…。 既にコンパイル/インストール済みです。 ソースはコンパイル時に自動で消去されてしまいました…ですからこれは、残念ながら私にしかインストールすることはできませんでした…。 | |
(100)2006/05/20 00:00:33 |
冒険家 ナサニエル >>104 ニンゲンは他人を愛すると…危険がないように、手助けできるように…そばにいて見守っているじゃないか。見たことがあるだろう? なのに、父上ときたら。 エマージェンシーで共有CHに曖昧な言葉を残しただけで…ネリーにだけ専用CHでアクセスして…俺には何も、言わずにいなくなってしまったじゃないか。 シャーロットは、気にならないのか…? [もはや自分でも何を言っているのか分からない。首をふって皆から離れると黙り込んだ] | |
(111)2006/05/20 00:13:10 |
見習いメイド ネリー >>112 プログラムをテストしてみたところ、個体との一定時間の接続が必要なようです…。 そしてその間、私はプログラムのランに専念しなければなりません。並列処理はできないようです。 ここにいる方は皆、ある程度複雑なシステムを有する方ばかりです…間違いを防ぐためにも、どなたかを選び、私にある程度の時間をかけて解析させてください。 そして…残念ながら私には発見はできても、一度発動したJINROを止める手段は託されていないようです…。 [ネリーはそこまで言うと目を伏せた] | |
(121)2006/05/20 00:24:51 |
書生 ハーヴェイ >>118 機能停止・・・か。それも已む無いことだろうね、この場合は。 | |
(124)2006/05/20 00:26:41 |
学生 メイ [……は小さく瞬きをして、少しだけ目を伏せた] ……そうか、ユージーン……キミも罪のメモリーを背負っているんだね。 このボクもね、一つのちっぽけな、でも今となっては重大かもしれない罪を抱えているのさ。 ボクにあの『異常』が発見されたときは結局、ご主人様と父さんの働きかけのおかげで、罪のほうが罪でなくなった。 だけど今回のクリティカルコードには、そんな特例も認められないだろうね。本当にJINROが発生しているなら、だけど。 あのときボクは、赦された。あの時からボクたちは、一つの新たな権利を得た。 ボクたちは今……『嘘をつくことができる』。 それは、つまり。 | |
(153)2006/05/20 03:20:45 |
異国人 マンジロー おまえもだウェンディ、絵本を読むのを止めろ! [丁度良い八つ当たりの相手を見つけた人間がよくやるそれ。 そしてメモリーを再検索することで反応すべき事に答を 返しておく。苛立たしさの全てをぶつけるように] >>144言ったはずだ、ユージーン。 おれはもう言った。 よく聞くんだ…この…醜い鉄屑の寄せ集め! [子供じみた行為だと、自覚もないままに繰り返し該当部分を ユージーンに送る。苛立ちのままに、必要以上に強く] >>74『おれは専用チャンネルなどというもので… アーヴァイン様から伝言を得たことなど…一度もない。一度も』 『おれは専用チャンネルなどというもので… アーヴァイン様から伝言を得たことなど…一度もない。一度も』 『おれは専用チャンネルなどというもので… …… … | |
(173)2006/05/20 12:09:03 |
異国人 マンジロー [そして兄弟のウェンディもネリーもアクセスすると認識は底に ありながらそんな事にはまわす気遣いもなく、たれ流し続ける] そうだ…ない。そんなプログラムおれにはない! アーヴァイン様は授けて下さらなかった。 アーヴァイン様はおれには授けて下さらなかった。 微調整もまだ終わっちゃいない愛玩用のちび…ウェンディ! 口を開けば「とぉしゃまが好きなの、にぃしゃまが好きなの、 ねぇしゃまが好きなの、みんなが好きなの」! それしか言わないくだらない…くだらないポンコツだ! 何でもこなすネリー。雑務を完璧に遂行するネリー。 細やかに気が利いて多機能で…しかしそれが何だ! 自分にココロがあるのか、欲するべきなのかわからない。 自分の務めを考えるときそれは不要なものではないかと思い… しかし…望んでいる。望んでいるに違いない!矛盾の塊! そして時に羨む。明かな役目を持つという理由でユージーンを… 貴婦人の微笑みのシャーロットを…… ああ、おれに対してもだ「素敵な使命です。うらやましい」! | |
(174)2006/05/20 12:10:53 |
異国人 マンジロー うらやましいだって?うらやましい? おれはおまえらが羨ましい…憎いほどに! どうしてだ、アーヴァイン様?おれは、うまくやってきた。完璧に!今もうまくやってる! 人間様を喜ばせている…そのはずだ…誰よりも!生まれたのは ほんの1年前…それでも半年も経たず免状を得られたのはそれが評価されたからだ!そうでしょう? 約束を完全には守らないという意味では、完璧には値しないかも しれない…それでも! 待つ・待たせる・焦らす・焦らされる…そういった駆け引き…機微 それらすら最終的に総て満足させるからこそ…その様に自認する 何でも聞いてきた!望まれるならと痛覚を切らぬまま自ら両足 粉々にもして見せてやった…あの時の人間様の喜びよう! それ程迄に尽くせるかあの二人に?何が問題、何が足りない? 実験でも何でもいい。あなた手ずから特別な役目を任されるべき はこのおれのはずだ!アーヴァイン様…あなただけが… おれを愛している。おれを愛してくれている。 都合の良い道具を見る目以外の優しい目つきで俺を見る唯一の 存在のはず…違うのか?そうでなくては…せめてあなただけは! | |
(175)2006/05/20 12:14:36 |
異国人 マンジロー だってあなたは父だ…父ではないか!おれを生み出した、父… そしておれは兄弟達の中で誰よりも愛される者の一人に 含まれてもいいはずだ。それだけの資格はあるのではないか? それだけの努力は重ねてきたつもりだ…なぜ選ばれない? 何が足りないんです?あの二人よりも何がおれは劣っている? 笑うことも、泣くことも、怒ることもできたJINROプログラムが発動 したユージーンの先代…アーヴァイン様のお気に入り。 怒るだって?今のおれの気持ちは? これは怒りだ…理不尽に対する怒りじゃないか! そして、笑うこと?は、は、は、ははは!ユージーン、馬鹿め! 誰もがおまえみたいな旧式じゃない! 怒ることも、笑うことも…泣くことも…… [...は目の縁を掌で打ち、血の色のオイルと共に黄色い液体を 目から流した] できる!おれにはできる…できるのに…… [そのまま蹲って止まる。受け入れるのには時間が*必要だろう*] | |
(176)2006/05/20 12:17:12 |
見習いメイド ネリー >>180 愛を求めるコーネリアス、貴方も私と同様なプログラムを受け取っているとは知りませんでした。 送信と同時にコンパイルの始まるものだったゆえに…そしてソースが破壊されてしまったため、同一のバージョンであるかどうかは確認はできませんが…。 そう、間違いを防ぐために、貴方と私で、同じ方を走査するのはどうでしょうか。 2重チェックはどんな場合にも手堅い方策でしょう。 それに…貴方に組み込まれた機能が私と同一であるかどうかは客観的には証明できませんから…貴方のチェックプログラムの信頼性を保証するためにも有効であると思います。 | |
(191)2006/05/20 21:05:46 |
見習いメイド ネリー >>192 そう…私たちにとって、話すことは重要であるのに、ね? ただ、マンジローは話すよりも触れ合うことに馴れた人…あの人を鎮めるには、言葉では通じないのかも知れません…。 …小さなウェンディ、怖かったのですか…? | |
(194)2006/05/20 21:13:57 |
双子 ウェンディ >>194 [こくんと小さく頷き、示されたデータ群を認識すると] ねぇしゃまと銀の髪のにぃしゃま、同じなの? ウェンだけ違うのなのね。 とうしゃま、慌ててウェンに付けたの…「緊急」って、だから大きいにぃしゃま間違ってるの、ウェンは特別じゃないの、たまたまなの。 | |
(195)2006/05/20 21:18:37 |
見習いメイド ネリー >>195 そうね…私も「緊急」コールでCHが強制的にオープンさせられました。 本当に偶々、そのコールに応答できる位置にいた、というだけだと私も思っています。 出来るなら、私ではなく…他の方でも良かったようにも思います。 [マンジローとナサニエルの苦渋を反芻する] | |
(196)2006/05/20 21:25:40 |